「偉大な先輩方の背中を追いかけてやってみましたけど、まだまだ遠いなと思いました。少しずつゆっくり頑張っていきたいと思います」噛みしめるようにこう語ったのは、有吉弘行(49)。大みそかの風物詩『第74回NHK紅白歌合戦』で初めて司会を務めた有吉は、大トリ・MISIA(45)を紹介する前に感慨深そうに初司会への思いを口にした。殊勝なコメントを見せた有吉だが、『紅白』司会は初めてながら、これまで数々のバラエティ番組でMCを務めてきた手腕をいかんなく発揮し、ネットでは「有吉さんの出すぎない司会大変良い」「有吉さんの司会最高でした」と称賛が相次いだ。歴史を振り返っても、黒柳徹子(90)、中居正広(51)、内村光良(59)といった日本を代表するタレントだけが務めることのできる『紅白』司会。レジェンドたちと肩を並べ、今やテレビで見ない日はない有吉だが、決してずっと順風満帆だったわけではない。‘94年に「猿岩石」のボケ担当としてデビューすると、『進め!電波少年』(日本テレビ系)でのヒッチハイク旅企画で人気に火がつき、’96年に発売したデビュー・シングル「白い雲のように」がミリオンセラーを記録するなど、芸歴3年目で大ブレイク。しかし、その栄光は長く続かず、仕事が激減し月収がゼロになることも。芸能界の容赦ない厳しさを見せつけられた有吉だが、救いの手を差し伸べる人物が。所属事務所・太田プロの大先輩であるダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)だ。「事務所の芸人間の繋がりが希薄なことに危機感を抱いた上島さんは、先輩後輩問わず声をかけ、都内の居酒屋で飲み会を開催。この会は『竜兵会』と呼ばれ、有吉さんも毎日のように参加して、ご飯やお酒をごちそうに。当時はお金がなかったので、帰る際にもらうタクシー代を使わずに、生活費にまわしていたといいます。『竜兵会』は基本的に“無礼講”で、後輩が先輩に何を言っても面白ければ怒られることはなかったそうです。そこで、有吉さんは上島さんや松村邦洋さんといった先輩たちにツッコんだり、イジったりして、“面白い!”と仲間内で評判に。“毒舌キャラ”の下地は『竜兵会』で作られたと言ってもいいでしょう」(芸能関係者)「竜兵会」での活躍が評判を呼び、徐々に仕事も増えていくことに。そして、’07年8月の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で品川庄司の品川祐(51)に言い放った「おしゃべりクソ野郎」が大ウケし、このことから“毒舌キャラ”として再ブレイクを果たす。その後の活躍ぶりは誰もが知るところだろう。何本ものレギュラー番組やCMを抱える“トップ芸人”に返り咲いた有吉だが、上島さんへの恩は決して忘れなかった。「不遇時代はほぼ毎日のように一緒に過ごしており、上島さんは『何でお前は面白いのに売れないんだろう』『月30万やるから、仕事せずにいつも俺のそばにいてくれ』などと有吉さんを励まし続けたそうです。踏みとどまれたのは、上島さんの支えがあったからでしょう。番組でイジられることも多い上島さんですが、有吉さんはそうした恩から『上島さんのことを馬鹿にされると怒りのスイッチが入る』と語っていました。また夏目三久さんと結婚した際は真っ先に報告し、上島さんが還暦を迎えた際は高級時計をプレゼントするなど、恩人として慕い続けていました」(前出・芸能関係者)固い絆で強く結ばれた2人。しかし、’22年5月11日、上島さんは61歳という若さで突如この世から去ってしまう。普段は決して人前で涙を見せない有吉だが、訃報直後のパーソナリティを務めるラジオ番組では声を震わせて上島さんへの思いを語っていた。有吉は22年の『第73回NHK紅白歌合戦』に純烈とダチョウ倶楽部とともにゲスト出演し、「白い雲のように」を熱唱。そして、今年ついに司会を務めた。司会就任について、有吉は「NHK首都圏ナビ」のインタビューでこう語っている。《司会に選ばれたときはすごく驚いたけれど、去年のことがあって、不思議な縁だなと思ったんですね。僕が何かいいこととか、うれしいことがあったら、必ず上島さんが電話をかけてきてくれていたので、電話が震えるたびに、上島さんから電話がかかってきたんじゃないかなと思って、結構ね、何回か確認したりとかして、ちょっと不思議な感じでしたね。きっとまた『いいぞいいぞ、大丈夫だろう』って言ってくださっていると思うので、本当にもう真面目に頑張ります》大役を立派に勤め上げた有吉。上島さんはこれからもずっと見守り続けていることだろうー―。
2024年01月01日ごきげんよう!スピリチュアル・カップルのトシ&リティです♡今回は2024年1月1日〜1月7日の、宇宙からのメッセージを星座別にお届け。みんながナチュラルに開運できるよう、ナビゲートさせていただくわね☆■12星座全体の運氣予報衝撃の辰年がいよいよ幕開け!ドラゴンイヤーの2024年は「破壊と再生のエネルギー」が次々と押し寄せてくるような1年になるから、ちょっとした覚悟が必要かもよ。とはいえ、ビクビクしなくても大丈夫。社会全体はますますカオスな方向に向かっていくけれど、情熱的に行動している個人に対しては宇宙からの太っ腹な運氣がドドっと流れこむから安心してちょうだいね♡既存のルールや枠組みをいったん壊して、やる氣のある人を社会の頂点へと引き上げよう……それが宇宙さんの意図なのよ☆これまで逆行を続けていた水星は、1月2日に順行を開始。水星は情報やビジネスをつかさどると同時に「チャンスの星」でもあるから、このタイミングから夢に向かって何かしらの行動を始めるのがおすすめよ!チャンスの神様は前髪しかない……と言われているように、動き出した水星のパワーにあやかるには、あなた自身も素早く動くことが鍵になっているのよね☆そして1月4日には火星がやぎ座に移動。火星&やぎ座の組み合わせは相性が良くて、あなたの野心を掻き立ててくれるだけでなく、目標達成に向けたスタミナやバイタリティをお裾分けしてくれるわよ♪やぎ座火星のパワーにあやかれば、あなた自身がのし上がって、あっと驚くような名声や社会的地位を手にいれることも可能☆情熱的に生きている人のところには、イケイケな火星の霊力が流れ込むってことを知ってちょうだいね♡辰年の2024年は「ギョッとするほど革命的」な1年になる。ドラコニックな運氣に飛び乗っていくには、この1週間をのんびり過ごすよりも、内なるPASSIONに従ってさっさと動き出すことが最大のポイントよ!一足早く動き出す姿勢が、龍神さまの寵愛につながって、美しいマイレボリューションが実現するってことなのよね♪とりあえずは、あなたのHAPPY & LUCKY NEW YEARを祈っているわよ♡■かに座へのメッセージ心がほっこりする1週間♡お正月を迎え、家族とゆっくり過ごすかに座さんも多いはず!!いつもよりゆっくりと時が流れ、一緒にいる時間もたっぷり☆だけど、ずっと顔を合わせていると「相手のマイナス面も見えてきてしまう」というもの。そんな時は心をクリアにして、明るく楽しい話題作りを心掛けると吉よ♪愉快な会話からますます愛が深まって、温かい氣持ちで新年をスタートできると思うわ♡かに座のマジカルフード紅白蒲鉾紅白蒲鉾で軽快に2024年をスタートできると思うわよ♪(監修・文:トシ&リティ、イラスト:いいあい)
2024年01月01日【前編】小林幸子10歳で歌手デビュー、不遇の15年を経てつかんだダブルミリオンから続く天才少女と呼ばれた10歳での鮮烈デビュー、見る者すべてを圧倒するド派手な衣装で“大晦日の風物詩”となった時代を経て、近年ではインターネットの世界で新境地を切り拓き、いまや親子3世代から幅広く支持される歌手に。先日、古希を迎え、2024年には歌手活動60周年の節目を控える今もなお、貪欲に新しいスタイルを模索し、ステージで躍動し続ける小林幸子さん。79年、『おもいで酒』のヒットをきっかけに『NHK紅白歌合戦』初出場をはたすと、以降も『もしかしてPARTII』『雪椿』などヒットを連発。紅白の出場も続いた。「最初の紅白は、白いドレスでした。『二度と出られないかも』、そう思って歌ったワンコーラス目は落ち着いて歌えたのに『また来年もここで歌いたい』、そう思った瞬間、極度に緊張してしまい、自分でもちゃんと歌えてるのかわからなくなった。元来、あがり症なんです」’80年はブルーのドレスで『とまり木』を、緊張したまま歌った。’81年は『迷い鳥』。翼が広がるような衣装を纏っていた。「パーッと羽を広げたら、審査員の方が手をたたいて喜んでくれるのが見えた。その瞬間、スーッと緊張が解けるのがわかったんです。平常心に戻れた。それで『あ、この手があるんだ』と思ったんです」翌年以降、小林さんは「クレオパトラ」や「十二単」など、どんどん衣装に凝るように。そう、最初は自分の緊張を和らげるための豪華衣装だったのだ。「そんなとき、亡くなられた市川猿翁さん(当時は三代目猿之助)のスーパー歌舞伎を拝見して。あまりの素晴らしさに私、ダメもとで猿翁さんを訪ねて『コスチュームデザイナーの方を紹介してください』とお願いしたんです。そうしたら、拍子抜けするぐらい快く『いいですよ』って。そこからです、衣装がどんどん大仕掛けになっていくのは。最初のころはね、それでもまだ歩けたんですよ(笑)。それが、徐々に歩けなくなって、背負うようになって、高いところに登るようになって。NHKホールのステージいっぱいっていうのもあった、あれはおかしかったな(笑)」最近では、このド派手衣装が「ゲームに出てくるボスキャラのよう」であることから「ラスボスとよばれたり、ボーカロイド曲を歌い上げることで小学生から「サチリン」と呼ばれるなど、若い世代からも支持を集めている。デビュー60周年を前に、なお歌へのチャレンジ精神が衰えることはない。「ボカロ曲ってね、そもそもは人間が歌うようにできてないんです。突然3オクターブも音程が上下したり、ノーブレスで何十小節も歌わないといけなかったり。でも、機械が歌えて私が歌えないのは悔しいから、頑張って歌ってますけどね(笑)。でも、60年も歌ってきたのに、まだまだ歌っていないジャンルもあると思っていて。常々思ってるのは『時間が足りないな』ってことなんです」はつらつと語る小林さんだが、ド派手衣装を長年着用してきた“ツケ”に悩まされてもいる。 「頸椎がダメなんです。頭にかぶるパーツが重たいんです。それを装着して、昼夜2回の1カ月公演なんてことを続けてきたので。頸椎の3番目のところが潰れてしまってるんですって」それでも、「私、仕事断らないから」と笑う小林さんのスケジュールは、『おもいで酒』が大ヒットしていたころと同じぐらい、仕事の予定で埋まっている。「これだけは自慢だから書いておいてください。私、自分の体調不良で仕事をキャンセルしたこと、60年間でいっぺんもないんです」歌手・小林幸子は2024年もステージで躍動し続ける。【後編】小林幸子デビュー60周年むかえる“ラスボス“の「大晦日の予定」へ続く
2023年12月31日【中編】小林幸子圧巻の“ラスボス衣装“のきっかけは「あがり症対策」だったより続く天才少女と呼ばれた10歳での鮮烈デビュー、見る者すべてを圧倒するド派手な衣装で“大晦日の風物詩”となった時代を経て、近年ではインターネットの世界で新境地を切り拓き、いまや親子3世代から幅広く支持される歌手・小林幸子さん(70)。古希を迎え、2024年にはデビュー60周年を控える。長年、出場を続けた『NHK紅白歌合戦』では、ド派手な衣装が話題をさらい、いつしか彼女の歌と大掛かりな豪華衣装は年末の風物詩にもなった。26歳で初出場して以来、33年連続で出場してきたが、’12年の大晦日。NHKホールに小林さんの姿はなかった。その年、小林さんの事務所スタッフ2人が退社すると、小林さんへのバッシング報道が相次いだ。イメージが大きく毀損したなかでの紅白“落選”だった。そのとき抱いた率直な思いを聞きたかった。「悲しかったのか、悔しかったのか、また絶対出てやるなのか、二度と出てやるもんかなのか、どんな感情に?」と記者が問うと、にっこりほほ笑み、こう言った。「それ全部。そのときの気持ちに全部入ってます。それぐらい、一言では表現できない気持ちだった」大きなショックを受けたことは間違いないだろう。そして、打ちひしがれた彼女を支えたのが、前年に結ばれた8歳年下の夫・明男さんだった。だが、バッシング報道のなかには「騒動の元凶は夫」と言わんばかりの記事もあった。「主人は本当に戦友。彼がいなかったら私、ちょっと精神的に参ってたかもしれない。彼ひとりが悪い人みたいな書き方もされていたのに彼、『真実は一つ、時間がたてば必ずわかってもらえる』と、泰然としてるんです。そんな主人がいてくれて、どれほど救われたか」小林さんが「とにかく明るい人」と言う夫・明男さんは再生医療に関わる事業を手掛けている。「若いころ、苦労したからかとても自立していて。夫は料理などの家事を自分がすることをまったくいとわないんです。そして、とても優しいの。先日、歯痛で私の頰が腫れたときは、夜中に湿布を買いに走ってくれたんですよ」なにより、歌手・小林幸子のいちばんの理解者でもある。「私が新しいことを始めようとすると、誰よりも喜んでくれて。『面白いねぇ』って応援してくれます」紅白の連続出場が途絶えた小林さんが見つけた“新境地”はインターネットの世界。踏み込む勇気をくれたのも、明男さんだった。「ニコニコ動画からの出演依頼が来たとき私、躊躇したんです。なにしろ、インターネットといちばん遠い世界で生きてきましたから。そんなとき、主人が教えてくれた言葉に、私はハッとしたんです」このとき、明男さんが伝えたのが「思い込みを捨て、思いつきを拾う」という言葉だった。「主人が手掛ける再生医療は、従来の医療の常識との闘いなんだそうです。柔軟にものごとを捉えないことには前に進めない世界。主人に教えられたその言葉を聞いて、私も思ったんです。つまらない思い込みを捨てられたら、新しい自分が見つかるんじゃないかって」果たして一歩を踏み出した小林さんは「ラスボス」という新しい自分を手に入れた。ボカロ曲を歌い、子どもたちから「サチリン」と呼ばれるようにもなった。最近ではYouTubeで自らのチャンネルを開設し、「YouTuBBA!!(ユーチューババア)」を自称している。窮地を脱し、前を向いて新境地を切り拓いた背景には、愛する夫の支えがあった。そしてーー。「私ね、雑草みたいな生命力があるんです。悔しさをバネにできるんです。悔しさほど、すごいエネルギーを与えてくれるもの、ないです。でもそのエネルギーを『もう一度紅白に』なんてことに使う気はありません。目指してるのは、もうそんなところじゃないから」ちなみに、今年の大晦日、小林さんはどう過ごす予定なのか。「大晦日?ラスベガスです(笑)」23年11月に開催したコンサートのステージでは、観客との間にこんなやりとりがあった。「来年で芸能生活60年。この先、どれぐらい歌っていけるかわかりませんが、せめてあと5年……」ここで客席から「もっと!」と声が上がる。「うれしいじゃございませんか、それじゃ、あと10年ーー」今度は「まだまだ!」の声。「うわ、うれしい。わかりました、私、決めました。あと50年は歌ってまいります!」 デビュー60周年の節目の年も、歌手・小林幸子は進化を続けていく。
2023年12月31日歌手・小林幸子さん(70)のデビューはわずか10歳のとき。デビュー曲は20万枚を売り上げ、「天才少女歌手」ともてはやされるなど、歌手人生は上々の滑り出しだった。しかし、その後は不遇の時代も経験。デビューから『NHK紅白歌合戦』に初出場をはたすまでの奮闘を振り返ってもらった。小林幸子さんは’53年、新潟で精肉店を営む両親のもと、3姉妹の末っ子として生まれた。歌手デビューのきっかけは9歳のとき。父親が娘の名前で勝手に、素人のど自慢番組に応募していたのだ。その番組で見事勝ち抜き、大会の審査員長を務めていた“昭和の大作曲家”古賀政男から声がかかった。これが、小林さんの芸能人生の出発点だった。「もし、9歳の自分にいまの私が声をかけるなら?『ここから、いろいろ大変だよ』かな(苦笑)。でも『けっこう楽しいぞ』って付け加えるかもしれませんね」’64年、10歳になった小林さんは単身上京。同年6月にリリースした古賀作曲のデビュー曲『ウソツキ鴎』は大ヒットを記録。しかし、人気は長く続かなかった。小林さんは「2曲目以降はまったく売れずで」とこぼす。いっぽう、小林さんのデビューと同じ6月、実家が惨事におそわれる。新潟地震が発生したのだ。「幸い家族もお店も被害は少なく無事でした。でも、本当に大変になるのは、そのあと。復興の名のもと、大きなスーパーマーケットがどんどん進出してきたんです。うちみたいな小さな商店のお客さん、みんな持っていかれちゃって」やがて、父母は店をたたみ上京することを決意。東京で改めて家族5人の暮らしがスタートした。しかし、父は新しい仕事をなかなか見つけられず、気付けば末娘が一家の大黒柱に。このとき、小林さんはまだ15歳。「家族の生活費を稼ぐため、私は年齢を18歳と偽って、全国のキャバレーを回り、歌いました」嫌な思いを毎晩のように味わった。舞台で歌っていると「引っ込め」「歌はいいから酌をしろ」と酔客の心ない言葉が飛んだ。ビールを掛けられたこともある。「一生懸命、歌ってたら『うるさい!』と怒鳴られたりね(苦笑)。でも、嫌なことばかりでもないんです。ときにはチップをいただいたり、『レコード100枚買ってやる』なんて気前のいいお客さんも」忘れられない光景がある。「大きなお店になると、託児所が併設されていて。そう、お子さんのいるホステスさんが少なくないの。彼女たち、酔っ払ったお客さんを見送ったあと『ごめんね、遅くなって』と泣いて待つ子どものもとに駆け寄ってーー。これ、思い出すたび、なぜか涙が出てくるの。いつの時代も、生きてくため必死に頑張るお母さん、いるんですよ」目元を拭いながら、小林さんは続ける。「そうやって苦労して、生きる女性たちの人生を垣間見られたことが、もしかしたら私の歌に、深みを与えてくれたかもしれないと思ってるんです。それに、その時代、演歌だけじゃ食べていけなくて。いろんなジャンルの歌を歌いました。そんな経験も、いまの私の中で生きていると思うんです」ヒット曲には恵まれないまま25歳に。そして、’78年の大晦日。彼女の姿は伊豆の温泉街にあった。このとき、小林さんは「これで最後」と思っていたシングルのレコーディングも済ませていた。年が明けて’79年の1月。新春ショーを続ける小林さんのもとに、当時の所属事務所のスタッフから1本の電話が入る。告げられたのは、にわかには信じ難い言葉だった。「さっちゃんの曲が、有線でリクエスト1位になってるらしいよ!」早速、教えられた関西の有線放送の事業所に電話を入れた。「すみません、いま、そちらでリクエスト1位の曲はなんですか?」電話に出た女性は「少しお待ちください」と言うと、何やら紙の資料をめくる音が聞こえてきた。そして、数秒後……。「ああ、『おもいで酒』ですね」小林さんが「これで最後」と覚悟を決めてリリースしたばかりのシングル、そのB面の曲名だった。それでも、まだ信じられない。「あの、歌ってるのは誰ですか?」 「えーっと、小林幸子ですね」小林さんは「思わず、受話器を二度見しましたよ」と振り返った。次第に全国的にリクエストが増えていき、レコードが売れ始めた。すると、今度はテレビ。これまで見るばかりだった人気の歌番組から、出演オファーが届くように。「15年、まったく売れない間は神様っていないって思ってたけど、やっぱりいたんだ、私のことちゃんと見ててくれてたんだ、そう思いました」最終的に『おもいで酒』は200万枚のメガヒットを記録。この年、小林さんは第21回日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞し、念願だった紅白歌合戦に初出場を果たす。「このときの紅組司会は水前寺清子さん。水前寺さんと私は同期、デビューが同じ’64年なんです」同期の司会者は、小林さんをこう言って紹介した。「さっちゃんは、紅白はずっと見るものだと思ってきました。でも、違います。今夜、初出場歌手として立派に歌います。頑張り屋のさっちゃんに、どうか拍手を!」頭を深々と下げた小林さん。鳴り響く万雷の拍手が聞こえてくる。「それで顔を上げたら1階席、2階席、3階席……NHKホール全体のお客さんが『おめでとう!』と。あの光景は忘れられません」26歳で初出場して以来、紅白には33年連続で出場。見る者を圧倒する。ド派手な衣装は年末の風物詩ともなった。古希を迎えた今でも、ボーカロイド曲に果敢にチャレンジするなど活動の幅を広げ、「ラスボス」「サチリン」のニックネームで若い世代からも支持を集めている。「まだまだ歌っていないジャンルもあると思っていて。常々思ってるのは『時間が足りないな』ってことなんです」歌手・小林幸子の進化はまだまだ止まらない。【中編】小林幸子圧巻の“ラスボス衣装“のきっかけは「あがり症対策」だったへ続く
2023年12月31日2023年12月29日、お笑いコンビ『かまいたち』の濱家隆一さんがX(Twitter)を更新。スタッフからの気遣いが分かる1枚の写真を投稿しました。かまいたち・濱家、スタッフからの気遣いに「ありがたすぎる」同月31日に放送される『第74回NHK紅白歌合戦(以下、紅白歌合戦)』(NHK)に出場することが決まっている、濱家さん。アイドルグループ『乃木坂46』の元メンバーである、生田絵梨花さんとのダンスボーカルユニット『ハマいく』として特別企画で参加し、デビュー曲『ビートDEトーヒ』をパフォーマンスする予定です。年末の大舞台での歌唱を控えた濱家さんに、スタッフが『あるもの』を贈ったといいます。スタッフさんからの喉への気遣いがありがたすぎる。年末年始なんとか声飛ばさず乗り切りたい pic.twitter.com/22iR7tREqB — かまいたち濱家 (@hamaitachi) December 29, 2023 それは、大量のノド飴!ノド飴や炎症を抑える製剤など、さまざまなノドをケアする商品からはスタッフの愛情が伝わってきます。『紅白歌合戦』はもちろん、年末年始にかけて多くの番組への出演を控えているであろう濱家さん。きっとスタッフたちは、多忙な濱家さんが万全の状態で仕事に臨めるようにと、一番の商売道具であるノドを労わるアイテムを贈ったのでしょう。濱家さんは、スタッフの温かい気遣いに感謝しつつ「年末年始、なんとか声を飛ばさず乗り切りたい」と意気込みをつづっていました。投稿を見たファンからも、濱家さんを気遣う声やエールが続々と届いています。・スタッフさんの愛を感じますね!年末年始乗り切ってください。・これだけあれば安心ですね!!応援しています!・ミュージシャン並みの気遣い!『紅白歌合戦』を万全の体調で迎えられますように。スタッフからの想いが詰まった温かい差し入れを受け取り、年末年始に向け準備万端の濱家さん。大晦日には、素敵な歌声を響かせてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月29日年の瀬がいよいよ近づいてきた12月。今年最後の目玉は紅白歌合戦だろう。「今年の活躍」「世論の支持」などをもとに選ばれた出場歌手には、乃木坂46やNiziUなど、女性アイドルグループの名がずらり。さらに今回は、伝説のアイドルグループ「キャンディーズ」の元メンバー、伊藤蘭(68)が46年ぶりに出場するという。50周年を記念して、SPメドレーを披露するそうだ。同じく出場者のYOASOBIが歌う曲目『アイドル』が象徴するかのように、アイドルブームの機運が高まる今、個性が出るのは歌唱力だろう。そこで本誌は「一番歌がうまいと思う女性アイドルグループ」について15歳以上〜50代の男女400人にアンケートを実施した。まず3位に入ったのは、「モーニング娘。」(現在は「モーニング娘。’23」)だ。つんく♂(56)が叩き込んだ16ビートのリズム感を武器に、パフォーマンスを磨き上げたアイドルグループである。《激しい動きをするのにも関わらず歌唱力も非常に高いため》《必ず生歌で歌っているし踊りながらブレずに歌っている。ヴォイストレーニングをちゃんとやっている》《歌も踊りもしっかりと鍛錬されている印象》《前に生歌を聴いたとき上手だったから》と、キレのあるダンスと生歌を器用に両立している点を評価する声が多く見られた。2位は「Perfume」。今年で16年連続16回目の紅白出場となる、アーティスティックなグループがランクインした。広島県のローカルアイドル「ぱふゅ〜む」として始まって以来、20年以上地道に活動を続け、第一線に居続ける姿に注目するコメントが寄せられた。《本格的にアーティスト活動をしているグループで実力が伴っているから》《今も昔もクオリティが変わらないから》《キャリアが長いこと。 ユニゾンがマッチしている》《踊りも歌も独特で上手だと思う》そして1位に輝いたのが、「NiziU」だ。韓国の大手事務所JYPと、日本のソニーミュージックによる合同オーディション「Nizi Project」 で約1万人の中から選ばれた9人組アイドル。’20年のデビュー以来、こちらも紅白歌合戦に4年連続で出場している。1年間に及ぶオーディションを乗り越え、「TWICE」や「Stray Kids」など、日本でも大人気のK-POPグループを輩出したJ.Y.Park氏のお墨付きを得た実力派だ。主な理由としては、オーディションを勝ち抜いた全員のスキルの高さが挙げられていた。《歌とダンスが日本では別格。実力ビジュアルが頭3つ抜けている》《個人のスキルが高い》《リマのラップがうますぎるから》《特にリクちゃんの歌が上手いから 踊っていても安定的だから》《オーディションで勝ち残った実力だから》《デビューまでのオーディションの様子を見て、みんなそれぞれ歌が上手いと思ったから》《ソロでも聞ける人がそろっている》《韓国でもパフォーマンスが評価されているから》
2023年12月29日いよいよ直前に迫った『第74回となったNHK紅白歌合戦』。曲順も発表され、トップバッターは初出場の新しい学校のリーダーズが、トリは白組を福山雅治が、大トリをはMISIAが務めることも発表され、楽しみにしている人も多いのではないか。今年は、例年複数組が出場していた旧ジャニーズ(現・STARTO ENTERTAINMENT)に所属するタレントが、故ジャニー喜多川元社長の性加害問題を受け44年ぶりに出場しないことも決定。空いた枠に誰が出演するのかという点も注目を集めた。さまざまな要素のなか決定された今年の紅白出場者の顔ぶれのなかで、今年視聴者が最も期待するアーティストは誰なのだろうか?また、”期待していない”アーティストはいるのだろうか?15歳以上の500人を対象に、調査を行った。そもそも、大晦日の過ごし方が多様化するなか、紅白を見るという人はどれほどいるのだろうか。今回のアンケートでは500人中、今年の紅白歌合戦について「見る」と答えたのは94人、「多分見る」は137人、「多分見ない」は115人、「見ない」は154人という結果に。「見る」「多分見る」を合わせると、約46%の人が今年も紅白を視聴予定のようだ。この「見る」「多分見る」と回答した231人を対象に、今年「最も見たいと思っているアーティスト」について聞いたところ次のような結果となった。最も見たいみたいアーティスト、3位に選ばれたのは、YOASOBI。初出場は’20年で、今年は3回目の出場となる。歌うのは「アイドル」。今年4月放送のアニメ・『推しの子』の主題歌で、ビルボードの国内チャートで21週連続1位を獲得。YouTubeの世界楽曲チャートでも日本人アーティストとしては異例の1位に輝くなど、世界的ヒットに。テレビで歌唱する機会があまり多くないこともあって、出演を楽しみにしている人が多いようだ。《アイドル、が好きなので。》《楽しいからあんまりテレビに出ないから》《今年1番の話題のアーティストだから》2位に選ばれたのは、あいみょん(28)。‘18年に「マリーゴールド」を発表しブレイクすると、同年紅白への初出場も果たすことに。その後、’200年から今年では43年連続で紅白出場を果たしたで歌を披露する実力派シンガーソングライターだ。今年は、NHK連続テレビ小説『らんまん』の主題歌『愛の花』を歌唱予定。今年出場して欲しい歌手について調査を行った際にも、” 朝ドラの曲がとても良かったので出場して欲しい”という声が多数寄せられていた。老若男女に愛されるあいみょんの歌。紅白での熱唱を、待ち望む人が多いようだ。《歌が良い。シンガーソングライターの魅力》《歌がすきだから》《ずっと好きなアーティストだから》そして1位に選ばれたのは、今年初出場となるAdo。素顔を隠した”覆面シンガー”という斬新なスタイルと共に、その歌唱力が高く評価されている。’20年にはメジャーデビュー曲「うっせぇわ」が大ヒット。昨年も映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌「新時代」が国内外でチャート1位を軒並み獲得。今年は、9月にリリースされた「唱」がBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で自身最多となる11回の首位獲得を果たした。昨年ウタとして紅白に出演した際の音源は録音だったこともあり、今度こそ、その圧倒的な歌声を聞いてみたいという人が多いようだ。《歌が上手く迫力があって気持ち良いから》《歌が好きだから》《普段見れないから》《あまりテレビ出ないので》■見るつもりのないアーティストはいる?意外な回答結果に一方、多くのアーティストが出演することから、一部には興味をもてないというアーティストもいるだろう。そこで、今回見るつもりがないアーティストがいるかどうかについても調査した。すると、「全員みる」という答えが76票で最多に。《どのような演出か気になるので見れるなら全部見たい》と、番組の構成や演出を見たいという人や、《知らないアーティストもいるが一応見てみるつもり》《誰か解らない名前のアーティストも居るけど、全員観るつもり》《今年に流行った曲ばかりなので、自分の知らない曲にどんなものがあるのか興味があるから》と、世間の流れに敏感な人も多いようだ。「見る予定がない」個別のアーティストについては、”演歌には興味がない”という理由で天童よしみが13票を獲得。曲調やキャラクターが苦手という理由で、新しい学校のリーダーズとanoに12票が投じられていた。はたして今年の紅白はどのような番組となるのだろうかーー。
2023年12月29日毎年大みそかに行われる「NHK紅白歌合戦」は、1963年に視聴率81.3%を獲得するなど、かつては高視聴率が当たり前だったが、’21年には34.3%と歴代最低を記録するなど、近年は視聴率も伸び悩んでいる。今から25年前。’98年に行われた「第49回NHK紅白歌合戦」を覚えているだろうか。視聴率は57.2%で、紅白歌合戦が現在の前後半の二部制になってから最高の視聴率を獲得。その記録は、いまだ破られていない。高視聴率の背景にあったのは、産休のため休業していた安室奈美恵の復帰だろう。テレビ誌ライターが語る。「人気絶頂のなか、結婚・出産で休んでいた安室奈美恵さんが、’98年の紅白の紅組の“トリ前”で1年ぶりに公の場に姿を現しました。『CAN YOU CELEBRATE?』を歌っている途中から感極まって涙を流した姿が印象的。かつての仲間であるMAXに支えられる姿が感動を呼び、瞬間視聴率64.9%を記録しました」’98年の紅白歌合戦が高視聴率となった要因はいくつかある。「初出場にはDA PUMPとKiroroの沖縄出身のアーティスト、さらに民放の番組から誕生したモーニング娘。やポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ・スペシャルバンドも注目を集めました。また武田鉄矢がこの年に亡くなった母親に向けて『母に捧げるバラード』を熱唱したのも印象深かったです。紅組大トリは和田アキ子で、歌唱中にマイクを外して、地声で歌い上げるパフォーマンスも。白組大トリは五木ひろしでトリ前には北島三郎。初出場が例年より少なく、演歌中心の印象が強かった紅白でした」“ミスターNHK”と呼ばれ「第49回NHK紅白歌合戦」の総合司会の宮本隆治さん(フリーアナウンサー)に当時を振り返ってもらった。「’95年から6年連続で総合司会をつとめましたが、紅白歌合戦というあれだけの大舞台ですから、最初の3回までは緊張でほとんど記憶ありません(笑)。しかし、’98年に行われた紅白歌合戦では、安室奈美恵さんの張りつめた空気が漂っていたことが印象に残っています。安室さんに『がんばってね』など気軽に声をかけられるような感じもなく、スタッフもピリピリ。紅白歌合戦が醸し出す重厚な空気とあいまって、すべてがギュッと引き締まっていました。全員で安室さんを盛り上げようとひとつになった紅白歌合戦でしたね」紅組の司会に抜擢されたのは、NHKに入局して5年目の久保純子アナウンサー。白組司会の中居正広とのフレッシュな若手コンビも話題を呼んだ。「久保純子アナは初めての大舞台だからさぞかし緊張していると思って、本番前日に『いよいよ本番だな、明日はどんな気持ちだ?』と聞いたんです。『どうしましょう、先輩』と言うと思ったら『ウキウキしてきました』と。恐いもの知らずというよりも、彼女の両親は日本テレビのアナウンサーで、大みそかは紅白歌合戦を家族でみる環境で育っていなかったんですよね。そんな伸び伸びとした久保純子アナと中居正広さんとのコンビを視聴者のみなさんも応援しようと思えたのではないでしょうか。それに、この時代の紅白は、おじいちゃん、おばあちゃんが知らない歌手が出てきても孫たちが説明してくれる──テレビの向こうの姿が目に見えるようにわかる、紅白歌合戦の構図が守られていた最後だったかもしれませんね。」’98年の紅白歌合戦以降は、視聴率は下降。もはや「伝説の紅白」として多くの人の記憶に残っている。(取材・文:山内太)
2023年12月29日「紅白の司会は、あくまで“額縁”。“絵”である歌手の皆さんを引き立たせる役目。目立ってはいけませんが、ちゃんと存在していなければならないのです」と語るのは元NHKアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーの宮本隆治さん。NHKの入局試験を受けたのは『紅白歌合戦』の司会をやりたいから。45歳のときの、’95年から6年連続で総合司会をつとめた。その後も、’07年に定年で退職するまで、紅白チームとしてラジオアナウンサーの監督をしていた宮本さんは、まさに“ミスター紅白”。そんな宮本さんの心に残っている「‘90年代の紅白歌合戦の名シーン」は?■「一式7,500円」の鳥羽一郎の衣装に、「平常心で行く」覚悟を見た!「初めて紅白歌合戦の総合司会をしたのは95年の第46回。子供の頃から、歌手のモノ真似が得意で、紅白の司会が夢でしたが、実際にその年の10月に司会の内示があってからは重圧に押しつぶされそうに。先輩アナの山川静夫さんからは『紅白だからと、いつもと違うことはやってはいけない』とアドバイスを受けていましたが、かなり浮き足だったまま本番に臨んだのです。そんな舞い上がっていた僕に平常心を取り戻させてくれたのが鳥羽一郎さんでした。紅白歌合戦という舞台は非日常の世界。豪華絢爛な衣裳の歌手の方々が多いなか、鳥羽さんは、ねじり鉢巻きにTシャツ、ジーンズ、長靴という、いつも見慣れている姿であらわれました。漁村にいるオジサンそのものの衣裳一式で7,500円。鳥羽さんの『オレは海の男だ。海の男の正装で行くんだ』という気概。その男っぷりに惚れましたね。舞い上がっていた僕の気持ちを『平常心で行くんだ』と気づかせてくれ、冷静さを取り戻せてくれました」■思わず「バイアグラ」と……。故・中村勘三郎さんでさえ感じていた司会のプレッシャー!‘99年の第50回。白組の司会は、この年、大河ドラマ『元禄繚乱』で主演をつとめた故・中村勘九郎さん(のちの中村勘三郎)。総合司会として、一緒にステージを作り上げた宮本さんが語る。「勘九郎さんは、紅白の舞台であるNHKホールをあたかも歌舞伎座のように使いこなして、独特な雰囲気に飲まれることなく振る舞われていました。そんな勘九郎さんでもかなり緊張していたのでしょう。故・西城秀樹さんの『バイラモス』という曲で出場していたのですが、それについて相談されたのです。真顔で『宮本ちゃん、“バイアグラ”と言ったらどうしよう』と、聞いてくるんですよ」1986年の第37回で、白組司会の加山雄三が、初出場の少年隊の『仮面舞踏会』を、うっかり「仮面ライダー」と紹介してしまったことがある。それが勘九郎さんの脳裏にあったのかもしれない。「実は、加山さんに罪はないんです。スタッフが本番前の加山さんの緊張を和らげようとして『加山さん、いいですか“仮面ライダー”と言ってはいけませんよ』というふうに、インプットしてしまったのです。それが頭に入っていたものだから、加山さんは“仮面ライダー”と言ってしまったわけです。勘九郎さんに『“バイ”でひと呼吸おいてみましょう』と。勘九郎さんは、リハーサルではそのとおりにしましたが、さすがですね、本番では、絶妙の間で、『バーーーーイ、ラモス』と間違えずにおっしゃっていました。舞台袖に帰ってから、勘九郎さんからハグしてくれたことを覚えています。あの勘九郎さんでさえ、かなりのプレッシャーがかかっていたのでしょうね」その後、勘九郎さんから送られた直筆のお礼の手紙は、今でも宮本さんの家宝になっている。■“世田谷の家1軒分”小林幸子vs.“瞬間移動だけで600万円”美川憲一「究極の衣裳」対決!紅白を語る上で欠かせないのが、小林幸子と美川憲一の衣裳対決。’94年、’95年と“直接対決”(前後で両者が歌う)もありヒートアップ。宮本さんが印象に残っているのは、’97年の第48回の衣裳対決だったという。「この年、小林幸子さんご自身は衣裳とおしゃっていましたが、我々、スタッフはセット。もはや機械仕掛けの舞台装置となっていた“衣裳”で登場しました。衣装代は歌手の皆さんの自前です。小林幸子さんに『いくらくらい衣装代かかっているの?』と聞きました。さすがに金額までは誤魔化していましたが『うーん、世田谷に家が一軒できるくらいかな』と答えていました。もうウン千万円の世界ですよ。対する美川さんは、この年、プリンセス・テンコーさん監修のイリュージョンを持ち出した。これも美川さんに金額を聞いたんですよ。歌っている最中に、美川さんが瞬間移動するというイリュージョンの権利だけで600万円かかったそうです。それを、たった1日のためだけにお支払いになったわけです。司会ですからどんなときでもミスは許せませんが、本番前にお二方の紅白にかける一曲にかける“覚悟”とそれにかかる金額を聞いてしまったら、とても平常心ではいられません。私の進行のちょっとしたミスで小林さんの機械仕掛けに狂いが生じたり、美川さんのイリュージョンが失敗におわったりするかもしれない。あのときの衣裳対決は、今思い出しても、冷や汗が出るほどです」(取材・文:山内太)【PROFILE】宮本隆治(みやもと・りゅうじ)1950年、福岡県北九州市生まれ。慶大文学部卒業後の1973年にNHK入局。「NHK歌謡コンサート」「NHKのど自慢」などの看板番組を担当。「紅白歌合戦」では、1995年から6年間連続総合司会を務める。2007年、エグゼクティブアナウンサー職で退職し、フリーに。2009年11月には「天皇陛下御在位二十年記念式典、並びに国民祭典」の司会、2019年4月には「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」の司会を務めた。
2023年12月28日「かつての紅白歌合戦は、どの世代の人でも知っている歌がうたわれていました。コタツを囲んでミカンを食べながら、三世代がそろって同じ歌を口ずさむ──。1年の最後の日は、その年を変わりなく過ごせたことを感謝しあう日。そんな大みそかに行われる紅白には、どんな世代が観ても楽しめる安定感がありました」そう語るのは「NHK紅白歌合戦」で第46回(’95年)から第51回(’00年)まで総合司会をつとめた宮本隆治・元NHKアナウンサー。定年まではラジオ中継などを支える紅白チームのアナウンサー監督として紅白歌合戦を支えた。そんな宮本さんが、今の紅白歌合戦をこう思っているという。「紅白歌合戦は、家族揃って見て頂き、そこで、絆を確認し合ってもらう番組でもありました。出場する歌手で若い人たちが出てきたときに、おじいちゃんが『これ、どういうグループなんだ?』と孫に聞いて、そこで会話が生まれてくる。歌を通して、新しい情報をおじいちゃん、おばあちゃんが孫から聞く、あるいは逆に、孫たちが祖父母から情報を教えてもらう、そんな世代を超えた絆が生まれていました」ところが、近年の紅白は、視聴者の歌の好みが個別化しているため、どの世代が観ても紅白歌合戦ではじめて観る歌手がいるという状態になっているという。「たしかに、今の紅白歌合戦は、その年の音楽の動きが全部わかるような番組になっていますが、僕としては、日本語が少ないグループ名が多くて覚えるのが大変。おじいちゃん、おばあちゃんたちも孫に聞いても『……?』という状況でしょう。家族全員で『紅白』を観ることはなかなか難しいかもしれませんね」そして、こう続ける。「僕個人としては、やっぱり大トリは北島三郎さん。紙吹雪が舞うなかで、口や鼻に紙吹雪が入ってきても歌をうたい続ける。そんな北島さんを最後に聞いて“今年もよく頑張った、来年がんばろう”という気分になりますね」現在フリーアナウンサーとして活躍する宮本さんに、今年の「第74回NHK紅白歌合戦」の見どころを語ってもらった。「今年で6回目の出場となる純烈は、第69回(’18年)に初出場を果たす前から『どうしたら紅白に出られますか?』と相談を受けていました。初出場が決まったときには、神奈川の温泉センターのステージで歌っていた純烈のメンバーに紅白まんじゅうを持っていって一緒にお祝いしたこともありました。“夢は紅白! 親孝行!”をキャッチフレーズにしている純烈は、メンバーこそ変わりましたが、初心を忘れずに『実ほど頭を垂れる』で頑張っています。どれだけ成長したステージを見せてくれるのか、楽しみですね。あとは伊藤蘭さん。キャンディーズ時代のランちゃんの輝きをいまでも失っていない彼女が、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみですね」また“紅白”の伝説のアナウンサーとして、こんな楽しみ方も教えてくれた。「じつは僕は、紅白をじっくり観たことがないんです。総合司会をしていたときは、歌手の方々を送り出したら、次の準備をしなければいけないから、ゆっくりステージを楽しんでいる余裕はありません。また総合司会を務めて以降は、テレビで紅白を観ると、現場の緊張が手に取るようにわかってドキドキして体に悪いから、毎年ラジオで聞いています。第1回(’51年)から脈々と続いている紅白歌合戦の成功のために、スタッフは動き回っています。ラジオの実況もそう。歌手の方が登場してから歌い始めるまでのわずかな時間に、衣裳の形、色などの実況描写をします。しかも、アナウンサーですから、確かな日本語を話すわけです。もちろん、歌手の皆さんの1年の集大成、歌ももちろん聞いて欲しいが、ぜひ、ラジオで伝えるアナウンサーの奮闘にも注目してください」(取材・文:山内太)【PROFILE】宮本隆治(みやもと・りゅうじ)1950年、福岡県北九州市生まれ。慶大文学部卒業後の1973年にNHK入局。「NHK歌謡コンサート」「NHKのど自慢」などの看板番組を担当。「紅白歌合戦」では、1995年から6年間連続総合司会を務める。2007年、エグゼクティブアナウンサー職で退職し、フリーに。2009年11月には「天皇陛下御在位二十年記念式典、並びに国民祭典」の司会、2019年4月には「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」の司会を務めた。
2023年12月28日株式会社レジンエンターテインメントが提供する女性向けマンガプラットフォーム『BeLTOON』は、少女・女性マンガ、TL、BLなど、10代~30代の女性が楽しめる幅広いジャンルの作品を専門として提供しています。また韓国で一番人気のBL作品などオリジナル作品も充実しており、多様なBL作品を楽しむことができるサービスです。この度は、感謝の気持ちを込めて、年末年始の連休をより楽しく過ごせる特集キャンペーンを2024年1月9日まで実施します。年末年始AWARDSでは主演男優賞・主演女優賞など部門を分けて受賞作品を発表すると同時に、ノミネート作品の無料増量+割引キャンペーンを実施します。また、30%還元キャンペーン・特別描き下ろしイラスト卓上カレンダープレゼントイベントなど、年間のHIT作品を多様に楽しめるキャンペーンをたくさん行っております。詳細は以下の通りです。■キャンペーン情報【BeLTOON年末年始AWARDS】2023年、BeLTOONを彩った多くの作品の中からもっとも人気だった作品・キャラクターを発表します!ノミネートされた作品は総367話無料+最大50%OFFで読めますので、この機会にぜひチェックしてみてください!日程: 2023年12月15日(金)12:00~2024年1月9日(火)12:00詳細: BeLTOON年末年始AWARDS【年末年始還元キャンペーン】読むなら年末年始がオトク!! BeLTOONで人気の24作品を読むと期間限定30%還元されます!日程: 2023年12月27日(水)12:00~2024年1月3日(水)12:00詳細: 年末年始還元キャンペーン【BeLTOON紅白コメント合戦】応援する組の作品にコメントを登録してください!勝った組のコメントを登録した方から抽選で100名様に500ポイントをプレゼントします!日程: 2023年12月26日(火)12:00~2024年1月9日(火)12:00詳細: BeLTOON紅白コメント合戦【2024シーズングリーティング】公開直後韓国SNSで話題になった2024シーズングリーティング「TEAM LEZHIN」と「RACING TO ANOTHER PINK」をイベントでGETできます。対象作品を1作品以上コンプ率100%にしてSNSにポストすると、抽選で総48名様に特別描き下ろしイラスト卓上カレンダーセットをプレゼントします!日程: 2023年12月22日(金)12:00~2024年1月4日(木)12:00詳細: 2024シーズングリーティング TEAM LEZHIN2024シーズングリーティング RACING TO ANOTHER PINK【お正月記念ボーナスポイントプレゼント】1月1日から3日間!毎日50ポイントをプレゼント!連休はお得に過ごすべき!日程: 2024年1月1日(月)~2024年1月3日(水)詳細: 【BeLTOONとは?】『BeLTOON』は、少女・女性マンガ、TL、BLなど、女性向けのジャンルに特化したウェブトゥーンプラットフォームです。多彩な作品が日々更新され、韓国で最も人気のあるBL作品などオリジナル作品も充実しています。2022年7月に日本でスタートし、アプリ版も提供されており、便利な機能で作品を楽しむことができます。【運営会社について】株式会社レジンエンターテインメントは、韓国発のグローバルウェブトゥーンプラットフォーム「レジンコミックス」を運営しており、女性向けウェブトゥーンプラットフォーム「BeLTOON(ベルトゥーン)」も日本で提供しています。【公式ホームページ及びSNSチャンネル】● BeLTOONホームページ: ● BeLTOON Instagram : ● BeLTOON X : ● BeLTOON YouTube : ● BeLTOON TikTok : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月27日12月2日、『第74回NHK紅白歌合戦』出場歌手の曲目が発表され、初出場となる歌い手のAdo(21)が『唱』を歌うことが決まった。「今月2日に放送された『ベストアーティスト2023』(日本テレビ系)ではシルエットながらテレビ初のスタジオ歌唱で大きな話題となりました。さらに18日放送の『CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間半』(TBS系)でも同様にロングヘアを振り乱して4曲を熱唱。デビュー以来、一貫して素顔を隠しての音楽活動を続けてきましたが、近い関係者に『もう、素顔を出してもかまいません』と話しているそうです」(音楽関係者)来年2月からはデビュー3年半という異例のスピードで世界ツアーも決定している。そのため、Ado自身は“方針転換”に前向きだという。テレビ局関係者はこう語る。「昨年のレコード大賞では『新時代』『逆光』『私は最強』のスペシャルメドレーを披露し、優秀作品賞と特別賞の2部門を受賞しましたが、当時も、“顔出し”が検討されたことがあったと聞きました。ただ、アニメ主題歌での受賞だったため、“世界観を壊さないように”という理由で見送られたそうです。すでにライブでは本人がステージに登場し、ライトを後ろから当てて逆光を使うなど“見えそうで見えない“演出が行われてきました」SNSではライブに訪れた一部のファンの間で”顔が見えた”との書き込みも目立つようになり《めちゃくちゃかわいい》《平手友梨奈似》と話題になることも。「もともとAdoはネット上での活動がメインで、素顔を公開しない映像と音楽でファンを魅了してきました。しかし、『うっせぇわ』が大ヒットすると、想像以上の人気と知名度となりファン層も大きく広がっていきました。認知度が高まるなか、海外進出を見据え、本人から”顔出しOK“が出ましたが、周囲は解禁のタイミングを慎重に見極めているといいます」(前出・音楽関係者)しかしながら、今回の紅白での顔出しは見送られそうだという。「支えてくれているファンへの恩返しのために、自身のライブが初出しとなる可能性が大きいと聞きました。徐々に逆光の光を弱めていくような演出で、素顔を明らかにするのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)来年のAdoはまさに“新時代”を迎えることになりそうだ。
2023年12月25日旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)の問題で、所属タレントはCM契約を打ち切られたり、テレビ番組の出演が一気に減ったりするなどの影響があり、応援するタレントをテレビで見るというファンたちの機会も激減した。Snow Manの渡辺翔太とラウールの某ハンバーガー店へのCM出演契約も終了となり、当時は本人たちのコメントはなかったが、最近になって雑誌のインタビューで、渡辺翔太が「(気持ち的に)想像していた以上のダメージを受けた」と語っている。『NHK紅白歌合戦』への旧ジャニーズ出演がゼロとなり、1996年から恒例だった東京ドームで行う『ジャニーズカウントダウンコンサート』も中止と発表。「どうやって年越しをすれば?」と悩む多くのファンのために、各グループは思考を凝らし、この年末年始も一緒に楽しめる企画を発表している。また、少しずつではあるがテレビ出演や雑誌の表紙への起用が戻り始め、ファンの応援にも、より力が入っているようだ。■旧ジャニーズゼロで放送した歌番組の視聴率が約2%減「見たい人が出ないから見ないだけ」「CDが売れている人が出ない歌番組って……」など、見ない理由は様々だが、視聴率の減少ぶりに特に注目が集まったのが、2014年からTOKIOのメンバー国分太一が総合MCを務めた『テレ東音楽祭』。急遽総合MCが変更され、旧ジャニーズは1組も出演せず、2023年11月15日に放送された『テレ東60祭!ミュージックフェスティバル2023・一生聞きたいヒット曲100連発』の番組平均世帯視聴率は、2022年11月23日に放送された『テレ東音楽祭2022冬・思わず歌いたくなる最強ヒットソング100連発』より2.9%減った(以下視聴率はすべてビデオリサーチ)。またTBSの『CDTVライブ!ライブ!』の2023年10月9日放送分も旧ジャニーズ不在となったが、2022年12月19日の『CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間スペシャル』で6組が登場した際の視聴率と比べると、番組平均世帯視聴率は2.4%低くなっている。『テレ東音楽祭』の動向を見ていたのか、旧ジャニーズの出演数をゼロにはしなかったのがフジテレビ系列の『FNS歌謡祭』。2023年12月6日放送の『FNS歌謡祭第一夜』にはSnow Manと関ジャニ∞、堂本光一の3組が出演し、19時台からの番組平均世帯視聴率は9.8%。KinKi Kids、Snow Man(ともに2回登場)、なにわ男子、King&Prince、NEWSの増田貴久、Sexy Zone、KAT-TUNの7組が出演した2022年12月7日放送の『FNS歌謡祭第一夜』は番組平均世帯視聴率が11.9%だったので、約2%減ったことになる。こうした厳しい状況の中で迎える旧ジャニーズ不在の『紅白』。その視聴率の行方やいかに!?
2023年12月25日12月22日、大みそかに放送される『第74回NHK紅白歌合戦』の曲目が発表された。紅組、白組それぞれのアーティストが披露する曲のほか、特別企画の内容も明らかにされ、テレビ放送70年特別企画「テレビが届けた名曲たち」では、寺尾聰(76)が「ルビーの指環」、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツが「YELLOW YELLOW HAPPY~Timing」、薬師丸ひろ子(59)が「セーラー服と機関銃」を披露する。薬師丸の紅白出場は2年ぶり3度目。今年は8月に約2年ぶりとなる新曲『素敵をあつめて』を配信リリース。16都市18公演を巡る全国ツアーも開催中だ。さらに24年1月には、約6年ぶりのオリジナルアルバム『Tree』のリリースを控えている。23年、歌手活動を活発に行ってきた薬師丸が「テレビが届けた名曲たち」の一環で81年に大ヒットした自身のデビュー曲を歌うことについて、ネット上ではファンから、《聞いてみたい!》《楽しみ!》《セーラー服と機関銃聞けるんすか!?》《特別枠?のほうが豪華な感じ》といった期待を寄せるコメントが上がるいっぽう、違和感を唱える声も。《潮騒のメモリーのほうがあまちゃん再放送もあって今年らしいやね》《ユーミン50周年に合わせて「Woman ~Wの悲劇より」をやって欲しかった》《セーラー服と機関銃は映画の主題歌》《薬師丸ひろ子さんが通常枠でなく特別企画の出場が解せない》1978年の俳優デビュー以来、多くの映画やドラマに出演すると同時に歌手としてもヒット曲をリリースしてきた薬師丸。視聴者の思い入れもさまざまなよう。大晦日の薬師丸のステージに注目だ。
2023年12月24日いよいよ放送まで残すところあと8日となった『第74回NHK紅白歌合戦』。時代の流れもあって視聴率は年々下がってはいるものの、それでも30%を超える音楽番組は『紅白』くらいだろう。毎年、その年を象徴する歌手が出場する『紅白』だが、番組の印象を大きく左右するのが曲順だ。とりわけ重要視されるのが、最終歌唱を務める“トリ”なのだが――。12月20日にスポーツ報知は、白組の最終歌唱者を福山雅治(54)が、紅組はMISIA(45)が大トリを務めると報じた。現時点で公式発表はないが、実現すれば’20年から4年連続4回目となる形だ。4年連続で同じ組み合わせは紅白史上初の快挙ではあるのだが、視聴者にとっては“変わり映えしない”とうつったようだ。このことが報じられると、ニュースのコメント欄やSNS上では、“またか…”と落胆する人が少なくなかった。では一体、本当に“紅白のトリにふさわしい”と国民が感じているアーティストは誰なのか。そこで、本誌は緊急アンケートを実施。特別企画枠を除く出場者を対象に、白組、紅組からそれぞれトリにふさわしいと思われている歌手について調査した。対象は20歳以上の男女500人とし、クロス・マーケティングのQiQUMOを利用。本稿では、紅組の結果を公開する。まず、福山とMISIAの組み合わせについて聞くと、賛成は162人、反対が80人、どちらでもないが258人という結果。意外にも、賛成が反対を大きく上回った。ここからは、「トリにふさわしい」紅組歌手の上位3組を発表する。まず3位に選ばれたのは、YOASOBI。出場回数は今年で3回目と若手ではあるが、2019年のデビュー直後から「夜に駆ける」「怪物」「群青」といったメガヒット曲を次々と連発し、大ブレイク。さらに今年4月に発表した「アイドル」は驚異的なストリーミング再生回数を記録し、日本のみならず、グローバルチャートでも上位に入るなど、世界的アーティストとなった。まさに“今年の顔”とも言えるYOASOBIにトリを務めてほしい人は多いようだ。「アイドルが2023年に最もヒットしたから」「今年の顔だと思うから」「強いて言えば【YOASOBI】です。今年は全世界でアニメ推しの子の主題歌【アイドル】が大ヒットでしたから。日本を代表する今年の顔ではないでしょうか」「今一番脂がのっている旬なグループだと思うからです」続いて2位に選ばれたのは、MISIA。圧倒的な歌唱力を誇り、女性ソロとして初めて大ドームツアーを成功させるなど、日本最高峰の女性シンガーだ。報道通り今年もトリとなれば5年連続となり、一部ではそのことに懐疑的な声もあるものの、これまで『紅白』で披露してきた圧巻のパフォーマンスからトリに推す声が。「この人より上手いと思える人がいないから」「一番相応しい歌手だと思ったから」「MISIAの歌声が鳥肌たつほど心に響くので大晦日最後に聞きたい」「MISIAは天才的な歌声を持っています。私が真似をしても、どう頑張ってもああいう声は出ません。音楽の持つエネルギーはスゴイといつも感じさせてもらっています。憧れています」そんな超実力派の2組を抑えて1位に輝いたのは、石川さゆり(65)。今年で46回目ととなり、これは白組も含めた全出場者の中でダントツのトップだ。誰もが知る「津軽海峡・冬景色」「天城越え」という圧倒的な代表曲を持ち、『紅白』でもこれまで9回トリを務めた確かな実績から、支持する人が多かった。「紅白の風物詩だから」「過去にトリの実績があるから」「歌唱力があり、キャリアもあるから」「天城越えの歌はトリにふさわしい」“一強状態”が続く紅組のトリ。果たしてその牙城を崩す歌手は誰になるのか――。【紅白歌合戦】「トリにふさわしい」紅組歌手ランキング1位:石川さゆり(95票)2位:MISIA(75票)3位:YOASOBI(58票)4位:あいみょん(50票)5位:LE SSERAFIM(28票)
2023年12月22日目前に迫った大晦日の風物詩『第74回NHK紅白歌合戦』。薬師丸ひろこや寺尾聰といった特別企画枠の出演者が続々と発表されるなか、番組を締めくくる“トリ”のスクープが飛び出した。12月20日、スポーツ報知は白組の最終歌唱者を福山雅治(54)が、紅組はMISIA(45)が大トリを務めると報じたのだ。この通りなら、このトリの組み合わせは’20年から4年連続4回目となる。福山とMISIAが日本を代表する歌手であることは論を俟たないが、近年出場者の顔ぶれが“マンネリ化”していると批判を浴びることも多い紅白だけに、4年連続でトリが同じ組み合わせということに辟易する声が噴出。ネット上には、“新鮮味がない”“飽きた”といった声が相次いだ。果たして、本当に“紅白のトリにふさわしい”と国民が支持するアーティストは誰なのか。そこで、本誌は緊急アンケートを実施。特別企画枠を除く出場者を対象に、白組、紅組からそれぞれトリにふさわしいと思われている歌手について調査した。対象は20歳以上の男女500人とし、クロス・マーケティングのQiQUMOを利用。本稿では、白組の結果を公開する。まず、今回報じられた福山とMISIAの組み合わせについての賛否を聞いたところ、賛成は162人、反対が80人、どちらでもないが258人という結果に。ネットの声とは裏腹に、賛成が反対を倍以上上回る形に。ただ、「どちらでもない」を選択した人からは、「MISIAには異論はないが福山には賛成しかねます。そこまで歌唱力があるとも思えない」「ミーシャはいいと思うが、福山はトリとしては地味だと思う」といった福山単体への疑問や、そもそも「紅白を見ない」といった“紅白離れ”を感じさせる声が散見された。ここからは、「トリにふさわしい」白組歌手の上位3組を発表する。まず3位に選ばれたのは、今年で36回目の出場となる郷ひろみ(68)。今回の白組出場者の中では最多出場となり、50年以上にわたって第一線で活躍し続けてきたトップランナーだ。持ち前の華やかさと鮮やかなパフォーマンス、「GOLDFINGER’99」「2億4千万の瞳」といったポップな代表曲を多数持っていることから、ド派手なトリを期待する声が相次いだ。「スター性がある。みんなで盛り上がれる歌をお持ちなのでそれを歌って欲しい」「全年齢層が知っていて一番盛り上がると思ったから」「ベテランだし盛り上がるから」「盛り上げてトリを飾ってくれそう」続いて2位に選ばれたのは、内定報道が出ている福山雅治。4年連続でのトリに懐疑的な声も一部では出ているものの、これまで3枚のシングルがミリオンヒットを記録し、今でも毎年ドラマや映画の主演を務めている、圧倒的な実績から福山を推す声は多かった。「やっぱり福山雅治さんがトリの方が最後に締まる感じがするからです」「経験豊富で歌唱力もあるので」「貫禄がある」「出場回数や格を見て、1番相応しいと思う」そんな2人を抑えて栄えある1位に選ばれたのは、ゆず。今年で14回目の出場となり、「夏色」「栄光の架橋」といった誰もが知る代表曲も多いゆずだが、意外にもこれまでトリを務めたのは’17年の一度のみ。ポップなアップテンボの曲からしっとり聴かせるバラードまで、それぞれの曲調で有名曲を抱えていることから、“トリにふさわしい”と感じる人が多いようだ。「代表曲もあるし、そこそこ紅白に出ているのに、トリをした記憶があまりないからちょっとは雰囲気が変わるかなと」「福山雅治がマンネリ化と言われてしまうなら、福山雅治の次に国民的に知られてる曲が多いのはゆずなのかな?と思ったからです」「心を打つ曲が多いイメージなので、最後に盛り上がることができると思うから」「みんなが知っている曲がある」報道通り福山がトリを務めるかは現時点では定かではないが、懸念を吹き飛ばすパフォーマンスを期待してくれることを期待したい。【紅白歌合戦】「トリにふさわしい」白組歌手ランキング1位:ゆず(146票)2位:福山雅治(94票)3位:郷ひろみ(55票)4位:さだまさし(47票)5位:Official髭男dism(40票)
2023年12月22日大みそかの風物詩、「NHK紅白歌合戦」。第74回となる’23年のテーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」だ。旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)のタレントが44年ぶりに欠場、世界的バンド「クイーン+アダム・ランバート」が特別出演など、放送前から各方面で話題になっている。さらに16日、音楽ユニット「ポケットビスケッツ」、「ブラックビスケッツ」の追加出場が発表された。テレビ放送70年を記念した特別企画「テレビが届けた名曲たち」に登場する予定だという。「『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)内で生まれた音楽ユニットで、前者は内村光良さん(59)、千秋さん(52)、ウド鈴木さん(53)。後者は南原清隆さん(58)、ビビアン・スーさん(48)、天野ひろゆきさん(53)で構成されています。デビュー当時にミリオンセラーを果たした二組で、紅白出場は’98年以来の25年ぶり。時代、そしてテレビ局を“ボーダレス”に超えての出演とのことです。実質的には、ウッチャンナンチャンがコンビで紅白出場とも言えますね」(テレビ局関係者)この発表に世間と同じく驚いたのが、今回の紅白司会に抜擢された、有吉弘行(49)だ。「私の敬愛するウッチャンナンチャンさんが紅白に出ることになりましたけども、これもネットニュースで知りました」(「東スポWEB」、12月17日配信)有吉は司会発表時に《一番、尊敬している内村光良さんが以前、紅白の司会をしていたのを見ていて、いつか内村さんのようになりたいと目標にしていたので、信じられないです》とコメントを出すほど、実は内村と関係が深い。前出・テレビ局関係者は語る。「遡ること約20年、’00年から’05年に放送されていた『内村プロデュース』(テレビ朝日系)という番組が、有吉さんにとっての転機だったのです。お笑いコンビ・猿岩石として『進め!電波少年』(日本テレビ系)で大ブレークし、’96年に発売したCD『白い雲のように』はミリオンセラーと絶好調だった有吉さんですが、その後は仕事が激減。当時の有吉さんをよく知るさまぁ~ずの二人によると、『落ちぶれた、ろくでもないダメ人間になっていった』、『朝からウイスキーを飲んでる』状況だったといいます。不遇の時代に出演していたのが、『内村プロデュース』。内村さんがMCとして、若手・中堅芸人をプロデュースするという番組です。くすぶっている芸人たちにも温かく、面白さを見出す内村さんのおかげで、有吉さんは再ブレークの糸口を掴んだようです」その頃の恩義を忘れない有吉。内村の番組に出る際には、公式Xにこう投稿した。《本日内村さまぁ~ず収録。三人は命の恩人ですので細心の注意を払うべきですが、それをさせない緩さがあります。。。》(’10年3月13日)また、内村とお酒を飲んでも、尊敬心から一切酔わないという。《自分の中で気付きましたね、緊張感というか。怖いとかじゃないんですけどね。尊敬してるというか、ちゃんとしなきゃいけないというか。だらしないまねをしてはいけないっていう、自分の中の意識があるんだろうね》《しっかり意識を保って、一言一句お話を聞き逃すまいと。紅白の司会を3年やってる人の話を吸収しようと。内村さんだとやっぱり、せっかくだから聞き逃すまいって思って》(「東スポWEB」、’20年1月20日配信)低迷期を乗り越え、一世一代の大仕事である紅白司会に辿り着いた有吉。「ポケットビスケッツ」の出演は、そんな“弟子”に花をもたせるための、内村の小粋なサプライズなのかもしれない。
2023年12月21日今年の『紅白歌合戦』は、44年ぶりに旧ジャニーズ事務所のタレントが一人も出場しないことが決まった。残念がるファンがいる一方で、SNS上では《本当に実力のあるアーティストの歌が聴ける》という声も。旧ジャニーズのグループは多くの音楽番組に出演し、目にする機会が多かっただけに、他の歌手以上にシビアに実力を評価されているのかもしれない。そこで、本誌は20代~60代の500人にアンケートを実施し、「歌がうまい・下手だと思う“辞めジャニ”タレント」について調査を行った。この記事では「歌が下手だと思う“辞めジャニ”」のランキングを発表する。第3位に選ばれたのは手越祐也(36)。20年に退所するまで、約17年間NEWSのボーカルとして活躍。現在もソロアーティストとしてアルバム発売や全国ツアーなど精力的に活動しているが、その歌唱力には厳しい評価が相次いだ。《音程がずれているから》《声量がない。雑な感じ》《上手いと思ったことがないし、歌っているときの表情がうるさい》続いて第2位は近藤真彦(59)。21年の退所までジャニーズの年長者として、長く活躍。81年の『ギンギラギンにさりげなく』で紅白初出場を果たすと、その後もヒット曲を連発して計10回出場した。しかし、最後の出場となった15年の印象があまりよくなかったようで……。《2015年の紅白の史上最悪の大トリのイメージがある》《歌はいいのに歌いこなせない》《みんな割と下手な方だと思うけど、マッチが先駆者だと思うから》そして、第1位は中居正広(51)。もはや自他ともに認める「音痴キャラ」だが、2位以下に200票以上の圧倒的な差をつける結果に。批判的なコメントはほどんどなく、多くの人が《歌が下手なところも含めて好き》と答えるほどの愛されぶりだった。《今さら言うまでもなく皆、周知しているでしょう。本人も自虐ネタで話しています》《ガラガラとした声が歌に向いていなくて不協和音に。でもキャラが面白いので許してしまう》《中居くんは歌が下手なんじゃない。無理なんだ》
2023年12月21日大晦日が近づくにつれ、続々と追加の出場者が発表されている『第74回NHK紅白歌合戦』。出場順に注目が集まるなか、12月20日にスポーツ報知が最終歌唱者の“トリ”に内定したアーティストを報じた。記事によれば、白組・福山雅治(54)がトリを、そして紅組・MISIA(45)が大トリを担うという。報道が事実であれば、MISIAは’19年から5年連続でトリを務めることに。さらにMISIAと福山がトリを務める組み合わせは、’20年から4年連続4回目となる。こうした“トリ固定”の現象に、ニュースサイトのコメント欄では《応援したい》《長崎県出身の2大アーティスト!4年連続素晴らしく、誇らしい〜》と歓喜の声が。しかし“新鮮味に欠ける”と感じた人も少なくないようで、ブーイングが巻き起こっている。《どちらも素晴らしいアーティストだけど、そろそろ胃もたれしてる》《もう飽きたな。新陳代謝のない文化というか産業なんだな》《最近ずっと「歌姫」枠になってるけど、その推し方がきつすぎて食傷気味。ご本人の問題ではなく、彼女に頼って持ち上げすぎてるNHKの問題だと思う。あまり押し付けられるとかえって感動できないよ》また、すでに紅組・白組枠の出場者は発表されているものの、“トリに相応しい”と感じるアーティスト名を挙げる声もあった。《やっぱサブちゃん復帰待望論!大トリはサブちゃん一択!》《小林さちこさんの衣装とかがすごく楽しかったから、ああいう紅白ならではの演出をトリでやってほしいわ》《『おつかれさーん!来年もいい年にしよう!』というコンセプトで行くなら、大トリはマツケンサンバ一択!いろいろあった一年だったけど、やっぱり最後はみんなで盛り上がって今年を締めくくりたいな》《玉置浩二さんとか凄かったから、お願いしたいわ》《出ないけどサザンやマツケンサンバとかの明るい曲で楽しいトリがいいわ》いっぽう、こうした待望論が出ている大御所アーティストの松平健(70)や小林幸子(70)はというと……。今年の大晦日は、紅白の“裏番組”とされる『第56回年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京系)に出演予定となっている。「松平さんはこちらの番組で、『マツケンサンバII』を披露します。この他に純烈やゴールデンボンバーともコラボするそうで、豪華なステージが期待できそうです。紅白と比較されがちな『にっぽんの歌』ですが、“誰もが口ずさめる名曲”をコンセプトに毎年企画されています。そのため、見やすいと感じる人も少なくないようです。いっぽう東京五輪が開催された’21年の紅白では、松平さんが特別企画枠で出場しました。五輪をイメージしたステージングで『マツケンサンバII』を披露し、会場だけでなくお茶の間も盛り上げました。確かにMISIAさんと福山さんは、素晴らしいアーティストであることには間違いありません。しかし4年連続で紅白のトリを務めるとなれば、新鮮味が薄れ、視聴者も飽きてくるということは予想できるでしょう。今年は特別企画枠に、クイーン+アダム・ランバートや寺尾聰さん、ポケットビスケッツ、ブラックビスケッツも登場します。豪華アーティストの出場が注目されているだけに、番組の締め括りがマンネリ化してしまうのは勿体ないですね」(テレビ局関係者)どれほどの視聴者が紅白を最後まで見届けるだろうか、果たしてーー。
2023年12月20日昨年、大晦日放送の特番で高視聴率を記録したのはテレビ朝日の『ザワつく!大晦日』。世帯視聴率は前半11.2%、後半10.0%で民放1位を獲得した。一方、TBSは『THE鬼タイジ』を放送し、世帯視聴率が前半5.4%、後半2.3%と惨敗に終わった。今年は『WBC2023 大晦日・生放送スペシャル』で巻き返しを図るが、SNS上では「WBCを引っ張りすぎ。もう見たくない」との声も聞こえてくる。そこで、実際に視聴者が見たくないと思っているのはどの番組なのか、本誌は20代〜60代の500人にアンケート調査を実施。「絶対に見たい・見たくない年末特番」について調査を行った。この記事では「絶対に見たくない年末特番」のランキングを発表する。第3位に選ばれたのは12月27日に放送される『SASUKE』。海外進出も果たし、28年のロサンゼルスオリンピックからは五輪競技に採用されることが決まっている。初めて年末に放送されたのは05年。その後、18年から年末の定番となったが、《そもそも年末らしくない》という厳しい意見が多かった。《あまりスポーツに興味がないから》《飽きた。マンネリ》《年末である必要がない》続いて第2位は大晦日放送の『逃走中〜お台場リベンジャーズ〜』。豪華ゲストがハンターから逃げ切れた時間に応じて賞金を獲得する“鬼ごっこ”に参加する番組だ。大晦日に放送されたのは昨年が初めてで、過去最長の6時間45分という放送時間だった。話題性もあって世帯視聴率は5%台と善戦したが、昨年番組を見た人の批判の声もあった。《わざとらしいから》《見なくても番組内容がわかるから》《去年見たけど、騒がしいだけだった》そして、第1位に選ばれたのは『NHK紅白歌合戦』。「絶対に見たい年末特番ランキング」で1位に輝いた紅白が「見たくない特番」でもまさかのトップに。《マンネリ》を指摘する声のほか、《見たいアーティストが出ない》というコメントも多かった。出演者が刷新する今年、これまでとの違いを見せられなければ、今後さらに支持を失っていってしまうかもしれない。《ワンパターン。Spotifyで好きな曲を聞くほうが良い》《マンネリなので早く打ち切ってもらいたい。多様性の時代に紅白に分ける意味も無くなっており、時代遅れ》《代わり映えがなく、出演者が魅力的ではない。何十年もみていないし、面白くない》
2023年12月20日毎年、テレビ局が威信をかけて臨む年末特番。歌番組、バラエティ、ドラマなど各局の特徴や強みが出るこの時期、どの番組をリアルタイムで視聴して、どの番組を録画するか悩む人も多いのでは……。そこで、実際に視聴者が楽しみにしているのはどの番組なのか、本誌は20代~60代の500人にアンケート調査を実施。「絶対に見たい・見たくない年末特番」について調査を行った。この記事では「絶対に見たい年末特番」のランキングを発表する。第3位に選ばれたのは『孤独のグルメ大晦日SP』。深夜ドラマで人気を博し、17年から大晦日に放送されるようになった。昨年は特番だけでなく、過去シリーズの一挙再放送もあり、テレビ東京の大晦日は『孤独グルメ』一色に。すべてリアルタイムで視聴する人もいたようで、根強いファンの心を掴んでいる。《のんびりまったりしたい》《毎年見ている好きなシリーズドラマだから》《普段から見て楽しんでいるので》続いて第2位は『アメトーーク 年末5時間40分SP』。03年に始まった人気バラエティ番組だが、年末スペシャルを始めたのは12年から。当初は4時間40分という放送時間だったが、徐々に拡大していき、21年から現在の5時間40分となった。今年は12月30日に放送されるが、『運動神経悪い芸人』、『年末大売り出し!家電芸人』など恒例の人気企画4本立てで、家族で安心して見られる点を推す人が多かった。《アメトーークは毎年年末に家族と楽しく見れるので》《笑って過ごしたい。何も考えずにぼんやり見ていられそう》《楽しい番組を視聴して明るい気分で年越しを迎えたいため》そして、第1位は『NHK紅白歌合戦』。51年から始まった長寿番組ゆえに、《毎年恒例だから》という声が多くあがり、全世代から支持を集めた。また、旧ジャニーズ事務所タレントの出場がないのは44年ぶりで、新しい出場者も多く、どんな内容になるのか気になる人が多かったようだ。《昔から毎年恒例で、これを見なくては年を越せない気分だから》《ジャニーズのいない紅白に興味がある》《何かをしながら見るので歌番組がいい》
2023年12月20日2024年4月に放送30周年を迎える『めざましテレビ』。その30年間の感謝を込めて、現在、2023~2024年に全国8カ所をめぐるライブツアー「めざましテレビ30周年フェス」を開催中。これまで横浜・大阪・札幌・広島・仙台で開催し、来年には愛知・福岡と続き、3月に東京でファイナルを迎えます。来年2月24日(土)福岡県北九州ソレイユにて開催される福岡公演に、HY、 SHISHAMO、MAZZELという『めざましテレビ』ならではのアーティスト3組の出演が決定!ホール公演ならではのステージと客席の距離感を大切にし、より番組を身近に感じてもらう企画を予定している。出演者が来場者と触れ合える機会として、「めざましじゃんけん」も実施予定。『めざましテレビ』で放送中のアニメ『ちいかわ』よりちいかわ・ハチワレも登場し、アットホームな雰囲気のステージにご期待ください。◆「めざましライブ」にも常連のHYが登場!HYは沖縄県うるま市出身の4人組で、現在も沖縄に在住し、“More Local , More Global”(もっと地域にもっと世界に)をテーマに幅広い世代に届く楽曲と、全国・世界へとライブを行っている。2000年結成、『NHK紅白歌合戦』にも2010年・2012年の2回出場。2021年は地元うるま市初の観光大使となり、沖縄県世界自然遺産大使としても任命される。2011年から開催している「HY SKY Fes」は、2023年から3日間の開催へ拡大し2万人を集客。5回目となる「HY SKY Fes」は2024年3月開催予定。「めざましライブ」には2007年から9回出演しており、2013年に開催されためざましライブ全国ツアーの福岡公演・広島公演や、2022年コロナ禍でバーチャル開催された「めざましライブ」にも登場している。◆『めざましどようび』テーマソングを務め、去年10周年を迎えたSHISHAMOも!宮崎朝子(Gt.Vo)、松岡 彩(Ba)、吉川美冴貴(Dr)からなる3ピースロックバンド・SHISHAMO。 CDデビューからわずか2年で初の日本武道館単独公演が完売。 2017年には『NHK紅白歌合戦』に出演した。2022年11月にCDデビュー10周年イヤーを迎え、2023年 日本武道館・大阪城ホールでの記念ライブや全国ホールツアー、10周年の締めくくりとしてアリーナ2days LIVEをぴあアリーナMMにて開催。先月、初のアコースティックアルバム「ACOUSTIC SHISHAMO」をリリースし、2024年1月には初のビルボードライブツアーも決定している。「めざましライブ」には、2015年・2017年に出演。2017年度の『めざましどようび』テーマソングを担当した。◆今年デビューしたばかりにも関わらず大人気なMAZZELも登場!SKY-HIがCEOを務める音楽事務所「BMSG」に所属する 8人組ダンスボーカルグループ・MAZZEL。今年3月に配信されたPre Debut Single「MISSION」では デジタル・チャートで23冠を達成 。5月発売のDebut Single「Vivid」では、オリコン週間シングルランキング1位 、そして Billboard JAPAN週間シングルセールス・チャート“Top Singles Sales”で1位を獲得し、華々しくデビューを飾る。先日、Streaming & Download 2023年度年間新人アーティストランキング1位(※TOWER RECORDS MUSIC、レコチョク) を獲得。人気実力共々、今最も注目されているボーイズグループである。今夏、お台場冒険王2023で開催された「めざましライブ」にBE:FIRSTらと共に「BMSG ALL STARS」として出演した。<コメント>◆HY「『めざましテレビ』放送30周年おめでとうございます!そして、30周年フェスに参加できることがとても嬉しいです!沖縄の風を届けに、そして素敵な1日をみんなで作っていきましょう!」◆SHISHAMO「『めざましテレビ』放送30周年おめでとうございます!2017年に『めざましどようび』のテーマソングを担当させていただいた時は、毎週末テレビから自分たちの曲が流れてくることがとても嬉しかったです。本当にありがとうございました!そして、『めざましライブ』はこれまでに2015年と2017年の2度出演させていただいたのですが、自分たちにとって今も特別な夏の思い出です。7年ぶりにこうしてまた呼んでいただけて、とにかく嬉しいです!最高の1日にできるように精一杯演奏させていただきます。よろしくお願いします!」◆MAZZEL「『めざましテレビ』放送30周年おめでとうございます!『めざましテレビ30周年フェスin福岡』に出演させていただくことができて、とても嬉しいです!!!福岡が地元の僕、RYUKIは特に気合いを入れてパフォーマンスします!北九州をみんなで盛り上げましょう!」めざましテレビ30周年フェスとは「めざましテレビ30周年フェス」は『めざましテレビ』恒例、「めざましライブ」の拡大版イベント。ステージでは、今まで『めざましテレビ』や『めざましどようび』のテーマソングを歌ったアーティストや、番組にゆかりのあるアーティストが、とっておきのナンバーを披露。さらに番組キャスター陣とのトークコーナーやじゃんけん大会、『めざましテレビ』で放送中のアニメ『ちいかわ』や『紙兎ロペ』からのスペシャルゲストの来場なども予定している。そして会場周辺にはフードコーナーや物販ブースなどが登場し、家族で楽しめる『めざましテレビ』ならではのライブイベントとなる。開催概要◇タイトル めざましテレビ30周年フェス in 福岡◇開催日時 2024年2月24日(土) 開場:15時45分 開演:16時30分※開演時間は多少変更になる場合がございます。◇会場 福岡県 北九州ソレイユホール(〒803-0814福岡県北九州市小倉北区大手町12-3)◇出演者 HY、 SHISHAMO、MAZZEL、ちいかわ・ハチワレ◇MC めざましテレビキャスター◇料金 全席指定9,900円(税込)※ファミリーエリアあり【ファミリー指定席について】※ファミリーエリアは、公演当日時点で3歳~中学生以下のお子様連れのご家族様限定の着席限定のチケットとなり、どなた様も必ず座ってご観覧いただくお席となります。※2枚以上4枚までお申込みが可能です。◇プレイガイドチケットぴあ: フジテレビダイレクト: ◇チケット販売【一次先行】チケットぴあ/フジテレビダイレクト受付:2023年12月19日(火)6:30~2023年12月24日(日)23:59当落発表:2023年12月27日(水)18:00ごろから順次発表【一般発売】2024年2月10日(土)10:00~【公式ホームページ】 「めざましテレビ30周年フェス」ツアースケジュール2023年4月16日(日) 神奈川県 ぴあアリーナMM出演:ゆず、Da-iCE、Creepy Nuts、JO16月3日(土) 大阪府 大阪城ホール出演:Def Tech、SUPER BEAVER、Little Glee Monster、INI10月15日(日) 北海道 札幌文化芸術劇場hitaru〒060-0001 札幌市中央区北1条西1丁目出演:flumpool、GENERATIONS from EXILE TRIBE、内田雄馬10月29日(日) 広島県 広島文化学園HBGホール〒730-8787 広島県広島市中区加古町3-3出演:miwa、=LOVE、Liella!11月25日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台〒982-0007 宮城県仙台市太白区あすと長町1丁目4−10出演:sumika、DISH//、NOA、MONKEY MAJIK2024年1月27日(土) 愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス〒448-0858 愛知県刈谷市若松町2-104出演:ももいろクローバーZ、wacci 、yama2月24日(土) 福岡県 北九州ソレイユホール〒803-0814 福岡県北九州市小倉北区大手町12-3出演:HY、 SHISHAMO、MAZZEL3月16日(土)、17日(日) 東京都 東京ガーデンシアター〒135-0063 東京都江東区有明2-1-6※東京公演の出演者は後日発表予定。ご期待ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月19日「紅白の出演料は、民放音楽番組の半分以下です。朝ドラや大河をはじめとしたNHKの番組への出演料は過去番組への出演回数という同局への“貢献度”が考慮されて決められています。これは紅白にも適用されていて、基本的に同番組への出場回数でギャラが決まります」(NHK関係者)大みそか恒例の国民的人気番組『NHK紅白歌合戦』が今年も放送される。豪華アーティストが出演し、4時間を超える同番組の予算は、約3億円と報じられている。出演料は巨額の予算にもかかわらず、民放と比べて低く抑えられているという。’22年11月にリリースした楽曲『ちゅ、多様性。』が、今年TikTokを中心に大バズリしたソロアーティスト・ano。’20年の楽曲『オトナブルー』の首振りダンスが、同じくTikTokをきっかけに世界中に広がった新しい学校のリーダーズ。“貢献度”が低い初出場組の“最低ギャラ”は?「10万円ほどだと聞いています。これは2日間にわたるリハーサルのギャラ、2次使用料、配信料も含めた金額です。紅白に出演する際の衣装やメーク、スタイリスト、お弁当などにかかるお金は歌手側の“自己負担”となっているそうです。ギャラが安くても“紅白出場はお金ではなく名誉のため”という考えから、多くのアーティストがオファーを快諾するそうです。国民的番組である紅白に出場することで箔がつく利点もあります」(前出・NHK関係者)■大御所歌手にも格安な出演料10万円の新人に対し、石川さゆり(65)や、郷ひろみ(68)など大御所たちのギャラはどのくらいなのだろうか。「46回目の出演となる石川さんのギャラは50万円だといいます。石川さんに続くのは、過去に35回出場している郷さんで40万円だそうです。近年で最も高い出演料だったのは、既に紅白を“引退”していますが、51回出場し、うち大トリを史上最多の11回務めたレジェンドの北島三郎さん(87)で100万円です」(前出・NHK関係者)紅組、白組に分かれず、特別企画として出演するアーティストたちには、特別な査定が適用されるようだ。前出のNHK関係者は明かす。「桑田佳祐さん(67)と松任谷由実さん(69)による楽曲『Kissi’n Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023』が11月27日に配信リリースされ、12月20日にCDが発売されます。一部では2人が紅白に特別企画で出演すると報道されていますが、実現すれば、彼らの出演料はそれぞれ80万円ほどだといいます。また特別企画で出演する外国のタレントは別格です。たとえば、’09年の紅白に出演したイギリスの歌手・スーザン・ボイルさん(62)は500万円と英大衆紙が報じていました。今回の目玉であるイギリスの世界的ロックバンド・QUEENは出演料700万円で交渉し、実現したと聞いています」出場歌手だけでなく、有吉弘行(49)、橋本環奈(24)、浜辺美波(23)ら司会者たちも格安ギャラでの出演となる。「基本的に100万円程度だといいます。ただ3年連続で司会を務めた大泉洋さん(50)の昨年のギャラは150万円ほどだったそうです。司会者は4時間半に及ぶ生放送の進行だけでなく、リハーサルを含めた3日間、毎日NHKで打ち合わせをして、ステージ上での段取りなどを細かく確認しなくてはなりません。出演歌手に比べると高額に思えますが、拘束時間や手間を考えますと割安ですね」(前出・NHK関係者)その大泉は今回、歌手としての登場となる。しかも初出演だ。「大泉さんの今回の出演料は20万円だといいます。新人への出演料の基準となる10万円より高いのは、3年間にわたる司会としての“貢献”が評価されたそうです」(前出・NHK関係者)ギャラが大幅減となった大泉だが、歌手業に燃えているようだ。「’99年から’01年にかけて北海道テレビで放送されていた深夜番組『鈴井の巣』で、作詞を大泉さんが、作曲を奥田民生さん(58)が担当する大泉バンドという企画がありました。もともとこの企画は大泉さんが“歌で紅白に出たい”という思いから始まったもので、昔から紅白への思い入れは強いです」(音楽関係者)紅白出演の夢を持つ大泉は、かねてから“歌唱トレーニング”を積んできた。「大泉さんは歌が大好きで趣味はカラオケです。ロケの移動中の車内でもカラオケをしたり鼻歌を歌っていると聞いています。また以前、沖縄でのロケで利用していた大型バスにカラオケ設備がついていたことがあったそうです。このとき、大泉さんは一度マイクを握ったら離さず、カメラが回っていないところでも歌い続けていたといいます。大泉さんのカラオケの十八番は、細川たかしさん(73)の『北酒場』や北島三郎さんの『風雪ながれ旅』で、こぶしをきかせた演歌が得意です。今回の紅白で視聴者を驚かせようと、現在、猛特訓しているそうです」(前出・音楽関係者)11月13日にNHKホールで行われた紅白の出場歌手発表会見で、大泉は紅白への熱い思いを語っていた。「誰よりも紅白への愛情は深いと思っています。なんでもやる、できることがあれば一から手伝うとスタッフの方にはお伝えしていますし、やっぱり司会(に復帰)、となればやります!」昨年肩を並べ司会していた橋本の5分の1のギャラになってしまった大泉。歌手と司会の“二刀流”出場が本音だった!?
2023年12月15日12月22日新曲「サヨナラの理由」のリリース配信を控えている男女7人組ダンス&ボーカルグループ GENIC。そんな彼らの楽曲を球場でも聴くことができる。先日、3年連続で三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介外野手がGENICの「Flavor」を登場曲として起用したのだ。今回、スペシャルな対談が実現。和気あいあいとした様子をお届けする。球場でGENICファンになった人も!?――辰己選手、3年連続での三井ゴールデン・グラブ賞受賞おめでとうございます。まずは受賞されてのお気持ちはいかがですか?辰己涼介(以下、辰己)記者投票で選ばれる賞なので、たくさんの記者の方から投票いただいてありがたいですね。3年連続で受賞できてうれしいです。小池竜暉(以下、小池)たくさんいる選手の中で三井ゴールデン・グラブ賞受賞というのは、とてつもないことなので、僕もグローブ磨こうかな、って(笑)。西澤呈(以下、西澤)なんでなんで(笑)。でも本当にすごいですよね。――どういったきっかけでGENICの楽曲を知られたんですか?辰己本当にたまたま聴いたんですよ。それで一発で好きになって。――野球選手にとって、登場曲はどういう存在なんでしょうか。自分を鼓舞するものだったり?辰己メッセージ性があって、自分を鼓舞するという人もいれば、お客さんが喜ぶような楽曲を選んだり、というところなんですけど、僕は好きな曲、かっこいい曲を流したいな、というところで「Flavor」を選びました。GENICありがとうございます!――登場曲として球場で流れていると知ったときはいかがでしたか?西澤率直に嬉しすぎますね。西本茉生(以下、西本)うん。――みなさんはどのタイミングで知ったんですか?西澤スタジアムにいたGENICも好きでいてくださるファンの方がリアルタイムでの映像をSNSでメンバーみんなにメンションをつけて投稿してくれていたので、それで知りました。最初は嘘かと思いました。嘘だと思ったぐらいうれしかったですね。増子敦貴(以下、増子)まだ新人というか、僕らはまだ有名ではないんですが、そんな中、「Flavor」という曲を使っていただいたことがすごく嬉しいですね。自信にもなりましたし、今後使っていただいて、誇れるようなアーティストになりたいな、と思いました。僕らも鼓舞されましたね。――GENICを知らない人も辰己選手きっかけで知ることもありますもんね。雨宮翔(以下、雨宮)そういえば、辰己選手の登場曲を聴いてGENICを好きになりました、っていうコメントがSNSにあって。増子すげえ……。雨宮嬉しかったですね。――すごい、宣伝効果が(笑)。辰己発掘するのが好きなんですよ。このグループは絶対に多くの人にこれから聴いてもらえるな、と思ったんで。増子嬉しいなー!辰己僕、けっこう先見の明があるんです。雨宮ありがとうございます!西澤いつか、辰己選手と同じ会場でライブできるようになりたいですね。GENICは「オーラがいいですね」――みなさんは今日お会いされるのが初めてなんですよね。お互いの印象はいかがですか?辰己過去の自分が見る目は間違ってなかったな、と思います。オーラがいいですね。フレッシュで、まず若いし。基本的に野球界は経験が物を言うじゃないですけど。キャリア関係なしに彗星のごとく、という雰囲気を感じました。だいぶ贔屓目に見てるんですけど(笑)。一回推したら絶対いけると思っているのでぜひがんばってほしいですね。――GENICのみなさんは辰己選手に印象はいかがですか。金谷鞠杏(以下、金谷)全く違うフィールドで戦っている中でも、お話する姿勢や目線は対等でいてくださるのがすごく嬉しかったですね。会社の人やファンの方に好きですと言ってもらうのとはまた違う嬉しさもあります。戦っている人に力になりました、と言ってもらえるのは、アーティストとしてもすごく嬉しいので……ありがとうございます!増子野球場ではないところでお会いさせていただいて、柔らかいというか、気軽に話しかけてくださって。そんな方が野球場で野球をしている姿がまだ想像しきれてないというか……早く、生で見たいです!――まだプレーされている姿っていうのは。辰己まだ多分いらっしゃってないですよね。ぜひ来ていただきたいです。――辰己選手はみなさんのパフォーマンスは観られたんですか?辰己YouTubeチャンネルでライブ映像とか観たら、すごかったですね。ほんまに堂々としてて、カッコよかったです。金谷来年ツアーやるので、予定が合えばぜひ。辰己オフシーズンは時間あると思うので行きたいですね。11月~1月は。金谷あ……っ。西本ツアー3月からなんですよね。辰己まあ試合休んでいきます。小池ダメです、ダメです!(笑)GENICが辰己選手を質問攻め!――GENICのみなさんは今年、始球式やスタジアムでパフォーマンスもされていますよね。みなさんにとって野球の存在ってどういう存在ですか?小池さんは野球経験者ですよね。小池今も草野球はしてるんです。辰己へえ!小池本当にやるだけの人でへっぽこなんですけど、でも本当に大好きで。暇さえあればバッティングセンターに行っています。でも僕も、本当にたまに外野をやるので、極意とか後でコソッと教えていただければ。――コソッとじゃなくて、今ぜひ(笑)。小池まず、外野手をやるときも、内野用のグローブ使っちゃうんで……。辰己僕も使います。小池えっ、そうなんですか!?辰己外野手は長いグローブを使うんですけど内野手用は短いんですよね。長いと、遠くまで取れますよね。その分ボールが取れる幅が長いので。でも短いと、その分、どこかで補わないとダメじゃないですか。打った瞬間にここに落ちてくるだろうな、という打球判断を早くしないといけない。少しでもずれたらその幅の分だけ追いつかなかったりするので。練習にはなると思うんです。小池すげー……ありがとうございます。辰己野球オタクなんで(笑)。金谷私もひとつ質問いいですか?日常でも判断力は早いほうなんですか?今日何食べるとか。辰己奥さんと一緒におるときに、何かを落としたりとかするときに奥さんは落ちてから「ああ、落としちゃった……」(奥さんの真似をしながら)って言って拾うんですよ。GENICははは!辰己僕はもう落ちるって思った瞬間にパッと取ってたりするんで。増子わーすごい!辰己僕からしたら普通なんだけど、そういう視野とか、反応速度とかはちょっとちゃうんやな、と思いますね。一応アスリートなんだな、と。小池野球でいうと、僕ルーティーンを聞きたくて。例えば、よくあるのがグラウンドに入るときは左足からとか、パンツは何色を履くとか。辰己ルーティーンを作らないことをルーティーンにしています。小池なるほど!辰己野球に関係ないんで。増子カッコイー!辰己仕事に関係ないんで。どんなアクシデントにも対応するのがやっぱプロやと思うんですよね。ルーティーンが崩れた時点でかなりメンタル持っていかれますし。「僕らは打席に立ったら孤独」――辰己選手はもちろん、GENICのみなさんも勝負をかける瞬間があると思うのですが、勝負に勝つために心掛けていることはありますか。西澤僕たちはちょっと特殊で、僕たち以外のアーティストが出る対バンライブやフェスでは、出ているアーティストのファン全員の心を掴みに行くぞ、という気持ちでステージに立つので、そこは戦いですね。でも、自分たちで開催するライブは僕たちの味方しか観に来ないし、全員ファンなのでそこは野球選手の方とは違うところですね。もうとにかく1秒でも多く楽しませよう、という気持ちでやっています。だからいつも緊張する場で味方じゃない人もいる中で、パフォーマンスをして結果を残すっていうことは本当に素晴らしいし、かっこいいな、と思います。辰己ライブ中のみなさんはチームもそうですし、ファンの方も味方だと思うんです。僕らはファンの方の応援はあるとはいえ、打席に立ったら孤独なので。自分が打てなかったら打てる選手に交代させられるんで、そこは違いかもしれないですね。――常にライバルがいる状態の環境っていうほうが近いですよね。辰己一軍にも二軍にも、常に自分の代わりはいるので危機感はありますね。――その中で絶対に生き残るぞ、という気持ちで持ち続けることが大事なんですね。辰己そうですね。持ち続けてないと生き残ってはいけないでしょうね。――そのメンタルは試合の中で鍛えられていくんでしょうか。辰己メンタルが強いというより、野球が好きなんですよね。成績が下がっていくと、野球ができなくなるわけじゃないですか。野球を続けるためには勝たないといけない。負ける選択肢はないですね。――1試合に何度も打席が回ってくるわけですが、ずっとそのとき気持ちを持続させているんですか?辰己大体平均4打席回ってくるんですけど、4回とも同じではないですね。最初がやっぱ大事だし、最初がダメだったら次も大事ですし。大体、打者は3回に1回打ったらすごいと言われてるんですけど、2回凡退していたら、ここは絶対に打たないといけなかったり、もし打てなかったとしても一試合に1本は絶対に打たなあかんかったりとか。数字がずっとついてくるので、結構大変な仕事ですよね。緊張さえもステージでアートに変える――GENICのみなさんはプレッシャーや緊張する場面ではどうやってパフォーマンスを楽しまれていますか?西澤僕は曲を作っていて自分の気持ちを入れ込んだりもするので、緊張しているときの心の中をだいたい曲にしているんですよね。それをステージ上で歌えているので。緊張していることを出してしまうことすらアーティストのやるべきことだし、アートなので。だから緊張してもそれもパフォーマンスなのかな、と思うようにしています。雨宮僕はすごく緊張しいで、もう出る瞬間も出てからも心臓バクバクな状態なんですけど、その緊張感を知った方がよりパフォーマンスがいいんですよね。それを知らないでパフォーマンスをすると動きが硬かったり、歌があんまり良くなかったりするんです。自分がどういう状態なのかは分析するようにしていますし、それで「よし、楽しんでいくぞ」という気持ちにもなります。――冷静に自分を見ている?雨宮そうですね。映る仕事でもあるのでなるべく客観視できるようにはしていますね。――かなりのステージ数も踏まれてるのに、緊張するんですね。雨宮緊張しますね(笑)。どこに行っても緊張します。本当にもう直らないですね。宇井優良梨(以下、宇井)プレッシャーを感じたり、緊張したときは自分が成功している姿をイメージしてやることが多いです。それでも本当に無理です、吐きそうです、というぐらいにアガっているときは、実家の猫の写真を見て癒されて、心を落ち着けて、お水を飲み、深呼吸をしてから出るようにします。――ちょっとルーティーン的な感じですね。宇井そうですね。猫の領域まで行くことはそんなにないんですけど。増子ははは!西澤レベルがあるんだ(笑)。宇井そう(笑)。そんな感じです!増子僕、多分自分に期待をしてしまっていて。昨日よりもちょっとここを良くしたいな、今日はできるかも、と思えば思うほど、緊張しちゃうんです。でも、直前で「もう何でもいいや!」となるんですよね。――開き直る?増子そう、もう開き直るんです(笑)。自分に期待しながら、昨日を超える!という気持ちを持ちつつも、自分の作り上げてきた直前の緊張感が安定してきたので、その状態でこれからも頑張りたいと思います。金谷LINE CUBE SHIBUYAでのライブぐらいから本番前にやっていることなんですけど、何のために誰のためになぜパフォーマンスするかを口に出して言っています。――1人で?金谷1人で。鏡がある場所に必ず行って。自分と対話します。鏡に向かって、私は“誰々のためにパフォーマンスする”と言うと自分との約束を守ったことになるので、自分のテーマでもある、誠実を大切にするためにしています。――自分でコントロールしてるってことなんですね。金谷感情が振り回されやすいタイプなので。一喜一憂して顔に出やすかったりするのは、プロとしてよくないので、大事にしています。西本僕は少し前から緊張しなくなって。自分が緊張してても、緊張してなくても来ているお客さまには関係ないというか、やることをやるだけと思うようになりました。自分が何を考えてパフォーマンスしたのか、お客さまからしたら伝わらないことだってありますし、自分が発信したものと受け取り側が受け取るものが一緒ではない場合もあると思います。いい意味でも悪い意味でも、そのときの感情でやっています。特にライブに関しては本当に生ものだと思うから、ネガな感情もプラスの感情も全部そのまま出しちゃおう、と。なので、緊張とかはなくなりました。小池音楽というものが大好きなので、それを自分で表現してやれているということが、楽しい元になっているし、僕もそんなに緊張するタイプじゃないんですけど、ステージ袖でキューが出る瞬間だけ、ものすごく緊張して、歌い始めたら大丈夫みたいなちょっと変なタイプなんです。でも音楽を今こうやって皆さんに届けられている、という状況がとにかく幸せだな、と感じながらやっています。――結構緊張される方もいらっしゃるようなんですけど、辰己選手から緊張しないためのアドバイスはありますか。辰己緊張したい人もいましたけど(笑)。人それぞれですよね。緊張したくない人に向けて何か言うとすれば、楽しめばいいんじゃないですかね。自分が好きなことなので。新しいGENICを見せられるライブツアー――先ほど、少し話題にも出ましたが、GENICのみなさんは3月からツアーがスタートします。見どころはどういったところになるでしょうか。雨宮ちょっとずつ進んではいるんですけど、まだあまり決まっていないんです。「NO GENIC or NEW GENIC」で「NG」というのを掲げているんですけど、本当にGENICが必要なのか、というテーマがあるんです。GENICの第2章となるツアーにもなるのかなと思っているので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております。――LINE CUBE SHIBUYAの公演を経てのツアーですが、意気込みが違ったりするんですか?金谷ここまでわかりやすく、GENICが必要か必要じゃないか、というテーマを掲げているぐらいなので、NGのNはnegativeのNでもあるんですけど、ネガティブな要素もある中で、LINE CUBE SHIBUYAでのライブを経験したからこそ見えたものもあるので本当に楽しみに待ってもらえたらな、と思います。――みなさんから辰己選手にぜひ聴いてほしい!という曲があれば。西澤「Flavor」を聴いていただけたのであれば「Aventure」という楽曲があるんですけど、そちらもぜひ聴いてもらいたいです。雨宮あと「まわりみち」です。僕たちもよく日常で聴いているんですけど、行き詰まったときや、新しい道があるんじゃないかな、と考えているときに聴くと、光が見えたりするので聴いていただきたいですね。辰己すぐ聴きます!金谷あと最近発売したばっかりのライブDVDの音源がそのままサブスクで配信されているので(「GENIC LIVE 2023 -Flavors- Special Edition-」)、それを聴いたらライブに来たかのような気持ちになれます。――予習バッチリですね。西澤でも新しい曲ばっかりなので、あんまり聴きすぎても、あれ、これ聴きたかったのに!ってなるかもしれないです(笑)辰己誰か全部いまのメモしておいてください、インタビュー終わったら聴くんで!来年は紅白で共演しましょう!――新曲「サヨナラの理由」についてお聞かせください。今回バラードというところでレコーディングでこだわった点や曲の好きなところをお聞きできれば。金谷冒頭をあっちゃんとセンター割りをして、本当に男女間の曲なんだとわかるような始まりがあるのが結構お気に入りです。組み合わせ自体も結構珍しいんですよね。あっちゃんはソロを歌うことも多いので。増子鞠杏が先にレコーディングをしていて、鞠杏の声を聴きながらだったので、それに寄り添うような感じで歌いました。最後、ブリッジのところは鞠杏を想像しながら歌っていたので。金谷あははっ!増子そんな感じで、今までにないすごくいいバラードになっています。宇井切ない曲なので、レコ―ディングのときは部屋を暗くして歌っていました。ひたすら悲しいことを想像しながら。でも、明るい曲をレコーディングするときに、「もっと声を明るくして」と言われがちなので、今回は少しだけ気持ち暗くするぐらいでちょうど良かったです。西本僕が歌い出すところは、音も少なくて物語が始まるような、序章のようなイメージのところだったので、できるだけ声を薄く作って、本当にかすれるかギリギリのところを何回も録ってかすれさせながら録ってました。声なのか息なのかわからないぐらいの。――ちょっと切なげな感じで。西本ですね!雨宮今回、今まであんまりなかったサビをメインで歌わせてもらっています。レコーディングの順番が最後の方だったので、何回かサビを歌ったんですけど、なんだかダメで……みんなの声を1回聴いていいですか、と。聴いた上でみんなの思いを入れながら、サビを歌いました。やっぱりそのサビはトライ&エラーを繰り返して何とかできたサビなので、思いはのせられたのかな、と思います。――こだわりのサビなんですね。雨宮たくさん聴いてほしいですね。――ラブソングということで、気持ちの込め方が普段と違ったりするところはありましたか?増子僕らはハッピーな曲、前向きになれる曲が多かったりする中でこういうものが入ると、やっぱり感情移入はしますね。とっても。これからツアーにかけていっぱい歌うことによってさらに何か伝わるものがあるんじゃないかなと思います。金谷好きな歌詞があって、「君の幸せを誰よりも願う僕でいたいから」っていう。歌詞全体を見たときに、彼女を幸せにしたかったけど、できなかった男性の気持ちを歌っているような読み取り方をしたので、それに合わせて自分も主人公になったつもりで。自分も彼と一緒に幸せになりたかったけど、今じゃないんだ、というような気持ちの作り方を私はあえてして、また成長したときに会えたらいいな、今はすごく素敵な思い出だな、という気持ちで歌いました。――西澤さんと小池さんは今回、作詞を担当されています。小池2人で書くことは多いんですけど、バラードっていうのが初めてだよね。西澤ね。小池恋愛観を書くこと自体、GENICは少ないんですけど、それでいて2人で書くことがなかなか新鮮なもので。だからこそ、イメージ的なものを最初にすり合わせて書きました。やっぱり恋愛観は違うと思うので。西澤それがまた反対でおもしろかったです。最初にイメージを決めた上でっという制作にはなりました。――どんなふうにすり合わせたんですか?西澤メロディを聴いた上で、少し未練もあるけど、ちょっと前向きなポジティブな恋愛の歌詞がいいんじゃない?というふうにお話をして。音が先にあったので音から感じるものを今回書かせていただいた感じです。小池こういう曲は僕も聴くし、好きではあるので何かすごいスッと歌えましたし。歌いやすかったよね。西澤ね。小池背伸びしすぎない感じで、でも歌詞は今までよりちょっと逸脱した感じでおもしろかったかな、と。また新しいGENICの一面を見せられる楽曲になったと思います。――ステージでもGENICとして新たなものを見せていくかと思いますが、クリエイティブ面でどういうところを見せたい、という思いはありますか?西澤クリエイティブな面では、もうこれ自分で先に言っちゃいますけど、きっと恥ずかしくない未来になるから。俺ら最強なので、その最強を見せられたらいいよね。小池そうだね。西澤「日本で売れている曲って、大体あの二人携わってない?」っという作家になりたいですね。それがしかもGENICっていうグループにいる、GENIC最高だよなっと思ってもらえるようになりたいです。小池結構ね、わくわくする話はずっと2人でしていて。どういう未来像だとか、ちゃんと話すときもあるけど、自然な流れで、勝手に2人でわくわくしてたりもするので。西澤ね!小池本当に夢は無限大に持ってるので。これから他のアーティストさんに楽曲提供もしていきながら、自分たちが成長できたらGENICにもまた還元できて、すごい化け物になるんじゃないか、っていう展望もあります。――では最後に2024年の目標を教えてください。金谷武道館に行ってきます。決まってないけど、目標です!辰己シーズンでとんでもない活躍をして、GENICが紅白に出て僕は審査員で。GENICわー!(拍手)辰己そのためにはチームも優勝しないとダメなんで、日本一にもなって、先頭に立って、GENICもガーンと行ってなんかまた共演できたら嬉しいですね。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントGENICのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>GENIC「サヨナラの理由」12月22日(金) 配信リリース詳細はこちら:<ツアー情報>『GENIC LIVE TOUR 2024』2024年3月9日(土)【神奈川】KT Zepp Yokohama2024年3月23日(土)【福岡】Zepp Fukuoka2024年3月29日(金)【愛知】Zepp Nagoya2024年3月31日(日)【大阪】Zepp Osaka Bayside2024年4月7日(日)【東京】豊洲PITチケット情報はこちら:プロフィールGENIC男女7人組ダンス&ボーカルグループ。avexのDNAを継承する新グループ育成プロジェクト=a-genic PROJECTを経て2020年5月にメジャーデビュー。コロナ渦でのデビューでありながらも着実にリリースとツアーを重ね、2022年夏に2ndアルバムリリースと3度目の全国ツアーを開催し、9月11日のファイナルではZepp DiverCity公演完走。2月からは16会場32公演の全国ツアー「GENIC LIVE HOUSE TOUR 2023 -Flavors-」もスタート。4月29日にはスペシャル・エディションとして、LINE CUBE SHIBUYAにて追加公演も実施した。2024年春には早くも、Zepp・豊洲PITなど全国5会場にてGENIC LIVE TOURの開催が決定している。増子敦貴は、俳優としても活動しており、これまでミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、テレビ朝日系『機界戦隊ゼンカイジャー』ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー役、ミュージカル『東京ラブストーリー』MBSドラマシャワー「体感予報」などに出演。現在、NHK Eテレ「ビットワールド」、仙台放送「あらあらかしこ」の準レギュラーとして出演中。そして来年3月からは舞台「千と千尋の神隠し」のハク役として出演も決定している。また金谷鞠杏は、「ミス・ワールド2020」の日本代表に選出されたりと、各方面で活躍の場を広げている。さらに、西澤呈もソロ名義“JOE”として活動しており、自ら作詞・作曲・編曲を行った「誰も知らない君を見せて」がTikTokを中心に「誰きみ」旋風が沸き起こり総再生回数は1億回超え、ABEMA恋愛番組「恋する❤週末ホームステイ 2023春 ~ Sweet Orange Memory ~」の第1話挿入歌に起用されている。関連リンク各配信サイト:オフィシャルサイト:::::
2023年12月15日その年を彩る“話題の人”“記事”“メディア”を表彰するNEWSの祭典「LINE NEWS AWARDS 2023」において、芸能・文化・スポーツ・音楽の各分野で話題になった人を表彰する「話題の人賞」の受賞者が12日、発表された。アイドル部門はTWICE、アスリート部門は大谷翔平、アーティスト部門はYOASOBI、芸人・タレント部門はなかやまきんに君、俳優部門は浜辺美波、文化人部門は藤井聡太が受賞した。「話題の人賞」は、その年の目覚しい活躍と影響力で広くユーザーやメディアの関心を集めた“話題の人”を表彰。今年は、LINE NEWSにおける記事掲出数・前年との注目度の変化・記事閲覧数などをもとに、LINE NEWSが独自に選出した6部門の受賞者と、一部受賞者からのコメントが特設ページにて公開された。○■アイドル部門:TWICE授賞理由:5月に5度目のワールドツアー日本公演『TWICE 5TH WORLD TOUR ‘READY TO BE’ in JAPAN』を開催。チケットは瞬く間にソールドアウトとなり華やかなパフォーマンスで約22万人を魅了した。さらに追加公演を12月に開催。グループとしての活動以外にも各メンバーがファッションブランドのアンバサダーとして幅広く活躍している。TWICEの日本人メンバー3人で構成されたユニットMISAMOも「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場を決めた。○■アスリート部門:大谷翔平授賞理由:3月のWBCに日本代表として出場。3大会ぶり3度目の優勝を日本にもたらし、大会最優秀選手に選ばれる。メジャーリーグでは44本塁打でホームラン王を獲得し、日本選手として、アジア出身選手としても初の快挙を成し遂げた。11月には大リーグ史上初となる2回目の満票MVPに輝いた大谷は、野球を誰よりも愛し、圧倒的向上心で多くのファンを魅了し続けた。本人コメント:2023年を彩る「話題の人」に選出いただき大変嬉しく思います。今年は何よりも、日本代表として全員でWBCの優勝を手に入れることができたことが心に残っています。僕が野球をする姿を見て、一人でも多くの方が野球を好きになるきっかけになっていれば嬉しいです。○■アーティスト部門:YOASOBI授賞理由:2023年、TVアニメ『【推しの子】』のオープニングテーマとしても知られる「アイドル」が話題となり、ストリーミングでは5週で一億回再生を突破しオリコン史上最速を記録。Billboard JAPANにて21週連続の総合首位を獲得するなど、主要音楽チャートの首位を席巻した。圧倒的な楽曲と感動的なパフォーマンスで国内外で注目を浴び、新たな音楽の可能性を切り拓く存在として活躍を見せている。本人コメント:LINE NEWS AWARDS アーティスト部門受賞させていただきとても嬉しいです。ありがとうございます。沢山楽曲を聴いていただいたり、海外でのライブだったりと、私たちの活動を沢山の方に注目していただけた結果としての賞だと思いますので、とても光栄に感じています。慢心せず、これからもひたむきに頑張っていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!○■芸人・タレント部門:なかやまきんに君授賞理由:昨年、『新語・流行語大賞』ノミネートに加え、Z世代のトレンドで1位(第2回「Simeji presents Z世代トレンドアワード2022」年間大賞1位)になるなど幅広い層からの支持を獲得。2023年もその人気は衰えず、CM、バラエティ番組のほか、テレビドラマ初主演も果たした。YouTubeチャンネル『ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】』では、筋トレなどのノウハウを配信し登録者数が220万人を超えるなど、多くの人々に「パワー」を与え続けている。また、ダイエット本を出版したり、自身が監修したジムがオープンしたりするなど様々な方面で活躍を見せた。本人コメント:どーもー、なかやまきんに君です。この度は、LINE NEWS AWARDS 2023の芸人・タレント部門大賞に選んで頂きましてありがとうございます。デビューして23年、短パンにタンクトップ、そしてヤー!とパワー!をやり続けてきて良かったなと思います。まさに、「継続は力なり」いや、「継続はパワーなり」です。これからも、今までと変わらず筋トレに励んで参ります。パワー!なかやまきんに君○■俳優部門:浜辺美波授賞理由:NHK連続テレビ小説『らんまん』ではヒロイン・寿恵子を好演し、癒やしと感動で日本の朝を彩り話題に。3月には庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』、11月には山崎貴監督『ゴジラ-1.0』でヒロインを演じ、声優としてアニメーション映画『金の国 水の国』に参加、大晦日の『第74回NHK紅白歌合戦』で初司会に抜擢されるなど、幅広い活躍で2023年を駆け抜けた。本人コメント:2023年は、映画で憧れの仮面ライダーとゴジラにお会いでき、更には、愛情たっぷりであたたかなアニメーションにも出会えました。そして植物学者の妻として共に人生の冒険を添い遂げさせていただき、私にとって間違いなく節目の一年となりました。駆け抜けた一年の終わりにこのような名誉ある賞を頂くこととなり、改めてこの一年お世話になりましたスタッフ・キャストの皆さんへの感謝の気持ちと思い出が巡りました。2023年もあと少しとなりましたが、最後の最後まで良い年だったなと振り返ることが出来るように、この賞でいただいた元気を源に、気を引き締めてゆきたいと思います。○■文化人部門:藤井聡太授賞理由:6月に行われた名人戦を制し、最年少で七冠を達成。10月の王座戦でもタイトルを奪取し、棋聖、王位、叡王、竜王、王将、棋王、名人に王座を加え、史上初の八大タイトル全冠制覇を成し遂げた。その後11月には内閣総理大臣顕彰を受賞。21歳の若さで前人未到の偉業を果たし、400年以上続く将棋界の歴史を大きく塗り替えた。本人コメント:LINE NEWSにおいて「話題の人」として選んでいただき大変光栄です。今年は三つのタイトルを獲得することが出来、自分の思っていた以上の結果が出せた1年でした。八冠達成後たくさんの反響がありうれしかったです。今後もより一層精進し実力を高めていくことで、将棋界の更なる発展に貢献できたらと思います。
2023年12月12日「初七日」とは、故人が亡くなった日から数えて七日目のことで、故人が三途の川に到着する日とされています。そんな初七日までしてはいけないとされる事柄があることを知っていますか?さまざまな事柄が挙げられますが、今回は年末が近づくこの時期だからこそ押さえておきたいポイントに絞って紹介します。■初七日までしてはいけないこと地域によって数え方に違いはありますが、初七日は故人が亡くなった日から数えて七日目のことを指します。初七日までしてはいけないことは、明確には設けられていません。しかし、亡くなってから四十九日までの期間を指す「忌中」、もしくは1年までの期間を指す「喪中」にしてはいけないことは避けた方が良いとされています。どんな事柄があるか、さっそく見ていきましょう。◇(1)年賀状を出すお祝い事を控えるということから、新年を迎えるにあたって「あけましておめでとうございます」の挨拶を交わしたり、年賀状を出したりするのは控えるのが基本とされています。喪中はがきで、「今年もよろしくお願いいたします」と伝えるのは構いません。例年新年の挨拶を交わしている人々に対しては、年賀状を準備する前のタイミングで喪中はがきを送っておき、こちらが喪に服していることを事前に知らせておくとスムーズでしょう。◇(2)正月のお祝い正月のお祝い事も、初七日までは控えたいことに該当します。しめ縄や門松などの正月飾りは、喪中には避けるという家庭も少なくありません。また、縁起の良い料理や食材が入るおせち料理も控えられることがあります。ちなみに、親戚で集まる場合は、派手な振る舞いを避け、故人を偲ぶ目的であれば問題はなでしょう。お年玉も控えられることではありますが、孫や親せきの子に渡したい場合は「お小遣い」など、差しさわりのない名目であげると良いでしょう。◇(3)神社への初詣神社への初詣も初七日までは控えたいことの1つです。特に神道では、死を穢れとしているため、喪に服している人が神社に入ることはよしとされていません。ただし、四十九日を過ぎれば神社へ参拝しても良いという考えの地域もあります。どうしても初詣に行きたい場合は、忌中・喪中であっても初詣に行って良いとされているお寺で参拝するか、事前に神社に問い合わせてから足を運ぶようにするといいかもしれません。◇(4)紅白の水引の熨斗付きでお歳暮を贈るお歳暮を贈ること自体は、初七日までしてはいけないことには含まれません。お世話になった方に贈るもので、お祝いの意味は込められていないためです。一点、気を付けなければいけないことが、熨斗です。慶事用である紅白の水引が一般的なため、包んでもらう際に無地か白地の熨斗に変更してもらう必要があります。ネット注文する場合などは、特に注意しましょう。ただし、初七日を控えた相手に贈る場合、相手方はまだ慌ただしかったり、故人を亡くした悲しみに暮れていたりすることもあるため、贈るタイミングは考えた方がいいでしょう。気になる場合は相手方にお歳暮を贈っても良いか確認すると無難です。◇(5)旅行などの娯楽旅行など、娯楽のイメージが強いことは初七日までは避けた方が無難とされています。会社を忌引きで休んだ場合、喪中なのに遊んでいると良くない印象を持たれることも懸念されます。ただ、娯楽が好ましくないとはいえ、ほどほどの息抜きは必要です。スポーツやコンサートに行くなど、リフレッシュになることは、家族との話し合いや自身の気持ちで決めるのもありでしょう。■初七日までしてはいけないことは「お祝い事」いかがでしたか?以下の記事では、初七日までの過ごし方を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。初七日までしてはいけないことはある?初七日の意味・数え方・過ごし方(マイナビウーマン編集部)※画像はイメージです
2023年12月08日受験シーズン限定製品「キットカット ミニ 紅白」「キットカット」は、九州の方言「きっと勝つとぉ」(きっと勝つよ!)が、商品名と似ていることから、1990年代後半以降、自然発生的に受験生のお守りとして広まり始めました。2003年以降、「キット、サクラサクよ。」を合言葉に、試験前日に宿泊する「ホテル」や、受験生を試験会場に運ぶ「鉄道・タクシー」、願書を預かり大学に届ける「郵便局」や「大学」、「街」、「神社」などの様々なパートナーとコラボ。不安や緊張と闘う受験生に寄り添う活動を20年以上にわたり展開。今回、受験シーズン限定製品として「キットカット ミニ 紅白」が12月4日(月)、全国のスーパーマーケットやドラッグストアなどで発売となりました。同商品は、定番の赤いパッケージの「ミルクチョコレート」と、「ホワイトチョコレート」の2つの味を1枚で楽しむことができる特別な「キットカット」。外袋は、縁起が良い紅白カラーに、“願いが叶う”といういわれのある「叶結び」をデザインに取り入れています。また、中の個包装は14種類あり、それぞれ「キット、大丈夫!」などの応援メッセージが書かれています。商品概要商品名:キットカット ミニ 紅白内容量:10枚種類別名称:準チョコレート希望小売価格:540円販売場所:全国発売日:2023年12月4日(月)<個包装(14種類)>※個包装はランダムに封入されており、14種類全てが入っている訳ではありません。ネスレ日本(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅【福袋】季節限定「贅沢いちご」のシュークリーム入り!お得な割引券がセットになったビアードパパの2024年福袋✅1位はインパクト大の“映えケーキ”! 「Cake.jp」が2023年最新クリスマスケーキ人気ランキングを発表✅『18歳までに子どもにみせたい映画100』学校では教えてくれない大切なことも、すべて映画に詰まっている!
2023年12月05日ズーラシアンブラス(制作:株式会社スーパーキッズ)は、2023年12月31日(日)大晦日に「2023ズーラシアンブラス ジルベスター音楽祭」(於:所沢市民文化センター ミューズ アークホール)を開催いたします。動物たち全員集合!コンサート情報: ●動物音楽家総出演!70名が大集合して年納め今年デビューのギタリスト オコジョを含む70名が総出演し、一年で一度全ての動物たちが全員集合するコンサートです。トランペット、サックス、ピアノからパイプオルガンやオーケストラまで、お子様のみならず大人も普段聴く機会が少ない楽器の音色を肌で感じることができます。コンサートマスター オルコットがソロでサラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」、弦うさぎ ベスがオリジナルのピアノ協奏曲「ひらいたひらいた幻想」を披露するなどクラシックから童謡・歌謡と充実のプログラムをお届けします。同時に生配信も行い、全国のファンと一緒に一年を締めくくります。ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター オルコットトランペット ホワイトライオン・インドライオンピアノ 弦うさぎ ベス●大好評の恒例企画「動物紅白歌合戦」トロンボーン スマトラトラのプロデュースの「動物紅白歌合戦」を今年も開催します。入れ替わり立ち替わりたくさんの動物が登場し、流行曲や往年のヒット曲の数々を披露します。演奏はもちろんのこと、ダンスも披露して大盛り上がりを見せる大人気企画。事前に募集したリクエスト曲の総数はなんと1296曲。昭和歌謡から令和のヒット曲まで、何が飛び出すかは当日のお楽しみです。ダンスはちょっぴり苦手な動物たちが一生懸命踊る姿は必見です。動物紅白歌合戦慣れないダンスも踊ります●ファンとともに作り上げる「川柳ブラス」動物たちを題材にした五七五「動物川柳」をファンから募集。その作品を音楽とお芝居で表現する企画です。個性豊かな動物たちのワンシーンをお届けします。川柳ブラス>昨年の作品例チーターさん 連続ダッシュで 筋肉痛トラ追われ うさぎが追いし 主役の座この曲は! 指揮者3人 椅子取りゲーム●「ズーラシ・ファン・ブラス フェスティバル」開催コロナ禍以前に開催していた開演前の名物ロビーコンサートが復活しました。日頃ズーラシアンブラスとその仲間たちを応援してくださっているファンの皆様が出演者となって、当コンサートを一緒に盛り上げていただきます。時間:13:30~14:30予定場所:所沢市民文化センター ミューズ アークホール ロビー内特設ステージ※応募受付は終了しました■お客様の声(昨年同公演後のX(旧Twitter)アンケートより)>めちゃくちゃ楽しかったです配信で見るつもりが、やっぱり観たくなって3日前にチケット購入行って良かったです結局 毎年行ってます打楽器チームが踊ってる間トラさん達が楽しそうに打楽器やってましたね配信では見れない動物さん達のわちゃわちゃも楽しかったですお疲れ様でした>会場で「聴き納め」させて頂きました。素晴らしい音色を届けてくれた動物演奏家の皆さん、聴いていて心地よいズーの曲を作り出してくれる作編曲家の皆さん、ズースタッフの皆さんありがとうございました~。もう今日は何回感動の涙が出たことか。>動物さん達の素晴らしい演奏を聴いて癒やされたし、ずーっと楽しかった~。個人的に川柳ブラスと動物紅白が好きです。アーカイブでも堪能させていただきます。贅沢なひと時をありがとうございました。【公演概要】開催日:2023年12月31日(日)時間 :開演15:00 開場14:00 ロビー開場13:30(17:00頃終演予定)場所 :所沢市民文化センター ミューズ アークホール料金 :全席指定 S席5,500円 A席5,000円 B席4,500円 C席3,500円 D席2,500円※0歳より入場可。3歳以上有料。2歳まで膝上鑑賞無料(大人1人につき1名まで)※B・C席にはステージバック席も含まれます曲目 :ジルベスターファンファーレ、川柳ブラス2023、ツィゴイネルワイゼン、動物紅白歌合戦2023 ほか配信 :ローチケZAIKO PIA LIVE STREAM Streaming+ 楽天チケット 【ズーラシアンブラスとは】指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全て希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」。クラシック音楽における絵本のような役割ができれば…と2000年に誕生しました。2010年には「横浜観光コンベンション特別功労賞」を、2011年には「キッズデザイン賞」において最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。2014年にはコンサートの取組が高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。また多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界の裾野を広げています。「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちと行う、親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地のホールで話題となり、海外公演も含め年間約150を数えます。2011年にはオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。これまでのコンサートから更に一歩踏み出し、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めています。「ズーラシアンブラス」は、これからも音楽の素晴らしさを知る糸口を提供していきたいと思っています。【制作コンセプト】素晴らしい文学作品を読んで聞かせても、小さな子どもがその世界に入り込んでいくことはすぐにはできません。そのために文学の世界には「絵本」と言う素晴らしい芸術の入り口が用意されています。音楽の世界にも童謡という子どもたちへの贈り物がありますが、歌詞に頼らないクラシックの世界では絵本のような分かりやすい入り口がなかなかありませんでした。ズーラシアンブラスはクラシック音楽における絵本の役割ができれば…と考えられ、そして誕生しました。ズーラシアンブラス ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月29日目黒蓮(26)のInstagramでの発言が波紋を広げている。紅白歌合戦に落選したことを受けて“NHKとの絶縁宣言”と臆測が流れるなか、目黒自身は遠くを見据えて動きだしていた。「現在、目黒さんはSnow Manのメンバーと大みそかの単独配信ライブ『Snow Man Special Live 〜みんなと楽しむ大晦日!〜』に向け、打ち合わせと準備を重ねているそうです。ライブの公演時間は1時間から1時間半ほどを予定しているといいます」(音楽関係者)例年は多忙な年末を過ごす目黒だが、今年は余裕があるようだ。音楽関係者が続ける。「11月13日にNHKが今年の年末に行われる『第74回NHK紅白歌合戦』の出場者を発表しました。SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の所属タレントはジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、’79年以来、44年ぶりにゼロでした。また11月18日には、毎年開催されていた年越しライブイベント『ジャニーズカウントダウンライブ』が開催されないことが公表されています。このため目黒さんの大みそかの予定はSnow Manでの配信ライブだけだそうです」Special Liveの開催発表に際して、目黒は自身のインスタグラムのストーリーを更新し、《9人とみんなで最高の大晦日にしようね!絶対後悔させないよ俺らを正解にする》と意味深な発言をしていた。その真意とはーー。11月18日配信されたKAT-TUNの亀梨和也(37)のYouTubeに目黒がゲスト出演し、こう語っていた。「目黒君にこの役任せたいなって言ってくれる人がいるわけじゃないですか。(中略)その言葉を正解にしていくために頑張っていけたらいいなと思いますね」前出の音楽関係者が目黒の胸中を明かす。「目黒さんは亀梨さんに憧れ事務所に入所したそうです。’17年に亀梨さんのソロコンサートツアーで目黒さんがバックダンサーを務めたことがありました。その際に亀梨さんは目黒さんの才能を見いだして、事務所に所属グループのセンターに据えるように提言したことがあったといいます。この経験から人から期待されることがどれほど嬉しいことか、そして苦しいときの支えになるかを理解しているそうです」■父親からの教え「やられたらやり返せ」逆風が吹くなかで自分たちを信じて期待してくれるファンへの“俺らを正解にする”発言。一方で、落選という判断を下したNHKに対して思うところはあるようで……。「状況を鑑みて、10月ごろには “紅白は出られなくても仕方がない”とグループ内で話していたと聞いています。だからこそ“紅白に縛られずに、大みそかに自分たちができることを”という考えから、生配信ライブを行うことにしたそうです。ですので、もし今年の紅白出場を打診されても辞退するつもりだったとか。ただ、現在の音楽シーンにおける立ち位置からすると、実力的には“当選確実”ななかで、結果的に“落選”したことに関しては、違和感を覚えたといいます。お父さんに『やられたらやり返せ』と言われて育った目黒さんとしては、『紅白』側に一泡吹かせたいという思いもあるのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)今回の配信ライブには、ある目標が。映像制作関係者がいう。「メンバーは無料配信であることにこだわっていたと聞いています。そしてより多くの人に見てもらい、YouTubeチャンネルのリアルタイムでの視聴者数の指標である“同時接続数”の日本歴代1位を目標にしているそうです」今年5月のインタビューで、目黒はこのように話していた。《今の一番の目標は、Snow Manが国民的なアイドル、アーティストになること。子供からお年寄りまでみんなが僕らのことを知ってくれていて、メンバー一人ひとりの名前がわかるような存在になれたら嬉しいなって思っています》(『MAQUIA』’23年5月号)国民的アイドルを目指す一方で、目黒はある決断を下したという。「メンバー間で話し合いを進めるなかで、“基本的に来年以降も紅白には出場しない”というスタンスで一致したと聞いています」(前出・音楽関係者)国民的番組・紅白歌合戦との決別で目指すその先とはーー。「メンバーで“ファンとともに大みそかに自分たち主導のライブを同じ場所で毎年開いていきたい”と話し合っているそうです。そうすることが、国民的アイドルへいちばんの近道だと思っているのだといいます」(前出・音楽関係者)一歩ずつ歩みを進めるなかで、さらなる青写真もーー。「目黒さんは9月に、有料会員限定のブログで、『世界の前線で活躍されてる方とお話出来て、自分も刺激を受けたしSnow Manでもっともっと頑張ろう!って思ったよ』とつづっていました。これは世界を代表するアーティスト・BTSのメンバーのV(27)とテレビ番組で対談したときの感想です。近いうちにタレントたちとエージェント契約を結ぶ新会社が設立されるなど、現在事務所は過渡期にあります。そんななか目黒さんとしては、事務所を引っ張っていくためにも、世界に打って出たいと考えているそうです。目黒さんが10月にインスタグラムを新設したのもその一環だといいます。海外ではオファーを出す際に、インスタグラムのフォロワー数が重視されますからね。BTSはYouTubeの同時接続数300万人超えのギネス記録を持っています。ゆくゆくは年末のライブでこの記録更新を狙っていきたいそうです」(前出・映像制作関係者)今年10月にはアメリカのエンタメ業界誌『Variety』のインタビューで、「Snow Manと一緒に、より多くの国際的なプロジェクトに参加することを経験したい」とも話していた目黒。世界王座への挑戦は始まったばかりだ。
2023年11月29日