羽田空港に国際線が復活するようになって、にわかに活気づいてきているのが蒲田です。JR京浜東北線と東急池上線、多摩川線の3路線が交わる北側から、京浜急行線のある南側まで、下町風情を残しながらも新しい風を取り入れた街。今回は南側の京急蒲田駅から、北側のJR蒲田駅までをご案内しましょう。蒲田という街は、今では区役所がある大田区の中心。羽田空港が間近にあり、日本の玄関として、世界へ向けた国際的な街でもあります。ちょっと下町的なイメージのあったこの街も、空港の国際線復活にあわせて、とくに京急蒲田駅周辺は再開発が進んでおり、日本を象徴する町へと変貌し始めています。繁華街あり、アミューズメントありの蒲田ですが、夜になると終電を逃したサラリーマンの姿もたくさん見かけます。そんな彼らが利用するのはカプセルホテル。カプセルホテルというと、なんとなく狭苦しい、寝るだけの場所をイメージしていまいますが、ここ蒲田には、ボーリングやビリヤード、大浴場などが完備されたスーパーカプセルホテルがあるのです。アスレチッタ蒲田は豪華5階建てのアミューズメント施設つきのカプセルホテル。まだ遊び足りない人は、ここを満喫してゆっくり疲れを取りたいところです。<アスレチッタ蒲田>また、昨今の餃子ブームにも蒲田の名を忘れてはいけません。宇都宮や浜松の名は有名ですが、蒲田の羽根つき餃子も知る人ぞ知る、ご当地グルメなのです。小麦粉を溶いた水で蒸したあとに焼き上げた餃子には、焦げ目のついたパリパリの皮があたかも羽根のようについていて、肉汁たっぷりの餃子の食感を盛り上げています。ニイハオ、歓迎、今春といった3大蒲田羽根つき餃子の店を、たっぷり堪能したいものです。そして、蒲田を象徴するのが「ユザワヤ」。趣味と手芸用品、生地のデパートでもあるユザワヤでは、毛糸や洋服の生地を、どこよりもリーズナブルな価格で販売しています。今年は手編みのマフラーが欲しいなんて思う方は、彼女に交渉するのもいいかもしれません。<ユザワヤ>さて、JRと私鉄の駅に囲まれた街の蒲田ですが、気になる家賃の相場はどんなものなのでしょうか。これだけ好立地だと、極端に高いイメージをお持ちになるかもしれませんが、意外や意外。駅から10分以内のワンルーム相場は7万1千円程度、もっと離れてもいいのであれば6万円代もちらほら。1Kでも7万5千円くらいからと、非常にコストパフォーマンスの面でも優れていると言えそうです。閑静な住宅街ではさびしいので、周辺にいろいろな施設があったほうがいいアクティブ派には、願ったりかなったりの街ではないでしょうか。これから再開発が進むにつれて、蒲田はどんどん新しくなっていきます。新しく住む街の候補に、蒲田を加えてみるのもいいかもしれませんね。(OFFICE-SANGA山河宗太)
2012年04月01日3月28日、『Red Bull Paper Wings Japan Final』(レッドブル・ペーパーウィングス・ジャパンファイナル)が、羽田国際空港内T-101ハンガー(※)で開催された(主催:学生紙飛行機大会実行委員会)。これは2006年に初開催され、2009年の第2回を経て、今回で3回目となる紙飛行機の世界大会、その日本予選決勝ラウンドである(参加対象者は大学生、専門学校生に限られる)。このファイナルステージは、来る5月4日~5日にオーストリア・ザルツブルグ空港で開催される世界大会『Red Bull Paper Wings World Finals 2012』への進出を賭けて行なわれた。競技コンテストはLongest Air Time(最長飛行時間)、Longest Distance(最長飛行距離)、Aerobatics(曲技飛行)の3部門。いずれの部門でも、支給された公式A4用紙(297×210mm/100g以下)を折って作れる紙飛行機のみ使用が許される。のり止めしたり、ホチキスを使ったり、何かを足したりすることは許されていない。また、投てき者はひとり。「静止した姿勢で投げること」。「投てき者は両方の足をしっかりつけた状態で投げること」。「走る、はや歩き、傾斜をつける等はダメ」といった細かいルールが部門ごとに決められている(測定時間は1/100秒単位)。Longest Air Time(最長飛行時間)部門では、ファイナリスト10名が戦い、結果は以下のようになった。●Longest Air Time(最長飛行時間)部門結果第1位 延命慎一(サイバー大学) 13秒27 第2位 鹿俣直裕(日本大学) 10秒21 第3位 秋山 慧(立命館大学) 9秒4513秒27の滞空時間で2位以下を抑えた延命氏の紙飛行機は、高空から数度ホップしながら落下するという美しいフライトを見せた。Longest Distance(最長飛行距離)部門では、ファイナリスト10名が戦い、結果は以下のようになった。●Longest Distance(最長飛行距離)部門結果第1位 渡辺一裕(立命館大学) 40m30cm第2位 堀本 直(立命館大学) 33m73cm第3位 三國将吾(名古屋芸術大学) 27m13cmこの部門は、紙飛行機と言うより、もはや印象的には「やり投げ」である。優勝した渡辺一裕氏(19歳)が大きなモーションから力一杯投げた紙飛行機は、まさに投てきやりのように一直線にハンガー端まで飛んで行った。会場から「おお!」というどよめきが一斉に上がったほどであった。Aerobatics(曲技飛行)部門は、アーティスティックなパフォーマンスを競う部門。紙飛行機を用い、各出場者がコスプレ、ダンス、音楽を絡めるなど、さまざまなパフォーマンスを行なう。これを3名の審査員が評価し、30点満点での得点を競うのである。なお、審査員は室屋義秀氏(エアロバティックス・パイロット)、鈴木真二氏(東京大学大学院 工学系研究科航空宇宙工学専攻 教授)、鈴木一義氏(国立博物館 理工学研究部 科学技術史グループ)の3名。この部門ではファイナリスト6名が戦い、結果は以下のようになった。●Aerobatics(曲技飛行)部門部門結果第1位 延命慎一(サイバー大学) 26Points第2位 竹原昌吾(大正大学) 20Points第3位 元泉宗純(花園大学) 19Points第3位の元泉氏は和のテイストを活かした舞と共に紙飛行機を華麗に宙に放った。第2位の竹原氏はシャボン玉と紙飛行機の共演で観客を魅了。第1位の延命氏は、大きなスペースシャトルを模した紙飛行機から小さな手のひらサイズまで、実に大小多くの紙飛行機を用意し、音楽に合わせて投てき。各サイズの紙飛行機がまるでブーメランのように手元に戻って来る離れ技を演じて見せた。他にも、驚きのリフティングパフォーマンスで観客を沸かせた徳田耕太郎氏(帝京大学)、戦隊ヒーローパフォーマンスをやってのけた新井 薫氏(関東学院大学)など、この部門のファイナリストは全員見事な芸達者ぶりだった。特筆すべきは、Longest Air Time(最長飛行時間)部門とこのAerobatics(曲技飛行)部門で2冠を達成した延命慎一氏(46歳)である。紙飛行機に賭ける氏の情熱がこの結果をもたらしたと言えるだろう。優勝者、渡辺一裕氏(Longest Distance部門)、延命慎一氏(Longest Air Time部門&Aerobatics部門)には世界大会への出場権と渡航費用が授与された。世界大会への抱負を、渡辺氏は「日本初の50m記録を狙っていたのだが残念。世界大会では40mでは勝てない。世界大会では50mに届くように頑張りたい」、延命氏は「日本の名に恥じぬように頑張りたい」と語った。来る世界大会では、ぜひ日本勢の躍進に期待したいところだ。また、今回の大会には学生メディアの記者が取材で多数参加していた。その記者に紙飛行機競技を体験してもらうべく、メディア代表のエキシビションマッチも行なわれた。競技種目はLongest Distance、一番遠くへ紙飛行機を到達させた記者が勝利するというもの。優勝賞品は「世界大会取材ご招待」で、どの記者もかなり真剣に初めての紙飛行機競技にエントリーした。フジテレビの情報番組『めざましテレビ』でお馴染みの立本信吾アナウンサーも飛び入り参加。記者の最後に自作紙飛行機を投てきしたが、残念ながら優勝はならなかった。メディア・エキシビジョンの優勝者は、埼玉大学でフリーペーパー『ソース』を手掛ける本間智之氏(20歳)。「本当にオレ?」と優勝の興奮を語った。本間氏には、世界大会での取材成果に期待したい。※今回日本最終予選の舞台となった『羽田国際空港内T-101ハンガー』は1947年ごろに建設されたとされる、日本最古のハンガー。2012年3月からは、国立科学博物館がYS-11量産初号機をここで保管している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日エクセル航空株式会社は、春休みに親子で体験できる「ヘリコプター教室」を3月25日に千葉県・浦安の浦安ヘリポートにて開催する。子どもは3歳以上12歳未満(小学生まで)が対象。現役のパイロットがヘリコプターの仕組みをわかりやすく解説するほか、教室終了後にはお台場や舞浜を一望できる体験フライトも運航するという。「ヘリコプター教室」は、3月25日に千葉県の浦安へリポートにて開催。子どもを対象にしたヘリコプターの知識を学べるVTRの上映、現役パイロットへの質問コーナー、ヘリコプターを題材にしたお絵かき教室のほかヘリコプターが格納された格納庫の見学も行われる。さらに、教室終了後には約10分間の体験フライトも実施。舞浜リゾートエリアから葛西臨海公園、お台場地区までを往復する特別湾岸ヘリクルージングを体験できる。上空からは湾岸エリアのほか、東京タワーなども眺めることができるという。料金は親子2人で25,500円。人数追加の場合は大人15,500円、子ども(3歳~12歳小学生まで)10,500円。限定30名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日日本空港ビルデング・三菱地所・ロイヤルパークホテルズ アンド リゾーツは6日、羽田空港国際線旅客ターミナルにおけるホテル事業に参画すると発表した。羽田空港は今後の国際線発着枠拡大に伴い、国際線旅客ターミナルの拡張が予定されている。これに伴い、同ターミナルに付帯したホテルの建設が計画され、前述の3社がホテル事業者に選定された。ホテルの名称は、ロイヤルパークホテルズの新機軸ブランド「ロイヤルパークホテル ザ (+都市名)」シリーズ第4弾で、「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」(仮称)となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日日本空港ビルデングは4月20日、羽田空港国内線旅客ターミナルに「イセタン ハネダ ストア」をオープンする。紳士雑貨を主とした店舗で、三越伊勢丹グループとの共同事業となっている。同店は、国内外をアクティブに飛び回るビジネスマンや旅行者に向けて、旅の緊張感や癒しを柱としたライフスタイルを提案するという。緊張感の高いビジネスシーンを想定し、ビジネスをサポートする紳士雑貨を取り揃えているほか、旅行における癒しのシーンを想定し、旅の気分を盛り上げ楽しさを演出するメンズコスメやルームウェア、オーガニックコットンを使ったラウンジウェアなどを展開する。また、焼き菓子やショコラなどこだわりのギフトを取り扱うスペースや、飛行場を一望できるカフェ、「バカラ」がプロデュースするバーなどもあり、搭乗前・到着後に買い物やくつろぎのひとときを過ごせるようになっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日お手ごろで高品質のコスメ!ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社のメイクアップブランド「エクセル」が2012年4月17日にブランドリニューアルをする。イメージモデルはファッションモデルのJULIANAに決定した。エクセルのテーマ「直感スマートコスメ」の特徴は、①テクニック要らずで完成された仕上がりを実現(Performance)②手になじむサイズと形、サッと取り出して使いやすいデザイン(Design)③日本人の肌をキレイに見せる処方とカラー設計で上質な使い心地(Quality)まずは2品を買い替え!4月17日のリニューアルに伴って発売される商品は、エクセルスリークシャドウ01~05番、エクセルパウダー&ペンシルアイブロウEX(PD01、PD02、PD05、PD07、PD08、PD10、PD11、PD12)の予定。エクセルスリークシャドウ全5色は、各1,260円(税込み)。エクセルパウダー&ペンシルアイブロウEX全8色が、各1,522円(税込み)で販売される。元の記事を読む
2012年02月09日羽田空港のスイーツセレクトショップ・羽田スタースイーツに、「ドミニク・サブロン」が期間限定で出店中だ。そらクロ羽田空港第1ターミナルのスイーツのセレクトショップ・羽田スタースイーツは、その名の通り“スターになるスイーツ”を全国、世界に広めていこうというコンセプトのもと、厳選されたブランドが周期的に登場している。今回ドミニク・サブロンからは、看板・クロワッサンの羽田空港限定アソートBOX『そらクロ』をはじめ、新商品『リーフパイ』など、オリジナルのスイーツが販売される。リーフパイ東京土産にピッタリ!年末年始の帰省や旅行の際には、羽田スタースイーツに立ち寄ってみて。販売期間:~2012年2月29日(予定)販売場所:羽田空港第1旅客ターミナル マーケットプレイス 2階open.6:00~20:00お問い合わせ:羽田スタースイーツ tel.03-5757-8127
2011年12月22日