思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。父親が違う8歳年上の姉も母親の束縛から逃げ出し、ユズさんは母親からいい子であることをさらに強要されるように……。小学2年生になると学校ではいじめられ、母親の勧めもあり登校を控えるように。しかし些細な意見の食い違いで家では母親の怒号が響き、無視や食事を出さないなどの罰をユズさんは与えられます。体調が悪い母親を心配すると「死んで欲しいってこと?」と突き放され、いつしかユズさんは吃音症の症状が出るように……。母親はユズさんの吃音症状を理解せず「イライラする」と怒るばかり。ユズさんは次第に、人と話すことが億劫になっていきました。わが家に新しい家族が ユズさんが小学3年生のころ、新しい家族として犬を迎えることに。母親とペットショップに出かけますが、その前に立ち寄った店が、のちに消費者金融だったとわかります。 小学4年生になると、同居していた母方の祖母が入院。母親はお見舞いついでに病院近くのパチンコ店に通うようになり、祖母が退院してもパチンコ通いが続きます。 ユズさんは家に戻らない母親の代わりに、父親と家事をするように。休日に出かけることはまったくなくなり、小学5年生のときゴールデンウイークは出かけたいと母親に相談しました。 しかし「あんたに私の自由時間を束縛する権利なんてないの!!」と怒鳴られ、ユズさんはよその家の子が普通にしていることが、なぜ自分にはしてもらえないのかと疑問に。なによりも、母親が家族との時間よりパチンコを優先していることが悲しいのでした。 「よそはよそ、うちはうち」と、ゴールデンウイークの外出を拒否する母親。わがままを言う子どもに言い聞かせるために使われがちな言葉ですが、ユズさんの母親の場合、自分の趣味を優先したいだけに思えますよね。 そもそも、いままでユズさんが友だちと遊ぶことや、好きな絵を描くことを禁止してまで、いい子になれと言ってきたはず。 親にももちろん、自分のための時間は必要です。しかしながら家族をないがしろにし、さらには子どもに家事をさせてまで、自分の自由の権利を主張するのは違うように感じます。 ユズさんの母親も周囲とうまく連携をとりながら、子どもと向き合う時間と自分のための時間が作れるようになると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月10日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は養育費月40万と引き換えに認知をしないため、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘にキラキラネームを名付けます。人生勝ち組だと自負するりなでしたが、順調だったはずの生活は「家賃は自分で払え」と言うたけひこからの連絡で一変!一銭も失いたくないりなはさえの家に住み続けると言い出して…。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ家を借りられなかったから、自分で借りて家賃は養育費から出すようにと父親であるたけひこから言われ、怒り狂うりな。だったらこれからもこの家で暮らす!と言い放ちましたが…。■さえの家で今後も暮らすと言うりなに…■りなが居座るつもりなら…!感謝もしないで嫌味ばかりのりなを、子どものためにと仕方なく住まわせていたさえ。当然、当初の予定通りきっかり3ヶ月で出て行けと譲りません。説得しようとする母の意見を聞くこともなく、「じゃあ私が出ていく」と断言しましたが…。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月10日■前回のあらすじ実母の言い分も一理あると感じたもちこは、結婚するまでは今の仕事を楽しめばいいと前向きに考えることに。しかしある日、帰宅したもちこは、母から釣り書と家族書をK男家に渡し、すでにお見合いを済ませてきたと言うのでした。■勝手にお見合いを進めていた実母■正式なお見合いでもないのに…!もちこの実母は過保護・過干渉な人であるため、「もちこのためにしている」と思い込んでいて、全く話が通じず…ついにもちこはぶちギレることになるのでした。次回に続く「家族ぐるみで結婚するする詐欺したK男家が自滅した話」(全34話)は22時更新!
2023年10月09日■前回のあらすじ蛍光灯の付け替えが終わるとサト君はこの機会に手がいることはやると申し出ました。サト君の聖人ぶりに惚れ惚れしていたちえ子もこれには「何を言い出すの」と内心キレ気味です。父が「お願いできるか」と差し出したのは…出てきました! 母から渡されたGホイホイ。母に渡されたときにも嫌な予感はしてたけど、まさか自分たちで設置する羽目になるなんて。そして意識し出すと聞こえてくる音…これはまさか…!?次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月09日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。怒りに任せ、日常的に叩いたり怒鳴ったりするユズさんの母親。突然家からいなくなることもあれば、公園へ友だちとユズさんが遊びに行くことすら許しません。ユズさんは絵が得意になり、母親も珍しくほめますが、将来の夢が漫画家だと聞いて大激怒。そんなとき、8歳上の姉が突然家にやってきます。姉は母親と前夫との子どもで、ユズさんはすぐに親しくなりました。しかしその姉も母親の束縛から逃げ出し、ユズさんはいい子であることをさらに強要されるように……。ユズさんは母親の期待に応えようと、勉強も家事も努力します。いい子でいることが、母親から愛情をもらえる方法だと信じて疑いませんでした。学校ではいじめのターゲットにされて… 小学2年生になったユズさんは、学校で物を隠されたり無視されたりと、いじめられるように。母親に打ち明けると、学校に行かなくていいと言ってくれ、学校に連絡もしてくれました。 しかし家では母親と少しでも意見が違えば怒鳴られ、数日間の無視が続きます。機嫌がなおるまでは食事も出ず、ユズさんは学校にも家にも居場所がないと感じるように。 ある日、体調が悪いと言う母親と夏祭りに出かけたときのこと。心配したユズさんは、「死んじゃったりしないよね……?」と聞きました。 すると母親は「あんたそれ私に死んで欲しいってこと!?」と言い放ち、ユズさんはそれからどう接していいかわからくなります。 いつしか話そうとすると、吃音症の症状が出るように。母親は理解がなく話せないことを怒るばかりで、ユズさんは人と会話することが苦手になっていくのでした。 学校でも家でも、心から安らげる場所がないユズさん。吃音症になったのは学校でのいじめだけでなく、母親からの虐待があったからではないでしょうか。 悲しみや不安を言葉にして伝えるのは、大人でも大変なもの。目に見えないストレスから吃音の症状にまで発展してしまったことを否定されたり突き放されたりしては、どんどん心が壊れてしまうでしょう。 ユズさんは子どもながら葛藤し、ずっと自分を犠牲にしていたのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月09日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は養育費月40万と引き換えに認知をしないため、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘を「ききめろ」と名付けます。多額の養育費と可愛い娘を手に入れて人生勝ち組だと自負するりなでしたが、順調だったはずの生活はたけひこからの連絡で一変してしまいそうな予感…!?このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ母とさえが甲斐甲斐しく娘のお世話をしてくれて、楽すぎ!最高!と呑気なりなのもとに、父親であるたけひこからメッセージが届きました。■話が違う!と怒り狂うりな■家賃払ってくれないなら…たけひこから送られてきた内容に「話が違う!」と怒り狂うりな。家賃払わなきゃいけないのなら、これからもこの家で暮らす! と言うりなですが、さえと母の反応は…? 次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月09日■前回のあらすじ靴のまま部屋に上がったちえ子とサト君。隠そうとしていた父の汚部屋を完全に見られてしまったとちえ子は落胆します。しかしサト君は気にしていない様子。もしかして、引いていない!?サト君は、聖人なの…!?父の汚部屋を見ても「もう少し掃除した方がいいですよ」と朗らかに言うサト君。まるで聖人です。しかしさらに「この機会に手が必要なことはやります」と言い出してしまったのです。その優しさゆえに地獄へと突入しようとするサト君。もうやめて!ところで、まだ母に渡された「アレ」が登場していませんが、間もなくちえ子はその存在を思い出すことになるのです。次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月08日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんが幼いころから、怒りに任せ叩いたり怒鳴ったりしていたユズさんの母親。ユズさんのご飯も用意せず突然家からいなくなったり、ユズさんが友だちと遊ぶ宿題が出たと言えば嘘つき扱いして外出も禁止します。ユズさんが絵を描くことが得意になれば、珍しくほめたものの、将来の夢が漫画家だと聞いて大激怒。そんなとき、母親に1本の電話がかかりました。電話は、ユズさんの実の姉が家にやってくるというもの。ユズさんは8歳のこのとき初めて、自分に姉がいたことを知らされます。憧れだったお姉ちゃん 両親は遊んでくれず、兄弟に憧れがあったユズさんは、姉がいたことに喜びます。姉はユズさんより8歳年上で、母親の前夫との子どもでした。 実際に会った姉は見た目は派手でしたが、気さくに遊んでくれ、しばらく一緒に暮らすことに。ユズさんにとって姉との生活は、刺激的でたのしいものでした。 しかし姉はすぐに姿を消し、その理由はユズさんの母親の束縛がイヤで家を出たとのこと。母親が前夫と離婚するときも、姉は母親と暮らすことを選ばなかったと言います。 「あんたは私を捨てないよね?」それからも母親は姉を悪く言い続け、ユズさんに「いい子」になるよう圧をかけるように。 ユズさんもそれに応じることが母親から愛情をもらえる手段だと、信じて疑わないのでした。 ユズさんと同じように、姉にも束縛をしていたユズさんの母親。思い通りにさせようと決めつけてきた結果、2度も子どもが離れることになりました。 実の娘から「息が詰まる」と言われて、母親も少しはショックを受けたのかもしれません。しかし、姉を悪者にしたり、ユズさんにさらなる期待を寄せたりするのは、負の連鎖になるだけですよね。 母親は本当に子どもを大切に思うのなら、自分の発言を冷静に振り返ることも大切だったかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月08日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は養育費月40万と引き換えに認知をしないため、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘を「ききめろ」と名付けます。多額の養育費と可愛い娘を手に入れて人生勝ち組だと自負しているりなが次に画策するのは、SNSで推している男性がいるお店に会いに行くことのようですが…。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじSNSを眺めながら、母に娘を預けて推しがいる夜のお店に会いに行こうと画策するりな。授乳時間になっても面倒になり母頼みで眠りについてしまうのでした。■家族が協力的でラッキー!■たけひこからメッセージが…!?母とさえに感謝の気持ちも持たず、勝手にお世話をしてくれてラッキーと楽観的なりな。そこに父親であるたけひこからメッセージが届いたようですが、その衝撃の内容とはいったい…?次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月08日■前回のあらすじ普段父の家に行くときは靴下を汚したくないためスリッパを持参していたのですが、今回は急な訪問のためスリッパはありません。家に上がるのを躊躇していると父は「靴のまま上がったらいい」と言うのでした。すべて見られてしまったもしかして、サト君は引いてない!? 希望の目でサト君を見上げるちえ子。しかしこのサト君の優しが思わぬ事態を引き起こすことに…!次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月07日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんが幼いころから、怒りに任せ叩いたり怒鳴ったりしていたユズさんの母親。ユズさんを下着姿のまま寒い冬に家から追い出し、保育園で作った作品はゴミ扱い。便秘や膀胱炎になると、恥ずかしがるユズさんを無視して周囲に笑い話として広めます。親子遠足の動物園では、ユズさんを連れて飲食店で時間をつぶし、一緒に見てまわることすらありませんでした。ある日、ユズさんが目を覚ますと、そこに母親の姿はありません。おなかがすいて食べる物を探しますが、幼いユズさんがすぐに食べられるものはなにもなく……。母親とのつらい思い出の数々 母親が不在のまま、仕事を終えた父親が帰宅。ユズさんは昼2時を過ぎてようやく食事にありつけました。 別の思い出では、母親とおもちゃ売り場へ行けば何を選んでもダメと言われ、じゃあ買わないと言えば時間の無駄だったと余計に怒られます。 小学校にあがるタイミングで引越すことになったユズさんは、友だちと離ればなれに。新しい友だちをつくろうにも、人見知りなうえに母親から放課後の外出はダメだと言われます。状況を知っているはずの父親も知らんぷり。 そんな家庭環境の中で絵を描くことが好きになったユズさんは、珍しく母親から絵をほめられ、漫画家を目指すようになりました。しかしそれを知った母親は大激怒。 自分が褒めたことも忘れ、ユズさんの進路も将来も決まっていると言います。さらに、ユズさんが反抗的でかわいくないとも……。 ユズさんは自分の考えが母親と違うことがダメなのだと思い込み、その後は母親の希望通りの将来図を人に話すように。すると母親は、満足そうにするのでした。 ユズさんの話もろくに聞かず、頭ごなしに怒るだけの母親。自分の好きなことや話すことを否定されるのは、大人でもいい気持ちはしませんよね。 すぐ近くにいる父親が見て見ぬふりなのも、ユズさんは裏切られた気持ちになったでしょう。 両親にとっては「子どもの言うこと」と軽い考えなのかもしれませんが、ユズさんにとってはたった2人の両親。 味方であるべき存在の両親が、しっかりと子どもの気持ちを尊重してあげてほしいものです。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月07日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母親に、突然「出産した」という連絡が!?子どもの父親は養育費月40万と引き換えに結婚も認知もしないため、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘を「ききめろ」と名付けます。「結婚も認知もしない」という無責任なりなの相手に、娘が不当な扱いを受けたと悲しむ母。しかしりなは多額の養育費がもらえるから人生勝ち組だとSNSで自慢するほど能天気。りなの次の目的は…?このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ可愛い娘と1億の養育費を手に入れたことで自分は勝ち組だと自負するりな。20年はぐうたら生活できると考えながら、おもむろにある男のSNSを見出して…。■男好きな妹の次なる作戦■ミルクの時間になっても放置…!?りながSNSで眺めていたのは夜の街で働く推しの男性でした。産まれたばかりでとても大変だけど可愛い盛りである娘を置いて、夜の街に繰り出そうと画策するりな。出産後に母に報告したのも、母が面倒を見ると確信していたからこそ。ミルクの時間になっても母任せにして眠りについてしまったりなですが、どこまで無責任なのでしょう…。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月07日■前回のあらすじ父が「飲んでくか?」と差し出したグラスは白濁していて、おもてなしというよりは苦行そのもの。ビールは断ってとりあえず中に入ろうとするのですが、ベトベトの床に拒否感が…足が入ることを拒否している!開けっ放しの汚い部屋、しかも靴のまま入ってOK…。サト君に見られたくないところをどんどん見られてしまいます。次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月06日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんの母親は笑っていると思いきや、いきなり怒鳴りだすこともしばしば。物心ついたユズさんは、そのころから母親の顔色を伺い、怒らせないようやり過ごす毎日でした。ある日、まだ幼いユズさんは、何でもないことがきっかけで母親を怒らせてしまい……。母親の怒りスイッチを押してしまうと… 激怒した母親はごめんなさいと謝るユズさんを、寒い冬の日に下着姿のまま家から追い出します。ユズさんは偶然近所の人に助けられましたが、「あんたのせいで恥かいたわ!」と頬を叩かれました。 3歳になり、通っていた保育園で作った工作を道に落としたユズさんは、母親からどうせゴミになると見捨てられます。ユズさんが腹痛で病院のお世話になった際はおもしろがって周囲に話し、恥ずかしいからやめてと言っても暴言を並べて聞き入れられませんでした。 5歳になったユズさんはある日頻尿と痛みに苦しみますが、母親に言い出せないまま血尿に。そのときも母親は怒るばかりでまた笑い話にします。 さらに親子遠足で動物園に行ったときも、母親はユズさんを連れて飲食店で時間をつぶし、園内を一緒に見てまわることすらしないのでした。 幼いころから、日常的に暴言や否定される言葉を受け、親の務めを放棄されてきたユズさん。手をあげられた記憶が1回だったとしても、十分深い傷を負っているはずです。 しかし、小さな子どもが母親のおかしい点に気付き、誰かに助けを求めることは難しいでしょう。 どんなに母親が外でいい顔をしていても、子どもが下着姿で外に出されていた事実や、動物園で親子の姿がないなど、よく考えれば「あれ?」と思うサインは意外と近くにあるのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月06日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? -人生勝ち組のシンママに満足している妹主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は認知していないため、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘を「ききめろ」と名付けます。セレブママに憧れていたりなは策略通りたけひこの子どもを妊娠しました。結婚も認知もしないと言われても、高額の養育費と家賃を払ってくれるという好条件に惹かれ、自らシンママになったのでした。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじたけひこに妊娠の報告をし結婚を迫ったりなでしたが、「結婚も認知もしない」とあっさり切り捨てられます。養育費40万と家賃をたけひこがもつことを条件に、りなはシンママになることを決めたのでした。■1億円の養育費…最高としか言えない!■どう考えても勝ち組自分はどう見ても勝ち組だと自負するりなは、SNSに投稿し幸せ自慢をします。シンママとして覚悟するどころか、20年ぐうたら過ごそうだなんて呑気にも程がありますね…。そして、あるSNSを開き始めたりな…! いったいこの男は誰!?次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月06日■前回のあらすじ結局サト君と父の家に行くことになってしまったちえ子。父の家は一見ゴミ屋敷には見えないけれど、壁も床もベトベトで細かいゴミだらけ。実は父は掃除を知らない男だったのです。父の危険なおもてなし入り口で拒絶する足…! こんなにベトベトした床、踏みたくない!次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月05日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!?主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は認知しない代わりに養育費を40万払うと言っているらしく、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘にはキラキラネームを名付けます。子どもの父親から家を追い出されたことが判明したりな。「許せない」と怒る母親に、好条件でシングルマザーになったのに、どこがかわいそうなの? と腹を立てます。遡ること2年前…。金持ちイケメンのたけひこと同棲していたりなは、セレブママに憧れ、たけひこの子どもを作ろうと企てていたのです。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ自分の意志でシングルマザーになったのに、家族から憐れみの目を向けられることに納得のいかないりな。遡ること2年前、金持ちイケメンたけひこと同棲していたりなは、セレブママになるのを夢見て、たけひこの子どもを作ろうと企てるのでした。■思惑通り、たけひこの子どもを妊娠■認知しない代わりに養育費交渉このようないきさつで、りなは出産後、家が見つかるまでさえの家に居候することになったようです。セレブママへの憧れだけで後先考えず妊娠を喜ぶりなもどうかと思いますが、自分の子どもであるにもかかわらず平気な顔して無責任な態度をとるたけひこも酷いですね…。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月05日■前回のあらすじ最後の悪あがきに「自分で蛍光灯を取り換える」と言うちえ子でしたが、サト君は自分がやると言います。父の家の前に行くと、ドアが開いていました。父は4階だし、盗られるものもないから開けていると言うのでした。父の部屋に行ってほしくなかった理由は…いよいよ父の部屋に突入。どんな恐怖が待ち受けているのでしょう…次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月04日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? ―子どもの父親から家を追い出されて…!?主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は認知しない代わりに養育費を40万払うと言っているらしく、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することに。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘にはキラキラネームを名付けます。出産と同時に家を追い出されていたりなには帰る家がないと言います。子どもの父親が住む家を探しているとのことですが、あまりに非常識な男性に母はショックを受けるのでした…。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ子どもの父親の仕事を理由に、出産と同時に家を追い出されていたりな。あまりに非道な父親の実態に青ざめるさえですが、それ以上にショックな母は「許せない!」と泣き叫ぶのでした。■憐れみを受ける意味がわからない…■子どもの父親、その正体は…りなは自分の意志でシングルマザーになることを決め、十分すぎる養育費も手に入るのに、なぜ憐れみを向けられなければならないのか…むしろ自分はラッキーだと思っていたので、この状況に腹を立てます。そして遡ること2年前、子どもの父親であるたけひこと同棲していたりなは、セレブ婚に憧れ子どもを既成事実に結婚を企てたようですが…!?次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月04日■前回のあらすじなんとか新幹線の時間を理由に父の部屋に行くのを阻止しようとするちえ子でしたが、優しいサト君はすぐに作業すれば大丈夫と言い、結局行くことになってしまったのです。絶対に父の部屋に行きたくない理由部屋に入る前から異変!最後の悪あがきもむなしく、サト君は父の部屋へ。そこで待ち受けていたのは…?次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月03日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? ―しかも家がない…!?主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は認知しない代わりに養育費を40万払うと言っているらしく、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘にはキラキラネームを名付けます。恩を仇で返す態度ばかりのりなにもう限界のさえ。母も納得してりなの家に泊まろうとしますが、りなには帰る家がないと言うのです…!このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじもう妹のりなとは一緒に暮らせない!と泣きながら訴える姉のさえの気持ちを汲んだ母は「仕方ないから私がりなの家に泊まる」と言いますが、りなの口から「家がない」との衝撃発言が飛び出して…!■無責任な父親■泣き崩れる母親出産まで至った経緯すらよく分からないのに、相手の仕事を理由に家を追い出されていたと聞いて青ざめるさえ。それ以上に、感情的に泣き叫ぶ母を見ても「別に大したことでは…」と他人事の様子のりな。母親になった以上、もっと責任感を強くもってもらいたいですよね…。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月03日■前回のあらすじやっと顔合わせが終わってもまだしゃべり続ける父。キレそうになるのを我慢しつつちえ子は話題を変えようと母から預かった替えの蛍光灯入りの紙袋を父に差し出します。するとサト君が、蛍光灯を替えるのを手伝うと言い出して…!?それだけは、絶対ダメ優しすぎるサト君…でもその優しさのせいで父の部屋にいくことに…。そういえば母から渡された紙袋の中には、みんなが嫌いな「アレ」対策グッズも入っていましたね…。次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月02日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!?主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は認知しない代わりに養育費を40万払うと言っているらしく、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘にはキラキラネームを名付けます。母はりなを庇うから我慢ばかりしているというのに、感謝どころか罵り続けてくるりなの態度にもう限界のさえは…。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ赤ちゃんの泣き声は仕方ないにしても、夜中にドタバタ騒ぎ立てるりなに「うるさくて眠れない」注意したさえ。すると「赤ちゃん相手に心せまい」「鬼ババ怖いよ~」などとバカにするような態度をとられ、さすがに我慢の限界を迎えたのでした。■「もう一緒に暮らせない!」母に訴えると…■衝撃の新事実が発覚!さすがに母もさえの訴えに納得し、りなの家に母が泊まりに行くことを提案。しかし! まさかの家がないとの回答が…!?いったいどういうこと…!?次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月02日■前回のあらすじ父のワンマンショーを止めることができず、サト君に「普通の家の子」と思ってもらう計画は失敗に終わった…。「結婚ナシにされるのかな」とちえ子はサト君を見つめます。顔合わせが終わった…いや、終わって。やっと終わったと思ったのに…! しかも父の家って、間違いなくヤバい…!次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月01日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!?主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は認知しない代わりに養育費を40万払うと言っているらしく、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘にはキラキラネームを名付けます。家賃を請求すると、りなを庇う母にモヤモヤするさえ。自分ばかりが我慢しなければならないことに納得がいかずにいました。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ3ヶ月間はなるべく妹と顔を合わせないよう、夜も出かけようと考えたさえ。しかしその日の夜、ドタバタうるさくする妹の物音で夜中に目が覚めてしまい…。■赤ちゃんの夜泣きは仕方ないけど…■りなの態度にもう限界…!初めての育児に追われ、大変な母親の気持ちは分かる! 赤ちゃんは泣くのが仕事だから我慢できる! しかし、誠意の問題です…。「うるさくしてごめんね」の一言があるだけで、お互い気持ち良く生活できるはずなのに、常に嫌味を言われればさえが怒るのも当然ですね。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月01日■前回のあらすじ父の自分語りを止めようとサト君の話をしようと提案するも、「顔を見ればだいたいわかる」と父は自分の話を続けてしまうのでした。父のワンマンショーは続くサト君には「普通の家の子」だと思われたかったのに。ちえ子の夢はあっけなく打ち砕かれます。あとはもう、何とか無事に帰りたいのですが…次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年09月30日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!?主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は認知しない代わりに養育費を40万払うと言っているらしく、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘にはキラキラネームを名付けます。さえがりなに家賃を請求すると、「物入りだから助けてあげて」とりなを庇う母。また私が我慢しなきゃいけないのか…と不満に思うさえなのでした…。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじこれから子育てで物入りの妹・りなを思い「助けてあげて欲しい」と姉のさえを説得する母。また私が我慢するのか…とさえはモヤモヤが止まらないのでした。■姉だからっていつも我慢しなければならないのか…?■夜中にドタバタ騒ぐ妹思えば幼少期から妹のために何度も我慢をしてきた…。大人になっても不当な扱いをされることにやはり納得のいかないさえ。りなが居候する3ヶ月間はなるべく顔を合わせないよう過ごそうと考えていましたが、そう簡単にはいかないようで…?次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年09月30日■前回のあらすじ名刺に住所を印刷されておびえるちえ子に「まあええやんか」と言い放った父。そんな父でも結婚の挨拶の場ではちゃんとしてくれると期待していたのに、この人はただ「父」という名がついただけの人なのだと思い知らされたのでした。軌道修正を試みるも…止まらない父! このままでは、「変な家の子」が確定してしまう…!次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年09月29日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!?主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。子どもの父親は認知しない代わりに養育費を40万払うと言っているらしく、りなと赤ちゃんはしばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。6年ぶりに再会したりなは整形し、量産型女子に変貌しており、再会早々嫌味ばかり口にする始末。そして娘には「姫々夢音(ききめろ)」と名付けます。3ヶ月も滞在すると話すりなにきっちり家賃を請求することにしたさえ。しかし母はりなの味方をし始めて…!?このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ家賃を払うことを嫌がる妹・りなに「私が借りている家なんだからルールは守って」と一喝する姉のさえ。それを聞いていた母は「お金をとるなんて意地悪言わないで」とさえを諭し…。■子育てにお金がかかるのは分かるけど…■りなを庇う母にモヤモヤは募るばかり…これから子育てでお金がかかるりなのことを思い、さえを必死に説得しようとする母。仲が良くてこれまで支え合ってきた妹だったら…、同居することに感謝の気持ちを示してくれる妹だったら…、きっとさえだって助けてあげようと思っていたことでしょう。憎たらしく図々しいりなの思惑通りに事が進むことに、さえはどうしても納得がいかないのでした…。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年09月29日■前回のあらすじちえ子が自分の住所が使われていることを知ったのは、名刺が同封された父からの手紙が送られてきた時。勝手に住所を印刷されるのは「怖い」と訴えても、「誰もそこまで気にしない」と父には話が通じないのでした。娘の安全より見栄が大事!?父は結婚の挨拶の場ですら変わらない。さらに失望するちえ子でした。しかし挨拶の場はまだ終わりません…。次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年09月28日