宮内庁から秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚が延期されると発表されたのは、’18年2月7日だった。結婚延期からすでに丸3年が経過したことになる。秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で、眞子さまと小室さんが「結婚することを認める」と明言された。天皇陛下はきたる2月23日の「天皇誕生日」に際して、記者会見に臨まれる。事前に記者会から宮内庁に提出される質問には、眞子さまの結婚についての質問が含まれているという。陛下のご回答が、お二人の結婚を“容認”されるようなものであれば、結婚が一気に実現へ向けて動き出すことは間違いないだろう。しかし、秋篠宮さまが同じ誕生日会見でおっしゃられた「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」という言葉が、現在の“国民感情”を代弁しているともいえる。多くの国民からの賛同が得られないままに進もうとしている眞子さまの結婚は、なぜここまで“こじれて”しまったのか。皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんに聞いた。「’17年9月に行われた眞子さまと小室さんの婚約内定会見では、小室さんが眞子さまを“月”に例えたことが取りざたされました。皇族を陰陽の“陰”のほうに例えてしまう小室さんの感性に違和感を覚えた人も多かったようです。いま思い返せばあのときから、お二人のご結婚に注文が付き始めたといえます」婚約内定会見で、小室さんは「宮様は私のことを月のように静かに見守ってくださる存在でございます」と述べた。「その後、小室さんの母親の金銭トラブルが報道されました。もともと皇室は、お金の問題にナーバスなのです。天皇ご一家の生活すべてを賄う内廷費や、宮家の皇族費、さらに皇籍を離脱する際に支払われる一時金の原資はすべて税金です。その使われ方に国民が納得できないという事態になれば、国民の心は皇室から離れてしまいます」(渡邉さん)■ポイントは“若い人たち”の反応小室佳代さんと元婚約者の金銭トラブルを『週刊女性』が報じたのは、’17年の12月だった。それから2カ月足らずで、すべての結婚関連行事の延期が決まったのである。金銭トラブルもご結婚問題も進展のないまま3年近く経過した昨年の11月、眞子さまが公表された文書には、小室さんとの結婚は《生きていくために必要な選択》と強いお気持ちが綴られていた。コロナ禍のさなかに発表された文書の内容もまた、国民感情とかなり乖離したものだったと渡邉さんは言う。「新型コロナウイルスで国民の生活は大きな打撃を受けています。若い世代でも、大学で講義を受けることすらできずにいる大学生が多くいます。そうした若い人たちが、年代の近い眞子さまの言動をどう受け取るのかが大きなポイントです。将来の皇室と国民との関係性が大きく変わってしまうおそれもあります」そして渡邉さんは、眞子さまの結婚問題は、黒田清子さんをはじめとした女性皇族の結婚とは大きく異なると説明する。「そもそも眞子さまと小室さんのご結婚問題を、これまでの女性皇族だったみなさんの結婚と比べることが間違いだと思っています。まず、内親王だった紀宮さまだけではなく、高円宮家の典子さま、絢子さまの婚約内定会見は、お相手の言動にも非の打ちどころがなく、誰もが祝福することができました。学習院で秋篠宮さまの同級生だった黒田慶樹さんは、清子さんとも幼いころからの顔なじみでした。長い時間をかけて、お互いをよく理解していたのです。美智子さまと黒田さんの母親は“ママ友”の関係でしたから、詳しく説明をする必要もありませんでした。典子さんと絢子さんのケースでも、両家の親同士が既知の間柄だったので、お互いの家のことを理解し合っているという大前提がありました」つまり眞子さまだけが、ご両親もご親戚も宮内庁も、お相手の素性を知らない完全なる“自由恋愛”からの結婚ということになる。「内親王ともなれば、皇籍を離脱した後でも天皇を支えるという役割が課せられるものです。伊勢神宮の祭主となった清子さんは、天皇の名代として祭祀を執り行っています。眞子さまは皇位継承順位1位の皇嗣である秋篠宮さまの長女であり、将来の天皇である悠仁さまの姉というお立場です。ご結婚後も皇室を支え、国民のために尽くすことが期待されているお立場といえます」(渡邉さん)さまざまな制約のある内親王というお立場――。眞子さまはご自身の意思を貫き、小室さんとの結婚を成就できるのだろうか。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月18日眞子さまの結婚が、小室家の金銭トラブル発覚で結婚延期に追い込まれたのは’18年2月のことだった。それから3年、いかなる逆風にさらされても2人の“愛の灯”は決して消えることはなかった。皇室を揺るがした結婚への軌跡を写真とともに振り返る――。■「海の王子」との婚約内定を日本中が祝福!’17年5月、NHKが眞子さまのご婚約をスクープ。眞子さまが選ばれたお相手は、国際基督教大学(ICU)の同級生・小室圭さんだった。藤沢市の観光をPRする「海の王子」に選出された過去、趣味はピアノとヴァイオリン、将来の夢は国際弁護士……。小室さんの爽やかな笑顔とスマートな経歴は大きな話題を呼んだ。シングルマザーの佳代さんとの親子愛も、当初は感動の物語として取り上げられていた。婚約内定会見で、好きな言葉は「Let it be」と発言していた小室さん。しかし眞子さまとの結婚は“なすがまま”とはいかなかった――。■金銭トラブル発覚でまさかの結婚延期!結婚に向けて着々と準備を進めていたお二人だったが、突如として暗雲が立ち込める。’17年12月、『週刊女性』が佳代さんと元婚約者男性との金銭トラブルを報じたのだ。佳代さんは生活費や小室さんの学費という名目で、元婚約者から400万円を超える援助を受けており、その返金を巡りトラブルになっていた。秋篠宮ご夫妻は小室さんと佳代さんを何度も秋篠宮邸に呼び出して事情を聞いたが、十分な説明はなかったという。’18年3月に予定されていた結納の儀式「納采の儀」を前にした2月7日、宮内庁が結婚延期を発表。眞子さまは《私たちは、この度の延期を、新たな生活を始めるための時間を作る良い機会と考え、その時間を大切に、結婚までの期間を過ごしてまいりたい》とのお気持ちを記された。一方、小室さんは報道陣の問いかけにも無言を貫き続ける。内親王のお相手としてふさわしいのか、国民からも疑問の声が上がるように……。■小室さん突然の渡米!秋篠宮さま激怒金銭トラブルにどう対応するのか注目を集めていた小室さん。その選択はなんと3年間の「アメリカ留学」だった。’18年6月、突然の渡米報道だったか、注目を集めたのはその待遇。留学先のフォーダム大学が、小室さんには返済義務のない奨学金が支給され、授業料が全額免除になると発表したのだ。さらに同大学が小室さんを「眞子内親王のフィアンセ」と記載したことが騒動に。授業料免除は小室さんによる“皇室利用”では?という疑惑も生じ、宮内庁が「まだ『フィアンセ』ではない」と大学側に抗議する事態に。この留学は秋篠宮ご夫妻にとっても“寝耳に水”だったようだ。’18年11月の誕生日会見で秋篠宮さまは、金銭トラブルが未解決のまま渡米した小室さんに対し「それ相応の対応をするべき」と発言。“多くの人が納得できる状況”にならない限り「婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と、異例の苦言を呈された。■佳子さまが眞子さまの“援軍”に!’19年1月、小室さんが代理人弁護士を通じて金銭トラブルについて説明する文書を発表。しかし《解決済みの事柄であると理解してまいりました》といった小室さんの見解は佳代さんの元婚約者の主張と対立する部分も少なくなく、むしろ火に油を注ぐ事態に。そんななか、救世主となったのが佳子さまだった。大学卒業に際してのご感想で《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》と、眞子さまの結婚に賛成されるお考えをきっぱりと示されたのだった。孤立を深める眞子さまにとって、最愛の妹・佳子さまは心強い味方になったことだろう。■“結婚宣言”に秋篠宮さまが白旗’20年11月、秋篠宮さまが「立皇嗣の礼」を執り行った翌週、眞子さまがご結婚についての「お気持ち」を公表。《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と、小室さんとの結婚の意志を改めて表明された。これを受けて秋篠宮さまは会見で「結婚することを認める」と明言。婚姻は両性の合意のみに基づいて成立するという憲法の規定に言及し、お二人の結婚の意志を「親としてはそれを尊重するべき」と述べられたのだ。一方で「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」と、小室さんの対応には強い不満を表明。金銭トラブルについての対応を「見える形」にすることを求められた。今年5月には小室さんがロースクールを卒業し、7月にはニューヨーク州の司法試験を受験するとみられている。また政府は、女性皇族が結婚後も公務に携わる「皇女」制度が創設される可能性もあり、眞子さまが対象となる可能性も。“不屈の愛”で結ばれている一方で、いまだ“多くの人の納得”が得られているとは言い難いのお二人の結婚。眞子さまと小室さんはどのような未来を思い描いているのか――。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月18日「眞子さまの自分を表す中指とパートナーを表す薬指がくっついている様子から、お二人の距離が近く、お互いに支え合っていることがわかります。愛子さまはよく見ると、地位と名誉を表す立派な太陽線が。国民からの支持が熱いのも頷けますね」そう語るのは元芸人の占い師・Love Me Do。小室圭さんとのご結婚に国民が高い関心を寄せる眞子さま、今年20歳をむかえられてご公務が本格的になられる予定の愛子さまの手相を見てもらいました。【眞子さま】必要としてくれる人との相性がよい・パートナーと支え合う時期は、中指と薬指が近づきます。・感情線が人さし指と中指の間に入っている人は、古風で一途。・頭脳線がまっすぐな人は、現実主義。・運命線が小指寄りの位置から始まっている人は、周りの意見を聞いて動いたほうが道が切り開けるタイプ。・月丘がふっくらしている人は、寂しがり屋さんタイプ。【愛子さま】直感勝負でご公務にまい進されます・感情線が下から始まって上のスペースが広く空いている人は、冷静でいたい性格。・生命線の末端が流れている人は、ストレスに注意。・結婚線が下に向いている人は、結婚に早くから積極的になるタイプではない。・第二火星丘にホクロがある人は、情熱的で困難を乗り越えていく。「眞子さまのような手相を持つのは愛情深い人。感情線から見ても真面目で一途、好きになった相手には尽くすタイプで良妻賢母になりますね。寂しがり屋で、誰かと寄り添っていたい眞子さまと相性がいいのは、自分を必要としてくれる人。周りの人の意見を聞くと道が開けるので、耳を傾けることが大事です」(Love Me Do・以下同)また、愛子さまについてこう続ける。「愛子さまは第二火星丘にホクロがあるので、困難な状況を情熱的に乗り越えていける人。頭脳線が短いので直感勝負で切り替えも早い。ご公務でもその能力を発揮されるのでは。感情線が頭脳線に向かっているので、いつも忙しくしていたい人でもあります。恋愛では、愛子さまの活動をサポートしてくれる人と相性がよいと思います」「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月14日「眞子さまの結婚問題はもはや国民的関心事。皇室の頂点に立たれる天皇陛下が、この問題についてどのように考えているのかをお聞きすることも必要だと思います」そう語るのは皇室担当記者。2月23日の天皇誕生日を前に、天皇陛下は記者会見に臨まれる。その会見で、眞子さまと小室圭さんについての質問があるという。眞子さまが昨年11月に発表した「お気持ち」に、次のような文言がある。《この度、私がこの文章を公表するに当たり、天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げました。天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております》眞子さまが書かれた文書によれば、天皇陛下も二人のお気持ちを尊重されているというのだ。「陛下ご自身も、ご結婚までには非常に苦労されています。雅子さまとの結婚も一度は諦められたことがあったほど。もしかすると、小室さんとの結婚にこだわる眞子さまのお気持ちに共感する部分もおありかもしれませんが……」(前出・皇室担当記者)もし天皇陛下からも結婚をお認めになる発言があれば、小室さんにとっても大きな追い風になる。だが、皇室ジャーナリストの見方は厳しい。「小室さん側は要求された金銭トラブルや米国留学の経緯説明すらまだ果たせていない状況です。秋篠宮さまが結婚を『認める』と発言されてからも、小室さんに反発する国民感情は収まるどころかむしろ高まっています」■鍵を握るのは母・佳代さんの動向こうした状況で天皇陛下が小室さんの応援とも取れる発言をなされば、陛下ご自身まで国民から非難を浴びかねない。はたして、天皇陛下はどういった発言をされるのか。眞子さまとの結婚に向けて、小室さんにとって大きな“正念場”となるが、鍵を握るのは小室さんの母・佳代さんだという。「結婚延期の原因は、佳代さんの金銭トラブルでした。しかし発覚から3年以上経過した今も佳代さんは沈黙を貫いたまま。しかも、そういったトラブルがあったにもかかわらず、佳代さんの金銭感覚が変わっているようには見えないのです。眞子さまは1億4千万円近い一時金を受け取ることになっています。そのお金の一部が佳代さんに渡ってしまうのではないか、という疑念は払拭できない状況です。国民が小室さんよりもさらに不安視しているのは、眞子さまの”義母”となる佳代さんのことではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)皇室に詳しい歴史学者の小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授は、眞子さまの結婚問題が起きた要因は「皇室の歴史上で初めてといっていい、まったく事前調査なしの“自由恋愛”だったからではないか」と語る。「“ミッチー・ブーム”を起こした上皇陛下と美智子上皇后も恋愛結婚でしたが、それは綿密な調査があったうえでした。女性皇族の結婚では調査はあまり行われませんが、黒田清子さんや高円宮家の典子さんや絢子さんの場合は、両家の家族同士で交流がありました。一方、小室さんは完全に、眞子内親王がお一人で選んだお相手です。まったくの自由恋愛による結婚という点で、眞子内親王の結婚は素晴らしい事例となるはずでしたが、小室家が多くの問題を抱えていたことは非常に残念でした」今後の女性皇族の結婚までも左右しかねない、佳代さんの存在。天皇陛下は会見で眞子さまと小室家の縁談について、どう言及されるのだろうか――。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月02日「このごろ、眞子さまの周囲の方々から『眞子さまは以前とはずいぶんと変わられてしまった』と聞くことが何度かありました」そう語るのは宮内庁関係者。成人されてからご公務の機会も増え、海外にも何度も公式訪問された眞子さまは“優等生”として知られていた。「以前は“真面目すぎる”といわれるほど、ご公務や学業に熱心だった眞子さまですが、その姿勢までも変わられてしまったように感じるというのです。その原因は小室さんとのご結婚が“こじれた”ことなのかもしれません」東京大学総合研究博物館・インターメディアテク(IMT)の特任研究員を務めていらっしゃる眞子さまだが、今年3月で任期切れの予定。今後の再就職先は明らかになっていない。また、’16年9月に国際基督教大学大学院の博士課程に進学されているが、4年以上経過した現在も卒業されていない。小室さんとの結婚が延期されていた陰で、眞子さまは仕事や学業の面でも行き詰まりを感じていらっしゃったのか――。眞子さま’14年3月、大学卒業に際しての文書回答で、公務に臨む姿勢についてこう綴られていた。《父からは、公的活動というものは、自分のしたいことをするのではなく、あくまで頂いた仕事に対して誠実に向き合うという意識を持ちつつお受けするべきであると前々から言われております。母よりは、公的活動のひとつひとつを丁寧に、そして心をこめて務める姿勢の大切さを、折にふれ、聞かされております》自分のしたいことをするのではなく、頂いた仕事を誠実に――。眞子さまはその教えを忠実に守られてきたかに見えたが、小室さんとの結婚については、ご自身の考えを曲げられなかった。「3年前、秋篠宮ご夫妻の必死の説得によって、眞子さまは結婚延期に同意されました。しかし、それを機に眞子さまはご両親にはほとんど口を開かない時期が長らく続きました。眞子さまが“豹変”されたのは、この時期だったのではないでしょうか」■国民との信頼関係も揺るがす事態に秋篠宮さまは’18年11月の会見で「二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべき」と述べられていた。しかし、眞子さまは結局のところその“忠告”に応えることはなかった。昨年11月に「お気持ち」を表明する文書を発表することで“強行突破”してしまったのだ。2年ほど前から、毎年届いていた眞子さまからの年賀状が届かなくなったという友人の声もある。コロナ禍で、眞子さまは祭祀などの公的なご用事がない限り、外出は控えられている。学生時代の友人との付き合いはますます減り、小室さんとの関係に没入されるばかりになっているのか――。歴史学者の小田部雄次さん(静岡福祉大学名誉教授)は、眞子さまに対して厳しい意見を口にする。「上皇ご夫妻をはじめ、皇室の方々が地道な行いによって国民との信頼を築いてこられました。眞子さまと小室さんの結婚にまつわる問題によって、その信頼関係はすでに崩れ始めています。コロナ禍によって、多くの国民が不安に苛まれているなか、眞子さまが社会の苦難への配慮よりも、ご自身の結婚を優先されているように見受けられることは、好ましくない状況です。小室家側が国民に筋の通った説明ができないまま、眞子さまと小室さんが結婚してしまえば、批判の矛先は結婚を許した皇室にまで向かってしまいます。皇室への敬愛や信頼の念が弱まることも危惧されます」「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月27日秋篠宮さまが11月の誕生日会見で「認める」と発言されたことで、眞子さまと小室圭さんの結婚は確実となった。一方、眞子さまがご結婚についての「お気持ち」の文書で《今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況です》と記されているように、結婚式や新居などはまだ決まっていない。ニューヨークに留学中の小室さんは、’21年5月にフォーダム大学のロースクールを卒業し、7月にニューヨーク州の司法試験を受けるとみられる。「小室さんが帰国するまで、ご結婚の日程調整をするのは難しいでしょう。そうすると、挙式は’22年になるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)お二人の新婚生活でとくに注目を集めると思われるのが新居についてだが、実は、秋篠宮ご一家は’19年3月にお引っ越しをされたばかり。ご一家が’97年から過ごされてきた秋篠宮邸は、皇嗣となられた秋篠宮さまの活動が拡大することを踏まえて、’19年から約33億円を費やして増築工事が行われている。工事が完了した秋篠宮邸にご一家が暮らし始めるのは’22年3月になる予定だ。その工事の間、秋篠宮ご一家は赤坂御用地内に約9億8千万円かけて新設された「御仮寓所」にお住まいになることに。現在、眞子さまもご家族と一緒に御仮寓所に住まわれているが、それは“想定外”の事態だったと皇室ジャーナリストは語る。「本来なら’18年11月4日に、眞子さまと小室さんは結婚式を挙げるはずでした。つまり、秋篠宮ご一家が御仮寓所に引っ越された’19年3月には、もう眞子さまは小室さんとの新婚生活をスタートされているはずだったのです。結婚が2年以上も延期され、御仮寓所での暮らしがこんなにも長く続くとは、眞子さまは予想だにされていなかったでしょう」このままでは秋篠宮邸の改修が終わる’22年3月までに眞子さまが結婚式を挙げられるかも微妙な状況なのだ。ただ、結婚が確定的になった以上、眞子さまは小室さんと暮らす新居についてもすでにご検討し始めていることだろう。眞子さまは皇籍離脱に伴い、約1億4千万円の一時金を受け取られる見込みだ。セキュリティーのしっかりした高級マンションを選ぶとなれば、1億円前後の物件が予想される。上皇ご夫妻の長女・清子さんと黒田慶樹さん夫妻は結婚後、約1億円で都内の新築マンションを購入している。清子さんが3分の2をキャッシュで支払い、慶樹さんがローンを組んで残りの3分の1を負担している。支払いには一時金が充てられたとみられる。ただ、もし眞子さまと小室さんが“億ション”を購入するとなると、実質上の所有者は眞子さまになる可能性が高いという。「帰国したばかりの小室さんには安定した収入が見込めず、住宅ローンを組むのは難しいでしょう。そうなると、眞子さまの一時金でマンションを一括購入することになるかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)来年の春、眞子さまがお住まいになっているのは33億円を費やして改修されたピカピカの秋篠宮邸か、それとも小室さんとの“愛の巣”なのか――。
2020年12月31日秋篠宮さまが会見で「認める」と発言されたことで、眞子さまと小室圭さんの結婚は確定的となった。眞子さまは11月に発表された「お気持ち」のなかで《結婚に向けて,私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております》と綴られていた。すでに、小室さんとの新婚生活を思い描いていらっしゃるかもしれない。とくに気になるのはお二人の新居だろう。「眞子さまは皇籍離脱に伴い、約1億4千万円の一時金を受け取られる見込みです。セキュリティーのしっかりした高級マンションを選ばれるでしょう」(宮内庁関係者)上皇ご夫妻の長女・清子さんと黒田慶樹さん夫妻は結婚直後、約1億円で都内の新築マンションを購入している。清子さんが3分の2をキャッシュで支払い、慶樹さんがローンを組んで残りの3分の1を負担している。支払いには一時金が充てられたとみられる。だが、秋篠宮ご夫妻は眞子さまの「億ション」購入には反対される可能性が高いという。「秋篠宮さまは皇室の方々の中でもとくに『自ら律すべき』とのお考えを徹底されている方。一時金も、原資は税金です。その使いみちについて、眞子さまに厳しく指導されるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)実は、秋篠宮さまと紀子さまの新婚生活は、赤坂御用地にあった築60年ほどの木造家屋でスタートしているのだ。秋篠宮さまは結婚25周年に際してのご感想のなかで、その経緯を以下のように綴られている。《当初、宮内庁は新婚の我々のために、仮住まいではあるけれど同じ場所に新たな家を建てることを考えていました。しかし、いずれ何処かに居を構えるのに、仮住まいのために立て直すその計画は無駄が多いように思い、現存している建物を一部改築して使いたい旨伝えました。たしかに大勢の人とそこで会うのには適当ではありませんでしたが、こぢんまりとしていたぶん、非常に落ち着く場所でもありました》昭和6年に建てられた家屋をリフォームしたかつての秋篠宮邸を紀子さまも気に入っていたそうで、《子どもたちの元気な声が響き、ギターやピアノの音もよく聞こえる、温もりの感じられる家でした》と振り返られている。「新婚時代は紀子さまも節約に努められていました。秋篠宮邸を訪れていた方の話では、メモは使用済みの紙の裏側を用いていて、人がいない部屋や廊下の電灯は必ず消されていたといいます。さらには、週末は紀子さまが電話番をされることで職員の人件費を削減していたこともあったそうです。眞子さまも子供ながらに、ご両親の涙ぐましい努力は覚えていらっしゃることでしょう」(前出・宮内庁関係者)“清貧の思想”を貫かれている秋篠宮ご夫妻だが、小室さんも負けてはいない。3年前の婚約内定会見直前には、『月たった2万円のふたりごはん』という”激安レシピ本”を購入する姿が目撃されていた。さらに留学先のニューヨークでも「料理は基本自炊」「自作の野菜カレーを冷凍保存し試験期間中に食べ続ける」「洗濯物はたまってからコインランドリーへ」といった節約法を実践しているという。婚約内定会見で「小室さんと共に、温かく、居心地が良く、笑顔あふれる家庭をつくることができれば、うれしく思います」と話されていた眞子さま。新たな家庭を築かれるのは、いったいどんなお住まいだろうか――。
2020年12月28日上皇陛下は12月23日、87歳の誕生日を迎えられた。いま上皇陛下にとって一番の心配事は、初孫である眞子さまの結婚問題かもしれない。眞子さまは11月13日《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と、小室圭さんとの結婚の意思を示した文書をご公表されている。眞子さまはその文書を、《天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております》という謝辞で締めくくられている。文書公表にあたって、上皇陛下も眞子さまのお気持ちを「尊重」されているというのだ。眞子さまが誕生したのは、’91年10月23日。その翌日、上皇陛下と美智子さまは、産後の紀子さまをお見舞いされ、生まれたばかりの眞子さまにも対面されている。このとき上皇陛下は「とても嬉しい気がしました」とおっしゃっていた。そして’93年、還暦を迎えられた上皇陛下は、誕生日に際して記者から「眞子さまからどのように呼ばれていますか?」との質問にこうお答えになった。「今は確か、『おじじさま』と呼ばれているように思います」それから17年が経ち、眞子さまが国際基督教大学に入学された’10年。上皇陛下は78歳の誕生日に際して、眞子さまへの期待を述べられた。「眞子は、国際基督教大学に入学し、学生生活を楽しく過ごしているようでうれしく思っています。夏には海外英語研修プログラムに参加し、アイルランドで、ほぼ40日間、国の異なる人々と生活を共にしています。帰国後、写真を見せて丁寧に説明してくれました。将来、大学生活を振り返り、有意義なときだったと思えるような日々を送ってほしいと願っています」その国際基督教大学での学生生活で小室さんと出会われ眞子さま。’17年9月3日にお二人の婚約は内定となる。「当時天皇だった上皇陛下が裁可されたことで、眞子さまと小室さんの結婚が内定しました。上皇陛下と美智子さまは、皇居の御所で秋篠宮夫妻と眞子さまからごあいさつを受けました。その時に初めて、小室さんとも対面されたのです。天皇陛下は初孫の慶事に、始終和やかなご様子でした。秋篠宮ご夫妻にも、『おめでとう、良かったね』と声をかけられました」(宮内庁関係者)上皇陛下は同年、84歳の誕生日に際しても「私たちの初孫である、秋篠宮家の長女眞子と小室圭さんとの婚約が9月に内定し、来年11月に結婚いたします。大変喜ばしく、二人の幸せを願っています」と、眞子さまを祝福されていた。眞子さまの結婚内定から3年余り――。その間、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブル、小室さんのニューヨーク行きなどさまざまなできごとがあったが、お二人の結婚の意志は揺らがなかった。来年には小室さんがアメリカから帰国し、結婚に向けた準備が本格化するとみられているが、お二人の結婚に批判的な声も根強く、先行きは見えない。高輪の仙洞仮御所で87歳の誕生日を迎えられた“おじじさま”は、初孫・眞子さまの幸せを静かに願われていることだろう――。
2020年12月23日2017年9月、大学時代の同級生である小室圭さんと婚約内定を発表された、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子内親王(以下、眞子さま)。およそ3年後である2020年11月には、結婚について「かけがえのない存在であり、結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と述べました。眞子さまと小室さんのお気持ちは変わらず、秋篠宮皇嗣殿下は「親としては気持ちを尊重すべきものだと考えています」とご結婚を認める発言をしています。小室さんの身内に金銭トラブルがあったことから、TVや雑誌、ネットで何年にもわたって取り上げられ続けているご結婚に関する話題。同年12月、週刊誌に掲載された内容が波紋を広げています。宮内庁、『眞子さまご結婚』に関する週刊誌の報道に遺憾同年12月18日、宮内庁がウェブサイトで『皇室関連報道について』の項目を更新。ウェブサイトによると、同月17日に発売された週刊誌に『小室圭・佳代さんに美智子さまからの最後通牒(つうちょう)』と題する記事が掲載されたといいます。また、同日の朝刊には美智子上皇后陛下のお写真とともに『宮内庁長官を動かした上皇后』と書かれていたそうです。「上皇后陛下が眞子さまのご結婚に口を出している」という報道に対し、宮内庁は内容を否定した上でこのように苦言を呈しました。先般,長官は上皇上皇后両陛下に本年度補正予算のご報告に上がっていますが,その折,上皇后さまは報告をお聴きになるだけで,ご発言は皇室の皆様のご健康についてご無事を問われることだけでした。眞子内親王殿下のお話は全く出ておりません。今回の記者会見での長官発言は,記者質問に応じて,長官としての考えを述べたものであり,また,小室さんの代理人と会ったのも,長官自身の判断によるもので,事前に上皇陛下や上皇后さまのご指示を受けたとか,お諮りをしたとか,あるいはご意向を汲んだといった事実は全くありません。眞子内親王殿下をめぐる週刊誌報道については,既に宮内庁ホームページで二度にわたり,上皇上皇后両陛下が首尾一貫して一切の発言を慎まれていること,また,上皇后さまの名の下に様々な事実に反する報道がなされていることに上皇上皇后両陛下も深く傷つかれ,お心を痛めておられることを説明してきました。86歳というご年齢でご自分も病いを持たれながら,上皇陛下のお世話を唯一の務めとして過ごしておられる上皇后さまに対し,このようなことが引き続き行われていることは誠に遺憾であります。宮内庁ーより引用2019年に乳がんと診断され、上皇陛下の譲位後は夫婦で穏やかな日々を送っておられるという上皇后陛下。しかし、週刊誌の報道によってストレスを受け、血の混じったおう吐をされたことが宮内庁によって発表されていました。眞子さまのご結婚には指示をしておらず、結婚に関する報道に上皇后陛下は再び深く傷付いているといいます。上皇后陛下は、孫を持つ祖母としてのお気持ちがあるのでしょう。上皇后陛下が上皇陛下と笑顔で心安らぐことができるよう、祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年12月20日眞子さまと小室圭さんとの結婚を“容認”された秋篠宮さま。ただし、誕生日に際しての会見では、次のように苦言を呈されていた。「あくまで私の主観になりますけれども,感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています」秋篠宮さまご自身も決して結婚に“賛成”はしておらず、眞子さまと小室さんは国民の納得を得られるよういっそう努力すべきとお考えなのだ。「小室さんとの結婚について、国民からの反発の声は決して小さくありません。しかし、結婚へのシナリオはすでに、眞子さまと小室さんの望んでいたとおりに進み始めているのです」眞子さまと小室さんの結婚を“容認”された後の質疑応答で、秋篠宮さまは「結婚と婚約は違いますから」と発言された。その意味深な発言は報道でも大きく取り上げられ、結婚はお認めになった秋篠宮さまだが「納采の儀」など皇室としての儀式は拒否されるのではないか、との見方が広がっている。しかし、前出の宮内庁関係者によれば、その解釈は間違っているという。秋篠宮さまが「結婚と婚約」発言をする前に、「どの段階というのがいろいろあるかもしれませんけれども」と述べられた部分が重要だというのだ。「婚約までの段階では親の立場で『結婚を認めない』こともありえるが、当事者2人の結婚の意思が固いとわかった段階になったことで、『婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立』という憲法の規定により『認めざるをえない』とおっしゃっているのでしょう。つまり、確固たる結婚への意思が綴られた眞子さまの文書が公表された段階で、これまでとは状況が変わったということです」もし皇室としての儀式を行わずに結婚となれば、前代未聞のこと。そういった事態は避けたいということだろうか。「結婚を認められた以上、前例を破ってまで儀式を行わないという考えは秋篠宮さまにはないでしょう。コロナ禍の収束が見えてからになりますが、皇室の儀礼に則って結婚関連の儀式も粛々と行われることになります。結納にあたる納采の儀はもちろん、結婚式や披露宴が行われないということは現状ではありえません」(前出・宮内庁関係者)さらに、一部では「減額されるのではないか?」「辞退されるべきでは?」との声も上がっている一時金についても、前例を踏まえて約1億4千万円が支給される可能性が高いという。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、次のように解説する。「女性皇族が皇籍を離脱される際の一時金の額は皇室経済会議で決めます。一時金は皇室経済法で《皇族であった者としての品位保持の資に充てるため》と規定されているため、たとえご本人の意向だとしても、減額するには相当の理由が必要です。前例に照らし合わせると天皇の孫というご身位ですから、黒田清子さんに支給された1億5,250万円の1割減になると思われます。ご結婚に伴う皇籍離脱で、一時金が支給されなかった前例はありません」眞子さまと小室さんの結婚へのシナリオは“逆転完勝”へと向かっている――。「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月11日「結婚することを認めるということです」11月30日に満55歳の誕生日をお迎えの秋篠宮さまは、眞子さまの結婚についてこう話された。13日に眞子さまが、結婚へのお気持ちを公表されたことを受けての質問にお答えになったのだ。しかし会見終盤には「特に結婚と婚約は違いますから、結婚については本当にしっかりした確固たる意志があれば、それを尊重するべきだと私は思います」と、一般の婚約に当たる納采の儀を行えるかどうかについては、明言を避けられた。そこには2年前に述べられた「多くの人が納得し喜んでくれる状況」には遠い、眞子さまと小室圭さんの現状が残っているからと思われた。服の色合いをそろえられての仲むつまじい家族写真の秋篠宮さまは少しお痩せになった印象だが、そのお写真に見える家族間ディスタンスは?父親として必要になる愛娘の将来についての選択に、これからも多くの人の視線が注がれそうだ。「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月05日「それは結婚することを認めるということです」眞子さまと小室圭さんの結婚について、秋篠宮さまはそう断言された。11月30日に55歳となられた秋篠宮さまが、20日に臨まれた誕生日会見でのことだった。11月13日に眞子さまが発表された“結婚宣言”ともいうべき文書の中には《両親の理解を得たうえで》と記されていた。それを受けて、秋篠宮さまが単刀直入に“ご結婚容認”を表明されたのだ。「秋篠宮さまは会見で『婚姻は、両性の合意のみに基いて成立』という憲法24条の規定を3回も引用されました。眞子さまの“お気持ち”が、3年近い歳月を経ても変わっていないことをお知りになって、結婚を認めざるをえなかったということでしょう」(宮内庁関係者)秋篠宮さまの“本音”はともかく、金銭トラブルも消滅したいま、眞子さまと小室さんが結婚実現に大きく前進したのは間違いない。「今後、ご結婚問題の焦点は、女性皇族が結婚されて皇籍を離れる場合に支払われる一時金の金額になるのではないでしょうか。眞子さまの場合、慣例では約1億4千万円になる見込みです。ただ、それは法的に決まった金額ではないので、減額、あるいは眞子さまから辞退される可能性もあります。その場合も、生活費はどうにかして工面しなければなりませんが……」(皇室担当記者)そんな折、小室さんとのご結婚に突き進まれる眞子さまに“追い風”が吹いた。11月24日、菅政権が皇室の公務負担軽減策として、女性皇族を対象にした新制度の創設を検討していることが明らかになったのだ。「一般の男性と結婚されて皇籍を離れた女性皇族に『皇女』の尊称を贈り、特別職の国家公務員として公務を続けてもらおうという案です」(前出・皇室担当記者)現行の皇室典範は女性皇族が一般男性と結婚した場合、皇族の身分を離れると規定している。その規定を維持したまま、公務の担い手を減少させないため「皇女」制度を新設しようというのだ。名古屋大学大学院准教授で、象徴天皇制を研究する河西秀哉さんはこう語る。「『皇女』とはいっても、国家公務員にしてしまうということは、女性を皇室に残さないということになります。つまり、女性天皇や女系天皇の容認にはつながらない制度であり、男系維持を主張する保守派に配慮した案なのだと思われます」政府が想定する「皇女」の対象は、内親王と、すでに皇室を離れた元内親王となるようだ。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは言う。「この制度が実現した場合に対象となるのは、50代におなりになったばかりの黒田清子さん、そして結婚が予定されている眞子内親王殿下と考えられます。さらに佳子内親王殿下、愛子内親王殿下がご結婚されれば対象となるでしょう」つまり、眞子さまが小室さんと結婚されたとしても、「皇女」として公務に出席されることで、特別職の国家公務員としての報酬を確保できるということだ。眞子さまはすでに、秋篠宮さまや紀子さまがなさってきた活動をいくつも引き継がれており、結婚後もそれらを継続されることになる。外国大使らを招く「鴨場での接待」など“皇室外交”への参加も期待されているという。それでは、「皇女」制度が実現した場合、その収入はいったいどれほどになるのだろうか。「皇族方にはそれぞれ、皇族としての品位を保つための『皇族費』が支払われています。内親王の眞子さまは現在、年間で915万円を受け取られています。ただ、女王である三笠宮家の彬子さまや瑶子さま、承子さまは640万5千円です。結婚されて一般人となった『皇女』が、皇族である女王よりも多くの金額を受け取るわけにはいかないでしょう。ですから『皇女』の報酬として支払われるのは、年間600万円程度ではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)加藤勝信官房長官は、24日の記者会見で、「女性皇族の婚姻などによる皇族数の減少は先延ばしできない重要な課題だ」と述べた。「菅政権は女性天皇や女系天皇を容認しない方針ですが、それでは皇族数の減少を止めるのは困難です。すなわち、『皇女』になられた眞子さまが担当する公務は、増えることはあっても減ることはないでしょう。事実上の“永久雇用”といっても過言ではありません」(前出・宮内庁関係者)菅政権が発案した「皇女」制度で、小室圭さんとの新婚生活は“バラ色”となるのだろうか――。「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月01日2020年11月30日、秋篠宮皇嗣殿下は55歳の誕生日を迎えられ、これに先立ち、東京都にある赤坂東邸で記者会見が行われました。この会見で、秋篠宮皇嗣殿下は「昨年から行われていた即位礼関連の儀式が終わり、安堵している」と述べ、延期になっている長女・眞子内親王(以下、眞子さま)と小室圭さんの結婚について言及。その内容が反響を呼んでいます。朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、殿下の発言について取り上げていました。長女が今の自分たちの気持ちというものを文書で公表いたしました。皇嗣職大夫の気持ちを尊重するということでしたね。それは、結婚することを認めるということです。憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重すべきものだというふうに考えています。スッキリーより引用小室さんの母親の金銭トラブルなどが報じられたことなどから、世間では結婚について厳しい声が上がっています。秋篠宮皇嗣殿下は小室さん側がトラブルについてまったく対応していないわけではないとしながらも、「それが見える形になることが必要だ」としており、国民の反応については次のように語っています。長女の結婚について反対する人もいますし、賛成する人もいますし、まったく関心のない人もいるでしょう。あくまで、私の主観になりますけれども、感じとしては、決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。そのことは娘もおそらく同じ気持ちを持っていると考えております。スッキリーより引用さらに会見の最後に「結婚と婚約は違う」と話し、「結婚については、確固たる意志があればそれを尊重するべきだと私は思います」と意見を述べられました。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」立皇嗣の礼を終えて5日後の11月3日、眞子さまが小室圭さんとの結婚に向けてのお気持ちを公表された。’18年2月、結婚に関する行事を2年延期すると発表されたが、今回は結婚への強いお気持ちを示されたうえで再度の延期となった。婚約内定から3年の日々を写真で振り返りますーー。【2017年9月3日】婚約内定会見で「最初に惹かれたのは、太陽のような明るい笑顔」と眞子さま。小室さんは眞子さまについて「月のように静かに見守ってくださる存在」と語った。【2017年9月14日】岐阜県ご訪問の際、多治見駅前では「おめでとうございます」「小室さんによろしく」と祝福の声が上がり、眞子さまは明るい笑顔を。【2017年5月17日】婚約内定報道直後、小室さんの通勤時にも多くの記者が詰めかけた。都内の弁護士事務所にパラリーガルとして勤務する爽やかな姿は女性にも人気に。2017年12月、週刊誌が小室さんの母・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルを報道。その後、各週刊誌が取り上げるなか、’18年2月に時間をとって必要な準備を行うためと、お二人は結婚に関する諸行事を2年延期すると発表した。【2018年5月2日】結婚延期発表の後、さらに注目を集めた。サングラスをかけた母親と外出する小室さん。【2018年8月15日】国際弁護士になるためニューヨークのフォーダム大学に留学へ。【2019年4月15日】「結婚のことについては話をする機会はありません」と、昨年の誕生日会見で述べられた秋篠宮さま。親子の会話がないことも話題に。【2020年11月6日】佳子さまとお二人で創建100年を迎えた明治神宮をご参拝。何を願われていたのだろうか。11月30日には秋篠宮さまが誕生日をお迎えになるが、今回の文書に対しての父親としてのお言葉が注目される。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月28日11月13日、宮内庁により文書で秋篠宮家長女・眞子さまと小室圭さんの結婚に関してのお二人の「お気持ち」が公表された。この文書中で眞子さまは《様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております》と現状への理解を示されたうえで、《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》として結婚という選択がお二人にとって不可欠であることを表明された。もともと眞子さまと小室さんの結婚式は’18年11月に行われる予定だった。ところが、結婚への準備が進むさなかで、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚した。その後、’18年2月に宮内庁が結婚の延期を発表した。今回、突然に表明されたと感じられる「お気持ち」。だが、実は10カ月前にその“布石”ともいえる歌を詠まれていた。’20年1月に行われた歌会始の儀の場で話題となった、眞子さまの大胆な“愛の短歌”とは――。眞子さまの心境が透けて見えるその記事を全文公開する(日付、肩書、年齢等は掲載時のまま)。■厳かな雰囲気の中、皇居の宮殿・松の間で催された、令和初となる歌会始の儀――。紀子さまの右隣にお座りになっていた眞子さまは、じっと前方を見つめていらっしゃった。「実は宮内庁内部では、眞子さまの和歌が話題となっていました。今回のお題は『望』でしたが、まさに眞子さまの切なる“望み”がこめられたような、意味深な歌だったからです」(宮内庁関係者)眞子さまが詠まれたのは、次のような歌だった。《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》歌人の梅内美華子さんに、眞子さまの歌を解説してもらった。「月に兎が棲んでいて餅つきをしている――。そんな昔話を信じる純真さを、いつまでも持ち続けていたい、というお歌です。満月の明るく清澄な月光に何かをお祈りになっているのでしょう。眞子さまにとって月は、恋の思い、あるいは思い出と一体化しているものかもしれません」「月」といえば、思い出されるのは’17年9月、眞子さまとの婚約内定会見で、小室圭さんが披露したこんなエピソードだ。《ある日、夜空にきれいな月を見つけ、そのとき、思わず宮さまにお電話をいたしました。その後も、きれいな月を見つけますとうれしくなり、宮さまにお電話をおかけしています。宮さまは私のことを月のように静かに見守ってくださる存在でございます》実は、夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が奇麗ですね」と翻訳したとの俗説があり、小室さんもこれをなぞったと思われる。眞子さまの結婚延期について、秋篠宮さまは昨年11月の会見で《何らかのことは発表する必要がある》と発言。結婚延期から丸2年となる今年2月、眞子さまご自身が文書などで国民に向けた説明をされる見通しとなっているが……。「くしくも英王室ではヘンリー王子とメーガン妃の“王室離脱宣言”が話題となり、眞子さまの発表にも注目が集まっています。そんな中で眞子さまは大胆にも『I LOVE YOU』を暗示する“月”を2回も用いた“愛の短歌”を詠まれたのです。このままでは来月、眞子さまからどんな“爆弾発言”が飛び出すかわからない――。紀子さまは凍りつかれたに違いありません」(前出・宮内庁関係者)和歌に込められた「揺るがぬ愛」。来月、眞子さまは31文字に収まらない思いを打ち明けられる――。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年11月15日宮内庁は11月13日、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚に関するお二人の「お気持ち」を文書で公表した。この文書で眞子さまは、お二人の間柄を《お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在》と表現し、《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と、結婚の意思が固いことを改めて表明した。もともとお二人の結婚式は’18年11月に予定されていた。しかし、結婚に向けての準備が進んでいたさなかに、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚。’18年2月に宮内庁により、結婚の延期が発表されていた。今回、唐突に表明されたかにみえる眞子さまのお気持ちだが、実は2カ月前、その“前兆”ともいえる文章を発表されていた。眞子さまが勤務先の博物館のホームページに投稿されていた、意味深すぎるコラムの内容とは――。本誌が報じた、今回の発表に向けた眞子さまの心境が透けて見えるその記事を全文公開する(日付、肩書、年齢等は掲載時のまま)。■《ある日、ふと、誰もいないIMTの展示室を歩きたいと思い立ちオフィスを出た》「休館日の小旅行」と題されたこのコラム。秋篠宮家の長女・眞子さまが、勤務先の博物館・インターメディアテク(IMT)のホームページに投稿されたものである。誰もいない、電気もついていない展示室を歩き回ったという眞子さま。《見慣れているはずの展示物は暗がりに沈み込んで輪郭がつかめず不気味であった》と「怖さ」を感じつつも探検を続けられる。すると、暗闇の中にある展示物が浮かび上がったという。《ぼうっと白く浮かび上がるなにかが目に飛び込んできた。美しく優美に螺旋を描き、輝いているのかと錯覚するほどの存在感を放つそれは、クーズー角。私の今までの人生の中で、1番、クーズー角に魅せられた瞬間であった》クーズーとは、アフリカ東部から南部にかけて生息するウシ科の動物。眞子さまは明かりのない状況で《クーズー角に励まされながら》展示室内を進んでいったという。そうして十数分の“小旅行”を続けていたところで、パッと照明の光がともる。眞子さまはそのとき《まるで時計の針が再び動き出したかのような感覚》になられたという。このコラムが投稿されたのは9月10日。翌11日が54歳の誕生日だった紀子さまは、眞子さまと小室圭さんのご結婚問題について《長女の気持ちをできる限り尊重したい》とのお言葉を寄せられている。「秋篠宮ご夫妻は眞子さまと小室圭さんの結婚に強く反対されてきましたが、今回の紀子さまのコメントは、かなり眞子さまに寄り添ったものでした。秋篠宮ご夫妻はこれ以上、眞子さまの固い結婚の意志を無理に抑えられないとお考えになりはじめたのでしょう。眞子さまの結婚についても” 時計の針が再び動き出した”と言っていいかもしれません」(皇室担当記者)9月16日には「第67回日本伝統工芸展」を鑑賞された眞子さま。外出を伴うご公務は実に8カ月ぶりだった。眞子さまは大きなマスクを着けられていたが、目元からはご表情の明るさが伝わってきた。眞子さまは、先の見えなかったご結婚延期問題にも“光”が見えたとお感じになっているのか――。
2020年11月13日《私たちの気持ちを思いやりあたたかく見守ってくださっている方々がいらっしゃいますことを、心よりありがたく思っております》秋篠宮家の長女・眞子さまは11月13日、宮内庁を通じて、小室圭さんとの結婚に関するお二人の「お気持ち」を文書でご公表された。その文書で眞子さまは《今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況ですが、結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております》と綴られている。’17年9月、小室さんとの婚約内定を発表した眞子さま。会見で小室さんは「夜空に奇麗な月を見付け、そのとき思わず宮様にお電話をいたしました。その後も奇麗な月を見付けますと、うれしくなり宮様にお電話をおかけしています」と話し、「いつも自然体で、和やかな家庭を築いていきたいと思います」と理想の家庭像を明かしていた。しかし同年末、小室さんの母・佳代さんに400万円超えの金銭トラブルが発生していると『週刊女性』が報道。そして18年2月、宮内庁はお二人の結婚を’20年に延期すると発表した。眞子さまは当時、延期に至った理由について《充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました》と述べられている。その後、小室さんは’18年8月に渡米しニューヨークでの留学生活を開始。留学期間は3年間で、’21年6月に卒業する予定となっている。渡米から2年以上、眞子さまと小室さんは一度も対面していない。しかし、結婚を目指すお二人の固い決意は変わらなかったようだ。眞子さまは今回の文書で、次のように綴っている。《様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》2年間の延期となっていたお二人の結婚は、再び延期されることとなった。はたして眞子さまは変わらぬ「小室さんへの愛」を、結婚という形で成就させることができるのか――。
2020年11月13日2020年11月13日、宮内庁は秋篠宮ご夫妻の長女・眞子内親王(以下、眞子さま)の結婚についての文書を公表しました。2017年9月に大学時代の同級生・小室圭さんと婚約内定を発表した眞子さま。しかし、2018年2月にお代替わりの一連の儀式が終わる2020年まで、結婚は延期するとしていました。産経ニュースによると、眞子さまは文書でこのように結婚へのお気持ちを明かしたといいます。前回は、行事や結婚後の生活について充分な準備を行う時間的余裕がないことが延期の理由である旨をお伝えいたしました。それから今日までの間、私たちは、自分たちの結婚およびその後の生活がどうあるべきかを今一度考えるとともに、様々なことを話し合いながら過ごしてまいりました。私たちの気持ちを思いやりあたたかく見守ってくださっている方々がいらっしゃいますことを、心よりありがたく思っております。一方で、私たち2人がこの結婚に関してどのように考えているのかが伝わらない状況が長く続き、心配されている方々もいらっしゃると思います。また、様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です。今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況ですが、結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております。産経ニュースーより引用眞子さまの結婚へのお気持ちは変わらず、結婚関連の行事は再延期するとのことです。[文・構成/grape編集部]
2020年11月13日皇嗣の位を意味する黄丹袍をお召しになった秋篠宮さまと、小袿・長袴の装束の紀子さま。眞子さまや佳子さまをはじめとする皇族方や閣僚ら約50人の出席者が待つ皇居宮殿・松の間に、ゆっくりと歩を進められた――。11月8日、「立皇嗣宣明の儀」が執り行われ、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の「皇嗣」であることを、天皇陛下が宣言された。「当初は4月19日に開催される予定でしたが、コロナ禍により延期され、ようやく開催することができました。ただし、感染拡大防止のため、350人程度の予定だった招待客は約50人まで大幅に削減。両陛下と秋篠宮ご夫妻以外は、古式装束の職員までマスクを着用しての出席となりました」(宮内庁関係者)今回の立皇嗣の礼ではお祝いの宴「饗宴の儀」や車列によるパレードも行われず、“お祝いムード”が高まったとは言いがたい。「ただ、そもそも秋篠宮さまはご自身が天皇に即位することに消極的とみられています。秋篠宮さまが『兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです』と漏らされたことがあると朝日新聞は報じています。もしかすると、立皇嗣の礼があまり注目されなかったことは、秋篠宮さまにとってはある意味では都合がよかったのかもしれません」(皇室担当記者)しかし、儀式はまったく別の観点で、密かに注目を集めていた。「立皇嗣の礼の挙行を機に、眞子さまが小室圭さんとの結婚に関する“お気持ち”を発表するとみられていたのです。眞子さまが小室さんへの変わらないお気持ちを示す“結婚宣言”になる可能性も囁かれていました。ただ、どうやらその発表はまたも延期になりそうなのですが……」(前出・皇室担当記者)これまでの経緯を振り返ってみよう。昨年11月の会見で秋篠宮さまは、’20年2月で結婚延期決定から丸2年がたつことを踏まえ、眞子さまの結婚について「何らかのことは発表する必要がある」と述べられた。今年2月になってもその発表はなかったが、眞子さまは4月に予定されていた立皇嗣の礼を待って“発表”の準備を進められており、宮内庁参与にも細かい文面の相談をしていたという。しかし、コロナ禍で立皇嗣の礼は延期に。眞子さまの“発表”も延期になっていたというわけだ。ならば、ようやく立皇嗣の礼が終わったことで、眞子さまによる“結婚宣言”が発せられてもおかしくないはずなのだが……。「実は、11月8日ですべての儀式が終わったわけではないのです。秋篠宮ご夫妻は立皇嗣の礼挙行後に関連行事として、伊勢神宮、神武天皇陵、昭和天皇陵に参拝される予定でしたが、当面見送りとなりました。新型コロナの感染拡大が収まらないため、実施時期はまったくの未定です。国民がコロナ禍で苦しんでいる状況で、私的な発表で混乱を招くわけにはいかない――。小室さんとの結婚に関する発表も、儀式のすべてが終了してからにするようにと、秋篠宮ご夫妻は眞子さまに“無期限延期”を強く要望されているといいます」(前出・皇室担当記者)11月30日には秋篠宮さまが55歳の誕生日を迎えられ、事前に会見も開かれることになっている。「宮内記者会は、今回も眞子さまの結婚について質問することになっています。ただ、秋篠宮さまが結婚について賛意を示されることはないでしょう」(前出・皇室担当記者)「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月13日「眞子さまにとって、20代最後の1年となりますが、小室圭さんとの結婚に向けて展望が見えているとはいえません」そう語るのは皇室担当記者。秋篠宮家の長女・眞子さまは10月23日に29歳の誕生日を迎えられた。「小室さんとの出会いから、すでに8年以上もの歳月が経過しています。眞子さまにとって小室さんは、20代のほぼすべてを捧げてきたお相手。ほかの男性との結婚は、もはや選択肢として考えられない状態になってしまったといえます」一方で、小室家が抱える金銭トラブルにも進展は見られない。「アメリカで小室さんは猛勉強に励んでいるようですが、むしろ自分の夢ばかりを追いかけ、やるべきことを放置している印象です。内親王の結婚相手として、小室さんを認めていいのか――。宮内庁、そして皇族方からもそういった声は絶えないのです。眞子さまの周囲には、結婚を応援する声は“ゼロ”といっても過言ではありません」(前出・皇室担当記者)そんな中で眞子さまは、秋篠宮ご夫妻、佳子さまとご一緒に公の場にお出ましになった。10月17日、中曽根康弘元総理の内閣・自民党合同葬儀である。開催費に9,600万円もの国費が使われたこと、文科省が国立大学に弔意の表明を求めたことなどが物議を醸しているこの合同葬儀。葬儀委員長は菅義偉首相が務めていた。「たしかに過去の首相経験者の合同葬儀にも皇族方が出席されてきましたが、今年はコロナ禍のさなか。ご公務もリモートで行うなどの対策をしているなかで、政治色の拭えない合同葬儀は優先して出席すべき催しだったのでしょうか」(宮内庁関係者)眞子さまがお生まれになったのは中曽根氏が首相の座から退いた4年後。それにもかかわらず眞子さまが中曽根元首相の合同葬儀に参列された裏には、何らかの事情があるのではないかと語るのは、皇室ジャーナリスト。「眞子さまはもうすでに、小室さんとの結婚式を見据えて動きだされているのではないでしょうか」秋篠宮さまは以前から眞子さまに、結婚について『何らかの説明』を国民にするよう求めている。「11月の立皇嗣の礼が終われば、眞子さまは改めて“結婚宣言”をなさるはずです。つまり、小室圭さんと結婚したいという意思は決して変わることはないと明言するということです。そうなれば、眞子さまのお気持ちを『できる限り尊重したい』とおっしゃっている紀子さまも、これ以上お二人の結婚を阻止することは難しくなります。ただ、仮に秋篠宮ご夫妻を説得して結婚にこぎつけても、国民の反発は必至。そこで眞子さまは、菅首相に頼ることを思いつかれたのではないでしょうか」皇族の結婚式では、首相が祝辞を述べる慣例となっている。黒田清子さんの結婚式では小泉純一郎元首相、高円宮家の典子さん、絢子さんの結婚式では安倍晋三元首相が祝辞を述べている。「菅首相は就任直後、報道各社の世論調査で7割前後の支持率を獲得しています。強権的な政治手法に批判は絶えませんが、新元号を発表した“令和おじさん”に親しみを持つ国民が多いのも事実です。まずは婚約決定の際に好意的なコメントを出してもらい、さらに披露宴で皇族以外では主賓格となる菅首相の祝賀スピーチが実現し、結婚に“お墨付き”がもらえれば、国民の反対の声も鎮まるのではないか――。眞子さまはそうお考えになっているのかもしれません」そんな眞子さまにとってただ一人の“援軍”と呼べる存在が、中曽根元首相の合同葬儀にも一緒に参列された佳子さまだ。佳子さまは10月10日、「国際ガールズメッセ」のプレイベントにオンラインで参加し、次のようなメッセージを送られた。「今後、ジェンダー平等が達成され、誰もが人生の選択肢を増やすことができ、自らの可能性を最大限生かしていけますように、そしてそれが当たり前の社会になりますようにと願っております」前出の宮内庁関係者は佳子さまのスピーチを、次のように評価する。「女性天皇が認められていないように、皇室は決して男女平等とはいえません。皇室の一員という立場で社会のジェンダー平等を訴えられたことは、勇気ある発言だと思います。これまでの皇族は穏やかな表現を用いることが多かったですが、ストレートにご自身の考えを伝える、佳子さまらしいスピーチだと感じました」佳子さまは以前、眞子さまの結婚について賛同するコメントを残されていた。「個人の自己決定権を重視するメッセージは、佳子さまが昨年、眞子さまの結婚について『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています』と述べられたことと重なります。やはり佳子さまは、眞子さまの結婚を強く応援されているのでしょう」(前出・宮内庁関係者)「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月23日秋篠宮家の長女・眞子さまは10月23日、29歳の誕生日を迎えられた。宮内庁は、誕生日に際して眞子さまのお写真を公開。そのなかには眞子さまお一人のお写真に加えて、妹の佳子さまとの2ショット写真も含まれていた。眞子さまと佳子さまがお顔を寄せ合い、インスタントカメラ(チェキ)で“自撮り”をされている仲の良さが感じられる一枚だ。昨年12月には映画『アナと雪の女王2』のチャリティー上映会に姉妹でご臨席されるなど、ご公務をともにされることも多い。眞子さまと佳子さまはご年齢も近く、これまでのお言葉からも互いに信頼しあっている様子が伺える。眞子さまは’14年、大学ご卒業に際しての文書回答で、次のように綴られている。《妹とは友人のような間柄で、家族の中では一番会話をすることが多いのではないかと思います。真面目な話もいたしますが、お互い面白いことが好きですので、話していて笑いが止まらなくなることもあります》また佳子さまも同年、成年を迎えるにあたっての記者会見で《姉は、何でも話すことのできる頼りになる存在です。姉と過ごす時間は非常に楽しいので、よく姉の部屋で過ごしております》と述べられた。ひとつ歳を重ねられた眞子さまだが、小室圭さんとの結婚は延期されたまま2年半が経つ。小室家の金銭トラブル発覚以後、秋篠宮さまと紀子さまは、小室さんとの結婚を強く反対されてきた。そんななか、佳子さまは’19年3月、大学ご卒業に際しての文書回答のなかで《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》綴られていた。佳子さまは眞子さまの結婚を強く応援されてきたのだ。「今回公開されたお写真からも、たいへん仲睦まじいお二人の関係や、姉妹愛が感じられました。できればお写真を撮られているお姿だけではなく、お二人が撮影された“チェキ”が公開されることも期待したいですね」(皇室担当記者)
2020年10月23日「政府は、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の皇嗣になられたことを国内外に示す『立皇嗣の礼』を11月8日に開催すると決定しました。この儀式の終了後、眞子さまの結婚問題についても動きがあるのではないでしょうか」(皇室担当記者)秋篠宮さまが結婚延期について眞子さまに「何らかの説明」を求める発言をなさったのは、昨年11月のこと。コロナ禍で延期となっていたが、立皇嗣の礼が無事に挙行された後に、眞子さまが改めて小室圭さんとの「結婚の意志」を表明される可能性も高い。「小室さんがニューヨークのフォーダム大学大学院を卒業するのは来年夏の見込み。小室さんは卒業後、現地で実務経験を積むとみられ、そのままアメリカで仕事を続ける可能性もあります。眞子さまは小室さんが待つアメリカに移住することも視野に入れているのではないでしょうか」女性皇族が結婚により皇籍を離れる際には“一時金”が支給される。眞子さまの場合1億4千万円ともいわれるが、それほどの額を受け取っての海外移住となれば、国民からの強い反発が予想される。「小室さんは“一時金目当て”で眞子さまと結婚したのでは……。そんな臆測を払拭するためにも、眞子さまが一時金を減額もしくは辞退される可能性があると思います」(前出・皇室ジャーナリスト)しかし、そうなると生活費はどうするのかという問題が浮かび上がってくるが……。「日本の元皇族がアメリカで生活するとなれば、その神秘性などからも、多くの米国民の注目を集めることになると思います」そう語るのは、英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さん。「英王室のハリー王子とメーガン妃がそうであったように、大富豪が豪邸を無償で提供したり、自家用ヘリコプターを貸してくれる人が名乗り出たりといったことが起こるかもしれません。日本で博物館にお勤めの眞子さまは、メトロポリタン美術館で学芸員としての講演を依頼されることも考えられます」今年1月、英王室からの「財政的な独立」を宣言して、アメリカでの生活をスタートさせたハリー王子とメーガン妃。眞子さまと小室さんがアメリカで生活を始めるなら“お手本”にもなりうる存在だが、実は現在、“キラキラ”なセレブ生活を満喫しているのだ。今年9月、ハリー王子夫妻は動画配信大手ネットフリックスとの間で複数年の契約を結び、ドキュメンタリー番組などの制作に携わっていくことを明らかにした。その契約金はなんと、総額1億ドル(約105億円)超と報じられている。今年6月には講演活動を専門とする有力エージェントと契約。その契約書には、夫妻でのスピーチ1回のギャラが「100万ドル(約1億500万円)」と記されているという。2年前、小室さんが留学した際には、フォーダム大学の公式サイトに《日本のプリンセス・マコのフィアンセであるケイ・コムロ》と掲載された(のちに宮内庁の指摘で“フィアンセ”との記述は削除)。「大学が入学予定者の情報を公開するのは非常に異例のこと。大学合格にも“皇室ブランド”がプラスに働いた可能性があります。眞子さまと小室さんがアメリカで生活を始めるとなれば、就職先にも困ることはないでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)8月に発売されたハリー王子夫妻の伝記にも、豪邸や自家用ヘリコプターに加えて、支援者たちから数多くの援助を受けていたことが綴られている。「アメリカでは、王室という経済的にも恵まれた環境から飛び出すのは勇気があると、ハリー王子夫妻は好意的に受け取られています。ただアメリカ社会では、周囲の人たちと積極的に交流し、自分の意見を発信していかなければコミュニティに居場所はありません。ハリー王子夫妻がチャリティ活動に勤しんでいるように、社会への貢献が求められるのです」(前出・多賀さん)はたして眞子さまと小室さんもアメリカで、ハリー王子夫妻のようなセレブ生活を送ることができるのだろうか――。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月09日《ある日、ふと、誰もいないIMTの展示室を歩きたいと思い立ちオフィスを出た》「休館日の小旅行」と題されたこのコラム。秋篠宮家の長女・眞子さまが、勤務先の博物館・インターメディアテク(IMT)のホームページに投稿されたものである。誰もいない、電気もついていない展示室を歩き回ったという眞子さま。《見慣れているはずの展示物は暗がりに沈み込んで輪郭がつかめず不気味であった》と「怖さ」を感じつつも探検を続けられる。すると、暗闇の中にある展示物が浮かび上がったという。《ぼうっと白く浮かび上がるなにかが目に飛び込んできた。美しく優美に螺旋を描き、輝いているのかと錯覚するほどの存在感を放つそれは、クーズー角。私の今までの人生の中で、1番、クーズー角に魅せられた瞬間であった》クーズーとは、アフリカ東部から南部にかけて生息するウシ科の動物。眞子さまは明かりのない状況で《クーズー角に励まされながら》展示室内を進んでいったという。そうして十数分の”小旅行”を続けていたところで、パッと照明の光がともる。眞子さまはそのとき《まるで時計の針が再び動き出したかのような感覚》になられたという。このコラムが投稿されたのは9月10日。翌11日が54歳の誕生日だった紀子さまは、眞子さまと小室圭さんのご結婚問題について《長女の気持ちをできる限り尊重したい》とのお言葉を寄せられている。「秋篠宮ご夫妻は眞子さまと小室圭さんの結婚に強く反対されてきましたが、今回の紀子さまのコメントは、かなり眞子さまに寄り添ったものでした。秋篠宮ご夫妻はこれ以上、眞子さまの固い結婚の意志を無理に抑えられないとお考えになりはじめたのでしょう。眞子さまの結婚についても” 時計の針が再び動き出した”と言っていいかもしれません」(皇室担当記者)9月16日には「第67回日本伝統工芸展」を鑑賞された眞子さま。外出を伴うご公務は実に8カ月ぶりだった。眞子さまは大きなマスクを着けられていたが、目元からはご表情の明るさが伝わってきた。眞子さまは、先の見えなかったご結婚延期問題にも”光”が見えたとお感じになっているのか――。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月29日「温かく、居心地がよく、笑顔あふれる家庭をつくることができれば、うれしく思います」眞子さまが希望に満ちた表情でそう語られたのは、’17年9月3日のことだった。小室圭さんとツーショットで臨まれた婚約内定記者会見から丸3年――。その願いは、いまだにかなっていない。皇室担当記者が語る。「小室さんとの結婚をめぐって、秋篠宮ご夫妻と眞子さまの間には“冷戦”と称されるほどの亀裂が生じました。一時は、親子の会話がなくなってしまったほどです。しかしコロナ禍に対しては、専門家からオンラインで説明を受けられたり、防護服を手作りされるボランティアに励まれたりと、秋篠宮家のみなさんが一丸となって行動されています。紀子さまは身を粉にして家族関係の修復に努めてこられたのです」そんななか、紀子さまが9月11日に54歳の誕生日を迎えられる。皇嗣妃になられた紀子さまは、昨年から誕生日に宮内記者会からの質問に文書で回答されている。紀子さまは昨年《長女の気持ちを推測するなどして現状や今後についてお伝えすることは、控えたい》としつつも、眞子さまと佳子さまの将来について《これまで2人の成長を支えてくださった方々にも喜んでいただけるよう、将来を築いていってほしいと願っております》と語られていた。「紀子さまはこの一文に、小室さんのような人物との結婚が祝福されることはない、とのお考えを込められたのではないでしょうか。1カ月以上前、宮内記者会から3つの質問が提出されました。もちろん今年も、眞子さまの結婚問題についての質問が入っています。紀子さまとしてもこれ以上、結婚問題を長引かせるわけにはいきません」(前出・皇室担当記者)コロナ禍で家族の時間が増え、親子関係も改善したように見える秋篠宮家。ところが、紀子さまは焦燥感に駆られていらっしゃると宮内庁関係者は語る。「たしかに秋篠宮家はコロナ対応に関しては一丸となっています。しかし、小室さんとの結婚問題となると、いまも眞子さまは紀子さまの意見にいっさい聞く耳を持たれないのです。しかも皇室では、国民以上に徹底して外出自粛をなさっています。眞子さまも博物館への出勤を控え、リモートワークをされています。もう半年近く、ご家族と宮内庁職員以外とはお会いになっていないのではないでしょうか。外部との接触がほとんどなくなった眞子さまですが、小室さんとはテレビ電話で頻繁に連絡を取られているようです。眞子さまと小室さんの絆がますます強まっていくばかりという状況に、紀子さまは不安を抱かれているのです」3年前の会見で眞子さまは「両親も、私の考えを尊重しながらも、助言をし、見守ってくれました」と語られていた。再び秋篠宮ご夫妻がお二人の未来を応援される日は来るのか――。「女性自身」2020年9月22日号 掲載
2020年09月10日秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期が発表されてから、2月6日で丸2年となった。しかし、秋篠宮さまが要請されていた「何らかの説明」はなかった。注目された2月6日だが、実はその日、秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さまが、ご一緒に赤坂御用地内の赤坂東邸でご公務に臨まれた。「第19回冬季デフリンピック」日本選手団代表と面会し、大会結果の報告を受けられるためだった。「眞子さまは秋篠宮ご夫妻に対して、結婚や小室さんについては決して口を開かれない状態が続いています。ただし、ご公務についてならばご両親とも会話があるといいます。結婚延期2周年という“運命の日”にご家族勢ぞろいのご公務となったのはおそらく偶然でしょう。しかし、面会に備えての事前の打ち合わせは、秋篠宮ご夫妻にとって、眞子さまと話し合うことができる千載一遇のチャンスとなりました。それは今後に向けた緊急の“家族会議”ともいえるものでしょう」(皇室ジャーナリスト)はたしてどのような話し合いが行われたのだろうか――。実は、秋篠宮ご夫妻の頭を悩ませているのは、小室さん問題だけではない。2月1日、安定的な皇位継承策の議論について、政府内で見送り論が浮上しているとの報道があった。皇室担当記者は言う。「この問題は悠仁さまの将来を大きく左右します。秋篠宮家にとって、小室さん問題に匹敵する懸案といっても過言ではありません。このまま議論がなされなければ、悠仁さまが将来の天皇となられるのは確実です。しかし、秋篠宮ご夫妻は手放しでそれを喜んでいらっしゃらないでしょう。なぜなら、このまま何の策も講じられなければ、皇室に残るのは悠仁さまお一人となってしまうからです」(前出・皇室担当記者)皇室に関する近現代史を専門とする、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんも、皇室の存続を危惧し、政府に警鐘を鳴らす。「女性の皇族方は結婚されれば皇室を離れるため、皇族数は減るばかりです。しかも、将来的にも女性・女系天皇を認めないのであれば、悠仁さまの将来のお妃は、お世継ぎとして必ず男子を産まなければなりません。これは想像を絶する負担でしょう。だからといって、現在の日本の憲法や皇室典範の規定では、当事者である秋篠宮ご夫妻が皇位継承策について言及するのは難しいのです。あくまで、政府に任せるしかありません」このままでは、次世代を担う唯一の男子である悠仁さまが、皇室のすべてを背負って苦しまれることに――。遅々として進まない“皇室改革”。ただ、その大きな原因の一つは意外なところにもあると、前出の皇室ジャーナリストが指摘する。「女性皇族が結婚後も皇室にとどまれるようにする『女性宮家』への賛成意見が増えていません。20代の眞子さまや佳子さまだけでなく、18歳になられた愛子さまも、数年以内に結婚され、皇室を離れてしまわれる可能性があります。女性天皇の賛否を後回しにしても、まずは女性宮家を一刻も早く実現することが不可欠です。しかし読売新聞の世論調査では、’17年6月には74%が賛成だったのですが、’18年11月には40%まで急落しています。その間の’18年2月に、眞子さまと小室さんの結婚延期が発表されています。もし眞子さまが小室さんと結婚し、眞子さまを当主とする宮家が設立された場合、小室さんも皇族や、それに準ずる立場になると思われます。その懸念が、女性宮家への拒否反応を引き起こしている可能性も否定できないのです」(前出・皇室ジャーナリスト)そんな状況で紀子さまは、重大な決断を下されているという。「今年に入り、次女の佳子さまの活躍がめざましくなっています。単独ご公務はすでに4回。紀子さまは、佳子さまに女性宮家として皇室に残り、悠仁さまを支えてほしいと願われているようです。一方で眞子さまは今年、単独でのお出ましは展覧会の1回のみ。秋篠宮さまと紀子さまは、秋篠宮家のおかれている苦境を顧みない眞子さまを“女性宮家当主の資格なし”と判断されていたのです。皇位継承策の議論を進めるには、小室さんが“宮家当主の夫”となる可能性を排除することが急務。しかし、もはやその方法は、眞子さまとの結婚を黙認してでも、皇室とは関係のない存在となってもらうほかないのです。紀子さまは悠仁さまの将来のため、そして皇室の存続のために、決意を固められて“家族会議”に臨まれたのでしょう」(宮内庁関係者)「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月12日イギリスではヘンリー王子の王室離脱問題が早期決着。眞子さまの「皇籍離脱」も現実味を帯び始めるなか、美智子さまがその苦悩を親友に吐露されていた――。1月18日「より独立した生活を送りたいとの彼らの意向を支持します」との声明をエリザベス女王が発表。ヘンリー王子とメーガン妃の“王室離脱”が正式に決定となったのだ。「英王室の動きは、日本の皇室にも影響を与えかねません。2月6日には眞子さまの結婚延期から丸2年となり、今後の見通しについて『何らかの発表』をするとみられています。小室圭さんとの結婚が延期となっている眞子さまが、皇室からの“離脱”を決断されてもおかしくはありません」(皇室担当記者)そんな中、エリザベス女王が孫のヘンリー王子の“暴走”に苦悩したように、美智子さまも初孫である眞子さまを心配し、複雑な胸中を吐露されていたという。美智子さまの知人女性が明かす。「上皇后さまは最近も、天皇陛下と秋篠宮皇嗣殿下について『2人とも私の子ですから』と、大切なご家族のことを気にかけていらっしゃるのです。ご結婚に関して眞子さまとご両親に溝ができていることもご存じです。そのうえで眞子さまご自身に、皇室での役割や公的なお立場について冷静に考えてほしいとのお気持ちがあるように感じます。しかし上皇后さまは、祖母の立場として眞子さまのことは『見守るしかないでしょう』とおっしゃり、お心を寄せられているのです」美智子さまは皇室に入られたご成婚の日以来、上皇陛下の《どのような時にもお立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの》というお言葉を大切にされてきた。このお言葉を踏まえれば、私事をすべてに優先しているかのような小室さんの行動や、それを受け入れる眞子さまのお振舞いも、美智子さまのお考えとは相いれないものといえる。「一方で美智子さまは、皇族であっても個人の意思はできる限り尊重すべきとのお考えもお持ちです。そのため、小室さんをめぐる問題についても秋篠宮ご夫妻に任せ、眞子さまのご決断を待つしかないと、発言を慎まれてきたのです。秋篠宮家を信じて2年間じっと待ち続けたにもかかわらず、もう結婚を止めることはできなくなってしまった――。美智子さまが知人に漏らされた肉声には、そんなお嘆きがにじんでいるようにも感じます」(宮内庁関係者)秋篠宮家に近い関係者によれば、秋篠宮ご夫妻に眞子さまの説得を期待できる状況にはないという。「秋篠宮殿下も紀子さまも、4月19日の立皇嗣の礼に向けて、たいへん神経をお使いになっているご様子です。その準備に加えて日々のご公務もおありですから、多忙を極めています。眞子さまと佳子さまは、ご公務についてはお二人ともしっかりと取り組まれています。ただ、小室さんとの結婚問題となると、眞子さまと秋篠宮ご夫妻の間に一切会話がない状態は依然として続いているのです」刻一刻と迫る2月「意思表明」へのタイムリミット。美智子さまのお心の叫びが届き、眞子さまがお考えを改めることはあるだろうか――。「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年01月30日講書始の儀や歌会始の儀など、皇室の新年行事に出席されていた秋篠宮家の長女・眞子さま。皇族としてのご活動の一方で、博物館の研究員としての勤務も続けられている。実は、ご勤務先の博物館・インターメディアテク(IMT)のWEBサイト上には研究者によるリレーコラムが掲載された“ブログ”が存在する。「眞子さまも以前からコラムを執筆されていましたが、前回の投稿は’18年10月。’19年は一度も投稿がありませんでした。昨年からニューヨークに留学中の小室圭さんと会えない日々が続き、コラムを執筆するお気持ちではなかったのかもしれません」(皇室担当記者)しかし、新年早々の1月9日に待望の新コラムが投稿されたのだ。内容は、昨年10月からIMTで開催されている特別展『十九世紀ミラビリア博物誌――ミスター・ラウドンの蒐集室より』で展示されている「カンザシゴカイの一種」の模型について。カンザシゴカイは海中の岩や船体などに固着して生息する環形動物で、石灰質を分泌してうねるような棲管をつくり、その中で生活する。眞子さまは模型の特徴について《実物に近づけるため、ガラスの特徴を時には消し、時には活かしながら作られている》と描写されている。また、赤味がかった色ガラスと白味がかった色ガラスが用いられた部分について《ヴェネチアのワイングラスに似ているような気もしてくる》と、ロマンチックな表現も。これまでも眞子さまは「毒キノコの模型」「ウシの解剖模型」などをテーマに、非常にマニアックなコラムを執筆されている。「’17年12月には、眞子さまの担当された展覧会を上皇ご夫妻が訪れ、眞子さま自らご案内されたこともありました。眞子さまが書かれたコラムは、博物館学の研究者としての一面が垣間見える文章ではないでしょうか。2月には結婚延期から丸2年となり、眞子さまの発信されるお言葉には、ますます注目が集まるでしょう」(前出・皇室担当記者)
2020年01月22日厳かな雰囲気の中、皇居の宮殿・松の間で催された、令和初となる歌会始の儀――。紀子さまの右隣にお座りになっていた眞子さまは、じっと前方を見つめていらっしゃった。「実は宮内庁内部では、眞子さまの和歌が話題となっていました。今回のお題は『望』でしたが、まさに眞子さまの切なる“望み”がこめられたような、意味深な歌だったからです」(宮内庁関係者)眞子さまが詠まれたのは、次のような歌だった。《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》歌人の梅内美華子さんに、眞子さまの歌を解説してもらった。「月に兎が棲んでいて餅つきをしている――。そんな昔話を信じる純真さを、いつまでも持ち続けていたい、というお歌です。満月の明るく清澄な月光に何かをお祈りになっているのでしょう。眞子さまにとって月は、恋の思い、あるいは思い出と一体化しているものかもしれません」「月」といえば、思い出されるのは’17年9月、眞子さまとの婚約内定会見で、小室圭さんが披露したこんなエピソードだ。《ある日、夜空にきれいな月を見つけ、そのとき、思わず宮さまにお電話をいたしました。その後も、きれいな月を見つけますとうれしくなり、宮さまにお電話をおかけしています。宮さまは私のことを月のように静かに見守ってくださる存在でございます》実は、夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が奇麗ですね」と翻訳したとの俗説があり、小室さんもこれをなぞったと思われる。眞子さまの結婚延期について、秋篠宮さまは昨年11月の会見で《何らかのことは発表する必要がある》と発言。結婚延期から丸2年となる今年2月、眞子さまご自身が文書などで国民に向けた説明をされる見通しとなっているが……。「くしくも英王室ではヘンリー王子とメーガン妃の“王室離脱宣言”が話題となり、眞子さまの発表にも注目が集まっています。そんな中で眞子さまは大胆にも『I LOVE YOU』を暗示する“月”を2回も用いた“愛の短歌”を詠まれたのです。このままでは来月、眞子さまからどんな“爆弾発言”が飛び出すかわからない――。紀子さまは凍りつかれたに違いありません」(前出・宮内庁関係者)和歌に込められた「揺るがぬ愛」。来月、眞子さまは31文字に収まらない思いを打ち明けられる――。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月22日秋篠宮家の長女・眞子さまは、秋篠宮ご夫妻や妹の佳子さまとご一緒に、1月2日の新年一般参賀に出席された。ただ前出の皇室担当記者によれば、眞子さまのご様子には気がかりな点もあったという。「眞子さまは、周囲の皇族の方々と会話される様子も見られず、ご表情もやや硬かったのです。秋篠宮さまのご発言もあり、多くの国民が眞子さまの“お気持ち発表”に注目しています。そのプレッシャーもあって、明るい表情をお見せになるのは難しかったのかもしれません」《何らかのことは発表する必要があると私は思っております》秋篠宮さまは、昨年11月の誕生日会見でそう述べられた。「眞子さまと小室圭さんの結婚延期が発表されてから、今年の2月6日で丸2年。秋篠宮さまは、そのタイミングで眞子さまご自身が、国民に向けて結婚延期問題の説明をするべきだと要求されたのです。眞子さまと小室さんは、すでに発表内容を何度も相談されていると思われます」(皇室担当記者)眞子さまと小室圭さんの結婚が延期されてから、2月で丸2年となる。この2年間、眞子さまは2度の海外ご訪問など、精力的にご公務に取り組まれてきた。いっぽうで小室さんは’18年8月に渡米し、ニューヨークでの留学生活を開始。フォーダム大学のロースクールに通っているというが、その生活ぶりは謎に包まれている。「小室さんの留学については、現地での生活費と学費はどのように工面しているのかも、ロースクール卒業後の将来設計も、明らかではありません。小室さんが眞子さまのお相手にふさわしい人物なのか、国民の多くが疑問を抱いている状況です。2月の“発表”では、小室さんが弁護士資格の取得という目標に向かって真面目に勉学に励んでいることを説明し、国民の不信感を払拭することが不可欠でしょう」(前出・皇室担当記者)「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月09日眞子さまと小室圭さんの結婚が「再来年に延期」と発表されてから、来年2月で丸2年がたつ。大きな節目を前に、秋篠宮さまからは意外なメッセージが――。《この次の2月で2年たつわけですね。やはりその、昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております》秋篠宮さまは11月30日に54歳となられ、誕生日に際しての記者会見でそう述べられた。’18年の2月、眞子さまと小室さんは「私たち」という主語を使って、お気持ちを記した文書を発表された。秋篠宮さまは、2年前と同じように眞子さまご自身が“今のお気持ち”を発表するように促したのだ。宮内庁関係者が声を潜める。「秋篠宮さまは本心では、この結婚に強く反対されています。眞子さまが『結婚を諦める』と発表してくれることを願っておられるでしょうが、眞子さまのお気持ちはまったく変わっていないようです。2年前の文書以後、結婚問題に沈黙を貫かれてきた眞子さまが、変わらぬ思いを“肉声”で発表されるとしたら、この結婚は、一気に実現の方向に動きだす可能性が高いと思います」2年前の眞子さまの文書には、このように記されていた。《皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の再来年に延期し、充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切であるとの判断に至りました》つまり、ご自分たちの意思で延期を決めたと表明していたのだ。その“再来年”となるのが’20年だ。延期から2年、眞子さまが「充分な準備を行った」「小室さんと結婚したい、これ以上延期したくない」という強い意志を明らかにされたとしたら、秋篠宮さまが結婚を“阻止”することは、はたしてできるのだろうか?象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは「大変難しい」と話す。「平成の天皇によって、結婚への『裁可』が出ている以上、秋篠宮さまがそれを『NO』と言うことは難しいのです。ですから、当時も破談のような形ではなく、延期という形態を取るしかなかったのだと思います。眞子さまが結婚の意思を公式に表明された場合、秋篠宮さまがそれを妨げるような働きかけをされたら、眞子さまの自由な意思を阻害することにもなります。恋愛や結婚においても皇族の自由を尊重してきた皇室の歩みとも、齟齬が生じてしまいます」日本国憲法第24条には《婚姻は、両性の合意のみに基いて成立》と記されており、秋篠宮さまご自身も憲法を尊重する姿勢を示されてきた。「会見や文書の公表を阻止するどころか、眞子さまのお気持ちに結論を委ねたということは、秋篠宮さまが小室さんとの結婚問題について“白旗”を上げられたものといっても過言ではないと思います」(前出・宮内庁関係者)
2019年12月04日