アカデミー賞最有力との呼び声も高い映画『スティーブ・ジョブズ』。 公開を直前に控えた2月4日(木)、女子サッカー界のレジェンド・澤穂希が都内でトークショーを開催した。アップル社の共同設立者であり、デジタルテクノロジーの常識を変えたスティーブ・ジョブズの映画を鑑賞した澤さんは、ジョブズとの共通点について「日頃から全力で物事に取り組むところ」だと言い、「リーダーとは言葉だけでなく、背中で結果を見せることが大切」と話した。この日、トークショーに招かれたのは大学生約60人。映画を鑑賞したばかりの学生から多くの質問が投げかけられた。「困難にぶつかったときにどうしますか?」との質問には、「壁にぶつかったとき、まず受け入れます。長さは人によって違うと思いますが、必ず出口があるので、時間が解決してくれると思います。私の場合は、自分の中に閉じ込めすぎずに、周りに相談をしていました。嘘をつかない人は大切にした方がいいと思います」とアドバイス。また、「結婚の決め手は?」というプライベートな質問に対しても、「友人関係だったときの主人にもいろいろと相談をしていたんですけど、彼は、白黒はっきりしていてグレーがなく、本当に私のことを思って言ってくれる人だったんです。ときには傷つくこともあるんですけどね」と笑顔を見せた。そのほかにも、「度胸をつけるためには、経験に勝るものはないと思う。プレッシャーが大きいほどやってやるぞ、という気になる」「迷ったときは必ず挑戦する。やらないで後悔するよりも、やって後悔した方がいい」「成功者の共通点は日頃の努力、こだわりが強いこと、オンオフはっきりしていること」と、書き残したくなるような言葉で次々と回答。学生から投げかけられる、全ての質問に真摯に向き合い、素直な言葉で受け答えをする姿は、まさに頼れるリーダーの姿だった。最後に自身が一番大切にしている言葉「夢はみるものではなく叶えるもの」を、打ち間違えをしながらも一生懸命Mac Bookに打ち込み、紹介。「この言葉を聞くと頑張ろうと思える言葉」だと語った。「マダム・タッソー東京」より貸し出されたスティーブ・ジョブズの等身大フィギュアとの撮影では、「今日は、デニムに黒色のセーターという装いで、ジョブズさんに合わせてきました」と笑顔を見せ、同じポーズをしてみせるなど、お茶目な一面も見せた。『スティーブ・ジョブズ』は、2月12日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2016年2月12日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2016年02月04日ドラマ「ナポレオンの村」や映画『先輩と彼女』で注目を浴びている女優・水谷果穂が映画初主演を務める『バレンタインナイトメア』が1月23日(土)に公開を迎え、水谷さんをはじめ、共演の芋生悠、宮城孔明、安田帆花、草川直弥、今野恭成監督が舞台挨拶に登壇した。人気同名ホラーゲームの映画化。ある高校でひとりの女生徒が1年後の不吉な予言を残して自殺するという事件が起こる。1年後、クラスメイトたちは卒業を迎え、卒業旅行に出るが、そこで1年前の予言の恐怖を味わうことに…。水谷さんは一生に一度しかない初主演映画の初日舞台挨拶に満面の笑みを浮かべて登壇。「みんなで体を張って頑張った作品ですので、楽しんでいただけたら」と語る。内容はホラーでしかも「台本が、もう寝ようと思ってたらパソコンに届いたので、夜中に読んだんです…(苦笑)。妹と一緒に『怖いね』と言いながら読んでたので、映像でも同じように怖がってもらえるようにと思いながらやってました。笑顔のない役は珍しいので、新鮮で楽しかったです」と明かす。撮影は合宿形式で行われたが、水谷さんは「みんなで夜ご飯を作ったり、ひとつの部屋に集まったり、修学旅行のようでした!」と振り返った。また作品にちなんでバレンタインの思い出を尋ねると、水谷さんは「一回だけ男の子にあげたことがあって…」と衝撃の告白!?「実は友達が、好きな男の子に渡したいと言ってたんですが、その人がもう帰っちゃって、友達は『もう渡せない…』と言ってたので、私が『じゃあ渡してくるよ!』と言って、追いかけて『ちょっと待って!これ○○ちゃんから』と渡したんです。後日、その2人は付き合うことになって、私は恋のキューピッドでした!」とニッコリと微笑んだ。最後に改めて水谷さんは、これから映画を見る観客に「『ワアっ!!』っていう怖さではなく、心臓にじわじわくる怖さだと思います。普段味わえない空間を楽しんでください!」と呼びかけた。『バレンタインナイトメア』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月24日共栄メディア RanRun編集部は12月24日、「話を聞いてみたいアスリート」についてのアンケート調査結果を発表した。調査は7月31日~12月18日、体育会、スポーツ系サークルで活動する女子大生1,104人を対象に各大学、各学生団体へアンケート用紙を配布して行われた。話を聞いてみたいアスリートは誰か尋ねると、「なぜ、そんなにポジティブに物事を考えることができるのか」といった理由で、松岡修造さんが1位となった。その後の2位は錦織圭選手、3位は木村沙織選手、4位はイチロー選手、5位は浅田真央選手と続いている。そのほか、上位10人には、澤穂希選手、本田圭佑選手、内田篤人選手、長友佑都選手と、サッカー選手が4人入った。回答者が取り組んでいるスポーツを聞いたところ、1位の松岡修造さんを選んだ人の18%は「テニス」と答えた。2位の錦織圭選手を選んだ学生は36%がテニス、3位の木村沙織選手を選んだ学生は51%が「バレーボール」を行っていると回答している。4位のイチロー選手と5位の浅田真央選手を選んだ人は、どちらも「ラクロス」に取り組んでいる学生が多かった。
2015年12月28日今季限りでの現役引退を表明した澤穂希のプレーが、まだ見られる。12月19日に行われた『第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会』準々決勝、澤が所属するINAC神戸レオネッサはASエルフェン埼玉に2-0で勝利し、12月23日(水・祝)・等々力陸上競技場での準決勝に進出したのだ。第37回皇后 杯全日本女子サッカー選手権大会 チケット情報スタメン入りした澤はフル出場を果たし、ゴールこそ奪えなかったが、中盤の位置から積極的に攻撃参加し2本のシュートを放った。澤が起点となり、前半9分に先制点を挙げたDF・近賀ゆかりが試合後に「澤さん、また澤さん。澤さんって何人いるんだろうと思った」とコメントしたように、ピンチの場面には必ず顔を出し、体を張って敵の攻撃の芽を摘み、守備にも貢献した。90分間、誰よりもピッチを縦横無尽に走り回った。また、I神戸には澤以外にも、GK・海堀あゆみ、DF・近賀、MF・鮫島彩・田中明日菜・中島依美、FW・川澄奈穂美・大野忍・高瀬愛実・京川舞・増矢理花と、なでしこジャパンに名を連ねる顔ぶれが揃う。「最後にこのメンバーで『皇后杯』で優勝して笑顔で終わりたい」という澤の願いは、メンバー全員の願いでもある。準々決勝で2点目を決めた高瀬が「今シーズン積み重ねたものを、試合でしっかり出せれば優勝できる」と語った通り、一丸となり持てる力を余すことなく発揮すれば、澤の現役引退の花道を飾れるはずだ。準決勝では、浦和レッズレディースをPK戦の末に撃破したベガルタ仙台レディースと対峙する。今季のベガルタは攻守両面で主力を失いながらも、『なでしこリーグ・エキサイティングシリーズ』を2位で終えた。今シーズン得点ランク3位タイの9得点を挙げたMF・川村優理を筆頭に、DF・坂井優紀、FW・有町紗央里ら日本代表メンバーがチームを牽引している。今季『レギュラーシリーズ』ではホーム・アウェイともにI神戸に敗北を喫しているが、10月24日に行われた『エキサイティングシリーズ』では4-2で勝利を収めた。両軍ともに、相手にとって不足はない。女子サッカー界のレジェンドの有終Vまであと2つ。『第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会』準決勝は、12月23日(水・祝)・等々力陸上競技場にて第一試合・ベガルタ仙台レディース×INAC神戸レオネッサのほか、第二試合・日テレ・ベレーザ×アルビレックス新潟レディースの試合が行われる。決勝は12月27日(日)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケット発売中。
2015年12月22日東山紀之がナレーションを務めるTBSの人気ドキュメンタリー「バース・デイ」の500回記念放送で、東山さんと女子レスリングの吉田沙保里、女子サッカーの澤穂希の鼎談が実現!放送を前に東山さんが報道陣の取材に応じ、これまでの番組の軌跡を振り返った。2005年4月に放送を開始した同番組は、アスリートたちの勝利や敗北、引退など決断の瞬間や重大局面に密着。「過去の自分を突き破り、未知なる自分が産声をあげた時、人生という名のカレンダーに新しい誕生日が刻まれる」というコンセプトのもと、多くのアスリートたちの生の反応や思いもよらぬ素顔、意外な一面、人生における重大な決断――“誕生(=バース)”の瞬間の模様を視聴者に届けてきた。東山さんは、同じくナレーションを務めた前身番組「ZONE」と合わせての計15年に「僕にとってはキャリアの半分にあたる年月であり、嬉しくもあり恐ろしくもある」と思いをはせる。200回目の放送では王貞治氏と、400回目では横綱・白鵬関と対談をしてきた東山さん。今回、吉田さんと澤さんという女性アスリートとの時間を持てたことについて「この道を切り拓いてきた方であり、興味深くお話を伺いました」と語る。この番組で密着したアスリートたちの姿の何がここまで視聴者の心に響くのか?東山さんは「成功を知っている人たちでも、必ずしもそこに行く道は真っ直ぐではなくデコボコ。そういう意味での再生能力がみなさん、素晴らしい。どん底からはい上がる意識改革――同じような状況になった時に心に来るのでは?」と語る。特に、毎年秋の定番となった、球団から戦力外通告を受けたプロ野球選手たちを追う「戦力外通告」について「野球選手から見たら、僕は死神に近い…(笑)」と自虐的に語りつつ「人はそういう瞬間にどういう心持ちでいられるのか?そこからどう復活するのか?興味深くもあり、人生の中でとても大事なこと」と語った。500回の中でも思い出深い回やアスリートとして東山さんが挙げたのは、先日、現役引退を発表したボクシングの亀田興毅を筆頭にした亀田一家の存在。「ナレーションで彼らの存在を知り、世界チャンピオンになり、引退し…僕はお会いしたことはないんですが、彼らの人生につねにいるなぁという意識強いです。彼らにとって、僕はどういう存在だったのかを聞いてみたい」とも。先の亀田兄弟然り、番組が10年も続いたとあって、過去に密着したアスリートたちの多くはすでに現役を退いている。東山さんが身を置く「芸能界」は引退は自分で決めない限りはないが、ナレーションで命を吹き込みながら、東山さんはアスリートたちの引退というのを、どのように見つめ、何を考えてきたのか?「スポーツをやっている人には必ず引退がやって来るので、“覚悟”があると思うし、その覚悟がプレイにも出てくるし、それ(=引退の時期)をどう延ばすのか?そのために努力することにもなると思います。僕らは引退はないので、はっきりした線引きがないのですが、それゆえにいつも走ってないといけないつらさもあると思います(苦笑)。芸能はやればやるほど、人として熟成されたものが出てきますが、一方でやめたいと思ってもなかなかやめられるものでもないので、しんどさもあるし、スポーツには潔さがあると思います。白黒ハッキリ付くという意味では羨ましく感じるところもあります」と2つの世界の違いに言及した。一方で、東山さんと同世代でも現役で続けるアスリートたちもいる。東山さんはかねてから交流の深いサッカーの“キングカズ”こと三浦知良、同じくサッカーの中山雅史の存在に触れ「同世代を生きた者として、今後に興味があります」と語った。また、女性アスリートの増加についても「日本の男女平等率が101位という報道がありましたが、もっと女性の内面を描くことが『バース・デイ』でも必要なのかな?と思います。僕自身、知らない世界を知りたいし学びたい。この番組で関わることで、少しでもアスリートを取り巻く環境がよくなることを願っています」とも語っていた。ナレーションをするにあたっては、すでに映像にあるアスリートたちの姿の中に感情が存在することから「自分の感情を入れずにストレートに読むこと」を大切にしているという。低く響く声はすでにお茶の間でもなじみとなっているが、15年前に「ZONE」でナレーションの依頼が来た当時は「それまでナレーションなんてやったことがなかった」という状態。以来、苦労もありつつ続けてきて、いまでは週に1回のナレーション収録は「自分にとっての勉強会であり、図書館に学びに来るような感じ」だと明かした。「バース・デイ」500回記念SPは12月5日(土)16:30より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日映画、ドラマと活躍の場を広げている新進女優の水谷果穂が11月3日(火・祝)、初の写真集「水谷果穂」(ワニブックス刊)発売を記念して握手会を行なった。公開中の映画『先輩と彼女』、前クールのドラマ「ナポレオンの村」に出演するなど10代の注目女優として躍進が期待される水谷さん。この日がちょうど、18歳の誕生日で、祝福の特製バースデーケーキも用意された。写真集は、水谷さんが現在も暮している地元の浜松でオールロケを敢行!家の中、自分の部屋など、文字通り“素”の水谷さんの姿を切り取っている。初の写真集刊行について水谷さんは「2年前にワニブックスさんを訪れた時に『いつか写真集を出せたらいいね』というお話をしたんですが、まさか本当に出させていただけると思ってなくて、本当に嬉しいです」と喜びを語った。我が家での撮影は、家族の協力もあって実現したが「お仕事している姿を家族に見せるにも初めてで、変な感じでした(笑)」と振り返る。お弁当を作っているカットも掲載されているが「毎朝、お弁当を作ってます。得意料理は卵焼きです」とニッコリ。このほか、実際に普段から使っている自転車に乗っての通学路、所属する「物理化学部」での白衣とメガネを着用してのカットなども掲載している。一番のお気に入りは、シーツにくるまったショット。「早朝に温泉に入って、スッピンの素顔の私です」と胸を張り、「あんなにスーツにくるまったのは初めてでした」と楽しそうに振り返る。自己採点ではこの写真集は「一兆点!」と自信満々。「家族に初めて自分のお仕事を褒めてもらえました」と嬉しそうに語った。水着でのセクシーなショットも撮影したが「普段、プライベートで水着を着ることは少ないので、最初は恥ずかしかったけど、撮影になると開放感があって、全然気になりませんでした。こうして本になると緊張します」と語った。高校卒業後は、進学せずに芸能界1本に絞り、本格的に女優としての活動を開始する予定。「社会人になるので、責任を持って仕事をしていきたい」と意気込む。女優としては「綾瀬はるかさんが憧れ。いろんな作品、経験を積んでも、いつも見ている人に新鮮な印象を与えられる、瑞々しい女優でいたい」と力強く語っていた。写真集「水谷果穂」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、演技派俳優に囲まれ日々成長中のティーン女優・水谷果穂さんです!3年前、知らない間におばあちゃんが応募していたオーディションに合格してデビュー。「演技に関心がないままこの世界に入ったので最初はただただ緊張しかなかったけど、今は演じることが大好き。憧れは綾瀬はるかさん。いろんな表情を持っているところが素敵」。現在はドラマ『ナポレオンの村』(TBS系)に出演中。共演するのは、唐沢寿明さんや麻生久美子さんなど錚々たる顔ぶれ。「現場では私が最年少。先輩方にお芝居のアドバイスをいただくことも多く、日々勉強させてもらっています!」◇自然に囲まれて撮影しています!「『ナポレオンの村』は自然豊かな村が舞台。撮影しながら癒されてます」◇自分で作ったキュートな相棒。「おばあちゃんにぬいぐるみのキットを買ってもらって作りました」◇事務所のイベントで浴衣を着ました♪「ステージで手品を披露したら、想像以上に盛り上がって楽しかった!」◇みずたに・かほ1997年生まれ。ドラマ『リアル脱出ゲーム密室美少女』でデビュー。10月17日に公開予定の映画『先輩と彼女』で映画初出演。ブログ※『anan』2015年9月9日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年09月02日先日、結婚を発表したばかりの女子サッカーの澤穂希(INAC神戸レオネッサ)が8月23日(日)に映画『わたしに会うまでの1600キロ』の試写会に来場。映画への共感や主人公と重なる部分などについて語った。『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督がアカデミー賞女優のリース・ウィザースプーンを主演に迎えて実話を基に作り上げた本作。3か月間、たった一人で1600キロを歩くことで自らの人生を見つめ直し、成長していく女性の姿を描く。大きな拍手に迎えられた澤さんだが「サッカー以外が得意分野ではないので…試合のときより緊張しています」と映画の試写会という“アウェー”の場でやや硬い表情。それでも聞き手を務める「AERA」の浜田敬子編集長より、まず結婚について「おめでとうございます」と声を掛けられると「ありがとうございます」と笑顔を見せた。映画については「自分と重ね合わせながら見ていたりもしました」と語り「人生でここまで来るのにいろんな困難があったけど、目標や夢を持ったら最後までやり抜くところは共感しました」と明かした。主人公は歩き始めてから何度も「やめたい」と思いつつ、それでも歩みを進めていく。澤さん自身、子どもの頃からサッカー漬けの日々を送り、15歳で日本代表入りし、その後、アメリカにも渡ったが、やめたいと思ったことはなかったのか?と問われると「『やめよう』とは思わなかったけど、いろんな困難がありました。最近では1年ほど代表に呼ばれず、ワールドカップのメンバーに選ばれるのか?と不安もありましたし、諦めてはいなくても心が折れそうになることはあった」とふり返る。ただ、そんなときでも投げ出すことはなかった。「やるべきことはコンディションを上げることや、練習に取り組む姿勢。いまの主人にもいろいろ聞いてもらってアドバイスをもらったり、いろんな人に支えてもらって今があります。急に上には行けないので一歩ずつですね」と頷く。人生の転機については20歳前後でのアメリカ行きを挙げる。「英語も全く話せず、荷物ひとつで行った感じ」と述懐。当時、そもそもいまのように海外リーグに挑戦する女性選手はほとんどおらず「何もない状態で飛び込んだ。いまのようにネットもなくて、家族への手紙も届くのに1週間かかって、返事もまた1週間かけて届く」と苦労を明かす。それでも「とにかくうまくなりたかった。日本で通用しても世界で戦うには体の大きさもメンタルもまだ勝てなかった」と貪欲に足りないものを補うためにサッカーに打ち込んだ。「少しでも道は作れたかな?」と日本の選手たちが次々と海外へと飛び立っていくようになった現状に先駆者として喜びを口にした。サッカー選手としての今後については「あと5年も10年も現役でやっているということはないと思うので、『やりきった』と思えるように全力で1日1日を頑張りたい」と目標を口にした。これまでも支えとなってくれたという夫とは現在、澤さんが神戸のチームに所属していることもあり「別々に暮らしている」とのことだが「お互いの信頼関係がしっかりしていれば。私も相手を尊敬しているので。毎日コミュニケーションはとってます」とニッコリ。「役所関係で名字が変わったくらいでまだそこまで(変化を)感じてないです」とも。また「結婚したから引退するとかではなく、そういう(=結婚や出産を経ても現役を続行する)選手が増えたら嬉しいです」と語っていた。『わたしに会うまでの1600キロ』は8月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたしと会うまでの1600キロ 2015年8月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2015年08月23日前回大会の再現となった女子ワールドカップ決勝。アメリカの執念の前に一敗地にまみれ、銀メダルに泣いたなでしこジャパンだが、序盤に大量4失点を喫しても下を向くことなく宿敵にくらいついた。日本中のファンの胸を打った「折れない心」の源泉を探る。○アメリカが開始早々から奇襲を仕掛けてきた理由スタジアムに「U.S.A.コール」が鳴り響くなかで、新たな世界女王が歓喜の雄叫びをあげる。同じ舞台から日本中へ笑顔と勇気を届けてから4年。なでしこジャパンは宿敵アメリカの姿を脳裏に焼きつけながら、勝者を称える拍手を送ることを忘れなかった。PK戦の末に苦杯をなめた前回大会の借りを返すべく、アメリカは奇襲を仕掛けてきた。前半わずか3分。右CKをグラウンダーで蹴ってくる。虚を突かれ、反応が遅れたなでしこをあざ笑うように、フリーで走り込んできたMFロイドの一撃がネットを揺らした。今大会で初めてリードを許す展開に、浮き足立つなでしこ。「らしさを取り戻される前に叩き潰せ」とばかりに、前半16分までに4ゴールを奪ったアメリカの鬼気迫る波状攻撃は、それだけなでしこの粘り強さを恐れていた証でもあった。実際、なでしこの心は折れなかった。ドイツのGKアンゲラーがもっていた540分間の大会最長無失点記録更新まであと1分と迫った前半27分。FW大儀見優季の左足が、アメリカの守護神ソロの牙城を打ち破る。後半7分にもMF宮間あやの絶妙なFKが相手のオウンゴールを誘発する。直後に1点を追加されても誰も下を向かない。DF鮫島彩は足をつらせても必死に走り続けた。左足骨折で戦線を離脱していたFW安藤梢も日本から駆けつけ、ベンチで声援を送り続けた。試合は2対5で負けた。それでも、なでしこの真骨頂でもある「折れない心」は最後まで発揮された。彼女たちはなぜ愚直に、ひたむきに戦い続けることができるのか。○レジェンド澤穂希が悲痛な祈りを捧げた日歴史を振り返れば、彼女たちは女子サッカーの存亡をかけた戦いに何度も臨んできた。そのたびに歯を食いしばり、魂を削りながらバトンをつないできた。その象徴となるのが2004年4月24日、国立競技場で行われた北朝鮮女子代表戦だ。勝てばアテネ五輪出場が決まり、負ければ可能性が消滅する大一番。相手はそれまで一度も勝ったことのない強敵。しかも、日本女子サッカー界は崖っぷちの状況に直面していた。国内のL・リーグはバブル経済破綻の余波で1990年代の終盤から撤退チームが続出し、縮小の一途をたどっていた。しかも、日本女子代表はシドニー五輪出場を逃している。その上でアテネ五輪出場も逃せば、日本の女子サッカーそのものの灯が消えてしまう。北朝鮮戦当日の午前中。宿泊していたホテルの近くを散歩していたMF澤穂希は、参拝した神社でこんな祈りを捧げている。「他には何も望みません。だから、今日だけは勝たせてください」。当時の澤は右ひざの半月板を損傷し、歩くことすらままならない状態だった。痛み止めの注射を打ち、座薬までも服用して、まさに執念でキックオフに間に合わせた。果たして、運命の一戦は日本が3対0で制した。チームを鼓舞したのは、ファーストプレーで相手選手を吹っ飛ばした澤の背中だった。○世界一獲得への序章となった予告ゴールひたむきに戦う彼女たちの姿に日本サッカー協会(JFA)の幹部が感銘し、愛称「なでしこジャパン」が公募されるきっかけとなった北朝鮮戦から約6年後。再びターニングポイントが訪れる。中国・成都で開催されていたAFC女子アジアカップ。初優勝を狙っていたなでしこは準決勝でオーストラリア女子代表のパワーの前に屈し、中国女子代表との3位決定戦に回った。この大会は翌2011年にドイツで開催される女子ワールドカップのアジア予選を兼ねていた。アジアの出場枠は「3」。中国に負けていたら、その後のすべての歴史が変わっていたことになる。しかも、なでしこは2トップの一角、大野忍を右太もも裏の肉離れで欠いていた。中国戦前夜。大野はホテルで同部屋だった澤からこんな決意を打ち明けられた。「シノ(大野)がドイツに行けるためにも絶対に勝つ。絶対にゴールを決めるからね」。生きるか、死ぬかの一戦はなでしこの1点リードで迎えた後半17分に大勢が決する。ダメ押し弾を決めたのは、大野のユニホームを重ね着して臨んだ澤だった。世界一への序章となった澤の予告ゴールを、大野はこう振り返ったことがある。「それをウチに捧げるとまで言ってくれて。超カッコよかったですよ」。○海外組への支援制度に対して吹き荒れた逆風6大会連続のワールドカップ出場を決める直前の2010年4月に、JFAは「なでしこジャパン海外強化指定選手制度」をスタートさせている。なでしこは北京五輪で4位に入ったが、準決勝でアメリカ、3位決定戦ではドイツに完敗。フィジカルの差という壁を超えるために、海外挑戦を考える選手が増え始めていた。しかし、海外移籍への手順や代理人契約に関するノウハウがない。移籍できたとしても、海外でも年俸は300万円程度。通訳もつかない現実に直面する。そうした状況を変えるために――。JFAの野田朱美・女子強化担当(現女子委員長)は、代表のキャプテンを務めた自身の経験から弾き出された私案を、約1年間をかけて制度化させた。海外組に対して1日1万円、1シーズンで約250万円の滞在費を支給するこの制度は、彼女たちを取り巻く状況を劇的に改善した。大儀見や安藤たちは滞在費を語学学校代に充て、コミュニケーション力を向上させて飛躍につなげた。今大会の代表23人で、現職を含めた海外クラブ経験者は13人。ほぼ全員が「これがなければ海外挑戦は無理だった」と感謝する制度がなでしこの底上げに寄与したことは間違いないが、提案された当初は女子サッカーが置かれてきたステータスを象徴するような逆風がJFA内で吹き荒れた。「お金を出せば誰でも海外に行きたがる。国内リーグが空洞化する。非常識だ」と。○決勝戦終了と同時に始まった新たな戦い世界一獲得後にDF岩清水梓らがプロ契約を結んだ国内組だが、残念ながら後に続く選手がなかなか増えていない。たとえば大会MVP候補にノミネートされたDF有吉佐織は、普段はサッカースクールの受付を勤めている。サッカーと仕事の両立。厳しい待遇のもとでプライベートがほとんどない日々を連想させるがゆえに、メディアからの質問には「大変だとは思いますが」という枕詞がつくことが多い。こうした状況に違和感を覚えているのが、当のなでしこたちとなる。関係者からこんな話を聞いたことがある。「彼女たちは昔もいまも、大好きなサッカーをもっともっと極めたいと望むピュアな思いと、頑張っていけば必ず環境を変えられるという一途な思いとともにプレーしているんです」。望んだ色とは異なるメダルを、なでしこは誇らしげな表情で受け取った。よくやったという言葉は、むしろ彼女たちに失礼かもしれない。それでも、前哨戦だった3月のアルガルベカップで9位に沈んだどん底からはい上がり、決勝までの6試合をすべて1点差で勝ち進んできた軌跡には胸を張っていい。試合後のフラッシュインタビュー。「この4年間で手にできたものは」と問われた宮間は、涙をこらえながらこう答えた。「最高の仲間たちです」。GK海堀あゆみや3失点に絡み、前半途中に澤との交代でベンチへ下がった岩清水を、何人もの選手たちがいたわった。一方で狂喜乱舞するアメリカのかたわらで、試合途中から最終ラインを組んだ阪口夢穂、熊谷紗希、宇津木瑠美が真剣な表情でおそらく反省点を話し合っている。バンクーバーの地で刻んだ悔しさを糧にしながら、最高にして最強の武器である「優しくも折れない心」をさらに磨き上げたなでしこたち。来年のリオデジャネイロ五輪で訪れるであろうリベンジの舞台を照準にすえながら、すでに新たなる戦いを始めている。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2015年07月07日7月6日、『FIFA女子ワールドカップ カナダ2015』決勝で米国女子代表に5-2と完敗を喫し、準優勝で終えたなでしこジャパン。FW・大儀見優季の冷静な得点、宮間あやのFKに飛び込んだ澤穂希が生み出したオウンゴールと反撃するも、序盤に立て続けに失った4点が響いた形となった。だが、下を向いている暇はない。4年後に向けた戦いは既に始まっているのだ。なでしこリーグ チケット情報今週末の7月12日(日)、『女子W杯』の余韻覚めやらぬ中、『2015プレナスなでしこリーグ』が再開する。「最後のW杯」と宣言していた澤をはじめ、MF・川澄奈穂美、田中明日菜、FW・大野忍、DF・鮫島彩、近賀ゆかり、守護神・海堀あゆみら錚々たる顔ぶれが揃うINAC神戸は、なでしこジャパン主将・宮間、GK・福元美穂を擁する岡山湯郷ベルと激突する。また、決勝戦に揃ってスタメン入りしたDF・岩清水梓、有吉佐織、MF・阪口夢穂が所属する日テレ・ベレーザはASエルフェン埼玉と、長身GK・山根恵里奈が最後の砦となるジェフ千葉レディースは浦和レッズレディースと対戦する。DF・上尾野辺めぐみ、北原佳奈、FW・菅澤優衣香のアルビレックス新潟レディースは、DF・川村優理のベガルタ仙台レディースと対峙する。『なでしこリーグ』7月中の試合は以下の通り■第10節・7月12日(日)新潟L×ベガルタ・当間多目的グラウンドクロアチアピッチ、湯郷ベル×I神戸・岡山県美作ラグビー・サッカー場、日テレ×AS埼玉・ひたちなか市総合運動公園陸上競技場、伊賀FC×大阪高槻・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場、浦和×ジェフL・浦和駒場スタジアム■第11節・7月17日(金)ジェフL×日テレ・フクダ電子アリーナ、ベガルタ×伊賀FC・ユアテックスタジアム仙台、AS埼玉×浦和・NACK5スタジアム大宮、I神戸×大阪高槻・ノエビアスタジアム神戸、湯郷ベル×新潟L・シティライトスタジアム■第12節・7月20日(月・祝)日テレ×湯郷ベル・ニッパツ三ツ沢球技場、大阪高槻×ジェフL・高槻市立総合スポーツセンター陸上競技場、浦和×新潟L・浦和駒場スタジアム、AS埼玉×ベガルタ・鴻巣市立陸上競技場、伊賀FC×I神戸・名古屋市港サッカー場■第13節・7月25日(土)湯郷ベル×大阪高槻・岡山県美作ラグビー・サッカー場、ジェフL×伊賀FC・ゼットエーオリプリスタジアム・7月26日(日)ベガルタ×浦和・仙台市陸上競技場、I神戸×AS埼玉・高知県立春野総合運動公園陸上競技場、新潟L×日テレ・新発田市五十公野公園陸上競技場『リオデジャネイロ五輪』は来年に控えている。2019年、フランスの地での『FIFA女子W杯』制覇に向けた日々も始まる。I神戸、日テレが激しい首位争いを展開する『なでしこリーグ』が、なでしこジャパンを底上げする。各試合のチケットは好評発売中。
2015年07月06日サッカーの女子ワールドカップカナダ大会の決勝戦が日本時間7月6日、バンクーバーのBCプレイス・スタジアムで行われた。FIFAランキング4位の日本は、前大会決勝戦の相手でもある同2位の米国に2-5で敗れ、大会2連覇はならなかった。なでしこジャパンにとっては、目をふさぎたくなるような現実が決勝のピッチに待ち受けていた。前回2011年のドイツ大会、2012年のロンドン五輪、そして今大会と世界大会の決勝戦では3大会連続での顔合わせとなるライバル・米国。対戦成績は日本の1勝6分23敗(PK戦は引き分け扱い)と、なでしこジャパンの前に立ちはだかる「最強の壁」とも言える存在だ。そんな米国が、試合開始からエンジン全開で攻め立てた。この試合初めてのコーナーキックとなる前半3分。グラウンダーの速いクロスを、トップスピードでペナルティーエリア内にあがってきたカルリ・ロイド選手が左足で合わせ、早くも米国が先制。そのわずか2分後。同じように右サイドのフリーキックから低いクロスをあげられ、ゴール前の混戦からまたしてもロイド選手が決める。平均身長が169センチ台と、日本よりも約6センチ高い米国の「高さ」を意識せざるを得ないところに、速く低いパスが送られる。その展開に戸惑ったのか、わずか5分でなでしこジャパンは2点のビハインドとなってしまった。早く追いつきたいという焦りが、さらなる失点を招く。前半14分には、岩清水梓選手のクリアミスから空高く浮いたボールに対し、ローレン・ホリデー選手がダイレクトで右足で振りぬき、0-3に。そして前半16分。ロイド選手がセンターサークル付近から、中途半端に前に出ていた海堀あゆみ選手の頭を越す超ロングシュートを決め、あっという間に4点を奪い取った。スタジアムの大半が米国サポーターというほぼアウェーの中、いきなりの4失点。日本にとって非常に苦しい状況下においても、なでしこたちは決してあきらめなかった。前半27分、宮間あや選手がエリア中央から右サイドの川澄奈穂美選手へとロングパスを送り、その川澄選手が中へと切れ込みながらゴールエリア内に待つ大儀見優季選手へつなぐ。最後は大儀見選手が落ち着いて左足で決めて1点を返す。中-外-中で米国の屈強なディフェンス陣を揺さぶり、流れの中でしっかりと決めきった。続く前半30分頃にも米国ゴールを脅かす攻めを見せるも2点目はならず。このまま追加点を奪いたい日本は、前半33分に澤穂希選手が岩清水選手に代わり投入される。澤選手がボランチに、阪口夢穂選手がセンターバックに入る。さらに前半39分に2枚目のカードを切り、川澄選手と菅澤優衣香選手を交代させる。ゲームはそのまま膠着し、1-4で前半を終える。迎えた後半。前半同様、開始直後は米国の時間帯が続く。何とかその攻撃をしのぐなでしこジャパン。猛攻を耐えしのいでつかんだ後半7分のフリーキック。宮間選手の精度の高いボールが米国ゴール前へと送られると、澤選手と競り合った選手によるオウンゴールが生まれる。これで2点差に迫り、一気に詰め寄るかと思われた矢先、トービン・ヒース選手に5点目を奪われてまたしても3点差へと突き放されてしまう。迎えた後半15分。大野忍選手に代えて岩渕真奈選手が投入され、そのまま右サイドハーフを務める。このあたりの時間帯になると一進一退の攻防が続き、どちらのチームもゴールを積極的に狙っていく。残り時間が刻一刻と無くなっていく中、なでしこジャパンは主将の宮間選手を中心に全員で最後までゴールを奪いにいった。しかし、無情にもそのまま試合終了のホイッスルが、まだ日差しの残るBCプレイス・スタジアムに鳴り響いた。歓喜にわく米国イレブンの一方で、悲しみの涙にくれながらもお互いを励ましあい、決して下を向かなかった日本イレブン。岩渕選手が「悔しさしか残っていないです」と言えば、澤選手は「取られちゃいけない時間帯に3失点ぐらいしてしまったのは、ちょっと痛かったかなと思います」と悔やんだ。ただ、最後まであきらめず、粘り強く戦ったその姿に、Twitter上には「(五輪がある)リオデジャネイロで嬉し涙を流してください」「最後の最後までゴール狙ってたもん なでしこの強さはここにあり」「日本の誇りです!! 日本を変える輝く女性達です」「強い精神力と諦めない気持ち。日本女性の底力を世界に広めてくれてありがとう」など、感謝と称賛の声が続々とあがっている(コメントは原文)。
2015年07月06日リクルーティング スタジオは7月1日、月間400万アクセスあるスマートフォンアプリ「名字由来net」およびWEBサイト「名字由来net(Web)」から「2015女子ワールドカップカナダ大会なでしこジャパン珍しい名字ランキング」を発表した。なお同ランキングでは、同アプリとサイトのデータベースから、電話帳データをもとに実世帯が確認できるもののみを集計。人数が少ない名字を上位としてランキングを作成した。1位の名字は「上尾野辺」となった。同姓の全国順位は5万6,687位で、全国人数は約30人となっている。ルーツは神奈川県といわれ、アルビレックス新潟レディース所属の上尾野辺めぐみ選手も、出身は神奈川県とのこと。2位は、ブンデスリーガのヴォルフスブルクに所属し、「2015女子ワールドカップカナダ大会」でもエクアドル戦で1得点を挙げた大儀見選手の「大儀見」となった。同姓は、全国に約30人の希少姓。その語源は、律令(りつりょう)制で宮内省の職掌でもあった正親(おおぎみ)であり、沖縄県がルーツのひとつとされている。3位は「近賀」で、神奈川県や東海地区に少数見られる名字となる。4位には、岩手県の紫波郡岩清水村がルーツとされる「岩清水」がランクイン。岩清水選手も岩手県出身とのこと。今大会における日本代表のキャプテン・宮間選手の名字「宮間」は6位となった。同姓のルーツは千葉県とされており、宮間選手も千葉県の出身。そのほか、同大会オーストラリア戦のMVPとなった「宇津木」選手は10位だった。また、前回大会MVPの澤穂希選手の名字である「澤」は11位。同姓は全国に約8,500人おり、由来は清和源氏や宇多源氏、清原氏など諸説あるという。
2015年07月01日ズッカ(ZUCCa)とアーティストの安野谷昌穂による展覧会「Between the Real and Surrealism」が、7月2日から8月5日までCABANE de ZUCCa南青山店及び代官山店で開催される。ズッカは15-16AWコレクションで、東京を拠点に国内外で活動を行うアーティストの安野谷昌穂とコラボレーション。彼のグラフィックをテキスタイルに落とし込むことで、現実と非現実の間に介在するシュールな世界観が表現された。「Between the Real and Surrealism」では、ドローイングやコラージュ、スプレーなどの様々な技法を用いて制作された、すべて1点ものの刺激的な作品の数々を展示、販売する。7月5日には、安野谷昌穂本人が13時から16時まで代官山に、17時から20時まで南青山店に在廊する予定となっている。【イベント情報】展覧会「Between the Real and Surrealism」会場:CABANE de ZUCCa南青山店、代官山店住所:東京都港区南青山3-13-14(南青山店):東京都渋谷区猿楽町11-1 La Fuente代官山1階(代官山店)会期:7月2日~8月5日時間:11:00~20:00
2015年06月09日TOKYO FMは6月13日、スポーツワイド番組『SPO☆LOVE』にてスペシャル企画『なでしこジャパンのCheer up SONGS』を放送する。同企画は澤穂希、川澄奈穂美、岩清水梓、宮間あや、阪口夢穂、有吉佐織、福元美穂、安藤梢、上尾野辺めぐみ、北原佳奈ら10人のなでしこジャパンの選手たちが選んだ「試合前に聴く曲」「心の支えとしている曲」を一挙オンエアするというもの。曲は、同局がなでしこジャパンに独自取材して決定した。澤選手は、GReeeeNの「ビリーヴ」、川澄選手はポルノグラフィティの「ギフト」を挙げている。当日は、カメルーン戦を目前に控えた彼女らの意気込みコメントとともに曲を放送する。また、同日に番組にメッセージを寄せたリスナーには、抽選でFC東京・武藤嘉紀選手の直筆サインが入ったボールをプレゼントする。武藤選手は日本代表としても活躍し、5月30日にドイツ・ブンデスリーガの1.FSVマインツ05への移籍を発表した。「FC東京公式(ミニ)」を2名に、「日本代表公式(ミニ)」を1名にプレゼントする。TOKYO FMのスポーツワイド番組『SPO☆LOVE』は、6月13日の5:00~6:50に生放送する。
2015年06月08日人気TVアニメ『ラブライブ!』に登場する「高坂穂乃果」が、マックスファクトリーのアクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化され、2015年8月に発売されることが决定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は5,370円(税別)。高坂穂乃果は、音ノ木坂学院に通う高校二年生で、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」の発起人であり、リーダー。直感と思いつきで行動し、一度決めたら猪突猛進の一直線な性格で「μ’s」のエンジンであり牽引者として、チームを引っ張る。2月8日開催された「ワンダーフェスティバル2015[冬]」ではサンプルが展示され話題となっていた本商品は、夏服で高坂穂乃果が立体化される。『figma 高坂穂乃果』は、おなじみの「figma」オリジナル関節パーツにより、劇中のあらゆるシーンを再現可能。表情は元気いっぱいな「笑顔」、ショックを受けた「衝撃顔」、幸せそうな「まんぷく顔」の3種類が用意されている。付属パーツには、通学かばんやマイク、好物のパンに加え、イメージカラーの「ペンライト」も2本同梱。アイドルの姿とはまた違った高坂穂乃果の姿を楽しむことができる。商品価格は5,370円(税別)で、「GOODSMILE ONLINE SHOP」の予約締切は、2015年4月15日21:00。商品の発売および発送は、2015年8月を予定。なお「GOODSMILE ONLINE SHOP」の予約特典には、「ウィンク顔パーツ(目線右)」が用意されている。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2015年03月12日LINEは22日、同社COOの出澤剛氏(いでざわ たけし)が新社長に内定したと発表した。22日開催の取締役会で新社長の内定を決議した。現社長の森川亮氏は顧問に就任する予定。なお、一連の人事は、2015年3月下旬に開催する定時株主総会、取締役会を経て正式に決定する。出澤剛氏は1973年生まれの41歳。1996年に早稲田大学卒業後、朝日生命保険会社に入社。2001年にはライブドアの前身となるオン・ザ・エッジに入社し、2003年に同社の執行役員副社長に就任。2007年にはライブドア代表となり、経営再建を果たす。以後2012年に、傘下であったNHN Japanグループ3社の経営統合にともない、NHN Japanの取締役に就任。翌年2013年には、同社の商号がLINEに変更されたことに伴い、LINEの取締役となった。2014年1月には、同社のCOOとなり、同年4月に現職のCOOに就任した。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月22日こんにちは、ぽこひろです。世界でも、日本の大学で勉強したいという学生は多くいます。どれだけ日本人が卑下しても、やっぱり日本は世界トップクラスの先進国。大学にも、多くの留学生が集まっていますよね。そんなキャンパス内を闊歩する外国人男性を見て「ハァ、やっぱり日本の男子なんかよりも外国人がイイナ・・・・・・」なんてみとれている方もいるんじゃないでしょうか?でも当然、日本人男子にモテる女子と、外国人にモテる女子は、まったく違います。なでしこの澤穂希選手が激モテする、とお考えください。それくらい違います。というわけで今回は、日本にいる外国人留学生20人に「留学生男子にモテる女子の特徴」を聞いてみました。■1.目は細め「目は細いほうがいい。言ったら、日本の伝統的なこけしみたいな、細い目がいい」(24才/ベルギー)いきなり意外なのが出ましたね。でも、言われてみたらそうです。海外が日本人に望むのは、まさしく「アジアン・ビューティー」。ミス・ユニバースの日本代表なんかも毎年、目はぱっちりというよりも、キリって感じです。骨格上、目の大きさでは日本人は外国人に勝てません。しかしそもそも、勝つ必要がないともいえるでしょう。■2.絶対黒髪「髪はゼッタイ染めないで欲しい。モッタイナイ!」(25才/アメリカ)有名な話ですが、海外では女性が黒髪に憧れて黒染めをするほど。外国人男性は、黒くて真っ直ぐな髪の毛が大好きなんですね。染めて傷んだ髪より、1000倍いいでしょう。■3.色白「オレは日本人の色白が好きだな。白人の白い肌と、日本人の色白ってちょっと違うんだぜ」(22才/カナダ)言われてみればそうです。色白な日本人は(黄色人種のはずですが)たしかに真っ白。逆に白人女性はちょっとピンクとかオレンジがかった白さをしています。陽に当たってない感じの白さは、外国人男性にもアピールになります。■4.グラマラスでなくていい「体型は、普通でいいんじゃない?ボン・キュッ・ボンみたいなのは、西洋とかラテン系女性の専売特許かと」(28才/ブラジル)「日本人女性は細すぎる」という意見も多かったです。もう少し、気を抜いていいのかも?■5.アンダーヘアーは・・・「下の毛は、付き合ったら剃ってほしいね。俺らは、オトコもオンナも剃る。bushy(毛むくじゃらの意)なのは、カンベン」(24才/アメリカ)文化によって異なりますが、西洋ではアンダーヘアーの処理が必須な地域が多いのだとか。付き合うことになれば、マストですね。ただ、日本人の毛は太いので、沿ったあとがジョリジョリして大変だとも聞きます(笑)。■おわりにいかがでしたか?みなさんも、超イケメンな外国人男性が、ぶっちゃけ大したことない日本人女性とデートしているのを見たことがあると思います。ええ、海外戦略として、日本人男性を諦めてグローバルな恋を求めるのも、アリかもしれません。(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2014年04月23日博報堂DYメディアパートナーズは、博報堂DYスポーツ マーケティング、データスタジアムと共同で、アスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」を実施した。今回は、2012年総括特別編として調査を行った。同調査は12月5日~10日にかけて、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県に住む15~69歳の男女600人を対象に行った。まず、「2012年に活躍した男性アスリート」調査では、1位は内村航平(体操)、2位は香川真司(サッカー)、3位はイチロー(野球)となった。女性アスリートは、1位は吉田沙保里(レスリング)、2位は澤穂希(サッカー)、3位は浅田真央(フィギュアスケート)だった。素晴らしい結果を出して活躍し続けているアスリートがランクインしている(敬称略、以下同)。次に「2013年に活躍が期待できる男性アスリート」について尋ねたところ、1位は羽生結弦(フィギュアスケート)、2位は石川遼(ゴルフ)、3位は香川真司(サッカー)だった。女性アスリートは1位は浅田真央(フィギュアスケート)、2位は吉田沙保里(レスリング)、3位は石川佳純(卓球)となっている。イメージ総合ランキングでは、1位にイチロー(野球)、2位に浅田真央(フィギュアスケート)、3位に三浦知良(サッカー)、4位に澤穂希(サッカー)、5位に吉田沙保里(レスリング)という結果に。ロンドンオリンピックで活躍した選手や常にチャレンジ精神を持っているアスリートがランクインしているようだ。「パワフルなアスリート」は、1位に室伏広治(陸上)、位に吉田沙保里(レスリング)、3位に白鵬(相撲)、4位にウサイン・ボルト(陸上)、5位に日馬富士(相撲)という結果に。活躍した力士が上位にランクインした。「リーダーシップがあるアスリート」では、1位に澤穂希(サッカー)、2位に三浦知良(サッカー)、3位に長谷部誠(サッカー)など、今年、チームを牽引して結果を残した選手がランクインした。「勢いを感じるアスリート」は、1位に羽生結弦(フィギュアスケート)、2位に高梨沙羅(スキー<ジャンプ>)、3位は内村航平(体操)という結果になった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日オリンピック、世界陸上、サッカーW杯、WBCなどなど、いろいろなスポーツイベントがありますが、気になる日本人選手はいますか?日本に住む外国人20人に聞いてみました!【相撲】■稀勢の里。彼の相撲は上手だし、貫禄(かんろく)がついたからである。言い換えれば、彼は私にとって理想的な力士である(スペイン/男性/20代後半)■相撲の大砂嵐。(日本人ではありませんが)私の国エジプト、そしてアラブ出身の初めての力士だからです(エジプト/男性/40代後半)稀勢の里が理想の力士!相撲を熱心に見ているのが伝わりますね。大砂嵐はエジプト人力士ですが、つい名を挙げてしまった気持ち分かります。バスケの田臥選手がNBAでプレーしていたことを思い出します。【野球】■野球選手のダルビッシュ。アメリカに行ったからです(台湾/男性/20代後半)■野球選手のイチロー。野球は全く見ないが、どこに行ってもイチロー氏の名前を看板とかで見るから注目していた(ベトナム/女性/20代前半)メジャーリーガーは知名度も一気にメジャーになりますね。興味がなかった人にまで注目されます。選手きっかけで試合を見るようになったというのもよくある話!イチロー選手、日本のオリックス時代の試合を見に行った時に、こんなにきゃしゃな野球選手もいるのかと思ったものですが、アメリカへ渡ってから体つきもめきめきとメジャー級になりましたよね。【サッカー】■サッカーの本田。自信満々で、もっと大きな成功を収められると思ったから(中国/男性/20代後半)■三浦知良。年齢を超えたプレーぶりや努力に対して尊敬している(オランダ/男性/30代前半)■長友。イタリアで堂々と頑張っているから(ペルー/男性/50代前半)活躍した時は称賛され、力を発揮できなければシビアなダメ出しの雨あられ……アスリートのプレッシャーは計り知れません!フィジカルはもちろん、メンタルの強さも必要。そうしたものを抱えながらも堂々とプレーする姿は本当にかっこいいです。【フィギュアスケート】■高橋大輔。格好いいから(ハンガリー/女性/30代前半)■高橋大輔選手。フィギュアスケートが好きだからです(ロシア/女性/20代後半)トレーニングの過酷さは封印し、優雅な動きや、表情で魅せるその姿はまるで白鳥のよう!そして市民権を得ながら、さらには羨望’せんぼう)のまなざしを受けながら、堂々と王子様の格好ができるスポーツ!【オリンピック】■福原愛、卓球選手。中国語が話せる、オリンピックでメダルを取ったから(イギリス/男性/40代前半)■特にスポーツには興味はないですが、あえて言うなら、なでしこジャパンの澤穂希選手ですかね。オリンピックと共にかなりすごい活躍をしたから(フランス/女性/20代後■水泳の北島選手に注目していました。競争が激しい水泳ですごい実績があるからです(ウズベキスタン/男性/20代後半)■内村航平です。今年のロンドンオリンピックで完璧に完ぺきに体操ができて涙が出たぐらい感動しました。日本を応援しました!(アルゼンチン/男性/20代後半)■野球選手のイチローと、選手ではありませんがなでしこジャパンかな。イチローは野球選手というよりも、戦士のようでかっこいいと思いました。なでしこジャパンは、女性独特のチーム・ワークがとてもよく、男子チームにとって教わることがいろいろありそうだからかな(イタリア/男性/30代前半)オリンピックは世界の運動会!その活躍を世界中の人が見ています。メダル獲得ともなればいやが応でも注目の的です。自国の選手はもちろん、圧倒的なプレーを目にすると熱い思いは国境を越えますよね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、「2012年スポーツマーケティング基礎調査」を実施。調査は9月5日~9月7日にかけて、全国の15歳(中学生を除く)~69歳のマクロミル会員モニターを対象に行った。有効回答数は2,000人(男女各1,000人)。同調査は2004年から開始し、今回で9回目となる。まず、好きなスポーツ選手について尋ねたところ、1位は9年連続でイチロー選手だった。ロンドン五輪で活躍した内村航平選手、北島康介選手、澤穂希選手は上位5位にランクインしている。また、英国プレミアリーグに移籍した香川真司選手は、昨年調査から7.5ポイント増で4位だった。過去1年間にスタジアム・競技場でスポーツ観戦をした人の割合は24.0%で、昨年の調査(25.6%)からやや減少した。しかし、観戦者1人当たりの平均観戦回数は3.7回となり、昨年より0.4回増加している。観戦1回あたりの支出額は7,818円(前年比10.7%増)で、年間では2万5,769円(同10.9%増)に増えている。「最も好きなスポーツ」について尋ねたところ、「野球」が9年連続1位。しかし、「サッカー」との差は小さくなっており、ほぼ横並びとなっている。サッカーは、ロンドン五輪での男女の活躍の影響もあるようだ。さらに「よく観るスポーツ」では、サッカーは野球を逆転。「よく観るスポーツ」では、サッカー以外の上位にあるスポーツは軒並み前年から減少している。続いて、東京でのオリンピック開催についての考えを聞いたところ、全体の6割が賛成と回答した。その理由は「日本に元気を与えられるから」が7割と最も多く、「経済の活性化につながるから」、「感動が得られるから」などの声も寄せられた。一方、反対と回答したのは全体の15%にとどまった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月12日マルチスポーツブランドのアディダス ジャパンは、アディダスシューズの全商品ラインを対象にした「アディダス勝負靴キャンペーン」を、全国のアディダス直営店38店舗、アディダスオンラインショップ、全国のアディダス取扱店約1,000店舗にて、30日まで実施する。このキャンペーンでは、対象店舗で5,250円以上のアディダスシューズを購入した人の中から抽選で99名に、澤穂希選手や香川真司選手、メッシ選手などアディダスを代表するヒーロー・ヒロインから、勝負にかける思いやすべてをかけて臨んだ試合のことなど、勝つことの意味について書かれた直筆の手紙やジャージーが届く。ここでいう”勝負靴”とは、アスリートたちをはじめすべてての人が、すべてをかける勝負の日に履くシューズのこと。アディダスは、「勝負靴キャンペーンサイト」をオープンしており、このサイトではキャンペーンの詳細に加え、澤穂希選手やきゃりーぱみゅぱみゅさんなど9人のアディダスのヒーロー・ヒロインの、”勝負靴”に対する熱い言葉を紹介している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日9月15日(土)に迫ったなでしこリーグの再開を前に、なでしこリーグカップ決勝のキックオフを迎える。9月9日(日)・NACK5スタジアム大宮でINAC神戸と日テレ・ベレーザが雌雄を決するのだ。プレナスなでしこリーグカップ2012 決勝/なでしこリーグオールスター2012 開催情報昨年のリーグ戦王者・I神戸と大会3連覇を狙う日テレの決勝は、順当な結果と言える。両チームともグループリーグを4戦全勝で勝ち上がって来た。準決勝でも、I神戸は伊賀FCを5-1で下し、日テレは新潟Lを3-0で退けた。ちなみにリーグ戦でもI神戸が勝ち点25で首位を走り、勝ち点5差で2位・日テレが追う展開である。下馬評ではリーグ戦で1-0と直接対決を制し、公式戦43試合無敗を誇るI神戸が有利。日テレとしては、岩清水梓を中心にした堅守で、澤穂希、大野忍、川澄奈穂美らI神戸攻撃陣を封じ、ロースコアゲームに持ち込み、永里亜紗乃の決定力にかけたいところ。また、決勝の前にはオールスターゲームも同日開催される。決勝に残れなかった8チームがアテネ、ミネルバに分かれて激突する。メンバーには、なでしこジャパンの主将・宮間あや(湯郷ベル)をはじめ、丸山桂里奈(大阪高槻)、矢野喬子(浦和)などが名を連ねる。ヒリヒリした緊張感が張り詰める決勝と、華やかな雰囲気に包まれるオールスターゲーム。なでしこジャパンのメンバーがズラリと集結する贅沢な180分間を堪能してみては。
2012年09月07日産業能率大学スポーツマネジメント研究所は、ロンドン五輪の閉幕後に日本代表選手や競技に関する調査を実施した。同研究所では、五輪前にも全選手の認知や期待などを尋ねる調査を実施・発表しており、五輪前後の調査結果と合わせて分析。調査期間は、五輪前調査が7月17日から20日、五輪後調査が8月14日。調査対象は2万人(五輪後調査はこの2万人を追跡する形で1,000人)。選手に関して、五輪後調査の評価を基に算出した「感動度」の項目は、卓球の「福原愛選手」がトップ。同じく卓球の「石川佳純選手」が僅差で2位にランクインした。3位はサッカーの「澤穂希選手」、4位はレスリングの「吉田沙保里選手」、5位は卓球の「平野早矢香選手」となっている。また、五輪前の期待と五輪後の感動の差を基に算出した「びっくり度」については、1位にレスリングの「小原日登美選手」、2位には柔道の「松本薫選手」、3位に競泳の「鈴木聡美選手」がランクイン。感動を期待で割って評価の”うなぎ登り”の度合いを算出した「ブレイク度」に関しては、レスリングの「米満達弘選手」が1位という結果になった。競技に関しての「感動度」では、1位「卓球女子」、2位「バレーボール女子」、3位「サッカー女子」、4位「レスリング女子」。女子の団体競技が上位を占め、女子団体競技の活躍が広く国民に感動を与えたことが浮き彫りとなった。「卓球女子」は「びっくり度」でも1位を獲得しており、「ブレイク度」では、「ボクシング男子」が1位に選ばれている。なお、「観戦率」、「五輪以外でも見たい競技」では、どちらも「サッカー女子」が1位を獲得した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日8月20日、ロンドンオリンピックで史上最多の38個のメダルを獲得した日本代表選手が、東京・銀座で凱旋パレードを行った。日本オリンピック委員会の竹田恆和会長、上村春樹選手団長を乗せたオープンカー1号車、選手団の主将を務めた男子やり投げの村上幸史、旗手を務め女子レスリング55kg級で3連覇を達成した吉田沙保里を乗せたオープンカー2号車に、メダリストや関係者を乗せた2階建てのオープンバスが5台続いた。71人のメダリストたちが銀座通り口交差点から銀座八丁目交差点まで1kmの道のりを20分かけてパレードしたのだ。平日の午前にかかわらず、メダリストたちをひと目見ようと、50万人もの人々が銀座中央通りを埋め尽くした。2009年に日本一となった巨人のパレードに集まったのが34万人と聞けば、今回のスケールの大きさがわかるだろう。パレードに参加した内村航平や澤穂希、室伏広治、福原愛らは異口同音に詰めかけた人々の多さに驚きつつ、五輪での応援に感謝の気持ちを口にした。五輪のメダリストが揃って、パレードを実施するのは今回が初めて。選手たちは沿道の声援に笑顔で応えるとともに、2020年東京五輪招致をアピールした。
2012年08月20日サンケイリビング新聞社が運営する女性向けサイト「Living.jp(リビングジェイピー)」はこのほど、1,199名の女性を対象に行った「2012年上半期著名人“幸福度”イメージ調査」の結果を発表した。総合ランキングの男性1位は「スギちゃん」、女性1位は「澤穂希」となった。現在「HAPPY アイデア実現! プロジェクト」を展開中のLiving.jpは、昨年ブータンのワンチュク国王の来日をきっかけに注目された“幸福度”という指標を踏まえ、各界著名人について「2012 年上半期の幸福度イメージ」を調査。全国の18歳以上の女性1,199名を対象に、7月3日~10日にかけて回答を募った。その結果、総合部門の男性1位に輝いたのは、2012年にピン芸人グランプリで準優勝した「スギちゃん」(35.8%)。理由には、「長い下積み時代があったのに諦めないで頑張ってきた結果」などが挙がっており、その“下積み”も含めての幸福度という判断のようだ。2位はサッカー日本代表の「香川真司」(32.4%)で、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を実現したことに触れる人が多数。次いで3位にはメジャーリーガーの「ダルビッシュ有」(30.4%)と、海外で活躍している選手が上位にランクインした。女性は2011年サッカー女子W杯のなでしこJAPAN優勝に貢献した「澤穂希」(38.9%)が堂々のトップ。理由として「バロンドール受賞」や「輝いているから」という言葉が多く見られ、女子サッカー界をけん引し、オリンピック代表にも選ばれるなど、“たゆまぬ努力”の姿は視聴者の心に訴えるものがあるようだ。2位は歌手「松田聖子」(27.3%)で、理由は大きな話題を呼んだ「結婚」や「自分のスタイルが確立している」など。3位にはモデルの「ローラ」(23.9%)がランクイン。老若男女問わず愛されるキャラクターとともに、「見ている人も幸せな気分になる」という回答が多くみられた。俳優部門を見てみると、男性1位は「小栗旬」(28.4%)。理由には今年3月に結婚したことなどが挙げられた。2位は「向井理」(17.9%)で、俳優としての活躍ぶりが評価。そして3位は「松山ケンイチ」(15.2%)。理由としてNHKの大河ドラマ主演や、1月に妻で女優の小雪との間に子どもが生まれたことを挙げた人が多数であった。女性の1位は「綾瀬はるか」(20.5%)。こちらも、2013年度の大河ドラマに出演が決まったことを挙げる人が多く、男性俳優とともにNHKの大河ドラマに出ることがひとつの“仕事が順調=幸せ”という尺度であることがうかがえる。2位は「剛力彩芽」(12.4%)、3位には「武井咲」(11.8%)が続いた。タレント・芸人部門においては、男性1位は「スギちゃん」で、2位はオリエンタルラジオの「中田敦彦」(14.4%)、3位「つるの剛士」(8.9%)。女性は1位の「ローラ」に続いて、2位は「ベッキー」(9.8%)、3位「ギャル曽根」(9.0%)。アーティスト部門の男性1位は「嵐」(23.9%)、以下2位「福山雅治」(19.4%)、3位「EXILE」(10.5%)。女性1位は「松田聖子」で、2位「きゃりーぱみゅぱみゅ」(13.6%)、3位「ももいろクローバーZ」(13.4%)。スポーツ選手部門の男性1位は「香川真司」、2位「ダルビッシュ有」、3位「内村航平」(7.0%)。女性1位は「澤穂希」、2位「クルム伊達公子」(16.1%)、3位「宮里藍」(11.5%)という結果になった。今回の結果から同サイトは、男性著名人は「活躍の場」「結婚・家庭」「世界級の勝負」、女性著名人は「活躍の場」「自分のスタイル」「元気の良さ」「自分がハッピーであること」「努力し続ける姿」などが、“幸福度の高い”キーワードといえると分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日産業能率大学スポーツマネジメント研究所は20代~60代までの2万人を対象に、7月27日開幕のロンドン五輪に関するアンケートを実施。日本代表全選手の内で知っている選手や、中継を見たい選手、各選手のメダル予想などを調査した。調査は7月17日~20日にかけて、男性1万人・女性1万人(20代から60代までの各年代で、男女各2,000名)を対象にインターネットで実施した。まず、選手の知名度について調査。日本選手団の全派遣選手(7月10日時点)から知っている選手を複数回答で調査したところ、1位は競泳の北島康介選手(69.11%)であった。2位は女子サッカーの澤穂希選手(67.95%)、3位は卓球の福原愛選手(65.31%)だった。続いて選手や競技の期待度について調査。知っている各選手や競技について「放送時間をチェックして必ず見たい」、「テレビを見ていて中継されていたらぜひ見たい」、「活躍しているシーンだったら見るかもしれない」、「見たいとは思わない」の選択肢から一つ回答。この回答結果をもとに算出したもので、期待度1位の選手は競泳の北島康介選手、2位は内村航平選手、3位は女子サッカーの澤穂希選手だった。期待度1位の競技はサッカー女子、2位は男子の体操、3位はサッカー男子という結果になった。金メダル予想については、知っている各選手について「金メダル」「銀メダル」「銅メダル」「入賞」「入賞は難しい」のいずれか一つを回答。その結果、金メダル予想1位は体操の内村航平選手(82.49%)、2位は競泳の北島康介選手(71.40%)、3位はレスリングの吉田沙保里選手(71.02%)だった。続いて「必ず見たい競技」について調査。「放送時間をチェックして必ず見たい」という競技を単純に順位付けしたもので、1位はサッカー女子(25.12%)、2位はサッカー男子(23.17%)、3位は男子の体操(22.59%)だった。サッカー女子は競技の期待度でも1位となっており、なでしこジャパンに対する関心の高さがうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日博報堂DYメディアパートナーズは、博報堂DYスポーツマーケティング、データスタジアムと共同で、アスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」を実施。今回はロンドンオリンピック特別編としての項目も加えて調査を行った。調査は首都圏と京阪神圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)に住む15~69歳までの男女を対象に6月28日~7月2日にかけて実施した。有効回収サンプル数は600。まず、「ロンドンオリンピックで活躍を期待するアスリートは?」という質問では、1位は水泳の北島康介、2位は体操の内村航平、3位は陸上の室伏広治という結果になった。北島選手、内村選手は、2008年の調査で「4年後活躍を期待するアスリート」として上位にランクインしており、期待を裏切らないアスリートとして今回も評価されているようだ。また、「オリンピック期待の競技は?」という質問では、1位は水泳(競泳個人種目)、2位はサッカー、3位は体操競技。水泳の競泳・リレーは5位にランクインしている。さらに「オリンピックの興味・関心」についての質問では、「日本選手の活躍」が68.7%、「日本人選手のメダル獲得」が46.5%、「世界の一流選手の技術」が45.2%という結果になった。通常調査としてのイメージ総合ランキング上位は、1位イチロー(野球)、2位浅田真央(フィギュアスケート)、3位北島康介(水泳)、4位に本田圭佑(サッカー)、5位長谷部誠(サッカー)。実力と人気を兼ね備えたアスリートが顔をそろえる結果となった。また、同調査ではイメージ項目別のランキング結果も発表。「親しみやすいアスリート」1位は浅田真央(フィギュアスケート)、2位は福原愛(卓球)、3位川澄奈穂美(サッカー)、4位澤穂希(サッカー)、5位浜口京子(レスリング)で、ロンドンオリンピックでの期待のアスリートが上位を占めている。さらにイメージ項目別「パワフルなアスリート」1位は室伏広治(陸上)、「勢いを感じるアスリート」は、1位にディーン元気(陸上)など、こちらも活躍が大きく期待される選手のランクインが目立っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日結婚情報サービスを提供するオーネットは、同社の会員3万7,315名(2012年7月1日現在)のサポートを行う結婚アドバイザー145人に、「結婚のお世話をしたいロンドンオリンピック出場選手」について投票を実施。このほど投票結果について発表した。投票の結果、男性選手の中でダントツで1位を獲得したのは、オリンピック2大会で金メダルを獲得した水泳の北島康介選手。アドバイザーが選んだ理由としては「男らしい」といったコメントが多く寄せられた。2位はテニスの錦織圭選手、3位は2位に1票差で、体操の内村航平選手が選ばれた。4位は今回の対象選手の中では最年長の陸上・ハンマー投げの室伏広治選手。結婚アドバイザーが世話をしたい気持ちは選手の年齢によらないようだ。女性選手の1位は、サッカーなでしこJAPANのキャプテンの澤穂希選手。アドバイザーからは、「サッカーだけではなく人生のゴールも親御さんのために決めてほしい」といった声が寄せられた。続いてレスリングの浜口京子選手と卓球の福原愛選手が同票で2位。浜口選手には「お父さんも納得する相手をお世話したい」というアドバイザーの意見も寄せられた。続いて4位には体操の田中理恵選手、5位は一票差でレスリングの吉田沙保里選手だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日スポーツの祭典であるオリンピック。今年行われるロンドンオリンピックでもさまざまな競技が行われます。花形と言われるマラソンや短距離走といった陸上競技や、メダルが期待される水泳、体操など注目の種目がめじろ押し。さて、そんな数多く行われる競技種目の中で、読者のみなさんはどの競技に注目しているのでしょうか? アンケートで調査してみました!調査期間:2012/5/3~2012/5/7アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 899件(ウェブログイン式)●第1位水泳……239人読者が最も注目しているオリンピック種目は水泳でした! メダルが期待できる北嶋康介選手が出場する男子平泳ぎや、男子メドレーリレー、さらにはこちらもメダルの獲得が期待される、星奈津美選手の女子バタフライなど、見逃せない種目ばかりです。●第2位サッカー……185人次に多かったのが、日本代表の躍進が目立つサッカーです。海外で活躍する選手が多数いる男子サッカーも人気ですが、それ以上に世界一となった女子サッカー日本代表に注目が集まっております。世界一エレガントなサッカーをすると言われていますし、やはり一番輝いているメダルの獲得を期待しちゃいますね。●第3位体操……102人次は世界一の内村航平選手などが出場する体操競技がランクイン。男子の団体総合は、前回の北京オリンピックで惜しくも銀メダルだっただけに、今回は金メダルを獲得してほしい所です。また、今年のNHK杯で優勝した田中理恵選手のエレガントな演技にも注目です。●第4位マラソン……75人第4位には花形競技と言われているマラソンが入りました。男子マラソンには、日本からもニートランナーとして話題になった藤原新選手などが出場。女子にも大阪国際女子マラソンで優勝した重友梨佐などが出場します。前回の北京ではメダルに届かなかっただけに、躍進を期待したいですね。●第5位バレーボール……48人続いてランクインしたのは、毎回感動的な試合を見せてくれるバレーボールです。男子のほうは立ちはだかる世界の壁にはね返されている場面が目立ちますが、女子はもしかしたら……という期待が持てるシーンが多いだけにいやが上にも注目してしまいますね。最後に、どの選手に注目しているのか聞いてみました。第1位北島康介選手(男子水泳)……148人第2位内村航平選手(男子体操)……87人第3位田中理恵選手(女子体操)、澤穂希選手(女子サッカー)……42人第5位ウサイン・ボルト選手(男子陸上)……26人第6位藤原新選手(男子マラソン)……20人※複数回答可 7位以下省略。やはり北島康介選手の注目度は圧倒的のようで、ひとりだけ100票を超えております。もう4度目のオリンピックだけあって、実力だけでなく、知名度も抜けています。それに続くのが、体操の内村航平選手。こちらも圧倒的な強さと人気を兼ね備えた選手だけあって、多くの読者に注目されています。3位には女性アスリートが同票でランクインしました。田中選手の華麗な演技、そして澤選手の力強いプレー、どちらも要チェックです!さて、いよいよ開幕が迫ってきましたが、注目の種目が多いだけにあれこれとテレビ中継を見続けてしまいそうです。時差は8時間ですから、一晩中テレビを見て寝不足になってしまう心配はなさそうですが、目の疲れには気をつけないといけませんね(笑)。(貫井康徳@dcp)
2012年06月19日プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンの衣料用洗剤ブランド「アリエール」は3日、夢や自分の可能性に向かって頑張っている18歳以下のスポーツ少年&少女にエールを送る「アリエールWHITEAWARD(ホワイトアワード)」の第1回受賞チームとして福島県立富岡高等学校女子サッカー部を表彰した。同賞は、”おおいに汗をかく競技”が対象。スタート初年度の今年は、”女子サッカー”を対象競技として、選考委員長の澤穂希選手をはじめとした選考委員による審査の結果、2011年10月の全日本女子ユース(U-18)選手権東北大会をわずか10名で決勝まで勝ち上がった福島県立富岡高校を選出した。神戸の表彰会場に招かれた同高校女子サッカー部員と卒業生に、澤選手から”希望、元気、何色にでもなる可能性”を象徴する白色をモチーフにした「アリエール ホワイトメダル」と、頑張る選手たちのユニフォームや練習着を真っ白に洗い上げることを通じて応援したいという思いを込めた「アリエールレボ」1年分相当が贈られた。表彰は、なでしこリーグINAC神戸レオネッサの本拠地、ホームズスタジアム神戸での試合後に行われた。スタジアムの観客の温かい声援に包まれ、チーム全員が涙する感動的な表彰式となったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日