ジュエリー作家の薗部悦子によるマリッジリングコレクションが9月17日から10月16日まで、キギ(KIGI)とブルーストラクト(bluestract)と丸滋製陶が共同で手掛けるショップ・アワー フェイバリット ショップ(OUR FAVOURITE SHOP)にて発売される。同ショップでは、マリッジリングコレクションの販売に合わせて、キギの渡邉良重のイラストを使った「OFSオリジナルジュエリーボックス」も制作。デザインはすべて一点ものとなっており、二人にとっての大切な時間を永遠にしまっておけるような夢が溢れるボックスに仕上げられた。これを記念してOFS Galleryでは、ブライダルフェアを開催。会期中は、オートクチュールの造花技術を用いたSOIE:LABOによる布花のヘッドドレスやアクセサリーの受注を行う他、l’ombre et la lumiereのクラシックでモダンな新作ウエディングドレスも紹介される予定だ。また、9月17日の17時からは薗部悦子によるトークショーを実施。10月1日には「布でつくる花のコサージュ・ワークショップ」と題し、染色されたコットンの布を使って、渡邉良重が描いたスミレの花をイメージしたコサージュを作るワークショップが行われる。
2016年09月06日ジリジリと蝉たちが鳴く、夏の一日。仲間たちと共にHOHO Smile EVENTS(以下、HOHO)の記念すべき0回目!HOHO #000を開きました。HOHOとは、キギさんと青木むすびさんとFH(=FASHION HEADLINE)が主催する“体験できる場”や“共感を得られる場”をつくり、ライブ体験、クリエイション、ワークショップなどによって心を繋ぐプロジェクトです。HOHO最初の集いは白金高輪駅からも、恵比寿駅からも、広尾駅からも歩いて十数分のところにあるOUR FAVOURITE SHOPで開催されました。ここはもとプレス工場だった場所で、キギの2人が手掛けたKIKOFのテーブルウェアや家具を中心にD-BROSのプロダクトやCACUMAの洋服などを販売するショップです。「# cali飯 & 利き酒 Party」この夜、OUR FAVOURITE SHOPで開かれたHOHOは「# cali飯 & 利き酒 Party」。昨年から本格的にケータリングをはじめたYucaliさんが振る舞う旬の素材をふんだんに使った、味覚はもちろん!目にも美味しい料理がKIKOFのプレートに並びます。さらに、Yucaliさんの和食を引き立てる日本酒を、Yucaliさんの友人の利き酒師がセレクト。HOHOに集まった仲間たちとの会話も、食とお酒ではずみます。Yucaliさんの友人や、今後のHOHOに携わる関係者を中心にわきあいあいと・・・・# cali飯 & 利き酒 Partyのメニューはこちら!◇Yucaliさんが作る“夏の味覚”味噌漬けモッツァレラ鯖ポテサラとうずらの味玉山椒香る肉巻き新ごぼう生ハムと茗荷の手毬寿司沢庵パリパリサッパリサラダ海老団子のぶぶあられ揚げ夏野菜の揚げ浸しトウモロコシの和風ムースゆかりの甘酒アイス◇利き酒師による日本酒のセレクト裏雅山流(山形県)隆(神奈川県)花巴(奈良県)涼を感じる浴衣姿でちゃかちゃかとお料理を盛りつけ、HOHOに集まった人々からの視線を集めるどこから見ても美味しそうな器を手に、キッチンと会場を行き来するYucaliさん。今回のメニュー考案の時にイメージしたことを伺ってみました!Yucaliさん「まず、夏らしい素材を使ったメニューにしたいなと思いました。とうもろこしなどの夏野菜をたっぷりつかったムースや揚げ浸しは、季節の味を感じられるので。それから、今回は友人の利き酒師が日本酒をセレクトしてくれたので、日本酒と合う和の味付けも意識しました。シンプルなレシピにも、ちょっとした工夫と手間を加えることでグッと美味しさが増すので、鯖のポテサラに入れた玉葱はこんがりきつね色になるまで炒めてからサラダに入れています!」とYucaliさん。素材の味を引き出した優しい味付けの料理は、食感や味わいに変化があって夏の暑い時期でも食が進みます。そして、HOHOの会場となったOUR FAVOURITE SHOPの店内では「久しぶり!」や「はじめまして!」からはじまる参加者それぞれの会話が広がり、あっという間に終宴の時を迎えたのでした。集まった仲間たちとの会話も、食とお酒ではずみますこれからもHOHOでは、知恵をこらして企画を考え、クリエーターを招き、思わず「ほーほー」と頷いてしまうような、すてきな「方法」を用意して、知恵のフクロウ「HOHO」と共にあなたをお待ちしています!左から)青木むすびさん、キギ渡邉良重さん、Yucaliさん、 FH編集長重松祐歌、キギ植原亮輔さん◇今後のHOHO Smile EVENTSの予定はこちら※定員数に達したため、受付は終了いたしました※2016年9月10日(土)#002「いちじくを愉しむワークショップ」HOST:福田里香場所:OUR FAVOURITE SHOP2016年10月2日(日)#003「iPhoneで撮る写真のワークショップ」HOST:植原亮輔、新津保建秀場所:H.P.DECO
2016年08月29日2017年1月はじまりの「ほぼ日手帳 2017」が9月1日、全79種類のラインアップで発売される。2016年版では過去最高となる61万部を販売し、ロフトの手帳売上ランキングでは12年連続1位に輝いた「ほぼ日手帳」。国内販売の好調に加え、海外からの注文も年々増加しており、海外への出荷数は2014年版から2016年版の2年で9.7倍となっている。今年はアートディレクターでアーティストの増田セバスチャンと制作したオリジナル、カズン、weeksサイズの手帳の他、アウトドアブランド・スノーピーク(Snow Peak)による文房具や身の回りのものをひとまとめに収納できるスペースたっぷりのカバー、デザイナー中島トキコによるポッテンバーントーキー(POTTENBURN TOHKII)の特殊なメッシュのファブリックを使った手帳カバーなどが登場。版画家・望月計男の代表作「シロクマ」をモチーフとした絵画を持ち歩くような感覚の手帳や、アートディレクターの平林奈緒美と作った革のカバー、ファッションブランドのニュアンス(niuhans)とコラボレーションしたインディゴブルーの手帳、発売当時のスーパーファミコン版のパッケージをあしらった柄など3種で展開される「MOTHER2」なども販売される。大人気のミナ ペルホネン(mina perhonen)、カクマ(CACUMA)も装い新たに今年も登場。ミナ ペルホネンからは、「ミナが始まったころからある大切な柄」とデザイナー皆川 明が大事にしているふたつのテキスタイルを用いたカバーが登場。ひとつは2000年の発表以降、洋服やバッグなど様々なアイテムに使われてきた「bird」、もうひとつが手帳カバーとしても過去2度登場したことのある「tambourine」。これに加えてミナ ペルホネンのアトリエで出たあまり布を使って作られる抽選販売の「piece,」が4種で展開される。キギ(KIGI)の渡邉良重がデザインするブランド・カクマからは、一筆書きのようにチェーンステッチでローズ、チューリップ、パンジー、タンポポを描いたカバーが登場する。
2016年08月23日キギと青木むすびとFH(=FASHION HEADLINE)と親交のあるクリエーター達と様々なジャンルのイベントを開催する“HOHO” Smile EVENTS presented by KIGI/FH/MUSUBI。*「時間の標本#001づくり」は終了いたしました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。レポートはこちらからご覧ください!*今回のワークショップでは、キギが2008年に発表した作品「時間の標本#001」の“ワークショップVer.”を参加者の手により制作します。キギの指導のもと、一冊の古書の中に描く“一羽の蝶”に自らの手で命を吹き込む作業をしてみませんか?時間の標本#001キギは、植原亮輔と渡邉良重によって2012年に設立されたクリエイティブユニット。彼らはグラフィックデザインを基軸に、ブランディング、プロダクトデザイン、映像、空間、ファッションなど多岐に渡る活動をしています。また、作品制作をし、展覧会を開催して発表するなどクライアントワークに捉われない独自の活動もしてきました。今回のワークショップでホストをつとめるキギの植原亮輔さんと渡邉良重さん近年の展覧会には、「KIGI EXHIBITION in FUKUOKA」(福岡:三菱地所アルティア、2015.12~2016.1)や、「KIGI キギ in Clematis no Oka」(静岡:クレマチスの丘ヴァンジ彫刻庭園美術館、2016.4~7)があります。また、今年6月にはスターバックスからキギがアートワークを手掛けたボトル、グラス、マグカップ、カードが発売され話題となりました。【詳細】※定員に達したため、受付は終了いたしました※「時間の標本#001づくり」日時: 8 月21日(日)受付12:45、イベント13:00~16:00会場: H.P.DECO〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-2-11定員:8名※多数のご応募があった場合は抽選とさせて頂きます。ご了承ください。参加費: 7,000 円(ドリンク付き)持ちもの:なし(手ぶらでお越しください)お申し込み:hpdeco_contact@hpgrp.com(北濱)まで、メールをお送りください。件名に「8月21日 HOHO#001 予約」と記載し、本文に 1)お名前、2)電話番号、3) 参加人数をご記入の上お申し込みください。後日、予約確認のメールをお送りいたします※今回H.P.DECOで開催するワークショップに参加できなかった方には、次回OUR FAVOURITE SHOP(東京・白金)で開催予定の『キギのワークショップ「時間の標本#001」をつくろう』のご案内を優先的に差し上げます。【今後の、HOHOイベントスケジュール】2016年9月10日(土)#002「いちじくを愉しむワークショップ」HOST:福田里香場所:OUR FAVOURITE SHOP2016年10月2日(日)#003「スマホで撮る写真のワークショップ」HOST:植原亮輔、新津保建秀場所:H.P.DECO問い合わせは、各ショップまでお願いします。【OUR FAVOURITE SHOP】〒108-0072東京都港区白金5-12-21営業時間:12時~19時月・火休み(祝日の場合営業)TEL:03-6677-0575(寺田)MAIL:shop@ofs.tokyoURL:【H.P.DECO】〒108-0072 東京都渋谷区神宮前5-2-11営業時間:11時~19時30分不定休TEL:03-3406-0313(担当:北濱)MAIL :hpdeco@hpgrp.comURL:www.hpdeco.com/
2016年08月06日FASHION HEADLINEからのお知らせです!この夏から、キギ(KIGI) の植原亮輔さん、渡邉良重さん、スロー・ア・キッス(THROW A KISS)ブランドデザイナーの青木むすびさんとFH(=FASHION HEADLINE)で、“HOHO(ホーホー)”というイベントをはじめることになりました。このページでは、HOHOからのメッセージやHOHOのコンセプト、HOHOのイベントスケジュールをお届けします!“HOHO” からのメッセージ北の方にある、緑豊かな場所でたっぷりの手間と愛情を込めて作られた美味しいプリンがありました。その、モチモチとしたプリンは、たっぷり10人で食べられるホールケーキ型。このプリンを誰かと一緒に食べたら、もっと幸せ。と思ったことが“HOHO”が生まれるきっかけになりました。誰と食べよう。どんな器で食べよう。あわせる飲み物は何がいいかな…。そんな、今日をもっと楽しむ方法を考える時間って、なんだか幸せ。どれだけ、この世界が情報に溢れてもどれだけ、この世界がデジタル化してもきっと、人の笑顔ほど私を幸せにしてくれるサインはない。私の話に、だれかが頷いてくれたら、もっと勇気が出る。思わず「ほーほー」と頷いてしまうようなすてきな「方法」を用意して今日も、知恵のフクロウ「HOHO」と一緒にあなたをお待ちしています“HOHO” コンセプト世の中は情報に溢れ、その情報は加速度を増して更新されていきます。今日、あらゆる情報の取得はそう難しいことではありません。驚きをおぼえる写真や動画も、手のひらの中の画面から目にすることができます。毎日のように情報合戦が繰り広げられているようです。しかし一方で、アナログレコードの人気に再び火がついたり、キャンプやピクニックなど自然の中で過ごす時間を大切にする人が増えたのも最近の流れの一つです。現代社会は、バーチャルなコミュニケーションへの欲望と、実感や体感に向かう好奇心が両極端に存在する世界です。相反する要素にひっぱられながら、私たちは現代社会を生きています。どれだけ、この世界が情報に溢れてもどれだけ、この世界がデジタル化してもきっと、人の笑顔ほど私を幸せにしてくれるサインはない。私の話に、だれかが頷いてくれたら、もっと勇気が出る。私たちは“体験できる場”や“共感を得られる場”をつくり、ライブ体験、クリエイション、ワークショップ等によって、心を繋ぐプロジェクト“HOHO(ホーホー)”を立ち上げることにしました。私たちは知恵をこらして企画を考え、クリエーターを招き、“HOHO”を参加者と共に喜びを分け合い、笑顔と共に共感を得られるような場にしていきたいと考えています。“HOHO” ロゴコンセプト HOHOは知恵の象徴であるフクロウの鳴き声「ホーホー」ものづくりの方法(ほうほう)納得する時の相槌「ほーほー」を意味します。“HOHO” 主催者KIGI(植原亮輔・渡邉良重)2012年にKIGI(キギ)を設立。ブランディング、グラフィック、プロダクト等幅広くデザイン活動を行う。1999年から共動で仕事を始め、沢山の代表的なデザインワークを生み出している。青木むすびTHROW A KISS(スロー・ア・キッス)ブランドデザイナーFH FASHION HEADLINE「明日のファッションから、100年先のファッションまで」をコンセプトに、「ファッションで心が動く瞬間」をバトンのように伝えていくメディアです。FHが考える“ファッション”とは、衣だけでなく、食、住、コト、ヒト、時間の過ごし方…など、毎日の暮らしを豊かにするすべてです。“HOHO” 会場個性の異なる2つのショップを行き来することで、ライフスタイルが広がっていく<開催場所について>ライフスタイルの多様化が進んだ昨今、人々は自ら選択し、個性を追求する傾向があります。アンティークが好きな人が、コンテンポラリーな家具も好きだったり…ハンドメイドなアイテムを選ぶ人が、工業製品も手にしたり…一つの方向に人々の気持ちが向かってゆく時代なのではなく、当たり前を必要としない“個”が尊重される自由な時代になってきたのかもしれません。ショップのコンセプトも取り扱う商品も異なる「OUR FAVOURITE SHOP」と「H.P.DECO」“HOHO”の思いやイベントレポート、クリエーターたちが持つ“引き出し”を、オンラインメディアを通じて届ける「FH」二つのショップで開催する“HOHO”での体験と、オンラインでも届けられる“HOHO”のメッセージ通して、参加者のライフタイルがさらに広がりを持ち、自由になることを私たちは願っています。講師とイベント</front>クリエーターの輪とHOHOから生まれる化学反応キギと青木むすびとFHと親交のあるクリエーター達で様々なジャンルのイベントを開催します。時に学び、時にはお酒を交えて笑い合うきっと、人生をもっと楽しむHOHO(方法)が見つかります<イベントスケジュール>※定員数に達したため、受付は終了いたしました※2016年8月21日(日)#001「時間の標本#001づくり」HOST:KIGI場所:H.P.DECO※定員数に達したため、受付は終了いたしました※2016年9月10日(土)#002「いちじくを愉しむワークショップ」HOST:福田里香場所:OUR FAVOURITE SHOP※定員数に達したため、受付は終了いたしました※2016年10月2日(日)#003「スマホで撮る写真のワークショップ」HOST:植原亮輔、新津保建秀場所:H.P.DECOこれらも、HOHOではすてきなイベントを開催していきます。随時、こちらのページを更新しますので、お楽しみに!
2016年08月06日キギ(KIGI)の渡邉良重によるぬり絵本『ぬりえの赤ずきん、くるみ割り人形、不思議の国のアリス』が発売された。これを記念して7月2日の14時から(※7月13日追加開催決定)、渡邉良重とともにぬり絵を楽しむスペシャルイベントが東京・港区のショップ&ギャラリー・アワ フェイバリット ショップ(OUR FAVOURITE SHOP)にて開催される。今回発売されたのは、10万部を超えて読まれているベストセラー絵本『ブローチ』で知られる渡邉良重による待望のぬり絵本。『赤ずきん』、『くるみ割り人形』、『不思議の国のアリス』といった誰もが一度は読んだことのある3つの童話のぬりえとなっており、色鉛筆やペン、水彩など好きなように自由に塗ると世界に一冊、自分だけの絵本が完成する。イベントでは渡邉良重が、画材の選び方や色の使い方、塗るときに意識することなど、ぬりえをすてきに仕上げるためのちょっとした工夫を伝授。特製のぬりえカードも用意される。定員は18名、持ち物は色鉛筆やカラーボールペンなど好きな画材。【イベント情報】絵本『ぬりえの赤ずきん、くるみ割り人形、不思議の国のアリス』発売記念イベント会場:OUR FAVOURITE SHOP住所:東京都港区白金5-12-21会期:7月2日時間:14:00~料金:1,500円(ドリンク・お菓子付き)予約:reserve@ofs.tokyoまで。件名に「7/2予約」、本文に、1)氏名、 2)電話番号、3)参加人数を記入の上申し込み。後日、OUR FAVOURITE SHOPより確認のメールが届く。※【7月13日追加開催情報】会場:マルノウチリーディングスタイル(東京・丸の内 KITTE4F)会期:7月13日時間:19:00~20:45 終了予定(18:30 受付開始)料金:1,500円(ワンドリンク付)定員:25名持ちもの:色鉛筆やカラーボールペンなど、好きな画材予約:eventrs01@gmail.comまで。件名に[7/13ぬりえワークショップ予約]とし、本文に1)氏名、 2)電話番号、3)参加人数を記入の上申し込み。後日、マルノウチリーディングスタイルより確認のメールが届く。【書籍情報】『ぬりえの赤ずきん、くるみ割り人形、不思議の国のアリス』著者:絵・渡邉良重、文・安藤隆アートディレクション&デザイン:渡邉良重デザイン:吾郷亜紀(キギ)英訳:島卓也・ジェニー出版社:リトルモア並製/80ページ/250×250mm発刊:2016年6月価格:1,300円
2016年06月19日クリエイティブユニット・キギ(KIGI)が7月3日まで、静岡・長泉町のクレマチスの丘内にあるヴァンジ彫刻庭園美術館にて個展「KIGI キギ in Clematis no Oka」を開催している。キギは、シアター プロダクツ(THEATRE PRODUCTS)のアートディレクションで第11回亀倉雄策賞を受賞した植原亮輔と、絵本『BROOCH』がNY ADCやONE SHOWでGOLDを受賞した他、アパレルブランド・カクマ(CACUMA)のデザインも手掛ける渡邉良重が2012年に設立したクリエイティブユニット。アートディレクションやプロダクトデザインの他、オリジナルのアートワークの制作を行うなど、多岐にわたる活動を続けている。同展では、近年美術館やギャラリーで発表を重ねてきたアートワークを中心としたキギのクリエーションを包括的に紹介。綿密なコンセプトからより秩序立った作品を制作する植原とやわらかな感覚から優しく繊細な作品を生み出す渡邉の異なる感性が共鳴する独自の世界を体感することができる。その他、会期中はクレマチスの丘や三島市内の店舗にてサテライト展示も同時開催。またスタンプラリーも行われ、すべて集めた人には、キギのオリジナルの缶バッジをプレゼントする。【イベント情報】「KIGI キギ in Clematis no Oka」会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1会期:4月2日~7月3日時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)料金:大人1,100円、高大生800円、小中学生500円休館日:水曜日(5月4日は開館)
2016年04月29日パスザバトン(PASS THE BATON)京都祇園店内に併設された飲食スペース「お茶と酒 たすき」にて、和三盆100%のオリジナル干菓子2種が発売された。今回発売されたのは「馬」と「サギ」の形を模した2種類の干菓子(各900円)で、デザインはパスザバトンのアートディレクターを務めるクリエイティブユニット・キギ(植原亮輔、渡邉良重)が手掛けた。同商品は、お茶と酒 たすきと、パスザバトン京都祇園店のみの限定販売となる。
2016年04月21日食べるスープをコンセプトにしたスープ専門店「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」では、2011年からスタートし、毎年恒例となった限定イヤーカップが今年も登場する。「Soup Stock Tokyo イヤーカップ」は、店舗で貯められるポイントで交換できる限定のカップ。(ポイントカードは冷凍スープや雑貨などを店頭で購入してもポイントが付与される)カップに描かれているオリジナルイラストはKIGIの渡邉良重が手掛けており、渡邉氏独特の世界観で、ほっこりとお家でスープを楽しむときにぴったりのオシャレなアイテムに仕上がっている。今年は“親子”をテーマに、ふくろうとくまの親子が描かれた2種類のデザインを用意。毎年、デザインをコレクションしている人も、今年のデザインが気に入って狙ってみたい人も、ポイントを集めてぜひ交換してみてはいかが。交換は、2016年1月4日(月)からSoup Stock Tokyoおよび家で食べるスープストックトーキョー全店でスタート。人気なうえに数量限定でなくなり次第終了となってしまうので、気になる方はお早めに。(text:Miwa Ogata)
2015年12月03日ワイス・ワイスは、アートディレクターに「キギ」、販売協力にプロダクトブランド「D-BROS」を迎え、"赤いマル"をモチーフにデザインされた伝統工芸の新ブランド「UMEBOSI(ウメボシ)」を展開することを発表した。その第1弾として、グラスやフロシキ、バッグなど5産地14商品を発売する。販売開始は10月16日。場所は東京都・六本木のWISE・WISE tools(東京ミッドタウンガレリア3F)。「UMEBOSI」は、日本人にとっての"食べられる伝統工芸"的な存在である「梅干し」に現代の息吹をふきこむように、今日の生活につなげる新しい取り組みとして商品開発を行うブランド。アートディレクターに若い世代から絶大な支持を受ける「キギ」を迎え、従来のイメージを一新するクリエイティブな伝統工芸をより多くの人たちに届けるべくスタートした。販売協力は、キギが長年携わるプロダクトデザインプロジェクト「D-BROS」が担当する。今回、その第1弾として発売されるのは、伝統的な"花切子"で描いたモチーフに、新たな技術"漆硝子"で赤いマルを鮮やかに絵付けした「UMEBOSIグラス 江戸切子」(東京都、長野県)、堅牢な木曽漆器の遺伝子を深く受け継ぐ「UMEBOSIグラス 漆」(東京都、長野県)、京都の老舗工房・スギシタの捺染技法により、鮮やかな色合いの大胆な図柄を生かした風呂敷「UMEBOSIフロシキ 手捺染」(京都府)、米沢織の"細番手・手染め"の特長を活かした技術で織り上げた生地で制作された「UMEBOSIバック/ポーチ 米織」(山形県)、極細の糸で織り上げられ、畳むとコンパクトになる「UMEBOSIシルクウールストール 手捺染」(山梨県)といった、5産地14商品。どれも日の丸を思わせる"赤い丸"をモチーフとしたデザインとなっている。また、商品の価格は「UMEBOSIグラス 江戸切子」が各9,000円、「UMEBOSIグラス 漆」が1セット3万円、「UMEBOSIフロシキ 手捺染」が6,000円、「UMEBOSIバック」が1万8,000円、「UMEBOSIポーチ」が7,500円、「UMEBOSIシルクウールストール 手捺染」が4万6,000円(価格はすべて税別)。なお、10月25日 13:30~15:00には、東京ミッドタウン・カンファレンス(ミッドタウン・タワー4F)において、「日本とつながる 未来とつながる UMEBOSIプロジェクトとは?」と題したトークセッションが開催される。出演は、ファッションジャーナリストの生駒芳子氏、キギの植原亮輔氏と渡邉良重氏、ワイス・ワイス代表の佐藤岳利氏。参加希望者は、Tokyo Midtown DESIGN TOUCHの事前予約ページより申し込む。申し込み期限は10月21日 11:59まで。参加費無料。
2015年10月07日東京糸井重里事務所は1日より、「ほぼ日手帳2016」の5つのシリーズのカバーとアイテムが新たに追加で販売開始した。○「ほぼ日手帳2016」、10月発売ラインナップ発表9月1日より発売中の「ほぼ日手帳2016」のラインナップに、今回5つシリーズの手帳カバーとアイテムが新たに登場した。追加されたのは、「ほぼ日刊イトイ新聞」で2013年にデビューしたKIGIデザイナーの渡邉良重氏による洋服ブランド「CACUMA」、聖林公司氏のデニムブランド「BLUE BLUE」。シリコン樹脂を素材に用いた手帳カバーの「SSACK」は、「ほぼ日手帳」本体のアートディレクションを担当するグラフィックデザイナー佐藤卓氏が手掛けたもの。このほか、スコットランド老舗タータンメーカー「Lochcarron」からは、手帳だけでなくマフラー・ストールも発売される。さらに、「ほぼ日手帳WEEKS 2016」の手帳カバーで最も人気だという「MOTHER2 どせいさん」シリーズと同じ、ネクタイ生地を用いたペンケース・カードケース、大小のポーチの4種類も登場した。商品価格については、[CACUMA]では、オリジナルの「バラと歩く人」が6,500円、カズンの「ヒヤシンスと座る人」が1万円(ともにカバー&本体セット)。WEEKSカバーの「光るスイセン」が9,000円(カバーのみ)。[BLUE BLUE]INDIGO BOOKは、オリジナルが1万2,500円(カバー&本体セット)。[Lochcarron]Royal Stewartはオリジナル・ジッパーズが7,500円、[Lochcarron]Dress Gordenは、カズン・ジッパーズが1万2,000円(ともにカバー&本体セット)。マフラーは4,800円、ストールは1万3,027円。[SSACK]はオリジナル1,500円、カズン2,300円(ともにカバーのみ)。なお、「ほぼ日手帳」は文庫本サイズの「オリジナル」、A5サイズの「カズン」、ウォレットサイズの週間手帳「WEEKS」、英語版の「Hobonichi Planner」の4種類で展開している。MOTHERシリーズの「どせいさん」グッズは、ペンケースが2,000円、カードケースが2,300円。ポーチの「すこしたてなが」が2,600円、「すこしよこなが」が3,000円。※価格はすべて税別
2015年10月05日今年7月に東京・白金にオープンしたショップ&ギャラリー「アワ フェイバリット ショップ(OUR FAVOURITE SHOP)」による、不定期開催のイベント「OFS Fountain」が9月5日に開催される。第1回となる今回は、沖縄が体感出来るイベント「アワ フェイバリット笑店~沖縄と落語の夕べ~」だ。「アワ フェイバリット ショップ」は、アートディレクターの植原亮輔と渡邉良重によるキギ(KIGI)と、森谷健久がクリエイティブディレクターを務めるブルーストラクト(bluestract)、信楽焼で知られる丸滋製陶の3社が共同でオープンしたショップ&ギャラリー。アートやデザイン、工芸、ファッション、音楽など様々な文化を発信している。「沖縄と落語の夕べ」と銘打たれた今回のイベントでは、沖縄の知恵と恵みから日々の生活を豊かにするモノ・コトを紹介するプロジェクト「琉Q(ルキュー)」にフォーカス。瓶詰めのジャム「沖縄のパッションフルーツバター」(40g 560円、70g 980円)や「沖縄の練り島唐辛子」(30g 650円)など、沖縄の自然の恵みを活かした食品「琉Q」を始め、沖縄の食材を用いた料理と泡盛を提供すると共に、沖縄民謡、落語、書道など地域にまつわる文化をライブ形式で展開していく。なお、料理は「キギ」がデザインした「KIKOF(キコフ)」の器に盛りつけて提供される。【イベント情報】「アワ フェイバリット笑店~沖縄と落語の夕べ~」会場:アワ フェイバリット ショップ住所:東京都港区白金5-12-21会期:9月5日時間: 18:30~21:00※入場無料(沖縄ミニ弁当&ワンドリンク付き)※「OUR FAVOURITE SHOP」公式サイトより予約必須
2015年08月27日家族の絆を紹介するドコモの広告シリーズ「イエ・ラブ・ゾク」が伊勢丹とコラボレーションを実施。ポップアップイベント「PRODUCT FAMILY ~作り手がつなぐ家族の絆~」を、8月4日まで伊勢丹新宿店本館5階のセンターパーク/ザ・ステージ#5で開催する。注目は、「marimekko(マリメッコ)」のデザインも手掛けるテキスタイルデザイナー・鈴木マサルを始め、アートディレクターの渡邉良重、クリエイティブ プラットフォーム「SANDWICH」、切り絵アーティストの福井利佐、アートディレクターの浅葉克己ら第一線で活躍するクリエイター5名が、てぬぐいメーカー「かまわぬ」とのコラボレーションで、伝統の“注染”技術を使った新作てぬぐい「イエ・ラブ・ゾク KAZOKU no TENUGUI」(全10柄)の先行発売。ラインアップは、エッジの効いたグラフィカルなアート柄から、漢字をモチーフにしたシックな柄まで様々。鈴木マサルは、家族で集団生活を送るという“ライオン”がモチーフのてぬぐいを製作。のんびりとくつろいでいるライオンの家族と、大人になったら集団を出なければいけないという雄ライオンが旅立つ様子が描かれている。その他、アートディレクターの渡邉良重がいつも忙しい母に向けてデザインしたてぬぐいや、「SANDWICH」による父を勇気づけるてぬぐい、福井利佐による祖母へのてぬぐい、浅葉克己による祖父へのてぬぐいなど。また、これまでに「イエ・ラブ・ゾク」がメーカー各社とタッグを組み、“家族”をテーマに生み出してきたオリジナルアイテムの数々も販売。野菜スイーツ専門店パティスリー ポタジエや酒井産業とコラボレートした「イエ・ラブ・ゾク KAZOKU no OHASHI」5膳セット(3,000円)や、玉の肌石鹸や西海陶器と製作した「イエ・ラブ・ゾク SOAPSET」(3,000円)、岳南木工商会や浦工とコラボレートした「イエ・ラブ・ゾク FIRST AID BOX」(5,800円)などが取り揃えられている。
2015年07月23日アートディレクターの植原亮輔と渡邉良重による「キギ(KIGI)」、森谷健久がクリエイティブディレクターを務める「ブルーストラクト(bluestract)」、和洋を調和させたインテリアを展開する「丸滋製陶」の3者が共同で手掛けるショップ「アワ フェイバリット ショップ(OUR FAVOURITE SHOP)」が、7月4日に東京・白金にオープン。住所は東京都港区白金5-12-21。白金の住宅街の一角、ギャラリースペースも併設する店内では、キギによる「KIKOF」のテーブルウエアや家具を始め、「D-BROS」のプロダクトや「CACUMA」の洋服、「琉Q」の食品の他、同ショップのオリジナルプロダクトなどが展開される。また、「エツコソノベ(ETSUKO SONOBE)」のジュエリーを始めとしたセレクトアイテムも取り扱われる。その他、料理が出来るカウンターキッチンやギャラリースペースも設置。今後ギャラリーでは、「KIKOF」の滋賀、「琉Q」の沖縄など、展開アイテムの地域に紐づいたイベントを始め、トークショーやワークショップ、企画展などを行っていく予定だ。
2015年07月06日「とらやの羊羹」で知られる和菓子メーカーの虎屋は、東京都・六本木の「とらや 東京ミッドタウン店」店内ギャラリーで開催中の企画展「"みらい"の羊羹~わくわくシェアする羊羹」で展示されている、須藤玲子氏デザインの羊羹「SHIMAMOYO」と渡邉良重氏デザインの羊羹「MONOGATARI」の2種類を数量限定で販売する。販売店はとらや 東京ミッドタウン店。どちらも販売期間は6月27日~8月3日。価格はともに4,320円。このたび限定販売が決定したふたつの羊羹のうち「SHIMAMOYO」は、テキスタイルデザイナー須藤玲子氏がデザインした、太い縦縞と細い横縞からなる3色の縞模様を重ねた羊羹。切り分けて並べると布地を広げたような新たなデザインが生まれる。一方の「MONOGATARI」は、アートデザイナー渡邉良重氏がデザインした羊羹で、切り分けるたびに百合やうさぎ、鳥、女の子、リスが登場し、思い思いの物語を想像しながら味わえる。どちらも「とらや 東京ミッドタウン店」にて、6月27日~8月3日までの期間限定で販売される。価格はともに4,320円。また、既報のとおり、同展に展示されている、フランス人のデザイナー・グエナエル ニコラ氏がデザインした羊羹「SUEHIROGARI」(紅白と緑黒の2種類)の限定販売も決定している。同商品はひと口サイズの干羊羹が扇状に8本並んだユニークなスティックタイプで、立食パーティーの席などに適したユニークな形状が特徴。こちらの販売日は6月28日、7月18日、8月1日の3日間のみで、販売開始時刻は12:00~(各日とも各10箱限定)。価格は1箱(8本入り) 3,240円。ちなみに、現在開催中の「"みらい"の羊羹~わくわくシェアする羊羹」は、前述した3名のクリエイター(須藤玲子氏、渡邉良重氏、グエナエル ニコラ氏)が、「ちょっと未来の、和菓子のある暮らし」を思い描いて作った3種類の新しい羊羹を「食べるシーンの提案」とともに展示している企画展。東京都・六本木の東京ミッドタウン ガレリア地下1階の「とらや 東京ミッドタウン店」店内ギャラリーにて、8月3日まで開催されている。開場時間は11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)。入場無料。
2015年06月24日「とらやの羊羹」で知られる和菓子メーカーの虎屋は、現在「とらや 東京ミッドタウン店」の店内ギャラリーで開催中の企画展「"みらい"の羊羹~わくわくシェアする羊羹」で展示されている、フランス人のデザイナー・グエナエル ニコラ氏がデザインした干羊羹「SUEHIROGARI」(紅白と緑黒の2種類)を販売する。販売日は6月28日、7月18日、8月1日の3日間のみで、販売開始時刻は12:00~(各日とも各10箱限定)。販売店はとらや 東京ミッドタウン店。価格は1箱(8本入) 3,240円。このたび限定販売されるのは、フランス人のデザイナー・グエナエル ニコラ氏(キュリオシティ代表)がデザインしたもの。ひと口サイズの干羊羹が扇状に8本並んだユニークなスティックタイプで、立食パーティーの席など大勢で楽しく食べるシーンに適したユニークな形状となっている。「SUEHIROGARI 紅白」と「SUEHIROGARI 緑黒」の2色が用意される。なお、同羊羹をデザインしたグエナエル ニコラ氏は、建築、インテリア、プロダクトと幅広い作品を手がけるデザイナー。透明感があってエッジが効いたシャープなデザインが特徴だが、あくまで「人」を中心に置いた視点が貫かれている。ヨーロッパのラグジュアリーブランドのショップデザインに日本の伝統技術を活かすなどの試みを行っているということだ。ちなみに、現在開催中の「"みらい"の羊羹~わくわくシェアする羊羹」は、グエナエル ニコラ氏のほか、須藤玲子氏、渡邉良重氏といった3名のクリエイターが、「ちょっと未来の、和菓子のある暮らし」を思い描いて作った3種類の新しい羊羹を「食べるシーンの提案」とともに展示している企画展。東京都・六本木の東京ミッドタウン ガレリア地下1階の「とらや 東京ミッドタウン店」店内ギャラリーにて、8月3日まで開催されている。開場時間は11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)。入場無料。
2015年05月28日虎屋は4月1日から8月3日まで、「とらや 東京ミッドタウン店ギャラリー」にて、ifs未来研究所が企画協力した展示「"みらい"の羊羹~わくわくシェアする羊羹~」を開催する。○ちょっと未来の、和菓子のある暮らし同研究所は、近未来のライフスタイルを研究・発信しながら、企業のブランド作りや商品開発を手がける組織。同展示では、3名のクリエイター、須藤玲子氏、グエナエル ニコラ氏、渡邉良重氏による「ちょっと未来の、和菓子のある暮らし」を思い描いた羊羹を製作した。ギャラリーでは、それぞれの羊羹を、食べるシーンの提案とともに紹介する。テキスタイルデザイナー、須藤氏の作品は、切り分けると、モダンでグラフィカルな柄が表れる羊羹。テーマは縞。円環や四方形に並べると、縞と縞がつながり、テキスタイルのような表情が広がる。建築、インテリア、プロダクトなどのデザインを手がけるグエナエル ニコラ氏の作品は、扇状に広がったスティックタイプの一口羊羹。アートディレクター、渡邉氏の作品は、カラフルなパーツが入った透明な羊羹。切り分ける場所によって、異なる絵柄が現れる。会場の所在地は、東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア地下1階の「とらや 東京ミッドタウン店」店内ギャラリー。開催時間は11時から21時となる。入場は無料。同展開催期間中に、クリエイターを招き、トークイベントを開催する予定。また、3つの羊羹については、期間限定で販売も予定されているという。
2015年03月31日「とらやの羊羹」で知られる和菓子メーカーの虎屋は、ifs 未来研究所の企画協力により、3名のクリエイターとともに作った3種類の羊羹を紹介する企画展「"みらい"の羊羹~わくわくシェアする羊羹」を開催する。会期は4月1日~8月3日。会場は東京都・六本木の東京ミッドタウン ガレリア地下1階にある「とらや 東京ミッドタウン店」店内ギャラリー。開場時間は11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)。入場無料。この企画展は、須藤玲子氏、グエナエル ニコラ氏、渡邉良重氏といった3名のクリエイターとともに「ちょっと未来の、和菓子のある暮らし」を思い描いて作られた、見た目も楽しみ方も異なる3種類の新しい羊羹を、「食べるシーンの提案」とともに展示するもの。テキスタイルデザイナー・須藤玲子氏が制作したのは、切り分けるとグラフィカルな柄が表れるという「縞」をテーマにした羊羹。円環や四方形に並べると縞と縞がつながり、布(=テキスタイル)のような表情が広がるという。また、キュリオシティ代表・グエナエル ニコラ氏は、"扇"をかたどったスティックタイプのひと口羊羹を制作。華やかさと斬新さを併せ持つユニークな存在で、立食パーティーの席などにぴったり合う羊羹となっている。そして、アートディレクター・渡邉良重氏はカラフルなパーツが入った透明な羊羹を制作。切り分ける場所によって異なる絵柄が現れ、「物語を連想させる絵」が手前と奥で重なって見えるということだ。
2015年03月27日資生堂 ベネフィークは、同ブランドのWebサイト上において、ブランドのコンセプトや世界観を「うた」とともに映像化した「Bを探しに」を公開した。映像と詩はアートディレクター渡邉良重氏(キギ)が担当している。「Bを探しに」は、美しい絵と旋律、詞、歌声が印象的なムービー作品。登場する女性が森を旅するような構成で描かれたストーリーは、「自然の恵みへの敬意」をテーマに大人の女性の心を癒し、繰り返し歌いつがれるライフ・ロング・ソングとなることを願って作られたという。ムービーのタイトルにある「B」は、ブランド「BENEFIQUE」、「BEAUTY」、「BIOTOPE」の頭文字から命名されたとのことだ。また、同作品のアートディレクションにキギの渡邉良重氏を起用した理由として、同氏の作品が女性の心をそっと汲み取るような繊細で強い独特な絵のタッチであることや、作品にたびたび植物や花々が登場することなどから、「ベネフィークの世界観との親和性の高さ」を挙げている。ちなみに、渡邉氏は作品に登場する歌の作詞も担当している(歌唱はJanis Crunch)。さらに、同ブランドサイトでは、渡邉氏のインタビューコーナーをはじめ、ムービーのお気に入りのカットをFacebookのカバー画像として取り込むための機能や、同氏がセレクトした映像カットがレイアウトされた、手のひらサイズの絵本風の歌詞カードをダウンロードできるコンテンツも公開されている。なお、アートディレクター・渡邉良重氏は山口県生まれ。独自の世界観で、アートディレクションやグラフィックを中心に、テキスタイル、D-BROSをはじめとした商品デザインを手掛ける。2012年にアートディレクターの植原亮輔氏と株式会社キギを設立。以降、今までの仕事に加え、「CACUMA」での服のデザイン、滋賀の職人と共同で手がけるプロダクトブランド「KIKOF」の設立など幅広く活躍。渡邉氏が絵を描き、文章を内田也哉子氏が手がけた絵本「BROOCH」を含めさまざまな作品が、世界の主要コンペティションで数々の受賞を収め、高い評価を得ている。主な作品集として「キギ/KIGI」(リトルモア)。
2015年03月06日東京都・表参道のスパイラルガーデンでは、アート作品でファッションを取り巻く社会のあり方を問う「Boutique! - ファッションって何? アートと考える、その姿。」展を開催する。開催期間は12月17日~29日まで、開場時間は11:00~20:00、入場無料。同展では、フィンランドと日本、2つの国のファッションデザイナーとアーティストとがペアを組み、服そのものではなく、グローバル経済における大量消費や持続可能性、ジェンダー、審美性、階級差など、ファッションを取り巻く社会のあり方について問題提起を行うアート作品を展示する。2012年、フィンランドのアモス アンデルソン美術館で開催されたファッションとアートの融合展「Boutique」をベースに、新たに日本版として発展させたものだ。服飾デザイナーのティモ・リーサネンとビジュアルアーティストのサラ・サリーンは、「大量消費文化」にスポットを当てた作品「15%」を出品。一般的な洋服は全材料の85%のみを使用し、残りの15%は廃棄されているという事実を表現するため、実際のTシャツの"15%"にあたる部分と85%分の布を提示する映像インスタレーションを展開する。また、レディー・ガガが愛用する靴のデザイナーとして注目を集める舘鼻則孝と、自らの顔をモチーフとした作品を描く画家の松井えり菜は、童話「シンデレラ」をモチーフにした作品を発表。身につけるものが演出する力、そして本当の幸福とは何かを考えさせる。そのほか日本からは、「日本の美意識」を現代に活かす服づくりに取り組む気鋭のファッションフブランド「matohu(まとふ)」とロングライフデザインのセレクトストア「D&DEPARTMENT」などを手がけるナガオカケンメイら参加する。なお、植原亮輔と渡邉良重によるデザインユニット「キギ」が同展のビジュアルイメージを担当するほか、同展と連動したエントランスのウインターデコレーションを手がける。
2014年12月11日「パスザバトン(PASS THE BATON)」は「コクヨ(KOKUYO)」とコラボレーションし、測量野帳を販売する。1月10日よりパスザバトン丸ノ内店、表参道店にて数量限定で取り扱い。価格は189円。今回のコラボは、実際の使用には差し支えないもののコクヨの品質基準を満たせなかった測量野帳に、パスザバトンのオリジナルイラストを入れたもの。デザインを担当するのは、紙にまつわる多彩なクリエーティブ活動を行っている「キギ(KIGI)」のアートディレクター植原亮輔と渡邉良重。パスザバトンのアイコンでもあるバトンを手渡す動物たちが表紙を飾る。測量野帳とは、野外での使用に適したコンパクトなサイズと厚みのある表紙で、測量や建築、工事など様々なフィールドワーク従事者に人気のノートブック。1959年に測量現場からの声によって誕生したコクヨのロングセラー商品。
2014年01月10日多くのデザイン賞を受賞しているアートディレクター・渡邉良重と、話題の企業広告を多数手がけるCMプランナー・高崎卓馬のトークイベントが、11月25日にマルノウチリーディングスタイルカフェで開催される。同イベントは、両氏が手がけた「ディーブロス(D-BROS)」の2014年絵本カレンダー「ディアベア(DEAR BEAR)」の発売を記念したもの。トークでは、渡邉の柔らかなイラストに、高崎の繊細な言葉が合わさり”物語”が完成したこのカレンダーの制作過程の他、広告業界の第一線で活躍する両氏が「モノや広告を通して何を考え、何を伝えようとしているのか」を聞くことができる。また、ショーやムービーの朗読を中心に活動中の美大生・前田エマによる同絵本カレンダーの朗読会や、カレンダー購入者向けのサイン会も実施される。会場では、カレンダーに登場する少女が描かれた新作のカップ&ソーサー(4種)を限定発売。カップとソーサーを組み合わせることでイラストが完成する仕組みになっており、カップを持ち上げると違った表情の少女のイラストが現れる。イベントに参加するには、店頭にて前売りチケットを購入するか、info.d-bros@draft.jp宛てに、名前、電話番号、枚数を記載したメールを送信することで申し込むことができる。「ディーブロス(D-BROS)」は、広告制作、グラフィックデザインを主とする株式会社ドラフトのプロダクトブランドとして1995年にスタート。ステーショナリー、インテリアツール、テーブルウェアなど数々のプロダクトを国内外で発表している。渡邉は、2012年に植原亮輔とともに「キギ」を設立。アートディレクションやグラフィックを中心に、ウェア、絵本、D-BROSプロダクトなどのデザインを手掛ける。ADC会員賞、NY ADCおよびD&AD金賞などを受賞し、国内外で高い評価を受けている。著書にロングセラーの絵本『BROOCH』(リトルモア)ほか。一方、高崎は電通コミュニケーションデザインセンターに所属。話題の企業広告を多数手がけ、映画『ホノカアボーイ』では脚本・プロデュースを担当した。2012年には『表現の技術』(朝日新聞出版)、小説『はるかかけら』(中央公論新社)を出版。さらにギギの渡邉や植原とともに三陽商会のコートキャンペーンや、気仙沼の日本酒のリニューアルプロジェクト「NAMIとUMI」にも携わっている。【イベント情報】渡邉良重 × 高崎卓馬 トークイベント会場:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワーKITTE4F会期:11月25日時間:開場 18:30/19:00から20:30定員:60名参加費:1,500円(1ドリンク付き)問い合せ:03-3498-6851
2013年11月17日