沖縄県・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」では、世界に僅か5カ所のみ。アジアで唯一ブルーゾーンに認められた沖縄で、健康と長寿の秘訣を学ぶ「沖縄ブルーゾーン滞在」を2023年6月1日よりリニューアルします。健康で長生きをする人が多い「ブルーゾーン*」に認定された沖縄にある環境を活かし、ブルーゾーンの特徴的な習慣を体感し、楽しみながら健康長寿の秘訣を学ぶ2泊3日のプログラムです。今回のリニューアルでは、地域の奏者による三線の音色に癒される他、織り子として女性たちが活躍する「読谷山花織(ゆんたんざはなうい)」の工房を訪れます。歴史ある文化を大切に伝承していく人たちとつながり、豊かな心に触れます。*Dan Buettner (2012). The Blue Zones, Second Edition: 9 Lessons for Living Longer from the People Who’ve Lived the Longest.世界の100歳人に学ぶ「健康」と「長寿」の9つのルール1.適度な運動を続ける2.腹八分で摂取カロリーを抑える3.植物性食品を食べる4.適度に赤ワイン(アルコール)を摂取する5.はっきりした目的意識を持つ6.人生をスローダウンする7.信仰心を持つ8.家族を最優先にする9.人とつながる*参照:Dan Buettner (2012). The Blue Zones, Second Edition開発背景ブルーゾーンとは、健康で長生きをする人々が数多く居住する、特別な地域を指す言葉です。世界中から5つの地域が指定されており、沖縄はその1つに選ばれています。ブルーゾーンに暮らす人々の食事や習慣は健康長寿の秘訣であるとして、世界から注目を集めています。星のや沖縄では、沖縄の暮らしをもとに、ブルーゾーンの特徴を伝えることで、人生100年時代の豊かなライフスタイルに繋がればと考え、当プログラムを開発しました。施設の環境や立地、設備を活かした楽しく快適な滞在の中で、明日へ活かせる健康の秘訣を伝えます。「沖縄ブルーゾーン滞在」の特徴1600年の歴史ある工芸品を助け合い、伝承していく想いに触れるNEWブルーゾーンにみられる、助け合いの精神、生きがいを持つことは、健康長寿へ大きく寄与していることがわかっています。この学びを深めるため、星のや沖縄からほど近い、読谷村内の「読谷村伝統工芸センター」を訪れます。織り子として女性たちが活躍する読谷山花織の工房では、約600年もある歴史を学ぶ他、祈りを込めて紋柄を織る機織り体験で、繊細で温かな技術に触れます。伝統を守り受け継ぐ姿は、沖縄の「ゆいまーる(助け合いの精神)」の言葉に代表する、豊かな心です。【ブルーゾーン9つのルール】5・92三線の音色に身を委ね、浜辺の晩酌で心をゆるめるPower UP適度な飲酒は、ブルーゾーンではストレス解消に繋がり、身体に良いとされる習慣のひとつです。当プログラムでは、施設の目の前に広がる自然海岸で波音と三線の音色をBGMに、泡盛を使ったカクテルで晩酌を楽しみます。曲と曲の合間には、琉球音楽にまつわる話や読谷村の話など奏者との会話も弾み、伝統の音楽をとおして「人とつながる」体験ができます。【ブルーゾーン9つのルール】4・6・93たっぷりの野菜を使用した、健康長寿の秘訣を味わう食事Power UPブルーゾーンの食事は、植物性食品、豆類を中心としている点が特徴です。プラン限定のメニューでは、沖縄で親しまれる野菜や豆類を使用した料理を味わい、健康長寿の秘訣に触れます。朝食は、野菜やハーブをのせて、チーズのように豆腐を味わうガレット。夕食は、野菜と沖縄の伝統的な「ゆし豆腐」を魚介出汁のスープで楽しむ鍋料理です。海に臨む客室で、ゆったりと味わいます。【ブルーゾーン9つのルール】2・34屋外で身体を動かし、自然を愛でるスローな時間を過ごすPower UPブルーゾーンの長寿者たちは、皆よく身体を動かしています。適度な運動は、健康を保つ上で欠かせない習慣のひとつです。当プログラムでは、1年を通して快適に利用できる屋外のプールで「アクアティックエクササイズ」を行う他、南国らしい植物が育つ施設内の庭を星のや沖縄のスタッフと共に散策する「ゆんたく庭めぐり」に参加します。いきいきと育つ植物を愛でながら、自然と共に暮らす沖縄の風土に触れる他、キッチンガーデンからハーブを摘み取りお茶でひと息つく、スローな時間を過ごします。【ブルーゾーン9つのルール】1・6・9今後の展開星のや沖縄は、ブルーゾーンを学ぶことは、ただ長生きを目指すだけではなく、より良い生き方を目指すヒントになると考えます。人生100年時代と言われる現代においては、人生の質の向上は重要なテーマです。星のや沖縄では今後も、リゾートでの非日常の体験や食事・運動に加えて、人・地域・自然とのつながり、生きがいの大切さを感じる体験を提供することで、幸せな人生に繋がる自己発見の機会を創造できればと考えています。プログラム監修荒川 雅志 氏琉球大学国際地域創造学部/観光科学研究科ウェルネス研究分野教授医学博士長寿者のライフスタイルや健康長寿食材の研究、海洋療法や地域資源を活かしたウェルネスツーリズムのモデル開発など、幅広く研究を進めるウェルネスツーリズムの第一人者。『THE BLUE ZONE(ブルーゾーン) 2ND EDITION(セカンドエディション)世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール』翻訳・監修者。滞在スケジュール例<1日目>15:00チェックイン17:30夕食*別料金20:30三線の演奏を聴きながら楽しむ浜辺の晩酌<2日目>08:00朝食特別メニュー:畑人野菜と島豆腐のガレット10:00朝のプールで、アクアティックエクササイズ14:00読谷村伝統工芸センターで、読谷山花織体験18:00夕食特別メニュー:たっぷり野菜とゆし豆腐の鍋<3日目>08:00朝食10:00「ゆんたく庭めぐり」12:00チェックアウト「沖縄ブルーゾーン滞在」概要期間:2023年6月1日~通年日程:2泊3日料金:1名72,000円(税・サービス料10%込)*宿泊費別含まれるもの:三線の演奏を聴きながら楽しむ浜辺の晩酌、朝食2回、夕食1回、アクアティックエクササイズ体験、読谷村伝統工芸センターでの体験、定員:1日1組(4名まで)予約:公式サイト([ ]{ })にて2週間前までの受付備考:天候により実施内容が変更になる場合があります。料理は、食材の状況により変更になる場合があります。星のや「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。[ ]{ }星のや沖縄沖縄の贅沢を集めた、海岸線に沿うリゾート。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と美しい自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、穏やかな海に臨むオーシャンフロントの客室が広がります。沖縄文化が馴染む空間で海を眺めて暮らす、グスクの居館です。〒904-0327沖縄県中頭郡読谷村字儀間474/客室数 100室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月20日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「トルコ・シリア地震」です。今後も支援が必要。独裁政治による問題も明らかに。2月6日に発生したトルコ・シリア地震から2か月が経ちました。発生1か月後の数字でトルコで4万5968人、シリアで5914人、合わせて約5万2000人が犠牲になったと発表されました。トルコに比べてシリアの犠牲者が極端に少ないのは、シリアの情報がほとんど入ってこないからです。シリアで大きな被害に遭ったのは、イドリブ県やアレッポ県。シリア北部にあたり、反体制派の拠点となっているエリアで、アサド政権の激しい攻撃に抵抗を続けてきました。アサド政権は地震発生2時間後にもこの地域を空爆し、地域の立ち入りを制限しており、国際人道支援や救助、正しい情報発信が大変遅れています。イドリブ出身のフォトジャーナリストにシリアから映像を送ってもらったところ、一部では川が決壊、洪水が発生して街が水に浸かっている場所もありました。衛生状態が非常に悪く、生き残った人たちも困難にさらされています。重機の数が足りず、行方不明になった人たちの捜索もままなりません。一方トルコは、倒壊被害が20万棟にのぼり、人口の16%にあたる1400万人が住まいを失いました。移り住む先がなく、テントで避難生活を送る人も150万人近くいます。支援の必要な先が広範囲にわたっており、食料や水も足りず、電気や水道がない状況、氷点下の日々も続きました。トルコの建物の倒壊がひどいのは、違法建築が横行していたせいです。エルドアン政権は、地震直後に違法建築に関わった疑いのある人を200人以上逮捕しました。国連開発計画の発表では、トルコの震災瓦礫が1億~2億t発生していて、これをどう処理するかが問題になっています。発生から2か月経ち、報道も少なくなりましたが、これからも息の長い支援が必要です。しかし、その国のトップの采配如何により、国際支援や物資が届いても、被害に遭った地域に届かない、助けを求めている人たちを助けられないという問題が起こります。強権的な独裁を許すと、天災も人災になる。被害が広がるということを改めて思い知らされます。世界で監視の目を強めていかなければなりません。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年4月19日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年04月15日沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」が15日、沖縄県で開幕した。「沖縄国際映画祭」として2009年にスタートし、2014年から「島ぜんぶでおーきな祭」と改称した同映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの取り組みを通じ、沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月15日・16日の2日間にわたって開催される。今年のキャンペーンコピーは「お~」。驚きの「お~!」、感動の「お~!」、掛け声の「お~!」など、さまざまな意味が含まれている。映画部門は、「特別招待」「沖縄映画特集」「地域発信型映画」「特別上映」「クリエイターズ・ファクトリー」「シアタードーナツ連携企画」の6つの部門にて29プログラム(33作品)の上映を予定。同映画祭での上映が国内初・沖縄初などの作品もラインナップされている。イオンモール沖縄ライカムの映画祭コラボ企画では、2日間にわたって吉本芸人が登場し、楽しい企画で盛り上げる。国際通りの玄関口「パレットくもじ交通広場」では4年ぶりにラフピータウンが復活。お笑い・アイドル・カラオケ・ワークショップなど、様々なエンターテイメントステージを実施し、地域の魅力や企業の情報が盛りだくさんのブースエリアも併設されている。4月16日の最終日には「国際通りレッドカーペット」を実施。フィナーレでは沖縄県41市町村の首長、または首長が指名する当該市町村の人たちが、歌とパフォーマンスで地元の魅力や物産を全国に発信する「ハイサイ!うた自慢まち自慢2023 島ぜんぶでおーきな祭スペシャル」を開催し、「島ぜんぶでおーきな祭」の最後を締めくくる。
2023年04月15日春から新生活が始まる人は多いもの。引っ越しのほか、気分を新たに部屋の模様替えなどをする人もいるかもしれません。警視庁警備部災害対策課は、家具にまつわる防災対策のアイディアをTwitterで紹介。投稿に「なるほど!」「やってみよう」といった反響が寄せられています。家具の角には『蓄光テープ』をまずは、家具の選び方について。たんすなどの家具は、高さの低いもので揃えるのがオススメだといいます。重心が低く、底の面積が広い家具であれば、地震が発生しても倒れにくくなるのです。また家具の角に、光を蓄えて暗闇で発光する『蓄光テープ』を貼ると、夜に電気をつけていない状態でも、位置を把握することができます。夜に停電になった時や、慣れない部屋で過ごす時も、誤って身体をぶつけてケガをする心配がないので、安心ですね!4月から新生活が始まる方もいらっしゃると思います。私は一人暮らしを始める際に高さの低い家具で揃え、さらに角に #蓄光テープ を貼りました。重心が低く、かつ底面積が広めな家具であれば地震発生時、倒れてくる心配が少なく、また夜でも蓄光テープの光で家具の位置が把握できます。 pic.twitter.com/T60rM2ayUj — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 23, 2023 特に蓄光テープのアイディアには、目からウロコが落ちた人は多かった様子。投稿は次々にシェアされ、さまざまなコメントが寄せられました。・なるほど、いいアイディアですね。早速、蓄光テープを買ってみようと思います!・家具の位置を把握するのって、大切ですよね。うちでは階段や電気のスイッチなどにも蓄光テープを貼っているのですが、普段も役立っています。・これなら、たんすに足の小指をぶつけなくて済みそう…。・蓄光テープを家具の角に貼るのは盲点だった。やってみよう。地震対策としてはもちろん、日常生活でも役に立ちそうなアイディア。気になった人は、試してみてくださいね![文・構成/grape編集部]
2023年03月31日体験型放課後等デイサービスを行う株式会社IRIE LIFE(読み:アイリーライフ、所在地:沖縄県沖縄市、代表取締役:喜納 愛利)は、利用している子どもたちと地域の方々一緒に、心が動く体験イベント「IRIE CAMP(アイリーキャンプ)」を2023年4月8日(土)に沖縄県沖縄市の県総合運動公園で行います。クラウドファンディング達成■「IRIE CAMP(アイリーキャンプ)」開催の背景私自身、子どもの頃に体験したキャンプやBBQ、海、山、川等で遊んだ思い出が、大人になった今でも心に残っていて、ふと思い出すと温かい気持ちになります。その体験とそこでの人との関わりが、今の自分の価値観を形成し、人間性のベースとなる部分が養われたと思っています。子どもの頃にどれだけの人と関わったか、どれだけの体験をしてきたか、どれだけ心が動かされる場面があったか。子どもたちのこれからの人生をより豊かにするために、「心が動く体験」の機会を子どもたちに贈りたいと思い、IRIE CAMPを開催する運びとなりました。■「IRIE CAMP(アイリーキャンプ)」についてキャンプ道具やアウトドア用品を購入するため、2022年8月19日~10月31日の期間クラウドファンディングに挑戦し、目標金額の600,000円を超えた775,000円を達成することができました。今回集めた支援金で必要な道具類を購入し、クラウドファンディングを応援していただいた地域の方々と一緒にデイキャンプを楽しもうという企画です。■開催概要イベント名:IRIE CAMP(アイリーキャンプ)開催日時 :2022年4月8日(11:00~16:00)場所 :沖縄県総合運動公園 オートキャンプ場沖縄県沖縄市比屋根5丁目3-1参加人数 :子ども 20名、大人 10名 程度内容 :BBQ、キャンプファイヤー等地域の大人たちからタープの張り方、火の起こし方、BBQの焼き方等を習いながら子どもたち主体で実施。■会社概要会社名 : 株式会社IRIE LIFE事業所名: 放課後等デイサービスLaugh Base代表者 : 代表取締役 喜納 愛利設立 : 2022年4月5日開所日 : 2022年7月1日事業内容: 放課後等デイサービスURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月29日各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」では、2023年3月1日から沖縄で親しまれる月桃やパッションフルーツなどを使ったノンアルコールのペアリングメニューの提供を開始します。メインダイニングのディナーコース「琉球シチリアーナ」にて、その土地ならではの食材や料理に使用している食材と同じものを組み合わせるノンアルコールのペアリングメニューは、ワインペアリングとは違った美食体験を楽しめます。季節に合わせた料理とともに変わるノンアルコールのペアリングメニューは、見た目にも華やかなドリンクです。沖縄で親しまれる月桃やパッションフルーツ、パイナップル、ピパーチ(*1)といった食材を使い、星のや沖縄でしか味わうことのできない旬の恵みや料理とのマリアージュをノンアルコールで堪能します。(*1)ピパーチ「ヒハツモドキ(島コショウ)」を意味する沖縄の言葉背景星のや沖縄では「琉球シチリアーナ」のコンセプトのもと、沖縄で親しまれる食材とシチリア料理の技法を組み合わせたコース料理を提供しています。料理は相性の良いドリンクを掛け合わせることで味わいがさらに広がります。お酒をあえて飲まないライフスタイルを好む「ソバーキュリアス」という選択肢が増えているなかで、お酒を飲まない方にもより豊かな時間を過ごしてほしいという思いからノンアルコールのペアリングメニューを開発しました。ドリンクの思いがけない組み合わせによる絶妙な味わいをより一層深く堪能してほしいと考えています。「琉球シチリアーナ」とはイタリアのシチリア島は、沖縄と同様に美しい海と温暖な気候に恵まれています。新鮮な魚介や柑橘を食材に多用していることや、他地域からの影響を取り入れながら独自の料理文化を築いていることも似ている点です。類似性のある土地で用いられる料理法は、沖縄で親しまれる食材との相性も良いと考え「琉球シチリアーナ」を考案しました。沖縄とシチリアが合わさることで生まれる、新たな食の魅力を提案します。また料理に合わせて南イタリアを中心に90種以上のワインを取り揃えています。国内外のワインに精通するソムリエがセレクトする独創性のあるワインペアリングのコースでは、乾杯からデザートまで7種のワインとのマリアージュでディナーを堪能できます。沖縄ならではの食材を使用したノンアルコールペアリング沖縄で親しまれている食材の新たな魅力に出会う琉球シチリアーナに合わせて楽しむノンアルコールドリンクは、パイナップルやピパーチなどを使いました。ソムリエが厳選したノンアルコールペアリングは、同じコンセプトで作られた料理を掛け合わせることでワインペアリングとはひと味違うマリアージュを堪能することができます。月桃やパッションフルーツといった旬に合わせて異なる食材をモクテルに仕立て存分に味わいます。<2023年春のディナーコースペアリング例>・鰹とトマトの冷製カッペリーニ×発酵ジンジャーエール、パッションフルーツソーダ、シュラブ(*2)パッションフルーツの甘みや酸が料理を引き立てる乾杯にぴったりのスパークリングモクテルです。カッペリーニのカツオや生姜との相性も良く、コース料理の始まりに胸が高鳴ります。(*2)シュラブ果実酢をベースにハーブやフルーツ、スパイスを漬け込んだ炭酸飲料・ストゥッツィキーニ×月桃茶、パインジュース、ピパーチ沖縄で親しまれている月桃のお茶をベースにした、優しい甘さのモクテルは多様な前菜との相性の良い、バランスに優れた一杯です。・牛フィレ肉の月桃包み焼き×ローゼルティー、ノンアルコールメルロー、コーヒー豆ローゼルティーとノンアルコール赤ワインの組み合わせの仕上げに、ローストしたコーヒー豆を挽くことにより、香ばしさとほのかな苦味が広がります。ソースの甘酸っぱさや肉との一体感がより楽しめます。ノンアルコールのペアリングメニュー概要期間:2023年3月1日~6月30日料金:ノンアルコールペアリング6,050円(税・サービス料込、食事代別)対象:宿泊者備考:仕入れ状況により料理内容や食材が一部変更になる場合があります。■星のや「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。URL:[ ]{ }■星のや沖縄海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた、海岸線に沿うリゾートです。〒904-0327沖縄県中頭郡読谷村儀間474/客室数:100室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月24日ご存じのように日本は地震大国です。いずれの住宅も、厳しい「耐震基準」が設けられており、万が一の地震に対する「備え」が何よりも大切と考えられています。しかし住宅だけでなく、家の中でも地震への備えが必要です。とりわけキッチンは要注意です。食器や調理器具など、地震で落下した際に怪我をしてしまうものが多く、収納もまた地震に備えなければなりません。そこで地震がきても食器などが落下することのない「収納方法」を紹介します。地震がきても安心なキッチン収納とは地震に備えたキッチン収納を教えてくれたのは、おと(oto.kurashi)さんです。まずは以下の投稿をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る おと|40代柴犬飼いのミニマリスト(@oto.kurashi)がシェアした投稿 食器や調味料、クリップなどの小物が無駄なく収納された引き出しは、地震がきても中身が壊れることはなさそうです。引き出しを上から覗くだけで、何がどこにあるのかひと目で分かるため、使いやすそうな収納ですよね。また投稿内容によると、投稿主の自宅には背の高い食器棚がないようです。上から食器が落下してくる心配もありません。投稿には、以下のようなコメントが続々と寄せられています。震災経験とても参考になります!!食器の地震対策してないので…。見直してみます。我が家も地震を教訓にした家づくりしてます。参考になるといったコメントや、我が家も対策していますといったコメントが多く寄せられているようです。皆さんもこれを機に、自宅のキッチン収納を見直してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月18日各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」のダイニングでは、2023年3月1日に沖縄で親しまれている食材の新たな魅力に出会う「琉球シチリアーナ」春のディナーコースを提供開始します。春のディナーコースではカツオや島らっきょう、ゼンマイなど沖縄の春を彷彿させる食材をふんだんに取り入れました。シャキシャキとした春野菜の食感や、月桃の香りを楽しめるコースです。春の味覚を引き立てる独創的なペアリングとともに、新たな食材の魅力を伝えます。カツオとトマトの冷製カッペリーニ琉球シチリアーナとはイタリアのシチリア島の料理は、イタリア本土にはない独特な食文化が特徴です。歴史や地理的な理由から様々な国の影響を受け、今もなお、古代ギリシャ、カルタゴ、ローマ、アラブ、ノルマンなどの各時代の文化を色濃く残しています。これは、他地域からの影響を取り入れながら独自の料理文化を築いている沖縄とよく似ている点です。また、シチリア島は沖縄と同様に、美しい海と温暖な気候に恵まれています。手に入れやすい新鮮な魚介や柑橘を食材に多用していることも、沖縄料理と類似しています。このような類似性のある土地で用いられる料理法であれば、沖縄で親しまれる食材との相性も良く、組み合わせることで新たな魅力を引き出すことができると考え、「琉球シチリアーナ」を考案しました。<春のディナーコース>Antipasto freddo車海老と人参の前菜魚介のスープのジュレとたっぷりの車海老に、甘みのある人参のピュレをあわせました。あえてシンプルに仕立てた料理は、上にあしらった「海ぶどう」のぷちぷちとした食感とともに、食材の豊かな味わいを堪能できます。Pastaカツオとトマトの冷製カッペリーニ濃厚で甘みのあるトマトとカツオを合わせました。春の訪れを感じるカツオはじっくりと焼き上げて酒盗の旨味をきかせたソースとともに味わいます。泡には生姜の香りを合わせ、風味豊かに仕立てました。豊かな海を感じる華やかな一皿です。Stuzzichinoストゥッツィキーニ琉球王朝時代に宮廷料理で使われていた東道盆(とぅんだーぶん)から着想を得た、前菜の盛り合わせです。もともとは漆器で作られていた蓋付きの器で、来客をもてなす際にさまざまな料理を少しずつ盛り合わせて振る舞われていました。シチリアと読谷村の街並みが融合した風景を描いた鮮やかな焼き物の器の中に、一口サイズの料理を散りばめ、華やかにおもてなしを表現しています。Pasta豚肉ラグーのトンナレッリ豚肩ロースをケッパーとともに柔らかく煮込んだラグーソースと沖縄で親しまれている豚の塩漬け肉「スーチカ」を組み合わせました。「宮古ゼンマイ」と呼ばれるシャキシャキとした食感を感じるゼンマイは、軽やかな味わいです。仕上げにレモンを削り、爽やかな香りが広がります。Pesceミーバイのカルトッチョ沖縄で「ミーバイ」と呼ばれるハタ科の白身魚をイタリアの伝統調理法「カルトッチョ」で仕上げました。「ミーバイ」を海老のすり身と一緒に紙に包んでふっくらと蒸しあげました。昆布だしや魚介の旨味をたっぷりと閉じ込めたスープとそら豆や芽キャベツとともに味わいます。Carne牛フィレ肉の月桃包み焼き香ばしく焼き上げた牛フィレ肉を島らっきょうや島菜などの野菜と合わせました。焦げ目をつけた月桃の葉が華やかに香ります。沖縄で親しまれている「油味噌」とトマトの酸味がアクセントのソースが、お肉の旨味をより一層引き立てます。Primo Dolceパイナップルとミントのグラニータシチリア生まれの氷菓「グラニータ」。香りの良いミントと合わせたモヒート風味のアイスをシャリシャリとした食感の粗目の氷にし、その上にパイナップルとパッションフルーツの氷を載せて2種のグラニータに仕上げました。最後のデザートに向けてリフレッシュできる甘酸っぱく爽やかな味わいです。Dolceタンカンのカッサータドライフルーツを詰め込んだシチリアで親しまれる冷たいデザート「カッサータ」を、沖縄を代表する柑橘「タンカン」を使い、アレンジしました。タンカンの爽やかな甘みやレモンの酸味、ナッツの芳ばしい香りが広がるアーモンドのメレンゲやピスタチオソース、下に隠れたチョコレートムースで味わいの変化を楽しみます。「琉球シチリアーナ」春のディナーコース概要期間:2023年3月1日~6月30日料金:1名15,730円(税・サービス料込、宿泊料別)予約:公式サイト([ ]{ })にて前日まで受付対象:宿泊者備考:仕入れ状況により、料理内容や食材が一部変更になる場合があります。星のや沖縄総料理長政井茂(まさいしげる)プロフィール2001年リゾナーレ八ヶ岳(山梨県・北杜市)の料理長に就任。素材の持つ可能性を最大限に引き出す調理法を見極め「この土地ならではの食材との出会い」を提供することを大切に、研鑽を積む。2021年、星のや沖縄総料理長に就任。新たに出会う沖縄食材の可能性を日々探究している。「琉球シチリアーナ」の料理にあわせたワインペアリング星のや沖縄のダイニングでは、シチリアを含む南イタリアを中心に90種以上のワインを取り揃えています。国内外のワインに精通するソムリエがセレクトする独創性のあふれるペアリングのコースでは、乾杯からデザートまで7種のワインとのマリアージュでディナーを堪能できます。料理を際立たせる、沖縄とシチリア双方の要素を取り入れた器ダイニングでは、「琉球シチリアーナ」のコンセプトをより鮮やかに表現するため、沖縄とシチリア双方の要素を取り入れた器を使用しています。・おもてなしの器「東道盆(とぅんだーぶん)」前菜で登場する蓋つきの器は、独特の色使いや模様のユニークさなど、力強く個性的な作風が特徴の小孫氏の作品です。琉球で大切なお客様をもてなす際に使われていた器「東道盆(とぅんだーぶん)」をモチーフに作られました。本来は漆器で作られる東道盆を、コンセプトに合わせ、読谷村で親しみのある陶で制作しています。蓋の表には、シチリアの街と沖縄の海と太陽を、裏にはシチリア語や日本語を織り交ぜた文字を模様のように散りばめ、シチリアと沖縄の要素が融合した「琉球シチリアーナ」を表現しています。<小孫哲太郎(こまご てつたろう)氏>沖縄の大学で陶芸を学び、伝統技法やちむんを体得。 糸満工芸陶苑で修業後、現在は千葉県にアトリエを構え、一点物ばかりを制作する。 メッセージ性の強さを感じる渾身の象嵌(ぞうがん)やトロピカルな色彩感覚が特徴。・シチリアの海と太陽を想起させる器シチリアを想起させるカラフルでポップなデザインの器は、栢野氏の作品です。栢野氏の作品から「シチリア」らしさを感じ、器の制作を依頼しました。思いついた柄を鉛筆でラフ書きして、後から色付けをする、狙って作らない作風が生み出す個性的な作品が揃いました。シチリアのシンボルであり「トリナクリア」と呼ばれる3本足のデザインや、レモン、バジル、オリーブなどのモチーフを取り入れています。<栢野紀文(かやの のりふみ)氏>岡山県出身。陶芸家吉川正道氏に弟子入りし、7年間の下積みを経て独立。カラフルな釉薬を使った、サーカスの賑わいを感じさせるポップなデザインが魅力。自身のひょうひょうとしたキャラクターも人を惹きつけてやまない。・存在感を放つ、マットでシンプルなやちむんテーブルセットからアフタードリンクまでコースを通してテーブルを彩る器は、沖縄県名護市で活動する紺野氏の作品です。ダイニングの雰囲気に馴染むシンプルでナチュラルな色合い、マットで気品のある表面の仕上がりに、紺野氏の個性が光っています。沖縄の素材にこだわって作られる、力強くもどこか異国情緒をまとった作品が、ダイニングを上品に演出します。<紺野乃扶子(こんの のぶこ)氏>沖縄県立芸術大学工芸専攻陶芸コース卒業後、名護市「土の実ファーム」の築窯に関わり、現在も同窯にて制作活動中。釉薬をあまり塗らない、マットでシンプル、ナチュラルな作品が中心。一つ一つ手作業で作られる微妙に違った形や風合いに愛着が湧く。料理を引き立たせるダイニングの建築設計高さ5mの天井が生み出す開放的な空間が広がり、海と白い砂浜を連想させる、青と白を基調とした内装。青い壁の塗料にはわずかにシルバーを混ぜ、海中を泳ぐ小魚や水面の光を表現。白い壁には砂粒ほどの大きさの骨材を混ぜ、自然な風合いを出しました。海のすぐ側にありながら窓を全てオープンにせず、海の存在を感じながらもテーブルの上に意識を向ける。沖縄の食材とシチリア料理の出会いを、ゆっくり楽しめる空間を用意しています。■星のや「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。URL:[ ]{ }■星のや沖縄海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた、海岸線に沿うリゾートです。〒904-0327沖縄県中頭郡読谷村儀間474/客室数:100室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月14日2023年2月6日、トルコ南部で大地震が発生し、トルコと隣国のシリアに壊滅的な被害をもたらしました。同年3月8日時点、両国で亡くなった人は合わせて5万人を超えています。しかし、被災地では懸命な救助活動が行われる中、希望の光となるような出来事も起きているのです。22日間がれきの下で生き延びた犬トルコの動物保護団体『Haytap』は連日、倒壊した建物からたくさんの動物たちを救出し、飼い主と再会する手助けをしています。そして、この大地震の発生から22日後、また1つ、喜ばしい救助劇がありました。がれきの下から、1匹の犬が助け出されたのです。アレックスという名前のシベリアンハスキーで、崩れた2階建てのビルの中から鳴き声を聞いた飼い主さんが『Haytap』に助けを求めたとのこと。がれきの奥のほうに犬の姿を確認した救助隊員たちは、「アレックス!」と名前を呼び、口笛を吹いて犬を近くに来させようとします。しかし、犬は怖がっているのか、なかなか隊員たちに近付いてきません。何度も「アレックス、おいで!」と呼び続ける隊員たち。そしてついに…救出の瞬間をご覧ください。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Hayvan Hakları Federasyonu(@haytap)がシェアした投稿 無事に助け出されたアレックスは、体重が減少していたものの大きなケガはなく、元気だということです!用意された水を夢中で飲むアレックスは、よほどノドが渇いていたのでしょう。このニュースはトルコ国内はもちろん、海外メディアでも報道され、『Haytap』が投稿した救出の動画には喜びの声が殺到しました。・朝から涙があふれた。本当によかった。・22日間も飲まず食わずで生き延びたなんて…この犬は戦士だ。・救助隊員のみなさん、素晴らしい仕事をしてくれてありがとう!アレックスが水も食べ物もない状態で22日間も生き延びられたのは、奇跡としかいいようがありません。突然、崩れ落ちた建物の中に閉じ込められ、身動きがとれなくなったアレックスは、どんなに不安だったことでしょう。未曾有の震災を乗り越えて飼い主さんと再会できたアレックス。これからも元気で長生きしてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月13日那覇【味と踊りの竜宮城うらしま】那覇【島しゃぶしゃぶNAKAMA】那覇【CASAFELIZRIBSダイナー】本部【鉄板焼きダイニング美らSUN】宮古島【琉球ダイニングふぁいみーる】那覇【味と踊りの竜宮城うらしま】旅の醍醐味を味わうゴージャスな琉球宮廷料理店内で存在感を放つ、沖縄風の赤瓦の門とアオウミガメの剥製ゆいレール・旭橋駅から徒歩7分 の那覇市中心部に位置する【味と踊りの竜宮城うらしま】。希少なアオウミガメの剥製が飾られたエキゾチックな店内、プロの踊り手による琉球舞踊の披露など沖縄の風情にたっぷり浸れる一軒です。ボックス席と、履物を脱いで上がる小上がりのテーブル席は4人掛けがメイン。気兼ねなく過ごせます。基本的な宮廷料理が楽しめるコース料理のひとつ『貫花(ぬちばな)』味わえるのは琉球の伝統的な宮廷料理。創業時から研究を重ねたレシピを活かし、コース料理を主軸に提供しています。新鮮な海の幸を活かした『イセエビ雲丹焼き』といったオリジナルのアラカルト料理も人気。ゴージャスな琉球料理の神髄がたっぷりと味わえます。味と踊りの竜宮城うらしま【エリア】松山/久米/若狭【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】旭橋駅 徒歩7分那覇【島しゃぶしゃぶNAKAMA】厳選「島豚アグー」の魅力を引き出す黄金だしのしゃぶしゃぶ琉球古民家のような落ち着ける店内は、ゆったりとした座敷スペースや半個室・BOX席も完備。ゆいレール・県庁前駅からすぐ、国際通り沿いにある【島しゃぶしゃぶNAKAMA】。広々とした店内には三線ライブが目の前で堪能できるカウンター席を中心にして、さまざまなタイプの座席が並びます。少人数ならボックスシートが狙い目。座敷や掘りごたつ席でゆったり過ごすのもオススメです。『島豚コース』は、島野菜のバイキング付き厳選した「やんばる島豚アグー」が心ゆくまで堪能できる『《数量限定》アグー豚しゃぶ食べ放題コース』が一番人気。黄金の鰹だしにさっとくぐらせ、さっぱりとしたアグー豚の美味が味わえます。沖縄が誇るブランド牛「石垣牛」もしゃぶしゃぶで提供。栄養価の高い島野菜もたっぷり楽しめます。島しゃぶしゃぶNAKAMA【エリア】国際通り【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】県庁前駅 徒歩3分那覇【CASAFELIZRIBSダイナー】アメリカンスタイルで豪快にいただく希少な石垣牛ステーキ古き良きアメリカを思わせるウッディな店内ゆいレール・美栄橋駅から国際通り方面へ徒歩約3分の【CASAFELIZRIBSダイナー】。オールドアメリカンなムードが漂う本格的ダイナーでは、ステーキやハンバーグをメインとした肉料理が楽しめます。広々としたテーブル席、臨場感あるカウンター席や、眺めの良い窓際のソファ席も選べます。希少な石垣牛のさらに希少な部位イチボを、香味野菜を利かせたソースで時間と手間をかけた丁寧な仕込みと、絶妙の火加減で焼き上げた本場アメリカンスタイルのステーキが自慢です。なかでも極上肉の旨みを自家製オニオンガーリックソースで味わう『石垣牛イチボステーキ150g』は絶品。レアからウェルダンまで好みの焼き加減で堪能できます。CASAFELIZRIBSダイナー【エリア】国際通り【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】1800円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】美栄橋駅 徒歩3分本部【鉄板焼きダイニング美らSUN】目の前は紺碧の海。絶好ロケーションで楽しむ鉄板焼きテラス席だけでなく、店内からも東シナ海を一望できます沖縄美ら海水族館のある本部エリアに立つ【鉄板焼きダイニング美らSUN】。日中はやんばるの青い海、夕刻には燃えるようなサンセットを望みながら食事ができる、贅沢な一軒です。人気の座席は潮風も心地いいテラス席。沖縄ならではの極上のパノラマを前に、時間を忘れる素敵なひとときが過ごせます。宜野座産の車エビや生鮪など、鮮度抜群の食材が盛りだくさんぜひともオーダーしたいのが『鉄板焼き沖縄県産車エビ使用の海鮮コース』。新鮮な車エビならではのプリップリの食感と甘さが存分に満喫できます。ステーキのコースでは国内産のこだわり牛を厳選。生産者直送のアグー豚などを使った沖縄ならではの料理も見逃せません。鉄板焼きダイニング美らSUN【エリア】本部町/今帰仁村【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】7000円宮古島【琉球ダイニングふぁいみーる】海と里の豊かな地元食材が彩る、離島の極上ダイニング人気の奥座敷、琉球武家屋敷をイメージした琉球の間宮古島のメインストリート・西里通り沿いにある【琉球ダイニングふぁいみーる】では、地元食材を巧みに使ったメニューが楽しめます。店内は琉球の風情を散りばめた落ち着いた雰囲気。琉球武家屋敷を思わせるモダンな広間をはじめ、少人数の個室やカップル限定の座敷など人数によって使い分けが可能です。芳醇な赤身をはじめ、ロースやフィレを使った宮古牛にぎりも料理食材の80%が宮古島産というこだわりの料理がそろいます。話題のメニューは、A5ランクの宮古牛を使った『宮古牛にぎり(6貫)』。柔らかな食感とさっぱりとした味わいは島だからこそ楽しめる美味。宮古島産の車海老や島蛸など、オーナー目利きの海鮮料理と双璧をなす逸品です。琉球ダイニングふぁいみーる【エリア】宮古その他離島【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年03月11日自然災害の多い日本。家の中の防災対策はしっかりしたいけれど、お気に入りのインテリアの雰囲気は壊したくないし、必要以上にものが増えるのは避けたいもの。そこで、『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)の著者で、整理収納アドバイザー Misaさんに、防災インテリアのコツについて伺いました。第3回は、おしゃれで暮らしに溶け込む防災グッズやアイデアを具体的にご紹介します。Misaさん プロフィール整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師。夫と息子二人との4人暮らし。2018年に起きた大阪府北部地震をきっかけに、暮らしに馴染む備えを考えはじめる。インスタグラムは15万人以上のフォロワーを持つ。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)、 『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』 (山と渓谷社)がある。HP: Instagram: @ruutu73 、 @kurashi_bosai 防災グッズも「いつもの好き」を基準に選ぶ家族4人暮らしのMisaさんのご自宅は3LDKのマンション。収納スペースは決して多くない方だといいますが、北欧ヴィンテージの家具にお気に入りの雑貨が並ぶインテリアのほかは、とくに防災グッズらしきものは見当たりません。どうしているのでしょうか?「大阪府北部地震を経験するまでは、もともと持たない暮らしをしていたのでストックもヘルメットなどの防災グッズも用意していなかったんです。でも、震災後は家族を守るためにも必要な備えはきちんとしなきゃと意識が変わりました。ポイントは、防災グッズであっても自分が気に入ったものを選ぶことと、できるだけコンパクトになるものを探すこと。そして、震災前から愛用していた無印良品のボックスファイルに収納するようにしました。防災グッズは愛用している無印良品のファイルバックスに入れて、いつも日用品を収納している廊下収納の棚へ。定期的に開ける棚にしまうことで管理もしやすく、いざというときもすぐに取り出して使えます。我が家にある折りたたみヘルメットのように、いまの防災グッズってすごく進化していて、コンパクトでおしゃれでシンプルなデザインのものも多いんです」折りたたみヘルメットは「オサメット」(防災防犯ダイレクト)。子どもは自転車用のヘルメットを。 無印良品のファイルボックスに大人2つの折りたたみヘルメットが入ります。防災というと、どうしても“いつもと違う特別なもの”と構えてしまいますが、もしものときにどこに収納したかわからなければ元も子もありません。防災と日々の暮らしは切り離せないもの。また、連載 第1回め でもお伝えしたとおり、それぞれの家族の状況や価値観を軸に、楽しみながら取り入れていくことが大切です。「まず家の中の整理整頓をしてスペースを空けてから防災準備をしょう! ではなく、家の片付けをしながらそこに「防災」を組み込んでいくというようなやり方がおすすめ。いまの暮らしの延長で考えていくと、気持ち的にもハードルは下がります。防災も暮らしも全部つながっているので、自分が好きと感じるものや使い慣れた収納スペースの中に防災を組み込むことが長続きする秘訣です」ものを増やさない代わりに「アイデア」で補うまた、防災といえばコレ! という固定概念ではなく“我が家にとって必要かどうか”を考えていくと、案外防災のためだけに新しいものを買わなくて済むことも。「いま暮らしの中で活用しているものが、災害時に意外なお役立ちアイテムになることもあるので、あらかじめ災害時の用途を想像しておくといいですよ。たとえば、うちで愛用しているマキタの掃除機はコードレスなので、万が一震災で停電して植物の鉢が割れてもすぐに飛び散った土を掃除ができるなぁとか、作動するとライトがつくので一時的な電灯にもなるなぁとか。長年愛用しているマキタのコードレス掃除機備えをひとつのものだけに頼ると限界があるけれど、そこにアイデアをプラスすると幅がぐんと広がります。なるべくものは増やしたくないしお金もかけたくないなら、その分を知恵や知識で補っていくこともすごく大事なことです」逆に、防災グッズとして買ったものを日常的に利用していけば、災害時に慌てることなく使い慣れたもので生活することができます。「我が家では災害用に買ったモバイルバッテリーを日頃から家の中で使って電力を回すというのを実践しています。ANKERのモバイルバッテリーモバイルバッテリーはすぐに充電できる「充電スペース」を作っておくとこまめに充電できておすすめ。充電スペースには柔らか素材の無印良品のソフトボックスを使用して、電気機器に傷を付きにくくしています。そうするとコンセントの場所に関係なく、どこでもなんでもできる状態になるので便利! モバイルバッテリーって購入しても充電もせず、どこかにしまいっぱなしという方も意外と多いですよね。日頃から充電していれば電力のストックも習慣化できるし、いざというときにも心強いですよ」もの選びに「防災目線」をプラスするまた、災害グッズとは別に、何か必要で買わなくてはいけないものがでてきたときに、少しだけ防災目線をプラスすると、日常でも災害でも使えて一石二鳥です。「子どものデスクライトが必要になったときに、以前だったらかっこよさで選んでいたのを、防災を意識して充電式のコードレスのものにしました。充電式でコードレスなデスクライトはシンプルなデザインの無印良品で。馴染みのお店を決めておくともの選びをするときも役立つものが見つけやすい。また、夏が来るたびに買うのを迷っていたクーラーボックスですが、震災を経験してから停電時の食料保管に使えると知り、購入することに。もしものときには水を運ぶために活用できるかもと考えて、キャスター付きを選びました。「Igloo(イグルー)」のクーラーボックス/容量26L実際には夏の海に行くときに年に1〜2回使う程度なのですが、それ以外のときは賞味期限が1年以上ある缶詰や防災食を入れ、備蓄も兼ねた収納ケースとして利用しています。シーズンオフのときは食料保管の収納ボックスとして利用。取っ手部分をしまえば廊下収納の棚にも収まります。1年に1度は使う機会があるのでそのタイミングで中身をチェックして入れ替えれば、食材を無駄にすることもありません。気に入ったデザイン、値段、サイズ(収納)に加えて、防災という視点を加えてもの選びをすると、自然と暮らしの中に防災が溶け込んでいくのでラクですよ」「家族みんなにフィットする防災」を話してみよう!Misaさんがすすめる防災対策に、決まったかたちはありません。一貫しているのは、自分や家族が心地よいと感じるバランスで、一つひとつ必要なのか深掘りしながら、無理なく楽しくおこなうこと。それは防災のプロ目線というより、毎日の暮らしもいざというときも、家族により快適に安心して暮らして欲しいという整理収納アドバイザーとしての知識と工夫、母親としての愛情からたどりついたものです。家族の数だけ防災のかたちはあり、そして、防災は家族みんなでかたちを変えながらつくっていくものです。3月の防災月間、4月の新生活という節目に、ぜひママだけでなく家族みんなで“我が家の防災”について話し合ってみてはいかがでしょうか。Misaさんの著書やSNS、ワークショップでは、ほかにも防災インテリアのアイデアがたくさん紹介されています。より詳しく知りたい方はぜひそちらをご覧ください。・ Misaさんプロフィール ▼これもおすすめ▼
2023年03月11日3月は防災月間! さらに4月からの新生活を迎えるにあたって、改めて見直したいのが家の中の防災対策。家族にとって心地いいインテリアはキープしつつ防災対策をするには、どこからはじめればいいのでしょうか?そこで、『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)の著者で、整理収納アドバイザーMisaさんに、防災とインテリアの両立のコツについて伺いました。第2回は、防災インテリアの対策手順と部屋別の防災ポイントについて。Misaさん プロフィール整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師。夫と息子二人との4人暮らし。2018年に起きた大阪府北部地震をきっかけに、暮らしに馴染む備えを考えはじめる。インスタグラムは15万人以上のフォロワーを持つ。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)、 『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』 (山と渓谷社)がある。HP: Instagram: @ruutu73 、 @kurashi_bosai インテリアの防災対策 3ステップ連載 第1回め でお伝えしたとおり、好きなものと防災を両立させているMisaさんの防災インテリアのコツは、100%完ぺきな状態を目指すのではなく、自宅の環境や家族の価値観に合わせてバランスを考え、楽しみながら取り入れること。それを大前提として、まずは家の中の防災対策として意識するといいことを3ステップでご紹介します。ステップ 1:家の中で一番背の高い家具をチェックステップ 2:家具の向きは出入り口を塞がないかチェックステップ 3:家の中で絶対に安全な場所をつくり、家族で共有する【ステップ 1】家の中で一番背の高い家具をチェックまずは家の中で一番背の高い家具はどれか確認して、対策することからはじめましょう。家の中のすべての家具を固定しましょうというのは難しいしお金もかかるもの。もっとも危険な背の高い家具はどの位置にあって、どの方向に倒れる可能性があるのか、想定しておくことが大切です。また、基本的に災害時は大きな家具は倒れるものだと捉えておくこと。倒れないようにするというより、倒れるまでの時間を稼ぐ=減災対策と考えるのがベターです。突っ張り棒だけだと外れる可能性もあるので、耐震ジェルマットを下に敷いて二重で対策するのが理想的。でも、見た目が気になるならばどちらかだけでもOK。家族の価値観と照らし合わせて選んでください。また、重心を意識することも大切。上には軽いもの、下には重いものを入れて、割れものはなるべく上に置かないといった工夫も減災につながります。【ステップ 2】家具の向きは出入り口を塞がないかチェック防災のことを考えると極力家具をおかないことがベストですが、利便性や暮らしの豊かさなどを考慮すると、何もおかない状態にするのはなかなか難しいもの。ここでも減災を意識して、・災害時に家具が倒れたときに出入り口や通路を塞がないか・寝ている家族の方へ倒れてこないか家具の向きを確認しましょう。家具の縦と横の幅を考えれば、倒れる向きは想像できるはずです。万が一ドアの前で家具が倒れてしまい、なかにいる子どもが助けられなくなってしまったら? 想像するだけで寿命が縮む思いがしますよね。出入り口の確保はとても重要なので、家具以外にも塞ぐ可能性のあるものをおいていないか、家族みんなで意識しておくといいですよ。【ステップ 3】家の中で絶対に安全な場所をつくり、家族で共有するすべての部屋を完ぺきに防災対策するというのはハードルが高いので、家の中でここは絶対安全という場所をひとつは確保し、それを家族みんなで共有しておきましょう。一番安全な部屋をつくるポイントは、・腰より低い高さの家具だけにする・出入り口付近にものはおかない…こと。我が家は子ども部屋を一番安全な場所にしているのですが、もし大きな地震がおきたら、テレビや大きな家具から離れるなど最低限の身の安全を確保して、そのあとは家から飛び出したりママとパパを探し回ったりせず、一番安全な子ども部屋で待っていてねと伝えてあります。これは、我が家が自宅避難できる環境であることが前提になりますが、いざというときにここに居れば安全という場所があると、安心感がアップしますよ。部屋別の防災ポイント続いて、部屋別に防災インテリアのポイントについても伺いました。【キッチン】「一番危険なのは食器棚。体験談として聞いてはいたけれど、実際に大阪府北部地震のときに前にカタカタとせり出してきて中の食器が飛んできたのを経験したので、以降は食器棚の脚を外して高さを低くし、耐震ジェルマットを敷くようにしました。また、重たい大皿は一番下にしまい、積み重ねるのではなくディッシュスタンドを使って立てて収納するようにしました。コップなどの棚にも滑り止めシートを敷いて、ぶつかり合うのを軽減しています。また、オープンシェルフを利用している場合は、頭から上の位置におくものは万が一落ちても割れないものや当たっても怪我をしない、缶や木製のカゴを活用するのがおすすめ。見た目もかわいいですよ」【リビング】「最近のテレビは薄くて軽いので以前ほど危険ではないですが、耐震ジェルマットを敷いていた方が安全です。意外と忘れがちなのが、観葉植物。リビングに植物があるだけで癒し効果がプラスされるので取り入れている方も多いですが、とくに吊るしている観葉植物の鉢はプラスチック素材を選ぶようにしましょう。最近はプラスチックでも陶器のようにおしゃれでかっこいいものも増えましたし、遠目なので素材感は案外目立ちません。また、ポスターフレームもフロントパネルがプラスチック製で軽くて割れにくいものがおすすめです。そして、陶器の置物など落ちると壊れる可能性のあるもので、暮らしを豊かにするために飾ることを優先したいお気に入りのものは、裏に滑り止めとしてジェルテープを小さく切って貼りつけておくといいですよ」次回の 第3回は、実際にインテリアとしても使えて、じつは防災のときに役立つ便利なアイデアやグッズをご紹介 します。
2023年03月11日自宅は家族にとってホッとできる大切な場所。好きなものに囲まれて、心地よく暮らしたいものです。と同時に、いざというときに家族を守れる場所であることも重要。もしもに備えて、日頃から防災対策をしておく必要があります。でも、余計なものが増えそうだし、インテリアの雰囲気も壊れてしまいそうだし、そもそも“好きなもの”と“防災”って両立できるの? そこで、『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)の著者で、整理収納アドバイザー Misaさんに、防災インテリアのコツについて伺いました。第1回は、好きをあきらめないための防災との向き合い方について。3月は防災月間。この機会にぜひ防災との上手な付き合い方について考えてみませんか? Misaさん プロフィール整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師。夫と息子二人との4人暮らし。2018年に起きた大阪府北部地震をきっかけに、暮らしに馴染む備えを考えはじめる。インスタグラムは15万人以上のフォロワーを持つ。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)、 『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社) がある。HP: Instagram: @ruutu73 、 @kurashi_bosai YouTube: MISAの家 震災で気づいた、「心の豊かさ」のために必要なものMisaさんのインスタグラムを眺めると、北欧テイストの温かみのあるインテリアとすっきりと片付いた暮らしが共存しています。本当に防災対策をしているの? と疑ってしまうほど。おしゃれな雰囲気を損なうものは見当たりません。 でもじつは一度、防災を優先して好きなものをすべて撤去した過去があるのだとか。「もともと北欧雑貨が大好きでインテリアに取り入れていたのですが、2018年に体験した大阪府北部地震を機に、飾っていたものを全部閉まって何もない状態にしたことがあって。でもそれが本当につまらなくて、毎日全然ワクワクしないんです。そこで、自分にとって“好きなものをおくことは、暮らしを豊かにするために欠かせない”と気づきました。それからは、好きなインテリアと防災を両立するには100%完ぺきじゃなくても、減災できればいいという考え方にシフト。飾りの下に滑り止め防止のシールを貼るなど、できる範囲で工夫していくようになりました。防災において重要なのは、無理なく長く続けていくこと。自分にとっての“好き”と“防災”のちょうどいいバランスを探っていくという観点が大切です」暮らしの数だけ「備え」がある自分と家族にとってどこまでの防災なら無理なく続けられるのか、そのバランスを探るにあたって、まずは自宅や周辺環境にどんなリスクがあるか確認しておく必要があります。住んでいる地域の災害リスクについては、国土地理院の「 ハザードマップポータルサイト 」や自治体のホームページなどから確認できます。「ポイントは、家族みんなで確認すること。自宅のリスクがどの程度かあらかじめ理解しておくと、いざというときの安心感につながります。それに、子どもたちは学校で防災について学んでいて、案外ママやパパの方がわかっていないということも多いんですよ」たとえば、海沿いで津波がくる心配のある地域なら、すぐに取り出せるところに防災リュックを準備しておく。逆に内陸のマンション住まいで在宅避難が可能なら、食料を多めにストックしておくなど。さらに、好きなものとのバランスを掛け合わせると、各家庭の数だけ防災対策が生まれることになるとMisaさんはいいます。「防災というと最初によく“防災リュックを用意しよう”という発想になりがちですが、本当に我が家に防災リュックは必要なの?と、根本的なところから考えてみることが大切です。そのためには災害時に自宅がどうなるのか、具体的に想像しておくことが重要。防災ってマニュアルどおりにやろうとするとしんどいので、我が家はどこまで必要でどこまでだったらできるか逆算で考えると、最低限やることが見えてきて防災のハードルが一気に下がります。暮らしの数だけ違う備え方があっていいんです。何かを備える前に深掘りして考えるクセをつけましょう」家族みんなで「防災散歩&避難所巡り」さらに、家族みんなで自宅や地域の特性やリスクについて確認したら、いっしょに通学ルートを歩いてみたり、指定された避難所巡りをするのもおすすめだそう。「防災散歩というのですが、“この道は古い建物が多いから壁から離れたところを歩いた方がよさそうだね”とか、気をつけた方がいいポイントなどを確認しながら歩くといざというときに役立ちます。また、避難所は基本的に近くの学校が指定されていることが多いのですが、台風ならここ地震ならここというように、災害によって避難場所が異なる場合もあるので注意が必要です。あとは、なじみの公園がじつは防災機能が整備されていて、一時避難場所に指定されていることもあるので、遊びに行く際にどんな機能があるのか子どもと観察してみると遊びにも学びにもなって一石二鳥。それと、ケガをしたときに避難所ならどこでも治療をしてくれるわけではなくて、救護テントのある避難所というのは限られているので、地域でそれがどこにあるのかは必ず確認しておきましょう」もしものための「家族ルール」そして、万が一災害が起きたときには家族でどう連絡を取るのか、あらかじめ家族ルールを決めておくことも大切。決めるときのポイントは、具体的に決めておくこと。単に避難所集合というだけでは会えない可能性も。「災害が起きたときにどう行動するかというのをいくつかのパターンで用意しておくのがおすすめです。たとえば、我が家はマンションの低層階なので地震が起きたときは自宅避難できる可能性が高い。身を守ることができたら一番安全な子ども部屋で待っておくように子どもたちには伝えてあります。でも、もしケガをした場合はじっと部屋で待っているわけにはいかない。そうなったら、マンションのコンシェルジュに声をかけるようにと。さらに、コンシェルジュがいなかった場合は、仲のいい◯◯くんのママに連絡するようにと3段階くらいで決めています。また、避難所にたくさんの人が集まっている中で家族を探すのは意外と大変。たとえば、“避難所の西門に毎時15分に集合”というように場所と時間を具体的に決めておけば、会える可能性がぐんと上がります」100%完ぺきを目指さないもともと心配性にも関わらず、防災に対しては苦手意識があったというMisaさん。震災を体験したことで、防災は決して特別なものではなく、普段の暮らしの延長上で準備しておくものと考えるようになったのだそう。たとえ100%の対策になっていなくても、各家庭それぞれの状況や価値観を軸に、楽しみながら取り入れていくことが好きと防災の両立には大切。そして、ママだけでなく家族みんなを巻き込んで考えていくとスムーズなようです。次回の 第2回は、具体的な防災インテリアの対策手順と部屋別の対策ポイントについて ご紹介します。
2023年03月11日「居酒屋以上 旅未満」の体験を提供する「星野リゾート BEB5(ベブファイブ)沖縄瀬良垣」では、2023 年6月1日~8月31日の期間、沖縄のビールとおつまみを片手に、時間を気にせず楽しめる「24時間よんな~(*)ビアガーデン」を開催します。屋内外がシームレスにつながる空間であるパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」でラストオーダーを気にせず24時間ビールを楽しむことができます。ビールのお供には、沖縄ならではのチップスをくじ引きで選ぶ「おきなわんチップスくじ」のほか、缶や瓶ビールでも簡単にきめ細やかな泡が作れるグッズ、仲間と盛り上がれるボードゲームなどを用意。真っ青な空や満天の星、心地よい海風など沖縄の夏の自然を感じながら、好きな時間に好きな場所でビールを楽しめるイベントです。*よんな~:「ゆっくり」や、「のんびり」を意味する沖縄の方言。背景夏といえばビールを美味しく感じる季節です。沖縄にはオリオンビールをはじめとする、この土地ならではのビールが多くあります。ラストオーダーの時間を気にせず楽しんでほしい、思い思いの過ごし方をしてほしい、沖縄に馴染みのあるビールを堪能してほしい、そんな思いから24時間いつでもビールが楽しめる本イベントを企画しました。ビールとともに楽しめるおつまみや、仲間と盛り上がれるゲームとともに夏らしい思い出づくりができます。「24時間よんな~ビアガーデン」の特徴1好きな時間に好きな場所でビールを楽しめる!BEB5沖縄瀬良垣のビアガーデンでは、TAMARIBA内の好きな場所で、時間を気にせずビールを楽しむことができます。販売するビールは、沖縄を代表するオリオンビールや、フルーツやスパイスを使用した沖縄オリジナルのクラフトビールなどです。沖縄の太陽の日差しを浴びながら楽しむもよし、心地よい海風が吹く屋外のウッドデッキで星を眺めながら飲むのもよし。早朝でも深夜でも、好きな時間に好きな場所でビールを思う存分楽しめます。販売ビール例:オリオンビール、クリフビールほか販売場所:TAMARIBA料金:250円~(税込)2何が当たるかお楽しみ!おきなわんチップスくじTAMARIBAに、沖縄ならではのチップスをくじ引きで選ぶ「おきなわんチップスくじ」が登場します。ビールのおつまみに相性ピッタリなチップスは、シークワーサー味のポテトチップスやアーサ塩がかかった島どうふチップスなど、沖縄を感じる味わいです。お祭りの千本くじの仕組みで、手前にあるロープを引き、おつまみとなるチップスを選びます。何が当たるか分からないワクワク感を楽しめます!料金:1回300円(税込)3ビールをよりおいしく!仲間との時間をより楽しく!多彩なグッズを貸し出しきめ細かな泡を作ることができるハンディビールサーバーや、ビールを保冷できるグラスなど、ビールをおいしく飲めるグッズを貸し出します。さらに、好きな場所でビールを楽しめるようアウトドアチェアやクッション、ビールのお供に最適なゲームを10種類以上用意!多彩なグッズを使用して、ビアガーデンを盛り上げます。「24時間よんな~ビアガーデン」概要期間:2023年6月1日~8月31日場所:パブリックスペース「TAMARIBA」時間:24時間対象:宿泊者星野リゾートBEB5沖縄瀬良垣2022年7月1日、沖縄本島屈指のビーチリゾートである恩納村の瀬良垣エリアにグランドオープン。24時間利用可能な「TAMARIBA」や、全部屋コンドミニアムタイプの客室で、ゆっくり、のんびり、素敵な時間を過ごせます。〒904-0404 沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1860−4/客室数 105室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月03日2023年2月、トルコ南東部を震源に発生したマグニチュード7.8の大地震。建物が倒壊し、死傷者が多数出るなど被害は大きく、日本からも国際緊急援助隊・救助チームが派遣されました。1人でも多くの被災者を救出するため、力を尽くした国際緊急援助隊・救助チーム。そのチームの一員として、4頭の警備犬も現地で活動していました。 pic.twitter.com/7sJ8z7UieP — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 28, 2023 被災地で活動した警備犬に贈られたのは?鋭い嗅覚を生かし、がれきの山を捜索するなど、救助活動をおこなった、警備犬4頭。その功労をたたえられ、警察庁長官から犬用のおもちゃである、ゴム製ボールが贈られたそうです!警視庁警備部災害対策課のTwitterでは、4頭がボールを受け取った時の様子が公開されました。国際緊急援助隊として地震で被災したトルコ共和国に派遣され、捜索救助活動に従事した警備犬4頭がその功労をたたえられ、警察庁長官から犬用おもちゃ(ゴム製ボール)をいただきました。4頭は、今回の経験を忘れず、いつかくるであろうそのときに向け、今日も訓練に励んでいます。 pic.twitter.com/ublJud6OO7 — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 28, 2023 危険の多い被災地で、立派に救助活動をやり遂げて帰国した警備犬たちですが、ボールの前では、とても喜んでいる様子。ボールを受け取り、嬉しそうな4頭の姿に心が和みますね!投稿には、「警備犬たちに癒された」という声や、称賛の声が寄せられていました。・お疲れさまでした!無事に帰ってきてくれてよかった。本当にありがとう。・捜索と救助ってすごいことをしたのに、ごほうびがおもちゃだなんて、ギャップ萌え。・ボールにテンションが上がっていてかわいい!なんだかホッとしました。・よかったね。たくさん褒めてもらえていますように!警備犬たちは、被災地での経験を忘れずに、またいつか起こるかもしれない災害に向けて、引き続き訓練に励んでいるのだとか。被災地での救助活動という厳しい任務を全うした4頭には、心の中でたくさん「お疲れさま」と伝えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月01日プロスポーツの会場では、選手のプレーや、ほかの観客に危害を及ぼさないよう、物の投げ入れが規制されています。しかし、サッカーの試合中、観客席からグラウンドに大量のぬいぐるみが投げ入れられたことが、ネット上で話題になりました。出来事が起こったのは、2023年2月27日にトルコ・イスタンブールで行われた、スュペル・リグ第23節のベシクタシュ対アンタルヤスポル戦。ベシクタシュのTwitterアカウントが公開した、前半4分頃の様子をご覧ください。Çocuklar hep gülsün. pic.twitter.com/JWyzKTLgD2— Beşiktaş JK (@Besiktas) February 26, 2023 スタンドの観客から続々と投げ入れられ、ピッチの緑を埋め尽くす、大量のぬいぐるみ…!一見異様な光景ですが、ヨーロッパにおいては、地域の恵まれない子供たちへの寄贈などを目的に、サポーターが自発的に行うことがあります。例えば、スペインのサッカークラブ『レアル・ベティス』においては、毎年の恒例行事となっているようです。レアル・ベティスの『恒例行事』が始まったのは2018年のこと。地域の恵まれない子供たちに寄贈する目的で、サポーターが、スタジアムのピッチ上にいたボランティアに向かって、ぬいぐるみを投げ入れた。レアル・ベティスとそのサポーターが、恵まれない子供たちに向けたチャリティーとして始めた取り組みは、今や毎年恒例の光景となり、他クラブのサポーターも「様子を見てみたい」と好評である。『Daily Mail』ーより引用(和訳)トルコの同試合で、投げ入れられたぬいぐるみは、2023年2月6日にトルコ南部で発生した大地震で被災した子供たちに対し「少しでも笑顔になってほしい」という願いを込めて寄付されたもの。この一幕には、「体中に鳥肌が立つほど感動した」「奉仕の心からの行動だろうね」「心揺さぶられる瞬間だった」といったコメントが見られました。一方で「なぜ、ぬいぐるみなのだろう?」「被災した子供たちに必要なのは、食料と避難所、そして安全が約束されていることだ」など、被災した子供たちへの直接的な支援を望む声も。試合を妨げないことや、より具体的な支援をすることも重要ですが、ぬいぐるみを通して、子供たちに寄り添う気持ちが表れたシーンには、多くの人が心を打たれたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日「今回の地震では、多くの建物が倒壊し、たくさんの死傷者が出ました。日本であれだけ大規模な倒壊が起こる可能性は耐震性の違いからも考えにくいですが、過去の国内で発生した地震において、建物の倒壊は実際に起きています」そう語るのは、防災対策に詳しい危機管理教育研究所の国崎信江さん。トルコとシリアの国境近くで発生した大地震では、すでに4万3千人超の死者が確認されている。また被災地では5万棟以上の建物が倒壊、または倒壊の危険があるとも報道されている。日本の耐震基準が厳しいとはいえ、まだまだ古い建物もたくさん残っている。近い将来、南海トラフ巨大地震が高い確率で発生するといわれているなか、不安を抱く人も多くいるだろう。「やはりふだんからの備え、そして発生時にどのような行動をとるか。その判断が生死を分ける重要なポイントになります」もし自宅や外出先で巨大地震が発生した場合、私たちはとっさにどういう行動をとるべきか。今回は国崎さんに“命を守る行動”のポイントを、シチュエーション別にアドバイスしてもらった。【寝室ではまず“家具の横”へ】寝室には家具を置かないことがいちばんだが、家具がある場合、大きな揺れが発生したら“家具の横”に避難すること。家具の正面にいると、倒れてきて下敷きになってしまうことも。ぶつかって負傷すると、部屋から脱出するときに避難そのものが遅れてしまう。【古い一軒家には耐震ベッドを】築年数が古く、耐震住宅ではない一軒家の場合は、寝室などに耐震ベッドや耐震シェルターを設置したい。巨大地震によって建物が倒壊しても、そのスペースにいれば圧死を回避できる可能性が高くなる。ベッドなどは約20万円〜。自治体から補助金が出る場合もある。【ビル内ではエレベーターホールへ】オフィスビル内で大きな揺れが発生した際は、天井の崩落や照明器具の落下、書類棚やOA機器の転倒、落下物などに備えるために事務机、会議用の大テーブルなどの下にもぐる。揺れが収まったら、周囲に危険なものが少ないエレベーターホールを目指して、素早く退避しよう。【エスカレーターでは手すりにしがみつく】運転中のエスカレーター上で大きな揺れが発生したら、振り落とされないよう手すりにしがみつき、「つかまって!」と前後にいる人たちにも大声で伝える。踏段が崩落する恐れがあるので、揺れが収まったら素早くエスカレーターから離れ、非常階段を使って屋外に脱出する。【スーパーでは従業員通用口付近へ】発生直後、買い物かごなどですぐに頭部を守る。そして商品の陳列棚から離れる。近くに従業員だけが出入りできるバックヤードがあれば、その前で揺れが収まるまで退避。バックヤードの出入り口前の空間は棚などがないことが多く、倒れてきたものによって負傷するリスクが減る。【“地下からの脱出”は焦らずに】地下街は地上よりも揺れが小さく、耐震構造であるためむしろ安全。地下にいると“生き埋め”になると心配しがちだが、地下街は30m以内に地上への出入り口が設けられているので焦らないこと。揺れが収まってから、すみやかに地上の安全な場所に移動する。【揺れたときは電信柱からは離れる】道路上では、周囲や頭上に倒壊しそうな塀や落下物の危険がなければ、揺れが収まるまでその場でじっとしておく。その際、信号機や電柱にはしがみつかないこと。根元部分が腐食している場合もあるので、大きな揺れによって折れたり、倒壊する恐れがある。【電車内では手すりをつかんで身を低く】走行中に大きな地震が発生した場合、電車は急停車する。その際に体が投げ出されないよう、つり革や手すりにつかまり身を低くしよう。横転などしていない限り、電車内は比較的安全なので、2次災害に遭わないためにも、焦って電車の外に出ようとしないこと。自宅では建物倒壊により圧死しないように、外出先では落下物の下敷きにならないように、生き残るための知恵を頭に入れておこう。
2023年02月24日サッカーの試合でゴールを決め、喜びのあまりユニフォームを脱いだり、アンダーシャツに書いたメッセージをアピールしたりする選手を見たことはありますか。競技規則によると、試合中にユニフォームを脱ぐ行為は、過度な喜び方であるとして、イエローカードの対象となっています。また、選手が発するメッセージは時として政治や宗教にかかわることもあり、主張によって起こりうる議論や、それ以上の問題を避けるという側面も含んでいます。しかし、選手がユニフォームを脱いだにもかかわらず、イエローカードを出さなかった審判がいました。シャツに書かれた『R.I.P ATSU』その意味とは2023年2月19日、オランダ・アムステルダムで行われた、エールディビジ第22節のアヤックス対スパルタ・ロッテルダム戦。アヤックスに所属し、ガーナ代表メンバーでもある、モハメド・クドゥス選手が、後半39分に直接フリーキックでゴールを決めました。クドゥス選手は得点後、自身のユニフォームをまくり上げ、『R.I.P ATSU(アツよ、安らかに)』と書かれたシャツをあらわにしました。アヤックスのTwitterアカウントが、その時の様子を公開しています。Goosebumps, @KudusMohammedGH ♥️ pic.twitter.com/9aNrcBi7Mp— AFC Ajax (@AFCAjax) February 20, 2023 『ATSU』とは、元ガーナ代表の、クリスティアン・アツ選手のことです。トルコのサッカークラブに所属していたアツ選手は、2023年2月6日にトルコ南部で発生した大地震で被災。行方不明となっていましたが、同月18日に、残念ながら亡くなったことが発表されました。クドゥス選手は、同じガーナ出身のアツ選手に対する追悼として、ユニフォームを脱ぐパフォーマンスを行ったのです。「リスペクトを感じた」ボーケル主審が示した姿勢クドゥス選手のパフォーマンスは、競技規則に従えば、イエローカードに相当する行為です。しかし、当日の試合を担当したポール・ファン・ボーケル主審は、クドゥス選手に口頭で何かを伝えた後、イエローカードを出さずにその場を離れました。試合後、クドゥス選手はスポーツメディア『ESPN』のインタビューに応じ、ボーケル主審との場面について、次のように話しています。「もちろん、ユニフォームを脱ぐことは許されていない。ただ、アツ選手がトルコの地震で亡くなったことは、サッカー以上に大きなことだと理解しているよ」と、ボーケル主審は僕に伝えてくれました。僕への大きなリスペクトを感じましたし、僕も彼に対して敬意を示したいと思います。あの時の状況を分かってくれたのですから。@ESPNFCーより引用(和訳)Mohammed Kudus was meant to receive a yellow card for his tribute to Christian Atsu but referee Pol van Boekel opted not to book him, telling the Ajax forward he understands "this is a bigger situation than football.”Class ❤️ pic.twitter.com/nnC3aRoOm8— ESPN FC (@ESPNFC) February 20, 2023 SNS上では一連のシーンに対して、「素晴らしい主審だ」「人情味のある話」「主審にフェアプレー賞を与えてほしい」といったコメントが世界中から寄せられました。一方で、「選手はイエローカードを覚悟していたのでは」「追悼したい気持ちは分かるけど、ルールはルールとして見てほしい」のように、規則を尊重すべきではないかという意見も出るなど、さまざまな考え方が混在しています。試合中にユニフォームを脱いだクドゥス選手の行動と、『クドゥス選手の意志をくみ取った上で、イエローカードを出さない』というボーケル主審が下した判断は、どちらも競技規則の上では正しくありません。しかし、行動の背景にあった意図と感情が、多くの人の心を打ったのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月21日日本時間2023年2月6日、トルコ南東部を震源としたマグニチュード7.8の地震が発生し、甚大な被害を受けたトルコとシリア。そんな中、1匹の猫が消防隊に救出された際の写真が世界中をかけめぐりました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る AliCakas(@jcaks_1)がシェアした投稿 写真を投稿したのは、猫を救出した消防隊員のアリ・カカスさん。肩の上に乗る猫の姿からは、救出された喜び、そして命の恩人でもカカスさんへの強い思いが感じられるようです。その後、猫は救出された現場にちなみ『破片』『ガレキ』といった意味がある『Enkaz(エンカス)』と名付けられ、今もカカスさんと過ごしています。 この投稿をInstagramで見る AliCakas(@jcaks_1)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る AliCakas(@jcaks_1)がシェアした投稿 悲惨な状況から救出されたエンカスにとって、カカスさんのそばが一番安心できるのでしょう。また、カカスさんはエンカスの飼い主が見つからない場合は、自分が家族として迎え入れるとも語っています。救出されただけでも奇跡なのに、エンカスとカカスさんの出会いには運命的な何かを感じずにはいられません。災害により心の傷を負ったであろうエンカスが1日も早く元気になること、そして安心して過ごせる環境が整うことを、きっと世界中の人が願っているはずです。[文・構成/grape編集部]
2023年02月20日活動休止中の男女混合パフォーマンスグループ『AAA』のメンバーであり、『Nissy』の名義でソロ活動を行っている西島隆弘さんが、2023年2月11日にInstagramを更新。同月6日に発生したトルコ・シリア地震を受け、トルコ大使館に寄付金を送ったことを報告しました。西島隆弘「想いが重なれば大きな力に」トルコ南東部を震源に起きたマグニチュード7.8の大地震。被災地では行方不明者の捜索が続いており、同月12日時点で2万8千人以上が死亡したと明かされています。西島さんはこの地震を受けて、トルコ大使館に約1000万円を寄付。東日本大震災の際にトルコから救助隊が駆けつけたことなど、『大切な縁で結ばれている国』として気持ちを贈ったといいます。被災地のいち早い復旧と復興を願うとともに「微力だとしても、想いが重なれば大きな力になります」と自身の想いをつづっていました。 この投稿をInstagramで見る Nissy&Staff(@nissy_nissystaff)がシェアした投稿 《トルコ・シリア地震を受けて》トルコは僕たちにとって、とてもご縁のある国です。近年で言うならば東日本大震災の時にはトルコから救助隊が駆け付けてくださり、ご支援いただきました。他にもまだまだ、トルコと日本には繋がりがあり、僕たちは大切な縁で結ばれています。現在の状況を受け、ほんの少しでも早い復旧と復興を願い、トルコ大使館に気持ちを贈らさせていただきました。微力だとしても、想いが重なれば大きな力になります。今、僕にできること、その想いが僕たちの結束になると信じています。願いを込めて。Nissynissy_nissystaffーより引用西島さんの投稿を見た人たちからは「尊敬します」「すぐに行動するところが素敵」といった声が寄せられています。・素敵すぎる…。国は違っても助け合っていきたいですね。私も微力ながら誰かの助けになれるように頑張ります。・本当にかっこいい。人として尊敬する。・Nissyの行動力に、いつも心を動かされています。1日も早く復旧・復興することを祈ります。西島さんのいうとおり、たとえ一つひとつが小さくても想いが重なれば、大きな力となって誰かを救うことができるはず。被災地の一刻も早い復旧と復興を願いながら、「自分には何ができるか」を考えていきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月12日2023年2月6日に、トルコ南東部とシリア国境付近で発生した、大地震。被災地では、多数の家屋が倒壊し、同月10日時点で死者が2万人を超えています。登山家の野口健さんが代表を務めるNPO法人『ピーク・エイド』は、支援活動を開始。野口さんは、同月8日にTwitterを更新し、寝袋の寄付を呼びかけました。極寒のトルコ・シリア被災地野口健が寝袋の寄付を呼びかけ「日本にとってトルコは恩人」投稿には、多くの反響が寄せられ、「協力したい!」といった声が相次いでいます。そんな中で、アウトドア用品を製造販売する『コールマン』から、寝袋を2千個を寄付するという連絡がきたとのこと。コールマンさんから寝袋2000個のご寄付の連絡を頂きました。熊本のテント村ではテントなど物凄くサポートをして下さったコンルマンさん。2000個といす数にも驚き、熊本地震からの更なるサポートに、私、生涯コールマンさんには足は入れても、足を向けて寝る事はできません目標設定を3000個にします。— 野口健 (@kennoguchi0821) February 10, 2023 実は、東日本大震災や熊本地震など、これまでもさまざまな災害現場に、物資の寄付を行ってきた『コールマン』。その実績もあるからこそ、迅速に支援を打ち出すことができたのでしょう。素早い対応に、野口さんも「コールマンさん、本当にありがとうございました。どれだけ感謝してもしきれません」と喜びをつづっていました。投稿には「さすがです。これからキャンプ用品はコールマンを買います」「行動が早い!ありがとうコールマン」など称賛の声が上がっています。連日厳しい寒さで冷え込んでおり、暖を取れる物資を必要としている、被災地。コールマン製の丈夫な寝袋が、一刻も早く人々の元へ、届けられるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月10日2023年2月6日、トルコ南東部を震源としたマグニチュード7.8の大地震が発生。地震によってトルコやシリア国境付近で多数の建物が倒壊し、同月9日時点で、1万5千人以上が死亡したと明かされています。大きな被害を受けた現地の気温は連日氷点下と冷え込んでおり、雪が降る中での救出活動が続いているそうです。野口健が『寝袋』の寄付を呼びかけ登山家の野口健さんは、同月8日にTwitterを更新。極寒の中避難をしている被災者のため、寝袋の寄付を呼びかけました。トルコ大地震にて、甚大な被害が出ています。極寒のなか、大変多くの方が避難を余儀なくされています。私達は、これまでの支援活動の経験から、暖かく持ち運びもしやすい寝袋をトルコに送る支援活動を行います。詳細に関しては、こちらをご覧下さい。 NPO法人ピーク・エイド— 野口健 (@kennoguchi0821) February 8, 2023 2011年に発生した東日本大震災や2015年のネパール地震、2016年の熊本地震などにおいて、被災地で支援活動を行ってきた、野口さん。これまでの経験から極限状態で寒さにさらされることが、心身に与える影響の大きさを危惧し、一刻も早く寝袋をはじめ必要な物資を現地に届けたいとつづっていました。今回の呼びかけで募集しているものは、氷点下対応の冬用、もしくは3シーズン用の寝袋。使用に問題がなければ、新品でなくても構わないそうです。窓口になっている、野口さんが代表を務めるNPO法人『ピーク・エイド』のウェブサイトから、送り先など詳細を確認できます。投稿を見た人たちからは「微力ながら、1つ送りました」「いい取り組みをありがとう」などの声が上がっていました。また、野口さんは今後、寝袋の購入や配送費などにあてるため、トルコ地震支援の募金募集も開始するとのこと。東日本大震災の際は、トルコから救助隊が駆け付け、行方不明者の捜索や物資の支援を受けました。被災したトルコの人たちの無事を祈りつつ、それぞれができる支援をしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月09日日本時間2023年2月6日に発生した、トルコ南東部を震源としたマグニチュード7.8の地震による被害を受け、日本政府は即日で国際緊急援助隊・救助チームの第1陣を派遣しました。翌7日には第2陣として、国際緊急援助隊55名と救助犬4頭を派遣し、夜を徹した懸命な捜索活動が行われています。トルコでの大地震の被災地は氷点下の冷え込み、一刻も早い救助・支援が必要です。昨日の第一陣に続き、国際緊急援助隊の第二陣55名(と救助犬4頭)が現地に向けて出発。隊員は、決して二次災害を発生させないという強い決意を胸に、現地で救助活動に臨みます。 pic.twitter.com/RLGDNtnudF — JICA PR (@jica_direct) February 7, 2023 同月8日までに、死者はトルコと隣国のシリア両国で計7千800人を超えており、1995年に日本で発生した阪神大震災を上回る犠牲者数となっています。多くの人がショックを受けるなか、SNS上には故意にデマ情報を流す人が出現。情報の正確性が重要な非常時での、軽率な行動に非難の声が噴出しています。デマ情報拡散についての注意喚起地震発生後、SNS上には地震による津波の発生や、原子力発電所の爆発など、人々の不安をあおる投稿が複数ありました。動画や画像を調べて、過去の無関係なものだと看破した人たちがいる一方、投稿の内容をよく確認しないまま、拡散に協力してしまった人たちも。デマを拡散すると、内容によっては社会にダメージを与えたり、人命救助の支障になったりするため、決して面白半分に行うものではありません。ネット上では、デマについて怒りの声が上がっています。・こんな時にデマを流して楽しむのは、人でなしだと思う。・災害のたびにデマが流れるけど、絶対に許されることではない。・数秒を争う現場で、命を助けようと尽力する人がいる一方で、こんなデマを流す人がいるなんて…信じられない。また、「デマツイートだとテレビで知りました。拡散してしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と後悔している人の声もありました。加担してしまわないよう改めて参考にしたいのが、警視庁がウェブサイト上で公開している『疑わしい情報を判断するヒント』。災害後のデマ情報を判断する時以外にも役立つので、今後のためにもチェックしておきたい内容です。情報源が記載されていない本当のように記載されていても、リンク(情報源のURL)や根拠が記載されていない場合は、必ず自分で検索して情報源を確かめましょう。官公庁や企業に関するものであれば、公式ホームページや公式ブログ等を確認してください。また気象情報など、内容によってはテレビやラジオ等を確認することも有効です。伝聞形式で書かれている記載されている情報に、「らしい」「みたい」「だそうです」等の伝聞形式が含まれている場合も注意が必要です。「友人が」「知り合いが」「芸能人が」など情報源があいまいな場合は、当事者と直接話をしたり、公式ホームページを検索するなどして確認するようにしてください。警視庁ーより引用AI(人工知能)による画像の生成技術も発達し、これからはデマと見破ることがより困難な時代となっていくでしょう。だからこそ一層、情報の拡散には慎重になりたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月08日2023年2月6日、トルコ南部を震源としたマグニチュード7.8の大地震が発生。地震によってトルコやシリアで多数の家屋が崩壊し、同日12時時点で、死者はおよそ4千300人以上と明かされています。日本政府はトルコ政府の要請を受け、速やかに国際緊急援助隊・救助チームの派遣を行いました。『Yahoo! JAPAN』がトルコ地震の支援募金を開設翌7日、ポータルサイト『Yahoo! JAPAN』の運営する『Yahoo!基金』は、『トルコ地震 緊急支援募金』の開設を告知。今回の支援募金で集まったお金は、緊急救援活動や被災地復旧支援として、被災者や被災地のために活用されるとのことです。また、500万円を上限金額として、集まった金額に応じて『Yahoo! JAPAN』が同額を寄付する『マッチング寄付』も実施するのだとか。つまり、『Yahoo! JAPAN』が同額を寄付するため、2倍の金額を寄付したことになるのです。【寄付2倍】トルコ地震 緊急支援募金(Yahoo!基金)支援募金が開設されたばかりにもかかわらず、同日18時現在、早くも4百万円以上の募金が集まっています。『地震大国』といわれるほど、地震が身近な災害である日本。2011年に起こった東日本大震災や、2016年の熊本地震は、日本に深い傷を残しました。多くの日本人が、身をもってその恐ろしさを知っているからこそ、「困っている人を助けたい」という想いを抱いているのかもしれません。集まった想いと募金は、海を越えてたくさんの人の命や心を救うことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月07日いつでもどこでも、大きな地震が発生する可能性がある、日本。この国で暮らす限り、災害に巻き込まれるリスクは避けられません。だからこそ、日頃から『万一のケース』に備え、対応策を知っておくことが大切です。警視庁警備部災害対策課は『エレベーターに乗っている時に、大地震が発生した場合の対処法』をTwitterで紹介しました。もし、高層ビルのエレベーター昇降中に地震が起きたら、まず、停止階のボタンを全部押し、止まったところで降りて揺れが収まるまで待ちましょう。高層ビルのエレベーターで昇降中に大地震が起きたらどうしますか?まず、停止階のボタンを全部押し、止まったところで降りて、地震が収まるのを待ってください。閉じ込めれた場合は防災備蓄ボックス(三角コーナーの非常用備品)等の有無を確認し、非常用ボタンや携帯で事実の通報をお願いします。 pic.twitter.com/52fz3ev28X — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 31, 2023 大きな揺れによって、エレベーターが緊急停止したまま動かなくなる場合もあります。閉じ込められた際は、非常用のボタン、もしくは手持ちのスマホから通報をしてほしいと、警視庁警備部災害対策課はつづっていました。また、非常用の備品が入った『防災備蓄ボックス』がエレベーター内に設置されているかどうかを、確認することも大切です。投稿には「気が動転すると、ボタンをすぐに押さなくて閉じこめられることが多いと聞く」「防災備蓄ボックスがあるとは知らなかった」「エレベーターに乗る前に、トイレを済ませておくのも大事だよね」などの声が上がっていました。いざという時に、パニックにならず冷静に対処できるよう、イメージトレーニングをしておくといいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月02日沖縄・那覇に沖縄初となるラグジュアリーシティーホテル「サウス ウエスト グランドホテル」(SOUTHWEST GRAND HOTEL)が誕生する。2023年6月20日(火)にオープン予定。沖縄・国際通りに「サウス ウエスト グランドホテル」誕生「サウス ウエスト グランドホテル」は、全部屋が広々とした44平米以上で88室からなる客室のほか、那覇の街を一望できる高層階の屋内プールや、沖縄産食材をふんだんに使用するイタリアン、和食、鉄板焼、サンセットバーなど計4つのレストラン備える沖縄初のラグジュアリーシティーホテルだ。運営は「青山グランドホテル」など手掛けるプラン ドゥ シー運営は、東京・青山のホテル「青山グランドホテル」や、任天堂旧本社社屋と安藤忠雄設計の建築が融合した京都のホテル「丸福樓」など、数々のホテルやレストランを手掛けてきたプラン ドゥ シー(Plan・Do・See)。全室44平米以上の広々としたくつろぎの空間客室は、開放的なプライベートテラスを併設し、部屋からプールエリアに直接アクセスが可能な<ペントハウススイート>をはじめ、全部屋広々とした44平米以上で5タイプ88室からなる客室を用意。ダイニング&バーを併設した宿泊者専用の高層プール11階の宿泊者専用の屋内プールは、プールサイドにグリルダイニング&サンセットバーを併設しており、アメリカンフードと沖縄の美味を掛け合わせた琉米文化を味わうグリルレストラン「The Sailor’s Club」の料理や飲物を楽しむことができる。沖縄食材を贅沢に堪能する4つのレストラン館内には“琉米文化”を味わうグリルレストラン「The Sailor’s Club」をはじめ、沖縄産の魚介、和牛、島野菜を楽しめる琉球鉄板焼きレストランや、王道イタリアンを中心としたオープンキッチンのレストランなど、沖縄産食材を楽しめる4つのレストランが揃う。【詳細】「サウス ウエスト グランドホテル」オープン日:2023年6月20日(火)住所:沖縄県那覇市久茂地 3-29-72<客室概要>客室数:88室 (44㎡~13㎡)客室タイプ:グランドツイン〜ペントハウススイート(全5タイプ)チェックイン:15時チェックアウト:12時<レストラン>■グリルダイニング&サンセットバー「The Sailor’s Club」(11F)ダイニング72席、サンセットバー42席、プールダイニング60席。■鉄板焼「鉄板焼 まつ尾 」(1F)カウンターのみ20席。■和食「SHIKAKU」(1F)カウンターとボックス席で室内に34席とガーデンテラスに40席。■オールデイダイニング「A LONG VACATION.」(1F)テラス席を含む全106席。
2023年01月27日普段から食べているものを多めに備えておくことで、地震や台風などの非常時にも役立てるというローリングストックの重要性が高まっています。しかし、いざやるとなると賞味期限や在庫の管理が大変で失敗したという声もちらほら。そこで新しい食料ストック法として注目されているのが、誰でも手間なくスタートしやすい「コンテナストック」です。今回は、備え・防災アドバイザーで『今日から始める本気の食料備蓄』(徳間書店刊)の著書の中でコンテナストックを提唱している高荷智也(たかに ともや)さんに、コンテナストックの具体的なやり方について伺いました。教えてくれたのは…高荷智也(たかに ともや)さん備え・防災アドバイザー、BCP策定アドバイザー。「自分と家族が死なないための防災」をテーマに、地震・水害・パンデミックなどの自然災害から、銃火器を使わないゾンビ対策まで、堅い防災を分かりやすく伝える活動に従事。テレビや雑誌などのメディア出演のほか、防災系Youtuber・Voicyパーソナリティとしても活躍中。著書は 『今日から始める本気の食料備蓄』 (徳間書店刊)。HP: 「備える.JP」 YouTube「そなえるTV」 、 voicy「死なない防災! そなえるらじお」 、 Instagram @t_takani 「コンテナストック」の中にはどんな食料を入れる? 前編記事「『もしも』と『いつも』に使えて無駄にしない! 失敗しない食材備蓄の方法って?」 でも紹介したようにコンテナストックは、普段からストックしている缶詰やレトルト食品、インスタント食品やお菓子などを種類に関係なく1箱に詰めて、それを10箱ほど作り、1か月で1箱消費していくという「箱」単位の食料ストック方法です。「なかに詰める食品は、賞味期限が大体1年以上で、そのまま食べられるものか、カセットコンロがあれば食べられるものであれば何でもOK。どれだけ種類があっても大丈夫です。いろいろな食料を1箱に詰め、それを1か月で消費していきます。最初の1週間ですべて空にしてしまってもいいし、徐々に食べてもいいし、とにかく1か月かけて1箱を空にすることだけを考えます。そうすれば、ローリングストックのように缶詰なら缶詰で賞味期限の近いものから消費し、なくなりそうになったら補充するという“単品ごと”の在庫管理が不要になるので、たくさん種類があってもひとつひとつの賞味期限を気にすることなく、ラクに大量の食料を長期ストックできるんです」(高荷さん)コンテナストックの箱の大きさはどのくらい?では、箱の大きさはどのくらいのものにすればいいのでしょうか。じつは、1箱の大きさは各家庭によって異なります。というのも、家の中でストック置き場がどのくらい確保できるかによって変わってくるからです。「たとえば押入れ全部をストック置き場にできるのであれば、そのスペースを10分割した面積が1箱の大きさとなります。逆にカラーボックスくらいしかスペースがとれないということなら、そこを10分割して巾着袋や100円均一のケースを10個にしてもいいんです。とにかく、用意できるスペース=我が家のストックの上限ということ。大前提として最低3日分、できれば1週間分の「非常用のストック」( 前編 でご紹介した「行動食」「避難食」)は、マストでやって欲しいのですが、【それ以上のストック「日常備蓄」がどれだけ必要か】というのは、各ご家庭の状況により異なるので、まずはスペースから逆算して考えると無理のない範囲で始められて、継続することができます。高荷さんの著書『今日から始める本気の食料備蓄』(徳間書店刊) Amazonページ >> )では、コンテナストックを始め、“家族と自分が生き延びるための防災備蓄メソッド”がわかりやすく紹介されている。非常用も兼ねた「日常備蓄」は、ストック“すべき量”という考え方ではなく、ストック“できる量”で決めることが長続きのポイントになるんです」(高荷さん)箱を用意したらまず何をするべき?スペースを確保して1箱の大きさが決まったら、あとは入れる食料を特売日などで買って詰めるだけ。最初から10箱すべて用意しなくてもいいので、10箱揃った段階で1か月1箱消費をスタートしましょう。「箱を用意したら最初に優先的に赤ちゃんやアレルギーのある方、ペット、介護が必要な方などが避難所にいってももらえないものを準備してください。食料以外には、カセットコンロとガスボンベも別で忘れずにストックしておきましょう。それさえ注意すれば、あとは基本的に賞味期限が1年以上のものであれば、なんでも好きに入れてOKです。ポイントは、特売の激安品だけで構成しないこと。たとえばパスタソースでもプレミアムなものとかありますよね。そういうちょっといいもの、テンションが上がるものを1~2品入れておくと義務感ではなく楽しく続けられますよ」(高荷さん)一番大切なのは無理なく続けること!ストック置き場として新しくスペースを作ることができないという場合は、キッチンを見直してみるのもひとつ。お茶漬けの素やカップスープなどをなんとなくごちゃっと入れている棚など、ありませんか? そういった場所を一度見直して、10分割してみてもいいかもしれません。「コンテナストックは極力手間とお金をかけず、日常のライフスタイルの中でやれる範囲ではじめてみることが大切です。災害は明日来るかもしれないので早くはじめるに越したことはありませんが、防災対策で一番重要なのは“長距離走であること”。1日だけ瞬間的に用意しなきゃ! と焦ってやる気を出しても、1か月後にストックがなくなっていたのでは意味がありません。死ぬまで続ける必要があるんです。わたし自身がたくさん失敗しながらやってきましたが、防災対策は始めるのは簡単だけれど継続するのが難しいので、できるだけラクに手抜きでスタートしましょう。コンテナストックはやり方のひとつなので、自分にあったスタイルで続けてみてくださいね」(高荷さん)取材・文:佐々木彩子取材協力:合同会社ソナエルワークス
2023年01月20日いざというときのための食料ストック、していますか? 災害の多い日本に住んでいる限り、家族を守る備えは欠かせません。また、最近では急な自宅療養や在宅ワークの増加などにより、日常の食料ストックに助けられるシーンも増えています。そこで、『今日から始める本気の食料備蓄』(徳間書店刊)の著者で、備え・防災アドバイザーの高荷智也(たかに ともや)さんに、非常時でも日常でも役立つ、失敗しない食料ストック法について教えていただきました。教えてくれたのは…高荷智也(たかに ともや)さん備え・防災アドバイザー、BCP策定アドバイザー。「自分と家族が死なないための防災」をテーマに、地震・水害・パンデミックなどの自然災害から、銃火器を使わないゾンビ対策まで、堅い防災を分かりやすく伝える活動に従事。テレビや雑誌などのメディア出演のほか、防災系Youtuber・Voicyパーソナリティとしても活躍中。著書は 『今日から始める本気の食料備蓄』 (徳間書店刊)。HP: 「備える.JP」 YouTube「そなえるTV」 、 voicy「死なない防災! そなえるらじお」 、 Instagram @t_takani そもそも「非常用の食料ストック」って必要?どのくらい準備すればよい?パスタなどの乾麺やツナ缶、レトルトカレーなど、賞味期限が長くて子どもも好きな食料を普段から多めに買うようにしているという家庭は多いかもしれません。わざわざ災害に備えた非常食をストックしておく必要はあるのでしょうか。「日本は災害が多い国なので、備えはマスト。とりわけ赤ちゃんや妊婦さん、ペットや高齢者がいるようなご家庭は、ないと困るものもあるので準備は欠かせません。さらに近年は世界的な感染症が起きたり、燃料高騰で物価の値上げが続いていたり、非常用はもちろん日常用ストックの重要性も高まっています」(高荷さん)一般的に非常用の備えは最低3日分、できれば1週間分用意しておくのがよいとされています。というのも、災害が起きてから最初の3日間は、自衛隊などの公助は人命救助が最優先されるため、基本的には自助(自分たちだけでなんとかする)で乗り切らなくてはなりません。さらに最近は、首都直下型地震や南海トラフ地震のような広範囲の災害が起きたときは、4日目以降も支援が届かない可能性があるといわれているので、できれば1週間分の家族の食料をストックしておくことが推奨されています。「ただし、これはあくまでも全世帯に向けた目安で、具体的にどんな食料をどのくらいストックしておけばいいかというのは、自宅がある環境によって変わってきます。まずはハザードマップを見て、我が家の場合はどうなのかを考えることが大切です」(高荷さん)1)まずはハザードマップで自宅をチェック「メインとなる非常用対策」を決めるハザードマップは、災害が起きたときに被害が想定されるエリアや避難場所が書かれているもの。住んでいる地域の自治体から配布されることが多いですが、なければ役所に聞いたり、 国土交通省が運営するWEBサイト「重ねるハザードマップ」 からも確認ができます。「たとえば津波がくる可能性がある場所に住んでいる方は、大地震の後すぐに避難しなくてはなりません。非常用のリュックに火や電気を使わずそのまま食べられる「行動食」(羊羹や栄養補助食品、ゼリー飲料など)を入れたものをメインとして用意しておきましょう。なるべくかさばらず、効率よくカロリーが摂れて子どもも食べやすいものを選ぶのがおすすめ。重すぎると動きにくくなってしまうため、背負って走れる分だけ入れるようにしてください。▼「行動食」について一方で津波の心配もなく、火災や浸水も起こりにくい場所に住んでいる方は、災害後しばらくは自宅にとどまる可能性が高くなります。調理不要でできれば食器を使わず常温で食べられる「避難食」(パンの缶詰やレトルト食品、栄養補助食品や菓子類など)をメインに用意しておくと、ゆくゆく避難所に移動しなければならなくなったときも活用できて便利です」(高荷さん)▼「避難食」についてこの“メインに”というのは、ハザードマップの危険度によってどちらに重点をおいて準備するのかということ。危険度が低いからといって非常用リュックを用意しなくていいということではありません。いつ何が起きるか予測できない時代に突入しているいまこそ、とくに非常用リュックは全世帯で必ず準備しておきましょう。2)3日分以上の「非常用ストック」はどうする?ここまでの「行動食」と「避難食」は、最低3日分は用意しておいた方がいい非常用としてのストックです。それ以上のストックは、日常のストック=「日常備蓄」を非常用の長期ストックと兼ねることで無理なく対策ができる、というのが高荷さんの考えです。日常備蓄とは、普段から食べているものを多めに買っておくこと。最近ではローリングストックとほぼ同じ意味で使われることも増えています。ローリングストックは、日常備蓄を消費したらその分をまた買い足し、ストックを切らさないようにしておくことですが、日常のストックが非常時にも役立てられるという無駄のない防災対策で、東日本大震災以降広まっていきました。最低3日分、できれば1週間分といわれていますが、世界的な異常気象や戦争による物価の高騰などここ数年の状況から、長期的なローリングストックも必要とされています。▼1週間分「短期備蓄」について▼「長期備蓄」について「ただ、ローリングストックは食べ物の種類が増えると賞味期限や在庫管理が難しくなり、失敗した経験があるというのもよく聞きます。種類別にわけて賞味期限がパッと見でわかるように整理収納して…というのがこまめにできる方はいいのですが、小さなお子さんがいたりして忙しいと続けられないですよね。そんな方におすすめなのが、コンテナストックという方法です」手軽にできる「コンテナストック」とは?コンテナストックは、基本的にはローリングストックと考え方は同じ。管理の単位が食品ごとの消費期限や在庫ではなく、箱単位になる点が異なります。「じつはローリングストックには“向いている食べもの”と“向いていない食べもの”があるんです。ローリングストックに向いているのは、お米やシリアル、水など主食として毎日食べたり飲んだりするようなもの。この数種類の食べものだけはローリングストックで管理し、それ以外の缶詰や乾麺、レトルト食品やお菓子などは、種類や賞味期限関係なく箱にざっと詰めます。それを10箱ほど作り毎月1箱ずつ消費し、消費したらまた日常的に食べている食品を空いた箱に入れるというのがコンテナストックのやり方です。こうすることで賞味期限や在庫を細かく管理する必要がなくなります」(高荷さん)コンテナストックのメリットは、手間をかけずに多品種の食品を大量にストックすることができること。これなら忙しい方でも整理整頓が苦手な方でも気軽にスタートできます。なぜ10箱なの? 1つの箱の大きさはどのくらい? なかに入れる食料はどんなものがおすすめ? など、コンテナストックの具体的な方法については、 後編記事「賞味期限の管理が苦手でも大丈夫! いざというとき食料に困らない『コンテナストック』って?」 でご紹介します。取材・文:佐々木彩子取材協力:合同会社ソナエルワークス
2023年01月20日投稿者さんの旦那さんは大の沖縄好き。新婚旅行も離島巡りツアーになったのですが……。今回は、実際に募集した「新婚旅行の事件エピソード」をご紹介します。沖縄好きの夫が……夫は結婚前から、沖縄に転勤願いを出すほど沖縄好きを公言。今まで何度も旅行していたものの、新婚旅行はまだ渡ったことのない離島巡りツアーにしよう!と楽しみに出かけました。石垣島をメインに5日間で13島巡り、全て食事がついているプラン。ですが夫はこの期に及んで「沖縄料理嫌いなんだよね」と言ってほとんど島で出された料理に手をつけず……。ビールで腹を膨らませていたんです。日頃あれだけ沖縄好きを豪語していたのはなんなのか?と呆れてしまいました。(44歳/主婦)料理に手をつけず……沖縄好きを公言する夫と離島巡りの新婚旅行をしたものの、「沖縄料理は嫌い」と言い出して現地の料理に手をつけず、呆れてしまったという体験談。皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月11日沖縄に住んでいる私たち。みなさんご存知の通り、沖縄には雪が降りません。そんな沖縄に、私たちが移住してきて、もうすぐ9年がたちます。もともと、私は沖縄県外の出身で、雪は小さい頃から当たり前に見ていましたが、大学への進学で、初めて生まれ育った沖縄を離れた旦那は、大学1年生のとき、初めて雪を見たそうです。大学卒業後、沖縄には戻らず、就職した旦那は初めて雪を見てから、12年間、毎年嫌というほど雪を見ることになりました。その12年の間に、沖縄県外で結婚し、長女が産まれた私たち。長女3歳の年に、旦那の地元であるこの沖縄県に引っ越してきました。わが家の子どもたちは…。■雪を見たことがある私たちがうらやましい子どもたち2歳のときに雪を見たことはあるものの、記憶がない長女。雪をまったく見たことがない、沖縄の地で産まれた、長男と次男。雪を見たことがある私たちがうらやましいようで…。「ずるい! ずるい!」と言ってきます。「雪ってどんな感じ?」と長男に聞かれたので、「フワフワしてて、冷たい氷だよ」と話すと…。「そんなものが空から降ってくるの!? すごすぎ!」と驚いていました。そのキラキラした目を見て、私はあることを思い出しました。それは、私が大学1年生…(まだ旦那と出会う前)のとき。講義を受けていると、外にちらほらと雪が降ってきました。私は「げ! 傘持ってきてないのに~…電車止まったらどうしよう」と思っていると、同じクラスにいた沖縄出身の子が突然立ち上がり、「先生! あれ雪!? 雪!?」と騒ぎ始めました。先生が「そうだね。あ、初めて?」と聞くと、「雪なんて初めて見た!」と、その子は外に飛び出していきました。そしてそのまま戻らず…。 ■雪を見つめていたその子の姿が忘れられない授業が終わり、外に出ると、その子が手を広げて、雪を体に受けていました。長い間、雪を見つめていたその純粋な姿は、今でも忘れません。うちの子どもたちは、いつ雪を初めて見るのだろうか。もし、これから先、雪の降る時期に沖縄県外に行かなかったとしたら、あの子みたいに、大学に進学して見るのかな?それとも就職して、家を出てから見るのかな?それとも友達や恋人と旅行して見るのかな?どんな顔をして見るのかな?やっぱり感動するのかな?そんな想像をして楽しくなるのでした。
2023年01月05日