人気子役の寺田心(11)が、11月4日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に4年ぶり出演。番組内で黒柳徹子(86)への礼儀正しさや「です・ます」調の語り、「母」「祖母」といった言葉遣いがTwitterでトレンド入りしている。《心くん、中身は御幾つなんだろうか笑。 幾ら身内の躾や環境に恵まれているとはいえ、その吸収力や、あの謙虚さは尊敬に値する》《心くん 本当に綺麗な言葉で話していて尊敬しっかりしてるし、いい子に育ってるね》尊敬語や謙譲語などの知らない言葉を本で調べるのが好きだと語った寺田。丁寧な言葉遣いは大好きな祖母の影響を受けたという。そんな寺田は言葉遣いだけでなく、考え方にも成長ぶりをうかがわせた。19年公開の映画『ばあばは、だいじょうぶ』で主演を務めた寺田は、「ミラノ国際映画祭2018」外国映画部門で最優秀主演男優賞を受賞。その感想として「認知症は他人事じゃない」と意見を述べ、「祖母や家族について考えるようになった」と語った。また黒柳が「好きなタイプの女の子は?」と質問すると、寺田は「家族を大事にしてくれる方」と回答。さすがの黒柳も「偉い」と唸った。そんな大人顔負けの振る舞いを見せた寺田に、Twitterではこんな声も上がった。《寺田心くん見てると、羽生結弦にも見えてくる 表情とかリアクションとか》《寺田心くんの考えや姿勢???が、羽生結弦くんと似ているなぁと思った。似せてるとか近づけてるっていうわけではなくて、本当に似てる》《徹子の部屋 寺田心 くん 今、録画見た 五年と思えない超越した 美しい心 祖母、母思い 話の所々で「泣いていたら」と。 泣きたい事も多々あるんやね 羽生結弦君に似てきた ぜひ、祖母と母の家を建てたいという願いが叶いますように》将来は芝居ができて思いやりのある俳優になり、動物を助ける活動がしたいと語った寺田。羽生結弦(24)のような大物になるのだろうか――。
2019年11月04日12月14日(土)より東京・東急シアターオーブにて開催される「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2019」。同公演に女優/フィギュアスケート選手の本田望結のゲスト出演が決定した。【チケット情報はこちら】2016年に日本初演を迎えた「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」は、NYで80年以上にわたり親しまれている「ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―」に続く“劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショー。今年で4年目を迎える。今回、ゲスト出演が決まった本田は、「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」を立ち上げ当初から応援サポーターとして盛り上げ、アメリカカンパニーと共にステージを創ってきた。アメリカ人のシンガーたちの生歌に合わせて、ゲストスケーターとしてスケーティングを披露し、観客の皆さんをクリスマスの世界に誘う。本田の出演は12月23日(月)・24日(火)・25日(水)の 14:00公演限定。子供から大人まで楽しめる遊園地のような夢のような空間を、クリスマスに体験できる。本田は、「『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』に出演させて頂くようになって、4年目になるのですが、私自身クリスマスを待ち遠しく思うようになりました。今、私の中でクリスマスと言ったら『ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド』です。毎年、私が演じさせていただく曲が届くのが楽しみで、何度も曲を聴いてインスピレーションで自分で振り付けを考えています。衣装も、競技用のコスチュームを制作して頂いている衣装さんと相談しながら色やデザインを演目や照明に合うように作っているので、そこも是非楽しみにしていただけると嬉しいです。大人の方も子供の方も楽しんで頂ける『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』。皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。メリークリスマス・ワンダーランド!」とコメントを寄せている。本日より、同公演に出演するシンガーキャストの写真付きチケットの最終先行販売開始。■「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2019」日程:12月14日(土)~25日(土)応援サポーター/スケーターゲスト出演:本田望結/MIYU HONDAキャスト:アルフレッド・ジャクソン/Alfred Jackson(シンガー)、サム・ハーヴィー/ Sam Harvey(シンガー)、ジョナサン・ヘラー/Jonathan Heller(シンガー)、ショーンテ・マサール/Shaunte Massard (シンガー)、チャリティ・ファレル/ Charity Farrell(シンガー)、レイチェル・ピーターソン/Rachel Peterson(シンガー)、ジョデイン・ヒギンズ&ショーン・ライス(スケーター)
2019年10月03日「博多華丸・大吉」とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を担当するNHKの朝の情報番組「あさイチ」。その9月6日放送回に、写真家で映画監督の蜷川実花がゲスト出演。羽生結弦を撮影した際の話題に多くの視聴者が反応している。20代で木村伊兵衛写真賞を受賞、写真家として注目されると、その後仕事の幅を広げ2007年『さくらん』で映画監督デビュー、『ヘルタースケルター』を経てこの夏には『Diner ダイナー』も大ヒットした蜷川さん。今回は監督最新作の『人間失格 太宰治と3人の女たち』の映像も流され、同作で主演を務めた小栗旬からは「柔らかい人柄だが、でもとてつもなくとがっている部分もあって、自分が信じている部分を貫く覚悟がある。女性監督だからこそ女性陣がいくつか大胆になれたんだと思います」とコメントが寄せられた。小栗さんは同作への出演にあたり16kg程体重を落として役に臨んだといい、蜷川さんも「鬼気迫る演技、それぐらい魂を込めてやってくれた」と小栗さんに感謝の言葉を送る。また成田凌もVTR出演。蜷川さんは「いろんな人の気持ちがわかる人、男の気持ちも手に取るようにわかられてしまう。強い女性でした」とその“人間力”を絶賛。大事なシーンでは「自分を奮い立たせるために」ドレスを着て撮影に臨んでいたことなど、同作の撮影現場でのエピソードも語られていた。また3年程前から雑誌「AERA」の表紙を担当している蜷川さん。同誌の表紙を飾ったフィギュアスケートの羽生結弦選手の写真がパネルで紹介されると、「演技しているときの色っぽくてかっこいい姿を焼き付けたいと考えてセットを作って撮った。演技をしているときの感じで撮りたいと伝えたら、パッと表情が変わった。鳥肌が立つぐらいかっこよかった」と当時をふり返った。これには視聴者からは「蜷川実花の写真見てやっぱわかってるなって」「全てが凄いゆづ君を認めてくれて、感謝です」「褒めててくれてて嬉しい蜷川さんも好きになっちゃう」などの反応が。また「蜷川実花さんってシャープなイメージ勝手に持ってたけど、ご本人は意外にふんわりした性格」「ナチュラルなのはお父さんに似てる」など素顔の蜷川さんに触れた視聴者から様々なコメントが寄せられている。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(笠緒)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年09月06日日本代表およびガンバ大阪の無敵のディフェンダー・三浦弦太選手にお話をうかがいました! ご自身の性格分析から結婚、恋愛観まで、すべて「いい人全開」の素顔をとくとご覧ください!写真・黒川ひろみ 文・伊藤順子日本が誇るディフェンダー・三浦弦太選手!強靭なフィジカルと読みで、大柄な外国人選手の攻撃をもモノともせず、鉄壁のディフェンスを貫く三浦弦太選手。ガンバ大阪はもちろん、日本代表でもその実力をいかんなく発揮し、数多くの大舞台で活躍されています。三浦弦太選手 相手の選手のやりたい攻撃を先読みしてやらせないのが僕の仕事です。自分の読みが当たるとものすごくやりがいを感じますね。あとは、ボールを奪えたあとの、攻撃につながるパスが自分の持ち味だと思っています。そもそも、サッカーを始めたきっかけは、幼稚園の時に仲良しの子に誘われたからでした。以降、一度もやめたいと思ったことはなく、いろいろなポジションを経験していまのディフェンスにたどり着きました。プロになれたのは、ディフェンスだったからだと思うので、自分には合っていると思いますね。ーーガンバ大阪はもちろん、日本代表のイメージも強いです。三浦選手 いやいやそんなことないです。でも、もう少ししたらW杯の予選が始まるので、そこに向けてチームで結果を残し、代表に呼ばれたいですね。正直、いまガンバは苦しい順位にいますが、ランクアップしつつ自分もいいパフォーマンスができれば、森保一監督の目に留まるとは思っています。まずはクラブで頑張ります。代表での仲良しは、南野拓実選手と室屋成選手ーーライバルの選手を教えてください。三浦選手 同じポジションの選手はみんなライバルだと思っています。代表でいえば、冨安健洋選手(ボローニャ)や吉田麻也選手(サウサンプトンFC)など、若手、ベテラン関係なく意識しますね。自分が出られずに彼らが試合に出ていると、やはり悔しく思います。ーーアスリートのみなさんはそうだと思いますが、三浦選手もご多分に漏れず負けず嫌いですか?三浦選手 はい、勝負ごとは燃えますね。でも、性格は穏やかだと思います。怒ることもないですし、どんな環境にいても、そこに何かしら楽しさを見出せるというか。考え込むことはあるけれど、基本的に「寝れば忘れる」タイプなので、ポジティブかなと思います。そして、みんなとワイワイするのが好きです。ひとりより誰かといたいので、寂しがり屋なのかもしれないです。(笑)ーーどなたと一緒にいることが多いのですか?三浦選手 同じクラブだと、小野瀬康介選手といつも一緒にいますね。気を遣わずにすむので楽なんですよ。何を話すのでもなく、ただずっと行動をともにしています(笑)。代表では、僕と同じ24歳の南野拓実選手(ザルツブルク)や室屋成選手(FC東京)などと仲がいいです。南野選手は海外にいるので、日本との違いを聞いたり、好きな音楽を言い合ったり、サッカー以外のこともいろいろ話しますね。結婚はいずれしたい。でも、焦りませんーー20代イマドキ男子の会話を読者の方々は興味津々だと思います。三浦選手 そうですねぇ、結婚についても話しましたね。僕と南野選手は独身ひとり暮らしなんですね。一方の室屋選手は既婚者で一児の父でもあるんです。だから、彼の生活の様子を聞いて、家庭を持つといろいろ良いことも大変なこともあるんだな、と思いました。ーー三浦選手が思う、結婚の良いところ、大変そうなところをそれぞれ教えてください。三浦選手 良い点は家に帰ると家族が待っていて、ご飯も作ってもらえる。そして、より責任感が芽生える、ですね。大変だなと思うのは、自由な時間が少なくなったり、子どもを優先にする場面が多くなることでしょうか。もちろん、我が子はとてもかわいいと思いますが。ーーこれらを踏まえて、結婚願望はいかがですか?三浦選手 もちろんいずれはしたいと思います。でも、何歳までにしたいとか、具体的な計画は何も立ててないです。タイミングだと思いますね。ーーどんな女性がタイプですか?三浦選手 明るくて気遣いのできる、しっかりした人がいいですね。例えば、お皿をさりげなく下げていてくれたり。私やってるよ! というアピールはしてほしくなくて、誰もいないときにしれっとやってくれたりすると、いいなぁと思います。見た目は、かわいらしい人が好きです。ーーしっかりしている女性というと、リードされたいとか?三浦選手 いや、そんなことはないですし、自分もリードしたいとも思わないです。僕、恋愛に限らず何に関しても、こうしたい! というこだわりがないんですよね。今度のデートは何か考えて、と言われたら、一生懸命考えるし、映画を観たいと言われれば、いろいろ調べるし、この作品を観たいと言われれば、いいね! と思えるんです。何でもウエルカムなんですよ。ーーとても、いい人ですね(笑)。 これを読んで、三浦選手の彼女になりたい! と思う女子は急増したと思います。ご友人も多そうですね。三浦選手 ええっ、みんなそういうものじゃないんですか? でも確かに、わりとすぐ仲良くなれるので、友だちはけっこう多いのかもしれないですね。ーー歴代の彼女も含めて、近しい方からは何て呼ばれていますか? もしくはどう呼ばれたいですか?三浦選手 弦太か、げんちゃんが多いですかね(笑)。同級生の親御さんもみな、げんちゃんと呼んでくれていますし、サポーターの方からは、げんげんとも呼ばれたりして。お好きなように呼んでいただければと思います。(笑)座右の銘は、「今を真剣に」ーーデートプランといい、呼び名といい、何でも受け入れてくれそうです(笑)。撮影時もカメラマンのさまざまな要求に柔軟に応えてくれ、かつ「楽しくなってきた!」とまで言っていただきました。みんなと過ごすのが好きとおっしゃっていましたが、周囲の人こそが三浦選手と一緒にいたいのではないでしょうか。そんな素晴らしい人柄とポジティブ精神に加えて、これまでにご自分によい影響を与えてくれたモノはありますか?三浦選手 「今を真剣に」という高校のサッカー部に掲げられていた言葉が心に残っています。いろいろ先のことを考えるより、今を頑張ったほうが結果的に未来につながる、という意味が込められています。すごくいいなと思って、自分の座右の銘にしているほどです。また、礼儀などを教えてくれた高校のサッカー部の監督をはじめ、僕に関わってくれた人すべてが、自分を成長させてくれたと思っています。会うべきタイミングで出会えた方々であり、誰かひとり欠けてもいまの自分はないと思いますね。ーー若手選手の海外移籍について「日本よりサッカーが発展している国や世界で活躍している選手と対戦できるのはすごくいいこと。僕もいずれは挑戦したい」と話してくれた三浦選手。まだまだガンバ大阪のユニフォームを脱いでほしくはありませんが、世界に羽ばたいても、行く先々でプレーはもちろん、人柄も多くの人から愛されるはず。さらなる飛躍を期待しています!Information8/10(土)vsサンフレッチェ広島(19:00キックオフ@パナスタ)チケット好評発売中!
2019年08月04日「私も羽生選手が使用しているマスクを実際に使用してみました。たいへん優れたマスクで、これをしてスケートができるのはすごいなと驚きました」こう話すのは、呼吸器内科医の大谷義夫先生。フィギュアスケートの羽生結弦選手が’15年に中国・上海で行われた世界選手権に出場時、会場入りの際に着けていて話題になったのが、くればぁ社製の超高機能マスクだ。「0.3マイクロメートルの微粒子を95%以上カットできる機能(N95)を持つものが超高機能マスクの基準のひとつ。羽生選手はもともと気管支が弱いことから、PM2.5(2.5マイクロメートル以下の粒子状物質)やウイルス感染予防のために、このマスクを装着していたそうです」しかも羽生選手はこれをリンクでの練習時にも着用していた。「超高機能マスクはきめが非常に細かいため、慣れないと空気を吸い込むのに苦労します。肺活量が少ない人は、すぐに息苦しくなってしまうのです。特に羽生選手が着けている超高機能マスクは0.1マイクロメートルの微粒子を99%カットできる世界最高水準。通常、日常生活で着用しても数分で息苦しくなってしまうレベルです。じつは、この超高機能マスクによる“呼吸のしづらさ”はダイエットに応用することができるんですよ」マスクでダイエット!?いったいどういうことなのだろう。「ふだん、私たちは無意識に1分間に15回前後の呼吸をしています。これを1日に換算すると約2万回。1回1回の呼吸が深くなると、2万回の呼吸運動で消費するエネルギーは大きく変わってくるのです」現代人はデスクワークやスマホ使用などで前かがみの姿勢になることが増えている。このため、呼吸が浅くなりがちだという。「肺は、内臓で唯一自らは動かない臓器。動かすためには横隔膜や外肋間筋といった“呼吸筋”の働きが必要です。ところが呼吸が浅くなると、この呼吸筋への負荷が減り、消費カロリーも減ってしまいます」高機能マスクを着けるだけで、呼吸筋に加圧トレーニングをするような環境を作ることができ、結果的にそれが痩せ体質を作る。「N95レベルのマスクを着用すると、呼吸時の抵抗が通常時の何倍にもなるため、呼吸筋を大きく動かさないと息が苦しくなってしまいます。結果的に呼吸が深くなり、酵素をより多く取り込むことができ、脂肪の燃焼が促進されます。新陳代謝が活発になり、消費カロリーも格段に増えるのです」ポイントは「N95レベル」のマスクを選ぶこと。羽生選手が使用するのはオーダーメイドのもので1枚約1万5,000円と高額だが、一般用のものは薬局などで1枚300円くらいから手に入る。これを、鼻からあごにかけてきちんとフィットさせれば準備はOK。大谷先生は自らのクリニックで患者さん51人に高機能マスクを配布し、2週間で体重にどれだけ変化があったかを調べたことがあるという。「食事の時間などを除いた1日合計8時間の着用で、51人中じつに48人が効果を実感されました。平均で体重が約2キロ減、いちばん痩せた人は4キロも減少しました」1日8時間のマスク着用とはどんなものか。本誌記者もN95のマスクをして過ごしてみた。初日。朝食後、マスク着用で出勤。昼食まで外さない。これで約4時間。昼食後、再び着用し夕食時まで着ける。これで合計8時間をクリア。着用2日目は休日。少し遅めに起きて、朝食後からマスクを着用。昼食をはさんで、夕食時までできっちり8時間になった。いちばんきつかったのは、掃除機をかけるとき。息苦しさから、何度か掃除機を動かす手を止め、小休止する必要があった。「患者さんのなかには、マスクをして自転車に乗ったら、息切れして途中でペダルがこげなくなった人や、ジョギングをしたら1分間で倒れそうになってしまったという人もいました。慣れるまでは、息が上がるようなシーンでの着用は避けたほうが安全でしょう」3日目になると、呼吸筋がマスクの負荷に慣れてきたのか、体を動かしても息が切れることが少なくなった。1日8時間の着用は思ったほど負担に感じない。こうして1週間、1日8時間のマスク着用を続けたところ、なんと2キロの体重減!「マスクをすると、外すのが面倒になるため、自然と間食が減るという傾向も。これも含め、痩せやすい体質への改善が見込めるようです」寝ている時間に着けてみては、と思うかもしれないが、大谷先生によれば、良質な睡眠を確保するためにも就寝時に高機能マスクを着けるのは避けたほうがよいそうだ。花粉症の季節は過ぎようとしているが、これからの季節は中国大陸から大量の黄砂やPM2.5が飛来してくる。「こうした有害物質を体内に取り込まないようにするという意味でも、外出時の高機能マスク着用は非常に有効です」まさに一石二鳥。マスクを着けるだけと手軽にできるので、ぜひお試しあれ!
2019年04月28日セクシーな腹筋が見逃せないサッカー選手。専門家が、色気を感じるあれこれをピックアップして、その魅力を語ります。世界一周の旅をしながら、数々のイケメンたちをストリートスナップする“世界イケメンハンター”として、バラエティ番組『マツコの知らない世界』に出演もした窪咲子さん。もとはアイドル芸能雑誌の編集者で、日本トップクラスのアイドルや若手俳優を見てきた、いわばイケメンのプロ!そんな彼女が熱く語るテーマは、“男らしさが詰まっている”という、サッカー選手の腹筋と顔の関係性。「いちばん美しく感じられるシチュエーションは、プレー中、汗をぬぐう時にチラッと見えた腹筋。無防備な状態で見える腹筋がたまりません。真剣にプレーしているのに、つい腹筋に視線がいってしまう…。見てはいけないものを見ているような罪悪感めいた感情が刺激的。さらに、顔立ちと腹筋を見比べると、イメージ通りだったり、意外なギャップがあったりして、腹筋単体で愛でるよりも色気をより強く感じるんです」そもそもはサッカー好きの父親の影響で競技に興味を持っていた窪さん。‘02年日韓W杯で大ブームを巻き起こしたベッカムが人生を変えた。「思春期真っ只中の中学生の頃、お小遣いで買った写真集に上半身裸のカットがあって。王子様系の顔と見事な腹筋に、心を撃ち抜かれましたね。生徒手帳に切り抜いた写真を入れてました。実は、イケメンハンターとして世界一周旅行したゴールで、彼に会えたんですよ。汗だくのカラダから発せられる体臭さえいい匂いでした!」そんな彼女が紹介するのは、実力も兼ね備えたイケメン選手。窪さんの初恋相手でサッカー界の元祖スター・ベッカムと、現役の第一線で活躍中のトーレス、グリーズマン、期待の新星ディバラ。萌えポイントを解説します!元祖プリンス選手、殿堂入りの肉体美。デビッド・ベッカムイギリス代表として来日した‘02年の日韓W杯で、大旋風を巻き起こす。‘16年、H&M の広告では衰えぬ腹筋を見せ、世界的な話題に。「腹筋萌えの芽生えとなった人。鍛え抜かれた筋肉の神々しさに言葉を失いました。腹筋も王子様系の顔もふくめて、存在自体が尊いです!イケメン遺伝子を引き継いだ次男のロメオ君にも注目中」写真・ロイター/アフロ下がり眉がキュートな子犬系イケメン。アントワーヌ・グリーズマンフランス出身のフォワード。サッカー選手として小柄ながら抜群の得点感覚を持ち、‘18年W杯では、自国の優勝に貢献。「私が愛してやまないベッカムに憧れていた選手。愛されキャラで、ちょっぴり下がった眉が印象的。顔立ちも子犬を思わせるかわいらしさ。そこまで割れていない、あっさり系の腹筋とバランスがとれています」写真・AP/アフロメッシを超える!?やんちゃな“原石”。パウロ・ディバラスーパースター、メッシを超えるといわれる逸材で、“宝石”の愛称で親しまれる。ユヴェントス所属。「日本ではまだそこまでメジャーではないですが、育ち盛りの選手。気の強そうなやんちゃ系の顔も日本人ウケしそう。個性的な髪型がメディアでたびたび注目されます。腹筋は見事なシックスパック!まるで芸術作品のような美しさ」写真・ロイター/アフロ優しげな微笑みと腹筋のギャップにきゅん。フェルナンド・トーレススペイン出身。欧州の強豪チームを経て、昨年、サガン鳥栖に電撃移籍。「日本で生で観られる貴重な存在!王子様系の顔は私のドストライク。腹筋はバキバキですが、写真によってはぽっこりな時もあり和みます。8 歳で出会った女性と結婚し、しかも初キスの記念日を意味するタトゥーを入れてるエピソードも素敵」写真・ロイター/アフロ窪 咲子さん旅行ライター、イケメンハンター。70か国を訪れた。著書に『「世界イケメンハンター」窪咲子のGIRL’S TRAVEL』(ダイヤモンド社)。※『anan』2019年4月3日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年03月28日芸術性の高いフィギュアスケートやアーティスティックスイミングなどを中心に、化粧品を通じて応援するとともにスポーツ振興への取り組むコーセーは12日、アメブロ「KOSE SPORTS BEAUTY BLOG」を開設。期間限定で、フィギュアスケートの羽生結弦選手が登場し、初の“声”投稿にファンから歓喜の声が殺到している。羽生は、声で手軽にブログ投稿ができるアメブロの新機能「こえのブログ」を使い“声”で「みなさん、こんにちは。羽生結弦です。」と挨拶。「僕の日常と、みなさんを元気にできるようなエールをお届けします。みなさんからもぜひエールコメントもらえるとうれしいです!」と伝え、「今日もみなさんにとって、すてきな1日になりますように!」と締めくくった。この投稿にファンから、「声が聞こえて、嬉しい!!!」「朝からとても幸せ」「朝から羽生さんの優しい声を聞けて嬉しい気持ちでいっぱい」「素敵な声ww」「優しいお声と言葉に感動しました!」「朝からハッピーな気持ちになれました」「とっても元気が出ました!」「とても近くに感じます」「朝からお声が聞けて夢のよう」と喜びの声が殺到。「これからもずっと応援します」「GO YUZU!!!」「世界選手権頑張ってください!」と応援メッセージも相次いでいる。12日12時時点で、5000件を超える“いいね”と、600件を超えるコメントが寄せられている。羽生は、同社の化粧水「雪肌精」のアンバサダーに就任。14日から全国でオンエアされるCMにも出演する。また、特設ページでは新CMの視聴コーナーを設けているほか、同ブログは、3月12日から4月7日までの期間限定で登場する予定だ。
2019年03月12日注目選手がぞくぞくと!’19フィギュアスケートの展望を小塚崇彦さんが教えてくれました。男子シングルも、女子同様、日本選手を中心にメダル争いが繰り広げられるのだろうか。宇野昌磨/Shoma Uno (JPN),DECEMBER 6, 2018 – Figure Skating :2018 ISU Grand Prix of Figure Skating FinalMen’s Short Programat Doug Mitchell Thunderbird Sports Centre, Vancouver, BC, Canada.(Photo by YUTAKA/AFLO SPORT)「世界選手権は、やはり、羽生結弦選手と宇野昌磨選手のふたりが中心になると思います」アメリカのネイサン・チェン選手を筆頭に、ふたりよりも難度の高い構成で挑んでくる選手はきっといるはずだが、それでも小塚さんはこう予想する。「両選手のプログラムには、抜け目がないですよね。トランジションと呼ばれる、ジャンプやスピンといった要素と要素の間のつなぎを、すごく大切にしています。よく、“難しい入り方からのトリプルアクセル”といった解説を耳にすると思うんですが、ジャンプの前後に難しい動作を入れるのは、あくまでジャンプの加点をもらうため。それを入れながら、なおかつ、その間にも、難しいターンを入れたり、上半身の大きな動きをつけたりして、途切れないスケートをしているのが、つなぎがあるということ。実はジャンプを跳んだ後に、つなぎを入れるのは、難しいことなんです」でも、これが、PCS(プログラムコンポーネンツ)と呼ばれる演技構成点に反映され、得点にかかわってくるのだという。「見ていると、ただ足をクロスさせながら滑っているだけ、という選手が意外に多い。そんな中で、日本の2選手、特に羽生選手の演技には、つなぎがたくさん入っています。グランプリファイナルで3位に入った韓国のチャ・ジュンファン選手も、そこを意識して滑っていると感じます。ふたりとも、同じブライアン・オーサーコーチに師事していますが、こういうところもチーム・オーサーの強さの秘密だと思います」中国のボーヤン・ジン選手は、「そこに気づいて、つなぎを入れようとしているんだけど、それによってジャンプに影響が出てしまっているという段階ではないでしょうか。でも、少し前までの彼は“高難度ジャンプを跳ぶ選手”というイメージでしたけど、最近はとても個性が出てきましたよね。演技を見ていても、楽しいな、面白いなという部分が感じられるので、これからが楽しみです」そして、もうひとつ、ルール改正も戦いを左右するという。「羽生選手が、平昌五輪で4回転ループジャンプを回避して、4回転トウループとサルコウの2種類だけで、金メダルを獲りましたよね。今季からのルール改正で、それがより顕著に出てくると思います。つまり、難度を下げても、戦略的に戦えば、高い点数が出て、勝機があるということです」あとは、跳びたいのか、勝ちたいのか、選手の考え方次第。「以前、チェン選手が、“いましかできないから”と、フリーで4種類の4回転を5本跳んだことがあったんですが、それもひとつの考え方。ただ、いまは、ケガを押してまで頑張らなきゃいけないシーズンではないので、とにかく無理だけはしないでほしいですね」日本から出場するもうひとり、田中刑事選手については「身長が高いので、ジャンプが決まると映えます。全日本選手権では、今季、苦しんでいた4回転サルコウも決まって、魂の入った演技をしていたと思います」「ただし」と、四大陸に出場する友野一希選手とともに、あえて、愛ある苦言と激励の言葉を。「全日本選手権での高橋大輔選手は素晴らしかったと思いますが、ふたりはその上をいかなきゃいけなかった。なにせ4年間もブランクがあったんですから。3位と4位という成績に終わり、改めて気持ちが入っていると思うので、しっかり結果を残してほしいです」ちなみに、いまはジュニア世代にも、4回転ルッツを跳ぶ選手が出てきている。男子のジャンプ構成は、今後も高難度化が進むのか。「僕は、ジャンプの種類は、落ち着いてくるんじゃないかと考えています。チェン選手がいま、5種類の4回転ジャンプを跳んでいますが、これがおそらくマックスではないかと。ただ、羽生選手は近い将来、4回転半(アクセル)を跳んでくるかもしれません」羽生結弦ソチに続く、平昌でも金メダル。男子シングル史上、66年ぶりの五輪連覇を成し遂げた24歳。世界選手権へは、2011-12シーズンから6大会連続出場。2度金メダルを獲得しているが、近年はケガに悩まされ、昨年は代表に選ばれながらも欠場に。トリプルアクセルの完成度は別格で、4回転アクセルへの挑戦も公言している。宇野昌磨平昌五輪で羽生選手に次ぐ、銀メダル。昨年末の全日本選手権で3連覇を達成した日本男子シングルの二枚看板のひとり。マイペースな天然キャラとして愛されていたが、最近は男気のある姿勢やコメントも注目を集める21歳。世界選手権は2年連続の銀メダル。クリムキンイーグルを炸裂させ、今年こそ金メダルなるか。ネイサン・チェン平昌五輪での、男気あふれる驚異の巻き返しが記憶に新しい19歳。5種類の4回転ジャンプを跳ぶことができる前回世界選手権の覇者で、今季もグランプリシリーズ連勝、ファイナルも制している。将来、医者になるという夢を叶えるべく、昨秋からアイビーリーグの名門イェール大学に通う、文武両道を実践するスケーター。チャ・ジュンファン今季はシニアのグランプリファイナルで韓国男子初の表彰台に上がるなど、韓国・男子シングルの歴史を次々と塗り替えている17歳。11歳で5種類の3回転をマスターしていたという逸材は、オーサーコーチの下で、着実にトップ選手への階段を上っているところ。子役もしていたというそのルックスで、人気も高い。友野一希シニア1年目の昨季は、“浪速のエンターテイナー”からトップ選手へ大躍進。補欠で出場した世界選手権で5位入賞。日本の3枠確保に貢献したが、昨年末の全日本選手権では力を発揮できず、自力での出場は叶わず。四大陸選手権での活躍を誓う。海外の実況も驚くベビーフェイスの20歳は、大のラーメン通としても有名。※『anan』2019年1月30日号より。写真・YUTAKA/アフロスポーツ(宇野昌磨)写真:坂本 清/アフロ(高橋大輔)取材、文・齋藤優子(by anan編集部)
2019年01月29日表現者としてさらなる高みを目指す羽生結弦。原点回帰、そして今季のビジョンを織り込んだ、新プログラムに迫ります。静かなピアノの曲は音も抑えて滑りたい。幼い頃から目標にしてきた、23歳での五輪制覇。それをディック・バトン(アメリカ)以来66年ぶりに果たす“連覇”という快挙とともに達成。そしてそれにより始められると思った、自分のための、新たなフィギュアスケートへの挑戦。自分が競技者として目覚め、世界を意識する気持ちを生み出してくれた憧れのスケーターふたりの、代表的なプログラムで使用された曲を使うと決めた。だからこそ、いま自分ができる最高の技術を入れ込んだプログラムにしたいという思いは強い。その表れが、SPでジャンプをすべて後半の初めまでに入れ、その後はスピンやステップを行う構成にしていることだ。昨年4月に自ら企画・参加したアイスショーの“コンティニューズ・ウィズ・ウィングス”で、羽生はジョニー・ウィアーの、体をかがめて足の間に手を入れて回転する彼の“パンケーキスピン”に衝撃を受けたと話していた。アイスショーではウィアーだけではなく、ステファン・ランビエールなどもスピンだけで感情を表現する技術の高さを見せている。そんなスピンとステップで表現する世界を、さらに際立たせようとする試みなのだろう。自身の世界最高得点を更新する110. 53点を出したGPシリーズロシア大会では「曲自体も序盤はゆったりしているので、その中の滑りではあまりエッジの音は立てたくないし、ゴリゴリとスケートを滑らせたくないので。そういった、何かジャンプにつながる部分の難しさみたいなものも感じながら滑っています」と話していた。それは彼が『バラード第1番ト短調』を滑るシーズンイン前の言葉と共通している。静かなピアノの調べで始まる曲だからこそ、スケーティングの音も極力抑えて静かに滑らなければいけないと思う、と話していたのだ。羽生がウィアーの滑りに憧れたと話した中のひとつに、彼のジャンプのランディングのスムーズさときれいな流れがある。静かな曲調の中で力を使わずにスムーズな“静”を感じさせるジャンプをし、曲が盛り上がる後半のスピンとステップで自らの感情を爆発させるようなプログラムを意識しているのだ。日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は、シーズン初戦オータムクラシックの、羽生のSPのスピンが印象的だったという。「レベル4を取るためには今までと同じことをやればいいが、今季はその組み合わせを難しいものに変えていた。それでこれまでの彼には見られないミスをしたが、本人も自分のためにスケートをすると話していたように、楽しみながら新しいことに挑戦しているなと感じました」と話している。ほぼスコアに縛られず演技ができている。フリーで彼の挑戦の気持ちが表れているのが、後半に入れている4回転トウループ+トリプルアクセルだ。このコンビネーションは着氷した足では踏み切らないために“シークエンス”扱いとなり、得点は2つの基礎点を加算した8掛けになる。羽生はそれを入れようとした理由を「今はほぼスコアに縛られることなく演技ができているので。点数は関係なく、今の自分ができる最高のコンビネーションとなるとやっぱり4回転トウループからのトリプルアクセルになると思うから、やろうかなと思いました」と話す。自分が得意にしていて思い入れのあるトリプルアクセルを2本入れたいという強いこだわりもある。それを入れることによって、連続ジャンプで2回転トウループを入れる必要がなくなることにもこだわった。エフゲニー・プルシェンコが『ニジンスキーに捧ぐ』で見せていた重厚感のあるカリスマ性を意識し、演技時間が30秒短くなり演技に余裕が持てない中で、すべてのジャンプに難しい入り方や出方を織り込む。そして最後にトリプルアクセル2本を含めたコンビネーションジャンプを3連続で入れる、極めて難度の高い構成にした。その難しさを承知しながらも、自分ができうる最高難度に取り組もうとするのは、“皇帝”とも称されるプルシェンコのこれまでの功績に敬意を払ってのものだろう。そのプログラムを自分のものとして完成させることこそ、羽生が目指すものだ。はにゅう・ゆづる1994年12月7日生まれ、宮城県出身。4歳からスケートを始める。 2014年のソチオリンピックに続き、2018年平昌オリンピックで金メダルを獲得。五輪連覇は66年ぶりの記録。※『anan』2019年1月30日号より。写真・能登 直(a prest)取材、文・折山淑美(by anan編集部)
2019年01月27日昨年8月末、拠点であるトロントのリンクにジャージー姿の羽生結弦の姿があった。公開練習のリラックスした表情に接近。公開練習で、いい意味での力をもらっています。昨年8月30・31日にカナダ・トロントのクリケットクラブで行われた、羽生結弦の新シーズンへ向けての公開練習。クラブに入ってくる彼を数多くのカメラが迎え、ロッカールームから出てスケート靴を履く時も、間近までカメラが迫ってくる。そんな中で彼にとっての公開練習の意味を聞かれると、笑みを浮かべながらこう答えた。「ひとつには自分にとって締め切りというか、テスト的なところがありますね。人間って追われるものがないと、最終的には詰めることができないじゃないですか。そういう意味で公開練習というのは皆さんが期待して来てくれることだから、自分の中で『ここまでにある程度仕上げておかなきゃ』という、ある意味でのプレッシャーというか…。いい意味での力みたいなものをもらっています」羽生は平昌五輪の後で、「五輪というのは卒論みたいなものだ」と話していた。4年間の集大成。そのためにゼミに入って研究を積み重ね、積み重ねて結果を出すものだと。だが平昌ではケガでその期間がギュッと短くされてしまった。すべてがゼロになった状態から、またすべてを一から作り直すのが大変だったと苦笑していた。そんな状況でも大きな目標にしていた五輪連覇を果たした羽生。今季の公開練習では、五輪へ向かう気迫を心に秘めていた昨季とは違う、穏やかな表情を見せていた。そこで発表した新プログラムは、ショートはジョニー・ウィアーが’06年トリノ五輪の前にフリーで使っていた『秋によせて』。『Origin』と名付けたフリーは、エフゲニー・プルシェンコが旧採点法時代に芸術点ですべてのジャッジが満点の6.0点を付けた、伝説のプログラム『ニジンスキーに捧ぐ』で使用していた曲。共に幼い頃に憧れ、その演技に刺激を受けた尊敬する存在。ふたりには自身が企画・プロデュースしたアイスショー“コンティニューズ・ウィズ・ウィングス”に出演してもらった時に、使いたいという思いを伝え、快く了承してもらったという。「フリーはまだ自分が使ったことのないジャンルの曲。小さい頃からずっとやりたいと思いながらも、プルシェンコさんの代表的なプログラムだから自分が使うべきではないと我慢してきた曲です。彼の圧倒的なオーラだったり、ニジンスキーのポーズ、一つひとつの音に合わせている動きやジャンプなどに、ものすごく惹かれた記憶があります。ウィアーさんの『秋によせて』も、男性だからこそ出せる中性的な美しさは彼の一番の魅力だと思ったし、スピンでの手の使い方やジャンプのランディングの美しさに惹かれ、自分もこういうふうに滑りたいなと思った記憶があります」曲の中に、自分の色を入れ込みたいと思う。以前は自分の色というより、尊敬しているスケーターたちの様々な部分を受け取り、それをつなぎ合わせて自分になればいいと思っていた。だが昨シーズンあたりからは自分らしさ、色というのがやっと出せるようになったと思えてきた。だからこそふたりへのリスペクトを持ちながら、曲の中に自分の色を入れ込みたいと思うようになったというのだ。競技を続行しようと決断した彼の心の中には、4回転アクセルに挑戦し、跳びたいという強い気持ちもある。それが今の最大のモチベーションだと。だがそれとともに、新しいプログラムに自分の思いを込めて作り上げ、演じたいという気持ちもある。「プログラムに関しては何か、自分の好きなようにしちゃおうというのが一番ですね。もう素直に、自分の気持ちとか、童心の中にある夢というものを叶えてあげようという気持ちが、今はすごく強いので。だから今は、すごく子供に戻った感じです」羽生はこう言うと明るく笑った。大きく開放された心。彼はそれを存分に楽しもうとしているかのようだった。はにゅう・ゆづる1994年12月7日生まれ、宮城県出身。4歳からスケートを始める。 2014年のソチオリンピックに続き、2018年平昌オリンピックで金メダルを獲得。五輪連覇は66年ぶりの記録。※『anan』2019年1月30日号より。写真・能登 直(a prest)取材、文・折山淑美(by anan編集部)
2019年01月26日「anan」2136号1/23水曜日発売『自分にとってのベストが見つかるメソッド集選択力の高め方。』特集、羽生結弦さんの表紙について紹介します。anan編集部今回は横顔のアップです! 世界選手権での活躍を期待しています!初登場の撮り下ろしグラビアから、今回4度目の表紙を飾る羽生結弦さん。思えば前号の発売は平昌五輪の直前。脚の怪我を押して出場する羽生さんが力を発揮できることを祈りながら、その号を送り出しました。その後、彼が起こした奇跡と偉業は、いまも皆さんの記憶に強烈に刻み込まれているはず。五輪後、脚をケアしながらも参加したアイスショー。そして8月の公開練習、新プログラムで臨んだ試合と、彼の順調な復調を追いかけてきた本誌のスタッフは、今シーズン発表されたプログラムが早くも完成形に近づいていることに心を高鳴らせていました。そんななか衝撃が走ったのは、グランプリシリーズロシア大会での公式練習。ジャンプの着氷の際に右足を再度痛め、3週間の安静治療が必要に。そのため、グランプリファイナル、全日本選手権を欠場しましたが、今年3月に開催される世界選手権には代表として選出。早く元気な姿を見せてくれることを願いつつ、ananは今回もこの一冊を送り出します! そして羽生さんの姿を見たいと、もはや飢餓状態となっている皆さんに、16ページの特集をお届けいたします。ご覧のように今回の表紙は横顔! 過去3回は正面からの写真だったので、新鮮ではないでしょうか。まるで、羽生さんの隣から顔を見上げているようなそんな気分になれます。中面も素晴らしいグラビアがたっぷりなのでどうぞお楽しみに!(S)
2019年01月22日「ヒロイン失格」を描いた幸田もも子の漫画を、竹内涼真×浜辺美波共演で実写化した爆笑必至のラブコメディ映画『センセイ君主』。この度、1月30日(水)リリースの本作のBlu-ray&DVD豪華版の特典に収録される、ビジュアルコメンタリー映像の一部が到着した。イケメンで頭脳明晰だけど、冷徹でヒネクレ者の高校教師・弘光と、ちょっぴりおバカだけど恋に恋するパワフルヒロイン・あゆはのちょっぴり“禁断の恋”をハイテンションでコミカルに描く本作。リリースに先駆け今回公開されたのは、Blu-ray&DVD豪華版に収録される<ビジュアルコメンタリー「教えて弘光先生! 放課後補習編」>の一部。弘光を演じた竹内さんとあゆはを演じた浜辺さんが、本編を観ながらテーマに沿って撮影をふり返っている。公開された映像では、職員室であゆはが金八先生のモノマネをするシーンを観ながら、「(映画の宣伝で)ほかの場所でもやってみたけど、この時が一番似ていた」と浜辺さん。またいつもクールな弘光先生が、そのモノマネを見て笑うという胸キュンポイントでは、「劇場に観に行ったとき、女の子(観客の女性たち)声漏れてました。キュンキュンしすぎて」と浜辺さんが教えると、思わず照れてしまう竹内さん。さらに、公開時も話題になっていた弘光先生がジャージを脱ぐシーンに移ると、「きた!“羽生結弦さん開け”!」と浜辺さんが反応。すると、竹内さんが「唯一妹に褒められた」と笑顔で家族の反応を明かした。Blu-ray&DVD豪華版では、今回の2人のビジュアルコメンタリーのほかにも、クランクインからクランクアップまでを追ったメイキング映像、完成披露や初日舞台挨拶、大ヒット公開後イベントを収録したイベント映像集など、ここでしか見ることのできない貴重な映像特典が満載だ。『センセイ君主』Blu-ray&DVDは1月30日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:センセイ君主 2018年8月1日より全国東宝系にて公開©2018 「センセイ君主」製作委員会©幸田もも子/集英社
2019年01月17日2019年3月に、世界フィギュアスケート世界選手権が、5年ぶりに日本開催される。先日その代表選手も決定し注目がますます集まっているフィギュアスケート界で現在一人の歌手の認知度が高まっているという。「藤澤ノリマサさんというポップオペラ歌手なんですが、ポップスとオペラを融合させた歌を歌っています。ソロ・シンガーでこれをやるのは世界で一人だけだそうです。2016年から3年連続でファンタジー・オン・アイスに出演しています。3年連続で出演しているアーティストの人は藤澤さんだけなんです。数々のトップスケーターとショーをしていますが、羽生結弦さんがジュニアの時から歌を暗記するほど聞いていたそんな注目の歌手が藤澤さんなんです」(音楽関係者)そんな藤澤ノリマサ(35)に本誌は話を聞いた。「確かに、羽生選手からは2017年にご一緒した時に『初めまして』って挨拶したら『知ってますよ!』と。2010年の仙台でのイベントで『希望の歌~交響曲第九番~』という歌を歌っている時に、中継先のリンクにいたのが当時16歳の羽生選手だったみたいです。2017年のショーのフィナーレでその曲が使われたのですが、さらに羽生選手はショーに使われるそれ以外の曲も全て歌詞が頭に入っていると言っていました。確かにリハーサルの時から滑りながら口ずさんでいたので、僕の方がどうやって歌詞覚えているのか教えてもらいたいくらいですよね(笑)」ファンタジー・オン・アイスへの出演が決まったのは、音楽監督の武部聡志さんに声をかけてもらったのがきっかけだという。「幸いにもそこから3年連続で呼んでいただけてます。スケーターの方々が競技中にかけている曲を僕も持ち歌として歌っていることが多く、ショーに出始めるまではスケートの事を意識したことはなかったのですが、今ではすっかりスケートファンの一人です。グランプリファイナルで優勝した紀平梨花選手(16)もショーでご一緒できましたし、羽生選手のコーチのブライアン・オーサー(56)には『ビューティフル!』と歌を褒めて頂けました」藤澤は声楽家の父と、カラオケ教室を開いていた毋の影響を受け、音大で声楽を学んでいた。「プロの歌手を目指す過程で、1曲の中で、ポップスとオペラ2つの歌唱法を使って表現する、今のポップオペラというジャンルを切り開いてきました。なかなか馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、一度聞いていただければ幸いです」日本の名曲をカヴァーしたアルバム『ポップオペラ名曲アルバム』が発売中。中島みゆきリスペストライブにも出演し、2019年3月からは、10周年コンサートツアー<10th anniversary藤澤ノリマサ CONCERT TOUR2019~威風堂々~>(4月30日の国際フォーラムC他7本)も開催決定だ。詳細はへ。
2018年12月30日フィギュアスケートの羽生結弦選手が出演するロッテ「ホットガーナ」新WEB動画、「マフラー男子」編と「マドラー当たる」編が15日、公開された。ロッテは、この冬「ガーナミルクチョコレート」をより簡単に、いろいろなシチュエーションで楽しんでもらおうと新動画を制作。「マフラー男子」編では、白いセーターに真っ赤なマフラーを巻いた羽生選手が、ホットガーナを飲んでホッと一息。カメラ目線で、「お疲れ様です。はい、ホットガーナ」と優しい表情で甘く語りかける。「マドラー当たる」編では、「羽生選手マドラー」を使って「5、6からの~7回転!」と遊ぶ、無邪気な羽生選手の姿を見ることができる。羽生選手の競技中の様子を再現した「羽生選手マドラー」は、羽生選手自ら監修。ジャンプやスピンのポーズには細微の部分までこだわり、躍動感あふれる仕上がりに。ホットガーナをつくって画像をSNSで投稿すると、抽選で500人にこのマドラー3種セットが当たるキャンペーンも実施する。羽生選手は、撮影の打ち合わせで「羽生選手マドラー」の試作品を渡されると、「おお!衣装の細部までこだわっていますね!」と出来栄えに感心。そのままじっと真剣な目つきで指先や衣装の細部まで確認すると、「よし、僕が技の見本になります。さらに完璧なマドラーを作りましょう!」と自らスタッフへ提案し、「結弦だけに、ユヅれないんですよね(笑)」と、衣装を脱いで、記録用のカメラに向かってマドラーのポーズと同じ体勢を披露した。そして、指の向き、角度、足の高さなど、羽生選手のこだわりが細部まで表現されたマドラーが完成。羽生選手は「それぞれのマドラーによって、回した時の感覚が全然違うんです。(ホットガーナを混ぜる際に)いろいろな回し方を楽しんでいただきたいです!」と呼びかけている。
2018年11月15日フィギュアスケートの羽生結弦選手と元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造が、11月1日より全国で放送されるP&Gの新テレビCM「一生に一度の感動・二人の情熱編」(30秒・15秒)でCM初共演を果たした。東京2020パラリンピックのゴールドパートナーであるP&Gグループのプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンは、東京2020に向けて、「ママの公式スポンサー」として、お母さんと大切な家族・友人・仲間に、オリンピックという歴史的な瞬間を分かち合ってほしいという思いから、“一生に一度を一緒に”キャンペーンを展開中。同キャンペーンの第2弾として、「皆で行ける! 東京2020オリンピック水泳決勝チケット(宿泊ホテル付)当たる! P&Gプレゼントキャンペーン」を11月1日より開始し、キャンペーンに合わせ、羽生選手と松岡が出演する新CMが公開される。このCMは、「一生に一度を一緒に」をテーマに、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた会場での観客と選手のつながりを訴求。羽生選手がオリンピック会場で感じた熱気と声援の大切さを、松岡さんにインタビュー形式で引き出し、そこに印象的な平昌2018冬季オリンピックのシーンを掛け合わせることで、会場での選手と観客の一体感を表現した。撮影は、松岡の提案により、急遽アドリブに変更。撮影前の個別打ち合わせに臨んだ松岡は、開口一番「羽生さんのイメージを大切にしたい」と監督に告げ、「彼の言葉選びは想像以上にすごい。アスリートの中ではダントツ。僕が(インタビュアーとして)彼の言葉を引き出すから、時間がほしい」と直訴した。その結果、シーンごとに撮影する予定だったところを、カメラを回しっぱなしにするスタイルへと変更し、松岡の熱意によって羽生選手の「素」の表情と言葉を引き出すことに成功した。羽生選手は、撮影の合間に照明を調整する高い脚立に上り始めて関係者をヒヤヒヤさせるなど、おちゃめな一面も披露。まわりの人を和ませるため常に気を遣う羽生選手の優しい振る舞いのおかげで、スタジオは終始和やかな空気に。撮影終了後、羽生選手は「修造さんにすごく引っ張っていただいたので、僕はもう本当にインタビューに答えている感じでやらせていただきました」と話し、「オリンピックってある意味きっかけですよね。僕はきっかけという言葉がすごく好きなんです。勇気を与えるとか、元気になってもらいたいとか、そういう言葉って使われやすいし、そういう気持ちにもなるんですけど、やっぱりみなさんが思っている気持ちにはいろんなものがあるじゃないですか。だからこそ、オリンピックという一つの舞台にみんなが集中して、それをきっかけにみんなの心が一つになれるというのは、素晴らしいことだなって思います」と五輪の魅力を熱弁。そして、松岡が「オリンピックは一生に一度。羽生さんには一生に一度という出会いやきっかけはありますか?」と尋ねると、羽生選手は「スケートに出会ったのはある意味、一生に一度だと思います。小さかったので鮮明に覚えているわけではないんですけど、そういったきっかけがなければ、ここまで来れなかったわけですし。一生に一度というのは誰しもが刻々と感じていくものだと思うので、大事にしてもらいたいという思いはすごくありますね」と答えた。さらに、東京2020オリンピックについて、羽生選手は「今回、2人で東京2020オリンピックを盛り上げる CMを作らせていただくということで、『心をひとつに!』という言葉が自分にとってポイントだなと。修造さんと 2人で一緒に作りあげたという感覚があります。オリンピックを観戦するときも、そしてそれ以外のときでも、心をひとつにしていただけるような映像になったらなと思います」と思いを語った。
2018年11月01日近年のクラシックギター界は、国内外のコンクール優勝や多彩なCDリリースなど日本人若手奏者の躍進がめざましい。その代表格のひとり、朴葵姫を中心に、松田弦、徳永真一郎、岡本拓也という錚々たる名手が集まって2015年に結成されたのがタレガ・ギターカルテット(以下TGQ)だ。団名のタレガは、スペインの超絶技巧ギタリスト&名作曲家。“ギターのサラサーテ”の異名を持つ彼の名曲のような演奏を残していきたいという想いで命名したという。これまでは4人とも留学で集まる機会が少なかったが、まもなく全員が日本に集結。本格的に活動を始めることになり、その記念すべき第1弾公演が12月10日(月)東京文化会館・小ホールで開催される。【チケット情報はこちら】注目の演目はオーケストラやバレエなど、なじみある名曲のアレンジ集。朴によると「ギターカルテットだからこそできることは何か」をテーマに選曲したそうで、中でも力を入れているのが、チャイコフスキーのバレエ『くるみ割り人形』だという。「使用する楽譜は、ロサンゼルス・ギター・カルテット(以下LAGQ)の元メンバーなどとして知られる巨匠アンドリュー・ヨークの編曲版。結成から最近までの私たちは、同じくヨークが編曲したビゼー『カルメン』を弾いていたのですが、『くるみ割り人形』の方が難易度が高く、高度なアンサンブルが求められるんです。例えば、主旋律と伴奏が次々に入れ替わったり、同じ旋律を2~3人で分けたり、スピードが速かったりと大変ですが、とてもやりがいがありますね」そしてもうひとつ楽しみなのが、後半のラストに置かれた「タレガ・ギターカルテット セレクション」。松田は、その概要や他の演目を「4人それぞれに短いソロを弾いた後、私たちが編曲した“ある名曲のカルテット版”で終わる予定です。他にも、アルベニス『セビーリャ』やボロディン『だったん人の踊り』のカルテット版。さらにウィーン留学組の葵姫ちゃん&岡ちゃんと、フランス留学組の真ちゃん&僕に分かれてのギターデュオなどもあるので、ご期待ください!」と説明する。パートを固定せず、曲によって入れ替わるTGQ。その意図や特長を徳永に尋ねたところ、「ギターカルテットは弦楽やサックスカルテットと違い、4人が同じ音域の6弦のギターを演奏します。それを生かした響きの美しさや、オリジナル作品、アレンジなどに、この編成ならではの面白さがあると思います。また、全員が様々な役割を目まぐるしくこなすアレンジやパート割も魅力のひとつですね」最後に今後の活動方針や当公演に向けた抱負を尋ねると、岡本が次のように語ってくれた。「ギターカルテットの編曲を数多く残したLAGQのように、ギター4本でやることに意味のあるアレンジを積極的に手がけながら、演奏では“1×4=4”ではなく、それ以上に膨れ上がるパフォーマンスをしていきたいです。あと、ピアノやヴァイオリンなどの他楽器との共演にも挑戦してみたいですね。その第一歩となる今回の公演、24の弦が紡ぎ出す豊かな響きを存分にお楽しみください!」取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年10月30日まもなく開催される、柔道世界選手権。日本からは同時優勝を目指す柔道兄妹や、名選手の息子など、注目選手が多数出場します。年に1度、柔道世界一を決める世界柔道選手権が、まもなく開かれる。今年の大会は「ほぼ全階級が見どころ」と語るのは、中継を担当するフジテレビの加納慎介プロデューサー。「東京五輪で全階級金メダルを狙う日本にとって、試金石となる今大会。昨年、男女14階級中7階級を制した日本は、ほぼすべての階級が優勝を狙える注目階級ですが、なかでも、阿部兄妹や小川雄勢選手など2年後のさらなる成長に期待したい若手選手には、特に注目してほしいです」まさに見どころだらけの今大会。その楽しさを最大限伝えるために、「中継の力で、柔道の本当の面白さを伝えたい」と、加納さんは言う。「例えば野球なら、2ストライクで追い込んだ場面で投手がどんな球を投げるか、とドキドキしますよね。柔道でも、どんな組み手の時に技がかけやすいのか、どんな選手が、どんな得意技を持っていて、どんな体勢でその技が出やすいのかを丁寧に伝えることで、試合のプロセスをより楽しんでほしいと思っています」そのために、今大会では技のかけ方をCGアニメで解説したりと、初心者にもわかりやすい工夫が多数。「柔道には、礼儀正しさや相手を敬う気持ちなど、勝敗以外にもたくさんの魅力があります。大会を通して、柔道の面白さが今以上に伝わることで、常に上を目指す選手たちのひたむきな姿勢が、みなさんの元気の源になればいいなと思っています」見どころ1東京五輪でのW金メダルへ!阿部兄妹が初の兄妹優勝に挑む。前大会王者で、東京五輪の金メダル最有力候補ともいわれる兄の阿部一二三選手と、高校生ながら初出場を果たした超新星、妹の阿部詩選手。若い世代を引っ張る二人が、史上初の“同一大会での兄妹同時優勝”に挑む。「兄妹ともに同世代では随一、セオリーを覆すような天才的なセンスの持ち主です。これからの柔道界を担う二人に期待!」見どころ2父から受け継ぐ最強DN Aで、花形100kg超級の頂点を目指す。世界選手権で計4つの金メダルに輝き、プロレスラーとしても知られる小川直也さんを父に持つ22歳が、今大会世界デビュー。「出場するのは花形の最重量級。受け継いだ才能をどのように爆発させていくか、今回を機に、ぜひ見守ってほしいです」『2018世界柔道選手権』年に1度の柔道世界一決定戦。9/20~27、アゼルバイジャンのバクーで開催され、男女各7階級の個人戦と男女混合の団体戦が行われる。フジテレビ系にて、全日程を中継予定。放送時間はフジテレビ公式サイトを参照。©フジテレビ※『anan』2018年9月26日号より。
2018年09月21日連日報道される「パワハラ」レスリングの監督による選手への言動や、大学のチアリーディング部の監督による選手への言動が、「パワハラ問題」として報じられています。報道されている内容が真実であるとすれば、もちろん良くないことだろう、ということはわかります。しかし、皆さんの中にも疑問を感じられた方もいるのではないでしょうか。「これってパワハラなの?」パワハラの定義とはパワハラとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性(上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間などの様々な優位性を背景に行われるものも含まれる)を背景に、業務の適正な範囲(個人の受け取り方によっては、業務上必要な指示や注意・指導を不満に感じたりする場合でも、これらが業務上の適正な範囲で行われている場合には、パワハラには当たらない。)を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう、されています。例えば、上司が部下に対して、「バカ」、「あほ」、「死ね」、「小学生以下か」、「給料泥棒」、「お荷物」、「目ざわり」、「いてもいなくても同じ」、「いつ辞めてもらったってかまわない」などの人格否定をする発言がパワハラに該当するのはイメージがわきやすいですね。では、監督・コーチと選手との間ではどうでしょうか。同じ職場で働いているわけでもないし、労働契約もないし、従業員でもないし、それでもパワハラに該当するのでしょうか?パワハラの定義は、もはや意味がないそもそもパワハラの定義に該当するか否かを考えてもあまり意味がありません。パワハラに該当しないからといって責任を免れることできるわけではないからです。やってはいけないことをやってしまえば当然、責任を取らなければならないのです。内容によっては、刑事上の暴行、傷害、名誉棄損等に該当し得ますし、民事上も不法行為の損害賠償の対象になるでしょう。もはや、「パワハラ」という言葉自体にあまり意味がないのです。パワハラという言葉は、今や、社会的に、職場環境的に、法的に、許されない行為という意味で広く用いられるようになったということです。政府が公表、パワハラ報告書なお、パワハラについては、働き方改革実行計画において、「職場のパワーハラスメント防止を強化するため、政府は労使関係者を交えた場で対策の検討を行う」ことが示されました。このようにパワハラ防止は、働き方改革においても重要な課題として位置づけられ、それを踏まえて平成30年3月30日、「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」報告書が公表されました。職場における、どのような言動やどのような要素がある場合に職場のパワハラに該当するのかについて、具体例も記載されています。ぜひ、一度、ご覧になってみてください。 執筆/杜若経営法律事務所 岸田鑑彦(【使用者側専門40年の圧倒的な実績】【市ヶ谷駅徒歩3分】【弁護士9名在籍】【総合力とチームワーク】杜若経営法律事務所は使用者側労働問題の解決に圧倒的な自信がございます。)監督やコーチから、選手に対する言動はパワハラなの?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。監督やコーチから、選手に対する言動はパワハラなの?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年08月21日例外を認めたからこそ生まれた奇跡の実話に迫るドキュメントバラエティ「今回のみ例外を認める」。8月18日(土)放送回では、普段あまりメディアに姿を見せないフィギュアスケーター・羽生結弦が、“例外的”に映画出演を快諾した理由について明かされる。フィギュアスケート男子シングルで五輪2連覇を果たし、冬季オリンピックの個人種目では史上初の日本人連覇という偉業を達成した羽生選手。今年7月には、史上最年少23歳という若さで国民栄誉賞を受賞したことも話題に。そんな現在、そして今後のスケート界を牽引する存在である羽生選手が、唯一例外として出演を快諾した映画が、2016年公開の阿部サダヲ主演『殿、利息でござる!』。本作は江戸時代の仙台藩を舞台に、貧困にあえぐ宿場町を救うために奮闘した人々の姿を描いた実話物語。阿部さんをはじめ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら超豪華俳優陣が揃う中、羽生選手は映画のタイトルにもなっている“殿”役、仙台藩藩主・伊達重村という実在の人物を好演。出演シーンは少ないながらも、物語にとって重要な役柄であり、困窮する庶民の前に颯爽と現れるという役どころだ。初挑戦とは思えない堂々とした演技で話題をさらった彼だが、スケートと役者との二足のわらじについては、「役者の経験は大きな経験になった。この経験をスケートに生かしていきたい」と言及。一体なぜ、羽生選手はこの作品への出演を快諾したのか?その理由は、放送で明らかになるという。土曜☆ブレイク「今回のみ例外を認める」は8月18日(土)14時~TBSにて放送(関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2018年08月16日好きな女の子のために、池松壮亮が「尾崎豊」、満島真之介が「ブラピ」、大倉孝二が「坂本龍馬」になりきる衝撃の完全オリジナルラブストーリー『君が君で君だ』。このたび、『虹色デイズ』『ギャングース』などで大活躍を見せる若手俳優・高杉真宙が、「羽生結弦」に任命される(!?)シーンをとらえた本編映像が解禁となった。池松さん、満島さん、大倉さんの実力派3人による、純情と異常が紙一重の、10年間に及ぶ愛を描く本作。彼らが“姫”と呼ぶヒロインは、映画『息もできない』で世界中の注目を集め、多くの熱烈なファンを持つ韓国人女優キム・コッピが演じている。そんな本作から到着したのは、高杉さん演じる“王子”こと“クズ彼氏”の宗太が、尾崎、ブラピ、龍馬に責め寄られ、先日、国民栄誉賞を授与された氷上の王子「羽生結弦」に任命される本編映像。愛する姫を裏切った宗太に詰め寄る3人。ブラピの「姫が一番ハマっている人間は!?」との問いかけに、宗太は「羽生くん、羽生くん!」と必死に答える。「この期に及んでまだ王子を名乗るつもりか」と宗太に食ってかかる龍馬。さらに、「お前は今日から羽生結弦。羽生君として我が国の兵士になるんだよ、おめでとう!」と尾崎に任命された宗太は、3人を取り巻く異様さに必死に逃げ出そうとするも捕まってしまう。我が国とは、兵士とはいったい何なのか?狂気溢れる尾崎、ブラピ、龍馬に、必死に抵抗する宗太の姿から、この部屋で何が起こっているのか確かめずにはいられない映像となっている。『君が君で君だ』は7月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君が君で君だ 2018年7⽉7⽇より全国にて公開ⓒ2018「君が君で君だ」製作委員会
2018年07月06日5月25日13時、千葉県の幕張メッセ前にワンボックスカー車が止まった。出てきたのは、羽生結弦(23)。『Fantasy on Ice』に出演するため、開演5時間前に会場入りしたのだ。待っていたスタッフへ丁寧にお辞儀すると、羽生スマイルが飛び出す。その表情からは、どこか吹っ切れた様子がうかがえた――。 ショーでは平昌五輪以来となるトリプルアクセルを決め、完全復活をうかがわせた羽生。 「実はこの直前、羽生選手はひそかに1週間ほどトロントへ渡っていたそうです」 そう語るのは、羽生を知るフィギュア関係者だ。アイスショー直前にもかかわらず、わざわざカナダへと飛んだ羽生。理由は新シーズンのプログラムにあったという。 「これまで負傷した右足首のリハビリに専念してきた羽生選手ですが、経過は良好。ジャンプを跳んだ後には軽い痛みがあるようですが、次シーズンを戦う上で問題ないほどには回復してきています。そんななか、6月に国際スケート連盟が大幅なルール改正を行うと発表。そこで彼はトロントで拠点としているクリケットクラブを訪れ、次のプログラムについて打ち合わせを行ったそうです」(前出・フィギュア関係者) 新たなルールに対応すべく行われた極秘ミーティング。そこには、もう1つの目的があったようだ。 「羽生選手の母・由美子さんやオーサーコーチは、彼が“燃え尽き症候群”に陥ることを危惧しているんです。これまでは五輪連覇という目標があったからこそ、苦難を乗り越えることができました。しかしそれを達成した今、モチベーションを支えるものがなくなってしまった。だからコーチたちは『次のシーズンはまず、ユヅルの好きなように滑るべき』という方針を打ち出したそうです。その効果はてきめん。羽生選手は積極的なプランニングを出しているそうです」(別のフィギュア関係者) アイスショー後、次シーズンのプログラムについて「曲は決まっています」と語っていた羽生。早くも次のステージへ向かっているようだ。
2018年05月30日日本はもちろん、メジャーでも出場の度に注目されているメジャーリーガー大谷翔平選手。しかしそんな大谷選手が活躍を続けるためには、超えるべきハードルがあるのだそう。23歳のルーキーが、投手として初登板初勝利を収めたかと思えば、その直後、打者として本拠地初戦から3試合連続のホームラン。本格的な「二刀流」として日本プロ野球史に様々な伝説を打ち立てた大谷翔平選手の、華々しすぎるメジャーデビューが、野球ファンのみならず、世界中の人々の度肝を抜いている。「正直、ここまでの活躍は予想していませんでした。もちろん、アメリカでも以前から注目はされていましたが、オープン戦の不振もあり、まだ成長途中という冷静な見方が大勢だったんです。そんな中、短期間で調整してこれだけ結果を出せるとは、本当に常識離れしています」そう話すのは、メジャーリーグ専門誌『スラッガー』副編集長の久保田市郎さん。専門家の間でも、大谷選手の活躍がこれだけ話題になっているのは、メジャーと日本のプロ野球の環境の違いに理由があるという。「メジャーは、日本と比べて投手も打者もパワーが1段階上で、例えばストレートの平均速度でいうと約5km/h速い。日本で速球派のピッチャーや、ホームランバッターでも、アメリカでは通用しない場合も多いんです。ところが、大谷選手はバッターとしてもピッチャーとしてもまったく力負けしていません。それも、ふたつを同時にやりながら、です」もはや、「漫画のよう」だという大谷選手の活躍だが、久保田さんは“さらに上”を期待したいという。「水を差すようですが、最終的な評価を下せるのは、シーズンが終わったとき。もちろん、現時点の結果だけでも十分にすごいのですが、日本と比べてメジャーは連戦が多く、体力面の負担も大きいので、1年目の日本人選手は後半戦で調子を落とすことも多い。加えてデータ分析の技術が高いため、研究が進む夏以降に結果を維持できるかどうかも重要です。しかし逆に言えば、そういったハードルを越えてこの活躍を1年間続けられれば、それはメジャーの長い歴史でも指折りの偉業といえます」連日メディアを賑わす大谷フィーバーが、野球史に残る伝説の始まりになるのかどうか!?大谷選手のこれからにますます期待が高まる。「歴史に残るのは“ある時期の活躍”ではなく“年間を通した成績”です。まずはケガをせずに1年、二刀流としてプレーし続けて結果を残してほしい。それ自体、100年間誰もやったことのない偉業です」※『anan』2018年5月30日号より。写真・ZUMA Press/アフロ
2018年05月27日アメリカンフットボールの試合で日本大学の選手が関西学院大学の選手を悪質なタックルによって負傷させた問題。5月22日、反則行為をした日大の選手の記者会見が行われた。 日大の選手は「本件でけがをさせてしまった関西学院大学の相手のクオーターバックの選手や家族、関係者に対して多大な迷惑をかけたことをおわびいたします」と冒頭に謝罪。反則行為について内田正人前監督から「相手のクオーターバックを1プレー目でつぶせば(試合に)出してやる」と指示を受けたと説明した。 まだ学生である選手が顔と実名を出して謝罪をするという異例の事態となった今回の会見。このことについて、会見冒頭で代理人の弁護士は「長い将来のある若者です。ずっとアップで撮るようなことは避けていただいて」と配慮するよう呼び掛けていた。 しかし『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ系)や『グッディ』(フジテレビ系)では弁護士の経緯説明や質疑応答でも選手の顔をアップで放送。ネットでは怒りの声が上がっている。 《…芸能人でも犯罪者でもないんだから配慮しろよ!!》《本人が話してる間も、報道陣が話してる間もずーーっとどアップで選手映してる!ミヤネ屋こわい》《マスコミの配慮のなさ、彼への責任のなさに怒りを通り越して呆れました。情けない》 アップで放送し続けるテレビ各社に対し、経緯説明の間は弁護士のみを映すなど配慮を見せていたニコニコ生放送に称賛の声が上がっている。 《ニコ生が一番ましだった》《ニコニコ動画が1番まとも》《日大アメフト部の記者会見、モラルのあるメディア、ないメディアがはっきりわかるね今後ニコ生を積極的に使っていきたいと思った》 勇気と誠意を見せた日大選手の今後に、周囲から然るべき配慮がなされることを願うばかりだ――。
2018年05月22日「くまのプーさん」を愛する羽生結弦選手や、「もぐたろう」紛失騒動で話題になった江口ともみさんなど、今、ぬいぐるみ愛を堂々とアピールする大人が急増中。それって変なの?いえいえ、もはや「ぬいぐるみは子どものもの」という考え方こそ古いんです。 「大人になったからといって無理にぬいぐるみと離れることは好ましくありません。『いつまでも一緒にいていいんだよ』と言いたいですね」 快獣ブースカ、リラックマ、くまモンといったキャラクターがズラリと鎮座する研究室でそう語るのは、法政大学教授の青木貞茂さん。ぬいぐるみを愛する大人が増加する背景を、青木さんはこう分析する。 「社会の変化に伴い、家庭も仕事も努力なくして安定はなく、生き抜いていくために常にバージョンアップが求められる時代。その中にあって、『ぬいぐるみ』は激流の中で自分をつなぎとめてくれる“心の錨”のような存在なんです。野球の大谷翔平さん、スケートの羽生結弦さんといったトップアスリートの方々がぬいぐるみ好きであることを公言し、アルピニストの野口健さんも自宅でくまモンと差し向かいで晩酌をしているとか。保証のない世界で闘う彼らが、ぬいぐるみに精神の安定を求め、癒しを得ていることはその典型例といえるでしょう」(青木さん・以下同) もちろん心のよりどころとなりうるものは、ほかにもある。しかしペットや人はケアが必要であり、亡くなってしまうことも。絶対的に自分を受け入れてくれる“守り神”的な存在として、ぬいぐるみは理想的だという。 また、日本では古来、長い年月を経た道具などに神が宿る「つくも神」という考え方が受け入れられてきた。 「“ぬいぐるみ愛”の根底にもこの思想が流れています。だから断捨離などといって、親がお子さんのぬいぐるみを勝手に捨ててしまうのは言語道断。自分も簡単に捨てられてしまう存在なのだと、とらえられかねない。どうしても処分したいなら、お焚き上げなどの儀式をしたほうがいいと思いますが、そもそもそこまでして捨てなければならないのでしょうか。大人になってもそばに置いておくことで、人に対しても慈しみの心が芽生える。ぬいぐるみを愛する心に、何も不都合はないのです」
2018年05月20日(写真:アフロ) ブライアン・オーサーコーチ(56)の愛弟子といえば、絶対王者・羽生結弦(23)。その師弟関係に今回、“女王”が加わることとなった。女子フィギュアのロシア代表選手、エフゲニア・メドベージェワ(18)だ。 平昌五輪では、金メダル候補ともいわれていたメドベージェワ。だが同じくロシア代表のアリーナ・ザギトワ(15)に敗れ、銀メダルという結果になっていた。そんな彼女がオーサー氏に師事し、カナダに渡るというのだ。 だがロシアとカナダは、フィギュアスケート界におけるライバル国。所属こそそのままだが、ロシア人選手が練習拠点をカナダに移すというのは“異例の事態”だ。なぜ彼女は“祖国を捨てる”ような決断を下したのか。一部ではエテリ・トゥトベリーゼコーチ(44)との確執が報じられているが、理由はそれだけではないようだ。 「メドベージェワさんは、羽生選手にとても熱を上げています。そして徐々に、その距離を縮めようとしているんです」(スポーツ紙記者) 実はコーチ変更の背景にも、羽生への思いが影響しているという。 「彼女は羽生さんのことを、出会う前からずっとチェックしていました。そして実力をつけると、国際大会でも出会うように。記念撮影をしてもらうなど地道なアピールのおかげで、今ではプレゼント交換もする仲になっています」(前出・スポーツ紙記者) 平昌五輪前、メドベージェワは羽生とゆかりの深い「晴明神社」を訪れていたという。また五輪でも、仲睦まじい姿が目撃されていた。 「平昌五輪のエキシビション前には、控え室で仲良くデュエットする姿も目撃されています。曲は、ディーンフジオカさんが歌うアニメ『ユーリ!!! on ICE』のテーマソング。2人は終始笑顔で、肩を揺らしながら歌い続けていたそうです」(フィギュア関係者) そして彼女は今回の移籍を機に、さらなる“野望”を秘めていた。 「彼女はトロントでの新居について、セキュリティのしっかりした“あるマンション”を希望しています。そこが実は、羽生選手と同じなのではと言われているんです。もしそうなれば、2人の仲もさらに近づくのではないでしょうか」(前出・フィギュア関係者)
2018年05月17日エンゼルスに移籍し、鮮烈な活躍ぶりが話題の大谷翔平(23)。今をときめくプロ野球界のスターだが、フィギュアスケート界のスター・羽生結弦(23)と多くの共通点があった! まず、大谷と羽生はともに94年生まれ。いわゆる“ゆとり世代”と呼ばれる若者だ。それまでの「横にならう集団教育」ではなく「個を重んじる教育」のなかで育った2人。それが現在の大活躍に繋がっているという。“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(71)は言う。 「ゆとり世代の2人に共通するのは、世間の常識や周囲の意見にとらわれないこと。自己分析力に長けていて、自分が正しいと思ったことを貫けるんです」 ゆとり世代の成功例といえる2人、父はともに“自立支援型教育”を重んじてきた。 「エディプス・コンプレックスという言葉があります。父親があまりに偉大だと、その壁を乗り越えられなくなるというものです。でも2人のお父さんは意見を押しつけず、自分でものごとを決めさせてきた。羽生選手のお父さんにお会いしたことがありますが、本当に控えめな方です。父は、後ろに控えていないとダメなんですよ」(尾木氏) フィジカルは母親がサポート。大谷も羽生も食が細く、食事に興味を持たない少年だった。 「大谷選手は少し箸をつけるだけで『あとどれくらい食べればいい?』というタイプだったそうです。それでも母・加代子さんは食事を作り続けました。いっぽう羽生選手も、5分で『ごちそうさま』と言うような少年でした。しかし母の由美さんは専門家にアドバイスをもらい、オリジナルの完食メニューを作っていました」(スポーツ紙記者) さらに2人は、ともに“お姉ちゃん子”だという。 「大谷選手の私服はお姉さんがコーディネートしているそうです。そして羽生選手が4歳でフィギュアスケートを始めたのも、お姉さんの影響。彼女が通うフィギュア教室についていき、そこで『僕もやりたい』と言い出したそうです」(前出・スポーツ紙記者) そんな2人を癒してくれる存在も共通していた。ぬいぐるみが大好きなのだ。羽生がいつもプーさんのぬいぐるみを持っていることは有名だが、実は大谷も母にもらった犬のぬいぐるみを愛用。高校で寮生活をしていた3年間、枕元に置いていっしょに寝ていたという。 「ブランケット症候群といわれる症状があります。ライナスの毛布とも言われ、特定のものを持つことで安心するというものです。勝負の世界で常にストレスにさらされている2人は、このぬいぐるみのおかげで精神を安定させているのでしょうね」(尾木氏) 試合に向けての気合の入れ方まで同じ。2人は神社に対する信仰心があついというのだ。 「大谷選手は横浜にある鶴ヶ峯稲荷神社に通っているそうです。羽生選手も京都の晴明神社や神戸の弓弦羽神社などを参拝しています」(前出・スポーツ紙記者) そして2人は東北出身で、東日本大震災を16歳で経験している。 「羽生選手は宮城県出身で、大谷選手は岩手県出身。2人とも当時は高校1年生でした。そんな大事な時期に被災したことで、競技を続ける意味について考えるようになった。被災地の代表という思いが、彼らを突き動かしているのです」(前出・スポーツ紙関係者)
2018年04月26日≪これなら負けない!≫ Twitterでこう意気込むのは、羽生結弦選手(23)のとあるファンだ。競技名は題して「#羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」! 羽生は4月22日、地元・宮城県仙台市で祝賀パレートを開催。平昌オリンピックで金メダル獲得という偉業を成し遂げただけに、11万人もの人々が集まった。 羽生を乗せた車は、仙台市役所までの1.1キロを40分かけて進んだ。背伸びをして手を振り、時折沿道に向かい指をさすなどサービス精神旺盛。精いっぱい、声援に応えようとする姿がそこにはあった。 ファンも精いっぱいその姿を撮影しようと努力していた。羽生は一瞬で通り過ぎてしまう。今か今かと待ち構え、人をかき分けシャッターチャンスをファンは待っていた。 しかしすし詰め状態のなかで撮影したものに、ミスは当然多い。そこで失敗した写真をあえて披露しようとTwitterで企画されたのが「#羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」だ。失敗した写真をアップし、それぞれがコメントを投稿するという。 たとえば興奮のあまりブレてしまい、背景しか撮れてないものにはこうだ。 ≪仙台の美しい風景をお楽しみください ≫≪杜の都≫≪本人不在≫ またせっかく羽生の姿を収めても、ブレてしまったものには≪涙でにじんだのよね、きっとそう≫と一言。遮るように謎の光が映りこんだものには≪このホヤホヤした光、たぶん私の魂(抜けた)≫とコメント。 さらに体の一部しか撮れなかったものには≪左手は写った≫≪な ぜ 顔 を 撮 ら な い の 私≫≪シャッター切る瞬間ことごとくお顔を伏せてしまう羽生さん≫とも。≪人違い≫と遠くにいる警備員らしきひとを撮影したものもある。 そんなファンの愛を改めて伝える「#羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」に、「むしろ熱気が伝わる!」と絶賛の声があがっている。 ≪たとえそこに…羽生が写っていなくても…羽生愛が感じられさえすれば…それは…立派な羽生写真なのです…破棄しては…いけません…≫≪現地の狂乱がとても伝わってくるのと同時に、皆さんのことが愛しくてたまらなくなる。つまり面白い≫ 羽生に、この愛は届くのだろうか?
2018年04月24日4月13日の12時すぎ、東京・調布市にある「武蔵野の森総合スポーツプラザ」の駐車場に1台のワンボックスカーが止まった。中から出てきたのは、羽生結弦(23)。自身がプロデュースするアイスショー『Continues‐with Wings‐』に出演するため、会場入りした。 開演時間は18時にもかかわらず、6時間前に姿を見せた羽生。黒いTシャツに黒のパンツというラフなスタイル。まだ寝起きなのか、髪もピンと立っている。それでも瞳の奥には、五輪後初となる公演への強い決意がうかがえる。そこには、理由があった。6時間後に行われたアイスショーで、ある“サプライズ”が待っていたのだ。 日本スケート連盟が先月行った発表によると、羽生はリハビリの真っただ中。右足関節外側靱帯と腓骨筋腱損傷と診断され、約2週間の安静と3カ月のリハビリ加療が必要とされていた。そのためアイスショーはトークでの参加が想定されていたが、終盤になんと羽生はスケート靴をはいてリンクへ登場。平昌五輪以来47日ぶりとなる滑りを見せたのだった。 ジャンプこそなかったものの、「ロシアより愛をこめて」など3つの演目を披露。思わぬ演出に、集まった9千人のファンからは割れんばかりの拍手と歓声が送られていたーー。 そんな日本中を動かす“羽生フィーバー”、その勢いは世界にまで波及しているのかもしれない。実は今年6月、国際スケート連盟が“ルール改正”を発表するといわれている。その改正内容が“異例のラブコール”とも取れるほど、羽生有利になりそうなのだ。 フィギュア関係者は「今回のルール改正の流れを見ると、“ジャンプ偏重から芸術性の再評価へ”という国際スケート連盟の委員たちの思いが透けて見えます」と語る。 「今回の改正ではジャンプの点数が下がるとみられています。つまりリスクを背負って4回転ジャンプに挑むうまみがなくなるのです。いっぽう出来ばえ点は7段階評価から11段階に細分化されるとみられています。つまりジャンプ以外の細かな演技の精度を高めることが求められるようになるといえるでしょう。そうなると、抜群の演技力を持つ羽生選手がますます盤石に。彼が五輪3連覇をかけて出場するとなれば、フィギュア界がさらに盛り上がるはず。改正にはそんな意図もあるのではないでしょうか」(フィギュア関係者) 世界に広がる羽生フィーバー。絶対王者はまだまだ世間を騒がせてくれそうだ。
2018年04月20日(写真:アフロ) 4月13日、東京・調布市にある「武蔵野の森総合スポーツプラザ」で羽生結弦(23)のアイスショー『Continues‐with Wings‐』が行われた。9千人のファンを前に、平昌五輪以来47日ぶりに滑るサプライズを見せた羽生。だがその人気は、思わぬ余波も呼んでいた。 開演前から会場には長蛇の列が。お目当ては羽生関連グッズだという。先頭の女性客は、開演12時間前の午前6時から並んでいたとのこと。羽生人気のすさまじさがうかがえた。 さらに公演前の4月11日には、東京・日本橋にある高島屋で「羽生結弦展」が行われた。羽生自身の登場はないにもかかわらず、午前10時のオープンを前に2千人もの行列が! 「会場は8階でしたが、そこにたどりつくまで3時間かかりました。あまりの過酷さに、3回ほど気絶しそうになりました。それでも会場にたどり着くと、もう夢のよう!衣装の質感、刺繍の細やかさ。写真も、初めて見るものもあって。並んでいたときはみんな疲れた表情をしていましたが、最後は笑顔になっていましたね」(訪れたファン) 会場ではグッズ売り場も設置。限定商品の「コスチュームキューピー」(800円)と「キャンバスアート」(大2,500円、小1,500円)には、熾烈な争奪戦が巻き起こっていたという。 「売り場はもう人の山。このグッズを目当てに訪れた人もいたようですが、初日の14時時点でもう売り切れていました。『たった4時間で!?』と残念がる声も聞こえてきましたね。グッズ売り場にいた友人によると、怪しい人がいたみたいです。帽子を目深にかぶってマスクをした男性がいて、写真展には目もくれず売り場へダッシュ。さらにその日の夕方には、大量の限定品がネット上で転売されていたんです」(前出・訪れたファン) 実際、こうした転売はいたるところで横行。とあるフリマアプリでは、800円のキューピーが、なんと50倍の約4万円で売買! 「商品やレシートには『応援ありがとうございます』と印字されており、ゆづの温かい心遣いが感じられました。なのに転売するなんて、許せないです!」(前出・訪れたファン) 同じく11日には宮城県仙台市内にあるデパートなどで記念Tシャツ(2,500円)の販売が開始されていたが、こちらも大人気。売り場には、長蛇の列ができた。売り上げは22日に同市内で行われる金メダル祝賀パレードの費用に充てられるが、こちらも転売が横行。オークションサイトでは、倍の5千円で落札されていたという。
2018年04月20日(写真:アフロ) 最近、「いちゃつくメンズ」に萌え死にする大人女子たちが増えているという。たとえば、2月17日、平昌五輪男子フィギュアスケートで2連覇を達成した金メダリスト・羽生結弦選手(23)と銀メダルを獲得した宇野昌磨選手(20)の仲むつまじい姿はネット上でも話題になり“ゆづしょま萌え”と呼ばれるほど。 なぜ、世の女子たちは男同士のいちゃつく姿に萌えるのか。精神科医の髙木希奈先生に聞いてみた。 「女性たちが若い男子同士のスキンシップに萌えるのは、母性本能をくすぐられるからでしょう。誰にでも萌えるというわけではなく、羽生選手と宇野選手は、10年ぐらいの長い付き合いを経てきたからこその人間関係が動作や言葉からにじみ出てきて、またそこに引かれるのです。特に日本人は、一体感が生まれるグループの力や、苦楽を味わって成長してきたような苦労話が好きなので、そういう彼らが“濃い”スキンシップをはかるとグッとくるのでしょうね」(髙木先生) 人間関係を“深読み”して妄想をふくらませる。そのプロセスも「いちゃつくメンズ」を楽しむ作法と言える。 もちろん、いちゃつくのは若くて清潔感がある若い男性が前提条件なのは言うまでもない。多くの日本人に感動を与えた平昌五輪。男子フィギュアスケートの競技後のセレモニーで、羽生選手が宇野選手の頭を“なでなで”する姿は記憶に新しい。 さっそく翌朝、民放の報道番組で、その場面を司会者に突っ込まれると宇野選手は「いろんなところで(羽生に)面倒を見ていただいて。本当にありがたいのと、申し訳ない気持ちもあります」と恐縮するが、羽生選手は「弟分というよりもワンコに近いですね」と笑い合い、その姿に女子たちが悶絶した。 「表彰台に2人で上がることはこれまでもあって、’15年のGPファイナルでも3位で表彰台に上がった宇野選手が真ん中に立つ羽生選手の腕を組み、『結婚式かよ!』とテレビでも話題になりました。ふだんから仲よしなので、いちゃつく姿を見ているとホッとする。もうかわいくて仕方がないんです!」 こう力説するのはゆづファンの女性(60)。髙木先生は言う。 「大人の女性たちは日常生活のなかで、新しい人と出会うこと自体が少なくなってきているので、なかなかときめく機会がない。でも『いちゃつくメンズ』観賞なら、テレビやインターネットの動画など身近なツールでときめきを得ることができる。彼らに萌えるブームはまだまだ続くでしょう」 ときめくと、顔と心にハリが出てくるともいわれている。女子たちよ、もっと萌え、もっと若返ろう!
2018年04月01日