杉咲花が主演する新水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」に、同級生役として田辺桃子、細田佳央太の出演が決定した。本作は、勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生のユキコ(杉咲さん)と、喧嘩っ早いけど根は純粋な不良少年・森生(杉野遥亮)が織りなす笑って泣けて時々ハッとする、新世代ラブコメディ。田辺さんと細田さんが演じるのは、ユキコが通う盲学校の同級生。「リコカツ」「ゆるキャン△」、映画『犬部!』で注目される田辺さんが演じるのは、視野が欠損するタイプの弱視の紫村空(しむら・そら)。かなり行動力がある女の子で、やりたいことは後先考えずにゴールまで突っ走る主義。ユキコと違い、恋愛に対して積極的だという。一方、「ドラゴン桜」での演技が話題となり、映画『子供はわかってあげない』にも出演する細田さんは、先天性全盲の青野陽太(あおの・ようた)役。想像力が豊かで、“性”にも人一倍関心を持った役柄に扮する。「空ちゃんは、はつらつとしていてポジティブで、友達想いな魅力溢れるキャラクターです。ユキコと青野との掛け合いも最高な関係性だなと感じたので今から楽しみです」と田辺さん。「杉咲花ちゃんとは以前1度ご一緒しましたが、こうしてまた素敵な役同士で再会できたのがとても嬉しいです。杉野さんともご一緒したことあるのですが180度違う役なのでそれもまた楽しみが増えました」と期待を込めてコメント。細田さんも「初めて原作を読んだとき、自分が青野くんを演じられることに大きな喜びを感じました。難しさも感じてはいますが、それ以上に青野陽太君という一人の男の子の魅力を全開に出せたらと思っています。ユキコ、空、陽太の三人のシーンはまた違った雰囲気になると思うので、そこも楽しんで頂けたら嬉しいです」と、撮影を楽しみにしている様子でアピールした。新水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」は10月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年08月30日女優の上白石萌歌が主演を務める、映画『子供はわかってあげない』の本編映像が27日、公開された。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。今回公開されたのは、美波の同級生で同じアニメが好きなことをきっかけに仲良くなるもじくんが全力疾走するシーン。もじくんが必死の形相で向かった先は兄・明大(千葉雄大)が居候する古書店で、店主の善さん(高橋源一郎)から兄が不在な事を聞いたもじくんは「サクタさんと連絡が取れない。もしかしたら巨大な陰謀に巻き込まれてるのかも」と焦った表情で話す。美波ともじくんの新たな関係を予感させるこのシーンだが、特に印象的なのは、バッグに流れる音楽だろう。どこか聞き覚えのあるギターリフから始まるこの曲は、本作で劇伴を務める牛尾憲輔が手掛けた『左官のこころは突然に』という1曲。ギターにはナンバーガールのギタリストとしても知られる田渕ひさ子が参加している。この曲について牛尾は「沖田監督から“トレンディドラマみたいな曲で“とリクエストを受けて、咄嗟に田渕さんに連絡してこのリフを弾いてもらいましたね(笑)」と話している。『左官のこころは突然に』も聴くことが出来る本作のサウンドトラックも各種配信サービスで配信されている。(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社
2021年08月27日『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が、10代の不器用に揺れる心をまっすぐ描き出した映画『子供はわかってあげない』が現在公開中。この度本作より、まるでトレンディドラマのようなワンシーンを切り取った本編映像が到着した。今回公開された映像は、美波(上白石萌歌)の同級生・もじくん(細田佳央太)の全力疾走シーン。必死になって向かった先は、兄・明大(千葉雄大)が居候する古書店だった。そして店主・善さん(高橋源一郎)から兄の不在を聞いたもじくんは、「サクタさんと連絡が取れない。もしかしたら巨大な陰謀に巻き込まれてるのかも」と焦っている様子だ。美波ともじくんの新たな関係を予感させるこのシーンで特に印象的なのは、バッグに流れる音楽。どこか聞き覚えのあるようなこの曲は、劇伴担当の牛尾憲輔が手掛けた「左官のこころは突然に」という一曲で、ギターには田渕ひさ子が参加している。また牛尾さんは「沖田監督から“トレンディドラマみたいな曲で“とリクエストを受けて、咄嗟に田渕さんに連絡してこのリフを弾いてもらいましたね(笑)」と制作をふり返っている。『子供はわかってあげない』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年08月27日映画『子供はわかってあげない』(8月20日)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、沖田修一監督が登場した。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。既にSNS上でも数々の称賛のコメントが見られる本作だが、中でも観客の心を鷲づかみにしそうなのが、終盤の屋上での美波(上白石)ともじくん(細田)の告白シーン。実は、この舞台挨拶の登壇直前に、上白石らは劇場の後ろから、こっそりとこのシーンを含む終盤を観客と一緒に鑑賞していたという。上白石は、クランクアップの日に行われた同シーンの撮影を振り返り「初めて原作を読んだ時から震えるほど素晴らしいシーンで、自分が演じることが決まって台本でそのシーンを読んだ時は、胸がいっぱいになって、台本をスッと閉じて深呼吸をしてしまうくらいでした。恥ずかしくて大笑いした後に、泣いてしまうというお芝居を自分ができると思っていなくて、『無理なんじゃないか?』と思って現場に行ったけど、もじくんを見ていると泣けてくるような高揚感がありました」と語った。細田は、上白石、千葉、沖田監督と一緒にこのシーンを劇場で久々に見て「少しの恥ずかしさもありつつ、『温かいな』と一番に感じました。このシーンを見るだけで、撮影風景がよみがえってくるくらい、核になっているシーンだなと感じました」としみじみ。2年前の撮影時はリアル高校生で「いまよりもまだまだ技術的にも精神的にも足りていない時にこの作品に出会って、沖田監督をはじめ、素敵なキャストのみなさんに出会い、特に美波ちゃんを演じた上白石さんの精神的な強さに一番影響を受けて感化されました。海に入ったり日に当たったり、毎日撮影があって疲れているはずだけど、そういう顔を見せずに現場でいつもキラキラしていて、自分もこうならなきゃと勉強になったし、自分の足りないところが見つかりました。精神的な面でこれからも自分の土台になるだろう作品になりました」と明かした。そんな細田の言葉に上白石は照れた表情で「私はずっともじくんを演じる佳央太くんに支えられていました。あの美波を引き出してくれたのは、もじくんの懐の深さだと思っています」と感謝を口にしていた。また『モヒカン故郷に帰る』に続いての沖田監督との仕事となった千葉は「『モヒカン故郷に帰る』の宣伝キャンペーンが終わって、みんなでホテルの部屋で飲んだ時、みんな、結構酔っぱらってたんですが、沖田さんが僕に『俺についてこい! 任せておけ』みたいなことを言ったんです(笑)。そうしたら、またこうして呼んでくださって、有言実行の男だなと思いました(笑)」と暴露。沖田監督はこの時のことを「酔っぱらって全く覚えていない」とのことで「次の日、周りの人たちにすごい目で見られました。『昨日、千葉くんにすごいこと言ってたよ』って……」と苦笑していた。この日は原作者の田島列島からサプライズでイラスト付きの手紙が到着。「全国公開、おめでとうございます。撮影のとき、沖田かんとくが笑いながら撮っていたのがおもしろかったなーとなつかしく思い出します。演者のみなさんにお会いする時、いつも挙動不審ですみません。やさしく対応してくださり、ありがとうございます。一生の思い出です」という内容に、キャストと沖田監督は感激し、細田は「いまは全部メールで、手紙なんてなかなかもらわないので余計に嬉しいです」と笑顔に。上白石も「この作品の生みの親である田島先生にこんな素敵なことを言っていただけて、素敵な絵まで……」と喜びをかみしめていた。(C)田島列島/講談社
2021年08月21日夏休みシーズンに突入し、新しい出会いや経験をしたいという気持ちが高ぶっている人も多いと思います。そんな気分をさらに盛り上げてくれるオススメの映画といえば、ハートフルな青春物語『子供はわかってあげない』。そこで、本作の魅力についてこちらの方にお話をうかがってきました。細田佳央太さん【映画、ときどき私】 vol. 407若手俳優のなかでも、映画『町田くんの世界』やドラマ『ドラゴン桜』の熱演で注目を集めている細田さん。劇中では、上白石萌歌さん演じる主人公・美波の相手役であるもじくんを好演しています。ひと夏の出来事で成長していく高校生たちの青春と恋愛を描いた本作で、細田さんが学んだことや自身の恋愛観などについて、語っていただきました。―まずは、役が決まったときはいかがでしたか?細田さん穏やかで安心感のある沖田修一監督の世界観が好きだったので、そこに自分も参加できるということがすごくうれしかったです。ただ、脚本を読んだときに、原作の漫画から受けていたもじくんの雰囲気を自分に出せるのかは少し心配になりました。―そんななか、どうアプローチしたのでしょうか?細田さん監督から「もじくんらしさはセリフに散りばめてあるから、自然体でやってくれたらいいよ」と言っていただき、そこで吹っ切れました。もじくんらしさを出すというよりは、自分でいいんだと。―ただ、役者さんのなかには、ナチュラルでいることのほうが逆に難しいという方もいますが……。細田さん確かに、そこは僕も最初は悩みました。実際、撮影に入ってすぐはすごく緊張していて、力んでしまうことがありましたが、自分が固くなってしまったらそのままもじくんに出てしまうんだと気がつき、余計なことを考えるのはやめました。―もじくんの話し方もすごく個性的でしたよね?細田さんそうなんですよね。美波との間には“もじ語”というのがあり、言い慣れてないといけないと思ったので、どう自分になじませるかは意識しました。そのために、両親とのメールや普段話すときももじ語を使ってみたり。そしたら今度は抜けなくなってしまって、お礼を言うときに「サンチェス」とか「そりゃするですよ」とかは、いまでも言ってしまうことがあります(笑)。もじくんと出会ったおかげで考え方が変わった―撮影から2年経っても抜けないとは……。そのほかにも、影響を受けていることはありますか?細田さん他人を受け入れる温かさや柔らかさみたいなものは、もじくんから学んだことかなと。おかげで、いまではどんな意見も否定から入るのではなくて、一旦ちゃんと聞くことができるようになりました。いろいろな考え方があるんだなと思えるようになった根本にあるのは、そういったもじくんの姿勢だと思います。―今回、美波が上白石萌歌さんだったから助けられたこともありましたか?細田さん萌歌ちゃんには、すべてにおいて助けてもらいました。リハーサルでも現場でも、とりとめもない話しかしていないですが、そこから出る空気感に自然と引っ張られる感じはありました。―上白石さんも細田さんのことを「お芝居をするうえで一番助けられた存在」と話しているので、お互いに支え合いながらだったんですね。細田さんいえいえ、僕は何もしてないと思いますよ(笑)。自分のことでいっぱいいっぱいでしたから。―劇中では、美波の父親役である豊川悦司さんと一緒に酔っ払っているシーンも、全力な姿が印象的でした。細田さんお酒を飲んだことがないので、かなり悩みましたね。いままでの打ち上げでもあそこまで酔っぱらっている人を見たことがなかったので、あれは酔っ払っている人に対する僕の独断と偏見です(笑)。―ぜひ、最後の最後に出てくるメッセージも含めて見逃さないでほしいシーンですね。豊川さんと共演された印象についても教えてください。細田さん残念ながら、撮影の間はあまり時間がなくてゆっくりとお話することはできませんでしたが、とにかく背中の大きい方だなと。あの姿には憧れました。豊川さんからすると、僕は大事な娘の彼氏みたいな立ち位置でよそよそしい間柄だったので、素敵な関係性を作っていた美波がちょっとうらやましかったです。共通の趣味は関係性をより強くしてくれるもの―兄弟役を演じた千葉雄大さんとは、いかがでしたか?細田さん千葉さんとは撮影中もけっこういろいろな話をして過ごしました。といっても、家族のことや「ポケモン好きだよね?」みたいな話ですが(笑)。ただ、そういう話ができる雰囲気は、沖田監督が作ってくださったんだろうなと改めて感じています。―本作では、美波ともじくんの恋模様がかわいらしかったので、ご自身の初恋についてもおうかがいしたいところですが、事前情報によると忘れてしまっているとか。何があったのでしょうか?細田さん普通覚えているものだと思うんですけど、本当に忘れてしまったんですよ……。というのも、小学校とか中学校のことを振り返ると恥ずかしい記憶しか出てこないので、あるときから考えるのをやめたんです。そしたら、初恋の記憶も一緒に忘れてしまいました(笑)。―(笑)。では、高校時代は胸がキュンとするような思い出はありましたか?細田さん恋愛禁止が校則のなかにあって、僕はそれに従って過ごしていたのでそれも特にないですね。どちらかというと、すぐに人を好きになってしまう性格なので、問題を起こさないように、人を恋愛対象として見ないように心がけていました。―校則を守る真面目な学生だったんですね。細田さん友達とふざけて怒られたこともけっこうありましたが、校則だけは守っていました。―劇中で、美波ともじくんはアニヲタ仲間ですが、細田さんも何かのオタクだったりしますか?細田さん僕がハマっているのは、バスケです。高校くらいのときから見る側になり、いまでも大好きです。―美波ともじくんのように、相手とは自分の好きなものを共有したいと思いますか?細田さんそのほうが話の広がり方がすごいことになりそうなので、楽しいでしょうね。共通の趣味や話題というのは、それくらい大きな力を持っていると思うので。2人の関係性も強くなりますし、お互いがかけがえのない存在になるだろうなと感じます。でも、バスケ鑑賞を共有できる人はあまり多くないので、そこまで期待はしていないです(笑)。何よりも2人でいる時間を共有したい―バスケ以外にも、こういうことが一緒にできたらいいなと思うことはありますか?細田さん何かというよりも、2人でいる時間を共有できたらいいのかなと。それが僕にとっては、恋愛の理想です。―それは素敵ですね。細田さんが今後挑戦したいことのひとつはYouTubeだそうですが、そう思うようになったきっかけは?細田さん中学生の頃からいろいろなゲーム実況にハマっていて、楽しそうだからやってみたいという好奇心が一番です。ゲーム実況でみなさんとワチャワチャできたらいいですね。でも、もしやるならチャンネル名に細田佳央太の名前はつけず、イチから始めたいと思っています。ユーチューバーとしてちゃんとスタートを切り、自分でやれるところまでやってみたいです。―最近は、ドラマでの熱演も注目されていますが、周囲の反応も変わりましたか?細田さん外出するときもそんなに気を遣うこともありませんし、それはあまりないですね。エゴサーチも少し前まではしていましたが、最近は自分の名前ではなく、作品のタイトルや役名で調べるようになりました。というのも、自分の名前だけだと、ファンの方々の応援してくださる意見ばかりに偏ってしまう気がしたからです。作品や自分が演じた役に対して、みなさんが純粋にどう感じてくださったのかも知りたいので、いまはそうやっていろいろな意見を取り入れて糧にしています。―とはいえ、そこで傷つくこともあるのではないでしょうか。細田さんもちろん、批判的な意見を目にしたこともありますが、それもその人の見方であって、間違いではないと思うので、自分とは違う意見も尊重したいなと思っています。いろいろな反応を知ることができるのは、ありがたいですね。こういう考え方ができるようになったのは、ここ2年くらいで、このマインドの変化に関してはもじくんの影響に尽きる気がしています。その前までは、感情だけで動いていてしまう頑固で子どもっぽいところがけっこうあったので。正しいわがままを言える大人になりたい―今年は二十歳という大きな節目を迎えますが、いまのお気持ちはいかがですか?細田さん僕はあまり意識してないですね。というのも、「二十歳は大人」と言われていますけど、成人式で騒いでいる人たちを見ると、年齢だけで大人とは言えないと思うので……。僕自身は、こういう大人になろうみたいなプレッシャーもなく、なるようになればいいかなという感じです。ただ、「正しいわがままが言える大人にはなりたい」とは考えています。周りから何と言われようと、自分がやりたいと思うことを我慢することなく、自分が思っていることを貫く軸を持っている人にはなりたいです。―なるほど。では、最初にしたいことは?細田さんやっぱりお酒は飲んでみたいですね。先輩方からもお酒を飲めるようになると、つながりも広がるよと聞いているので、ぜひそれを体験してみたいです。―いま、役者としてやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?細田さんどんなにつらいことがあっても、お芝居をしている間だけはすべての雑念を忘れられるので、そこはお芝居に救われている部分だと思います。もちろん、ときにはしんどいなと思うこともありますが、お芝居を好きな気持ちは変わらないですし、やめたいと思ったこともありません。―プライベートと仕事の切り替えは、どうされていますか?細田さん切り替えようと意識することなく、普通に過ごしています。僕は役者でも恋愛していいし、コンビニに行ってもいいし、無理にカッコつける必要はないかなと思っているので。―素敵なお考えだと思います。それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。細田さん今回の映画は、一見ほのぼのしたひと夏の物語のように見えるかもしれませんが、観る方の年齢や性別、そのときの心境によっても感想がかなり違う作品です。公開は1年延びましたが、作品から受け取るものに変わりはないので、みなさんにもいろいろなメッセージが届いて、救われる方がいればいいなと思っています。インタビューを終えてみて……。もじくん同様に、芯の強さを持ちつつ、まっすぐで純粋さがにじみ出ている細田さん。とても柔らかいオーラには、こちらまで優しい気持ちになりました。これからも、演技力の高さと幅広い役どころで私たちを魅了してくれることは間違いなさそうです。高校生の成長する姿に背中を押される!青春あり、胸キュンあり、笑いあり、そしてほっこりもありと誰のことも温かく包み込んでくれるこの夏必見の1本。心に焼き付くような熱のこもったラストシーンには、思わず込み上げてくるものを感じるはずです。夏休みの素敵な思い出の1ページを映画館で加えてみませんか?写真・山本嵩(細田佳央太)取材、文・志村昌美ストーリー水泳部に所属していた高校2 年生の朔田美波は、部活の練習中に書道部の「もじくん」こと、門司昭平と出会う。2人は同じテレビアニメの大ファンであることをきっかけに、意気投合し、友達として急速に距離を縮める。そんなある日、美波は幼い頃に離婚して生き別れた父親を捜し出すことを決意。夏休みに行われる部活の合宿に参加するふりをして実のお父さんに会いに行こうとするのだが……。胸騒ぎが止まらない予告編はこちら!作品情報『子供はわかってあげない』8月20日(金)全国ロードショー配給:日活©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年08月19日ドラマ『ドラゴン桜』の第2シリーズで昆虫好きの原健太を好演した細田佳央太さん。初主演映画の『町田くんの世界』でその名を知った人も多いだろう。そんな彼の最新出演作は、沖田修一監督の映画『子供はわかってあげない』。ちょっとクセのある変わった人物たちが次々に登場し、思わず元気になれる“沖田ワールド”全開の青春映画だ。「僕が演じるもじくんは、心が広くて誰でも受け入れる優しさを持っている高校生。美波(上白石萌歌)が習字に書き残した“暗殺”の文字が急に気になって、付き合ってもいない美波のお父さんの家にまで行くとか、後先考えずに突っ込んでいく感じは、他の人物たち同様にやっぱり変わっているし愛らしい。最初に原作漫画を読んだ時は、もじくんの存在がこの世界観にとても合っていて、僕が演じさせてもらうことにも迷わなかったんです。でも台本を読んでみると、美波との間だけで使われる言葉や言葉尻などが言い慣れていないものばかりで難しくて」さらに沖田監督からの言葉も、細田さんを悩ませたという。「セリフはもじくんぽさをちりばめていて必然的にもじくんになれるから『あとは細田くんの好きに演じていいよ』って言われて困りました。雰囲気やキャラクターがある中に、自分らしさを入れるとどうなるんだろう、自分ってなんだろう…って(笑)。でも僕、『町田くんの世界』の時に、めちゃくちゃ芝居が面白いと感じた瞬間があったんですよね。あの感覚をまた味わいたくて、お芝居を続けているところもあるし、演じている瞬間は他のことを忘れて“無”でいられるから、悩みながらも楽しく演じられたと思います」1年余りの延期を経てようやく上映される今作だが、コロナ禍を経験したからこそ、この作品のよさがより伝わるはず、と細田さん。「僕は実家暮らしだからまだ気が紛れるけれど、もし一人暮らしで人と会えずに話す相手もいないと、いろいろと深く考えすぎて心が弱くなってしまう人もいるのかなぁと。僕も一人の時はそういうタイプなので、気持ちがわかるんです。そんな人もそうでない人も、この映画では人とのあたたかい繋がりを感じることができるはず。後半の海のシーンのロケ地は真夏の静岡で、すごく景色が美しくて。余生を静かに暮らすならここだ、って思いました(笑)」『子供はわかってあげない』高2の夏、水泳部の美波は書道部のもじくんと運命的に出会い、父捜しの旅に出ることに。部活、家族、アニヲタ、夏休み、元教祖…胸騒ぎワード満載!豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴ほか出演。8月20日より全国公開。©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社ほそだ・かなた2001年12月12日生まれ、東京都出身。’19年の主演映画『町田くんの世界』では、町田一を演じて、第29回日本映画批評家大賞で新人男優賞を受賞。シャツ¥41,800パンツ¥39,600(共にNULABEL/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・岡本健太郎ヘア&メイク・菅野綾香(ENISHI)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年08月13日女優の井上小百合、7ORDERの長妻怜央らが出演する、映画『ラストサマーウオーズ』の製作決定が13日、明らかになった。同作は狭山茶の主産地として有名な埼玉県入間市を舞台に、自主映画制作に奮闘する小学生たちのひと夏を描いた青春映画。小学6年生の内気な映画好き男子が、好きな女の子の引越しが決まったことで、彼女をヒロインにした自主映画作りをスタートさせようと奮闘する。主演となる小学生の子供たちの役は現在オーディションを実施中だが、子供たちを見守る小学校の若手担任教師役にアイドルグループを卒業し舞台で活躍している埼玉県本庄市出身の井上小百合、主人公の兄役に舞台『タンブリング』など俳優としても活躍中の7ORDER・長妻怜央が決定した。主人公の父親役に、ラーメン店の経営と並行して俳優・タレント業を積極的に行っているデビット伊東、主人公の母親役に30年以上に渡りドラマ・映画の第一線で活躍し続ける櫻井淳子と、埼玉県出身の豪華キャスト陣が脇を固め、雄大な入間の茶畑や自然を背景に、子供達の目線で描かれるひと夏の物語を届けていく。監督は、入間市出身で映画『恐怖人形』『gift』『成れの果て』ほか、テレビドラマ『スミカスミレ〜45歳若返った女〜』『ひぐらしのなく頃に』等の演出も手がける注目の若手クリエーター・宮岡太郎が務める。9月下旬頃からの映画撮影を予定している。また、同作の2022年全国公開へ向けて、応援団をクラウドファンディングで募集する。クラウドファンディングプラットフォーム「MotionGallery」にて、 13日18:00よりスタート。エンドロールへのクレジット掲載、本編Blu-rayの進呈、完成披露試写会への招待などのリターン(特典)を用意している。○井上小百合 コメント役者を目指し始めたのは中学生のとき。色んな過程を経て16歳で一人、東京に出てきました。辛いことも沢山経験し、傷付かなかったというと嘘になるけれど、それでも『夢』という希望がいつも私の中の光となって、生きる糧になっていました。ただ、そうして夢に立ち向かおうとする度に、それをさまたげる大人たちがいたことも思い出します。幼い自分に対して愛情あってのことだというのは重々承知でしたが、自分を否定されるような感覚になったことは確かでしたし、それが何よりも傷付いたのも、確かでした。大人になってみて、諦めないで良かったとつくづく思うことが沢山あります。好きなことに全力でぶつかれるほど充実した日々はないです。例え打ちのめされても、やりたいことを否定されることのほうがずっとずっと悲しかったので、今の私は、努力する人を応援してあげられるような、誰かに夢を与えられるような存在になりたいと思っています。この脚本を読んだとき、何よりもそんな自分とリンクして…純粋に沢山の人に届けたい映画だなと思いました。宮岡監督の、映画への愛もとても感じており、そんな方の元でものづくりができるという事を本当に有難く思っています。ご時世柄、世の中は暗いニュースで溢れていて、こんな時代に希望を持つことは容易いことでは無いのかも知れません。が、子供たちはこんな世の中でも生きていかなければ、未来をつくっていかなければなりません。ここに登場する少年少女たちを通して、何か伝えられるものがあると信じています。ぜひ子供から大人まで、あるいは現在夢を追いかけている人や、もしかしたら今何かを諦めようとしている人、色々な人に見ていただきたいです。○長妻怜央 コメントひとつのことに熱中できることほど幸せなことはないと思わせてくれる作品です。僕も普段の活動でさまざまな取り組みをしていますが、仲間や、周りに居てくれる沢山の方々に助けてもらっているから、今の仕事や活動がしっかりできてるんだと、この作品に触れて改めて感じました!!助けてもらう方ではなく、この作品では夢を追いかける小学生のお手伝いができることを本当に楽しみにしています!!○デビット伊東 コメント自転車でひたすら北に北に走り川があったら飛び込んで、手掴みで魚を捕まえ、掴んだ魚が黒い魚影「ナマズだ〜!」「すげ〜」「地震が起こるから気をつけろー」一瞬黙る。みんな。ナマズを見ながら笑う。夢や希望は毎日生まれる。僕が子供の時描いた夢は、今大きく育ってます。明日の子供達も、この入間市で夢を描いて欲しい。その為の努力なら協力はおしまないです。○櫻井淳子 コメント小学校最後の夏休み、試行錯誤しながら夢に向かって突き進むギャングエイジの子供達…忘れかけていた、何事にもチャレンジしていく気持ち、夢や希望の大切さを思い出させてくれる…そんな作品に参加出来ることを楽しみにしています。○宮岡太郎監督コメント小学生の頃から、映画が大好きでした。小6の夏、友達を集めて、親のハンディカムを使って裏山で初めて自主映画を撮りました。以来、今に至るまでの20余年、映画の監督として魅力的な作品を観客に届けたいという思いは、常に私の中心にあり続けています。少子高齢化が進行したこの時代、子供たちを主役にした実写映画はほとんど作られなくなってきています。だからこそあえて今、彼らの元気なパワーが十分に炸裂するような、胸を熱くさせる少年少女の群像劇を実写で誕生させたいと思っています。今回、自分の生まれ育った埼玉県入間市という場所で本作を撮影させていただくことになりました。慣れ親しんだ入間の景色を映画に綴じ込められる喜びを感じながら、映画で故郷を盛り上げて、その輪を全国へと広げてゆきたいと願っています。(C)「ラストサマーウオーズ」製作委員会
2021年08月13日映画『子供はわかってあげない』(8月20日)の完成披露上映会が27日に都内で行われ、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司、沖田修一監督が登場した。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。細田と千葉は同作で兄弟役を演じた後に、千葉の主演ドラマ『小さな神たちの祭り』でも兄弟役に。千葉は「もう本当に2019年の夏、僕の夏は佳央太と共にあったみたいな感じで、本当に他人とは思えない」と表す。細田も「めちゃくちゃうれしいですね。僕にとってもお兄ちゃんのような存在だったので。今も一緒にいて安心で、イベントの直前に『緊張してきた』ということも伝えました」と応えた。イベントでは「夏の思い出」というトークテーマも。細田は「小学校低学年の時バス通学だったんですが、早い時間に起きて学校行ってたので、自分が家を出た後の番組を何も知らなくて。ただ、夏休みって一日休みだから、朝ラジオ体操やってプールに行って帰ってきても、まだお昼前だったりするじゃないですか。だから初めて見る番組を見れることが嬉しくて、たくさん見てました。夏休みのテレビの時間だけは大人になった気分でした」と振り返る。千葉が「夏休みが明けると、いきなりすごいナウい子供になってるってこと?」と尋ねると、細田が「ちょっとだけ成長して……」と答え、千葉は「かわいい!」と笑顔を見せていた。
2021年07月27日童謡歌手で子役の“ののちゃん”こと村方乃々佳(以下、乃々佳ちゃん)が27日、オンラインで配信された「TGC teen 2021 Summer supported by KIREIMO」に登場。TGC teen初登場ながら、堂々としたウォークとパフォーマンスで会場を和ませた。乃々佳ちゃんは、2020年11月の童謡コンクールで「いぬのおまわりさん」を歌った動画が、異例の2000万再生超を記録。2歳で初ソロアルバムをリリースし、今春にCMデビューも飾って話題を集めている。史上最年少CDデビューを果たして話題の乃々佳ちゃん。この日は制服レンタルショップ「neroom」の制服衣装に身を包み、BTSの「Dynamaite」に合わせ、TAICHIと手をつないでランウェイを闊歩した。TAICHIは「制服の乃々佳ちゃんがすごくかわいすぎた。乃々佳ちゃんばかり見ちゃいました」とニッコリ。乃々佳ちゃんも感想を問われて「楽しかった!」と満面の笑みに。乃々佳ちゃんはさらに、MCからのリクエストに応えてジブリ映画『となりのトトロ』の「さんぽ」をアカペラで披露。TAICHIは3歳とは思えぬ歌唱力に驚き、「こんなに小さい子がアカペラでしっかり歌えるなんてすごい」と絶賛した。TGC teenは、SNSやYouTubeでティーンに絶大な影響力のある出演者を中心とした、ティーンの未知なるパワーを存分に発揮・体感できる“令和teen”のためのガールズフェスタ。今回は完全無観客で実施され、オンライン配信された。撮影:桜井恒二
2021年07月27日俳優の黒羽麻璃央が企画・プロデュースを行う野球大会『ACTORS☆LEAGUE』が20日、東京ドームにて行われた。同大会では、野球をこよなく愛する俳優37名が揃い、結成された2チームが真剣勝負の野球対決に挑む。「コロナ禍という状況であっても、次の世代を担う若い俳優たちが輝ける場所でライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合える場を作りたい」という思いから黒羽が企画・プロデュースし、その想いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同した。試合開始前からDIAMOND BEARS、BLACK WINGSそれぞれのウォーミングアップが行われ、オープニングセレモニーでは城田によるテーマ曲の歌唱、試合前には山崎と松也による国歌斉唱が行われ、美声が響いた。スターティングメンバーは、BLACK WINGS:1 近藤頌利(サード)、2 岡宮来夢(セカンド)、3 笹森裕貴(ショート)、4 有澤樟太郎(キャッチャー)、5 八木将康(ファースト)、6 井阪郁巳(センター)、7 阿部顕嵐(ライト)、8 橋本祥平(レフト)、9 黒羽麻璃央(ピッチャー)、DIAMOND BEARS:1 和田雅成(ショート)、2 和田琢磨(キャッチャー)、3 北園涼(センター)、4 横山真史(ファースト)、5 上田悠介(ピッチャー)、6 上田堪大(サード)、7 鳥越裕貴(ライト)、8 椎名鯛造(セカンド)、9 石橋弘毅(レフト)で、途中には代打で監督の山崎と松也が登場する一幕も。猫として着ぐるみで乱入し高野洸に追いかけられた染谷俊之、助っ人として登場した野球経験0のspi、SNSを通してアピールした結果ほろよいのPR大使となった高橋健介も盛り上げた。結果は6-1でDIAMOND BEARSの勝利に。黒羽は「悔しいね!」と言いつつも、「悔しい思いができるというのも勝負の良さ。勝ったDIAMOND BEARSさん、本当におめでとうございます。この悔しさを胸にまた次に進んでいきましょう」と全員をねぎらう。和田は「自分のチームは何日も作戦会議をして『打撃のチームだね』と言ってたんですけど、守りからリズムを作ってくれたし、チーム関係なく白球を追いかける姿が全員キラキラしていた」と振り返る。城田は「コミッショナーの部屋、人来なさすぎじゃね? 俺、仕事なさ過ぎじゃね? 全員来いよ、順番に。これ終わったら順番に来いよ」と会場を笑わせた。各賞も発表され、ファインプレー賞には上田堪大、ハッスル賞には鳥越裕貴が輝く。ハーゲンダッツ賞の阿部顕嵐は「めちゃくちゃ嬉しいでーす! 僕、アイス大好きです、以上です」と喜び、城田は「ファインプレーを出したり、"おいしい"当たりだったということで贈られる。顕嵐選手は試合前に『最優秀賞とかいらないんで、ハーゲンダッツほしいです』と言っていて、有言実行の男です」と讃えた。ほろよい 夏の白いサワー賞に輝いたのは、ゲスト解説の荒牧慶彦。「ぼ、僕ですか!?」と驚く荒牧は、「本当に予想してなかったんですけど、野球知識も経験もなくてなぜと思いながらも、皆の素晴らしいプレーを少しでも魅力あるものにしようと必死で考えて解説しました。両チームの死闘、素晴らしかったです。野球が好きになりました」とコメント。MVPに輝いた岩瀬恒輝にはなんとトヨタ カローラが贈られ、岩瀬は「免許を持ってないので、今から免許合宿行ってきます!」と宣言する。しかし、緊張からか「練習でホームラン打ったので、本番でも打とうと思ったんですけど、ちょっとね……ナイスバッティング〜!!」と無理矢理締めていた。最後には全員で公式 テーマソング「L・A・S・T」を歌い、拍手の中で俳優達が退場していった。○コミッショナー、各チームの監督&キャプテン コメント・城田優(コミッショナー)コミッショナーとしては何の緊張もしておりません。ただ、自分が作詞作曲したテーマソング「L・A・S・T」をオープニングセレモニーでひとりで歌うことに関しては、死ぬほど緊張しております。というのは、“東京ドームで歌を歌う”というのが芸能界に入った頃からの自分の夢でした。その夢が叶う瞬間なので非常にドキドキワクワクしております。僕の歌を通して一人でも前向きになっていただけたらいいなと思います。それが僕のコミッショナーとしての一番の役割ですね(笑)。コロナ禍ですが、お客さんが見ていただく中で開催できるということをありがたく思っています。・尾上松也(【DIAMOND BEARS】監督)無事開催できてうれしく思っております。実は、東京ドームはプライベートで借りて、何度か野球の試合をしたことがあります。でも、監督として試合するのは初めてなので、監督としての試合の楽しみ方を新たに見つけたいなと思っています。いつもとは違う視点で見られるで、それはそれで楽しみですね。観ていただく方には、みんなが全力で野球を楽しんでいる姿と、開催を企画した(黒羽)麻璃央と制作スタッフの思いを感じ取っていただければうれしいです。育(山崎育三郎)とは何度か草野球をやっていて、これまで負けているので今日は勝ちたいと思います。・山崎育三郎(【BLACK WINGS】監督)間もなく本番ということで興奮します。コロナ禍ですが、これだけたくさんのお客さんが観に来てくださるということも嬉しいですね。東京ドームでプレイするのは子供の頃からの夢でした。監督なので試合に出られるか分からないんですが、「代打、俺!」ってどこかで出てやろうと思っています(笑)。(尾上)松也とは仲が良いんですけど、勝負事なので負けたくないですね。試合もそうですけど、ずっとベンチに向けてカメラが回っていたりしますし、楽曲を披露する場面があったりしますので、野球に詳しくないという方もエンタメとして楽しんでいただけるんじゃないかなって。舞台上とは違う姿をたっぷりと楽しんでください。・和田琢磨(【DIAMOND BEARS】キャプテン)いよいよということでワクワクしています。キャプテンとしては、勝てるチームを作ったつもりですので、相手チームのキャプテンの(黒羽)麻璃央くんが発起人ではありますが、勝ちにいきたいと思います。僕個人としては、共演しているけどなかなか会えない人たちとも交流できますし、とてもいい場だなって思っています。東京ドームに見に来てくださった方だけでなく、配信で観てくださる方にも楽しんでもらいたいですね。あと、僕の打順は2番なので初回にピッチャーの麻璃央くんと対戦します。ここでキッチリ1本ヒットを打ちたいです(笑)。・黒羽麻璃央(【BLACK WINGS】キャプテン)大人になってから一番気持ちが高揚しています(笑)。企画プロデュースをさせていただいていますが、最初は地方球場で仲良く楽しく出来たらいいなと思っていました。それが東京ドームで開催できることになって嬉しい驚きというか、野球人生において思い残すことはありません(笑)。苦楽を共にした俳優仲間だったり、尊敬する先輩方と短い時間ではありますけどお祭り騒ぎができる今日のイベントは、まだまだ厳しい状況ですが、これまで自粛してきたことへのちょっとしたご褒美と思っています。配信で観られる方も楽しんでいただけたらうれしいです。○出場キャスト・コミッショナー城田優・監督山崎育三郎、尾上松也・ゲスト解説荒牧慶彦、佐藤流司・キャプテン黒羽麻璃央、和田琢磨・選手会長和田雅成・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史撮影:小境勝巳(C)ACTORS☆LEAGUE 2021
2021年07月20日宮本佳林によるソロライブ「宮本佳林 LIVE 2021 春~アマリリス~」が、6月19日、中野サンプラザにて開催された。今回のライブは、緊急事態宣言の影響により5月から開催が延期されていた振替公演。タイトルには“輝くばかりの美しさ”という花言葉を有するアマリリスの名が掲げられ、宮本にとっては Juice=Juice およびハロー!プロジェクト卒業以来、中野サンプラザで初めて開くソロライブとなった。宮本のイメージカラーであるブドウ色のペンライトの光が観客席を満たす中、ステージの緞帳が上がり、宮本が花束を拾い上げる一幕からライブはスタート。疾走感のある「若者ブランド」でソロアーティスト・宮本佳林としての存在感を見せると、続いてはJuice=Juice が4月にリリースしたシュガー・ベイブのカバー曲「DOWN TOWN」で軽やかな手拍子に包まれながらパフォーマンスを楽しんでみせる。3曲目ではハロプロ研修生ユニットもダンス&コーラスに加わり、「Vivid Midnight」では小気味好いフェイクを交えて会場の温度を上げていく。観客席いっぱいのファンに向き合いながら「この感謝の気持ちをパフォーマンスを通して伝えていきます!」と宮本は語りかける。熱を切らさず突入したカバー曲ブロックではJuice=Juice時代にカバーしたKANの「ポップミュージック」をゴージャスに歌い上げ、さらに森高千里の「やっちまいな」をカバー。MCでは、「朝から“あー楽しみだなー!”とドキドキした感じで会場に入りました。中野サンプラザのステージに立つなんて夢みたいって」と気持ちを述べ、さらに「この日のために準備してきました」と新曲2曲を一挙に披露。切ない中にも振り付けで一瞬激しさを見せる「愛してるの言葉だけで」、大人な歌詞にシティバラード調のメロディが合う「優柔不断だね、Guilty」を立て続けに披露した。「ずっと歌ってみたいなと思っていたんですが、一人では息継ぎが間に合わない曲でした」という紹介からハロプロ研修生ユニットを再度迎えて披露したのは「誤爆 ~WeCan’t Go Back~」。宮本本人が語ったとおり息継ぎが続かないパートは研修生ユニットにも歌割りが振られ、この曲に関してはフォーメーションも必ず宮本がセンターというわけではない。宮本が自身のライブでソロならではの表現とグループならではの表現をテンポよく織り交ぜてくる姿には、宮本の“見せたいパフォーマンス”に対する視野の広さが垣間見えた。さらに「禁断少女」では会場も手振りを合わせ、揺れるペンライトの光もパフォーマンスの一部になっているかのような光景で盛り上げる。研修生ユニットが2曲を披露したあと、ライブは後半へと突入してゆく。ダンスブロックでは、ミニテーブルに生けられたアマリリスの花とステージにおちる一束の光の下で宮本が一人踊るというストイックな演出が観客を惹きつける。そこから「少女 K」でアーティストとしてのハングリーな姿を演じきった。畳み掛けるようにドラマチックな「風に吹かれて」から、EDMのきいた「タメライ」をクールに歌い上げる。太陽とシスコムーン曲「ガタメキラ」でのコブシのきいたパワフルな歌唱から「プラトニック・プラネット」、そしてロックナンバー「どうして僕らにはやる気がないのか」と、隅々まで研ぎ澄まされたノンストップ・パフォーマンスで本編は締めくくられた。アンコールでは、会場へ宮本の声によるアナウンスが流れ、ここまでの道のりを振り返る感慨深い時間に。そんな空気から宮本がステージに登場し、弾むような前向きナンバー「落ちこぼれのガラクタだって」で会場を明るく照らした。最後には、秋の単独ライブ開催決定を発表。9月4日(土)にはNHK大阪ホール、9月20日(月祝)には中野サンプラザの2公演が行われる。「皆さんの応援のおかげで秋のライブも決定しました。ありがとうございます!」と声をあげた宮本佳林は、これまでも公言していたように、これからもパフォーマンスに感謝の気持ちをこめて伝えていくと意気込みを改めて口にした。■セットリスト<宮本佳林 LIVE 2021 春~アマリリス~>2021 年 6 月 19 日(土)中野サンプラザ1.若者ブランド2.DOWN TOWN3.Vivid Midnight4.ポップミュージック5.やっちまいな6.愛してるの言葉だけで7.優柔不断だね、Guilty8.誤爆 ~We Can’t Go Back~9.禁断少女10.ミステイク(ハロプロ研修生ユニット)11.悪いヒト(ハロプロ研修生ユニット)【DANCE TRACK】12.少女 K13.風に吹かれて14.タメライ15.ガタメキラ16.プラトニック・プラネット17.どうして僕らにはやる気がないのかEN1.落ちこぼれのガラクタだって■宮本佳林ソロライブ9月4日(土)@NHK 大阪ホール9月20日(月)@中野サンプラザ■ライブ出演情報<M-line Special 2021〜Make a Wish!〜>7月24日(土)@KT Zepp Yokohama(神奈川)7月25日(日)@Zepp Namba(大阪)■宮本佳林 アーティストページ
2021年06月21日舞台『首切り王子と愚かな女』の公開ゲネプロが15日に東京・PARCO劇場で行われ、井上芳雄、伊藤沙莉、若村麻由美、蓬莱竜太(作・演出)が取材に応じた。同作は岸田國士戯曲賞や読売演劇大賞優秀演出家賞ほか受賞の蓬莱竜太氏が作・演出を手掛けるオリジナル作。架空の国・ルーブを舞台に、傍若無人な首切り王子・トル(井上)と、死のうとしていた女・ヴィリ(伊藤)が出会ったことから始まる、王国を取り巻く物語を描く。ほか高橋努、入山法子、太田緑ロランス、石田佳央、和田琢磨らが出演する。井上は「こういう中でとにかく今日までこぎ着けた、一人も欠けることなく公演を迎えられたことが嬉しいです」と喜び、伊藤は「舞台が4年ぶりなのでちょっとシンプルに吐きそうなんですけど、この作品がとっても大切だし、大好きなので、本当にたくさんの方々に観て頂きたいです。この時代だからこそ、たくさんの方に届いてほしいと思うので、精一杯、頑張ります」と意気込んだ。「ミュージカル界のプリンス」と言われる井上だが、久しぶりの王子役について「蓬莱さん的には僕のフィールドに寄ってくれたところがあるらしいんだけど、設定が王子ってことくらいかな」と苦笑。「『これこそ王子なんじゃないかな』と思ってやっているので、僕の王子役の集大成として」と笑いつつ、「まあ別に(王子の)オファーもそんなに来ないんですけども、それくらいの気持ちでやりたい」と語る。そんな井上について、伊藤は「私が取材を受ける時に、わざわざ来て挨拶してくださって、本当に王子様。見た目も中身も王子様だなと思うんですけど、この世界の王子をやるのにも特に違和感のない感じはしていて。別に傍若無人と言ってるわけじゃなくて、すごく切ない顔とかそういうのがすごく似合う人だなあって。笑顔も素敵ですけど、そういうところにも注目してほしい」と語る。若村も「王子は王子です。首切りだろうがなんだろうが王子は王子で、いいやつというのがにじみ出てくる。ある意味、かわいそうな王子というのが出てくる」と表していた。井上は作品に共感する部分として「今の自分の年齢だからこそ重ねられるところがある。自分が引っ張らなきゃというだけじゃなくて、年齢が上がってくると、もっと若い人たちに託したり、繋いで行ってもらうということも。上の世代にしてもらったように、僕もしないといけないんだなというのを思うような結末」と明かす。「癇癪持ちで傍若無人」というキャラクターの性格については「実際のところは全然ないですけど、願望があるんだなという気がします。すごく気持ち良い。舞台上でそれをやってるので、ふだんはより優しくなれると思います」と自己フォローも。また、特徴的なセットについて演出の蓬莱が「演劇の想像力の豊かさということをそのまま舞台にあげたかった。稽古場をそのまま再現して、そこからどうお客さんにファンタジーの世界に見えてくのかという演出をしたいというのはありまして、帝国劇場とかでは絶対にあり得ないセット」と言うと、井上も「まあ、見たことないですね」と同意。蓬莱は「役者が稽古場を見ているという状態で始まり、出たり入ったりするんですけども、そういうオフの役者の姿と、オンになる瞬間を同時に見られる。『こういうことをやりながらファンタジーの世界を生きて作っているんだ』と。見てくれる人もだんだんそういう世界に見えて来るというのができたらいいな」と意図を説明し、「まあ、多分トイレに行きたくなったりしたらしれっといなくなったりする。水を飲んだり台本を読んだりするかもしれない」と行動を予想する。開演前のスタンバイ状態からも見られると言うことで、若村は「5分前から出ているということを伝えてください。ちゃんと間に合うように来たのに、『あの人、遅れてきた』って、ほかのお客さんに思われないようにしてあげてほしいな」と希望していた。東京公演はPARCO劇場にて6月15日~7月4日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて7月10日~11日、広島公演はJMSアステールプラザ 大ホールにて7月13日、福岡公演は久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて7月16日~17日。
2021年06月16日日向坂46の影山優佳が、『さよなら私のクラマー』アニメプロジェクトの応援マネージャーに就任。テレビアニメ本編では声優にも初挑戦する。『さよなら私のクラマー』は『四月は君の嘘』などで知られる新川直司の、女子サッカーマンガをアニメ化した作品。4月から放送中のテレビアニメに加え、6月11日からは『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』が劇場公開予定だ。小学生時代には地元サッカークラブでのプレー経験があり、中学2年生でサッカー4級審判員の資格を取得するなど、サッカーに対する愛情がひと際強い影山。彼女に『さよなら私のクラマー』に対する印象や初の声優経験や応援マネージャーへの意気込み、さらには日向坂46での活動についてじっくり話を聞いた。――『さよなら私のクラマー』という作品、原作はご存知でしたか?影山はい、元々知っていました。高校の女子サッカーを扱う漫画はすごく珍しいなと思って読み始めたんですけど、想像していた以上に選手1人ひとりのバックボーンや、その時々の感情にフォーカスを当てているところが新鮮で。『四月は君の嘘』を先に知っていたので、絵の素敵さはもちろんですが、言葉の1つひとつもすごく綺麗な漫画だなと感じていました。『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(C)新川直司・講談社/2021「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会――確かに、各キャラクターの言葉が印象に残る作品ですよね。劇場版アニメでは主人公の恩田希の中学時代が舞台で、男子に交ざってサッカーをしていく大変さが表現されています。影山さん自身もサッカーを経験してきた身なので、シンパシーを感じる部分があったのではないでしょうか?影山そうですね。私が男の子に交じってサッカーをやっていたのは5歳から小学6年生の間で、ちょうど私もフィジカルの差というのを感じたときがあって。小2ぐらいのときに男の子が蹴ったボールが体に当たって、その痛すぎた衝動で辞めたいと思ったんです。でも、小3〜4ぐらいで身長が一気に伸びてからは倒されることもあったけど、負けず嫌いな気持ちも強かったのでなんとかやっていたんですが、高学年になると体格が大きくなる男の子も増えて、当たり負けすることも増えて。サッカーをやる楽しさよりも、怪我するんじゃないかという怖さが増えてきた時期が私にもあったので、希ちゃんみたいにフィジカルの差を感じつつも試合に出たいという強い意志はカッコいいなと思いました。――テレビシリーズはそこから高校生になり、女子サッカーの世界で伸び伸び楽しむ姿も描かれています。影山私は高校1年のときに学校のフットサル部に入ったんですけど、今の仕事との両立で部活動に参加できる日が少なくて。だからアニメを観て、「ああ、部活のみんなはこんなふうに楽しんでいたのかな?」と振り返りつつ、ちょっと羨ましいなと感じていました。――影山さんは今回、そのテレビシリーズで声優に初挑戦しましたが、難しかったですか?影山元々お芝居が好きだったので、声だけのお芝居にもすごく興味があったんですが、いざ挑戦してみたらすごく難しくて。特に声にその人のすべてを乗せるというところで、根本的にどうやったらいいんだろう?と躓いてしまったんです。それに、声色の本当に些細な変化で伝わり方が変わってしまうことも知って、収録のときも1回録って自分の声を聞かせてもらったりもしたんですけど、自分が思っている以上にちょっと平坦な声になっていたり、逆にモノローグにしては強すぎたりとか、自分がやっていることと聞こえ方にズレが生じて。そこは難しくもあり、新しい発見もありという感じでした。――海老名あやめという役は、ご自身の中でどう解釈しましたか?好評放送中のTVアニメ『さよなら私のクラマー』に登場する、浦和邦成高校女子サッカー部の「海老名あやめ」。影山が声優を担当する。(c)新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会影山原作ではメインで登場するシーンが少なかったけど、アニメ版ではセリフも増えていたので、どう演じようかとちょっと悩みました。私が原作を読んで感じたのは、冷静に分析しつつも強い相手とマッチアップしたときは「萌える!」というセリフが出るくらい熱くなる子なのかなと。なので、セリフに関しても心の声は冷静にしつつも、口に出した言葉は結構強くしてみたりとか、そういうふうに臨みました。――共演された他の役者さんからは、何かアドバイスはありましたか?影山実は今のコロナ禍の状況で、同じブースに複数入れないということで、完全に別録りだったんです。だから、かけ合いのときはどうしようと不安だったんですが、先にアフレコ収録されていた声優さんのセリフに合わせつつ、「こうやって言うんだ!」と参考にしながら収録しました。――では、テンションもそこに合わせていったわけですね。影山そうですね。そういう意味では、参考にできるものがあってやりやすかったんですけど、この作品に限らず今のアニメ業界というのは皆さんこうなんだと思うと、本当に大変だなって。シリアスなシーンとか声を上げるシーンとか、どうやって演じているのかな、きっと難しいだろうなというのは、演じていて感じました。監督さんにも「周りに人がいないから、やりづらいと思うけど」と言われましたが、実際に前振りもリアクションもないので、人に説明したり言葉を投げかけるシーンは本当に難しかったです。日向坂46で声優に挑戦したら面白そうなメンバーは?――ちなみに、日向坂46のメンバーにはアニメが好きな方も多いかと思いますが、影山さんが声優を務めることに対して反響はありましたか?影山メンバーの丹生明里は声優の経験があるので、個人的に「声優さんの現場ってどういう感じなの?」と聞いたりしました。あとは、小坂菜緒や渡邉美穂はアニメがすごく好きなので、「楽しみです!」と言ってくれましたし、いろんなメンバーから「頑張ってね!」と声をかけてもらいました。――その丹生さんや渡邉さんをはじめ、最近は日向坂46メンバーが出演する声優をテーマにしたドラマ『声春っ!』(日本テレビ)も放送中ですが、影山さんが思う「今後声優に挑戦したら面白そうなメンバー」はどなたかいらっしゃいますか?影山日向坂46は声に特徴のあるメンバーが多いんですが、三期生の森本茉莉は番組では普段より3オクターブくらい高い声で喋るので、合うんじゃないかな?(笑)本人は人前に出ると緊張して高くなっちゃうみたいで、あれだけ声の幅があったらいろんな声を出せるんじゃないかなと個人的に思っていて。よく収録でも「声が高いね?」ってイジるんですけど、あの声は武器なんじゃないかなと思います。――逆に、他のメンバーから影山さんの声について何か指摘されたりは?影山お腹から声を出しているせいか、「よく通る声だね」と褒めてもらえることは多いですね。歌声についても「ポンと突き抜ける声だね」とか。あとは、私もはしゃいでいるときと落ち着いているときの声の高低差が激しいとよく言われるので、森本に似ているかもしれませんね(笑)。――影山さんは『さよなら私のクラマー』の応援マネージャーにも就任しました。この作品をどう広めていきたいですか?影山こういう作品をPRする立場というのが初めてだったので、決まったときは「私でいいんですか?」という気持ちもありつつも、すごく嬉しかったです。あまりアニメを観ないサッカーファンにはこの作品のことをより知ってほしいですし、逆にアニメは観るけどサッカーは詳しくないという方にはこの作品がサッカーにハマる第一歩になると思うので、そのお手伝いができそうだなと私自身も楽しみです。と同時に、この作品をPRしつつサッカー業界全体を盛り上げる、その一役を担えたらなとやる気満々な気持ちでいます。――影山さんは『FOOT×BRAIN』をはじめ、さまざまなサッカー関連番組に出演する機会も多いですが、以前と比べてサッカーとの接し方に変化を感じることは?影山結構ありますね。というのも、サッカー選手や関係者の方々だけではなくて、サッカー番組を作ってらっしゃる方々に出会ったことで、どういう思いで番組を作っているのか、どうやってJリーグを盛り上げていくのか、そういうお話を耳にする機会が増えて。あるいは、クラブチームを作っている側の人は、勝てない試合が続くとサポーターの方から厳しい言葉を投げかけられることもあると思うんですけど、そういう方たちの立場を知ることができたことで、サッカーを多角的に見られるようになってきたので、私の中でもすごく糧になっていると思います。それこそ、以前はただ試合を観て応援して楽しんでいたところが、使命感みたいなものも生まれてきたので仕事という側面もありつつ、でも移動中や仕事の合間に携帯で試合のハイライトを観たり、家でもハイライトで観る試合数が増えたりと、なんやかんやで楽しんでいますね。あとは、そういう番組に出演すると「すごいことを言ってくれるんじゃないか?」と期待されているのを感じることもあって(苦笑)。そういうプレッシャーはありつつも、やりがいを感じながら楽しんでお仕事ができていると思います。大きくなるライブ会場やセットにグループの成長を実感する――サッカーはチームプレイが重要ですが、テレビ番組を観ていると日向坂46にもチーム力を感じる瞬間が多々あります。影山さんが日向坂46のチーム力を感じる瞬間は?影山以前、林修先生の『日曜日の初耳学』(TBS系)にメンバー5人で出演させていただいたとき、エピソードトークの時間になったときにMCの方が誰かメンバーを指名すると、「そういえば、こないだ誰々が〜」みたいな感じでトークを回していって、指名される前に5人全員が1周したことがあって。前もって相談していたわけではなくて、思いつきでやっていたので、そのときのチームワークはすごいなと思いました。隣のチームメイトが話す場面を作ろうと純粋に思っているところや、そうやってぽんぽんエピソードが出てくるぐらい仲が良いことは、我ながら感心した出来事でしたね。でも、トークが長すぎたので本編では使われず、あとからみんなで「すごいね」って笑ってました(笑)。全員で前へ、前へという姿勢はすごいですね。誰ひとり取り残さないぞという気持ちも強いし、そういうところが日向坂46ってあたたかいし、名前どおりのグループだなと思います。――学業で2年間活動休止していた影山さんですが、グループに復帰してからこの5月で丸1年経ちました。この1年間の活動が及ぼした影響で、一番大きかったものはなんですか?影山私が休業前に活動していた頃は、グループ名も今とは違う“けやき坂46(ひらがなけやき)”でしたし、何ならメンバーの数も全然違っていて。しかも、私が休業した後に日向坂46に改名して、すごいスピードで坂を登り始めて、それこそ歌番組やレコード大賞、紅白歌合戦に出演したり、大きな会場でライブをすることも私は未経験だったので、日向坂46のメンバーの一員としてみんなと一緒に活動してきたことすべてが、自分の中ではすごく大きかったです。――ライブに関してもこの1年で無観客、有観客の両方を経験していますが、けやき坂46時代と比べて変化を感じることは?影山復帰してからはしばらく無観客が続いていたので、観てくださる空気感というのは分かりかねるところはあるんですけど、例えばクリスマスライブの“ひなくり”は世界観をすごく大切にしていて、おとぎ話の中に入り込んだような世界感のライブが年に1度必ずあるのは、ちょっとしたお祭りみたいでやりやすくていいですね。あとは、会場もどんどん大きくなって、セットや演出も規模が大きくなっているところに、グループとして大きくなっていることを実感します。――特にステージを複数使う形は贅沢ですよね。影山そうですね。この3月末にもデビュー2周年ライブが2日間あったんですが、実際ステージを観たときはすごく感動しましたね。あのときはテーマと演出によってステージを使い分けていて、メインステージはセットや電飾がすごく大きくて、隣のBステージはARメインなので逆にまっさら、Cステージはお客さんと一番近いステージで、垂れ幕のようなLEDスクリーンを使う演出もある。そういうこだわりに対して、ライブを作ってくださる皆さんの日向坂46への愛情を日々感じています。夏には映画にも出演。声優挑戦で得られたものとは?――個人としても、特に今年は声優初挑戦の他に、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』にも出演したりと、演技に関するお仕事が増えています。体を使った演技と声だけで表現する演技、両方経験したことで得られた気づきはありましたか?影山声にすべてを乗せる難しさを感じつつも、プロの声優さんたちはそれを平然とやってらっしゃるわけですから、声だけですべてを表現することは可能だと知れたことで視野が一気に広がりました。今までは表情だけでなんとかしようとしてきたところも、声でも表現できるかもしれないという自分の可能性に、今は本当に気づきはじめたばかりなので、今回の『さよなら私のクラマー』ではできないことだらけだったんですけど、そういう選択肢の可能性にこれからの活動がすごく楽しみになりました。――では、この1年の活動を経て新たに定まってきたアイドルとしての目標と、影山さん個人としてこうなっていきたいという目標を、それぞれ聞かせてください。影山アイドルとしてはこの1年の活動を通して、自分が楽しみながらやっていることで一番楽しさが伝わる、笑顔になってもらえると実感できましたし、皆さんを楽しませたい、幸せにしたいという気持ちも強いので、まずは自分が幸せに生きることが大事かなと。だから、アイドルとしていろんなお仕事を楽しんで、それこそ壁も楽しみながら乗り越えていけたらいいなと思っています。影山優佳個人としては5月8日で20歳になり、自分で未来を選択していくことが今後増えると思うし、もっと言えば誰かの責任を負う年齢にもなってくると思うので、困っている人がいたら手を差し伸べたり、逆に声をかけないでそっとしておいてあげたりと、そういうふうに周りを見て行動できるようになれたらいいなと思います。取材・文:西廣智一撮影:源賀津己『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』6月11日(金)より公開TVアニメ『さよなら私のクラマー』TOKYO MX、BS日テレほかにて放送中日向坂46・影山優佳さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=9bd8a33d-f2b6-4973-b2a5-f3b6f10e0b89&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年05月26日阿部寛主演「ドラゴン桜」の5話が5月23日オンエア。東大専科と藤井が再び対決、その鍵を握る存在となった健太役の細田佳央太と、彼を始め専科に復讐を誓う藤井役の鈴鹿央士の演技に賞賛の声が溢れている。原作は三田紀房による同名コミック。2005年に阿部さん主演でドラマ化され好評を博してから16年を経て、再びドラマ化された本作はモーニング誌(講談社)で2018年から連載中の「ドラゴン桜2」をベースに、ドラマオリジナルの展開を盛り込んでいく。阿部さんのほか弁護士の水野直美に長澤まさみ、龍海学園教頭の高原浩之に及川光博、理事長の龍野久美子に江口のりこ、瀬戸輝に高橋海人、岩崎楓に平手友梨奈、天野晃一郎に加藤清史郎、早瀬菜緒に南沙良、藤井遼に鈴鹿さん、岸本香に早霧せいな、米山主大に佐野勇斗、坂本智之に林遣都といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。専科との勝負に負け、追い詰められていた藤井を見かねた久美子は、東大専科と一流大学コースで再度勝負することを桜木に提案。勝負は2週間後。国・数・英の3教科を大学入学共通テスト形式で行うことが決まるが、実力の差があり過ぎると訴える水野と高原だが、桜木は「その必要はない」と言い切る。桜木が藤井に対抗する新たな勉強法として打ち出したのは連想ゲーム。専科の4人はゲームで語彙力を鍛えていく…というのが今回のストーリー。原健太(細田さん)が昆虫の羽ばたきに興味があることを知った桜木は、昆虫の羽ばたきに関する海外の論文を渡す。すると健太はものすごい勢いでそれを読み漁り、自分の理論をぶつけると論文を執筆した学者に英語の手紙まで書き始める。危機感を感じた藤井は健太に「東大では昆虫の解剖を行う」と動画を見せ“妨害”を計る。一旦は東大に行かないと言い出した健太だが桜木、小杉麻里(志田彩良)の説得でテストに出席。そこに麻里も加わり勝負は3科目ともに専科の勝利となる…というラストだった。SNSには健太役の細田さんに対し「健太くん役の人演技力すごい」「健太くんの演技力高すぎ」「佳央太くん本当に演技上手い…健太くんに引き込まれちゃった」などその演技を絶賛する声が続出。また専科のメンバーの“敵役”となった藤井を演じる鈴鹿さんにも「藤井役の演技がうますぎるのか毎回イラッとさせてくれる」「ドラゴン桜の鈴鹿央士性格悪過ぎだけど、演技めっちゃ光ってる」などの反応が多数。「生徒役の人演技上手い子多いな…」「生徒役の方々皆さん演技上手くてこれから色々引っ張りだこになりそう」と、生徒役の若手俳優陣に対する賞賛の声がSNSにあふれている。(笠緒)
2021年05月23日ミュージカル『刀剣乱舞』の三日月宗近を演じるなど、以前から2.5次元界で人気を博していた黒羽麻璃央さん。近年はグランドミュージカルにも進出。演技や歌唱のみならず、舞台上での存在感もぐっと増して、今後の活躍にますます期待が高まるひとりです。好意がわかりやすく顔に出ちゃうタイプ。秘めているのが苦手なんです。昨年、大作ミュージカル『エリザベート』で、作品中でもクセが強い難役といわれるルキーニ役に大抜擢。続く、人気漫画の舞台化であるミュージカル『るろうに剣心 京都編』では、主人公の最大の敵で、シリーズを通して高い人気を誇る志々雄真実役に。ミュージカル俳優として大きく羽ばたく一年になる…はずだった。が、時世もあり、公演はどちらも中止に。しかし、それで歩みを止めたわけではない。『SUITS/スーツ2』をはじめ数々のドラマに出演するほか、バラエティでも活躍。そしてこのたび、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』では、タイトルロールであるロミオを演じる。――‘19年に同作に出演した時は、ロミオの友人のマーキューシオ役でしたが、ついにロミオですね。黒羽:作品の真ん中に立たなきゃいけない役ですから、それなりに説得力のあるロミオにしていかなきゃなと思っているところです。まだ勉強中の部分もありますけど、そのための準備はいろいろしてきたつもりですし、今回、フレッシュなキャストの方が多く、生まれ変わったロミジュリじゃないですけど、新しい時代がきたなって思ってもらえたらいいですね。――前回のマーキューシオを拝見したんですが、いきいきと演じられていたのが印象的でした。あの作品以降から何となくですが、舞台上での頼もしさが増したというか…自信がついたのかなと感じていたのですが、何かありました?黒羽:なんでしょうね…(笑)。でも純粋に、ミュージカルがより楽しくなりましたね。劇中の歌と芝居上での感情がリンクする気持ちよさとか、歌で表現することの楽しさを知って、もっと上手くなりたいなって思うようになりました。それまでは、似た経歴をたどってきた同世代の俳優と一緒に作品を作ることが多かったんです。でも、帝国劇場の舞台に出ているような方々とご一緒したことで、自分もこんな表現者になりたいなって具体的な目標として憧れを抱けたことが大きかったかなと思います。――とくに衝撃を受けた方はいらっしゃいますか?黒羽:ロミオを演じていらしたおふたかた(古川雄大、大野拓朗)ですね。袖で見ていても、楽曲がいいのはもちろんなんですけれど…おふたりともちゃんと自分の歌にして届けている。そこにとくに憧れるし尊敬もするし、ひとりの俳優としては嫉妬する部分もあるし。――それが繋がっているのかわかりませんが、今年1月のミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念 壽乱舞音曲祭(以下、音曲祭)で、存在感もさることながら、歌の技術も上がっていて驚きました。黒羽:あの公演の最初の頃は、若干コロナの後遺症を引きずっていて声が出づらくて、焦ってたんですよ。公演を重ねるうちに喉の筋力が戻ってきましたけど。――そうなんですね。でも、音程やピッチが以前より安定したように感じて、歌のレッスンをされているのかなと思ったのですが?黒羽:確かに、なるべく時間を作ってボイストレーニングに通ったりはしていました。『エリザベート』の稽古では低い音程が出なくて、日常生活でもなるべく低い声を出すようにしていたら、少し音域が広がったりもしたんです。高い音はもとからそんなに苦じゃなく出てはいたけれど、よりクリアに出せるようにはなったのかな。あと、音曲祭の稽古で久々に刀ミュ(ミュージカル『刀剣乱舞』)の現場に参加したら、みんな歌が上手いし、意識高いし、負けてられないなっていう気持ちになったのもあったと思います。――『ロミオとジュリエット』という題材については、どんなふうに思っていますか?黒羽:悲劇ではありますけれど、みんなこういう愛情に飢えているんじゃないかって気がするんですよ。相手を追いかけて死ぬとか、そこまでの恋愛ってロマンティックだし。ただ現代では、自分の身を挺して相手のためにみたいなことを恥ずかしげもなく言うのって、ともするとカッコ悪いってなっちゃうじゃないですか。僕はそう思ってる人のほうがカッコ悪いって思っちゃいますけどね。――黒羽さんは恥ずかしがらずに熱くなれるタイプ?黒羽:もちろん恥ずかしさはあるけれど…好意がわかりやすく顔に出ちゃうし、伝えちゃうタイプです。伝えずに秘めているのが苦手なんですよね。逆に、苦手なこともすぐに顔に出ちゃうし、吐き出したくなってポンポン言っちゃいます。黒羽さん出演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、5 月21 日(金)~ 6 月13 日(日)、TBS赤坂ACTシアターにて上演。その後、大阪・愛知公演も予定。2001年にフランスで誕生した作品で、日本では‘10年に宝塚歌劇団によって初演。今回、ロミオ役は黒羽さんと甲斐翔真さんのWキャストに。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2012年のミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ三日月宗近役で注目を集める。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』、Paravi配信中『リコハイ!!』など映像作品も多数。7月20日に自身の企画プロデュース『ACTORSLEAGUE 2021』開催。コート¥66,000Tシャツ¥20,900パンツ¥49,500(以上ETHOSENS/ETHOSENS of whitesauce TEL:03・6809・0470)シューズはスタイリスト私物※『anan』2021年5月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・Haruka(Lomalia)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月21日女優の石田ゆり子が19日、自身の公式インスタグラムを更新。同日に結婚を発表した星野源と新垣結衣を祝福した。「あのすみません びっくりして鼻血が出そうなんですけど」との書き出しの文章とともに、自撮りと思しき写真をアップした石田。そして「涙目なんですけど すっぴんなんですけど わたしのことはどうでもいいけど、百合ちゃん、役のままの気持ちです」と続け、「おめでとう」「こりゃたいへんなニュースだ」と、星野と新垣に祝福のメッセージを送った。石田は人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、2人と共演。星野と新垣が夫婦役で、石田は新垣演じる森山みくりの伯母・土屋百合役を演じていた。
2021年05月19日2021年5月19日、歌手で俳優の星野源さんと、俳優の新垣結衣さんが結婚を発表しました。2人はテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、恋人同士の役を演じていたため、ネット上では「逃げ恥婚だ」「ドラマがリアルになった」などの声が上がっています。新垣結衣&星野源が結婚!『逃げ恥婚』に「最高のカップル」「おめでたい!」同ドラマで、新垣結衣さん演じる森山みくりの伯母・土屋百合役を演じていた、俳優の石田ゆり子さん。2人の結婚について、すっぴんの自撮り写真とともに祝福のコメントを送りました。 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 あのすみませんびっくりして鼻血が出そうなんですけど。涙目なんですけどすっぴんなんですけどわたしのことはどうでもいいけど、百合ちゃん、役のままの気持ちです。おめでとうこりゃたいへんなニュースだ。yuriyuri1003ーより引用結婚の発表に驚いたという石田さんは、「役のままの気持ちです。おめでとう」と家族のような目線で嬉しい気持ちを明かしました。投稿には「伯母としても嬉しいですね」「もらい泣きしそうです」「姪の結婚おめでとう」などの声が寄せられています。石田さんのコメントと写真から、2人の結婚を心から祝福していることが伝わってきますね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月19日PARCO Produce 2021『首切り王子と愚かな女』の東京公演が6月15日(火)~7月4日(日)、PARCO劇場で上映される。この度、本作のビジュアルが完成し、全キャストとともに発表となった。本作は劇作家・演出家の蓬莱竜太と井上芳雄が、2015年の『正しい教室』以来、6年ぶりに再び手を組んで贈る大人のファンタジーである。劇団モダンスイマーズや数々の外部作品の作・演出と演劇界のみならず、映画『劇場』の脚本や配信中の人形劇ムービー『しがらみ紋次郎~恋する荒野路編~』での初監督と、表現の幅を広げている蓬莱。PARCO劇場には「鶴屋南北戯曲賞」を受賞したパルコ・プロデュース『母と惑星について、および自転する女たちの記録』以来、5年ぶりの登場となる。そして永遠のミュージカル界のプリンス・井上芳雄と注目を集める個性派女優・伊藤沙莉がストレートプレイで初共演。井上といえばミュージカル界を代表する俳優のひとり。しかしパルコ・プロデュースによるミュージカル作品は、真っ向から正統派王子役に挑んだ『シンデレラ・ストーリー』のみ。個性派俳優としての彼のポテンシャルを理解し、その表現のバリエーションを開拓する意味でも、今回はあえてイメージとは異なる配役での抜擢だ。『首切り王子と愚かな女』では魑魅魍魎が渦巻く王室を舞台に、腹に一物ある大人たちがあの手この手で陰謀や裏切り、忖度、愛憎、競争をたくらみ、のしあがる。そんな大人たちのほとばしる欲望をシニカルな笑いをまぶしながら描き、黒いことを面白く、難しいことをわかりやすく、いつの世にもあり得る愚かさ、おかしさを表現。井上芳雄と蓬莱竜太が6年ぶりのタッグで描く、ブラックで人間の真実に迫る“現代の寓話”に期待したい。スタッフと出演者のコメントは以下の通り。<蓬莱竜太>劇場に足を運ぶ、そんな行動すら以前より能動的なエネルギーが必要な時代になりました。だからこそシンプルに、観てよかった、足を運んでよかったと思ってもらえる作品を創りたい。「面白い」とは何か、井上芳雄くん、伊藤沙莉さんを中心に悩んでいこうと思います。子供が観ても面白い大人の寓話。幅の広いキャステイングなので、僕もやったことのないことに挑戦してみたいと思っています。今必要なのは「リアル」より「ファンタジー」なのかなと。どうなることやら楽しみに来てください。<井上芳雄>パルコ劇場で蓬莱さんと一緒にやらせてもらうのも、もう4回目になります。毎回見事に異なる、でもそれぞれ強いイメージが残る作品でした。今回もまた新たな座組みで、新しい作品にチャレンジできて幸せです。蓬莱さんが今、何を面白いと思っているのか、とても興味があります。現在の世の中だからこそ、演劇だからこそできることがあると信じて、その世界に全身で飛び込みたいです。<伊藤沙莉>いつか出演させて頂きたいとずっと思って、目標の一つにしていた蓬莱さんの作品への出演が、やっと叶う喜びと共に一気に緊張感が高まっています。しかし、こういうタイミングで蓬莱さんから生まれる作品に携われることを嬉しく有り難く思いました。精一杯頑張ります。届けます。宜しくお願い致します。<若村麻由美>17歳の時にふらりと当日券で入ったパルコ劇場。無名塾公演『ハロルドとモード』のあの感動!そこから私の役者人生は始まった。思い入れ深いパルコ劇場が生まれ変わり、念願の蓬莱さんのオリジナル作品にお声掛けいただき光栄です。しかもファンタジー?女王役も初体験!デビット・ヘアのふたり芝居『プレス・オブ・ライフ』(2014年)以来の蓬莱演出に胸が高鳴ります。スタッフキャスト観客がひとつになる、劇的なる場の醍醐味を存分に味わいたいと思います。<高橋努>蓬莱さんと仕事をするのは5本目。毎回私という俳優の知らなかった部分を引き出してくれ、発見と驚きの連続だが、もっとずっと先を見ている蓬莱さんを必死に追いかけるような感覚で稽古をすることが必要。心と体と頭と神経が疲弊し、無性に酒が飲みたくなる(笑)。この1年と数ヶ月、私は生活の「楽しみ」が減少した。色んな人たちと会うことも、仕事が入っている時の外食も、自粛しなければならない。そんなこの頃。お客様の「楽しみ」の一端になれれば。観劇後にもジワる「楽しみ」になれれば、この上幸せなことはない。蓬莱さんの新作、新PARCO劇場、「楽しみ」な作品になるのは確実である。<入山法子>蓬莱さんが目の前でまばたきをするたびに、私は自分が発した言葉に嘘はなかっただろうかと自問する。見られたくない部分を隠したり、守ったりすることが、全く無意味な人だからだ。いつか出させてくださいと何度も本気で言ってきたけど、いざその夢が叶うのだ!と思うと、興奮と同時に、蓬莱さんの描く人間の渦の中に素直に存在していられるか、怖さも押し寄せる。夢が夢のまま終わらぬよう、今、舞台に立てることを心から感謝して、防具を持たず、全力で挑みます。<太田緑ロランス>プロットを読んだ時から、ドキドキと、ワクワクが止まりません。蓬莱さんとは4度目ですが、いつも思いがけない役を書いて下さいます。今回はずば抜けて思いがけません。ファンタジーらしく、既存の枠やルールを飛び越えた世界の中で、自分のリミッターも外して、思い切り遊びたいです。早く皆さんと稽古場であーだこーだ試して、ダントツに思いがけない人物をお見せしたいです。今の私のドキドキワクワクがお客様のものとなるために。<石田佳央>まず、この作品に参加できる事を非常にうれしく思いますし、舞台に立てることに感謝します。当たり前の事が当たり前ではなくなり、観劇することも何かと大変になってしまった現在。それでも観劇してくださる方々に、観て良かった!面白かった!と感じてもらえるように、共演者スタッフと共に創っていきたいと思います。僕自身もどんな作品になるのか、とても楽しみです!どうぞご期待ください!<和田琢磨>和田琢磨と申します。今回、井上芳雄さんをはじめとする、魅力的で素晴らしい方々と一緒に作品をつくる機会を頂き大変光栄に思います。劇場での生のお芝居を皆様に楽しんでいただけるよう、1日1日の稽古を大事に取り組んで参りたいと思います。■公演情報PARCO Produce 2021『首切り王子と愚かな女』<東京公演>6月15日(火)~7月4日(日)会場:PARCO劇場公式サイト: 料金:12,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可U-25チケット6,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書、当日指定席券引換 / 「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみ)一般前売開始:5月8日(土)<大阪公演>7月10日(土)13時~・18時~7月11日(日)13時~会場:サンケイホールブリーゼ料金:12,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可<広島公演>7月13日(火)会場:JMSアステールプラザ 大ホール料金:12,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可<福岡公演>7月16日(金) / 7月17日(土)会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール料金:12,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
2021年04月22日吉本興業が21日、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。同社は公式サイトで、「弊社所属NON STYLE石田明(いしだ・あきら、41歳)が新型コロナウイルスに感染したことが確認されましたのでご報告申し上げます」と発表。テレビ収録に伴って19日にPCR検査を受けた結果、20日に陽性と診断された。石田は、相方・井上裕介(14日に陽性と判明)が発熱した翌日の13日にもPCR検査を受けており、そこでは陰性だった。発症日は18日。今後は保健所の指示に従って療養し、同社は「当社グループは引き続き、保健所の指導に従って適切に対処するとともに、お客様、所属タレント、お取引先の皆様、社員の安全確保を最優先に、保健所をはじめとする行政機関、医療専門家の指導のもと、新型コロナウイルスの感染予防、拡大防止に努めていきます」としている。また、石田は自身のブログでも感染を報告。2度目の検査結果が陽性だったことから「本当にびっくりしました」と驚きを伝え、「相方の井上が発熱(後日、陽性認定)したと聞き、その日の夜中にPCR検査を受けさせてもらいました。結果ぼくは陰性。なので、大丈夫なのかなと期待してしまっていた自分がいます」と吐露。「そこからは保健所の指示通りに自宅隔離をしました。家の外にはPCR検査と脳ドック以外では一歩も出ていません。家でも一日中マスクをして家族と鉢合わせないように最大限つとめました」と感染予防は入念だったようで、「症状なんですか、熱もなく咳もありません。味覚も嗅覚も普通にあったので、まさか陽性が出るとは思ってもみませんでした」と心境をつづった。「今はただ療養に専念します。そして家族に感染していないことを祈るばかりです」と家族の無事を願う石田。「最後に、僕のコロナ感染により、仕事に支障をきたした皆様。不安にさせてしまった皆様。大変申し訳ございませんでした」と詫びながら、「とにかく、この時間をマイナスにしないようにがんばります」と前向きな思いも記している。
2021年04月21日上白石萌歌が主演、細田佳央太ほか豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治らが出演する映画『子供はわかってあげない』。コロナ禍で公開が延期になっていたが、8月13日(金)よりテアトル新宿より先行公開、8月20日(金)より全国公開が決定。夏休みが待ち遠しい(!?)スペシャル動画も解禁された。原作は、第24回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞、また「マンガ大賞2015」2位や数々の漫画賞を受賞した田島列島の長編デビュー作。沖田修一監督が初の漫画原作でメガホンをとり、映画化した。この度、本作の公開日発表と共に解禁となったスペシャル動画では、「全人類待望の夏休みが帰ってくる」という“夏宣言”から始まり、「水泳×書道×ガールミーツボーイ×アニヲタ×家族×迷!?探偵×本当の父探し×元教祖」と、ちょっぴり変わった美波(上白石さん)の“青春”がオンパレード。様々な出会いを通して、子供と大人の間で揺れ動く美波にとって、一体どんなスペシャルな夏休みが待ち受けるのか。また、動画のラストは、劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」のKOTEKO役で出演している声優・富田美憂(アニメ「かぐや様は告らせたい?」「いわかける!-Sport Climbing Girls-」)のとびっきりキュートなタイトルコールで締めくくられている。『子供はわかってあげない』は8月20日(金)より全国にて公開、8月13日(金)よりテアトル新宿にて先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年04月01日ミュージカル界のプリンス・井上芳雄と、若手実力派女優・伊藤沙莉が初共演する舞台「首切り王子と愚かな女」の上演が決定した。本作は、劇作家・演出家の蓬莱竜太と、蓬莱さんとの再タッグを待望した井上さんが、「正しい教室」以来、6年ぶりに再び手を組んで取り組む大人のファンタジー作品。魑魅魍魎が渦巻く王室を舞台に、腹に一物ある大人たちが、あの手この手で陰謀、裏切り、忖度、愛憎、競争をたくらみ、のしあがろうとしていく――。そんな欲望が先走る様子を、シニカルな笑いをまぶしながら描き出していく。井上さんが演じるのは、癇癪持ちで自分勝手、傍若無人の“首切り王子”。「すべての四月のために」以来4年ぶりのパルコ・プロデュース作品出演となる伊藤さんは、その王子に慕われ、世話係にまで上りつめた貧しい村の“愚かな女”を演じる。井上さんは「蓬莱さんが今、何を面白いと思っているのか、とても興味があります。現在の世の中だからこそ、演劇だからこそできることがあると信じて、その世界に全身で飛び込みたいです」と意気込み、伊藤さんは「いつか出演させて頂きたいとずっと思って、目標の一つにしていた蓬莱さんの作品への出演が、やっと叶う喜びと共に一気に緊張感が高まっています」と心境を明かし、「精一杯頑張ります。届けます」とコメントしている。2人のほかにも、高橋努、入山法子、太田緑ロランス、石田佳央、和田琢磨、若村麻由美が出演。初の女王役に挑む若村さんは「スタッフキャスト観客がひとつになる、劇的なる場の醍醐味を存分に味わいたいと思います」と話し、「蓬莱さんと仕事をするのは5本目」だと言う高橋さんは、「お客様の『楽しみ』の一端になれれば。観劇後にもジワる『楽しみ』になれれば、この上幸せなことはない。蓬莱さんの新作、新 PARCO 劇場、『楽しみ』な作品になるのは確実である」と語っている。そして「今、舞台に立てることを心から感謝して、防具を持たず、全力で挑みます」(入山さん)、「早く皆さんと稽古場であーだこーだ試して、ダントツに思いがけない人物をお見せしたいです」(太田さん)、「観て良かった!面白かった!と感じてもらえるように、共演者スタッフと共に創っていきたい」(石田さん)、「劇場での生のお芝居を皆様に楽しんでいただけるよう、1日1日の稽古を大事に取り組んで参りたいと思います」(和田さん)と、ほかキャスト陣も意気込んでいる。なお、東京公演のチケットは、5月8日(土)に一般前売の発売が行われる。<あらすじ>大人の寓話。時代も場所も架空の王国。雪深い暗い王国。英雄であり人格者であった先王が早くに没して20年。没後、女王は彼女に取り入った大臣に政を任せ、自分は享楽の日々を過ごし、大臣もまた甘い蜜を吸っていた。民たちは税を搾り取られ、流行り病は放置され、苦しみ、疲弊していた。その王国にはさらに、馬鹿王子がいた。何不自由なく育てられ、誰の話も聞かない、何の想像力も持たない馬鹿王子だった。気に入らないものは人であろうが動物であろうが、ことごとく首をはねた。命など王子にとって大事なものではなかった。だが、女王の寵愛を受けているため、側近たちも何も言えない。王国の未来への不安が民の中にも漂っていた。ただ、唯一この馬鹿王子に意見出来る王子専門の世話係の女がいた。この女は小さな貧しい村の出身で、そのため学も教養もない。召使いの身分から王子に上手く取り入り、王子専門の世話係にまでなった女で、いまやお妃候補とまで噂されている。女は貧しく惨めな暮らしは二度としたくなかった。女は野心に燃えていた。ある日、一人の女が反乱の疑いで投獄される。それは女の憧れの姉であり、自分と家族を捨てた憎むべき存在であった…。パルコ・プロデュース「首切り王子と愚かな女」は6月15日(火)~7月4日(日)PARCO 劇場(渋谷PARCO 8F)にて上演。ほか地方公演あり。(cinemacafe.net)
2021年03月30日日々の肌トラブルの回避法・解決法 抜け感メイク2月26日、Instagramのメイク動画が人気を集めている石田一帆氏による新刊『MAKE UP THE DAY 毎日のトラブルに負けない、抜け感メイクルール』がKADOKAWAから発売された。石田氏はコスメ&アパレルブランド「la peau de gem.(ラ ポ ドゥ ジェム)」のディレクターで、日本化粧品検定1級。新刊はA5判の単行本、144ページ、価格は1,650円(税込)である。肌トラブルとコンプレックスを自然にカバー肌が綺麗で肌の悩みなんてなさそうといわれる石田一帆氏ではあるが、実は幼少期にはアトピーに悩まされ、現在でもアレルギー体質で、特に唇は薬用リップクリームが塗れなくなることがあるほど敏感だという。また、学生時代から目の下のクマ、ニキビなどの悩みも抱えていた。その後も悩みはさらに増えているが、トラブルをどれだけ早く察知し対応できるか、コンプレックスをどれだけ自然にカバーできるかを考えるようにしているという。著者なりのトラブルの回避法や解決法がまとめられているのが新刊である。目の下のクマ、顔のくすみ、悪い顔色、毛穴、むくみ、大人ニキビ、アレルギーなど、誰もが抱えているトラブルの対策が詰め込まれている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※MAKE UP THE DAY 毎日のトラブルに負けない、抜け感メイクルール 石田 一帆:生活・実用書 - KADOKAWA
2021年03月04日大倉忠義が“人生をやり直す”主人公を演じる「知ってるワイフ」の7話が2月18日オンエア。新しい人生でも沙也佳との間に亀裂が走る元春…今回は元春だけでなく沙也佳にも怒りの声が巻き起こる一方、小関裕太演じる花屋の元に向かう沙也佳に不安の声も上がっている。「愛の不時着」でも知られる韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで人気となった同名ドラマを原作にした本作は、大倉さん演じる主人公・剣崎元春が大学時代に出会い、その後結婚するも“恐妻”と化した妻・澪に辟易するなかで、謎の男から渡された500円玉でタイムワープ。大学時代に戻り今度は大学のマドンナ的存在で大企業の令嬢と結婚、幸せな結婚生活を送るが、“新しい人生”でも澪が現れ、澪が“恐妻”と化したのは自分の行動に原因があったと後悔。再び澪に惹かれていく…というストーリーが展開。最初の人生で高校時代に元春と出会い、その後交際に発展、結婚して子どもも設け、新たな人生では銀行員として元春と同じ支店に勤務することになる建石澪を広瀬アリスが演じ、新たな人生で元春の妻となる日本を代表する大企業・西急グループ令嬢の沙也佳に瀧本美織。また3人を取り巻く人々として元春の同僚で澪と交際する津山千晴に松下洸平、元春の妹・なぎさには川栄李奈、元春の“以前”を知り認知症を患っている澪の母・久恵に片平なぎさ。元春にタイムワープのきっかけを与える良治には生瀬勝久といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話では沙也佳がネット掲示板で澪を実名で誹謗中傷。澪は発信元を特定して告訴すると徹底的に戦おうとする。その後、元春の母が白内障の手術で入院、母の世話をしたいという元春に沙也佳は父親の大事なパーティーを優先するよう迫る…という展開に。当初パーティーには出席すると話していた元春だがなぎさの娘が発熱、パーティーより家族を優先すると伝える元春にパーティーに来ないなら別れると返答する沙也佳。元春の母の白内障の手術を「命に関わるようなことじゃない」と言い放つ沙也佳に、元春は「全部自分の想い通りじゃないと気が済まないのか」と言い返し、自らを「女神様の召使い」と口にしてしまう。その言葉に「そんな風に思ってたの…」と沙也佳は何かを決意したような表情を見せると、家から出て行く。これまで元春への批判が大勢を占めてきた本作に関する投稿も、今回は「あそこまで夫の実家を見下しわがままを言うさやかはありえない」「命に関わらないような入院の場合は後回し。って感覚がイカれてる」など沙也佳への怒りが噴出。「女神様の召使いは最悪すぎる…」「嘘つかれて怒った沙也佳に対して「謝っただろ」はまずかった」など、元春の反論にも多くのダメ出しが上がる中、「どちらも悪いわけじゃなくて、これって元春とさやかさんの住む世界が違いすぎる」と、“新たな人生”での元春と沙也佳に生じた亀裂については“仕方ない”のでは?とする声も。家を飛び出した沙也佳は、親しくなった上原邦光(小関裕太)の元へ向かうのだが、これにも「そんな花屋の人をすぐ信用して平気…?」など、その行動に疑問の声が相次いでいる。(笠緒)
2021年02月19日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が、ピジョンのベビーカー「Runfee(ランフィ)RB1」のイメージタレントに起用されたことが18日、分かった。あわせて、石田が出演する新WebCM 「走行」編、「静粛」編、「機能」編が公開された。CMではもうすぐパパになる人へ向けて、3児のパパである石田がベビーカーの特徴に掛けながら「ガタガタうるせぇパパにはなるなよ。」といった力強い“格言”を伝えていく。日頃から、SNSで3人の子どもとの日常生活を発信している石田。撮影当日は、自宅を出発する早朝から子どもが全員目を覚ましてしまい焦ったといい、「そのあと全員二度寝していて、登園大丈夫かなーおーい!と思いながら出発しました!」と微笑ましいエピソードを披露。撮影ではモデルの赤ちゃんとあっという間に仲良しになり、鍛え上げた様々なあやしテクニックで、終始赤ちゃんの笑い声が聞こえる現場となった。そんな石田に夫婦円満のための心掛けを聞くと「子どもが楽しいことをやるのは、正解とは思うんですけども、やっぱり全ての事柄において、家はママが笑ってるのが一番平和やと思うんです」と提言し、「子どもと遊ぶ時も、子どもだけに照準を合わせるのではなくて、ママと子どもを笑わせたいとか、おいしいもの食べに行く時も、ママと子どもとご飯を食べたいっていう風に全部“ママ”を入れていく」と詳細に説明。「(子どもが)『ママが笑ってる時、いつやろう?』と考えた時に、『パパがいる時』となれば、多分この環境が好きになるので、子どもはおのずとパパが好きになるんですよね」と語った。
2021年02月18日2021年1月29日、タレントの朝日奈央さんがInstagramを更新。一風変わったコスプレ姿の写真を投稿し、反響が上がっています。バラエティ番組『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)の企画で、日用品を使った『おうちコスプレ』に挑戦したという、朝日さん。人々を爆笑させた変貌っぷりが…こちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 朝日奈央 asahi nao(@pop_step_asahi)がシェアした投稿 なんと朝日さんは、漫画やアニメで有名な『ドラゴンボール』に登場する、人気キャラクター『フリーザ』のコスプレ姿を披露したのです!白の全身タイツを身にまとい、口を大きく開けて笑っている朝日さんからは、「オーホッホッホッ!」という甲高いフリーザの笑い声が聞こえてきそうですね…。また、テレビ朝日のInstagramアカウントには、朝日さんがフリーザになるまでの工程が細かく記されていました。ミンティアと小さなチーズケーキで宇宙の帝王①白の全身タイツを着ます。②髪の毛が見えないように白い水泳キャップを被ります。③顔全体を白く塗ります。④さらに目元、口を黒く塗り、目からアゴにかけて黒いラインを入れます。⑤「ミンティア」の空ケースを肩と胸に貼ります。「小さなチーズケーキ」の空ケースをおでこに貼ります。⑥不適な笑みを浮かべ、アゴを引いてハイ、チーズdouhajiexーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 動画、はじめてみました【テレ朝公式】(@douhajiex)がシェアした投稿 朝日さんの斜め上なコスプレ姿に、ファンからは驚きの声が上がっています。・めっちゃ身体を張ってますね!最高!・やりきってる感がハンパない…。・これは反則。頭頂部に付いている『小さなチーズケーキ』にツボりました!同番組で共演しているタレントの夏菜さんからも、「笑って涙が流れたのは初めて」とのコメントが寄せられていました。ちなみに、朝日さんがInstagramのアカウントにこのコスプレ画像を投稿したところ、フォロワーが400人ほど減ったそうです…。朝日さんの『フリーザのコスプレ』に興味がある人は、2021年のハロウィン用にメモしておくことをおすすめします![文・構成/grape編集部]
2021年01月30日2021年1月25日、タレントの朝日奈央さんがInstagramを更新。顔のほくろを除去したことを報告しました。朝日奈央「チャームポイントは自分で決めたい」朝日さんといえば、右の小鼻付近にほくろがあったことで知られています。ファンには「チャームポイント」「かわいい」といわれていたほくろですが、朝日さんにとってはコンプレックスだったようです。同日、アニメ映画『ミニオンズ』のキャラクターのスタンプが映る動画で、ほくろを除去した喜びをつづっていました。チャームポイントは自分で決めたいって思ってずーーーっととりたかったホクロをとりましたー!1つコンプレックスがなくなってハッピーな気持ち同じ悩みを持った方が色々とメッセージをくれて嬉しかったです!YouTubeでホクロをとったお話しをした動画がもう少しでアップされると思うのでちょっぴりお待ちをです!pop_step_asahiーより引用 この投稿をInstagramで見る 朝日奈央 asahi nao(@pop_step_asahi)がシェアした投稿 「コンプレックスが1つなくなった」と、動画で満面の笑みを浮かべた朝日さん。「チャームポイントは自分で決めたい」と、本心をつづっていました。周りからは魅力的に映る部分も、本人にとってはコンプレックスだということは、よくあること。ほくろを除去したことは、朝日さんにとって前向きな決断だったことでしょう。投稿に対し、ファンからはさまざまな声が寄せられています。・朝日さんらしく、明るく楽しい日常を送れるなら、それが一番!・チャームポイントであるほくろを取っちゃったんだね。でもかわいい!・「チャームポイントは自分で決めたい」という言葉に、とても共感しました。私もほくろを除去したので、気持ちがすごく分かります。コンプレックスが減った朝日さんの今後の活躍に、期待が高まりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月26日1月の第2月曜日に設定されている『成人の日』。対象である二十歳の人が大人の仲間入りをしたことを祝う日です。しかし、2021年は新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行により、複数の地域で会場による式典の中止が決定しました。晴れ着を身にまとい、同級生たちとの再会を楽しみにしていた新成人にとって、残念な報せとなったことでしょう。石田ゆり子が新成人にメッセージ同年1月11日に、俳優の石田ゆり子さんがInstagramを更新。新成人に向けて「おめでとうございます」と祝いの言葉をつづりました。新成人の皆さんおめでとうございます。どうか曇りない瞳と心でこの混沌とした世の中を一緒に生きていきましょう。わたしはあなたがたのお母さんより年上かもしれないけどわたしはいつも若い人たちの力と才能を尊敬しているし素晴らしい力をたくさん貰って生きています。yuriyuri1003ーより引用 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 石田さんは自分の年齢に関係なく、若い人のことを尊敬しているとつづった上で「どうか自分を信じて自分を諦めずみんなそれぞれ自分を育てていきましょう」と呼びかけました。心のこもったメッセージに対し、新成人を始め、さまざまな人からコメントが寄せられています。・自分は二十歳ではないけれど、素敵な言葉につい涙が出ました。・二十歳になる子を持つ親として、とても心にしみました。我が子にも伝えたいと思います。・「今年の新成人はかわいそう」といわれることが多かったので、石田さんのコメントに救われました。ありがとうございます。・新成人です。成人式は中止だったけど、このメッセージを読んで、これから頑張っていこうと思えました。コロナウイルスの流行は、私たちの日常に大きな変化をもたらしました。成人の日を迎えた節目として、イベントに参加することを楽しみにしていた人にとって、現実はつらく厳しいものとなったはずです。不測の事態に体験した苦しさや悔しさが、今後の人生で自分を奮い立たせる糧となる日が来ると信じていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月11日2021年1月6日、俳優の石田ゆり子さんがInstagramを更新。つづられた言葉に、共感の声が相次いでいます。石田ゆり子「今の世の中は…」同日、石田さんはスチール撮影時だという2枚の写真を投稿。石田さんはこの日が仕事始めだったのか、「お正月気分ももうおしまい」と、次のようにつづっています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 お正月気分ももうおしまい。私はまたしてもせっせと机に向かい自分と向き合う作業に集中しなければなりません。自分の頭で考えて自分の言葉で喋ること。そんな当たり前のことを今の世の中は忘れがちな気がする。個としてしっかり自分の足で立っていたいものです。そんなことを深く感じる日々です。yuriyuri1003ーより引用自分にいい聞かせるように、これからの作業についてつづった石田さん。その上で、「自分の頭で考えて自分の言葉でしゃべること。そんな当たり前のことを、今の世の中は忘れがちな気がする」との思いを明かしたのです。目や耳から入ってくる情報を落とし込むだけでなく、自分の経験や考えから結論を出す大切さを、石田さんは伝えたかったのかもしれません。「しっかり自分の足で立っていたい」という文言からも、石田さんの心の強さを感じますね。投稿には、共感の声が寄せられています。・その通りだと思います。立ち止まって、考えて行動する。丁寧な生き方をしていきたいです。・自分の考えたことが相手を思う言葉だったら、きっと伝わりますよね。今はそれが大事なことなんだと、私もつくづく思います。・「個としてしっかり自分の足で立つ」って、素敵。私も意識したいです。石田さんの考え方は、多くの人の心を動かしました。[文・構成/grape編集部]
2021年01月06日俳優の石田ゆり子さんが、2020年12月20日、自身のInstagramを更新。Instagramに石田さんのなりすましアカウントが存在し、それに対して「本当に悲しくて困ったこと」と、胸中を明かしました。 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 なりすましアカウント、というものが出現してしまい、通報してもアイコンを変えてもまたすぐに同じことの繰り返し。誰かになりすまして、何をしようっていうのだろうか。全く意図は読めないけど、ほんとに悲しくて困ったことです。yuriyuri1003ーより引用また、石田さんはInstagram上で、自身のことを投稿するアカウントとは別に、ペットの写真を投稿するアカウントも更新中。 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@snowhoney3ohagi)がシェアした投稿 Instagramには、著名人や企業の公式アカウントであることを示す『認証バッヂ』があります。石田さんのペット用アカウントには『認証バッヂ』が付いていますが、石田さん自身のアカウントには付いていないのだとか。そのため、石田さんの本物のアカウントがどれなのか、分かりづらくなっているのです。そのことについて、石田さんは「それはそれで、なんだかおかしくて笑ってしまう」とコメント。さらに、なりすましアカウントに対し「不安になる」「対処する時間も心の余裕もない」と続けています。私になりすましてしかも勝手にオフィシャル、と銘打っているアカウントがありますが何も知らずに騙されてしまう方々もいるのかも知れないなぁと不安になります。ひとつひとつ対処する時間も心の余裕もないのですがとりあえずわたしのアカウントはこのアカウントともう一つの動物アカウントの二つです!なにがあってもこの二つしかありませんのでどうぞよろしくお願いします。yuriyuri1003ーより引用なりすましアカウントを本物だと信じた人が、個人情報や金銭などをだまし取られないか心配だという石田さん。石田さんの投稿には、さまざまな声が寄せられました。・なりすましアカウント、許せないです!・石田さんになりすまして何がしたいんでしょうね。気味が悪いです。・芸能人になりすますアカウント、多いですよね。詐欺の手口なのかも。著名人のなりすましアカウントをフォローすると、個人情報を聞き出そうとメッセージを送ってくることもあるのだとか。一見、著名人のアカウントに見えても、フォローする前になりすましアカウントでないかどうか、確認するようにしたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月21日整った顔立ちと穏やかな人柄によって性別問わず人気を博している、俳優の石田ゆり子さん。2020年12月12日に石田さんが投稿した画像に、多くの人が癒されているようです。石田ゆり子の猫を愛でる写真に癒される人が続出石田さんがInstagramに投稿したのは、猫の『福ちゃん』とのツーショット。動物好きな石田さんは福ちゃんと遊ぼうとしますが、なんと猫パンチをくらって拒否されてしまった模様!しかし、拒まれても石田さんは決してめげません。笑顔で福ちゃんとコミュニケーションをとろうとするのでした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 福ちゃんゆりごろうを嫌がるの巻。ゆりごろう、嫌がられても気にしないの巻。素敵なおうちにおじゃまして幸せな時間を過ごす冬のいちにち。yuriyuri1003ーより引用猫パンチをくらっているにもかかわらず、石田さんの顔はとても幸せそうです!その後、熱心なアタックのかいあって、福ちゃんとは仲よくなれた様子。「福ちゃんを探せ!」の一文とともに、石田さんはほほえましいツーショットを投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 見ているだけでつられて笑顔になる石田さんの投稿に、多くの人が心癒されたようです。投稿には「福ちゃんは美人アレルギーかな!?」「ゆり子ちゃん、抱っこできてよかったですね!」といった温かいコメントが寄せられていました。きっと福ちゃんにとっても、幸せな冬の1日となったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年12月13日