株式会社冒険の森(本社:大阪府豊能郡能勢町、代表取締役:伴戸 忠三郎)は、奈良県山添村にある森林冒険施設「ボウケンノモリ やまぞえ」にて、山添村の大自然と文化を楽しむ『縄文エクスペリエンス「冒険の村 やまぞえ」構想』を立ち上げます。このプロジェクトは、縄文時代をテーマに、地域の自然資源や文化を活用し、新たなエコツーリズムに繋がる持続可能な観光と地域経済の活性化を目指すものです。構想発表に合わせて、2024年10月14日、11月4日ともに9:30~20人限定で体験プレイベントも開催します。縄文エクスペリエンス冒険の村構想【縄文エクスペリエンス「冒険の村 やまぞえ」構想の概要】この構想は、山添村の大自然と縄文時代の歴史文化をテーマにした体験型観光プロジェクトです。山添村は、縄文時代からの長い歴史の中で、自然と共生しながら発展してきました。特に、淀川、木津川、名張川という重要な河川を活用し、山添村は古くから京都や奈良の大仏建築に使われた木材の供給地として栄えてきました。この地域の歴史的背景を活かし、訪れる人々が自然と歴史の深い関わりを感じることができる体験を提供します。【ボウケンノモリとは】「ボウケンノモリ」は、未活用林や遊休地を人々の笑顔が集まる場所に変えることを目的とした「生きる力を育む森の遊び場」であり、樹上のアスレチックやジップラインなどのアウトドア施設を提供するヨーロッパで人気のアドベンチャーパークです。2024年7月現在、関西を中心に国内15施設が展開されています。2008年4月、名阪国道のサービスエリア計画地として買収された後、事業中止となり放置された山添村の山に、第一号店が誕生しました。冒険の森のアスレチック山添村の大自然と歴史文化【プレイベントスケジュール】2024年10月14日(スポーツの日):第1回プレイベント2024年11月4日(文化の日振替) :第2回プレイベント今後、これらのイベントは定期的なプランとして開催し、事前予約のシステム、手ぶらBBQプラン、縄文BBQプラン(フルおよび個別オプション)の提供を目指します。(10月14日、11月4日)09:30 受付開始10:00 第一部:縄文体験(弓矢作り/石器作り/火起こし)スタート13:00 BBQ開始15:00 体験イベント終了 閉会式、記念撮影15:30 第二部:樹上のアスレチック体験(チャレンジコース)17:00 完全終了【コンテンツ第一弾:縄文の歴史体験ができるBBQ】このBBQ体験は、縄文時代の生活を再現することを目的としています。参加者はまず弓矢作りを体験し、それを使って狩りのシミュレーションを行います。その後、黒曜石から石器作りを体験し、完成した石器を使って肉を切り分けます。最後に、火起こしから始めるBBQで、自分たちが準備した食材を調理し、縄文時代の食生活を体感します。・弓矢作りと狩り体験参加者は縄文時代の技術を学びながら弓矢を作り、その弓矢を使って狩りのシミュレーションを体験します。このプロセスを通じて、縄文時代の人々がどのように自然と共生し、生活していたのかを理解することができます。・石器作りと調理南山大学とのコラボレーションで、参加者が黒曜石から石器を手作りします。完成した石器を使って、地元の食材を調理することで、縄文時代の生活を身近に感じることができます。・火起こしからのBBQ縄文時代の生活技術の一つである火起こしを体験します。この技術を学んだ後、参加者は自分たちで火を起こし、食材を調理します。火起こしから調理までを自ら行うことで、自然と共に生きる生活の豊かさを実感できます。弓矢作り石器作り火起こし【代表メッセージ】株式会社冒険の森 代表取締役 伴戸 忠三郎ドキドキワクワクの楽しい遊びを通じて健康と学びを提供すること。これが我々の提供するアドベンチャーパークの定義です。今回は「生きる力を育む」ことをコンセプトに、縄文時代の人たちの食生活を現代人がBBQを通じて体験する企画を提案させていただきます。様々な自然災害が頻発する今の時代を、水や電気、インターネットもなかった古代人の生き方を学ぶことで、強く生き抜くための学びの機会になれば嬉しいです。代表取締役 伴戸 忠三郎【監修メッセージ】南山大学 準教授 上峯 篤史先生今から1万年以上前に山添村で営まれていた文化は、私たちと同じ遺伝子や身体を持った人々が、現代とほとんど変わらない自然環境のなかで生み出した文化です。私たちにとって、身近な異文化、もしくは私たちの文化がもつ「別の可能性」かもしれません。自然のなかで知恵と工夫を凝らして道具を作る、食べる、暮らす。その体験は、人間の力で何でもできる気がしている現代生活の誤解に気がつき、頭と手足を使った不便な生活の魅力を感じさせてくれるでしょう。南山大学 上峯 篤史先生【今後の展開:竪穴住居をモデルとしたコンセプト拠点宿泊施設の構想】『縄文エクスペリエンス「冒険の村 やまぞえ」構想』では、今後の展開として、竪穴住居をモデルとした宿泊施設の建設を計画しています。この施設は、縄文時代の住居を再現したもので、訪れる人々が古代の暮らしを実際に体験できる場となります。宿泊者は、自然と調和したシンプルな生活を送りながら、縄文時代の知恵と技術を学ぶことができます。単なる宿泊施設としてだけでなく、体験型観光の核となる場所として位置づけられ、縄文時代の文化や生活様式をより深く理解するためのプログラムが提供される予定です。竪穴住居をモデルとしたコンセプト拠点【施設概要】名称 :ボウケンノモリ やまぞえ所在地 :奈良県山辺郡山添村三ケ谷1680敷地面積:約140,000平方メートル営業時間:9:00~17:00(最終入場時間15:00)休園日 :火・水曜日利用料金:ツリートップアドベンチャー、アドベンチャーコース小人・大人 3,800円(税込)チャレンジコース小人・大人 2,500円(税込)※予約制【会社概要】商号 : 株式会社冒険の森代表者 : 代表取締役 伴戸 忠三郎所在地 : 〒563-0341 大阪府豊能郡能勢町宿野437番地の1設立 : 2011年3月7日事業内容: 未活用林を使ったアウトドア施設の開発、運営URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月08日明治時代から続く「和ろうそく店」内にある縄文グッズ専門店、縄文ギャラリー「JOMON」(所在地:新潟市江南区、代表:小池 孝男)は、「火焔型土器を食器や調理器具として使っていた可能性がある」という専門家の研究を目にし、1万年ぶりに食器として復活させたい想いから、縄文土器型の土鍋「火焔型DONABE」を開発、2024年10月より予約販売を開始いたします。火焔型DONABE(土鍋・陶器製)日本の縄文土器で唯一の国宝は、新潟県の十日町市博物館に展示されている「火焔型土器」です。それは日本一の信濃川に沿って新潟県のみに出土する、世界でも驚異的な造形美を持ち、古代ロマンの注目の的となっています。そこに新潟の老舗和ろうそく店が、ろうそく立てとして10年前より開発をスタート。令和の時代となり、一級建築士との出会いにより最新データ分析を駆使して、精巧な火焔型土器のレプリカ製作の完成となりました。しかし、縄文マニアの中では縄文土器として有名な新潟県でも、縄文文化はなかなか浸透しておりません。さらに近年の研究により縄文土器には煮炊きした形跡があるとのことで、土鍋の開発とつながるのでした。今回の土鍋をきっかけに、日本の食から縄文の歴史を知ってほしいと思っています。まだ1点ずつ土器職人の手作りですが、国内のみならず、海外に向けた世界から注目される日本食に向けた日本文化へのアピールにつながる逸品となることを願っています。上部と下部で2分割します。陶器製身長178cmの人物と商品の大きさ比較■商品概要商品名:「火焔型DONABE」日時 :2024年10月吉日より取材・予約受付開始サイズ:縦17cm、横17cm重量 :800g価格 :33,000円(税込)撮影用土鍋、貸し出し用土鍋がございます※完全手作りのため、1個の製作につき10日要します《購入方法》公式サイトの「ご依頼・お問い合わせ」もしくはお電話にて「購入希望」の旨をご連絡ください。担当者 : 小池 孝男電話 : 090-8943-3033公式サイト: 火焔型DONABE(土鍋・陶器・日本製)■店舗概要店舗名 : 縄文ギャラリー「JOMON」代表者 : 小池 孝男所在地 : 〒950-0135 新潟県新潟市江南区所島2丁目2-76設立 : 2019年2月事業内容: オリジナル縄文グッズ専門店 製造・販売卸URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】縄文ギャラリー「JOMON」公式サイトの「ご依頼・お問い合わせ」よりご連絡ください。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月01日学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動を行っています。髪型、化粧、装身具などの理美容文化を考古学的に考察し、理美容技術でそれぞれの時代のヘアメイクファッションを再現するという試みを行っています。縄文時代の土偶、古墳時代の埴輪や、近現代の写真、映画に至るまで、さまざまな素材を参考に研究し、より専門的な研究活動を行い発表するため、『第2回美容考古学フォーラム』を2024年1月26日(金)に開催いたします。埼玉県立博物館 女性埴輪第2回のテーマは日本髪の代表格、「島田髷(しまだまげ)」です。女性の髪型は、時代によって違い、また身分や年齢、未婚・既婚の別によっても違います。島田髷は、東海道島田宿の遊女が発祥で、それが大流行し、未婚女性の髪型の定番とし定着したと言われています。島田髷と言っても、江戸時代初期、中期、晩期、そして近年以降では形も雰囲気も全く異なり、とてもバリエーションの多い髪型と言えます。そんな島田髷ですが、古墳時代の埴輪に「古墳島田」と呼ばれるものがあります。島田髷に結い方が似ているところから島田と呼ばれていますが、島田髷が登場するのは江戸時代前期であり、時代が大きくかけ離れています。古墳島田の髷の作り方は近世の島田髷と同じで、髪を頭頂部で一度束ね前後に折り返し、紐で縛って固定しています。当研究所でも「古墳島田」を模してマネキンで再現してみました。島田髷再現(1)島田髷再現(2)何故これほどまでに島田髷が日本女性に愛されていたのでしょうか?島田髷の移り変わりに見る日本女性の美意識や、島田髷がどうして日本髪の基本となったのか、春信、歌麿、明治錦絵で検証するいろいろな島田の形など、名前の由来から基本的な構造まで、わかりやすく解説いたします。講師は、当研究所の所長であり、日本美容風俗研究の専門家である村田孝子が務めます。会場では浮世絵、江戸かんざしなどの貴重な資料も展示いたします。第2回美容考古学フォーラムは、2024年1月26日(金)午後5時より、国際文化理容美容専門学校渋谷校にて開催いたします。詳細は以下よりご確認くださいませ。村田孝子先生【プロフィール】村田孝子(ムラタ・タカコ)青山学院大学文学部教育学科卒。元ポーラオルビスホールディングス ポーラ文化研究所化粧文化チーム。主に日本と西洋の化粧史・結髪史を調査し、その研究成果をビデオや展覧会、論文等で発表。著書に『眉の文化史』『モダン化粧史』『日本の化粧』(共著)、『結うこころ日本髪の美しさとその型』(編著)ポーラ文化研究所発行。岩波書店『広辞苑』第五版・「風俗」担当。『江戸三〇〇年の女性美』(株式会社青幻社)などがある。元・国立歴史民俗博物館外部リニューアル委員 現・東京都江戸東京博物館外部評価委員現在は国際文化学園 美容考古学研究所所長。【開催日時】第2回美容考古学フォーラム日時:2024年1月26日(金)午後5時~6時30分会場:国際文化理容美容専門学校渋谷校1号館4Fホール(渋谷区神泉町2-2)費用:2,500円(テキスト代含む)▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園 美容考古学研究所主任研究員 篠原博昭TEL : 090-2640-5597・03-6416-5348Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日学校法人国際文化学園美容考古学研究所では、縄文時代の土偶、古墳時代の埴輪や、近現代の写真、映画に至るまで、さまざまな素材を参考に研究し、これまで約20回の定例サロンを開催しておりましたが、この度、より専門的な研究活動を行い発表するため「美容考古学フォーラム」に名称を変更し、『第1回美容考古学フォーラム』を2023年10月27日(金)に開催いたします。貝輪美容考古学研究所では、2019年の発足以来、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動を行ってきました。髪型、化粧、装身具などの理美容文化を考古学的に考察し、理美容技術でそれぞれの時代のヘアメイクファッションを再現するという試みを行っています。ベンケイガイの貝輪オオツタノハ製の貝輪本フォーラムは、さまざまなテーマで開催。1回目のテーマは「貝輪(貝製ブレスレット)から考える縄文人のおしゃれ」です。ゲストに忍澤 成視氏(市原市教育委員会)を講師にお招きし開催いたします。縄文時代の人々は、いろいろなアクセサリーを身につけていました。髪飾り・耳飾り(イヤリング・ピアス)・首飾り(ペンダント)・腕飾り(ブレスレット)・腰飾り・足飾り(アンクレット)などです。使われていた素材は、粘土を焼いたもの、石、木や植物の繊維、骨や角、動物の牙や歯、貝などで身の回りにあった自然素材を巧みに利用していたといわれています。腕飾り(ブレスレット)の素材には、イノシシの牙、粘土を焼いたもの、植物の繊維なども使われていましたが、その主な材料は貝でした。考古学では、この貝で作られた腕輪のことを「貝輪(かいわ)」と呼びます。海の近くに生きた縄文人にとって貝は大事な食材でもありました。しかし、貝の利用はそれだけではなく、身を飾るアクセサリーとしても重要なものでした。中でも大人気だったのがベンケイガイの貝輪でした。腕にはめやすい形状と大きさと軽さで、且つ入手しやすいなどの理由があったと考えられています。これらの貝輪は女性埋葬人骨の腕部だけに装着された状態で見つかったことから、女性専用のブレスレットとして使用されていたこともわかっています。遺跡から出土した貝輪を元に、縄文人たちの感性やこだわりとは一体どのようなものだったのでしょうか。会場のみなさまと考案していきたいと思います。第1回美容考古学フォーラムは、10月27日(金)午後5時より、国際文化理容美容専門学校渋谷校にて開催いたします。詳細は以下よりご確認くださいませ。忍澤 成視氏【プロフィール】忍澤 成視氏(オシザワ・ナルミ)市原市教育委員会 文化財課 チバニアン整備推進係 学芸員早稲田大学文学学術院 非常勤講師出身:千葉県船橋市生まれ1988年3月 早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻 修士課程修了1989年4月 市原市役所に学芸員採用2021年 在野考古学者の最高峰 第46回「藤森栄一賞」受賞2023年 NHK-BSP「英雄たちの選択 海の縄文人」出演2023年7月 博士(文学 早稲田大学)取得日本考古学協会、漂着物学会所属趣味:オープンウォータースイミング・サーフィン、ビーチコーミング●主な編著書「貝の考古学」ものが語る歴史22 同成社 2011「房総の縄文大貝塚―西広貝塚―」シリーズ遺跡を学ぶ80 新泉社 2011【開催日時】第1回美容考古学フォーラム日時:2023年10月27日(金)午後5時~6時30分会場:国際文化理容美容専門学校渋谷校1号館4Fホール(渋谷区神泉町2-2)費用:2,500円▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園 美容考古学研究所主任研究員 篠原 博昭TEL : 090-2640-5597Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月02日学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動の一環として、毎月末の最終水曜日に定例サロンを無料開催しています。今月は、第1回目の開催より当サロンのアドバイザーを務めていただいている文筆家の譽田亜紀子(こんだ・あきこ)さんのトーク回を2023年6月28日(水)に開催いたします。チョコレートカップ BIZEN中南米美術館蔵 譽田氏撮影■今月のテーマ「縄文とマヤ」テーマは「縄文とマヤ」です。マヤ文明とは、紀元前1000年頃から16世紀頃まで、現在のメキシコのユカタン半島から、ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラスといった国々のあたりで栄えた古代文明の一つです。日本の暦では、縄文時代後期から室町時代までに相当します。古代のマヤの人たちは、文字や暦、天文学などを高度に発達させて、独自の文明を築きました。譽田さんは縄文時代に興味を持つずっと前、小学生時代からマヤ文明に興味があったそうです。当時は「マヤ人はとにかくすごい!」というぐらいの思いだったそうですが、以降もずっと興味の対象ではあったとのこと。時を経て大人になった譽田さんは、縄文時代にハマり、いろいろ学び知っていくなかで、「おや?マヤ人の世界観と縄文人の世界観には共通しているものがあるんじゃないか?」と思うに至ったそうです。譽田さんはそれからマヤについて勉強を始め調べていくうち、「縄文時代とマヤ文明には共通している点と、異なる点があることがわかった」「縄文時代を見てきたからこそ見えるマヤの世界があると感じています」と語ります。美容考古学研究所は、古代の美容を研究テーマにし、サロンを開催していますが、ヘアスタイルとともに「色」にもこだわってきました。過去に開催したサロンでは「赤」についても考察してきました。縄文時代の土偶や土器からは、赤がほどこされた遺物がかなり発掘されております。有名な遮光器土偶などもそうで、一見真っ黒に見えるものも、実はその上が真っ赤に塗られていたことが分かっています。マヤ文明もまた「赤」が装飾品や壁画などに使われています。古来伝わる「赤」には何の意味があったのでしょうか。縄文とマヤの共通点とは?新書に『知られざるマヤ文明ライフ』(誠文堂新光社刊)の発売も控えている譽田さんに、たっぷりとお話しいただきます。■今月のサロンについて今月のサロンは、6月28日(水)16:30より国際文化学園美容考古学研究所(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)にて開催いたします。どなた様も無料でご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。譽田亜紀子さん【プロフィール】譽田亜紀子(こんだ・あきこ)文筆家。岐阜県生まれ。京都女子大学卒業。奈良県橿原市の観音寺本馬遺跡の土偶との出会いをきっかけに、各地の博物館、遺跡を訪ね歩き、土偶、そして縄文時代の研究を重ねている。現在は、テレビ、ラジオ、トークイベントなどを通して、土偶や縄文時代の魅力を発信する活動も行っている。東京新聞・中日新聞に「譽田亜紀子の古代のぞき見」、雑誌『ひととき』に「こんだあきこのドキドキ遺跡旅」を連載中。『知られざる縄文ライフ』『知られざる弥生ライフ』『知られざる古墳ライフ』(すべて誠文堂新光社)のほか、『はじめての土偶』(世界文化社)、『ときめく縄文図鑑』(山と渓谷社)、『土偶界へようこそ』(山川出版社)、『「縄文」のヒミツ』(小学館)、『かわいい古代』(光村推古書院)など著書多数。新刊『知られざるマヤ文明ライフ』(2023年7月、誠文堂新光社)を控えている。2023年7月12日発売『知られざるマヤ文明ライフ:え? マヤのピラミッドは真っ赤だったんですか!?』誠文堂新光社譽田亜紀子/著寺崎秀一郎/監修スソアキコ/イラスト『知られざるマヤ文明ライフ』書影【開催日時】第23回 美容考古学勉強会日時:2023年6月28日(水)16:30~会場:国際文化学園美容考古学研究所 ※会場が変更になる場合もございます(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)費用:無料▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園 美容考古学研究所主任研究員 篠原博昭TEL : 03-6416-5348Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月14日一般社団法人十日町市観光協会(所在地:新潟県十日町市、代表理事:柳 一成)では、芸術の根源を縄文にさかのぼって感じる旅「十日町縄文ツアーズ」を、国宝・火焔型土器出土の地 笹山遺跡を中心に2023年3月18日(土)に実施します。実際に火焔型土器を使用した鍋■「十日町縄文ツアーズ」開催の背景新潟県十日町市は、国宝・火焔型土器を始めとし、織物、そして現代アートの祭典「大地の芸術祭」で知られる芸術文化の色濃い土地です。冬には2メートル以上の積雪により、真っ白で柔らかな曲線に包まれた世界となります。このような厳しさと優しさの両面が芸術文化のエナジーとなったのかもしれません。本ツアーを通じ、芸術文化が自然を背景とした地域の衣食住と密接であり、その始まりが「縄文」にこそあるということを実感していただければと願っています。■「3月18日 十日町縄文ツアーズ」の見どころ<火焔型土器鍋>遺跡に復元設置されている竪穴住居内にはこの日のためだけに縄文時代の室内調度品を設置し、住まいの空間を再現。ここで国宝・火焔型土器を精巧に再現した土器を使って調理実演します。もちろん料理の一品として食べていただくことができます。竪穴住居内で土器鍋を味わいます縄文人のように土器を囲みます<十日町市博物館見学>新築移転して2020年6月に開館した十日町市博物館。3つある常設展示室のひとつ「縄文時代と火焔型土器のクニ」を、学芸員の特別解説付きでご観覧いただけます。国宝を展示してある十日町市博物館学芸員による解説付きで見学【開催概要】イベント名 : 十日町縄文ツアーズ~笹山遺跡ミニツアーと土器鍋~主な会場 : 笹山遺跡(〒949-8616 新潟県十日町市中条3081)十日町市博物館(〒948-0072 新潟県十日町市西本町1丁目448-9)料金 : 全国旅行支援適用 税込10,400円(通常13,000円)申込方法 : ウェブサイトより申込ウェブサイト: 主催 : 十日町市教育委員会運営 : 一般社団法人十日町市観光協会【協会概要】一般社団法人十日町市観光協会代表者 : 代表理事 柳 一成所在地 : 〒948-0079 新潟県十日町市旭町251番地17URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月28日津軽海峡フェリー株式会社(本社:北海道函館市・代表取締役社長:村上 玉樹、以下「津軽海峡フェリー」)は、2021年7月世界文化遺産登録された北海道・北東北の縄文遺跡群を、縄文土偶をモチーフにしたキャラクターたちの掛け合いを通して楽しく学びながら巡る音声ARコンテンツ「カックーと津軽海峡フェリーで巡る北海道・北東北の縄文遺跡群」の提供を2023年2月27日から開始します。チャンネル画面■コンテンツ概要本コンテンツは、縄文DOHNANプロジェクトのオリジナルキャラクター「カックー/カメちゃん/トーヤくん」と一緒に、北海道・北東北の縄文遺跡群を、津軽海峡フェリーで巡る体験ができる新感覚の音声ARコンテンツです。ソニーの音声ARアプリ「Locatone(TM)(ロケトーン)」をダウンロードしたスマートフォンで特定のスポットに近づくと、キャラクターたちの楽しい掛け合いが自動的に始まり、縄文のストーリーを楽しみながら、まるで一緒に旅をしているような感覚を楽しむことができます。津軽海峡上にある春夏秋冬スポット(季節限定スポット)は、フェリー船内設置の二次元バーコードを読み込むことで聞くことができます。さらに3人と一緒に記念撮影ができる「ARカメラ」も楽しめます。ARカメラには津軽海峡フェリーのイルカキャラクターも登場します。津軽海峡フェリー ロゴLocatone ロゴ<日時>2023年2月27日(月)~2026年2月28日(土)<場所>・大船遺跡・垣ノ島遺跡・三内丸山遺跡(ARカメラには三内丸山遺跡マスコットキャラクター「さんまる」登場!)さんまる・はこだてみらい館・函館フェリーターミナル・青森フェリーターミナル・津軽海峡フェリー青函航路・大函航路 各船舶(二次元バーコードを読み込むことでコンテンツ開始)<参加費>無料(フェリー乗船や各施設入館時は別途運賃が必要です)<ご用意いただくもの>・スマートフォン:iOS13以上、Android7以上のもの・イヤホン、ヘッドホン■キャラクター紹介:カックー河野ひよりカメちゃん長野佑紀トーヤ君藤本彩花カックー(CV:河野ひより) カメちゃん(CV:長野佑紀) トーヤくん(CV:藤本彩花)キャラクターの声は大人気アニメで活躍中の3名の声優さんに担当いただきました。津軽海峡フェリー×縄文ツアーでしか聴くことができないコンテンツをどうぞお楽しみください!脚本 :藍銅ツバメキャラクターイラスト:なっき45グラフィックデザイン:加藤泰裕音響制作 :株式会社EARLY WING主催:津軽海峡フェリー株式会社協力:函館市・青森県三内丸山遺跡センター・縄文DOHNANプロジェクト・はこだてみらい館・ソニー株式会社■参加方法ステップ1:Locatoneアプリをダウンロード使用するスマートフォンに「App Store」または「Google Play」からアプリをダウンロード。Locatone 二次元バーコードステップ2:チャンネル『津軽海峡フェリー ~船でつながる縄文遺跡群~』を選択ステップ3:ツアー『カックーと津軽海峡フェリーで巡る北海道・北東北の縄文遺跡群』を選択ステップ4:ツアーデータをダウンロードステップ5:準備ができたら、『ツアーを開始』ボタンを押して、スポットへ向かおう!地図に表示されたスポットを訪れると自動的に音声が聞こえてきます。※津軽海峡フェリー 青函航路・大函航路 船内スポットのみ、二次元バーコードを読み込むことで音声が開始されます。■LocatoneについてLocatoneは、ソニーが開発したSound AR(TM)(現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験)を楽しむためのアプリです。ツアーを開始し、マップ上にある特定のスポットを訪れると、位置情報に連動して自動的に音声や音楽が聞こえてきます。音を聴きながら街をめぐることで、街の新しい魅力や楽しみ方を発見することができます。※公式ウェブサイト ※「Sound AR」および「Locatone」はソニーグループ株式会社またはその関連会社の商標です。■津軽海峡フェリーWEB 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月27日学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動の一環として、毎月末の最終水曜日に定例サロンを無料開催しています。今月のテーマは「復顔」です。京都芸術大学の戸坂明日香准教授を講師に招き、「復顔」をテーマにお話していただきます。戸坂さんは、頭蓋骨から生前の顔を復元する「復顔法」の研究をされ、復顔師としてもご活躍されています。戸坂明日香さん復顔とは、頭蓋骨をもとに生前の顔を法医学により推定し、型どりした物に粘土等で肉付けして義眼を付け、色付けしたりかつらを被せたりして復元する技術です。身元不明の白骨死体の身元調査のために公開して情報提供を求めたり、考古学で遺跡などから発掘された頭蓋骨により、頭部の人種的特徴などを確認するために行われます。復顔プロセス先史時代から現代に至るまでの、あらゆる「顔」を甦らせている戸坂さんですが、今回は、縄文、弥生時代に焦点を当てます。遺された頭蓋骨の形から、年齢・性別・時代ごとの特徴・個性などを読み解き解説いただきます。推定される縄文人、弥生人の顔について考察、当研究所のテーマでもある「髪型」についても、頭蓋骨から想像してみたいと思います。今月のサロンは、2月22日(水)16:30より国際文化学園美容考古学研究所(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)にて開催いたします。どなた様も無料でご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。アドバイザー:譽田亜紀子(文筆家)【プロフィール】戸坂明日香(とさか・あすか)京都芸術大学 文明哲学研究所 准教授。東京藝術大学大学院博士後期課程を修了。頭蓋骨に粘土をつけて生前の顔を復元する「復顔」研究で博士号(美術)を取得。日本科学未来館(科学コミュニケーター)、株式会社A-Lab(アンドロイドデザイナー)を経て、現在は京都芸術大学にて復顔の研究に携わる。これまでに歴史上の人物や古代人、警察の科学捜査など30体以上の復顔像の制作を手掛けている。【開催日時】第20回 美容考古学勉強会日時:2023年2月22日(水)16:30~会場:国際文化学園美容考古学研究所 ※会場が変更になる場合もございます(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)費用:無料▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園美容考古学研究所主任研究員 篠原博昭TEL : 03-6416-5348Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動の一環として、毎月末の最終水曜日に定例サロンを無料開催しています。2021年5月よりスタートした当サロンは、今月で19回目を迎えます。第1回目の開催より当サロンのアドバイザーを務めていただいている文筆家の譽田亜紀子(こんだあきこ)さんは、縄文時代の魅力を様々な形で発信し続けております。譽田亜紀子さん今年度最初のテーマは、譽田さんによる「最新の縄文研究」です。譽田さんは昨今ブームになった「土偶女子」の草分け的存在でもあり、縄文、弥生、古墳時代のさまざまな文化に精通しています。譽田さんは当サロンの研究について「可能性に満ちている」と言います。「考古学専門の研究者では、その点に注目しない。何故なら、研究者の多くが男性なので、そこに思いが至りません。同時に、文字資料もなく、土の中から見つかる遺物だけで美容を語るのは、研究者にとってもチャレンジングであるので、手をだしにいくいから。だからこそ、独自に研究する意味があると言えます」と話します。土偶から当時の人々の髪型を推測し再現するという試みは“実験考古学”といえます。譽田さん曰く「この“実験考古学”を美容の側面から研究していることは他になく、非常に面白く、更に広がりをみせていくのではないでしょうか」とも述べています。譽田さんによる、解説は専門家とは別の見地からの発想で、とても楽しくユニークながらも核心をつく解説に、毎回、会場の皆様は熱心にうなずき、メモをとる姿なども多く見受けられます。当サロンでは、毎月テーマを設け、その研究結果を発表しております。テーマとなる分野に精通したゲストをお招きしたゲスト回も大変好評です。今月のサロンは、1月25日(水)16:00より国際文化学園美容考古学研究所(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)にて開催いたします。どなた様も無料でご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。アドバイザー:譽田亜紀子(文筆家)美容考古学サロンの様子【プロフィール】譽田亜紀子(こんだ・あきこ)文筆家。岐阜県生まれ。京都女子大学卒業。奈良県橿原市の観音寺本馬遺跡の土偶との出会いをきっかけに、各地の博物館、遺跡を訪ね歩き、土偶、そして縄文時代の研究を重ねている。現在は、テレビ、ラジオ、トークイベントなどを通して、土偶や縄文時代の魅力を発信する活動も行っている。東京新聞中日新聞隔週水曜日夕刊に『譽田亜紀子の古代覗き見』連載中。著書に『はじめての土偶』(2014年)『にっぽん全国土偶手帖』(2015年、ともに世界文化社)、『ときめく縄文図鑑』(2016年、山と溪谷社)『土偶のリアル』(2017年、山川出版社)『知られざる縄文ライフ』(2017年、誠文堂新光社)『土偶界へようこそ』(2017年、山川出版社)。『縄文のヒミツ』(2018年、小学館)『折る土偶ちゃん』(2018年、朝日出版社)がある。近著に『知られざる弥生ライフ』(2019年、誠文堂新光社)がある。【開催日時】第19回 美容考古学勉強会日時:2023年1月25日(水)16:30~会場:国際文化学園美容考古学研究所 ※会場が変更になる場合もございます(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)費用:無料▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園 美容考古学研究所主任研究員 篠原博昭TEL : 03-6416-5348Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月18日縄文グッズ専門店、縄文ギャラリー「JOMON」(所在地:新潟市江南区、代表:小池 孝男)は、クラウドファンディングサイトCAMPFIREにて『火焔土器優勝カップを日本の常識化とする運動開始。縄文土器が元祖という仮説。』のプロジェクトを開始いたしました。2023年1月30日(月曜日)まで実施しております。「火焔土器優勝カップを日本の常識化とする運動開始。縄文土器が元祖という仮説。」 中型の火焔土器型優勝カップ15cm■開発背景世界の祭典、サッカーワールドカップの「優勝カップ」の話題の冷めない中、新潟の陸上競技場の聖火台は「火焔型土器」。ならば日本独自の優勝カップを火焔型土器としてはいかがだろうか?と試作を製作しました。すると一万年以上もの日本の歴史、縄文時代の象徴「火焔型土器」が優勝カップとして、現代に蘇るのでした。世界が注目する日本の古代美術「火焔型土器」の現代へ蘇る栄光の復活として、本プロジェクトを開始いたしました。ド迫力の火焔型土器■特徴*「困難極める火焔型土器のミニチュアの製作」約10年の試行錯誤を得て縄文土器職人の手作り火焔型土器レプリカが完成しました。火焔型土器を製作後、メッキ加工を行い土台を配置し、陶器製の質感と重厚感のある日本独自の優勝カップが完成となりました。20cmタイプでの出土色のカップ*世界に誇る日本の国宝・縄文時代の火焔型土器の認知度向上と新しい見方「新潟は火焔型土器のふるさと」ですが、地元の人でも火焔型土器に「関心」のない方が多く、とても残念な思いをしてきました。そこで「火焔型土器を優勝カップ」としてこの現代に蘇れば、多くの方々からさらなる認識を深めることが出来ると思います。スポーツ・芸術・文化・音楽などに努力の結果、功績のあった方々の手にした火焔型土器優勝カップは大切にされ、世界に誇る日本の古代文化の芸術を、改めて再確認できたら素晴らしいと思い試作いたしました。サッカーワールドカップでの「優勝カップ」の話題の中で、日本で誕生したオリジナル優勝カップを日本で常識化して普及を目指したいです。■リターンについて(税込)2,500円 火焔土器型優勝カップ 土器5cm 陶器製 樹脂製土台7cm 全長12cm12,000円 火焔土器型優勝カップ 土器9cm 陶器製 木製土台7cm 全長16cm27,500円 火焔土器型優勝カップ 土器14cm 陶器製 木製土台8cm 全長22cm55,000円 火焔土器型優勝カップ 土器19cm 陶器製 木製土台11cm 全長30cm火焔型土器に火を灯す 1■プロジェクト概要プロジェクト名: 「火焔土器優勝カップを日本の常識化とする運動開始。縄文土器が優勝カップの元祖という仮説。」期間 : 2023年1月30日(月曜日)までURL : <製品概要>商品名 :火焔土器型優勝カップ種類 :出土色・金色・銀色 3色の中から選択サイズ :土器5cm~19cm 土台7cm~11cm 全長12cm~30cm素材 :陶器製 樹脂製土台・木製土台販売場所:オリジナル縄文グッズ専門店、縄文ギャラリー「JOMON」■会社概要商号 : 縄文ギャラリー「JOMON」代表者 : 代表 小池 孝男所在地 : 〒950-0135 新潟県新潟市江南区所島2丁目2-76設立 : 2019年2月事業内容: オリジナル縄文グッズ専門店 製造・販売卸URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】縄文ギャラリー「JOMON」 お客様相談窓口TEL:090-8943-3033 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動の一環として、毎月末の最終水曜日に定例サロンを無料開催しています。年内最後となる今月のサロンは、2022年12月21日(水)16:00より国際文化学園美容考古学研究所にて開催いたします。大日本婦人束髪図解今月のテーマは「“いわゆる”日本髪の誕生」についてです。一般的に日本髪は、前髪、髷(まげ)、鬢(びん)、髱(たぼ)といった4つの部分で構成される髪型のことを言います。髪の毛を結った部分と頭頂部が髷、顔の両サイドが鬢で、髱は襟足に近い部位で、「つと」とも呼ばれています。しかし、これらは江戸時代に入ってからの名称であり、形で、それ以前はもっと簡単に髪を結っていたとされています。しかし、このような髪型は、縄文時代の土偶髪型にもすでに見られているので、「“いわゆる”日本髪の誕生」は、もっと古いものではないかと考えられます。髪と言えば櫛もなくてはならいないものです。現代では当たり前のように使っている櫛ですが、縄文時代から作られており、いろいろな所で出土されています。素材は木や角、竹などが使われ、赤漆が塗られているものもあります。縄文時代から作られているということから、生活に必要だったと考えることができます。髪を梳くにも用いたのか、それとも髪に挿したのでしょうか。呪術的な目的で作られたという説もありますが、当研究所ではこれまでいくつもの土偶の髪型再現を作り上げてきた中で、櫛は髪を飾るために使われたものではないかと考えます。土偶や石器に施される優れた美的感覚からも、おしゃれのために櫛やかんざしが使われたのではないでしょうか。地獄大夫2022年12月21日(水)のサロンでは、世界的にも珍しい髪型「日本髪」について、美容考古学研究所の村田孝子所長が、解説いたします。また、日本髪に欠かせない櫛、かんざしについても、実物をご覧いただきながら、日本髪風土偶の髪型再現も技術展示します。村田孝子先生壺を抱く土偶今月のサロンは、12月21日(水)16:00より国際文化学園美容考古学研究所(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)にて開催いたします。早いもので当サロンは今回で18回目の開催となり年内最後となります。どなた様も無料でご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。講師 :清水悌(メイクアップアーティスト)アドバイザー:譽田亜紀子(文筆家)【開催日時】第18回 美容考古学勉強会日時:2022年12月21日(水)16:30~会場:国際文化学園美容考古学研究所 ※会場が変更になる場合もございます(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)費用:無料▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園 美容考古学研究所主任研究員 篠原博昭TEL : 03-6416-5348Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月12日学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動の一環として、毎月末の最終水曜日に定例サロンを無料開催しています。9月28日(水)に開催されたサロンのテーマは「タトゥー(イレズミ)」です。会場にはタトゥーを施している現役の美容師さんにお越しいただき、ご自身のタトゥーを披露していただきながら、現代のタトゥーと縄文時代からあったとされるタトゥーについて意見を交わしました。現代のタトゥー「タトゥー(イレズミ)」と言っても、その呼び名もたくさんあります。英語では「タトゥー」ですが、日本語では「刺青」や「入れ墨」、または「彫物」という呼び方もあります。日本では長い間負のイメージがついてきたタトゥーですが、近年はファッションとしても認められつつあります。タトゥーのルーツを縄文に求める説もたくさんあり、言葉を交わさずに自身の身分や属性を意味するものとして、また魔除といった意味でもタトゥーが在ったということは考えられます。実際に縄文時代の土偶にもタトゥーが施されています。さらに、弥生時代に記された『魏志倭人伝』にも倭人(当時の日本人)は、顔や身体に入れ墨を施していたという記録があります。日本のタトゥーが世界でも類をみない美しい装飾に発展したのは、江戸時代です。着物のように身体を包みこむように、絵や物語で全身を構成するのが特徴で、流行になりました。一方、江戸時代中期には罪人に科される刑罰として入れる「入れ墨」が採用されました。サロンでは「刺青」と「彫物」といった文化的側面の違いを踏まえながら、縄文から現代に共通する儀式とファッションについて考えました。同じ身体に墨を入れる行為でも、現代のタトゥーはかつてのタトゥー(イレズミ)とは趣が異なり、意味が全く異なることがわかりました。会場では、長野県佐久市平石遺跡の、(タトゥーと思われる)口に十字の刻線が表現されている土偶をモチーフにメイクアップアーティストの清水悌先生に、土偶を模したメイクを再現してもらいました。口元を十字で封じられるというのは、表情を封じられるということで、非常に悍ましいため、このタトゥーは魔除けであったのではないかなど、会場の皆様と一緒に考察しました。土偶タトゥーの実践タトゥー土偶(平石遺跡)次回・10月26日(水)のサロンでは、「土偶の作り方を通して考える、土偶の意味」を予定しております。どなた様も無料でご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。講師 :清水悌(メイクアップアーティスト)アドバイザー:譽田亜紀子(文筆家)【開催日時】第16回 美容考古学勉強会日時:2022年10月26日(水)16:30~会場:国際文化学園美容考古学研究所 ※会場が変更になる場合もございます(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)費用:無料▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園 美容考古学研究所主任研究員 篠原博昭TEL : 03-6416-5348Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月07日演劇集団プロジェクト動(代表:龍秀雄)主催、『縄文のひびき〜天の渦、地の渦、海の渦〜』が2022年10月26日 (水) ~2022年10月27日 (木)に保谷こもれびホール 小ホール(東京都西東京市中町1-5-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ YouTube 今回の舞台は、地域参加型ミュージカルと銘打っており、西東京市に住まわれている市民の方々に役者として出演していただいております。メインの役には、プロの歌手や役者の方々に出演していただきます。市民の方々に参加していただくことで、参加してくださる方々に夢や希望を思い出して欲しい、またその人たちだけでなく、友人や家族にも楽しんでほしい、そしてその感動が西東京市全体に、そして世界へと広がっていってほしいと願っております。【あらすじ】夏休みに祖父母のもとへと遊びにきた少年、日高龍弥。そこで龍弥は、蔵の中から巻物のようなものを見つけ手に取る。すると、そこから煙が溢れ出てきて、その中へと吸い込まれてしまう。気づくと、周りには祖父母の家はなく、縄文の世界へと引き込まれていた。その縄文時代の世界で龍弥は、そこでの暮らしや人と触れ合いを経験し、天災を乗り越えて成長していく。主題歌:『縄文の響き』(歌:日巫女役・奥土居美可) 演劇集団プロジェクト動演劇集団プロジェクト動は、これまで舞台を中心に、ライブやイベントをあらゆる自治体や町の方々と共に開催してきた団体です。動かなければ始まらない。動くことで、人が動き、心が動き、街が動き、全てが動き出す。そんな想いを持って活動しています。公演概要演劇集団プロジェクト動『縄文のひびき〜天の渦、地の渦、海の渦〜』公演期間:2022年10月26日 (水) ~2022年10月27日 (木)会場:保谷こもれびホール 小ホール(東京都西東京市中町1-5-1)■出演者奥土居美可岩間沙織五城目大五郎おぎのきみ子渡口和志門田学泰光大槻隆典小野里法子三宅紀世Meiko龍秀雄沢田みなみ(特別出演)夢乃真稀(特別出演)妃雛さゆ(特別出演)■スタッフ舞台監督・殺陣演出:阿保龍一照明:Onpu-Art.Lighting衣装デザイン:Hiroco作曲,編曲:大野栄潤、奥土居美可、浅井さやか時代考証:山上智文字作成:坂本幸一作:門田学演出、総合プロデュース:龍秀雄■公演スケジュール2022年10月26日(水)17:30開場/18:00開演10月27日(木)17:30開場/18:00開演■チケット料金前売:3,800円当日:4,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月05日公益社団法人 北海道観光振興機構 道南地域分科会は、「北海道・北東北の縄文遺跡群」のユネスコ世界文化遺産への登録により注目が集まっているこの機会に、スタンプラリーを2022年8月25日(木)~2022年12月11日(日)に開催いたします。各地を巡る機会を創出するとともに、特産品を賞品にし、各地域の認知向上に繋げていきます。道南・青森 縄文「ドキドキ」スタンプラリー【スタンプラリーの概要】専用のスタンプラリーシートもしくは特設WEBページにて用意しておりますスタンプラリーシートを活用し、各施設に設置してある専用スタンプを押し応募。貯まったスタンプに応じて抽選で各賞があたります。<スタンプは全10カテゴリー90箇所>(1) 道南の函館市・北斗市・鹿部町にある全14施設が対象(2) 道南の八雲町・乙部町・奥尻町にある全11施設が対象(3) 道南の知内町・江差町・木古内町にある全13施設が対象(4) 道南の長万部町・今金町・せたな町にある全10施設が対象(5) 道南の七飯町・森町・厚沢部町にある全9施設が対象(6) 道南の松前町・福島町・上ノ国町にある全9施設が対象(7) 青森県の青森エリアにある全4施設が対象(8) 青森県の津軽エリアにある全4施設が対象(9) 青森県の南部エリアにある全4施設が対象(10) 交通機関(JR駅・フェリーターミナル・空港)の全12施設が対象<用意されている各賞>●縄文コンプリート賞/カテゴリー1~9すべてで縄文関連施設スタンプ+交通機関スタンプの全10スタンプ→抽選で2組様にペア1泊2日宿泊券プレゼント(センチュリーマリーナ函館or浅虫温泉 南部屋・海扇閣)●完全制覇賞/全カテゴリーのスタンプ押印で「道南美味セット(3品)&協賛企業提供2品」を抽選で8名様●道南コンプリート賞/道南エリア(カテゴリー1~6)全てのスタンプ押印で「道南珍味セット」を抽選で15名様●津軽海峡賞/道南・青森・交通機関スタンプをそれぞれ1個以上押印で「道南・青森ワイン」を抽選で20名様●スタンプ5個賞/スタンプ5個集めると「道南 大地の恵み」が抽選で25名様●スタンプ2個賞/スタンプ2個集めると「道南 海の恵み」を抽選で30名様●縄文スタンプ賞/縄文関連施設1か所でも集めると「縄文グッズ&スイーツ」を抽選で30名様●人気スタンプ賞/押された数が最も多い施設のスタンプで「道南スイーツ」を抽選で20名様●キュンちゃん賞/上記の賞にいずれも外れた方から再抽選でキュンちゃんオリジナルポストカードを100名様※人気スタンプ賞の対象施設は2023年1月に特設WEBページにて紹介スタンプラリー当選賞品■開催日2022年8月25日(木)~2022年12月11日(日)■応募締め切り2022年12月14日(水)※消印有効■特設WEBページ 各スタンプ設置施設では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、北海道が推奨する「新北海道スタイル」や業界別ガイドラインに沿った取組を行っています。■主催 /公益社団法人 北海道観光振興機構 道南地域分科会■事業協力/一般社団法人 函館国際観光コンベンション協会■事業協賛/北海道旅客鉄道株式会社函館支社、津軽海峡フェリー株式会社、公益社団法人青森県観光連盟■スタンプラリーお問い合わせ先:道南・青森 縄文「ドキドキ」スタンプラリー事務局(東洋株式会社札幌支社内)TEL:011-792-9110(平日10:00~16:00 ※土・日・祝休み) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日「土偶を読む」竹倉史人氏推薦。土偶って?縄文時代って?同じこの土地でこんな暮らしがあったのかと感動が呼び覚まされる。遮光器土偶のサトイモ感も見事に再現。株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)は、新刊『どぐうどきどき』(著者:くろさわいちろう) を2022年5月23日に発売いたします。詳細 URL: 内容紹介土偶ブーム到来! 縄文の文化をこども向けにやさしく紹介する絵本縄文の人々は、自然から木の実や貝、動物たちのいのちをもらって生活していました。生きるために欠かせない植物や貝類にはそれぞれ妖精がいると考え、その妖精たちを大切に思う気持ちをカタチにしたのが土偶です。平和な時代を願い、子どもたちに伝えるサトイモの妖精“遮光器土偶(しゃこうきどぐう)"からのメッセージ『土偶を読む』著者、竹倉史人氏推薦!「遮光器土偶のサトイモ感が見事に表現されていて感動しました。同じこの土地で、こんな生活があったのかという感覚が大いに呼び覚まされる内容。子どもだけでなく、大人にも読み応えのある作品です。土偶研究からこんな絵本が生まれたことをとてもうれしく思います。」出版社よりなぜ今、縄文ブーム・土偶ブームがきているのか、この絵本を読めばわかります。縄文時代はだれもが人間らしく自分らしく生きられたことを、多くの人が直感しているのではないでしょうか。子どもへの読み聞かせにおすすめなのはもちろん、痛ましいニュースを見たあとに、大人も読みたい一冊です。対象年齢:4歳くらい~判型:B5変形著者プロフィール1970年生まれ。東京都中野区出身、三鷹市在住。着物絵師である父親の影響で、幼少のころから絵に親しむ。本作で第7回絵本出版賞奨励賞を受賞、絵本作家としてデビューを果たす。書籍概要書籍名 :どぐうどきどき著者 :くろさわいちろう定価 :本体1540円(税込)体裁 :B5判変形 32ページ 上製ISBN:978-4-434-30263-3URL : 会社概要商号 : 株式会社みらいパブリッシング代表者 : 代表取締役松崎義行所在地 : 〒166-0003東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階設立 : 2014年5月事業内容 : 図書出版全般URL : 本件に関する報道関係のお問い合わせ先株式会社みらいパブリッシング担当:肥塚電話番号:03-5913-8611 Email: koizuka@publishers.jp 関連書籍::: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月23日学校法人国際文化学園の美容考古学研究所は、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究しています。毎日の生活にかかせないヘアメイクや化粧。その起源はとても古く旧石器時代だと言われています。縄文時代のメイクは、目や口、体などに顔料や穀物粉で模様を描くというもので、魔除けとしての化粧であったともいわれています。学校法人国際文化学園は、理容美容専門学校としての教育のほかに、結髪化粧等の歴史的変遷、特に先史、古代の髪型研究を進めており「美容考古学研究所」を設立しました。同研究所では、土偶、埴輪、石仏などの歴史的遺物から、当時の美容風俗を再現することを目的に活動し、毎月定例サロンを開催しています。縄文時代の土偶には、時代の習俗が反映されているため、出土されている土偶のヘアスタイルから、そのスタイルが実際に人の髪で再現できるのか否かを研究し、技法の再現を試みています。更にはメイクアップや美容技術全般についても考察を進めています。先史である縄文時代は文字のない時代ゆえ、文献が残っておりません。土偶こそが当時の生活を知るヒントになり、とても重要なものとなります。竪穴式住居の再現(長野県千曲市)●縄文を代表するトップスター遮光器土偶縄文時代を代表する遮光器土偶からは髪の束を四方から寄せて中央でまとめた髪型で再現。髪を結わくことを再現するにも、当時どのようなものが紐として使われていたのかも分かってはいないため、技術的な根拠から推測し再現しています。遮光器土偶の再現ヘア●三つ編み縄文時代の土器や土偶には、縄をおしつけたような文様が多くみられます。縄文土器の出現は古く、紀元前5000~7000年には定着していたといわれるので、その頃には縄を編むという技術が存在しています。写真の土偶は長野県山形村の三夜塚遺跡より。三つ編み●メイク東京の「多摩ニュータウンのビーナス」と呼ばれる土偶には、目の下にメイクのような二本の刻線があり、そこに白い顔料が塗り込められています。この白色は顔料なのか、植物由来の素材なのかなど、色々な白色原料を用いてビーナス風のメイクを再現しています。メイク日本歴史の中で髪型が取り上げられるのは平安時代や明治時代が多いのですが、縄文時代にも様々なヘアスタイルが存在しています。しかも、現代的でとてもオシャレであったということが研究を進めてわかってきました。縄文時代の髪型、化粧などの美容全般が、現在の私たちと、どうつながっているのかを「美容考古学研究所」では検証しています。毎月末の最終水曜日(※変動する場合あり)に開催している定例サロンでは、毎回テーマを変え発表しております。11回目となる次回のサロンは、縄文化粧(黒)をテーマに、国際文化学園「美容考古学研究所」にて4月27日(水)16:30より開催いたします。どなた様も参加無料でご参加いただけますので、髪型・化粧から読み取る日本の美容文化について一緒に考えていきましょう。定例サロンの様子【開催日時】第11回 美容考古学勉強会日時:2022年4月27日 16:30~会場:国際文化学園 美容考古学研究所▼参加希望の方はこちらより▼国際文化学園 美容考古学研究所主任研究員 篠原 博昭Tel : 03-6416-5348Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月20日Deneb(デネブ)株式会社(所在地:東京都港区六本木1-8-7 8F、代表取締役:永原 聡子)は、函館市縄文文化交流センターと協力し、学術的な成果に基づく道南地域の1万年を辿る歴史・文化観光プログラムを企画しました。世界最古といわれる土器の文化を持ち、厳しくも豊かな自然と共に生きた「縄文文化」に浸る旅「Discover Jomon 函館 1万年の道のり」完全オーダーメイドの旅の提供を開始いたします。2021年7月、函館市の大船遺跡や垣ノ島遺跡など「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。本ツアーでは、この2つの遺跡に加え、北海道唯一の国宝を展示する「函館市縄文文化交流センター」を、プライベートガイドがご案内いたします。ユネスコ世界遺産に登録された縄文遺跡と北海道唯一の国宝を展示する函館市縄文文化センターを見学■Overview -北海道 道南でご体験いただける多彩なアクティビティー・雄大な自然と悠久の歴史を持つ渡島半島を探索・1万年以上にわたって繁栄してきた縄文の物語をプライベートガイドや考古学専門家とともに学ぶ・ユネスコ世界文化遺産に登録された縄文遺跡と北海道唯一の国宝を展示する函館市縄文文化交流センターを見学・専門山岳ガイドによる、活火山でのハイキング・函館の街を散策・著名陶芸家との出会い・酒蔵訪問・美食体験・ウェルネス体験1万年以上にわたり繁栄してきた縄文の物語をプライベートガイドや考古学専門家とともに学べます隠れた名店などで美食体験■Awakening -縄文の発見 私たちは縄文から何を学べるのかなぜ今、「縄文」が世界遺産に登録されたのでしょう。縄文の基本は定住にあり、私たちも定住により暮らしています。しかし、私たち人類(ホモ・サピエンス)の歴史は、ほとんどが移動による暮らしでした。定住は縄文時代に始まったばかりですが、その定住の極みである都市文明はもう悲鳴をあげています。移動から定住に代わったことで得られるメリットとデメリット。私たちは、縄文から何を学べるでしょうか。・家族の在り方・地域の在り方・多様性・利他的思想・自然との向き合い方と感謝の心 などDENEBが提供する文化観光「Discover Jomon 函館 1万年の道のり」は、縄文に学び、今、そして未来を考えます。学術的な成果をもとに歴史を学び、現代の問題をより良い未来のためにどう役立てていくか、そのヒントを探求する旅です。まだ知られざる縄文の文化 、私たちのルーツに触れる特別な旅のプランをご提供いたします。公式サイト : ツアー問合せ: japan@bydeneb.com 雄大な自然と悠久の歴史を持つ渡島半島を探索■The Journey -完全オーダーメイドの旅 Discover Jomon 函館 1万年の道のり宿泊数 :2泊3日~宿泊人数 :オーダーメイドツアー(1~3人)オーダーメイド少人数グループツアー(4人~)内容 :2泊分の宿泊(朝食付)、高級レストランでの夕食、プライベートガイド、移動用ハイヤー、アクティビティーの予約手配等リクエスト受付開始:2022年2月11日~実施期間 :2022年4月以降~公式サイト : ツアー問合せ: japan@bydeneb.com ■About DENEB -デネブとはDENEBは、自然遺産・文化遺産を保全・活用し、新たな角度から光を当て、唯一無二の体験やストーリーのある旅をデザインするトラベルデザインカンパニーです。1990年代に、コスタリカのサステナブルな観光戦略を策定したサステナブルツーリズムの開拓者である、La Paz Groupの日本法人であるアトリエラパズ株式会社の基盤の上に設立されており、その土地の伝統や文化、受け継がれた技、生活を支えてきた風土を丁寧に紐解き、新たな視点や技術を取り入れ未来へ継承していくための経済循環型観光を提案しています。レジャー目的の旅の他に、旅先の文化・自然・人と触れ合うことにより、旅行者の身体・精神・知性の向上につながる冒険や体験、旅行者自身の成長につながるような学びあるオーダーメイドの旅を提供いたします。また、このような体験を求めるお客様に向けて、コミュニティーを形成するための特別なイベントも開催いたします。Official website: Contact us : japan@bydeneb.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月10日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、1月5日(水)から2月13日(日)まで、「日本のやきものー縄文土器から近代京焼までー」展を開催いたします。この展覧会では、館蔵の縄文時代から江戸時代までのやきものと、特別出陳の近代京焼を展示します。日本のやきものの歴史は、縄文土器より始まります。土器の時代が長らく続いた後、古墳時代にはろくろ成形し還元焼成する須恵器が、奈良時代には人工的に釉薬をかける施釉陶が登場します。中世には、素朴な焼締陶が多く作られ、日常の雑器として広く用いられました。桃山時代には、茶の湯の隆盛にともない、斬新な茶陶が盛んに作られ、やきものの世界が活性化します。江戸時代には、まず有田において磁器の焼成に成功し、日本各地で様々な陶磁器が生産されました。特に京焼では、江戸時代前期、野々村仁清によって陶器に上絵具で絵付けする色絵陶器の技術が大成されます。多くの典雅な色絵陶器が作られるとともに、江戸時代後期には磁器の焼成も可能になり、文人趣味的な清雅な器も好まれました。明治維新後には衰退の危機もありましたが、技術やデザインを磨いて進化し、多様な魅力を持つ近代京焼の作品が生み出されました。日本のやきものの悠久の歴史とあくなき創造にご注目ください。<1> 展覧会について1.名称 「日本のやきもの―縄文土器から近代京焼まで―」2.会期 2022年1月5日(水)~2月13日(日)月曜日休館(ただし、1月10日〈月・祝〉は開館し、11日〈火〉が休館)3.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)4.入館料 一般 630円 高校・大学生420 円 小学・中学生 無料5.主催 大和文華館6.出陳品数 82件◎=重要文化財【やきもののはじまり】・縄文大壺(縄文)◎埴輪鷹狩男子像(古墳)【古代の須恵器・施釉陶】・須恵器長頸壺(奈良)・二彩碗(奈良)【中世の焼締陶・施釉陶】・灰釉壺 丹波(鎌倉)・白天目茶碗(室町)【桃山茶陶とその展開】・志野柳文鉢 美濃(桃山)・赤織部瓜文角皿 美濃(桃山)・奥高麗茶碗 唐津(江戸前期)【有田磁器とその展開】◎染付山水文大皿 有田(伊万里)(江戸前期)・色絵菊花文八角瓶 有田(柿右衛門)(江戸中期)【京焼とその展開】・色絵おしどり香合 京都 野々村仁清作(江戸前期)・光琳筆銹絵菊図角皿 京都 尾形乾山作(江戸中期)・色絵鳥文鉢 淡路 賀集珉平作(江戸後期)【近代京焼】・色絵龍文蓋付壺 丹山青海作(明治) 個人蔵・金地色絵鶴文角皿 初代伊東陶山作(大正) 個人蔵・青磁石蕗文瓶 七代錦光山宗兵衛作(大正) 個人蔵<2> 展覧会会期中のイベントについて1.特別講演「京焼って何?これを知っていれば京焼マスター」(1)日時・場所 2月6日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 京都女子大学准教授 前崎信也氏2.日曜美術講座「京焼と琳派の意匠」(1)日時・場所 1月30日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大和文華館 学芸部課長 宮崎もも3.列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日午後2時から(2)解説 大和文華館 学芸部※新型コロナウィルス感染拡大の状況によっては、スライドによる展覧会解説となる場合があります何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。新型コロナウイルス感染症対策について 以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日津軽海峡フェリー株式会社(本社:北海道函館市・代表取締役社長:村上 玉樹(むらかみ たまき)、以下 「津軽海峡フェリー」)は特別割引商品「縄文遺跡応援割引」を2022年1月8日(土)ご乗船分より販売再開いたします。本商品は「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産登録を記念して、2021年9月から11月の期間限定で販売していましたが約900台、1,500名の方にご利用いただき、大変ご好評をいただいておりました。お得で快適な船旅をもっと多くの方にご提供したいとの思いから2022年1月以降、通年で販売することを決定いたしました。津軽海峡フェリーではこれからもお客様目線を追求し、利便性向上を目指しながら船旅をより身近に感じていただけるフェリー会社になれるよう努めて参ります。画像1■縄文遺跡応援割引~マイカーでいざ(13)行こう(15)縄文遺跡~とは函館~青森航路をマイカーで往復ご利用のお客様を対象とした特別割引商品です。世界文化遺産に登録された、北海道、青森県、岩手県、秋田県の4道県に点在する縄文遺跡群への観光を応援するべく「いざ(13)行こう(15)」にちなんだ割引料金でお得にフェリーを利用することができるよう企画いたしました。縄文遺跡群までのアクセスはマイカーが便利です。この機会に縄文遺跡群を巡る旅、北海道・東北観光、ビジネスや帰省でのご利用にもご活用ください。■「縄文遺跡応援割引~マイカーでいざ(13)行こう(15)縄文遺跡~」商品概要商品名称 :縄文遺跡応援割引~マイカーでいざ(13)行こう(15)縄文遺跡~実施目的 :北海道・北東北の縄文遺跡群世界文化遺産登録を記念して、縄文遺跡群までのアクセス利便性向上の面から縄文遺跡群への来場を応援する利用条件 :(1)函館~青森航路限定(2)マイカー往復利用限定 ※往復の期限は14日以内(3)スタンダード限定 ※等級変更不可(4)事前支払いが必要予約開始日:2021年12月24日(金)対象期間 :2022年1月8日(土)~2022年12月31日(土)※4/29~5/8、8/5~8/14を除く販売価格 :【車輌】普通車 片道13,000円(税込)/軽自動車 片道10,500円(税込)【同乗者】大人 片道1,500円(税込)/小人 片道750円(税込)利用方法 :(1)往復の乗船日時を決めて予約取得【電話予約】乗船の5日前まで予約受付。お電話にて「縄文遺跡応援割引」とお伝えください。※予約番号とお支払いに必要な番号をお伝えしますので、メモのご用意をお願いします。〈ご予約・お問い合わせ〉※電話予約受付時間:9:00~18:00函館支店:0138-43-4545青森支店:017-766-4733大間支店:0175-37-3111【WEB予約】乗船の2日前まで予約受付。予約ページより「縄文遺跡応援割引」でご予約ください。※コンビニ支払いは5日前まで、クレジットカード決済は2日前までの予約となります。※その他のプランや割引でご予約された場合は縄文遺跡応援割引が適用になりませんのでご注意ください。(2)ご予約後、支払い期限内に料金の事前支払い(3)当日は出航の40分前までに発券カウンターまたはスマートチェックインにて乗船手続き■商品紹介ページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日特別展『縄文2021 ―縄文のくらしとたてもの―』を開催中の江戸東京たてもの園にて、11月7日(日)午後1時よりオンラインイベント「ギモン!質問!じょうもん教室」が開催される。このイベントは、江戸東京博物館、江戸東京たてもの園の2館同時開催されている展覧会「縄文2021」のスペシャル企画として開催されるもの。現在、江戸東京たてもの園にて屋外展示されている復元縄文住居前から、江戸東京博物館館長でありこの復元縄文住居を設計・制作指導した建築家の藤森照信氏と、考古学者の山田昌久氏(東京都立大学 名誉教授)らが、縄文時代の住まいや暮らしについて、子供にもわかりやすく解説。この日は特別に、復元縄文住居の内部にカメラが潜入したり、丸木舟を園内の堀に浮かべてみるなど、楽しいコーナーも用意されている。江戸東京たてもの園 屋外展示復元縄文住居さらに、「何を食べていたの?」「ふとんで寝ていたの?」など、「縄文」にまつわるさまざまな疑問に専門家の先生が答えるコーナーも。子供から大人まで誰でも参加でき、現在以下URLにて質問を募集している。【開催概要】「ギモン!質問!じょうもん教室」日時:2021年11月7日(日)13時~会場:江戸東京たてもの園 東ゾーン 東の広場 復元縄文住居前よりオンライン生配信出演:藤森照信(東京都江戸東京博物館 館長)/山田昌久(東京都立大学 名誉教授)ほか内容:展示の説明(江戸東京博物館/江戸東京たてもの園)/「竪穴住居のひみつ」&「丸木舟を浮かべよう!」/なんでも質問コーナー(※内容は変更になる可能性があります)配信URL:
2021年11月04日1万年以上にわたって続いてきた縄文時代。その時代に暮らした人々のさまざまな営みは、各地で発見される膨大な出土品と綿密な研究によって解明が進んでいる。江戸東京博物館で12月5日(日)まで開催されている特別展『縄文2021─東京に生きた縄文人─』は、そのなかでも東京都内で暮らしていた縄文人に焦点を当て、最新の調査成果から検証していくものだ。展覧会はプロローグ、エピローグを含めて全6章で構成される。入口で鑑賞者を出迎えるのは、《土偶(多摩ニュータウンのビーナス)》。今から約5380~5320年前、縄文中期に作られたと思われる土偶で、目の下にある2本の白い線は彩色の跡と考えられている。《土偶(多摩ニュータウンのビーナス)》約5380〜5320年前縄文時代はいまよりも非常に温暖で、そのため、現在よりも海岸線がはるか内陸にあった(縄文海進)。また、温暖になったことで植生も変化し、人間が利用できる植物も変化していった。第1章の「東京の縄文遺跡発掘史」では、アメリカの動物学者エドワード・モースが来日してからわずか2日で電車の窓越しに見つけたという「大森貝塚」を起点とし、東京で発見された縄文遺跡の発掘をたどっていく。「大森貝塚」の出土品「日暮里延命院貝塚」で発掘された土器荒川区西日暮里の「日暮里延命院貝塚」は、大森貝塚についで2番目に発見された貝塚だ。縄文時代後期、日暮里の台地の東側には干潟があり、当時の人々はこの干潟と海、そして西側に広がる森から食物を採取していたと考えられている。「雪ヶ谷貝塚」(大田区南雪ヶ谷)の出土品続く第2章「縄文時代の東京を考える」は、東京で暮らしていた縄文人にどのような時期的、地域的特性があったのか、遺跡からの発掘物を元に考えていく。植物の加工に使用された石皿や磨石(すりいし)町田市なすな原遺跡の注口土器は、現代の土瓶や急須とほとんど同じ形状のものも北区御殿前遺跡出土の木器など都内出土のヒスイとコハク。縄文人をも魅了したヒスイは、国内唯一の産地である糸魚川から、長野、山梨を経て都内へと運ばれたと想定されている都内各地の遺跡からは、縄文の人々は集落で暮らし、死者を弔い、祭祀を行い、道具を作り、他の集落と交易などを行っていたと考えられている。東京に残された遺跡から、今後もさらに多大な発見がもたらされるだろう。新宿区加賀町二丁目遺跡から出土した頭骨(レプリカ)と復元像第3章は「縄文人の暮らし」。これまでの調査から、縄文人たちがどのように暮らしてきたのかを検証するセクションだ。第3章 展示風景。大径木の樹皮をはぎ、中をくりぬいて成型する丸木舟は、縄文早期後半から作られていた江戸東京博物館が得意とするジオラマ展示の技術を生かした「縄文のムラ」の1/20復元模型は展覧会のクライマックス。縄文時代中期の環状集落(多摩ニュータウンNo107遺跡)をモデルとし、集落の景観を再現している。縄文のムラ復元模型縄文のムラ復元模型また、東京で出土したさまざまな土偶や、櫛、耳飾り、腕輪といった装身具なども展示。土偶はその形や姿にさまざまな願いを込めて制作されたとされている。東京で生きた縄文人たちが何を願い、どのような装いで生活していたのか、思いを馳せてみたい。武蔵村山市吉祥山遺跡から出土した遮光器系土偶板橋区赤塚城址貝塚から出土したハート型土偶調布市下布田遺跡で発掘された土製耳飾り(右下)ほか、耳栓や耳飾りそして、展示は第4章「考古学の未来」、エピローグへと進む。縄文時代の人々の記録を、未来へ確実に伝えていくため、今後は出土品などをより身近な存在として感じてもらえるよう取り組みが必要だ。品川区居木橋席で発見された貝塚は標本となり、多くの人々に貝塚がどのようなものかを知らせるものとなっている。考古学のあり方はこれからもどんどん進化し、東京における縄文時代の情報もさらに集積されていくことだろう。品川区居木橋貝塚の標本本展では10月19日(火)~11月14日(日)には長野県茅野市から国宝《縄文のビーナス》が、11月16日(火)~12月5日(日)には同じく茅野市から国宝《仮面の女神》が特別ゲストとしてやってくる。遥か縄文時代と現代に生きる私たちの生活とのつながりを感じることができる貴重な展覧会、ぜひ足を運んでみよう。構成・文:浦島茂世【開催情報】『縄文2021―東京に生きた縄文人―』10月9日(土)〜12月5日(日)、江戸東京博物館にて開催
2021年10月18日工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)建築学部生が、江戸東京たてもの園に展示される「復元縄文住居」の制作に協力しました。10月9日から開幕した特別展「縄文2021 ―縄文のくらしとたてもの―」で屋外展示されています。建築学部建築デザイン学科大内田研究室(指導教員:大内田 史郎教授)の学部3・4年生18名が、土葺き竪穴住居の屋根を作る作業を行いました。住居の骨組みにヒノキの樹皮を敷き詰め、住居全体を土で覆いました。今回のプロジェクトは江戸東京博物館の館長を務める藤森 照信特任教授(建築学部)が設計・制作指揮を担当しており、学生たちは制作過程で縄文時代の人々の暮らしや生きる知恵を学びました。大内田研究室では世界遺産や重要文化財などをはじめとした歴史的建造物の保存・再生デザインを研究しています。竪穴住居は、日本の民家の特徴である土間の由来といわれており、学生たちは縄文住居の復元を通して、日本文化や日本建築のルーツを学ぶ貴重な機会になりました。学生らが制作した「復元縄文住居」・復元縄文住居設計・制作指揮は、江戸東京博物館館長の藤森照信。住居内の広さは4人が膝を曲げて横になれるくらいの規模とした。構造は、小屋組みをサス組みとして棟を受け、小屋組みとその下の柱や梁を分けた造りとしている。屋根は、下地にヒノキの樹皮を使い、その上に土を盛った。土が雨で流出しないよう芝を植え、出入り口には鹿皮を用いている。制作にあたっては、1本目の木の伐りだしに復元した磨製石斧を用いたり、フジ蔓を採集して縄にしたり、木材を割るのに木製の杭を打ち込むなど縄文時代の技法を試みた。そのほかは現代の道具や技術、材料を使用して制作している。■江戸東京たてもの園特別展「縄文2021 ―縄文のくらしとたてもの―」概要1万年以上にわたって続いた縄文時代。この長い時代を生きた縄文人のくらしぶりとは、どのようなものであったのでしょうか?本展覧会では、江戸東京たてもの園の前身である「武蔵野郷土館」収集の資料を中心に縄文人のくらしぶりを紹介するとともに、園内東ゾーンに、復元縄文住居を展示します。1万年を超える歴史の流れを、目で見て、体感できる展覧会です。・会期 : 2021年10月9日(土) ~ 2022年5月29日(日)・会場 : 江戸東京たてもの園 展示室ほか・主催 : 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 江戸東京たてもの園・公式サイト: ※開園時間、休園日、事前予約、入園料などの詳細は、公式サイトをご覧ください。■制作過程住居の骨組み骨組みに樹皮を敷き詰める樹皮の上から土をかぶせる復元縄文住居と大内田研究室大内田研究室 建築学科3年 中川 実耶(なかがわ みや)さん コメント力仕事が多い一方で、慎重に行わなければ住居の崩壊につながる作業もあり、住居づくりの難しさを体感しました。すべて手作業で行うので大変でしたが、当時の方々の知恵や技術について考える機会となりました。大内田研究室 建築デザイン学科3年 長瀬 琴子(ながせ ことこ)さん コメント作業に参加して、材料の素材感や加工方法など実際に制作してみなければ分からない当時の暮らしや知恵を学ぶことができました。縄文住居について体験を通して学ぶことで、現代につながる日本建築のルーツを考える貴重な経験になりました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月12日公益社団法人 北海道観光振興機構 道南地域分科会は、「北海道・北東北の縄文遺跡群」のユネスコ世界文化遺産への登録により注目が集まるこの機会に、スタンプラリーを2021年10月15日(金)~2022年1月31日(月)に開催いたします。各地を巡る機会を創出するとともに、特産品を賞品にし、各地域の認知向上に繋げていきます。道南・青森 縄文「ドキドキ」スタンプラリー【スタンプラリーの概要】専用のスタンプラリーシートもしくは特設WEBページにて用意しておりますスタンプラリーシートを活用し、各施設に設置してある専用スタンプを押し応募。貯まったスタンプに応じて抽選で各賞があたります。<スタンプは全10カテゴリー>(1) 道南の森町・七飯町・鹿部町にある全12施設が対象(2) 道南の福島町・知内町・木古内町にある全11施設が対象(3) 道南の江差町・上ノ国町・松前町にある全11施設が対象(4) 道南の八雲町・乙部町・奥尻町にある全11施設が対象(5) 道南の函館市・北斗市・厚沢部町にある全14施設が対象(6) 道南の長万部町・今金町・せたな町にある全10施設が対象(7) 青森県の青森エリアにある全3施設が対象(8) 青森県の津軽エリアにある全3施設が対象(9) 青森県の南部エリアにある全3施設が対象(10) 主要交通機関(JR駅やフェリーターミナル)の全11施設が対象<用意されている各賞>●縄文コンプリート賞/1~9カテゴリーすべてで縄文関連施設スタンプ+交通機関スタンプの全10スタンプ→抽選で2組様にペア1泊2日宿泊券プレゼント(センチュリーマリーナ函館 OR 星野リゾート 青森屋)●完全制覇賞/全カテゴリーのスタンプ押印で「道南満足セット4品&協賛企業提供2品」を抽選で8名様●スタンプ8個賞/スタンプ8個集めると「道南おつまみセット」を抽選で14名様●津軽海峡賞/道南と青森それぞれ1個以上集めると「日本酒 OR ワイン」を抽選で15名様●スタンプ5個賞/スタンプ5個集めると「道南のフレッシュジュース」が抽選で20名様●スタンプ2個賞/スタンプ2個集めると「道南海の幸」を抽選で30名様●縄文スタンプ賞/縄文関連施設1か所でも集めると「縄文スイーツ」を抽選で30名様●シークレットスタンプ賞/あらかじめ主催者が設定する施設のスタンプで「道南美食カレー」を抽選で16名様●人気スポットスタンプ賞/押された数が最も多い施設のスタンプで「道南スイーツ」を抽選で15名様※シークレットスタンプ賞や人気スポットスタンプ賞の対象施設は2022年2月に特設WEBページにて紹介スタンプラリー当選賞品■開催日2021年10月15日(金)~2022年1月31日(月)■応募締め切り2022年2月3日(木)※消印有効■特設WEBサイト 各スタンプ設置施設では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、北海道が推奨する「新北海道スタイル」や業界別ガイドラインに沿った取組を行っています。■主催 /公益社団法人 北海道観光振興機構 道南地域分科会■事業協力/一般社団法人 函館国際観光コンベンション協会■事業協賛/北海道旅客鉄道株式会社函館支社、津軽海峡フェリー株式会社、公益社団法人青森県観光連盟■スタンプラリーお問い合わせ先:道南・青森 縄文「ドキドキ」スタンプラリー事務局(東洋株式会社札幌支社内)TEL:011-792-9110 (平日10:00~16:00 ※土・日・祝休み) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月12日今年7月、北海道・北東北の縄文遺跡群がユネスコの世界文化遺産への登録が決まり、改めて注目が集まる縄文時代。1万年以上にわたって続いた縄文時代の人びと、特に東京の縄文人の暮らしに焦点をあてた特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」が江戸東京博物館(東京都墨田区)で開催されている。東京という地域の縄文時代を考える大規模な展覧会は1986年2月に銀座ソニービルで開幕した「第2回東京の遺跡展」(主催・東京都教育委員会)以来、35年ぶり。本展の入り口に入ると、「多摩ニュータウンのビーナス」と称される縄文時代中期の土偶がお出迎え。最新の調査成果から考える縄文人像の展示がプロローグとして紹介されている。東京の縄文時代の遺跡の発掘は、1877年、エドワード・S・モースによる大森貝塚の調査に始まり、都内で発見された縄文時代の遺跡は、集落のほか、土器片のみが出土するものも含めて3800箇所以上確認されている。本展示では、日本考古学史上において著名な大森貝塚と、東京の地形に基づき、島嶼(とうしょ)・沿岸部貝塚・台地・山地の代表的な遺跡をピックアップして紹介するところから始まる(第1章:東京の縄文遺跡発掘史)。続いて第2章では「縄文時代の東京を考える」と題して、集落、葬墓制、土器、石器などの動きをどのような時期的、地域的特性を遺跡の中に残したのかを読み解く。第3章「縄文人の暮らし」では、縄文人のムラを巨大模型で復元しているほか、都内で発見された縄文時代中期〜晩期に至る土偶などを展示。写真はもちろん、肖像画もなかった縄文時代に、土偶や土面として自身の姿を今に残している。その表情から縄文人の思いを感じたい。第4章「考古学の未来」では、国宝の土偶「縄文のビーナス」(茅野市所蔵尖石縄文考古館保管)を10月19日(火)〜11月14日(日)、同じく国宝の土偶「仮面の女神」(同)を11月16日(火)〜12月5日(日)の期間それぞれ展示する予定だ。こちらも必見だ。会期は12月5日(日)まで(休館日:毎週月曜日)。開館時間は午前9時半〜午後5時半(土曜は~午後7時半)(入館は閉館の30分前まで)。観覧料は、特別展専用券の場合、一般1300円、大学生・専門学生1040円。詳しくは江戸東京博物館のホームページ(を参照のこと。取材・文・撮影:五月女菜穂
2021年10月12日一般社団法人十日町市観光協会(所在地:新潟県十日町市、代表:青柳 安彦)では、芸術の根源を縄文にさかのぼって感じる旅「十日町縄文ツアーズ」を、国宝・火焔型土器出土の地 笹山遺跡を中心に2021年10月23日(土)に実施します。十日町縄文ツアーズイベント詳細: ■「十日町縄文ツアーズ」開催の背景新潟県十日町市は、国宝・火焔型土器を始めとし、織物、そして現代アートの祭典「大地の芸術祭」で知られる芸術文化の色濃い土地です。冬には2メートル以上の積雪により、真っ白で柔らかな曲線に包まれた世界となります。このような厳しさと優しさの両面が芸術文化のエナジーとなったのかもしれません。本ツアーを通じ、芸術文化が自然を背景とした地域の衣食住と密接であり、その始まりが「縄文」にこそあるということを実感していただければと願っています。■「十日町縄文ツアーズ」の見どころ<縄文レストラン>国宝・火焔型土器が出土した笹山遺跡に、一夜限りのレストランを開設します。芸術の原点において五感でご堪能いただく「縄文×現代」の至高のフルコースディナーをお召し上がりください。<火焔型土器鍋>遺跡に復元設置されている竪穴住居内にはこの日のためだけに縄文時代の室内調度品を設置し、住まいの空間を再現。ここで国宝・火焔型土器を精巧に再現した土器を使って調理実演します。もちろん料理の一品として食べていただくことができます。<十日町市博物館見学>新築移転して2020年6月に開館したばかりの十日町市博物館。3つある常設展示室のひとつ「縄文時代と火焔型土器のクニ」を、学芸員の特別解説付きでご観覧いただけます。【開催概要】イベント名: 十日町縄文ツアーズ主な会場 : 笹山遺跡(〒949-8616 新潟県十日町市中条3081)主催 : 十日町市教育委員会運営 : (一社)十日町市観光協会<内容>(1) 十日町縄文ツアーズ~笹山遺跡ミニツアーと土器鍋体験~出土した土器に触れちゃう!?「笹山遺跡ツアー」、学芸員による解説付き「十日町市博物館見学」、火焔型土器を使用した「土器鍋」を楽しむライトプラン。開催日時:10月16日(土) 15:00~19:00料金 :15,000円(税込)申込方法:ウェブサイトより申込ウェブサイト: (2) 十日町縄文ツアーズ~秋~十日町縄文ツアーズの真髄を味わうフルプラン。「笹山遺跡ツアー」「十日町市博物館見学」「土器鍋」に加え、気分はもう縄文人「狩猟採集体験」や一夜限りのプレミアムな「縄文レストラン」をご用意。開催日時:10月23日(土)13:00~20:45料金 :35,000円(税込)申込方法:ウェブサイトより申込ウェブサイト: 【協会概要】商号 : 一般社団法人十日町市観光協会代表者 : 代表 青柳 安彦所在地 : 〒948-0079 新潟県十日町市旭町251番地17URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月04日小樽から余市にかけては、縄文時代の古代遺跡の密集地帯小樽と北前船の歴史と文化をお伝えする小樽百貨UNGA↑(運営:うんがぷらす株式会社〒047-0031小樽市色内2-1-20)は、世界遺産登録で話題の縄文時代に思いを馳せ、新商品『土鍋 nawame』2種類の発売を開始いたしました。北海道の小樽から余市にかけては、縄文時代の古代遺跡の密集地帯であり、数多くの土器や石器、彫刻などが発見されています。国内においても貴重な遺跡が残る地域 "小樽” から、その歴史に想いを馳せ、陶芸家の大石俊久さんとともに土鍋を作りました。素地は土鍋に泥状にした野幌粘土を刷毛塗り。土鍋側面は、焼成時に藁を巻くことで、土と藁の□成分同士が化学反応を起こし、緋色の線が現れています。それぞれ蓋と器の持ち手には、縄文土器によく見られる縄の跡目を付けています。内側には釉薬がかかっているので、染み込みを防ぎます。◆作者:大石 俊久「層」をテーマに大地が持つ記憶や記録といったようなものをやきものを通してかたちにできないか模索しております。◎略歴2007北海道芸術デザイン専門学校 クラフトデザイン専攻卒業下澤敏也氏に師事 円山工房所属2010JRタワーART BOX 優秀賞、試みの茶事ezo 茶会2012個展(ギャラリーマロニエ/京都)2014防風林アートプロジェクト 2013-2014(帯広)2015マイナスアート展(帯広)20162,5次元-絵画考- (ギャラリーマロニエ/京都)ヒト科ヒト展ヒト (帯広の森/帯広)日本陶磁協会 奨励賞 北海道展 入選(札幌芸術の森工芸館)20172,5次元-絵画考-final (ギャラリーマロニエ/京都)JRタワーアートプラネッツ「あそぶ・ひねる・やく北の陶の新時代」(プラニスホール/札幌)ポンペツ藝術要塞2017(穂別)2018「陶芸~新時代の技とかたち」札幌芸術の森工芸館JRタワーアートプラネッツグランプリ入賞2020「地平を挟んで…2つの視点」大石利久×戸山麻子展(ギャラリーレタラ/札幌)2021札幌ミュージアム・アート・フェア (札幌芸術の森美術館/札幌)他 ハルカヤマ藝術要塞(春香山/小樽)個展(ギャラリー門馬ANNEX/札幌) 公募展 北海道陶芸展【UNGA↑オリジナル】 土鍋 nawame(大石 俊久×UNGA↑):小樽百貨UNGA↑ : 小樽百貨UNGA↑海運で拓けた街「小樽」から開運を願い、明治の初めに北海道初の営業倉庫として使われた旧小樽倉庫本庫に2019年ショップオープン。小樽と北前船が生んだ歴史と文化を伝えるセレクトショップです。今なお小樽に遺る歴史や文化を載せたオリジナル商品や地元クラフト作家の作品と併せて、かつての北前船寄港地のセレクト良品を取り扱います。1階はオリジナル商品と作家作品をメインで扱う店舗。2階は作品展を中心にしたアートギャラリーになっています。小樽百貨UNGA↑(うんがぷらす) : 地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月04日2021年7月に「北海道・青森県・岩手県・秋田県の17の縄文遺跡群」がユネスコの世界文化遺産に登録決定。今、注目を集める”縄文”人の東京での暮らしを紹介する特別展『縄文2021―東京に生きた縄文人―』が、10月9日(土)より江戸東京博物館にて開催される。同展では、東京で暮らした縄文人の生活に注目。1万年以上にわたって続いた縄文時代。東京で生活をしていた縄文人の“生”の暮らしは、どのようなものだったのか?江戸東京の暮らしや文化をふり返る礎として、その源流ともいえる縄文時代の人びと、特に東京の縄文人の暮らしに焦点をあて、全6章の展示で紹介。多摩丘陵に存在した縄文時代のムラを大型の復原模型で再現するほか、写真はもちろん肖像画もなかった時代に人々の姿を写した土偶や土面100点以上、さらに土、石、骨など様々な素材から形作られた道具類を展示。当時の人びとの素朴な生活と自然との共生を垣間みることができる。丘陵人(おかびと)の肖像(顔面装飾)多摩ニュータウンNo.72遺跡出土縄文時代中期東京都教育委員会蔵ハート形土偶板橋区赤塚城址貝塚出土縄文時代後期江戸東京たてもの園蔵浅鉢形土器多摩ニュータウン№72遺跡出土縄文時代中期東京都教育委員会蔵展覧会名:特別展『縄文2021―東京に生きた縄文人―』会期:2021年10月9日(土)〜2021年12月5日(日)会場:東京都江戸東京博物館( )1階特別展示室時間:9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日料金:特別展専用券一般1,300円、大学・専門1,040円、高中小・65歳以上650円/共通券一般1,520円、大高1,210円、中(都内)・高760円※事前予約推奨※会期中展示替えあり※新型コロナウイルス感染症などの状況によって、会期・休館日・開館時間・観覧料・各種割引サービス等を変更する場合あり※江戸東京たてもの園で同時開催!「縄文2021―縄文のくらしとたてもの―」URL:江戸東京たてもの園公式サイト
2021年09月14日千葉県市原市は、令和4年秋に開館を予定している(仮称)市原歴史博物館開館のプレイベントとして、「最新科学が解明する縄文社会」と題し、市指定史跡「祇園原貝塚」から見つかった遺物のDNA解析など最新研究から得られた成果について講演とシンポジウムを9月25日(土)に開催します。新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、Web配信による開催となります。講演の一部とシンポジウムをライブ配信するほか、当日収録映像を一定期間、YouTubeで配信します。1 ライブ配信(講演会の一部+シンポジウム)開催日時 :令和3年9月25日(土)13:00~15:30撮影会場 :(仮称)市原歴史博物館視聴方法 :YouTube『「I'Museumチャンネル」市原歴史博物館(公式)』より視聴スケジュール:13:00 講演「市原市から出土した縄文人骨のゲノム解析」講師:太田 博樹(東京大学大学院理学系研究科教授 人類学)13:30 講演「市原市から出土した縄文人骨の炭素同位体年代測定・食性分析」講師:米田 穣(東京大学教授 人類学)14:00 講演「市原市から出土した土器の胎土分析、黒曜石の産地分析」講師:池谷 信之(明治大学黒耀石研究センター特任教授 分析科学)14:45 シンポジウム「最新科学分析による祇園原貝塚等の調査成果をもとに、縄文社会を考える」座長:高橋 龍三郎(早稲田大学文学学術院教授 考古学)I'Museumチャンネル QRコード2 YouTube配信「I'Museumチャンネル」市原歴史博物館(公式)公開日 :令和3年10月18日(月)内容 :講演&シンポジウムの全構成(下記参照)、歴史博物館と市原市指定史跡祇園原貝塚の紹介動画など視聴方法:ライブ配信と同じYouTubeチャンネルから視聴3 その他の関連イベント(1)特別展示「千葉県の縄文時代研究を彩った遺跡 ~市原市祇園原貝塚展~」令和3年10月2日(土)~12月5日(日)千葉市立加曽利貝塚博物館 展示室(2)学芸員による特別展示の解説令和3年10月23日(土) (1)10:00~12:00 (2)14:00~16:004 祇園原貝塚とは令和3年3月3日付けで市原市指定史跡に指定した「祇園原貝塚」は、約4,000年前から3,000年前、縄文時代に営まれた貝塚を伴う大規模な集落遺跡で、国分寺台の宅地造成の際に発掘調査が行われ、多量の遺構や遺物が発見されました。その後、市役所庁舎の北側に隣接する一帯は、国分寺中央公園として整備されましたが、遺跡のおよそ3分の1が、この地下に史跡として保存されています。発掘調査は、1970年代から1980年代にかけ4次にわたり行われ、その後1990年代に整理作業を続け、1999年に調査報告書を刊行、その内容を詳細に報告しました。1,000年にわたる縄文集落の変遷、100体を超える埋葬人骨、土偶をはじめとした「まつり」に関わる様々な遺構や遺物など、当時の暮らしぶりを知るための重要な資料となり、関東地方を代表する遺跡として知られています。近年、DNA分析などによる古人骨研究は、飛躍的な進展を遂げ、個体群の遺伝子情報の解析も可能となってきました。今回、早稲田大学、東京大学、明治大学などの研究者による共同研究が進められ、祇園原貝塚出土人骨などに対して、人類学、考古学的に大きな成果が得られています。5 祇園原貝塚からみつかった遺構や遺物竪穴建物跡内の貝塚土偶埋葬された人骨(屈葬)■「祇園原貝塚」講演&シンポジウム ~最新科学が解明する縄文社会~ 全構成1 午前の部 講演(発表)開会 教育長あいさつ 9:00~9:10(1)東京湾東岸の貝塚群の特質と市原市の貝塚西野 雅人(千葉市埋蔵文化財調査センター所長)9:15~9:45(2)祇園原貝塚の発掘調査成果 ―国分寺台にある縄文貝塚集落の様相―忍澤 成視(市原市教育委員会 ふるさと文化課)9:45~10:15(3)祇園原貝塚5次調査の成果 ―史跡として公園の下に眠る遺跡の姿―近藤 敏(元市原市埋蔵文化財調査センター学芸員)10:15~10:45~祇園原貝塚など市原市遺跡出土資料に基づくプロジェクト研究の成果~(4)縄文時代の社会変動と古人骨のDNA情報高橋 龍三郎(早稲田大学文学学術院教授)11:00~11:30(5)古病理学から探る祇園原縄文人の生活と健康藤田 尚(同志社大学文化遺産情報科学センター副センター長 人類学)11:30~12:002 午後の部 講演(発表)(6)市原市から出土した縄文人骨のゲノム解析太田 博樹(東京大学大学院理学系研究科教授 人類学)13:00~13:30(7)市原市から出土した縄文人骨の炭素同位体年代測定・食性分析米田 穣(東京大学教授 人類学)13:30~14:00(8)市原市から出土した土器の胎土分析、黒曜石の産地分析池谷 信之(明治大学黒耀石研究センター特任教授 分析科学)14:00~14:303 午後の部 シンポジウム 14:45~15:30最新科学分析による祇園原貝塚等の調査成果をもとに、縄文社会を考える〇座長 高橋 龍三郎(早稲田大学文学学術院教授 考古学) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月03日制作活動をしている、Nぼっくす+(@cTstZKtDOlRIN1z)さん。見映えのいいソフトクリーム容器とスプーンを制作し、Twitterに投稿して話題となりました。早速、多くの人の心をガッチリとつかんだ作品2点をご覧ください!『火焰土器型ソフトクリーム容器』と『ミス馬高土偶スプーン』約1万6000年も前から日々を豊かに彩りながら生活をし、そして今なお『映え』という形でその文化が続いているということに長い時間を飛び越えて身近さや親しみを感じますね! #縄文時代 #FLASHFORGE Creator Pro pic.twitter.com/Mv9ggv0C3N — Nぼっくす+ (@cTstZKtDOlRIN1z) August 17, 2020 投稿者さんが制作したのは、『火焰土器型ソフトクリーム容器』と『ミス馬高土偶型スプーン』。立体印刷ができる3Dプリンターを使用し、木粉入りのフィラメント(合成樹脂)を出力して作ったそうです。そのためコーンのように食べることはできませんが、ソフトクリームを盛ると、雰囲気が増してとても目を引きますね!なお3Dプリンター用のデータは、縄文文化発信サポーターズの『縄文オープンソースプロジェクト』で公開されているフリーのデータを使用したとのこと。縄文文化財がオープンソース化され、誰でも自由に活用できるようになったため、このような遊び心あふれる容器を作ることも可能なのです。投稿には3万件以上の『いいね』が寄せられ、さまざまな声が上がりました。・最高。ソフトクリームが神々しい。・すごくいいアイディア。縄文好きにはたまらない!・商品化したら地域活性化になりそう。縄文時代に想いをはせながら、ソフトクリームを食べてみたくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月18日*画像はイメージです:日本の正月に欠かせない食材、餅。その歴史は古く、縄文時代から食べられていたといわれています。日本人に最も愛された食べ物と言っても、過言ではないかもしれません。現在も親しまれる餅ですが、人間の生命を奪うことも。正月には、高齢者を中心に喉に詰まらせ、窒息死する事案が毎年発生しています。このような場合、責任は誰が負うのでしょうか。そして、損害賠償を請求可否についても気になるところです。 ■責任は誰に?まず、実際に餅を製造した会社に責任を追及することが考えられます。この場合、消費者と製造業者との間に直接の契約関係はないので、民法709条の不法行為責任を追及することになります。「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」(民法第709条不法行為による損害賠償)餅を喉につまらせた原因が製造会社の過失や故意によるものであれば、当然被害者側は損害賠償できることになります。さらに、一般消費者である被害者側が製造業者の過失等を立証することは困難であることから、製造物責任法により、商品に欠陥があることを立証することで足りることになります。「製造業者等は、その製造、加工、輸入又は前条第三項第二号若しくは第三号の氏名等の表示をした製造物であって、その引き渡したものの欠陥により他人の生命、身体又は財産を侵害したときは、これによって生じた損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が当該製造物についてのみ生じたときは、この限りでない。」(製造物責任法第3条)なお、販売業者に対して責任を追及する場合には、消費者と直接の契約関係にあることから、販売業者の債務不履行責任を追及することになります。 ■損害賠償請求するのは難しい?理論上は損害賠償が可能ですが、実際のところは難しいといわざるをえません。餅が日本で古来から受け継がれてきた食材であり、特有の粘り気があって噛み切りにくく喉に詰まる危険性があることは一般に広く周知されていることから、そのような餅を製造した製造業者に、製品に「欠陥」があるとして責任追及することは困難ではないかと思われます。同じような事例として「こんにゃくゼリー」による窒息事故があります。こちらの場合、餅と比較すると危険度が認知されていなかったことから損害賠償が認められる余地もありそうですが、結果的には「食品自体に危険性はなく警告表示も不十分ではない」として、訴えは棄却されています。 餅の喉つまりによる窒息死については、製造会社に明らかな過失等がない限り、自己責任となってしまう可能性が高いといえます。楽しい正月が悲劇の日にならないよう、餅を食べるときは十分気をつけましょう。 *記事監修弁護士: 渡部孝至(弁護士法人はるかぜ法律事務所代表弁護士。『身近な弁護士』をモットーに、ご依頼者様の目線で親切・丁寧・迅速な対応を行い、リーズナブルなご費用で良質なサービスを提供することを使命としている。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*プロモリンク / PIXTA(ピクスタ)
2018年01月01日