世の中に数あるSNSの中から『ママパパがおもしろい! 』 を基準に、赤ちゃん本部長でおなじみ㈱モアイの営業部3人組がインスタグラム、ツイッター、ブログから、気になるアカウントをピックアップ。子育ての役に立ったり、息抜きになったり、とにかく可愛かったり、面白かったり……。おすすめ子育てSNSをお届けします!坂井部長坂井です。こう見えて、アートやカルチャーなどに興味をもったりしております。手前味噌ではございますが、皆さまと共有したいものをご紹介できればと思っております!天野課長どうも天野です。「ぷぷぷ」と笑える、子育ての息抜きになれるようなアカウントを独断と偏見でご紹介します!西浦西浦です!本部長と娘のハルミの育児をする中で、僕自身参考にさせて頂いてるアカウントさんをご紹介できればなと、思っております!今週のBABYPICKSゆるふわ昆虫図鑑Twitter : @64zukanInstagram : 64zukan天野課長じゅえき太郎さんの昆虫や爬虫類の日常をゆるーく描いた漫画。彼らのコミュニティで起こる日常が、どこか人間味溢れていて、腑に落ちない何かに、とても共感してしまいます。じゅえき太郎さんの作り出す、独特の間と表情豊かな昆虫たちが、たまらなくクセになる漫画です!また、夏には蝉、秋にはスズムシが登場したりして、季節も感じることもできるのも素敵です。天野課長の気になるPOSTブブInstagram : booboo.piyo天野課長分かりやすくガッカリしたり、喜んだりする娘・ガク子ちゃんの感情の移り変わりが、見ていて飽きません(笑)。たまに覗かせる、渋めの表情がたまらなく可愛い!にぎやかな子煩悩っぷりを発揮してるパパも魅力的な存在です(笑)。天野課長の気になるPOSTたぬきケーキめぐりInstagram : tanukicake_meguriBlog : たぬきケーキのあるとこめぐり坂井部長皆さまは「たぬきケーキ」をご存知でしょうか?私は初めて目にしたケーキなのですが、昔ながらのケーキ屋さんでは、ショートケーキと並んで、当たり前に売られていたそうです。「たぬ吉くん」「チョコタヌキ」「ポンちゃん」といった様々な名前で現れるたぬきケーキ。そして捕獲されたたぬきケーキは、顔の観察から入り、フォークで真っ二つにされたのち、食されます。皆さまも発見した際は、是非ご賞味ください!坂井部長の気になるPOSTつぶみとほにゅ7mTwitter : @tbys141122西浦つぶみさんが描く、ほんわかしたイラストにとっても癒される育児漫画。その中で、「完母」にこだわることをやめた記事がありました。「完母」とは完全母乳のこと。粉ミルクは使わず、母乳のみで授乳する、ということだそうです。同僚のママさんでも、なかなか母乳がでずに悩んでる方がいました。僕もまだまだ育児真っ最中、悩む事もありますが、前向きなつぶみさんの投稿に強く励まされてます!西浦の気になるPOST西浦今週は読者のみなさまから、教えて頂いたアカウントもご紹介しております!引き続き皆さまの気になるアカウントをお待ちしております!「気になるアカウント」募集中!あなたが日常で楽しみにみているアカウントを教えてください。気になるアカウントを教えて下さい。
2018年09月25日4年半前に上の子を出産したときのことです。出産から5日後、退院の日。私の入院していた産院では体重測定がありました。赤ちゃんのお世話と自分の最低限のことしかしていないのに体重が減りました…!母乳だけじゃなく、寝不足になりながらの必死のお世話も、体重が減った理由のひとつな気もします(やつれた…?)自分の分のエネルギーと、赤ちゃんを生かし、かつ育てるエネルギー…合わせたらものすごいカロリーが必要だったんだなぁと驚きでした。そして娘が産まれて3ヶ月…。体重は軽くなっているのに、下っ腹ぽっこりボヨヨーン。そして第二子を産んで1年半がたった今…。下っ腹もお尻も、さらにボヨヨーン。ボヨヨヨーン。とある行進曲並み。ダイエットは体重ではなく体型!育児以外の運動もして、引き締めないとですね…。(あんこ餅もぐもぐ)
2018年09月24日最近は、可愛いおしゃぶりがたくさん市販されています。つい目移りしてしまいますが、そもそもおしゃぶりってなんのためにあるのか、いつから使えばいいのかご存じですか?今回は、意外ときちんと知られていないおしゃぶりの効果やデメリットを解説します。使い方のポイントをおさえて、おしゃぶり選びにも役立ててください。おしゃぶりってどんな効果があるの?おしゃぶりとは、育児用品の一つ。赤ちゃんの口にくわえさせて使用します。おしゃぶりを使うことの最大の効果は、ぐずっている赤ちゃんを即座に泣き止ませたり、静かにさせたりすることができる点にあります。なかなか寝付けない時に使用すると、入眠をスムーズにすることもできます。赤ちゃんのご機嫌をとることができる理由としては、乳首に似た形をしていることから、赤ちゃんに対してリラックス効果を与えることができるからと考えられています。赤ちゃんは、指しゃぶりをすることがありますが、おしゃぶりを与えることで指しゃぶりをやめさせる効果もあります。指を含め、乳首に似たものをしゃぶるろうとするのは赤ちゃんにとって本能的な行動です。ところが、指しゃぶりすることで指に付着した雑菌が体内に入り、感染症を患うことがあるとされているのです。おしゃぶりは感染症のリスクを軽減するのに効果的ということになります。おしゃぶりは赤ちゃんの鼻呼吸を助ける効果も期待できます。おしゃぶりを使うと強制的に口がふさがれ、結果的に鼻呼吸が促されることになります。実は口呼吸には危険が伴うとされています。例えば、口のなかが乾燥することで唇がカサカサになってしまったり、喘息やアレルギーの原因の一つともいわれています。おしゃぶりは、赤ちゃんに鼻呼吸をさせるのにうってつけのアイテムなのです。そのほか、乳首以外のものに慣れることで、食べる練習になったり、突然死のリスクを減らしたりする効果があることもわかっています。おしゃぶりはいつから使う?おしゃぶりはいつから使うのがよいのでしょうか?おしゃぶりは生後すぐにでも使うことができますが、後述する通り、すぐに与えてしまうのにはリスクが伴います。母乳で育てるのであれば、生後2ヶ月程度してからがよいでしょう。また、ミルクで育てるのであれば、生後1ヶ月頃に始めてもよいかもしれません。ただし、必ず月齢に合ったものを選ぶようにしてください。おしゃぶりが大きすぎたり重すぎたりすると、赤ちゃんに負担を与えてしまいます。アゴや吸う力に合ったものを選ぶことはとても大切です。また、赤ちゃんがおしゃぶりを嫌がるような素振りを見せたら、無理に使おうとせず、日をおいてから再度試してみるとよいでしょう。おしゃぶりはどういう時に使うのがベスト?いろんな効果が期待できるおしゃぶりですが、赤ちゃんに四六時中与えておけばよいかというと決してそんなことはありません。あとで詳しく述べるように、おしゃぶりを使うことにはネガティブな側面もあり、いつからいつまでと限定して効果的な使い方をすることが求められます。上手な使い方について解説します。ぐずってどうしようもない時赤ちゃんのご機嫌が良くないと、抱っこしてもあやしてもぐずりが収まらず、何をしても泣きやんでくれないものです。そんな時は赤ちゃんが不安になっているという合図。おしゃぶりには赤ちゃんの不安を和らげる効果が期待できます。おしゃぶりを与えて、気持ちを落ち着かせてあげましょう。寝かしつけたい時ご機嫌が悪い時は、夜なかなか眠ってくれないこともしばしば。そんな時にもおしゃぶりは効果を発揮し、赤ちゃんのスムーズな入眠を誘います。どうしても静かにしていて欲しい時公共の場にいるときなど、今、赤ちゃんに泣かれたら困るなというシーンは少なくないはずです。慣れない場所に行くと、赤ちゃんの不安を誘ってしまうため、ここぞというときほどぐずってしまいがち。そんなときも、おしゃぶりを与えるとすぐに泣きやんでくれます。乳児突然死症候群の防止におもに1歳未満の赤ちゃんに、まったくの前兆なく突然死がもたらされることがごく稀にあります。「乳幼児突然死症候群(Sudden Unexpected Infant Death)」と呼ばれ、平成28年には109人が亡くなりました。前項でも少し触れましたが、おしゃぶりには「乳幼児突然死症候群」の発症を抑える効果があるといわれています。少ないように見えますが、赤ちゃんの死亡原因としては第3位。決して油断できない病気です。ただし、生後すぐに使用すると、乳頭混乱といって母乳を飲むのを嫌がる場合があります。いつから使用するのが適切かというと、生後2ヶ月程度からが妥当です。おしゃぶりを使うデメリットもある?育児をサポートするだけでなく、赤ちゃんの発育を助けたり、突然死のリスクを軽減したり、おしゃぶりにはメリットがたくさんあります。ところが、おしゃぶりを使うことで赤ちゃんにとってマイナスの効果が生じることがあるので注意が必要です。赤ちゃんにとって母乳育児することがいろんな点で良いことが知られていますが、おしゃぶりを使うことで、母乳育児が短くなる傾向が指摘されています。母乳にしても、おしゃぶりにしても、「吸う」ことに変わりはありませんが、おしゃぶりに慣れることで、母乳を吸うのには適さないリズムを覚えてしまうためだと考えられています。また、おしゃぶりが赤ちゃんの歯並びを悪くすることもわかっています。日本小児歯科学会は、おしゃぶりを使っている赤ちゃんは、おしゃぶりを使っていない赤ちゃんに比べて、噛み合わせが良くないケースが高い頻度で見られると報告しています。おしゃぶりは赤ちゃんをリラックスさせるのに効果的な反面、いつからいつまでと使用期間を決めずに濫用することで、かえって逆効果になってしまうことも。例えば、おしゃぶりがないと不安になって泣き出してしまったり、おしゃぶりがないと寝られなかったりといったケースは少なくありません。おしゃぶりを使っているとき、赤ちゃんは例外なく口を閉ざすことになります。そのため、両親とのコミュニケーションを阻んでしまう原因になると指摘されています。わかりやすい例を挙げると、ちょうどしゃべり始める時期に、すぐに静かになるからといっておしゃぶりを与えてしまえば、その分だけ赤ちゃんとお話しする機会がなくなることに。おしゃぶりを使うことで、かけがえのない時間が失われてしまう可能性があるのです。いつからいつまで使うかを見極めてデメリットを防ごうおしゃぶりを使うことのデメリットのいくつかは、おしゃぶりの選び方によって解消することができます。例えば、噛み合わせが悪くなるデメリットに関しては、噛み合わせをサポートする機能のあるおしゃぶりを利用することでカバーできます。おしゃぶりをしっかり噛ませて口を閉じさせるタイプなど、赤ちゃんの歯ならび形成やアゴの正常な発達を支える工夫がされたものを選ぶとよいでしょう。おしゃぶりを長く使わないように心がけることも大切です。上でも解説した通り、おしゃぶりを使うベストな時とは、あやしても何をしても泣きやんでくれない時や、眠ってくれない時、また、人が大勢いる場所で泣いてしまう時などです。できるだけご機嫌が悪い原因を探りながら対応し、必要なときにピンポイントで使うようにするとよいでしょう。そうすることで、おしゃぶりが手放せなくなる状態やコミュニケーションの機会を失ってしまうような事態を回避することができますよ。まとめおしゃぶりは、新生児から使って良いのですが、商品スペックに適正年齢が明記されているので購入前にはきちんとチェックしましょう。使い続けると悪影響も出てきますので注意が必要です。卒業時期を決めておいて、安全・快適に使用しましょう。参考:オムロン『実は危険な口呼吸』日本経済新聞朝刊(2012/1/11)『花粉症に強い体に ポイントは口呼吸』厚生労働省『乳幼児突然死症候群(SIDS)について』
2018年09月23日息子が産まれて1年と5ヶ月、毎日欠かさずやってきた授乳。一日7回くらいが平均だとすると…なんと生まれてから3500回くらいは授乳してきたことに…!生まれたては、授乳時間をメモしたり、飲んでいる分数を計ったり、とにかく頻回。授乳後はげっぷをさせたり、おむつを替えたりしているうちに、また授乳タイム…。気がつけば1日中おっぱいをあげているような気も…。大きくなってくると、授乳のリズムは徐々に変わってきます。赤ちゃんとの生活で必要不可欠な授乳タイムがどう変わっていくのか、今回は私と息子の体験談を書こうと思います。生後1ヶ月までは、3時間に1回!生まれてから生後1ヶ月くらいまでは、3時間に一回、規則正しく授乳していました。意識して時間を計っていたわけではないですが、寝ている時でさえもだいたい3時間に一回ぐずりだして、息子のなかで「3時間に1回は飲みたい」といったリズムが本能的にあったよう。1回あたり15〜30分位かけて授乳するため、夜中の授乳時は、最高で2時間半続けて寝られたらいいなといった感じ…。とにかく眠かった!しかも息子はすぐに直のみができず、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲むスタイルだったので、搾乳や哺乳瓶の手入れなどの時間を考えると、私は本当に1日中おっぱい仕事をしていたと思います。これが約1ヶ月続きました。リズム安定せず、増える授乳回数息子の場合、搾乳した母乳を哺乳瓶であげるスタイルから母乳の直飲みに変わった時期が生後2ヶ月に入るころ。直飲みできるようになると、私も「今回は◯ml飲めたなぁ」など細かな量を計ることができなくなりました。おそらく一回あたりの量がまちまちになり、そのため授乳回数は少し増えた気がします。このころの授乳回数は1日に8~10回が目安という説もありますが、母乳の場合は「欲しがったらあげる」でいいそう。日中、活動している時間帯は特に時間を気にせずに飲みたさそうにしていたらあげる、ことに。授乳リズムはしっかり整っていなかったと思います。これまで3時間に一回ペースだった夜間も、4〜5時間ほど間隔があくことも。「これまで3時間に1回飲んでいたのに、大丈夫!?」と心配になって調べたところ、わざわざ起こしてあげる人もいるそうですが、そのまま寝かせてしまっても問題ないそう。息子の場合、長く寝てしまう時はだいたい私の疲れが溜まっていて一緒に長く寝てしまっている時だったので、ママを気遣ってくれるのかな、なんて思って愛おしくなりました(笑)とはいえ、生後の1ヶ月検診時に体重増加が伸び悩んだりしていたら、お医者さんに相談したり、授乳回数を増やすのが良さそうです。3ヶ月くらいで、一度にたくさん飲めるように!生後3ヶ月にさしかかると、だんだんと一度に飲める量が増えてきて、授乳回数の目安は1日6回~8回と、少し減ります。一度に飲んでくれる量が増えるということは、その分腹持ちが良くなっているということ。夜間の授乳間隔があいてくる時期で、まとまって寝てくれるので非常に気がラクになった覚えがあります。生後間もなくからこれくらいまでが、母親として体力的にも精神力的にもつらい時期なのでは。産後で体力の回復が十分にされていないうえ、親子とも授乳に慣れずに、まとまった睡眠時間も取れない時期は、いま振り返ればあっという間でしたが、やっぱり大変でした。夜間授乳は、パパに変わってもらったりしてくださいね♪この頃から夜間は、「寝る前におっぱい→たまに起きて1or2回おっぱい→朝イチのおっぱい」の流れがデフォルトに。私としてもだんだん、授乳に対する余裕が持てるようになってきました。授乳リズムも体重増加も、落ち着いたペースに生後3ヶ月すぎると、体重の伸びも一段落。1日20gほどの増加に落ち着いてくるようです。とはいえ個人差はあるので、大きくなってさえいれば安心して見守ってあげてくださいね。授乳回数は変わらず。夜は寝ている分、昼間にけっこうあげていたので、トータル8回くらい。首がすわってきて、飲み方も生まれたての感じから少しずつ変化してきました。離乳食開始したら、授乳回数はどう変わる?息子の離乳食スタートは、6ヶ月。初めのうちは1日一回、1さじ~しか食べていなかったので母乳への影響は特に出ず、回数もそのまま。離乳食スタート時は、まだまだおっぱいから摂る栄養がメインでした。授乳の回数や飲み方に変化が現れてきたのは、2回食を始めた8ヶ月くらいから。だいぶ量を食べるようになり、母乳の量は少しずつ減ってきました。しかし、息子は大のおっぱい好き!なので、食後に少しだけ欲しがる(デザート感覚!?)など、回数は変わらないか、むしろ増えてたかもしれません。3回食になっても、おっぱい大好きは変わらず。ちょこちょこ飲むので、あまり食欲旺盛ではなく、離乳食の進みや食べ口はそんなによくありませんでした。食事の時でも「少し食べてから母乳を欲しがり、再びご飯に戻る」などを2〜3回繰り返しています。保育園でのお昼ご飯では大丈夫なので、多分ママに甘えたいのかぁ〜なんて。周りのママ友からは、このくらいの時期からご飯やおやつでお腹いっぱいになったり、水分はパックの麦茶を飲んでいるので授乳が減ったという話もちらほら。我が子はまだまだおっぱい大好き。特に意識的に減らしたりせず、飲みたいと意思表示されたときにはあげるようにしています。また、息子は授乳ケープのストライプ柄を覚えているようで、おっぱいが欲しい時に自分で持ってくるまでになりました。その意思表示も、赤ちゃんの頃から比べたら愛しく、可愛い成長です♡ようやく、おっぱい以外にも興味が♪おっぱい大好きな息子ですが、外出時の母乳はかなり減りました。友人と買い物に出かけるくらいなら、水分とおやつとお昼ご飯だけでOKだったり!刺激的なものがいっぱいあるので、授乳どころじゃないんでしょうね(笑)1日を通してお出かけする時は、持参する蓋付きマグカップのお水じゃ足りず、よくペットボトルを買い足してます。水分補給が授乳→お茶やお水でできるようになったのは、大きな成長。まだ卒乳は考えていませんが、おっぱい以外の興味が出てきたことで、すこしずつ授乳回数も減り、離れていくのかなぁと思います。次のステップは、卒乳!やがてくるその日を考えると切ない…。今はたくさん、愛おしい授乳ライフを楽しもうと思います♡
2018年09月21日長男を妊娠中、つわりの程度が軽かった私はよく食べ、体重が増えて検診のたびに産婦人科の先生に注意されていました。しかし!! 産後は授乳のおかげでみるみる体重が減りあっという間に元に戻りました。(ありがとう長男!)そんな経験があったからか、次男の妊娠中に体重増加を注意されても余裕ぶっこいていたのです。次男は粉ミルクと母乳の混合で育てたのですが、やはり完全母乳で育てた長男の時より私の体重は減らず…。産後3年が経過しましたが、あと3kgがなかなか落ちません(涙)
2018年09月21日はじめてまして。イラストレーターの大貫ミキエです。普段は「夫婦のじかん」というコンビ名で、旦那とよしもと芸人として活動もしております。芸人とイラストレーター、二足のわらじを履く私なのですが、日々生活をより良くするために神アイテム探しにも奔走しております! そんな私の日々をマンガで楽しんでいただけたらうれしいです! 第1回目の今回は、ピジョンの搾乳器をご紹介したいと思います。 ※個人の感想です 出産準備品って、出産前にいろいろと買い揃えておくものだと思っていたのですが、自分の母乳の感じもまだまだわからないうちに搾乳器を買う選択がどうしてもできませんでした。 しかしいざ母乳育児が始まると、どれくらい母乳が出ているのかわからない!足りているのか足りてないのか、育児用ミルクを足していいのか……。そんなときに搾乳器には本当にお世話になりました。手搾りでもいいかと最初は思っていましたが、搾乳器は手では搾りきれないところも搾り出してくれるという感じがしました。今では非常にお世話になっております! 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター よしもと芸人 大貫ミキエ夫とのお笑いコンビ「夫婦のじかん」としても活動するイラストレーター。息子(2018.3生)との3人暮らし。Instagramやブログにて育児漫画更新中。
2018年08月31日「女子は減点」の医大入試もしかり、医療現場はまだまだ女性にやさしくない。改善されないのなら自分で“お手本を見せる”と、ある女性医師が立ち上がった。「東京医科大学で受験者の得点を意図的に操作し、女子入学者数を抑制していたことは、医師を目指している女性全体にとって許しがたい不正。大学からは、出産や育児で離職、休職せざるをえない女性医師を、積極的に合格させたくないという思惑を感じます。こうした問題を解決するために不可欠なのは、出産・育児のある女性医師が働きやすい、復帰しやすい医療現場を作ることです」そう語気を強めるのは、6月に開院した「みなみ野グリーンゲイブルズクリニック」(産婦人科)の桑江千鶴子院長(66)だ。東京都立多摩総合医療センターの産婦人科部長として、緊急帝王切開や高難度の婦人科手術でメスを握っていたが、現在は、女性医師を含む、女性全体が安心して出産・育児ができる枠組みを作ろうとチャレンジしている。女性医師に寄り添う医療現場は少なく、出産育児を機に、キャリアを捨てざるをえなくなったというケースは少なくない。厚生労働省の、’06~’16年の調査によると、女性医師の就業率は、医師登録して12年後、つまり出産や育児の時期と重なる30代後半で、75%ほどに下がるのだ。桑江さんが続ける。「そうした理由から、女性医師の流出を防ぐために院内に託児所を設置する施設も増えてきました。しかし、一緒に働く男性医師の意識が古いままでは、根本的な解決にはつながりません」女性医師のニーズの高い小児科でも「女性は出産時に辞めてしまうのでダメ」と断られたり、「2年間は妊娠するな」と条件を突きつけられることもある。医療現場で求められるのは、24時間365日、滅私奉公で働ける医師。出産・育児は敬遠される。女性医師の割合もOECD加盟国の平均は46.5%だが、日本は20.3%(’17年)で最下位だ。桑江さんが自らクリニックを立ち上げ、女性医師の働き方の改善を模索するのは自身も「いつ辞めようか」と考え続けてきたからだ。信州大学医学部を卒業した’77年ごろを振り返る。「入学した100人のうち女性は4人。指導する先輩医師からは『男のほうが脳が重いから優秀』と言われ、メスも握らせてくれなかった。多くの女性医師が、当直や急患のある外科系では受け入れてもらえないだろうと最初から諦め、比較的時間に余裕が作れる眼科や皮膚科などを選びます。女性は選択の幅が狭いんですね」卒業後、すぐに高校教師の秀夫さん(66)と結ばれる。彼女が出した結婚の条件は「子どもは産まない」ということだった。「『いや、ちょっと待ってよ』と。ボクは子どもが好きだから、欲しかったんです。だから妻には『ボクが育てるから産んでほしい』とお願いしたんですよ」(秀夫さん)’80年に長女・七生さん(38)を出産。その後に始まった産婦人科医の仕事は、多忙を極めた。「娘が2歳のときに勤めていた病院は、月の分娩が120~180件もありました。保育園に迎えにいくのはいつも最後。当時、私は赤い車に乗っていたので、娘は窓の外を見ながらずっと『赤いブーブ、赤いブーブ』と言っていたそうです。保育園の先生からそれを聞いて、“寂しい思いをさせてしまっているな”と涙が出ました」だが、立ち止まってはいられなかった。’85年に長男を出産したときも、産後2カ月で職場復帰した。「トイレで母乳を搾っては捨てていました。せめて5カ月くらいは母乳を与えたかった……。家族旅行も、急患が入れば私だけ途中で切り上げたり、娘の誕生日ではケーキのロウソクの火を吹き消す前に病院に舞い戻ったり」もっと子どものそばにいたい、辞めたいと何度も思った。そんなとき秀夫さんはこう言って励ました。「本当にそれでいいのか?もし子どもが大きくなって“私のためにお母さんが好きな仕事を辞めたんだ”と思ったら、イヤだろう」夫や夫の両親、実家の母親のサポートを得てキャリアを積み、’02年から退職する’12年まで、多摩総合医療センターの産婦人科部長を務めることができた。「私はスーパーウーマンではなくて、迷いながらも、家族のサポートがあって“なんとか切り抜けられた”のだと思っています。そもそも“専業主婦”は高度経済成長期に生まれたもので、それまでは農業も酪農も漁業も女性は働き、育児は親戚や近所などが助け合っていた。つまり、子育ては1対1で部屋に閉じこもってするものじゃないんです」桑江さんはかつての自分の姿を思い出す。鉄筋コンクリートのマンションの一室に子どもの泣き声が響き渡っていたとき、思わず虐待しそうになったのだ。「そのとき母が姿を現してわれに返ったのを覚えています……。都立病院を退職してからは、非常勤医師としてクリニックなどで産後うつのお母さんの治療にあたっていたんですが、いま“医師であり母である私”ができることは何かと考えるようになって、新しい病院を作ろうと決意しました」3人の子どもとクリニックを訪れた娘の七生さんに、“母として”の桑江さんについて尋ねてみた。「母はいつも忙しくて、私は父と一緒の思い出ばかり。でも、育児しながらでも女性が手に職を持って働くことの素晴らしさを学びました」女性医師たちを導く“母”として、桑江さんの挑戦は続く――。
2018年08月22日子どもを連れて出かけた先で、人からかけられた言葉に「むむっ」とした経験はないでしょうか? 悪意があって言ったわけではないと思うけれど、なぜかスッキリしない。それは時として呪いの言葉ように長く消えずに残ってしまうことがあります。今回は、言っている本人には悪意のない(だからタチが悪い)「呪いワード」と、その切り替えし方について考えていきましょう。■子育てママがモヤッとする「呪いワード」とは?子育てをしていると、ほかの人からいろいろな言葉をかけられますよね。そんな言葉たちを大きく分類してみると下記にようになります。1.食育、しつけ系「子どもなのに、あんまり食べないのね」「(子どもが1歳くらいのママに)オムツとれそう?」「母乳やめたの?」「おっぱいで育ててるの?」2.働くママに対して「幼稚園までは一緒にいてあげたらいいのに」「働いているの? 子どもがかわいそうよ」3.ライフスタイル全般「いいわね、今からって感じで。たくさん生みなさいよ~」「今のお母さんは本当に楽でいいわよね」「(ベビーカーに乗った子どもを見て)最近は便利よね、私たちの時はなかったわ」分類別に振り分けると、それぞれ多くの「呪いワード」があることが分かります。子育て中のママなら、1つや2つ、自分も同じようなことを言われたという心当たりがあるのではないでしょうか。■イラっとする呪いワード「うまい切り返し方」前述したワードは悪意なく発せられていることが多く、言っている本人は、鈍感なタイプが多い印象です。でも、こうした無意識の悪意はいちばん人を傷つけます。こうした相手には、これ以上、切りこませない言葉や態度でかわしていくのがおすすめです。具体的に説明していきましょう。1、食育、しつけ系「呪いワード」には…「そういうの昔とはかなり変わってきてますよ」母乳やミルク育児、オムツ卒業などの考えは、時代によって変わっていきます。気になることを言われたら「そういうの昔とはかなり変わってきてますよ」と返しましょう。そうすることで暗に「あなたの考えはもう古いんですよ」と伝えることができます。2、働くママに対しての「呪いワード」には…「今は仕事しているお母さんのほうが多いですからね」昔は結婚すると仕事をやめる女性が多かったという背景があります。その時代設定のまま、仕事で子どもといられないことは、かわいそうなことだと思い込んでいる人には「今は仕事しているお母さんのほうが多いですからね」と返します。こちらも「今は昔と違います」というメッセージを暗に伝えることになります。3、ライフスタイル全般「呪いワード」には…「ありがとうございます。おかげさまで助かってます」子育てに役立つグッズ、サービスが多様化して、仕事と子育てで手いっぱいのママにはおおいに助かる時代になりました。その恩恵を受けられず、今の子育ては楽でいい。自分は苦労してばかりだったという人には「ありがとうございます」「おかげさまで助かってます」と返します。今の時代に子育てできてラッキー! あなたは残念でしたね、と優越感にひたるような気持ちでも良いですね。すべてに共通して大切なのは、終始にこやかに対応することです。そして「そういう方もいらっしゃいますよね」「そういう考えもありますね」と早々と話を終わらせること。そうすることで「私、今の状態に困ってないので」と言外に主張することができるでしょう。■「呪い」と感じてしまうのは「自分にも原因あり?」実はこうしたワードに反応してしまうのは「自分自身が気にしているから」という一面があります。「まだオムツがとれなくて心配」「子どもを預けてまて働いていいのだろうか…」そんな迷いや不安がどこかにあるのかもしれませんね。人から言われた言葉を「呪いワード」に感じたは自分の気持ちに気づくキッカケをもらえたと思いましょう。イラッとした時は「私はこういうことを今、気にしているんだな」という気づきをもらったと考えます。例えば「今のお母さんは楽でいいわよね」というワードに「むむっ」と思うのは「子育ては楽しちゃダメ。髪を振り乱して育児するのが良いお母さん」という思い込みがあり罪悪感を感じているのかもしれませんね。育児に正解はありません。「呪いワード」は自分の気持ちを理解する材料ととらえ「気を張りすぎていたのかもしれないな」「もっと力を抜いていこうかな」と自分を受け入れてあげましょう。子育てはママの気持ちが安定しているのがいちばんだと私は思います。
2018年08月14日おふくろの味。老舗料亭のみそ汁や肉じゃがの美味しさを形容するとき、よく使われる言い回しでありますが、果たしてその定義は何なのでしょうか。「世代によって違うよ」「地域によって違うだろ!」「いや、家庭ごとに違うんだ!!」などと、おふくろの味論争は絶え間なく続いてきましたが、今宵、そんな無益な論争に筆者が終止符を打ちます。 前提おふくろの味、つまり母親がつくってくれる料理はたしかに地域や家庭によって差はありますが、“子どもが好きなもの”であることは間違いないでしょう。例えばカレーやオムライス、これらからおふくろの味を感じることはできるかと思います。しかし、ホタルイカの沖漬けやアンコウの肝がおふくろの味だと言う人は少ないでしょう。また、“おふくろの味=おふくろがつくる味”というイメージがあるので、缶詰などの既製品も含まないこととしましょう。ということで、この記事では「子どものころに好んで食べた母親の料理の味」を“おふくろの味”とします。 「おふくろの味」の共通点おふくろがつくる料理にはある共通点があります。それは“うま味”です。カレー、みそ汁、オムライス、肉じゃが……どんなおふくろの料理にもうま味が入っているのです。では、うま味とはなにか。 うま味とはうま味とは、グルタミン酸やイノシン酸と呼ばれる物質のこと。これら物質が含有された食材が舌に触れたとき、人は「美味い」と感じる仕組みになっています。グルタミン酸は野菜を含む多くの食材に含まれており、イノシン酸は動物の肉に含まれていることが多い模様。それぞれ単体でもうま味を感じることはできますが、同時に摂取することで相乗効果を発揮し、より美味いと感じることができるようです。 それぞれの料理に含まれるうま味例えばみそ汁。出汁を取るときに使う昆布にはグルタミン酸が、かつお節にはイノシン酸がそれぞれ大量に含まれております。それらを煮てとった出汁から、うま味を感じることができます。肉じゃがもそうです。じゃがいもに含まれるグルタミン酸と牛肉のイノシン酸が相乗効果を発揮するようです。あの味わい深い美味しさは、ジャガイモと牛肉の合わせ技によるものなんですね。 結論よって、「おふくろの味とはうま味のことである」と言えるでしょう。……しかし! なんだか面白くない!「おふくろの味=うま味」って結論、面白くない!と思った筆者。さらに調べてみると……ありました。ほぼ全ての人類が、生まれて最初に口にする共通の食べ物に、うま味が。 こんどこそ、結論ほぼ全ての人が、生まれてはじめて口にする共通の食べ物、それは……_人人 人 人 人 人_> 母乳 < ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 実は、母乳にもグルタミン酸が含まれているのです。母乳に含まれるグルタミン酸=うま味の記憶が、大人になったとき、うま味=懐かしい=おふくろの味と連想させるのではないでしょうか。 博多の名店「ナイル」のカレーは”おふくろの味”なのか長くなりましたが、ここからが本題です。そもそも、おふくろの味を定義しようと思ったきっかけは、今回レビューするレトルトカレー『博多の名店ナイル監修 甘口カレー』のパッケージ裏に「おふくろの味」と書かれていたことです。おふくろの味と銘打ったカレーにはどんな材料が使われているのか?パッケージ裏を見てみましょう。ご覧のとおり、グルタミン酸を含むたまねぎ、人参、にんにくなどが入っており、イノシン酸を含む牛肉も含まれています。甘口の味付けも、「辛口が食べられなかった子供時代」を思い出させ、“おふくろの味”を後押しするのでしょうか。さて、果たして“おふくろの味”はどのように再現されているのか。 実食ルウはサラサラとしており、えんげ力の低い子どもでも食べやすい仕様になっております。そして子どもが大好きであろうお肉が、小さなお口でも食べやすいサイズに入れられています。このサイズなら同じ量でもいっぱい入っているように見えてお得感がありますね。 感想うまい!たしかに“おふくろの味”がしました。……まあ、じゃがいもと牛肉が入っているので、うま味を感じるのは当たり前ですが。食べる前から分かっていました。原材料を見れば一目瞭然です。甘口とか関係ないです。あと、うま味物質なんてものは大概の食材に入っています。多分そのへんの草とかにも微量ながら含まれていると思います。ですので、言ってみれば全ておふくろの味です。そして散々言いましたが、やっぱり地域や環境によっておふくろの味は異なるもの。結局は、その人がおふくろの味だと思ったものがおふくろの味です。答えなんてないです。全ての母親がみそ汁や肉じゃがのようなちゃんとした料理つくっているとは思いません。缶詰で育った子もいればポテチで育った子もいるでしょう。 全国のママさん、安心してください。毎日手づくりの料理じゃなくたっていいんです。たまにはお休みしてカップヌードルにしちゃいましょうよ。カップヌードルにもうま味は入っていますから。なんなら日本を代表する大企業が時間とお金をかけて開発した主力商品なので、あなたがつくる料理より美味しいかもしれません。ここはインスタント食品に任せて、休憩しましょう。ママ業って大変ですもん。ですから、「おふくろの味を押し付けるな!」「食卓に缶詰を出したっていいだろ!」「こっちは忙しいんだ!」みたいな怒りはお収めください。食卓に缶詰を出したとしても、子どもたちが喜んで食べるなら、そこに愛があれば、それがおふくろの味になるでしょう。 総評カレーの味★★★★☆辛さ★☆☆☆☆おふくろの味★★★★★ 【参考】※ 特定非営利活動法人うま味インフォメーションセンター※ 味の素商品情報サイト「うま味アカデミー 講座5 身近な食品に含まれるうま味」【画像】※ ぱくたそ【筆者略歴】スパイス野郎
2018年07月25日こんにちは、イラストライターのモモです。今回は、赤ちゃんの少食に悩んだ友人の体験談を、書きたいと思います。赤ちゃんの成長には食事と睡眠が大事ですが、どちらもママ泣かせですよね。特に、新生児はまだ吸う力も弱く、上手に母乳やミルクを飲むことができません。「そのうち力もついて、たくさん飲むようになる 」と言いますが、成長しても相変わらず飲んでくれない…と悩んでいるママさんはいませんか?友人の体験談が、少しでも参考になれば良いなと思います。少食の赤ちゃん友人の赤ちゃんは、新生児の頃から少食でした。少しおっぱいを吸っただけで寝てしまい、ミルクを足そうとしても起きません。友人は「新生児のうちは仕方ない 」と思い、成長と共に沢山飲めるようになると考えていたそうです。しかし…3ヶ月を過ぎても赤ちゃんは少食のまま。3分程度の授乳で口を離してしまい、もちろんミルクを追加しても飲まない…。(私が出産した時の指導では「左右10分ずつ、合計20分」が授乳時間の目安でした)個人差があるにしても、あまりの短さに「母乳が出ていないのかも」と思ったそうです。試しにミルクだけを飲ませてみたのですが、それでも70㏄で飲むのを止めてしまう。赤ちゃんは日中も機嫌良く過ごし、よく笑い、よく動く子です。しかし、一度の授乳量は少なく、夜間も寝続けるので3時間以上の間隔が開いてしまう。友人は赤ちゃんの少食に悩むようになりました。体重が増えないのはママのせい?1ヶ月、健診では順調に増加していた体重も、次第に成長曲線が緩やかになっていきました。また、体重が増えないだけではなく、便秘が1週間以上続くように…。綿棒浣腸をしても便秘は解消されず、友人も不安になりました。心配になり、小児科を受診すると、友人は先生から体重の増え方、便秘について厳しく叱責 されたそうです。それがきっかけになり、友人は自分を責めるようになりました…。それからは赤ちゃんが寝ていても起こし、2時間置きに授乳するようにしました。しかし、赤ちゃんもお腹が空いているわけではないので、そこまで飲むこともなく…。頑張っても増えない体重に、解消されない便秘。授乳が友人にとって、何よりも辛い時間 になってしまいました。私には赤ちゃんよりも、追い込まれていく友人の方が深刻に見えました。成長の目安は「体重」だけ?母乳がどれだけ出ているのかわからないことも、不安になる原因の1つでした。友人は助産師さんに定期的な訪問をお願いし、母乳の量を量ってもらうことにしました。すると、自分で搾乳していたよりも、ずっと多く出ていたんです。そして助産師さんからのアドバイスを受け、思い切って小児科を替えることにしました。新しい小児科で言われたことは、今までとは真逆のことでした。「成長の目安は体重の増え方だけじゃない。 」体重ばかり気にしていた友人でしたが、赤ちゃんの身長を計ると、体重の増え方よりも急勾配で伸びていたんです!「これだけ身長が伸びていれば大丈夫!」と言われ、友人も驚いたそうです。そして「飲んだ母乳を残さず体内に吸収して栄養にするから、便秘の理由はそれかもしれないね。」と言われました。少食だけど、赤ちゃんはちゃんと問題なく成長してくれていたのです。あまりにも赤ちゃんが少食だと、ママは心配になりますよね。育児本にも、少食についてはあまり載っていないので、どうすればいいのか不安になると思います。友人は、体重が増えないのも便秘も、自分がしっかり飲ませてあげられないからだ、と思い詰めていました。また母乳は量が分からないため、「ミルクをもっと飲ませなくては」と思い込んでいました。でも、体重の増え方も便秘も、母乳が足りていない事が原因ではありません。友人は、母乳外来や助産師さんに母乳の量を量ってもらうことが大事だと言っていました。母乳の量を把握したことで「出ていても飲まないのなら仕方ない。 」と割り切れたそうです。そして信頼できる小児科を見つけることもポイントです。友人の赤ちゃんは小児科医の指導で、5ヶ月から離乳食を開始しました。少食は相変わらずですが、離乳食にしてから便秘も解消されたそうですよ。●ライター/モモ
2018年07月11日こんにちは、ライターのホコリです。0歳児を子育て中のみなさん、離乳食の食べ具合はいかがでしょうか。今や食いしん坊2歳児の娘も、離乳食完全拒否! の時期がありました。そこで、今回はホコリ的離乳食拒否の乗り越え方を紹介したいと思います。料理が得意じゃないわたしにとって離乳食は結構なハードルだったので、本当は6ヶ月すぎてゆっくりスタートしようと思ってました。しかし、子育て初心者ゆえに「生後6ヶ月に5ヶ月用メニューからスタートしたら、7ヶ月になった時に市販の7ヶ月用のベビーフードが食べれない?」と頭の固いわたしはなぜかそう思ってしまったのです。今思えば、そんなことないんでしょうけれども…。なので、5ヶ月過ぎに産院で貰った離乳食の進め方表に律儀に倣ってやっていました。「なんだ、食べてくれるじゃないの!作り甲斐あるわ〜!」そう思ったのもつかの間…離乳食を始めて3週間が過ぎ、わりと順調かと思っていた離乳食タイムもやがて苦痛の時間になっていきました。スプーンを拒否!口に入れたと思ってもブーッ!と吹き返され、しまいには泣かれて終了!…心が折れます 。一生懸命作った離乳食のストック…ゴミ箱行き。今日は食べてくれるかも?!今日は!今日は…と思い続けて数日、わたしの心は完全に折れたのでした(涙)わたしはインスタグラムに育児絵日記や心境をアップしているので、「離乳食だめだー(泣) 」という投稿をしてみました。そうすると、「うちもです!」「上の子の時そうでした!」といったコメントをたくさんいただき、中には「1歳や2歳までほぼ母乳やミルクで育ったけど、今はよく食べるし元気です!」という声も。「確かに、食べない子は本当に食べないし、これは離乳食を用意しようとしまいと、結果同じなのでは…?」そう思ったわたしは離乳食休止を決心 しました。また、小児科を鼻風邪で受診したらちょうど離乳食の話になり、「5〜6ヶ月スタートでは早すぎるくらいなので、9ヶ月くらいから始めても大丈夫!」とお医者さんに言われ、(いろんな観点から諸説あると思いますが。)心が軽くなったのでした。考えてみたら、離乳食は栄養をとるためのものではなく、食べる(噛む・飲み込むなど)練習のためのものであり、食べなきゃ育たないわけではないんですよね。うちは結局9ヶ月まではほぼ母乳 、たまに気まぐれで果物を与えると手掴み食べしてました。そして9ヶ月、再スタート。メニューは5ヶ月の子と同じ10倍粥。と、手掴み用の柔らかく茹でた野菜!なんともちぐはぐな献立ですが、手掴みに興味があったのでよく食べてくれました。お粥も通常のペースよりだいぶ早く軟飯になっていきました。ここで心配になるのが、ちゃんと噛めているのか?水で流し込んでいるのでは? というところ。うちでは少し歯ごたえが残るかな、くらいに茹でた野菜やおやきを作って与えていました。2歳になった今もしっかり口を動かして食べています。うちは育児書には載っていない離乳食の進め方をしましたが、結果とても楽な道でした。離乳食食べなくっても、いずれ食べるようになるんです。ずっと母乳やミルクを飲んでいる子どもはいません。初めての育児はつい頭が固くなりがちで、周りの同月齢の子と比べがちですが、我が子と自分自身に合ったやり方があると思います。「うちの子、離乳食食べなくて…」「月齢が若いよその子は食べてるのに…」「せっかく用意したのに、悲しい…」なんてお悩みの方、一度思い切って離乳食お休みしてみてはいかがでしょうか?母親がやりやすい育て方も大事だと思います。●ライター/ホコリ
2018年07月09日完全母乳、ミルク、混合か…子どもが産まれて初めて選択することのひとつでした。わたしは「母乳」が出やすかった体質で、退院した後もほとんど哺乳瓶を使うことはありませんでした。粉ミルク代もかからず、体重も増えないし…と完母で大丈夫だなーと思っていました。あの時までは・・・。息子が6か月になる頃に免許の更新がありました。連れて行くことも考えましたが、講習場所は車で1時間くらいかかる所でした。(しかもわたし違反者講習!!)夫に息子を預けることを視野に入れて、哺乳瓶の練習をしました。しかし時すでに遅し・・・。息子が哺乳瓶を口にすることはありませんでした。努力むなしく、散っていったお金たち・・・(笑)結局、免許の更新の日は夫に息子を任せました。家を出る前におっぱいをたっぷりあげ、泣きだしたら果汁をスプーンでちびちびと飲ませてもらいました。高速を使い、慌てて帰ったのですがあの時の疲弊した夫の顔は、今でも忘れられません。母乳とミルク、どちらで育てるなんて正解はないとは思ってはいたのですが、どちらにもメリットとデメリットがあることを改めて知ったのでした。
2018年07月08日赤ちゃんの体は成長していく過程で、さまざまな変化が起こります。そのひとつである食物アレルギーは、赤ちゃんに起こるアレルギーでも特に多いもので、親の立場からすると心配になってしまいますが、アレルギーへの正しい理解をもってコントロールすれば問題はありません。ここでは赤ちゃんに起こる食物アレルギーについて、事前に知っておきたいポイントをまとめました。赤ちゃんと食物アレルギーについて特定の食物の摂取や接触によって体に症状が現れる食物アレルギーは、とても身近な症状のひとつではないでしょうか。卵や牛乳を食べて不調をきたす人は珍しいことではありません。実は、この食物アレルギー最も発症するのが、乳児期の赤ちゃんなのです。アレルギー反応ってなに?私たちの体には「免疫」という機能が備わっています。これは、外部から侵入してくる異物(アレルゲン)から身を守るためのシステムで、食べ物や細菌、ウイルス、花粉、ダニなどのハウスダストが、体内に入ってきたときに異物として認識し、それを排除しようと働きます。しかし、その働きが過剰になってしまい、さまざまな症状をきたしてしまうものを「アレルギー反応」と呼びます。食物アレルギーとは食物アレルギーは、その名のとおり食べ物によって引き起こされるアレルギー反応のことです。食べ物は外部から体内に摂り入れて栄養を得るために必要なため、基本的に異物として認識されることはないのですが、体の免疫のシステムに問題があったり、消化や吸収する機能が未熟な状態だと、食べ物を異物とみなしてアレルギー反応を起こします。また、食物アレルギーというと、口から食べたときに反応が出ると思いがちですが、食べ物に触れたり、吸い込んだりするなど、何らかの経路で体内にアレルゲンが侵入しても起こります。食物アレルギーの症状特に多く見られるが、湿疹やかゆみ、むくみなどの皮膚症状です。その他にも、くしゃみやせき、鼻水や息苦しさなどの呼吸器、目の充血や口腔内が腫れるなどの粘膜、下痢や吐き気、血圧の低下、神経症状など、さまざまな症状が現れます。食物アレルギーの症状は、アレルゲンとなる食物を食べたり、接触後2時間以内に症状が現れます。これを即時型食物アレルギーと呼びます。また、アレルギー反応が出るまで数時間かかる遅発型もありますが、食物アレルギーの多くは即時型のアレルギー反応になります。食物アレルギーにかかるのは赤ちゃんの時期が最も多い食物によるアレルギー反応を起こすのは、食物に含まれるタンパク質です。赤ちゃんや小さい子どもに食物アレルギーが多いのは、体が成長段階にあることが大きく関係していると考えられています。これは、消化機能が未熟であるため、食べ物を分解して消化することができないためで、ちゃんと消化できない食べ物に対し、体が異物だと認識していることが考えられます。食物アレルギーは成長と共に耐性がついていく成長と共に消化機能も発達していくと、これまでアレルギーを発症していた食べ物に反応しなくなっていく「耐性化」が見られます。特に食物アレルギーのなかでも特に多い卵・牛乳・小麦は、小学校の入学前くらいになるとアレルギー反応が起こらなくなるケースがほとんどです。耐性化しにくい食べ物もある食物のなかには、耐性化しにくいものもあります。主にピーナッツ、魚介類、果実、ソバ、種子類などは成長をしても耐性化しにくく、成人になってもアレルギー反応を起こすために避けなければならないケースもあります。食物アレルギーは遺伝することも考えられるアレルギー疾患である食物アレルギー、喘息(ぜんそく)やアトピー性皮膚炎などは遺伝することが考えられています。しかし、親が発症していたからといって、確実に子どもにも発症するというものではありません。アレルギー疾患の発症は、さまざまな要因が複雑に関係しているのです。妊娠時や授乳期にできる予防策はない食物アレルギーを引き起こしやすい食べ物といえば、「卵、乳、小麦」の3つです。自分の子どもがこれらの食物アレルギーにならないよう、妊娠時から食物制限をすること、またアレルゲンが母乳から侵入するのではないかと授乳期に食物制限に意味はなく、子どもへのアレルギー予防になるようなことはありません。離乳食をはじめる時期は遅らせないように食物アレルギーの発症をおそれて、離乳食をはじめる時期になっても母乳だけを続ける人がいます。これは、母乳栄養の有益性を過大評価していることが理由にあるようですが、長い期間母乳を与えることが食物アレルギーを予防するという医学的な根拠はありません。赤ちゃんの食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の関係赤ちゃんの頃に発症するアレルギーは、食物だけではありません。複数のアレルギーを発症した場合、一方のアレルギー症状が、もう一方のアレルギー症状を悪化させてしまうことがあります。たとえば、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎を発症している場合を見ていきましょう。アトピー性皮膚炎のお子さんは食物の接触にも注意アトピー性皮膚炎があるお子さんは、食物アレルギーの反応によって症状を招いたり、悪化させてしまうことがあります。アレルギー反応を起こす食物の経口摂取に気をつけるのはもちろんですが、食物と皮膚が接触しないようにすることも必要です。アトピー性皮膚炎は、皮膚の角層が乱れ外部からの影響を受けやすい状態です。皮膚の表面にあたる角層は外部からの刺激から守る役割を持っているのですが、アトピー症状による皮膚の乾燥で角層が乱れると、アレルゲン物質が進入しやすい状態になります。そのため、アレルゲンとなる食物が皮膚に触れることでアレルギー症状が起こりやすくなります。これによりアトピー性皮膚炎による皮膚の掻破(そうは)を促進させてしまうおそれがあります。このように、アトピー性皮膚炎を発症しているお子さんは、このような観点からも食物アレルギーに注意をはらう必要があります。食物アレルギーはアトピー性皮膚炎を発症させる原因ではない以前は、食物アレルギーを発症することがアトピー性皮膚炎の発症につながると考えられていました。両者は同じアレルギー疾患で、アトピー性皮膚炎を発症する子どもは、食物アレルギーやその他のアレルギー疾患を持つケースが多いのですが、食物アレルギーがアトピー性皮膚炎発症の原因ではありません。食物アレルギーだからといって悲観せず、ゆとりをもって対応を子どものアレルギーと聞くと不安になってしまうものですが、妊娠時や出産後すぐに心配する必要はありません。また、一部を除いて食物アレルギーの多くは成長と共に耐性化されていきます。そのため、食物アレルギーが出たら、アレルゲンとなる食物に気をつける、というくらい、ゆとりをもって接していくようにしましょう。ちまたでは間違った予防対策なども広まっているので、必ず医師と相談をして適切に対応していきましょう。<参考文献>・食物アレルギー診療ガイドライン 2016ダイジェスト版(日本小児アレルギー学会)・授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省)・小児アトピー性皮膚炎 大矢幸弘(J-Stage)・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版(日本皮膚科学会)・日本アレルギー学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン・アレルギー疾患の現状等 厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課監修:小暮裕之
2018年06月29日赤ちゃんに湿疹ができたり、肌が乾燥して荒れるのを見ると「もしかしてアトピーかも?」と不安になってしまうものです。また、自分がアトピー性皮膚炎だから子どもにも発症するのではないか心配になるなど、親の立場になると不安や心配はつきないものです。しかし、アトピー性皮膚炎は、まだまだわからないことが多い病気ですが悲観することはありません。中には、妊娠時から食べ物を制限したり、母乳がアトピー発症に影響を与えるのではないか、という情報が出回っていますが、そういったことはありません。乳児のうちから正しい治療、適切なケアを実践することは、アトピー性皮膚炎の予防や治療面で大きなメリットがあります。まず、アトピー性皮膚炎がどういった病気であるのか、乳児のうちにやるべきケア、ステロイドは本当に怖いものなのか?基本的なことを押さえておきましょう。乳幼児のアトピー性皮膚炎まず、アトピー性皮膚炎とはどういったものであるかを理解しておきましょう。アトピー性皮膚炎の特徴主には、かゆみをともなう湿疹(赤み、ブツブツ)がひどくなったり、ゆるやかになったりする「憎悪と寛解」をくり返すのがアトピー性皮膚炎の特徴です。アトピー性皮膚炎は誰もが治らない病気ではないのです。多くの場合、乳児の頃に発症しますが、幼少期、学童期へ進むにつれて症状はゆるやかになり、やがて症状が出なくなったり、自然治癒する場合もあります。このように成長と共に症状が治まっていくことが多いのですが、中には重い症状が続く患者さんがいたり、大人になってから再発するなど、さまざまなケースもあるため、アトピー性皮膚炎といっても症状の程度や状態は個々で異なります。アトピー性皮膚炎の原因症状の程度や原因などに大きな個人差があり、アトピー性皮膚炎の明確な原因や確立された治療はありません。しかし、アトピー患者にはいくつかの共通点がみられます。いわゆるアトピー性皮膚炎になりやすい体質や要素のことで、これを「アトピー素因」と言います。たとえば、親がアトピー性皮膚炎であることや気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、結膜炎などの疾患があることも、素因のひとつにあてはまります。しかし、それだけでアトピー性皮膚炎が発症する遺伝性のものであるとは言えません。なぜなら、アトピー性皮膚炎は生活環境や習慣なども密接に関係してくるので、親に特定の疾患があるからといって、必ずしもアトピー性皮膚炎が発症するわけではないのです。アトピー性皮膚炎の主な症状や現れる時期アトピー性皮膚炎の症状は生後数か月あたりから見られはじめます。皮膚の症状や現れる部位は年齢によっても変わりますが、乳幼児期(2歳未満)では頬、おでこ、頭部に「潮紅(ちょうこう)」という、いわゆる赤みが現れたり、「丘疹(きゅうしん)」という、細かいブツブツや腫れたように盛りあがった症状が現れます。また、症状は他の皮膚炎や皮膚疾患と類似する場合があります。もともと乳児は湿疹ができやすいため、湿疹ができたからといって、すぐにアトピー性皮膚炎であるとは言えません。その他のアレルギー症状なども見ながら判断するため、一般人による診断は難しく、小児科や小児皮膚科を受診して診断する必要があります。我慢できないほどの強いかゆみに襲われるアトピー性皮膚炎の症状といえば、非常に強いかゆみが起こることです。手指で皮膚をかかずにはいられないほど強いかゆみに襲われるため、子どもに指でかかないように言う程度で止まるものではありません。皮膚が傷つき、血がにじんでくるほどやめられないかゆみが生じるため、皮膚に潮紅や丘疹が出るだけでなく、手指でかきむしってしまう「掻破(そうは)」が加わり、皮膚がただれたり(びらん)、ジュクジュクとした状態(湿潤局面)になることも特徴です。このように、強いかゆみによって皮膚をかきむしってしまうことがアトピー性皮膚炎の症状が悪化する大きな原因となります。赤ちゃんアトピー性皮膚炎の治療とは?ステロイドによる薬物療法などアトピー性皮膚炎における治療の基本は「薬物療法」、「スキンケア」、「悪化させるアレルギー因子を避ける」という3つの観点から行うことです。根本的な治療が難しいアトピー性皮膚炎ですが、治療で目指すのはアトピー性皮膚炎診療ガイドライン(日本皮膚科学会)によって、以下の項目があげられています。症状がない状態症状があったとしても日常生活に支障がない状態薬物療法をあまり必要としない急性に悪化することがあっても長引かない子どものアトピー性皮膚炎は、多くが軽症であること、そして成長と共に症状が落ち着いていくケースが大半であるため、上記のとの状態を目指すのは、成人と比較しても容易と言うことができます。しかし、子どもによっては、必ずしも症状が穏やかになっていくとは限らないため、ステロイド外用薬を用いた薬物療法は視野に入れておくことが必要です。ステロイドは危険ではないの?アトピー性皮膚炎の治療に使用されるステロイド外用薬は、強い副作用が取り上げられ問題視されることがあります。そういった情報を鵜呑みにして無理にステロイドを避けることは、かえってアトピー性皮膚炎の悪化につながります。ステロイド外用薬は、症状が憎悪と寛解をくり返すなかで、使うタイミングや使用を止めるタイミング、ステロイド外用薬の強さを調整する必要があります。そのため、医師の指導を十分に守り適切に使用することです。子どもの成長にかかわるステロイドの重要なポイント強いかゆみを伴う皮疹は睡眠の妨げになるのですが、赤ちゃんや子どもにとっては、睡眠障害が成長障害と深く関係してきます。そのため、赤ちゃんや子どもは、睡眠障害になっているかどうかの観点からもステロイド外用薬の使用を検討する必要があります。睡眠障害や成長障害をきたすと低身長や顔面の皮疹(ひしん)が強い場合は、網膜離(もうまくはくり)や白内障など、さまざまな合併症を起こすことがあります。また、過剰な食物制限も、カルシウム不足や成長障害をおこす危険性があります。原因になる?予防できる?アトピー性皮膚炎の間違った認識アトピー性皮膚炎は原因がはっきりとしていないことから、根拠のない話が出回ることがあります。古くから伝えられている方法や予防など、今では影響がないとわかっているものがあります。母乳が原因で赤ちゃんがアトピーになることはない赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になる原因として、母乳の「質」をとりあげ、それによってアトピー性皮膚炎の発症に影響を与えるといった情報が出回っていますが、これには根拠はありません。また、アトピー患者の母親による授乳が、子どものアトピー性皮膚炎の発症を促すということもありません。妊娠時や授乳期の食物制限は子どものアトピー予防に関係しない一昔前は、アトピー性皮膚炎の原因が食物アレルギーではないかと考えられていました。このことから、妊娠時に母親が食物制限をすることで、子どものアトピー性皮膚炎の発症を予防するのではないかと考えられていました。しかし、妊婦の食物制限によってアトピーをはじめとしたアレルギー疾患の発症を予防する効果はないということわかっています。妊婦が避けるべき基本的な食べ物に注意して、栄養バランスのとれた食事をしっかりとりましょう。また、母乳によるアトピー性皮膚炎の発症には根拠がないのと同様に、授乳する母親が食物制限をしても、子どもに対してアトピー性皮膚炎の予防効果はありません。赤ちゃんのアトピー性皮膚炎のケア対策アトピー性皮膚炎の治療で基本となる「スキンケア」と「悪化させるアレルギー因子を避ける」をみていきましょう。赤ちゃんのうちからスキンケアをすることアトピー性皮膚炎の治療において、日々行なうスキンケアは非常に有効な要素です。スキンケアの目的は、皮膚を清潔にし、保湿と保護で、低下した皮膚(角層)の機能を補うこと。ワセリンやシンプルな成分で構成された保湿剤の使用が推奨されます。新生児期から保湿剤を塗ることで予防につながることも角層は皮膚の水分を保持する機能があり、同時に外部からの刺激から守るバリア機能として働きます。皮膚が乾燥したり、かきむしってしまうことで皮膚のバリア機能は低下します。これが肌のかゆみを引き起こすことになるため、肌を保湿して保護することはアトピー性皮膚炎の発症と悪化を防ぐ重要なケアになります。現在では、新生児期から保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症率を低下させることが期待されています。悪化させるアレルギー因子を避けるアトピー性皮膚炎を発症する患者は、食物アレルギーや気管支喘息、アレルギー性鼻炎、ハウスダストなど、アレルギー疾患を持っている場合が多いといわれています。これらのアレルギーを引き起こす抗原(アレルゲン)を避けることもアトピー性皮膚炎の症状を抑えるために必要なことです。特に、乳児期は食物アレルギーを合併することが多くなります。食物アレルギーは食べることで、アレルギー反応を起こすだけでなく、バリア機能が低下した皮膚から、食物(卵やミルク、小麦など)が侵入することでもアレルギーを起こしてきます。そのためにもしっかりとした、保湿ケアが重要になってきます。お子さんがアトピーになっても悲観的にならないでアトピー性皮膚炎は、さまざまな原因が複雑に関係して発症する病気です。親がアトピー性皮膚炎である場合、子どもも発症するケースが考えられますが、遺伝という点だけで発症するわけではありません。近年、アトピー性皮膚炎患者が増えているのは、日本の住環境や食生活などの変化などが大きな要因になっていると考えられています。もし、子どものアトピー性皮膚炎の発症したとしても、乳児期から適切なケアをすることで予防や発症しても重症化しにくいことがわかってきています。そのためにも、アトピー性皮膚炎を理解することは重要なことです。決して悲観的にならず、医師と相談しながら適切なケアを続けて、子どもの成長を見守っていきましょう。<参考文献>・小児アトピー性皮膚炎 大矢幸弘(J-Stage)・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版(日本皮膚科学会)・日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン監修:篠原三秀
2018年06月28日みなさんこんにちは!イラストライターのゆめちちです。まだ出産前なのに、母乳が出てびっくりなんて経験された方も少なくないと思います。私も、妊娠中に母乳が溢れ出てびっくりしました。今回は、母乳が溢れ出る原因とその対処法について紹介します。妊娠7ヶ月で母乳が出てくる?初めて母乳が出てきたのは、妊娠7ヶ月です。お風呂に入っていると、黄色い母乳が少しだけ出てきていました!ですが、普段下着が濡れるほど出てくることはなかったので放っておきました。服が濡れるほど出てくるそれからしばらくたったある日、「なんか胸が痛いなー…なんか冷たいなーと服を確認したら、服が母乳で濡れていました。妊娠中によくあることなのか心配になり母に聞きましたが、母にはそんな経験がなかったそうです。「最初の黄色い母乳は栄養があって赤ちゃんに飲ませたほうがいいからあんまり出たらまずいんちゃう?」と、母に言われ不安になりました。母親学級で学んだ、母乳が出る原因何人かの妊婦さんと一緒に助産師さんの話を聞く母親学級というものに参加しました。その時に助産師さんが「母乳がすでに出てきている方はいらっしゃいますか?」と聞いてくださったので、「服が結構濡れるくらいに出てきたんですけど大丈夫ですか?」と質問をすると「妊娠中に母乳が出ることは珍しいことではないので大丈夫です。ただ、刺激してしまうと子宮収縮を起こし危険なので今は優しくふき取るだけ にして、あまり触らないでください。」とのことでした。出産前なのに母乳が出てくる原因は、妊娠を機にプロラクチンという女性ホルモンが増え、妊娠中から母乳を出す準備を始めること で、妊娠中(特に後期)から母乳が出ることがあるそうです。妊娠中の母乳対策私がしていた母乳対策は、母乳パッドを購入して下着につけて服が濡れないようにすること。母乳が出てきてしまったときは、その都度ふき取るようにしていました。分泌液をそのままにしておくと、乾燥しそのまま付着してしまうこともあるそうです。なのでいつも清潔にすることを心掛けていました。----------以上、いかがでしたでしょうか?妊娠中にいきなり母乳が出始めたらびっくりしてします。でもそれは、体が母になる準備をしているからです。今妊娠中の方で不安なことがある方は、助産師さんや先生に相談をして楽しいマタニティライフを過ごしてください!●ライター/ゆめちち(イラストライター)
2018年06月14日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。産後思ったように体重が減らないと悩んでいるママはたくさんいますよね。どうしたら痩せられるのかと悩むものの、今は授乳中でどうしようもない。そこで今回は、そんな卒乳後のダイエットに本格的に取り組みたいというママに、授乳中からできる身体作りを伝授します。 補正下着・骨盤ベルトを活用補正下着や骨盤ベルトを使っている2名の友人に話を聞いてきました。『産後、出産祝いに骨盤ベルトを友人からプレゼントされた。「産後は骨盤が開くから、早く締めないと戻らない」らしく、早く始めた。すると骨盤の開きも気にならず、産前のデニムが3カ月経っても余裕で入ります』(20代女性/一児のママ・育休中)『体重は戻ったのに、腰まわり、お腹周りの太さが全然違う。危機感を感じ補正下着を購入。整体にも通い始めた。やはり骨と肉の問題は大きく体形に影響が出るらしい…』(20代女性/二児のママ・自営)妊娠中や分娩中に歪みがちな骨盤。産後一ケ月以降は、骨盤矯正ベルトと使って骨盤を戻すと痩せやすくなります。補正下着や骨盤ベルトは、安く手に入り、日常でつけているだけで体形を戻ししてくれる優れモノ です。また、骨盤は時間が経つと戻りにくくなるので、できるだけ早めに使いましょう。お腹周りも太もも、気になる方は補正下着もオススメです。バスト一体型、骨盤ベルト一体型、と様々な種類があるようなので、自分に合った補正下着で体をしめることで元の体形に近づけます。日常生活にエクササイズを取り入れる補正下着や骨盤ベルトをせずとも、すらっとしたスタイルをキープされている方の話も聞いてきました。『赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこしながら歩くと相当体力を使います。最初はエクササイズ目的ではなかったのですが、抱っこせずに寝るようになった今でも、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしながら家事の時も動くようにしています。』(30代女性/二児のママ)『週に一回、ピラティスに通って運動に対する意識を高めました。ピラティス仲間ができお互い刺激し合えるし、運動した後の爽快感にやみつきで運動の習慣がつきやすくなりました。隙間時間に、家でも軽いエクササイズを実践している日々です』(20代女性/一児のママ)抱っこ紐で抱っこした赤ちゃんを負荷として使うのは賢いですよね。家事をしながら体重を減らせます。また、ヨガやピラティスに通って強制的に運動するのもいいですよね。周りに運動仲間が増えると、サボりづらくなるはずです。運動しないと落ちつかない …ぐらい習慣化すれば、あとはこっちのものです。 食生活の見直し『母乳のためにもたくさん食べよう!とどか食いしていたら全然痩せない。また甘い物の食べ過ぎで乳腺炎になってしまいました。それ以来食べる量は変えずに、野菜や果物、魚などの食材を選ぶようにしました。』(40代女性/三児のママ・パート)授乳中は量を減らすよりも、食べる物を選ぶことが大切 ですよね。急な食事制限は母乳にもよくありませんから、手軽でヘルシーな食事を心がけましょう。例えば、私が意識している食材がこちらです。〇市販のお菓子は砂糖がいっぱいなので代わりにフルーツ。〇ヘルシーな自家製スイーツ。〇食事の基本は一汁三菜。〇栄養価の高い納豆。「体重は戻っても体形は戻らない」という問題が卒乳後には残っています。授乳中から痩せやすい体質を作っておくと後が楽ですよ。育児も大変ですが「諦めたら終わり 」と自分に喝を入れて頑張りましょう。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/REIKO
2018年06月13日こんにちは、ユキミです。2歳になる息子ユキタに日々振り回されている、新米母さんの日常をお送りしています。前回に引き続き、「ママの産後あるある」についてご紹介いたします。尽きぬ食欲は母乳のため?皆さんは産前と比べて産後、食欲増えましたか?産後の体は母乳を作りだすためにエネルギーがいるため、産前より食欲が増す方が増えるそうです。ちなみに私は息子を産んだ直後に、産院の昼ごはんをほぼ完食し、その後も入院中、一度たりともご飯もおやつも残すことなく平らげていました。(ん?これはただ食いしん坊なだけじゃ…)入院中助産師さんから「帰ってからもしっかり食べてね、食べないと母乳が枯れちゃうからね」の言葉をしっかり鵜呑みにし、帰宅後もガツガツ食べていました 。この時は息子を常に抱っこしながらの生活だったので、手が空いた隙に炊飯器のご飯を全ておにぎりにし、ソファ横のテーブルに常に置いていました。大体一日ご飯2合くらい は食べていたと思います。ちなみに私は母乳のタイプが「挿し乳」といいますか、(胸があまり張らない)必要な分だけしか作られない体質だったので、なかなか母乳育児が軌道に乗らず…。母乳の量が安定してきたのは、産後半年くらいでした。ちなみにその産後半年、授乳量MAX時の食欲は…しっかり大人一人前の昼食を完食した15分後には、既にお腹がぐーぐー鳴っており …おやつにコンビニのお弁当や、お茶をしに入ったお店でパスタを平らげるなんてざらでした。こんな好き勝手食べていたらさぞ体重は…と怖いところですが、それがびっくり!!なんとこの時期は本当にどんだけ食べても太りませんでした!!恐るべし授乳の消費カロリー!!食べたいものを食べたいだけ食べても太らない授乳量MAX時は私の食の黄金期でした。そして息子も3回食がしっかり定着し、大人と同じペースで食事。大分授乳量も減ってきた1歳半頃…、私に残ったものは…「授乳量MAXと同じ食べ癖」と「新しくつき始めたであろう脂肪」の2つ。やばい…!!せっかく産前の洋服が着られる様になったそばから、これはやばい…!!と焦りを感じ、食の黄金期はもう終わったのだ…、と心を入れ替えることを決意。とはいえ、ただでさえ気力体力共に消費する育児、食べる楽しみくらいは残したい…!!なので、無理なくストレスがない範囲で、以下の3点だけ守っていました 。・息子の離乳食時に合わせて自分も食事をとる我が家の離乳食3回食の時間は、7時、12時、17時でした。子供と合わせて食べるのは慣れないうちは大変ですが、ダラダラ食べる習慣がなくなりおすすめです。・夕飯を食べたら寝るまで何も食べない夕飯をとるのが17時なので、それ以降何も食べないことを習慣にし始めたら…かなり体重の増加は防げました!!とはいえ、20時くらいになってくるとお腹がすくので、何かをして気を紛らわすか、夜更かししないで寝ちゃうことにしています(笑)・パンやお菓子などを買い置きしない置いてあると食べちゃいますよね~(泣)なのでどーーしても食べたいときは買いに出る!くらいの気持ちで!食欲の方が買ってしまった場合は、せめて車ではなくお子さんとお散歩がてら行きましょう(笑)これ以外は特にルールはないので、外食時は好きなものを食べますし、毎食の食事メニューもいまだに結構食べています(笑)美意識が高い方には「え…?当たり前…!!」なんて思われるでしょうが、1度ついた食べる癖ってなかなか抜けないのですよね…。この3つが私の無理なくできる範囲です。しかし最近これをしていてもなかなか体重は落ちません…、何故だ!!って多分…年ですな!!年齢による代謝の低下はまた別問題っぽいので、まめに動こうと思います(笑)●ライター/ユキミ
2018年05月24日産後女性が抱える悩みとして、「産後やせ」 というものがあることをご存知でしょうか?「出産で一時的に増えた体重は緩やかに元に戻るのが望ましい」と、母子手帳に記載されていますよね。赤ちゃんの1カ月検診で行われる、ママの産後のメディカルチェックでもそのように言われます。産後のダイエットに関する情報は豊富な一方で“逆の悩み” はあまり理解されにくく、対策法があまり知られていない という現実もあります。「赤ちゃんを産んだのに、やせていてうらやましい!」と言われても、本人は真剣に「太りたい」 と思っています。このような悩みに、3児のママライターがお答えできればと思います。産後2カ月位の状況実は、筆者は産後2カ月目以降から急激に体重が減っていってしまう深刻な産後痩せの悩みがありました。1日に10回以上の頻回授乳と夜間のお世話で常にフラフラ自分の体調に構っている余裕はない→具合が相当悪くなるまで、体重が減っていることにさえ気が付かない具体的な不調としては、体重減少による体力低下で、やる気ゼロ に母乳があまり出ない(気がする)貧血のようなふらつき、めまいこうした症状が出る頃には、妊娠前の体重から3キロも落ちて しまって いました。このままではいけない!と一念発起し、健康的に太るという目標を立てて行動を起こすことにしました。産後やせしてしまう原因とは?自分の食事をいつもおろそかにしている(それより眠りたい)授乳中はカロリーを普段より多く摂取する必要があることを知らなかった一度にたくさん食べることができないこれらの原因をひとつひとつ解消していくことで、体重を戻すことができると考えました。「健康的に太る」ために行った対策・食事の回数を1日4回にする昼と夜の食事の合間に、意識的にもう1回食事 をする。内容は、パンとバナナとヨーグルトなど手軽なもの 。または白米を多めに炊いて、冷凍にストックをいくつも作っておく。→おにぎりやお茶漬け、納豆ご飯にして補食とした。・暖かい飲み物で水分補給これは医師 からのアドバイス を参考にしました。産後やせ中の夏場、なぜか毎日おなかを下したようになり体重がどんどん減っていき、とうとう医師に診ていただくことにしたのですが、『冷たい飲み物で水分を補給することが、胃腸の機能低下 を招く』と言われました。なるべく夏でも温かい物を飲むと良い と言われ、実践することに。→私は白湯・ほうじ茶・ハーブティー などを飲んでいました。胃腸が元気になれば食欲も湧き、1回の食事で食べられる量も増えるとアドバイスされました。・お惣菜や食材の配達も利用し、食事の準備を簡単に赤ちゃんが寝ている間にたまった家事をこなし、食事の支度まで完璧に行うのは難しいと思います。いざ食事ができるとタイミング悪く子どもは起き、お世話に追われるという負のスパイラルも。そうこうしていると、自分の食事なんてどうでもよくなりませんか?産後やせでお悩みの方は、部分的に手抜き をして、自分の食事をなるべくすぐに食べられる工夫が大切だと思います。対策の効果とその後の状況1日4回の食事は体重の増加にとても役に立ち、またしっかりと食べることによって、気力と体力が回復 したようです。実際に数値として現れたのは、産後10カ月のときでした。ようやく妊娠前の体重に戻ることができ、赤ちゃんと公園へ出かける活動的な日々を送るようになりました。「体重の減少が止まって、自分のベスト体重に戻る」という状態が目標であったため、ここで1日4回の食事の対策はやめることにしました。この時期から、母と子一緒に通うことができるリトミックや体操教室 に積極的に参加することで、適度に運動していく方向性へとシフトしていくと良いと思います。食事の回数は元に戻す運動でカロリーを消費(軽い有酸素運動など)食事をおろそかにせずにしっかり摂取する意識→ただ太るのではなく、健康的に体重を増加させることにつながります。継続の重要性産後5年が経過し、筆者の体重は妊娠前プラス1キロ というラインで落ち着いています。ただし夏場になると食欲低下によりまたやせてしまうことがあります。適度な運動とバランスの良い食事、温かい飲み物での水分補給の継続をおすすめいたします。母業はやはり「身体が資本」 です。お産や育児でやせてしまいがち、という方は特に自分の身体を意識的・継続的にケアしていく必要がありそうですね。●出典・『産後ママの心と体がらく~になる本』赤すぐ編集部・著/大原由軌子・イラスト・妊産婦のための食生活指針―「健やか親子21」推進検討会報告書―厚生労働省(平成18年)母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで●ライター/あしださき●モデル/倉本麻貴
2018年05月10日こんにちは。ママライターのマエジマシホです。赤ちゃんを授かるための活動をいつしか「妊活」 と呼ぶようになりましたね。それより以前に使われていた「不妊治療」という言葉にはどうしてもネガティブなイメージがあった だけに喜ばしい変化のひとつです。ただ、呼び方が「妊活」に変わったからといっていわゆる不妊治療における厳しい現実が変化したわけではありません。筆者自身も息子を授かるまでに断続的に「妊活」を行いました。今回は筆者の「妊活」経験を踏まえて、不妊治療における重要になる「病院選び」のポイント を述べていきます。不妊治療における病院選びの難しさ不妊治療をするとき、まずは病院を選ぶことになりますね。口コミや評判を調べるところからスタートするでしょう。ただ、不妊治療は毎月、あるいは毎週病院に通うことになるため、交通アクセス も病院選びには重要なポイントになります。いくら治療方針が自分の考えに合致しているからといって、新幹線はともかく飛行機での移動を強いられる病院を選ぶことは経済的にも時間的にも肉体的にも不可能 でしょう。そこで必然的に病院は絞られることになってしまいます。さらには、治療方針が自分の考えに合致している病院であっても、検査してみたら自分の身体に治療方針が合致していなかった という事態も充分にあり得ます。また、医師ごとに治療方針が異なる病院で合った場合、医師との相性もひとつの「縁」 になってしまうのです。良い「縁」とは限らないこともあります。いったん検査や診察を受けてからでないと病院や医師との「縁」を見極められないところ が、不妊治療における病院選びのひとつの難しさだな、と実感しました。病院選びの難しさをクリアするためにはでは、病院選びの難しさをクリアするためにはどうしたらいいのでしょうか。ひとつには、セカンドオピニオンを求めて病院を変えることです 。そのためには、不妊治療について治療する本人と配偶者が知識を蓄えておく必要 があります。なぜなら、知識がなければ、現在受けている不妊治療の治療方針が自分たちの希望に沿ったものなのか、検査結果からみる自分の身体に合致したものなのか、素人ながらでも判断できないからです。筆者も1年ほど治療している間に合計4回ほど病院をかえました 。結果が出なかったことと、素人の浅薄な知識ではありますが、治療に疑問を感じてセカンドオピニオンが欲しくなったためです。不妊治療において最も大切で最も価値が高いのは、「時間」 です。特に年齢の高いご夫婦、特に女性にとって「時間」はお金に代えがたいものです。セカンドオピニオンを迷っている時間はありません。そして病院を変えるときに現在治療を受けている医師に相談する必要はありません。すべて自己責任、自己判断で行いましょう。現在治療を受けている医師に「セカンドオピニオンが欲しいので病院を変えます」といったところで、「ではどうぞ」とあっさり言われるか、説得されて納得できない治療を続けるかのどちらかになるからです。個人的にはどちらも時間の無駄だとおもいますね。素人でも知識を得ることでメリットがあった実話中には素人が不妊治療の勉強をしたところで何になるのか、と考える人もいるかもしれません。しかし筆者が不妊治療において素人が知識を得ることを強く勧めるのには実体験に基づいた理由があります。それは筆者が中断していた不妊治療を新たな病院で再開させたときのことです。その時筆者はすでに35歳で高齢出産 といわれる年齢でした。筆者の不妊の原因の一つに「高プロラクチン血症」 がありました。これは何らかの原因によって妊娠・出産していないのに母乳が出たり、母乳を出すためのホルモンである「プロラクチン」が高くなったりする症状です。プロラクチンには子宮を収縮させたり着床を妨げたりする働きがあるため、プロラクチンの値が高いと不妊の原因となってしまいます。妊娠するためのプロラクチンの値は15ng/ml以下が望ましい、ひと桁であればなお良し、という知識が筆者にはありました 。果たして血液検査の結果、筆者の血中プロラクチンの値は「14.9」でした。通常であれば、ボーダーぎりぎりセーフなので、プロラクチンの値を下げる薬は処方されなかったでしょう。しかし、筆者は「ボーダーぎりぎりなのは理解しています。しかしひと桁であるほうが妊娠しやすいと勉強しました。年齢も年齢ですし、薬を処方してください」と強く医師に迫りました 。すると、医師は「よく勉強しているようだし、熱心だし、年齢もあるしね」ということでプロラクチンの値を下げる薬を処方してくれました。そして筆者は薬を処方されたその周期に無事妊娠することができたのです。妊娠を告げてから初めて健診に行ったとき、医師からは「(プロラクチンを下げる薬である)カバサール妊娠 だね!」と笑われたのもいい思い出です。----------不妊治療は他人任せでは成功しません。女性も男性も自分の身体を妊娠に向けて適している状態に整える努力をしなければいけなくなることもあります。医師任せでもいけません。たった一つのサンプルではありますが、素人が知識を得たことで医療の専門家も耳を傾けてくれることもあります。その結果、不妊治療を終えられることもあるのです。不妊治療の険しい道は自分で、あるいはパートナーとふたりで切り開いていくしかありません。まだ結果が出ていない人でも、まだできることはあるかもしれません。今の周期に結果が出なくても次のチャンスはすぐきます。不妊治療についての知識を蓄え、知識を武器に 道を切り開いていってくださいね。【参考リンク】プロラクチンとは?正常値はどれくらい?妊娠への作用は? こそだてハック()●ライター/マエジマシホ
2018年05月07日こんにちは、ましゅままです。赤ちゃんのためになるべく母乳で育ててあげたい、と母乳育児をがんばっているけれど、母乳育児は常に「足りているのかな?」 という不安がつきまとうもの。筆者の母乳育児中も、母乳は量がはかれないし、「母乳を飲んで寝ていくけど起きたらさっきあげたばかりなのにまたおっぱい…!?」 となって、こんなに頻回授乳をしていて赤ちゃんがちゃんと飲めているのか?母乳は足りているのか?とよく不安になりました。しかし赤ちゃんの「ちゃんと飲めているサイン」を自分が把握することで、そんな不安を抱くことはないんだーと気づいてからはとても楽になりましたよ。そこで、今回は、母乳が足りないかも…?を解消する、母乳をちゃんと飲んでいるか確認する方法をご紹介します。筆者の母乳がしっかり飲めているのか不安な日々筆者は二人の娘を母乳で育てました。長女は出生体重が大き目の子で吸てつするスタミナがあって哺乳量が多く、その分吐乳がとても多いタイプ で、授乳回数が多め、なのに便秘タイプの赤ちゃんでした。吐く量が多くうんちが出にくかったため、ひょっとして母乳は足りていないのか…?と不安になったものです。次女は出生体重が小さく、吸てつスタミナは少な目で、どうやら哺乳量も少なく、吐乳は少なく、快便タイプの赤ちゃん。そして積極的におっぱいを欲しがるしぐさも少なめでした。こんなに授乳状況でちゃんとこの子は母乳飲めているのか…?成長しているのか? とよく疑問に思ったものです。ミルクに頼らず母乳だけで育てていると、母乳がもし飲めていなかったらどうしようという不安がつきまといがちになってしまいます。ミルク足したほうがいいのかなー?と思ったこともありましたが、飲み方や授乳量は赤ちゃんによって個性があり、きちんと母乳を飲めているか、足りているかの基準をママがしっかり把握することで、「母乳不足感」を拭い去り、自信を持つことができました。母乳をしっかり飲めているのか筆者の試した方法①赤ちゃんの吸啜を観察授乳の時、赤ちゃんの吸てつをチェックしてみましょう。ごくごくと音をたてているかどうか、下唇がパカパカしてしまっていないか、おちょぼ口の飲み方になっていないか 。ごくごく音を立てて飲んでいればきちんと飲めていますし、吸い方も上手なようなら問題なく哺乳はできています。②赤ちゃんのおしっこの回数をチェック多くのママは哺乳量やうんちの回数、量に目がいきがちですが、母乳は正確な量がなかなか測れないものですし、ほとんどが水分のため、簡単に母乳をきちんと飲んでいるかどうか判断するにはおしっこの回数を記録するのが効果的 。1日に6~8 回出ていれば問題なく母乳を飲めている、ということですので安心してください。③搾乳した母乳を飲ませてみる哺乳瓶を受け付ける赤ちゃんに限りますが、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませることで、目に見えて何cc飲んでいるかわかるため、「意外とたくさん飲めている!」 と不安解消につながるきっかけになることがあります。④定期的な体重チェックできれば、1日1回、スケールで体重をはかりましょう。母乳外来へ行って体重チェックを受けても良いですし、ショッピングセンターの授乳室や支援センターのスケールを使って体重をはかりましょう。 体重の増え方に個性はありますが、パーセンテージグラフの範囲内で少しずつでも体重が増えていれば、日々の授乳できちんと栄養をとってその子なりの成長を遂げているということ。筆者の友人はスケールを買って授乳ごとに体重を計測して、そこからだいたいの哺乳量を把握していました。母乳育児にありがちな、「母乳不足感」をぬぐいさるのがだいじ量がわからない母乳なので、赤ちゃんが泣くことが多いと、「もしかして足りてない?」とママが不安に思ったり、周囲に「母乳足りてないんじゃない?」と言われたりしてしまうことも。しかし、ご紹介したように、しっかり赤ちゃんが吸てつしていて、おしっこの量が正常で、少しずつでも体重が増えていれば問題なく母乳育児は成功しているということです。足りていないからではなく、逆に飲みすぎて、おなかがパンパンで泣いてることだってあります。なかなか泣き止まないならその可能性も考えてみてください。●ライター/ましゅまま●モデル/大上留依
2018年05月01日毎日子育てに追われていると、自分のことに構う時間がなく、女性らしさを忘れてしまいがちです。変わり果てた姿にビックリしないために、毎日コツコツ続けられる女性らしさを忘れないための方法をまとめました。女性は出産して、育児をしていると、毎日育児に追われて、なかなか自分に構える時間って作れないことも多いですよね。そんな時、ふと自分の姿を鏡で見てビックリ!なんてことになる前に、忙しくても心掛け次第で女性らしさを忘れずに過ごすためのポイントをまとめました。今育児で手いっぱいな方や、これからお子さんが生まれるご予定の方に参考にしてもらえたら嬉しいです。産後のママはとても「ボロボロ」な状態出産直後のタイムスケジュールは体も肌も休まらず…出典:Shutterstock出産をすると、自分が思っている以上に体力を消費して、体は休息を必要としています。そんな状態で、初めてのお子さんだったら手探りの状態で育児がスタートするわけです。生まれたての赤ちゃんは生活のリズムがまだ整っていませんので、昼も夜も関係なく授乳が必要になります。そうすると、ママは赤ちゃんに授乳をするために起きないといけません。まだ体力が十分に回復していないのに、なかなかまとまった睡眠をとることが出来ません。なかなか休息がしっかり取れない日々を過ごすと、体調や肌など不調が出やすくなってしまいます。産後は老けやすくなってしまうって本当!?出典:Shutterstock実は出産をすることによって、「美肌ホルモン」と呼ばれるエストロゲンが急激に減少してしまいます。エストロゲンは活性酸素の除去をするはたらきがあり、エストロゲンの減少により活性酸素が除去されず残ってしまうと、老化の原因となってしまうのです。その結果、産後は老けてしまったと感じやすくなります。「女性らしさ」を取り戻すためには無理なくコツコツと!出典:Shutterstock産後のコンディションは、内面的にも外見的にも大きく変わってしまうこともあるので、元通りに戻すのは時間がかかる方が多いみたいです。焦ってしまう気持ちもあると思いますが、なかなか自分にかけられる時間も少なかったり、体調も万全ではないと思いますので、無理なくコツコツと自分に向き合っていきたいですね!スキンケアを丁寧にすることを心掛ける出典:Shutterstock毎日のスキンケアは、お子さんが小さいと洗顔から保湿クリームまで、ひとつひとつじっくり使うことって難しいですよね。でも、やっぱりスキンケアって女性らしさを手に入れるためにはとても大切なことだと思います。「でもそんなにお金はかけられない…」と不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、最近はプチプライスのものでも十分保湿力が期待できるものもあるので、自分の肌に合ったものを選ぶことがとても大切です。私は、限られた時間の中でも肌の奥まで保湿成分が入り込むイメージを持って、丁寧にスキンケアすることを心がけていますが、幸い大きな肌トラブルもなく快適に過ごすことが出来ています。食生活の見直しを心掛ける出典:Shutterstock忙しいと疎かになってしまいがちなのが、食事です。でも、食事がおろそかになってしまうと肌が余計に肌荒れしやすくなったり、髪はパサパサしてしまいやすくなったりといった自分の容姿の変化の原因になります。それだけではなく、母乳をあげている場合、食事がおろそかになったことで栄養が行き渡らないと母乳にも栄養が行き渡らないという話も聞いたことがあります。バランスの良い食事を心掛けると、自分の調子の改善に合わせて赤ちゃんの母乳にも良くて、いいこと尽くめなんですね!姿勢を正すことを心掛ける出典:Shutterstock姿勢を正すことを意識してみると、周りから「あの人姿勢がキレイ!」と一目置かれた存在になれることでしょう。猫背の状態よりも背筋が伸びている状態の方が、印象的にはとても好印象でカッコイイですよね!正しい姿勢を意識することで産後開き切ってしまった骨盤にとってはいい刺激を与えます。正しい姿勢は見た目を良くすることだけではなく、骨盤にとってもいい影響を与えるんですね。キレイになる!という意識を持つことを心掛ける出典:Shutterstockママになると、家事や育児をしながら、自分を見つめ直していくのですから、すぐに実行に移せないことばかりですよね。そうであったとしても、クヨクヨせずに「キレイになる!」「自分磨きをする!」と自分に言い聞かせて、意識するだけでも違うと思います。もし少し余裕が出来て、家事や子育ての間のスキマ時間を女性らしさを取り戻すための時間に充てられた時には、ぜひ自分を自分で褒めてあげてくださいね!子育てを頑張りながら女性らしさを追求するママはそれだけで素敵!出典:Shutterstock毎日家事や子育てに追われて頑張っているママさんお疲れ様です。そうやって毎日頑張っているママはそれだけで十分に魅力的です。ちょっとしたスキマ時間に、女性らしさを忘れずに、自分磨きを楽しみながら笑顔で過ごすことが出来たらいいですね!
2018年04月04日1人目を妊娠中、わたしは検索魔でした。ネットには母乳に関するさまざまな情報が載っています。「赤ちゃんに一番良い栄養は母乳です!!」「母乳には赤ちゃんの免疫をつけるための良い成分が…」「母乳を飲ませることであごの力が強くなる…」「ママの愛情が伝わる云々…」(以下略)わ~すごい!! 母乳って本当にすばらしいんだ(キラキラ)ってなっていた頃のお話です。では、どうぞ~ただでさえ産後でつらい体、寝不足でボーっとする頭を抱えて、慣れない授乳…。でも、何度量っても母乳量が0でした。入院中、ずっと0でした。ほかのママさんたちの母乳量の記録も見えるようになっていたので、その記録票にずっと0を記入しているうちに、だんだん追い詰められてきて、涙が止まらなくなっていました。まさに、典型的なマタニティブルーにおっこちていました。あとから考えると、そこまで落ち込むことでもなかったと思うのですが、「母乳が出ない」たったそれだけで母親としてダメなんじゃないかと思ってしまったんですよね。それくらい、産後のホルモンバランスってヤバい…!!母乳推進の産院は多いし、できるなら母乳で育てたいママは多いと思います。だけどいまは、いろんなライフスタイルがあって、母乳じゃなくてミルクで育てたいママもいる。母乳をあげながらミルクメインで育てたいママもいる。いろんな選択肢がありますよね。わたしはずっとミルクメインの混合でやってきたけど、子どもたちはみんな元気に育ってます!!ミルクって便利だなー!! って、あのとき産院で泣いていた自分に言ってやりたいです。※2018年3月14日15時 イラスト内の文言を一部修正しました
2018年03月13日女性の社会進出の促進が話題になる昨今、「私もそろそろ働こうかな」と考えているママも多いでしょう。そこでママテナでは、ママでも働きやすい企業を訪問!実際にどんな働き方ができるのかご紹介します。子連れ出勤の先駆け!授乳服ショップのモーハウス今回訪れたのは、有限会社モーハウスの青山ショップさん。授乳服専門店で、授乳服を探したことがあるママなら、誰でも知っているはず。そんな同社は、子連れ出勤の先駆けとしても有名。平日の昼下がりに訪れたら、お客さんで賑わっており、店員さんとお客さんの区別がつかず…。筆者が戸惑っていたところ、スリングで赤ちゃんを抱いたママが近づいてきて、「お待ちしていました。ちょうどいま授乳中なんです」と笑顔で対応してくれたのが、ママスタッフの川本さんと生後10カ月のせい君 。営業中に授乳をしているとは思わず、驚きを隠せませんでしたが、川本さんと、店長・勝政さん、代表取締役・光畑さんに詳しいお話を聞くことに。創立当初(1997年)から、子連れ出勤制度を導入している背景には、どんなことがあるのでしょうか?「モーハウスをスタート時に、私自身に数カ月の子がいて、スタッフも赤ちゃんを持つ母親だったので、自然と子連れ出勤になりました」そう話す光畑さんによると、子連れ出勤に関して様々なメディアから取材を受けるようになり、「この働き方自体が、女性の意識の殻を破ること」につながると気づいたそう。いまは、「子育て=仕事人生の終わり」と思ってしまう女性たちに、出産をしても様々な働き方があることを伝えたいと感じているのだとか。同社の従業員はほぼ女性。産休・育休の取得率は、就労時に妊娠したときは100%。職場復帰率も100%(生後2カ月くらいから母子の体調を見て、子連れ出勤)と、数値だけを見てもママが働きやすい環境であることがうかがえます。とはいえ、子連れ出勤には、何かしらの条件などもありそう。「子どもの成長にもよりますが、月齢が進むと人見知りや場所見知りが出てくるので、1歳6カ月くらいまでの子どもを持つスタッフが対象になります。また、母子の体調面を考え、子連れ出勤は1日4時間まで、週2~3日出勤としています」(勝政さん)子どもの病気で欠勤しても憂うつになることはないでは、実際に子連れ出勤をしているママの本音はどうなのでしょう?「私は母乳育児をしたかったので、仕事をしながら母乳をあげられることがメリットだと感じています。それに、子どもとずっと一緒にいられるのも嬉しいです。通勤時間もラッシュ時を避けてもらえるので、通勤しやすいですが、ごくたまにラッシュ時になってしまうと、子どもは大変かなと感じることもあります」(川本さん)スタッフがみんなママだと、子どもの病気やケガで急な欠勤をせざるを得ないこともありそうですが…?「たしかにそういったことはあります。でも、誰かしらが代わってくれますし、私も誰かと代わることもあり、欠勤に対して心配に思うことはありません。欠勤の連絡をしたときに、“看病がんばってね”と、ひと言もらえるのが嬉しくて、気持ちがホッとします」(川本さん)「保育園でインフルエンザが流行っていたり、子どもが鼻水を出していたりしたら、“もうそろそろ、うちの子にもくるかも”と、早めに周知してもらうことで、交代しやすい状態にし、欠勤の気まずさを和らげています」(勝政さん)子どもの病気で欠勤するのは、ワーママあるあるのひとつ。そんなとき、子どもだけでなく、ママを気遣う言葉をかけてくれることは、同じ境遇のスタッフ同士だからできることかもしれません。最後に光畑さんはこう話します。「今後は、例えば『自分の勉強のために休みを取得できる』など、子どもを持たない、または子どもが大きくなったスタッフにとっても平等感のある環境作りをしていきたいです」今回青山ショップを訪れて感じたことは、スタッフの皆さんがとてもいきいきと楽しそうに働いていたこと。しかし、それを実現するには、企業制度や上司、同僚のサポートはもちろん、お客様(社会)の働くママに対する理解が、とても重要になるのではないでしょうか。(文・奈古善晴/考務店)
2018年02月09日母乳のみの育児、現実には難しい!みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。年末年始のお休みは、家族や親戚など大勢で過ごすことが多くて、にぎやかで良いですよね。息子の成長を楽しみにしてくれている人たちには、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。息子のニコライも、今年はついに3才になります。大掃除をしていて出てきた赤ちゃんの頃の写真を見ると、本当にあっという間だったなあ〜としみじみしてしまいました。ふと、我が家の母乳事情を思い返すと、世間で言われる「母乳崇拝」とはかなり疎遠な、粉ミルクとの混合育児をしていました。近頃は、共働きのご家庭も増え、なかなか母乳だけで育てるのも難しくなっているのではないでしょうか。授乳について悩む方々に向けて、我が家で実践していた授乳方法について今回ご紹介いたします。ママの早期職場復帰を視野に入れて、混合育児を開始!出産後の入院中、病院で赤ちゃんのお世話を習っている間に、助産師さんやケアスタッフの方に、育休は取らずに、産休明けに復帰することを相談していました。そこで「赤ちゃんに母乳ばかりあげていると、生後3か月頃には哺乳瓶を受け付けなくなるよ」と教えてもらいました。産後の母乳の出が悪かったわけでは無いのですが、日中は、在宅勤務のパパに赤ちゃんのお世話を任せて、すぐ職場に復帰する予定でした。パパが哺乳瓶でミルクをあげるのに苦労しては大変だと思い、生後すぐからすぐ母乳とミルクの混合育児がスタートしました。入院中は、「若いっていいわね~」とベテラン看護師さんに言われるほど母乳の出がよかったものの、息子の食欲はそれを上回るほどでした。結局、私の母乳の生成がまったく追い付かず、病院ではお腹が空いたのか、息子はとてもよく泣いていました。今思えば、病室が個室だったので、本当に良かったと思います……(笑)おっぱいを吸い尽くされて、ヘロヘロな母をよそに、「お腹がペコペコだ!」と言わんばかりに泣く息子。そんな状況を見かねて、看護婦さんが糖水をもってくると、息子はそれを一気に飲み干していました。退院後は、母乳もさらによく出るようになりましたが、息子の食欲もさらに増加したうえ、母乳だと体内への吸収が良いのか、授乳しても1時間おきに泣いていました。こんな状態では、母乳だけでは賄えなかったので、粉ミルクも積極的に併用するようにしました。哺乳瓶が家族の育児参加を促す!哺乳瓶で授乳するときは、主人が積極的に手伝ってくれたので、その間は本当に身体を休めることができました。世のお父さんの中には、子どもが生まれても「パパになったんだ」という実感がなかなか湧かないなんて人もいると思います。私の主人もはじめはそんな感じでしたが、哺乳瓶での授乳やおむつ替えなどを通して、段々と実感が湧いてきたようでした。子どもが生まれて2年半経った今では、主人のほうが躾のメリハリがあって子どもの扱いもうまいかもしれません(笑)。私の周りにいた友人や親戚は、子育てするときは粉ミルク混合の人が多かったので、幸いなことに「母乳をあげなきゃ」という焦燥感やプレッシャーもなかったです。今思い返してみても、母乳での授乳と夜泣きが、自分にとって一番辛かったです。そこで粉ミルクを併用したことによって、手のかかる乳児期を主人と二人で乗り切れたことは本当に良かったことだと思います。フリーザーパックで外出先でも母乳を確保!そんな経緯もあり、産後2カ月で職場復帰をしましたが、そのころまでには主人の調乳や授乳もすっかり板についており、日中は哺乳瓶の授乳になってしまっても、息子が嫌がることは全くありませんでした。ただ、復帰後も3〜4カ月間は母乳の生成が続いたので、仕事で授乳できない時間が長くなるとおっぱいがパンパンになって痛みが出てきてしまうことが…。休憩時間や仕事の合間をぬって搾乳していました。職場で搾乳したものは、捨てるのはもったいないのでピジョンの専用フリーザーパックに入れて冷凍してから家に持ち帰っていました。凍らせた母乳は、温めて解凍し、子どもに飲ませることもできます。しかし衛生面の心配もあったので、搾乳したものはその日の夜にすぐ飲ませるようにしていました。結果的に、朝方は母乳→日中から夕方は粉ミルク→夜は解凍した母乳と母の授乳で1日を回すサイクルに落ち着きました。バランスよく哺乳瓶を使って、授乳期を笑顔で過ごそう今後ますますワーキングマザーが増えていくにつれて、保育園などで粉ミルクを併用していくケースが多くなっていくと思います。母乳育児ができるのはもちろん良いのですが、母乳育児にこだわってママが疲れたりストレスが溜まってしまったりすることは良くないと思います。バランスよく哺乳瓶を取り入れられると、ママの負担もベビーの苦労も減ると思います。混合育児を検討しているパパママの参考になれば嬉しいです。
2018年01月27日授乳していると避けられない、母乳トラブル。母乳育児をしているとよく、「乳腺炎になってしまった」「乳首が切れてしまった!」など母乳トラブルの話を聞きますよね。わたしも母乳育児を始めて8ヶ月。今でこそ落ち着いて授乳できていますが、私も今の状態になるまでの道のりに色々とありました。うつ伏せになれない程、パンパンに!入院前、産院からの希望調査アンケートで「できれば完全母乳で育児したい」と答えていた私。出産初日はカンガルーケアで数滴母乳をあげ、出産翌日から本格的な母乳育児スタート!しかし、まだ出が悪かっただけでなく、パンパンに張ってしまったことで咥えにくいおっぱいになってしまい、最初はうまく母乳をあげられませんでした。搾乳して張りをましにさせようとしても、どんどん製造されていく母乳についていかない体。2日目~4日目までは寝るのも辛い日々が続きました。ピーク時はちょっとでもうつ伏せになると激痛!「出産の痛みの後にもこんな痛みが待ってるのか…」と、改めて世のお母さん達を尊敬しました。出産後、数日間は、親子ともになれるまで出しにくい・吸わせにくいなどのトラブルが続きます。とにかく耐えに耐えた数日間でした。乳首を上手に咥えられなかった新生児期搾乳しておっぱいを冷やし、なんとか誤魔化して4日目過ぎる頃には、痛みはだいぶマシに…。それでもうまく飲ませてあげることができず、授乳の度に助産師さんに乳首を強くつままれたり、引っ張られたり…。本当に辛かったです。息子も、口が小さいため乳首が咥えにくいらしく、うまく飲めないのに半ば強引に顔におっぱいをあてられてしまい、泣いてばかり…。スタートを切るのがこんなに大変だとは、思いもしなかった!ミルクをあげたり搾乳した母乳をあげたりしつつ、合間で練習の日々。親子で泣きながら頑張りました。退院間近になった時、親身になってくれていた助産師さんに「赤ちゃんも嫌がっちゃうし、体重が1キロほど増える生後1ヶ月頃までは搾乳して哺乳瓶であげたほうがいいかもしれない」とアドバイスされ、そうすることに。頑張りすぎなくていいな、と思うと心も楽になりました。搾乳必須な母乳ライフがスタート!そんな経過もあり、搾乳機は奮発してメデラのダブルスイングを購入し、退院。病院で手動のものやシングルの電動のものも試したのですが、一番よく搾乳できて、早かったのでこれに決定。泣いてる赤ちゃんをなるべく待たせたくないし、ママも楽なのが一番!自宅での搾乳がスムーズになるように慎重に選びました。これで3時間おきに搾乳をして、哺乳瓶にうつして授乳。この時はだいたい60~100mlを搾乳してたのですが、搾乳に15分ほどかかり、授乳の時間も15分、寝かしつけた後、洗い物と消毒が5分…。夜中だと、3時間間隔のうち3〜40分が授乳タイムにとられるので、合間に2時間ほどしか寝られなかったのが本当に辛かった。でも、授乳してるときの息子の可愛さと、気合で乗り切れました。たくさん飲むのに、体重の増加が少なめ!?そんな生活を約1ヶ月続け、一ヶ月検診では体重が増えていたものの、平均よりけっこう少なめ。全く問題はないと言われましたが、飲みたがるのでついつい病院で言われた量より若干多くあげていたのに、びっくりしました。でも、ほんの数グラムの体重に一喜一憂するのも新生児ならではの悩み。母乳生活がスムーズに行っていれば、体重の多少の増減は気にしなくてもいいと思います!そして、この頃から直飲みの練習を再開。産院で練習していた頃よりずいぶんと上手くなっている息子。数日で全く失敗せずゴクゴク飲めるようになりました。今は乳首を見せると勝手にパクついてくるほどまでに成長。あんなに頑張ってくれた搾乳機も、今は出番なし!でも、本当に搾乳機なくては乗り切れなかったと思います!その後、病院に行ったり体重計を見かけるたびに体重を測っていたのですが、どんどん成長曲線の上の方になっていったので、母乳がきちんと飲めているんだなぁ〜とほっとしました。ママたちの苦行は終わらない! 歯が生えてきたら…苦行な1ヶ月を過ごしたため、完全母乳のペースを掴めた頃は浮かれていました。とにかく「吸い付いてくる姿が可愛すぎる!」、「授乳の工程が圧倒的に減ったのでラク!」。しかし、舞い上がっていたのも束の間、3ヶ月頃から授乳の時なんか痛い…?お口を開けて確認すると、下の歯が生えてきていました。案の定ムズムズするのがガンガン噛んでくる息子。今はこのトラブルに悩まされてますが、はっきりした解決法はなく…。日頃から歯固めをあげるようにすること、遊び飲みしないように切り上げること、などを心がけています。また、友人ママに相談したところ、「低い声でゆっくり言い聞かせる」「噛まれたら一度離すを徹底する」などの方法を聞いて、そちらも実践中。最近は、少し噛まれることが減ってきたかなと思います。もし噛まれて乳首を負傷してしまったら、キズパワーパッドをカットして乳首の痛い部分に貼るといいと聞きました。まだまだ母乳育児続行中。まだ乳腺炎などの思い症状にはなったことがありませんが、振り返るとたくさん辛いこともあったなぁ〜と思います。一難去ってまた一難の母乳育児ですが、その都度、友人ママと悩みを分かち合ったり相談したり。何より、息子に授乳できる期間はとっても貴重な時間。だからこそ、頼れるものには頼って、なるべく楽しく授乳してあげたいです♡
2018年01月18日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。妊娠している時は産後は“赤ちゃんと過ごすハッピーライフのはじまりはじまり…”と思っていたのに…。妄想と全然現実は違う!と、その過酷さにストレスを抱えてしまうことも。ママが毎日ストレスまみれ、では赤ちゃんにもいい影響を与えません。そこで産後のストレスと対処法を考えてみます。●(1)常に理由もないイライラ産後常にイライラがとまらない、というママ。実は出産を終えたママは動物的本能が働く“ガルガル期”にあたります。イライラは“ホルモンバランスの乱れ”が原因 なのです。理由もなくイライラしたり、夫に対して攻撃的になってしまうのもそのためです。妊娠中からのホルモンの変化は産後にもう一度強く揺さぶられます。それは妊娠を維持するために必要だったホルモンが減少し、母乳を分泌するホルモンが増加するためなのです。ホルモンの落差に体がついていけず、イライラ等してしまう、そんな時は心のイライラがたとえ収まってなくとも「まあ、いっか!」とつぶやいてみましょう。イライラはホルモンのせいなので気にしていても仕方ありません 。すぐに治るものではないので、「まあ、いっか!」と開き直ることも大事。●(2) 睡眠不足産後一カ月は安静に、と言われますが、赤ちゃんの世話は休むことをママに許してはくれません。夜は2〜3時間毎に起こされ満足に寝られていない…それなのに赤ちゃんがやっとで昼寝してくれた時も寝付けなかったりもします。産後は女性ホルモンが減る上に、外出する機会も激減。そんな時は“毎朝赤ちゃんと一緒にベランダに出て、朝日を浴びながらスクワットする”を日課にしましょう。赤ちゃんを抱っこしたままスクワットすると、スキンシップ効果もあり、ママも幸福な気分に なれます。また赤ちゃんにとっても毎朝日光浴することで、生活のリズムが整いやすくなる効果も。ママも体を動かすことでリフレッシュでき、寝つきもよくなります よ。ただし一カ月検診が済むまでは、はじめは優しく左右に揺れるだけでも構いません。●(3)周囲からのアドバイスこの時期は周囲からのアドバイスにも敏感に反応してしまうもの。「母乳でてるの?」「赤ちゃんが小さいから足りてないんじゃない?」と特に母親や義母からのアドバイスは重荷に。自分の時代の自分の子育ての経験と比較され、いろんなアドバイスされがちですよね。でもママも一生懸命頑張っているのに、正解がない育児に対してあれこれ言われてもただストレスになるだけ。また母乳に関してはでるママ、でないママ…努力ではどうしようもないことだってあるのです。そこで周囲からのアドバイスにイライラしてしまった時は思考を転換させてみましょう。“アドバイスの内容は気にしない。相手が心配してくれているという事実だけを受け止めよう ”、と。周囲は決してママを苦しめようとして言っているのではないのです。ただママと赤ちゃんを心配しているだけ…。そう思えるようになれば「今のところ大丈夫だよ、ありがとう」と言えるようになりますよ。●(4)赤ちゃんの泣き声赤ちゃんの泣き声はママを脳内を突き抜けてしまうかのように大きいし、大きく聞こえてしまいます。それは赤ちゃんの泣き声は母性を刺激するから。その上産後の寝不足と疲労で、ママは精神的に追い詰められてしまい ます。また“理由もなく泣かれる”とママももうお手上げ。お腹もいっぱいだし、オムツも代えたのに、何をしても泣き止まない時は頻繁にあります。特にママも眠い夜にそれをされた時には、イライラもマックスに。そんな時に試して欲しいのは“怒りのコントロール法”の応用。怒りのピークというのはたったの6秒 だとのこと。つまりカッとなったら6秒だけ我慢すれば、あとは感情のコントロールができるということなのです。怒りがピークになったら、赤ちゃんの安全は確保して、いったん部屋を出ましょう。そして泣き声が気にならないぐらいにドアを締めます。短い間なら多少目を離しても大丈夫です。少し離れたら6秒かけて深呼吸。これだけで怒りピークは過ぎてしまいます。また深呼吸には自律神経を整えてイライラを効果も。気持ちが落ちついたら、また泣き止まない赤ちゃんと接することができるようになりますよ。----------産後のイライラはママが悪いのではないのです。イライラしてしまう自分を責めたりせず、ハッピーな笑顔で過ごせるようになりたいですね。●ライター/とも
2017年12月21日成績の上がった通知表を手にしたまま、入院生活へ…体育の授業で事故にあい、そのまま救急車で運ばれ外傷性くも膜下出血と診断された受験生の息子リク。事故にあった日は学期末で、リクは通知表を受け取るのをとても楽しみにしていました。というのも中2までの通知表は5教科オール2だったものの、3年になって勉強に精力的に取り組むようになり、テストの点もあがっていたからです。学校から救急車で運ばれそのまま入院となったリクのかわりに学校から通知表を受け取った私は、また車を走らせ病院に急ぎました。私の胸中は、一刻でも早く、リクにこの通知表を見せたい思いでいっぱいでした。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみ空腹を訴えるリクをかわいそうに思いつつも、食欲があることに少しほっとしながらこの日は病院をあとに。…本当に長い1日でした。小さいころから、リクは人よりケガの多い子でした。でも、こんなに不安になったのは今日が初めてです。昼間、不安な気持ちを抱えながら、リクが受け取れなかった通知表や置きっぱなしになってしまった勉強道具を学校に取りに行くとき、ふとリクが生まれた日のことを思い出していました。小さく産まれた赤ちゃんのリク。いっしょに産院から帰ることが出来ず、全身管だらけで数か月ガラスケースの中にいました。私は毎日、母乳を泣きながら絞り、車を走らせその母乳を届けていました。そして、ガラス越しの赤ちゃんのリクに、「元気ならばそれでいい」と心から願っていたのです。それが、成長とともに他人と比べ、言葉が遅いとか、字が読めないとか、そんな不安で勝手にイラ立つようになり…いつの間にかあの日の「元気ならそれでいい」は、もうどこかに置いてきてしまっていました。しかし今回の事故で改めて、リクが生まれてきたときの初心を思い出すことができたように思います。入院することにはなりましたが、こうして今、リクと会話ができることや、普通にお腹をすかした15歳の屈託のない姿を見ているうちに、いつのまにか私は受験云々をどこかに放り投げ、リクが産まれてきたときの「元気ならそれでいい」という気持ちでいっぱいになっていました。リクの不安が爆発、自分はいったいどうなってしまったのかとパニックに!そのまま入院となったリク。私は毎日、着替えを届けたりしながら、リクの様子を見舞っていました。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみイライラすることも、集中できないことも、頭の整理がうまくできないことも、ケガのせいではあるけれど、発した言葉は素直なリクの今の気持ちだったと思います。その溢れんばかりのリクの不安は、ただただ悔しくてどうしようもなくて、泣き叫ぶしか手立てがなかったのでしょう。お母さん、リクの悔しい気持ち、分かるよ。焦る気持ちもわかる。勉強頑張ってきたの、知ってるからね。そりゃそうだよね…。でもさ…リク…、でも‥‥…でもの続きが出てこない…。情けないけど、親として、母として、人として、どんなふうになだめていいか、どんな言葉が的確か、病院を後にしてからもずっと考えあぐねていました。今のリクの気持ちにピッタリくるような言葉をかけてあげることは出来なかったけれど。「元気ならそれでいい」本当に今、私の気持ちはそこに再び立っています…。
2017年12月12日はじめまして!今年4月に男児を出産したママです。息子もあっという間に7か月。第一子だし、身近にベビーもいなかったため、赤ちゃんのアイテムといえば「おしゃぶり??」くらいしかイメージできなかったわたし。具体的に何をどれだけ用意すればいいか、妊娠中は全然想像がつきませんでした。妊娠7ヶ月頃に急に焦り始め、ネットやベビー用品店で出産準備リストなるものを見て、自分たちなりに用意をしてみることに。調べると、安定期に用意するママが多いよう。なるべく早めからリサーチして準備をはじめた方が、ママの体はラクなのですね。雑誌やショップの出産準備リスト、多すぎない…?まず、わたしも夫も頭にあったのは、無駄な買い物はしたくない、ということ。あるベビー用品店の出産準備リストに長肌着とコンビ肌着とカバーオールがそれぞれ5.6枚いるなどと書いてありましたが、なんだか多すぎる気がして…。なのでまずは最低限揃えて、病院の売店やAmazonですぐに追加できそうなものはあとから買おうという意見で一致しました。また、「何にいくらかかるんだろう…」、「みんなどれくらいお金を使っているんだろう…」というのは、はじめて妊娠したママなら絶対に気になるはず。今回は、リアルな出産準備品リストと一緒に、だいたいの金額も思い出してみました。我が子は4月産まれなので、春~夏に産まれる赤ちゃんのママ以外は、防寒具以外を参考にしてもらえればと思います。なるべく最低限! 妊娠中に揃えたものは…衣類、ファッション雑貨&抱っこ紐は…【¥41,800】▲短肌着6枚、コンビ肌着5枚、カバーオール3枚……¥20,000▲おくるみ……¥10,000▲スタイ……¥700▲ソックス……¥300▲ミトン……¥300▲抱っこ紐……¥10,500産まれたての赤ちゃんの肌は敏感なため、肌着は全て日本製、表縫い、オーガニックコットンのものにしました。また、我が家は里帰りせず最初からほぼ一人育児の予定だったので、洗濯物をまわせる余裕がなさそうということで肌着は多めに用意しておくことに。ただ、産まれてすぐはほぼ室内で過ごすし、4月で暖かくなる一方だったため、カバーオールは少なめにして正解でした。スタイはあとからお祝いでけっこうもらったし、よだれの量が増えるのが3ヶ月位からだったので必要になってから買い足せば良いなぁ〜とすごく思ったアイテムです。おくるみはエイデンのおくるみ4枚セットを購入。たくさんの柄があって迷いましたが、ペイパーテイルズ柄にしました♡日よけにしたりブランケットにするほか、うちはミニベッドを用意していたため、シーツにも使えて重宝しています。おくるみも出産祝いでいただくことの多いアイテムですが、いろいろな用途に使えるし、自分好みの柄を買っておいてよかった〜と思っています。抱っこ紐は何がいいのか悩んでいたら、ビョルンオリジナルをお下がりで譲っていただくことに。装着が楽なので忙しい新生児時期にはすごくよかったです!すぐに暑い時期に突入したので、メッシュなところも助かりました。…が、腰ベルトなしのタイプなので赤ちゃんの体重が増えると肩への負担がきつくなり、首がすわる頃には本格的なものに買い替えました。移動&室内アイテムは…【¥148,000】▲ベビーカー……¥45,000▲チャイルドシート……¥20,000▲ベビーベッド……¥25,000▲布団セット……¥10,000▲電動スイング……¥40,000▲オムツ用ゴミ箱……¥8,000我が家は3階なのですがエレベーターがないため、ベビーカーは軽さを重視。コンビのメチャカルハンディを購入しました。ベビーカーを購入してみて思ったのは、頻繁におでかけをするようになる生後3か月頃に買っても遅くなかったなぁということ。また、我が家は海外製品を全く見ずに決めてしまったため、もうちょっとじっくり選んでもよかったなぁと後から後悔しました。メゾネットタイプに住んでいる友人は軽さをそこまで重視しなかったため、バガブービー5を買っていて、とてもお洒落で羨ましくなりました(笑)。取り回しがよく、海外製品の中では軽い方だそうです~。ベビーカーは出産後、赤ちゃんを連れて買いに行ってもいいと思います!ベビーベッドは、寝室が狭いこととおむつ替え時の腰への負担を考え、ハイタイプのミニベッドを購入。おむつ用ごみ箱はインテリア上目立ってしまいそうだったので、高くても多少おしゃれな物を選びました。ほかにもたくさん! 赤ちゃんの生活用品は…【¥29,900】▲おもちゃ ¥5,000▲体温計¥2,400▲爪切り¥900▲おしゃぶり¥700▲ミルクローション、ベビーオイル¥4,000▲赤ちゃん用洗剤¥1,000▲ガーゼ(沐浴用3枚持ち運び用ガーゼ20枚)¥1,500▲除菌ウェットティッシュ(おもちゃ拭き)¥400▲ベビーバス¥1,900▲湯温計¥500▲授乳クッション¥4,800▲授乳ケープ¥3,800▲ベビー用のふかふかバスタオル2枚¥3,000おもちゃは本人に合わせて買ってあげたかったので無駄に用意しすぎないよう、産まれてすぐからあやすのに使えそうなオーボール、オーガニックコットンのラトルを購入。それと、妊娠中お腹の赤ちゃんに読み聞かせたかったので、絵本を購入しました。その他生活必需品は、赤ちゃん用品店やAmazonを活用してお得に揃えました。すぐに買い足しできる消耗品は、少なめに用意しました。スキンケア用品については、こちらも気に入ったものを長く使いたかったので、最初は最低限の用意で。ベビーもママも使えるシリーズが多く出ているので、まだまだリサーチ中です♪ママの入院準備品&退院時のお洋服は…【¥22,100】▲セレモニードレス、ボンネット¥10,000▲入院用パジャマ3着¥12,000▲入院用スリッパ¥100セレモニードレスは退院日やお宮参りで着せるので、出産前に購入しておきました♡意外と重宝したのがママ用のパジャマ。そんなにいらないだろうと思っていたのですが、母乳や赤ちゃんの吐き戻しで汚れやすいので多めに用意しておくと便利です。スリッパは、退院後そのまま捨てられるように100均で用意したのですが、もっと歩きやすいスリッポンタイプの方がよかったなぁと思いました。その他ママのケア用品は…【¥11,900】▲産前産後骨盤ベルト¥7,000▲産後ガードル(サポーター・ウェストニッパー・リフォームガードル)¥3,500▲育児本¥1,400食べづわりでものすごく太ってしまったため、体型戻しアイテムはしっかり用意しておくことに。育児本は育児を目の当たりにしてあたふたしないように、月齢別に起こることなどわかりやすくまとめてある本を一冊、ざっくりと読んでおきました。今もこまめに読み直して次の成長を確認して、転倒や誤飲などの危険への対処法を考えたりしています。赤ちゃんの好みをみて、買い足し!産後すぐに揃えたものは…どんどん使う! 赤ちゃんの消耗品は…【¥7,300】▲オムツ¥1,500▲お尻拭き¥2,000▲産褥パッド¥1,000▲母乳パッド¥800▲ベビーウォッシュベビーシャンプー¥2,000オムツは産院で使ってるものを退院の日にそのまま売店で買いました。おしり拭き、産褥パッド、母乳パッドは病院でもらったものやキャンペーンでもらったものが少し余っていたので、帰ってすぐにAmazonで注文するので間に合いました。ベビーウォッシュは全身使えるチューブタイプのものを用意していたのですが、沐浴の指導を受けた際、一人で入れるならポンプ式の泡のほうが断然楽だったので購入しなおしました。(チューブタイプのものは持ち運びが楽なので、旅行や実家に帰った時に活用できています)授乳&ミルク関係のものは…【¥42,000】▲哺乳瓶¥2,000▲搾乳機¥38,000▲消毒用レンジケース¥2,000搾乳機も手動、電動などいろいろ試してみたかったので、産後の購入となりました。産まれてすぐ母乳の直飲みがうまくいかず、1か月は搾乳して哺乳瓶であげる予定になってしまった関係で、高かったけれどラクだったメデラの電動ダブルポンプにしました。哺乳瓶は乳首の部分の好みがあると聞いていたので病院で使っていたものをまずは1個買いました。授乳に関係するものは、ママの母乳の具合や、赤ちゃんの飲み具合などによって異なるので、生まれてから吟味した方がいいなぁと思います。我が家の総額は30万前後!無駄なく長く使えるアイテムを♪というわけで、赤ちゃんに使った産前&産後すぐの金額は、総額【¥303,000】でした。…と言っても、スイングをお下がりでもらったり、おくるみやガードルを買ってもらった金額も含めているので、実際に自分たちで使った金額は24万円くらいでしょうか。周りの友達でも、気の置けない親族には出産祝いを指定してお願いしたりと、頼れるところ頼って、賢く準備ができるといいですね♪人それぞれ環境が違ったりマイナートラブルが違ったりで個人差はあると思いますが、だいたいこれだけ揃えておけば、あとは必要になった時に買ってきてもらうなり通販なりで問題ないと思います!その後の育児がより楽しくなるよう、気に入ったものを楽しく準備できますように♪
2017年12月08日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。母乳で子育て中のママにとって授乳は大事な赤ちゃんの健康のバロメーターです。ゴクゴクと飲んで満足げな赤ちゃんを見ればママも幸せな気分になれますが、その一方で、 ミルクは十分出ているかしら?いいミルクを飲ませてあげられているかしら?ちゃんとお腹いっぱいになっているかしら?と、いろんな不安を感じることもあります。今回は、赤ちゃんがミルクを飲んでくれないなと思ったときに、実は身近なところにあるかもしれないその理由や対処方法についてまとめました。●(1)好奇心旺盛タイプ赤ちゃんの中には好奇心旺盛な性格の子もいます。このタイプは、まだお腹はいっぱいになっていないはずのタイミングで飲むのをやめてしまうことがあります。そのきっかけは、聞こえてくるテレビや音楽の音、携帯電話の呼び出し音や振動、家の外から聞こえてくる話し声や車の走行音などのいろいろな聴覚的な刺激や、赤ちゃんに良かれと思って用意している頭上でキラキラクルクル動くおもちゃといった視覚的な刺激にあることが多いようです。ようするに、気が散っておっぱいを飲むことに集中できないわけです。このタイプの赤ちゃんには、環境づくりが大切 です。静かな環境で親子でゆっくり見つめ合えるような時間の中で、落ち着いて授乳ができるように工夫しましょう。また奥の手として、眠気に襲われているときに授乳してみると、熟睡に落ちるその瞬間までは集中しておっぱいを飲んでくれることもあります。●(2)睡眠優先派ミルクに集中できない好奇心旺盛な赤ちゃんには、寝入りを襲うという奥の手がある一方で、ミルク欲よりも眠気が勝ってしまうタイプの赤ちゃんもいます。このタイプはミルクをあげるとまるで条件反射のようにウトウトしはじめてしまうことが多く、結果としてしっかりとミルクを飲んでくれません。このとき、「寝る子は育つ」という言葉を信じすぎるのは危険です。あまりに眠気に負けてばかりでミルクを飲まなくなった赤ちゃんは、起こしてでも授乳しましょう 。この場合、一度の授乳量は少なくなりがちなので回数でカバーする作戦です。●(3)赤ちゃんの飲み方が上達したのかも?1〜2時間ごとにおっぱいに吸いついていた赤ちゃんが3時間も4時間も飲まずに平気になると、ママとしては「飲まなくなっちゃった!」と焦ってしまうことがあります。これ、最初は十分なおっぱいを摂取するには1〜2時間おきの授乳が必要だったものの、赤ちゃんが上手に飲めるようになったのかもしれないし、ママのおっぱいもたくさん出るようになり、一度にたくさん飲めるようになったために授乳間隔があいたのかもしれません。定期健診の際 などに、月齢や体重、さらには哺乳量をチェックしてみると確認できますね。●(4)抱っこ嫌いのストライキさっきまでご機嫌だったのに、いざ抱き上げて授乳をしようとすると飲んでくれないなら、抱っこに理由があるかも。「赤ちゃんは抱っこが大好き」とは限りません。ベビーベッドなどで自由に転がっているのが大好き、大の字で眠るのが気持ちいいと思っている赤ちゃんもいるのです。このタイプの赤ちゃんは、ママの腕の中に丸く抱き込まれるのが苦手なこともあります 。まさに授乳のスタイルですね。寝心地や居心地の悪さからのおっぱいストライキの可能性があるわけです。布団などに添い寝しての授乳や、座ったママの膝に少し固めの座布団などを敷いて赤ちゃんが背中や手足をのばせる状態での授乳を試してみてはいかがでしょう。●(5)不器用さんやアマノジャクさん新生児のうちは、上手におっぱいに吸いつくことのできない不器用さんも多く、なかなか飲んでくれないという悩みが発生します。また新生児の時期を過ぎると、おっぱいを無理矢理口に含ませても気に入らないと吐き出すことができるようになります。こうなると、吸いついてはみたけど、気持ちよくミルクが出てこないからと「ペッ」と吐き出してしまう赤ちゃんも現れます。こんな不器用さんやアマノジャクさんタイプには強制的に直接おっぱいから飲ませようとするのは逆効果 かも。シリンジで少しずつ飲ませたり、哺乳瓶で飲んでくれるなら搾乳して哺乳瓶を使ったりとあの手この手を試します。焦りは禁物です。専門家の授乳相談を受けながら、少しずつトレーニングしていきましょう。●まとめとして赤ちゃんの性格に個性があるように、ミルクの飲み方にも個性があります。そしてママのおっぱいの出方や形にも個性があります。赤ちゃんがミルクを飲んでくれないときには、ご紹介した5つの身近なポイントをチェックしてみてください。また場合によっては専門家にも相談し、赤ちゃんとママの健康第一で、一緒に気長に対処していきましょう。【参考文献】・『母乳のお悩み解決BOOK』赤すぐ編集部・編集●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年09月24日産後になると肌トラブルが多いだけでなく、便秘に悩む人が多いとされています。肌トラブルと便秘はどのような関係があるのかについて解説していきます。産後の肌トラブルは便秘が原因?妊娠と出産により、女性の体が変化します。それにともなって、さまざまな肌トラブルが起きて、ニキビや吹き出物や肌荒れなどといった皮膚症状などが現れるとされています。妊娠と出産により肌トラブルが起こっているともいえますが、肌トラブルに悩む女性の多くに、便秘体質がみられるといわれています。便秘にも悩んでいる女性は、便秘から肌トラブルがきている可能性もあると考えられます。摂取した食べ物から、体にとって必要な栄養を吸収した後、残った食べ物のカスは便として腸を通って肛門から排出されます。しかし、スムーズに便が排出されない状態を「便秘」といいます。文字どおり、便秘は常に体の中にたまった状態であり、排便できないということは、食べ物のカスが体内にたまり続けることを意味し、悪玉菌のエサも増えるとされています。悪玉菌のエサが増えると、悪玉菌が増殖し、その影響でガスや有害物質などが発生します。発生されたガスと有害物質は血液に吸収され、肌から外に排出されます。肌がこれらの働きをすると、肌本来の新陳代謝の働きまでできにくくなり、肌トラブルが起きるとされているのです。肌トラブルが便秘からくると仮定すれば、便秘を解消することで、肌トラブルの改善に期待が持てるでしょう。もし、便秘が解消しても肌トラブルが持続してしまう場合、皮膚科を受診するようにしましょう。便秘を診てもらう場合は消化器科となっていますが、付近にない場合は内科でも診てもらうことも可能です。便秘以外で肌トラブルの原因となること出産後、女性は母親として赤ちゃんの育児に集中しています。赤ちゃんは非常にデリケートなうえ、なにかが起きる前に、常に傍にいる必要があります。そのため、満足な睡眠時間が得られず、結果的に肌トラブルを引き起こす原因となっていると考えられています。このように、便秘以外に産後の肌トラブルの考えられる原因をあげて解説していきます。ホルモンバランスの乱れ女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは出産後に減少します。エストロゲンは女性らしい体を作り、美肌を作り、さらに活性酸素を抑制するという働きを持ちます、エストロゲンが減少すると、エストロゲンの機能が低下し、シミや肌のたるみにつながります。ちなみに、プロゲステロンという女性ホルモンがありますが、こちらは妊娠をサポートする働きを持ちます。睡眠不足や疲労・ストレス出産後、母親は赤ちゃんのために、どのようにして育児をしていくのかという知識を得ることも求められます。その影響で、身体だけでなく脳にも疲労をおよぼし、精神的な疲労も蓄積されます。脳の疲労は睡眠によって回復されます。しかし、その睡眠が不足し、さらにストレスや疲労などが蓄積されると、肌トラブルの原因になります。男性でも母親的な立場で育児をすると、同様の状態になると考えられるでしょう。肌老化・肌ダメージの改善能力が低下睡眠中に、美肌に関係する成長ホルモンやメラトニンなどが分泌されます。成長ホルモンは肌のダメージを修復し、メラトニンは疲労回復だけでなく細胞の老化を抑えるという働きを持ちます。しかし、睡眠不足になると、これらのホルモンの恩恵を得られることが難しくなります。産後の便秘を効果的に解消する方法肌を健康に保ちつつ、便秘を予防または解消することが大事です。産後の便秘に効果的な対策法を次にあげて解説していきます。水分を多めに補給母乳を赤ちゃんにあげようとすると、母乳は母親の体内の水分から作られますので、それだけ水分が失われることになります。スムーズに排便するために水分補給が欠かせませんので、妊娠前より多く水分を摂取する必要があります。1日に1.5〜2リットルぐらいの水分をとるといいでしょう。また、起きてすぐにコップ1杯の水を飲むことによって、腸が刺激されて排便しやすくなります。善玉菌を増やして対策善玉菌を増やすには、ビフィズス菌や乳酸菌が含まれる発酵食品を摂取するようにしましょう。ヨーグルトなどを、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などと積極的に摂取すると、善玉菌を増やす効果が期待できると考えられます。運動不足を解消運動不足になることで腸の働きが弱くなり、便秘の原因になると考えられます。腹筋が弱くなると便を押し出す力も弱くなり、排便がスムーズに行われることが難しくなるとされています。対策として、体を適度に動かし、お腹を中心としたストレッチを日常生活に取り入れて行うといいでしょう。監修:神林由香
2017年04月30日