女優の中条あやみが、漫画家・古屋兎丸氏原作の映画『ライチ☆光クラブ』(2016年公開)のヒロインを務めていることが明らかになり、第2弾となる特報映像が19日、公開された。本作は、少年たちの思春期における自我の芽生えをテーマとして漫画誌『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)で連載されていた同名漫画、およびその前日譚となる『ぼくらの☆ひかりクラブ』が原作。物語の舞台は、煙と油にまみれた蛍光町と廃工場の秘密基地"光クラブ"。14歳を目前に大人のいない世界を作ろうとした9人の少年たちの愛憎、思考能力を持つ機械"ライチ"と少女との恋をダークな世界観で描く。ファッション誌『セブンティーン』(集英社)のモデルとして活動中で、2012年にTBSドラマ『黒の女教師』で女優としての活動をスタートさせた中条。2014年公開の『劇場版 零~ゼロ~』では、映画初主演を務めた。現在、大塚製薬・ポカリスエットのCMに出演していることでも話題を呼んでいる。中条が演じるのは、物語の鍵を握る紅一点のヒロイン・カノン。「昨年の12月末に、実際の廃工場で撮影していたのですが、とてつもなく寒くて、皆で限られたストーブを囲んで暖をとっていました」と過酷な環境下だったことをうかがわせるが、「撮影中は音が入ってしまうので、ストーブをつけることができず、薄暗く、暖も行き届かない工場の中は監獄のようでした」とおどけてみせる。原作を読んでカノンの不思議な魅力に共感し、憧れも感じて「演じたい」と思ったという。「実際に現場で演じてみて、この作品の中でカノンがとても重要な役だとあらためて認識し、不安になりました」と打ち明けるも、「内藤(瑛亮)監督は、いつも優しく丁寧に指導してくださったので、キャラクターの内面を考えながら演じることができました」と手応えを感じている。そんな中条を、原作者の古屋氏は「『なんて綺麗な子なの…』という(松田凌演じる)雷蔵のセリフを裏切らない絶対的美少女」「美しいだけでなく芯が強くあどけない純粋なカノンを演じきってくれました」と大絶賛。内藤監督も「この映画で、少年たちから『偶像』であることを強いられる美の象徴"カノン"というキャラクターを、意志の強い生身の少女として描くことが僕のテーマでした」と明言した上で、「その二つの要素(美しさと意志の強さ)を併せ持っていて、カノンをいま演じられるのは彼女しかいなかった」と太鼓判を押す。第2弾となる特報は、『ぼくらの☆ひかりクラブ』の世界観に寄り添った仕上がり。原作との大きな違いとして、光クラブのメンバーたちの武器が、原作では中学生にふさわしくパチンコだったが、映画版では、音の演出面を考慮して改造された"釘ガン"に変更されており、終盤には不穏な機械音が鳴り響く。なお本作は、10月1日から10日まで開催される第20回釜山国際映画祭のオープニングセレモニーへの参加も決定。中条がレッドカーペットを歩くことも決まっている。今年で20周年を迎える同映画祭は、昨年には俳優の渡辺謙が日本人として初めて司会者を務めたことでも話題となった。本作が上映されるのは、過去の邦画では『凶悪』(2013年)、『渇き。』(2014年)などが招待された"ミッドナイト・パッション"部門で、これがワールドプレミアとなる。(C)2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会
2015年09月19日渡辺謙やアンドリュー・ガーフィールドらと共演するマーティン・スコセッシ監督作『SILENCE』(原題)が2016年に控える俳優・窪塚洋介が、なんと11年ぶりにCM出演することが決定。スマホゲーム「CLASH OF KINGS」の新CMで、王冠をかぶるとゲームの世界にタイムスリップし、“王様”になっていることが分かった。8月24日(月)より「王冠」篇、8月29日(土)より「攻城」篇が放映スタートする新CMでは、窪塚さんが王冠をかぶると、まるで中世のような「CLASH OF KINGS」の世界にタイムスリップ。ゲームの世界観を窪塚さんがリアルに体験することで表現し、現実世界では、「CLASH OF KINGS」の世界を楽しむことで勇気をもらう男性を、空想世界では、窪塚さんならではの強烈キャラで民や兵士を率いる“王様”を見事に演じ分けている。現実世界と空想世界で2日間にわたって行われた撮影では、「よろしくお願いします!」と、堂々とした存在感そのままに現場入りした窪塚さん。しかし、いざカメラの前に立つと、衣装チェンジのアクシデントが発生。のっけからのハプニングに嫌な顔ひとつせず、着替えを済ませ再びスタジオ入り。最初と同じように「よろしくお願いします!」と入ってくると、「あれデジャヴ?(笑)」とスタッフを笑わせ、現場の空気を和ませていた。その後も、撮影の合間にスタッフと談笑したり、まだ撮影があるスタッフを明るく気遣い、いつしかスタッフたちの心を鷲づかみに。大きな拍手で現場を後にする窪塚さんは、まさに民に愛される“KING”のようだったという。「王冠」篇では、デートでアンティークショプに訪れた窪塚さんに、彼女が面白がって古びた王冠をかぶせる。すると、その瞬間、辺りは戦場に。「どうなってんだ…!?」驚きうろたえながらあたりを見回す窪塚さん。そこに一人の兵士が駆け寄り、「King! Save our country!(キング!国を救ってください!)」とひと言、いつのまにか集まってきた兵士や民たちも、窪塚さんに「King!King!King!King!」と押し迫る。慌てて王冠を外すと、アンティークショプに逆戻り。だが、そっけない様子の彼女をよそに興奮冷めやらぬ窪塚さんは、今度は自ら王冠を被り、再び戦いの地へ。戦場の最前線で剣を取り、敵に立ち向かっていく。空想の世界で、窪塚さんが戸惑っているところに兵士と民衆から助けを迫られるシーンの撮影では、スタンバイする窪塚さんの周りに鎧を着た大柄な外国人男性や、ボロボロな服や泥だらけになった顔をした民が約50人も集結。監督からスタートの合図がかかると「King!King!King!King!」と迫るエキストラも熱が入り、監督からカットの声がかかっても、その大きな声にかき消されてしまうほど。その圧力には、窪塚さんも冗談交じりに「ゲー吐きそうでした…(笑)」とコメントした。さらに、「攻城」篇では、窪塚さんが現実世界とは打って変わって城を責めたてるシーンを撮影。「King can take a castle!(キングなら落とせます!)」という声に鼓舞された窪塚さんは、「っしゃあ!落とせー!!」「もっともっと!落とせー!」と激しく叫ぶと、その激しい演技に思わずよだれが!?それを見ていた監督がNGかと思いきや、テイク2でもまったく同じようによだれを拭い、息を切らしている窪塚さんを見て「演技だ」と気づくことに。演技なのか、素なのかも分からない超リアルな立ち振る舞いに、思わず監督も「良いっすね~!」と感嘆。窪塚さんの人が変わったような超攻撃的な王様っぷりが楽しめそうだ。窪塚さんは、「すごい新鮮な気持ちで取り組めています。こんなバカみたいな格好していますけど、普段の世界とは違う中世の世界で、セットも豪華で、胸を打たれています」と感動の様子。実に11年ぶりとなったCM出演に、「世界も変わったし、時代も変わったし、変わらないのは僕の優しさくらいですかね」と語っていた。スマホゲーム「CLASH OF KINGS」の新CM「王冠」篇は8月24日(月)より、「攻城」篇は8月29日(土)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2015年08月21日俳優の渡辺大と女優の栗山千明が7月23日(木)、都内で行われたBSプレミアム宮城発地域ドラマ「独眼竜・(=ハートマーク)花嫁道中」の完成試写会に出席した。父親で俳優の渡辺謙が1987年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で着用した甲冑を身にまとい、伊達政宗に扮した大さんは「サイズがピッタリで、ほとんど一緒でした」と28年の時を超えて実現した共演を報告しながら「あの格好をすると“よく似ている”と言われた。普通にやっていても似ている。でも1ステップ2ステップ違う自分ならではのオリジナリティーを出したつもり」と熱演をふり返った。同作は、伊達政宗ゆかりの里・独竜町を舞台に、町おこしのために政宗の正室・愛姫の花嫁行列再現のために奮闘する男たちの姿を描いたコメディー・ドラマ。大さんは「僕自身コメディーをやったことがなくて、自分がやって笑ってもらえるのか不安だった」とオファー当時の心境を明かすも「色々な笑いの要素があって、白塗りもやった甲斐があった」と完成に胸を張った。段ボールで作られた甲冑を着て武者姿を披露した栗山さんは「あの姿になるとシャキッとして、自然と気持ちを奮い立たせてくれるような気がした。男装姿は経験があるけれど、武者姿は初」と嬉しそう。乗馬にも初挑戦したが「思った以上にお馬さんが可愛くて、信頼しながら出来た」と初尽くしの撮影を楽しそうに報告した。BSプレミアム宮城発地域ドラマ「独眼竜・(=ハートマーク)花嫁道中」は、7月29日22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日渡辺美里が7月12日に、全国ツアー「渡辺美里 日本全国ツアー 30th Revolution」の神奈川・CLUB CITTA’公演を開催。デビュー30周年を記念して行われる同ツアーは、ファイナルの12月23日(水・祝)大阪・フェスティバルホールまで、全国47都道府県を周る。【チケット情報はこちら】ここ数日、雨模様が続いていたがこの日はまさに真夏日。ライブ冒頭、「とっても久しぶりのような、そしてどこか懐かしささえ感じられるCLUB CITTA’ですが、ライブを迎えるに相応しい素晴らしい夏日になりました!」と語り始めた美里は、暑さとスタンディング・ライブという環境でファンの年齢や体調を気遣う。続けて「今日の日を想いながら選曲しました」と語るとおり、このツアーでは、30年のキャリアでお馴染みの名曲と、最新アルバム『オーディナリー・ライフ』収録の新曲を見事に織り交ぜ、会場によって異なるセットリストを披露している。この日のバンドメンバーは、バンマスのスパム春日井(perc)、設楽博臣(g)、澤田浩史(b)、真藤敬利(key)、松永俊弥(ds)という30周年ツアー不動の顔ぶれと、サックスは竹野昌邦に代わり庵原良司が務めた。そしてこの日は美里の誕生日という貴重なステージ。ライブのクライマックスで「ちょうど昨年のこの日に出来た歌を聴いてください」と前置きして、タイトル曲『オーディナリー・ライフ』を情感込めて披露。「ありふれた日々があまりにも愛おしい」というメッセージがファンひとりひとりの心に染み入るようだった。アンコールが数曲演奏され、名残惜しそうな美里はあと1曲できるかどうか悩んでいる様子だったが、バンマスのスパムはなにやらステージの袖に引っ込んだり、真藤と話したり、と慌しい。すると不意にハッピーバースデイのフレーズが流れて、バースデイケーキが登場。サプライズで美里の誕生日を祝う演出で、場内も一体となって盛り上がった。ツアーを終えた年明け1月9日(土)には「2016年渡辺美里30thアニバーサリー オーディナリー・ライフ祭り」を神奈川・横浜アリーナで開催する。取材・文:浅野保志
2015年07月14日ハリウッドで活躍するウェイン・ワン監督が日本人俳優を起用し映画『女が眠る時』を製作。クランクアップを迎えた7月11日に都内で会見が行われ、主演のビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリとワン監督が出席した。その他の画像スペイン人作家のハビエル・マリアスの短編小説「WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING」をワン監督が日本で撮影売ることを提案し、製作が決定した本作。妻と共にリゾートホテルを訪れた作家が目撃した、初老の男と親子ほど年の離れた若い女性の異様な愛を官能的に描き出す。6月16日にクランクインし、メインのホテルのシーンは静岡県河津町の伊豆今井浜東急ホテルおよび、河津町、下田近郊で撮影。この日の都内(北青山)での撮影で全てのシーンを撮り終えた。たけしにとっては自身の監督作以外での映画主演は『血と骨』以来、12年ぶり。開口一番「渡辺謙です」と自己紹介するなど随所にジョークを交えつつ「自分のキャリアの中で久々に緊張して、最初は手探り状態が続いた。やってみて、役者としても監督としてもいい勉強になった」と振り返った。現場ではワン監督が一方的に演出するだけでなく、常に台本に変更が加わり、俳優陣にアイディアを求めることも多かったという。西島はその様子について、特にワン監督とたけしのやり取りを指して「偉大な映画作家2人と現場でご一緒できて、2人が話し合ってどんどん膨らんでいくのを見ることができたのは僕にとって財産。さっき(撮影が)終わったばかりで落ち込んでいます(苦笑)」と語る。ワン監督はたけしについて「この作品にとってのもう一人の監督。こちらから『日本人ならこういう状況に置かれた時、どうする?』などとアイディアを求めたこともありました」と話した。忽那は、たけしが演じる初老の男・佐原の理想の女性として幼い頃より育てられてきた美樹を演じた。当初、監督は忽那は美樹のイメージと違うと感じていたものの、会ってすぐに起用を決断したという。忽那にとっても挑戦となったが「クランクインまでは時間があり、監督と文通のようにコミュニケーションをとりながら作っていきました」と述懐。撮影に入っても常に変更があり「予測不可能な毎日で、いつも以上にどちらに傾いても役がぶれないようにと考える時間が長かったです」と苦労の日々を明かした。このほか、リリー・フランキー、新井浩文、渡辺真起子も出演。現時点で未定ながらも、今後、海外の映画祭への出品などにも注目が集まる。
2015年07月13日2016年春公開の映画『女が眠る時』の製作発表記者会見が11日、都内で行われ、ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、ウェイン・ワン監督が出席した。巨匠ウェイン・ワン監督がニューヨーカー誌に掲載されたスペイン人作家ハヴィア・マリアスによる短編小説『WHILE THE WOMAN ARE SLEEPING』を日本で撮影した本作。ウェイン・ワン監督にとっては初めての日本映画となる。物語は妻の綾(小山田サユリ)ととバカンスでリゾートホテルに訪れた小説家の健二(西島秀俊)は、プールサイドで美しい女の美樹(忽那汐里)にクリームを塗っている初老の佐原(ビートたけし)の姿に目を奪われ、ほんの好奇心から始まった彼らへの追跡が次第に異常な行動をとるようになっていく、というストーリーだ。クランクアップを迎えたこの日は、ウェイン・ワン監督と主演のビートたけしらキャスト陣が勢揃い。ビートたけしが冒頭で「渡辺謙です。トニー賞がもらえなくて殴ってやろうかと思いました」といきなり会場を笑わせて「(演出法は)基本的に俺と似ていますが、俺は適当で面倒くさがり。監督は非常に真面目な方なので、きれいな女性とソープ嬢の違いみたいな感じですね」とたけし節が随所でさく裂。とはいえ「今回の映画は自分のキャリアの中でも久々に緊張して手探りの状態が続きましたが、役者としても監督としてもいい勉強になりました」と監督の演出に刺激を受けた様子だった。佐原に10歳の頃から育てられた美樹を演じた忽那は「とにかく刺激的で挑戦的な毎日でした。毎日何が起こるか分からない中、極力"美樹"という不思議な女性に少しずつ作っていけたら、と悩みながら演じました」と感想を。また、ウェイン・ワン監督は「本当にある意味、たけしさんはもう1人の監督で、いろんな提案を出してもらいました。たけしさんを含めたキャスト全員は、撮影が始まる前に監督以上に完璧に理解していましたね」とキャスト陣に感謝の言葉を口しながら「日本人スタッフがこれほど仕事熱心で文句ひとつ言わずに働いてくれることにすごく感動しました。英語が分からなくてもジェスチャーが通じてスムーズでしたよ」と日本での仕事に満足げだった。映画『女が眠る時』は、2016年春に全国公開予定。
2015年07月13日ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリがベルリン国際映画祭銀熊賞に輝くなど世界的な活躍を見せるウェイン・ワン監督の最新作『女が眠る時』に出演。クランクアップを迎えた7月11日(土)に都内で記者会見が行われた。香港出身でハリウッドでも活躍するワン監督がスペイン人作家ハビエル・マリアスによる短編小説「WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING」を日本で撮影することを自ら提案。リゾートホテルで、初老の男・佐原と親子ほど年の離れた若く美しい美樹の間にある愛情を目にした作家・健二が彼らに心奪われ、執拗に追いかけ、次第に自分を見失っていくさま、佐原が美樹に注ぐ異常な愛が描き出される。撮影は6月半ばに始まり、メインのホテルのシーンは静岡県の「伊豆今井浜東急ホテル」および、近郊の河津町、下田で撮影され、この日、都内の北青山での撮影でクランクアップを迎えた。佐原を演じるたけしさんにとって、自身の監督作以外の作品に主演するのは『血と骨』以来、12年ぶり。開口一番「渡辺謙です。トニー賞がもらえず、殴ってやろうかと…」と語り笑いを誘う。本作への出演を決めた理由についても「スケジュールが合ってギャラもらえるから。金をくれれば親でも殺す芸人なので」と冗談を連発していたが「キャリアの中でも久々に緊張し、最初は手探りの状態が続いた。やってみて役者としても監督としてもいい勉強になりました」と大いに刺激を受けたよう。ワン監督は現場でもどんどん台本に変更を加えていくタイプで、たけしさんをはじめ、キャスト陣にも積極的に行けんやアイディアを求めたそう。たけしさんについてワン監督は「この作品にとってはもう一人の監督」と最大限の賞賛を送る。たけしさんはワン監督の現場について「基本的に、おれの作り方と似ているなと感じた。違うのはおれは適当で『こんなもんでいいや』というところ。やってることは同じだけど(笑)」とまたも冗談に紛れさせつつ、現場で感じた“共鳴”を明かした。作家の健二を演じた西島さんは、ワン監督がベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた『スモーク』に言及し「個人的に何度も見直してる映画で、何度見ても『この映画は何なんだ?』『この役者たちの素晴らしさは何なんだ?』と感じる」と語り、今回の作品へのオファーと共にすぐさま香港に飛んで、監督と話をしたと明かす。「役について深く話をして、自然にスーッと(本作への参加が)始まった感じだった」と振り返る。西島さんにとって、たけしさんは自身の出世作と言える『Dolls/ドールズ』の監督でもあるが、今回の現場について「偉大な映像作家2人と現場をご一緒できて幸せでした。さっき、(全ての撮影が)終わったばかりで落ち込んでいます(笑)。どんどん新しいシーンが増えていくのは刺激的でしたし、お2人が話して、どんどん膨らんでいくのを見られたのは僕にとっては財産です」と充実した表情を見せた。忽那さんは、少女の頃から佐原の理想通りに育てられてきた美樹を演じたが、実は当初、忽那さんはワン監督がイメージする美樹とはやや違っていたそうで「役をいただけるとはあ思ってないところから、『一度お茶でも』とお会いした」とのこと。ワン監督は直接会って、すぐに忽那さんの起用を決断したという。忽那さんは「クランクインまで時間があり、美樹というなかなかない育てられ方をした女性ということで、自分一人では見失ってしまうところを、監督と文通のようにコミュニケーションを取りながら作って生きました」と述懐。撮影でも「予測不可能な毎日で、役がどういう気持ちに傾いても、ぶれないようにといつも以上に考える時間が多かったです。刺激的で挑戦的な日々でした!」と笑顔で語った。たけしさんは、自身が演じた佐原を「変態」と自虐的に評するが、ワン監督は原作を読んで「変態ながらも共感できた」と語る。「この初老の男が眠る少女をビデオに収めるのですが、そこに純粋なものが凝縮されているのを感じました。彼はいつか彼女が自分を捨てるであろうことも薄々感じているのです。その意味でこれは“裏切り”を描いたヤクザ映画のようなものだとも言えます」と語り、完成に向けての手応えをうかがわせた。このほか、リリー・フランキー、新井浩文、渡辺真起子が出演することも発表された。『女が眠る時』は2016年公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月13日ミア・ワシコウスカが日常を飛び出し、きらめく人生をかけた冒険の旅へと向かう実在の女性を演じる感動のロードムービー『奇跡の2000マイル』。本作でミアの相手役を務めるのが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』出演でも注目を集めている個性派俳優のアダム・ドライバーだ。知的さを醸し出す独特のルックスと“隠れマッチョ”というギャップで、文化系女子を中心に女性ファンが急増中の彼に注目した。うまくいかない人生に変化を求め、たった一人で、オーストラリア西部の砂漠、およそ 3000キロ(2000マイル)を横断するという冒険の旅に出たロビン・デヴィッドソンの回顧録を、『英国王のスピーチ』を手掛けたイアン・カニング&エミール・シャーマンが製作を務めて映画化。本作で、ミア演じるロビンの旅を見守るカメラマン、リック・スモーランを演じるのがアダムだ。現在31歳の彼は、長身でスタイルの良さが際立つものの、いわゆる非の打ちどころのない美形俳優とはひと味違う。そのクセのある顔立ちと醸し出す独特な雰囲気に、元・海兵隊員という経歴。その身体はマッチョに鍛え上げられている。日本でもスマッシュヒットとなった『フランシス・ハ』では、主人公フランシスの友人レヴ役を演じ、文化系女子のハートに火をつけた。また、全米で大人気の“こじらせ女子”ドラマ「GIRLS/ガールズ」でも、ヒロインのちょっぴり変な彼氏を演じて人気を博し、さらに年末の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、新たな悪役カイロ・レンを演じることがほぼ確実視されている。そのほか、遠藤周作の小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が渡辺謙やアンドリュー・ガーフィールドで映画化する『Silence』(原題)にもキャスティングされている。ドラマでも注目され、新悪役の大作からアート系までオファーが殺到する実力と演技の幅の広さ、その一度見たら忘れられない独特な顔立ちから、アメリカの“ポスト・カンバーバッチ”という声も上がっているほどの彼。本作をひと足早く観賞したマスコミからも、ミアの素晴らしい演技や大自然の映像美と動物の可愛さとともに、「アダム・ドライバーが素敵すぎる!」という声が続出中だ。今回のアダムは、「ナショナルジオグラフィック」社の実在のカメラマンを演じており、長髪&メガネの風貌でインテリ風。ミア演じるロビンが、ラクダと愛犬を連れて広大な砂漠を歩く旅に同行する。自分の旅にまとわりつく彼を最初はうとましく思うロビンだが、次第に彼の無邪気さと優しさに彼女も心を開いていく。極限の孤独な旅のなかで、2人の間には深い信頼関係が生まれ、ひとときのロマンスも芽生えていくのだ。そんな彼についてミアは、「俳優としてのアダムの素晴らしいところは、彼がとても自然で、瞬発力があるところだわ。楽に環境に反応し、即興演技ができるの。そして、もともと脚本になかったところまでキャラクターを持ち上げていく。そこにとても感銘を受けたわ。そういうことができるのは、天賦の才能だと思う。その瞬間の自分を信じて進み続ける自由な精神があるの」とコメント。さらに、監督のジョン・カランも、「脚本を理解し、何かもっと付け加えて、立体的なキャラクターにしてくれる俳優」と絶賛。「コメディを知的すぎるほど知的に捉える。そこが素晴らしい。彼は茶番と知的なユーモアの微妙な差をちゃんと分かっているんだ」とコメントしている。広大な砂漠の一人旅に向かう、強い意志を持つ女性でも、そばにそっといてほしいと思えるアダムの自然体の魅力には、癒されること間違いなし。 大ブレイク確実の個性派イケメンに、ぜひ注目していて。『奇跡の2000マイル』は7月18日 (土)より有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:奇跡の2000マイル 2015年7月18日より有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
2015年07月06日本年度の映画賞レースにおいて、アカデミー賞を始めとする「主演女優賞」を圧勝ともいえる形で獲得したジュリアン・ムーア。その受賞作となる、若年性アルツハイマーに冒された言語学者を演じた『アリスのままで』が、いよいよ6月27日(土)より公開される。オスカーを手にしたジュリアンを見届けるような形で、ALS(筋委縮性側索硬化症)のためこの世を去った本作のリチャード・グラッツァー監督について、また、少しずつ“自分自身”が失われていくアリスという女性に向き合ったことについて、ジュリアンがシネマカフェにたっぷりと語ってくれた。ニューヨーク・コロンビア大学の言語学教授のアリスは、50歳の誕生日を迎え、まさに人生の充実期を迎えていた。だが、ちょっとした物忘れが何度も重なり、ジョギング中に自宅への帰り道が分からなくなった彼女は、やがて若年性アルツハイマー病と診断される。不安に駆られ、「人生を捧げてきたことが何もかも消える」と夫ジョン(アレック・ボールドウィン)に感情をぶつけるアリス。もし仮に、自身がアリスと同じ病気だったとしたら、どんなふうに向き合っていだろうか。また、愛する家族にはどう伝えていただろうか。そう尋ねてみると、「ああ、分からないわ…。それは悲惨なことよね」と、一瞬、ジュリアンも言葉を詰まらせる。「もし、それが自分の人生に起きたら、自分の性格だったら、どう反応するかというレンズで、物事を見ることは困難なこと。人によって、物事をどう扱うかは違ってくる。これが正しいやり方、悪いやり方、と決まっていることじゃない」と語る彼女は、実際に多くの若年性アルツハイマーの女性たちを訪ね、それぞれの経験を分かち合い、役作りに臨んだ。「私が会った(この病気の)女性たちから学んだことは、本人、そして家族たちがこの病気と付き合っていくその強さと能力よ」と、彼女は言う。「アルツハイマーになったら、もうおしまい、って人々は思いがち。でも実際は、この病気と長期間、向かい合っていかなくてはならないわけよ。だから、アルツハイマーの人々はこの病気とどう共に生きていくか、それを学んでいかなくてはならないの。どうやって順応していくか、なのよ。それは本人、そして家族にとっての課題。それは簡単にできることではないわ」と語り、自身の家族にも思いを馳せた様子だ。本作では、アリスの病気が進行していくにつれ、日ごろは疎遠だった自由気ままに生きる次女リディア(クリステン・スチュアート)が、もっとも近くで寄り添う存在となっている。「(アリスにとって)夫は人生のパートナーだった。知的な面でも、家族生活のパートナーでもあった人。ところが結局、最後のほうではこの境遇に対処できなくなってしまう。彼のことは責められない。彼もまたどれほど苦しんでいることか、分かるから。そして、頼りにならないと思っていた娘が、結局は最後までしっかり面倒をみられる人物となる。映画は、違う見解をも提示しているの。物事は正しい、誤っていると決めつけるものではないと言いたいのではないかしら」。これまでも、渡辺謙主演の『明日の記憶』、韓国映画の『私の頭の中の消しゴム』など、若年性アルツハイマーに関する映画は作られてきたが、あくまでもアリス目線から描かれた本作は、ひと味違う。それがもっとも顕著に表れているのが、アリスが認知症の会議で1人の“患者”としてスピーチをするシーン。やもすると、同情や涙を誘う演出になりがちだが、本作はそうではない。アリスは言語学者としての威厳とプライドを保ちながら、同時に患者としての切なる思いを込めた“ありのまま”のスピーチを披露する。「まさに、『アリスのままで』だったわね」と、ジュリアンも言う。当初は「リチャード・グラッツァーとウォッシュ・ウェストモアランドと一緒に打ち合わせをしていたとき、私はそのスピーチのシーンがしっくりきていないと感じたの。それで彼らが書き直した。そして、3回目の修正版を読んだとき、まさに完璧だって感じたわ。それはリチャードが書いたものだった。リチャードは自分自身が体験していること全てをそのスピーチに注ぎ込んだのよ」。「そして、彼女(アリス)は言うのよ。これが自分である、これが自分の対処していることで自分が気にしていることだ、って。そんな全てがあのスピーチに詰め込まれたの。彼女にとって、雄弁に話すことは困難なことだった。あるときには同じことを繰り返して喋ってしまう。それでも、彼女は自分の思いを伝えることができたの。だからこそ、感動的なスピーチになったのだと思う」とジュリアン。アカデミー賞授賞式でも語ったように、「(アルツハイマーなどで)悩んでいる人たちは、孤立しがちなの。1人ぼっちだって感じてしまう。でも、彼らは1人ぼっちではない、って言いたいわ。同じ問題を抱えている人たちはほかにも多くいるのよ。そんな人たちに、この映画は安心や自信を与えることができると願っている。彼らがどんな思いをしているのかを目にすることで、理解を広めることができると思うの」と、本作の持つ“意義”に期待を込める。そんな本作を共に創りあげた監督の1人、故リチャード・グラッツァーとの思い出を尋ねると、「彼について話すと長くなるわ」とジュリアン。「私が一番思い出すのは、彼がいかにワンダフルな存在であったか、ってことね」と語る。彼女が顔合わせをしたときには、すでに監督は声を失っていたという。それでも、「興味深かったのは、私が彼と会った瞬間から彼とコミュニケーションをとることに全く問題が生じなかった、ということよ。生き生きしていて、存在感があって、あふれる情熱があったから」「しっかり彼が抱く全てのアイデアを表現できたし、iPodにタイプしながらメカニカル音声で明確に伝えて、私にしょっちゅうメールしてきた。クレイジーともいうべきユーモアのセンスがあって、ちっともセンチメンタルじゃなかったわ」。監督は撮影中、「(いまが)人生で健康状態がもっとも下降している時期であり、同時にクリエイティブの面でもっとも満足のいく時期」と、ジュリアンに明かしたことがあるという。監督が、しだいに身体の自由を奪われていく自分自身と、記憶や認知能力を失っていく主人公アリスとを重ね合わせるように創りあげた作品だからこそ、「私がその成果の一部になれたことは、本当に素晴らしいことだった」とジュリアンも言う。本作でジュリアンは、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞ほか各賞を総ナメ。これら主要映画賞と、カンヌ(『マップ・トゥ・ザ・スターズ』)、ベルリン(『めぐりあう時間たち』)、ヴェネチア(『エデンより彼方へ』)の世界3大映画祭の「主演女優賞」を制覇した史上初の女優となった。「まあ、そんな。本当に?世界3大映画祭の『主演女優賞』を制覇した史上初の女優はほかにもいるけれど、私は史上初のアメリカ人女優なのかもしれないわね。ラッキー、としか言いようがないわ(笑)。とてもとてもラッキーよ。驚異的な光栄だわ。いろいろ違う時期に、いろんな映画をやってこられたことも光栄だった」。「本当にクレイジーとしか、言いようがないわ!」とジュリアンはその喜びをあふれさせながらも、「でもね、働けたことに感謝している。私は自分の仕事を愛しているから。いまでも仕事できることに刺激を感じて興奮するのよ」と語る。「ある役者から先日、聞かれたわ。『そろそろ、もう辞めたいって感じない?』ってね(笑)。私は『ノー』って答えたわ。『感じないわ。この仕事が好きなのよ』ってね」と、最後に笑顔を見せるジュリアン。役そのものに真摯に向き合い、女優という仕事を愛してやまない彼女は、これからもさらなる高みへと走り続けていくことだろう。『アリスのままで』は6月27日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリスのままで 2015年6月27日より 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2014 BSM Studio. All Rights Reserved.www.alice-movie.com
2015年06月25日アメリカ演劇界で最高の栄誉、第69回「トニー賞」授賞式が6月7日(現地時間)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われ、渡辺謙が主演を務めた『王様と私』がミュージカル部門リバイバル作品賞、ミュージカル部門主演女優賞を受賞した。ブロードウェイ初舞台で主演、さらに主演男優賞候補にもなった渡辺謙は残念ながら受賞こそ逃したが、主演女優賞に輝いたケリー・オハラ(Kelli O’Hara)は受賞スピーチで「私の王様」と彼を讃えた。こうした晴れの舞台で楽しみなのは、レッド・カーペットを彩る出席者たちのドレス。アカデミー賞やMETガラなどと較べると、トニー賞では少し抑えめの装いが基本だが、女優たちはシックな着こなしを競った。『Skylight』(原題)で演劇主演女優賞候補のキャリー・マリガン(Carey Mulligan)は「バレンシアガ(Balenciaga)」のストラップレスのドレス。マルーン・カラーでミニマルなデザインとダウンスタイルの髪で、ミニマルな美しさが光った。『星ノ数ホド』で演劇主演女優賞候補のルース・ウィルソン(Ruth Wilson)は「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のロングドレス。トップはフィットサイズのTシャツのようなシンプルなデザインでスカート部分はシルク。フューシャピンクが鮮やかだ。現在、ブロードウェイでミュージカル『ジジ』に出演中のヴァネッサ・ハジェンズ(Vanessa Hudgens)は「ナイーム カーン(Naeem Khan)」のホルター・ドレス。花柄のプリントと背中の大きく開いたデザインが華やかだ。「オスカー・デ・ラレンタ(Oscar De La Renta)」の花柄を織り込んだジャカード・ミニドレスで出席したのはアマンダ・セイフライド(Amanda Seyfried)。実は彼女もオフ・ブロードウェイで舞台『The Way We Get By』(原題)に出演中。首のラインがキレイに出るデザインのオフショルダーが印象的だった。ミニドレスは、なぜか授賞式に来ていたケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)も着用。「カルヴァン・クライン(Calvin Klein)」のサーモンピンクで前面はシンプルだが、背中が開いたデザインだった。ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は「ヴァレンティノ(Valentino)」のミッドナイトブルーのドレス。レッド・カーペットではヌードカラーのセクシーなドレス姿の多い彼女には珍しい、王道の女優スタイルが新鮮。そして、大胆なプランジネックで目を引いたのは演劇部門主演女優賞に輝いたヘレン・ミレン(Helen Mirren)、「バッジリー・ミシュカ(Badgley Mischka)」の白のロングドレスは大きく開いた胸元にレースのスリーブ。主演映画『クィーン』に続き、舞台『The Audience』(原題)でもイギリス女王・エリザベス二世を演じて米演劇界最高の栄誉に輝いたヘレン。セクシーなドレスを69歳の気品で着こなした。
2015年06月08日6月8日(現地時間)、アメリカ演劇界で最も権威のある「トニー賞授賞式」が開催された。「王様と私」で主演を務めた渡辺謙は、ミュージカル主演男優賞でノミネートを果たしたが、惜しくも受賞を逃す結果となった。舞台「王様と私」は3月12日からプレビュー公演がスタート。4月16日に正式な初日を迎え、リンカーン・センター、ヴィヴィアン・ボーモント劇場にて上演。共演のケリー・オハラは、今回のアンナ役を含めてトニー賞ノミネート6回目に実力の持ち主でもある。トニー賞主演男優賞に日本人がノミネートされたのは今回が初。俳優部門で日本人がノミネートされたのは39年ぶりとなる。過去には1959年に「フラワー・ドラム・ソング」でミヨシ梅木がミュージカル主演女優賞にノミネート、1976年に「太平洋序曲」で佐藤功がミュージカル助演男優賞にノミネートしている。しかし、両名とも受賞は逃している。今回行われた授賞式で渡辺さんとケリーは「王様と私」より、「Getting to Know You」、「Something Wonderful」、「Shall We Dance?」のパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。惜しくも主演男優賞は逃したが、「王様と私」は「ミュージカル・リバイバル作品賞」「ミュージカル主演女優賞」「ミュージカル助演女優賞」「ミュージカル衣装デザイン賞」の4部門受賞という快挙を達成。渡辺さんは、7月中旬までの公演に出演する予定だ。今回最多受賞を果たしたのはミュージカル部門「ファンホーム」、演劇部門「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で同数、5部門受賞となる。<そのほか主な受賞結果一覧>演劇作品賞:「夜中に犬に起こった奇妙な事件」ミュージカル作品賞:「ファン・ホーム」演劇リバイバル作品賞:「スカイライト」ミュージカル・リバイバル作品賞:「王様と私」演劇主演男優賞:アレックス・シャープ「夜中に犬に起こった奇妙な事件」演劇主演女優賞:ヘレン・ミレン「ザ・オーディエンス」ミュージカル主演男優賞:マイケル・セルヴェリス「ファン・ホーム」ミュージカル主演女優賞:ケリー・オハラ「王様と私」(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日宝塚歌劇団を先月に退団した柚希礼音が、6月8日(8:00~)にWOWOWが中継する米演劇賞「トニー賞」授賞式の中継特番に、退団後初のテレビ出演を果たすことが5日、分かった。柚希は、トニー賞最多受賞の演出家、ハロルド・プリンスの新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に、唯一の日本人キャストとして出演することが決まっており、そうした中で、同番組への出演が決定した。柚希は、ラミン・カリムルーなど、ブロードウェイで活躍するキャストの中で、10月23日~11月22日の東京公演(東急シアターオーブ)、11月28日~12月10日の大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)での公演に挑む。今年のトニー賞授賞式は『王様と私』に主演した渡辺謙が、日本人で初めてミュージカル主演男優賞にノミネートされていることでも注目。WOWOWのスタジオでは、案内役に宮本亜門と八嶋智人、スペシャルサポーターに井上芳雄、そしてゲストに柚希と黒柳徹子を迎え、生中継で授賞式の模様を届ける。
2015年06月05日タレントで女優の黒柳徹子が、6月8日(8:00~)にWOWOWで放送される米演劇賞「トニー賞」授賞式の生中継番組にゲスト出演することが22日、明らかになった。黒柳は、今年のトニー賞について「ぜひ渡辺謙さんに受賞してほしい」と期待。渡辺は『王様と私』でノミネートされているが、黒柳の友人であったユル・ブリンナーが出演していた作品でもあり、「毎日、舞台袖で『王様と私』を見ていたので懐かしい」と当時を振り返った。『王様と私』以外のノミネート作品については『オン・ザ・タウン』なども楽しみだと話す黒柳。トニー賞の楽しみ方について「ブロードウェイに行けなくとも、あのブロードウェイで今どんな作品が、どんな人が人気あるか」「新しい才能が出てきていると、わかるのも面白い」と解説した。黒柳は、かつて70年代初頭に、ニューヨークへ留学していた経験があり、その頃のブロードウェイは「ダンサーの90%が失業していた。ロングランのものも多く、そこに入れなかった人は、同級生でも、毎日、オーディションに出かけていった」と、大変厳しい世界だったという。それでも、「歌って踊って芝居して、俳優なら、絶対憧れる」と理解していたようだ。「知ってる曲が出てくるとうれしくなる。血が騒ぐ」「初めて、ブロードウェイで見たミュージカルが、オリジナルの『マイ・フェア・レディ』だった。夢かと思った。芝居も歌も衣装も装置も、これ以上のものはない」と、ブロードウェイの魅力を語りだすと止まらない黒柳。授賞式の生中継番組でも、彼女ならではのエピソードがたっぷり聞けそうだ。東京のWOWOWのスタジオには、黒柳のほか、案内役に演出家の宮本亜門、俳優の八嶋智人を迎え、スペシャル・サポーターの俳優・井上芳雄とともに、授賞式の見どころを伝えていく。6月8日8時よりWOWOWプライムで、同時通訳により生中継。8月13日20時からは、WOWOWライブで、字幕版を放送する。
2015年05月22日5月16日(現地時間)、マシュー・マコノヒー、渡辺謙が共演した話題作『SEA OF TREES』(原題)が第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映された。渡辺謙はブロードウェイで「王様と私」に出演中のため残念ながらカンヌには参加できなかったが、マシュー、ナオミ・ワッツ、監督のガス・ヴァン・サントがレッドカーペットに登場した。映画の舞台は、自殺の名所、富士山麓の青木ヶ原。妻(ナオミ・ワッツ)を失ったアーサー(マシュー・マコノヒー)が命を絶とうと青木ヶ原を訪れるが、そこで瀕死の日本人男性タクミ(渡辺謙)と出会い、脱出を試みる…というドラマ。日本人には非常になじみのある題材であり、展開なのだが、死に場所を求めてアメリカから日本まで行くという行為が西洋人には理解されにくいようで、プレス上映では今年初のブーイングが出たりもした。公式記者会見でアジア系記者が「私は泣いてしまったが、同僚は違ったようだ」と言ったことろ、マシューは「誰にでもブーイングをする権利はあるさ。スタンディング・オベーションをするのと同じくらいにね」と答え、さほど気にしていない様子。「撮影中は僕自身も、分からない部分があったのは事実だ。しかし完成した映画を僕はとても気に入っているし、こうしてカンヌにやってこれて、幸せだよ」とも語った。ガス・ヴァン・サントは最高賞パルムドールを受賞した『エレファント』の上映時のことを思い出したそうで、「今日と明日で評判が変わることはよくわることだ。『エレファント』も賛否両論が激しく、会場の前で殴り合いの大げんかをした人までいた」と笑っていた。舞台は富士山の樹海=SEA OF TREESだが、マシューたちが日本にいたのは3日間程度で、森の中のシーンはほとんどアメリカで撮ったという。いずれにせよ、今年のカンヌでもっとも話題の映画なのは間違いない。実際、いままでもプレスからブーイングを受けた作品がパルムドールやグランプリに輝いた例はいくつもある。審査員たちがどう評価するかが楽しみだ。(photo / text:Ayako Ishizu)
2015年05月19日第86回アカデミー賞にて主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒーと、映画のみならず舞台においても国際的に活躍を続ける渡辺謙が初共演を果たした、ガス・ヴァン・サント監督最新作『The Sea of Trees』(原題)の日本公開がこのたび決定した。人生に失望し、自分の命を絶つ為、自殺の名所として有名な富士の樹海にやってきたアメリカ人男性アーサー(マシュー・マコノヒー)。森林の奥地までたどり着くものの、同じ目的でその場所を訪れていた日本人男性タクミ(渡辺謙)に出会う。その彼は、一時自殺を決意したが、その気持ちを変え妻子の元へ戻ろうとしており、樹海から抜け出すために助けを求めてきた。怪我を負っているタクミを放っておくことも出来ず、自殺を遮られたことでアーサー自身も死ぬことを決意するまでの出来事を考え直すようになる。アーサーとタクミは互いの事を打ち明けつつ、極寒の森を脱出するための、サバイバルな旅が始まり、人生を見つめ直すようになる――。『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』、『ミルク』で知られるガス・ヴァン・サント監督がメガホンを握り、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒーが主演を務める本作。さらに、『ラスト・サムライ』で助演男優賞にノミネートされ、現在NYブロードウェイで上演中の「王様と私」ではトニー賞主演男優賞にもノミネートをした渡辺謙がマシューと初共演を果たすことになる。ハリウッド業界内で製作前の脚本の人気投票が行われる「Blacklist」。過去には『スラムドッグ$ミリオネア』、『英国王のスピーチ』、『アルゴ』等、アカデミー賞作品賞に輝く作品が存在した。そして2013年度の「Blacklist」に選出されていた脚本の映画化が、本作となる。本作は本年度カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて5月16日(現地時間)の正式上映も決定。アカデミー賞俳優と日本を代表する名優、そして名匠ガス・ヴァン・サントによって作り出される物語はいったいどんな作品になるのか?続報を楽しみに待ちたい。『The Sea of Trees』(原題)は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日地域の分け方として、北陸なのか東北なのか、それとも関東、甲信越? などと議論が絶えない新潟県。県民の名字にも新潟県ならではの特色はあるのだろうか。まずは新潟県に多い名字ランキングから見てみよう。○1位は豪農宅が今も新潟県にあるあの名字新潟県の名字ランキングベスト30の第1位は、県内におよそ7万9,000人みられる「佐藤」さん。「佐藤」さんは全国におよそ205万5,000人みられる日本に最も多い名字となっている。ちなみに、コシヒカリで有名な新潟県魚沼市には、約250年前の元文3年(1738)に建てられた農家「佐藤家住宅」が国の重要文化財として残っている。この家の家主である佐藤家は、1630年頃に大倉村(現在の新潟県魚沼市大倉)の住人になったと言われている。他にも新潟県には、「目黒邸」(魚沼市)や「笹川邸」(新潟市)など豪農の住宅が現在も残っている。2位はおよそ6万人が新潟県民の「渡辺」さん。新潟県出身者では、世界を舞台に活躍している俳優の渡辺謙さんが有名。3位はおよそ5万4,000人が新潟県に住んでいる「小林」さんで、歌手の小林幸子さんやフリーアナウンサーの小林麻耶・麻央さん姉妹が新潟県出身として知られている。また、新潟県出身として有名な田中角榮氏の名字「田中」さんは新潟県におよそ2万4,000人みられ、10位となっている。○「五十嵐」は越後国の地名がルーツ全国順位が30位以下である一方で、新潟県ではベスト30入りとなった名字は、7位「長谷川」さん(全国順位34位)、8位「斉藤」さん(全国順位39位)、9位「五十嵐」さん(全国順位113位)、13位「本間」さん(全国順位171位)、14位「丸山」さん(全国順位73位)。17位には「金子」さん(全国順位56位)、21位「星野」さん(全国順位157位)、22位「近藤」さん(全国順位36位)、24位「田村」さん(全国順位54位)、26位「今井」さん(全国順位75位)、27位「高野」さん(全国順位106位)、28位「遠藤」さん(全国順位38位)、29位「樋口」さん(全国順位130位)、30位「小川」さん(全国順位32位)がある。「五十嵐」さんは、現在の新潟県である越後国蒲原郡五十嵐がルーツであるとの説があり、現在も新潟県に全国最多であるおよそ2万5,000人の「五十嵐」さんが住んでいる。プロバスケットボール選手の五十嵐圭選手が新潟県出身として有名だ。新潟県出身の有名人には、元モーニング娘。でモデルの久住小春さんがいる。「久住」さんは全国人数およそ5,000人のうち、新潟県に最多の1,300人が集中している。また、タレントの大桃美代子さんも新潟県の出身。「大桃」さんは全国人数およそ2,400人中およそ800人が新潟県にみられる。ベスト30にランクインした名字では、2014年に沢村賞に選ばれたプロ野球オリックスバファローズの金子千尋選手や、女優の樋口可南子さんなどが新潟県出身として有名。「樋口」さんは47都道府県のうち、新潟県でのみ30位以内となっている。○「新潟」さんは広島県に多い新潟県にみられる珍しい名字は、「九(いちじく)」さん(全国人数およそ40人)、「五十山田(いかいだ)」さん(およそ60人)、「味方(あじかた)」さん(およそ400人)、「飯酒盃(いさはい)」さん(およそ400人)、「媚山(こびやま)」さん(およそ400人)、「久保埜(くぼの)」さん(およそ600人)、「日馬(ひうま)」さん(およそ850人)などがある。また、県名と同じ「新潟」さんの全国人数はおよそ400人。「新潟」さんは新潟県ではなく広島県に多く、その人数はおよそ100人となっている。新潟県の名字は、青森県を除く東北5県と同じく「佐藤」さんが1位となる一方で、2位の「渡辺」さんは山梨県で1位、3位の「小林」さんは長野県で1位となっている。新潟県は名字においても、東北の特徴と甲信の特徴を併せ持つ結果となった。ちなみに隣県である富山県の名字ランキングは独自性があり、新潟県との共通点はあまり見られなかった。※ランキングは、月間400万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに新潟県・全国で実世帯が確認できるもののみを集計し、人数の多い順に抽出。100人未満四捨五入により算出している。本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール: 名字由来 net(リクルーティング スタジオ)月間400万アクセスの「名字由来net(アプリ・Web)」や月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなど名字・名前・家系図に特化したサービスをアプリとWebで提供している。「名字由来net」はApp Store総合第1位200万DL、「無料 赤ちゃん名づけ」はApp Store、Googleplayジャンル第1位の実績。名字情報を活かした人気シミュレーションゲームアプリ「戦国村を作ろう!」、「世界村を作ろう!」に引き続き、2015年3月には「幕末村を作ろう!」をリリースした。また、調査・作成した家系図デジタルデータを半永久的に保管・管理できる「家系図作成サービス(生涯データサポート)」をスタート。さらに、2015年から日本初の「簡易武士調査」サービスを開始した。
2015年04月30日俳優の渡辺謙が、アメリカの演劇・ミュージカルにおける最高峰の権威である第69回トニー賞のミュージカル主演男優賞にノミネートされたことが29日、明らかになった。『王様と私』でミュージカル主演男優賞にノミネートされた渡辺は、ノミネートの知らせを受け「アメリカでの初舞台でノミネートして頂いたことを誇りに思っています。The King and I の カンパニー、バートレット・シャー、ケリー・オハラが大きな力をくれました」とコメント。ブロードウェイ初挑戦にして受賞の快挙に期待がかかる。ほかにもミュージカル『ザ・ラスト・シップ』でスティングがオリジナル楽曲賞に、『エレファント・マン』でブラッドリー・クーパーが演劇主演男優賞に、『オーディエンス』でヘレン・ミレンが主演女優賞と、気になるノミネーションが目白押し。番組では案内役に宮本亜門、八嶋智人、スペシャルサポーターに井上芳雄を迎え、授賞式の興奮の模様を余すところなく伝えていく。なお、WOWOWでは「第69回トニー賞」の授賞式を独占生中継。『生中継!第69回トニー賞授賞式』はWOWOWプライムにて6月8日(月曜 8:00~)に同時通訳で生放送。字幕版はWOWOWライブにて6月13日(土曜 20:00~)放送。
2015年04月29日4月を迎え、入社式に始業式にとイベント満載の春。社会人や学生は忙しい日々を送っているが、シニア層にとってはのんびり旅行シーズンでもある。このほど、大和ネクスト銀行がシニア層1,000人に「映画のロケ地巡り旅に行くなら誰が主役のロケ地に行きたいか?」という意識調査を実施。吉永小百合や高倉健らおなじみの大御所の名前が並ぶ一方で、意外な結果も?シニア(60~79歳)の“旅行に対する意識や実態”を探るため、1年に1回以上旅行に行く全国のシニア男女を対象に実施された今回の調査。男女別で見てみると、女性俳優では「吉永小百合」、男性俳優では「高倉健」と、不動の人気を誇る2人がそれぞれ第1位に輝いた。ロケ地という観点から見てみると、吉永さんは昨年、初のプロデューサーを務めた主演作『ふしぎな岬の物語』で、千葉県鋸南町・明鐘岬などでの美しいロケーションが話題となり、高倉さんはやはり北海道がロケ地となった代表作『幸福の黄色いハンカチ』がファンの心をくすぐったのではないだろうか。堂々の第1位の2人には納得の方も多かろう、しかし第2位からはベテラン・若手がそれぞれ入り混じる結果に!女性俳優の第2位は「綾瀬はるか」、第3位「宮沢りえ」、第4位「杏」&「八千草薫」。男性俳優の第2位は「渡辺謙」、第3位「岡田准一」、第4位「西田敏行」、第5位「向井理」らがランクイン。今回は“映画”をテーマとした調査だが、女性俳優・第2位の綾瀬さんは、大河ドラマ「八重の桜」で主演を務め、また男性俳優・第3位の「岡田准一」は昨年の大河ドラマ「軍師官兵衛」で主演を務め、第5位の「向井理」も朝ドラ「ゲゲゲの女房」で好演と、NHK大河&朝ドラ出演俳優はやはりシニア層の認知も高いよう。春の陽気に、絶景のロケ地を巡る――想像するだけで心踊る旅になりそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年04月03日「抱かれたい男」「ベスト・ジーニスト」など様々なランキングが世に存在するが、このほど、建設業界に特化した技術系人材派遣・人材紹介サービスを手がけるエヌ・アンド・シーが、「ゼネコンランキング調査」内で「建設現場の現場監督に向いていると思うタレント」ランキングを発表した。このランキングは、全国の20歳以上の建設業界・不動産業界の関係者(業界で働いている人、アルバイト・パートは除く)を対象に調査を行ったもの。男性タレント、女性タレントに分けての結果を見てみると、男性タレント第1位は「ビートたけし(北野武)」、女性タレント第1位は「天海祐希」となっている。たけしさんは、俳優として活躍しながら映画監督として実際に“現場”をまとめ、天海さんはドラマ・映画・CMなどで“頼れる上司”を演じることが多かったこともあって高評を得たようだ。第2位以下も“頼れる”男と女がランクイン。男性タレント第2位には「照英」、第3位は「阿部寛」、第4位「赤井英和」、第5位「渡辺謙」、女性タレント第2位には「北斗晶」、第3位は「和田アキ子」、第4位「米倉涼子」、第5位「イモトアヤコ」という結果となっている。ちなみに、関係者が思う「自社のテレビCMに出てほしいタレント」も発表されたが、男性タレントではタマホームのCMにも出演した実績のある「木村拓哉」が、女性タレントでは「綾瀬はるか」が第1位に輝いている。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が今年、農林水産省とタイアップし、日本食・食文化の魅力を国内外に発信することを目的とした特別ショートフィルム「しゃぶしゃぶスピリット」を製作、本作の完成にあたり3月25日(水)、東京・虎ノ門ヒルズにて完成披露記者会見が行われた。映画は、「しゃぶしゃぶ」にフォーカスを当てながら、食とともに「日本の作法」を盛り込み、結婚相手の実家へ挨拶に行くこととなった男と彼女の父の姿をコミカルに描いたもの。平田満が娘の夫を「しゃぶしゃぶ」の食べ方を通して審査を始める父を演じ、渡辺謙の息子で、杏の実兄でもある渡辺大が挨拶に出向くこととなった青年を演じている。渡辺さん演じる青年・慶太は職業として「自宅警備員」と自称するが、渡辺さんはこのシーンをふり返りながら「『30すぎてまともにしゃぶしゃぶも食べれない男ってどうなの!?』と言われるシーンは、僕も去年30歳になったので、ちょっとドキっとする気持ちもありました」と苦笑を浮かべる。さらに演じた役どころについては、「全く悪気なく『自宅警備員』として真っ直ぐに生きているので、一番タチが悪いですよね(笑)。演じてて、自分の娘がそういう相手を連れてきたら一番厄介だなと思いながら、楽しく演じさせて頂きました」とふり返り、将来の事を考えてしまいましたか?とMCから質問が飛ぶと、「考えましたね。どういうヤツが来るんだろうと」とパパの顔を覗かせていた。また好きな日本食は「寿司」だそうで、バイト時代は「お寿司屋さんで、お運び(※ウェイター)をやってました」というほど。さらにバイト話に花が咲き、映画の撮影のため1か月間、ラーメン屋でバイトしていたという驚きの逸話も!「仕込みだったり、チャーシューを切ったりで、10分ちょっとで50人前くらい作れる技術も持ってたりします」と明かし会場を沸かせていた。しかしこの日、会場を最も沸かせたのはその後、今年イタリア・ミラノで“食”をテーマに開催される国際博覧会を紹介するためのコーナーにサプライズゲストとして登場したアニマル濱口。この日は農林水産省とのコラボイベントとあって、終始穏やかな空気が流れていたが、そんな雰囲気を一瞬にしてかき消す超ハイテンションで登場し、おなじみの「気合だ~!」10連発で大いに会場を盛り上げた。ちなみに、このミラノ国際博覧会の日本館では特別ショートフィルム「しゃぶしゃぶスピリット」も上映される予定。さらに、「しゃぶしゃぶスピリット」を含む“日本食”をテーマとした「和食プログラム」から5作品が特設WEBサイトにて本日より配信中。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2015」は6月4日(木)~6月15日(月)の期間で表参道ヒルズ、ラフォーレミュージアム原宿にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日渡辺美里のデビュー30周年を記念して、ぴあMOOK本「30thAnniversary Special Issue~渡辺美里ぴあ~」の発刊が決定した。【チケット情報はこちら】発売日は、今年行われる全国ツアー「春の美里祭り 30th Revolution」の初日で、彼女のデビュー記念日でもある5月2日(土)。同誌にはデビュー翌年から20年連続で開催された「西武球場ライブ」や「美里祭り」など彼女の軌跡や、最新インタビューを掲載。そのほか4月1日(水)にリリースされるオリジナルアルバム『オーディナリー・ライフ』や、8か月に渡って47都道府県を巡る全国ツアーの情報も満載。彼女の「これまで」「今」そして「これから」が堪能できる内容だ。また、同誌発売決定に伴い、ファンから渡辺美里の思い出やメッセージ、お宝自慢などを募集。寄せられたメッセージは編集部による選考のうえ、同誌に掲載予定。特設ページ()で3月31日(火)まで受け付けるので、気になる方はご確認を。
2015年03月20日渡辺知夏子は「美容と健康マニア」女性雑誌「Oggi」や「美的」で人気のモデル渡辺知夏子。オシャレに決して手を抜かず、健康・美容に気を配る姿勢は有名で、彼女のオフィシャルブログ「Chikako HOTEL」は美容情報の宝庫だ。自身を「美容と健康マニア」と呼ぶ彼女は、同ブログ2月21日付けの記事でグルテンフリーについて述べている。春は花粉症などアレルギーに悩まされる時期。グルテンフリーは免疫力がアップするといわれており、アレルギー体質改善に効果があるという。ヘルシーメニューを紹介また、ヘルシーメニューの紹介も必見だ。同ブログの3月11日付けの記事では、取り寄せた相模屋の豆腐でつくった豆乳鍋を披露した。材料は豆腐の他、豚肉や豆苗、きのこ、ネギ、そして決め手はごま油だ。モデルのブログでよく見かける「発酵玄米ご飯」についてもコメントしており、同ブログの3月2日付けの記事において「暖かいものから酵素が取れるから、最高!」と絶賛している。「美的.com」ブログ連載開始!彼女の高い美容意識が買われ、WEBサイト「美的.com」でブログ連載が開始!同ブログの3月11日付け記事で報告した。ビューティーやライフスタイルの事を発信していきたいと意気込みを語っており、こちらも見逃せない。【参考】・渡辺知夏子オフィシャルブログ「Chikako HOTEL」
2015年03月14日オンライン動画配信サービスのHuluは、『日本アカデミー賞』にて、過去に最優秀作品賞を受賞した作品など、関連作30本以上の配信を実施中だ。今回配信されている作品は、近年、最優秀作品賞を受賞した『舟を編む』『桐島、部活やめるってよ』『八日目の蝉』をはじめ、高倉健さん主演の第1回の最優秀作品賞受賞作『幸福の黄色いハンカチ』や、第6回の最優秀作品賞受賞作『蒲田行進曲』、渡辺謙さんが最優秀主演男優賞を初めて受賞した『明日の記憶』などの名作が多数。なお、Huluは月額933円(税抜)で映画・ドラマ・アニメが見放題のオンライン動画配信サービス。インターネットに接続したテレビ・パソコン・タブレットPC・スマートフォンなどで視聴することができる。
2015年03月03日2014年7月25日に公開された特撮怪獣映画・ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』のBlu-ray&DVDが、2月25日発売された。10年ぶりの復活となったゴジラは、その存在感を世界中に知らしめ、世界63の国と地域で上映。合計興行収入は累計570億円を突破、ここ日本でも興収32億円を記録した大ヒット作としてその名を刻んだ。ハリウッドの超一流スタッフが制作した『GODZILLA』は、主演に『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソン、1954年の第1作『ゴジラ』の精神を受け継ぐ科学者役に渡辺謙など豪華出演陣が名を連ねている。監督は『モンスターズ/地球外生命体』などで知られ、少年時代からゴジラを愛するギャレス・エドワーズが担当。すでに続編の制作も决定しており、ギャレス監督のもとモスラ、ラドン、キングギドラの参戦も示唆され、大きな話題をもって迎えられている。また、これを機に日本版『ゴジラ』が12年ぶりに復活を果たし、東宝による完全新作で2016年の公開が予定されている。Blu-ray&DVDは、4つのバージョンを展開。本作のゴジラのフィギュアを同梱した『GODZILLA ゴジラ[2014] 完全数量限定生産5枚組 S.H.MonsterArts GODZILLA[2014] Poster Image Ver.同梱』(15,000円/税別)、『GODZILLA ゴジラ[2014] 3D&2D Blu-ray 3枚組』(6,800円/税別)、『GODZILLA ゴジラ[2014] Blu-ray 2枚組』(4,700円/税別)、『GODZILLA ゴジラ[2014] DVD 2枚組』(3,800円/税別)というラインナップとなる。中でも『GODZILLA ゴジラ[2014] 完全数量限定生産5枚組』では、通常の特典映像に加え、日本限定オリジナル特典として、日本公開までの様子を追うドキュメンタリー「ゴジラ復活!!」や、歴代ゴジラのデザイン遍歴を解説した「ゴジラ デザインクロニクル」などを収録したゴジラ生誕60周年記念特典DISC Blu-rayを同梱。さらに、ゴジラ造形作家・酒井ゆうじ氏の手により完全立体化され、日本版Blu-ray限定オリジナルカラーを施された『S.H.MonsterArts GODZILLA[2014] Poster Image Ver.』も付属する。販売は、8,000セットを予定。なお、通常特典に収録されている<古代の敵:巨大未確認地球生物たち>の映像の一部が公開中。この映像は、ゴジラと対峙したムートー(M.U.T.O. : Massive Unidentified Terrestrial Organism 未確認巨大地球生命体)の制作秘話がギャレス監督らによって語られる映像で、デモ映像、デザイン画なども登場する貴重な映像となる。Godzilla (C)2014 Warner Bros. Entertainment Inc., Legendary and Ratpac-Dune Entertainment LLC. All Rights Reserved. TM&c Toho Co., Ltd.
2015年02月28日BBCアースとピクサー・スタジオがタッグを組む、かつてないネイチャー・ドキュメンタリー映画『小さな世界はワンダーランド』。この度、日本公開日が5月9日(土)に決定し、日本語ナレーションを、いま最も旬な男として熱い注目を集める俳優・斎藤工が担当することが判明した。本作は、大ヒットを記録した映画『アース』『ライフ-いのちをつなぐ物語-』『ネイチャー』などで驚きの大自然を描き続ける世界最高峰のネイチャー・ドキュメンタリーブランド、BBCアースが、『トイ・ストーリー』などで知られるピクサー・スタジオと夢のタッグを組んで生み出した新ジャンル<ドラマチック・ドキュメンタリー>の第1弾。神秘的な原生林に暮らすシマリスと、砂漠に流れ着いたスコーピオンマウスを主軸に、まるでおとぎ話のような映像と極上のハートウォーミングなストーリーが44分間にぎゅっと凝縮されている。これまで、渡辺謙、松本幸四郎・松たか子親子、滝川クリステルらが務めてきた、BBC製作のネイチャー・ドキュメンタリーの日本語ナレーターだが、今回はその大役に抜擢されたのは、ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」などでブレイクを果たした斎藤さん。俳優として多くの作品に出演、高い演技力を披露する傍ら、『半分ノ世界』『バランサー』など独創的な作品を手掛ける映画監督として評価を得ている斎藤さんは、今回のオファーを快諾したという。元々BBCのネイチャー・ドキュメンタリー映画ファンであることを自負する斎藤さんは、本作について「観ていてドキュメンタリーなのか、フィクションなのか境界線が分からなくなってしまい驚きました。何より上映時間は44分で、2匹の小さい生き物の巣立ち、自立ということがこの短い時間の中にあって、究極のファンタジーの要素もリアリティの要素もあり、この作品を通じて本当に子どもから大人まで楽しんで、この成長を劇場で疑似体験して欲しいと思います」とコメント。豪華な歴代日本語ナレーターの後に続くことに恐縮しつつ、「今回はその皆さんに並ぶという意識ではなく、今回オファーをいただいたことはとても嬉しいことですので、プレッシャーもありますが、よりこの世界に誘えるように自分の特徴や特色を活かしていきたいと思っています」と意気込みを語った。先日のアカデミー賞でもレッドカーペット・ナビゲーターを務めるなど、多才で映画通としても知られる斎藤さんが太鼓判を押す本作。ぜひスクリーンで臨場感あふれる映像を堪能してみて。『小さな世界はワンダーランド』は5月9日(土)、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月27日俳優の永井大が17日、都内で行われた、CSヒストリーチャンネルの海外ドラマ『ヴァイキング~海の覇者たち~』(2月22日スタート 毎週日曜 21:00~)のプレミア試写会に出席した。脚本家のマイケル・ハーストが製作総指揮を務めた本作は、ヴァイキング王・ラグナルの若き日を描く歴史スペクタクルドラマ。北欧のスカンディナヴィアを舞台に、高い造船技術や航海術を持っていたヴァイキングたちの生き様や戦いを描く内容で、ドラマは、22日21時から日本初放送する(全9話)。ヴァイキングをイメージした勇ましい衣装で登場した永井は、「撮影でもこういう格好はあんまりない。意外と動きやすい」と満足げな笑みを見せ、「アクションがとにかくすごくて、パワフルな立ち回りが見れる。スケール感も見応えがある作品」とアピール。また、ヴァイキングのイメージについては、「お昼にやってる『バイキング』(フジテレビ系)が頭にパッと浮かびました」と話して観客を笑わせていた。昨年末、約5年の交際期間を経て、女優の中越典子と結婚したばかりの永井。俳優として更なる飛躍のため、海外ドラマ進出の意欲を聞かれると、「スケールが大き過ぎておこがましい」と謙そん。一方で、海外で活躍する所属事務所先輩の俳優・渡辺謙の名前を挙げ、「謙さんが首長役をやるなら、僕は農民の1人として、謙さんの言う事に『イエス! イエス!』って言って従いたい」と胸を膨らませながら展望を語っていた。
2015年02月18日マシュー・マコノヒーが『Born to Run(原題)』に主演することがわかった。原作は、ニューヨーク・タイムス紙のベストセラー本リストに178週間もとどまり続けた大人気ノンフィクション本だ。その他の情報ジャーナリストで著者のクリストファー・マクダガルは、ランニング好きだが、ケガが絶えなかった。メキシコのクーパー・キャニオンで、地元民族がケガをすることなく長距離を平気で走れるのを見て、その秘密を知ろうと彼らに同行する。この本の影響は大きく、ベアフット(裸足)ランニングのエクササイズが生まれたり、素足感覚のランニングシューズが発売されたりした。マコノヒーの次回作は、ガス・ヴァン・サント監督、渡辺謙、ナオミ・ワッツ共演の『The Sea of Trees(原題)』。文:猿渡由紀
2015年01月29日おニャン子渡辺美奈代、DVD発売おニャン子クラブ世代の憧れのアイドルといえば渡辺美奈代だろう。正統派アイドルとして人気を博していた彼女が、懐かしいヒットナンバーがつまったDVDを発売した。彼女のオフィシャルブログ「Minayo Land」の1月13日付け記事によると、同DVDは2014年のBirthdayライブで歌われた全26曲が収録されており、80年代の魅力が堪能できる1枚に仕上がっているという。イベントでは品良く黒コーデ同日別記事では、同DVD発売イベントで全身黒でキメた彼女の写真もアップされた。トップにボリュームをもたせた華やかなヘアスタイルに、軽やかなミニスカート。胸元のネックレスが品格をそえている。上品なスタイルには定評があるようで、同ブログ読者からも彼女のファッションについて質問が寄せられている。1月9日付け記事では、質問があったセットアップについて紹介。ダブスタのセットアップをセールで購入したと告白した。ぱっちり目の秘密は?彼女のチャームポイントであるぱっちりした目についても秘密を公開。同日別記事をのぞくと、表参道にあるまつエク店「MAHR」へ朝一番に訪れる様子が掲載された。ますます美しさに磨きがかかる渡辺美奈代。今後も彼女の活躍に注目したい。【参考】・渡辺美奈代オフィシャルブログ「Minayo Land」
2015年01月17日「ゴリラクリニック 池袋本院」はこのほど、日本人男性107人を対象に実施した「頭髪・薄毛に関するアンケート調査」の結果を明らかにした。調査期間は9月16日~29日。まず、自身の頭髪量や薄毛症状に悩みがあるか聞いたところ、31.8%が「悩んでいる」と回答した。年齢別で見ると、25歳~29歳では44.4%が、30歳~34歳と35歳~39歳の年齢層もそれぞれ42.3%が悩んでいると回答した。一方で、薄毛の症状はあるが特に悩んでいない人は26.2%、薄毛の心配がなく気にしていない人は38.4%となった。次に、自身が「薄毛になるかも」「薄毛になっている」とした場合、どう思うか尋ねてみると、53.3%が「薄毛になりたくない・治したい」と回答した。その一方で、薄毛になるのは仕方ないとあきらめる人も36.4%見られた。「薄毛になりたくない」と回答した人にその理由を尋ねると、「かっこよくないと思うから」との回答が71.9%で最も多く、以下「人目が恥ずかしいから」(49.1%)、「異性にモテなくなるから」(40.4%)が続いた。今までに試したことのある育毛・養毛・発毛ケアについて聞いたところ、全体の40.2%が「何もしたことがない」と答えた。次いで多かったのは「市販の育毛シャンプー使用」で、全ての年代でトップであった(25歳~29歳で33.3%、30歳~34歳で46.2%、35歳~39歳で34.6%)。また、AGAクリニックを利用したことがある人は、25歳~29歳が最も多かった。なお、薄毛でも似合っている有名人は誰だと思うか尋ねたところ、渡辺謙さん、竹中直人さん、所ジョージさんがトップ3となった。
2014年10月17日マーティン・スコセッシが監督を務めた、アメリカを代表する老舗文芸誌の創刊50年の歴史と歴代編集者たちの信念に迫るドキュメンタリー『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス50年の挑戦』。第27回東京国際映画祭でも上映される本作の日本語版ナレーターに、ハリウッドでも活躍する渡辺謙が決定した。本作は、スコセッシ監督自身も創刊当初からの定期購読者という文芸雑誌「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」の魅力を、ゴア・ヴィダル、スーザン・ソンタグ、ノーマン・メイラーなどの文化的アイコンの過去インタビュー映像とともに描き出し、歴代の編集者やいまなおエネルギッシュな名物編集長と共にこれからの50年の挑戦にも迫ったドキュメンタリー。WOWOWオリジナルドキュメンタリー国際共同制作プロジェクトの初作品で、「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」など良質ドラマを輩出するアメリカの大手ケーブルTV局HBOと、イギリスの公共放送局BBCが参加。来週10月23日(木)より開幕の第27回東京国際映画祭の特別招待作品ともなっている。名だたる文豪が寄稿してきた「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」は、1963年に創刊。編集者のロバート・シルヴァースが興味を持つ題材を、書評の枠を超えて取り上げてきており、ほかのメディアの論調に流されず、“真実”を発信する雑誌として定評がある。いち早く本作を観た「The New York Times」紙は、「あまりビジュアル的ではない文芸雑誌のドキュメンタリーを作るのは大変だっただろうが、戦争やデモなど歴史的な映像をテンポよく挟み込む演出のおかげでまとまっている」と、スコセッシ監督の演出意図の成功を評価。スコセッシ監督は、今回、日本語版のナレーションを務めることになった渡辺さんに対し、「彼は存在感があり、動作が美しく的確で繊細。声もいいですよね」と絶賛のコメント。「彼の声はこの作品の日本語版ナレーションにぴったりで、引き受けてくれたことを嬉しく思っています」と期待を表明している。また、渡辺さんもナレーション収録後に「スコセッシ監督とは、映画『ラストサムライ』以来十数年、一緒に作品を作りたいと話しており、今回ナレーションでの参加が実現できたことを嬉しく思います」と喜びを語った。「克明に淡々と主張を抑えて作っている作風に敬意を表すと共に、日本もこのようなインテリジェンスを失ってはいけないと感じました。痛みも含めて真実を伝えることは大切なことであり、いまの時代の日本にも必要なことではないでしょうか」とコメントを寄せている。『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス50年の挑戦』は、第27回東京国際映画祭特別招待作品として10月25日(土)17:45からTOHOシネマズ六本木ヒルズにて上映。12月13日(土)13:00よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日