「機動戦士ガンダムAGE」について知りたいことや今話題の「機動戦士ガンダムAGE」についての記事をチェック! (19/24)
バンダイが展開するカプセル玩具「ガシャポン戦士DASH」シリーズより、『機動武闘伝Gガンダム』に登場したモビルファイター(MF)をセットにした『ガシャポン戦士DASHプレミア01』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年12月発送予定で、価格は5,400円(税込)。本商品は、1994年~1995年にテレビ朝日系で放送され、昨年で20周年を迎えたTVアニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場するMFなどのミニ可動フィギュア5体を「ガシャポン戦士DASH」シリーズの限定セットとして立体化したもの。「デビルガンダム」「ゴッドガンダム(ハイパーモード)」「ガンダムヘッド」「モビルホース風雲再起」「ノーベルガンダム」の5体がラインナップされている。デビルガンダムは、地球環境浄化用MFとして開発された機体で、下半身には巨大なハサミと節足動物を思わせる六本足を持つガンダム。約65mmというビッグサイズで立体化され、前足も後足も自由に可動でき、ガンダムヘッドとともに決戦の舞台を再現することができる。ゴッドガンダム(ハイパーモード)は、現在発売中の『ガシャポン戦士DASH 01』のゴッドガンダムをベースにしており、ハイパーモードのゴールドカラーで彩色。さらに「通常彩色ハイパーモードパーツ」も付属しており、『ガシャポン戦士DASH 01』のゴッドガンダム(別売)に取り付けることもできる。モビルホース風雲再起は、ゴッドガンダムに加え『ガシャポン戦士DASH 01』の「マスターガンダム」を搭乗させることも可能。そしてノーベルガンダムには、ビームリボンも付属し、ミニサイズながら劇中に近いアクションを楽しむことができる。商品価格は5,400円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は、2015年8月31日23:00。商品の発送は、2015年12月を予定している。(C)創通・サンライズ
2015年07月14日2015年7月18日~9月27日に、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の追加展示内容が明らかになった。本イベントは、富野由悠季監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。会場内特設シアターでは、ホワイトベースでブライトら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像が特別上映され、ガンダムの魅力を存分に味わう、質・量ともに圧倒的な規模の展覧会となる。チケット料金は通常前売り券(一般・大学生/7月17日まで発売)が1,800円、当日券(一般・大学生)が2,000円。昨年には大阪で開催され、好評を博した本展示だが、東京へと会場を移すにあたり、新たに4つの要素が追加される。一つ目は、「原寸大のガンダム・ヘッド」。『機動戦士ガンダム』で、一年戦争の最後の戦場となった、ア・バオア・クーを舞台に展開された有名な「ラストシューティング」シーンの後、「吹き飛ばされたガンダムの頭部はどこへいったのか?」という仮説をもとに模型を作成。会場内では写真撮影をすることもできる。二つ目は、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示。連邦軍からはジム、ジオン軍からはザク、ドム、ゲルググが登場し、全長約14メートルにわたって1,000体のガンプラが飾られるという。そして三つ目には、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターを担当した安彦良和氏が総監督を務め、10月31日からは第2話のイベント上映を控えるアニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より、最新映像や、生原画、安彦氏直筆のキャラクター設定資料原版、ジオン・ズム・ダイクンの胸像などが展示される。最後の四つ目は『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏が、『機動戦士ガンダム』のオリジナル原画を構成・編集することで映像作品にした『安彦良和・板野一郎 原撮集』の上映。安彦氏と板野氏はともに『機動戦士ガンダム』で作画を担当しており、本作品は2人の功績をたたえるために製作され、2014年12月に「日本アニメーター見本市」において発表されていた。(C)創通・サンライズ
2015年07月09日自身も壮絶な半生を送ってきたオスカー女優のシャーリーズ・セロンが、女戦士フュリオサ役で熱演を見せている『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。先日、婚約までしていたショーン・ペンとの破局が報じられたばかりのシャーリーズだが、気高く美しく、自身の信念を貫き、自由と尊厳を求めてマックス(トム・ハーディ)と激走を繰り広げるフュリオサは、彼女にしかできないハマり役と、同作の大ヒットを後押しする一因となっている。超大作シリーズの最新作がひしめく2015年の夏は、彼女を筆頭に、闘うべき理由のために身を挺し、生き抜こうとする“強きヒロイン”たちが勢ぞろいする。まずは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、スカーレット・ヨハンソンが演じるナターシャ・ロマノフことブラック・ウィドウ。クールビューティーという言葉がぴったりくる、“魔性の女スパイ”だ。前作『アベンジャーズ』や『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』でのスマートかつセクシーな戦闘ぶりは、男性のみならず女性のハートも鷲掴み。怒りで“我を忘れた”ハルクことブルース・バナー(マーク・ラファロ)を普通の姿に戻す術を、唯一、知るのも彼女だ。さらに本作では、これまで謎に包まれていた彼女の壮絶な背景が明らかにされる。ブラック・ウィドウが封印していた少女期の記憶を、再びその脳裏に蘇らせるのは、幻覚を見せる力を持つエリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチ。彼女はある理由からアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)を強く憎んでおり、今回、弟のクイック・シルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)とともにアベンジャーズの一員となるまでには紆余曲折が待ち受けている。彼女も悲しい過去を背負い、人体実験によってその能力を手に入れた女戦士。この2人が闘う姿は、クセ者ぞろいのアベンジャーズたちの中でも、ひと際輝きを放っている。また、7月10日(金)公開の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』では、12年ぶりにシリーズ復帰するアーノルド・シュワルツェネッガー以外は新キャストが集結し、リセットされ再構築された物語を盛り上げる。中でも、『ターミネーター』(’84)では、シュワ演じるターミネーターからただ逃げ惑うだけだったサラ・コナーが、本作では人工知能ジェニシスが引き起こす人類滅亡の“審判の日”を阻止するため、旧型のT-800ターミネーターと共闘する。そんな強い決意と明確な意志を持つサラ・コナーを演じるのは、英国女優のエミリア・クラーク。「世界で最も理想的な女性」第1位と「世界で最も美しい顔ベスト100」第1位に輝く彼女は、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の“ドラゴンの母”デナーリス・ターガリエンとして、オールヌードも辞さない体当たり演技でブレイク。本作では、少女時代にT-800ターミネーターと出会っている設定となっているが、人類の運命は、彼女の肩にかかっているも同然。未来から過去に送り込まれた兵士カイル・リース、未来で人類反乱軍を率いる息子ジョン・コナーとどうかかわっていくことになるのか、注目だ。そして、8月7日(金)からは、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』がついに“開園”する。1日の入場者が2万人を超える夢のようなテーマパークの総責任者クレアを演じるのは、ブライス・ダラス・ハワード。『ターミネーター4』や『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』などで好演を見せてきた彼女が醸し出す“気の強さ”は、本作にも顕在。きっちりボブ&ハイヒール姿で、地球最大規模のパークを円滑に運営するべく秒刻みのスケジュールをこなしていく。だが、パークの新たな目玉として、遺伝子操作で生み出された新種恐竜「インドミナス・レックス」は、パーク内の人間に次々と襲いかかり…。映画監督ロン・ハワードを父に持つ芸能一家で育った彼女は、プロデューサーとしても加瀬亮出演のガス・ヴァン・サント監督作『永遠の僕たち』を手がけた、劇中さながらの“デキる”女。いまなお多くのファンを惹きつける人気シリーズの新たな1ページに、小気味よい活躍を見せる彼女も、“足跡”を残している。なお、8月7日(金)には、トム・クルーズ主演の人気スパイアクション第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』も公開。超スゴ腕スパイのイーサン・ハントの今度の敵は、無国籍スパイ集団「シンジケート」。さらに、イーサンや彼のチームが所属するIMFは壊滅の危機に陥ってしまう。本作に登場するのは、北欧・スウェーデン出身の女優レベッカ・ファーガソン演じる謎の美女イルサ。先日公開された予告編でも、美しいイエローのドレスをまとった彼女はウィーン・オペラハウスで最強のアクションを見せていた。いま、『悪党に粛清を』のマッツ・ミケルセン(デンマーク)や『チャイルド44森に消えた子供たち』のジョエル・キナマン(スウェーデン)ら、ハリウッドを席巻する北欧男優たちには“負けられない”とばかりに、レベッカもこの夏、話題を提供してくれそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月10日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開(C) Marvel 2015ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月06日バンダイが展開するガンプラ「HG」シリーズより、『HG 1/144 ガンダムG-セルフ(リフレクターパック装備型)』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年9月発送予定で、価格は2,376円(税込)。「G-セルフ(リフレクターパック)」は、2015年3月に完結した富野由悠季監督の最新作『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場するモビルスーツ(MS)「G-セルフ」に、アメリア製の対ビーム兵器用パックを装備した形態。主人公のベルリ・ゼナムが搭乗し、敵機のビーム攻撃を吸収・無効化し、自機のエネルギーに変換する機能を備えている。劇中では第6話「強敵、デレンセン!」に登場し、デレンセン・サマターが駆るエルフ・ブルやカットシーを圧倒した。『HG 1/144 ガンダムG-セルフ(リフレクターパック装備型)』は、劇中の翼状に展開した状態が印象的な「リフレクターパック」を新規造形で再現。煌めくリフレクターの表面には、光沢感のあるホイルシールが採用されている。リフレクターを格納した状態のパックパックも同梱されるほか、付属のベーススタンドと組み合わせることで劇中の迫力ある戦闘シーンを楽しめる。パーツの差替えで、リフレクターを格納した状態の「G-セルフ」の再現とともに、リフレクターパック装備時の印象的な紫色のカラーは、成形色で再現されている。商品価格は2,376円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2015年9月を予定している。(C)創通・サンライズ
2015年07月03日アニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が、10月31日より2週間限定でイベント上映されることが決定した。同日より有料配信とBlu-rayの初回限定版も先行発売される。本作は、累計発行部数1,000万部を誇る大ヒットコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』をアニメ化したもの。後に"赤い彗星"と呼ばれるシャア・アズナブルと妹のセイラ・マスの過去から、ジオン独立戦争の開戦に至る物語を全4話構成で描いており、今年2月には第1作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』が公開。サイド3・ムンゾ自治共和国を脱出して3年後が舞台になる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』では、ジンバ・ラルとともに地球に逃れていたキャスバルとアルテイシア兄妹に、再びザビ家の魔の手が迫る。また、公開日の発表に合わせて、「ジオン自治共和国 モビルワーカー MW-01 01式 初期型」と「ジオン自治共和国モビルワーカー MW-01 01式 後期型(マッシュ機)」のビジュアルや先行場面カットも公開されている。監督には、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の今西隆志氏、メカニカルデザインに『機動戦士ガンダムUC』などで知られるカトキハジメ氏、総作画監督に『ダンボール戦機』の西村博之氏、音楽を作曲家の服部隆之氏など、豪華スタッフが集結し、制作された。キャストには、池田秀一、潘めぐみをはじめ、浦山迅、渡辺明乃、喜山茂雄、沢城みゆき、茶風林、古谷徹、関俊彦らが参加。ナレーションを大塚明夫が務めている。イベント上映の特典付き前売券も4種類を用意している。上映劇場で販売される「劇場限定特典付き前売券」(2,000円/税込)では「クラブ・エデン回転キーホルダー」。「バンダイビジュアルクラブ」サイトまたは「ガンダムフロント東京」オフィシャルショップで販売される「バンダイビジュアルクラブ&ガンダムフロント東京限定特典付き前売券」(2,000円/税込)では「クラブ・エデンBOXマッチ型ケース&ふせん」。ガンダム展と「バンダイビジュアルクラブ」サイトでそれぞれ販売される「ガンダム展限定・特典付きA4 BIGサイズ前売券」(2,000円/税込)と「バンダイビジュアルクラブ限定特典付き前売券」(2,000円/税込)では、「セイラの便箋セット(特別便箋2枚+便箋18枚)」がプレゼントされる(特典はなくなり次第終了。特典は前売り券1枚につき1セット)。発売はいずれも7月18日からとなる。上映期間中に「バンダイビジュアルクラブ」と劇場で発売されるBlu-ray 初回限定版『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN Ⅱ Blu-ray Disc Collector’s Edition』(10,000円/税込)は、漫画の原作者である安彦良和氏による「安彦良和描き下ろし飾れる収納箱」、「安彦良和絵コンテ集&設定資料集」(290ページ予定)、「安彦良和描き下ろし飾れる収納箱イラストシート」に加え、10ページの「複製セル画&原画集」が付いた豪華版に。上映劇場では10月31日から予約開始。「バンダイビジュアルクラブ」では、9月27日23:59まで受注を受付、11月7日に発売となる。なお、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』Blu-ray(7,344円/税込)&DVD(6,264円/税込)は11月26日に一般発売を開始する。(C)創通・サンライズ
2015年07月01日人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの大ヒット食玩『FW GUNDAM CONVERGE』より、『FW GUNDAM CONVERGE EX07 RX-78 GP03 ガンダム試作3号機 デンドロビウム』が、2015年11月に発売されることが決定した。価格は3,456円(税込)。「ガンダム試作3号機 デンドロビウム」は、1991年より発表されたOVA『機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY-』の主人公コウ・ウラキが搭乗するモビルスーツ(MS)およびモビルアーマー(MA)。巨大アームドベース「オーキス」と中核をなすMS「ステイメン」で構成されている。劇中では、アナベル・ガトーが搭乗する「ノイエ・ジール」と激闘を繰り広げていた。『FW GUNDAM CONVERGE』では、これまでに「ディープストライカー」や「ZプラスC1型ハミングバード」、「クシャトリヤ」などさまざまな大型機が立体化されてきたが、ついにシリーズ最大級のボリュームとなる「デンドロビウム」が登場する。『FW GUNDAM CONVERGE EX07 RX-78 GP03 ガンダム試作3号機 デンドロビウム』は、ステイメンとオーキスの合体はもちろん、それぞれ分離した状態でのディスプレイも可能。ウェポンコンテナの開封、武装類の装着、クロー・アームの展開などさまざまなギミックを内蔵している。爆導索、大型ビーム・サーベル、マイクロ・ミサイル・コンテナ、ミサイル・セット、フォールディング・バズーカ×2、ビーム・ライフル、フォールディング・シールドと本機を象徴するさまざまな武装も付属。さらに、合体時の首差し替えパーツ、台座、MS保持用パーツも同梱されている。商品サイズは、約170mm。商品価格は3,456円(税込)で、店頭販売のほか「プレミアムバンダイ」でも予約受付中。「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンスされ、2015年12月の発送を予定している。『FW GUNDAM CONVERGE』は、全高約55mmのボディに濃密なディテールを盛り込み、クリアパーツやABSパーツを各所に用いて、人気のMS(モビルスーツ)を質感豊かに立体化する人気食玩シリーズ。『機動戦士ガンダム』はもちろん『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ZZガンダム』『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』『ガンダム・センチネル』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダムUC』『機動戦士ガンダムF91』『機動戦士クロスボーン・ガンダム』『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムOO』などから幅広いラインナップを誇っている。(C)創通・サンライズ
2015年06月26日老化の原因物質とされる「AGE」の啓発活動を展開する「AGE 測定推進協会」は6月23日、都内にて「"AGEレスメニューフェア"オープニングイベント」を開催した。同イベントにはお笑いトリオ・ダチョウ倶楽部と、年齢を重ねるごとに美しさが増していく「美魔女」の水谷雅子さんが参加。体の老化度を見ることで"体内年齢"を測定したり、AGE予防メニューを試食したりした。○老化の原因物質と言われるAGEAGE(Advanced Glycation End products: 終末糖化産物)とは、体内でたんぱく質と糖が結びついて作られる物質で、強い毒性を持ち老化を進める原因とされている。食事をすると血糖値が上がり、たんぱく質の糖化が進むのは誰にでも起こりうる現象だが、糖の濃度が下がらずに血糖値が高い状態が続くとAGEになってしまう。一度たんぱく質と糖が結びつきAGEに変わってしまうと、もう元に戻ることはない。AGEの蓄積を促す原因としては「食生活」「肥満」「運動不足」「喫煙」「ストレス」などがある。また、AGEは加齢に伴い蓄積していく傾向がある。近年の研究では、見た目の老化は体内の老化と密接に関わっていると考えられるようになってきており、その値を測定することでいわば"体内年齢"を知ることができるAGEは、アンチエイジング分野において注目を浴びているという。ただ、同イベントに参加した4人はAGEについて詳しく知らなかった様子。ダチョウ倶楽部のリーダー・肥後克広さんは、AGEの意味を問われると「最初は(メンバーの寺門)ジモン(さん)のことかと思った」とコメント。その理由として、AGEが「朝から 元気で イヤになる」の略語を意味しているからだとし、会場の笑いを誘った。美意識が高い女性の水谷さんも「あまり聞き慣れていない」と話し、AGEについてしっかりと学んでいく姿勢を見せていた。○体内年齢が最も若かったのは……この日は、自身のAGE値を知ることができるAGE測定器が特別に用意されており、同イベントに参加した4人は、そろって興味津々で体内年齢の測定へ。現在、AGEは血液や皮膚からの組織採取などで測定できるが、AGE測定器は皮膚に光を当てるだけで1分ほどで計測することが可能だ。その結果、寺門ジモンさんのみ体内年齢(47歳)が実年齢(52歳)を下回った。すなわち、実際の年齢よりも体内環境が良好で、体内の老化が進んでいないということになる。肥後さんと上島竜兵さんは、体内年齢がそれぞれ実年齢よりもプラス10歳(肥後さん62歳、上島さん64歳)、水谷さんは実年齢プラス5歳(51歳)という結果となった。この結果に、寺門さんは「やった! 」と第一声。普段からよくかんで食事をし、22時半には就寝、5時に起床してから運動するなど、かなり健康に気を遣っているだけに相当うれしかったようで、「この協会に入ろうと思います! 」と興奮冷めやらぬ様子だった。水谷さんは、5時間ほどしかない睡眠時間が体内年齢を上げてしまったようで、「ショック~」と残念そう。「今後は運動をするなどして、すぐに寝られるように努力します」と、よりよい生活習慣を取り入れるよう誓っていた。上島さんと肥後さんはたばこが原因と見られ、肥後さんは「まずはたばこをやめようかな」とポツリ。上島さんは寺門さんに"弟子入り"を志願していた。○「AGEレスメニュー」に舌鼓そんな美容や健康の大敵・AGEをためないための食材や調理法によってつくられた「AGEレスメニュー」が、7月6日まで東京駅からほど近いレストラン「人人人(レンレンレン) 東京ビル TOKIA店」によって提供される。メニューの一つである「豚スペアリブと冬瓜のスープ」(2~3人前: 税別1,600円)を試食した水谷さんは、「おいしいですね。(豚肉と冬瓜の)両方ともとろけますね」と感動の面持ち。普段から料理はするようだが、スペアリブを使ったスープは作ったことがないとのことで、「家でも入れてみたいです」と、自身のレシピとして取り入れたいと明かした。○33歳の記者の体内年齢は……同イベントでは、報道陣もAGE値を測定できたため、実年齢33歳の記者もトライ。普段から運動不足は自任しているが、果物・野菜を毎日必ず2食以上は摂(と)るようにし、脂っこい食事も控えている。そこそこの自信はあった。「まぁ、実年齢プラス5歳ぐらいだろう」とちょっと余裕気味に計測してみたところ、体内年齢は51歳という衝撃の数値に……。AGE値は205で平均を超える"レッドゾーン"だった。AGEをためやすい原因とされる「運動不足」「ストレス」「睡眠不足」は確かに気になるところではあったが……。ちょっと深刻な数値に、正直かなり落ち込んだ。AGEは運動や長時間睡眠など、一般的に「健康によい」とされている行動によって減らすことはできるが、同協会の勇史行研究員は「一番簡単に減らす方法は食事です」と解説する。勇研究員によると、ステーキやトーストなど加熱して焦げたものにはAGEが多く含まれているという。調理方法も、「生」や「蒸す」がお勧めとのことで、例えば鶏肉の場合、蒸すと生に比べてAGEは約2倍になるそうだが、焼くと7倍にも跳ね上がるという。同協会では、AGEをためない食生活として3つのポイントを紹介しているので、インナービューティーが気になる人は実践してみるとよいだろう。調理方法に気をつける同じ食材でも調理法によってAGE値は異なる。AGEを増やさないためには、高温で揚げたりこんがり焼いたりするよりも、蒸す・ゆでる・煮るなどの調理法がよい。食べる順番を意識する食物繊維の多いものから先に食べると、血糖値の上昇が穏やかになり、体内でのAGE生成を抑制する効果が期待できるとのこと。野菜からたんぱく質、そして炭水化物という順番を意識することが大切だ。アンチAGE食材を摂取する体内でAGEを作りにくくする食材を摂取することも重要となる。野菜類でいえば、ブロッコリーやほうれん草、トマトが代表例。そのほか、納豆や山芋、豆類、海藻類、きのこ類などもよいとされている。○スペアリブと冬瓜のスープが優しくて旨すぎ!「人人人 東京ビル TOKIA店」で提供されているAGEレスメニューなら、これらのポイントを押さえかつおいしい料理を手軽に堪能(たんのう)できる。「黒豆・雑穀・根菜のサラダ 豆腐ドレッシング」(税別1,000円)は、雑穀や根菜の異なる食感と濃厚な豆腐のうま味が残っているドレッシングが楽しめる。豆類や雑穀は食後の血糖値の上昇が緩やかという特長もある。「豚スペアリブと冬瓜のスープ」は、あっさりと滋味あふれる薬膳スープが体にしみこんでいき、冬瓜とスペアリブも口の中でほろりと溶けていく。思わず目を閉じて、しみじみとかみしめてしまいたくなるほどのうまさだ。「水餃子」(税別540円)は、あんの中に小松菜やニラなどの緑黄色野菜がたっぷり。AGE予防の観点から見れば、「焼きぎょうさ」よりも「水ぎょうざ」の方がよい。「小籠包」(税別800円)は想像以上に肉汁があふれ出てきてびっくり。AGE予防としてショウガを使っており、酢と一緒に食べることでその効果も増す。全7品にもおよぶAGEレスメニューは、7月6日までの期間限定で同店にて提供される(提供時間は15~22時)。「体内年齢が気になる」「老けにくい体になりたい」などという人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか。
2015年06月24日グーグルは23日、Android Wearのウォッチフェイス(文字盤)アプリ17種を公開した。ハローキティや機動戦士ガンダムといった、キャラクターをモチーフにしたものから、ANREALAGEなどのアパレルブランドのアプリもラインナップされている。公開されたウォッチフェイスアプリは、Google Playで「New Watch Faces」カテゴリとしてまとめられている。ハローキティをモチーフにした「Hello Kitty」や、機動戦士ガンダムをモチーフにした「機動戦士ガンダム RX-78-2 Watch face」など、ウォッチフェイスアプリとして独立したもののほか、無印良品の「MUJI to Relax」など、文字盤の表示機能が追加されたアプリも紹介されている。グーグルは、現在約1,500種類以上のウォッチフェイスをGoogle Playで提供しており、今後も随時、対応アプリを増やしていくとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月23日Googleは23日、Android Wearの文字盤インタフェースとして、新たに「機動戦士ガンダム RX 78-2」や「Hello Kitty」、「MUJI to Relax」など17種類のウォッチフェイスをGoogle Playで公開した。価格は無料~最大130円。今回追加されたウォッチフェイスは、ファッションブランド「ANREALAGE」の「ANREALAGE WatchFace」、オーディオメーカーBANG & OLUFSENによる「Bang & Olufsen Watch Face」などブランド系のほか、サンリオの「Hello Kitty Watch Face」やムーミンがテーマの「Moomins Watch Face」、ターミネーターがテーマの「Terminator Genisys Watch Face」、機動戦士ガンダムがテーマの「機動戦士ガンダム RX-78-2 Watch face」など、キャラクター系も含めた17種類。「機動戦士ガンダム RX-78-2 Watch face」では、作品中の名シーン含む4種類のフェイスデザインを時間帯ごとに楽しめるとのこと。
2015年06月23日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』と、現在放送中のTVアニメ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の2作品がコラボレーションしたイベント「『攻殻機動隊 新劇場版』×『シドニアの騎士 第九惑星戦役』SFコラボナイト」が、6月24日に東京・TOHOシネマズ日本橋にて開催される。本イベントには、『攻殻機動隊 新劇場版』の総監督・キャラクターデザインの黄瀬和哉氏と脚本を手がけた冲方丁氏、そして『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の瀬下寛之監督と、『シドニアの騎士』原作者の弐瓶勉氏が登壇。豪華スタッフがお互いのSFの世界感や魅力、SF世界の表現と可能性など、クリエイターならではの視点で語り明かしていく。特に冲方氏は、弐瓶勉氏の大ファンであることを自ら公言しているので、作品に対する熱いトークが期待される。当日はトークショーのほかに、『攻殻機動隊 新劇場版』と『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の第10話&第11話、そしてTV放送直前の第12話(最終話)を先行上映。イベントは、6月24日19:00より東京・TOHOシネマズ日本橋(スクリーン7)にて開催、チケットは上映劇場の公式サイト・劇場窓口で販売中。価格は3,000円(プレミアボックスシートは4,000円)となる。『攻殻機動隊 新劇場版』は、士郎正宗原作の『攻殻機動隊』生誕25周年プロジェクトの一環として制作された完全新作のアニメーション映画。総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズを通して謎に包まれていた全身義体の主人公・素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話が語られる。総監督・キャラクターデザインは黄瀬和哉氏、脚本は『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を手がけた小説家の冲方丁氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結。アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が務める。キャストには坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきらが名を連ねている。『シドニアの騎士』は、漫画誌『月刊アフタヌーン』(講談社刊)にて連載されている弐瓶勉氏によるコミックで、対話不能の異生物・奇居子(ガウナ)と戦う人類の姿を描いた正道ロボットSF作品。2014年4月~6月に放送されたTVアニメは、世界50カ国以上で放送・配信され、2015年3月に『劇場版 シドニアの騎士』が公開。2015年4月から新シリーズ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』が"アニメイズム"枠(MBS、TBS、CBC、BS-TBS)で放送中。監督は『シドニアの騎士』で副監督を務めていた瀬下寛之氏が担当し、小惑星激突の危機を乗り切ったシドニアが、奇居子の巣を駆逐するためにレム恒星系へと向かう旅路が描かれている。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
2015年06月17日●「ロボットの恐ろしさは姿かたちではなく年をとらないこと」2015年6月12日、「攻殻機動隊REALIZEPROJECT」の説明会が東京・六本木で行われた。記者説明会の第1部に続いて行われた第2部のレポートをお送りする。第2部では「攻殻機動隊S.A.C. 」シリーズ監督・脚本を手がけた神山健治氏や、小説家で「攻殻機動隊ARISE」シリーズ構成・脚本、「攻殻機動隊新劇場版」脚本の冲方丁氏らアニメ作品関係者のほか、慶應義塾大学大学院の稲見昌彦 教授、南澤孝太 准教授を迎えて、REALIZE公開ブレスト「攻殻機動隊の世界はどこまで実現できるか?」と題したトークセッションが行われた。○まずはロボットや義体 - 「どこまでが自分の身体なのか」トークはまずロボットや義体の話から始まった。神山健治氏は「攻殻機動隊 S.A.C.」時代を振り返り、当時は既にある技術とまだ存在しない技術間の差異を描くために「現実と未来のテクノロジーをなるべく接近させるように描いた」と語った。義体は身体に物理的に繋がったかたちで身体拡張を起こすもの、ロボットは自分の身体から離れた遠隔操作をする対象で自分の分身、あるいはAIが搭載されて自律的に動くものという捉え方だったという。それに対し稲見教授は「身体拡張」と「身体の代理」というのは研究上での捉え方と同じだと答えた。身体拡張は「いかに人に合わせていくか」という問題があるが、身体の代理となると人と同じかたちで同じような機能で動かす必要があり、それぞれ違った難しさがあるという。南澤孝太准教授は、遠隔地にロボットをおいてログインし、まるで自分がそこにいるかのようにロボットを使う「テレイグジスタンス(遠隔存在感)」という研究について紹介。モデレーターを務めた株式会社HEART CATCH代表取締役の西村真理子氏はその研究について、意識と身体が分離された体験をしたとコメントした。既に工学的にも「どこまでが自分の身体なのか」といった問題について考えられる時代だという。これから起こるべくことについて、どんな期待あるいは恐怖があるかという問いに対しては、神山氏は「S.A.C.」第1話に登場した芸者ロボットについて触れた。ロボットの将来を考えたときに、非常に高くつくロボットを肉体労働のために使うよりは、エンターテイメントや、今後登場するだろう第3次産業のさらに次の産業に使われることになるのではないかと考えたという。つまりロボットにはコストがかかるので、人間ができないことをロボットにやらせるようになるのではないかというわけだ。昔のSFが想定したのとは違うかたちで人間の職が奪われていくかたちになるのでないかと語った。冲方氏は「ロボットの恐ろしさは姿かたちではなく年をとらないこと」だと述べた。たとえば本当に年をとらない永遠のアイドルもできてしまう。疲れず衰えないこと、それがロボットの有用性であり、一部の人間が嫌悪するところではないかと述べた。「ARISE」では戦争以外の動機でサイボーグが普及する理由を考えなくてはならず、そのために「老人が衰えた肉体を交換する」といった用途を考えたと解説した。身体の拡張を内側、すなわち臓器のほうに向けたという。永遠の若さを保つための全身義体だ。また、いわゆる「不気味の谷」がどんどんなくなっていく状態が今日既にあることから、人間と全身義体の違和感の描き方が難しく、違和感を持っている人間のほうが差別的であるといった描き方をしたと述べた。かつて生物学を学んでいた稲見氏は、人工物で「不気味の谷」を超えるのはまだ難しいが、内臓というアプローチは面白いとコメントした。ベルギー人アーティストWimDelvoyeによる「Cloaca」シリーズなどを指して、メディアアーティストによる人間の消化の仕組みを真似たロボットもあると紹介した。南澤氏は、義体のサイボーグが食事をする理由として、他の人と交流して溶け込んだり、生きがいをもって「生きている」という確証を持つためではないかと語り、義体を持った上で「人間は何のために生きているのか」という問いが改めてクローズアップされると述べた。恋愛や食べる行為は、生きていく意義を確認するために必要なのではないかという。また、そもそも身体を持つ理由として、身体が外界とのインターフェースになっていて、インターフェースを通じて他者との触れ合いや食事などの楽しさを得ていくのだろうと述べた。神山氏も本来食べる必要がない義体用の食べ物を作中で出した例を挙げて、搭載された感覚受容体の数が多いほうが高価な義体であるはずで、それは必要不可欠だからではなく楽しみのためのものになっているのだろうと述べた。「攻殻」の世界を突き詰めると、最初は肉体を切り捨てる段階があって、さらにその先に、肉体を手に入れなおすようになるのではないかと考えているという。冲方氏も「日常空間には機能だけを考えると要らないものだらけだが、精神的には必要なものが多い」とコメントした。自分が相手にどう受け取られるか、自分が他者をどう受け取るかのために必要な装飾の類だ。そして「脳が並んでいるだけだったただの並列だが、実際の人間は並列を嫌う」と指摘した。南澤氏も「ARISE」での草薙素子が義体を変えながら成長していくことについて触れた。本来は、子供の脳のまま大人の身体を操ることも可能なはずだ。しかし素子は、子供、ティーンエージャーと義体を乗り換えながら成長していく。「身体と(精神の)成長は切り離せないものなのかもしれない」と語り、また義体が社会に溶け込むためにどうすればいいかという部分は研究の種にもなるかもしれないという。神山氏は「肉体を捨ててみたら要らないと感じるかもしれない。こればかりは試してみないとわからないが、肉体と精神が不可分であると思いたい」と答えた。●エネルギーは「逃げたいテーマ」○電脳、AI - 進化を加速させるキーは「共有」続けて話題は電脳やAIに移った。冲方氏は「ARISE」での素子の電脳空間の描写について、これまでは電脳空間と現実空間とを描き分けるほうが普通だったが、今回は変えなかったと解説した。「もう視聴者もわかるだろう」という判断があったからという。また、素子の電脳空間には最初は自分しかいないが、だんだん部屋が増え、椅子や壁なども増えていき、個人のパーソナリティがわかる空間として描いたという。同様にAIも人間と区別せず、声色も特に変えなかったと解説した。南澤氏は既にみんなが好きな電脳空間をクリエイトしはじめているのかもしれないと述べた。また作中に登場するAIロボットである「ロジコマ」が会話できるようになるシーンが好きで、会話ができるようになってコミュニケーションし始めることで身体を得たAIそのものが成長していく過程が面白いという。「実際のAIも次は身体を持たせて経験を積むという過程にいくかもしれない」と語った。AIが「攻殻」世界に近づくための道は遠いが、稲見氏はコミュニケーションによってリアリティを上げていく、インタラクションしているあいだに対象のことを信じられるようになるという手法で、スキップできるかもしれないと触れた。神山氏はアップル「iPhone」のSiriとの会話を通して、まずは対話以外にあえてAIが触覚や物理的移動を経験することで、より人間に近づくことがあるのかなと感じたという。「S.A.C.」には物理的には遠い人が距離的なハンデを超えて会話する、facebookやTwitter的なシーンがあるが、今日でも、脳が直接繋がってはいないけれども、電車に乗りながら複数の人と同時に会話したりしているわけで、電脳の第一段階にはあるのではないかと考えているという。さらにそこにAIがどう介入してくるのかが次の段階で、たとえばスマフォで他のことをしているときにAIが支援してくれるような状況を想像しており、そこから、支援型のAIがスマフォから外部に行く、たとえば自動車に搭載されるといった可能性もあるのではないかと述べた。自動運転は研究段階ではだいぶ進んでおり、南澤氏は「AIが物理的なかたち、世界に影響を与えるような実態を持つというのが重要なファクターだ」と述べた。稲見氏は「経験を共有できるところがAIを人以上に進化加速させるキー」だと語った。○都市 スマートシティ - 「攻殻機動隊」世界のエネルギー源は?3つ目の話題は「都市」。「S.A.C.」ではガラケーで電話しながら普通のガソリン車を手動運転しているシーンがあるが、自動運転車は想像以上の速度で進歩している。神山氏は、これまでの自動車は所有する価値観で投資されていたが、自動運転になるとその意味がなくなり、さらに街のデザインや土地利用の仕方、インフラもダイナミックに変わってくるのではないかと述べた。いっぽう電脳化が進んだ世界で本当に移動が必要なのかという問題もある。また、ドライブする喜びを本当に放棄するのだろうかという問題意識もあったという。いっぽう軍用では無人飛行機が普及している。人命は色々な意味で重要だからだ。民間のドローンがここまで普及するのは盲点だったという。冲方氏も「ルンバが出た時点で衝撃だった」と話を受けた。技術的に何が古くなるかは読みづらいという。稲見氏は技術ガジェットは一周して新しくなることがあるとフォローした。「攻殻機動隊」の世界で曖昧にされているのがエネルギーだ。神山氏と冲方氏はエネルギーは「逃げたいテーマ」だと述べた。稲見氏は将来の都市のあり方として、今日とはまったく違って、情報と情報処理するためのエネルギー源が一体化したような別のものになっているかもしれないと述べた。だがその時代のエネルギー源が原子力や化石燃料なのか、クリーンエネルギーなのかはわからない。だが分散化した電源がネットワークをなすかたちになるのではないかと南澤氏は語った。新たなエネルギー源ができたとしても、それを広く全人類が使えるかどうかは、また次の人類的テーマかもしれないと神山氏はコメントした。冲方氏によれば「ARISE」では旧市街と新市街とを分けて描写しているという。旧市街はインフラが整っておらず高度な電脳化サービスが受けられない。いっぽう、新市街は信号機も表示灯もない。中央が各自動車に干渉しており、交通渋滞もないという世界だ。だが一度ハッキングされると大変なことになる。エネルギー部分に関してはバッサリとカットしたという。ちなみに一番どうしようかと思ったのが「義体はなぜ重いのか」という問題。その重さはバッテリーだろうと思い、またサイボーグと生身の生活感の違いを、エレベーターなどで出そうとしたという。ただし「詳細にやろうとすると映像的には煩わしくなるので、隠れテーマとしてちらちら描く程度に抑えた」。神山氏も義体のエネルギー源についてはいろいろ考えたそうだ。稲見氏は、指数関数的に速くなる計算機の進歩に比べてバッテリー性能の向上は線形なのでバッテリーで重たいというのリアルかもしれないとコメント。いまならワイヤレスで常に給電されるようなかたちかもしれないと述べた。たとえば未来の都市機能の中核的インフラがワイヤレス給電になるような状況もあり得るのではないかと南澤氏も述べた。だがそうなると都市部を離れた状況では動けなくなってしまうが、現実的な話題としては、震災対策の公園などには充電装置を備えることが重要だろうと語った。○研究とフィクションの世界で互いに「並列化」を最後にまとめとして、それぞれがコメントを述べた。稲見氏は「光学迷彩」で有名だ。「今の私がいるのは攻殻のおかげ。研究上の夢と元気をもらった。ロジコマやタチコマをかたちにすることができればと願っている」と語った。南澤氏は「私は第2世代で、稲見先生たちの影響で読むようになった」と語り、「わくわくする世界観が緻密に描かれていて、それを超えたい、描かれていないものはなんだろうと考えるもとになっている」と述べて、会場に設置していたテレイグジスタンスのデモを通して「身体が切り離される感覚の一端を味わってもらいたい」と述べた。神山氏は、「物語を作る上で研究者の本を読んだり取材をする上で、なるべく絵空事にならないリアリティのある作品を描くように努力している。攻殻から逆に研究ソースを得たと言われると、アニメを作ってる立場の人間として勇気をもらえて有難い。相互に並列化しながら、さらにみなさんを驚かせる作品が作れたらなと思うので今後も情報共有をお願いしたい」と語った。冲方氏は「テクノロジーがここまで早く進むか、参ったなという気持ちが強かった」と述べた。「SFが『すこし不思議』な、ブラックボックスはあるけど、何が実現できればいいかがわかているような状況で、フィクションがどうやりかえすか」が、今後の課題だという。ただし今は「やりかえしかたが限定されている」という。視聴者側が知っている状況がないとフィクションは成り立たないので、視聴者が増えれば増えるほど「攻殻」の世界は広がっていくことができる。そして「もしかしたら攻殻世界でスポーツやラブコメ、スポ根もできるかもしれない。まったく考えつかなったようなアイデアを提示できるようになるかもしれない。切迫感や焦りを抱きつつ、研究成果を並列化のほどをよろしくお願いしたい」と語った。
2015年06月15日2015年6月12日、「攻殻機動隊REALIZE PROJECT」の説明会が東京・六本木で行われた。「攻殻機動隊」とは1989年に士郎正宗氏による漫画として誕生した作品。その後1995年に押井守監督により『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』としてアニメ映画化され、世界の注目を浴びた。2002年からは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」としてテレビアニメ化(神山健治監督)。シリーズは同「S.A.C. 2nd GIG」、「S.A.C. Solid State Society」と続いた。さらに現在、「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」が黄瀬和哉監督、シリーズ構成・冲方丁氏で製作されており、6月20日(土)からは「攻殻機動隊」25周年記念作品の完全新作長編アニメ映画として『攻殻機動隊 新劇場版』が公開される。「攻殻機動隊」はSF作品で、作中に登場するサイボーグ技術「義体」や「電脳」は架空の存在だ。しかし魅力的な作品設定は今でも少なからぬ人たちに影響を与えている。「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT(リアライズ・プロジェクト)」は、「攻殻機動隊」らしい科学技術の実現(リアライズ)に向けた情報発信と研究開発、起業活動支援を目的としたプロジェクトである。説明会は2部構成で行われた。第一部は、プロジェクトの概要説明を「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」実行委員長である株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長の石川光久氏が行った。第2部は神山健治氏や冲方丁氏らアニメ作品関係者のほか、慶應義塾大学大学院の稲見教授、南澤准教授を迎えて、REALIZE公開ブレスト「攻殻機動隊の世界はどこまで実現できるか?」と題したトークセッションが行われた。まずは第一部をレポートする。最初に「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」実行委員長で、株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長の石川光久氏が挨拶に立った。石川氏はまず士郎正宗氏の原作について触れ、「話の根っこの強さ、SF設定の緻密さ。設定の時代である2029年が近づけば近づくほど、士郎正宗氏の時代を見る目の凄さを感じる」と語った。アニメについて士郎正宗氏は原作を気にせず好きにしていいと言っているが、原作が緻密に描き込まれているので、描いてはいけない部分があるという。同プロジェクトでは、単に描かれているものを実現するだけではなく、原作に描かれてなかったとしても世界観に合致するものの実現を目指すという。原作に寄り添うだけではなく、士郎正宗氏の原作に近づいていくような、もしかしたら次の攻殻機動隊に出てくるようなものがリアライズできたらと考えていると述べた。また、現在アニメ化が進んでいる「ARIZE」は2029年の前を描いた作品であり、「新劇場版を見ていただければ、リアライズプロジェクトのことも、言いたいことがわかってくれると思う」と述べた。最後に石川氏は「アイデアや技術が間違った方向にいかないように、また日本の科学技術の発展に貢献できるように、実行委員会と事務局が中心となって、産学官と連携して中長期のプロジェクトとして進めていきたい。新たな取り組みとして、ぜひ皆様にご期待いただければと思う」と挨拶を締めくくった。○プロジェクト概要「攻殻機動隊REALIZE PROJECT」では、メディア事業、インキュベーション事業、プロジェクト関連事業、アワード事業等を行う予定だ。まずメディア事業では、攻殻機動隊の世界に近いものを独自に取材してキュレーションしていくほか、SNS連動や、各メディアともタイアップしていく。インキュベーション事業では今回、株式会社NTTドコモベンチャーズの協力で攻殻機動隊のテーマにあった研究開発やスタートアップを対象とした「コンテスト・ハッカソン」を開催することが発表された。これらをアワードとして表彰する予定。説明会ではプロジェクト・関連事業の一例として、日本で初めてとなるフォトグラメトリースタジオ「Avatta」を運営・監修する写真家の桐島ローランド氏が登壇した。「フォトグラメトリー」とはカメラで複数角度から同時撮影して3Dモデルを作るという技術だ。「AVATTA」では、84台の一眼レフカメラ(NikonD5300)を使っている。従来の3Dスキャンによるモデル作成よりもリアルなアバターが作れる点が特徴で、しかも従来は数カ月かかっていた作業が10日間程度ですむようになったという。桐島氏は3Dデータを用いた新しい表現をこれから試していきたいと語った。会場には撮影を行ったモデルの有馬綾香さんが「攻殻機動隊」主役の草薙素子のコスプレで登場した。撮影そのものは手と足を少し広げて立ついわゆる「Aポーズ」で行う。会場では作成した3Dモデルに服や髪の毛のモデルを着せて作った3Dモデルが紹介された。有馬綾香さんのほか、コスプレイヤーのうしじまいい肉さんも撮影を行っており、両者のモデルはウェブサイトで閲覧できるようになる予定。背景には心電図上のパルスが出ているが、これはうしじまいい肉さんが着用しているApple Watchが計測したデータをリアルタイムで反映したものだという。続けて株式会社ライブアース代表取締役社長の庄司真史氏が登壇した。「攻殻機動隊」に登場する電脳、義体、ロボットなど要素技術を整理して、どれだけ現実のものになっているかを検証していき、意味のあるかたちで還元する試みを事務局では行っていくと述べた。庄司氏は特に「攻殻グラフ」という「攻殻」世界の可視化を目指すプロジェクトについて解説した。セマンティックネットワークに基づいて要素をグラフ化し、世界を分析・整理していき、ネットワークは世界を検索するアルゴリズムへと昇華させていくことを目指すという。これまでのグラフ化で「攻殻機動隊」の技術は「機械(ロボット)」、「都市(スマートシティ)」、「人工知能(AI)」、「義体(サイボーグ)」、「電脳(サイバー・ブレイン)」の5つに大別されることがわかった。もっとも実現が難しいのが電脳分野で、2029年までにどれだけ進むかはまだわからない。いっぽう、いまのスピードで技術が進むと、人間のニューロンよりも速い処理速度をもった計算機が安価に手に入ると考えられると庄司氏は語った。各技術を取材し記事にした結果を、読者、専門家、各メディア、事務局での値などから「攻殻係数」として定量評価し、アワードなどを通して、社会の発展に寄与するように還元していきたいという。今回、例として出されたのはライブアースの地球儀技術「LiVEARTH」を使って、産業用ロボットの取引額をウェブ地球儀上に可視化したもの。日本から世界への輸出額が非常に大きいこと、欧州では地域内での取引が多いことなどがわかる。○コンテスト・ハッカソンを実施予定コンテスト・ハッカソンについては、NTT ドコモ・ベンチャーズ取締役副社長の秋元信行氏が紹介した。秋元氏は「攻殻機動隊こそ未来ビジョンなのではないか。現実世界が攻殻機動隊の世界を追いかけている。現在の技術の発展系が攻殻機動隊の世界に繋がり得るのではないかと思っている」と述べた。映像作品だけではなく「日本を代表する未来ビジョン、テクノロジー・ロードマップである」と考えているという。コモンズ代表で事務局の武藤博昭氏はアワード事業について紹介した。サイトから攻殻機動隊らしいニュースをについて報じる「攻殻ニュース」からもっとも「攻殻係数」が高いものを1年に1度表彰する。そのほか、コンテスト・ハッカソン事業で募集するチーム・団体参加、個人参加、企業家向けのそれぞのれの募集種類から優秀な作品を表彰し、開発資金や企業支援などを与える。詳細は応募要項が固まり次第公開されるが、7月に発表、8月に募集を開始し、翌年2月上旬にアワードを実施する予定だという。産官学のコラボレーションを通してイノベーション、大手企業の休眠特許の呼び起こしなどを目指したいと述べた。
2015年06月13日ソニーマーケティングは9日、4K対応液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」と映画「攻殻機動隊 新劇場版」コラボ企画の一環として、オリジナル動画を公開した。動画は「攻殻機動隊×4Kブラビア」のキャンペーンサイトで視聴できる。今回のキャンペーンは、5月13日に発表された「X9300Cシリーズ」など4Kブラビア7機種の発売に向けて実施されている。キャンペーンサイトでは、6月20日公開予定の映画「攻殻機動隊 新劇場版」の最新映像を公開。動画内では、映画の製作スタッフが4K画質の映像再現についてインタビューに答えている。動画の1分47秒からは、映画の未公開映像を約25秒収録している。
2015年06月09日原作漫画誕生25周年を記念し、「攻殻機動隊」の誕生の秘密に迫った完全新作ストーリーで贈る『攻殻機動隊 新劇場版』。6月20日(土)の公開を目前に、この度、本作の冒頭12分間にも渡る本編映像が解禁となった。1989年、士郎正宗による原作「攻殻機動隊」が誕生。1995年には押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開され、その圧倒的な作品世界と映像表現により、ウォシャウスキー姉弟(『マトリックス』)やジェームズ・キャメロン(『タイタニック』『アバタ―』)を始めとする世界中のクリエイターに影響を与え、後のSF映画の映像表現に革命を起こしたといわれる本シリーズ。今回解禁された冒頭12分間では、本作の物語の鍵となる“大使館人質事件”“総理大臣暗殺事件”の2つの事件の勃発が描かれている。大使館で起きた人質事件の捜査に乗り出す草薙素子たち7名。しかし事件の背後には電脳ウィルス【ファイア・スターター】の存在が見え隠れし、スナイパーであるサイトーは、事件の鍵を握る衝撃的な人物を目撃する。時を同じくしてホテルで秘密会談中の総理大臣と、同席する草薙素子のかつての上司である501機関のクルツ。部屋に運びこまれたトランクは、クルツによる静止も間に合わず、総理大臣自らの手によって爆発し、戦後最大の事件である「総理大臣暗殺事件」が発生してしまう…。映像では、「攻殻機動隊」の見どころである電脳会議シーンや迫力のアクションシーンを、冒頭から余すところなく披露。この2つの大きな事件を契機に、草薙たち“はぐれ者の寄せ集め集団”がいったいどのような物語を展開していくのか…続きが気になる映像に仕上がっている。全世界が注目する本作の世界観を、いち早く体験できる本映像を見ながら公開に備えたい。『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日人気アニメ『機動戦士Zガンダム』に登場するモビルスーツ(MS)「百式」をモチーフにしたゴルフバック『百式 キャディバッグ』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年7月発送予定で、価格は70,200円(税込)。『百式 キャディバッグ』は、を象徴するカラーの「金色」をメイン記事に使用し、ベタな金色の生地ではなく、機体イメージを損なわずに持ちやすい・使いやすいテクスチャー入りの生地を使用。側面は硬質パネルを採用し、MSのメカニカルなイメージを表現しているほか、ファスナー持ち手には百式が所属する組織「エゥーゴ」のロゴをあしらい、随所に刺繍で「百式」や「エゥーゴ」のモチーフをふんだんに盛り込んでいる。また、合わせて『ガンダム キャディバッグ』(70,200円/税込)、『シャア専用ザク スタンドバッグ』(48,600円/税込)、『量産型ザク スタンドバッグ』(43,200円/税込)もそれぞれ新デザインVer.で登場。新たに側面硬質パネルを採用し、よりMSらしさが表現されているという。『シャア専用ザク スタンドバッグ』は「シャア専用ザク」モデルでは初めてとなるスタンドタイプを採用し、使いやすさをアップ。そして『量産型ザク スタンドバッグ』にはデニム生地が採用されている。対応サイズは46インチで、口枠は9型。セット内容はキャディバッグ本体のほか、ネームプレート、フード。「プレミアムバンダイ」の予約締切は2015年6月30日23:00、商品の発送は2015年7月を予定している。(C)創通・サンライズ
2015年06月08日士郎正宗の原作誕生から25周年を迎え、TVアニメ新シリーズの放送や完全新作『攻殻機動隊 新劇場版』の公開などアニバーサリー・イヤーに相応しい盛り上がりをみせる「攻殻機動隊」。以前、主役にスカーレット・ヨハンソンを迎えてハリウッドで実写化されると発表されたが、この度、日本での「攻殻機動隊 ARISE」舞台化が決定した。1989年に原作漫画の連載がスタートして以来、映画・TVなどに映像化され、1995年には押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開。その圧倒的な作品世界と映像表現は『アバター』のジェームズ・キャメロンや『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟など、世界中のクリエイターに刺激を与え、後のSF映画にも革命を起こしたとされている。今回舞台化される「攻殻機動隊ARISE」は、原作、映画、TVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続く“第4の攻殻機動隊”として2013年に全4作で発表。まだ若く血気盛んな時代の草薙素子を主人公に、彼女が公安9課のメンバーとどのように出会ったか、いかにして攻性の特殊部隊=攻殻機動隊を創設したのか…攻殻機動隊結成前夜の物語が描かれており、現在放送中の新TVシリーズ「攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」では、これに『攻殻機動隊 新劇場版』へ繋がる完全新作エピソードが追加された構成で、“攻殻機動隊”はじまりの謎に迫まるシリーズとして人気を博している。演出を務めるのは、舞台「ペルソナ」シリーズや「BLOOD-C ~The LAST MIND~」の演出も手がけ、映画監督でもある奥秀太郎。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の脚本家でもあり「攻殻機動隊ARISE」スーパーバイザーを務めた藤咲淳一が担当。さらに最新作で脚本を務めた冲方丁が監修として参加。数多くの舞台演出の経験を持つ奥さんと、“攻殻機動隊”に精通した藤咲さんと冲方さんがタッグを組み、舞台の上で攻殻機動隊結成前夜“はじまりの物語”を創りだす。いまだ出演者情報などは未発表。ハリウッドではスカーレット・ヨハンソンが演じる草薙素子役は今作では誰が演じるのか、また9課のメンバーのキャスティングは誰になるのか、気になる続報を心待ちにしよう。舞台「攻殻機動隊ARISE」は11月5日(木)から15日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて公演予定。映画『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日『攻殻機動隊』25周年を祝い歴代3監督が登壇するトークイベントと、初映像化作品から最新作まで一挙に上映されるオールナイトイベントの開催が決定した。原作誕生よりすでに四半世紀を経て、6月20日(土)より完全新作『攻殻機動隊 新劇場版』が公開となる『攻殻機動隊』シリーズ。今回決定したイベントでは、攻殻機動隊の歴史を築いてきた監督たちの夢の対談が実現し、公開前日に最新作を鑑賞することができる。トークイベントのゲストとして登壇するのは、最新作の総監督・キャラクターデザインを務めた黄瀬和哉、脚本の冲方丁と、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の監督である押井守、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の監督の神山健治、さらにこれらすべての作品でプロデューサーを務めたProduction I.Gの石川光久。これまでの25年間の歴史の中で、歴代監督が一堂に会し、“攻殻”について語り明かすのは初めて。さらに、入場者には特典として公開一週目の入場者プレゼントである攻殻機動隊25周年記念複製原画セットに加え、『GHOST IN THESHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』ほか公開当時のチラシ集(一部復刻版)をプレゼント。ファン垂涎の特典に、大きな注目が集まりそうだ。これまでのファンだけではなく、新劇場版からの“攻殻”ビギナーにとっても特別な一夜になりそうな本イベント。チケットは6月5日(金)24時から発売とのこと。『攻殻機動隊 新劇場版』公開前夜!攻殻機動隊25周年オールナイトイベントは6月19日(金)19:30~翌05:20終了予定。(随時休憩含む)(text:cinemacafe.net)
2015年06月04日7月24日にバンダイビジュアルから発売される『機動戦士Vガンダム Blu-ray BoxⅠ』の、カトキハジメ氏が描き下ろすボックスイラストが公開された。さらに、Blu-ray Boxの発売を記念してさまざまなキャンペーンがスタートしている。公開された描き下ろしイラストは、『BoxI』の収納ボックスに使われ、ボックスデザインも新たに公開。『機動戦士Vガンダム Blu-ray Box』は、1993年4月~1994年3月にかけて放送された富野由悠季監督によるTVアニメ『機動戦士Vガンダム』を、ニューマスターポジフィルムによるHDテレシネ&HDリマスターを施してBlu-ray Box化したもの。7月24日に第1話「白いモビルスーツ」から第26話「マリアとウッソ」を収録した『BoxI』が、9月25日に第27話「宇宙を走る閃光」から第51話「天使たちの昇天」を収録した『BoxII』が発売される。価格は各3万6,720円で、2016年9月24日までの期間限定生産となる。『BoxI』『BoxII』ともに、Boxアートはカトキハジメ氏、インナージャケットも豪華スタッフによる描き下ろし。キャラクター・メカニカル紹介やストーリーガイドなどを収録した「解説書(60ページ)」と、イラストギャラリーや制作当時の資料を収録した「記録集(56ページ)」が封入される。音声特典には、本作初となる「オーディオコメンタリー(4話分)」を新規収録、映像特典には「ノンテロップOP&ED」が収録される。また、今回のBlu-ray Boxの発売を記念して、「ガンダムモバイル&アプリゲームキャンペーン」も6月1日より展開中。対象となるゲームは、『SDガンダム ストライカーズ』『SDガンダムジージェネレーションフロンティア』『ガンダムエリアウォーズ』『ガンダムコンクエスト』『ガンダムロワイヤル』『ガンダムカードコレクション』の6タイトルとなる。各ゲーム内で一定条件と満たすと"キーワード"が表示され、そのキーワードをガンダムパーフェクトゲームス内のキャンペーン特設ページに入力すると『機動戦士Vガンダム』の第1話~第3話を無料視聴することが可能に。キャンペーン期間は6月16日15:00まで、動画視聴は6月22日11:59までとなる。そして、全国のカラオケチェーン店舗DAMでは、「機動戦士Vガンダム×カラオケDAM 歌唱キャンペーン」がされ、川添智久の歌う『機動戦士Vガンダム』のオープニング主題歌「STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ヴィクトリー~」を歌うと、抽選でA賞「ウッソ・エヴィン役 阪口大助サイン入り『機動戦士VガンダムBlu-ray BoxⅠ』(2名)、B賞「ウッソ・エヴィン役 阪口大助サイン入り『機動戦士Vガンダム』ポスター」(5名)をプレゼント。キャンペーン期間は6月30日まで。さらに、6月5日17:00からは、ウッソ・エヴィン役の阪口大助、カテジナ・ルース役の渡辺久美子、アニメ評論家の藤津亮太氏が出演し、限られた時間の中で『機動戦士Vガンダム』の魅力をテーマごとに紹介していく特別番組『週刊5分で分かる機動戦士Vガンダム』(全8回)が公式サイトにて無料配信される。本番組は、Blu-ray Boxが発売される7月24日まで毎週金曜日17:00に公開され、7月24日に発売される『BoxI』に第1回~第4回+延長戦(その1)が、9月25日に発売される『BoxII』に第5回~第8回+延長戦(その2)が特典映像として収録される。『機動戦士Vガンダム』は、現時点で富野監督が手がけた、TVシリーズ最後の宇宙世紀を舞台としたガンダム。宇宙世紀153年、サイド2のほぼ全域を支配するザンスカール帝国と、対抗するレジスタンス組織リガ・ミリティアの戦争が描かれ、「ヴィクトリーガンダム」に搭乗する主人公のウッソ・エヴィンが巻き込まれていく。キャラクターデザインに『機動武闘伝Gガンダム』などの逢坂浩司氏、メカニカルデザインに大河原邦男氏、カトキハジメ氏、『マクロスF』などの石垣純哉氏、音楽に作曲家の千住明氏と豪華スタッフが名を連ね、富野監督のもと宇宙戦国時代のザンスカール戦争が描かれている。3月に公開された富野監督による本作へのコメント「何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください」も大きな話題となった。(C)創通・サンライズ
2015年06月04日アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の6月20日公開を前に、「攻殻機動隊」生誕25周年を記念したオールナイトイベントが、東京・TOHOシネマズ新宿で6月19日に開催されることが明らかになった。本イベントでは、『攻殻機動隊 新劇場版』で総監督・キャラクターデザインを務めた黄瀬和哉氏、脚本を担当した冲方丁氏に加え、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治監督、さらに、これらすべての作品でプロデューサーを務めたProduction I.G代表・石川光久氏など、「攻殻機動隊」の歴史を築いてきたメンバーが登壇。同シリーズの歴代監督が一堂に会し、作品について語るのは今回が初となり、製作サイドも「非常にレアな一夜になること間違いなし!」と胸を張る。入場者には特典として、『攻殻機動隊 新劇場版』公開一週目の入場者プレゼントとして用意されている「攻殻機動隊25周年記念複製原画セット」に加え、『GHOST IN THESHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』ほか公開当時のチラシ集(一部復刻版)が全員にプレゼントされる。開催時間は6月19日19:30の回(上映前トークショー)~翌5:20(上映終了予定、随時休憩含む)。上映作品は、『攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT』前後編、『攻殻機動隊 新劇場版』、『GHOST IN THESHELL/攻殻機動隊』、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』。チケットの料金は3,800円で、プレミアボックスシート(+1,000円)、プレミアラグジュアリーシート(+3,000円)も用意。劇場のインターネットチケット販売「vit」にて、6月5日24:00から販売がスタートする。「攻殻機動隊」シリーズの主人公・草薙素子の過去と攻殻機動隊の結成秘話が描かれる『攻殻機動隊 新劇場版』は、総監督・キャラクターデザインを黄瀬氏、脚本を冲方氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結。アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が務める。キャストには坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきらが名を連ねている。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月04日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』が、6月下旬より日本サイバー犯罪対策センターとコラボレーションしたポスターを、日本全国の交通機関、公共施設、大型商業施設などで掲示する。製作サイドによれば、「情報ネットワークやサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が電脳につながれた近未来を舞台に、多発する電脳犯罪を未然に察知し、それを除去するために組織された『攻殻機動隊』の活躍を描く」映画のストーリーと、「サイバー犯罪に関する情報を集約・分析し、その脅威を除去する」という日本サイバー犯罪対策センターの活動目的がリンクすることから発案。ポスターを通して、サイバー犯罪の脅威について認識してほしいというメッセージが込められているという。このタイアップポスターは、6月上旬から7月下旬に交通機関、公共施設、大型商業施設などで掲示予定。ポスターのコピーには、「サイバー犯罪を撲滅せよ。」という力強いメッセージが添えられている。映画『攻殻機動隊 新劇場版』は、総理大臣暗殺という戦後最大の事件が発生した2029年3月を舞台に、主人公・草薙素子は、バトーやトグサたち寄せ集めのメンバーとともに捜査を開始し、「洗脳・ゴーストへの侵入、・疑似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス「ファイア・スターター」の存在も見え隠れする中で、自分の生い立ちにもつながる手がかりにたどり着く。暗躍する謎のサイボーグ、総理大臣暗殺の真相、"第三世界"の存在、その先に待ち構えるワナ――素子の過去と攻殻機動隊結成の物語が描かれる。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月02日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』が、6月8日より都営地下鉄・東京メトロとコラボレーションしたキャンペーンを行うことが明らかになった。「GHOST IN THE 都営交通モバイルラリー~荒巻部長と共にメンバーを集めて攻殻機動隊を結成せよ!~」と銘打たれたこのキャンペーンは、2つのミッションで構成。いずれも携帯電話またはスマートフォンを使用して参加することができる。ミッション1では、対象駅に掲出されているポスターのQRコードを読み込み、専用ページにアクセスすることで達成。すると、専用ページにスタンプが押され、QRコードポスター設置駅ごとに異なる7種類のキャラクター画像がプレゼントされる。ミッション2は、対象となる7駅すべてのスタンプを集めると達成。漏れなくダウンロード版キャラクター設定集が手に入り、さらに、プレゼントへの応募権を獲得できる。プレゼント賞品は、A賞として、主人公・草薙素子を演じた坂本真綾、総監督・キャラクターデザインの黄瀬和哉監督、脚本を担当した冲方丁氏らによる「出演者&制作陣サイン入りポスター」(5名)、B賞は「特選 絵コンテ小冊子」(50名)、C賞は非売品の「プレスシート」(50名)が用意されている。スタンプラリーの対象となる駅は、浅草線・浅草橋駅(JR浅草橋方面改札外)、三田線・日比谷駅(東京国際フォーラム方面改札外)、新宿線・市ヶ谷駅(定期券発売所付近)、新宿線・岩本町駅(改札外右手)、大江戸線・新宿西口駅(JR新宿駅方面改札外正面)、都電荒川線・王子駅前停留場(早稲田方面ホーム後方)、日暮里・舎人ライナー・日暮里駅(改札外正面)の7駅。6月8日始発~30日終電まで開催される。なお、6月15日~21日の期間中は、東京メトロのデジタルメディアで『攻殻機動隊 新劇場版』のCM映像が放送。Tokyo Metro Vison(銀座線、丸の内線、東西線、千代田線、有楽町線、副都心線、半蔵門線)、Metro Concourse Vision(銀座、上野、溜池山王、新宿、池袋、六本木、恵比寿、秋葉原、大手町、有楽町)、Metro Station Vision(銀座、新宿、新宿三丁目、東京、赤坂見附、中野坂上)が対象となる。『攻殻機動隊 新劇場版』は、総理大臣暗殺という戦後最大の事件が発生した2029年3月を舞台に、素子は、バトーやトグサたち寄せ集めのメンバーとともに捜査を開始し、「洗脳・ゴーストへの侵入、・疑似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス「ファイア・スターター」の存在も見え隠れする中で、自分の生い立ちにもつながる手がかりにたどり着く。暗躍する謎のサイボーグ、総理大臣暗殺の真相、"第三世界"の存在、その先に待ち構える罠――素子の過去と攻殻機動隊結成の物語が描かれる。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月01日6月20日に全国公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』が、参天製薬の目薬「サンテPC」とコラボレーションした広告を、JR東日本、西日本全線(一部の車両を除く)の車内にて展開することが明らかになった。広告は、コラボステッカーとして車内のドア横に掲示予定。『攻殻機動隊 新劇場版』で総監督・キャラクターデザインを務める黄瀬和哉氏がイラストを手がけており、全身義体(サイボーグ)でクールな主人公・草薙素子が目薬をさすという、攻殻ファンにとっても貴重なビジュアルに。劇中での素子のセリフをパロディー化した、「目薬をさせと囁くのよ、私のゴーストが」というコピーが添えられ、コミカルな仕上がりになっている。制作サイドは、「『攻殻機動隊』の持つ近未来SFの世界観が、最新のパソコンやスマートフォン等のモニターから発せられる青色光(ブルーライトなど)の光ダメージに着目して処方設計した目薬『サンテPC』のイメージに合致しているということで実現しました」と、今回の企画意図を説明。この異色のコラボレーションは、一部車両を除く、首都圏のJR東日本と大阪地区のJR西日本の車内で、6月1日~30日の期間で見ることができる。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年05月29日現在TOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』の新キャラクター「パイロマニア」役を、俳優としても活躍する声優の津田健次郎が務めることが25日、明らかになった。本作は、主人公・草薙素子の過去と公安九課=攻殻機動隊の誕生の物語「border:1」から「border:4」の全4部作で描いた『攻殻機動隊ARISE』(2013年~2014年)を、シリーズ構成の冲方丁氏が初期案に基づいて再構成し、TVアニメ化したもの。ラストには2話のエピソードが追加され、6月20日公開のアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』へとつながるエピソードとなる。『TIGER&BUNNY』のネイサン・シーモア役などでも知られる津田が演じるのは、新作エピソードに登場する新キャラクター・パイロマニア。シリーズを通して事件の発端、物語の核となっている「洗脳・ゴーストへの侵入・擬似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス"ファイア・スターター"の信奉者として描かれ、炎を自在に操って素子たちに迫る。出演が決定し、兼ねてから『攻殻機動隊』シリーズのファンだったという津田は「『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を初めて見たとき、こんなに静かで深いSF映画がありうるのだと、とても強い印象を受けました。ですからシリーズ最新作にあたる『ARISE』の出演依頼をいただいた時はテンションがあがりました」と作品に対する熱い思いを吐露。そのためアフレコでは「バトーの軽口を聞いたりすると、ついファンの視線に戻ってしまう」こともあったという。また、自身が演じるパイロマニアは「感情を抑えて、淡々としゃべるキャラクター」であるため、「その中でどこまでセリフにエネルギーを込めていくか」という点に特に気を遣ったという津田。完成した映像を見て「パイロマニアと草薙素子の静かな戦いは、とても『攻殻機動隊』らしいものだと思いました」と振り返り、ファンに向けて「この全編から漂う『攻殻機動隊』らしさを楽しんでいただければうれしいです」と呼びかけている。シリーズ構成を務めた冲方氏はパイロマニアについて、「ネットはあらゆる価値観を拡散させ、社会的なくびきからの逸脱を可能にします。そのためネットの拡大に社会が追いつけない時、社会よりもネットの価値を重くみる存在が現れます。パイロマニアはそれが行きすぎたキャラクター」と説明。新エピソードでは「組織構造からはじき出されている存在である素子が、素子らしい"戦い方"でパイロマニアに立ち向かっていく。そこを楽しみに見ていただけたらと思います」とコメントを寄せている。新エピソード「#09 PYROPHORIC CULT前編」は6月7日の22:30~(TOKYO MXほか)、「#10 PYROPHORIC CULT後編」は6月14日22:30~放送される。航空機爆破テロの共同捜査要請を受けた公安9課は、電脳ウィルス「ファイア・スターター」のブローカーとされるパイロマニア捕獲のため包囲網を敷き、身柄を拘束。しかし、パイロマニアの正体と目されていたテロリストの遺体が発見されたことで事態は急変し、正体不明のパイロマニアは拘束を解き、素子たちを急襲する。(C)士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」
2015年05月25日7月24日にバンダイビジュアルから発売される『機動戦士Vガンダム Blu-ray BoxⅠ』の発売を記念して、特別番組『週刊5分で分かる 機動戦士Vガンダム』が6月5日17:00より公式サイトにて無料配信されることが明らかになった。この番組は、TVアニメ『機動戦士Vガンダム』の放送が1993年4月2日の金曜日にスタートしたことにちなんで、6月5日から『Blu-ray Box』が発売される7月24日まで毎週金曜日17:00から、全8回にわたって無料配信される。ウッソ・エヴィン役の阪口大助、カテジナ・ルース役の渡辺久美子、アニメ評論家の藤津亮太氏が出演し、毎週5分という限られた時間の中で『機動戦士Vガンダム』の魅力をテーマごとに紹介していくという。なお、本番組は『Blu-ray Box』の映像特典としても収録され、それに加えて配信されない「延長戦」(全2回)も収録される。7月24日に発売される『BoxI』には『週刊5分で分かる機動戦士Vガンダム』第1話~第4話+延長戦(その1)、9月25日に発売される『BoxII』には『週刊5分で分かる機動戦士Vガンダム』第5話~第8話+延長戦(その2)が収録される。『機動戦士Vガンダム Blu-ray Box』は、1993年4月~1994年3月にかけて放送された富野由悠季監督によるTVアニメ『機動戦士Vガンダム』を、ニューマスターポジフィルムによるHDテレシネ&HDリマスターを施してBlu-ray Box化。7月24日に第1話「白いモビルスーツ」から第26話「マリアとウッソ」を収録した『BoxI』が、9月25日に第27話「宇宙を走る閃光」から第51話「天使たちの昇天」を収録した『BoxII』が発売される。価格は各3万6,720円で、2016年9月24日までの期間限定生産となる。『機動戦士Vガンダム』は、現時点で富野監督が手がけた、TVシリーズ最後の宇宙世紀を舞台としたガンダム。宇宙世紀153年、サイド2のほぼ全域を支配するザンスカール帝国と、対抗するレジスタンス組織リガ・ミリティアの戦争が描かれ、「ヴィクトリーガンダム」に搭乗する主人公のウッソ・エヴィンが巻き込まれていく。キャラクターデザインに『機動武闘伝Gガンダム』などの逢坂浩司氏、メカニカルデザインに大河原邦男氏、カトキハジメ氏、『マクロスF』などの石垣純哉氏、音楽に作曲家の千住明氏と豪華スタッフが名を連ね、富野監督のもと宇宙戦国時代のザンスカール戦争が描かれている。3月に公開された富野監督による本作へのコメント「何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください」も大きな話題となった。(C)創通・サンライズ
2015年05月24日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』に向けて、「攻殻機動隊」シリーズの歴代監督を務めた押井守監督、神山健治監督が応援コメントを寄せた。本作では、総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズでも謎を秘めたキャラクターであった全身義体のサイボーグ・草薙素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話を描く。総監督・キャラクターデザインに黄瀬和哉氏、脚本に『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を手がけた小説家の冲方丁氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結した。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)でメガホンをとった押井監督は、映画を「葛藤に陥る前のパッショネートな素子を描いた唯一の攻殻」であると評価。押井氏いわく「これまでで最も魅力的な素子」を描き切った黄瀬氏に向けて、「さすが黄瀬だ!」と総監督ぶりをたたえている。そして、TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を担当した神山監督は、「攻殻機動隊のメンバーがいかにして現在の活動を行うに至ったのか」が解き明かされている点に注目。「公安9課結成までの活躍や葛藤が描かれる本作は大変興味深く、細視に値する映画です」と、シリーズの核となる部分がつまびらかにされる本作に期待を寄せた。なお、公式サイトでは、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督、BUMP OF CHICKENの直井由文、『シドニアの騎士』を描いた漫画家・弐瓶勉、『進撃の巨人』の実写映画を手がける樋口真嗣監督、アーティストのタカノ綾など著名人からの応援コメントを随時公開していく予定だという。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年05月22日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の制作を務めたProduction I.Gの石川光久氏ら制作スタッフたちが、本作へのこだわりを語る動画が公開された。これは、6月20日にソニーから発売される4K液晶テレビ・ブラビアの新商品『X9300Cシリーズ』を中心とした7機種が発売されることを記念して行われたコラボレーション企画で、「ブラビア」×「攻殻機動隊 新劇場版」キャンペーンサイトにて公開。動画では、Production I.Gの石川氏のほか、美術監督の竹田悠介氏、3DCG監督の井野元英二氏、色彩設計の広瀬いづみ氏、撮影監督の田中宏侍氏らがそれぞれの視点から『攻殻機動隊 新劇場版』に込めた思いを披露。冒頭では石川氏が「押井守が攻殻機動隊の原作を見て、これをやりたいって言ってから23年。『新劇場版でやりたかったことにたどり着けた』と言っていたのね。これは最大の発見だよね」と感慨深く語っている。美術監督の竹田氏は、背景について「小さなサムネイルで見た時にも何が描かれているか把握できるのが理想的」であると同時に、「拡大した時、細部の質感まで描き込んでいる」よう目指したことを明かす。3DCGでキャラクターを動かす井野元氏が、「キャラクターにしっかりと感情移入をしてもらえるように作っている」とコメントする一方で、色彩を手がけた広瀬氏は「お客さんにそこにいるかのような感覚をもって、臨場感を感じてもらえるように作っている」と語り、これまでにないドラマチックな映像表現を期待させている。終盤では、石川氏と田中氏が「フルHD」と「4K」で作品の見比べを実施。石川氏が桜の散るシーンを例に、「『4K』で見るとちゃんとCGの中に作画の絵を入れ込んでいるのがクリアにわかる。手間をかけた分だけそれが映像で伝わってくる」と語ると、田中氏も「昔だと作りこんでも見えなかったものが、数年後よく見えるようになるっていうのは報われる」と、技術の革新によってアニメの制作現場のモチベーションが変わっていくことにも触れた。『攻殻機動隊 新劇場版』の物語の舞台は、総理大臣暗殺という戦後最大の事件が発生した2029年3月。主人公・草薙素子は、バトーやトグサたち寄せ集めのメンバーとともに捜査を開始し、「洗脳・ゴーストへの侵入、・疑似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス「ファイア・スターター」の存在も見え隠れする中で、自分の生い立ちにもつながる手がかりにたどり着く。暗躍する謎のサイボーグ、総理大臣暗殺の真相、"第三世界"の存在、その先に待ち構える罠――残された6人が己のゴーストに従う時、はぐれ者の寄せ集め集団は最高のパフォーマンスを発揮するチームへと変化していく。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年05月21日東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで2015年7月18日~9月27日に開催される「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」で販売予定の東京会場限定ガンプラが発表された。本企画は、富野由悠季監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会。昨年に大阪で先行して開催され、東京は2015年7月18日~9月27日の会期で行われる。シリーズの魅力の神髄に迫るために、1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。会場内特設シアターでは、ホワイトベースでブライトら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像が特別上映され、ガンダムの魅力を存分に味わう、質・量ともに圧倒的な規模の展覧会となる。同イベントのオフィシャルショップで販売される東京会場限定ガンプラだが、今回、公開された機体は4体。7月18日発売予定の『MG ウイングガンダムプロトゼロEW カラークリア』(5,200円/税込)、8月上旬発売予定の『MG ガンダムアストレイレッドフレーム メッキフレーム/カラークリア』(7,500円/税込)、8月中旬発売予定の『MG ダブルオーライザー カラークリア』(7,100円/税込)、9月上旬発売の『MG ユニコーンガンダム グリーンフレーム/カラークリア』(5,400円/税込)となる。そのほかにも、大阪で発売されたガンダム展限定『MG RX-78-2 ガンダム Ver.3.0 メカニカルクリア』(4,900円/税込)、『MG シャア専用ザク Ver.2.0 メカニカルクリア』(3,800円)、『メガサイズモデル RX-78-2 ガンダムカラークリア』(8,450円/税込)も合わせて販売。なお、オフィシャルショップへの入店には「ガンダム展」のチケットが必要となり、料金は通常前売り券(一般・大学生/7月17日まで発売)が1,800円、当日券(一般・大学生)が2,000円となる。(C)創通・サンライズ
2015年05月14日安彦良和氏原作で、全4話構成で公開されるアニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のガンプラ新商品が、静岡県・ツインメッセ静岡にて開催中の「第54回 静岡ホビーショー」にて続々と発表された。会場では、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のMSV企画「Mobile Suit Discovery(MSD)」の始動もアナウンスされ、本作の公式サイトや「GUNDAM.INFO」、「バンダイホビーサイトとも連動して展開していくという。「MSD」のガンプラ化第1弾は「プロトタイプグフ」に決定し、2015年9月発売予定。さらに10月発売予定の『HG モビルワーカー(仮)』、型式番号では同じくプロトタイプグフに該当する『HG YMS-07』などが参考出品されていた。そのほか現在発売中の『HG シャア専用ザク』、5月15日発売予定の『HG ガンタンク初期型』、6月13日発売予定の『HG 高機動型ザクII(ガイア/マッシュ機)』、9月発売予定の『HG 高機動型ザクII(オルテガ機)』など、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズのガンプラを続々を展示。特に、3体揃った黒い三連星の「高機動型ザクII」は、大型武装を携えたTHE ORIGIN版のため、迫力のディスプレイとなっていた。(C)創通・サンライズ
2015年05月14日5月14日~17日の4日間(14日15日業者招待日、16日17日一般公開日)に静岡県・ツインメッセ静岡にて開催中の「第54回 静岡ホビーショー」にて、バンダイのガンプラ新作となる『MG ガンダムアメイジングレッドウォーリア』が発表された。「ガンダムアメイジングレッドウォーリア」は、2014年10月~2015年4月に放送されたTVアニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』にて、三代目メイジン・カワグチが使用したガンプラ。パーフェクトガンダムIIIとも呼ばれる機体を自分用にアレンジして完成させ、メイジンの操作テクニックが合わさることで、劇中では鬼神のごとき強さで圧倒した。レッドウォーリアは、もともと漫画雑誌『コミックボンボン』(講談社)に連載された漫画『プラモ狂四郎』(1982年~86年)に登場しており、真紅のカラーリングや独自性のあるデザインから他と一線を画する人気を獲得。SDガンダムの人気絶頂期にさまざまな機体、キャラクターとしても活躍したレッドウォーリアが、『ガンダムビルドファイターズトライ』本編に登場した際には、ファンの間で大きな話題となった。すでにガンプラ「HGUC」シリーズで立体化されているガンダムアメイジングレッドウォーリアだが、三代目メイジン・カワグチが使用するガンプラの「MG」化は、2015年2月に発売された『MGBF 1/100 ガンダムエクシアダークマター』に続いて2体目。「MG」らしく各ディテールは細かく作り込まれ、元祖レッドウォーリアから引き継がれた「ハイパーバズーカ 」や象徴的な「ガンブレイド」なども「MG」クオリティで立体化されていた。『MG ガンダムアメイジングレッドウォーリア』は、2015年8月発売予定で価格は5,184円(税込)。(C)創通・サンライズ
2015年05月14日デザイナー、ワカマツ タダアキが手掛けるアクセサリーブランド「キューポット(Q-pot.)」が『美少女戦士セーラームーン』とコラボレーション。主人公、月野うさぎの誕生日である6月30日にアイテムの販売を開始する。“うさぎちゃんのバースデーをたくさんのスイーツでお祝い”することをコンセプトに展開されるキュートでポップにデコレーションしたスイーツアクセサリーは全7型。クリスタルスターコンパクトがマカロンになった「クリスタルスターマカロン ネックレス」(税込1万6,200円)や、大きな赤いリボンとビスケットの「セーラームーンビスケット ネックレス」(税込2万2,680円)他、原作の中でキーアイテムの“ムーンフェイズ”をイメージした「ムーンフェイズの懐中時計 ネックレス」(税込3万240円)など心をときめかすラインアップ。ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスそれぞれのセーラー戦士の胸元のリボンがそのまま飛び出したような「セーラー ジュエルホイップバングル」(税込1万3,500円)、キャンディーのようにカラフルな「セーラー ジュエルキャンディーリング」(税込1万8,360円)もファンにはたまらないアイテム。いずれも中央のクリスタルには戦士それぞれの守護星モチーフが刻印されている。また、同アクセサリーを購入すると、うさぎちゃんのバースデーケーキをイメージしたスペシャルボックスが付いてくるという嬉しい特典も。更に注目したいのは、今回の発売に先駆け、原宿の「Q-pot CAFE.」で、6月15日~7月31日の期間限定で提供されるスペシャルなコラボレーションスイーツ達。ピンク色のコンパクトにストロベリーとブルーベリーがサンドされたスイートなマカロン「クリスタルスターマカロン プレート スペシャルドリンク付」(税込3,900円)は、今回のために描き下ろされた星型の陶器プレート付き。伝説の聖杯“レインボームーンカリス”を再現した「スイートレインボー ムーンカリス パフェ スペシャルドリンク付き」(税込2,500円)にはルナのコースターが付いてくる。セーラームーンがメイクアップするようにミラクルに色が変わる「クリスタルパワー メイクアップ ティー」(税込850円)も見逃せない。また、平日限定(※7月20日のみ祝日でも提供)メニューとして、各曜日毎に5戦士をイメージしたカップケーキが乗った「セーラーリボンカップケーキ ネックレスプレート」(税込各2,200円)も登場。それぞれ戦士のコースターも付いており、思わず毎日通ってコンプリートしたくなる。
2015年05月12日