産後の女性が夫にイライラを感じるという話はよく耳にします。産後の私も例外ではなく、夫が家事や育児をすればするほどイライラが募っていきました。今回は、私の産後の様子と夫へのイライラが落ち着いていった過程についてお話しします。 どうしてイライラするの? 心と体に異変産後、家のことに不慣れとはいえ、夫の一挙手一投足に怒り、夜の夫婦生活なんて考えただけで夫を突き飛ばしたくなる有様だった私。「私はこんなに心が狭かったの? ちょっとイライラしすぎじゃないだろうか?」と、私は自分の感情に悩み、違和感を覚えていました。 そんなとき、自分の体にも異変が起きました。毎晩息苦しくて何度も目が覚めて眠れず、日中には気絶するように突然寝てしまうようになったのです。診察を受けると、なんと鼻にできたポリープが鼻腔を塞いでいたことが判明しました。 病気が判明、ずっと睡眠不足だった!?耳鼻科医によると、ポリープはかなり前からあり、産後の私は過度な睡眠不足になっていたようでした。ポリープ除去には1週間の入院と手術が必要とのこと。 ただ、入院している間、仕事のある夫は1歳3カ月の子どもの面倒を見ることができません。そこで何軒も病院をまわった末に、なんとか日帰り手術をしてくれる病院を見つけ、異変から5カ月後にやっと手術が決まりました。服薬のために断乳し、手術後、私の体調は劇的に回復し始めました。 熟睡と月経の再開で落ち着いた心と体手術のおかけで、睡眠中もきちんと呼吸ができるようになったことに加え、断乳したことで子どもの夜泣きがなくなり、ようやく私は熟睡できるようになりました。さらに産後1年8カ月ぶりに月経が再開。 こうして順調に体調が整っていったある日、ふと気付きました。「最近、夫に全然イライラしない……!」。自分でもコントロールできない夫へのイライラは、自分の本意ではなかったとはっきりと感じました。その後、夫婦仲は自然と改善していったのでした。 今振り返ってみると、夫へのイライラは、ポリープの影響による睡眠不足に加えて、産後特有のホルモンバランスの乱れによるものだったのではないかと感じています。 イラストレーター/大福 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:唐木田幸一児(男の子)の母。出産を機に報道関係の仕事を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はブルーレイ収集と寺巡り。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年09月13日夫婦ではじめての育児の大変さや苦労を分かちあいながら、半年間の育休期間を終えたパパ社員。この半年間を振り返って、男性が育児に参加することの必要性をつよく感じたようです。育休から復帰時期が近づくにつれて生じた不安や父親としての役割などについて、詳しく話を聞きました。【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる男性の育休は必要?ずばり男性の育休取得は必要だと思いますか?絶対に取るべきだと思いますね。取れるなら、絶対に取るべきという考えです。2週間とか短い期間で取るという人も取らないよりは良いと思いますが、やっぱり最低でも3ヶ月。理想は半年ぐらいは絶対に必要だと個人的には思いますね。半年ぐらいが理想だと感じたのはなぜですか?子どもの成長や生活スタイルにもよるかもしれませんが、実際に育休3ヶ月時点で「もし今、育休が終わってたらどうだろうね」と妻と話したことがあるんですが、「絶対無理!」という結論でした(笑)。赤ちゃんってどうしても夜間対応が発生するんですよね。仕事しながら育児で夜間起きていると、かなり無理があると思うんです。夫婦ふたりで疲れがたまっていく一方なので、日中は寝て過ごすぐらいでいないと身体に無理が生じると思いました。あと、赤ちゃんの首がすわるかどうかの時期は結構親が神経を使うころでもあります。なので、半年育休をとって良かったねっていうのがうちの考えですね。会社に前例がなかったり人員が不足していたりして、どうしてもパパが育休を取得できない場合もあるかもしれません。そういった場合にはどのような対応が必要だと感じましたか?もしパパが育休を取得できない場合は、妻以外の誰かに育児を割り当てられるようにサポートの人手が必要だなと思います。お互いの両親でも良いし、シッターさんなども検討しても良いかもしれません。妻ひとりで育児をするのは持続可能じゃないと僕は感じました。仕事復帰への不安育休から仕事への復帰時期が近づいてきて不安などはありましたか?やはり不安が大きかったです。仕事柄リモートが多いので大体家にいるんですが、リモート勤務は今までの育休期間中の生活に仕事が加わってくるだけなんですよね。どう回していこうかと、今もまだ手探り状態というか…赤ちゃんが泣いていたら、抱っこしながらスタンディングデスクで仕事をするという場面もあります。まだ利用の検討段階ですが、一時保育や市が運営しているファミリーサポートなど近所で子どもを預かってもらえる施設がないか探しているところです。父親として存在するから、育児をする育児に積極的に参加するパパを「イクメン」と呼びますが、ご自身でイクメンを意識することはありますか?意識したことはないですね。というのも、育児はどうやっても人手不足なんですよね。夫婦ふたりで育児をしても人手不足だと感じたので、妻ひとりで回すのは大変だとこの半年間で思いました。なので、イクメンだから育児をするというよりは、この場に父親として存在するから育児をする、育児に参画するのは当然という気持ちが大きかったです。最後に、育休取得を検討しているパパに向けてメッセージをお願いします。特に産後間もないころは、本当に妻があまり動けない状態でした。そうしたら、やるやらないではなくて、僕がやらざるを得ないみたいな期間がしばらく続き、もうそれは夫であり父親だからやるべきだと感じました。男性の育休は必要だと思います。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた1・2はこちらからパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月12日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、娘さんがつかまり立ちをできるようになってきたころのお話です。 娘に合った高さの物が見当たらず… 娘がつかまり立ちをはじめたころ。 足を震えさせながら、テーブルや椅子などを掴んで立ち上がろうとする娘。 しかし、ちょうど良いサイズのものがなく、低すぎたり高すぎたりで、ときにはよろけたり転びそうになったり……。 そんな様子をハラハラと見ていた夫は、うずくまって自ら踏み台になりました。 自身で高さを調節しながら、つかまり立ちの練習をさせる夫。 愛する娘のため、けなげだなぁ……と、その光景を見て思いました。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年09月08日育休取得するまでの不安や葛藤を乗り越えて、半年間の育休をスタートさせたパパ社員。仕事とはまったく異なる苦労や感動があったそうです。育休を取得したからこそ味わうことができた特別な日々について、詳しく話を聞いてみました。パパが育休を取得してみた vol.1はこちら【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる育休中のエピソード大変だったこと育児がスタートして、特に大変だなと感じたエピソードがあれば教えてください。夜間のおむつ替えやミルクにひとりで対応するのが大変でした。我が家は妻とお互いの睡眠時間を確保するためにシフト制を組んでいるのですが、妻が寝ているあいだは完全にワンオペなんですね。そのあいだに赤ちゃんがおしっこをまき散らしたりミルクを吐き戻してしまったり、赤ちゃんが服や布団を汚すと全部ひとりで取り替えないといけないので、それがめちゃめちゃつらかったです。夜中1時とか2時とかにひとりで心を無にして対応するというか、修行だと思ってやっていたという感じはあります(笑)。ワンオペだと相手に苦労がわかってもらえず不満がたまるケースが多いようです。夫婦で大変さを共有するために、どんな工夫をしていたのでしょうか?妻からは朝起きたときに「お疲れ様」や「大変だったね」といった声かけがありました。あとは育児アプリで赤ちゃんのお世話の記録をつけていたので、夫婦で共有するためにその日にあったできごともメモに残していましたね。それを見返して「ああ、大変だったんだね」とお互いをねぎらうことが多かったです。そのほかに、想定していたよりも大変だったことはありますか?やはり赤ちゃんが生まれると、おでかけがかなり難しくて…。趣味の映画を見に行くことも基本的にできないですし、生活の切り替えが必要だと感じました。買い物に行くにしてもコロナ禍なので赤ちゃんを連れていくのは…という気持ちがありました。夫婦のどちらかが赤ちゃんを見て、どちらかが買い物をするというのも、ふたりとも結構疲れていたので大変だった印象です。すぐに必要なものや卵や牛乳などの食材は買いに出かけて、急ぎではないものや重いものはネットスーパーを使っていました。良かったこと育休を取得したからこそ経験することができた「良かったこと」を教えてください。赤ちゃんの日々の成長を細かく見られることはすごく良かったです!「今日初めて笑ったよ」「寝返りが打てるようになったよ」というのを仕事から帰ってきて妻に聞くのではなくて、自分の目で成長を追えているというのは、育児休業を取っていなければできなかっただろうなと実感しています。毎日赤ちゃんを見ているので「あぁ笑うようになったか」と一つひとつの成長が感慨深いこと、やっぱりめちゃめちゃかわいいこと、写真もたくさん撮れることが最高です。妻ともふたりで「赤ちゃん笑ってるね」と言いながら、一緒に笑っていました。あと育休を取得して良かったことは、家族や友人が家に遊びに来てくれることですね。平日だから来れるという人もいるので、そういう人が来てくれて子どもをかわいがってくれるという機会があり、すごく楽しかったですね。育休中、夫婦トラブルはあった?育児に対する価値観の違いなどから喧嘩になってしまうことがありますよね。育休中に夫婦でのトラブルなどはありましたか?基本的にお互いに喧嘩にならないように気をつけていましたが、ちょっとした衝突はありましたね。たとえば、子どもがお腹が空いていそうで泣いているとき、僕はわりとすぐにミルクあげるんですけれど、妻は決まった時間に決まった量をあげて生活リズムを大事にしたいという考え方だったので、イライラさせてしまったかもしれません。ただ、お互いに気をつけていたので大きな喧嘩はなかったです。育児の理想と現実のギャップはじめての育児を経験していく中で、理想と現実のギャップを感じる瞬間はありましたか?楽観的なところがあったと思いますが、育児はしんどいと思いつつ、最初の1ヶ月ぐらいは赤ちゃんのかわいさのほうが大きかったです。ただ育児に少し慣れて育休の生活にも慣れてくると、わりと疲労の蓄積が重くのしかかってきました。夜間にお世話をしているときに、睡眠不足の影響もあって赤ちゃんがかわいいはずなのにちょっとかわいく見えなくなるという瞬間は正直ありました。同じように妻も感じることがあったようです。そんなときは疲れているというのを正直に共有して「じゃあ身体を休めて良いよ」と話したこともあります。少し休むとスッキリしてまたお互いに気遣えるという感じですね。疲れたときはそれぞれ休もうと明確に話し合ったわけではないですが、お互いにつらくなったら話し合おう、順番に休もうという雰囲気でいました。持続可能な生活が必要だと思ったので、できるだけ無理をしないよう意識していました。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた1はこちらパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月08日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はこむぎさんが産後の体型を引き締めようと、自宅で筋トレやヨガを始めたときのお話です。 家で筋トレやヨガに励んでいると…? 今回は、娘が立って動けるようになったばかりのころの話です。 産後の体型を引き締めようと、私は筋トレとヨガを家で始めました。 あまり激しく動くと娘に当たるかもと、動きの少ない内容を中心にこなしていましたが、私の動きに興味を持った娘が、私のおなかに乗ったり、負荷をかけてくるようになりました。 おまけに筋トレ中は、じーーっと私の様子を見つめていて、その姿は、まるでサボらないよう見張る、スパルタ指導員のようでした(笑)。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年09月06日「大丈夫、大丈夫」夢の中で、笑顔でそう言ってくれたパパ。パパの夢を見てから、なんだか不思議と気持ちが軽くなり、いろいろなことに変化が起きた。なんだか本当に、すべてが大丈夫な気がしてきた……。 これってもしかして、パパのおかげ…? DV父との決別、退院、そして、新たな出会い……。すべてが好転しているように感じるのは、多分気のせいじゃないよね? 次回、パパと似た雰囲気の男の子「だいき」と出会った意味とは……。 著者:マンガ家・イラストレーター ババレオ
2022年09月05日パパが育休を取得することで、ママの負担が減ったり家族の絆が深まったりとメリットは大きいですよね。しかし実際に育休を取得している男性は現在12%ほどで、少しずつ増加はしているものの決して高い数字ではありません。周囲に育休を取得している人がいないため、男性の育休に関する情報が少ないと感じているパパも多いようです。不安や葛藤がありながらも半年間の育休を取得を経験し、「男性も育休をとるべき」と語るパパ社員に男性育休について詳しく話を聞きました。【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる育休取得のきっかけや不安・葛藤育休を取得しようと思ったきっかけなぜ育休を取ろうと思ったんですか?元々、妻と妊娠中から育休が取れるなら取りたいねという話をしていました。出産後に妻がひとりで育児をするのは大変ですし、ワンオペで育児をするのはつらいという話を周囲の女性からよく聞いていたこともきっかけのひとつですね。妻と出産予定日の5ヶ月ほど前から育休が取れるのかどうかを調べて、その後、出産予定日の3ヶ月ほど前に職場の上長に相談しました。すると最大半年間の育休が取得できるということがわかったので、まずは半年間の育休取得を検討しました。半年間の育休が取得できるとわかり、奥様もきっと嬉しかったでしょうね。それはもう本当に良かったという感じでした。半年も取れるとは思っていなかったようでちょっと驚いていましたが、本当に嬉しそうにしていました。育休中も「育休を取ってくれて良かった」と言ってくれましたね。育休を取っていなかったら育児が大変すぎてどう乗り切るか想像ができないと感じる場面もありました。仕事や収入に対する不安・葛藤半年間の育休を取得すると決めたとき、仕事や金銭面に対する不安や葛藤はありましたか?半年も仕事をしなかったら、仕事のやり方を忘れてしまうんじゃないかという不安がありました。技術的なことが必要な仕事なので、業務内容を忘れてしまったら復職したときに会社に迷惑をかけてしまうのではという心配もありました。不安な気持ちがある反面、育休中にまとまって机に向かう時間はなくても隙間時間に単語帳アプリなどを活用して資格の勉強や、新しい技術を暗記しようと考えていましたね。スキルアップの時間を確保することで育休の半年間は乗り越えようという気持ちに切り替えました。毎日単語帳アプリを消化することをノルマとしていましたが毎日続けることは難しかったですね。やっぱり育児に追われて勉強に集中できない日もありました(笑)。金銭的な面では、育児休業給付金が出ることはわかっていましたので大きな不安はありませんでした。給付金と貯金でなんとかいけそうかなという感じでしたね。育休取得に対する会社からの反応は?育休取得を希望する際に、会社から嫌がられたり出世にひびいたりしないか気になるパパが多いようです。実際に会社はどんな反応でしたか?育休を取ると伝えたときに僕が担当していた業務は、僕ともうひとりのふたり体制でした。僕が抜けるとひとりになってしまうので心配でした。その後、育休取得までにさらに人員不足が起こってしまい、あらためて育休に入って大丈夫か上長に話したところ「絶対に大丈夫だから、どうにかするから。安心して育休を取ってください」と言ってもらい、背中を押してもらいました。僕が半年間抜けても大丈夫なように、体制を整える準備期間もありました。会社のバックアップが大きかったのはとても感謝しています。育休取得前に夫婦で話し合ったこと育休が取得できることが決まった後、夫婦でどんな準備や話し合いをしましたか?赤ちゃんの月齢によってどんな生活になりそうかとか、買っておいたほうが良さそうなものや育児関連の情報を調べました。その中で事前に対策を考えたものもありました。たとえば、赤ちゃんは最初の数ヶ月は夜も2〜3時間ごとに起きることを知り、パパ・ママがふたりとも2〜3時間ごとに起きるのは多分しんどいよね…ということで、夜間はシフト制を組もうという話になりました。妻が19時〜3時まで寝て、僕が3時〜11時ぐらいまで寝るというシフトを組むことで、とりあえずお互い8時間の睡眠を確保していましたね。これは育休を取らなければできなかったことです。8時間の睡眠が確保できるのは身体的にもかなり大きいですね。そのほかに、事前に決めておいて良かったと感じていることはありますか?できるだけ家事の負担は減らしたいと話していたので、お役立ち家電に頼ることを決めていました。たとえば、お皿洗いは食洗機に全部任せるとか、掃除はお掃除ロボットに任せるとか、乾燥機能までついている洗濯機にするなどです。人手は夫婦ふたりしかいないので、任せられる家事は全て家電に任せるという方針を話し合っておいて良かったです。家電は出産前に揃えておくことを視野に入れていましたね。事前に準備しておいても良かったと思う、役立ったおすすめの育児グッズがあれば教えてください。赤ちゃんが生まれてからですが、哺乳瓶が挟み込めるクッションを買いました。クッションを置いておくと哺乳瓶が斜めに固定できるというもので、赤ちゃんの哺乳の際に役立ちました。首がすわるまでは上手に飲めてはいなかったですが、生後6ヶ月くらいになるととても上手に飲めるようになって、これは単純に人手がひとり増えた感覚でしたね(笑)。もちろんクッションを使っているときは目の届くところで使用していますが、このクッションを使ってミルクをあげながらおむつのゴミを片付けたり、簡単な洗い物ができたりします。少し疲れたときも一緒に横になりながら哺乳でき、我が家では重宝しています。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた vol.2はこちら育休を取得したパパのおすすめグッズはこちらパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月05日「パパかも……」震災から数日後、ようやくパパらしき人が見つかった。※こちらの記事には、震災を想起する内容が含まれております。 やっと「パパに会える」と胸を躍らせて向かった先の光景は、期待していたものではなく……。白い箱の意味 「パパとはもう遊べないんだ」。幼いながら、パパとの永遠の別れを理解したあかり。親子3人で泣きながら帰ったときの星空が今も忘れられない……。 パパとの別れの回想は、今回のお話で終わりです。改めまして、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、そのご遺族の方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。 そして次回から、シーンは現在へと移ります。「あたらしいおとうさん」の存在は、震災のショックと共にあかりを悩ませ続け……。 著者:マンガ家・イラストレーター ババレオ
2022年09月03日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年7月スタートのテレビドラマ『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。何事も初めから100%変えようとするのは難しい。そして人は変化することを諦めていくのだ。6話では『幽霊マンション』を舞台に現代の『育休問題』に迫り、現状を変えていく上で大切な視点が描かれた。夫婦に届いた怪文書様々な案件を経て石子(有村架純)とようやくパートナーらしくなってきた羽男(中村倫也)のもとにツイッターDMで依頼が届く。依頼人は、中小企業の共同経営者・高梨拓真(ウエンツ瑛士)。数ヶ月前に分譲賃貸マンションに越してきたが、衝撃の怪文書が匿名の手紙で届いたようだった。この506室は呪われている。不慮の事故以外の理由で死を遂げている場合には、不動産屋は契約者へ告知しなければならない。双子の息子を抱え育児ノイローゼ気味だった拓真の妻の文香(西原亜希)が最近、幻覚や幻聴を訴え始めており、早急な解決が必要だった。さっそく石子と羽男は、引っ越し費用の請求と契約解除の違約金無効化を不動産屋社長・六車(佐藤仁美)に交渉しに行くも、前の住人に告知したとして告知義務違反はないと主張。そして、「幽霊が出ると言って裁判を起こしてみては」とけん制され、二人は突っ返されてしまう。だがこの結果次第で、拓真が立ち上げた会社の顧問弁護士になり得るかもしれない羽男と、なにより収入が大切な石子。『決まったらデカい』案件をここで投げ出すわけにはいかなかった。二人は怪文書を送った犯人へ慰謝料請求のために動き出す。しかし手紙を出した人物について皆心当たりはなく、元住民が出て行った理由も不明だった。何も手がかりをつかめない二人は、まず拓真から生活事情を詳しく聞くことに。ここから今回の案件の大きなテーマに切り込んでいく。石子は法律に携わる身として、拓真が正当な権利である『育休制度』を利用していないことを不思議に思っていた。だが実は、社員が既に産休中で、拓真は自分も育休を取ることが現実的に厳しかったと話す。「法律としてはそうでも、綺麗事だけじゃ生きていけませんから」『声を上げること』を軸とした今作で描かれる、声を上げたくても上げられない人のリアルな声である。石子の胸に拓真の言葉が重くのしかかる。元々は子供は保育園に預け、妻も仕事に復帰する予定だったが、待機児童となり今は『保活中』なのだ。待機児童問題解消のため、多くの自治体において世帯状況指数『保活ポイント』で入園の可否を決める制度がある。親の労働環境や収入、兄弟姉妹や親族の有無、障がいや健康状態などを点数化し、各家庭における保育園の必要性の指標としている。保護者の間で、高い点数を得るために家庭の状況を無理矢理にでも調節する者も現れ、熾烈な競争が繰り広げられているのだ。高いポイントが、家庭環境の恵まれなさの証拠として評価されている。待機児童問題という不幸を解消するための『保活』が、いつの間にか不幸の背比べの指標に変わってきたように思えてくる。拓真もそんな問題と仕事で板挟み状態だった。心身共に限界が来ていた妻の文香も、料理中にボヤ騒ぎを起こし、入院する事態となる。加えて、芳香剤や柔軟剤の匂いで吐き気を催すなど、文香の体調は悪化していった。怪文書の犯人は…一方、手紙の調査を進めていた石子と羽男は、石子を手伝いにきた大庭(赤楚衛二)の協力のもと、住民の証言と、エントランスの防犯カメラの映像の犯人の様子から、同じマンションに住む女性・熊切(向里祐香)が怪文書の犯人だということを突き止める。熊切が手紙で高梨夫妻を退居させたかった理由、それは『保活』のためだった。熊切も待機児童を抱え、経済的に厳しい状況で保活を続けている中、自分よりポイントの高い高梨家が越してきたため、苦肉の策を打ったのだという。他人を蹴落としてまで掴み取った幸せが招いたのは、誰かの幸せを曇らせる結末だった。拓真はその苦しさを痛いほど理解していた。そんな中でも、妻を助けてくれた熊切を思い、慰謝料を断るのだった。残るは、不動産屋の過失を裏付ける証拠。羽男達は、住人が持ってきた元住人の映像をヒントに、その人物に接触することに成功し、ルームロンダリングの証言を掴む。そしてここから石羽コンビのいつものショータイム。告知義務違反に加え、詐欺罪、文香の幻覚や幻聴の症状の原因となった化学物質過敏症を引き起こしたリフォームのシックハウス規制違反。高梨夫妻の訴えを伝える羽男の圧力に負け、ついに六車は数々の違反を認め始める。石子の完璧なシナリオを、羽男が完璧に喋り倒し、これでもかと畳み掛ける。羽男の「これ以上の要求は致しません」という言葉に合わせ、石子の口が動く場面に相棒としての信頼関係を強くを感じた。その後、待機児童が少ないところに引っ越すことができた高梨家のもとを石子と羽男が訪れていた。拓真は育休は取ることができなかったが、小さな努力を積み重ね、文香の負担を減らせるように奮闘中だという。そしてそれを聞き安心した様子の石子は、「綺麗事だけでは生きていけない」という拓真の言葉がずっと胸を締め付けていたことを語り出す。2022年10月に『産後パパ育休制度』がスタートする。しかし法律という受け皿が用意されるとしても、利用したくても思い留まる人は多い。育休取得を諦めさせるためのハラスメントも存在するし、育休を取っても周りにしわ寄せがいく現状だ。綺麗事を言う暇はないほど、人間自分の生活でいっぱいいっぱいだ。しかし、こうした法整備が、誰もが育児と仕事を両立しやすい環境に近づく大きなステップとなるのは確かだ。石子はこう続ける。「考える方が増えるだけでも、社会が変わっていく気がしました」どんな時でも、不測の事態が起こる。育児休暇だけを差別化するのではなく、社員の不在に対応できる体制を会社としても、個人としても整えられるようになれば、残された人も安心できるだろう。高梨夫妻のように、イヤイヤ期を迎えた我が子に成長を感じ微笑む親が少しでも増えるように…。何よりスモールステップを積み重ねていくことが大事だということを教えてくれた。『石子と羽男』第6話で大庭の恋の行方が描かれるそして大庭の恋の行方も描かれた6話。石子に告白はしたものの、お付き合いは保留になっていると大庭から伝えられた羽男は、嘘をついて大庭と石子をわざと二人きりにするなど、厚かましく応援する。曖昧な気持ちを真剣な大庭に返しても良いのか、そして事務所との両立で悩む石子に対して、「心配いらないよ」と優しく伝える羽男。背中を押され、大庭への思いを確認する石子。誰でも変わることは怖い。積み上げてきた大切なものがあるからこそ、そう簡単には変われない。その中でも石子は自分なりに大庭告白を受ける。「一緒に過ごす中で、思いを積み重ねて、ゆくゆく100%になれれば、それはそれでいいのかなぁって」初めから完璧なものなど存在しない。人や世界は変わりゆくもの。明日を変えるのは、いつだって変わろうとしたその瞬間なのだ。説教臭くないまま、日々の大切な視点に導いてくれる作品だということを、より強く実感する6話だった。『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』/TBS系で毎週金曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年08月25日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが旦那さんに「育児と仕事どっちが大変?」と聞いたときのお話です。 よく話題になるあの質問! 夫に聞いてみると…? 「仕事と育児どっちが大変か?」 よく言われる、この質問。 両方を経験した夫はなんと答えるのかな?と思い、育休を終えるときに聞いてみました。 すると、「そもそもなんで比べるの?」との答えが。 確かに! と驚きながらも、比べる必要なんてないんだと気付かされました。 比べることで、「そっちのほうが大変じゃない」と言われた方は嫌な思いをするはず。 無意味な比較はやめて、人の大変さを理解できるようになりたいな……。そう気付かされた出来事でした。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年08月17日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はママとパパが育児期間の尊さを実感したときのお話です。 育休を終えて2カ月経った今感じることは… 夫婦ともに仕事に復帰し、娘は保育園に預けてフルタイムで働き始めました。 朝はバタバタと出かけて娘を預け、帰宅後もご飯、お風呂と慌ただしく過ごし、あっという間に就寝。 夫婦で協力してなんとかやれているものの、娘の成長は見逃していることも多く……。 いつの間にか、できるようになっていたことの多さに驚かされる毎日です。 丸1日3人で過ごし、娘の成長を見守れていた育休期間は、本当に貴重で大切なものだったんだなぁと実感しました。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年08月13日CONTENTS■パパの育休取得率ってどれくらい?■そもそも、パパの育児休業制度ってどんなもの?■パパが育休を取得するメリットは?■「産後パパ育休」の創設で育休が取りやすくなる!?■パパが育休に入る前に、家庭で確認すべきことは?■実際に育休を取得したパパたちのエピソードを紹介!教えてくれた人広中秀俊さん育Qドットコム株式会社代表取締役社長「育休で日本を元気にする」をミッションに、男性育休が当たり前になる世の中を目指して、自治体や企業向けに研修・コンサルを展開。2児の父親であり、厚生労働省から「イクメンの星」に認定される。育Qドットコムパパの育休取得率ってどれくらい?日本の育児休業制度は、実は世界的に見て、とてもすぐれているんです。有給で取得できる期間が長いことから、ユニセフの子育て支援策の報告書では、制度的には世界で1位とランクづけされているほど。ただ残念なことに、この制度を活用している人が少ないのが現状です。厚生労働省の調査によると、令和2年度にパパが育休を取得した割合は12.65%、2022年7月末に発表された最新の調査によると、令和3年度は13.97%でした。ここ数年で上昇傾向にあるものの、世界的に見るとまだまだ低い水準。東京都では、「育休=休む」というイメージを変えるために、「育休」という愛称が「育業」に変更されましたよね。これを機に、育休のネガティブなイメージが払拭され、パパが育児休業を取得しやすい雰囲気に、日本全体が変わっていくことを期待します。参考:厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査」「令和3年度雇用均等基本調査」よりそもそも、パパの育休制度ってどんなもの?パパもママと同じように育休が取得できますが、パパの場合はまわりに取得する人が少ないことから、制度を理解している人が少ないのが現状。「育児休業」とは、育児休業法に基づき法律で定められているものなので、雇用保険に加入する、1歳になるまでの子どもを育てる男女労働者であれば取得できるのです。しかし、「うちの会社ではそういった制度がないから取得できない」と勘違いしている人が多く、その勘違いが、取得しづらくしている原因のひとつであると考えられます。こうした中、2021年6月に改正育休法が成立。第一段階として2022年の4月からはじまったのが、企業においての、育児休業の周知・意向の確認義務です。これは、妊娠・出産を届け出た労働者に、事業主が育休取得の意向を個別に働きかけるというもの。これにより、育休を取得しやすい社内の雰囲気づくりが進み、制度への理解が進むのではないでしょうか。さらに2022年10月からは、「産後パパ育休」がスタート。こちらは、後ほど詳しく解説します。参考:労働省「育児・介護休業法」についてパパが育休を取得するメリットは?生後1年間は、子どもがぐんぐん成長していくプレミアムな期間。あっという間に過ぎ去ってしまう、この限定的な時間を子どもとじっくり過ごすことは、パパにとって貴重な経験になることでしょう。また、ママは出産後にホルモンバランスの影響で不安定になりがち。体力も本来の状態ではありませんから、適切なサポートが必要です。パパとママが一緒に子育てに向き合うことで、ママの気持ちの安定にもつながります。そのほかのメリットとしては、パパの育休取得が、子どもの発達に影響するとも言われていること。ノルウェーで行われた研究では、パパが育休を取得した場合、子どもが16歳になったときの偏差値が1ほど上がったという報告が※。わずかな育休取得でも、その後のパパのライフスタイルに影響を及ぼし、子育てに熱心になった可能性があるとのことです。参考:「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった 結婚、出産、子育ての真実/山口慎太郎著(光文社新書)※Cools S, Fiva JH, Kirkebøen LJ. Causal Effects of Paternity Leave on Children and Parents. Scand J Econ. 2015;117(3):801‐828. doi:10.1111/sjoe.12113「産後パパ育休」の創設で育休が取りやすくなる!?パパが育休を取得できない原因のひとつとして、育休中の代替要員が準備できず、長期の休暇が取りづらいことが挙げられます。2022年の10月からはじまる「産後パパ育休」は、パパがより育休を取りやすくするための施策で、子どもが1歳になるまで、育休を分割して取れるというもの。上図のように、出生時に1回、生後8週目までにさらに1回取得。さらにママと交代しながら取ったり、ママの復職のタイミングなどで取ったりと、家庭の事情に合わせて自由にカスタマイズできます。長期の育休取得が難しい人も、数週間を数回に分けて取るのであれば、育休取得のハードルも下がるのではないでしょうか。ただし、自由にカスタマイズできる分、複雑化してしまうという懸念も。ですから、制度を活用する側が、内容をきちんとインプットしておくことが必要です。参考:育児・介護休業法 改正ポイントのご案内(厚生労働省) 3 産後パパ育休(出生時育児休業)の創設4 育児休業の分割取得 パパが育休に入る前に、家庭で確認すべきことは?ママが働いているのであれば、お互いの育休期間をスケジューリングしておきましょう。育児休業給付金は、半年間であれば給与の67%が支払われますが、それ以降は50%になります。つまり、ママが半年、パパが半年取得するのが、いちばん給付金の恩恵が受けられるのです。また、給付金を申請してから振り込まれるまでは2ヵ月くらいはかかるのもの。それまでの生活費など、お金の相談をしておくことも必要です。ほかには、簡単な家事・育児の分担表を作成しておくとスムーズ。きっちりつくりすぎると負担になることもありますが、「それどっちがするの?」といった議論を避けるためにも、簡単な分担表はあった方が便利です。実際に育休を取得したパパたちのエピソードを紹介!#01.りょうすけさん職業:会社員・営業育休取得期間:4週間(第二子)パパ「所属する部署での男性育休が初のケースだったことや、職種が営業で自分でなければ対応できないことがあったため、会社からのサポートもあったものの、完全に仕事を切り離すことは難しかったです。ただ、基本的には休業中なので、子どもとたっぷり過ごせましたし、妻のサポートもできたので、制度を活用してよかったと感じています。新生児期の成長を見守る喜びを実感できたこと、お兄ちゃんの成長を肌で感じられたことは貴重な経験に。また育休中はスパイスカレーづくりにハマり、やってみたかったことに挑戦できたのもよかったです」ママ「普段は仕事で不在にしがちなので、毎日一緒に過ごせたことが何より嬉しかったです。帝王切開後で思うように動けなかったため、授乳以外の家事育児はすべて夫が担当! とても心強く、心身ともに休めました。夫婦の時間も増え、子どものことや将来のことなどコミュニケーションを以前より取るようになりました!」#02.海老原佑輔さん職業:会社員育休取得期間: 1週間(第一子)、10日間(第二子)、2週間(第三子)パパ「育休が取りやすい仕事環境なので、スムーズに取得できました。1人目のときはすべてが手探り状態。苦戦しながらも妻とふたりで協力し合ったのが、今ではいい思い出です。2人目のときは役割分担やルールはあえて決めなかったので、育児も家事も、気づいた方がする、という風に自然となっていきました。3人目は帝王切開で妻は体が辛そうでしたが、夜間の授乳は彼女でなければできせん。ですから、日中は妻を休ませることに専念。3人の育休を通して、夫として父親として成長できた気がしました!」ママ「3人とも、夫が進んで育休を取得。3人目の休業中は、パパが毎日いてくれたことで、上の子どもたちが大喜び! 1人目2人目とスキルアップしているので、育児も家事も安心して任せられました。帝王切開のときは痛みが強く、いちばん辛い時期に夫が家事も育児も担ってくれてことで、体調をスムーズに整えられました」#03.ツトムパパさん職業:会社員育休取得期間;7ヵ月(第一子)パパ「期間が長かったことから、まわりの反響は大きかったですね。管理職なので、社内の雰囲気を変えていくためにも、育休は率先して取得したいと思っていました。育児に関しては、第一子ということもあり毎日がサバイバル。とくに生後3ヵ月までは24時間体制でのお世話だったので、妻と協力し合いながらの育児なのに、寝不足の連続でした。ですが、初めて笑った、寝返りをした、掴まり立ちをしたなど、すごい速さで成長していくわが子の姿を夫婦が同時にシェアできたことはとても貴重な経験に!」ママ「子どもの成長に夫婦で手を叩いて喜び合い家族三人で抱き合って笑い合い、たくさんの喜びをわかち合えたことが印象に残っています。お互いが同じように育児に携わることで、夫にも私にも「ふたりで育てる」という意識が芽生えました。これは、将来の家族の在り方に大きな影響があるのではないでしょうか」パパの育休がもっとわかる!広中さんおすすめの動画5分でわかる改正育休法(育Qチャンネル)広中さんが運営するYouTubeチャンネルで、2021年6月に成立した改正育休法をわかりやすく解説。「育Qチャンネル」教えて!育休先輩!!同じく広中さんのYouTubeチャンネル内で、育休経験者のインタビュー動画を配信。具体的なエピソードを聞くことができる。WBS原田アナ3ヶ月取得後復帰(テレ東BIZ)WBSフィールドの原田アナが3ヵ月の育休から復帰。育休前〜育休中のリアルな声を紹介するとともに、広中さんが制度について解説。2022年4月から、企業において育児休業の周知や意向の確認が義務化。その一方で、職場の環境により制度を活用できないパパがまだまだ多いのが実状です。しかし、ここ数年でパパの育休取得率は少しずつ上昇し、パパ自身や社会の意識の変化も感じ取れます。家族全員にとってメリットの多い、パパの育児休業。あと数年後には、“パパの育休があたりまえ”という世の中になっていてほしいですね。
2022年08月11日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、助産師からお願いしたい、産後のパパの任務についてお話しています。育休を取る場合のコツ、何をすればいいのかなど詳しく解説!核家族化が進み、高齢出産も増えている中、祖父母世代も高齢となり出産後も里帰りなど親のサポートを受けるのが難しくなっているケースもあります。ママ1人に育児の負担が集中しないように、パパが一緒に育児をしていくことが必要です。妊娠中に準備していくことが大切ですが、産後の体調や状況に合わせて修正していく必要もあります。今回は、助産師からお願いしたいパパにしてほしいことについてお話しします。パパはこの記事を産後生活の参考に、またママはこの記事をパパと産後生活の相談をする際の参考にしてみてください。 育児休業を取得するパパの場合2020年、小泉大臣が産後3カ月の間に、2週間分の育児休業をとるということで話題になりました。「育休を取得したい」と希望しながらも、実際は様々な要因で取得するのは難しいこともあります。現在の男性育休取得率は6年連続で上昇しているものの6.16%にとどまっているというデータがあります。基本的には、育休は「子どもの1歳の誕生日の前日」までの期間に取得可能です。出産の予定日はあくまで予定であって、開始日が事前に確定できず、出産してから育休開始になります。しかし、1人目の出産の場合、入院中から育休を取る必要はなく、家での生活が始まる退院の日以降で育休を取るのがベストかと思います。里帰りしている場合は、自宅に戻るタイミングで育休を取るのもよいでしょう。 ママのサポートとしては、育児や体調の回復に集中できるように、パパは食事や洗濯などの家事を中心にするとよいかと思います。赤ちゃんのお世話は、沐浴やおむつ交換、ミルクや搾乳を哺乳瓶であげるのを代わったり、授乳後の寝かしつけや抱っこを代わったりするとママもラクになると思いますよ。食事を作るのが得意でないパパは、簡単に食べられるものを調達したり、食事の宅配サービスなどを活用するのもよいかと思います。 中には、ママが動いてくれるので普通の休みのようにゆっくり過ごしているパパがいます。元気なように見えても、産後は動き過ぎないようにママをサポートしてあげましょう。 妊娠中に決めて、産後に確認・修正しておく余裕がある妊娠中に育児や家事を細かい項目に分けて、どのように分担していくか話し合っておきましょう。 例えば、「食事」にしても・食材を買ってくる・食事を作る・配膳する・片付けるという項目に分けることができます。 産後の体調はその時にならないと分からず、初めての出産だとさらにイメージはつきにくいものです。退院前にもう1度見直して、その後も定期的に見直していくようにしましょう。体調の回復などに合わせて追加・修正していくようにしましょう。 そして、「わかってくれるだろう」「気付いてほしい」と女性は思いがちです。パパが何かしてあげたいけど何をしてあげたらいいかわからない場合は、「何をしてほしいか言ってほしい」と素直に伝えてみましょう。 また、この記事を読んでいるママさん。自分でもパパにしてほしいことをいつも伝えられるとは限らないと思います。ですので、事前に「何をしたらいいかわからないときは、『何をしてほしいか教えて』と言ってね」とパパに伝えておくとよいですね。 上の子がいる場合にパパにしてほしいこと赤ちゃんのお世話はママで、上の子のお世話はパパになりがちです。しかし、お兄ちゃん・お姉ちゃんも赤ちゃんがやってきて、ママをとられてしまったような寂しさもあり、ママに甘えたい気持ちでいっぱいです。授乳や抱っこが落ち着いたら、ママとお兄ちゃん・お姉ちゃんが一緒に過ごせるように、甘えられるように、赤ちゃんのお世話を代わってあげるようにしてみてくださいね。 産後のサポートは家事や育児を一緒にすることだけではありません。産後は、ホルモン変化から孤独を感じやすいといわれています。ママの話を聞いたり、体を労ったり、赤ちゃんの成長を一緒に見守ったり、毎日のママの頑張りを労うことも大切です。どうしてもパパは「手伝う」というサブ的な立場になりやすいのですが、一緒に育児をすることで主体的な立場で育児に取り組めるとよいですね。 <参考>厚生労働省ホームページ「平成30年度雇用均等基本調査(速報版)」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年08月09日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はこむぎさんが育休を終え、仕事に復帰したときの話です。 ママが仕事復帰すると、赤ちゃんに変化が…! 保育園の慣らし保育期間は夫に任せ、私は夫より1カ月早く仕事に復帰しました。 それまでと比べて、夫が娘といる時間が長くなった結果……。 何をしても「パパがいい!」とばかりに、パパにべったりな娘になりました。 私が抱っこしても泣いてパパを求め、何をしててもパパパパ……。 1歳の誕生祝いの席でもパパにべったりで、両親もびっくり。 よく言われる「ママじゃなきゃダメ」はママだからなのではなく、世の中のママ達が長い時間子供と接し、育児を頑張ってるからなのだと思いました。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年08月09日3児のパパ、かいさんち(@kaisanchi2015)の育児マンガをご紹介! 今回は、かいさんちの職場で男性の育休取得率の説明があったときのお話です。かいさんちは上司のある言葉に反応! 何か一瞬考えた後、驚くべきの行動に出て……!?育休取得率の説明を聞いていると、違和感を覚えて…… 「育児に協力する」という表現はなんか違和感を感じます。 親なのに、父親はいつまでも母親のセコンド気分ですか? "母親は育児をして当たり前、父親が育児をしたらすごい!" これって不公平ですよね? それが専業主婦でもです。仕事をしているしていない関係なくです。 ……と、まぁ偉そうなことを言っていますが、私もまだまだ未熟な父親です。 世のお父さんたち! 共に立ち上がりましょう! リングの外と内じゃ見えるものが違います! セコンドではなく、タッグパートナーとして!かいさんち(@kaisanchi2015)の育児マンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ 著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2022年08月08日東京都は2022年6月29日に育休取得応援サミットを開催し、「育休」の愛称を「育業」とすると発表しました。「育休」には「休む」という漢字があるのでイメージを変えるためとのこと。一般の方に募集をかけ8800件を超える応募から選考委員によって選ばれたのが「育業」でした。「育業」にはどんな期待が込められているのでしょうか。これからどのように変わっていくのでしょうか……? 育休応援サミットの内容を詳しくみていきます。 なぜ「育業」に? 愛称変更の狙いとは?小池都知事は、「育休」の愛称変更の狙いのひとつにマインドチェンジがあると説明しました。「『育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組む』とマインドをチェンジしたい。女性だけでなく男性にも、職場の業務と同じように育業してほしい」 これは「業」には「努力して成し遂げること」という意味があるからだそうです。育児はお休みではなく育「業」なので、育児のために仕事を休むという意味ではなく、育児という仕事に取り組む期間であるとマインドチェンジし、希望者みんなが育業できる社会を目指すとしています。具体的には、育児休業の取得率が低い男性について、東京都は2030年までに取得率90%を目指すと説明しました。 ちなみに、「育業」は多くの方から応募があった愛称とのこと。応募者の想いは、「出産したあとの子育ては業務を上回る尊い仕事。休業というネーミングで申請することにモヤモヤしていました」「私は2児の父ですが、私の勤める企業では男性の育休が浸透していません。男性が育休を取得しやすくなればと、微力ながら応募しました」などさまざま。またほかに今回候補に挙がった愛称には、「育児シフト」、「育児出向」、「育児留学」、「子育てワーク」、「はぐくミッション」、「はぐくみらい期間」などがあったそうです。 サミットに参加した著名人たちは…子どもとの接し方がわからないお父さんたち4人の子どもの父親でもある杉浦太陽さんは、父親の中には、子どもが大きくなったら子どもとどう接していいかわからない、家族の中の自分の立ち位置とは……と悩んでいる方がいると言いました。そして、父親が産後に育児休業を取ることが、そのような問題回避につながるのではないかと述べています。 「産後すぐに父親が育児休業をとることで、父親も育児の基礎を学べます。また家事も覚えますし、夫婦2人で料理や掃除を一緒にしていると、子どもたちのことを夫婦で会話する機会が日常生活の中で自然と出てきます。父親が家庭の事情を把握することはとても大切。また、子どもとのコミュニケーションがとれて、夫婦の絆も深まる……」 杉浦さんは、このように話し、これまでの育休中に、自分の立ち位置、役割も見つけていったと経験談を語りました。こういったことから、男性も育休をとった方がいいと強く感じているそうです。 そして愛称の変更についても深く賛同している様子。 「僕は、育休を取得したら『お休みでいいね』と言われたんです。『実際育児したことある? こんなに大変なんだよ』と思いました。だから『育業』はぴったりだと思います」 「男性こそ社会進出すべき」とは…!?サイボウズの青野社長は、3度育休を取得した体験を振り返り、仕事よりも大変だったと言いました。 「子育てが大変でびっくりしました。育休という言葉にだまされていたところがあり、普段ハードワークしてるんだから育児の方がラクだろうと思っていたんです。これが大きな勘違いで、育児は夜いきなり呼び出されますからね。どんなブラックな職場なんだってことですよね。しかも命がかかっているから疲れても次の日休むということができません。はるかに普段の仕事よりも大変でした。言葉が通じないのもつらいですよね。これはひとりでやることではない、夫婦で分担して、もっと言うと社会全体でやるべきことだと感じました」 さらに、育児をすることで、社会のことがわかったと言います。それは、保育園の自治体への申請、保育園への送迎、小学校へ行くこと、PTAをすること、病院に連れていくこと……。これらを通して社会ってこうなっているんだと学ぶことが多いと感じたのだとか。 「育休をとる前は会社の経験しかなかったから、子育ては社会勉強になりました。よく”女性の社会進出”なんていうけれど、男性こそ子育てを通して社会進出しないといけないと思います」と青野社長は言いました。 男性が育休をとることは妻と子ども2人の命を守ることワーク・ライフバランス小室社長は、産後の妻の死因の1位が自殺であることを取り上げ、防止には産後すぐに妻がひとりにならないことが大切で、男女ともに育休がとりやすくなるよう「誰が休んでも仕事が回る職場にすることが重要」と訴えました。 女性は妊娠と出産でホルモンバランスが崩れ、とくに産後2週間から1カ月の間は産後うつの発症率が高くなるそうです。「赤ちゃんがかわいいと思えない」「自分はダメな母親だと思ってしまう」など、症状はさまざま。そして幼児虐待は、核家族が増えて妻がひとりで育児をするようになってから件数が伸びてしまっていると説明しました。 そこで、「実は男性が育児休業を取ることは、妻と子ども2人の命を救うことにつながるということ」だと小室社長。産後うつを回避するには、妻がまとまった7時間の睡眠時間をとること、朝日を浴びて散歩してセロトニンを増やすことなどが大切なのだそうです。これらはひとりで育児をしていたら難しいので、ぜひ男性に育休をとってもらって一緒に育児をしてほしいと言いました。 「この愛称変更を機に、誰が休んでも回る職場を作っていただきたい」と小室社長はさまざまな企業に対しても呼びかけています。 「すいません、育休とります」はもう終わりに「『すみません、結婚することになりました』『すいません、出産することになりました』『すいません、育休をとることになりました』と、結婚・出産・育児休業に『ごめんなさい』がつくうちは少子化が止まらないと思っている」と小池都知事は言いました。また、次のようにも、新しい愛称に込めた思いについて語っています。 「『育業してきます』『育業中です』と胸を張って言える社会にしたいと思っています。なぜなら子育ては未来を担う子どもたちを育てる大切で尊い仕事だから。業務と同じように、周囲や職場の協力、チームワークが育児には必要です。これからは東京が率先して『育業が常識』という日本を作りたい。新しい名称とともに男女問わず誰もが育児にしっかり取り組む社会作りを進めていきたい」 子育てがしやすくなる社会を目指し、さまざまな取り組みをしている東京都。そのひとつが今回の「育休」から「育業」への愛称変更ということでした。「育業」という愛称には、社会全体が育児の理解を深めて、誰もが育業を取得できるようになればという願いが込められているのですね。みんなで子育てを支える社会になったらとても素敵ですよね。一方、愛称の変更に、「言葉だけ変えても……」という声もあったようです。言葉だけにならないように、私たち全員が他人ごとでなく自分ごととして捉えることが大切なのかもしれません。ベビーカレンダーもみんなが「育業」をとりやすい社会になるよう、応援していきたいと思います。
2022年07月31日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、かわいい娘さんの写真が撮れたときのエピソードになります。娘さんのかわいい写真や動画がたくさん撮れて、大満足のこむぎさん。早速、実家や義実家、友人に送ろうとするのですが……!? かわいい写真が撮れたのに、誰にも共有できなくて… 娘が生まれてから、「写真見せて!送って!」と言ってもらえる機会が増えました。 普段からシャッターチャンスは逃さないよう、娘のかわいい姿はたくさん写真に収めています。 しかし、いつもとっさに撮るため、娘とともに映っているのは、ぐちゃぐちゃになった部屋、すっぴん部屋着の私など、とても人様には見せられない姿ばかり……。 そのため毎回、「子どもはかわいく撮れたけど、やっぱり送るのやめよう……」となってしまうのでした。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年07月14日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はこむぎさんが仕事復帰したときのお話です。復職してから2カ月ほど経ったある日のこと。保育園からまたお迎えの電話がかかってきて……!? 保育園からお迎えの電話が! 再び職場にかかってきて… 保育園では、37.5度を超えるとお迎えの連絡がきます。 ですが、熱はあるものの、娘はとても元気! 保育園に行けないため、自宅で育児することになりましたが……。 「丸一日育児するって、こんなに大変だったっけ?」と、驚きました。 まだ仕事に復帰してひと月程度でしたが、一日中育児をおこなう大変さをすっかり忘れていました。 加えて、娘も成長してますます行動的になっており、保育士さんたちに、改めて感謝した一日でした。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年07月11日産前産後のママ・パパと赤ちゃんをサポートする産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガは、2022年7月16日(土)14時、茨城YMCAみどりのセンター本館にて、フィンランド大使館後援の「フィンランド式産後おはなし会」を開催します(アイラブつくばまちづくり支援事業)。本イベントはオンラインでも参加可能です。世界一幸せな国フィンランドに学ぶ「対話」とは?■世界一幸せな国フィンランドに学ぶ「対話」とは?フィンランドといえば…世界一幸せな国の一つとして上位にランキングされています。また教育立国としても知られ、子育て支援が手厚い国でもあります。さらに、男女平等ランキングも上位。ウクライナ関連ニュースで目にするフィンランドのマリン首相は34歳で女性首相にもなっています。世界一幸せな国フィンランドを根幹から支えているのが、フィンランド式の「対話」にあるということをご存じでしょうか?このイベントは、子育て中のママ・パパの悩みや不安をフィンランド式ダイアログを通し、解消していきます。一人も孤育ての辛い思いをさせない社会づくり、つながることで、自分らしい子育てライフを楽しむことを、ともに応援する場所です。フィンランド式の「対話」手法を用いて、自分らしい子育てができる、安心して話せる場を作る、世界でも例のない新しい取り組みです。フィンランド大使館後援で、本格的なフィンランド式「対話」を気軽に体験できます。■産後の孤独とすれ違う夫婦主催の産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガの多田 佑実は、2018年から産前産後の支援活動をしています。その中で、産後女性が抱える「孤独」、そして夫婦間の産後の意識の「ギャップ」をどう解決すればいいか頭を悩ませていました。夫婦がお互いを大切にする想いはあるのに、産後に「対話」「コミュニケーション」が不足し、想いがすれ違い、やがて修正できないひずみに変わることも…。産後うつや産後クライシス、そして離婚、子供への虐待という形で影響がでてしまう。いまや社会問題とも言えるでしょう。ではこの状況を、どうやって解決していけばいいのでしょうか?■幸せな国フィンランドを形作る「対話の力」悩む多田が、フィンランド式ダイアログに出会ったのは、同じつくば市内で活動するりすにんぐファームの代表戸田さんのもとでした。『否定しない』『ジャッジをしない』『ありのままに受け止める』そんな場に「これだ!」と思いました。産後の女性は、毎日赤ちゃんのお世話に明け暮れて、家から一歩も出ないうちに一日が終わってしまうことも珍しくないと言います。そんな女性たちは、赤ちゃんと一緒にいながらも、社会と隔絶されたような気持になり、孤独感を抱えています。また、「いい母親でいなければ」「周りはみんなできているから、自分もできて当然」という社会からの見えないプレッシャーを感じて、大変な育児を一人で抱え込み、想いを吐き出せないでいることもあります。そんな産後のママ・パパは、不安や課題に戸惑いながらも、悩みを相談したり、モヤモヤを吐き出す場が少ないのが現状です。そこで、フィンランド式の対話手法「リフレクティング」を使うことで、より深く自分を理解しながら、気楽におしゃべりすることができると、多田は確信しました。■参加者の声そんな「フィンランド式産後おはなし会」は、2021年から開催、参加者からはうれしい声が届いています。「先輩ママさんの具体的なお話を伺ってより産後のイメージがつきました。親身になって聞いてくださって安心感がありました。」(つくば市・妊娠中女性)「言葉に出すことで自分の頭の整理ができ相手の話を聞いて気づきを得たり、刺激になりました。空間もとても落ち着いていて、最初は緊張したけれど、三回目の参加ではもうなく、安心して話すことができました」(つくば市・3か月の赤ちゃん3児ママ)「自分の思いを共感して受け止めていただいたことで、わたし頑張ってるな~!と自分を振り返ることが出来ました。」(つくば市・1か月赤ちゃん2児ママ)またご夫婦で参加された男性からは「妻以外の方の話を客観的に聞くことで、夫婦のギャップが自分の経験や知識不足から来ていると気づきました。夫婦で話すときは、何か問題が起こった時。ついカッとなってしまうことも。でも、お互い冷静なときに、第三者が適切に入って対話を進めてくれるので、安心して話ができました。」(つくば市・11か月赤ちゃん1児のパパ)夫婦は当事者同士。お互いへの想いがある分だけ、ぶつかることも多くなってしまいがち。加えて、産後は忙しく、夫婦で改めて話し合いの場を持つことが難しい場合が多いよう。「だからこそ、【フィンランド式産後おはなし会】には、すばらしい価値があるのです。参加したみんながほっとして、幸せに、子育てを頑張る仲間になれる。そんな素敵な場所なんですよ」と多田は笑顔で語ります。<事後アンケートより>・産後の不安・孤独感の解消につながったか? 100%はい・未来に希望がもてる、よくなると感じたか? 100%はい・パートナーシップがよくなると感じたか? 90%はい 10%変わらない気楽におしゃべり!■目指す世界は「ハッピーな産後」「チーム育児」~困る前につながるフィンランド式子育て支援「ネウボラ」をめざして~産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガは、困る前につながるフィンランド式子育て支援システム「ネウボラ」を日本に根差すことを目指し、社会の仕組みを変えようとしています。妊娠・出産・育児がその後の人生のハードルになるのではなく、自分らしい人生を歩むきっかけに。男女ともに、地域で、職場で、社会全体で子育てを支える「チーム育児」の仕組み作りを担えるように。コロナ禍でも一人も孤育て(孤独な子育て)の辛い想いをさせない社会づくり、自分らしい子育てを応援する場を作る活動をしています。今後はイベント参加をきっかけに参加者同士がつながるコミュニティ作り。そして必要な情報提供を行い、子育て支援・専門機関と連携して、「切れ目なく」繋げていく「つくばネウボラ」として、法人化を進めています。今後は日本全国へネウボラコミュニティを広げることを視野に入れています。「だれもが赤ちゃんを得て、幸せを感じられるように」幸せな産後を送れる日本に変わっていく体験をここで得ることができるはず。新しい日本の子育ての在り方、夫婦の在り方を見つめ直すことができそうですね。■開催概要イベント名: 世界一幸せな国・フィンランド式産後おはなし会開催日時 : 7月16日(土) 14:00~16:00 および 毎月第3土曜日会場 : 茨城YMCAみどりのセンター本館(〒305-0861 つくば市谷田部1562)もしくは オンラインZoomアクセス : つくばエクスプレス線 みどりの駅 車5分 徒歩20分参加費 : 無料(アイラブつくばまちづくり支援事業のため)参加条件 : 産前の方・0才~就学前の子育て中の方・ご夫婦のギャップを感じる方定員 : 対面8人・オンライン4人 (ご夫婦・単身・お子様連れ歓迎)*お子様がいてもご夫婦で交代でお世話しながら参加できます。*対面の場合、お子様見守りサポートがあります。主催 : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ後援 : フィンランド大使館、茨城県教育委員会協力 : りすにんぐファーム、茨城YMCA助成金 : アイラブつくばまちづくり支援事業詳細 : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガHP 申し込み : ※7月16日(土)のみ14:00~16:00となりますが、次回以降13:30~15:30となります。<内容>7月16日(土) 14時~16時 対面・オンラインZoom以降2023年3月まで 毎月第3土曜日●プログラムStep1:事前学習(当日の流れとリフレクティング説明動画配信)Step2:テーマ設定Step3:当日参加(グループワークにて進行)*お申込みいただいた方に、事前学習の動画をお送りします。事前にご視聴いただくことで、当日の参加がスムーズになり、お子さまのお世話をしながら参加しやすくなります。*対面の場合は、お子さま見守りサポートがあります。■フィンランド式の対話手法(リフレクティング)3人1グループで、1人が3分間課題を話し、残りのメンバーは画面オフで聴きます。その後、聴き手2人がその課題について話し合い、当事者は客観的にその課題について考える時間となり、課題を受け入れるスペースが生まれやすくなる対話の仕組みです。より深く「話す」「聴く」体験をすることができます。■産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ 概要代表者 : 代表 多田 佑実所在地 : 〒300-0815 茨城県土浦市中高津2丁目7番24号設立 : 2018年1月事業内容: パパママネウボラ事業URL : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ代表 多田 佑実 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月08日■前回のあらすじ保活を始め、保育園入所希望の申し込みが終わったが…こんにちは、宝あり子です。保育園への入所希望の申し込みが終わりましたが、0歳児クラスの途中入園に空きが出ないまま時は過ぎていきました。保育園に入れないと復職できない。でも子どもともう少し一緒にいたい。複雑な心境でした。■4月度入所希望の結果が届いたが…そしてついに4月度入所希望の結果が届きました。申し込んだ保育園、すべて入所することができず、待機児童となりました。わたしが長女を出産した当時(2015年)は1歳で保育園に入所できない場合、1歳6ヵ月まで育休を延長することができました。こうして、わたしは育休を1歳6ヵ月まで延長することにしました。■復帰のタイミングついて育休延長の手続きで会社へ行き、手続きが終了。久しぶりに同じ部署だった上司と後輩と話すことができました。現在の部署の状況や人の異動など、さまざまな話をしました。すると後輩が…。私の先輩は復職した数ヵ月に再び産休をとった際、周りから「また産休に入るなら復職しないで育休延長すればよかったのに」と、心ないことを言われていました。この発言はとてもショックで、わたしの中でずっと引っかかっていました。わたしも育休延長後に復職できたとして、またすぐ第2子の産休に入る可能性もある…。もしそれで引継ぎなどで周囲に迷惑をかけてしまうのなら、2人目の産後に復職する方が迷惑を少しでも減らせるのだろうか?それはわたしも保育園へ入所ができず、育休を延長することになったときに少し考えました。 ■本来ならどのタイミングでも産休育休を取ることができるはずだが…産休、育休は働く者の権利です。本来ならば、どのタイミングであろうと取得することができます。しかし、仕事、職場の人間関係などにより、産休育休のタイミングを考えざるをえない状況の人もいます。今年(2022年)10月から育児休業制度は改正の予定です。育休を分割して取得することができ、夫婦で育休を途中交代することもできます。しかし、改正しても取得できなければ意味がありません。やはり職場によってはまだ「育休が取得しづらい雰囲気がある」という話も耳にします。幅広い世代で意識改革が進み、男性も女性も育休を取得するのが今以上に当たり前である世の中になることを願っています。
2022年06月28日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが娘さんを寝かしたときのエピソードになります。 スヤスヤと眠る娘。かわいすぎて、思わず…!? 赤ちゃんの寝かしつけは本当に大変。 寝たと思ったら、降ろした瞬間起きてしまい、また抱っこしてユラユラ……その繰り返し。 そのため、降ろすときはいつも、ゆっくり、そーっとを心がけていましたが……。 至近距離であまりにもかわいい寝顔を見ているうちに、むっちりとしたほっぺたにキスしたい衝動に駆られ…… 「ここまで頑張ったんだからダメだ!そんなことをしたら起こしてしまう!!」そう頭ではわかっているのに、毎回我慢できなくなって、思わずほっぺにちゅー。 そんなことの繰り返しで、何度も起こしてしまっていました。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年06月07日男性育休推進支援サービスを提供しているセントワークス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大西 徳雪)は、男性育休を取得しやすい雇用環境整備などを進めるeラーニング研修『ワーク・ライフバランスeまなび』のサービスを開始いたします。(2022年6月1日より申し込み開始)『ワーク・ライフバランスeまなび』URL: 【男性育休eラーニング研修サービスを提供する背景(1)】昨年、企業人事担当者へアンケート調査を行ったところ、下記の結果となりました。■法改正対応の課題1位は「男性育休を取得しやすい雰囲気づくり」■「男性育休を取得しやすい雰囲気づくり」への対策は・管理職への研修…5割以上・一般従業員への研修…4割以上・取得対象者への研修…3割弱対象者別に研修を実施したい意向が見えてきました。(図1)図1■「男性育休を推進する目的」について「男女問わず仕事も家庭も両立できる職場作り」と「人材定着」が同率1位となり企業は男性育休推進を法改正対応だけでなく人材戦略として考えており、重要テーマであることがわかりました。■「育児・介護休業法の改正に向けた、企業の課題と取り組みに関するアンケート調査」実施 :2021年7月対象者 :企業の人事担当者回答数 :534回答者属性:男性 394(73.8%) 女性 140(26.2%)企業規模 :従業員 50~300名未満 171(32.0%)300~1,000名未満 114(21.3%)1,000名以上 249(46.6%)*少数第二位以下を四捨五入により合計は99.9%となっています*ここでは男性の育児休業を男性育休としていますアンケート調査結果の詳細はこちら: 【男性育休eラーニング研修サービスを提供する背景(2)】セントワークスでは、2022年4月の育児・介護休業法の改正に向け、昨年6月より毎月「男性育休 法改正対応セミナー」(対象:人事担当者)を開催し、情報提供及び人事担当者と意見交換をしてきました。参加者アンケート(回答数134)を実施したところ、“男性育休推進の課題”は1位「管理職の意識・理解」(73.1%)2位「男性育休取得者が出た時の業務のやりくり」(56.7%)3位「男性育休推進の周知方法」(53%)管理職に対して男性育休の理解促進と、取得者が出た時のやりくりについて苦慮していることが見えてきました。また、意見交換タイムでは「取得率は高いが取得期間が短く、形式的なものになっているので本質理解を進めたい」という声も多数ありました。2017年から自治体の働き方改革アドバイザーとして企業の男性育休に関する相談を受けてきた経験と、自身も男性育休を2回取得した講師が、セミナーにて育休体験談や職場の取得事例を交えて男性育休についてご案内したところ「男性育休の必要性が腑に落ちた」「同じ内容を研修で伝えてほしい」「知らないことが問題であり、知る機会をつくっていきたい」と研修のご依頼、動画制作のご依頼を頂くようになりました。また、eラーニング研修サービスがあると嬉しい、との声から本サービスを提供することにしました。【男性育休を取得しやすい雇用環境整備に向けて】男性育休を取得しやすい雇用環境の整備には、下記の各対象者別にアプローチが有効と考えます。・管理職の理解…職場の雰囲気に大きな影響がある管理職の理解は非常に重要です。・取得対象者の理解…取るだけ育休にならない有意義な育休にすることが大切です。・周囲の理解…本人が取りたい、上司が取らせてあげたいと考えても、周囲へ業務負荷がかかる可能性もあり、周囲の理解を得ることも大切です。各対象者へ男性育休の理解を進めると共に、育休取得者が出た時の業務引継ぎも含めて、研修プログラムを組んでいます。【eラーニング研修なら、必要なすべての人に、少ない労力、低コストで研修を受講して頂くことができます】男性育休を取得しやすい職場作りに向け、管理職、取得対象者、周囲(一般従業員)の全てに研修を多数実施するのは、人事担当者の労力とコストの負担が大きくなります。そこで、少ない労力、低コストで、必要なすべての従業員が受講できるeラーニング研修サービス『ワーク・ライフバランスeまなび』を提供していきます。【ワーク・ライフバランスeまなびは、こんな企業・組織にお勧めです】・法改正対応として研修を実施したい・男性育休を取得しやすい職場作りを進めたい・男性育休取得率を上げたい・男性育休取得期間を伸ばしたい・コストパフォーマンスよく男性育休研修を実施したいこれから男性育休推進を進める職場も、既に推進してきた職場のどちらにもご活用頂けます。【ワーク・ライフバランスeまなび 講師紹介】一之瀬 幸生 2児の父 育休2回取得(2015年、2020年)育休体験談は厚生労働省イクメンプロジェクト ハンドブック「父親の仕事と育児両立読本」(令和3年度版)でも紹介されました。株式会社ワーク・ライフバランス認定上級コンサルタントNPO法人ファザーリング・ジャパン 講師講師:一之瀬 幸生【『ワーク・ライフバランスeまなび』の特徴】■特徴(1) 対象者別に4コースをご用意管理職向け、一般従業員向け、取得対象者(プレパパ)向け、両親講座の4コースをご用意。企業・組織は、対象者毎に重要なポイントを伝えることが出来、受講者はそれぞれに必要な情報を、最適なタイミングで得ることが出来ます。~『ワーク・ライフバランスeまなび』で実現できること~●管理職へ法改正対応の理解、ハラスメント防止、男性育休の理解、取得者が出た時のマネジメントなど手厚い研修が可能。●一般従業員へ男性育休の基本的な理解を進めることで管理職と取得対象者が孤立せず、職場全体の意識向上を実現。●取得対象者(プレパパ)へ、男性育休の理解を進めることで取るだけ育休を防止。男性育休が有意義なものとして職場に広がっていきます。●両親講座の準備により従業員の家族のエンゲージメントアップに繋がる。~ここが嬉しい対象者別研修プログラム~「管理職向け講座」・男性育休について本質的な理解が進む・男性育休取得対象者が出たときのチームマネジメントのヒントを得られる・介護と仕事の両立など、今後はお互い様の職場作りの必要性も含まれている「一般従業員向け講座」・なぜ男性育休?について、その背景から理解できる・男性育休について理解が深まり、お互い様の気持ちで応援できるようになる・男性育休をきっかけに時間自律性向上、属人化の廃止など働き方改革が進む「取得対象者向け(プレパパ)講座」・産後の生活の実態を知り、男性育休の必要性と有意義な過ごし方がわかる・男性育休取得に向けて準備の進め方がわかる(育休は権利として取得出来るが周囲への感謝も重要)・家族が笑顔で過ごすための育児、家事の関わり方がわかる「両親講座」・夫婦で受講することができ、育休について夫婦が同じ認識を持つことができる・家族が笑顔で育休中の過ごし方を一緒に具体的に考えることができる・育休終了後の育児と仕事の両立についても考えることができる□各講座は90~120分です。講座は10~20分のチャプターで構成されていますのでまとまった時間が取れない方も、業務の隙間時間に受講することができます。■特徴(2) 男性育休の本質的な理解促進男性育休の理解が進まない背景には、産後の女性の身心の変化、産後生活の実態など「4つの知らない」があると考えます。男性育休を2回取得した講師が、体験談とデータを交えながらお伝えすることで、育児に関わってこなかった管理職やベテラン社員の理解も深まります。ある企業様では男性育休研修を実施した結果、男性育休の必要性を理解していない管理職がゼロに(46%→0%)。また男性育休を部下に勧めたい管理職が20%→73%に増加しました。(ワーク・ライフバランスeまなびの中でも同様の研修内容を受講頂けます)(図3、図4)図3図4■特徴(3) お求めやすい料金設定ワーク・ライフバランスeまなびは、ユーザーID数に応じて以下のプランからお選び頂けます。ユーザーIDの登録内容(受講者)は、毎月1回変更できます。受講対象者が多い場合も、毎月対象者を変更していくことで多くの従業員が受講可能です。例えば管理職が一通り受講終了した後、育休取得対象者や希望する一般従業員が通年でご受講頂くことが出来ます。(図5)図5本サービスは年間契約となります。200以上のユーザーID数もお申し込み可能です。(1ユーザーID…550円、50ID単位で受け付けます)男性育休を取得しやすい雇用環境の整備として男性育休研修をお考えの企業様はお問合せください。【会社概要】商号 : セントワークス株式会社(英文名 SAINT-WORKS CORPORATION)代表者 : 代表取締役社長 大西 徳雪所在地 : <本社>〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-9-1 RBM東八重洲ビル7F設立 : 2006年11月1日事業内容: ・介護経営サポートシステム「SuisuiRemon」の販売・介護記録システム「コネクトケア」の販売・訪問看護アセスメントシステム「看護のアイちゃん」の販売・一般労働者派遣事業、有料職業紹介事業・企業向けワーク・ライフバランスコンサルティングサービス・企業向け介護と仕事の両立支援サービス・業務支援サービスURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月06日育休が終わって職場復帰…期待や不安でドキドキしている人が多いのではないでしょうか。今回の主人公、和久井若菜(仮名)さんのエピソードは職場復帰後にパワハラ上司と同僚に厳しくあたられてしまう体験談です。読者からは主人公に共感する声が多数でしたが、上司や同僚に共感する声もありました。■「突然休むならいない方がマシ」育休明けたら会社が地獄だった…若菜が勤めていたのはアットホームな居心地のいい職場。育休後の復職の不安はありませんでした。新しい上司はワーママをあまりよく思っていない様子。先行きに不安を感じつつも、時短勤務の限られた時間の中で久しぶりの仕事を必死にこなす、慌ただしい毎日を過ごしていました。そんな中、保育園からの呼び出しが来てしまいました…!迷惑そうな吉井の声に、私だってもっと仕事がしたい…と焦る若菜。しかし、さらに追い打ちがかかります。休みの間、大事な会議をオンラインにしてもらい看病しながら参加するものの、子どもがぐずり離席している間に会議は終了。昔からいる同僚は「無理しないで」と気遣ってくれましたが若菜の焦りはますますつのります。やっと休みが終わり出社すると…厳しい吉木の言葉に、なんとか仕事で挽回するしかない!と、残った仕事を家に持ち帰り毎日夜中まで働きました。みんなに迷惑かけた分を取り戻したい。時短であっても一人前に仕事したい。そんな思いから、自分を追い詰めてしまう若菜。■「やめれば?」同僚の言葉に心も体もボロボロに…昼間は会社、夜は自宅で仕事をする日々が続いていました。なんとか以前のような仕事量をこなせても、家事と育児ものしかかり、疲れは溜まります。そんな時、無理がたたって体調を崩してしまいまった若菜。それでも仕事を休まず仕事に行きますが…吉木のきつい一言に、心がボロボロになってしまいます。このまま頑張り続けるべきなのか、仕事をあきらめるべきなのか。未来が見えなくなってしまいました。自分は会社のみんなにとって迷惑な存在なのだと結論付けた若菜は会社をやめることを決意しました。しかし…上司の発言から、自分の問題だけではないと悟った若菜の心に、この会社の一人目のママとして、会社を変えてやる! と、闘志が再燃します。退職願を撤回した若菜は、そして会社は…どのように変わっていくのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に5月1日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■読者の関心が高いワーママ問題! 主人公に共感…だけではない様々なコメントが今回のワーママの働き方に関するストーリーには、想像以上にたくさんのコメントが寄せられました。その内容は実に賛否両論。主人公の若菜に共感する人はもちろん、同僚の吉木の気持ちもわかる、という意見も。この問題が、広く読者の関心を集めていることがわかりました。まずは、主人公の頑張りに励まされたという共感のコメントをご紹介します。・嫌みな人に負けずに、気持ちを強く貫いたこと、結果を出したことを尊敬するばかりです。私も頑張ろうと刺激をもらいました。・一度はやめようとしたのに、これから育休復帰する人のために、辞めずに結果を出したのがすごいです。 私だったらそのまま辞めてしまうかも。まだまだ子育てしながらの仕事は弊害が多いなと感じますが、私もこれからの人のために頑張ろうと思いました。・本当にすごくわかります。でも、私も独身の頃、子供の体調不良で休んでばかりいる先輩をみていて、正直あまりいい気分しませんでした。しかし、いざ子をもつとびっくりするくらい熱がでたり、体調不良になることを知り、独身時代に先輩に対して嫌な感情を持っていた自分を思い出したくもないし、あの頃の自分に喝!を入れてやりたいと思います。・まだまだ日本の女性にはキャリア形成が厳しいと思える環境だと思います。 こんな上司本当にたくさんいるし、残業して仕事を片付けることを当たり前と思ってる無期限時間の男性社員には到底理解いただけないと思う。・この部長も同僚もワーママに嫌がらせをすることで、自分たちの将来に呪いをかけていることが分かっていないのでしょうね。人生何が起こるかわかりません。育児だけでなく、親や配偶者の介護、自分自身の怪我病気だってあります。そういう時、柔軟な働き方が出来なかったら、どうするつもりなのでしょうか。一方、仕事のフォローをしないといけない同僚側への共感のコメントも非常に多かったです。・和久井さん、頑張っているかもしれないけど、上司や吉木さんに迷惑をかけていたのも事実。ママだからって仕事を押し付けて帰ったり急に休んだり、フォローって本当に大変なんです。2人のあからさまな態度は、よくないと思うけど、ワーママが勝ちとった!みたいな終わりに、私はモヤっとします。・フォローした側がボーナス貰えるとかが無く、しわ寄せだけ行くから、吉木さんのような不満が出るのは当然だと思う。 ・独身の人はいつもしわ寄せばかりでかわいそう。迷惑なのは事実。給料に差をつけてもらわないと割にあわないだろうなと。変わるべきなのは、しわ寄せが母親側の会社に偏ってしまう仕組み自体という指摘も。・シングルマザーの話ならわかるけど、夫はどこで何をしているのだろう。 共働きなのに、女性側の会社だけが不利益を被って夫側がノーダメージなら、会社は男を雇った方がいいとなるよね。・そもそもなんで男性は育休も時短も取らないでのんびり仕事してるんだろうと、逆に思います。男性も義務付けたら大変さもわかるし、ワークシェアにもなってよいと思うのですが…。・最近はママを擁護する風潮が大半で確かにそれは間違いではないし、この上司の態度は許されない。でも両側の立場から見ると真に必要なのはどちらが善か悪かということよりも日本がもっとシッターとかナニーとか、ママが働きやすい方向に変化していくことなんだろうなと思う。・正直、急な欠勤や早退で周りの人がその仕事をフォローしなければならないのであれば、迷惑なのは本当だと思います。ただし、それは会社側がフォローしている人に手当を出すかその部署の人員を手厚くするなどして解決すべき問題であって、社員側が気に病むことではないとも思います。「子育て中の女性社員 vs 子どもがいない社員」という対立を煽りたい話ではないこと。男性も含め、育児、介護、病気療養などそれぞれの状況に応じて柔軟に働きやすい仕組みが必要であること。…頭ではわかっていても、実際の現場ではそう綺麗に割り切れず、不公平感が出てくるのも当然ですよね。だからこそ、誰もが“その人”にとってのベストな成果を出せる仕組みや、不公平感が出にくい評価制度の整備などを少しずつでも進めるために今回の若菜さんのような先陣を切って踏ん張る人が希望になるんだと思います。▼漫画「育休明けたら地獄だった」
2022年05月31日息子が1歳5カ月になり、育児にようやく少し余裕が出てきたころに2人目の子どもを出産しました。産後はホルモンバランスの変化で精神的に不安定になっていたのですが、そんなときに私がパパに理解してもらいたいと思ったことをお伝えします。 産後のガルガル期産後すぐに新生児育児が始まり、睡眠不足の毎日で少しのことでイライラしていました。そのとき母から、「産後は“ガルガル期”という、赤ちゃんを守る本能からイライラしてしまう時期があるんだよ。それは仕方のないことだよ」と励ましてもらいました。しかし、パパは「ママはなんでいつもイライラしてるのだろう?」と思っていたようで、何度も衝突しました。産後の女性の心と体の変化をパパが事前に知ってくれていたら、このガルガル期に少しでも笑顔が増えたのではないかと思います。 上の子じゃなく下の子を!頻回授乳もあり、私は赤ちゃんにつきっきりになりました。しかし上の子もまだ1歳。授乳をしているとき上の子は口をギュッと結んで我慢しており、夜になるとその寝顔に「ごめんね」と謝り涙を流す毎日でした。パパは上の子とよく遊んでくれましたが、でもそうすることで上の子とママの間に溝ができていく気がしていました。赤ちゃんが泣いたとき、パパが上の子ではなく赤ちゃんのお世話を少し手伝ってくれたら、その間にママは安心して上の子と接することができるのにな……と思いました。 家事に完璧を求めないで!1歳と0歳の子どもがいる日々は、かわいい反面本当に大変です。子どもをみるので精一杯で、家の掃除が行き届かなかったり、ごはんも冷凍食品やレトルトを多用したりしていました。「家事ができていなくてごめんね」とパパに伝えると、「今はできなくて当たり前。毎日掃除しなくてもいいし、ごはんもコンビニや出前でもいいよ。それより子どもたちと笑顔で遊んでくれていれば俺はうれしいから」と言われ、この言葉に本当に救われました。 夫も仕事をしているので、もちろん家事や育児を全部担うわけにはいきません。でも、理解をしてくれるということが私の心にゆとりを持たせてくれたのです。 年子の育児で余裕がなくなっていた私も、パパの理解ある言葉で笑顔を取り戻し、今しかない赤ちゃん期間を大切に過ごさなきゃもったいないと気付くことができました。何よりもかわいい子どもたちのために、これからも笑顔と思いやりを絶やさないようにしたいと思います。 イラストレーター/みいの 著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年05月26日子供が生まれる時に取得できる、育児休暇。厚生労働省によると、男性の育児休暇取得率は、年々伸びつつあるものの、2020年時点では1割程度にとどまっています。ネットでは、育児休暇を取得した男性から「育児休暇中も、仕事の連絡がきた」「会社の人員が足りず、結局仕事をしていた」などの声も。男性が育児休暇を取得するには、まだまだ周囲の理解や環境整備が必要なようです。育休を取得した男性、上司の対応が「すごかった」2019年に、男の子を出産した母親である、かなか(@KanakaTsubaki)さんのエピソードをご紹介します。かなかさんの夫は、育児休暇を取得。取得した際、上司の対応がすごかったのだそうです。上司に、別室に呼び出され…?かなかさんが出産する前、夫はその会社に転職したばかりでした。入社したばかりの会社で、いきなり、長期の休暇を取得するのは、ためらわれるものでしょう。それでも、2週間の育児休暇を取得することを決めた夫。夫が会社に、そのことを伝えると上司に別室に呼び出されます。※写真はイメージ2人きりの部屋で、険しい顔をした上司がいった内容は…。「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で、君は何をするつもりなの?」息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 上司は、「2週間も休暇を取るの?」といいたかったのではなく、「そんなに短くていいの?」と気遣ってくれたのです!男性の育児休暇取得について、理解が進んでいない中、こんな風に気遣ってくれるのは嬉しいですよね。かなかさんと夫は、2人で改めて話し合い、結局2週間の育児休暇を取得することにしました。夫の育児休暇に関する上司のエピソードは、ここからさらに『神展開』を迎えます。上司の対応、ここからがすごかった!2週間の育児休暇取得が決まり、休暇開始まで、しばらく働く期間があった夫。上司は「妊娠、出産は何が起こるか分からないから」といい、夫の仕事に関するすべてのメールの宛先に、自分も入れるように指示。夫が担当している仕事について、内容を把握することで、いつでも上司が引き継げる環境を整えたのです!※写真はイメージこのおかげで、かなかさんの身に緊急事態が発生した場合でも、夫はすぐに妻の元へ駆けつけることができるようになりました。緊急事態に備えた仕事環境は、かなかさんと夫にとって、精神的に安心できるものだったでしょう。出産予定日の10日前に陣痛がきて…?かなかさんは、出産予定日の10日前に陣痛が始まったといいます。そのことを夫が会社に連絡すると、上司からこのような返事がきました。「承知しました。これ以降、仕事の携帯の電源は落としてください。グッドラック!」※写真はイメージ上司は、夫が担当していた仕事をすべて引き継ぎ、部内で分担して処理したそうです。その後、かなかさんは、息子さんを無事に出産することができました。夫が上司に「安産でした!」と連絡すると…。「安産とは、幸い死ぬような状態ではないというだけ。奥さんを労ってください。育児休暇中は連絡不要」※写真はイメージ無事出産できたことだけでなく、産後のかなかさんの身を案じてくれたのです。また、夫が育児休暇中は、上司のいう通り、仕事の連絡は一切なかったといいます。出産祝いも、社内で準備してくれて?かなかさん夫婦への配慮だけでなく、出産祝いについても準備していた上司。上司は、社内に、1人上限500円の募金箱を設置し、集まったお金をギフト券にして渡してくれたといいます。なんでも、社内にいる子持ちの親に「出産祝いは何がいいか?」と聞き回り、社員にとっても、かなかさん夫婦にとっても負担のない方法を検討してくれたのだとか。さまざまな方向に配慮できる上司に、称賛の声が上がっています。・なんて素敵な上司なんだろう。すべての企業に、このエピソードを知ってもらいたい。・涙が出てきました。まさに『神対応』。上司だけでなく、協力してくれた同僚も素晴らしい。・こんな上司になりたいなと強く思いました。人望が厚い、素敵な人なんだろうな。どこまでもついて行きたくなるよ。・上司の対応に感動した。出産祝いについて、募金箱を設置するアイディア、すごくいいですね。真似します。ちなみに、「過去に、上司本人が半年間の育児休暇を取っていたらしい」と聞いた、かなかさん。その後、上司は異動となり、夫と同じ部署ではなくなってしまったそうですが、今でも心から感謝しているそうです。かなかさんのエピソードに登場した上司のように、育児休暇について理解し、配慮してくれる人が増えてくれるといいですね。投稿の全文はこちら息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 結局夫婦で話し合って育休は2週間にしたんだけどありがたい申し出だった。が、この上司さんのすごいのはここからだった。お伝えした時点から「妊娠出産は何が起こるか分からないから」と夫に関わるメールの全てにccで自分を入れるように指示。夫の仕事をいつでも引き継げるように準備。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 予定日10日前に「陣痛がきた」と連絡したら「承知しました。これ以後仕事の携帯の電源を落としてください。グッドラック!」と夫からの引き継ぎなしで全業務を引き継ぎ、部内で分担(事前に担当者に共有済みで無理のない采配)— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 生まれた後に「安産でした!」と連絡する夫に「安産とは幸い死ぬような状態ではないというだけ。奥さんを労ってください。育休中は連絡不要」連絡をくれ、本当に一切仕事の問い合わせも来ない。(基本土日も何かしら連絡が来るような会社)— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 出産祝いは募金箱を設置して出したい人だけ上限500円という決まりを作る。誰がいくら出したかはもちろん知らされず内祝いもなし。集まった金額をAmazonギフト券に入れて渡してくれた。会社のママさんたちに聞いて回って負担がない方法を検討してくれたらしい。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 後から聞いたら、ご本人は奥様の出産時に半年育休を取ったそう。今は異動されて夫の上司ではなくなってしまったけど、本当に彼が夫の上司の時に出産できてよかったなと心から感謝してる。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 [文・構成/grape編集部]
2022年05月20日パパSNAP 01name:種部 裕大さんピュアインディゴで染めた生地や、シルバーのタックボタンがシックな印象のデニム。セットアップでキメてもどこかこなれて見えるのは、オーバーサイズのジャケットのおかげ。カジュアルななかに品が備わった〈クラークス〉のワラビーも絶妙にマッチ。Item ▼アウター、ボトムス/ともにグラフペーパー、シューズ/クラークスパパSNAP 02name:上條 圭太郎さん冴えわたるブルーのTシャツにミントグリーンを合わせてとことん爽やかに。目立つ色合わせにはクリーンなホワイトパンツがよく似合う。仕上げは革靴とレザーのバッグで品よく締めて。Item ▼アウター/マーティーアンドサンズ、トップス/プリファードネットワークス、ボトムス/ナイスネス、バッグ/オデム、シューズ/クレマン家族SNAPはこちらパパSNAP 03name:敏史さんインディゴブルーやコンパクトなシルエットから、洗練ムードが漂うデニムジャケット。合わせはホワイトパンツを選び、春夏らしいコントラストを演出。淡いピンクを挿すとやわらかいムードが備わり、心地のいいバランスに。カラーレンズのメガネはハズしアイテムに採用!Item ▼アウター/フォロー、インナー/デサント、ボトムス/古着、シューズ/アディダス家族SNAPはこちらパパSNAP 04name:きむさんポップな配色のアノラックに色落ちデニムと〈ニューバランス〉のスニーカーをオン。カジュアルな合わせも金ボタンのブレザーを羽織れば、スマートに即キマる。アノラックのインナーにチェックシャツを忍ばせたレイヤードテクもお見事!Item ▼アウター、ボトムス/ともにビームスプラス、トップス/チューブ×ビームスプラス、インナー/マウンテンリサーチ、ハット/ローイングブレザーズ、シューズ/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 05name:渡辺 隆則さん洗いざらした風合いの生地に、大ポケットが付いたトップスは、シャツの既成概念を覆す個性的なデザイン。難易度が高いスウェットを合わせても、センスよくキマる。仕上げは知的なメガネやシックなスニーカーを加えて、タウンに馴染むルックに着地。Item ▼アウター/フレッシュサービス、ボトムス/キャンバー、メガネ/モスコット、スニーカー/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 06name:jonさんほどよくゆとりのあるスウェット×デニムでつくるストリートスタイル。どこか品が漂うのは、色落ちのないデニムやプレーンなスウェットなど、小綺麗なアイテムをチョイスしているから。さらに裾から見えるシャツが抜け感を生み、絶妙なバランスをキープ。仕上げは小物で遊び心も添えて。Item ▼トップス/オー、ボトムス/ヘルレイザー、ハット/ユニクロ、メガネ/ゾフ、ピアス/オールモストブラック、カードケース/オー、シューズ/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 07name:ゆうたさんくたっとした表情が味のあるアノラックに、シックなボトムスをオン。ダークな色合わせも、アウターから覗く白Tがすべてのバランスを整える。さらに60年代後半に登場した〈アディダス〉のスニーカー、“ガゼル”でヴィンテージムードをもうひと押し。細渕メガネで知的なエッセンスもプラスして。Item ▼アウター/ ギャップ(古着)、インナー/ カラーアットアゲインスト、ボトムス/ プロップスストア、シューズ/ アディダス家族SNAPはこちら
2022年05月20日産後の抜け毛に悩んでいた和田さん。産後の変化は抜け毛だけでなく、鏡を見て愕然としたそうです。娘が生まれて少し経ったころでしょうか、鏡を見てギョッとすることがありました。 産後の自分にガッカリ… 当時の写真を見ると、笑ってしまうくらい顔がパンパン。化粧っ気もなく、美容院にも行けず、服は同じ授乳服のヘビーローテーション。時間的な余裕も、心の余裕もなく、いつもボッサボサのガッサガサでした。 ずっとこのままかと思っていましたが、子育て生活に慣れてくると、少しずつ自分のケアもできるようになってきました。あのときどんよりしていた自分に「この先少しずつ余裕ができてくるよ、大丈夫だよ」と言ってあげたいです。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月06日わが家では、平日にパパと子どもの時間がほとんどありません。パパと子どもの時間といえば、休日のお風呂だけ。ところが、お風呂の時間を喜んでいた子どもが、ある日突然「パパは嫌! ママがいい!」と言うように。そのときのパパ見知り体験談を紹介したいと思います。パパとのお風呂を泣いて嫌がる息子1歳を過ぎ、お話がじょうずになった息子との会話がとっても楽しかったころ、突然「パパは嫌」が始まりました。たまにしかパパと入れないお風呂も「ママがいい」と言い始めたのです。 「そんなこともあるんだ」と最初は思っていたのですが、ママだってたまにはひとりでお風呂に入ってゆっくりする時間が欲しい。それに、泣いてまでお風呂を断られるパパはショックが大きかったようです。 普段から男同士仲良く!そこで、普段から「パパってお仕事しててすごいよね」と息子に話したり、パパが手伝ってくれたことなどを息子の前で大げさにほめたりしてみました。 パパもお風呂での遊びを考え、泡風呂の素を用意するなど、パパと一緒のお風呂が楽しくなるように工夫しました。休日はパパと息子だけの時間を増やして公園で遊び、買い物をしてきてもらうことも。男同士、2人だけの経験が増えることで、どんどん仲良くなってくれて期待通りでした。 それでもたまには「やっぱりママ」それでもたまに「お風呂はママがいいな」という日もあります。息子にお風呂を断わられる瞬間がパパにはかわいそうなので、前もって聞いておいて「今日はダメだって」とママからパパへ伝えるようにしました。 「どうして嫌なの?」と聞いたり、説得しようとしたりするのは意味がないと気付いてやめました。特に男の子は、“何が何でもママが一番”ということも多いのかもしれません。逆にあっさり認めてあげることで安心するのか、次の日はパパとお風呂に入ってくれていました。 4歳になった息子は、今では「どっちでもいいよ」と言ってくれるようになりました。一時期の成長過程であるパパ見知りでしたが、さみしそうにしていたパパのためにも、早めに終わってよかったと思っています。 イラスト/manami.koiso監修/助産師 松田玲子著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2022年05月05日産後クライシス…という言葉をご存知ですか? 「なんか、ママがイライラしてるヤツだよね」と甘く見ているパパの皆さん、要注意です。夫婦の溝が修復できないレベルまで広がる前に…読んでいただきたい。ぜひ、パパに! という意見も多く届いたコミックライター雨さんの漫画のご紹介です。編集部も驚くほどの数が寄せられた読者コメントにも、ママやパパが一歩前進できるヒントが盛りだくさん!■「俺も育児する」って言っていました。産まれるまでは…姉妹を育児中の雨と申します!長女を出産したときは、産前産後ともに夫のことが大嫌いになってしまいました。妊娠中からずっと無理解で、何も変わってくれない夫…。長女を妊娠中だったあの時から、現在に至るまでのことを綴ります。夫婦の意見が食い違い、子どもをもつ決心がつくまでたくさん話し合いを重ねました。「俺も育児する、2人で頑張ろう」という夫の言葉を信じていたのに…。現実は違いました。■「ベビー服は2着で足りるよ」妊娠中から夫の言葉にイライラ…産後クライシスとは言いますが、もはや私は妊娠中からイライラが募っていました。その原因は、夫の無理解です。そしてもちろん産後も…さらにイライラは増していく…! 女性はお腹に赤ちゃんがいる時期があるというのが男性とは決定的に違います。そのため男性は当事者意識をもちにくいらしい…。とはいえ、それじゃ困る!! パパは、このまま変わらないのか? 夫婦の亀裂は広がる一方なのか…? さて、雨さん夫婦の将来はいかに!?こちらは2月20日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■同じ経験をしている人がいる。それだけで救われた…編集部には、雨さんと同じような経験をした方からのコメントが多数寄せられました。・まるで我が家を取材していたのかと思いました。私だけじゃないんだ、と安心しました。・うちの旦那だけではなかったことに、驚きと喜び。 ・こういう記事が出ることによって、たくさんの男性の目に留まると良いなと思いました。変わるきっかけになって欲しい。・男にとって「お母さん」はパーフェクトウーマンなんだろうなと。・わかりすぎて当時を思い出し腹わた煮え返りまくりました。・世の中の子育てママがぶつかる壁はこの10年…20年経っても変わらないものだと痛感しています。■読者のツラい産後クライシス体験談も…! 中には雨さんを超えるような、産後クライシスエピソードも! 一部をご紹介します。・子どもをあやすだけで、俺イクメン。て言っている旦那にイラつき、他のこともやってと言うと「俺は仕事をしているから無理」と言われました。・妊娠中に太ってしまい…外出先で後ろにいた主人が溜め息混じりで 「みっともない体…隠して」と言われました。・産後、夫には家事をしてもらうことになっていましたが、産後2週間で「産休中でいわば専業主婦なのに、まだ家事できないのか!」と夫が憤慨しました。・専業主婦でワンオペの私を、夫は、「あいつは遊んで暮らしてる」吹聴していました。・子どもが1ヶ月頃、「俺の事を優先しろ。でも泣かせるな」と言われました。ひどい…。新しい家族が生まれ、幸せになっていくはずなのに…多くの夫婦が経験する産後クライシス。夫婦の感覚のズレるかもしれないという前提でコミュにケーションを取り、互いに歩みよることが大切なのかもしれませんね。雨さんの体験談を知ることで、産後クライシスを抜ける夫婦が1組でも増えますように…。▼漫画「産後クライシス」
2022年05月02日次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月01日