9歳、10歳を迎えるころになると、娘の態度は今までの「パパ大好き!」から一変! 休日はパパとではなく友人との約束を優先させるようになったりして、パパとしては寂しい気持ちに…。徐々に親離れをしていく娘に、パパはどういう心構えで接していけばいいのでしょうか? 心を開いてもらうコツはあるのでしょうか?心理学博士で父娘関係に詳しい小野寺敦子先生に教えていただきました。お話をうかがったのは…小野寺敦子(おのでら・あつこ)先生心理学博士。目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。主な著書に『小学生のことがまるごとわかるキーワード55』(金子書房)、『「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本~ego-resilience~』(一藝社)、『親と子の生涯発達心理学』(頸草書房)、『手にとるように発達心理学がわかる本』、『ゼロから教えて発達障害』(ともに、かんき出版)など。■子どもの親離れ…父娘関係をこじらせない“パパの意識改革”――4、5年生くらいになると、個人差はありますが、休日に親よりも友人と遊ぶようになったり、好きな男の子ができたりして、パパとしては寂しさ半分、戸惑い半分といった心境になるようです。小野寺敦子先生(以下、小野寺先生): たしかに「今まであんなに懐いてくれていたのに…」と寂しい気持ちになるでしょうね。10歳ごろは、親から精神的に自立をしていく時期にあたります。「自分が人からどう見られているか」ということにも関心を持つようになり、今までのように何でも気持ちを言葉に表さなくなるため、口数が少なく感じるかもしれません。異性に関心を持つようになるのも、この時期の特徴です。調査によると、10歳のおよそ7割の女の子が恋をしているようです。ファッションだけではなく、メイクにも興味を持つようなります。――恋愛にメイク…。いつまでも娘から「パパと結婚したい!」と言われたいパパにとっては、成長の過程とはいえ、衝撃が強いですね!小野寺先生:体にも変化が現われます。生理が始まったり、胸がふくらみ始めたりして、娘自身もとまどってしまいます。同性のママや友人に相談することはあっても、パパには言いづらいですよね。そうすると、パパはますます、かやの外に…。さらにパパを戸惑わせるのが、休日にパパとおでかけしてくれなくなること。「日曜日は〇〇ちゃんと遊ぶから」と言われたら、パパとしてはショックでしょうね。でも、ここで無理に誘ったり、これまでのように急にハグしてスキンシップをとろうとすると、逆効果。娘はパパと距離を置きたい時期なので、パパはグッとこらえて静かに見守りましょう。これまでの関係が良好であれば、思春期を乗り越えて大学生になるころには、娘はパパの元にきっと帰ってきてくれますよ。■自己肯定感「女の子は10歳をピークに下がり始める」――娘ラブなパパにとってはまさに試練の時期ですね。そのほかにもパパが知っておいたほうがいいことはありますか?小野寺先生:ワコールの調査によると、女の子の自己肯定感のピークは10歳で、それ以降は年齢が上がるにつれて下がっていくことがわかりました。 10歳ごろになると、自分の長所だけではなく短所も見えてきます。「今の自分ではダメだ」と考えるようなり、自己肯定感が下がっていきます。自己肯定感が高いと積極的に人と関わろうとしたり、新しいことに挑戦しようとしますが、あまりにも低くなると劣等感が強くなり、自分に自信が持てなくなってしまいます。「自分とは何なのか」わからない子になってしまう可能性が。親の接し方によっても、自己肯定感は左右されます。■悩む娘を前に「パパがしてはいけないこと」――まさに自分と葛藤する娘に、パパはどんなふうに接すればいいのでしょうか?小野寺先生:なるべく勉強でもスポーツでもできないことではなく、できることに目を向けてあげるといいですね。それから、小学校後半になってくると、いじめとまではいかなくても複雑な友人関係、先生や塾のことなどさまざまなことに悩みが生じてきます。悩んでいそうな様子に「何かあったの?」と聞いても、口を閉ざしてしまうこともあるでしょう。そういうときに、「話してくれないとわからないよ」「パパに何でも言ってごらん」と無理に聞き出そうとするのはNG。近くのカフェで娘の好きなデザートを食べたり、車で出かけたり、気分転換をはかってみるといいでしょう。そのうち、「あのね、パパ…」と心を開いてくれるかもしれません。――静かに、ドーンと構えることが大事なのですね。打ち明けてくれそうになったら、聞き出すコツみたいなものはありますか?小野寺先生:聞き上手になるための、ちょっとしたテクニックをお伝えしますね。まずはなるべく子どもと目線の高さを合わせて、リラックスした姿勢をとります。話を聞くときは、「あるがままの話を受け止める」「自分の価値観を押し付けたり、助言をしようとしない」「適度に相づちを打つ」ことに注意しましょう。――相談に乗る気持ちでいると、ついアドバイスをしなくては…と考えがちですが、そうではないのですね。小野寺先生:論理的なパパだと解決策を提示したくなったり、娘がうじうじしていると「そんなこと大したことないから気にしなくていいよ」などと言ってしまうかもしれませんが、そこはこらえてくださいね。「すべての答えは娘の心の中にある」と思って、聞いてみましょう。「〇〇ちゃんが言いたいのはこういうことだよね?」と要約したり、「〇〇ちゃんは友だちにこう言われて困っているんだね」など繰り返したりしながら、「それで?」「もう少しくわしく教えてくれる?」など話を進められればベストです。「何の解決にもなっていない!」と思うかもしれませんが、娘にとっては「パパは私の気持ちにきちんと向き合ってくれた」という事実だけで十分なのです。大人でも、他人に話すうちに自分の中で答えが見つかることがありますよね。■娘の反抗にイライラ「口ごたえは、悪いこと?」――なるほど。悩みは聞いてもらうだけでも安心できますね。ちなみに、反抗期にさしかかっている娘が口ごたえをしてきたときはどう対処するのがいいのでしょうか?小野寺先生:もしかしたら、パパの中には親の言うことを聞いてくれる素直な子のほうが「いい子」だと考える方もいるかもしれません。でも、大切なのは自分をきちんと出せること。「こうしたい!」という反抗や主張はしっかりとしたほうがいいんですよ。親が頭ごなしに子どもの主張を否定しているうちに、子どもは「従ったほうがラク」だと考えるようになり、やがて主張することをあきらめるようになってしまいます。そうすると、将来どうなるのでしょうか? 今、話題になっているような「指示待ち人間」になる可能性も。これからのご時世、自ら主張や決断ができなければ、社会に出るときに困ってしまうでしょう。娘が間違ったことを言っていても、まずは受け入れてあげましょう。大人に近づいている娘は手ごわいですが、「自己主張ができるなんて、うちの娘はすばらしい」とポジティブに思えたらいいですね。これまで3回にわたって、パパは娘にどう接すればいいのか、娘の年齢別に小野寺先生にお話をうかがいました。「娘とどう接したらいいのかわからない」「何を言っても返事すらしてくれなくなった」と悩んでいるパパは少なくありません。でも、それをママに相談するのは恥ずかしくてできない…という方も多いでしょう。そんな父娘の関係に「あれ?」と感じたら、小野寺先生のアドバイスを元に、ママのほうから手を差しのべてみてはいかがでしょうか? パパの愛情はきっと娘に伝わるはずです。参考図書: 『パパのための娘トリセツ』 (講談社)パパにとってはナゾだらけな、女の子の子育て。幼児期、小学校から社会人になるまで、娘はどういう発達段階なのか、どう接すればいいのか、ほめ方やNGワードなど著者の心理学博士・小野寺敦子先生がくわしく解説しています。
2019年01月03日娘が小学生になると、計算や漢字の読み書きなどだんだんできるようになったり、習い事も上達したり、目に見えて成長を感じることがあります。発言も急に大人びてきて、ドキッとすることも。しかし、娘が急成長中であっても、幼児期と同じように声かけをするというパパもちらほら…。小学1~3年の娘にどのようにほめたり叱ったりすれば効果的なのでしょうか? パパはどんな点に気をつければいいのでしょうか?発達心理学にくわしい小野寺敦子先生に教えていただきました。お話をうかがったのは…小野寺敦子(おのでら・あつこ)先生心理学博士。目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。主な著書に『小学生のことがまるごとわかるキーワード55』(金子書房)、『「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本~ego-resilience~』(一藝社)、『親と子の生涯発達心理学』(頸草書房)、『手にとるように発達心理学がわかる本』、『ゼロから教えて発達障害』(ともに、かんき出版)など。■娘のほめ方「すごいね!」だけではほめられた気がしない小学校低学年女子――日ごろ娘の宿題を見たり、学校であったことを聞いたりするなかで、ママは娘の成長を感じるわけですが、多くのパパはたまに見たり聞いたりするくらいです。パパが娘の成長に無頓着な場合、保育園や幼稚園のころと同じように娘をほめたり叱ったりするのはよくないのでしょうか?小野寺敦子先生(以下、小野寺先生): そうですね。なるべく発達に合わせた言葉をかけてあげたほうが、効果的です。とくに女の子は言葉に敏感なので、パパは声をかけるときに気にかけてあげるといいですね。ほめるときに、幼児のころは「すごいね!」と言えば、娘は満足そうな表情を浮かべていたでしょう。でも、小学生になるとそれだけでは心に響きにくくなります。具体的な「ほめ」が大切になってきます。たとえば、お手伝いをしてくれたとき、「みんなの食器を下げてくれてありがとう。パパもママもとても助かったよ」などと具体的にほめてあげましょう。感情のこもったほめ言葉なら、娘の反応は良くなるはずです。――「すごいね~」だけだと、小さいうちは無邪気に喜んでいますが、大きくなってくると「何が? 何をほめているの?」と疑問に思うのかもしれませんね。小野寺先生:どこまで思っているかはわかりませんが、具体的なほうが伝わりやすくなります。勉強や習い事で上達したことをほめるときには、前よりも進歩していることを伝えてあげると効果的ですね。「こないだよりも計算が早くなっているね」「一生懸命練習したから、間違えないでピアノを弾けるようになったね」といった具合に、ほめてみましょう。頑張っていることがあれば、応援してあげるといいですよ。きちんとほめてあげることで、娘の自己肯定感はぐんぐん高まっていきます。■娘の叱り方「〇〇しなさい」パパの命令口調はNGワード――「ほめ」の積み重ねが大事なのですね。叱るときはどういうことに気をつければいいのでしょうか?小野寺先生: NGワードの一つは「〇〇しなさい」という命令口調です。子どもであっても、威圧的な印象を受けます。早熟なタイプの娘なら「命令しないで!」と反発されるかもしれません。また、娘のわがままな発言にカッとなって感情的に叱るのも当然良くないですね。親子でヒートアップしてしまいます。――宿題しない娘にパパが厳しく言ってくれたほうがやりそうですけど、そうではないのですね。感情的になるのはパパもママも気をつけたいですね。小野寺先生:はい。そのうえで、叱るときにはいくつかポイントがあります。娘にも自分なりの主張がありますから、「頭ごなしに否定をしない」ことが大切です。たとえば、ケンカをして娘が下のきょうだいに手を出してしまったとき。「たたいちゃだめだよ」ではなく、「なにがあったのかな?」と言い分を聞き出しましょう。肯定できる部分は「そうだね」と相づちを打ちます。聞いてみると、「〇〇ちゃん(妹)にプレゼントしようと折り紙で作ったのに、途中で取られてぐちゃぐちゃになったから、たたいちゃった…」など理由を言うはずです。――親としてはつい叱ってしまいそうになりますが、グッとこらえるわけですね。小野寺先生:そのうえで、「なぜ叱るのか」を伝え、「問題の原因となったことだけを叱る」+「さわやかに主張する」ようにしましょう。さきほどのたとえなら、「イヤだったんだね。でも、たたくのは良くないと思うな。そういうときは、言葉で『やめて』と伝えてみようか」という感じで言えればいいですね。間違っても「昨日もたたいたよね。いつもすぐに手を出すからだめなんだ」など関係のないことや、娘の人格を否定するような発言にはくれぐれも気をつけたいですね。また、パパは悪気なく言ってしまいがちなのですが、たとえば娘が九九を覚えるのに苦戦していたとしましょう。そのとき「お姉ちゃんは、すぐに覚えたのになぁ」など誰かと比較することを言ってしまうと、娘の心をじわじわと傷つけるので気をつけたいですね。とはいえ、あまり難しく考えないでください。ほめるのも叱るのも、自分なりの言葉でいいんですよ。■パパの役割「父娘で“特別な場所”へおでかけ」が娘の好奇心を引き出す――ママでも参考になる、ほめ方と叱り方ですね。この時期の娘にパパだからできることはありますか?小野寺先生:小学校前半の娘は、幼児期と比べてできることが格段に増えるので、パパと娘のふたりで遠くに出かけたり、さまざまなことに挑戦できるようになったりします。好奇心の引き出しを増やしてあげるのもパパならでは。休日などを利用して、普段は行かない「特別なところ」に連れて行ってあげるといいでしょう。たとえば、博物館や美術館に行ったり、ボランティアをしたり、登山やキャンプをしたり。パパの得意分野である場所や体験がいいと思います。遠くではなくても、たとえば雪が積もったら、雪合戦を思いっきりやってみるのもおすすめです。後になって、進路選択や就職のときなどキャリア形成に影響を与えることもあります。パパとの思い出は娘の記憶にしっかりと残りますから、思春期になる前に娘と楽しい時間を過ごしてくださいね。 次回 は、「思春期にさしかかって親離れしていく小学校4~6年生の娘への接し方」について、引き続き小野寺先生に教えていただきます。参考図書: 『パパのための娘トリセツ』 (講談社)パパにとってはナゾだらけな、女の子の子育て。幼児期、小学校から社会人になるまで、娘はどういう発達段階なのか、どう接すればいいのか、ほめ方やNGワードなど著者の心理学博士・小野寺敦子先生がくわしく解説しています。
2019年01月02日ママがパパに娘の面倒を見てもらうようにお願いしたとき、子どもが2、3歳くらい、それも娘だと、パパは「何をして遊べばいいの?」と困惑気味なことはありませんか? 積極的に関わってほしいと願うママの気持ちとは裏腹に、なぜパパは娘のこととなると、自信なさげになってしまうのでしょうか? どうすればパパは娘ともっと仲良くなれるのでしょうか?長年、父娘関係の研究を行い、 『パパのための娘トリセツ』 (講談社)のご監修をされた心理学博士の小野寺敦子先生にお話をうかがいました。お話をうかがったのは…小野寺敦子(おのでら・あつこ)先生心理学博士。目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。主な著書に『小学生のことがまるごとわかるキーワード55』(金子書房)、『「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本~ego-resilience~』(一藝社)、『親と子の生涯発達心理学』(頸草書房)、『手にとるように発達心理学がわかる本』、『ゼロから教えて発達障害』(ともに、かんき出版)など。■パパと娘「どう遊べばいいの?」とまどうパパへのサポートは?――パパが娘に接する態度を見ていると、さまざまな場面で不思議に思うことがあります。特にビックリするのが、「何をして遊べばいいのかわからない」です。なぜママなら簡単にわかることが、パパだとわからないのでしょうか?小野寺敦子先生(以下、小野寺先生):パパにとって娘が異性であることが大きな要因だと思います。遊ぶ相手が男の子だったら、パパは自分が子どもだったころに好きだった遊びを思い出して、「サッカーでもしよう!」「電車のおもちゃがいいかな」などと提案できます。ところが、女の子の遊びとなると、経験もほとんどなく、何をしたら子どもが楽しんでくれるかわからないため、ママに助けを求めるのではないでしょうか。逆に男の子がいるママなら、男の子がよくする遊びを新鮮に感じるはずです。――たしかにママなら自分が子どものころに好きだった遊びを娘と共有しやすいですね。他にも理由はありますか?小野寺先生:そうですね。一般的には共働きであっても、平日の育児の主な担い手がママというケースが多いので、必然とパパが娘と過ごす時間が少なくなりがちです。結果として、ママよりも娘が好きな遊びがあまりわからないことも考えられます。その分、休日は仕事で疲れているかもしれませんが、娘と積極的に関わっていけるといいですね。――パパには休日に頑張ってもらいましょう(笑)。パパならではの遊びはありますか?小野寺先生:パパはどちらかというと体を使ったダイナミックな遊びが得意です。ママと比べて力もありますから、子どもが小さいうちは「たかいたかい」や肩車をしたり、公園でボール遊びをしたり。家の中で遊ぶときも、新聞紙を思いっきりビリビリにやぶいて子どもと一緒になって楽しめます。ママはお絵かきやおままごと、絵本など比較的静かな遊びを選ぶことが多いかもしれません。さらに、普段ママが子どもに読んでいる絵本をパパが読めば、声の強弱や説明の入れ方など読み方も違うはずです。それだって、子どもにとっては楽しい遊びなんですよ。子どものやりたいことも聞きつつ、それぞれの得意なことを生かして遊べるといいですね。■パパが娘の将来をにぎる? 自立した女性に育てるには――なるほど。パパにはパパなりの自由な発想で遊んでもらうのが一番よさそうですね。でも、なかには「娘とふたりで公園に行くのはちょっと…」と尻込みするパパもいそうです。「ママがいい!」と言われるのがイヤなのかもしれません。小野寺先生:たしかに、小さいころはママといる時間が長いこともあって、子どもはママにべったりなので、パパとしては自分の存在価値を重視していない、あるいは「どうせママがいいから…」と卑下してしまうこともあるのでしょうね。でも、幼い子が母親と同じように父親にもしっかりと愛着を抱いていることが研究によって明らかになっています。父親であっても、母親と同じように子どもが心から信頼できて、「何をしても受け止めてもらえる」と安心できる存在になれるのです。――世の中のパパたちは勇気づけられ、ママたちはホッとしたと思います!小野寺先生:さらに、発達心理学ではパパが幼児期の娘にどう接したかによって、娘の将来に影響を及ぼすことが研究によってわかっています。男女の性役割や結婚に対する考え方、仕事に対する意識など、それらには異性の親であるパパが大きく影響を与えていると言えます。――え!? そんなに先のことにまで影響があるとは驚きです。小野寺先生:調査によると、成人した娘が選ぶパートナーは良くも悪くも父親が基準になっています。父親に似た夫を選んだ娘の結婚生活の満足度は高いという報告もあります。たとえば、「女の子なんだから…」と男女の性役割にとらわれた子育てをしないパパだと、娘が社会に出て自立しようとする傾向が強くなります。またパパに限らず、親が子ども同士を比べて「お兄ちゃんはできるのに、なぜできないの?」と言い続ければ、自己肯定感が育たなくなってしまう可能性もあります。■イヤイヤ期の娘、イライラ中のママ…パパができること・してはいけないこと――親の何気ない一言が影響を与えているんですね。ママも身が引き締まる思いです。ところで、パパ・ママそれぞれに子育ての役割はありますか?小野寺先生:それぞれの家庭の方針もあるので一概には言えませんが、最近は共働き家庭が増えて、パパもママも仕事をして、夫婦で一緒に子育てをしていく傾向が強くなっていますよね。ひと昔前までは、父親といえば子育ては母親に任せて威厳のある存在でしたが、最近の父親はやさしくて、怖くないといわれています。特に夫婦で分ける必要はないですが、どちらかといえば、パパは全体的な視点で見る傾向が、ママは細かい視点で見る傾向があります。――2、3歳の子育ての悩みといえば「イヤイヤ」ですが、パパだからできることもあるのでしょうか?小野寺先生:今の話でいえば、ママは細かいことに目がいきがちなので、「とにかく早く着替えて!」などついイライラしてしまうことが多いでしょう。逆にパパのほうが一歩引いた立場から冷静に見られるので、子どもがイヤイヤして泣いていたら「着替えたら公園ですべり台をして遊ぼう」と雰囲気を変えたり、「ヒコーキしよう」と抱っこしたり、気分を変えることもできそうです。――子どものイヤイヤにママが便乗して、キーっとなることはありますね。小野寺先生:ママが子どもを叱っているとき、パパも一緒に叱るのはよくないですね。子どもの逃げ場がなくなりますから、中立の立場で見守るのがいいと思います。しかし、毎日子どものイヤイヤでウンザリしているママは、「たまにはパパも叱ってよ」とさらにイライラも募ることでしょう。ですから、子どもが寝た後にでも「ママも大変だね」とねぎらいの言葉をかけられたら、ママのイライラ度も一気に下がることまちがいなしです。ママもひとりで頑張りすぎないで、困ったことがあればパパに相談してみましょう。夫婦仲が良いことは、もちろん子どもにとってもいいことですから。 次回 は、小学校低学年の娘に対する「パパの叱り方・ほめ方」について小野寺先生にうかがいます。参考図書: 『パパのための娘トリセツ』 (講談社)パパにとってはナゾだらけな、女の子の子育て。幼児期、小学校から社会人になるまで、娘はどういう発達段階なのか、どう接すればいいのか、ほめ方やNGワードなど著者の心理学博士・小野寺敦子先生がくわしく解説しています。
2019年01月01日「水谷家の父娘関係は、最大の危機を迎えているといっていいでしょう。水谷さんは娘さんが今回、自分に何の相談もなしに映画で脱いだことが、いまだに許せないようです。相当、ご立腹だと聞いています」(芸能プロ関係者)水谷豊(66)が、長女の趣里(28)と“父子断絶”のピンチ――。水谷が“問題視”するのは、11月9日に公開された趣里の主演映画『生きてるだけで、愛。』の一場面。趣里演じる主人公・寧子はうつを患い、引きこもり状態。感情をうまくコントロールできず、菅田将暉(25)演じる同棲恋人に理不尽な感情をぶつけてしまう彼女は、クライマックスで服を脱ぎながら商店街を疾走するのだ。「女優の“初ヌード”が映画のPRのひとつとして公表されていること自体、腑に落ちないようです」(前出・芸能プロ関係者)趣里は、大胆演技に初挑戦した心境を本誌11月12日号でこう打ち明けている。《初めて台本を読ませていただいたとき、“出会った!”と感じたんです。寧子の心の葛藤が理解できたし、どこか自分の人生と重なる気がしました。(ヌードへの抵抗は)それがあまり感じなくて(笑)。寧子はそういう表現ができちゃうコなんだなあと思ったら、すんなり受け入れられました》趣里は11年春、『3年B組金八先生ファイナル』(TBS系)で女優デビュー。順調な滑り出しだったが、5年前に事件が。「趣里さんに俳優の恋人ができて、彼の家で“半同棲”状態になってしまったんです。さらに恋人は当時、出演していた舞台を“寝坊”ですっぽかしてしまった。あまりのプロ意識の低さに水谷さんは激怒。彼も事務所から解雇されました」(スポーツ紙記者)このとき、水谷は溺愛していた娘が恋人と半同棲状態だったことをまったく知らなかったという。趣里は即刻、水谷夫妻が住む都内の高層マンションに連れ戻されたのだが……。「破局に至るまでの水谷さんと趣里さんの言い争いは壮絶だったと聞いています。ここで父子関係も完全にギクシャクしてしまった。結局、関係を修復できぬまま彼女は事務所を移籍して女優業に没頭。1年ほど前から実家を飛び出し、一人暮らしを始めました」(テレビ局関係者)11月下旬の休日の朝、趣里は自宅近所のスーパーで買い出しをしていた。料理好きの趣里は、買い物カゴを片手に商品を30分以上吟味。手巻き寿司に決めたのか、寿司用の海苔を選ぶと、鮮魚コーナーでネタに目を光らせていた。映画関係者はこう語る。「今の趣里さんは、“両親のおかげで売れた”といわれるのが何よりも嫌なようです。実際に努力して自分の力で今のポジションまで上り詰めてきましたから。最近では吉高由里子さんや安藤サクラさんなど、朝ドラの主演女優クラスでも、素晴らしい作品なら自然と脱いでいるのが潮流です。趣里さんも、今回の決断はすべて自分で決めたそうです」今回の父子バトルについて2人の所属事務所に問い合わせたが、ともに回答は得られなかった。「水谷さんは、心の底では本当は趣里さんを心配しているんです。“一度脱ぐ役をやったら、女優として今後の作品選びに支障が出てしまうのではないか”と――。“父親としての気持ち”は、妻の蘭さんも理解しているようです。趣里さんは蘭さんとはよく一緒にご飯に行って友達のように相談しているそうです。蘭さんは同じ女優として娘が多様な作品に挑戦したい気持ちもよくわかるとか。2人の本音を知る蘭さんは、冷え切った父子関係を改善すべく思案しています」と前出の映画関係者は語る。心配は杞憂に終わる、娘の自立を応援してほしい――妻・伊藤は水谷にそう働きかけているという。
2018年12月04日Koki,(15)が11月13日、自身のInstagramを更新。父・木村拓哉(46)の誕生日を祝福した。自身と木村とのシルエットと思われる写真をアップしたKoki,は、「お誕生日おめでとう!ファンキーでカッコいいお父さんの娘に生まれて来れて本当に良かった 沢山の愛を込めて」と綴っている。「Koki,さんは木村さんを父として誇りに思っています。子煩悩な木村さんはこれまでもKoki,さんの意思を尊重し、温かく見守ってきました」(知人)しかし華やかな世界に身を置いた木村だからこそ、娘のデビューに際しては“ある教え”を伝えていたという。「木村さんは芸能界について、『甘い世界ではない』とKoki,さんに伝えました。底知れぬ苦労も経験してきましたからね……。それでもKoki,さんの意思は固かった。ですから最終的には、木村さんもその背中を押したといいます」(前出・知人)5月「ELLE japon」の表紙でデビューを飾り、今年の8月には高級ブランド・ブルガリのアンバサダーに歴代最年少で就任したKoki,。まさに輝かしい経歴を重ねている。「Koki,さんは順調なモデル生活を送っていますが、全然天狗になっていません。そうした姿勢を貫くことができているのも、ひとえに“父の教え”があったためでしょう」(ファッション関係者)父の教えを胸に、世界に羽ばたいて欲しい!
2018年11月13日木村拓哉と工藤静香の次女でモデルのKoki,が、父・木村拓哉の誕生日である13日にインスタグラムを更新し、祝福と感謝のメッセージをつづった。Koki,は、木村との2ショットと思われる写真を添えて、「お誕生日おめでとう!ファンキーでカッコいいお父さんの娘に生まれて来れて本当に良かった沢山の愛を込めて。Koki,」とメッセージ。「Happy birthday Daddy ! I am the luckiest girl to have such a funky, funny and loving person as my dad. Love you so much!」と英語でもコメントした。View this post on InstagramKōki,さん(@kokiofficial_0205)がシェアした投稿 - 2018年11月月12日午後2時08分PST
2018年11月13日6月17日(日)は父の日。母の日には何かしらのプレゼントを用意していても、父の日は忘れがちという人も少なくないのでは?とはいえ、もしも父の日に、何かしらのプレゼントをするなら、どんなものをあげたいのでしょうか?1位はやっぱり愛情いっぱいのアレ?そんな父の日のプレゼントについて調べていたところ、株式会社赤ちゃん本舗が、2018年5月25日~5月29日までの期間に、子育て中の10~50代の女性1318名に実施した「子育てをがんばっているパパ」に関するアンケート調査結果を発見。同調査では、「父の日にパパにプレゼントするなら何ですか?」(複数回答)という質問をしており、結果は以下の通りに。1位:パパの好きな食べもの(56.6%)2位:子どもの手作りのプレゼント(23.2%)3位:外食(22.2%)4位:自由な時間(16.9%)5位:お仕事グッズ(13.8%)6位:おでかけ(13.2%)7位:子育てグッズ(2.1%)8位:その他(13.0%)無回答(0.8%)2位と圧倒的な差をつけて1位になったのは「パパの好きな食べもの」。半数以上の女性が選んでいて、人気の高さがわかります。せっかくの父の日だから、その日だけは食卓にパパの好物を並べて、家族みんなで食事をしたいと考える人が多いようです。とはいえ見方を変えると、食事は毎日のことなので、もっとも気軽にプレゼントしやすいものともいえるかもしれません。そして2位は「子どもの手作りのプレゼント」。子どもだけで作ったものやママと一緒に作ったものなど、心のこもった手作りの品はやっぱり嬉しいものですよね。毎年子どもにパパの似顔絵を描いてもらい、年々絵が上手になっていくのを思い出にするのも楽しそうです。3位は「外食」。普段は足を運ばないようなお店に行けば特別感も出ますが、そうでなくとも、やっぱり家族がそろった食事は嬉しいもの。ママも食事の用意や片付けを気にせず、家族とのコミュニケーションをとれるので、いい選択肢といえるのではないでしょうか。「まだ何もプレゼントを用意していなかった!」という人でも、1位の「パパの好きな食べもの」なら用意できそう。おいしいものをたくさん作って、パパを驚かせてみませんか?(文・山手チカコ/考務店)
2018年06月16日LUSHの父の日限定コレクション発売イギリス生まれのハンドメイドコスメブランド「LUSH(ラッシュ)」では、2018年5月18日(金)より、父の日ギフトに最適な「Father’s Day Collection」の販売をスタートします。日々の仕事で疲れた身体を癒やすバスグッズや、お洒落なお父さんのための髭用ケアオイルなど、あなたのお父さんにぴったりのアイテムがきっと見つかるでしょう。個性的なアイテムの数々父の日コレクションには、「LUSH」らしくカラフルでユニークな商品が勢揃い。LUSHの定番商品バスボムには、「スーパーダッド」(税込780円)が登場。アメリカンコミックを思わせる色合いと「DAD」の文字で、お父さんを元気づけてくれるはず。サンダルウッドとオリバナムオイルの穏やかな香りで、バスタブを癒やしの空間にしてくれます。ハンドスピナー型のバブルバー「ファン フォー オール ザ ファミリー」(税込980円)。流れるお湯に当てるだけで、フルーティーな香りの泡が次々に現れます。フェイシャルオイルの「ビアード アンド スタブル オイル」(税込1,290円)は、髭用のオイル。手の熱で温め、少し溶かしてから使用します。オーガニックのイリッピバターとホホバオイルで、肌に優しい処方です。他にもシャワージェルや全身用せっけんなど、幅広いラインナップが用意されています。3種類のバスグッズが入ったギフトセットも。今年の父の日は、遊び心溢れるLUSHのアイテムを贈ってみてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ラッシュジャパンのプレスリリース(PR TIMES)
2018年05月15日パピマミをご覧の娘を持つパパさん!父と娘の関係というのは昔から難しいなんて言われますが、できればいつまでも仲良くしていきたいですよね?今回は、「父と娘が仲良く過ごすためにはどうしたらいいのか?」ということをコンセプトに、 父の日を前にした2017年6月9日(金)に実施された“娘を持つパパ向け”のスクールイベントのレポートをお届けします!二人の娘のパパでもあるタレントのユージさんも参加されました!●ゴールデンポイントって知ってますか?「政府が女性の管理職を3割に、と言うなら、男性の3割を主夫に」という壮大な野望をもって男性の家事育児参画を啓蒙する活動をしている専業&兼業主夫の集まり『秘密結社主夫の友』と、通販大手『ショップジャパン』がタッグを組んで企画された“娘のためのパパ家事スクール”。最初の講座は、パパ美容師でもある『ラフォンテ』の店長、立石祐二さんによる“娘のためのヘアアレンジ講座”。自分で髪を結ったことなどほとんどないパパにとって、娘の髪の毛を結うことはかなり難しいこと。しかし、これって毎日しなければいけないことですし、立派な家事の一つでもあります。もちろんママにお任せするのもいいですが、これができるようになれば、娘と一緒にいる時間がおのずと増えるし、ママにとってもありがたいことですよね。2歳と3歳の二人の娘を持つユージさんをはじめ、参加したパパたちも興味津々。立石さんによると、髪の毛を結うときにまず知っておかないといけないのが“髪の毛を束ねる場所”。『顎から耳の上を直線で結んだ延長線上にある後頭部のところが基本となって、ここを“ゴールデンポイント”と呼びます』「おお!」となぜか歓声が上がる会場(笑)。しかし、会場に用意されたマネキンを使って、すぐに実践に入るもののなかなかうまくいきません。ここでもう一つのポイント。『一気に全部まとめるのは無理なので、まずはゴールデンポイントより上の部分だけをまとめて一度ゴムで止めます。それから残りの下の方の毛を手で集めて、おおむねまとまったところですでに止めていた部分と合わせてください』「なるほど!そんなこと初めて知った!」とユージさんも真剣にマネキンと向き合います。もともと手先が器用というユージさん。さすがの仕上がりに立石さんも絶賛でした。立石さんによると、実は男性の方が手が大きいので髪の毛をまとめやすいとか。意外にもパパ向けの家事だったのですね。●温水洗浄便座は外して洗うべし!続いては、家事のスペシャリストであるライオンのリビングケアマイスター吉井和美さんによる“トイレ掃除講座”。なぜ娘のためにトイレ?それはあの名曲『トイレの神様』にもあったように、「トイレをキレイにしたらべっぴんさんになれるから!」というのもありますが、やっぱり女の子ですから水回りはキレイにしておきたいですよね。吉井さんからは、本当に衝撃的な事実がたくさん語られました。まず、特に小さい子どもの場合、大人とは違って用を足すときに便器をべたべた触っていること。調査では、女の子の方がたくさん便器を触っていることがわかり、しかも、座るときに便座を握ってしまうので裏側までも手が届いているということです。なるほど、トイレ掃除はマメにしないといけないとは思っていましたが、これはキレイにしておかないといけないですね。しかも、座って用を足すと、便座の裏に尿がはねてしまうのですが、パパをはじめ男性も座って用を足す家では、便座を上げる機会がないので、汚れに気付かないケースもあるとか。余談ですが、吉井さんによると、娘が大きくなって一人暮らしをしたとき、便座の裏が汚れていることに気付かず、家に遊びに来た彼氏が便座を上げて青ざめたという話も。まだまだ先の話ですがこれはこれで参考になりました。そして、パパにとって腕の見せ所が二つ。一つ目は今では多くの家のトイレについている温水洗浄便座の掃除。メーカーによって操作の仕方は違うそうですが、ほとんどのものは簡単に外すことができるんです!そうすることで今までは届きにくかった部分も洗うことができます。さらに!意外と気づかないのが、温水洗浄便座自体の裏側。これは持ち上げないと見えないのですが、外すことは知っていてもここまでやっていない人も多いとか。また、裏側には換気フィルターもあり、そこが意外と汚れているということです。確かに力がいる作業ですからパパの腕の見せ所。もう一つは換気扇!だいたいトイレの中でも高いところにあるので、背が高いパパ向きのスポットなのですが、実はトイレの中はペーパーや服の脱ぎ着をするのでほこりが多く、換気扇をキレイにしておくこともかなり大事だそうです。そう聞くと、確かにパパが頑張った方がいいポイントですね~。●実は鬼門は“ゴム通し”だった!?ラストはショップジャパンの人気商品であるコンパクトなミシン『ヌエッタ』を使った“お裁縫講座”。もしかしたらパパにとって一番遠ざかっている家事かもしれないお裁縫。会場からは「ミシンを使うなんて中学生以来だよ」という声があちらこちらから聞こえてきました。講師は2歳の娘のパパでもあるショップジャパンの大熊賢二郎さん。今回はこれからの時期に使い勝手がいい薄手の生地を使ったスカートを作成。すでに及び腰な参加者たち(汗)。しかし、すでに裁断された生地を用意してもらったうえでの実施だったので、ハードルはやや低め。『いいですか?2回、まっすぐ縫えたら今日はOKです!』パパたちは安堵の表情を浮かべたところで、大事なことを思い出させられます。「そうだ、ミシンってまず糸をいろいろなところに通して準備をしないと縫えないんだった!」テーブルごとについてくれたスタッフの誘導もあって、意外とみんなスムーズに進んでいきます。真剣な表情で挑むパパたち。さすがの集中力を発揮して、まっすぐ縫うことはできるご様子です。もちろん、シンプルで扱いやすいヌエッタのおかげでもあるのですが。あとはウェストのところのゴムを通せば完成。ここが実は最大の鬼門だったのです!ゴム通しを使っても途中で外れる人が続出!さらに、そもそもゴムを通すスペースのことを忘れていたパパもいて、ゴム通しが通りづらい状況に陥ることも。そういえば、ミシンよりもゴム通しなんてものを使った経験はほとんどないですね……。これは意外な鬼門でした。しかし!愛する娘のためにパパたちが頑張る!何度も何度もやり直しながら「おーい!次こっちにゴム通し!」なんて声も響きながら、ようやく完成。実は普段から結構ミシンを使っているというユージさんはここでも実力を発揮。誰よりも先にスカートを完成させていました。最後はみんなで記念撮影。終了後のインタビューでユージさんは『みんな娘がいるという共通点もあるからかもしれませんが、同じ目の輝きをしていました。本当に居心地が良かった』と語り、参加者のアンケートには『続編期待してます!』や『それぞれの講座をじっくりやりたかった!』などの意見があり、大好評でした。全ては娘と末永く仲良くするために。ないがしろにされがちな父の日を前にパパたちは頑張っているのでした。●取材協力/秘密結社主夫の友●ライター/杉山ジョージ
2017年06月16日“映画は時代を映す鏡”とはよく言われること。現代を描く映画において、今やスマホやメール、FacebookにLineといったソーシャル・メディアが登場しない作品はない。裏を返すともはや物語に欠かせないアイテムや元ネタになっているといっていい。もはや現代劇に欠かせないソーシャル・メディアだが、6月10日(土)に公開を迎える『パパのお弁当は世界一』は、Twitterで8万人がリツイート、26万人がいいねをしたという実話をもとに、高校生の娘とその父の間でかわされた3年間のお弁当のやりとりというごくごく当たり前の日常が描かれている。■“父親=思春期の娘に嫌われる存在”から“新しい父娘物語”へ私自身はTwitterもLINEもやらないので、このことに関してはまったく知らなかったが、多くの人が共感したことはしごく納得。さりげないお弁当のやりとりが、じつはかけがえのない親子の時間にもなる。そんなことを静かに教えてくれる1本になっている。その上で、この映画をひと言で表するならば、“新しい父娘物語”といっていいかもしれない。何が新しいのかというと、父と娘の関係の在り方だ。“年ごろの娘と父親”の関係をイメージしたとき、どんな光景を思い浮かべるだろう? おおよそが“わかりあえない二人”といった構図ではなかろうか(笑)。たとえば、なんとなく加齢臭を感じさせる父に対して、娘が“私の洋服とお父さんの下着一緒に洗わないで”みたいな、“父親=思春期の娘にもっとも嫌われる存在”といったシーンを思い浮かべるのではなかろうか。それを証拠に、そういったイメージがいまだにテレビドラマや映画でまかり通っている。でも、本作の主人公である父親と娘のみどりの関係はかなり違う。ちょっと理想形すぎるようにも思うが、つかず離れずの絶妙の関係。ただ、これがいまの親子とも思える。離婚した父は、高校一年生のみどりのために弁当を毎日作ることを決心。これまで料理の経験はなし。当然、最初は弁当作りに四苦八苦する。一方、その父が作った、おおよそ女の子のサイズとはおもえないデカい器のお弁当を、みどりは拒まない。おそらくこれまでの映画やドラマだったら、この時点で娘はもっていくことを拒否していてひと悶着おきるのではないだろうか?でも、みどりは持っていく。友人たちにパパが作った弁当と宣言して恐る恐る弁当箱を開く。ここもこれまでの映画やドラマなら、誰にも見せないというのがパターンではなかろうか?初めての料理で作った父の卵焼きは、見た目最悪。食べると味もしょっぱくて最悪。でも、みどりは完食する。ここもこれまでの映画やドラマなら一口、口にしてあとは食べないのがオチだろう。でも、みどりは違う。空になった弁当箱にメモを残す。正直な味のコメントを。そんな父とみどりのやりとりが彼女の高校生活が終わるまで続いていく。この父と娘のやりとりが不思議なぐらいものめずらしい感じに映らない。不自然さがみじんも感じられない。いまどきの父と娘の関係ってこれがスタンダードなのでは? と、思えてくるから不思議。それこそ実話のもつリアリティの強さなのかもしれない。そういう意味で、本作はこれまでのステレオタイプの“父娘物語”のイメージを一新させる、まさにいまの時代を映した“父娘物語”といっていいかもしれない。■サラリーマンパパの娘へのぎこちない愛情もうひとつ、とくに娘を持つ父親は感じるところが多い作品に違いない。そう思えるのはやはりキャストの力。父親を演じるのは、映画初出演で初主演となる「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美だが、その飾らない演技が素晴らしい。だんだん料理の腕をあげていくところなど堂に入っていると思ったら、彼自身が実際に息子が高校生のとき、ずっと弁当を作り続けたという。さらには「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」という本も出していると知って、“どうりで”と納得。しがないサラリーマンパパの娘へのぎこちない愛情がにじみ出ていて、その想いを共有せずにはいられない。■手作り弁当は、親と子をつなぐ愛情表現のツールでも、個人的なことを言わせてもらうと、自分も娘を持つ身であるが、ここに登場する父親のようにお弁当を作り続けることができるかは、はなはだ疑問で心許ない。私自身もたまに娘にお弁当を作ることはあるが、手の込んだことはしない。あまりがんばった感を出すのも、娘に恩着せがましく感じさせるような気がして、極力、やりすぎないことにしている。まあ、ずぼらな性格ゆえのていのいい言い訳かもしれないが。ただ、作品を見て思ったのは、親と子をつなぐひとつの愛情表現として、手作り弁当は年齢を問わず、いいツールになるかもしれないということ。そういう意味では、自分も作るときはもうちょっと力をいれようかなと思ったのは確か。まあ、もっとも実際に実行できるかは怪しいが…。でも、子どもとの関係がぎくしゃくしたとき、お弁当を作って渡してみると、案外効果的かも。それまでのわだかまりがすっとなくなって、意外とわかりあえるかもしれない。本作を見ていると、手作り弁当には、親と子をつなぐそんな不思議な力があるような気がしてくる。娘のことがわからないと悩んでいるお父さんたち、一度、娘のために愛情弁当を作ってみてはいかがだろう?あと、ひとつ触れておくと、最近のドラマや映画は親子で楽しめる作品が限られる。でも、本作はお父さん、お母さんから、小中高生の子どもたちまで一緒に安心して楽しめることを最後に付け加えておきたい。『パパのお弁当は世界一』監督:フカツマサカズ 出演:渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)、武田玲奈、清原翔、田中光、ほか 公式サイト: papaben-movie.com 6月10日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開
2017年06月09日こんにちは、宮城です。もうすぐ父の日ですね。父のことに想いをめぐらせていると、あれこれ出てくるエピソード。私の夢見がちでロマンチストなところは、父譲りだなとしみじみと感じます。そんな今日は、先日溜まった手紙をポストから取り出している時にふと思い出した、幼少の頃のある不思議な出来事についてお話しますね。■ 小さな私に届いた、神さまからの手紙私がまだ小さかった頃の、ある日のお話。森の中にある私の家の小さなポストに、私宛ての1通の手紙が届きました。青い万年筆で書かれたその手紙の差出人は、なんと「守り神さま」。いつも見守っていますよ、というような内容だったことを覚えています。それからというもの、時折届く神さまからの手紙。どこに出せばいいか分からない神さまへのお返事をしたためては、住所も書かず、切手も貼らないまま家のポストに入れてみたりなんかして。(そして、いつの間にかなぜかなくなる。)そうして幼き私は、神さまと少しの間だけ文通をしたのでした。その青いインクの万年筆の筆跡が父のものと明らかに似ていると気がついたのは、それからずいぶんと経ってから。サンタさんの正体を知ってしまった時の衝撃よりかはいくらか和らいで受け止めることができた「守り神さまからのお手紙」事件は、今となっては思い出せばなんだかほっこり心が温まる、私が大切にしている幼少期のエピソードです。■ 今年の父の日は・・・そんな父に今年贈りたいのは、書斎の本棚に飾って欲しい「縞笹の苔山」。本が山積みでなんだか風通しも良くない父の書斎に、これならちょっとした涼を届けてあげられると思うから。変わらず青いインクの万年筆を好む父に。伝えきれない「ありがとう」を込めて、今年贈りたい父の日ギフトです。=写真:中島文:宮城=暮らしのはなし アンジェのはなし 【ご紹介した父の日ギフトはこちら】「縞笹の苔山」
2017年06月06日神田沙也加さんがブログで幸せオーラ満開のウエディングドレス姿を公開し、話題になっていますね。そんな中、気になるのは母親である松田聖子さんとの不仲説。ある女性誌は沙也加さんが結婚の報告もしなかったため、聖子さんが怒っていると報じ、他の雑誌は二人がレストランで仲良く会食していたと伝え…もう何がなんだか、という感じです。■女性の恋愛傾向は母親によって決まる?本人たちの問題なのだから、正直、仲良しだろうが不仲だろうが構わないのですが、それとは別にどうしても、一般論としての、恋愛や結婚における“母親の影響”が頭をよぎったりはします。幼少期の人間関係が恋愛に大きな影響を及ぼしている、という説もあるし、事実、恋愛に奔放な母親のもとに育った娘は、自分自身も恋多き女(だめんず好き?)になるケースが多いような。たいていの女性にとって、母親は最初に出会って生き方や考え方を学ぶ同性の先輩だし、両親の関係はそのまま男女関係の雛形となるもの。どんな男性を選び、どのように付き合えばいいのか、娘は母親の背中を見て学習します。つまり女性の恋愛傾向は、先天的なものを除けば、母親によって決まると言ってもいいかもしれません。■母親の影響で恋が上手くいかない?現在放送中のドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)で波瑠さん演じるヒロインも、多分に母親の影響を受けています。シングルマザーとして自分を育てつつ、常連客のおじさまと深い仲になっていた母親の背中を見て育った彼女は「お母さんみたいにはならない」と言い放ったにも関わらず、不倫街道まっしぐら。一方、同じく波瑠さん主演の『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)は、一番の親友であり、まるで恋人同士のようだった母と娘の関係が、ある男性の出現によって一変していくというストーリー。進学も就職も、何もかも母親の言う通りにしてきた娘は、恋愛を通して初めて、自分が無意識のうちに母親の顔色ばかり見て生きてきたことを自覚していきます。前者は母親を反面教師にしようとしたものの、結局は、本能に従って自分も周りも傷つけるような恋に振り回され、後者は全てをコントロールしたがる母親の影響で、恋人との関係が一進一退…。どちらも極端な母子関係を描いていますが、みなさん、少なからず共感できる部分はあるのではないでしょうか。他の例で言えば、両親が不仲だったり、夫婦間で束縛が激しかったり、もしくは母親が父親の愚痴ばかり言っていたり…ということがあれば、それらは全て娘の恋愛観・男性観に大きく影響してくるはず。たとえ、両親がとても理想的な夫婦関係だったとしても「私には、あそこまで自分にぴったりのパートナーを見つけるのは無理かも」と思って、恋愛や結婚をするのが怖くなる人もいるでしょう。■母親への罪悪感がだめんず好きを作る?そういえば、心理カウンセラーの心屋仁之助さんは「だめんずから離れられない人、男をだめんずにする人は根本的に、自分を〈罪人〉だと思っている」と言っていました。何の罪かと言うと、それは“お母さんを幸せにしてあげられなかった罪”。その罪を償うために「人の役に立つことをしたい」と思った結果、だめんずに執着したり、男性に尽くしすぎて、だめんずにしてしまったりするのだそうです。ということは、その罪悪感がなくなれば、今までよりも良い恋愛ができる可能性大。もしつらそうに見えたとしても、母親は不幸せだなんて決めつけず、「あれで実は案外幸せなのかも。私も幸せになろうっと」と前向きに考えられるようになれたらいいですよね。そもそも幸せか不幸せかは自分で決めることなので、「お母さんは幸せじゃない」と思い込むのは、母親に対して失礼なこと。罪悪感を持つよりも、一緒においしいものを食べたり、旅行したりして、今やこれからの幸せをシェアしたほうがお互いのために良いように感じます。■困ったときは“母”に頼って…といろいろ書いてきましたが、「そんなきれいごとを言われてもね」という人もいるかもしれませんね。母親との関係で悩みに悩んでいる人もいれば、「お母さんは十分に幸せだ」と思えているにも関わらず、恋愛でつまづいてしまう女性もいるでしょう。そんなときは、母親ではなく“母”の占いに頼ってみるといいかも。「〇〇の母」と呼ばれる占い師さんはたくさんいますが、その中でも、ご自身も波乱の人生を送ってきたという「新橋の母」こと小田原せいさんは頼りになりそうです。どん底に落ちて先が見えず、悩んでいる人の気持ちをしっかり受け止め、力強く励ましてくれるので、鑑定を受けるだけで元気が湧いてきそう。ちょっと辛口だけど愛のある“母”のアドバイスをもらいに行ってみてはいかがでしょうか。監修者紹介小田原せい1946年、九州博多生まれ。18才で芸能界デビューしたものの、声帯を痛めて引退。六本木のスナックママとして活躍するが、その後、訳あって無一文に。波乱万丈の人生を歩む中、持って生まれた霊力を使って占いの真似事を始めたところ、瞬く間に「的中する」という口コミが広がり、連日連夜行列に。本格的に占いの勉強をはじめ、絶え間ない研究の末、ついに彼女独自の「占霊術」を編み出す。90年代ではマスコミにこぞって取り上げられ、一躍人気占い師になったが、その後自ら身を潜める。現在は新橋に居酒屋をかまえ、訪れる一人一人と親身に接する占いママとして活躍中。
2017年05月15日マイケル・ジャクソンの娘パリスから新番組での父の描写に対して大きく批判されたことを受け、テレビ局のスカイが放送を取りやめた。同局は、『アーバン・ミス』のシリーズ内で予定されていたマイケルとエリザベス・テイラー、マーロン・ブランドを取り上げたエピソードについて、パリスが父マイケルの描写のされ方に憤慨しているとツイッターで胸中を表したことを受け、そのエピソードの放送を中止することに決定したと発表した。スカイは「弊社はスカイ・アーツの『アーバン・ミス』シリーズにおける『エリザベス、マイケル・アンド・マーロン』というタイトルの30分間のエピソードについて、マイケル・ジャクソンの血縁者から懸念を表されたことを受け、放送を取りやめることに決定しました」とコメントを発表した。同局はマイケルの近親者を傷つけるつもりは一切なかったとし、そのエピソードの中でマイケル役を演じたジョセフ・ファインズからも放送中止に関する了承を得たと続けている。「我々は本当にあった話と言われている出来事を気軽に描写しようとしただけであり、誰かの気分を害するつもりは全くありませんでした。ジョセフ・ファインズも弊社の決定を完全に支持してくれています」このエピソードは、マイケルとエリザベス、マーロンの3人が2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を受け、飛行機で移動できなくなり、車で行くことになるという架空の旅がテーマとなっていた。白人のイギリス人俳優ジョセフ・ファインズがマイケルを演じていることに対して、パリスは先日、「私はあれにすごく気分を害されたわ。同じように感じた人はたくさんいるでしょうね」と非難。番組の制作者が父マイケルとエリザベスを意図的に侮辱しているとして、「私の父だけでなく、私のゴッドマザーであるエリザベスまで意図的に彼らが侮辱しているのをいとも簡単に見て取れることが腹立たしいわ」と怒りをあらわにしていた。(C)BANG Media International
2017年01月15日娘のアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの離婚について、父・ジョン・ヴォイトが口を開いた。出演映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のワールドプレミアに出席したジョンが、「E!News」に「みなさんが(彼らを)心配し、祈ってくださっていることに感謝しています。物事がうまくいけばいいのですが」とコメントした。アンジーと2000年から2003年まで結婚していたビリー・ボブ・ソーントンも「彼女と話したけど、大丈夫そうだったよ」と元妻の現状を「ET online」に語った。「まぁ彼女とそんなにちょくちょく話しているわけではないけどね」とは言うものの、離婚から13年、いまだに交流があったとは驚きだ。ジョンが娘夫妻の離婚問題にコメントを出す直前に、ロサンゼルス郡児童福祉局が調査していたブラッド・ピットの子どもへの虐待容疑がクリアになったと報道された。アンジーが単独親権を持つことで決着が付いたとされた親権問題であったが、この結果を受けて親権争いが再燃するのではと見られている。ブラピは先週、ロサンゼルスで開催された『マリアンヌ』のプレミアに参加。「本当にうれしい。みんなが僕にとてもやさしくしてくれるんだ。みんなからサポートを受けられるって幸せなことだよね」と周りの気遣いに感謝した。(Hiromi Kaku)
2016年11月15日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。世の中には、人も羨むようなラブラブ父娘がいますね。そのほとんどは微笑ましい存在ですが、時に「そこまで?」と驚くようなラブラブぶりを目にすることもあります。また家庭内では、ママがラブラブな父娘に微妙な視線を向けていることもあります。実際のところ、どこまでなら“OK”でどこからが“NG”なのかが不透明な父娘のラブラブ。父の意見、娘の意見、母の意見、兄弟の意見、さらには第三者の意見を聞いて、一般的に“微笑ましく”見守ることのできる父娘のラブラブ度 を導き出してみましょう。●パパだから許される?当事者の一人であるパパの意見は、30~40代の子育てパパ4人に伺いました。『実の親子だから、抱っこもチューも問題ない』と言い切るのは、幼稚園児の娘を持つパパ。『娘が嫌がらない限りはOK』と決定権を娘側にゆだねた人もいました。一方で、『小学生になって一緒にお風呂に入ってくれなくなったが、パパとしてはまだまだ一緒に入りたい』というおねだり発言も。パパたちの発言に共通するのは、血のつながった父と娘なんだからラブラブして何が悪いんだ?という姿勢です。娘や周囲に拒絶されない限りは、ずっと濃いラブラブ状態を保っていきたいパパの気持ち が伝わってきます。●パパは大好きだけど、ちょっと……パパの意見に対して、微妙な乙女心を覗かせたのが娘側の意見でした。これは、8〜15歳までの女子5人に聞いてみました。『パパは好きだけど、時々ウザい』(12歳)『手をつなぐのはいいけど、体を触ってくるのはイヤ』(8歳)といった、パパとのラブラブに一線を引きたいと考えている子がほとんど。中には、『酔うとラブラブじゃなくてただのスケベなおじさんみたい』(14歳)という厳しい意見もありました。『でも、パパが好きだから我慢する』(15歳)という大人な意見も。パパの思惑とは違い、娘たちはパパのラブラブ攻撃を受け入れつつも、年齢とともに適度な距離を置きたい と考えているのが分かります。●パパの恋人はママ!ママの意見は両極端でした。質問をしたパパ4人の奥さまに話を聞いたところ、「パパの恋人役は娘じゃなくて私がするべき」「娘を恋人のように扱うのはおかしい」という批判的な意見と、「パパと娘が仲良くしてくれると私が助かる」「娘を通じてパパに(ママの分も)オネダリができていい」といった肯定派とが真っ二つに。ただ、「何歳までならお風呂に一緒に入ってもいいと思う?」との質問に対する答えは、「幼稚園まで」または「小学校1、2年まで」という低年齢ならOKという判断で、8歳くらいからはお風呂だけでなく、娘の着替えは別室で、ベタベタのし過ぎは見ていて気分が悪い という意見もありました。パパと娘が仲良しなのはうれしいことであっても、度を越えれば嫉妬にもなり、心配の種にもなっていくようです。●兄弟としては、目のやり場にこまるでは、ほかの家族メンバーはラブラブなパパと娘の様子をどう見ているのでしょうか?ラブラブ父娘家庭の兄弟4人にも聞いてみました。『自分に対する態度とあまりに違ってムカつく』(11歳)『うらやましい』(6歳)といった嫉妬心が湧いてくる こともあるようです。さらには、妹を溺愛するパパに対して『気持ち悪い』(13歳)と言い放つ男子もいました。また、『家の中ならともかく、レストランとかでもベタベタするのは勘弁してほしい』(12歳)という切実な発言も。●第三者は、目を背けて『微笑ましいと思えるのは、手をつなぐ、おんぶ、肩車をするところまで。ほっぺにチューなんて見たくない』とは、孫のいる60代男性の意見です。これは、家の中でも外でも同じように感じる そうです。『幼いうちはいいけど、女の子は成長したらパパとは自然に離れていくものじゃないのかしら?』とは、子どものいない40代主婦のセリフ。『正直なところ、目の前でイチャイチャしている父娘を見るとびっくりするし、やめてほしいと思う』とも付け加えてくれました。合計5名の第三者の意見を聞いてみましたが、どれも同じ傾向で、「悪いことではないが、人目のあるところでは程度に注意してほしい」という声でまとまっていました。●まとめとしてどうやら、パパの娘に対する過剰なラブラブは周囲のひんしゅくをかってしまうことの方が多いようです。自分がかまわないのだから、娘が嫌がらないのだから、という理由は、特に家の外では成り立ちません。結論として、ラブラブは娘の年齢(8歳以上か以下か)でその度合いも方法も変える必要があること。原則として人前ではラブラブ行動は避けることがマナーといえそうです。また同時に、家の中であっても、ママやほかの家族への扱いと大きな差があると、“嫉妬”が生まれて厄介な揉め事の原因になることについてもパパたちは知っておくべきでしょう。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
2016年09月02日リンジー・ローハンの父マイケルが、娘に暴行を加えているように見える写真を目にしたことで婚約者のエゴール・タラバソフに激怒している胸中を明かした。USタブロイドのスター誌最新号の表紙にビーチでリンジーとエゴールが取っ組み合いのけんかをしている様子を収めた写真が掲載されたことで、マイケルはリンジーからもエゴールから暴行されたと聞いているとして、エゴールを病院送りにしたいと発言した。マイケルは「あの雑誌の表紙は本物に見えるよね。リンジーも殴られたと言っていたし。アイツを殴るのが待ちきれないよ。本当にアイツと対面するのが待ちきれないんだ。僕は刑務所送りになって、彼は病院送りになるだろうね」「言えることと言えば、彼がアメリカには来ないほうがいいってことさ。もしアメリカにいたら居場所を突き止めて、問題が起こることになるからね」と話した。そして先月にギリシャで行われたリンジーの30歳の誕生パーティーは、ロシアの富豪であるエゴールが企画したものの費用はリンジーが負担していたそうで、マイケルはエゴールがリンジーを利用しているとHollywoodLife.comに語った。「リンジーは自分の誕生会の費用を自分で払ったんだ。エゴールがリンジーを利用しているのは間違いないね。彼は先月の家賃だって払わなかったんだから。彼は嘘だらけの詐欺師さ」そんな中、先日リンジーが2009年出演作『リンジー・ローハンの 妊娠宣言!?~ハリウッド式OLウォーズ~』での妊婦姿の自分の写真と共に「私は妊娠しているの」とツイートしたことで妊娠説が広がっていたものの、母ディナは最近になってリンジーは妊娠していないとコメント。エゴールとの大ゲンカの際にそのツイートをしていたリンジーだが、ディナはTMZにリンジーがけんかのせいで大げさにしただけだと話した。(C)BANG Media International
2016年08月05日7月31日に膵臓(すいぞう)がんのため61歳で亡くなった元横綱・千代の富士の九重親方の次女でモデルの秋元梢(29)が同日夜、自身のツイッターを更新し、父の訃報を報告した。梢は「今日、7月31日17時11分に、父が膵癌で亡くなりました」と報告。「最期は苦しむ事なく、家族全員に看取られて、息を引き取りました」と明かした。そして、「今まで父を応援してくれた皆様に感謝申し上げます」と感謝の言葉を述べ、最後に「父の娘に生まれて、幸せです」とつづった。2009年にモデルデビューした際に梢は、父・九重親方は「やりたいことをやれ」と応援してくれていると話していた。また2012年には、親子でハンバーガーチェーンのイベントに参加し、仲の良い姿を見せていた。
2016年08月01日ウィル・スミスの愛娘、ウィロー・スミスが父と2人で、パリで「シャネル(CHANEL)」のオートクチュール16年秋コレクション鑑賞に出かけた。ウィル&ジェイダ・ピンケット・スミス夫妻の娘で15歳のウィローは先日、シャネルの16ー17年秋冬のアイウエアコレクションのキャンペーン・モデルに抜擢されたばかり。ターコイズブルーのパンツルックに黒の革手袋、白とワインカラーのサドルシューズという出で立ちで、ウィルと一緒に会場のグランパレに姿を見せたウィローは、写真撮影タイムにはシャネルのサングラスを取り出してかけるなど、父親譲りのプロ意識の高さを見せた。ウィル&ウィロー父娘のほかにジェシカ・チャステインも姿を見せ、会場内ではウィルたちと席が隣同士になり、写真撮影では一緒にポーズをとって楽しそうに過ごしていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年07月06日警察がマイケル・ジャクソンのことを「性欲に飢えたプレデター」と表現したことを受け、マイケルの娘パリス(18)が父を擁護した。2003年の警察による報告書の中でマイケルの自宅ネバーランドから「子供が虐待されている様子や、子供と大人が裸である姿、また、女性を縛り付けたサディスティックな写真」が見つかったと21日に報道されており、パリスはツイッターで父を擁護するコメントを出した。「残念ながら、ネガティブなことはいつもお金になるのでしょうね。父を中傷しようとしてキャリアを手に入れようとするこのくだらない寄生虫みたいな輩はみんな無視してね」「もっとも純粋な人々がいつも打ちのめされる。私の愛する父がいつまでも永遠に無罪であることはこれからも証明され続けるでしょう」パリスの反論に続き、マイケルの遺産管理団体もマイケルを擁護する声明を出している。その声明には「世界で最も素晴らしいアーティストであり、世界中の恵まれない子供たちを支援していた博愛主義者を我々が失ってから今週の土曜日でちょうど7年になります。遺産管理団体を含むマイケル・ジャクソンのファンは、タブロイドのくだらない人々によってまたもやマイケルが否定的に話されていることに注目するよりもマイケルが残してくれた素晴らしいギフトを思い出すほうを好みます」と記されている。そして、「サンタバーバラ郡が『インターネット、もしくは、不特定の情報筋から入手したと思われるコンテンツ』と呼んでいるものを含むこれらの情報は、間違っていますし、マイケルの命日にタイミングを合わせているのは明らかです」と主張。「恥を知ることなく、ネット上でうすっぺらな人目を惹くタイトルをつけてマイケルを不当に利用し続ける人々は、魔女狩りかのようにマイケルにかけられた14のわいせつ容疑が2005年に陪審で無罪となったことを無視しています。マイケルは自身を擁護することさえもできませんが、生前も他界した後もマイケルはこれらの汚名に対して無罪であり続けます。もうたくさんです」としている。マイケルは、性的虐待の7つの容疑と薬物を与えた2つの容疑で2005年に無罪判決を受けている。(C)BANG Media International
2016年06月24日マイケル・ジャクソンの娘パリス(18)が、マイケルのアルバム『デンジャラス』のカバーデザインのタトゥーを腕に入れたようだ。先月に誕生日を迎えた際にマイケルの手書きの文字「Queen of My Heart」を左手首に刻んだばかりのパリスだが、再び父をトリビュートするタトゥーを彫ったことをインスタグラムで報告した。その投稿には、新しいタトゥーの写真と共に、「『人生の意味は、人生のあらゆる表現の中に現れている。全ての創造物の中に存在する形や現象の中に、それは存在する』。あなたのルーツを忘れることはない。あなたのルーツをいつも誇りに思います」と1992年に発刊のマイケル著作『ダンシング・ザ・ドリーム』の中からの言葉を引用しながら、父への想いをつづったコメントが添えられている。『リメンバー・ザ・タイム』『ヒール・ザ・ワールド』などを収録する1991年リリースされたマイケル8枚目のアルバムのデザインをかたどったそのタトゥーには、マイケルの目、王冠、象、猿、孔雀が登場する。マイケルが亡くなった時まだ11歳だったパリスは2011年、父の誕生日8月29日にちなんだタトゥーを入れたいとツイートしていたこともあった。そんなパリスは、大好きなバンドであるモトリー・クルーのタトゥーを下唇の裏にも入れている。(C)BANG Media International
2016年05月25日写真家で映画監督の蜷川実花氏(43)が12日、自身のインスタグラムを通じ、父で演出家の蜷川幸雄さんが同日に亡くなったことを明かした。80歳だった。実花氏は、格子越しに桜が映し出された写真を投稿。「今日、父が逝ってしまいました」と報告し、「最期まで闘い続けたかっこいい父でした。父の娘でいられたことを誇りに思います」とつづった。ファンからは700件を超える追悼コメントが続々と寄せられている。蜷川さんは昨年12月に軽度の肺炎で入院。今年2月から舞台を上演予定だったが、十分に回復しなかったことから延期が発表されていた。
2016年05月12日モデルで女優としても活動する松井愛莉が、深夜ドラマ「空腹アンソロジー」で初主演に抜擢。俳優の六角精児と“結婚前夜”の父娘役で共演し、新感覚の料理ドラマを繰り広げるようだ。主人公・ミサキ(松井愛莉)は、23歳。結婚が決まり、式の段取りを着々と進めるが、父・タカシ(六角精児)と事あるごとに対立してしまう。そんなミサキの“結婚前夜”、タカシはミサキに手料理を作り出す。その料理「そばめし」に、ミサキは父との日々を思い出し、家族への想いを感じ取る。アイデアレシピに込められた、口にできない想いの数々。父の不器用な料理が、娘と父とのすれ違う心を溶かしてゆく…。本作は、空腹の深夜。見ているだけで食欲を刺激し、いますぐ作りたくなるごはん、「簡単アイデア料理」のレシピに隠された、心温まる人間模様がテーマ。今回は、いつも衝突ばかりしている娘の結婚前夜に父がふるまう“おやじメシ”を巡る物語を描く感動ドラマとなっている。今回主人公・ミサキ役を演じるのは、結婚情報誌のCMなどに出演するモデルの松井さん。「GTO」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などに出演し女優としても活動している。本作が深夜ドラマ初主演となった松井さんは「いままで二人芝居をしたことがなかったので、ちょっと緊張しました」と撮影をふり返り、また「役としては、普段うまく言えないことを結婚前夜だから言う、ということは、まだ味わったことのない経験なので、どういう風に言ったらいいのかとか、私自身は反抗期もなかったので、どうぶつかったらいいんだろうかと考えました」と自身のない経験に少し戸惑ったと語る。そして娘のミサキと衝突してばかりの父・タカシ役には、「相棒」シリーズなど数々のドラマで活躍中の俳優・六角さん。意外にも父親役は初めてだという六角さんは「自分がやったことのないことのひとつ、父親役というものについて、役者としてのこれからのステップのひとつとして、お芝居をさせていただきました」と話し、「自分の娘が嫁ぐというのは非常に大きな事だろうと思うので、そこには誰しも、共通の感情が少しはあるのだろうなということを踏まえて、やらせていただきました。共感を得ていただければありがたいなと思います」とメッセージを寄せた。「空腹アンソロジー」は3月13日(日)25時35分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月07日先月「ジャスティン・ビーバーと娘さんは付き合っているの?」という「TMZ.com」の直撃に答えたヘイリー・ボールドウィンの父スティーヴンは、「ジャスティンくんは若くて才能にあふれた男だ。でもうちの子とはただの友達。付き合っていない」と言っていたが…。アメリカでは年に一度のアメフト大会「スーパーボウル」が2月7日(現地時間)に行われた。これに関連したパーティーに参加するため、ジャスティン&ヘイリーが約1か月ぶりに一緒にいる姿が目撃された。パーティーでの2人の様子を関係者が「HollywoodLife.com」に語ったところによると、ジャスティンは片時もヘイリーから離れず、ヘイリーの背中に手を回し、時にはさすり、ほかの女の子に目もくれなかったという。「ジャスティンは自分のスマホに入っている画像か何かをヘイリーに見せていました。かなりラブラブでしたよ」。ところがこの数日前、ジャスティンはモデルのジェシカ・サーファティとレストランを後にする姿を激写され、さらに2人がダンスをする動画をファンに撮られている。このとき、ヘイリーはロスのジャスティンから遠く離れたニューヨークにいた。ジェシカは先月、ジョー・ジョナスとスキー旅行に行きキス写真を撮られ、交際中と報道されたばかりなのだが…。ジャスティンともこのようにイチャつき、「売名行為では?」という声も上がっている。女の子の“お友達”が多すぎるジャスティンと真剣に交際するのは苦労が絶えなさそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年02月08日オスカー俳優のラッセル・クロウと『テッド2』のアマンダ・セイフライドが父娘役を演じることで話題の映画『パパが遺した物語』。この度、ラッセルが扮する父・ジェイクが娘のケイティに自転車の乗り方を教える微笑ましいワンシーンを切り取った映像が到着した。小説家のジェイク(ラッセル・クロウ)は、妻と幼い娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)の3人で幸せに暮らしていたが、ある日事故で妻を亡くし、自分も後遺症に悩むことになる。小さな娘を男手一人で育てようと必死で新作小説を執筆するも、批評家からは酷評されてしまう。経済的にも、健康面からもケイティに対しての養育能力を疑われたジェイクは、唯一の家族であるケイティとの生活を守るために、すべてをかけた新作小説を書き始める。それは、自分と娘についての物語だった――。そして20年後、成長したケイティ(アマンダ・セイフライド)は心に悲しみを抱えていた。愛を見失い、自暴自棄に生きるケイティ。そんなある日、ケイティは父の小説の大ファンだという青年(アーロン・ポール)と出会い恋に落ちる…。父と息子の絆を描く『幸せのちから』で、世界中を涙で包んだガブリエレ・ムッチーノ監督が、小説家の父が娘に遺した一冊の小説を通して、親子のかけがえのない絆を描く本作。今回到着した映像は、成長したケイティ演じるアマンダが学校から元気よく出てくる子どもたちの姿をみかけ、ふとその姿に自身の幼少期を回想するシーン。公園でケイティの乗る自転車を後ろから押すジェイク。「そうだ、うまいぞ!」「前を見ろ、その調子だ!」とケイティに声をかけ、後ろから見守る。最初はおぼつかなかったケイティの運転も、やがてスピードを上げ、一人でしっかりと運転できるまでに。父と娘の思い出を切り取った感動のワンシーンをなっている。また本作のムッチーノ監督は、この父と娘が自転車の練習をする本シーンが一番のお気に入りだと語っている。また「子どもを自転車に乗せるというのは人生を乗り切るメタファーであると思うのですが、それが『クレイマー、クレイマー』の中でも、息子に自転車を教えるシーンがあり、このことは決して偶然ではないかと思います」と名作映画の名を引き合いに出し、このシーンの重要性を語っていた。さらにラッセルも「父が8年もののクリケットバットをガレージセールで、数ドルで購入してきたんです。リンドシードオイルを塗り、スポーツ店で25セントくらいのスポーツテープを購入し、グリップに巻いてくれました。まるで新品のように生まれ変わったバットを私はとても気に入り、中学生くらいまで愛用していました」と父との思い出を語っていた。人には誰しも子ども時代があり、父親は大きな存在。本作から父親が自分にためにしてくれたこと、かけがえのない思い出を思い返してみては?『パパが遺した物語』は10月3日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他、全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パパが遺した物語 2015年10月3日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月04日2007年に『幸せのちから』で父と息子の絆を描き、世界中を感動の渦に巻き込んだガブリエレ・ムッチーノ監督。最新作の『パパが遺した物語』では、父と娘の純粋な愛を描き、新たな感動を呼んでいると早くも話題になっています。有名作家として知られていたジェイクは、妻と7歳になる娘ケイティと3人で幸せに暮らしていた。しかし、ある事故で妻を失い、その生活は一変してしまう。そして、事故の後遺症に悩まされていたジェイクは長期入院することになり、一時的にケイティと離れ離れの生活を余儀なくされる。その後もさまざまな困難が立ちはだかるものの、ケイティへ愛情を一身に注ぐジェイクは、すべての想いを込めてある小説の執筆にとりかかることに……。それから20年の時が流れ、大学院で心理学を学ぶケイティだったが、過去のトラウマから人を愛することができなくなり、自暴自棄の生活を送っていた。そんなとき、作家志望で父の大ファンだという青年キャメロンと出会い、ようやく幸せへの一歩を踏み出すかに見えた……。徐々に明かされる父の想いと娘のために命をかけて遺したものとは?父親のジェイクを演じたラッセル・クロウは、「あまりに感情を刺激された。心の深部に訴えかけてくるんだ」と語り、なんと脚本を読んだ際には号泣してしまったという。そんなラッセルと天使のような笑顔を見せる幼少期のケイティを演じた子役のカイリー・ロジャーズとの愛に溢れたやりとりには心が温まります。特に、父娘2人でカーペンターズの名曲「Close to You」を歌うシーンは印象的です。そして、美しい女性に成長したケイティを演じたのは、話題作に立て続けに出演している人気若手女優のアマンダ・セイフライド。悲しい過去に傷つき、苦しみながらも、本当の愛を求めて前に進もうとするケイティを繊細に演じ、監督のみならず、『レ・ミゼラブル』で共演したラッセルも絶賛。愛する娘のために、命も惜しまず仕事に打ち込む姿と無償の愛を全身で表す父親の姿には思わず込み上げてくるものがあります。愛する人を失う悲しみだけでなく、愛することの大切さを再び教えてくれたのもまた、父の愛。女性にとって、生きていくうえで愛は必要不可欠なものだと痛感させられるはずです。イベントデータ:『パパが遺した物語』公開表記:10月3日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国ロードショー配給:ギャガ(C)2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年09月30日ラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが父娘役で演じる映画『パパが遺した物語』が10月に日本公開となる。この度、父としてのラッセルの一面が垣間見れるシーンがシネマカフェに到着した。舞台はNY。小説家のジェイク(ラッセル・クロウ)は、溺愛していた7歳の娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)と引き離されてしまう。交通事故を起こし、同乗していた妻が亡くなり、ジェイクも入院することになったのだ。7か月後に退院したジェイクはケイティに、これからは“ずっと一緒”と約束し、自分と娘についての物語の執筆を始める。20年後、大学院で心理学を学ぶケイティ(アマンダ・セイフライド)は、悲しい経験から人を愛することができなくなっていた。そんなとき、ジェイクの小説を敬愛する作家志望のキャメロンと出会い、恋におちる。ケイティは過去と向き合い、新しい人生に踏み出そうとするが──。今回到着した映像は、小説の執筆に集中するあまり、ケイティの迎えに行く時間が過ぎてしまったジェイク。焦って学校に向かうものの、ほかの生徒はみんな帰宅している中、ケイティは「最後の一人はイヤなの」とご機嫌斜め。夕飯の時間になっても機嫌が治らないケイティに困り果てるジェイクだが、ジェイクなりの方法でなんとかケイティのご機嫌を治すことに成功。実際に息子を持つラッセルだが、普段自分の子どもの機嫌を治すときも同じような方法を使って仲直りしてるのかも?と感じさせる、父としてのラッセルの一面が垣間見れるシーンになっている。本作で父・ジェイクを演じるのは『グラディエーター』でアカデミー賞を受賞した名優ラッセル・クロウ。娘・ケイティには『レ・ミゼラブル』のコゼット役や公開中の『テッド2』にも出演しているアマンダ・セイフライド。監督には、父と息子の絆を描く『幸せのちから』で、世界中を涙で包んだガブリエル・ムッチーノが務める。今回の映像でも登場した幼少期のケイティ演じたカイリーは「ラッセルは本当に素敵な人だった。世界中で一番素敵な人。私は彼のことを知らなかったから、私にとって彼は“ただのラッセル”なの。」とふり返り、「一緒に笑ったり、話したり、ふざけたりしていたから、本当に楽しかった。アドリブでの演技の仕方も教えてくれた。でも教えてもらった中で一番印象に残っているのは、常に思いやりをもって優しい人間でいることがとても大切なんだっていうことかな。それが人生で一番大切なことだって教えてくれたの」とラッセルとの仲睦まじいエピソードを明かした。また、ラッセルは「カイリーは本当にかわいくて賢い子だよ。僕との劇中での関係をそのまま演じ続けようとするんだ。次の場面の状況を読み、本物の父娘のように振る舞うことができる。」と絶賛!さらに「僕がバカなことを言ってもお構いなしなんだ。パパの愛情表現だと分かっているんだよね」と語っている。思わず涙してしまう予告編も合わせて、ラッセルとカイリーちゃんの本当のような父娘の姿をまずこちらからご覧あれ。『パパが遺した物語』は10月3日(土)より新宿ピカデリー、、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月12日小説家の父と娘のかけがえのない絆を、その娘の成長物語を通して描く映画『パパが遺した物語』が10月3日(土)より公開となる。このほど、父親役を務めたオスカー俳優ラッセル・クロウと、娘役を務めたアマンダ・セイフライドという『レ・ミゼラブル』で共演した二人の起用秘話が明らかとなった。主人公は、過去の事件から心に傷を抱え、愛を見失ってしまったケイティ(アマンダ・セイフライド)。彼女は小説家だった父・ジェイク(ラッセル・クロウ)の大ファンという青年・キャメロン(アーロン・ポール)と出会い、亡き父との思い出を辿り始める。次第に明かされていくのは、父と娘の純粋すぎる愛情と、無邪気だったケイティが変わってしまった理由。娘にはもう自分しかいないと知っていた父と、母に続いていつかは父もいなくなることを恐れていた娘。二人の「この幸せな時間を1秒でも長く」という願いが、やがて交錯する――。ウィル・スミス父子の『幸せのちから』で世界中に感動をもたらしたガブリエレ・ムッチーノ監督が、NYを舞台に描く父と娘の物語となる本作。心に傷を抱え、愛を見失った娘ケイティをアマンダ、小説家だった父のジェイクをラッセルが演じており、大ヒット作『レ・ミゼラブル』以来の再共演を果たしている。ピューリッツァー賞受賞作家という相当な存在感とインテリジェンスが要求される父ジェイクのキャスティングにおいて、まずは4~5人に絞られた候補者の中から選ばれたのがラッセルだったという。その理由として、ムッチーノ監督は「『L.A.コンフィデンシャル』や『インサイダー』、『グラディエーター』が大好きで、是非とも彼と仕事がしたいと思ってね。直接ラッセルに脚本を送ったんだ」と明かし、続けてプロデューサーのクレイグ・J・フローレスは、「ジェイクは繰り返し悲劇に見舞われる男だ。経緯は、『ビューティフル・マインド』を彷彿とさせるだろう?僕は『ビューティフル・マインド』の大ファンなので、彼ならベストだと確信したよ」と語り、このキャスティングに自信を覗かせる。対するラッセルも、脚本を読んだ際にはボロボロに泣いたといい、読み終わった瞬間に参加表明の電話をかけたほど、この役に惚れ込んだそう。本作では製作にも関わっており、ラッセルの豊かな経験が存分に発揮されている。一方、トラウマを抱えた女性という繊細な役柄を演じたアマンダ。プロデューサーのクレイグは、「彼女は演技が自然で、とても美しい目を持っている。彼女の目を見ればすべての感情が伝わってくる上に、もっと知りたいと観客に思わせるミステリアスさも兼ね備えている。今回のケイティ役は、特に悲劇的な過去を持つ役柄だけれども、彼女はそれを目の演技でとてもよく表現してくれた」と語り、彼女の起用もまた大成功であったことを明かしている。そんなラッセルとアマンダは、『レ・ミゼラブル』では任務に忠実な警部ジャベール役と、美しく心優しい娘コゼット役を演じたことでもおなじみ。しかし、若い共演者にちょっかいを出すことで有名な(?)ラッセルは、撮影時、アマンダに口説き迫り、結果的にはアマンダは相手にすらしなかったという噂も!ラッセルは彼女について「彼女は素晴らしい女優だ」と絶賛しており、その彼のひと言もアマンダのキャスティングにつながったというが…。本作では、父と娘として感涙の親子愛を披露する二人。今回の撮影では果たしてどうだったのか!?プライベートでも何かと話題の尽きない二人の演技に、ぜひ注目してみて。『パパが遺した物語』は10月3日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月25日オスカー俳優のラッセル・クロウが父、『テッド2』のアマンダ・セイフライドが娘を演じる映画『パパが遺した物語』が、10月3日(土)より日本公開となる。このほど、切なすぎる父娘の愛に涙する予告編と、ポスター画像と場面写真が一挙に到着した。舞台はNY。作家志望のキャメロン(アーロン・ポール)と運命的な出逢いを果たしたケイティ(アマンダ・セイフライド)。だが、過去のトラウマから自分は“人を愛せない”と信じ切っていた。さかのぼること20年、交通事故で母を失った娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)と小説家の父ジェイク(ラッセル・クロウ)は、大切な人を失った悲しみを癒やし合うように、寄り添い合いながら生活を送っていた。しかし、運命は残酷にも、父と娘のかけがえのない時間を引き裂く。事故の後遺症で余命が少ないことを知ったジェイク。彼が書き始めたのは、やがてキャメロンとの出会いのきっかけとなる、娘に遺した小説「Fathers and Daughters」だった――。父と息子の絆を描く『幸せのちから』で、世界中を涙で包んだガブリエレ・ムッチーノ監督が、NYを舞台に、自身のトラウマと向き合い、克服しようとする少女の成長物語を通して父と娘のかけがえのない絆を描き出す本作。アマンダ演じる主人公ケイティは、過去の事件から心に傷を抱え、生きる意味を見失っていたが、小説家だった父の大ファンという青年と出会い、亡き父との思い出を辿り始める。次第に明かされていくのは、“お互いしかいない”父と娘の純粋すぎる愛情と、無邪気だったケイティが変わってしまった悲しい理由。予告編でも、過去と現在、二つ時間軸を行き来し、自分の命が残り少ないと知っていた父と、母に続いていつかは父もいなくなることを恐れていた娘、大人になっても誰かを愛することを自ら拒む成長した娘の姿が描かれていく。時代を超えて贈り届けられる小説に込められた、“父の愛”に涙し、劇中を彩る「カーペンターズ」の名曲「Close to You」に心揺さぶられる映像を、まずはこちらからご覧あれ。『パパが遺した物語』は10月3日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月06日ウィル・スミス親子共演の『幸せのちから』で父と息子の絆を繊細に描き世界中を涙で包んだガブリエレ・ムッチーノ監督が、ラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドという親子を描く最新作『パパが遺した物語』(原題:『Fathers and Daughters』)が公開が、10月3日(土)に決定。併せて、ラッセル・クロウの優しい眼差しが印象的な劇中ビジュアルも公開された。小説家のジェイク(ラッセル・クロウ)は交通事故で同乗していた妻を亡くし、彼自身も入院したことから、溺愛していた7歳の娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)と引き離されてしまう。7か月後に退院したジェイクは、ケイティにこれからは「ずっと一緒」と約束する…。25年後、大学院で心理学を学ぶケイティ(アマンダ・セイフライド)は、悲しい経験から人を愛することができなくなっていた。そんなとき、父が自分と娘とのことを綴った遺作を敬愛する作家志望のキャメロン(アーロン・ポール)と出会い、恋におちる。ケイティは過去と向き合い、新しい人生に踏み出そうとするのだが…。本作は、心に傷を持つ主人公のケイティが、ある出逢いをきっかけに、亡き父との思い出を辿り始める物語。次第に明かされていくのは、父と娘の純粋すぎる愛情と、無邪気だったケイティが変わってしまった理由。自分の命が残り少ないと知っていた父と、母に続いて、いつかは父もいなくなることを恐れていた娘。スクリーンからあふれる、「この幸せな時間を1秒でも長く」という2人の願いは、観る者の胸を強く切なく締めつける。成長したケイティを演じるのは、『レ・ミゼラブル』『テッド2』のアマンダ・セイフライド。小説家だった父のジェイクには、『レ・ミゼラブル』『ビューティフル・マインド』などで知られるアカデミー賞俳優ラッセル・クロウ。子ども時代のケイティには健気で愛くるしいカイリー・ロジャーズが扮するほか、キャメロンには海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール、さらに『ANNIE/アニー』のクヮヴェンジャネ・ウォレスに、ダイアン・クルーガー、ジェーン・フォンダと錚々たるキャストが出演。さらに、時を超えて愛される「カーペンターズ」の名曲「Close to You」が本作を盛り上げる。1枚のビジュアルからも分かる、娘を見守り続ける父の大きな愛情。時を経て明らかになる父娘の愛の絆は、この秋、感動を呼ぶに違いない。『パパが遺した物語』は10月3日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日トーキョー女子映画部はこのほど、「父と娘の関係性について」の調査結果を発表した。同調査は、娘を救うために元CIA捜査官の父が暴走する映画『96時間/レクイエム』が5月2日にブルーレイ&DVDリリースされたことにちなんで行われたもの。10代を含む女子233名の回答を得た。○一緒にお風呂に入れるのは小学校低学年まで?「自分のお父さんは好きですか?」と聞いたところ、「好き」は45.5%、「嫌い」は14.2%、「どちらとも言えない」は40.3%だった。また、「理想のお父さんの特徴」を聞いたところ、1位は「優しい」の63.5%。以下「妻を大切にしている」(59.2%)、「頭が良い(勉学に限らず)」(54.5%)、「ルックスが良い(おしゃれ、身だしなみ等も含め)」(46.4%)、「おもしろい、笑いのセンスがある」(39.9%)などが続いた。「いつまで一緒にお風呂に入っていたか」を聞いたところ、「幼稚園くらいまで」が23.6%、「小学校1、2年生くらいまで」が35.6%、「小学校3、4年生くらいまで」が21.5%、「小学校5、6年生くらいまで」が6.0%、「中学生まで」が2.1%、「高校生まで」が0.4%、「高校卒業以降も入ったことがある」が0.9%となり、小学校高学年になると大きく割合が減っていることがわかった。「一緒に入った記憶がない」娘は9.9%だった。
2015年05月11日