世界が注目するアニメーション監督・湯浅政明が描く、海辺の街を舞台にした感動の青春ラブストーリー『きみと、波にのれたら』。この度、本作が「上海国際映画祭」の金爵賞アニメーション長編部門にノミネートされたことが分かった。「上海国際映画祭」は今年で22回目の開催となり、現地時間6月15日(土)~24 日(月)まで、中国・上海で行われる。これまで日本からは、『村の写真集』(三原光尋監督/最優秀作品受賞)、『武士の一分』(山田洋次監督/最優秀音楽賞受賞)が出品。昨年は期間中に約500作品が上映され、40万人以上の来場者を記録。岡田麿里初監督作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』が、アニメーション最優秀作品賞(金爵賞)を受賞した。『夜明け告げるルーのうた』ではフランス・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門でグランプリ(クリスタル賞)を受賞、『夜は短し歩けよ乙女』は第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞し、世界から注目される湯浅監督だが、本映画祭でノミネートされるのは今回が初。日本人監督による2年連続の快挙、すでにノミネートが発表されているアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門との2冠に期待がかかる。なお、本作の公式上映会、および金爵賞の発表は、6月23日(日)に予定。W主演のひとり、港役の片寄涼太(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)が本映画祭で海外映画祭デビューを飾ることも決定し、現地23日に開催される公式上映会で舞台挨拶を行うほか、レッドカーペットにも登場する。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年06月03日世界を魅了してきた湯浅政明監督最新作『きみと、波にのれたら』の公開を記念して、湯浅監督が手掛けた『夜明け告げるルーのうた』と『夜は短し歩けよ乙女』の2作品が2週連続で放送されることが決定した。◆『夜明け告げるルーのうた』(6月4日放送)2週連続で放送される今回。最初の週は、フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門でグランプリ(クリスタル賞)を受賞した『夜明け告げるルーのうた』(’17)を放送。寂れた漁港の町・日無町を舞台に、心を閉ざした中学生のカイが、人魚の少女・ルーとの出会いと交流を通して、本当の気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる青春感動ストーリー。少女・ルーを谷花音が演じているほか、下田翔大、柄本明、斉藤壮馬、寿美菜子らが出演している。ストーリー寂れた漁港の町・日無町に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。両親の離婚によって日無町に居を移したカイは、父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向き。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。ある日、クラスメイトの国夫と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。しかし、古来より日無町では人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう――。◆『夜は短し歩けよ乙女』(6月11日放送)2週目は、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(’17)を放送。京都を舞台に描かれる、ちょっと風変わりな森見登美彦の同名ベストセラーを原作に、星野源(黒髪の乙女に焦がれる先輩役)、花澤香菜(黒髪の乙女役)、神谷浩史(学園祭事務局長役)、中井和哉(樋口師匠役)、秋山竜次(パンツ総番長役)ら最高のキャストでアニメーション映画化した。ストーリークラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は、今日も「なるべく彼女の目にとまる」ようナカメ作戦を実行する。春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。京都の町で、個性豊かな仲間たちが次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか――!?◆『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』を観たあとは、まもなく公開される湯浅監督最新作もチェック!湯浅監督待望の最新オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』は、海辺の街を舞台に、消防士の青年・港とサーファーの大学生・ひな子との運命的な恋を描く感動青春ラブストーリー。港役は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太、ひな子役は先日結婚・妊娠を発表した女優・川栄李奈が担当しているほか、松本穂香、伊藤健太郎と注目の若手俳優が声優参加。主題歌は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が担当しており、本作のために書き下ろされた「Brand New Story」も必聴だ。◆放送決定を記念して湯浅監督からコメント到着!『夜は短し歩けよ乙女』は少しお酒を飲みながら観たら楽しいかもしれません。『夜明け告げるルーのうた』は観終わるころにちょうど夜が明けますね。(笑)『きみと、波にのれたら』を観る前に是非楽しんでいただけたらと思います。(cinemacafe.net)■関連作品:夜は短し歩けよ乙女 2017年4月7日より全国にて公開© 森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年05月30日映画『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)の本編映像が22日、公開された。同作は湯浅政明監督の最新オリジナルアニメーション映画。消防士の青年・港(片寄)とサーファーの大学生・ひな子(川栄)は小さな港町で出会い、恋に落ちたが、港は海の事故で命を落としてしまう。憔悴するひな子がある日2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。今回公開されたのは、片寄&川栄のリアルな空気感が伝わるアドリブ歌唱シーンに合わせた、港&ひな子のデートシーン。主題歌であるGENERATIONS from EXILE TRIBEの「Brand New Story」は作中で2人の思い出の曲としても歌われており、もともと別々に収録されるはずだったが「2人で歌った方が、良い空気感になるんじゃないかとイメージしていた」という片寄のアイディアで川栄と一緒に歌うことに。ところどころ照れ笑いを抑えられなかったり、完璧すぎないメロディだったり、現場の空気感がそのまま伝わってくるような歌に、監督も「良い意味で生っぽい、幸せな恋人同士が本当に楽しそうに歌っている場面になっている」と大絶賛した。公開されたデートシーンは、2人が一緒にサーフィンをしたり、ハンバーガー屋では2人で思いっきり大きな口でほおばったり、ドライブに水族館、さらには海沿いの桟橋では夕陽に見守られながらのキスなど、甘いシーンが満載となっている。
2019年05月22日アニメーション映画『きみと、波にのれたら』の完成披露舞台挨拶イベントが5月14日(火)TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、片寄涼太(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎、湯浅政明監督が登壇した。イベントには、まず“片寄さん以外”のメンバーが登場。向水ひな子役の川栄さんは「本日はお集まりいただきありがとうございます。完成披露でみなさまに見ていただくのを楽しみにしていました。本日は短い時間ですが楽しんでいってください」と会場へ呼びかけ、雛罌粟洋子役の松本さんは「声優初挑戦ということで緊張しましたが、楽しく演じることができました。今日は楽しんでいってください」、川村山葵役の伊藤さんも「完成披露の日を迎えられて嬉しく思っています。短い時間ですが楽しんでいってください」と挨拶した。すると、MCから「主人公・雛罌粟港を演じられた、片寄涼太さんがまだいらっしゃっていないですね」「片寄さんが到着されるまでの時間、代わりに“港”さん(雛罌粟港)を呼んでいます。川栄さん呼んでみていただけますか?」とふられた川栄さん。「呼んでみましょう。港~!!」と呼ぶと…。何やらステージ上の巨大水槽アクリル面に「ひな子!ここだよ――!」と港が登場!あらかじめ制作されたアニメーションかと思いきや、リアルタイムで観客と会話を始め、「ひな子との思い出のシーン」について問われると、「2人でオムライスをたべたことかな!」と回答し、川栄さんも「食べましたね、おいしかったねー!」と言うと、まさかの港は無言。これには「あれっ?おいしかったねー!えっ?おかしくない?」と川栄さんも戸惑い、会場からも笑いが起こった。さらに、「ひな子との思い出の歌を歌ってほしい」という要望が飛び出すと、「あっ。そろそろ、時間だ、もう、消えちゃう」…そう言って港が水槽から消えてしまった次の瞬間、水槽が煙に包まれ、片寄さんがイリュージョンで出現!「初めて声優に挑戦させていただき、この作品でよかったなと思える作品になっています。みなさまにお届けできてすごく嬉しいです。よろしくお願いします!」と挨拶し、割れんばかりの歓声で迎えられた。これから本編を観る来場者へ向け、片寄さんは「アニメーションなんですけど、人の命とか人生とかが描かれている素敵な作品だなと思います」と本作についてコメント。川栄さんも「みなさんに見ていただけるのがすごく嬉しいです。見終わった後に背中を押してもらえる作品だなと思いました」と語った。また、主題歌を担当する「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバーも片寄さんと一緒に本作を観たそうで「すごく喜んでいました。作品中で、何度も曲もかけていただいたり、カギとなる曲として使用いただいたりと、世のため人のためいい仕事をしたなとメンバー一同喜んでいました」と明かす。アフレコ秘話も飛び出し、劇中で港とひな子が歌うシーンは、片寄さんからの提案があったそうで、湯浅監督は「もともとは一人ずつ歌う予定だったんですが、一緒にやってみてはと言ってくださって、やってみると幸せなカップルとして描けて、斬新な表現になったのではないかと思います」とコメント。しかし、「でもさっき聞いたら川栄さんは嫌だったそうで…!」と片寄さん。川栄さんは「嫌でした(笑)。片寄さんはうまいし、キーがこうって言われてもわからないし、緊張しました」と言い、アフレコで印象に残った部分についても「歌った記憶しかなくて、片寄さんと歌うのがプレッシャーでした」と告白。また、「伊藤さんはあるセリフが一発目にノイズが入ってしまい、何度も撮り直しましたね」と監督から突然、公開ダメ出し!すかさず伊藤さんが「すごい落ち込むやつじゃないですか!」と言うと、「今の技術でなんとか!」(湯浅監督)、「もっと落ち込むじゃないですか!!技術でなんとかなったみたいな(笑)」(伊藤さん)と仲の良い掛け合いも。そして最後に「幅広い年代の方に見ていただける作品です。何かにふみだせないときに勇気をもらえます」(川栄さん)、「素敵な作品に関わることができて誇りに思っています。人生の中に波が立たない方はいらっしゃらないと思います。そんなみなさんを波に乗せてくれるような素敵な作品になりました!」(片寄さん)と映画をアピールしイベントは幕を閉じた。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年05月15日映画『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)の完成披露舞台挨拶が14日に都内で行われ、片寄涼太(GENERATIONS form EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎、湯浅政明監督が登場した。同作は湯浅政明監督の最新オリジナルアニメーション映画。消防士の青年・港(片寄)とサーファーの大学生・ひな子(川栄)は小さな港町で出会い、恋に落ちたが、港は海の事故で命を落としてしまう。憔悴するひな子がある日2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。アフレコでは、片寄の提案でその場で2人で歌うシーンもあったというが、川栄は「本当にいやだった」と告白。「2度目ましてくらいで、あんまり会話もしてない状態で歌うのが緊張して!」と訴える。「歌った記憶しかなくて。片寄さんと一緒に歌うのが本当にプレッシャーすぎて、あんまり覚えてないんです。歌って苦手意識あったんですけど、歌いました」と苦笑しながら振り返った。また、映画を見て「料理に挑戦したい」という松本に、片寄が「いるよ、先生がここに。めちゃくちゃ料理するんだって」と川栄を紹介すると、川栄は「やめてもらっていいですか」となぜか制止。片寄が「あまりこのキャラを出したくないみたいで」と説明すると、川栄は「するだけなので。大丈夫です、大丈夫です」と遠慮しつつ、得意料理は「煮物です」と明かした。
2019年05月14日映画『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)の完成披露舞台挨拶が14日に都内で行われ、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎、湯浅政明監督が登場した。同作は湯浅政明監督の最新オリジナルアニメーション映画。消防士の青年・港(片寄)とサーファーの大学生・ひな子(川栄)は小さな港町で出会い、恋に落ちたが、港は海の事故で命を落としてしまう。憔悴するひな子がある日2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。舞台挨拶では、片寄だけが「車の渋滞により到着していない」と知らされ、観客は騒然。しかし、ヒロイン・ひな子の歌が流れると、ステージ中央の水槽型ビジョンに、作中の港の姿が映し出される。「見えてますよ」と話す港は、観客の様子も次々当て、さらに質問を募ってトークするという某アトラクションのような展開に。「渋滞にはまってるらしいですが、今どこにいるんですか?」という観客の鋭い質問には、「ちょっと僕に聞かれても、(片寄ではなく港なので)わからないなあ」と、とぼけていた。その後、スチームが発射され、水槽の中からは本物の片寄が登場。実は中に潜んでトークしていた片寄は、改めて舞台挨拶に参加する。湯浅監督は「スチームにびっくりしてしまって、まだ動揺してます。こんな舞台挨拶もあるんだなという風に思いました」と驚いていた。作品にちなみ、「令和初の夏、波に乗りたいこと」を聞かれた片寄が「やっぱり、この映画を見ないと、みなさん、波には乗れないですよ」と答えると、伊藤がすかさず「どういうことでしょう?」とツッコミ。片寄は「今、うまいこと言った風だったから、それでいいじゃん!」と拗ねつつ、 「絶対この夏を彩る作品になるという思いを込めて」と説明すると、客席から若干の拍手が起こる。その後、「この映画を見て、本当に波に乗りたいなと思いました。泳げないけどサーフィンやりたいと思わせてくれる」(川栄)、「おいしそうな料理シーンが出てくるので、料理を頑張りたいなって思います」(松本)と続き、最後は伊藤の番に。伊藤は「サーフィンもしたくなりますし、料理もしたくなります。ということは、この映画を観ないと、波に乗れないんじゃないかな」とうまくまとめ、客席からは大拍手。片寄は「俺の時より拍手多いよ!」と訴えていた。
2019年05月14日湯浅政明監督待望の最新オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』。本作の声優陣には、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太、女優・川栄李奈がW主演、さらに松本穂香、伊藤健太郎といま最も勢いのある若手俳優が参加し、注目を集めている。そんな中、2019年の片寄さんはすでに話題作が目白押しだ。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメインボーカルを務め、美しい歌声で海外での人気も高く、いま若手最注目株といえる片寄さん。年々活動の幅を広げていく彼の多彩な挑戦に迫った。挑戦1:夢を追うクラスのリーダー!? 人質の高校生役で激しいアクションも!「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」卒業間近の高校生が担任教師(菅田将暉)によって人質となるという設定と、毎話驚きの展開から高視聴率を記録したドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系)。片寄さんは、クラスのリーダー格で反抗的な態度をとる生徒・甲斐隼人を演じた。甲斐は、ダンサーになるという夢がありながら、家族のためにその夢を諦めたという過去を持つ役どころ。追い込まれている甲斐に手を差し伸べるのは…。総勢29人の生徒役には、本作でも共演する川栄さんをはじめ、いまを時めく注目の若手キャスト陣が集結。中でも片寄さんはダンスはもちろん、キレキレのアクションシーンもこなし、クラスのリーダー格にふさわしく熱い姿を見せた。挑戦2:総資産数兆円の御曹司!セレブ王子役でピアノを披露『PRINCE OF LEGEND』個性豊かな選ばれし王子が、“伝説の王子”を目指しバトルをする『PRINCE OF LEGEND』。片寄さんは、総資産数兆円といわれる朱雀グループの御曹司で、常に多くのお付きの者に囲まれて暮らすセレブ王子・朱雀奏を演じ、王子が大渋滞する中で果敢にバトルを繰り広げた。作中では片寄さんの特技であるピアノも披露。普段はグループのメインボーカルとして活躍している片寄さんだが、4歳から習い始めたピアノをライブでもたびたび演奏している。繊細な旋律とゆったりとした雰囲気にはファンのみならずキュンとしてしまうこと間違いなし、注目のシーンとなっている。挑戦3:正義感の強い消防士がある出来事で幽霊に!? アニメの声優初挑戦!『きみと、波にのれたら』海辺の街を舞台に描かれる感動の青春ラブストーリー『きみと、波にのれたら』は、国内外で評価を集める湯浅監督が手掛けるアニメ作品。甘い歌声で多くのファンを魅了してきた片寄さんが声優に初挑戦する。演じるのは、器用で正義感が強く仕事でも信頼されている消防士・雛罌粟 港(ひなげし みなと)。海の事故で命を落としてしまうが、川栄さんが演じる恋人・向水ひな子の歌をきっかけに再び現れる。再び会えたことを喜ぶひな子だが…。2人はずっと一緒にいることができるのだろうか?港が再び姿を見せた本当の目的とは?最後まで目が離せない展開となっている。また、主題歌は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の「Brand New Story」に決定した。片寄さんがメインボーカルを務めるこの歌は、作品の中でも大切な要素となる。初挑戦の声優ながら、命を落としてしまった後に恋人の元に再び現れる、という難しいキャラクターに挑戦した片寄さん。「体当たりの気持ちで」臨んだそうで、「ラブストーリーではありますが、一人一人が成長していく部分もとても大事で、観てくださった方が勇気をもらって、背中を押されるような作品になれば」と期待を込めている。ふだんのグループでの活動を飛び出し、日々新しいことに挑戦していく片寄さん。活躍の場を次々と広げていく彼から今後も目が離せない。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PRINCE OF LEGEND 2019年3月21日より全国東宝系にて公開©「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 © HI-AX All Rights Reserved.きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年04月24日「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太が主人公を演じる湯浅政明監督のオリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』から、予告編とポスタービジュアルが到着。主題歌は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の新曲に決定した。本作は、海辺の街を舞台にした感動の青春ラブストーリー映画。今回到着した映像では、サーフィンが何よりも好きで海辺の家に越してきたひな子(川栄李奈)が、消防士の港(片寄涼太)と出会うシーンからスタート。次第に心を通わせて親密な関係になっていくが、そんな2人の間を裂くように、港を不慮な事故が襲う。突然の別れに悲しみに暮れるひな子だったが、ある歌を歌うと水の中に港が現れるように…。水が入ったコップや水滴、小さな港が登場している。さらに、映像では港とひな子が一緒に歌うシーンも解禁された。また、今回決定した「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の主題歌も挿入。「Brand New Story」と名付けられたこの楽曲は、本作のために書き下ろされたもの。「自身初めての声優に挑戦させて頂いた映画で、グループとしても主題歌を務めさせて頂けることがとても嬉しい」と喜んだ片寄さん。楽曲については「楽しい生活や新しい出会い、新たな一歩を踏み出す方に聴いて頂きたい一曲です」と言い、「GENERATIONSとしては久しぶりの“ジェネキャッチ―”な楽曲なので、この映画に爽やかに華を添えられたらと思っています」とコメント。一方、片寄さんと共にW主演を務める川栄李奈は「『Brand New Story』は落ち込んでいる時や悲しい時に聞くと背中を押されるような、勇気づけられる一曲だと思います。一度聞いたら頭から離れなくて何度も口ずさみたくなる歌です」と楽曲を聞いた感想を述べている。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年03月09日「JR SKISKI」でも共演中の若手俳優・松本穂香と伊藤健太郎が、海辺の街を舞台にした湯浅政明監督最新オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』に出演することが決定した。大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港と出会い、2人は恋に落ちる。しかし、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。再び会えたことを喜ぶひな子だが…。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太と女優・川栄李奈がW主演する本作。今回出演が決定した2人が演じるのは、片寄さんと川栄さんが声をあてる港とひな子に関わる重要なキャラクターだ。連続テレビ小説「ひよっこ」や「この世界の片隅に」注目を集め、CMでのコミカルな演技も話題、現在は主演ドラマ「JOKER×FACE」が放送中といま大注目の松本さんが演じるのは、港の妹・洋子。声優初挑戦となる今回、誰に対してもぶっきらぼうな態度を取るも、兄を慕っているという役柄を演じる。一方、「今日から俺は!!」の熱演が話題となった伊藤さんが演じるのは、港の後輩で新人消防士の川村山葵(かわむら わさび)。人懐っこい性格で、消防士としてはまだ半人前。港を慕っている後輩という役柄に挑戦する。「アニメの声優に挑戦してみたいとずっと思っていた」と語る松本さんは「純粋にすごくうれしかったです」と出演を喜び、「起こってしまう事はすごく悲しいことなんですが、そこで立ち止まらずに、皆が前を向いて、すごくポジティブで観ている人をきっと元気付けられる素敵な映画になっていると思うのでたくさんの人に観ていただきたいです」とコメント。今回、アニメーション映画への声の出演としては2作目となる伊藤さんは「全世代が楽しめる作品ですが、特に山葵のように、すごくもがいて頑張っているのに、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に観て頂けると嬉しいです」とアピールしている。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年02月18日国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」から野原家の愛犬として人気のシロを主人公にした新たな物語が登場!世界を守るスーパー“シロ”として、世界展開を目指していることが分かった。1992年からTVアニメがスタートした「クレヨンしんちゃん」。28年にわたりファンを増やし続け、子どもはもちろん「しんちゃん」を見て育った大人世代まで幅広い層から支持を集めている、文字通りの国民的アニメ。毎年公開される『映画クレヨンしんちゃん』シリーズは、邦画興行収入ランキングベスト10に名を連ねる、GWに欠かせない人気作となっている。そして2019年、テレビ朝日が開局60周年を迎える記念の年に、人気キャラクターのシロを主人公に新たな作品が誕生。総監督を務めるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』、アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞を受賞した『夜明け告げるルーのうた』、全世界一斉配信で話題となった「DEVILMANcrybaby」と国内外で高い評価を受け、2019年は最新作『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)も控える湯浅政明。世界展開を目指したアニメーションを制作する。湯浅総監督といえば初期から「クレヨンしんちゃん」TV&映画シリーズに携わり、作品を支えてきたスタッフの1人。今回、『映画クレヨンしんちゃんオラの引越し物語~サボテン大襲撃~』以来4年ぶりの「クレヨンしんちゃん」参加で、新たな世界を描く。この決定を受け、シロの飼い主である野原しんのすけさん(5才) は「オラ、なんにもきいてないゾ~」とコメント。ごく普通の野原一家に極々普通に飼われている、その名も極々極普通のシロ。どこにでもいる極々極々普通の犬が、実は世界の平和を守るスーパーヒーローだった!?という物語が展開していくという。「SUPER SHIRO」2019年に誕生。(text:cinemacafe.net)
2019年02月03日『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』が国内外で高く評価された湯浅政明監督による最新アニメーション映画『きみと、波にのれたら』で片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が声優初挑戦、アニメ初主演の川栄李奈とW主演を務めることになった。『映画 クレヨンしんちゃん』シリーズではキャラクターデザインなどを務め、長編アニメ初監督作『マインド・ゲーム』(’04)やテレビアニメ「四畳半神話大系」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞した湯浅監督。昨年は劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』で第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を、『夜明け告げるルーのうた』で仏・アヌシー国際アニメーション映画祭2017の長編コンペティション部門で見事グランプリにあたるクリスタル賞を受賞し、怒涛の勢いでその名を世界に轟かせた。■歌が物語のカギに!海辺が舞台のラブストーリーそんな湯浅監督のオリジナル劇場アニメーションとなる最新作は、“歌”が重要なカギになる海辺の街を舞台に描かれるラブストーリー。正義感が強い消防士の青年・港(みなと)を演じるのは、絶大な人気を誇るダンスボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」ではボーカルを務める片寄涼太。現在は菅田将暉主演ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」に生徒役で出演中、映画『兄に愛されすぎて困ってます』やドラマ・映画他ジャンルを超えた展開が話題の『PRINCE OF LEGEND』などで俳優としても活躍する片寄さんは本作が声優初挑戦。劇中で港は、サーファー・ひな子と恋人同士となるが、ある事故で命を落としてしまう。憔悴するひな子がある日、2人の思い出の歌を口ずさむと港が水の中から現れ…!初挑戦にして、命を落としてなお、恋人の前に現れ彼女を支えようという、かつてない複雑な役どころに挑む。ひな子を務めるのは、同じく「3年A組」で生徒役を務めているほか、昨年は主演映画『恋のしずく』、『センセイ君主』『人魚の眠る家』など話題作に続々出演した川栄李奈。さらに『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』にも起用され、劇場アニメで声優を務めるのは今回が4作目となるが、アニメーション映画としては初主演。その確かな演技力には、今回も大きな期待がかかっている。さらに、本作では“歌”が重要なキーとなっており、劇中では2人で歌うシーンも登場する。■片寄涼太体当たりの気持ちで声優初挑戦なので、体当たりの気持ちで、皆さんから一つ一つ学びながら、周りの皆さんと一緒になって雛罌粟(ひなげし)港という男を作り上げていけたらなと思いました。ラブストーリーではありますが、一人一人が成長していく部分もとても大事で、観てくださった方が勇気をもらって、背中を押されるような作品になればいいなと思います。■川栄李奈「なんか頑張ろう!」という気持ちになれる声のお仕事を頂くのは本当にありがたいことだなと思っています。アフレコは毎回すごく難しいなと思うので、今回も分量がすごい多いと言われていたのでちょっとドキドキしていました。本作はラブストーリーだけではなく、落ち込んでいる方だったり、元気がない方が「あ、なんか頑張ろう!」という気持ちになれる作品だと思うので、本当に色んな方に観てほしいなと思います。■湯浅政明監督バカップルと呼べるほどの愛らしい2人片寄さん演じるミナトを聴きながら画面を見てると、率直に「港が色男になった!」と感じ、川栄さん演じるヒナコを聞いていると「ひな子が等身大で魅力的な女性になった!」と思いました。2人が戯れに歌を口ずさむシーンでは「1人で映画館に来ると辛いのではないか」と思うほどのアツアツぶりが録れたので、ぜひ、このバカップルと呼べるほどの愛らしい2 人の恋を劇場に見に来て欲しいですね。■ストーリー大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港と出会い、2人は恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった2人だが、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」再び会えたことを喜ぶひな子だが…。2人はずっと一緒にいることができるのだろうか?港が再び姿を見せた本当の目的とは?『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年01月15日湯浅政明監督最新作、映画『きみと、波にのれたら』が、2019年6月21日(金)より全国ロードショー。アニメ『四畳半神話大系』にはじまり、2017年には『夜は短し歩けよ乙女』で日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞、『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門クリスタル賞(グランプリ)を受賞した湯浅政明。『きみと、波にのれたら』は、2017年に怒涛の勢いでその名をとどろかせた湯浅政明による長編オリジナル最新作だ。女子大生と消防士のラブストーリー『きみと、波にのれたら』の主人公は向水ひな子。サーフィンが大好きでその腕前もかなりのもの。明るくあっけらかんとした性格だが、自分の未来については自信を持てずにいる。そんな彼女が、大学入学を機に海辺の街に引っ越した街で、消防士の港に出会い、恋に落ちることから物語は始まる。めでたく結ばれた2人だったが、ある日港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」再び会えたことを喜ぶひな子だが…。2人はずっと一緒にいることができるのだろうか?港が再び姿を見せた本当の目的とは?どこか共感できる純粋な主人公の気持ちを、そして2人の淡い恋を、湯浅政明作品ならではの鮮やかなアニメーションにのせていく。脚本は『聲の形』『若おかみは小学生!』の吉田玲子スタッフ陣は、湯浅政明監督作品での活躍が記憶に新しい豪華な面々が揃う。脚本は、『夜明け告げるルーのうた』をはじめ、『聲の形』『若おかみは小学生!』の吉田玲子が担当。音楽は、『夜は短し歩けよ乙女』や『リトルウィッチアカデミア』の大島ミチルが手掛ける。キャラクター紹介物語を彩る個性豊かなキャラクター達を紹介。GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太や、『嘘を愛する女』『センセイ君主』に出演した川栄李奈など、豪華声優勢も合わせてチェックしてほしい。雛罌粟 港 (ひなげし みなと) - 声:片寄涼太消防士かつ、ひな子の恋人。正義感が強く仕事でも信頼されている。器用で何でもそつなくこなす。海の事故で命を落としてしまうが、ひな子の歌をきっかけに再び現れる。向水 ひな子 (むかいみず ひなこ) - 声:川栄李奈主人公の大学生。サーフィンが大好きでその腕前もかなりのもの。明るくあっけらかんとした性格だが、自分の未来については自信を持てずにいる。事故で失った恋人・港の姿を唯一みることが出来る人物でもある。雛罌粟 洋子(ひなげし ようこ) - 声:松本穂香港の妹で高校生 誰に対してもぶっきらぼうな態度を取る一方、兄を慕っている。川村 山葵 (かわむら わさび) - 声:伊藤健太郎新人消防士で港の後輩 人懐っこい性格だが、仕事では失敗ばかりを繰り返し、消防士としてはまだ半人前。主題歌にGENERATIONS from EXILE TRIBE主題歌はGENERATIONS from EXILE TRIBEが担当。映画のために書き下ろされた楽曲「Brand New Story」は、物語のキーともなる重要な役割を果たしている。片寄涼太×川栄李奈が2人で口ずさむ“胸キュン”シーンも劇中では、片寄涼太演じる港と川栄李奈担当のひな子が、2人でじゃれあいながら口ずさむ“胸キュン”シーンも登場。もともとは別々に収録されるはずだったが、「2人で歌った方が、より良い空気感を出せるのでは?」という片寄のアイディアによって、この場面の誕生に至った。完璧すぎないメロディや、照れ笑いを抑えながら歌っている2人の歌声は、まるで本物の恋人たちかのよう。背中を後押ししてくれる優しい歌詞、夏にぴったりな爽やかなメロディが、作品にドラマティックな彩りを与えてくれる。作品詳細『きみと、波にのれたら』公開時期:2019年6月21日(金)全国ロードショー監督:湯浅政明脚本:吉田玲子出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎音楽:大島ミチル配給:東宝
2018年11月01日女優の松岡茉優が、第31回東京国際映画祭(10月25日~11月3日)のアンバサダーに決定し25日、都内で行われたラインナップ発表記者会見に出席した。赤いドレスですらりとした美脚をのぞかせた松岡は「東京国際映画祭に華を添えられるように、そして若手の力を示せるように頑張りたいと思います」とアンバサダーとして決意表明。最初に聞いた時は「私でいいんですかね?」と思ったことも打ち明けた。昨年の同映画祭では、主演映画『勝手にふるえてろ』が評価され、新設された東京ジェムストーン賞を受賞。「せっかく第1回の賞に選んでもらったからには、その賞が今後もっと華やいだものになるために頑張ろうと1年邁進してきたので、その1年後にアンバサダーというのは、いいタイミングで進んでいるんじゃないかなとちょっと自信が持てました」とうれしそうに話した。今年は出演映画『万引き家族』がカンヌ映画祭のパルムドールを受賞したことでも注目を集めた松岡。「自分が生まれ育った東京国際映画祭を経験しているから、レッドカーペットだって歩けると思っていたんですけど、寒さと緊張で足が震えちゃって、やっぱりカンヌはすごかったです」と振り返りつつ、カンヌに負けない東京国際映画祭の魅力について「アットホームさ。私たちの地元でやってるという温かさ。映画が大好きな人たちが肩を組んでいるような熱量はカンヌにも負けてないと思います」と熱く語った。また、『万引き家族』がJapan Now部門で上映されることに「うれしいです」と笑顔。「日本のみなさんにも、海外のみなさんにも、もう1度見てもらえるという時間が大変うれしいです」と喜んだ。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催される。会見には、コンペティション部門出品作品である『半世界』の阪本順治監督、『愛がなんだ』の今泉力哉監督と主演の岸井ゆきの、アニメーション特集『アニメーション監督湯浅政明の世界』より湯浅政明監督も登壇。司会は笠井信輔アナウンサーが務めた。
2018年09月25日女優の松岡茉優が9月25日(火)、都内で行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のラインナップ発表会に出席し、今年の同映画祭アンバサダー就任を発表した。■松岡茉優さん「熱量はカンヌに負けていない!」昨年のTIFFで主演作『勝手にふるえてろ』(大九明子監督)が観客賞に輝き、松岡さん自身も期待の若手俳優に贈られるジェムストーン賞を受賞しており、「この1年で、いいルートができている」とTIFFとの強いつながりを噛みしめていた。今年は出演作『万引き家族』(是枝裕和監督)が第71回カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、自身も現地入り。「寒さと緊張でガタガタだった」とふり返り、「映画好きが肩を組む熱量は、カンヌに負けていない!」とカンヌを経験したからこそ実感したTIFFの魅力を熱弁。東京生まれの松岡さんにとって、TIFFは「地元の映画祭ですといえるもの」だといい、「私にとって遊びの場であり、カルチャーを学ぶ場である六本木ヒルズが“お祭り”になりますからね」と声を弾ませていた。■アンバサダー就任、故樹木希林さんが知ったら、何て言う?『万引き家族』で共演し、今月15日に亡くなった樹木希林さんに対しては「たくさんの思い出があり、私にとっては宝物です。(映画の中で)1度お別れはしているので、2度目のお別れというか、かなしいなという気持ちはあまりなくて……」としみじみ。「樹木さんと同じ時代を生きられたことが誇りですし、ご一緒させていただいた身として、次の世代につないでいければ。私も樹木さんのようになりたい」と思いを新たにしていた。司会者から「もし、今回のアンバサダー就任を樹木さんが知ったら、何て言うと思うか?」と問われると、「きっと『また、髪型とかこだわるんじゃないの?』『見てくれを気にするんでしょ!』って言われそうですね(笑)」と生前のエピソードを交え、答えていた。■今年のベネチア国際映画祭、金獅子賞&銀獅子賞(審査員グランプリ)作品がいち早く上陸!会見には松岡さんをはじめ、コンペティション部門に出品される『半世界』の阪本順治監督、『愛がなんだ』の今泉力哉監督と主演の岸井ゆきの、アニメーション特集「アニメーション監督 湯浅政明の世界」から湯浅政明監督が出席した。コンペティション部門には、109の国と地域、1829本の応募から厳正な予備審査を経た16本(うち日本映画が2本)が出品され、『ローサは密告された』で17年の米国アカデミー賞のフィリピン代表になったブリランテ・メンドーサ監督が、国際審査委員長を務める。また、特別招待作品として、今年のベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた『ROMA ローマ』(アルフォンソ・キュアロン監督)、銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞した『女王陛下のお気に入り』(ヨルゴス・ランティモス監督)がいち早く日本上陸することも決定している。(text:cinemacafe.net)
2018年09月25日第31回東京国際映画祭(10月25日~11月3日)のラインナップ発表記者会見が25日、都内で行われ、コンペティション部門への出品が決定した『半世界』の阪本順治監督が出席。主演の稲垣吾郎の魅力を語った。阪本監督の完全オリジナル作品となる同作は、40歳目前という年齢の男3人の視点を通じて、誰もが通るある地点の葛藤と、家族や友人との絆、希望を描くヒューマンドラマ。炭焼き職人の紘(こう)役を稲垣、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介役を長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦役を渋川清彦が演じる。阪本監督は、同作誕生の経緯について「映画化できなかった企画がいくつかあって、1つは同級生たちの話、1つは炭焼き職人の話。この2本をいつか映画化したいなと思っていて、プラス稲垣吾郎くんが土の匂いのする役をやったらおもしろいんじゃないかと思って、2つのあらすじを1つにまとめて稲垣くんにオファーした」と説明。稲垣とは今回が初タッグだが以前にも会ったことはあったそうで「普段の彼は、テレビで見るような姿ではなく非常に素朴さを感じた。たんたんと炭を焼いている土着の人間が実は似合うんだと予感としてわかっていた」と稲垣の印象を語った。阪本順治監督そして、「衣装合わせのときに、ニット帽をかぶってもらって、ワークシャツを着てもらって、安全靴を履いてもらった瞬間に、これはいけると」と衣装合わせ時に確信。「本人も『こんな自分見るの初めて』って言ってました」と明かし、また、「普段の(稲垣)と役柄が違っても彼の表現力で乗り越えてくれる、自分のものにしてくれると思っていました」と語った。さらに、「より一層その役に入ってもらうために、炭焼きの練習やチェーンソーで木を切る練習をしていただいて、職人としての姿を彼の中で事前にすべて理解した上でやってもらった。現場で『もう少し』ということはなく、完全に自分のものにしてもらった」と稲垣の役作りについて説明。「その飛び幅はファンの人たちからしたらけっこうなものかもしれませんが、僕はいつも通りやってもらえばやり切れるものだと思っていました。本当に素朴な人ですから、土着の役をやれると思っていました」と稲垣の“素朴”な魅力を語った。会見には、同映画祭のアンバサダーに決定した松岡茉優、『半世界』とともにコンペティション部門に選出された『愛がなんだ』の今泉力哉監督と主演の岸井ゆきの、アニメーション特集『アニメーション監督湯浅政明の世界』より湯浅政明監督も登壇。司会は笠井信輔アナウンサーが務めた。
2018年09月25日女優の松岡茉優が、第31回東京国際映画祭(10月25日~11月3日)のアンバサダーに決定し25日、都内で行われたラインナップ発表記者会見に出席。今月15日に亡くなった女優・樹木希林さんへの思いを語った。映画『万引き家族』で樹木さんと共演した松岡は「樹木さんとの思い出は、それはそれは宝物なんですが、悲しいなっていう気持ちはあまりなくて、映画を見て下さった方はご存知かなと思うんですが、一度映画の中でお別れをしているんですけど、そこでありがとうもたくさん言えたし、さようならのつもりはないけど…私にとっては二度目のお別れのような気がしています」と心境を告白。続けて、「樹木さんと同じ時代に生まれて樹木の作品をたくさん見られる時代に生まれて、そして私が若い世代として新しい世代につないでいく役目としては、同じ時代に生まれたんだということを誇りに思って、さらに勉強して、樹木さんのようになりたいし、樹木さんを生で見た人間として次の世代の人に渡せるような存在になりたいと強く決意しています」と語った。また、司会の笠井信輔アナウンサーから「樹木さんがアンバサダー就任を聞いたらなんて言うでしょうね?」と聞かれると、「『また髪型とかこだわるんでしょ?』って言うかな。私がみてくれを気にしていることをいつも言ってくださっていたので。『若い人は気にするわね』って」と笑顔で返答。そして、「去年はレッドカーペット歩くと言われてどんなドレスを着ようかな、髪の毛どうしようかな、とかいっぱい考えてしまって、あまりレッドカーペット自体を楽しめなかったなと反省しています」と昨年の東京国際映画祭を振り返り、「今年はもちろん見た目にはこだわりますが、アンバサダーとして、いろんな国から来てくれているマスコミの方や映画ファンの方とお話しする時間を楽しみたいと思っていますし、そういう風に思えたのも樹木さんとの共演のおかげだなと思っています」と感謝した。会見には、ゲストとして松岡のほか、コンペティション部門出品作品である『半世界』の阪本順治監督、『愛がなんだ』の今泉力哉監督と主演の岸井ゆきの、アニメーション特集『アニメーション監督湯浅政明の世界』より湯浅政明監督が登壇。司会は笠井信輔アナウンサーが務めた。
2018年09月25日永井豪の展覧会「画業50年“突破”記念 永井GO展」が、2019年7月20日(土)から8月25日(日)まで石川県立歴史博物館で、2019年9月14日(土)から9月29日(日)まで、東京・上野の森美術館にて開催される。その衝撃的な内容からマンガ界の歴史に燦然と名を残す「デビルマン」、巨大ロボットマンガの金字塔「マジンガーZ」、社会現象をも巻き起こしたギャグ漫画「ハレンチ学園」など、これまでに350を超える作品を作品を世に送り出してきたマンガ界の鬼才・永井豪。近年では、原作を務めたTVアニメーション「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフとして描いたイタリア映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(2017)や、湯浅政明監督により再びアニメーション化された「DEVILMAN crybaby」(2018)が公開されるなど、国内・漫画界に限定されない影響を多方面に与え続けている。そんな永井の画業50年突破を記念して開催される「画業50年“突破”記念 永井GO展」では、デビュー作から最新作まで、貴重な直筆マンガ原稿やカラーイラストなど600点以上の資料を展示。「鬼・悪魔」「ロボット」「ギャグ」「魅力的なヒーロー・ヒロイン」といったジャンル別に、その唯一無二の世界観を紹介する。そのほか、代表作である「マジンガーZ」や「デビルマン」の世界観をイメージしたエリア、普段は表に出ることのない秘蔵資料も登場。デビューまでの道のりを描いた漫画作品や、新作イラストの展示なども行われる。【開催概要】「画業50年“突破”記念 永井GO展」■石川展開催期間:2019年7月20日(土)~8月25日(日)会場:石川県立歴史博物館(石川県金沢市出羽町3-1)当日券:一般・大学生 1,000円(800円)、高校・中学生 800円(640円)、小・中・高生 300円(240円) ※石川展は前売券の販売なし。※( )内は団体料金。 ※65歳以上は800円。※特別展・常設展セット券 一般 1,040円、大学生・専門学校生 830円■東京展開催期間:2019年9月14日(土)〜9月29日(日) ※会期中無休会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)前売券:一般・大学生 1,400円、高校・中学生 800円、小学生以下無料 ※当日券は200円増し前売券販売場所:・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:769-680)・ローソンチケット 0570-000-777(Lコード:39503)・e+前売券(イープラス) ※公式ホームページに詳細を記載。※前売券は9月13日(金)までの販売。※障がい者手帳持参者とその付添(1名まで)は当日料金の半額。問い合わせ先TEL:ハローダイヤル 03-5777-8600
2018年06月01日10月25日(木)より開催される「第31回東京国際映画祭」では、日本映画をより世界へ強く発信していく企画として、2つの大きな日本映画の特集を実施することが決定。「Japan Now部門」では俳優・役所広司を、「アニメーション特集」ではアニメーション監督の湯浅政明を特集する。■Japan Now部門:「映画俳優 役所広司」3年前に新設された「Japan Now部門」は近年の日本映画をふり返り、現在の日本を代表する作品の数々を、映画祭独自の視点でセレクション。いま一番海外へ紹介したい映画人として、これまでに原田眞人監督、岩井俊二監督の監督特集、さらに安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいの女優特集を行ってきた。そして今回は、東京国際映画祭最優秀男優賞受賞作『CURE』(’97/黒沢清監督)、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞作『Shall we ダンス?』(’96/周防正行監督)、米アカデミー賞作品賞ノミネート作『バベル』(’06/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)など、多くの出演作が国際的に高く評価され、国内外で幅広く活躍する俳優・役所広司を特集。昭和の時代の貴重な作品から最新作までを紹介する初の大規模上映を実施し、これまでの軌跡を辿りつつ、常に新しい挑戦を続ける役所さんの魅力を世界に発信する。今回の決定に役所さんは、「芝居に興味を持って、今年で40年。子どもの頃から何一つ長続きしたものがない僕にとって、40年同じことを続けられるなんて奇跡です」と役者人生をふり返り、「今回の特集上映、とても光栄です。そして、今まで自分に影響を与えてくれた全ての人に感謝します」とコメントしている。■アニメーション特集:「アニメーション監督 湯浅政明の世界」続いて、これまで庵野秀明や細田守などを特集してきたアニメーション特集では、「ちびまる子ちゃん」「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」など、日本を代表するアニメシリーズにも数多く携わっているアニメーション監督の湯浅政明をフィーチャー。昨年公開されたオリジナル長編映画『夜明け告げるルーのうた』は、世界最大級のアニメーション映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭にて、長編部門グランプリにあたるクリスタル賞を受賞し、宮崎駿監督、高畑勲監督に次ぐ、日本人史上3人目となる快挙を果たした湯浅監督。『夜は短し歩けよ乙女』(’17)で第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、第41回オタワ国際アニメーションフェスティバルでは、日本人として初めて長編部門グランプリを受賞するなど国内外で多くの賞を受賞し、世界中から注目を集めている。湯浅監督は、「世界中から作品が集まる国際映画祭で、まさか自分の名前のついた特集上映が実施される日がくるとは思いもしませんでした。このような機会をいただき、大変光栄ですし、とてもびっくりしています」と心境を明かし、「ぜひこの機会に、未だご覧になった事のない多くの皆様に観ていただく事ができればとても嬉しく思います。私自身も作品をふり返る機会をいただいたと思い、楽しみたいと思います」と多くの人に作品を楽しんでもらいたいと語っている。「第31回東京国際映画祭」は10月25日(木)~11月3日(土・祝)の期間中、六本木ヒルズ(港区)、EXシアター六本木ほかにて開催。(cinemacafe.net)
2018年05月09日Netflixで配信されているアニメ『DEVILMAN(デビルマン) crybaby』の監督を務める湯浅政明氏が、19日放送のTBSラジオ番組『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~毎週金曜 18:00~21:00)に出演することが決定した。湯浅政明氏 -TBSラジオ提供同番組はヒップホップグループ・RHYMESTERの宇多丸がパーソナリティを務め、TBSラジオで65年間続いた野球中継の歴史に幕を閉じたことで、新たにスタートした3時間の生放送ワイド番組だ。湯浅氏は20時台の特集コーナー「ビヨンド・ザ・カルチャー」の「デビルマンcrybabyと、川崎、そしてHIPHOPを繋ぐ線」特集に登場する。特集ではカルチャーの知識も豊富な宇多丸が独自の目線で、『DEVILMAN(デビルマン) crybaby』の舞台となった「川崎」、そして同作に登場する「日本語ラップ」に注目。これらを繋ぐと、どのようなメッセージが浮かび上がってくるのかを議論していく。湯浅氏の他にも、音楽ジャーナリストの磯部涼氏とマンガ研究者の岩下朋世氏も出演の予定だ。
2018年04月19日「第41回日本アカデミー賞」授賞式が3月2日(金)に開催され、『夜は短し歩けよ乙女』が最優秀アニメーション作品賞に輝いた。そのほか、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』、『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』、『メアリと魔女の花』、『名探偵コナン から紅の恋歌』と強敵が並ぶ中での受賞となり、会場はどよめきも起こった。『夜は短し歩けよ乙女』は森見登美彦の同名小説をアニメ映画化した作品で、本作と『夜明け告げるルーのうた』の2作品が劇場公開されるなど、近年勢いを増す湯浅政明が監督を務めた。黒髪の乙女に焦がれる先輩(声・星野源)は、「なるべく かのじょの めにとまる」の頭文字を取ったナカメ作戦を実行し、春の先斗町、夏の古本市、秋の文化祭と乙女と外堀を埋めることに全精力を注ぎ、冬には、ひと騒動が起こる。声の出演には、星野さん以外にも、神谷浩史、秋山竜次(ロバート)など個性的な出演陣が名を連ねている。カナダ・オタワで開催されたオタワ国際アニメーション映画祭の長編部門でグランプリを受賞するなど、海外でも高い評価されている湯浅監督。『夜は短し歩けよ乙女』でも湯浅監督ならではの躍動感あふれる演出が発揮され、世界観をポップに描いている。受賞に喜んだ湯浅監督は、「森見先生の楽しくてかわいらしい作品を映画化できて、とても楽しく作っていました。アニメーションは本当にたくさんの人が作品を作っていて、いろいろな人が頑張っています。声を出す方も大変なことがあると思います。どうもありがとうございました!」と製作陣にもねぎらいの言葉を送った。(cinamacafe.net)■関連作品:夜は短し歩けよ乙女 2017年4月7日より全国にて公開© 森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会
2018年03月02日森見登美彦氏の“新境地”にして、最高傑作との呼び声高い小説「ペンギン・ハイウェイ」がアニメーション映画化されることが3月1日(木)、都内で行われた製作発表会見で明らかになった。■弱冠29歳の新鋭・石田祐康がメガホン制作は「スタジオコロリド」ピュアな眼差しで未来を見つめる、少し生意気な小学4年生“アオヤマ君”がひと夏に体験する「すこし・ふしぎ」を瑞々しく描く本作。第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した、弱冠29歳の新鋭・石田祐康が待望の長編デビューを飾る。森見氏の小説が長編アニメ化されるのは『夜は短し歩けよ乙女』(湯浅政明監督)に続き2度目。脚本は同作の上田誠(ヨーロッパ企画)が続投する。制作は現在、最も“アツイ”と各方面で注目を浴びる「スタジオコロリド」が担当し、フルデジタルアニメーションながらも繊細で、温かみのある表現が、原作のもつ爽やかなテイストを忠実に、そしてさらにスケールアップさせる。東宝映像事業部の配給で、今年8月に全国ロードショー。この夏、誰の記憶にも残る唯一無二のファンタジームービーの誕生だ。■“アオヤマ君”演じるのは、声優初挑戦にして初主演を務める北香那主人公である小学4年生の“アオヤマ君”を演じるのは、声優初挑戦にして初主演を務める女優の北香那。最近では、急逝した大杉漣さんが出演していた「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」で、大杉漣さんの付き人兼マネージャーのジャスミン役で脚光を浴びる新進女優が、オーディションで主役を勝ち取った。また、“アオヤマ君”の初恋相手で、ミステリアスな歯科助手の“お姉さん”役を務めるのは、『彼女がその名を知らない鳥たち』(白石和彌監督)で本年度の映画賞を総なめにしている蒼井優。アニメーションの声優は『花とアリス殺人事件』(岩井俊二監督)以来3年ぶりとなる。■北香那(アオヤマ君)役作りのために、妹の授業参加に!「声のお仕事は憧れであり、夢だったので、(合格を知り)感極まって、泣いてしまいました。脚本を読み、柔らかくてかわいらしい作品だと感じましたし、それだけじゃなくて、生きるとは何かを考えさせる物語だと思いました。キャラクターの表情や口の形で(声を)合わせるのは、本当に難しかったです。私にはアオヤマ君と同世代の妹がいるので、授業参加に行って、小学4年生の男子の動きみたいなものを参考にしました」■蒼井優(お姉さん)自分は“お姉さん”要素がない?「かわいらしいペンギンも出てきますし、お子さんに見てもらいたいのはもちろん、お父さん、お母さん世代にも見てほしいですね。今回“お姉さん”を演じて、自分にはあまり“お姉さん”要素がないことに気づいて、(演じるのが)難しいなと…。その分、新しいチャレンジをさせていただきました。アフレコは残り半分残っていて、やっと(役を)つかめてきました」■石田祐康監督初の長編アニメ「吹っ切ってやるだけ」「これまで小さなスタジオで、短編やCMなど小規模の作品を自分なりに作ってきましたが、今回、このような大きな舞台を用意していただき、大変うれしいです。と同時に、ちょっとおっかない気持ちも…。緊張してばかりもいられないので、吹っ切れて、やるだけやろうと思います。完成したら、早くご覧になる皆さんの反応を見てみたいです。(劇中の)アオヤマ君が楽しそうに探検しているので、作り手としても少年の気持ちになって、(気分が)乗っています」■森見登美彦(原作)「小説家としても特別な作品」と強い思い入れ「子どもの頃を舞台にした作品で、一番根っこにある世界を描いているので、小説家としても特別な作品です。映像化は大変光栄ですが、(小説は)かわいい子どもであるので、最初は若干の抵抗と心配もありました。でも、絵コンテなどを拝見し、これなら大丈夫。すてきな作品になるだろうと思っています」■『ペンギン・ハイウェイ』ってどんなお話?小学4年生の少年アオヤマ君は、1日1日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲が良く、“お姉さん”は大人びた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めて、かわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、一体どこから来てどこへ行ったのか…。アオヤマ君はペンギンの謎を解くべく研究を始めるのだった。そしてアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔の“お姉さん”が言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」“お姉さん”とペンギンの関係とは?そしてこの謎は解けるのか?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語。『ペンギン・ハイウェイ』は8月全国公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月01日星野源が4月8日(土)、都内で行われた長編アニメ『夜は短し歩けよ乙女』の公開記念舞台挨拶に出席。タイトルにちなみ「去年の大みそかは、紅白が終わった後、テレビ局への移動の車中で年を越した」と“忘れられない夜”を語った。昨年の大みそかはNHKの「紅白歌合戦」に出場し、放送終了後には「すぐにNHKさんから走って出て、カウントダウンTVのために移動しました」と慌ただしかった星野さん。それでも、人気アーティストの証しともいえる大みそかの過ごし方に「“あれ”を体験できて、すてきな夜でしたね」と満足そうな表情。普段から「夜更かしは大好き」だといい、「翌日、何も予定がなければ、テレビを見たり、ゲームをしたり過ごしています」と話していた。星野さん演じる“先輩”が、恋心を抱く後輩“黒髪の乙女”との距離を縮めようと、「なるべく彼女の目に留まる」ことを目的とした“ナカメ作戦”を繰り広げる。「乙女がどう歩き、人や街をどう変えていくか見届けてもらえれば」と星野さん。舞台挨拶には、花澤香菜(黒髪の乙女役)、「ロバート」の秋山竜次(パンツ総番長役)、湯浅政明監督、原作者の森見登美彦(「四畳半神話大系」「有頂天家族」)が同席した。花澤さんは「いろんな感性を刺激される作品。見終わった後は、何でもできると思える」と語り、「星野さんのすごい話の後で、言いにくいんですが、おとといの夜にレコーダーの整理をしていたら、間違えて、すべての録画を消してしまった。私の『よしもと新喜劇』がぁ…、何回の乳首ドリルがあったことか」と苦々しい表情だった。一方、秋山さんはパンツ総番長のコスプレで登場し、さすがの“なりきりぶり”を発揮したが、上映前の舞台挨拶だったため、客席のリアクションはイマイチ…。それでも「映画が始まって、パンツ総番長が登場したら絶対に笑いが起こる」(星野さん)、「これをアニメ化したいほど」(湯浅監督)と太鼓判を押され、当の秋山さんはご満悦だった。『夜は短し歩けよ乙女』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夜は短し歩けよ乙女 2017年4月7日より全国にて公開(C) 森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会
2017年04月08日テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で“こじらせ男子”を好演し、世の女性をムズキュン旋風に巻き込んだ俳優・星野源。彼が、また一風変わった“こじらせ男子”――後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せるも、外堀を埋めるばかりで一向に進展させられない冴えない大学生の“先輩”――を演じ、新たに世の乙女たちをムズキュンさせること必至のファンタジック青春恋愛映画『夜は短し歩けよ乙女』。本作の主人公“先輩”の数少ない友人である“学園祭事務局長”を演じたのは、唯一無二の声色が放つ存在感と高い演技力、そして作品やファンへの真摯な佇まいが人気を博し、昨今の声優人気の中でも一線を画する声優・神谷浩史。「僕が演じた“学園祭事務局長”は、原作を読んだ段階では、そこまでキャラが立ってるように思わなかったんです」「だって変なキャラクターがいっぱいいるから。天狗だと名乗る人まで出てきて、それがうそか本当かも分からない…そういう世界観の中で、“先輩”のいち友人であり事務局長というポジションにいるからには、非常に常識的な人なんだろうな、という印象だったんです」――しかし、実際に神谷さんがスクリーンに投影したのは見事なまでに個性的で、魅力的で、とても愛おしい人物だった。神谷さんは如何にしてキャラクターを作り上げたのか?原作・森見登美彦×監督・湯浅政明、ほかアニメ「四畳半神話大系」のクリエイター陣再集結で贈る本作。登場人物たちは“先輩”を筆頭に誰も彼も個性的!中でも“学園祭事務局長”は、映像化にあたり原作の“こじらせ”エッセンスを一際膨らませて描かれる。小説の中では「美形で女装癖があり、幾多の男性を無謀な恋路へと翻弄してきた」と謳われてはいるものの、その描写は書かれていない。しかし、本劇中ではその才能を遺憾なく発揮し、女装をして歌い踊る場面が登場。神谷さんが自身の声帯から、キュートで可憐でキラキラオーラ全開の女子ボイスを発し、『ラ・ラ・ランド』もかくやというミュージカルシーンを演じる。もはや当初のイメージからはだいぶ離れ、なんともドラマティックなキャラクターに仕上がっている。そこに至るには様々な要素が肉付けされていった役作りの過程があったようだ。「まず、ファーストシーンの演出(ダメ出し)として『優雅で余裕があって落ち着きがある人』と言われたんです。ところが、物語が進んで“事務局長”という立場で学園祭を運営するにあたっては、非常に冷静にいろんなことを分析する一面が見えてくる。“先輩”に『学園祭を手伝え』と語りかけるシーンでは、冷血とまでいかないですけど…先輩の気持ちさえも利用して『この学園祭というものを正しく運営してこう』とするんです」。さらに物語が進み、思い通りに学園祭が運営できないことへの悔しさを露わにするシーンでは「『悔しがっている自分』っていうものを表現してほしいと言われました。いま起こっている問題について『一体コレはどういうことだろう?』と独りごちるところも、割りと『ドラマチックにやってください』と。ナルシストな部分が出てくるんですよね」。「彼は、自分の見た目が優れていて、人を率いる役割に秀でていることを自覚している。その上で、求められた“事務局長”というポジションを演じているんだと思う」「だから、周りから見た“人気者の学園祭事務局長”を構成する要素には、実はいろいろな表情があって、それらを見せるためには、僕も多様な表現をする必要があった、というわけです」。くるくると移ろう万華鏡のような彼を演じるうえで意識していたこと…それは「魅力的な世界を構成する上で、“学園祭事務局長”が魅力的なパーツとしてこの作品の中で正しく機能するためにはどうしたらいいんだろう、っていうのは凄く考えてました」「ただ、木村絵理子音響監督の指示がすごく的確だし、自分が迷ってたことに対して明確な答えが返ってきた。湯浅監督の意図をちゃんと正しく伝えてくれる人がいたので、僕はそれを信じて演じることができました」。そんな収録を「凄く楽しかった」と飾らない言葉でふり返る。「いろいろな表情を見せられたと思う。優雅なところもクールなところも、ちゃんとしている部分も、女装して歌いながら自分の気持ちを吐露してみたり…。ただカッコイイ&可愛いだけじゃなくて、ちゃんと一生懸命に生きる姿を表現してもキャラクターは魅力的に映るんだ、ということを今回証明してもらえた気がして、『一生懸命やってよかったな』って思いました」。こうして生まれた“学園祭事務局長”は、自身のキャラクターだけでなく、物語そのものにもドラマティックな新展開を巻き起こす。原作ファンは驚きを持って見るかと思うが…そんなことは意にも介さず、オモチロイことに邁進する“黒髪の乙女”と、彼女の気を引こうとナカメ(なるべく彼女の目に留まる)作戦を実行する“先輩”は、四季折々の京都の街を舞台に突き進んでいく。「“先輩”はバカみたいだけれど、とても一途に生きている人で…酷い奴だな、とは思いますけど(笑)。『優先すべきは友情よりも黒髪の乙女である』っていうことを平気で言いますから(笑)。でもそれでこそ人間だと僕は思うし、それを言っても魅力的にみえる。それに、“黒髪の乙女”の『オモチロイこと』というのも凄くあざといじゃないですか?でも全然嫌な感じに見えない。それは、2人とも一生懸命に生きてるから、だと思うんです。この作品に登場するキャラクターたち全員に言えることなんですけど、どんなに小さいことでも、大きいことでも、自分の目的に凄く前向きに生きてると感じたんですよね」。「今回は“先輩”と“黒髪の乙女”の2人を中心に物語が描かれてますけど、ほかの人物にスポットをあてても、もしかしたら作品って成立するんじゃないかな?って思えるくらい魅力的」と全登場人物のことを愛でる神谷さんに、そんな中でもお気入りのキャラクターは?と尋ねた。すると、作中で錦鯉センターを営むスケベ親父・東堂さんの名前を挙げ「だって、ダメなおじさんじゃないですか」と笑顔で理由を話してくれた。「竜巻が起きて自分の鯉が飛んでいなくなってしまうのは可哀想だけど…それ以外で彼が嘆いていることって『大概、自分のせいなんじゃねーの?』って思うことが多い気がするんです。でも、自分に不都合なことを何かのせいや他人のせいにして、それでも一生懸命生きていく部分って、共感できるじゃないですか。人間って、大なり小なりそういうところがあるし、僕もある。でもそれを真正面切って、堂々と生きてるところを見ると、たくましいし、人間くさくて良いなって思います」。「あと山路和弘さんがこういうダメなおじさんを演じるの、僕、凄い好きなんですよね。普段はものすごいダンディーな方で、格好良い役を演じているときが山路さんの真骨頂だと思うんですけど。たまに、こういうダメ親父みたいな役を演じられるところを見ると、『本当にお芝居が上手で、役者として凄い尊敬できる方だな』と思えるんです。ダメなおじさんでも、格好良く見える!」。そう羨望の眼差しで語った。静かな神谷さんの話しぶりから熱くほとばしっていたのは、本作の世界を、そして登場人物たちをとても愛しているという気持ちだ。「映画は好きに楽しんでもらえれば良いと思うんですけど、“先輩”と“黒髪の乙女”が最終的に落ち着くところに対して、観てる人たちが『あ~良かったね!』って前向きな気持ちを感じてくれたら、凄く嬉しいなって思ってます」。ぜひ貴女も「本作を観よう!」という目的に前向きに突き進んでほしい。夜は短し“劇場に”歩けよ乙女!(text:cinemacafe.net/photo:You Ishii)■関連作品:夜は短し歩けよ乙女 2017年4月7日より全国にて公開(C) 森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会
2017年04月06日漫画家・永井豪の50周年を記念し、漫画史に残る大傑作原作漫画「デビルマン」が、新作アニメとして蘇ることが決定。星野源主演・『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明監督がメガホンを取り、「DEVILMAN crybaby」と題して2018年初春に「Netflix」にて配信される。主人公・不動明は、ある日親友の飛鳥了から地球の先住人類「デーモン(悪魔)」が復活し、地球を人類から奪い返そうとしていることを知らされる。了は明に、デーモンの超能力を取り入れて戦わなくては人類に勝ち目はないと、デーモンと合体する話を持ちかけてくる。明は悪魔の力と人間の心を持つデビルマンとなることに成功。デビルマン、不動明の戦いが始まる――。漫画「デビルマン」は、1972年に「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載開始され、単行本発行部数は累計5,000万部、連載と同年にテレビアニメ化もされ人気を博した。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が襲い来るデーモンと戦うという設定は、漫画・テレビアニメに共通するものの、アニメではデビルマンがヒロインを守るために敵と戦う、勧善懲悪ものとなっている一方で、漫画では神や悪魔といった存在を通して、「人間とは?」という大きな問いを投げかける作品となっている。漫画家やアーティスト、クリエイターからも影響を受けた作品としてあげられることが多く、これまでテレビアニメのみならずOVA、実写作品などが多数製作されている。新作アニメとして放たれる今作は、いままで一度も実現されず、描かれたことがなかった“原作漫画の結末”までをアニメーション化。飛鳥了と不動明の出会いから、デビルマン誕生、そしてデビルマン対サタンのハルマゲドンまでを描き切るという。「デビルマン」の原作が持つニュアンスを最大限活かしつつ、現代に描かれるべきアニメとして新たに映像化。激しいバイオレンス描写など、「Netflix」配信ならではの表現も組み込まれるようだ。また、監督を務めるのは、『ピンポン THE ANIMATION』『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』などを手掛ける、アニメーション作家・湯浅政明。そして、「コードギアス 反逆のルルーシュ」「甲鉄城のカバネリ」の大河内一楼が脚本を担当、音楽は『ピンポン THE ANIMATION』や『映画 聲の形』の牛尾憲輔が参加する。永井氏は、「まず一番に思ったのは『最後まで描いてくれるの?』でした(笑)僕が絶大な信頼を置いている湯浅監督なら、やりきってくれると信じています。デビルマンとデーモンの闘いが、アニメーションでどのように描かれ、決着がつくのか。2度と実現出来ないかもしれない『デビルマン』の結末までのアニメーションを、僕自身楽しみにしています」と期待を寄せ、そんな原作者が信頼を寄せる湯浅監督は、「漫画史上最高とも言える衝撃的な展開と壮大なラストシーンにたどり着くため、原作のスピリット、エッセンスを『いまやるアニメーション』の形に落とし込む作業に日々悪戦苦闘中です」と現状を明かし、「しかし配信ということで制約も少ないので、限界までやりますよ!バイオレンス、エログロなどありますが、最終的に“愛”です。楽しみに待っていてください」とファンへメッセージを送っている。また、配信決定に合わせてティザービジュアル&特報映像も公開。なお、原作は英語圏を始めイタリア・フランスなど多数の国で翻訳版が出版され、海外でも高い人気を集めており、本アニメは日本語のほか9か国語に吹き替え、字幕は25か国語、さらに全世界190か国にて配信される。「DEVILMAN crybaby」は2018年初春、Netflixにて全世界独占配信。(cinemacafe.net)
2017年03月16日アニメーション映画『夜は短し歩けよ乙女』の完成披露試写会が3月9日(木)に開催され、声優を務めた星野源、花澤香菜、神谷浩史、秋山竜次(ロバート)が揃って舞台挨拶に登壇した。森見登美彦の130万部突破のベストセラー小説をアニメ化。京都を舞台に先輩、彼がひそかに想いを寄せる黒髪の乙女ら個性的な人物たちの青春&恋模様が展開する。星野さんらが現れると会場は大歓声に包まれる。この日、星野さんはメガネを着用していたが「何となくそうした方がいいかな、と。“先輩”の気持ちで来ました」とニッコリ。映画を観終えたばかりの客席を見やり「『大丈夫かな…?』と思ってたけど、みなさん、素晴らしい笑顔で嬉しいです」と笑顔を見せた。星野さんは本作への出演に際し、湯浅政明監督から、熱烈な直筆の手紙でオファーを受けたという。「昨年の10月ごろに、突然、直筆の手紙と台本が届きました。僕は湯浅監督の『マインド・ゲーム』を見て以来、監督の作品を追いかけていたんですが、『星野さんが出てくれれば面白くなる』とあって、断れないなと思いました」と明かす。湯浅監督は「正直な気持ちを書きました。現場で星野さんの名前が出て、すごく盛り上がったんで『面白くなるけど、どうするんですか?』くらいの感じで書きました」と語り、星野さんも「確かに、脅迫文的なところがありました(笑)」とふり返った。花澤さんは、大学時代に原作を読んでいたそうで「先輩みたいな人、身近にいるなと思ってました!みなさん、それぞれに理想の乙女像をお持ちだと思うので責任重大だなと思って臨みました」と語る。神谷さんは以前、同じく湯浅監督×森見さん原作の『四畳半神話大系』のオーディションに参加したが、残念ながら落ちていたという驚きの因縁を告白!「恨んでますから…(笑)」と冗談めかして語り「いつか機会があればご一緒したいと思ってました」と雪辱を果たし、感慨深げだった。秋山さんは願掛けのためにパンツを履き替えずにいる“パンツ総番長”を演じているが「最初はパンツ総番長?何だこれ?と思いましたが、パンツは好きなので、喜びはありました。もともと、パンツなしでは生きていけないので」と語り、自らも映画のヒットを祈願し「4日くらいパンツを履き替えてない」と告白。さらにパンツ総番長を超えるべく「歯も磨かずに来ました!」と胸を張り、会場は爆笑に包まれた。またアフレコでも“役作り”のために「ひげも剃らずに臨みました!」と語り、星野さんは「ホント、うそばっかりつくんですね…」とあきれ顔…。その星野さんも、印象的なシーンとして、先輩が股間に挟んでいたソフトクリームが地面に落ちて、クリームが流れ出すシーンから、乙女がラムネを飲んでいるシーンに切り替わる演出について「この絵コンテを描いた人は、相当なスケベ!何も言わないのにセクシャリティを感じさせる。グッときました!」と絶賛(?)。隣の花澤さんはビミョーな表情で「視点がマニアックすぎます」と苦笑を浮かべていた。星野さんは改めて本作について「人間の想像力ってすごいと思える作品。見ているだけで、脳みそが気持ちいい」と独特の表現でアピール。会場は温かい拍手に包まれた。『夜は短し歩けよ乙女』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月10日湯浅政明監督による長編アニメーション映画『夜明け告げるルーのうた』が、2017年5月19日(金)より、全国の劇場で公開される。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞した『マインド・ゲーム』(04年)で、長編監督デビュー以降、圧倒的な独創性で国内外のファンを魅了してきた湯浅政明。星野源が声優を務める事でも話題を呼んだ映画『夜は短し歩けよ乙女』も手がけた彼による新作『夜明け告げるルーのうた』は、“本当の気持ちを伝えることの大切さ”を描いた完全オリジナルの劇場アニメーションだ。「心から好きなものを、口に出して『好き』と言えてますか」という湯浅監督が抱いた疑問から生まれた『夜明け告げるルーのうた』の舞台は、寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)。思春期特有の鬱屈した気持ちを抱えたまま日々を過ごす主人公の少年・カイを主人公に、彼の前に突如現れた人魚の少女・ルーとの交流が描かれる。声の出演は、可愛い人魚の少女・ルー役を谷花音、素直な本当の気持ち伝えることのできない少年カイ役を下田翔大、迫力あるルーの父親役を篠原信一がそれぞれ担当する。シンプルな“動く”喜びに満ちたアニメーションに定評のある湯浅作品だが、『夜明け告げるルーのうた』で合わせて注目したいのは、大野広司による背景美術。『AKIRA』(88年)、『魔女の宅急便』(89年)、近年では『おおかみこどもの雨と雪』(12年)など、数多くの名作で背景を手掛けている背景美術界の大御所だ。本作のポスタービジュアルでも、幻想的な背景美術で、作品のキーとなる少年・カイと人魚の少女・ルーが出会うドラマティックなシーンに華を添えている。さらに物語を盛り上げる主題歌として、斉藤和義による「歌うたいのバラッド」を採用。ビビットでポップな色彩とともに、エンディングまで心温まる映像を届ける。八景島シーパラダイスとコラボ!?横浜・八景島シーパラダイスでは、映画『夜明け告げるルーのうた』とのコラボイベントを2017年5月13日(土)より開催。『夜明け告げるルーのうた』のイメージアニメが「アクアミュージアム」の三角の大屋根に投影されるほか、世界観をイメージしたコラボ水槽などが登場し、人魚のルーが楽しく歌い踊り暮らす海の世界に浸ることができる。例えば、「アクアミュージアム」1階のウェルカム水槽では、人魚の少女ルーの住む海の世界を再現。アクアグリーンにきらめく海と、シーパラのキャラクターフィッシュでもあるキイロハギ、スミレナガハナダイなど、ビビッドな色彩の魚たちが来場者を迎えてくれる。さらに、映画のイメージソングとして採用されている「歌うたいのバラッド」や映画のサントラが、島内のBGMとして流れる。お台場でコラボレーションイルミネーションもお台場・デックス東京ビーチにて本作とコラボレーションしたイルミネーション「お台場イルミネーション“YAKEI”映画『夜明け告げるルーのうた』Ver.」が5月12日(金)から6月15日(木)までの期間限定で行われる。全長約200メートルにもわたる「樹木イルミネーション」では、1時間に2回、主題歌の斉藤和義の「歌うたいのバラッド」と連動した演出が行われる。約22万球の光で表現する全体の演出は、人魚の女の子・ルーが繰り出す「水の魔法」をイメージ。音と光で幻想的に映画の世界を演出する。人の動きを感知し映像に反映する体感型イルミネーション「イリュージョンドーム」も。1時間に2回、映画の予告編が放映される。湯浅政明×ねむようこ原画展また、本作の原画展も東京・中野で開催。会場では、湯浅監督の手描きのイメージボードや、キャラクター原案・ねむようこのキャラクター原案イラストなど、作品をより楽しめる本展限定公開の貴重な資料を公開。また、原案イラストを使用したグッズをはじめ映画のグッズも先行販売される。ストーリー・あらすじ寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。ある日、クラスメイトの国男と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?作品情報映画『夜明け告げるルーのうた』公開日:2017年5月19日(金)キャスト:谷花音(ルー)、下田翔大(カイ)、篠原信一(ルーのパパ)、柄本明(じいさん)、斉藤壮馬(国夫)、寿美菜子(遊歩)、千鳥・大悟(江曽島)、千鳥・ノブ(千鳥)(髭の漁師)監督:湯浅政明脚本:吉田玲子 湯浅政明音楽:村松崇継主題歌:「歌うたいのバラッド」斉藤和義(SPEEDSTAR RECORDS)キャラクターデザイン原案:ねむようこキャラクターデザイン/作画監督:伊東伸高美術監督:大野広司フラッシュアニメーション:アベル・ゴンゴラ ホアンマヌエル・ラグナ撮影監督:バティスト・ペロン©2017ルー製作委員会【イルミネーション詳細】お台場イルミネーション“YAKEI”映画『夜明け告げるルーのうた』Ver.期間:2017年5月12日(金)~6月15日(木)会場:デックス東京ビーチ3階シーサイドデッキ住所:東京都港区台場1丁目6−1点灯時間:19:00~24:00※変更となる場合あり■樹木イルミネーションと映画主題歌「歌うたいのバラッド」との連動演出19:00~21:30の間で毎時00分、30分スタート■イリュージョンドーム 予告編上映19:15~21:15の間で毎時15分、45分スタート問い合わせ先:03-3599-6500【『夜明け告げるルーのうた』湯浅政明×ねむようこ原画展】開催期間:2017年5月11日(木)〜23日(火) ※水曜定休会場:pixiv Zingaro住所:東京都中野区中野5−52−15中野ブロードウェイ 2F時間:12:00〜19:00入場:無料
2017年02月17日最終回に向け異例の視聴率上昇を続け、“恋ダンス”が大流行するなど、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でさらなる人気を獲得した星野源が、森見登美彦によるベストセラー恋愛小説「夜は短し歩けよ乙女」のアニメ映画化に主演。同じ森見さん原作の「四畳半神話大系」監督の湯浅政明から、直筆レターでオファーを受けていたことが分かった。舞台は、京都。大学のクラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”。今日も、“なるべく彼女の目にとまる作戦”、略してナカメ作戦を実行する。春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。京都の街で、個性豊かな仲間たちが次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いは、どこへ向かうのか――。原作は、第20回山本周五郎賞受賞、並びに2007年本屋大賞2位に選ばれ、累計120万部を超えるベストセラー。京都を舞台にした、どこかファンタジックな青春恋愛物語である本作は、「大学生が選ぶ本」第1位に選ばれ続けるなど、森見作品の中でも最もファンの多い作品の一つで、今回、満を持してのアニメーション映画化。監督は、ロビン西の同名コミックを完全映画化した『マインド・ゲーム』や、TVアニメ「ピンポン THE ANIMATION」などを手がけ、アメリカやフランスなど海外からもオファーが続く湯浅政明。脚本は上田誠(ヨーロッパ企画)、キャラクター原案に中村佑介、さらに主題歌を「ASIAN KUNG-FU GENERATION」が担当するという、森見さん原作の「四畳半神話大系」と同じクリエイター陣が6年ぶりの再集結。同じ森見さん原作で世界観や登場人物を共有する「四畳半神話大系」は、斬新な映像表現と構成力で熱狂的な人気を博し、TVアニメとして史上初の文化庁メディア芸術祭大賞を受賞した傑作。そんな本作の主人公、“黒髪の乙女”に思いを寄せるも、恋に臆病で一向に進展させられない冴えない大学生の“先輩”の声を務めるのが、星野さん。社会現象化している「逃げ恥」など役者としてはもちろん、昨年に続き紅白歌合戦にも出場するなど、シンガーソングライターとしても人気を博し、さらに文筆家と、さまざま分野で活躍する星野さんが、アニメ声優としては単独初主演を務める。解禁となった中村さんによるキービジュアルでは、舞台となる京都の四季を背景に、瞳を輝かせた乙女に対し、がんじがらめで動けなくなっている“先輩”の姿が描かれている。その様子は、やはりどこか雰囲気が星野さんと似ているような…。また、特報映像では、色鮮やかな京都の季節が移りゆく中で、個性的な面々に囲まれ奮闘する“先輩”の姿を目にすることができる。まさに星野さんにぴったりの“先輩”、今後の続報にも期待していて。<以下、コメント>■星野源湯浅政明監督からある日、直筆の手紙が送られてきました。お会いしたこともないのになぜ?と思いながら封を開けると「星野源さんに主人公を演じていただけたら、絶対に面白い作品になります」と直筆にてオファーの言葉がありました。映画『マインド・ゲーム』を観た12年前のあの日から人知れず湯浅監督作品を敬愛していた私は、お断りする選択肢が浮かびませんでした。“先輩”役、とても楽しみです。何卒よろしくお願いします。■監督・湯浅政明森見登美彦先生の御長女「夜は短し歩けよ乙女」待望のアニメ映画化です! 「四畳半神話大系」のスタッフが再び集結して張り切って制作いたしました!映画はタイトル通り、乙女が一晩歩き続けながら進行します!森見先生が構想しながら使わなかったアイディアも実現!以前読んだときは気づかなかった、思わぬキャラクターの関係も読み解きました!先輩の声を、なんと星野源さんが担当ということも皆が張り切る理由に!!面白いこと請けあいなので、ぜひ劇場でご覧になってください!!■原作・森見登美彦これまでの長い紆余曲折を振り返れば感無量。湯浅監督をはじめ関係各位のご尽力に深く感謝しつつ、「黒髪の乙女」と銀幕で出会える日を楽しみにしております。『夜は短し歩けよ乙女』は2017年4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月15日AbemaTV FRESH!&ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。5月19日(木)のゲストに千菅春香、湯浅かえで、中西優香が出演する。千菅春香は前半に出演。先月シングル『愛の詩-words of love-』をリリース。同曲はTVアニメ『学園都市アスタリスク』のエンディングテーマとなっている。番組では、彼女の歴史を写真で振り返る。地元である盛岡でどんな学生生活を送り、歌手を目指すに至ったのかをトーク。更に最近こだわりを持って集め始めた「一生使える物」を披露する。一体彼女が集めているものは何なのか。放送で確認しよう。湯浅かえで、中西優香はペアで番組後半に登場。湯浅かえでは、自他共に認める「アイドル好き」。そんな「アイドル好き」の湯浅かえで自慢のアイドルグッズの写真を公開、スタジオにもその一部を持って来てもらい披露してもらう。同番組の出演が2度目となる中西優香は、以前出演したときにタカオユキの手作り弁当「タカ弁」に「-100万点」という評価を下したが、今回の弁当にはどんな評価をくだすのか。会員放送では、湯浅かえでの幼少期から成人式、養成所時代の写真を公開。また、湯浅と中西が、番組にレギュラー出演中の秦佐和子と遊んだ際のプライベート写真を公開。一方、同じくレギュラー出演中のタカオユキと前田玲奈も秦佐和子と仲良く、番組はもちろん、プライベートも遊ぶ仲。そこで、ゲストチームとレギュラーチームに別れ、どちらが秦佐和子と仲が良いのかをクイズ形式で競う企画「クイズ秦佐和子」を行う。なお、番組出演に際し行った事前インタビューの様子を、アニメぴあちゃんねるブロマガに掲載中。気になる方はご確認を。「アニメぴあちゃんねる」は、ニコニコ生放送に加え、Abema TV FRESH!でも同時生放送をしている。20時からはAbema TV FRESH!のみ、20時30分からはAbema TVFRESH!とニコニコ生放送、21時30分からはニコニコ生放送のみで放送する。■アニメぴあちゃんねる日時:5月19日(木)午後8時~午後10時20:00~20:30「AbemaTV FRESH!」のみ20:30~21:30「AbemaTV FRESH!」と「ニコニコ生放送」21:30~22:00「ニコニコ生放送」のみ(アニメぴあちゃんねる会員放送)出演:前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト: 千菅春香 / 湯浅かえで / 中西優香
2016年05月18日トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜をトリプルヒロインに迎え、大ヒット公開中の『リアル鬼ごっこ』が、7月14日からカナダのモントリオールにて開催された「第19回ファンタジア国際映画祭」コンペ部門にて、「最優秀作品賞(シュバル・ノワール賞)」「最優秀女優賞」「審査員特別賞」の3部門を受賞したことが分かった。ファンタジア国際映画祭は、1996年に日本や香港のアジア映画にフォーカスする映画祭としてスタートし、翌1997年には対象を世界に拡大。現在はアジア、北米、ヨーロッパを中心に多くの作品を上映。世界各地からSF映画、ファンタジー映画、ホラー映画、アドベンチャー映画などが集まり、ジャンル映画祭としては北米で最も重要な映画祭と位置づけられている。同映画祭にて3部門受賞した『リアル鬼ごっこ』は、累計発行部数200万部を突破した山田悠介原作のベストセラー小説を、鬼才・園子温監督が映画化。過去5本もの映画化が作られ、2013年には本郷奏多・主演でドラマ化もされた同作だが、本作では鬼たちの標的を全国のJK(女子高生)に変更し、目的も正体も不明な鬼と、不条理な死のゲームに巻き込まれた女子高生の壮絶なバトルが繰り広げられる。園監督は、これまでも、2006年に『Strange Circus 奇妙なサーカス』で作品賞を受賞、2009年には『愛のむきだし』で満島ひかりの主演女優賞と審査員特別賞を受賞。しかし、3部門受賞は今回が初めて。さらに、3部門以上受賞というのは、邦画史上、湯浅政明監督作『マインド・ゲーム』以来10年ぶりという快挙だ。審査員によると、主演女優賞は「審査員満場一致で決定した」といい、オープニングのシーンに審査員が感銘を受けたことから審査員特別賞の受賞という結果になったそうだ。最優秀女優賞を受賞したトリンドルさんは、「最優秀女優賞、とってもとっても嬉しいです!このような賞をいただける日が来るなんて、いまの私にとっては身に余る思いです。園子温監督、リアル鬼ごっこのスタッフさん、キャストの皆さん、そして、支えてくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメントを寄せた。『リアル鬼ごっこ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年08月06日これまで数々の話題作を深夜帯から世に送り出してきたフジテレビ系列のアニメーション枠「ノイタミナ」で森見登美彦の傑作青春小説「四畳半神話大系」(太田出版、角川文庫刊)が2010年4月より放送されることが決定した。“Animation(アニメーション)”を逆からローマ字読みした“ノイタミナ”では、「アニメの常識を覆す」というコンセプトの下、これまでに「ハチミツとクローバー」、「働きマン」、「のだめカンタービレ」といった人気コミックを原作にした作品や「図書館戦争」、「空中ブランコ」といったベストセラー小説をオリジナリティあふれる世界観でアニメ化した作品など、話題のアニメーションを次々と生み出してきた。今回、アニメ化されることが決まったのは、「太陽の塔」(新潮社刊)で鮮烈にデビューし、2006年に発表した「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店刊)で第20回山本周五郎賞受賞を受賞、直木賞候補となり、本屋大賞では2位を獲得した森見登美彦の「四畳半神話大系」。残念な青春を送るヤロー共を書かせたら右に出る者なしの森見さんの作品の中でも、人気の高い作品である。主人公は京都の大学に通う誇り高き三回生であり、薔薇色のキャンパスライフを夢見つつもそれとは程遠い、実り少ない生活を送る“私”。悪友や師匠を気取る謎の自由人など、騒がしい周囲に振り回されながら、秘かに憧れる孤高の乙女・明石さんとの距離を縮めようともがくさまが、不思議な並行世界(パラレル・ワールド)で繰り広げられる。注目すべきはアニメ化に際してのスタッフ陣!脚本およびシリーズの構成を担当するのは、関西を拠点に活動し、メキメキと頭角を表した劇団「ヨーロッパ企画」を率いて、『サマータイムマシン・ブルース』、『曲がれ!スプーン』などの劇場公開作品の原案となる舞台を手掛けてきた上田誠。また、キャラクター原案は、上の写真を見てピンと来た人も多いはず。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDのジャケットのデザインを始め、森見さんの「夜は短し歩けよ乙女」などの書籍のカバーのデザインなど印象的なイラストで多くの支持を集めるイラストレーターの中村佑介が担当する。アニメーションの制作は、言わずと知れたクリエイティブ集団「マッドハウス」。そして「クレヨンしんちゃん」シリーズや、「ミチコとハッチン」など20年以上にわたって日本のアニメーションの最前線で活躍してきたアニメーター、湯浅政明が監督を務める。森見作品初の映像化はどのような仕上がりとなるのか?不毛と愚行の青春奇譚「四畳半神話大系」は2010年4月よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかにて放送。「四畳半神話大系」公式サイトイラスト/中村佑介 © 四畳半主義者の会■関連作品:曲がれ!スプーン 2009年11月21日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ/ROBOT/博報堂DYメディアパートナーズ/東宝/日本映画衛星放送■関連記事:【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」
2009年12月14日