俳優の吉沢亮が主演を務める映画『あのコの、トリコ。』(10月5日公開)の場面写真が1日、公開された。同作は、白石ユキによる同名コミックを実写映画化。メガネ男子の頼(吉沢)が、「将来スーパースターになる」と誓い合った幼なじみで人気モデルとなった雫(新木優子)、人気俳優になった昴(杉野遥亮)の高校に転入し、才能を開花させていく、三角関係ラブストーリーとなる。今回は、10月1日が「メガネの日」であることから、3人のメガネ姿を公開。吉沢がメガネを手にしている写真は、幼なじみ3人が共演を果たした学園ドラマの撮影のワンシーンで、3人の未来を思わせる貴重なエンドロールカットとなっている。さらに、その撮影時の3人のオフショットでは、リラックスしおどけたキュートな表情に仲の良さが伺える。さらに、吉沢演じる地味で冴えないメガネ男子・頼の場面カットは、「雫と再会し、あらためて恋に落ちる瞬間」「雫からのLINEににやけてしまうシーン」「昴の代役で雫と共演した下着広告の看板を見上げるシーン」と、雫への思いがあふれたシーンとなっている。
2018年10月01日1月12日、ニッポン放送のラジオ番組「関ジャニ∞錦戸亮のオールナイトニッポンGOLD」が放送された。アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮(33)が初めて、ラジオのメインパーソナリティを務めた。 錦戸は番組内で「第68回NHK紅白歌合戦」の裏話を披露。関ジャニは「なぐりがきBEAT」を歌いながらロビーから会場までを練り歩き、様々なブースを賑やかに盛り上げたという。そのときのことを振り返り、「どの音楽特番でも基本的に賑やかしがメインですから、僕たちは。いつになったらこの現状を打破できるんだろう」と自虐して見せた。 また、三山ひろし(37)の「けん玉ギネス記録挑戦」企画にも言及。14人目が失敗してしまった場面をメンバーと一緒に楽屋で見ていたという錦戸は、「あの人、大丈夫かな?後でなんか言われてないかな?」と気遣った。 その後、関ジャニは天童よしみ(63)のステージを応援するダンサーとしても出演。だが、振り付けを覚えきれておらず、NMB48の山本彩(24)に助けられたという。「リハーサルでは前にダンサーがいて、その人たちのマネをしていたら大丈夫だったけど、本番はいないから。ずっとAKBのさや姉を見ながらやっていました。さや姉がすごくナビしてくれるんですよ。全然喋ったこともないんですけど」と告白した。 山本は本番中、ずっと「次動き変わりますから」「ちょっといくからね」というような合図をしてくれていたとのこと。錦戸は「ちゃんと覚えててすごいな」と、窮地を救ってくれた山本への称賛が止まらない様子だった。 ラジオを聴いたファンからは、「さすがさや姉!」「さや姉はAKBじゃなくてNMBだよ(笑)」「どっちも好きだから嬉しい。どっちも関西拠点のグループだし、もっと絡んでほしい!」などと、好意的な感想が寄せられた。 人気者のアイドル2人だが、意外にも嫉妬するファンは少ないよう。前回の紅白で「AKB48夢の紅白選抜」第1位に輝いた好感度の高い山本だからこそ、なせる技なのかもしれない。
2018年01月17日アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮が、パーソナリティを務めるラジオ『関ジャニ∞錦戸亮のオールナイトニッポンGOLD』(1月12日22:00~24:00)が放送されることが29日、わかった。錦戸がラジオのパーソナリティを務めるのは初となる。同ラジオは、錦戸が主演する映画『羊の木』(2018年2月3日公開)の公開を記念して放送される。トークゲストに吉田大八監督を呼び、収録で2時間MCを務めた。ラジオで一人でしゃべる事自体が初経験だという錦戸は、スタジオに入ってくるなり「不安で仕方がない」としきりに不安という言葉を連発。しかしいざしゃべり始めると、流暢にMCを務め、スムーズにゲストである吉田監督を紹介した。普段から仲が良いだけに、「逆に緊張する!」と笑っていた錦戸だが、昔からよくラジオを聞いていたという吉田監督が引っ張る形で収録は進み、『羊の木』のストーリーも紹介。吉田監督から「原稿を見るのやめれば?」とアドバイスを受けて、錦戸は「よし、見るのやめましょうか」と言ったが、その直後に原稿を見て進行を確かめるなど、不慣れな様子を見せつつも進める。映画のコピーにちなみ、「人に信じてもらえない体験談」がテーマとなると、錦戸は「ビヨンセからウインクしてもらった話」、監督は「UFOを見た事がある話」を披露。監督の話に全く共感できなかった錦戸の対応について、監督から「僕ゲストだよね? 錦戸くんの番組に呼ばれてきたんだよね?」と聞かれる一幕もあり、終始和やかな雰囲気の収録に。最後には、2人で力強く握手を交わし終了となった。○収録を終えての感想ラジオ自体が久しぶりだったのですが、監督と一緒の収録だったので今日は緊張しなかったですね。楽な感じで喋ってしまいました。普段生活していて、「さて!」みたいに仕切り直したりする事がないので、つなぎをスムーズにする事が次の課題ですね。メインパーソナリティとして自己採点するなら……50点くらいですね。監督からも、「僕ゲストだよね?」と聞かれてしまうくらいですし(笑)。普段通りにやりすぎましたね。次は頑張ります!
2017年12月29日俳優の吉沢亮、新木優子、杉野遥亮が、映画『あのコの、トリコ。』(2018年公開)に出演することが10日、わかった。同作は、白石ユキによる同名コミックを実写映画化。メガネ男子の頼(吉沢)が、「将来スーパースターになる」と誓い合った幼なじみで人気モデルとなった雫(新木)、人気俳優になった昴(杉野)の高校に転入し、才能を開花させていく、三角関係ラブストーリーとなる。芸能界を舞台にしたラブストーリーに、若手の注目俳優陣が集まった。メガホンを取る宮脇亮監督は「恋をすると誰もがキラキラと輝く。そして夢を追いかける姿もまた輝いて見える。そんな登場人物達の心が動く瞬間を大事に切り取っていきたいと考えています」と意気込みを語る。また、原作の白石は「吉沢亮さんは幅広い役柄を演じてらっしゃるので、頼をどんな風に演じて下さるのかとても楽しみです」と喜びを語った。白石はさらに「新木優子さんはキリッとしたイメージで、意志の強い雫役にぴったりだと思いました」と太鼓判を押し、「杉野遥亮さんは優しそうな役柄が多い印象なので、昴役は良い意味で想像を裏切られそうです」と新たな魅力に期待を寄せる。「実写となることでキャラクターたちがもっとキラキラしていくことと思います!」と気持ちを表した。○吉沢亮コメント原作を読んだ時、男目線で話が進んでいくということが、すごく珍しいと思いました。鈍臭い男の子が主人公で、彼の成長物語が少女マンガであるということが、面白いと思います。なので、僕の恋している表情とか、受けの芝居でキュンキュンさせなければいけない部分が多く、結構プレッシャーです。杉野くん演じる昴がめちゃくちゃキラキラなので、昴に負けないように、僕が演じる頼の成長していく様をきちんと意識して、最後まで頑張りたいと思っております。○新木優子コメント女子が見てキュンキュンするポイントが全部詰まっているマンガで、楽しんで読ませていただきました。また、メインの3人が芸能界で活躍しているというのも、すごい今っぽいと思います。この作品をみて、芸能界にちょっとでも興味のある人の背中を押すことができるような、そんな作品になると思います。いろんな方が期待して下さっている雫も演じつつ、自分の思っている雫もしっかりと出して、悔いなく撮影を乗り切りたいです。○杉野遥亮コメント原作は展開が早くて最初はビックリしました。でも、これが今っぽいのかなとも思いました。芸能界という夢のようなキラキラした世界を描いているのは興味深いですが、その映像化は難しいだろうなと感じています。東條昴という男は、すごくカリスマ性があってキラキラしていて掴みどころがない。僕も一生懸命考えて役を作っていきたいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。
2017年07月11日グラビアアイドルの榊まこと秋吉美来がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『美少女伝説 NeatGirl』(発売中 4,104円税込 発売元:スパイスビジュアル)の発売記念イベントを行った。同DVDは、現役女子高生グラドルとして人気を博している榊まこと秋吉美来の初めてとなる共演作品。今年5月に茨城でロケを行い、2人がビキニやレオタード、メイドやスクール水着などを着用してボディーをたっぷりと披露している。今回の撮影で初めて会ったという2人だが、秋吉が「初めて会ったのに息がピッタリでとてもいい感じで撮影ができました。共演自体初めてでしたが、1人の時と空気が違って楽しかったです」と満足げ。そんな彼女たちが撮影した同DVDを榊が「一緒にお風呂に入ったり美来ちゃんが上げた脚を私が支えたストレッチなどがあります」と紹介し、「一緒にお風呂に入ったシーンでは、洗いっ子とかはないんですけど、水を掛けあったりして楽しい感じになっています」とアピールした。榊まこ(さかき まこ)1999年12月2日生まれ。神奈川県出身。B型。身長152㎝。スリーサイズはB73・W57・H86。中学生だった2015年3月に1stDVD『美少女伝説』でジュニアアイドルとしてデビュー。以降もDVDをコンスタントに発表し、テニスで鍛えた極上のボディーを披露してグラドルファンを湧かせる。8月26日には早くも最新作をリリース予定。特技はテニス。趣味は買い物、お笑い鑑賞。秋吉美来(あきよし みく)2000年3月27日生まれ。静岡県出身。B型。身長151㎝。スリーサイズはB86・W59・H85。今年デビューしたばかりの現役女子高生グラドル。1stDVD『美少女伝説』では、高校生とは思えない艷やかなボディーを披露してグラドルファンのハートを射止めた。9月23日には2ndDVDのリリースも控えており、前作に比べて大人っぽい姿が見られるとか。特技は剣道、小物作り。趣味は音楽。
2016年09月17日『の・ようなもの のようなもの』の公開を記念し、1月23日から東京・ 角川シネマ新宿で、森田芳光監督のデビュー作である『の・ようなもの』が1週間限定で上映中だ。同日、主演の秋吉久美子、同作で俳優デビューした伊藤克信、長年森田組の助監督を務め、『の・ようなもの のようなもの』ではメガホンをとる杉山泰一監督がトークショーを行った。その他の写真駆け出しの落語家の青春群像を描き、1981年に公開された『の・ようなもの』。当時、主人公が恋に落ちるソープ嬢を演じた秋吉は、「和気あいあいとした雰囲気のなかに、人生の苦さや痛さ、残酷さが繰り返しやってくることを描いた作品。当時、森田監督が天才だと気づかなかったけど(笑)、35年経つと、自分でも見え方が変わってくる」としみじみ。共演した伊藤についても、「青春の輝きや不安定さを天真爛漫に演じていて、今見ると(笑)、めちゃくちゃお芝居がうまい」と35年越しに絶賛した。現在公開中の『の・ようなもの のようなもの』は、『の・ようなもの』の35年後を描いた“続編のような”完全オリジナルストーリー。30歳で脱サラし、落語家になった主人公・出船亭志ん田(松山ケンイチ)と、彼を取り巻く個性豊かな面々の人間模様を軽妙に描く。秋吉は両作品の関係性を、「まるで『ゴッド・ファーザー』のパート1とパート2みたい。森田監督と杉山監督、ふたりでコッポラ」と評した。一方、伊藤は「当時はとにかく無我夢中だった」と俳優デビューを振り返り、「今、思い出してもいい役だと思う」とニンマリ。杉山監督は「当時、台本を読んでもよくわからなかったけど、それでも映画を見るとジーンときてしまう。自分自身の映画への価値観が変わった」と話した。『の・ようなもの のようなもの』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月23日10月9日(金)、10月14日(水)~19日(月)・神宮球場で行われる『CS』ファイナルステージのチケットが一般発売となる。雄平のサヨナラヒットで14年ぶりとなるセ・リーグ制覇の美酒に酔いしれてから丸1週間、プラチナチケットの争奪戦がプレーボールを迎えるのだ。東京ヤクルトスワローズ『CS』ファーストステージ チケット情報対戦相手は10月10日(土)~12日(月・祝)・東京ドームで開催される巨人×阪神の『CS』ファーストステージ勝者となる。ヤクルトとしては巨人が相手だろうと、阪神が相手だろうと、どちらが来ようが望むところだ。ヤクルトは巨人との直接対決で12勝13敗と負け越すが、神宮でのゲームでは8勝3敗と圧倒する。阪神にも12勝13敗と負け越したが、神宮では7勝5敗と分がいい。相性だけではない。ヤクルトは投打のバランスで、ライバルを圧倒する。首位打者・川端慎吾は打率.336・8本塁打・57打点、トリプルスリーの本塁打王・山田哲人は.329・38本・100打点、打点王の畠山和洋は.268・26本・105打点の好成績を残す。シーズン終盤に戦線復帰したシーズン60発のバレンティンも、きっちり大一番に照準を合わせてくるだろう。リードオフマン・上田剛史や勝負強いバッティングが光る雄平など、伏兵も存在感を示す。打線だけではない。石川雅規は13勝9敗・防御率3.31、小川泰弘は11勝8敗・防御率3.11、館山昌平は6勝3敗・防御率2.89と安定したピッチングを披露する。セットアッパー陣は6勝1敗22ホールド(H)・防御率2.36の秋吉亮、5勝5敗23H・防御率2.40のロマン、5勝2敗33H・防御率2.05のオンドルセクの磐石の布陣が揃う。9回になれば3勝1敗6H41セーブ・防御率1.29の最多セーブ・バーネットがきっちり締める。巨人も阪神も先発の柱を『CS』ファーストステージでぶつけ合っている。その上、ヤクルトにはアドバンテージの1勝がある。何よりも本拠地・神宮球場の声援がヤクルトナインの力になる。巨人が勝ち上がろうが、阪神が勝ち上がろうが、ヤクルトは下克上を許さない。『CS』ファイナルステージで3勝を積み重ね、『日本シリーズ』へ進出する。10月14日(水)~19日(月)・神宮球場・『CS』ファイナルステージのチケットは10月9日(金)午前11時より一般発売。14年間の思いを神宮で爆発させるために、チケット争奪戦へいざ!
2015年10月08日14年ぶりの優勝へ期待に胸を膨らませていた燕党は、本日10月1日のヤクルト×阪神のゲームが雨天中止となり、やきもきしたことだろう。だが、テレビ観戦を決め込んでいたヤクルトファンに朗報だ。仕切り直しとなる10月2日(金)・神宮球場でのヤクルト×阪神のチケットが、試合当日の午前9時より一般発売されるのだ。ヤクルト×阪神 チケット情報140試合を終えて74勝64敗2分と2位・巨人に2.5ゲーム差をつけて、マジック1とするヤクルト。3位・阪神に勝つか引き分け、もしくは同日行われるDeNA×巨人で巨人が敗れれば、ヤクルトのセ・リーグ制覇が決定する。ただ対戦相手がやっかいである。ヤクルトは阪神戦を11勝13敗と苦手とする。それでも神宮では6勝5敗と盛り返している。胴上げを決めるべく先発のマウンドに立つのは、小川泰弘である。11勝8敗・防御率3.22の2013年最多勝右腕は、大一番にふさわしい。阪神は岩田稔が予告先発だ。岩田は8勝10敗・防御率3.31と勝ち運に恵まれていないが、対ヤクルトとなると3勝1敗と相性がいい。しかし、神宮では3試合に投げ1勝1敗、防御率5.19とヤクルト打線が打ち込んでいる。プレッシャーがかかる大一番で小川が試合を作れば、秋吉亮、オンドルセク、ロマン、バーネットと磐石のセットアッパー陣が控える。打率トップの川端慎吾、本塁打トップの山田哲人、打点トップの畠山和洋、2011~2013年本塁打王のバレンティンが並ぶ燕打線は強力だ。何よりも監督、選手以下、ヤクルトは優勝に飢えている。優勝への渇望は重圧になるのではなく、後押しとなるだろう。10月2日(金)・ヤクルト×阪神・神宮球場のチケットは10月2日(金)午前9時より一般発売。14年ぶりの胴上げを神宮球場で目撃するために、チケット争奪戦に参戦したい。
2015年10月01日2008年、福岡の夏。熱気が球場にあふれ、タレント球児が躍動した。九州大会優勝の福岡工高・三嶋一輝(現DeNA)をはじめ、左腕では精密機械の飯塚高・辛島航(現楽天)、「制球よりも球速」の豪腕サウスポーコンビ、八幡高の竹下真吾(現ヤクルト)と自由ケ丘高の福地元春(現DeNA)がいた。右腕の長身素材型の福工大城東高・笠原将生(現巨人)も注目された。そんな中、九州国際大付高の二保旭(現ソフトバンク)は、線の細さが際立ち、当初の印象は薄かった。○腹筋・背筋1,000回の日々で作った体印象が薄かった理由の一つに、本格的デビューが3年春と遅かったことがある。高校3年間で体を作り上げ、3年夏でのサイズは182センチ70キロ。だが、それまではもっともっときゃしゃな体だった。その体を鍛えた要因は、「ダルビッシュメニュー」だった。当時、二保を指導した若生正廣監督(現埼玉栄高監督)が、二保の将来性や体格を見極めた上で、東北高監督のときに指導したダルビッシュ有(レンジャーズ)を育てた特別メニューを二保にも課した。10キロのロードワークと腹筋・背筋1,000回の日々に耐えた二保の才能は、3年春・北九州市長杯でようやく開花した。○北九州市長杯での躍進2008年5月4日の準決勝・小倉西高戦で、8回からリリーフとしてマウンドに立つと、いきなり143キロを計測。縦スラとチェンジアップを駆使して、2回1安打3奪三振。翌日の決勝・自由ケ丘高戦でも好リリーフを演じ、優勝に導いた。この投球により、一気にドラフト戦線に浮上した。○不完全燃焼の最後の夏最後の夏、九州国際大付高は三嶋擁する福岡工高と並ぶ双璧の一つとして、優勝候補に挙げられていた。4番左翼手・榎本葵(当時1年、現楽天)、6番捕手・河野元貴(当時2年、現巨人)を擁する強力打線だった。心強い味方を背に二保は、「大切に育てる」方針もあって、初戦、3戦目と登板回避。2戦目にリリーフ登板し、3回2安打と上々の結果だった。5回戦・福岡工高戦は、三嶋との投げ合いとなった。腰痛の三嶋も本調子でなく、6回に2-2に追いつかれて、途中降板。一方、二保は7回1/3を2失点でまとめて、あとはリリーフに託した。延長14回にまで及んだ死闘に終止符を打ったのは、榎本の特大サヨナラ本塁打。この勝利で、チームも二保も勢いづくかと思ったが、準々決勝・飯塚高戦は、辛島の術中にはまり、打線は2安打で三塁も踏めずに完全沈黙。二保は熱中症により、6回で途中降板となった。試合は9回裏に失点し、0-1のサヨナラ負けとなってしまった。もし、二保が熱中症にならなかったら……。もし、結果として甲子園に進んだ飯塚高に勝っていたら……。不運だったと嘆いても、「たられば」を言っても仕方がないが、夏にピークを迎える調整が二保にできていたら、また違った結果になっていたのかもしれない。「大切に育てる」と「夏にピークを迎える調整」の両立は難しいのだ。○負の連鎖を断ち切る右肩上がりの成長度合いと将来性を考えると、ドラフト本指名があると予想していたものの、二保は地元・ソフトバンクに育成ドラフト2位で指名された。ここで、夏の敗戦から続く「負の連鎖」に入っていってしまった。プロ入り後もなかなか結果が出ず、持ち場も2軍から3軍へ。「勝負の年」と意気込んだ2012年、一気に上昇気流に乗り、支配下登録、1軍デビューも果たしたが、体重減(入団当初から4キロ減の66キロ)が気になっていた。しかし、今季は74キロにまでビルドアップしている。その効果もあってか、1軍でも好投を続けていた。そしてついに、5月3日のオリックス戦で念願のプロ1勝目を挙げた。7月22日時点で、中継ぎだけでの5勝は、ヤクルトの秋吉亮と並び12球団トップ。二保が投げると逆転するような運にも恵まれた活躍を見せている。「腐りかけた」気持ちを支えたのは、恩師の若生監督だった。東北福祉大時代の斎藤隆(現楽天)を指導した縁を二保につないだ。二保は斎藤との自主トレで、体力作りの意識改革ができた。その上、2012年1月23日に結婚した美沙紀夫人の「食育」も功を奏した。周囲のサポートを生かした二保は、「福岡08年夏世代」投手陣の出世レースにおいて、一気にまくってきた。次に期待したいのは、もちろん先発での1勝だ。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』は、全国で激戦中の高校野球地方大会を総力特集! 試合観戦のお供に『全国49地区パーフェクト観戦ガイド』や、『野球太郎的推し校』と題し、話題豊富な大阪桐蔭、PL学園、東海大相模、横浜の4校を追います! また『歴代甲子園出場トップ校ダービー』も開催! 松商学園(35回)や北海(35回)など、夏出場最多校の行方をチェック! 『高校野球100年物語』や『高校野球100年・夏の全決勝戦史』も引き続き連載中!
2015年07月23日ペナントレースは折り返し地点を回ったが、“混セ”はまだまだ続く。パ・リーグは首位・ソフトバンクから3位・西武まで5.5ゲーム差離れているのに対し、セ・リーグは首位・阪神から6位・中日まで6ゲーム差にひしめく。4位・ロッテとは10ゲーム、6位・オリックスとは17.5ゲーム差と言えば、セの混戦ぶりは顕著だろう。しかも首位に立つ阪神の貯金は3。得点、失点、打率、本塁打、盗塁、防御率すべてがリーグワーストとこのまま抜け出すとは考えにくい。東京ヤクルト対巨人 チケット情報GW前は貯金6を稼ぎ首位に立ったヤクルトだが、5月の9連敗で最多借金6まで膨らみ最下位にも甘んじた。交流戦終盤からセ公式戦再開時も5連敗を喫したが、先週は中日相手に3タテするなど、34勝37敗1分で首位に3ゲーム差の3位タイにつけている。明るい材料が揃う。四番・畠山和洋は18本塁打、54打点と2冠である。リードオフマンの山田哲人は打率.304(4位)、14本塁打(2位)、38打点(4位タイ)と打撃3部門で上位に名を連ねる。三番・川端慎吾も打率2位の.327をマークする。投手に目を移せば、絶対的な守護神・バーネットが防御率0.55の抜群の安定感を見せ付けている。ロマン、オンドルセク、秋吉亮らセットアッパー陣も磐石だ。駒不足だった先発陣も6月27日・巨人戦で新垣渚が8回1失点の好投を見せれば、翌日には館山昌平が814日ぶりの登板を果たした。ともに勝ち星はつかなかったが、両ベテランは復調ぶりをアピールし、次を期待させるに十分なピッチングを披露した。だんご状態が続くセ・リーグでは、今後ヤクルトにも十分チャンスがある。では、いつ、神宮球場へ行けばいいのか?7月10日(金)~12日(日)・DeNA戦、7月28日(火)・広島戦はネイビーとグリーンを基調にした「TOKYO燕パワーユニフォーム」来場者プレゼントが実施される(対象席種は試合日によって異なる)。選手も着用する企画ユニフォームは、ヤクルトファンに好評を博している。また、7月2日(木)・阪神戦、7月30日(木)・広島戦、8月25日(火)・巨人戦では通常価格750円の生ビールが350円となる「生ビール半額ナイター」がラインナップされている。さらにさらに7月30日(木)、8月25日(火)は5回終了後には300発の花火が打ち上がるのだ。巨人戦のチケットは7月5日(日)午前11時より一般発売。その他のチケットは発売中。
2015年06月30日加瀬亮が主演するホン・サンス監督の最新作『自由が丘で』の公開に先駆け、『世界の巨匠たちが魅せる“加瀬亮”を感じる夜』と題したオールナイトイベントが、12月6日(土)にシネマート新宿で開催される。その他の情報本イベントは、『自由が丘で』が12月13日(土)に封切られるシネマート新宿で、クリント・イーストウッド、ミシェル・ゴンドリー、アッバス・キアロスタミ、ガス・ヴァン・サントなど、世界の名監督たちの作品に出演してきた加瀬の代表作『TOKYO!』『ライク・サムワン・イン・ラブ』『永遠の僕たち』を一挙上映するもの。チケットの一般発売は、22日(土)午前10時より開始される。なお本イベントは18歳以上の観客が参加できる。最新作『自由が丘で』公開記念! 世界の巨匠たちが魅せる、“加瀬亮”を感じる夜12月6日(土)会場:シネマート新宿 (東京都)開場22:30/開映22:45(終了4:45頃)料金:2000円(税込)チケット発売:11月22日(土)10:00AMより
2014年11月19日綾瀬はるか主演による来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の新たなキャストが7月19日(木)に発表。物語の重要な舞台となる福島県出身の秋吉久美子、芦名星、白羽ゆりのほか、「利家とまつ」以来の大河となる反町隆史、小泉孝太郎、村上弘明、生瀬勝久、小堺一機、加藤雅也、吉川晃司が出演することが明らかになり、綾瀬さんと共に記者会見に臨んだ。幕末の戊辰戦争で“賊軍”である会津出身であり、同志社を創設した新島襄の妻となった新島八重。男尊女卑の社会風潮の中を「天下の悪妻」と呼ばれながらも生き生きと時代を駆け抜けた彼女の生涯を描く。6歳から18歳までを福島で過ごした秋吉さんは、女でありながらも八重らと共に会津戦争を戦い抜く山川艶を演じるが「『福島の人はこうなんだよ』ということ、そしてそれは日本全体と同じなんだということを前向きに伝えたい」と意気込みを明かす。反町さんは会津とは対立する薩摩の人間で、会津戦争では八重の銃弾を受けたとも言われる大山巌を演じる。久々の大河となるが「台本が感動できる内容だったので、台本、そして素晴らしいキャストに負けないように頑張りたい」と気合い十分の様子。小泉さんは、最後の将軍・徳川慶喜役だが、いまで言う総理大臣とも言える武家のトップにのぼりつめた気持ちは?という問いに「身近にトップにのぼりつめた人がいるので聞いてみたい」と父で元首相の小泉純一郎氏を役づくりの参考に?吉川さんが演じるのは西郷隆盛。役柄について聞かないままにオファーを受けたそうで、「そんなムチャぶりあるかよ!って思いました。いろいろ似てないところがあるので…」と現代に伝わる西郷像とのギャップに困惑気味。「どうすればいいかみなさん教えてください、というのが本音」と苦笑を浮かべていた。加藤さんは土佐藩士で明治以降は自由民権運動を指揮する板垣退助を演じるが、物語で描かれる時代について「絶対に崩れないという神話が崩れた時代」と現代との相似を指摘。「そういう時代を生きなくてはならなかった人を演じることは意味があることだと感じています」と静かながら意気込みを感じさせた。白羽さんは秋吉さん演じる艶の娘・登勢、芦名さんも艶や登勢と同様に八重と共に会津戦争を戦う雪子を演じるほか、生瀬さんは勝海舟、小堺さんは岩倉具視、村上さんは“幕末の賢侯”と称された松平春嶽に扮する。また、この日の会見には出席しなかったが、市川染五郎が孝明天皇役を、貫地谷しほりが八重の幼なじみの高木時尾を、その夫で元新撰組の斎藤一を降谷建志(Dragon Ash)が演じることも新たに発表された。NHK大河ドラマ「八重の桜」は8月末よりロケ撮影が開始される予定。■関連作品:リアル~完全なる首長竜の日~ 2013年初夏、全国東宝系にて公開映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年07月19日