俳優で歌手の菅田将暉が、2日深夜に放送されたラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週月曜25:00~27:00)で、かつて歌手のさだまさしをモチーフにした役に抜擢された時の感想を、ゲスト出演したさだ本人に伝えた。菅田将暉2015年にNHK総合で放送された、さだの自伝的小説をもとにしたドラマ『ちゃんぽん食べたかっ!』で、青年期のさだをイメージした主人公・佐野雅志役を務めた菅田。以来さだは、菅田のことをずっと気にかけており、「ドラマの時から会っていないから、久しぶりに会いたい」と熱望し、今回のゲスト出演が実現したという。さだは菅田について「あんなに若い頃、俺カッコよくなかったんだけどね(笑)」と一言。実際に『ちゃんぽん食べたかっ!』が放送された時には、高校の同級生から多くの電話があり「お前、菅田将暉みたいにカッコよくないんだよ」と罵倒されたと明かし、菅田は「マジっすか!」と爆笑した。さらにさだは「総理の息子役やってたでしょ?」と、2015年に放送されたテレビ朝日系のドラマ『民王』についても言及。菅田が「見てくださってますね!」と言うと、さだは「見てるさ。だって俺だもん」と返し、「ついこないだまで俺だったヤツが、総理の息子やってたら見るじゃん」と言い切った。その言葉を聞いた菅田は「なんか不思議ですね」と言い、「歴史上の人物の役をやってということはありますけど、今なお生きている人を演じて、こうやって本人とお話しすることってあんまないじゃないですか」と感慨深げに語った。
2018年07月04日俳優で歌手の菅田将暉が、18日深夜に放送されたラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週月曜25:00~27:00)で、同日朝に発生した故郷・大阪を震源とする最大震度6弱の地震を受けての胸中を明かした。菅田将暉番組冒頭、いつもは明るい調子でオープニングトークを展開する菅田だが、この日は真剣なトーンで地震について言及。「関西地方でお聴きの皆様、大丈夫でしたでしょうか」と言い、リスナーの安否を気遣った。また、大阪府箕面市出身の菅田は、地震の直後、現地で暮らす家族とすぐに連絡を取れたと言い、「すごく揺れたと。(送られてきた)家の中の写真で、物もいっぱい倒れたりを見て。いつ、こういうのがあるか分からんから、備えとかななぁ…と、すごく思いました」と改めて防災意識の大切さを語る場面も。その後、震源地付近在住のリスナーから届いた「ラジオで元気が出る人もたくさんいると思います。なのでいつも通りの楽しい放送を待っています」とのメールに対して、「はい! よろしくお願いします!」と返し、「いつも通り明るくやっていきたいなと思います!」と気合を入れていた。
2018年06月20日11日深夜に放送されたニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』(毎週月曜 25:00~27:00)で、お笑いコンビ・三四郎の相田周二が「菅田将暉は俺のマブダチだ」と吹聴して回っていることについて、菅田本人に謝罪した。菅田将暉菅田と相田は、横浜アリーナで開催されたニッポン放送主催のイベント『ALL LIVE NIPPON』や、第41回日本アカデミー賞授賞式で共演した間柄。しかし、面識がある程度にもかかわらず、「菅田はマブダチ」「菅田は俺の舎弟」と語る相田に、菅田は以前から同番組で「相田さんが勝手に言ってるだけでしょ?(笑)」などと話していた。今回、スペシャルウィークのゲストとして登場した相田に菅田が問いただすと、「ちょっとそれは菅田くんね…申し訳ないです…」としょんぼりした口調で陳謝。さらに「今思ったら、最低なことをしました…」と、普段は強気な相田らしくない予想外の反応を示したため、菅田は「えっ、ちょっと待ってください(笑)」とすっかり困惑した。相田によると、「『菅田将暉と友達』と言ったら周りから一目置かれて、その快感から抜け出せない身体になっていた」とのこと。それに対して相方の小宮浩信は「もっとバチバチで行ってよ!」と一喝し、菅田が「そうなんですよ、小宮さん! 僕も喧嘩ラジオみたいな感じかと…」と戸惑いを見せたところで、「だから謝ってんじゃん!」「キレそうだわ…」と、相田はいつもの"オラつきキャラ"で笑いを誘った。そして番組終盤、本日の放送の振り返りとして、相方の小宮から「いきなり日和ったっていうのはびっくりした」と相田の態度を指摘し、相田も「謝る機会もないしね」とコメント。菅田は「笑い過ぎて咳が止まらなかった」と、三四郎との共演に大満足の様子だった。
2018年06月13日俳優の菅田将暉が、28日深夜に放送されたラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週月曜25:00~27:00)で、お笑いコンビ・三四郎の相田周二について語る場面があった。菅田将暉番組冒頭、スペシャルウィークの6月11日深夜放送回に、ゲストとして『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週金曜 27:00~29:00)を担当しているお笑いコンビ・三四郎が登場することが発表された。「オールナイトニッポンの先輩であり、菅田のマブダチ・三四郎にラジオのイロハを教えてもらうSP」と題した企画が行われる。三四郎に「色々教えてもらいたい」としながらも、菅田は「三四郎さんとマブダチじゃないですから!」とキッパリ否定。さらに「マブダチって、相田さんが勝手に言ってるだけでしょ?(笑)」と続け、笑いを誘った。菅田は以前、横浜アリーナで開催されたイベント『ALL LIVE NIPPON』で三四郎と共演した際、ほぼ初対面の相田から「ホテル取ってあるから、俺の部屋で飲まない?」と誘われたことを告白し、「行くわけないじゃないですか! そんなこと小栗(旬)さんくらいにしか言われたことない」と語った。またリスナーからは、16日深夜放送の『AKB48のオールナイトニッポン』(毎週水曜 25:00~27:00)に相田が出演した際、パーソナリティを務めたHKT48の指原莉乃に「菅田は俺のマブダチ」「菅田は俺の舎弟」と豪語していたという報告も。菅田は「もういい加減にしろよ!」とツッコミを入れ、「なかなかの変人」と相田を評していた。
2018年05月29日俳優の菅田将暉が27日、東京・ニッポン放送にて、『菅田将暉のオールナイトニッポン』(毎週月曜 25:00~)の公開収録を行った。公開収録は番組史上初のこと。菅田が登場し、100人ほどのリスナーからは大歓声があがると、「良かった! 裏で前説をやった人が『みんな元気ないな』と言ってたんで、良かったです」と安堵していた。ただ、緊張もしていたようで、「今日はどういうテンションで喋ったらいいと思いますか」と会場に問いかける場面も。さらには「すげー見られて引いてますもん」と毒を吐きつつ、「精神状態が不安定で、いつ暴走してもおかしくないですよ。ONの菅田将暉でもOFFの菅田将暉でもない、非常に謎な空間です」と感想を漏らした。そして収録の合間に行われた報道陣による質疑応答では、「楽しみな感じはしますけど、緊張なんですかね、不安なんでしょうけど、変な感じはしますね。今まで味わったことのない感じといいますか……」と話したところで、「ね、急にONでしょ、僕。これを見られるっていうのが俳優として1番恥ずかしいです」とリスナーに向かって苦笑いを見せていた。また同番組がスタートしてから1年が経った感想を問われると、「贅沢な空間です。普段、お芝居は役に入って物語を作って、テレビに出るときは番宣だったり、ある種、『菅田将暉』として仕事をしているんですけど、ラジオは関係ないですし、こんなに関西弁で喋ることもないです。普段、1週間の感覚もない生活をしている人間としては、月曜日にラジオがあるだけで普通になれるというか、当たり前を感じられるのがありがたい」と振り返った。また収録では「菅田★戯★王」などの人気コーナーの他、菅田の楽曲「さよならエレジー」を書き下ろした歌手・石崎ひゅーいとともに、ミニライブを行った。
2018年05月27日俳優の菅田将暉と松坂桃李が、21日深夜に放送されたラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週火曜25:00~27:00)で、俳優・役所広司の魅力について語り合った。菅田将暉この日、松坂は自身が出演する映画『孤狼の血』の宣伝も兼ねて、事務所の後輩である菅田のラジオにゲストとして登場。映画の見どころについて語る中で、共演した役所を「いや~、かっこいいね!」と絶賛した。映画を観たという菅田も「なんなんでしょうね! あの顔というか、シワというか……」と渋みの効いた役所の魅力を語り、それに対して松坂も、「あのシワって、俺らじゃまだ無理だよね!」「敵わない」と、芝居に圧倒されたことを明かした。また松坂は、菅田から役所の相棒役を演じたことについて「刺激的やったんちゃいます?」と問われると、「幸せでしかなかった」と告白。そして撮影終了後には、映画にも出てくるライターを役所からプレゼントされたことも明かし、「嬉しかったよ」と喜びを語った。
2018年05月23日歌手で俳優の福山雅治(49)と菅田将暉(25)が3月21日に民放ラジオ101局特別番組『福山雅治・菅田将暉のWE LOVE RADIO!』に出演。「ラジオだから話せること」をテーマにお互いのラジオに対する思いや、菅田の歌手業を始めるきっかけなど本音トークを繰り広げた。 全国の民放ラジオ101局特別番組として、ラジオパーソナリティ歴28年の福山と、もうすぐ1年を迎えるという菅田がラジオで初共演。 番組開始から、福山は菅田に対し長年の経験から若いとはいえ深夜番組を続けていくことの難しさはあると気遣った。「疲れているなら疲れている、しんどいならしんどいということを、リスナーと共有するのが深夜ラジオの良さだ」とし、素直に伝えるこができたからパーソナリティーを長く続けてこれたのだろうと自身の秘訣を語った。 菅田はラジオパソナリティーという仕事に対し「俳優業だけでは一週間の感覚、場所の感覚がなかった」と吐露。生活に規則正しさが出来「今の状態を話せるというのは一番ありがたいこと」とラジオ番組の大切さを明かした。 菅田が歌手業を始めたことに驚いたという福山はきっかけについて質問。菅田は「歌ってみませんか?」と誘ってくれた人達の熱量に心打たれたことがいちばんの理由だと答えた。 また「正直、俳優業で手一杯な中、音楽的知識や技術もあるわけではない中で、歌手業をやっていいのか?という思いはあったし、今もある」と告白。しかし、ただ音楽をやっているという時間の大切さを感じ、今は深く考えずに進んでいこうと思っていると明かした。 この日は、菅田の1stアルバムの発売日ということで、アルバム収録曲をラジオ初オンエア。さらに、福山と菅田がユニットを結成し、福山の名曲『milk tea』のセッションを行いファンを喜ばせた。
2018年03月22日俳優の菅田将暉が、オールナイトニッポン50周年スペシャルラジオドラマ『明るい夜に出かけて』で主演を務めることが決定した。『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送 毎週月曜 25:00~27:00)の4月16日放送回のなかで放送される。『明るい夜に出かけて』の原作は佐藤多佳子氏の小説で、第30回山本周五郎賞を受賞している。この小説は、かつてニッポン放送で放送されていた『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』(13年4月~16年3月)のリスナーではがき職人の主人公・富山一志が、社会での自分の居場所や人付き合いに悩むという内容だ。主人公の富山役に菅田が決定した他、富山が働くコンビニで偶然出会う同作のヒロイン・佐古田愛役を女優の上白石萌音、富山のバイト先の先輩・鹿沢大介役を三代目J Soul Brothersの山下健二郎、富山の幼馴染・永川正光役を声優の花江夏樹が演じる。上白石は『上白石萌音 good‐night letter』(毎週金曜 24:40~)、山下は『三代目 J Soul Brothers 山下健二郎のオールナイトニッポン』(毎週金曜 25:00~)のパーソナリティを務めるなど、ニッポン放送と縁が深い。菅田はこの作品について「辛いことがあったとしても、自分の好きなものに背中を押されて、頑張っていこうと思えるそんな作品になっています。いやー、ラジオってすげー!!!!!」と語り、原作小説を読んだという共演する上白石も「主人公の心の中を覗いているような感覚でした。言葉やラジオが持つ力と、人と人との繋がりが持つ温かさを感じ、時間を忘れて一気に読んでしまいました」と振り返っている。
2018年03月21日福山雅治と菅田将暉が、3月21日(水・祝)放送の「福山雅治・菅田将暉のWE LOVE RADIO! ~ラジオだから話せることがある。ラジオだから出来ることがある。~」にて“ラジオ初共演”を果たすことが決定。貴重なトークはもちろん、 弾き語りによるスペシャルセッションも放送される。本番組は、昨年の放送で大反響だった「WE LOVE RADIO!~山下達郎・星野源のラジオ放談」に次ぐ、民放ラジオ101局特別番組の第2弾。福山さんは、チャン・ハンユーとW主演を務めたジョン・ウー監督作『マンハント』が公開中。また、今年の劇場版最新作『名探偵コナン ゼロの執行人』で主題歌「零 -ZERO-」を手掛け、「名探偵コナン」と初タッグを果たし、さらに先日の福山さんのラジオ番組「福山雅治 福のラジオ」ではコナンと夢の対談も行われた。菅田さんは、『キセキ -あの日のソビト-』『帝一の國』『あゝ、荒野』と主演作が続々と続き、俳優だけでなく昨年は「見たこともない景色」でCDデビュー。また、先日最終回を迎えた「トドメの接吻」では出演、主題歌も担当し話題となった。ラジオは「菅田将暉のオールナイトニッポン」が放送中だ。そんな俳優、アーティスト、そしてラジオパーソナリティと共通項の多い2人が今回ラジオ初共演!サブタイトルにある「ラジオだから話せることがある。ラジオだから出来ることがある。」をテーマに、ラジオの魅力、面白さ、さらにラジオだからこそのぶっちゃけトークまで、ラジオの先輩・後輩によるラジオ愛あふれるトークはもちろん、共にミュージシャンでもある福山さんと菅田さんの弾き語りによるスペシャルセッションも披露!なお、放送時間・放送分数は各局で異なるのでご注意を。民放ラジオ101局特別番組「福山雅治・菅田将暉のWE LOVE RADIO! ~ラジオだから話せることがある。ラジオだから出来ることがある。~」は3月21日(水・祝)19時~TBSラジオ、エフエム東京、エフエム栃木、CBCラジオほかにて放送。※各局で放送時間・放送分数が異なる(cinemacafe.net)
2018年03月12日3月9日に放送されたTBS系「A-Studio」に俳優の竜星涼がゲスト出演。放送を見ていた視聴者からはその“美肌”ぶりに「透明感が半端ない」「顔面が美しい」などの声が続出。ドラマとの印象の差に「カメレオン俳優」という声も寄せられている。笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデル・emmaがMCを務め、鶴瓶さんがゲストの友人や関係者への徹底取材からその素顔に迫る本番組。鶴瓶さんは竜星さんが出演する舞台「修羅天魔~髑髏城の七人 Season極」で共演している古田新太や梶原善を始め、知人のスタイリストや高校時代の同級生、高校時代の恩師などを取材。番組では矢沢永吉好きの母親から「成りあがり」の本を「投げつけられるように」渡されて「しっかりしなさい」と言われ、「読んで自分も何かを見つけなきゃと思っていたら、数日後にスカウトされた」ことや、そのスカウトの名刺には唐沢寿明、反町隆史、竹野内豊らの名前が書いてあって、「ビーチボーイズ」が好きだったため「会えるかもしれない!ラッキー」という気持ちからこの世界に足を踏み入れたことなどが明かされた。鶴瓶さんとのトーク中、度々竜星さんの顔がアップで映されるたびにSNS上には「肌が綺麗」「肌すっっっっっっべすべやな」「顔整い過ぎっちゃう?」など、その肌の美しさと顔立ちを絶賛するコメントが相次いで投稿。高校時代の同級生からは「アホだけど度胸はある」と評された竜星さん。鶴瓶さんは友人が「関東の県を全部言えたらおごってやる」と言っていたことを明かし、「関東の県全部言うてみ」とクイズを出題。竜星さんは「東京、埼玉、茨城、栃木、群馬」まで続けて答えると、その後しばらく沈黙。「あ、千葉、あとは…」とさらにしばらく悩みなんとか「神奈川」と正解をひねり出すと、スタジオからは拍手が。これには「どや顔で関東地方言う竜星涼かわいい」「関東言うの悩むの可愛いw」「関東地方全部言えてよかった笑」「みんな甘やかしすぎwwww」などの反応が。その可愛い“おバカ”ぶりにネット上が盛り上がったほか、「桜蘭高校ホスト部の猫沢先輩やってた人かぁーー!」「orangeの実写版の人なんだ!髪型でこんな変わるのか」など、演じた役柄と素の違いに驚く視聴者も多数見受けられた。今夜のゲスト、竜星さんが出演する舞台「修羅天魔~髑髏城の七人 Season極」は2018年3月17日(土)~5月31日(木)まで、豊洲のIHIステージアラウンド東京で上演予定。(笠緒)
2018年03月10日俳優・菅田将暉の父親で経営コンサルタントの菅生新氏が31日、アメブロにてオフィシャルブログを開設。長男・菅田将暉の中学入学時の貴重な3兄弟ショットを公開した。「ほのぼの癒しの家族愛」をテーマにスタートした同ブログ。「いざ、出陣!」と題して更新された投稿で、「三兄弟の写真館での懐かしい記念フォト!長男『大将』の中学入学、三男『新樹(アラキ)』は入園、そして次男『健人』…我が家お気に入りの一枚です!」と長男の菅田将暉(本名:菅生大将)の中学1年生の頃と次男、三男が並ぶ貴重な兄弟ショットを公開した。そして、「この3人が二月はそれぞれ新しい挑戦で頑張ってます!大将は単独初ライブ、健人は就活真っ只中、新樹は大学受験、と」とつづり、「準備万端、真摯な努力と明確な目標設定…ゴール光景のイマジネーションよく完全燃焼へ頑張れ!結果は後からツイテクル!『できる、できる、私はできる』で」と3人へ力強いエールを送った。
2018年01月31日菅田将暉(24)が2月21日、3rdシングル「さよならエレジー」をリリースする。 表題曲はドラマ「トドメの接吻(キス)」(日本テレビ系)主題歌。菅田は同作にも、謎のストリートミュージシャン・春海一徳役として出演する。 今作のレコーディングをした昨年は、菅田にとってジャンルを超えて大躍進した一年だった。映画やドラマ、CMにも多数出演。さらにはCDデビューも果たしていた。 昨年末の日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞授賞式。菅田が受賞した主演男優賞の表彰文には、こう書かれている。 「今年のあなたは明らかなオーバーワークから奇跡のように質の高い結果を残しました。肉体改造から繊細な心理描写まで、そこには人知れぬ精進や葛藤があったのだと思います」 そして「くれぐれもお身体をたいせつに」と締めくくられている。しかし受賞を受け、菅田はこうコメントしていた。 「たしかに疲れた1年でした。でも僕まだ24歳で元気なので、体は元気です。頭と心と体を使えるだけ使った甲斐があって、主演男優賞という目指すべき大きな賞をいただけていい年になりました。出会った人たちに感謝したい」 一昨年10月に放送されたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ系)で“やさ男”を演じた際、実は映画「あゝ、荒野」のボクサー体形を作っている真っ最中だった。ボクサー役のために約10キロの増量という肉体改造をしたが、それでも“やさ男”に見えるように努力を重ねていたという。その姿勢に「あゝ、荒野」で共演した木下あかり(25)は「努力の塊のような人」とコメントしているほどだ。 年の瀬には家族でUSJやカラオケに行ったと、1月8日の「菅田将暉のオールナイトニッポン」で明かしている。楽しそうに報告していたこともあり、一家団欒がひさびさの息抜きとなったようだ。
2018年01月16日俳優の菅田将暉(24)が、早くもスポーツ紙の2大映画賞を立て続けに受賞した。 菅田は今年「キセキ―あの日のソビト―」、「帝一の國」、「あゝ、荒野」、「火花」に立て続けに主演。硬軟の役を見事に演じわけ、すでに「報知映画賞」と「日刊スポーツ映画大賞」のそれぞれ主演男優賞を受賞した。 「まだまだ映画祭はスタートしたばかりですが、スポーツ紙の2大映画賞の結果からその年の賞レースはある程度予測できます。強力なライバルが多いなか、一番インパクトを残したのはやはり菅田さんです。このまま今年度の映画賞を総なめにしそうな勢いです」(大手映画会社の宣伝プロデューサー) これまで助演として数々の映画賞を受賞している菅田。主演にステップアップし演技力がさらに開花したが、昨年からは歌手活動にも取り組んでいる。 「昨年6月発売のファーストシングル『見たこともない景色』は菅田が歌っていることを伏せていましたが、CMに起用されました。するとあまりに高い歌唱力のため、『いったい歌っているのは誰?』とたちまちネット上で話題になったのです。シンガー・ソングライターの米津玄師とのコラボ曲『灰色と青』も、若者を中心に話題になっています」(レコード会社関係者) 映画「火花」ではW主演の桐谷健太(37)デュエットした、ビートたけし(70)のカバー曲「浅草キッド」が主題歌に起用された。そしてこのほどサードシングル「さよならエレジー」(来年2月21日発売)が、1月スタートの日本テレビ系ドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌に起用。菅田にとっては初のドラマ主題歌となる。 「映画賞総なめに続いて曲まで話題になったとなれば、今後、NHK紅白からもお声がかかえりそうです。今や菅田さんはすっかり“旬の男”。一部からは現実味を帯びた計画として話も出ているようです」(前出・レコード会社関係者) 話題のCMソング「海の声」で紅白出場を果たして桐谷に続けるか、来年が注目される。
2017年12月21日菅田将暉のセカンドシングル「呼吸」が2017年8月30日(水)にリリースされる。2017年6月に「見たこともない景色」で歌手デビューを果たした、俳優の菅田将暉。記念すべきファーストシングルはオリコンデイリーチャート2位、iTunes総合アルバムチャートで1位を獲得するなど、多くの反響を得て今後の音楽活動に期待が寄せられた。そんな彼が発表するセカンドシングル「呼吸」は、自身初の作詞に参加したラブソング。思い通りにいかない恋愛を通して、改めて誰かのために生きることで自分を見出していく、そんな気持ちを彼のどこか不器用でセンチメンタルな歌声で揺さぶるロックナンバーとなっている。そして、新曲のMVも公開された。撮影テイク数わずか3テイクで撮り終えたという、ワンカット撮影のミュージックビデオとなっており、カップルそれぞれのラブストーリーシーンが描かれていく中、恋愛の葛藤や苦悩をさらけ出すように、その真ん中を菅田が突き進んでいく。カットの掛からない1つの流れの中で、彼の様々な表情が見られる仕上がりとなっている。【リリース情報】菅田将暉 2ndシングル「呼吸」発売日:2017年8月30日(水)■初回生産限定盤(CD+DVD)価格:1,667円+税トラックリスト:1.呼吸2.雨が上がる頃に3.呼吸(Instrumental)※「呼吸」MUSIC VIDEOの特典DVD付き■通常盤(初回仕様) (CD)価格:1,000円+税トラックリスト:1.呼吸2.雨が上がる頃に3.呼吸(Instrumental)
2017年08月17日俳優の菅田将暉が、“アーティスト・菅田将暉”としてソロ2枚目のシングル「呼吸」を8月30日(水)にリリース。そのアートワークが公式HPにて公開された。主演映画『帝一の國』に続き、“ツッコミ系”メガネ男子・志村新八を演じた『銀魂』も大ヒット中の菅田さん。8月18日(金)からは声優に初挑戦した『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』が公開、さらに韓国の俳優ヤン・イクチュンとW主演する『あゝ、荒野』の前篇/後篇が10月に、桐谷健太と共演した又吉直樹(ピース)の芥川賞受賞小説の映画化『火花』が11月に控えるなど、今年も若手実力派俳優として大活躍中。さらにアーティストとしての活動も本格化させており、6月7日(水)には「au三太郎」シリーズサッカー応援CMソング「見たこともない景色」でデビュー。オリコンデイリーチャート2位、iTunes総合アルバムチャート1位を獲得するなど多くの反響を得た。今回の2枚目のシングルとなる新曲「呼吸」は、菅田さんが初めて作詞に参加したラブソング!思い通りにいかない恋愛を通して、改めて誰かのために生きることで自分を見出していく、そんな気持ちを言葉に込め、菅田さんのどこか不器用さを感じさせるセンチメンタルな歌声で聴く者を揺さぶるロックナンバーとなっている。今回のジャケットは、憂いや切なさのあるラブソングをガラス越しという距離感で表し、楽曲の持つ世界観を表現。憂いを帯びた菅田さんの表情にも注目だ。同シングルのカップリングは「雨が上がる頃に」。初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売され、初回生産限定盤には「呼吸」のMVが収録されたDVDが特典として付く。菅田将暉2ndシングル「呼吸」は8月30日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日俳優・菅田将暉が、自身がパーソナリティを務めるレギュラーラジオ、ニッポン放送「菅田将暉のオールナイトニッポン」の7月3日(月)の生放送番組内にて、2ndシングル「呼吸」を8月30日(水)にリリースすることを発表した。菅田さんは、『溺れるナイフ』『キセキ ーあの日のソビトー』『帝一の國』など話題作に出演し、今後も『銀魂』『火花』『となりの怪物くん』や、声優初挑戦した『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』といった注目作の公開も控える、いま大人気の若手俳優。そんな菅田さんは、先月6月7日(水)に「見たこともない景色」でデビュー。「au三太郎」シリーズサッカー応援CMソングのこの曲は、オリコンデイリーチャート2位、iTunes総合アルバムチャートでは1位を獲得するなど多くの反響を得ている。そして今回、早くも菅田さんの2ndシングルリリースが決定。新曲「呼吸」は、菅田さんが初の作詞に参加したラブソング。思い通りにいかない恋愛を通して、改めて誰かのために生きることで自分を見出していく、そんな気持ちを、菅田さんのどこか不器用でセンチメンタルな歌声で揺さぶるロックナンバーとなっている。なお、公式Twitterでは、「今後 #菅田将暉ANN で音源が聴けるかも!?」とツイートされており、いまから音源解禁が待ち遠しい。さらにシングルには「雨が上がる頃に」を収録。また初回生産限定盤と、通常盤の2形態で発売され、初回生産限定盤には「呼吸」のMVが収録されたDVDが付いてくる。菅田将暉2ndシングル「呼吸」は8月30日(水)よりリリース。(cinemacafe.net)
2017年07月04日先日CDデビューを果たした俳優・菅田将暉が、ソロデビューシングル「見たこともない景色」の発売を記念して、“菅田将暉”の本人名義としては初となるライブイベントを渋谷のライブハウス「WWW X」にて開催。約1万件の応募が殺到する中、見事当選した420人のファンが招待され、まさにプレミアムなライブイベントとなった。6月7日に「見たこともない景色」でCDデビューした菅田さん。本楽曲は、菅田さんが“鬼ちゃん”として登場する「au三太郎」シリーズのサッカー応援CMソングとしてTVCMでもオンエア中。CD発売に先駆け3月22日より各配信ストアで楽曲先行配信が開始されると、iTunesソングランキング2位、LINE MUSICリアルタイムランキング1位にチャートインし、YouTubeでの再生回数も約300万回を記録するなど、リリース前から大きな注目を集めていた。この日、幕落としでライブが始まると大きな歓声ともに、菅田さんがバックバンドを従えてデビューシングル「見たこともない景色」を披露。堂々としたパフォーマンスと熱い表情、そして菅田さんの持つ独特の世界感で、集まったファンを魅了した。そして歌い終わると、「ありがとうございます。菅田将暉です。デビューさせていただきましてうれしい限りで、ありきたりですけど、見たこともない景色です」と初ライブとCDデビューを迎えた感想を語った。続いて、カップリング曲「ばかになっちゃったのかな」を歌唱。さらに去年公開され、自身も出演した『何者』の劇中でも披露した「忘れらんねえよ」の「まだ知らない世界」のカバーを弾き語りで歌唱し、合計3曲を歌い上げた。また、菅田さんは主演作『帝一の國』が公開中。さらに今後も『銀魂』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『火花』『となりの怪物くん』などメインキャストで出演する映画の公開が続々と控えており、俳優・歌手として活躍する彼から今後も目が離せない。(cinemacafe.net)
2017年06月08日俳優・竜星涼が、1月22日(現地時間)にフランス・パリにあるパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)にて開催された「Y-3 Fall/Winter 2017-18コレクション」に出演した。2010年にドラマデビューし、「ハンマーセッション!」「桜蘭高校ホスト部」など話題作に出演した竜星さん。2013年には「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役に抜擢され、その後も「GTO」「ごめんね青春!」、『orange-オレンジ-』などに出演。昨年は『シマウマ』『泣き虫ピエロの結婚式』と立て続けに主演映画が公開。またドラマ「賢者の愛」では、中山美穂を相手に体当たりのラブシーンも披露し新境地を開拓するなど、いま大注目の若手俳優だ。昨年パリコレデビューを果たし、続く今年も単身パリに渡り、見事オーディションに合格。今回出演が実現した竜星さんは、「その挑戦と感動を忘れることができず、もう一度あの刺激とパワーが欲しい!そう思い今年もパリに行きました」と出演の背景を語る。2度目となる今回は、「メンズだけでなくレディースとも仕事ができたことはとてもエキサイティングで考え深かった。パリで見る歴史や色彩、文化、ファッション全てのものが役者をやっている以前に1人の表現者として多くのイマジネーションがはたらき、自分自身を考えるとても有意義で贅沢な時間でした」と出演をふり返りコメント。また、ファッションは自身にとって必要不可欠なものであり、最高の趣味で娯楽だと持論を語る竜星さんは、「自分の可能性を役者だけでなく、1人の表現者として2年連続でこの舞台に立てたことは夢のようであり、このうえない喜びでした」と話している。(cinemacafe.net)
2017年01月25日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が、テレビ朝日のドラマ『警視庁 ナシゴレン課』(毎週月曜24:15~24:45)の14日放送の第5話にゲスト出演することが決定。このほど、撮影を終えたばかりの上島を直撃した。○ぱるるの演技は「大したもんですよ」このドラマは、誰も捜査に出かけることなく、すべての謎が「刑事部屋」で解決されてしまうというワンシチュエーションコメディ。主演のAKB48・島崎遥香が、25歳で警視庁のある捜査課長に任命された、自由奔放な"デカ長"を演じ、今回上島は、団員が殺害されたサーカス団の団長役で登場する。長年の道化役のため、普通の表情も笑顔になってしまったという役柄で、朝の撮影から1日中ニコニコ顔を作っていた上島は「結構ヘラヘラするのは慣れてるんですけど、疲れましたね。笑顔に気を取られてセリフ忘れちゃったりもして…」と苦労した様子。会話劇の台本を読んで、「覚えらんないよー」とナーバスになっていたそうだが、実際に撮影を終え、「周りもうまい人ばかりで、監督も細かく撮ってくれたので良かったです」とホッとした表情を見せた。主演の島崎については「大変かわいいので、恥ずかしくて本番以外はあいさつくらいしかできませんでした」と、あまり話せなかったそう。本番中は見つめられる場面も多かったが、「ずっと笑ってる役だったので、照れ隠しになって良かったです。まともに見てたら、目そらしちゃうね」と特異なキャラクターに救われたそうだ。そんな島崎は、自身の演技に「ボロクソです」とツイートするなど、葛藤の日々が続いていることを明かしていたが、上島は「忙しいのにあんな長いセリフで、大したもんですよ」と太鼓判。「謎解きっていうのはセリフが長いから難しいんだよ。俺やったことないけどね(笑)」と笑いながら、「落ち着いてるし、さすが主役の女優さんって感じでした」と共演の感想を話した。○竜兵会は「解散しません!」最近は、『5→9 ~私に恋したお坊さん~』『Chef~三ツ星の給食~』(フジ系)、『世界一難しい恋』(日テレ系)など、ドラマ出演が続いているが、「俺、スターの人と共演したら、ミーハーになってうれしくなっちゃうんです。だから、自分では気づいてないけど、結構ペラペラ自慢してるみたいで、リーダー(肥後克広)からも寺門(ジモン)からも『調子に乗るなよ』って言われてます」と、周囲の反応に苦笑い。周囲と言えば、自身が主催する飲み会グループ「竜兵会」メンバーの反応も聞こうとしたが、「『アメトーーク!』で解散してしまったんでしたよね?」と確認すると、「しませんよ!」と強く主張していた。今回の本番では、アドリブで「くるりんぱ」のギャグも披露してみたそうだが、「他のドラマでもギャグはやったことあるんですけど、みんなOAはカットになってました(笑)」と、採用の壁は高い模様。さすがに、島崎と"仲直りのキス"をするチャンスはなく、「そんなことしたら、俺芸能界から消されるから!」と言い、同じAKBグループで上島との"キス"狙いを公言する指原莉乃についても「絶対ダメです。俺は野呂(佳代)としかやらないです!」と、独自の線引きを見せていた。
2016年11月13日ブレイク前夜のイケメン俳優・竜星涼による「竜星涼カレンダー2017」の発売記念イベントが11月5日(土)、三省堂書店神保町本店にて行われた。今年多くの作品に出演した竜星さんは、一番印象に残った出来事について中山美穂との共演を挙げた。自分のカレンダーを送るかと報道陣に尋ねられた竜星さんは、「パリの話はよくさせてもらいました。カレンダーは送る機会があれば…(笑)」と苦笑していた。「竜星涼カレンダー2017」では、パリコレにも出場経験があるほどファッション大好きな竜星さんが、ファッショナブルな洋服を身につけモードな世界を表現。本人も「カレンダーというより写真集じゃないけれども、贅沢な試みをしたいと思った」と意欲満々で1日がかりで撮影を行ったという。サイズも写真を1枚ずつじっくり鑑賞できるようにと、A3の特大と見応え十分。特にお気に入りのページについて、大胆に背中を露出した6月と、最後のインデックスページを掲げた竜星さん。「背中に関して、そこまで自信はなかったんですけど(笑)、レディースでやっていることをメンズでやったらどうなるのかな、って思ったんです。手のラインに色を入れたりすることで、あくまでもアートに落としこめたのかな」と、海外の雑誌などからインスパイアを受けたと話した。そして改めて自分の背中を眺め、「見たら意外とキレイだな(笑)」と、ほくそ笑む。「共演したことが大きな財産だった」と話す中山さんとは、WOWOWの連続ドラマW「賢者の愛」で一緒になった。「本当のスターと一緒に仕事をして、現場のいで立ちとかを学びました。臆することなく、役で会話をすることができたので楽しかったです」と言い、普段とは異なる自身の母親世代や、中國圏など海外からもリアクションがあったという。ほかにも、本年は『シマウマ』、『泣き虫ピエロの結婚式』と映画の主演が相次ぎ、2017年も公開作がいくつも待機している状況。「今年の1月頃はパリでランウェイを歩かせてもらっていいはずみをつけられて、映画にもたくさん出させてもらいました。来年も注目を浴びるように頑張っていけたらなと思います」と、来年に思いを馳せる。今後は、「基本的にまっすぐな役が多いので、ひねくれた役もやってみたいです。素直な意見を代弁するような役どころは引かれます」と、新たな役のオファーを待ち構えていた。「竜星涼カレンダー2017」は現在全国の書店ほかで発売中。(cinamacafe.net)
2016年11月05日公開初日を迎えた映画『泣き虫ピエロの結婚式』の舞台あいさつが24日、東京・新宿のシネマート新宿で行われ、志田未来、竜星涼、新木優子、御法川修監督が出席した。実話を元にした望月美由紀原作の同名小説を、繊細な描写で映画やテレビ業界から注目を集めている御法川修監督が映画化した本作。余命幾ばくもない透析患者の陽介(竜星涼)と結婚した佳奈美(志田未来)の短い結婚生活を感動的に描く。公開初日を迎えたこの日は、夫婦を演じた志田と竜星、そして2人を温かく見守る真紀役の新木優子、そして御法川監督と主題歌「咲かないで~泣き虫ピエロの結婚式Ver.」を歌ったWHITE JAMが登壇。主演の志田は「去年の8月に撮影して、大事に大事に温めてきたものがこうして初日を迎えてすごくうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せ、「この作品を見終わった後は心が温かくなったので、いま皆さんも同じ気持ちだになったんじゃないかと思うと、作品に込めた思いが届いて良かったという思います」と満足げな表情を見せた。そんな志田と相手役の竜星を温かく見守る真紀を演じた新木は「本当に2人のやり取りにキュンという気持ちで見させてもらい、撮影中もピュアな純愛だと思って心が洗われるような気持ちで楽しませてもらいました」と振り返っていた。本作でのお気に入りを問われた志田は「撮影していた時も完成したものを見た時もキュンとしたのが(竜星と志田の)おんぶのシーンで、気に入っています。竜星くんの肩幅が広いので、お父さんにおんぶされているみたいで安心感がありましたね」と回答。一方の竜星は「僕はやっぱり佳奈美が車にいて、僕が初めて気持ちをぶつけて2人が抱き合うシーン。でもそのシーンで取材の時に『車凹ましたんですか?』とよく聞かれたんですけど、そんなことないんですよ」と否定すると、「凹ませたと思いますよ」(志田)、「結婚な音がしてましたよね(笑)」(新木)と暴露されて観客の笑いを誘っていた。
2016年09月24日女性の手を優しく見つめ、愛でる姿に思わず溜め息がこぼれてしまう。菅田将暉さんは、きっと今、日本中の女性が“触れられてみたい…”と思っている男性のひとり。「体のつくりが小さいですよね、女性って。今、趣味で洋服を作ったりしているんですけど、レディースのパターンを引いていると、華奢さにびっくりする。いちばん違うのは関節で、男はゴツくて太いけど、女性は細くて丸みがある。自分にはないものだからこそ、きれいだと感じるんでしょうね。丸みといえば、ウエストからお尻にかけての、タイトスカートをはいたときに際立つ、なめらかなラインもいい。曲線が好きみたいです。“人は直線のものばかり見ていると頭が変になる”と聞いたことがあるけど、そのせいかな?(笑)」自身も、美しい体の持ち主。「僕、一般的な男性よりも骨が細いみたいで。指もほっそりしていて、それがずっと嫌だったんです。でも、この世界に入って演技をするようになってから、“いろいろな役ができる体型で便利だな”と思えるようになりました」映画『海月(くらげ)姫』では、女性でも羨ましいと感じる、美しい女装姿を披露。メイクやネイルにも挑戦。「ネイルをする前に、甘皮を取ってもらったんですけど、“何してんの?痛い痛い!”って(笑)。爪の根元にある皮のことなんて、その日まで考えたことなかったですから。でも、女性は当然のようにケアしているんですよね?そう考えると、男とは視野の広さが全然違うし、そりゃ、口喧嘩したって負けるよなぁと(笑)。今、女の子になってネイルをするとしたら?たぶん、攻めたデザインにするでしょうね。人とかぶるのだけは嫌だから、そうなるくらいなら塗らないかも。でも、今日のモデルさんがつけていた、ヌードっぽいグレーが似合う手はいいですね。上品で、どこかアダルトで。仕事をバリバリこなしているのに、ふとした瞬間に疲れた姿を見せるような、大人の女性がつけていそう。足には、僕の好きな色の赤を塗ってほしい。手の色とのコントラストがいいですよね」そんなふうに、ネイルやメイクを楽しんでいる女性については?「ファッションに合わせて色を変えたりとこだわりがある人は、自分の美学を持って生きている人。素敵だし、そういう女性と僕の美学がバシッと重なったときに、心が惹かれるんだと思います」◇すだ・まさき1993年2月21日生まれ。大阪府出身。出演している映画『何者』が10月15日に、『デスノートLight up the NEW world』が10月29日に、『溺れるナイフ』が11月5日に公開されるなど、公開予定の作品がめじろおし。※『anan』2016年9月21日号より。写真・齋藤 弦(ACUSYU)スタイリスト・カワサキ タカフミ(MILD/菅田さん)佐藤恵美(モデル)ヘア&メイク・AZUMA(W/菅田さん)George(モデル)取材、文・重信 綾
2016年09月14日俳優の竜星涼が3月27日(日)、東京・書泉グランデにて「竜星涼2nd写真集『023』」の発売記念イベントを開催し、作中でフルヌードを披露した心境を明かした。同写真集は、竜星さんが育った東京ではホテルや夜の雑踏、田舎である山形では老舗旅館や温泉街など様々なシチュエーションでロケを行った。ハードで男らしい姿と少年のような姿という2つの竜星さんの魅力を満載した一冊。写真集の中には、肉体美を顕わにした大胆なカットも含まれている。竜星さんは「知らぬ間に裸にさせられていました」とはにかんだ。当初は脱ぐ予定はなかったそうで、「いつの間にかフルヌードになっていました」とも。ただ、「作品を作っていくという過程ではそれほど抵抗はなかったです」と言い、「芸術ってこういうことかなと思いました(笑)」と笑いを誘う一幕もあった。両親が山形出身で、竜星さん自身も山形で生まれた。山形をロケ地に選んだ理由を「故郷に帰ってそこで写真を撮ってみようかなと思いました」と説明し、「山形に行けたということが僕的にはすごく楽しくて」などと山形での撮影を満喫した様子。「初心に返ってここからスタートしたいという気持ちをみんなに伝えられれば」と同作に込めた思いを明かした。昨年、映画『orange-オレンジ-』などへの出演で注目を集め、今年5月21日(土)には主演映画『シマウマ』の公開を控えている。同写真集の発売日である3月24日には、23歳の誕生日を迎えた。「自分がどういう仕事をしたいのかとちゃんと考えるべき時期が自分にとって23歳なのかな」と心境を言葉にした。「表現者として色々な人にもっと自分から発信できるような役者になって行ければいいかなと思います」と今後の意気込みを語った。(竹内みちまろ)
2016年03月27日俳優の竜星涼が2月13日(土)、都内で「竜星涼カレンダー2016.4-2017.3」(東京ニュース通信社)の発売記念イベントを行い、ファン2,500人が駆けつけた。表紙プラス全32ページの壁掛けタイプで、テーマは“竜星涼の一日”。寝起きから朝風呂、車、公園、カフェデートをする姿などが掲載され、恋人気分を味わえる内容になっており、「手に取ってくださった方たちに、妄想してもらえるようなカレンダーになった。皆さんの“添いカレ”的なポジションになれれば」と手応えを示す竜星さん。撮影中、気づけば全裸になっていた瞬間もあるといい、「最初はそんなつもりなかったんですけど(笑)。カメラマンさんにうまいこと乗せられて、脱いでしまった」と照れ笑いを浮かべていた。先月には単身、現地オーディションに参加し、パリコレデビューを飾ったばかり。「プロ集団の仕事ぶりに触れて、緊張感と高揚感を味わい、刺激的な経験だった」とふり返り、「今後も表現者として、いろんなことを発信できれば」と抱負をコメント。翌日に控えたバレンタインデーについては、「明日の予定は、母親と会うくらいなので(笑)。甘党なので、(チョコレートを)いただけるのは、うれしい」と話していた。竜星さんはこの冬大ヒットを記録した映画『orange-オレンジ-』、昨年末に放送された江戸川乱歩生誕120周年没後50年記念ドラマ「黒蜥蜴」にも出演。第27回フジテレビヤングシナリオ大賞のドラマ「超限定能力」では主演を務めたほか、5月21日(土)には主演映画『シマウマ』が公開される予定だ。「竜星涼カレンダー2016.4-2017.3」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月13日2016年4月にTVアニメ『神撃のバハムート マナリアフレンズ』が放送予定のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』より、誇り高き竜騎士「ディアドラグーン・フォルテ」が1/8スケールでフィギュア化され、2016年6月にコトブキヤより発売される。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は14,904円(税込)。ディアドラグーン・フォルテは、『神撃のバハムート』における誇り高き竜騎士。2014年3月に発売した「ダークエンジェル・オリヴィエ」、2016年2月に発売される「ミステールワーデン・スピネ」、2016年3月に発売される「リトルクイーン・ヴァンピィ」に続く立体化第4弾となる。監修はイラストレーター虫麻呂氏、原型製作は小笠原健人氏、HIDE氏。全長は300mm。実際のフィギュアでは、身に纏う黒銀の鎧に、左右に持つ巨大な黒と白のランス、千切れかけたマントの流れなど、竜騎士としての圧倒的な強さと誇りを感じさせる造形となっている。その一方、険のある表情でありながらどこか可愛らしい印象を与える容姿も彼女の大きな魅力のひとつとし、立体物としての存在感と繊細さを調和させた、大変見所のある一品となっているとのこと。商品価格は14,904円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は2016年6月を予定している。なお「コトブキヤショップ」(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)で購入すると、「ディアドラグーン・フォルテ(フィギュアver.)ラバーストラップ」がプレゼントされる(なくなり次第終了)。(C)Cygames, Inc.
2016年01月28日ドラマ『ちゃんぽん食べたか』『民王』、そして映画『ピンクとグレー』と相次いで、ギターを演奏するシーンがある菅田将暉さん。しかも、いまいちばん興味があるのは音楽だとのこと。これはもしやCDデビューを含め音楽界への進出もあり得る?* **それは全くないです(笑)。音楽はほんと趣味です。音を楽しむと書いて、「音楽」のまんまです。友達としょうもない歌うたったり作ったり。最近、ギターにすごくハマってるんで。この人のこの曲弾けたらなあみたいなのを独学でやってるだけですね。リラックスできるんです。お芝居のセリフばっかり考えてると寝られなくなるんで、違うこと考えてぐっすり寝る。――ピアノとか習ったことはあるんですか?ピアノは幼稚園から10年ぐらいやってました。親父がギター好きで、家に10本ぐらいあったんですよ。親父もよく家で弾き語りしてたし、その影響はありますけど、ちゃんと始めたのは『ちゃんぽん食べたか』ですね。だから、この1年ぐらいです。『民王』も、監督が「この間、弾いてるの見たんだけどさ、『青春貴族』っていうやつ、弾き語りできる?」って(笑)。じゃあ、ちょっとやってみますってところから始まったんです。――担当編集が、菅田さんの音楽活動を期待してるんですよ。作品の中で(笑)。ミュージシャンのレベルとは桁違いですから。これは表に出せるなっていうものになったら、出すかもしんないですけど。◇すだ・まさき1993年2月21日生まれ。大阪府出身。2009年、俳優デビュー。シリアスからコメディまで幅広いジャンルで多彩な役柄を演じ、主演映画『共喰い』(’13年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『星ガ丘ワンダーランド』『暗殺教室~卒業編~』『二重生活』『ディストラクション・ベイビーズ』『セトウツミ』など、2016年も映画公開作が多数控えている。※『anan』2015年12月30日‐2016年1月6日合併号より。写真・内田紘倫スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・AZUMA@MONDO-artist(W)文・杉谷伸子
2015年12月25日土屋太鳳&山崎賢人という朝ドラコンビで贈る映画『orange-オレンジ-』で注目を集める竜星涼が、2016年カレンダーを発売することが決定。寝起きの様子から、朝風呂、ドライブデートなどを収めた彼の1日を追う、ファン垂涎の内容となることが分かった。映画『orange-オレンジ-』は、10年後の自分から手紙を受け取り「大切な人がこの世からいなくなってしまう」ことを知る主人公・高宮菜穂(土屋太鳳)が、大切な人を亡くさないために“いま”を変えようともがきながら奮闘する姿を描いた純愛ストーリー。原作の舞台となった松本市を中心にオール長野ロケを行い、未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、好きだからこそ相手の幸せを考えるという甘酸っぱい恋愛要素が共感を呼び、新たな形の“青春群像劇”としても支持を集めている。本作で、竜星さんが演じるのは、持ち前の明るさとサッカー部での活躍で、後輩女子から大人気の須和弘人役。土屋さん演じる菜穂のことを一途に思っており、菜穂のいちばんの理解者でもありつつ、山崎さん演じる東京からの転校生・成瀬翔との恋を応援するという役どころだ。また、年末は12月20日(日)24時45分より放送の第27回フジテレビヤングシナリオ大賞のドラマ「超限定能力」で主演を務め、12月22日(火)21時より放送される江戸川乱歩生誕120周年没後50年記念ドラマ「黒蜥蜴」にも出演する竜星さん。「超限定能力」では、ある日突然“人が降りる駅”が見えるという、電車の中でしか使えない些細な能力を身につけた秋山舜太郎役に。その能力をフル活用し人生の大きな転換期を迎えることになる主人公を演じ切る。一方、「黒蜥蜴」は、金になるありとあらゆる“美しいもの”を盗み出す謎の女怪盗・黒蜥蜴(真矢ミキ)と、稀代の天才で警視庁副総監の明智小五郎(渡部篤郎)の宝石をめぐる頭脳戦を描く物語で、竜星さんは明智の部下で右腕の刑事・小林芳雄に扮するという。そんな竜星さんが映画やドラマとは別の表情を見せてくれるのが、今回のカレンダー。“竜星涼の一日”として、まるで彼女のような気分を味わえるものとなっており、竜星さんも「1日の流れを追った、寝起きから朝風呂、ドライブ、カフェ、夜景の綺麗なホテルなど一緒にデートしている感覚で見れるカレンダーとなりました。お楽しみに」とアピールする。2016年も大活躍を予感させる竜星さん。こちらのカレンダーもぜひチェックしておいて。「竜星涼カレンダー2016.4-2017.4」は2016年1月28日(木)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年12月11日合コンや婚活において、イケメンで高収入な男性“優良物件”は、人気が集中してしまい激戦必至。適齢期を迎えて焦りが募りつつ「イイ男がいない……」となげいていませんか?それは自然界にもいえることで、あのヤドカリも同じ。「イイ貝殻」が少ないのです。“住み替えの達人”と呼ばれる彼らですが、環境変化によって深刻な貝殻不足にさらされているといいます。当然、“優良物件”を手にできるのは一握りの強者のみ。戦いに敗れたものは、なんとペットボトルや缶などで妥協せざるを得ない過酷な環境にあるのだとか。そうした現状を重く見て、立ち上がったのは、リクルートが運営する不動産・住宅情報サービスと海洋生物の専門家である東京海洋大学増殖生態学研究室。共同プロジェクトとして、ヤドカリに新居を提供する「『ヤドカリ』引っ越しプロジェクト『Shell We Move?』」が実施され、その一部始終を収めた動画を9月30日より公開しました。動画では、彼らの開発風景からヤドカリが新居に移るまでをドキュメンタリータッチで描いています。中でもヤドカリが貝殻から出て新居に引っ越しする瞬間は必見!また、その新居は、貝殻形状ではなく「繭型形状」を採用し、通常の貝殻より内部が広く軽量化を実現するなど、ヤドカリにとって理想の住居を追求したといいます。同プロジェクトに参加した東京海洋大学増殖生態学研究室・濱崎准教授は「生態系のバランスの問題など、議論が必要な部分もありますが、今回のプロジェクトは、将来的にはオカヤドカリ類の宿不足を解決していく第一歩になったと思っています」と確かな手ごたえを感じた様子。今回の研究の皮切りに、ヤドカリの宿不足が少しでも解決に向かえば、いつの日か戦いに敗れたヤドカリも、等しく快適な生活が送れる日がやってくるかもしれません。そして、迷える女子にも救いの手を……こちらもいつか実現を願いたいところです。プロジェクト動画
2015年10月07日サービス産業生産性協議会は9月11日に、サービス産業の人材育成の一環として、中小サービス企業の次世代を担う経営人材を、優良企業での実地体験型研修を通じて鍛える「大人の武者修行」(社会人インターン事業)の実施にあたって、同事業の補助金説明会およびシンポジウムを開催した。経済産業省の調査によると、日本のサービス産業は国内総生産(GDP)の約7割を占め、その規模は拡大傾向にあるという。しかし、就業者1人あたりのGDPは、製造業では近年増加しているものの、サービス産業では減少している。さらに、サービス産業での就業者数も減少傾向にある。このような課題に対して、サービス産業生産性協議会では、サービス産業の"生産性向上"を目指し、サービス産業を支える企業の99%にあたるという中小企業を対象に、人材育成の取り組みとして、「大人の武者修行」を経済産業省の支援の下、昨年より実施している。サービス産業生産性協議会 部長の野沢清氏は、「経営者の講演やコンサルタントの座学などはよくある研修だが、一定期間よその機関に行って一緒に働きながら学ぶ機会は、転職でもしなければできないようなことだ。また、優れたサービスを提供する企業のバックヤードの仕組みは中に入ってみないとわからないもの。この取り組みを通じて、参加者には優良企業のDNAを持ち帰って、自社で生かしてもらいたい」と述べた。本事業は、すでに申し込みを受け付けている。研修期間は最低2週間から可能となっており、研修費・交通費・滞在費の3分の2は補助されるという。研修費は1名あたり月額9万円となっており、このうち6万円は補助されることになる。研修の受け入れ先となる企業は、「ハイ・サービス日本300選」や「日本経営品質賞」「おもてなし経営企業選」で受賞・選定されている優良企業となっている。9月11日時点で、90社が受け入れ企業として表明している。応募締切は12月21日となっている。くわしくは、「大人の武者修行」のWEBサイトを確認してもらいたい。○「日本でいちばん大切にしたい会社」の坂本教授が語る、"優良企業"とは?説明会当日は、「大人の武者修行」の事業説明以外に、「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者であり、中小企業の人材育成の権威である法政大学の坂本光司教授による、優良企業の条件についての講演や、昨年の「大人の武者修行」で受け入れ先となったハロー・トーキョー、実際に就業した体験者からのプレゼンテーションが行われた。坂本教授は、「『日本でいちばん大切にしたい会社』大賞」という表彰制度をつくり、優良企業の選定を行っている。この表彰制度では、応募時点で条件が設けられ、その条件を全て満たしてている企業でないと、そもそも応募することができない。その条件として、坂本教授は次の5つを挙げた。過去5年以上、人員整理(リストラ・退職勧奨)をしていないこと過去5年以上、外注企業・仕入先企業などに対して一方的なコストダウンを行っていないこといつでも、どこでも、お客さまのことを考えていること過去5年以上、法定雇用率以上の障がい者雇用を行っていること過去5年以上、黒字経営であること「罪のない社員の首を切るような会社は優良企業だとは思えない。また、仕入先をいじめ、コストカットするような会社も、優良企業として認められない。会社の目的は会社に関係する人を幸せにすることだ。企業の業績や成長発展は結果現象であり、人を大切にしている会社が滅びた歴史はない。社員をコストとして捉えるようになった会社がダメになる」(坂本教授)「『日本でいちばん大切にしたい会社』大賞」では、この応募条件を満たした上で、さらに審査が行われる。しかし、この応募条件を満たすことができる企業は多くはないのではないだろうか? 優良企業への第一歩は、これらの条件を満たすことができるような健全な意識を持つことから始まるのだろう。昨年の「大人の武者修行」で受け入れ企業として登壇したハロー・トーキョーは、今年も受け入れ企業として表明している。同社はかつて、スポンサー出資の下10人で会社を設立し、急成長を遂げたが、経営が追いつかず、民事再生となった過去を持つ。現在は両備グループの傘下に入り、外国企業向けに特化したタクシーサービスを展開している。タクシー業界の中ではシェアが小さいものの、「ほかのタクシー会社がやらないことをやってきた」と同社の営業管理本部長 高橋浩一氏は説明した。設立から現在に至る同社の歴史から、高橋氏は本事業の参加者に対して、「会社が倒れた時のこと、そして起き上がる時のことを、学んでもらえれば」とメッセージを送った。昨年の「大人の武者修行」参加者としては、ネッツトヨタ栃木の総務・人財開発室 増渕勲氏が登壇した。増渕氏は、ビルメンテナンス業を営む四国管財で研修に参加、現在は社内の風土改革プロジェクトを担当するなど、研修で体験したことを仕事で活かしているという。増渕氏は四国管財での研修を通して、「個人と企業、また個人間の関係をより強固なものにするのは、自己責任だと感じた。四国管財では新人スタッフが作業をミスした際に、先輩社員は『自分が教える際に専門用語を使わず説明できていなかったせいかもしれない』『自分は教えるだけで、相手がどこまで理解できたのかを、確認しなかったせいかもしれない』など従業員個人に失敗の責任を帰属させずに、自分に帰属させる考え方を持っていた。主語を自分にして考えていることが印象的だった」とエピソードを語った。
2015年09月15日サービス産業生産性協議会は7月29日に、サービス産業の人材育成の一環として、中小サービス企業の経営人材を対象に、優良企業での実地体験型研修を通じて鍛える「大人の武者修行」(社会人インターン事業)の募集を開始した。本事業は、経済産業省の平成27年度「小規模事業者等人材・支援人材育成事業」(中小サービス業中核人材の育成支援事業)で採択を受けた事業で、2014年に続き2回目の実施となる。「大人の武者修行」は、中小サービス企業の次世代を担う経営人材を、優良企業の職場に送り、実地体験を通じて事業ノウハウを習得、自社に持ち帰ることでサービス産業全体の底上げを図ることを狙いとした、社会人インターンシップとなっている。受け入れ先企業は、同協議会による「ハイ・サービス日本300選」や「おもてなし経営企業選」などで受賞、選定された優良企業・団体約100社だという。応募者と受け入れ先企業の希望に応じて同協議会がマッチングを行い、8月末頃より随時実施していく予定となっている。期間は最短2週間から(2015年8月末~2016年2月末までの期間で実施)。研修費は、送り出し企業の負担は、1名1カ月あたり3万円(税別)となっている。なお、1カ月に満たない場合は、日割りで計算される。交通費と滞在費は、派遣に係る実費の3分の1の負担となり、3分の2は補助される。募集期間は2015年12月21日までとなっている。くわしくは、「大人の武者修行」のサイトを確認してもらいたい。
2015年07月29日