河合優実主演、山中瑶子監督・脚本の『ナミビアの砂漠』よりカンヌ版予告とポスターが解禁となった。さらに追加キャストも発表された。第77回カンヌ国際映画祭・監督週間に正式出品されることが決定している本作は、『あみこ』(2017)で注目を集めた山中瑶子監督の本格的な長編第一作。この度、本作に金子大地と寛一郎が出演することが分かった。金子さんが演じるのは、河合優実演じる主人公カナと徐々に関係を深めていく自信家のクリエイター、ハヤシ。寛さんは、カナと同棲し、身の回りの世話をやく恋人・ホンダを演じる。そのほか、カナを取り巻く面々として、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(23)の新谷ゆづみ、ドラマ「不適切にもほどがある!」などの中島歩、日韓両国で活躍する唐田えりか、『悪は存在しない』(24)の渋谷采郁らが出演する。金子さん、寛さんも、山中監督、河合さんとともに、カンヌ国際映画祭に出席する。解禁となったカンヌ版予告編では、疾走するカナ、弾けんばかりの笑顔、怒り、虚無といった、カナの爆発寸前のエネルギーをみずみずしく、そして魅力的に演じる河合さんの真骨頂ともいうべき姿が見て取れる。そしてカンヌ版ポスターは、謎のピンクの背景にカナの後ろ姿が映っている1枚。ここはどこなのか、彼女は笑っているのか、泣いているのか…。見る者の想像を掻き立てるビジュアルとなっている。<ハヤシ役 金子大地 コメント>いつかご一緒したかった山中監督、そして河合さんを始めとする素敵なキャスト、素晴らしいスタッフさんとこの作品が作れたこと、そしてその作品をカンヌで世界の方に観ていただけること、自分がどれだけ恵まれているかということをつくづく感じます。カンヌをきっかけに1人でも多くの方にこの作品を観ていただけるかと思うと興奮が醒めません。自分にとって大切なこの作品が多くの人に届きます様に。宜しくお願いします!<ホンダ役 寛一郎 コメント>生々しくシュールでシニカル、だけどチャーミング。監督、脚本、役者、スタッフの皆さんが素晴らしく。今までにあるようでなかった映画になっていると思います。そして嬉しいことに、この作品がカンヌ映画祭で上映されることが決まったとのこと。今日の日本の若者の恋愛観や物語の展開に、海外の皆さんがどう反応してくれるのか楽しみです。『ナミビアの砂漠』は2024年公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナミビアの砂漠 2024年公開予定©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
2024年05月02日元A.B.C-Zの河合郁人(36)が29日、自身のインスタグラムで生配信を行い、「STARTO ENTERTAINMENT」とエージェント契約を結ぶとともに、個人会社を設立したと発表した。ライブ動画で、河合は「どのタイミングで言おうかと考えていた」としながら、まずファンに最初に伝えたいと「私、河合郁人、STARTO ENTERTAINMENTさんとエージェント契約を結びました」と報告。さらに「エージェント契約を結んだということは、自分の個人会社も作りました」と明かし、「いろいろともっと幅広く活動していきたいという気持ちもあるんですが、今までと変わらない部分だったりもあるので、引き続き応援してくれるとうれしい」と呼びかけた。あわせて、公式サイトを開設し、オリジナルアイテム、トークイベントなどを予定していると説明。「僕も皆さんに会いたいです。そういう場所を積極的に作っていきますので、待っていてください」と伝えた。また、ファンからのメッセージに答えながら、「結婚と思っている人が何人かいたけと、結婚は僕しません(笑)」「“報告”という言い方が悪かったね」と思いやる場面もあった。河合は、A.B.C-Zを昨年12月21日の『ABC座星(スター)劇場2023~5 Stars Live Hours~』千秋楽をもって脱退。9月の脱退表明時には「僕は40歳までに自分がMCの冠番組を持つ事MCというポジションを定着させる事を目標としています」「自分自身が目標とするMC像に近づく為にさまざまな現場を経験して、今まで以上に勉強しないといけないと思いました」とコメントしていた。
2024年04月30日「不適切にもほどがある!」「RoOT / ルート」など、いま最も注目度の高い俳優となった河合優実を主演に迎えた、入江悠監督最新作『あんのこと』から、河合さん演じる杏、彼女に関わる“刑事”佐藤二朗と“記者”稲垣吾郎をとらえたメインビジュアルと場面写真が一挙に解禁された。本作は、2020年6月に掲載された「少女の壮絶な人生を綴った新聞記事」を基に描く、衝撃の人間ドラマ。河合さんは、入江監督が「河合さんでなければこの映画は撮れなかった」と口にするほどの圧倒的リアリティを持って、杏の苦しみと喜びを体現している。今回解禁となったポスタービジュアルは、杏(河合さん)が歩く姿を多々羅(佐藤さん)と桐野(稲垣さん)がそばで見守っている、まるで3人の関係性を表現したようなビジュアル。不安気な表情の杏は、どこに向かって歩いているのか。コロナ禍で未来を閉ざされ、社会が見落とした1人の少女の姿を描く本作は、「彼女は、きっと、あなたのそばにいた」と観る者に強く訴えかける。さらに、杏と杏の人生に交差する人々の様々な姿が切り取られた新場面写真も到着。入江監督が「たしかに彼女の人生は過酷といえます。と同時に、彼女にも楽しく豊かな時間はあったにちがいない。そう考えたとき、彼女の人生と並走し、その体温を身近に感じてみたくなったんです」と語るように、取調室での多々羅と杏や、予告の冒頭でも印象的な泣き崩れる杏を多々羅が抱きかかえる様子。こうしたカットで杏の過酷な暮らしを映す一方、介護の仕事に携わった老人ホームや、多々羅や桐野と3人で行ったラーメン屋のシーンでは笑顔が見られ、彼女の生き生きとした瞬間が捉えられている。なお、本作のムビチケカードが4月26日(金)より全国の上映劇場(※一部劇場を除く)で発売開始に。また5月8日(水)には、完成披露上映会の開催が決定。6月7日(金)からの劇場公開に先駆けて、映画本編と、河合さん、佐藤さん、稲垣さん、そして入江監督による舞台挨拶が行われる。『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年04月24日映画『ナミビアの砂漠』が2024年公開。主演は河合優実、監督は山中瑶子が務める。『あみこ』の山中瑶子による初の本格長編映画映画『ナミビアの砂漠』は、無為に日々を過ごしながら、現代に生きる主人公・カナの物語を描く作品。2017年の映画『あみこ』で各国の映画祭にて話題をさらった山中瑶子が監督を務める。本格的な長編作品の監督を山中が務めるのは、『ナミビアの砂漠』が初となる。主演は河合優実、無為に生活を送る主人公に映画『ナミビアの砂漠』で主演を務めるのは、テレビドラマ「不適切にもほどがある!」や映画『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』にも出演した河合優実。『あみこ』公開当時に学生だった河合優実は、『あみこ』を観て女優になりたいと思い、「いつか出演したいです」と山中瑶子に直接伝えに行ったという。映画『ナミビアの砂漠』では、爆発寸前のエネルギーを持つ主人公、カナの姿をみずみずしく演じている。金子大地や寛一郎らが共演カナと徐々に関係を深めていく自信家のクリエイター、ハヤシは金子大地が演じる。ドラマ「おっさんずラブ」で注目を集めて以降、河合とも共演した映画『サマーフィルムにのって』や、『52 ヘルツのクジラたち』の出演など、ドラマ・映画の両方で活躍を広げている。またカナと同棲し、身の回りの世話をやく恋人・ホンダに扮するのは寛一郎。俳優デビューを果たした2017年の映画『ナミヤ雑貨店の軌跡』で第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞を、翌年の『菊とギロチン』では第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を獲得した、注目の実力派俳優だ。主人公・カナ…河合優実何に対しても情熱を持てず、無為に日々を過ごす21歳。自分が人生に何を求めているのかさえわからないまま、暇つぶしのように恋愛をする。ハヤシ…金子大地カナと徐々に関係を深めていく自信家のクリエイター。ホンダ…寛一郎カナと同棲し、身の回りの世話をやく恋人。そのほか、カナを取り巻く面々として、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の新谷ゆづみ、『よだかの片想い』や『四月になれば彼女は』の中島歩、日韓両国で活躍する唐田えりか、『悪は存在しない』の渋谷采郁らが出演する。なお、映画『ナミビアの砂漠』は第77回カンヌ国際映画祭の「監督週間」に正式出品される。【作品詳細】映画『ナミビアの砂漠』公開時期:2024年監督・脚本:山中瑶子出演:河合優実、金子大地、寛一郎、新谷ゆづみ、中島歩、唐田えりか、渋谷采郁、澁谷麻美、倉田萌衣、伊島空、堀部圭亮、渡辺真起子
2024年04月20日河合優実主演、山中瑶子監督作『ナミビアの砂漠』がカンヌ国際映画祭・監督週間に正式出品されることが決定した。本作は、2017年の『あみこ』で話題をさらった山中瑶子監督の最新作。偶然『あみこ』をニューヨークの映画祭で観た坂本龍一もその才能に惚れ込み、「60年代初頭に登場したヌーヴェル・ヴァーグの映画のような軽さと滑稽さ、痛さとテンポが感じられる。今後の作品が楽しみだなあ」とコメントを寄せており、撮影当時僅か19歳という若さで務めた初監督作品は、各国映画祭でも大きな注目を集めた。あれから7年、本作『ナミビアの砂漠』は山中監督の本格的な長編第一作となる。山中瑶子監督主役に抜擢されたのは、2021年に公開された『由宇子の天秤』、『サマーフィルムにのって』の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、テレビドラマ「不適切にもほどがある!」でも話題を集めた河合優実。彼女もまた、『あみこ』を観て衝撃を受けた一人。公開当時学生だった彼女は『あみこ』を観て女優になりたいと思い、山中監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行ったという。そしてついに、本作でその思いが叶えられることとなった。河合優実まさに新時代の若き才能溢れる2人の夢のタッグが実現した本作。第77回カンヌ国際映画祭監督週間より正式招待を受け、世界の舞台に立つ。本作の公開は、2024年を予定している。<山中瑶子監督 コメント>あのときのわたしたちでしか作れなかった、この苦しくて自由で愛おしい映画の旅が、ラディカルな監督週間からスタートすることをうれしく思います。お目が高い!!スタッフ、キャスト全員が天才的でした!関わり、見守ってくださった皆さまに大きな感謝と敬意でいっぱいです。そして主演、河合優実さんの圧倒的な身体の煌めきよ!毎カットご褒美のように撮っていました。ひと足早く見ていただけるカンヌの観客の皆さんの反応が楽しみです。<主演・河合優実 コメント>心の底から嬉しいです。映画に実りをもたらし続けてきたカンヌの景色を、この作品と共に見られることに、胸の内がキラキラ燃えています。山中瑶子監督を信じて良かったです。信じて作れば絶対に豊かなもの ができるし、伝わるはずだ、と思い続けていました。同じように、監督や、映画のことを信じていた人が沢山いました。一緒に映画を作った皆さんの顔が早く見たい思いでいます。この巡り合わせに感謝しています。世界に届くことがとにかく楽しみです。『ナミビアの砂漠』は2024年公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月16日豊かな自然に囲まれたカナダのオンタリオ州に住む男性が遭遇した、親子の動画に注目が集まりました。クレンドン・パトリック(Clendon Patrick)さんが雪道を車で走っていた時のことです。彼は道路の前方に、動いているものを見つけました。それは…ホッキョクグマの親子。母グマが2頭の子グマを連れて走っていたのです。クレンドンさんは車のスピードを落としながら、ゆっくりとクマたちに近付きます。すると、クマたちは…。実際の映像がこちらです。クマたちが道路からいなくなるまで手前で待っているクレンドンさんは、「お母さん、ゆっくりでいいよ」といっています。すると、母グマはそんな彼の声が聞こえたかのように、道路から外れて森のほうへ進んで行きました。そんな母グマを彼は「賢いお母さんだ」「ワオ、見てごらん。美しいなぁ。特に小さな子たちがね」といって、クマたちとの出会いを堪能していました。この貴重な動画は300回以上シェアされて、「すごいね!」「美しい光景だ」「子グマたちが元気だね」などのコメントが寄せられています。クマたちを驚かせないように距離をとって見守るクレンドンさんの優しさが印象的です。もしかしたら母グマは、そんな彼の思いやりに感謝していたかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2024年04月15日河合優実&坂東龍汰W主演ドラマ「RoOT / ルート」より、第1話の場面写真と相関図が公開された。映画化、舞台化と展開してきたアニメ「オッドタクシー」の世界から新たに誕生する本作は、漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で展開する若手探偵コンビの奮闘劇を基に、ドラマオリジナルストーリーを展開。第1話では、新人の佐藤(坂東さん)を引き連れ、銀行員の不倫現場を調査中の探偵の玲奈(河合さん)は、いくつかのトラブルに見舞われながらも任務を遂行。しかし、2人の背後には、不気味な影が忍び寄っていて――というあらすじ。本作は、一癖も二癖もあるキャラクターが数多く登場。そんな登場人物の関係性を一気に整理できる相関図も合わせて到着。主人公が所属する指宿探偵事務所の所長・指宿(黒田大輔)と事務員・大谷(福田温子)。調査対象のタクシードライバー・小戸川(篠原篤)。友人の柿花(政修二郎)と常連の居酒屋に足しげく通い、女将のタエ子(吉本菜穂子)とも仲がいいが、ひょんなことからタエ子と知り合った玲奈と佐藤に小戸川の素行調査を依頼したのは、タエ子。素行調査が女子高生失踪事件に繋がっていく。行方不明の女子高生・三矢ユキ(菊池日菜子)は、玲奈の高校の後輩であり、親友の花音(寺本莉緒)とも行動を共にし、同姓同名の三矢ユキ?(小林桃子)が所属するアイドルグループ「ミステリーキッス」を調査する。さらに、得体の知れない裏組織のボス・黒田(渡辺いっけい)、ドブ(三浦誠己)、ドブと犬猿の仲のヤノ(奥野瑛太)、マネージャー・山本(島谷宏之)、裏がありそうな警察官・大門(富川一人)らの存在も気になるところだ。「RoOT / ルート」は4月2日より毎週火曜日24時30分~テレビ東京ほかにて放送、Netflixにて見放題独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年04月02日女優の河合優実が2日、都内で行われた資生堂「ファンデ美容液」発表会に登場した。資生堂は、独自の技術によって誕生した新カテゴリー「ファンデ美容液」を発表。それに伴い、TBS系のドラマ『不適切にもほどがある!』の出演で話題を集めている河合優実がアンバサダーに就任した。アンバサダーに就任する前から同商品が気になっていたという河合は「実際にSNSとかで情報を見て目にしたことがありました。マネージャーさんからどの商品か聞いたら『ファンデ美容液』だと聞いてすごくうれしかったです」とアンバサダー就任を喜び、「資生堂さんが新たな技術開発で完成したファンデ美容液ですが、本当に瑞々しくて軽いつけ心地で使ってみて気持ちが良くなるアイテムです。皆さん是非一度は使ってみてください」とアピールした。使用前は「発想の逆転というか美容液の中にファンデが入っているということで気になっていました」と明かし、実際に同商品を使用してみて「負担がないですし、使うことでスキンケアじゃなくて化粧品なのにこんなにキレイになるんだと思ってびっくりしました。しっとりもしますし、つけて1日目に帰って鏡を見た時のツヤ感が1日の終わりのメイク感が今までとは違いましたね」と感想を語った。河合が出演するCMは現在編集中で、近日公開されることに。「楽しかったですね。こういったCMではなかなかできない体験をさせていただきました。『ファンデ美容液』のコンセプトを映像で掴もうとする面白い仕掛けもあるので、その辺りの撮影はワクワクしました」と撮影は楽しかったといい、「こういったCMなのでファーストインプレッションというか表情みたいなところが映画やドラマとは違って勉強になりました」と映画やドラマとは異なる表現法に刺激を受けた様子だった。ベースメイクの概念を変える資生堂独自の技術によって生まれたメイクの新選択となる新商品。それにちなみ、「実は私◯◯なふりして◯◯なんです」という設問に河合は「静かなふりして仕切り屋」と回答した。その理由について「お仕事を始めてから『どんな学生だったんですか?』と質問されて、『図書室でずっと本を読んでいたタイプ』とよく言われるんですけど、本当に私はでしゃばりで校内行事やイベントで何とかリーダーや何とか長と常に肩書きがあるような学生でした」と告白。「大声を出し続けてましたね(笑)。誰もいないから『やろう!』みたいなところから段々そういうキャラになってしまったという感じです。お祭り事が好きでした」とクールなイメージとは異なる意外な一面も。続けて「新しくチャレンジしたいことは?」という質問に「英語」と答えた河合は「言語の勉強は好きなんですけど、使わないとどんどん分からなくなっちゃいますし、お仕事だったりこれからの人生で喋れて損はないと思うので、もっと力を入れて勉強したいと最近は思っています」と意欲。「英語でお芝居も?」という質問に対しても「思いますね。色んな世界を見てみたいと思います」と世界進出に意欲を見せ、アンバサダーとしても「海外でもPRします!」と目を輝かせていた。
2024年04月02日「不適切にもほどがある!」をはじめ話題作への出演があいつぎ、“快進撃にもほどがある”といわれる河合優実が、2023年連続ドラマ初主演を務めた「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」が、NHK総合波(地上波)ドラマ10にて放送されることが決定した。昨年、NHK BSで放送されると大きく話題を集め、ギャラクシー賞月間賞を受賞するなど高い評価を受けた本作。原作は、作家・岸田奈美の同名エッセーで、ベンチャー企業家だった父が急逝し、母は突然車いすユーザーに。弟はダウン症、祖母はものわすれの症状が…。そんな家族をめぐる日々の出来事を、笑えて泣けて考えさせられて、心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセーとして発表。ドラマでは、岸田さんが実話を基に描いたエッセーに、家族や関係者への取材によるエピソードや、独自の視点での脚色を加えて表現し、話題に。主人公・岸本七実役を演じるのが河合さん。主人公を見守る両親として、母役に坂井真紀、父役に錦戸亮。ダウン症のある弟役には、オーディションを経て新人の吉田葵を起用。そして祖母役は美保純という、個性的な家族がそろった。今回はBSで放送したバージョンからの「短縮版」となるが、演出の大九明子監督が時間をかけて再編集した本バージョンも、変わらず楽しめる内容となっている。【河合優実 コメント(主人公・岸本七実役)】岸本七実を演じました、河合優実です!自分にとって、本当に大切な作品です。このかけがえのない、宝物のようなドラマを、よりたくさんの方にご覧いただけることが大変嬉しく、この機会に心から感謝しています。家族の世界を一緒に作ったキャストのみなさんと、スタッフのみなさん、大九明子監督、そして家族の物語を我々に貸してくださった岸田奈美さん一家、みんなのエネルギーがあの時ひとところに集まり、他に類を見ないあたたかな奇跡をまとったドラマができあがりました。どうか画面の向こうのみなさんに届きますように。是非ご覧ください。<あらすじ>岸本七実(河合優実)は高校生。学校では、きらきらした一軍女子たちの輪に入れずに、今日も同じ三軍同士、天ヶ瀬環(福地桃子)と授業でペアを組まされていた。いささか自意識をこじらせながら暮らしていたある日、母のひとみ(坂井真紀)から連絡が入る。ダウン症の弟・草太(吉田葵)が万引きをしたかもしれないというのだ。七実の、ありえないことが次々と起こるてんやわんやな日々が続いていく…。大好きだった父・耕助(錦戸亮)の死、あまりにマイペースな祖母・芳子(美保純)との生活など、様々な出来事と向き合い、必死で笑い飛ばし、時々涙しながら七実は“作家”としてブレイク…する予定?ドラマ10「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は7月9日(火)より毎週火曜22時~NHK総合にて/毎週火曜18時15分~NHK BSプレミアム4Kにて放送(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月27日ドラマ「不適切にもほどがある!」でいま最注目の若手俳優・河合優実が主演、佐藤二朗、稲垣吾郎を共演に迎えた入江悠監督最新作『あんのこと』から衝撃の予告編が解禁となった。2020年6月、新聞に掲載された「ある1人の少女の壮絶な人生を綴った記事」に着想を得て描いた本作。いま話題沸騰中の河合さんは、本作では機能不全の家庭に生まれ、虐待の末にドラッグに溺れる少女・杏という難しい役どころに挑戦している。解禁となった予告編は、泣き叫ぶ杏(河合さん)を刑事・多々羅(佐藤二朗)が抱きかかえるシーンから始まる。「2020年、この日本で起きていた、本当のこと」「衝撃の実話、映画化」という字幕が表すように、本作は実際の事件から着想を得ている。社会から見落とされた少女・杏は売春やドラッグに溺れ、荒んだ生活を送っていたが、ある日、人情味あふれる型破りな刑事・多々羅に補導されたことがきっかけで、少しずつ更生の道を歩み出していく。そこに、多々羅の友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)も加わり、杏は彼らの助けも借りながら新たな仕事や住居を探しはじめる。彼らとの奇跡のような出逢いが、杏を確かに救おうとしていた。しかし、ある日を境に3人はすれ違い、それぞれが救いようのない孤独と不安に直面せざるを得なくなっていく…。予告編は、薄暗い街を所在なさげにふらつく杏の姿と、「彼女(あん)はたしかに、あなたの傍にいた」という字幕で締めくくられる。コロナ禍、日本中の誰もが体験したあの不安定な日常。非情な現実から目を背けず、“あのとき”を正面から映し出した新たな傑作映画が誕生した。『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年03月20日河合郁人が、いま旬のミュージシャンをアウトドアでおもてなしする野外トーク旅バラエティ番組「ぐれジャニ」。他愛もない雑談や音楽へのこだわり、そして意外すぎる一面……ステージでは見せない素のミュージシャンとの旅を記録。風が吹くまま気の向くまま、きっと台本通りにはすすまないロードムービー風リアリティショーをお届け!<#10>のゲストは、世界の度肝を抜くサムライギタリスト・MIYAVI。ワールドツアーをはじめ、ドジャー・スタジアムやNBAでのパフォーマンスなど世界を飛び回って活躍するMIYAVIの、“一周回って意外と知らないMIYAVI”の素顔を深掘りするディープなトークを展開。さらにアーティスト・ギタリスト・俳優・日本人初のUNHCR親善大使・パパ……“MIYAVIの肩書きが多すぎる”問題に切り込むなどド直球勝負に出る河合、吉と出るか凶と出るか?そして番組恒例の一夜限りのコラボセッションでは、MIYAVIの超絶ギターテクニックを河合に伝授!待っていたのはMIYAVIからの衝撃サプライズだった。■■番組情報■■<番組名>ぐれジャニ <#10><放送日時>2024/3/28(木)23:00~24:00[再]2024/4/11(木)23:00~24:00\番組公式Instagramでは、ここでしか見られないオフショットも!/ ▼番組に関する詳細は、こちらをご覧ください 以上MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。詳しくは、MUSIC ON! TV(エムオン!)公式サイト( )まで。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月18日藤本タツキ原作の劇場アニメ化『ルックバック』に、河合優実と吉田美月喜がW主演することが分かった。コミック配信サイト「ジャンプ+」にて2021年7月に発表され、初日で閲覧数250万以上を記録した藤本タツキ原作「ルックバック」を劇場アニメ化した本作。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』など、数多くの話題作に主要スタッフとして携わってきた押山清高が、監督、脚本、キャラクターデザインを務める。本作で藤野役に抜擢されたのは、『あんのこと』(24)主演や『四月になれば彼女は』(24)などの出演作も控える、注目俳優・河合優実。河合さんは「息や声を吹き込むというかたちで、藤野と京本の生きた時間を新たに彩る試みをしました」と語り、声優初挑戦となる本作に対し、「はじめて参加の機会を頂いたアニメの世界でしたが、絵の中ですばらしく躍動する藤野の身体に添う切実な声を乗せられるよう、精一杯取り組みました」と真摯に役に向き合ったことを明かした。そして、京本役をオーディションで勝ち取ったのは、ドラマ「今際の国のアリス」(20)「ドラゴン桜」(21)などの話題作に出演、『あつい胸さわぎ』(23)『カムイのうた』(24)では主演を務め、6月から上演の主演舞台「デカローグ」デカローグ7「ある告白に関する物語」が控え、活躍目覚ましい、吉田美月喜。河合さんと同じく、本作で初の声優挑戦となる。吉田さんは「初めての声優のお仕事でしたが、精一杯心を込めて演じています」と語り、初めて映像を見た際は、「『うわ!あの世界が生きている!』と未完成の絵ながら感激して、収録中に思わず涙が出てきてしまうくらい更に藤野と京本が愛おしく大好きになりました」と作品愛あふれるコメントを寄せた。■藤野役・河合優実 コメント藤野役を演じました、河合優実です。『ルックバック』は、多くの人々の心を動かした漫画です。今回、押山監督はじめ制作陣の皆さんはそれをアニメーションにすることで、そして私は息や声を吹き込むというかたちで、藤野と京本の生きた時間を新たに彩る試みをしました。はじめて参加の機会を頂いたアニメの世界でしたが、絵の中ですばらしく躍動する藤野の身体に添う切実な声を乗せられるよう、精一杯取り組みました。映画『ルックバック』、ぜひ劇場でご覧ください!■京本役・吉田美月喜 コメント『ルックバック』を初めて読んだ時、藤本タツキ先生が描かれた臨場感溢れる世界に衝撃を受けて、この作品がどのように映像化されるのだろうと凄く楽しみにしていました。オーディションで京本の役を頂き初めて映像を観た時「うわ!あの世界が生きている!」と未完成の絵ながら感激して、収録中に思わず涙が出てきてしまうくらい更に藤野と京本が愛おしく大好きになりました。初めての声優のお仕事でしたが、精一杯心を込めて演じています。是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。『ルックバック』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月14日河合優実×坂東龍汰W主演のドラマ「RoOT / ルート」より予告映像が解禁された。映画化、舞台化と展開してきたアニメ「オッドタクシー」の世界から新たに誕生する本ドラマ。公開された本予告では、冒頭、初解禁となる「Bialystocks」書き下ろしのオープニングテーマ「近頃」に乗せて、主人公2人が謎に迫っていく様が綴られていく。車の中から浮気現場の証拠を押さえようと奮闘し、時にはおしゃれに着飾って懐に入り込み、聞き込み調査も欠かさない。しかし「正直こんなに地味な仕事だとは思わなかったっすよ」と不満を漏らす佐藤(坂東龍汰)。玲奈(河合優実)はそんな後輩に「自覚して、自覚」と注意しながらも少々振り回され気味な様子。そんな佐藤を「あいつ大丈夫か?」と心配する探偵事務所所長・指宿(黒田大輔)に対し「勘は悪いけど運はありそうですね」と評価する玲奈。どこか息があっているようであっていないチグハグ探偵コンビに新たな依頼が舞い込む。依頼内容は、小戸川(篠原篤)というタクシー運転手の身辺調査。公園で友人・柿花(政修二郎)と缶コーヒーを飲み、一見なんにもない日常を送る中年男性。しかし、平凡なタクシー運転手の退屈な素行調査だったはずが自体は一変。警察官・大門(富川一人)が小戸川のタクシーを調べ「乗せたんだよ。行方不明の女子高生を」と告げる。なんてことない研修がてらの身辺調査はやがて、世間を賑わす“女子高生失踪事件”に繋がっていく…。行方不明の女子高生の写真を見て玲奈がつぶやく「ユキじゃん。これ」。そこに写っていたのは高校時代の後輩・三矢ユキ(菊池日菜子)だった。真相を探る2人の前に様々な人物が交錯。「お前、何探ってんだよ」とチンピラ・ドブ(三浦誠己)に脅される佐藤。一方玲奈は、後輩・三矢ユキを調べる中でアイドルグループ「ミステリーキッス」の存在を知る。グループには名前も年齢も同じだが別人の三矢ユキがいた。高校の同級生でキャバ嬢の花音(寺本莉緒)も巻き込み、どこかおかしい失踪事件に巻き込まれていく2人。果たして、真相に辿り着くことができるのか?後半からは、こちらも本予告で楽曲初解禁のSIRUP,SUMINによる主題歌「Roller Coaster」が流れ、不動のセンター二階堂(中村麗乃)をはじめとした「ミステリーキッス」の面々、サウナ「赤道」の地下に事務所を構える怪しい便利屋・赤道(紗羅マリー)、ドブを倒すと豪語する世直し系Youtuber・樺沢(遠藤雄斗)、二階堂ルイの大ファンのキャバクラのボーイ・今井(稲葉友)、ドブの後輩・ヤノ(奥野瑛太)、大物落語家・笑風亭呑楽(松尾貴史)、そして裏社会のボス・黒田(渡辺いっけい)も顔をそろえ、真相を探る2人とどのように交わっていくのか?物語の展開も気になるところ。予告の最後では「俺と玲奈さんバディじゃないっすか!ニコイチっすよ!ニコイチ!」と元気よく話す佐藤とは対照に、冷めた表情が印象的な玲奈との探偵事務所でのワンシーンが切り取られている。本格ミステリー調の引き締まった映像と小気味よく笑えるチグハグコンビのやりとりとの魅力的なギャップの良さも存分に溢れた予告となっている。「RoOT / ルート」は4月2日より毎週火曜深夜24時30分~テレビ東京ほかにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月07日2月下旬、東京都内のある商店街でとある撮影が行われていた。真剣な表情で佇むのは河合優実(23)。大人気ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)のロケだった。「河合さんが演じるのは、主演の阿部サダヲさん(53)の娘・純子役。この日のロケでは休憩中も笑顔はあまりなく、常に集中を切らさずにいるようでした」(制作関係者)中森明菜ヘアや真っ赤な口紅、ロング丈のセーラー服など、劇中でさまざまな昭和スタイルを披露する河合。高校時代には友達から「山口百恵さんに似てる」と言われたこともあり、「ふてほど」の反響を受け“令和の百恵ちゃん”と呼ばれることも多くなったそうだ。だが、昭和の時代を演じるにはさまざまな苦労があったようだ――。「平成生まれの河合さんは当時の文化や流行語などをまったく知らず、台本に知らない単語が出てくるたびに検索して意味を調べたそう。言葉遣いなどが板につくよう、ドラマ『毎度おさわがせします』(85~87年・TBS系)を見て勉強もしたといいます。昭和について研究するあまり、今では昭和歌謡にすっかりハマっているそうです」(前出・制作関係者)とはいえ、台本に登場する“昭和の不適切”には戸惑うこともあったようで……。「放送では難なくこなしているように見えますが、時折出てくる過激なセリフには相当悩んだそうです。令和の時代だったら『使ってはいけない』とされている言葉を、ドラマ内の昭和の人々は当たり前のように使っていますからね。それでも河合さんは、“昭和のことをありのままに表現することが大切”と考え、やり遂げたようです」(前出・制作関係者)そんな河合だが、キャスティングにはこんな裏話が。「純子役にピッタリの役者がなかなか見当たらず、制作スタッフは頭を悩ませていました。そんなとき、プロデューサーが見たのが彼女の主演ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK BSプレミアム)でした。また、このドラマで共演した錦戸亮さん(39)も河合さんの演技力を絶賛していたことから、河合さんにオファーを出したのです」(前出・制作関係者)キャスティングはまさに“適切”だった!
2024年02月29日ちび(@tanukitsuneC)さんは、まるで映画や物語のワンシーンのような写真をX(Twitter)に投稿。思わず吹き出してしまう人が相次いでいます。豪雪地域で、ポメラニアンと豆柴のミックスである『ポメ柴』の愛犬と暮らしている、投稿者さん。雪がたくさん降ったある日、家の前に除雪車が通り過ぎ、巨大な雪の塊が置いていかれてしまったそうです!家が封鎖された状態で身動きが取れず困っていると、雪の塊の上から顔をのぞかせたのは…。犬神様ならぬ、愛犬様!絶望の状態から救い出す神のように、雪の山から顔を出した、愛犬。後ろの太陽の光が、さらに神々しい雰囲気を醸し出していますね…!「山頂から顔出すイッヌが神々しくて救われた。崇めて時を待つ」とつづっていた、投稿者さん。写真は拡散され、「すべてを悟った顔をしている」「『我を崇めよ』感が出ていて笑った」「『人の子よ…』とかいい出しそう」などの声が寄せられていました。その後、投稿者さんは無事に家が封鎖された状態から解放されたと報告しています。飼い主のピンチを救った…わけではありませんが、困った状況でもクスッと笑わせてくれる愛犬の存在は、なんとも愛おしいものですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月28日童謡『雪』に出てくる、「犬は喜び庭駆け回り…」というフレーズ。歌詞の通り、雪による周辺の変化が刺激的に感じ、楽しくなってしまう犬は多いといいます。ですが、犬も人間と同様、さまざまな性格を持つもの。4匹の柴犬と暮らす、飼い主(mamechiyo728)さんは、いろんな反応を示した愛犬たちの姿を、Instagramで公開しました!※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る 豆柴 豆千代くんち(@mamechiyo728)がシェアした投稿 マフラーを身に着ける、豆千代くんとモチ代さんは、庭に出るも、飼い主さんと目が合った瞬間、家の中に入りたがりました。2匹は雪の楽しさよりも、室内でぬくぬくと過ごすほうが好きだったのかもしれません。ルーカスくんは、庭に積もった雪の踏み心地が新鮮だったのか、驚きつつも、感触を楽しんでいた様子!ちまきちゃんはというと…雪に一切動じることなく、いつも通りに散歩を行っていたといいます。雪に対してそれぞれの反応を見せた柴犬たちに、「個性があって面白い」「足跡がたまらん」「頭に雪が乗ってる~!」と、メロメロになる人が続出しました。こうした反応の違いを見られるのは、多頭飼いの醍醐味なのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年02月18日冬になると、街を真っ白にそめるように降る雪。久しぶりに雪遊びができることに喜んだ人たちは、街のいたるところに雪像を作っています。ヤダニウム(@yada_kaeru)さんも、大学の卒業制作に疲れた同期と、先輩たちと一緒に全力で雪遊びをした1人。楽しんだ様子をX(Twiter)に投稿すると、変わった雪像のアイディアが話題となりました。雪遊びの裏技?普通のゴミ箱が変化ヤダニウムさんは、雪が積もり始めたゴミ箱に着目。開いた穴を目に見立て、耳をのせて、口を描いてウサギにしました。スコップなどの持ち物がなくとも、簡単にかわいいウサギが完成していいですね。しかし、時間が経って雪が積もると、ウサギに変化が…。「ウサギ、メンダコになっちゃってかわいい」雪の重さで耳部分が傾き、深海生物『メンダコ』のような形状になっていました!『メンダコ』は、耳のように突起したヒレで泳ぐタコ。「丸っぽい見た目がかわいい」と、海洋生物ファンに大人気です。※画像はイメージ白いメンダコに見えるゴミ箱は、人々の心をつかみ10万近い『いいね』が寄せられました。また、ヤダニウムさんの着眼点に、称賛の声も寄せられています。・こういうユーモアに癒される。もっとちょうだい。・雪が降ると、街にアートがあふれるから好き。・ナイスアイディア!これはかわいい!・ゴミ箱に雪を乗せて、動物の顔にする遊びは初めて見たな。雪だるまを丸めるほどの体力がない人も、ちょっとした工夫で雪を楽しめるもの。積雪があった時には、柔軟な発想で雪を堪能したいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月08日南岸低気圧の影響で、2024年2月5~6日にかけて、関東甲信でも積雪が観測されました。北海道など、毎年雪が降る地域とは違い、関東地方で雪が降り積もるのは、年に一度あるかないかの出来事。多くの人が外に出て、雪を触ったり、雪だるまを作ったりしたことでしょう。雪で作った犬に、柴犬が?雪が積もった日、Green(@greenchan0718)さんは、積雪を利用して自宅の庭に作品を作りました。Greenさんが作ったのは、柴犬の雪像。愛犬である、ぱんくんと同じ犬種を模した石像を、5分で完成させたといいます。作った雪像を、ぱんくんに見せた結果、なんとも愛らしい反応を見せてくれたそうです。実際の写真に、あなたもきっと頬がゆるむことでしょう。ぱんくんは、Greenさんが作った雪の柴犬の耳を舐めたり、お尻部分を嗅いだりしたのです!自分ではない犬の耳を舐めることやお尻を嗅ぐことは、犬同士の挨拶として知られている行動。Greenさんが仕上げた柴犬のクオリティが高かったため、ぱんくんには『白い柴犬』に見えたのかもしれません!Greenさんは、写真をX(Twitter)に投稿。柴犬の雪像のクオリティと、ぱんくんの反応に、キュンとする人が続出しました。・クオリティが高すぎて、本物の白い柴犬かと思った…。・挨拶をしていて、かわいい~!素敵なお友達だね!・耳もペロペロして、すっかり仲よし!この『白い犬』を冷凍保存したい…!ちなみに、ぱんくんの『冷たくて白いお友達』は、完成した当日の夜には溶けて崩れてしまったとのこと。ぱんくんが住む地域に雪が降り積もったら、きっとGreenさんが『再会』させてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月07日2024年2月5日、関東地方の都心を含む多くの地域に雪が降りました。23区などで積もるほどの雪が観測されるのは、年に一度あるかどうか。降雪量の多い地域とは異なり、雪への耐性がない環境のため、どうしてもトラブルが発生しやすくなります。雪そのものより恐ろしいのは、雪がとけて凍結した道。滑って転ぶと骨折する危険もあるため、慎重に歩かなくてはなりません。雪の日に靴を『滑りにくくする』裏技予想以上の降雪量に多くの人から戸惑う声が上がった、翌6日。平日ということもあり、いつも通りに学校や会社へ行く人が多く、「滑って転んでしまいそうで怖い」という声が多数上がりました。そんな中、あの警視庁もウェブサイトやSNSで紹介している、雪の日に役立つ裏技が話題になっています。ちょっとした工夫で、滑りにくくなる方法…それは、『靴の底に絆創膏を貼る』というものでした!やり方は、いたって簡単。靴の底のつま先とかかとの部分に絆創膏を貼るだけです。警視庁によると、絆創膏を貼る前に、靴の底について泥や水滴を拭き取るのがポイント。「簡単にはがれてしまいそう」と思ってしまいますが、実際にこの状態で歩いてみたところ、1日経っても大丈夫だったのだとか。絆創膏と靴の間に空気が入らないように貼ると、はがれにくくなるとのことです。すべりにくくなる理由は明らかになっていませんが、「絆創膏は摩擦力が高い」「ガーゼ部分が水分を吸ってくれる」といった説が有力の模様。今回の大雪でも、この『裏技』は拡散され、多くの人から反響が上がっています。・半信半疑だったけど、本当に滑りにくくなった。マジか…。・こんな方法があっただなんて知らなかった!早速試してみます。・スタッドレスタイヤと同じ原理なのかな?スノーブーツがない時に役立ちそう。絆創膏ならば、大半の家庭に常備されているため、気軽にできるのが助かりますね。年に一度雪が降るかの地域だと、滑り止めのついたスノーブーツを持っている人は少ないでしょう。困った時、この方法を試してみてはどうでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年02月06日雪の積もる中、1歳の娘と外へお散歩に(※写真はイメージです)娘が1歳を迎えた年の冬、私たち家族が住む地方では珍しく、積もるくらいの雪が降りました。空から次々と降ってくる雪に、娘は興味津々。窓から積もる雪を不思議そうに見つめています。そのうちに、「お外行きたい!」と言い出しました。娘は歩き始めて半年以上経ちますが、雪道を歩くのは初めてです。少し不安を感じましたが、なかなかできない体験だと自分に言い聞かせ、娘に長靴を履かせて外へ出ることにしました。雪道を歩く娘に、年配の人たちから次々声援が(※写真はイメージです)雪道を歩くのは、娘にとって初めての体験。ときおり尻もちをつきつつ、おぼつかない足どりでまっすぐ前に進んでいきます。そのうち娘が通る道を、前から来る人たちが空けてくれることに気づきました。さらに年配の女性たちからは、「がんばれ!」「がんばれ!」の声援も。まるで街中で娘を応援してくれているようで、とてもうれしい気持ちになりました。さらにおばあさんの言葉に感動(※写真はイメージです)そんな中、「がんばれ!」と声援を送ってくれていたおばあさんの1人が、私の方へ近づいてきました。おばあさんは、私に「ママすごくえらい!歩く練習をさせるのは忍耐がいるのにちゃんと見守ってすてきね。子育ては忍耐だから、ママもがんばってね」と声をかけてくれました。当たり前のようにしていた子育てで、こんなに褒めてもらえるなんてと、うれしくて思わず涙しそうになったことを覚えています。娘が少し成長した今でも、外に出ると声をかけてくれる人たちがたくさん。いろいろな人に見守られているなとありがたく感じています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2024年02月04日布団から出るのもつらい、冬の季節。2024年1月末現在、東北地方や北陸地方などの地域では積雪も観測されています。滑らないように…柴犬の、一雪(いっせつ)ちゃんと暮らす飼い主(@ichimaru425)さんはX(Twitter)に1枚の写真を投稿。ある日、一雪ちゃんは雪の中を散歩していました。雪の中での散歩を嫌う犬もいますが、北海道生まれの一雪ちゃんにとっては慣れっこなのでしょう。飼い主さんは、一雪ちゃんの『ある部分』に癒されたそうです。こちらの1枚をご覧ください!雪道で滑らないように踏ん張っているのでしょうか。ジャンケンの『パー』をするように、前脚を広げていたのです…。その形は、まるで紅葉にそっくり!雪の上には、かわいい足跡が残ったことでしょう。写真は拡散され、多くの人が癒された模様。ネット上では「かわいい。こんなに広げられるんだね」「肉球の型が付いた雪をそのまま保存したい」「踏ん張っている感じ…癒される」といった声が寄せられていました。一雪ちゃんの踏ん張る姿にキュンとしてしまいますね!雪が降る季節ならではの、癒しの1枚でした。[文・構成/grape編集部]
2024年01月31日ドラマ「不適切にもほどがある!」で話題の河合優実と、「きのう何食べた?」でも注目を集めた坂東龍汰がW主演する新ドラマ「RoOT/ルート」から、個性豊かなキャラクターを演じるキャスト陣&キャラクタービジュアルが解禁となった。映画化、舞台化と展開してきたアニメ「オッドタクシー」の世界から新たに実写ドラマが誕生。河合優実本作で地上波ドラマ初主演の河合さんと、地上波連続ドラマ初主演となる坂東さんを迎え、漫画「RoOT/ルート オブ オッドタクシー」(原作:P.I.C.S./此元和津也)で展開する若手探偵コンビの奮闘劇を基に、ドラマオリジナルストーリーを描く。坂東龍汰探偵事務所で働く玲奈(河合優実)とポンコツ新人・佐藤(坂東龍汰)は、ひょんなことからタクシードライバーの素行調査を請け負うことに。簡単に見えた依頼は、街の人々を巻き込む“女子高生失踪事件”へと繋がっていく――。そんな本作で描かれる“オッド”(奇妙)な世界を彩る出演キャストと併せて、キャラクタービジュアルが一挙解禁。玲奈と佐藤が働く、指宿探偵事務所の所長・指宿役は黒田大輔。調査を助ける謎の便利屋・赤道は紗羅マリーが演じる。玲奈の高校の同級生で親友の売れっ子キャバ嬢・花音役に、世界的ヒットで大反響を巻き起こしたNetflix日本オリジナルシリーズ「サンクチュアリ-聖域-」で強烈なインパクトを残した寺本莉緒。そして、失踪した女子高生役は菊池日菜子。また、ドラマには、アニメでもお馴染みのキャラクターたちも登場する。メジャーデビューを控えた3人組アイドルグループ・ミステリーキッスのセンターで、負けず嫌いで気が強い・二階堂ルイ役に、新ヒロインを演じ反響を呼んだ「Endless SHOCK」「Endless SHOCK -Eternal-」など、数多くの舞台・ミュージカルの出演で注目を浴びる中村麗乃(乃木坂46)。大人しそうに見えて野心を秘めた・市村しほ役に伊藤友希。無邪気で天真爛漫な三矢ユキは小林桃子が演じる。加えて、マネージャー・山本役に鳥谷宏之。アイドル・二階堂の大ファンでキャバクラの黒服・今井役に、原作アニメ「オッドタクシー」の大ファンでもあり、映画にドラマ、ラジオとマルチに才能を発揮し出演作が絶えない稲葉友。そして、アニメ「オッドタクシー」の主人公で、ドラマでも事件の鍵を握ることになる、奇妙なタクシードライバー・小戸川を演じるのは、主演を務めた映画『恋人たち』でアカデミー賞新人賞をはじめ数々の賞を受賞し、実力派俳優として注目作の出演が続いている篠原篤。ほかにも柿花、ドブ、ヤノと人気キャラクターのキャストも併せて発表。大御所落語家・笑風亭呑楽を松尾貴史、黒田役を渡辺いっけいが演じるなど、実力派俳優はもちろん、アニメ「オッドタクシー」で声優を務めた「ダイアン」津田篤宏とユースケも名を連ねている。キャスト6名よりコメント到着【花音役:寺本莉緒】花音役を演じさせていただきました、寺本莉緒です。実写版オッドタクシーということで当初はどのような形になるのかわかりませんでしたが、キャストの皆様と本読みをした瞬間から新しい感覚が生まれ、撮影がとても楽しみになりました。個性豊かなキャラクターとキャストの方々に刺激を受けながら日々楽しく撮影ができました。花音の高校時代とのギャップや目まぐるしく進んでいくストーリーに是非魅了されてください!【二階堂ルイ(ミステリーキッス)役:中村麗乃(乃木坂46)】二階堂ルイ役を演じさせていただきました、中村麗乃です。お話をいただく前からアニメを拝見していたので、動物で描かれていたあの世界がどう実写化されるのかとてもワクワクしました。普段アイドルグループを中心に活動させて頂いている身として、二階堂ルイの抱えるものや葛藤に共感できる場面も多くありました。どんな風に完成されているのか、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。【小戸川役:篠原篤】お話を頂いたとき、まずソファーに横になり穴が空くほど天井を見つめました。いったいあの小戸川をどうやって演じるんだ?脚本を読みました。そこには「オッドタクシー」に寄り添うように最高でおもしろい新たな銀河が広がっていました。あとはもう、毎日コツコツと準備を進め、撮影を楽しみました。主演のお二人がその明るい性格で現場を牽引して下さいました。先輩方のキャラクターが皆さん濃い!胸をお借りしました。土屋(貴史)監督が笑っていると場が和みました。エンターテイメントが人々の心の灯りであり続けますように。そしてきっと、ドラマ「RoOT/ルート」がその一端を担えますように。そう願っております。【今井役:稲葉友】今井役を演じました稲葉友です。世界観もキャラクターもデザインも台詞も脚本の構成も、と挙げたらキリがないですが、何から何まで「好き」にズバリとハマった作品である大好きなオッドタクシーの世界に飛びこめてとても幸せなお仕事でした。演じるにあたり今井という人と改めて向き合ってみると、なんだかもう底抜けに良いやつで愛おしく感じられました。生身の人間だからこそ感じられる面白さもギッシリと詰まっていると思います。「RoOT/ルート」是非ともお楽しみください。【黒田役:渡辺いっけい】不思議な現場でした。ひとつひとつバラバラのピースを嵌め込んでいくような撮影。ドラマとも映画とも違う空気感。「オッドタクシー」の世界が三次元に拡がっていく面白さを体感させてもらいました。ヤクザの親分を演じるのは初めてではありませんが今回は少しポップな味付けというか中々に魅力的な親分で・・主役お二人の掛け合いが見事だと伝え聞いておりますが、箸休めに親分のキャラクターも楽しんで頂ければ幸いです。【笑風亭呑楽役:松尾貴史】落語家の役を演じたのは、カメオ出演を除いては33年ぶりでした。前の時は実話に基づくもので明確なモデルがいたのですが、今回は「いそうでいない」架空の存在、どこからキャラクターの要素を持って来ようかと思案する楽しみがありました。若く才気煥発な共演の皆さんに混じって明るく楽しい現場で、どんな世界観になっているのか出来上がりを見るのが非常に楽しみです。ドラマ「RoOT/ルート」は4月、テレビ東京にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年01月31日ハワイ州ホノルル市ワイキキ - ハワイの京屋グループ、ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾートのシェフが、ハワイ代表として第74回さっぽろ雪まつりの国際雪像コンクールに出場します。国際雪像コンクールは2020年以来4年ぶりの再開となり、世界各国から9チームが集まり雪像制作を競い合います。ハワイチームは今年で18回目の出場となり、チームメンバーはロイヤル ハワイアン ホテルでシェフを務めるデール・ラドムスキー、ワダ・グディー・ノリミツ、そしてチャーリー・マツダの3名です。前回2020年のコンクールでは、「火の女神ペレ」をテーマにハワイの火山を司る女神の情熱的な姿を雪像で表現し、多くの観客を魅了しました。今年は、ハワイの海を自由に、そして優雅な舞のように泳ぐエイ「The Stingray in The Deep Blue Ocean -青い深海に舞うエイ」を雪像で表現します。ロイヤル ハワイアンラグジュアリー コレクション リゾートでシェフを務めるデール・ラドムスキーは、「今年の雪像作品は、深海の神秘とエイの舞踏を雪で表現します。4年ぶりに雪像コンクールに挑戦し、感動的なハワイの美と自然の神秘を、雪像を通して皆さんにお伝えできることを願っています。」とコメントしています。Team Hawaii(左)/2020年の作品「火の女神ペレ」 (右)今年で48回目となる国際雪像コンクールは、大通会場(大通公園)にて2024年2月3日(土)から7日(水)まで開催されます。国際色豊かな雪像が並ぶ会場は一般にも公開され、参加者同士や見学者との交流・友好が繰り広げられます。ロイヤル ハワイアン ホテルのインスタグラム@RoyalHawaiianJPをフォローし、会場に応援に来て頂いた方には、2/4(日)午後1時よりハワイチームの雪像会場にて、先着20名様にロイヤル ハワイアン ホテルのミニトートバッグがプレゼントされます。【第74回 さっぽろ雪まつり】開催期間 : 2024年2月4日(日)~2月11日(日)さっぽろ雪まつり公式サイト: 【第48回 国際雪像コンクール】開催期間 : 2024年2月3日(土)~7日(水)会場 : 大通会場 11丁目 国際広場国際雪像コンクールの概要: ロイヤル ハワイアンラグジュアリー コレクション リゾートについての最新情報は、日本語公式ウェブサイト インスタグラム(@RoyalHawaiianJP)にてご覧いただけます。ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾートは1927年に開業、別名「太平洋のピンク パレス」としても知られ、贅沢でロマンチックなバケーションの滞在地として世界中にその名が知れ渡っています。モダンとクラシックが共存する当リゾートではユニークでラグジュアリーな体験をお客様へ提供するため、常に新しいリゾートアメニティー、唯一無二の宿泊施設やサービスをご用意しております。ファーストクラスのお部屋からワールドクラスのダイニングまで、計528室の客室を擁する当リゾートは皆様を満足させることに全力を尽くしております。様々な賞を獲得したアズーア レストラン、マイタイ バー、ワイキキで唯一オーシャンフロントのロイヤル ハワイアン ルアウ アハ アイナ、そして、当リゾートのシグネチャーカラーでもあるピンク色のパラソルが並ぶプライベートビーチ。2015年4月には、新装された「マイラニ・タワー」がお披露目され、ハワイアン・ホスピタリティと贅沢なくつろぎの空間が新しい世代のリゾート客の心を掴んでいます。ラグジュアリーコレクションホテル&リゾートは、他にはない貴重な思い出となる、印象的なご滞在をお届けするホテル及びリゾートの集まりです。世界中のお客様のために、ラグジュアリーコレクションは刺激的かつ理想的な滞在先を提供いたします。各ホテル及びリゾートは地域の特色と伝統が生きづく、その土地の魅力と歴史への入り口です。美しい内装と見事な外観、洗練されたサービス、最新の設備を備え、他では味わえない充実したご滞在をお約束します。ラグジュアリーコレクションは、欧州一有名かつ象徴的なホテルのコレクションとしてCIGAブランドのもと、1906年に誕生しました。現在、世界30ヶ国を超える活気あふれる都市と魅力的な滞在先に、90軒を超える豪華な一流ホテルとリゾートを所有しております。各ホテル独自の伝統や独特の個性を大切にする一方で、比類なきサービスや気品と格式で常にお客様の期待を上回るラグジュアリーコレクションでは、受賞歴のあるホテルが数多くございます。その多くが数世紀もの歴史を誇るもので、いずれも世界の一流ホテルとして国際的に高く評価されています。詳細は、 をご覧ください。京屋ホテル&リゾートLPと京屋カイウラニLLCは、ワイキキのモアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパとロイヤル ハワイアン ラグジュリー コレクション リゾート、そしてカリフォルニア州サンフランシスコにあるパレス ホテル ラグジュアリー コレクション リゾートといった長い歴史と伝統を誇るホテルのほか、シェラトン・ワイキキ、シェラトン・プリンセス・カイウラニ、シェラトン・マウイ・リゾート&スパの計6ホテル及びリゾートを所有しています。京屋はハワイにおいて1961年以来多くの雇用を促進し続けており、現在では約4,500人以上もの従業員を抱えるハワイでも有数の企業です。同社は近年ワイキキのホテルに3億ドル以上もの投資を行い改装やアップグレードを完了させており、今後も世界的なリゾート地としてのワイキキの確固たる地位を維持するために貢献し続ける予定です。ハワイの発展に貢献するというビジョンを共有する地元の非営利組織、地域の団体及びリーダーとの連携により、地域に根ざした事業活動を継続していきます。(注:このプレスリリースは米連邦証券規制の解釈に含まれる将来予想に関する記述を含みますが、将来予想に関する記述は将来の業績や事象を保証するものではなく、将来予想に関する記述作成時の見通しから大幅に異なった結果または事象を生み出す可能性のあるリスクや不確定要素およびその他の要素を含んでいます。これらのリスクや不確定要素の詳細は米連邦証券取引委員会に提出された書類に記載されています。未来予想に関する記述に反映されている見通しは合理的仮定に基づいたものですが、当社の見通しが実現したり結果や事象が大幅に異ならないことを保証するものではありません。新情報、将来の事象ないし他の手段からの結果を問わず、当社が将来予想に関する記述を公的に更新または改訂する義務を負わないことをご了承ください。) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日●オールタイムベストとなる自選詩集『感情の配線』を出す意味作詞家として数々の名曲を提供してきた森雪之丞。一方で、舞台やミュージカルで作・作詞音楽プロデュースや、詩人として詩集『近未来詩集』、『絶望を愛した38の症例(サンプル)』、『天才的な恋』、『扉のかたちをした闇』などを発表するなどマルチな才能を発揮している。そんな森が自身の70歳の誕生日である1月14日に初の自選詩集『感情の配線』を発売した。「先生と呼ばれるような作詞家というのはピンとこない」という森が、詩集を発表する思いや、一般的に“先生”と呼ばれる作詞家とは違う関係性でアーティストたちと接している意図などを明かした。オールタイムベストとなる『感情の配線』は、これまで森が詩人として紡いできたことばたちが詰まった詩集から厳選された詩、さらに文芸誌『すばる』で連載時から話題となった森が生み出した図形詩などが収録されている。「僕はこれまで作詞家としてたくさんの仕事をやってきて、最近は舞台の仕事をやっていますが、同時に自由詩を書き始めて30年近くになります。近年先輩や後輩が続いて天国に行ってしまいました。僕は、60代はすごく楽しい10年だったのです。でも70代には何が待っているのかという不安もあった。そんななか、これからの人生に気合を入れるという意味で、自分のなかで詩人というスタンスのものにこだわって作品を出したいと思ったんです」1994年にミック板谷の絵とコラボした詩画集『天使』を上梓。そこから詩人として30年という歳月が流れた。「正直最初の詩集を見ると稚拙な部分はありましたが、表現したいものはいまと変わらないと感じるんです。その時代ごとに科学や医学の進歩があり、生活様式は変わってきているのですが、結局は人間を描いている。例えばひたむきな部分、投げやりな部分、傷つき方なども違うのですが、次の日に向けて光を探す気持ちは、時代は変われど変わらない。それが人間の本質だと思うんです」○「“先生”と呼ばれるのはピンとこないんです」自由詩として自らの表現を模索してきたという森。一方でライフワークとして、世代を代表する一流アーティスたちに約2700曲の楽曲を提供してきた。そのラインナップを見れば、エンターテインメントの歴史を作ってきた偉大なる作詞家であるが、こうした活動も、自身の詩にフィードバックされているという。「歌詞に関していえば、アーティストやシンガーに託すことで、彼らの心を通して初めて僕の言葉は世に届くわけです。シンガーが僕の言葉を表現するという意味では、コラボレーションなんです。一方自由詩は自分に託したものなので、大きく違うものという認識しています。でもある時期に氷室京介や布袋寅泰などに詩を書いているときは、ロックというものを突き詰めていたので、そのころの自分の詩をいま読むと、かなり表現の仕方も煽っている(笑)。僕が書いた詩を彼らなりに表現したものを聞いて、それが自分の自由詩にも反映されているんです」この点について、森には持論があるという。「いわゆる作詞家で“先生”と呼ばれる人のスタンスというのは、アーティストに対して投げるばかりだと思うんです。僕はある時期から氷室や布袋などロックのアーティストに詩を提供していますが、極端に言うと彼らは皆自分で詩を書けるアーティストなんです。そんな人たちに詩を提供するというのは、ある種の戦いがある。自身の世界を持っているアーティストと仕事をする場合、僕の世界を相手に渡すのですが、アーティストからも確実に次に進む力をもらえる。僕は投げるばかりではなく、しっかりと受け取っている。だから“先生”と呼ばれるのはピンとこないんです」詩を提供するだけではなく、アーティストから得るものが多い。だからこそ、一人一人との出会いは、森にとってかけがえのないものとなる。「最初はアイドルに書いたりアニメを書いたりしていました。そこでの出会いも多くのことを得られましたし、その後、自分がやりたいと思っていたロックの世界で、(高橋)幸宏さんや布袋、氷室たちと出会ったことで、彼らにはステージがあるように、自分にも何か違う表現ができるんじゃないかと思えるようになった。僕が自由詩を書いたのも、自分の場所を持ちたいと思ったからなんです」●アニメやアイドルも「言ってみればロックなんです(笑)」前述したように、アイドルからアニメ主題歌、特撮ソングなど幅広いジャンルに携わってきた。そこからフィードバックしたものが自由詩として森の表現となった。そんななかでも、一つの指針となったのがロックとの出会いだ。「1989年にサディスティック・ミカ・バンド再結成時に幸宏さんに誘われてチームに入ったとき、皆がオケをとっているなか、ロビーで詩を書いていたんです。バンドと同じ空気のなかで詩を書くというのは刺激的でした。僕はキングクリムゾンのピート・シンフィールドにすごく影響を受けているのですが、彼はバンドメンバーではないけれど、アルバムメンバーにクレジットされている。エルトン・ジョンもバーニー・トウピンという相棒がずっといて。そういうスタンスでいられるのは大きな刺激でした。外から見ると『キン肉マン』や『ドラゴンボール』のアニメやアイドルとロックは全然違う表現に見えますが、一つの与えられたテーマのなかでどう表現するのかというのは、言ってみればロックなんですよね(笑)」自身の場所で表現を突き詰めるアーティストに詩を託しながら自分の場所を探し続けた森。その表現が自由詩という形だった。その集大成となるのが『感情の配線』だ。集大成と言いつつも、それは未知の70代に進んでいく起爆剤にもなる。「これまでの活動で見えてきたものをまとめることで、新たな自分も見えてきたものがありました。その意味で、70代に突入するタイミングで出せたことは、とても意義があること。3年後にはキャリアも50年になりますので、ここから新たなスタートになればいいと思っています」■森雪之丞1954年1月14日生まれ、東京都出身。大学在学中からオリジナル曲のライブを始め、同時にプログレッシブ・ロックバンド「四人囃子」のゲスト・シンガーとしても活躍。1976年に作詞&作曲家としてデビュー。以来、ポップスやアニメソングで数々のヒット・チューンを生み出し、90年代以降、布袋寅泰、hide、氷室京介など多くのロック・アーティストからの支持に応え、尖鋭的な歌詞の世界を築き上げる。また詩人として、94年よりポエトリー・リーディング・ライブ「眠れぬ森の雪之丞」を主催。近年は舞台・ミュージカルの世界でも活躍。劇団☆新感線の『五右衛門ロック』シリーズの作詞をはじめ、『CHICAGO』『キンキーブーツ』『ボディガード』などブロードウェイ・ミュージカルの訳詞も手掛けるほか、オリジナル戯曲にも取り組んでいる。1月25日には、代官山 蔦屋書店にて森雪之丞自選詩集「感情の配線」発売記念イベントを開催。2024年上演の訳詞作品に、ミュージカル『SMOKE』『ボディガード』ほか。ポエトリーリーディングのポッドキャストもスタート。詳細は森雪之丞Official Websiteにて。
2024年01月23日北海道では、毎年冬になると、たくさんの雪が降ります。雪は交通状況にも影響を及ぼすため、地元の人はどれくらい積もるのか気にして過ごしていることでしょう。「本日の積雪は20cmでちょうど…」2024年1月15日、ミニチュア・シュナウザーの、くぅちゃんの飼い主(@kuu_chan_0109)さんは、X(Twitter)を更新。投稿された写真を見ると、この日の積雪の量がひと目で伝わります!くぅちゃんの脚だけ、雪玉だらけに…。ちょうど脚の付け根のところまで、雪が積もっていたのでしょう。無数の雪玉が付き、まるで雪の靴下を履いているかのようです!写真を見ると、積雪の量だけでなく、くぅちゃんが雪を満喫したことも伝わってきます。ネット上で拡散された写真には、多くの『いいね』が付き、「ポップコーンが付いているみたい」「笑った。これはなかなか取れないやつ…!シャワーに直行ですね」「かわいい『観測犬』!寒さに強いんだな~」などの声が寄せられていました。この後くぅちゃんは、飼い主さんに温かいお風呂に入れてもらったことでしょう。大雪が降っても、元気いっぱいに遊んでいるくぅちゃんの姿を思い浮かべると、頬がゆるみますね![文・構成/grape編集部]
2024年01月16日手掛けた楽曲はおおよそ2700曲。47年のキャリアを通じて誰もが知るヒットチューンを数多く世に送り出してきた稀代の作詞家・森雪之丞。彼にはもうひとつの顔がある。メロディのないところで純粋に言葉を紡ぐ詩人としての活動だ。70歳のバースデーに上梓する自選詩集『感情の配線』は、彼がこれまで発表してきた数々の詩の中から選りすぐった作品集。ときに囁くように、ときにアジテートするように、遊び心満載に言葉と戯れる姿をそのまま活写したような彼の詩から感じるのは、人間本来の赤裸々な心のありようだ。どうして我々は言葉を話すのか、言葉の役割とは何か――、この最も刺激的な問いをめぐる森雪之丞との対話。無意味さみたいなものを繰り返すことが生きることなんじゃないかなって感じたんです――今回上梓される自選詩集『感情の配線』は、30年のあいだに創作した、いわゆる歌詞ではない詩のなかから自選した作品集です。この「30年」というのにはどのような意味があるのですか?それは単純な話なんですけど、発売になる1月で僕が70歳になるので、ちょっと気合を入れようと思って(笑)。――なるほど(笑)。これまでいろんなジャンルで言葉に携わって作品を発表して来たんですけど、詩が一番届きにくいジャンルだと思うんですよね。楽曲の歌詞なんかは親近感があるというか、自然に口ずさんだりするものだと思うんですよ。でも詩になると、とたんに遠くなってしまう。あるいは距離感が分からなくなってしまう。詩というものを書き始めてからの30年で5冊しか詩集を出してはいないですし、それだけ難しさを理解しているつもりなんですけど、だからこそ70歳になって気合を入れる意味で一番届きにくい詩からやろうと思いました。――まさに私はこれまであまり詩というものに触れて来なかったんですけど、この『感情の配線』を読ませていただき、とても新鮮な驚きと楽しみがありました。おっしゃられたように、確かに詩というものはエンタテインメントという観点で言えば中心にはないものかもしれません。ですが例えば心の奥まで届くことのできる遅くて強いビートのように、ずっと残り続ける感触がありました。それはとてもうれしい感想ですね。――改めて自選されてみて、それぞれの詩から共通しているものがあるとすれば何だと思われましたか?長いタームで書いてきたので、テーマも方法も作品によって違うんですけど、主題と遊びのバランスというのは常に意識してきたことだと思いますね。今回の詩集に収録した「SOKOに居た」という作品では、〈居た〉という言葉が意味を変えながら点在しています。例えば〈イタチゴッコ〉〈痛み〉〈伊丹〉〈ライター〉というふうに。これらの言葉のひとつずつをピンで留めていくと自分の顔が浮かんでくるような作品になっています。それと自分がこの30年で書いてきたことは同じで、自分もそのときそのときでピンを刺すように作品を発表してきて、それらをつなげると70歳の自分の姿になるんですよね。――今のお話を伺って、タイトルの『感情の配線』という言葉のイメージがより明確になったような気がします。感情にしても、何かの出来事にしても、一色だけのものっていうのはないと思うんですよ。「すげえ楽しかった」のなかにも、もしかしたら「ちょっと嫌だった」部分というのはあるかもしれない。そうしたいろんなものをつなげて、つまりは配線をしてひとつの感情が作られるのだとしたら、詩を書くことは感情の配線をすることにとても近いなと思います。ちなみにカバーの絵は娘が16歳のときに描いたものなんですけど、この絵を見たときに、いったい何を作っているんだろう?って思ったんですよ。まったく意味のないものを作っているのかもしれないと。でも人間の行為ってそういうものだよなって思うんですよね。もちろん、こうなりたいとかああなりたいっていう希望はありながらも、たいていの人はそれが何になるのか分からないけど積み上げたりつなげたりしている。そうやって無意味さみたいなものを繰り返すことが生きることなんじゃないかなって感じたんです。実際に描いた娘がどういうつもりなのかは分からないんですけど(笑)。誰にも託さずに自分自身の言葉で書いたらどうなるんだろう――森さんは当然ながら作詞家として広く知られているのですが、メロディのないところで言葉を紡ぐ行為、つまり詩を書くことの発端は何だったのでしょうか?音楽の言葉からの影響が強くあるというのはキャリアの最初から今に至っても変わりません。キング・クリムゾンのピート・シンフィールド(※キング・クリムゾンのオリジナルメンバーで、作詞とライブ時の照明を担当した)の「エピタフ」に描かれた黙示録というか予言とでも言えるような壮大な世界観とか、デヴィッド・ボウイの韻を踏んだ遊びとか、そういうものから大きな影響を受けました。作詞の場合、素晴らしいアーティストと出会えたことによって僕もとっても豊かになれるんですけど、前提としてそのアーティストの心を通して声にならないと僕の言葉は意味をなさないんですよね。だから“託す”ということが大きいんです。例えば今回の詩集に収められたような言葉を誰に託せるかと言うとそれはできないんですよね。氷室(京介)だから、布袋(寅泰)だから、彼らの心を通して意味のある言葉を書く――それが作詞なんです。じゃあ誰にも託さずに自分自身の言葉で書いたらどうなるんだろう、そう思ったのが詩を書くことの発端です。あともうひとつは、ライブをやることの意味をすごく感じていた時期があったんです。90年代の初頭くらいですね。自分の言葉をポエトリー・リーディングとして、世間ではまだあまり行われていなかったタイミングだったけれど、やってみたいという意志が詩を書くという行為に向かわせたというのもありますね。まずは自分に託すべき言葉はあるのか?ということの模索から入って、託すべき言葉があったとして、それをどうやって語るか、そしてさらにライブで表現できるか、ということでしたね。――一方で、メロディをある種の制約として捉えるなら、制約があるからこそ自由が得られるという側面はあると思います。例えばこのメロディだからこそこの言葉が出てきたとか。今回の詩集に収められた図形詩は、まさにそうした自由を得るための作詞家でもある森さんならではの発想なのではと思いました。おっしゃる通りですね。僕らより上の世代の作詞家の方は先に詞を書いて、そこに後から作曲家の方がメロディをつけるというやり方が主流だったんですけど、僕らの時代はいかにビートに言葉を乗せるかということが大事だったので、先にメロディがあった方がやりやすかったんです。いわゆる曲先というやつですね。同じように、和歌でも俳句でも字数が決まっていますよね。それが制約となって、けれどそのなかで自分の表したいことが言葉で表現できたときにものすごく自由を感じられますよね、不思議なことに。図形詩というのは文芸誌「すばる」で4年ほど連載していたもので、制約として課したのはどんな図形であっても縦書きで右から読めなきゃいけないということと一行の文字切れをきちんとしなければいけないということ。そしてもうひとつ重要なのは、図形の意味と言葉の意味とがどこかでリンクしていなければいけないということです。――私が好きなのは「年齢」という作品で、これは〈17〉と〈71〉という数字が対置してあり、その数字を図形としてその形に沿って詩が書かれているというものです。それぞれの数字はもちろん年齢を表すのですが、パッと見の言葉だけを拾い上げると、〈71〉の方がより明るいイメージがします。一方で〈17〉はどこか鬱屈している。けれど、〈17〉の方に眩しいくらいの希望を感じるんですよね。それはやはり、この図形からのイメージと反転した二つの数字が対置してあるからこそ想起されるものだと思います。ありがとうございます。これを書いたのはおそらく50代だったと思うのですが、まさか本当に自分が70歳になるとはっていう感じですね(笑)。――制約ということで言えば、もうひとつの異なるタイプのものとして戯曲詩が収められています。これはどのような試みになるのでしょうか?鴻上尚史さんの舞台でミュージカルを作ってほしいというふうに誘われて、それまでも何本かミュージカルはやってたんですけど、そのときに自分はまだ舞台の世界でやれることがあるぞって思えたんですよね。もちろん鴻上さんがうまく招いてくれたからだと思うんですけど。そこから約20年舞台の世界に携わらせていただき、オリジナルでミュージカルも5本ほど作ってきました。詩というものはキャストがないじゃないですか、厳密に言えば。登場人物はいるんですけど、誰が読んでいるかは分からない。そこで配役をきちんと当てることでひとつの制約を作り出して戯曲詩というものを創作しました。収められているものは出来た時期がバラバラのものなんですが、連作としてまとめることでひとつの物語として今回収録しました。どうして僕らはここにいるのかなっていうことを考えると、まだ何も言えていないからなんじゃないかと――森さんの詩には、〈天使〉がよく登場します。これはどのようなモチーフとしてあるものなのでしょうか?天使は本当にいるかどうかは分からないけど、いると思うと楽しいじゃないですか(笑)。ちょっと救われるというか。天使にだっていろいろいると思いますしね。僕が「バンビーナ」(布袋寅泰に提供した歌詞)で書いたようなセクシーな天使もいれば、映画『ベルリン・天使の詩』(ヴィム・ヴェンダース監督作)に出てくるスーツを着て憂鬱な顔をした初老の天使もいるだろうし。見守ってくれる存在がいるっていうことで自分の心のなかで何かが始まる。安心できたり優しくなれたり。だから天使というのは僕にとってひとつの魔法みたいなものですかね。――天使がいるかもしれないって信じる力そのものが詩を書くという行為に近しいものなのかなと感じました。その通りだと思います。そういうふうに思えることが無常に溢れた世の中で自分を勇気づける秘訣なのかなという気がしますね。――萩原朔太郎には「猫町」など〈猫〉が多く登場しますが、やはり詩にとってそのような存在は大切なものなんですね。何か自分にとってシンボリックなものがあるというのは、それ自体が居場所になるのかもしれないですね。1997年に『天使のいた惑星』というポエトリー・リーディング・アルバムを布袋くんがプロデュースしてくれて出したんですけど、その頃が一番天使まくってたときですね(笑)。――「天使まくる」っていいですね(笑)。普段話している言葉はもちろんですけど、歌詞における言葉と詩における言葉も違うと思うのですが、その差異をどのように捉えていますか?自分の好きな言葉をいかに使うかっていうところは変わらないと思うんです。ただ――これは先ほどお話ししたことと逆の意味になるんですけど――メロディという制約があるから自由になるという反面、だからこそ削ぎ落とさなくてはならない言葉というのが歌詞の場合にはあるんです。けれど自由詩の場合は、歌詞では削ぎ落とさざるを得なかった言葉も使えるということはありますね。「腐らない果実」という詩には、プールから上がって滴り落ちる雫が象形文字みたいに見えるんだけど、それが太陽の熱ですぐに蒸発してしまうっていう情景を描いた一節があるんです。――〈こぼれ落ちる雫は足元で永遠の在処を告げる象形文字に変わり解読しかけては太陽に盗まれる〉という一節ですね。はい。でもこれって歌詞では必要な言葉が多すぎて表現できないんですよ。夏の太陽は強烈だから、雫もすぐに乾いてしまうっていうことの奥に本当はもっと知りたいこと、大切な感情が隠されている。それはやはり繊細に語れる詩の言葉だからこそ表現できることなんですよね。そこには一瞬で消えてしまうことの儚さがあって、それを感じ取ることで世界は豊かになるんです。――言葉というのは、もちろん一般的な通年としての意味はコミュニケーションする上で大切なんですけど、より豊かに生きようとすれば、それだけではどうにも事足りないというのが真実なんでしょうね。言葉には的確に伝えなければいけないツールとしての役割はありますよね。何曜日の何時何分にどこそこで、というふうに。けれども、言葉は感性で楽しめるという側面もあって、神が与えてくれたとても大事なおもちゃなんだなって思うんですよね。そしてそういった側面があるから人間同士はお互いのことを理解しあえるんじゃないかなと思いますね。――まだまだ言葉では言い表せないものがたくさんあるということは救いなのかもしれませんね。そうですね。これだけずっと言葉を生業にしてきたんですけど、やっぱりまだまだ言い表せていないなって思うことは常ですからね。「二月の文学」という詩にそういう思いを込めました。どうして僕らはここにいるのかなっていうことを考えると、まだ何も言えていないからなんじゃないかと。――〈言葉にならなかったものをもう一度言葉にしようとして私はまだここにいるのだろう〉という一節の〈もう一度〉というところにものすごく詩というか文学というか人間そのものを感じました。一方で「目を醒ませここからが夢だ」という作品では、こう言います。〈キーボードを叩いて世界中にばら撒いた「FUCK!」の文字は無邪気な精神科医に「たすけて」と翻訳された〉。本当に何かを伝えるというのは命がけというか難しいことだというのが迫ってきます。人間の限界と言ったら言い過ぎなのかもしれないけど、それも含めて人間だという儚さを感じますね。SNSが普及して、ある意味ではみんな前よりも言葉には日常的に触れるようになったにもかかわらず、言葉だけが一人歩きしてしまうような場面が増えましたよね。まるで坂道を転がっていくように言葉が過剰な意味だけを持ってしまうというか。詩というのは、ちょっとしたお薬のように心にスーッと染み渡っていくものなんですよ――現実が過酷だからこそ森さんの詩で表現される“諧謔とエロス”が大きな意味をもってきますよね。この“諧謔とエロス”というのは森さんがよく言われることですが、ご自身の詩におけるテーマのようなものとしてあるのですか?“諧謔とエロス”というのは僕の言葉ではないんですけど、エロスというのは赤裸々な人間の生き方ということですよね。それと大事なのが諧謔で、せっかく言葉というおもちゃを神様が与えてくれたのだから、それを使って楽しめたら、またひとつ生きる意味があるのかなと思えるんです。それと今回は“グルーヴ”という言葉も入れたんです。歌詞の場合はわかりやすくグルーヴが必要になってくるんですけど、メロディやビートがないところでいかにビートを出していくのかというのは自分の挑戦だと思って書いています。最近ボブ・ディランの初来日公演となった78年の武道館でのライブがリミックスされて発売になったんですけど(『コンプリート武道館』)、それを手に入れて久しぶりに中川五郎さんが訳した歌詞を見ながら聴いていたんです。「風に吹かれて」も収録されていて、言わずと知れた名曲ですけど、How many〜で疑問を投げかけながら、Before〜で具体的に言及するという形をとって、それでグルーヴを出しているんですよね。そのオリジナルの型の持ち方が改めてすごいなと思いました。――ジョン・レノンの「イマジン」もそうかもしれませんね。ああ、そうですね。あれもひとつの型を積んでいきながら内容を膨らませていく歌詞になっていますよね。――「瞳を閉じて青空を見ろ」という詩では、人間の様々な行動や世界の情景を刹那に、かつ巨視的な視点で捉えつつ、〈大切な事はたったひとつ二人が生まれる前からたったひとつ〉というリフレインに収斂されます。これもまたひとつの型がグルーヴを作っている詩ですが、ここで描かれている刹那こそがエロスなのだと感じました。「風に吹かれて」も「イマジン」もそうですけど、人間はずっと人間同士が争わないことを願っているのに、いつまで経ってもそれは実現しませんよね。大昔から。本当に人間は変わらない。なぜなんだろうって虚しくもなったりするんですけど、でもだから刹那しかないんですよね。刹那は人それぞれ違いますから。「瞳を閉じて青空を見ろ」はもうずいぶん前に書いたものですけど、人間の変わらなさという無常と人それぞれのもつ刹那の両方を書きたかったんだと思います。――詩集の最後に「生きる、あなたに泣いてほしくて」という作品が収録されています。これは書き下ろしになるんですか?これは原型があるもので、「Act Against Aids」というイベントで神木(隆之介)と吉高(由里子)と(三浦)春馬で読んでくれたものなんですよ。『絶望を愛した38の症例』という2003 年に出した詩集に収録したものを今回大幅に改訂しました。「好きだ」っていう気持ちの表し方はいろいろあるけれども、「好きだ」って気持ちは愚かな人間なのでずっとは続かないじゃないですか。そのことも踏まえて――そうならない意志を込めて――じゃあ本当に「好きだ」という気持ちをどういう言葉に表したらいいのかなと思ったんですよね。ギリギリ恥ずかしいけど相手に言いたい言葉としたら〈死んだ時あなたに泣いてほしくて〉ということかなと思いました。ある意味自分のなかでは一番新しい表現を入れた作品にはなっていると思います。――その言葉がすべてを受け止めてくれるような気がします。最初の話に戻って言えば、詩というのは確かに即効性はないかもしれないけれど、きちんと読めば心の大事なところに仕舞われて、長い期間をかけて楽しめるものだと感じました。詩の魅力ってたくさんあるんですけど、言葉にならないものを抱えているときに読めば、ちょっとしたお薬のように心にスーッと染み渡っていくものなんですよ。はたして僕の詩がいいお薬かどうかはわからないですけど(笑)。――長く愛用したいと思います(笑)。そうだったらうれしいですね。Text:谷岡正浩Photo:吉田圭子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<書籍情報>森雪之丞自選詩集『感情の配線』2024年1月14日(日) 発売価格:2,500円(税別)■収録内容森雪之丞自身がこれまでに発売した詩集から厳選、図形詩、戯曲詩の初の書籍収録■目次詩 I 14篇図形詩 10篇詩Ⅱ 13篇戯曲詩『夢と旅の図式』5篇による連作詩詩Ⅲ「生きる、あなたに泣いてほしくて」図形詩より抜粋「腐らない果実」抜粋Amazon.co.jp 購入リンク: 購入リンク(先着でサイン入りをお届け):■森雪之丞自選詩集『感情の配線』発売記念イベント代官山蔦屋書店スペシャルSeason.1森雪之丞トーク&リーディング日時:1月25日(木) 19:00~会場:代官山蔦屋書店イベントスペース出演者:森雪之丞(著者)朗読ゲスト:猪塚健太、牧野由依、礒部花凛森雪之丞自選詩集『感情の配線』特設ページ:森雪之丞 公式サイト:
2024年01月14日今年もやっと冬らしくなってきましたね。わが家では去年初めて雪遊びを体験した三男坊が“今年も雪遊びがしたい!”と雪が降る日を待ち望んでいます。インドアの三男にそのきっかけをつくってくれたのがスノーブーツ。「寒くてもめちゃくちゃ楽しいよ!」「これ履いたら暖かいし、転ばないから大丈夫!」と、雪世界に連れ出したのでした。おかげで寒さを気にせず大はしゃぎできて、いい思い出がたくさん。今年は成長してサイズアウトしてしまったので、親子でお揃いにできる新しいスノーブーツを迎えました。通学にも安心!スポッと片手で履きやすさ◎仕様頻度は低めだけれど、子育てにおいてあると便利なスノーブーツ。雪が頻繁に降る地域ではない分、雪専用となるとハードルが上がってしまうのですが、子どものスノーブーツはやっぱりあると便利なんです。靴がびしょ濡れになってしまったり、凍った地面でツルツル滑ってしまったり、そんな心配に対策できる通学アイテムでもありますよね。けれども、そんなに高価なものは兄弟分揃えられない。手頃なものをと思うと、デザインがイマイチ・・・。きっとママたちのモヤっとはここですよね。そこで見つけたのが、クッカヤプーのスノーブーツ。カラーは、ブラックとカーキグレーの2色。わが家はブラックをセレクトしました。かっこいいデザインなので、私服での小学校通学にもぴったり。子どもが自分で履きやすいよう、フロントジップで間口を広げられるデザインになっています。後ろには、着脱をサポートするストラップが付いています。自分で簡単に履けるのがうれしいですね。クッカヤプーのタグがバッグデザインのポイントに。中綿が入ったポリウレタン仕様がぬくぬく。内側はファーが施されているので、履いた瞬間から足全体をすっぽり温かく包んでくれます。寒い日の外遊びも無敵です。雪の日には撥水スプレーをかけておけば安心。内側に水が浸透するのを防いでくれます。靴底の裏側は、雪道でもガシガシ進めるように作られたラバーソール。雪の日も滑らず安心して通学できる心強い味方。休憩時間も思いっきり外遊びできます。男女問わず、長く愛用できるデザインなのもうれしい。性別関わらず使えるカラーとシンプルなデザインは、お下がりにもしやすいのです。使う季節が限られるアイテムこそ、賢く長く使える物を選びたい。タウンユースもできるスノーブーツおそろいで揃えた私のスノーブーツは、カウリーナのレースアップスノーブーツ。雪の日に限らず、普段使いしやすいデザインのスノーブーツです。息子とお揃いコーデをするために、私もブラックをセレクトしました。スノーブーツを言えばスポーツデザインのものが主流ですが、こちらはレースアップデザインなので、女性らしいコーディネートにも合わせやすいのが魅力。スカートコーデにも合わせやすく、タウンユースにも最適。雪の日のお出かけシーンに靴を迷うことがありませんか?これならコーディネートをかわいく仕上げることができますね。息子とお出かけの日のリンクコーデにも一役。スノーブーツの機能的な役割も果たしながら、お揃いコーデができるなんてうれしい!大人のスノーブーツは、ゴム紐でギュッとサイズ調整ができるようになっています。ゴムを絞めたり緩めたりしながら、フィット感を調整できる優れもの。靴下の厚みによって履き心地を変えられるのがいいですね。子ども用と同じく、中綿入りのポリウレタン仕様。内側はファーで冷え性の私の足を、履いた瞬間からぽかぽかに包み込んでくれます。やっぱり冬はブーツが必須だと噛みしめる瞬間。大人用ももちろん、滑りにくいラバーソール仕立て。雪の日のお買い物も、滑らず安心ですね。ボトムを変えれば、子どもたちとの雪遊びにもひるまず参戦。寒さ対策と転倒対策を万全に整えて、おしゃれに全力で雪遊びができそうです。(笑)スリムパンツならボトムをブーツインして履くことも可能。パンツの裾を雪から守るコーディネート作戦!ボリュームのあるショートブーツとして、普段とは違うコーディネートを楽しめそうです。いかがでしたか。子どもとお揃いにできる、おしゃれなスノーブーツ。ハードルを上げずに手頃で便利に履けるスノーブーツをセレクトして、冬の寒い日もお出かけを思う存分楽しんでいただけますように。 【ご紹介したアイテム】タウンユースできるレースアップデザインだから、スカートコーデにも合わせやすい。雪の日のお出かけシーンにも、雪遊びのシーンにも、スマートに歩けるアイテムです。⇒ しっかり防寒 ボア付 あったかブーツスノーブーツ レースアップ ショートブーツ 防水 防滑/kauliina カウリーナ【送料無料】 【ご紹介したアイテム】ジップアップで通学用にも履きやすい、おしゃれなスノーブーツ。男女関わらずお下がりもできる万能デザインです。⇒ kukka ja puu しっかり防寒 ボア付 あったかブーツ キッズ 子供用 18-23cm スノーブーツ 防水 防滑/クッカヤプー nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2023年12月26日アイドルグループ・A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)による舞台『ABC座星(スター)劇場2023 〜5 Stars Live Hours〜』の千秋楽公演が21日に東京・帝国劇場で行われた。2012年の同グループDVDデビュー時より、毎年演劇劇場でミュージカルとショーを上演してきた演劇プロジェクト『ABC座』。様々な題材で上演を重ね、2021年からは同グループが主演に加えて初めて演出も手掛けている。この度、改修前の現・帝国劇場で最後のABC座となる最新作を上演。河合は千秋楽の21日をもって同グループを脱退する。○■A.B.C-Z、最後の5人ステージにそれぞれがコメント本編ラストの挨拶で、橋本は「僕ちょっと危なかったです。『頑張れ、友よ!』が流れてきた瞬間に」と泣きそうになったことを告白。「別に泣いてもいいんですけど、最後の最後ぐらい、笑顔で見届けて帰してもらいたいなという気持ちで今挑んでます」と心境を吐露する。「これにてA.B.C-Zの第1章が終わるんですけども、すごく悲しいですね。悲しいですけども、明日から第2章が始まるんだなと思うとすごくワクワクしております。5人でできなかったことありましたけども、これから4人でやってく上で、4人にしかできないこともたくさんありますから、そこは自信持って4人で突き進んでいきたいなと思ってます」と決意を表明した。橋本は「僕は明日でセンターじゃなくなります。誰とシンメになるかわかんないですけども。1人抜けた分、郁人の分までがんばってやろうという気持ちでセンター割に立っていたいし、頑張っていきたいなって思います」と、メンバーが偶数になったことでフォーメーションが変わることに言及。「5人で東京ドームに立ちたかったなという思いがあります。その夢を昨日寝る前に考えて、危なかったんです。でも、河合郁人のアクリルスタンドを立てればいいなと。そしたら僕がセンターに立って、5人で東京ドームに立てるので、その時は皆さんよろしくお願いいたします」とお願いする。「センターじゃなくなるんですけど、皆さんの心の中にあるA.B.C-Zのセンターからは退きませんからね。絶対一生退かないので。来年もABC座があると僕は信じてるんで、4人を応援してくれたら嬉しいし、また遊びに来てくれたら嬉しいと思います」と語りかけた。塚田は「2つのこととお別れしなければいけないかもしれないんだよね。2024年で帝国劇場は改修工事に入って、来年の演目はわかんないんですけれども、もしかしたら最後になるかもしれない」としみじみ。同劇場での思い出について「堂本光一くん主演の『SHOCK』」と説明し、アクロバットで客席に着地してしまったエピソードを披露する。「多分ステージの神様っていると思ってて、その神様に助けてもらった気がします。だからステージの神様に『大きくなりましたよ!』と。今はアクロバットステージから落ちることなく今日も成功しましたよ!」と叫んだ。そして「もう一つは、河合卒業。ABC座が終わったら卒業するわけなんですけれど、やっぱり河合のA.B.C-Zの活動が最後になるわけだから、河合のファンで埋め尽くされているのかなと思ったんだけど、なんかそうでもなかった」と発言し、会場はざわつく。しかし塚田は「いろんなファンの人たちがいて、僕のファンとかとっつーのファンとかジュニアのファンとか、河合の最後見届けたい、応援したいということで来てくれてるのかなと思って」「やっぱり河合、愛されてるなあって。幸せもんだなというと楽観的なんだけど、多分、その幸せは自分の努力で勝ち取った幸せなんだよね」といい話。「今後一人になって、何にも心配してません。お互い体に気をつけて頑張ってきましょう」とメッセージを送った。五関は「悲しいですよね、もうこのシーンの僕の漫談が聞けなくなるってことですから」とジョークを飛ばしつつ、「それともう一つ河合くんが卒業ということで。ずっと同じグループのメンバーとしてやってきて。最初の方は赤ちゃんですから、MCとか前に出れない時から1人で突っ走って引っ張ってくれたから感謝だし、そのおかげでこんな堂々と漫談できるようになったのは忘れずにいたい」と、漫談の観点からも河合に感謝する。さらに五関は「でもA.B.C-Zというのは終わりじゃないですから。これからもずっと続いていくし、 皆さんの心の中にもこの5人のA.B.C-Zていうのはずっと残ると思います。今日、最後に目に焼き付けましたか? 一生忘れないでください」と強い言葉。「今後、河合が自分の番組で出演しているテレビを見ながら、子供や甥っ子姪っ子、友達に『この人、もともとA.B.C-Zだったんだよ』と。お互いそんな会話ができるぐらいでっかくなれるように、 というか、でっかくなっていかなきゃなって今思ってます」とコメント。「今回このABC座、やるかやらないかぐらいのレベルで2、3転したんですけども、皆さんの協力もあって、 5人のラストを素晴らしい形で終えることができたので、本当にありがたく思ってますし、だからこそ僕たちよりも河合も明日からのスタートを思いっきり切って素晴らしいタレントにならなきゃなと思っています」と決意を新たにした。戸塚は、河合が「脱退」と表されることに「ピンと来なかった」と疑問を提示。「それで卒業だとか、旅立ちだとか言い換えてたんですけれども、もしかして自分のメンバーだからバイアスがかかって美化しちゃってるのかなと思って。なんだろうと思った時に、『脱』はいいんですよ。A.B.C-Zを脱いで1人で行くわけですから。ただ『退く』という言葉が納得いかなくて。僕は『進』という字を当てて『脱進』という言葉を自分の中で作りました」と明かす。続けて「でも、もしかしたら既存の言葉にあるんじゃないかなと思って調べたら、ありました。『脱進機』という機械式の時計のパーツみたいです。どうやら秒針だったり、ゼンマイに関わるパーツのことでした。『河合くんの話を聞いてたら心の時計が止まってました』『脱進機が壊れてました』そんな方もファンの方でもいるんじゃないかなと思います。しかし今、一緒に最後のショーを重ねて、この1年を一緒に過ごして最後の5人のミッションとして河合くんを送り出すこと、そして4人の新しい一歩を踏み出すことを成功させた時に、時計の針を進めようと思っていました。明日にときめいて、胸の振り子を踊らせて、時計の針を進めるんだって。明日から時計の針、進めますよ」と宣言。「皆さんまだついてこれないかもしれないですけど、時計の針を止めません。進めます。なので、この僕たち4人もそうだし河合くんの物語は進んでいきます。もしよろしければついてきてください」とメッセージを送った。戸塚はスタッフ陣にも感謝の意を示し、「河合くん、1999年からおよそ四半世紀、デビューしてからは11年一緒にいてくれて、そばでずっと一緒に夢を追いかけてくれてありがとうございました。ファンのみんな、いつでもどんな時でも俺たち5人を応援してくれて、どうもありがとうございました」と語りかけた。○■河合郁人が涙最後に河合は「僕はA.B.C-Zの一員としてステージに立つのは今日が最後になります」と語り始め、「初日が始まって悲しいという気持ちより、楽しい気持ちが勝っていたんですけど、今はやっぱ寂しい気持ちがあります。が、自分が掲げた目標をしっかり目指して。だからといって、今までA.B.C-Zとファンの皆さんと作った思い出はなくなることはありません。強がっていろんな約束しちゃったけど、叶えられなくてごめんね。僕の力不足です」と涙で声を詰まらせる。客席のファンからの「そんなことないよ!」という声に、河合は涙ながら「本当に叶えたいことって叶わないこと多いんだけど、新しく違う道に進んでいくと思えたのも、今までの思い出があったから。力強いみんなの応援があったからこそ、次に進めるし、メンバー一人ひとりにも本当に迷惑かけたし、楽しいこともたくさんしたし、悩んだりもいっぱいしました。それでも今メンバーがこうやって背中を押してくれる気持ちを背負って新しいステージに僕は行きます」ときっぱり。「ただ、僕は引退するわけではありません。この世界におります。だからこそ 今までのことをしっかり背負って新しい道で戦っていきます。もしこんなわがままな僕でも、もし応援してくれるなら引き続き応援の方、よろしくお願いします」と頭を下げた。カーテンコールでは5人で「明日の為に僕がいる」を歌い、河合は「全然聞いてなかったんだけど、こんなにカメラの方来てくれたんだ」と驚き。戸塚は「脱進でお願いします」と見出しについて頼む。最後には「みんなで歌っちゃおう!」と「サポーターズ!」をファンと熱唱。橋本が「最後にみんなで叫びますか。ラストですからね、5人での叫びは」と客席を煽ると、塚田が「今度から『俺たちと皆と河合で〜!』」と提案する。河合が「ライブを観に行ったら言って!」と苦笑すると、五関が「それか、みんなで言ってもらってもいいよね。『俺たちと皆でA.B.C-Z!』『河合も〜!』」と案を示す一幕も。塚田が「最後だね、みんな一つになろう!」とまとめ、橋本が「俺たちと皆で!」と言うと、客席のファンも「A.B.C-Z〜!」と応えていた。
2023年12月22日舞台『ABC座星(スター)劇場2023 〜5 Stars Live Hours〜』の公開ゲネプロが7日に東京・帝国劇場で行われ、A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)が取材に応じた。2012年の同グループDVDデビュー時より、毎年劇場でミュージカルとショーを上演してきた演劇プロジェクト『ABC座』。様々な題材で上演を重ね、2021年からは同グループが主演に加えて初めて演出も手掛けている。この度、改修前の現・帝国劇場で最後のABC座となる最新作を上演する。○■河合郁人、A.B.C-Zへの感謝と寂しさ、そして決意千秋楽の21日をもって同グループを脱退、ソロ活動に専念することが発表されている河合は、「デビューして何年かテレビに呼んでいただけるチャンスがなかったので、自分が苦しい時、個人でバラエティに出たい時にグループの中で練習ができるといいますか。自分が幸運をいただいた時のために、練習や修行できる場所があった」と振り返る。「これからは1人になる。もちろんファンの方だったり、スタッフの皆さんにはお世話になるんですけど、グループという帰る場所があるのは自分にとって幸せだったなと、常に思っていました。あとは11年経つと、それぞれのパフォーマンスの仕方や見せ方も変わってきたんだな、時代が動いてきたんだなと、先ほどのゲネプロで感じました」と心境を吐露した。今5人で見る景色への感想を聞かれると、河合は「これが当たり前だったので、寂しいですね。隣に誰もいなくなるというのはすごく不安でもあるんですけど、みんなが背中を押してくれたので、その気持ちをなくしてはいけない。背負いながら進んでいかないと」と決意を新たにする。さらにメンバーからかけられた言葉について聞かれると「みんなで何回か話し合いをした中で、いろいろな言葉が出てきたんですけど、とっつー(戸塚)が『家族みたいなものだから、自分の家族の旅立ちの背中押してあげたい』と言ってくれたり……」と話しながら、「なんか、泣かせようとしてます?」と苦笑。五関は「もうちょっとだと思います」と煽る。河合は「言葉というよりも、気持ちだったり、空気感というのは、(デビューして)11年、結成して15年で培ってきたものだと思うので、そこに甘えすぎずに、しっかりと。自分で決めたので、進んでいかないといけないなと思います」と語った。脱退当日の5人の予定について「配信はないです。この舞台が最後です」ときっぱり。一方、河合自身は「次の日の『ゴゴスマ』見たらいます」と切り替えていくという。同事務所の契約事情について聞かれると「契約の話は、今、僕だけじゃなくて、他のタレントさんもいろいろ事務所と話し合いながら進めている状態ですね。決まり次第、報告はすると思います。そこまで心配してくださってるんですね」と感謝する。塚田は「河合もそうですし、4人も、他のタレントとかグループ個人で活動されてる方も、『ファンの人たちのために』というのはみんな思ってることでもあるので、1番いい形というのを今決めている段階です」と説明した。公演は東京・帝国劇場にて12月7日〜21日。同グループのほか、SpeciaL、Go!Go!kidsらが出演する。
2023年12月08日舞台『ABC座星(スター)劇場2023 〜5 Stars Live Hours〜』の公開ゲネプロが7日に東京・帝国劇場で行われ、A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)が取材に応じた。2012年の同グループDVDデビュー時より、毎年演劇劇場でミュージカルとショーを上演してきた演劇プロジェクト『ABC座』。様々な題材で上演を重ね、2021年からは同グループが主演に加えて初めて演出も手掛けている。この度、改修前の現・帝国劇場で最後のABC座となる最新作を上演。また河合は千秋楽の21日をもって同グループを脱退することが発表されている。○■A.B.C-Z最後の5人ステージ『ABC座星(スター)劇場2023 〜5 Stars Live Hours〜』フォトセッションではなぜか河合が司会のポジションとなり、「全部仕切ってくれるじゃん。これから本番なのに」(橋本)、「東宝の方ですか?」(塚田)といじられると、河合は「誰か(来て)! いつもいるじゃん!」と苦笑。五関が「来年から来てくれる? 会見の時に。仕切りに来てくれない?」と誘うと、河合は「無料でやるよ」と応えていた。選曲も河合が担当していたそうで、橋本が「やっぱり、こういう人がいると助かりますよね。心強いから。卒業しても来年の構成考えてくれるんですか?」と尋ねると、河合は「来年のスケジュール、曲決めるのと、このMCでしょ?」と応じ、五関は「助かります」と乗っかる。実際に頼むかどうか聞かれた五関は「河合サイドから提供されるギャラ次第です」と答え、橋本は「ファンの気持ちもすごくわかる方なので、今後も関わってほしいなと思います」と本気の様子だった。河合の脱退を控えた公演の心境について聞かれ、五関の「稽古が始まるまで実感がなかったんですけど、稽古が始まってから本当に5人の最後のステージの作品なんだなとどんどん込み上げてきて。デビュー曲の『Za ABC〜5stars〜』から始まるんですけど、稽古場でも流れるたびにみんな泣いちゃって泣いちゃって。稽古が進まなかったんですよね」というコメントに、会場はしんみりした雰囲気に。しかし河合は「泣いてないです。1番稽古してない曲だから。いつでもできるんだから」と五関の嘘を暴露。五関も「本当に、変わらずでした。ステージも本番もそのまま変わらず、とにかく悔いなく楽しみたいなと思ってます」としれっと訂正していた。河合は「正直実感がないんです。あと2週間で脱退するのかとか、色々こみ上げてくるものはあるんですけど、稽古や公開ゲネプロをやっていても、いい意味でいつも通りの楽しさが強いので。千秋楽はどういう感情になるかわからないんですけど。自分の脱退ということよりも、残り2週間A.B.C-Zとしてしっかり毎日パフォーマンスをして、皆様を喜ばせることに専念しようと思っているので、もしかしたら千秋楽ぐらいに来ていただくと泣いてるかもしれないですね。でもここまでも結構いろんな番組でも泣いてるんで」とコメント。五関が「(番組で)百発百中泣いてるよね」と笑うと、「でも楽しいほうが今は強いので、しっかり初日も楽しみたいと思います」と意気込む。橋本は「河合さんがいつ泣くのか楽しみですね。去年までは毎年1幕が芝居で、2幕がショータイムでやらせていただいたんですけども、今回は全幕ショータイムということで、あっという間な時間だったな。そう感じられているのは心から楽しんでいるからかなと思ってます。まだまだ河合さんが脱退するという実感がないんですけども、多分、公演が始まったらカウントダウンされるのかなと思います。でも楽しんでいきたいと思います」、戸塚は「帝国劇場という場所には、河合くんだったり、メンバーの皆との思い出がたくさんあって。5人での歴史もそうですし、今回“ネクスト”という子たちとか、ジュニアの子たちもいっぱい出てくるんですけど、彼らぐらいの年の時から一緒にステージに立っていて、『そうか、僕たちの最後ってここなのか』というのが、自分の中で何か因縁めいたものがあるというか、物語というか。人生って面白いと思いながら。とはいえ、やっぱりここはショーをする場所なんで、最後まで進行して、お客様を楽しませることに専念したいと思っております」とそれぞれに気持ちを表す。塚田は「自分もこの舞台、すごく楽しみです。今年はお休みをいただいて、ファンの皆さんや関係者の皆さんに心配やご迷惑をおかけしてしまったので、5人そろってこの『ABC座』をできるというのがすごく楽しいです。しかもすごい曲数なので、思う存分。曲もいろんな曲があって、それを5人とジュニアの子たちと、この帝国劇場でスタッフさんとできるのが楽しみです」と語った。○■メンバーそれぞれが振り返る2023年また、2023年を表す漢字について聞かれると、塚田は「自分はやっぱり『感謝』とか『感じる』『感心』とかの『感』。自分がお休みをいただいたときにファンの人たちがいてくれるというのがすごくありがたくて。しっかりと休養をいただいて元気になって表に出ようというのも、待っててくれてるファンの人たちがわかってくれて。とっつーは舞台代役で出ていただいたりとか、本当に感謝なので、それを胸に持って来年も頑張っていきたいと思います」、五関は「今の気持ちなんですけど、『楽しむ』の『楽』です。塚ちゃんの休業だったり、河合の脱退だったりとか色々あった中で、こうして1年の最後5人でしっかり締められることが本当に良かったなと思いますので、あとはもう楽しむだけだなと思います」と発表。戸塚は「喜びの『喜』。河合くんが新しい夢を話してくれた時に、すっごく嬉しかったんですよね。『わっ、旅立つんだ』『こっからもう1個チャレンジしに行くんだ、こいつ』『最高じゃないかよ』と思って、この1年はこの気持ちで締めくくれるんだろうなという気がしていて、『なんていい日なんだ』という感じで、最高のショーになるぞという気がしています」、橋本は「『歩む』の『歩』。去年の12月、河合さんからグループメールで『脱退します』というのを受けてから、そういう感じになりました。今年は舞台2本やらせていただいて、歩んでいる感じがする。1人で悩むというか、突き進まないといけない年だった。 これからも多分そうですけども、今年は特にそう感じた年でした」と振り返った。最後に河合は「『繋』。自分のこともそうなんですけど、僕たちの周りで起きたこととか、ファンの方々もかなり戸惑った1年ではあったと思うので。僕もいろいろな意見言われたりとかしてきてはいるんですけど、それでも応援してくださる皆さんがいる。記者の皆さんも来てくださっているわけですから、繋がりをすごく大事に感じた1年でした」と感謝する。公演については「僕の脱退もそうなんですけど、それよりもZ.B.C-Zとして毎年やらせていただいているABC座が今年も無事に開幕するということで、2週間ではありますが、しっかりと気合いを入れて、後輩のみんなともパフォーマンスしていきますので、観に来る方はぜひ楽しみにしていてください」とメッセージを送った。公演は東京・帝国劇場にて12月7日〜21日。同グループのほか、SpeciaL、Go!Go!kidsらが出演する。
2023年12月08日