義実家、実家ともに遠く、帰省も年に数回のわが家。ゴールデンウィークに義実家へ久しぶりに帰省することになり、5歳の息子と2歳の娘たちも楽しみにしていました。しかし、そのことを伝えると義母からまさかのひと言が……? 会いたくないって思われてる…?私たち家族と義母の関係性は良好で、年に数回の帰省をお互いいつも楽しみにしていました。今回も帰省予定の数日前に夫から義母にメールで連絡をしてもらうと、なんと「来ないでほしい」とひと言だけ返信が……。電話をかけてみましたが、義母は応じてくれません。いつもと違う様子のため、義母に何かあったのでは……!? と心配に。そこで私は夫と話し合い、思い切って会いに行きました。義実家のチャイムを鳴らすと、義母が出てきて、突然の訪問に驚いた様子。話を聞くと、「ここ数日風邪を引いていたから、うつしたら悪いと思って……」とのこと。電話をかけたときも、喉が痛くて出られなかったそうです。義母は「大きくなったねぇ」と上の子を見て笑顔に。下の子は、チャイルドシートで寝ていたので顔を見せただけでしたが、会いに行けてよかったなと思いました。その日はあらかじめ予約していたホテルに宿泊し、後日帰宅することに。 突然訪問した私たちをやさしく受け入れてくれた義母。しかし、義母にも義母の都合があるため、断られたのにもかかわらず押しかけたのはよくなかったと反省しました。今後は、電話に出てもらえなかった時点でメールをして理由を聞くなど、自分たちの気持ちだけで先走るのではなく、相手の発言の背景を考えて行動する必要があると感じた出来事です。 作画/ひのっしー著者:井島りほ
2024年05月03日息子が生まれて間もないころ、家の近くを抱っこして散歩していると、年配の女性から「母乳で育てているの?」とよく聞かれました。いきなり失礼な…!私はあまり母乳の出がよくなかったので、「ミルクです」と答えると、「ああ~ミルクはよくないよ。私なんか4人子どもがいるけど全員に母乳で育てたわ。」と得意気に言われました。最初は黙って話を聞いていましたが、会うたびに何回も同じ話をされてムカつくやら悲しいやらで気持ちが沈みました。それ以降は、会ってもさらっと挨拶だけで通り過ぎるようにして、極力関わらないように心がけていました。 ◇◇◇ あまり会話をしなくなってからは、ストレスも少なくなったし、他人の言葉を気にする必要はないと思えるようになりました。もし自分が年をとっても、自分の育児を押し付けたりすることはしないようにしたいと感じました。 作画/まげよ著者:瀬上綾香30代、2歳の息子を育てる母。夫婦でカフェを経営しています。趣味はラジオを聴くことです。
2024年05月03日3歳の息子は、保育園の運動会で披露するお遊戯を自宅でもノリノリで練習中。私は息子が一生懸命踊るお遊戯をいい場所で見ようと、事前に息子の立ち位置を確認していました。しかし、運動会当日、まさかの事態に……!? 事前にばっちり準備したはずだったのに…息子が家でも一生懸命練習していたお遊戯を、何としてもいい場所で見たい私。保育園の先生から事前に息子の立ち位置を聞いて、カメラも用意して準備万端。そして迎えた運動会当日。息子のお遊戯が始まります。事前に担任の先生からどのあたりに息子が立つか聞いていたので、息子の姿がバッチリ見える位置を確保できたとガッツポーズ! しかし、まさかの角度が悪くて後ろ姿しか見えない状況に……。移動しようと思いましたが人が多くて難しく、そうこうしている間に息子は他の子と重なってさらに見えなくなっていきました……。 帰宅後、なんとか撮った写真や映像を仕事で来られなかった夫に見せると、やはり「え? これじゃ、息子のお顔が見えないよ……」と悲しそうな顔をします。後日、同じクラスのママ友に相談してみると、そのママ友が撮った動画に息子が踊る様子が映っており、データをもらえることに。息子はその動画を見て「ぼく、これ?」と照れながらも誇らしげです。夫も「よかった~! ありがとう!」と喜んでくれました。 「立つ位置さえ分かっていればどの方角から見ても息子の顔が見えるだろう」という勝手な思い込みが招いたこの失敗。初めてのことは入念に確認しないといけないな……と反省しました。来年の運動会は、しっかり正面から息子の晴れ舞台を楽しみたいです。 作画/yoichigo著者:佐々木りか
2024年05月02日第1子を出産して3カ月ほど経ったころの話です。慣れない育児の疲労、寝不足に加え、ある日、私は体の関節や骨が痛いなと感じるようになりました。腱鞘炎、腰痛、謎の痛みまず痛くなったのは腕から手首にかけてで、私は慣れない新生児の抱っこ、授乳の姿勢などが原因だと思っていました。湿布やサポーターをしながら姿勢に気をつけることで軽減されましたが、次に襲われたのは腰を中心に背中からの骨の痛みです。 日がたつにつれ全身の骨が痛くなっているように感じ、「ヘルニアとかだったら大変だから病院に行ってみたら?」という夫の言葉もあり、私は整形外科へ向かいました。 レントゲンをひと通り撮ってみた結果整形外科で腰を中心にレントゲンを撮りましたが、特に異常はなし。先生によると、「産後、急に筋肉を使うようになり、無理な姿勢も増え、その結果として痛みが出たのだろう」という診察結果でした。 骨や神経に悪いところは見られないので、病院に通って筋力をつけるようなリハビリをしていくか、もしくは普段の生活で気をつけていくかのどちらかになるとのこと。 ひと安心とはいえショック…骨がきしむような感覚が抜けない中、「異常なし」と言われ安堵しましたが、「運動不足からくるもの」だとわかり脱力……。まだ生後3カ月の息子を長い時間預けながらのリハビリは、授乳時間もあり現実的ではなかったので、私は家で何かできないかと考えました。 育児には筋肉をたくさん使う動きが多いのでは?と思った私。それならと、私は息子を抱っこしながらスクワットしたり、ストレッチをしたりと家の中で育児をしながら軽く運動をするようになりました。 息子を連れて散歩に出かける機会も増え、私も動くようになり、さらに仕事に復帰すると体の痛みはほとんどなくなりました。息子のためにも、これからも少しずつ運動をして、元気な体でいたいと思った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ななぎ著者:畑野ナツミ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月02日4歳の娘は少し繊細で、きつい言い方をするとすぐに落ち込んでしまいます。そこで私は、注意するときもなるべくやさしい言い方を心掛けていました。しかし夫は強くハッキリと言うことが多くて……? 言われるまで気づかなかった…ある日夕食を食べていると、4歳の娘がふざけてお箸を落としました。「あー! ダメでしょ〜。ふざけてるからだよ」と言って私が拾おうとすると、夫が「娘ちゃんが遊んでいて落としたんだから、自分で拾って?」と冷たく言います。娘は夫に怒られたと思ったらしく、泣きそうな顔でお箸を拾いました。夕食後なぜ冷たく注意するのか夫に聞くと、「娘はきちんと話せばわかる子。だからダメなことはきちんと教えて理解してほしいと思ってる。だからたまには強めに注意することもあるんだよ」と言うのです。娘は注意するとすぐ落ち込むタイプなので、私はいつの間にか「いけないよ~」と、やさしく注意するだけになっていたことに気づきました。夫の言い方が少しきつめだったのは、娘のためを思っているからこそだったようです。 私は、繊細な娘が傷つかないようにと過保護になりすぎていたのかもしれません。夫の言葉で私は、娘が将来困らないためにもダメなことはしっかり伝えなければいけないと思ったのでした。 作画/ひのっしー著者:加藤さやか
2024年05月01日2歳の息子が滑り台から落下! 気が動転した私はすぐさま夫に連絡しますが、なぜか夫に電話を切られてあ然としてしまいます。再度かけ直すと対応してくれたものの、その日の夜に話を聞くと、衝撃の理由が発覚したのです……。 なんで切るの!?夫が驚きの行動をとった理由2歳の息子と公園で遊んでいたときの話です。滑り台で遊ぶ息子が、階段から足を滑らせて地面へ落下! 高さはなく大きなけがはなさそうに見えるものの、息子の鼻からは血が出ています。私は気が動転してしまい、仕事中の夫に慌てて電話をかけますが、なぜか呼び出し音が鳴るとすぐに電話を切られてしまいました。そのあとまたかけ直すと今度は電話に出て、謝りながら対応してくれたのですが、それにしても一大事に電話を切るなんて……。私は夫のアドバイスを受け、すぐに近所の小児科で手当をしてもらうことに。大したけがではないようで、一安心です。 その日の夜、夫に電話を切った理由を聞くと、息子が私の知らぬ間に、私のスマホを使って普段からいたずら電話をかけていたそう。夫は今回も同じいたずら電話だと思い、途中で切ったようでした。息子の小さないたずらを夫はかわいいと思っていただけで、私には知らせていなかったそうです。 今回のことは、普段私のスマホからかかってくる電話が、ほとんど息子のいたずら電話であったことがそもそもの原因。大事なときに対応してもらえないのは困るため、この一件以降はスマホのロック方法を定期的に変えて、息子がいたずらできないように対策しています。 作画/ひのっしー著者:木村メイ
2024年05月01日子どもがまだ生後半年くらいのころ、初めて子連れで飛行機に乗りました。お願い!泣かないで!!隣に座ってたい男性が終始、ため息、にらみつけてきて本当に怖かったです。確実に煙たがられている感じでした。電車と違って逃げることができないので本当に苦痛でした。飛行機に乗る約2時間の間、子どもが少し「うー!」と言うだけ「はぁ…。ったく…。」と呟き、冷たい視線を感じました。私は、子どもに泣かれないようにヒヤヒヤしながら過ごしていました。 ◇◇◇ この出来事があってから、飛行機や新幹線など、長時間乗る公共交通機関は乗らないようになりました。その後、車を購入し車移動をするようになり気がラクになりました。 作画/さくら著者:小林りか40代、現在子供は12歳です。そろそろ反抗期かなというかんじです。
2024年05月01日3歳の息子と公園にお出かけしたとき、息子と遊んでいた小学生のひとりが「トイレ」と言い出します。公園内にトイレはなく、自宅のトイレを貸してあげたのですが、その後まさかの展開に……。 こんなことってある!?団地住まいの3歳の息子と私は、敷地内の公園によく遊びにいきます。あるとき、息子と一緒に遊んでいた小学1年生くらいの男の子がもじもじし始め、「トイレに行きたい……」とひと言。公園内にトイレはないため、自宅のトイレを貸してあげることにしました。最後に「ありがとうございました」とお礼が言えるいい子だったのですが、その日以降、その子は私と息子が公園にいない日でも「トイレを貸してほしい」と何度もわが家を訪ねてくるように。漏れそうで困っているという様子でもありません。トイレを一度貸したことをきっかけに、わが家のトイレが「気軽に行ける公衆トイレ」だと思われているのでは!? と思った私は、「漏れそうで急いでいるとき以外は、自分の家のトイレを使ってね」とやんわり注意しました。 その後、その子がトイレを貸してほしいと言うことはなくなりました。困っているときはトイレを貸してあげたいですが、「漏れそうなときだけ」などのルール作りは必要だと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:桂ゆかり
2024年04月30日次男が3歳のころ、家族全員で地元のお祭りに行ったときの話です。そろそろ帰ろうと階段を上っていると、次男が転んでしまいました。私はすぐさま次男を抱きかかえ、階段をのぼりました。ただ転んだだけだから大したことはないと思った私。まさか救急車を呼ぶことになるとは思いもよりませんでした――。 楽しいお祭りのはずが…救急車!?階段を上ったところで、一呼吸していると、見知らぬ女性が「お子さんの額から血が出てますよ!」と教えてくれました。よく見ると次男の額はぱっくり割れていて、そこから血が流れていて、私の服も血だらけになっていたのです。予想外の出血量に少しパニックの私に、額に当てる用にとティッシュを差し出しながら、女性は「救急車を呼んでもらった方がいいかもしれませんね」と言いながら救護所へ誘導してくれました。 救護所へ着いてもなかなか止まらない出血……。結局救急車を呼んでもらうことに。そして次男と一緒に私もそのまま病院へ行きました。 病院に到着すると、まずCTを撮り、その後、額の傷を縫ってくれました。後日、抜糸に行くことに。 お祭り会場は暗がりで人がたくさんいたため、3歳の次男にとっては歩きづらかったのかもしれません。そして、階段のとんがった角部分に額をぶつけたようで、縫うほどの怪我をさせてしまいました。 処置が早かったおかげか、幸いにも次男の額の傷は目立たなくなりました。あのとき声をかけてくれた女性には感謝してもしきれません。 二度と大きな怪我をさせないよう、今は子どもの目線に立って、歩きづらさや危険なポイントがないかどうかなどを確認するようにしています。 イラスト/ふくふく著者:丘里リル監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月30日2015年生まれの娘と2018年生まれの息子を子育て中のあいぽんさんが描く育児マンガをご紹介! 今回は、育児中にあいぽんさんの妄想がさく裂したときのエピソードをお届けします♪ある日、眠った息子をそっと床におろそうとしていると、ぐっとあいぽんさんの服を息子が掴んできました。その瞬間、あいぽんさんの妄想スイッチがONに!イケメンと化した息子に思わずあいぽんさんの態度が激変して……!? ママの脳内で、妄想がどんどん広がっていき…!? 「行くなよ……」 そう言うと、眠りながらあいぽんさんをグイッと引き寄せたほか、食事のときは「あいに食べさせてほしい」と口を開ける息子。 またあるときは、「お前じゃなきゃダメなんだ」と潤んだ瞳で見つめてくる息子に、あいぽんさんは「ハイ!喜んで!」と即答。 脳内でそんなことを妄想しながら、日々の育児を楽しんでいるのでした。 ◇◇◇ 脳内で存分に妄想をさく裂させるあいぽんさん。日々の育児はしんどいことも大変なことも多いと思いますが、このような妄想を取り入れるのも、ママの気分が変わるのでアリかもしれません! 著者:マンガ家・イラストレーター あいぽん2015年生まれの女の子、2018年生まれの男の子を育てる田舎のお母さんです。娘が生まれた時からゆるゆるとInstagramで子供との何気ない日常を絵日記で発信しています。日々の忙しさに追われ、記録に残していないと忘れてしまいそうなほど「なんでもない日々」を、できるだけ忘れたくないな、でも最近物忘れひどいな……そんな毎日です。
2024年04月30日コロナ禍を経て、ようやく通常通りにおこなわれるようになった小学校の発表会でのことです。思いも寄らない行動をする保護者を目にして、私は驚きを隠せませんでした……。 久しぶりに制限なしの発表会娘は現在、小学校2年生。1年生のときの発表会はまだコロナ感染拡大防止のため、各家庭1名しか発表会を見に行くことができませんでした。 今年はついに何人参加してもよいというお知らせを受け取り、わが家も夫婦で見に行くことにし、楽しみにしていました。 体育館は人でいっぱい!そこへ突然…予想はしていましたが、やはり発表会がおこなわれる体育館の外は大行列! たくさんの保護者であふれていて、ようやく中に入ると、すでに前から5列ほどの席が埋まっていました。今年はパイプ椅子はなく直接床に座るようになっていたため、私たちも空いた所に座りました。 ところが、私の後ろに並んでいた1人のお母さんが「ちょっとすみません!」と言いながら、どんどん前へと進んできたのです。そして一番前の角に立てられている「保護者席」と書かれたカラーコーンをぐいっと横へ押しのけ、平然とその場所に座ったのです! すると教頭先生が…突然、最前列の端を陣取ったそのお母さん。隣の人も驚いてじろじろ見ています。さすがに見かねた教頭先生が「皆さん、順番に並ばれていますので」と声をかけると、しぶしぶ後ろの席へと移動していきました。 後から聞いた話ですが、そのお母さんはいつもそんな感じで授業参観などでも似たような行動をとったりするため、同じクラスの保護者からあまり良く思われていなかったようです。「先生が注意してくれてスッキリした!」とママ友たちは少しほっとしたようでした。子どもたちも見ていますし、改めて自分も常識ある行動をしなくてはと気を引き締める機会となりました。 イラスト/海乃けだま著者:中越 美織
2024年04月29日7歳の長女の話です。ある日のこと、学校から娘が発熱したとのことでお迎えの電話がありました。まさかの入院!?急いでお迎えに行くと、保健室でグッタリしている娘の姿がありました。様子を聞くと、「とにかく眠い」とのことで、帰宅してから布団で休ませることにしました。疲れもあったのか、娘はそのまま夜までグッスリ寝ていましたが、「おなかが痛い」と訴えが変わりました。熱はどんどん上がり、40度前後。解熱剤を与え、翌朝病院に連れて行こうと娘の看病をしていましたが、腹痛は引かず、娘はついに痛みで泣き叫びました。「これは今すぐ救急車だ!」と思い、朝4時ごろに救急車を呼びました。下の子は近くに住む祖母に頼み、私は付き添いで救急車に乗りました。腹痛と熱にうなされ、顔面蒼白な娘が心配で、手を握り必死に呼びかけました。田舎で小児科が近くになく、少し遠くの総合病院に運ばれました。後ろから車で追って夫と連絡をしながら、不安でいっぱいでした。病院に着いて、点滴などの応急処置をしてもらい、一旦入院になりました。夫は仕事もあるため、付き添いは私がしました。感染症の検査はすぐに結果が出ないため、入院翌日におこないました。そして、検査の結果は「インフルエンザ」でした。 ◇ ◇ ◇ 1週間入院することになりましたが、娘がずっと訴えていた腹痛は高熱によるものだったそうです。付添い入院で私も感染してしまい、交代も入浴もできずつらかったです。入院は大変でしたが、救急車が来てくれたときの安心感は半端なかったです。まさかインフルエンザで救急車を呼ぶ羽目になるとは思いませんでしたが、子どもは急変することもあるので、迷わずすぐに呼んでよかったです。救急隊の方に感謝です。 ※「救急車を呼んだほうがよいか」、「今すぐ病院に行ったほうがよいか」など、判断に迷ったときに、「♯7119」(又は地域ごとに定められた電話番号)に電話することで、救急電話相談を受けることができます。 作画/さくら著者:藤田楓40代、7歳、3歳のお喋り姉妹の母。ディズニー大好きな専業主婦です!監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月28日混んでいるスーパーのレジ前でかんしゃくを起こし始めた3歳の次男。次男の対応に手こずっていたとき、見知らぬ女性が声をかけてきました。とてもショックだった出来事です……。 夕方スーパーのレジ前にて平日の夕方、長男が習い事に行っている間に買い物を済ませようと、次男とスーパーに向かいました。スーパーに入る前に「今日はお菓子1個だけね」「ジュースは買いません」と約束し、次男も大好きなチョコレートのお菓子を手に取り、そのときは満足気だったのですが……。 夕方の買い物客が多い時間だったためレジが混んでおり、1つのレジに5人ずつくらい並んでいました。あと2人終われば次は私の番というところで、次男が「ジュースもほしい」と言い出してしまい……。 事前にジュースは買わないことを約束済みでしたし、長男を習い事に迎えに行く時間が迫っていたこともあり、ジュースを買いに戻るという選択肢は私の中にありませんでした。すると、次男は大泣きして抗議しはじめたのです。女性の一言…すると、後ろに並んでいた見ず知らずの女性が声をかけてきました。 「ジュースくらい買ってあげなさい」 次男のグズグズを見かねてだとは思いますが、とても冷たい口調で言われてしまい驚き、ショックを受けました。長男のお迎えの時間が迫っていることや今日はお菓子一つだけと事前に約束していたことなど、なにも女性は知りません。 「わが家の事情をなにも知らないのに口を挟まないでほしい! 放っておいてくれ!」と思ってしまいました。 私は女性の一言にイライラしてしまい、反論する気にもなれませんでした。子どもを連れていると思いやりのある言葉をかけていただくこともありますが、そうではない言葉をかけられたのが初めてだったため、なんとも言えない気持ちになりました。この出来事から、自分が誰かを傷つけたりすることのないよう、相手の事情や背景などを考慮することを心がけようと決めました。 イラスト/海乃けだま著者:鬼頭いちか
2024年04月28日下の子がまだ保育園に通っておらず、年子の子どもをつれて1歳半健診に行きました。まさかの結果にあ然下の子をおんぶ紐で抱っこしていたのですが、それを見かねた保健師さんが「赤ちゃんこっちで抱っこしてますよ。」と言い、気遣ってくれ下の子を連れて行ってくれました。息子は弟がおらず心配に思ったのでしょう。「どこいったの?どこ??」と、何回も私に聞いてくるので保健師さんの問いかけには答えられませんでした。結果は、指示が通らないとなり再検査になってしまいました。健診が終わると、保健師さんが弟を連れてきてくれて、兄はほっとしていました。 半年後、再検査で異常なしという結果になり安堵しました。しかし、きょうだいで参加するときは、何か良い方法がなかったのか?と、考えてしまいました。 ◇ ◇ ◇ 健診のとき、預けられる場合は下の子をみてもらうと良いと思いました。もしくは、 夫にも参加してもらい、会社を休んでもらうべきだった。夫にとっても、一生に1度のよい記念になるのではないかと思いました。 作画/犬野ぽよ彦著者:まあたんママ30代、結婚10年目。9歳と10歳の年子を育てる母。医療従事者。趣味は旅行、ドライブ、音楽鑑賞。
2024年04月28日1歳の娘と飛行機に乗ったときのことです。娘がぐずり始めると、遠くの席から70代くらいの男性が私の席までやってきて怒鳴りました。その後、さらにまさかの展開に……。こ、怖い…!帰省のため、飛行機に当時1歳の娘と2人で乗りました。座席は右の窓側の一番後ろ。出発時間が過ぎたころ、70歳くらいの男性が遅れて搭乗。私の5列前の、左側の窓側に座りました。私はシートベルトをしてひざの上で娘を抱っこしていたのですが、まだ動きたいのに無理やり座らされたことで、泣き出してしまいます。すると遅れて搭乗したその男性が、「うるせぇな! 静かにしろよ!」と自分の座席から移動して、私の横までやってきたのです。ものすごい剣幕だったため、手をあげられるんじゃないかと思いとっさに子どもを手で覆います。すぐにCAさんが駆けつけてくれて、幸いそれ以上のトラブルはなく男性は席に戻って行きました。 しかし降下のとき、今度は気圧で耳が痛いようで、また娘が泣き出しました。すると斜め前から「うるせぇな! あやし方知らんのか!」と、先ほどの男性の怒鳴り声が聞こえ、ずっと後ろを向いて睨まれ続けました。到着後、最後に降りようと準備をしていると、その男性が左の通路に立って私が降りるのを待っていて……。ひと言言ってやる!というような雰囲気で仁王立ちになり、こちらを見ていて恐怖を感じた私は、CAさんに守られながら右側の通路から急いで降りました。 ママになってまだ約1年。初めての育児で、あやし方も日々勉強中の身に起こった今回の出来事。子どもの泣き声がうるさかったことについては申し訳ない気持ちでいっぱいですが、「あやし方知らんのか!」と言われて「ママになったばかりでまだ勉強中です! だけど頑張っています!」と反論したかったのが本音です。守ってくださったCAさんには感謝しています。そんな私も今は高校生を育てるママ。今後同じような境遇の方を見たら、守ってあげたいと思っています。 ※小さな子は耳抜きができず、離着陸時の気圧の変化によって泣き出してしまうことも多いです。このような場合は母乳や育児用ミルクを与えてみましょう。おしゃぶりをくわえさせるだけで改善されることもあります。 作画/赤身まぐろ著者:上野章子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月27日保育園が一緒だったママ友との間に起きた話です。卒園後も小学校が同じで、入学してまもなく仕事が遅くなるからと家で預かって欲しいとメッセージがきました。延長保育はやってません!学童保育が17時までなので、その後にそのままお邪魔させて欲しいと言うのです。詳しく聞くと、仕事が忙しくどうしてもその日は早帰りが出来ないという状況だったのです。そういうことだったら、と快諾したのですが、その後も頻繁にお願いをされるようになり困っていました。ある日、またも子どものお世話をお願いするメッセージが来ました。その日は19時になってもお迎えがなく、しびれをきらして電話をすると、「飲み会になりそうだから、夕飯もお願いできない?」と言うのです。ブチ切れた私は「うちは保育所じゃない!!」と、それっきりのお付き合いになりました。 ◇ ◇ ◇ その後、そのママは在宅ワークに切り替えたそうですが、それからというもの一切お付き合いはありません。会っても苦笑いの会釈くらいになりました。ママ友は人数じゃない。本当に気が合うママだけとの付き合いにしよう!と決意をした出来事でした。 作画/まげよ著者:上野理子30代、9歳の娘をもつ、自分もしっかりオシャレを楽しみたいアラフォーママ。
2024年04月27日上の子が1歳になったころの話です。ある日、夫と喧嘩をしてしまいました。車で帰省しようと思ったものの、私自身が体調不良。そこで、子どもを連れてバスで帰省することに。片道2時間半という長さに不安はあったものの、勢いでバスに乗りました。すると、最初はお出かけにウキウキしていた子どもでしたが、次第に退屈したのかグズグズし始めたのです。周りには乗客がいるので私はとても焦りはじめました――。 声をかけてきた女性…そこそこ乗客がいたので、迷惑にならないようにと、やや焦りながら必死でなだめていました。しかし、私の焦りが伝わってしまったのか、子どもはギャーギャー声を上げて泣き出してしまったのです。 何をやっても泣き止んでくれず、私はヘトヘトになっていました。さらに、周りの視線を集めてしまい、申し訳なさでいっぱいに……。 すると、近くの席に座っていた高齢の女性が私に話しかけてきました。 「おたくの娘さん、元気があっていいわね~」 おそらく私が焦っているのを見かねて声をかけてくれたのだと思います。女性のやさしい言葉に、ほっとしたのと同時に、目頭が熱くなったのを今でも覚えています。 私の落ち着きが伝わったのか、単に泣き疲れたのかはわかりませんが、子どもはその後すぐに眠ってしまいました。 親の焦りや不安は、親が思っている以上に子どもに伝わってしまうのかもしれないと思った私。この一件があってから、子どもが公共の場で泣き出したときは、まず一息吐いて自分自身を落ち着けてから対応するようになりました。親の気持ちに余裕があるだけで、子どもが落ち着くのも早いような気がしています。そして私も、困っている人がいたら、今回声をかけてくれた女性のように、ほっとするような声をかけられるようになりたいと思いました。 イラスト/ぽん子著者:鈴木ゆうこ
2024年04月27日普段夫は仕事ばかりで、家事はほとんど私の担当です。年に1、2回私が仕事や用事で遅くなり、夫が先に帰っていることがあるとごはんを作っていてくれることがあります。ただ、問題があるのです……。 問題は…夫は料理が得意というわけではありませんが、唯一作れるのはハヤシライス。子どもたちがたくさん食べるからとお鍋いっぱいに作って満足する夫。 ある日、仕事で帰りが遅くなることがあったので夫に夜ごはんを任せました。すると夫は、長男が大学生になり1人暮らしを始めたため、一番食べていた長男がいなくなったにも関わらず今までと同じ量のハヤシライスを作ったのです。 その日から数日もの間、ハヤシライスが続くことに……。さすがにキツイ…わが家の長男と次男は15歳差で、末っ子の次男はまだ4歳です。いくら長男以外の3人の子どもたちがたくさん食べるといっても、長男がいない今、さすがに全然食べる量が違い、なかなか減りません。 もちろん次の日にオムライスや、パスタ、ドリアなどにアレンジしても食べますが、最後は冷凍。冷凍し忘れると捨ててしまうことも。 私としてはその日か、次の日までに食べきれる量を作ってくれるとありがたいのですが、「多くない?」と言っても「食べるやろ」と毎回作る量を変えない夫。少々モヤモヤするものの「作ってくれた」という事実には感謝するしかありません。 作ってくれることは本当にありがたいのですが、さすがによく食べる長男が抜けての量は今までの半分で十分です。材料代も半分で済むし、フードロスにもならずちょうど良いということを夫にわかってもらえたらと思うばかりです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:松田みさと
2024年04月27日長男が3歳の誕生日の日、デパートで誕生日プレゼントを長男と一緒に選んでいたときの話です。せっかくの誕生日が…普段おもちゃをほとんど買わないので、長男はあれこれとおもちゃをたくさん欲しがってしまいました。元々1つしか買わない予定だったので、どれにしようか一緒に選んでいたのですが、色々欲しがる長男は「どれか1つ」と言われだんだんヒステリックに怒り出しました。すると近くを通った長男と同じくらいの子を連れたお母さんとおばあちゃんらしき人がこっちを見ながら「あんなの嫌だ」と話しだしました。最初は何のことかわからなかったのですが、その後も「聞き分けが悪い子」や「恥ずかしいよね」など、こっちをちらちらと見ては話していました。 ◇ ◇ ◇ 私は息子に見知らぬ親子の会話が聞こえたらかわいそうだと思い、早くこの場を去りたく結局おもちゃを2つ買うことにしました。せっかくのプレゼント選びが嫌な気分になってしまいましたが、帰ってからは無事に明るい気持ちで誕生日を祝うことが出来ました。私は怒ってる子がいても温かい気持ちでいたいと思います。 作画/いずのすずみ著者:安藤麻里30代、5歳・11歳の男の子を育てる母。家事中も仕事中も独り言を話してます。
2024年04月27日娘が新生児のころの話です。初めての育児に私はてんやわんやで、夫に頼んで半年の育休を取得してもらいました。育休期間が始まり安心と思ったのもつかの間、夫は毎日ゲームに昼寝ざんまいの生活を始め……? 娘が泣いても放置する夫…自分が抱っこしても泣き止まないから、と娘が泣いていても夫はあやそうともせずにテレビゲームに熱中。私が注意しても夫は「はいはい」と受け流すばかりです。ブチギレそうな気持ちを押さえるのに限界を感じた私は、思い切って義母へ相談してみることに。電話で夫について相談ごとがあると伝えると、孫の顔を見るついでにわが家へ来てくれました。そして、夫がコンビニに出かけている間に、私は義母に普段の夫の様子を伝えます。義母はショックを受けていましたが、夫が帰宅すると「あんたに父親の資格はないよ。嫁ちゃんと孫は連れて帰るから、これからはひとりで暮らしな」と淡々と説教。夫は「ごめんなさい。家族で暮らしたいです……」と反省して、その後、しっかりと育児をしてくれるようになりました。 夫は、義母に怒られてようやく育児を始めましたが、今では自ら娘と2人でお出かけもしてくれるように。感情的になって夫に怒りをぶちまけず、義母という協力者を頼ることで、想いを伝えられてよかったと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:越智みのり
2024年04月26日娘が5カ月くらいのころの話です。田舎暮らしの私たちの移動手段は、もっぱら車でした。しかし、娘はチャイルドシート拒否が激しく、なかなかおとなしく座っていてくれません。その日も、泣き叫ぶ娘をおさえつけてチャイルドシートに乗せていた私。するとそこにたまたま通りかかった高齢の夫婦が「ちょっと君……」と声をかけてきたのです……。 ご夫婦がかけてきた言葉「虐待じゃないか……?」 近くを通りかかった高齢の夫婦から言われた言葉に、私はしばし呆然。 「あんなに嫌がっているんだから、無理して乗せることもないでしょうに」「助手席に乗せてあげればいい」 のけぞって泣き叫ぶ娘。本当にチャイルドシートを嫌がっていることは私だって重々承知です。 しかし、万が一事故に遭ったら?そのときに限ってチャイルドシートに乗せていなかったら? でも、娘の嫌がることを強制するのは虐待なのかもしれない……とも思ってしまった私。その日ももちろんチャイルドシートに娘を乗せましたが、数日間はあのご夫婦から発された「虐待」という言葉が頭から離れませんでした。 夏は背中に保冷剤を入れてみたり、車ハンドルのおもちゃを置いてみたり、運転中は歌を一緒に歌ってみたり……。試行錯誤を繰り返しましたが、娘のチャイルドシート拒否は1歳半ごろまで続きました。 2歳を迎える前には、お菓子を食べながらであればご機嫌でチャイルドシートに乗ってくれるようになりました。車に乗る前に必ずといっていいほど「お菓子は?」と聞いてくるようになってしまいましたが……。 嫌がる子どもにチャイルドシートを強制するのは心が痛みますが、命を守るためには必要なこと。周りに何を言われようとも、我が子の命を最優先に考えるべきだと思っています。 ※6歳未満の乳幼児には、道路交通法でチャイルドシートの着用が義務付けられています。座席の構造上の問題で設置できない場合などに着用免除となることもありますが、チャイルドシートは子どもの命を守る「命綱」。大切な子どもの安全を守るために、大人が責任をもって正しく着用させましょう。 イラスト/まげよ著者:山田 花子
2024年04月26日長男を妊娠中、後期つわりに苦しめられた私。出産してようやく胃の不調から開放されると思っていたのですが、産後も同じような症状が続いたのです。今回は妊娠中から産後約1年もの間、私が苦しめられた病気についてお話しします。治らない胃の不調に耐えかねて…妊娠8カ月ころから私は、胃の圧迫感や胸焼けといった後期つわりに悩まされました。そのときは後期つわりの症状だとわかっていたので、出産までの我慢だと思い、食事の量を調整しながら耐えたのでした。 しかし出産を終えても、同じような胃の不快感に悩まされる毎日。育児や授乳で体力を奪われていく中で、胃の不調が続き食べられる量が減ってしまい、体重も落ちてしまいました。そのため体力低下や貧血にも悩まされ、私はこのままではいけないと思い、産後10カ月のころ消化器科のある病院で胃カメラの検査をすることにしたのです。検査の結果、私が診断された病名は「逆流性食道炎」でした。病院の先生いわく、後期つわりで発症した逆流性食道炎が産後も治らずに、長引いてしまっているのではないかということでした。 そして授乳に影響のない薬を処方してもらい、それを服用してからは1カ月ほどで症状が治ったのです。おかげで食欲も回復し、体力低下や貧血の症状も改善して、健康的な毎日を送れるようになったのでした。 今回のことで、後期つわりが出産後も逆流性食道炎として長引いていたとは思ってもみなかったので驚きました。そしてそのうち治るだろうと放置せずに、病院でしっかりと検査をすることの大切さを身に染みて実感したのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ななぎ著者:水沢 雫監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月25日幼い子ども2人を夫に任せてお風呂に入っていると、子どもが大号泣する声が! 急いでお風呂を出て様子を見に行くと、なんと夫は爆睡していたのです。起こして文句を言うと、まさかの逆ギレをされて…!?見ていてって言ったじゃん!子ども2人がまだ小さかったころ、まとめてお風呂に入れるのは危ないと思い、私が1人ずつ入れて、夫が体を拭いたり服を着せたりするというルーティーンでした。ある日、子ども2人をお風呂に入れ終えたあと、私はまだ自分の体を洗えていなかったので「私はこのままお風呂に入ってるから、もう少し子どもたちを見ておいてね」と夫に頼んで入浴。しかし数分後、子どもが泣く声がします。なにごと!? と大慌てでお風呂から出ると、どうやら2人で遊んでいるうちに転んでしまった様子。夫は一体何を……? と思って部屋を見渡すと、なんといびきをかいて寝ていたのです! 幸い子どもにけがはありませんでしたが、打ちどころが悪かったらと思うとゾッとします。私は夫を起こして「見ておいてって言ったじゃん!」と言いましたが、「お前が早く出てこないからだろ」と私のせいにするような発言をされました。 こういったことはこの日だけではなく、育児中に何かトラブルが起こるとよく私のせいにしてきます。「家事をしてくるから、子どもたちから目を離さないでね」と言っても、スマホでずっとゲームをしていたことも……。挙句、「見といてって言ったのに」と怒ると、「見てたじゃん」と言うのです。あなたが見ていたのはスマホの画面でしょ! ◇ ◇ ◇ 1人でずっと子どもたちの面倒を見るのは、ママの負担が多くて心配です。旦那さんにも、親としての自覚を持ってほしいですね……。みなさんの中にも、「夫が育児に参加してくれない」という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。そのとき、どのようにして協力してもらいましたか? 作画/赤身まぐろ著者:りん
2024年04月25日上の娘が5歳、下の娘がまだ生まれていない頃の話です。長女の通う幼稚園のママ友6人ほどで集まり、ランチ会をしました。ママ友のうちの1人、AさんはSNSのヘビーユーザー。ランチ会の最中も、写真を撮るのに夢中になっていました……。 ママ友の返答はSNSに対する価値観は違ったものの、そのママ友とは仲良くやっていた私。 するとママ友6人で行ったランチ会の翌日、別のママ友Bさんから「楽しそうな写真見たよ!」「私も行きたかった……」と連絡が。どうやら、Aさんが前日のランチ会の様子をアップしていたそう。 すぐにAさんの投稿をチェックしてみると、まさかの私のバッチリ顔出し写真が投稿されており、しかもタグ付けまでされていたのでした……。 Aさんには「今後は私の写っている写真は投稿しないでほしい」「タグ付けもしないでほしい」と伝えました。しかし、Aさんは「え、なんで?」とまったく理解できない様子でとても驚きました。 Bさんからは「なんで誘ってくれなかったの?」とこれまた面倒なメッセージの連投が。「次のランチ会に誘おうと思っていたんだよ~」と返信するとようやく納得してくれましたが、「これだからプライベートをむやみにさらしたくないんだよ……」というモヤモヤは消えませんでした。 結局AさんもBさんも、長女の卒園から疎遠になりました。SNSは情報収集には便利なツールですが、使い方を間違えると怖い目に遭ったり、他人に迷惑をかけてしまったりすることもあると感じました。娘たちにスマートフォンを持たせるときには、私のこの経験を伝えて、SNSの使い方を一緒に考えようと思います。 イラスト/はたこ著者:牧田のぞみ
2024年04月25日息子が生まれてしばらく経ったころの話です。子どものいる生活に慣れてきた私は、気分転換に息子を連れてショッピングセンターに行きました。抱っこ紐で息子を抱っこし、あちこち見ていると、時間はあっという間に経っていました。そろそろ帰ろうとしたときに、恥ずかしい事件が起こってしまったのです――。 穴があったら入りたい…帰ろうと思った矢先に、何やら脚に生ぬるいものを感じました。生ぬるいものを感じたあたりを見ると、じわじわと服に広がっていくシミ。息子がおしっこを漏らしたのです……。 焦った私はなぜかガニ股になって自分の脚の間をチェック。そのときちょうど後ろにいたやんちゃ盛りの男の子2人が私の様子に気付き、「あ!あのおばさんおもらししてるっ!」と大声で言ったため、私は周りの注目を集めてしまうことに……。 「まだおばさんじゃないです!」「これは息子のおもらしなんです!!」と叫びたい気持ちにかられたものの、とりあえずトイレに避難。穴があったら入りたかったです。 この失敗を機に、まずは息子のおむつを見直しました。抱っこ紐の時は横漏れしやすいことがわかったので、試行錯誤しながらちょうどいいポジションを見つけ出しました。 そして、産後の自分のケアがおろそかになっていたことも反省。「おばさん」と言われないように、身なりを意識するようにしました。もう絶対「おばさん」とは言わせません! イラスト/まげよ 著者:田中あずさ
2024年04月25日わが家は2歳の娘がいる3人家族。住んでいたアパートが手狭になったことをきっかけに、私の実家の近くに家を建てました。両親が喜ぶだろうと思い、私は毎日のように娘を会わせに実家へ顔を出しますが……? そんなことを思っていたの…?私は保育園のお迎えが終わると、娘を連れて毎日のように実家へ。この日も実家に立ち寄り、娘は私の父と室内で追いかけっこを楽しんでいます。途中、逃げる娘がリビングの扉を「バタン!」と勢いよく閉めると、なんとそれまでニコニコ顔で娘と遊んでいた父が「おい! 壊れるだろ!」とすごい剣幕で怒りをあらわに……。驚いた娘は泣き出します。私が「そんな怒鳴らなくてもいいでしょ! やさしく注意してあげてよ!」と言うと、「俺が悪いのか! 何なんだお前も毎日連れてきて! さっさと連れて帰れ!」と父の怒りは私にも飛び火し、なかなか収まる様子もありません。母が家にいなかったこともあり、私はすぐに「ごめんね、もう帰るよ」と父に謝って、娘と実家を出ました。そのあと冷静さを取り戻した父から「あのときは怒鳴って悪かった。孫はかわいいいけど、毎日のように遊ぶのは大変で少し疲れていたのかもしれない」と謝罪が。私も「こっちこそ、たくさん娘に会えたらうれしいかなって思って、いつも押しかけてごめんね」と謝罪しました。その後は毎日のように行くのはやめ、頻度は週1回、時間は1時間程度にし、父と母が実家にそろっているタイミングで遊びに行くことに。毎日行けば父母が喜ぶだろうと思い込んだことを反省しつつ、親しき仲にも適度な距離は必要なことを学んだ出来事です。 作画/yoichigo著者:緒方佳子
2024年04月24日子どもの1歳の誕生日を迎えたときのことです。私たちは、家族でささやかながらも特別なお祝いをしようと計画していました。しかし、この計画に水を差す出来事がありました。ちょっとこれは…近所に住むママ友から突然、子ども用の高価なブランド服をプレゼントされたのです。これがきっかけで、予定していたお祝いの雰囲気が一変しました。私たちは普段から質素な生活を心がけており、子どもにもその価値観を伝えていきたいと考えていました。そのため、ママ友からの高価なプレゼントに困惑してしまいました。 ◇ ◇ ◇ 夫と相談の上、感謝の意を伝えつつ、今後はこのような高価なプレゼントは遠慮したいという旨を伝えました。すると、ママ友は少し驚いた様子でしたが、私たちの価値観を理解してくれました。この経験を通して、私たち家族の価値観を大切にすると同時に、人との関係性においては率直なコミュニケーションの重要性を改めて感じました。 作画/さくら 著者:高橋絵里40代、結婚7年目の専業主婦。主人、子供2人、ニャンズ2匹の4+2人家族です。
2024年04月24日毎月、月1で子どもたちが通う講習会がありました。1回だけのはずが…私は日ごろから車を運転しているのですが、他のママたちはペーパードライバーが多く子どもたちをつれて運転するのはちょっと……。という人ばかりでした。そのため、私が運転し送迎することになりました。1度運転すると、毎回当たり前のように私が運転すると思い、毎月お願いされてしまい運転手のように子どもたちを引率することに。他のママさんたちは段々顔も出さず、私に任せっぱなしになりました ◇ ◇ ◇ 1度運転したことで、毎月当たり前に子どもたちを引率し家まで送り届け、私は運転手になってしまいました。わが子のためと思えばそれまでですが、都合よく運転手にされてしまった感がどうにも私はモヤモヤしました。お礼を言ってくれるママさんもいますが、何も言わず子供だけ預けるママさんもいて、ちょと複雑です。 作画/さくら 著者:秋野さゆり30代、中学生の長女・小学生4年次女・小学生1年の長男がいるママです。
2024年04月23日娘が3歳のころの話です。夫に娘を預けて、私は外出。数時間後、夫から家にいたはずの娘がいない!と電話がかかってきたのです。私も夫もパニックに……!しかし、探しても探しても見つからないのです――。 警察に連絡した結果…すぐさま家に引き返しながら、娘のいそうな場所を探し回った私。しかし、どれだけ探しても娘は見つかりません。 すがるような気持ちで警察に電話してみると、近所の警察署で似たような特徴の子を預かっていると言われました。迎えに行くと、そこには私の愛娘が! 怒りよりも先に「良かった」という思いが溢れ出て、娘を抱きしめておんおん泣きました。 娘の身長ではとうてい届かないはずの玄関の内鍵。しかし、娘は私や夫の靴を積み上げてそこに登り、玄関の内鍵を開けていました。警察署からの帰りにホームセンターに寄り、チャイルドロックを購入してすぐに取り付けました。 子どもは親の思いつかないようなことをしてしまうのだと痛感し、対策をしていなかったことを反省しました。玄関の内鍵も「娘の身長では届かないだろう」と思い込んで、何の対策もしていなかったのです。夫婦で家の中の安全について考えるいいきっかけになり、今では子どもから目を離さないようにするのはもちろん、家中にできる限りの安全対策をするようになりました。 イラスト/はたこ著者:鈴木まな監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月23日わが子たちがまだ小さかったころ、ベビーカーを使ってよく外出していました。母と一緒に公園へ遊びに行ったときのことです。少しの間、母に娘を任せると、とんでもないことが起こったのです……! 母に娘をお願いした私わが家の子どもたちが2歳と生後6カ月だったころ、出かけるときにベビーカーを使用することが多くありました。ベビーカーに2歳の娘を乗せ、生後6カ月の息子は抱っこひもという形が基本形です。 その日は天気がよかったので、公園で散歩をしようと母を誘って遊びに行きました。公園へ到着したころ息子が授乳の時間になってしまったので、娘をベビーカーへ乗せて母が先に散歩へ連れて行ってくれることに。息子の授乳が終わり、母と娘を見つけたときに見た光景がとても驚くものだったのです。 目を疑う光景見つけたときには少し離れていたのですが、遠くから確認できただけでも、娘の高さに違和感が。よく見てみると、なんと日よけを両手で持った状態で座面に立っていたのです! ベビーカーが動くたびにゆらゆらと揺れる娘。私は「止まって!!」と叫びながら2人の元へ走りました。 追いついて無事に娘を降ろすことができたのですが、なぜここに立っていたのか母に聞くと、「降りたいと騒いでいたから、ベルトを外したの。そうしたら座面に立ち上がったのよ」と……。 とても驚きましたが、母に娘を任せてしまったのは私です。しかし転落の危険性もあったので、そこはしっかり母に話してわかってもらい、もう絶対にしないと約束してもらいました。 何事もなかったのでよかったですが、とても肝を冷やしました。自分が当たり前と思っていても、それが常識ではないこともあるのだなと実感しました。その後は、子どもたちの安全のためにも守ってほしいことは事前にお願いすることに。母は理解してくれるので、今では安心して子守りを任せることができており、とても助かっています。 ※ベビーカーはシートベルトを締める、座席やステップに立たせない、エスカレーターでは使用しないなど、使用方法を守って正しく安全に使い、事故を防ぎましょう。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:高山ななみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月22日