7月9日公開の映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のアフレコイベントが9日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、日本語版吹替えを担当した藤原竜也が出席した。1996年に公開されて世界中でメガヒットを記録したローランド・エメリッヒ監督のSF超パニックムービー『インデペンデンス・デイ』。公開から20年が経った今年、再びエメリッヒ監督の手によって続編が製作され、キャスト陣も前作の主演であるウィル・スミス以外、ほとんどが登場。全世界を破壊し尽くすエイリアンにモリソンらが立ち向かう、というストーリーとなっている。この日登場した藤原竜也が、リアム・ヘムズワース扮する主人公のジェイク・モリソンの日本語版吹替えをを担当した。前作『インペンデンス・デイ』公開時は中学生だったという藤原。「全世界に愛されている作品に声として関わることができてうれしく思っています」と笑顔を見せ、「DVDで見させていただきましたが、20年経って映画製作の技術が進化してました。エイリアンとの戦闘シーンや迫力のある映像を使っていて、世代を問わず多くの方に支持されると思いますよ」とアピール。その藤原は、個人的に地球外生命体や宇宙などに興味があると明かして「昔から人より多く空を見て過ごしてました。空を見ながらUFOが見れないかと今も過ごしているんですが、実際には一度も見たことがありません。先日も川崎のコストコで恐ろしく銀色に光っている物体が上空に停止していたのを見たんですが…」と明かした宇宙のことには熱く語っていた藤原だったが、現実化している宇宙旅行の質問が飛ぶと「宇宙には魅力を感じていますが、自分は現実的な人間なので状況がしっかり整えば行ってみたいとは思います。これだけ話して申し訳ないのですが、行かないですね(笑)」と回答して笑いを誘った。また、共演したこともある井上芳雄が知念里奈と結婚することについて問われ、「全く知らないです。僕は電話番号も知らないので。結婚するんだ? おめでたいことなのでよろしくお伝え下さい。誰と結婚したの?」と報道陣に逆質問するなど、初耳の様子だった。
2016年06月09日同名舞台を映画化した『葛城事件』の完成披露上映会が5月29日(日)、都内で行われ、三浦友和、南果歩、新井浩文、若葉竜也、田中麗奈、赤堀雅秋監督が出席。タイトルにちなみ、自分の身に最近起こった“事件”を語った。理想の家族を求める抑圧的な父親のもとで、ごく普通な家庭が崩壊し、次男が無差別殺傷事件を起こし死刑囚となる過程をリアルに描きだした本作。赤堀監督が2013年に作・演出を手がけた舞台を豪華キャストで映画化した。映画化に際し、赤堀監督は「もし三浦さんがダメなら映画化はなかった」というほど三浦さんの主演起用に強いこだわりがあったそうで、「多面的な表現ができる、大好きな役者さん」とコメント。三浦さんは「まあAB型ですし、多重人格じゃなければ俳優は務まらない。とにかく頑張りました。うちはこんな家族にならなくて良かった(笑)」とこちらも作品と役柄への強い思いを語った。自身にまつわる“事件”エピソードに話題が及ぶと、家族の長男(舞台版では次男)を演じた新井さんが、先日写真週刊誌が伝えた熱愛報道について激白!記事では、新井さんと女優の夏帆さん、そして夏帆さんの母親が都内のそば屋を訪れた様子が紹介されているが、「そば屋さんに、浅野(忠信)さんに間違われた。(夏帆さんの母親ではなく)自分で訂正した」と真相を語った。新井さんにとって、浅野さんは事務所の先輩にあたるだけに、迷惑はかけられないという気遣いがあるようだ。そんな男気に、三浦さんは「すごいな」と感心しきりで、「どうして間違われたんだろう?似てないよね」と擁護した。また、田中さんは「名字が変わったのが事件です!」と今年2月の結婚を報告していた。『葛城事件』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月29日1996年に公開された『インデペンデンス・デイ』の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の日本語版で、藤原竜也が主人公のパイロット・ジェイクの声を演じることが発表になった。その他の写真『インデペンデンス・デイ』は、宇宙からやってきたエイリアンたちを相手に、人類が団結して戦う姿を壮大なスケールで描いた超大作で、新作では20年後を舞台に、再び地球に襲来したエイリアンと、人間との史上最大の決戦を描く。本作の主人公ジェイク・モリソンはエイリアンとの壮絶な戦いに身を投じるパイロットで、リアム・ヘムズワースが演じている。「前作の『インデペンデンス・デイ』には、ストーリー・映像ともに、とにかくスケールの大きい、超大作という印象を持っています」という藤原は「声優として、このシリーズの世界に入れることを、とても光栄に思いました。今回の映画では、20年の時を経て、更に進化したエイリアンと人類がどの様な決戦を向かえるのか、一ファンとして楽しみにしています。また、前作にも増した素晴らしい映像になっていることも期待しています」と言い「誰もが知る超大作の続編ですので、声優として出演させていただくことにプレッシャーは感じていますが、自分の声で作品の名を汚してしまうことの無いよう、しっかりと取り組ませてもらいたいと思います」と意気込みを語っている。藤原は映画、舞台などで活躍し、アニメーションや海外ドラマ、人形劇の吹替え経験はあるが、外国の実写映画の吹替えは初めてで、配給会社は「絶望的窮地に陥っても決してあきらめることのないバイタリティ溢れる主人公をイメージした時、今の日本映画界・演劇界を代表する演技派俳優であり、どんな難役にも果敢に挑む藤原さんこそ、本作の主人公を体現していただけると確信しオファーいたしました」とコメントしている。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』7月9日(土) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2016年05月25日20年の時を経てこの夏、復活する『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。このほど、日本映画界・演劇界を代表する演技派、藤原竜也が本作の主人公のパイロット、リアム・ヘムズワース演じるジェイク・モリソン役の日本語版吹き替えを務めることが分かった。1996年に公開され、空前のディザスター描写に誰もが驚愕したメガヒット作『インデペンデンス・デイ』。あれから20年。エイリアンの宇宙船はアメリカ合衆国全土を覆うサイズへと超巨大化し、女性大統領が誕生したアメリカや全世界を破壊し尽くしていく。わずか3日間という人類滅亡のカウントダウンが刻まれるなか、侵略者の恐るべき目的が次第に明らかに。果たして、人類に起死回生の策はあるのか――。『インデペンデンス・デイ』をはじめ、『デイ・アフター・トゥモロー』『2012』と人類絶滅の危機を3度描いてきたローランド・エメリッヒ監督がメガホンをとる本作。前作から続投となるジェフ・ゴールドブラムに加え、『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで活躍するリアム、『イット・フォローズ』のマイカ・モンローら、注目の新キャストたちも集結する。そんな本作で、洋画実写作品の吹き替えに初挑戦する藤原さん。先日他界した蜷川幸雄作品の“申し子”であり、7月スタートの新日曜ドラマ「そして、誰もいなくなった」も控えている、日本を代表する実力派だ。今回の起用は、「絶望的窮地に陥っても決してあきらめることのないバイタリティあふれる主人公をイメージしたとき、いまの俳優であり、どんな難役にも果敢に挑む藤原さんこそ、本作の主人公を体現していただけると確信」した配給側のオファーにより実現したという。実は“宇宙やSF好き”という知られざる一面を持つ藤原さんにとって、地球だけでなく宇宙も飛び回る今回のモリソン役はまさに適役。前作の『インデペンデンス・デイ』については、「ストーリー・映像ともに、とにかくスケールの大きい、超大作という印象を持っています。エイリアン、巨大な宇宙船、エリア51など僕にとって興味深いものが多く、ドキドキしながら観させてもらったことを覚えています」と、熱の込もったコメント。「そうしたこともあり、今回、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の声優として、このシリーズの世界に入れることを、とても光栄に思いました。今回の映画では、20年の時を経て、さらに進化したエイリアンと人類がどのような決戦を向かえるのか、1ファンとして楽しみにしています。また、前作にも増した素晴らしい映像になっていることも期待しています」とファン心も明かしつつ、「自分の声で作品の名を汚してしまうことのないよう、しっかりと取り組ませてもらいたいと思います」と意気込んでいる。人類を脅威から守り抜く、宇宙からの侵略者たちに立ち向かう勇敢なパイロットとして、藤原さんは声優というジャンルでも持ち前の圧倒的な演技力で表現してくれることだろう。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日俳優・藤原竜也が、12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんに対して、所属事務所を通じて追悼のコメントを発表した。藤原は「最期に会えて良かったです」と、蜷川さんが亡くなる前日、病院にお見舞いに行ったことを明かした。1997年、蜷川さんの舞台『身毒丸』主役オーディションで抜擢されてデビューした藤原は、「僕を産んでくれたのは蜷川さんです。沢山の演劇人生をありがとうございました」と感謝の言葉を捧げ、「真面目に突き進んでいきます」と思いを表した。藤原の代表作となった舞台『身毒丸』は1998年、2002年、2008年と再演。藤原は更に『ハムレット』(2003年、2015年)、『ロミオとジュリエット』(2004年~2005年)などのシェイクスピア作品や、『唐版 滝の白糸』(2000年)、『下谷万年町物語』(2012年)といった唐十郎作品など、多くの蜷川演出作品に携わっていた。■藤原竜也コメント最期に会えて良かったです。僕を産んでくれたのは蜷川さんです。沢山の演劇人生をありがとうございました。真面目に突き進んでいきます。
2016年05月13日堺雅人主演の監督デビュー作『その夜の侍』で世を震撼させた、赤堀雅秋の最新作『葛城事件』。このほど、三浦友和演じる主人公・葛城清がカラオケスナックで暴れる先日の映像に続いて、本編映像第二弾が解禁。「これは本当に三浦友和なのか?」「『アウトレイジ』のときより怖い」と話題になった映像の、さらに上をゆく執拗なキレ演技が明らかになった。本作は、無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族が崩壊へと向かっていく姿を、背筋が凍るようなリアリティで描き、観る者の心を鋭くえぐる濃密な人間ドラマ。本作の主人公で、死刑囚の父・葛城清役を演じるのは、『64-ロクヨン-』など渋みのある演技に定評ある三浦さん。理想の家族を求めながらも、崩壊へと向かわせてしまった父親を鬼気迫る迫力で演じ、赤堀監督が「これは三浦友和さんの代表作になると、僕自身は勝手にそう思ってます」と語るほどの怪演を見せている。先日解禁された劇中の映像では、三浦さん演じる葛城清がカラオケスナックで横暴の限りを尽くし、そのあまりの衝撃に絶句する人が続出。今回は、その清が長男・保(新井浩文)と、2人目の子を身籠った保の妻、そしてその父母とともに、葛城家行きつけの中華料理屋で食事をするシーンが到着した。保たちの結婚記念日を祝う食事会なのに、執拗に店員を責め続ける清。「この店には20年通ってる」「信頼関係の話をしているんだ」とキレる清に、店員はうろたえながらも平謝りするが、「そういう話をしているんじゃない」「アンタじゃ話にならん。オーナーを呼んでくれ」「日本人をバカにしてんのか!?」とネチネチとクレームを続けていく。清が怒り狂うその理由は、なんと「麻婆豆腐が辛すぎる」から!しかも、必死になだめようとする保も無視しながら、店員にクレームをつけるのと同時に、嫁の父母には「あ、水餃子も食べちゃってくださいね~」と明るく対応する。壊れたような清の行動に、その場の全員が凍りついているというのに…。誰もが心の中で(実の息子の保でさえ)、「この男、やはり完全におかしい」と感じているというのに…。そして、同じころ、葛城家では清の妻・伸子(南果歩)と次男の稔(若葉竜也)、保のまだ幼い長男が留守番をしており、その後の葛城家の崩壊を示すような出来事が起きる――。まさに家族という地獄に縛られた葛城家。その元凶のような存在の、三浦さんのさらなる狂気をここから目にしてみて。『葛城事件』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日俳優・藤原竜也が、「ST~赤と白の捜査ファイル」以来2年ぶりに日本テレビの連続ドラマで出演を務めることが決定。7月期の日曜ドラマ「そして、誰もいなくなった」にて、玉山鉄二、黒木瞳らと共演し、偽物に人生を丸ごと乗っ取られる、最高に最悪な“ドン底の主人公”を熱演する。容姿端麗、頭脳明晰、家族や友人、恋人にも恵まれ、順風満帆な人生を送っていた“藤堂新一”。ある日、別人である同姓同名の男“藤堂新一”が逮捕されたことから新一のすべての歯車が一気に狂い始める…。突如現れた、偽者に“人生を丸ごと乗っ取られ”、次々と押し寄せる不可解な事件の数々。一体、誰が、何のために!?味方はゼロ!?登場人物全員怪しい、救いようのない絶望的状況に陥った新一は見えない敵にどう立ち向かうのか――?偽物に人生を乗っ取られ、人生のどん底へと突き落とされる主人公 “藤堂新一”を演じるのは、『カイジ』シリーズや『るろうに剣心』シリーズ、『藁の楯』などで見せる熱演が魅力的な藤原さん。日本テレビの日曜ドラマ枠としては本作が初主演だ。かつてないほど絶望的な運命を背負った主人公となるようだが、「ストーリーが非常に面白く、楽しみながらしっかりと作っていけば、視聴者の方に届くのではないかと思っています。豪華なメンバーで楽しいドラマを作っていけるよう臨んで参りますので、是非期待していてください」と、早速自信を覗かせる。さらに、藤原さん演じる新一の親友・小山内保役には、連続テレビ小説「マッサン」以来初の連続ドラマ出演、日本テレビ系のドラマには10数年ぶりの出演となる玉山さんが配役。主人公の新一とは大学時代の親友だが、「どう関わっていくのか謎めいたキャラクター」と役柄を説明。また「台本のテンポがよく、すごい展開で、読みながら何度も『マジで!』と心の中で叫んでいました」というほど、物語が気に入った様子。そして、新一の母親・藤堂万紀子役を演じるのは黒木さん。2015年放送の「○○妻」以来の日本テレビ連続ドラマ出演だが、「時間帯も初めて出させていただく番組なのですごく興味があるので出演できて嬉しい」と喜びをコメント。「息子(役)の藤原くんがかわいそうで、かわいそうで、どんどんどんどん追いつめられていき、そしてタイトルが『そして、誰もいなくなった』なので、その後どうなるのだろうとドキドキハラハラしながら私たちは演じています」と、本作へ期待を寄せている。豪華出演者たちが織り成す、先が全く読めない究極の本格サスペンスが、日曜夜をスリリングに駆け抜けること間違い無しだ。「そして、誰もいなくなった」は、7月、毎週日曜22時30分より放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日俳優の藤原竜也が、7月スタートの日本テレビ系ドラマ『そして、誰もいなくなった』(毎週日曜22:30~23:25)に主演することが12日、明らかになった。このドラマは、藤原演じる順風満帆な人生を送る主人公・藤堂新一が、同姓同名の別人の逮捕によって、すべての歯車が一気に狂いはじめてしまう本格サスペンス。偽物に名前や個人情報を乗っ取られ、次々に不可解な事件が押し寄せ、登場人物全員が怪しいという絶望的な状況から立ち向かっていく姿を、秦建日子のオリジナル脚本、藤原と映画『カイジ』でタッグを組んだ佐藤東弥らの演出で描いていく。藤原は「ストーリーが非常に面白く、楽しみながらしっかりと作っていけば、視聴者の方に届くのではないかと思っています」と自信。「豪華なメンバーで楽しいドラマを作っていけるよう臨んで参りますので、ぜひ期待していてください」と呼びかけている。その豪華メンバーとして、新一の親友で、総務省のキャリア官僚・小山内保役で玉山鉄二、新一の母・万紀子役で黒木瞳が共演。朝ドラ『マッサン』以来の連ドラとなる玉山は「(新一から)助けを求められるのですが、どう関わっていくのか謎めいたキャラクターになります」と役柄を説明し、「テンポがよくスリルがあって楽しめるドラマになっています」と話す。黒木は「本もキャスト陣も素晴らしいですし、時間帯も初めて出させていただく番組なので、すごく興味があるので出演できてうれしいです」と期待。「藤原くんがかわいそうで、かわいそうで、どんどんどんどん追いつめられていき、そしてタイトルが『そして、誰もいなくなった』なので、その後どうなるのだろうとドキドキハラハラしながら私たちは演じています」と、撮影に臨む心境を語っている。日テレの鈴木亜希乃プロデューサーは、今回の企画について「まるで海外ドラマのような、日本ドラマを」という思いで立ち上がった背景を紹介。「急展開の連続と、謎が謎を呼ぶストーリー、中毒性の高い世界観、すべてが今までの日本ドラマにはあまりないような、尖(とが)った作品になっています」と見どころを話している。
2016年05月12日絶賛の声を集める中、あまりの壮絶な内容に「後味が悪すぎる」という声も挙がり大きな話題となっている赤堀雅秋監督の2作目となる最新作『葛城事件』。この度、本作で主演を務め、“新境地”に挑戦する名優・三浦友和の本編映像が到着した。親が始めた金物屋を引き継いだ葛城清(三浦友和)は、美しい妻との間に2人の息子も生まれ、念願のマイホームを建てた。思い描いた理想の家庭を作れたはずだった。しかし、清の思いの強さは、気づかぬうちに家族を抑圧的に支配するようになる。長男・保(新井浩文)は、幼い頃から従順でよくできた子どもだったが、対人関係に悩み、会社からのリストラを誰にも言い出せずにいた。堪え性がなく、アルバイトも長続きしない次男・稔(若葉竜也)は、ことあるごとに清にそれを責められ、理不尽な思いを募らせている。清に言動を抑圧され、思考停止のまま過ごしていた妻・伸子(南果歩)は、ある日、清への不満が爆発してしまい、稔を連れて家出する。そして、迎えた家族の修羅場。葛城家は一気に崩壊へと向かっていく――。2012年に『その夜の侍』で監督デビューを果たし、国内外で高い評価を得た赤堀雅秋の待望の2作目となる本作。劇団「THE SHAMPOO HAT」で公演され、新井浩文らの客演で話題を呼んだ同名舞台を、新たに改稿し映画化。無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族が崩壊へと向かっていく様をリアリティを持って描き、観る者の心を鋭く抉る濃密な人間ドラマだ。キャストには、主人公・葛城清役の三浦さんをはじめ、妻・伸子役に南果歩、長男・保役には舞台版「葛城事件」では稔役を演じた新井さん、次男・稔役にオーディションで選ばれた新鋭・若葉竜也、そして稔と獄中結婚をする女・星野役に田中麗奈が集結した。理想の家族を求めながらも、崩壊へと向かわせてしまった父親を、鬼気迫る迫力で演じている三浦さん。今回到着したのは、赤堀監督が「これは三浦友和さんの代表作になると、僕自身は勝手にそう思ってます」と語るほどの演技を見せつける本編映像。映されたのは、三浦さん演じる清が、田中さん演じる星野を連れて、町内のスナックを訪れるシーン。暗い室内なのにサングラスをかけ、デュエット曲「三年目の浮気」の男性パートだけを一人で熱唱する清。女性パートではカラオケ音だけが虚しく響く奇妙な光景。星野が「私も歌いましょうか…?」と進み出るも無視し熱唱。歌っている途中で気が済めば、突然「切れ!」と命令。スナックに居合わせた近所の男たちは、息子が死刑囚になったというのに、酒を飲みカラオケに興じあまつさえ横暴に振る舞う清にどん引きしている。そして場面は変わり、スナックのソファー席でのやりとりへ。近所の男たちに「良かったら一緒に飲もうよ」と誘うも、断られ「ジジイが3人顔寄せ合って…」と憎まれ口を叩く清。それに対し、「自分の立場ってものをわきまえろよ」「早くこの町から出ていけ!」と言い返す男たちに、清は思い切り灰皿を投げつけその場を後にしてしまうのだった…。映画はそんな清の常軌を逸した行動、言動が多数登場し、最悪の父親像を三浦さんが見せる。自身の役について「家族全員、どこかいっちゃっていてキャラが立っているのですが、清は特に身近にいてほしくないタイプ。家族はたまらない」と語る三浦さん。近年『アウトレイジ』シリーズで演じた非道のヤクザや、ドラマ「極悪がんぼ」で演じた金髪の極悪キャラが、かつてのイメージと大きく異なると大きな話題になったが、今回はその印象さえ吹っ飛ぶ、まさに鬼気迫る演技。まさに“新境地”といえる作品となっている。『葛城事件』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月28日俳優の藤原竜也が7日、都内で行われたスマホ用シミュレーションRPG『ファントム オブ キル』のコンセプトフィルム「ファントム オブ キル-ZEROからの反逆-」の完成披露試写&レッドカーペットイベントに、でんぱ組.inc、今泉潤プロデューサーらとともに出席した。同ムービーの主人公ZERO役を務めた藤原は「初めてこういう大きな企画に参加させていただいて、映画と言ってもいいくらい壮大なスケールでクオリティが高く、度肝を抜かれる映像を作っていただいたので、参加することにプレッシャーというか、恐縮で不安を抱いていたんですけど、(声優として)先輩方に囲まれて楽しく収録させてもらいました」と笑顔を見せ、「今までにないスケールで皆さんにお届けできるのではないかと思います」と満足気な表情を浮かべた。そんな藤原を主人公に選んだポイントを聞かれた今泉プロデューサーは「叫びますからね(笑)。声で藤原さんって分かりますし、ゲームをもっと多くの人にやっていただくために、印象的な広告塔としてお願いさせていただきました」と明かし、藤原は「結構叫ばされたんですよね(笑)。収録中に龍角散とのど飴をいただいて、『もういいんじゃないですか』って言うくらい必死でしたよ」と回顧。タイトルにかけて「ZEROから始めたいこと」を聞かれた藤原は『ファントム オブ キル』を挙げ「うそ偽りなしに、今日か明日からゲームを始めます。絶対です」と断言し、「まだ触れていないかたは、ぜひ僕と同じタイミングで始めましょう」とアピールした。また、同ゲームの世界をヴァーチャルリアリティー体験できるイベントが、4月9日と10日に渋谷パルコパート1公演通り広場で開催されることを受け、一足早くVR体験を行った藤原は「いやーすごい!」と感動し、「あのー、えっとですね。いやー、すごかった」と放心状態。「僕も初めての経験で言葉にならなくて申し訳ないんですけど、この世界を実体験できて……。時代って変わるもんですねえ」と感心しきりだった。なお、同ゲームシリーズとコンセプトフィルムの主題歌を担当する「でんぱ組.inc」も登場し、ミニライブを披露。衣装も黒いドレスで統一し、相沢梨紗は「いつもは派手な衣装なんですけど、この世界観に合わせてシックに決めてみました」とコメント。夢眠ねむは「リムジンに乗ってレッドカーペットを歩くという経験が、人生の中であると思わなかったので緊張したんですけど、リムジンからどうやって降りればいいかすら分かりませんでした(笑)」と打ち明けた。このほか、同イベントには声優の阿澄佳奈、ゆかな、塩谷直義監督も出席した。
2016年04月07日『その夜の侍』で監督デビューを果たした赤堀雅秋の2作目となる最新作『葛城事件』。三浦友和を主演に新井浩文、南果歩ら豪華俳優陣らが共演する本作から、待望の予告編とポスタービジュアルがこのほど解禁された。親が始めた金物屋を引き継いだ葛城清(三浦友和)は、美しい妻との間に2人の息子も生まれ、念願のマイホームを建てた。思い描いた理想の家庭を作れたはずだった。しかし、清の思いの強さは、気づかぬうちに家族を抑圧的に支配するようになる。長男・保(新井浩文)は、幼い頃から従順でよくできた子どもだったが、対人関係に悩み、会社からのリストラを誰にも言い出せずにいた。堪え性がなく、アルバイトも長続きしない次男・稔(若葉竜也)は、ことあるごとに清にそれを責められ、理不尽な思いを募らせている。清に言動を抑圧され、思考停止のまま過ごしていた妻・伸子(南果歩)は、ある日、清への不満が爆発してしまい、稔を連れて家出する。そして、迎えた家族の修羅場。葛城家は一気に崩壊へと向かっていく――。本作は、劇団「THE SHAMPOO HAT」で公演され、新井さんらの客演で話題を呼んだ同名舞台を、新たに改稿し映画化したもの。無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族が、崩壊へと向かっていく様をリアリティを持って描き、観る者の心を鋭く抉る濃密な人間ドラマを描いている。マスコミの間では、「傑作だ」という声と、あまりに壮絶な内容に「二度と観たくない」という賛否の声が挙がり、大きな話題を集めている。監督・脚本は、劇団「THE SHAMPOO HAT」の旗揚げ以来、全公演の作・演出を担当してきた赤堀氏が務め、「モントリオール世界映画祭」「ロンドン映画祭」などに正式出品され、国内外で高い評価を得ている監督デビュー作『その夜の侍』からに続く待望の2作目とあって期待が高まっている。キャストには、主人公の葛城清役の三浦さんをはじめ、妻・伸子役に南さん、長男・保役には舞台版「葛城事件」では稔役を演じた新井さん、次男・稔役にオーディションで選ばれた新鋭・若葉さん、稔と獄中結婚をする女・星野役に田中麗奈が顔を揃えている。そして今回解禁されたのは、三浦さん演じる主人公・清が、「ヤツを裁けるのは国だけだ。国がきちんとアイツを処分してくれる…」と冒頭、禍々しいつぶやきとともに現れる映像から始まる予告編。清に言動を抑圧され、葛城家が迎える修羅場に耐えられず、やがて精神を病んでいく妻・伸子の姿や、「この店継ごうかな」とつぶやきリストラされたことを誰にも言い出せずにいる長男・保、駅構内で悲鳴を浴びる次男・稔、そして死刑反対論を唱え稔と獄中結婚する星野の姿が映し出されている。また予告編中盤、面会室で稔が星野に「そもそも、罪を犯したという意識すらないから」と話すシーンをきっかけに、不穏な重低音が鳴り響き壮絶なドラマはさらに深く進んでいく。妻や稔に暴力を振るう清、不気味に微笑む稔、苦悶の表情を見せる保、そして無差別殺傷事件の現場…など衝撃のシーンが収められている。「俺だって被害者なんだよ」「あなた、それでも人間ですか?」「俺が一体何をした?」と実力派俳優たちが演じるキャラクターがつくる“家族という名の地獄”が見るものを引きずり込むそんな予告編となっている。同時に解禁されたポスターも、予告編にもある「俺が一体、何をした。」というコピーと共に、鋭い目つきの三浦さんがどこか抑圧的な、鬼気迫る迫力を漂わせるそんなビジュアル。人間の愚かさ、人間の暗部、その全てが詰まった濃密な人間ドラマにさらなる期待が高まる。『葛城事件』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月23日『その夜の侍』の赤堀雅秋監督が三浦友和を主演に迎えた新作映画『葛城事件』の予告編映像が公開になった。無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族のドラマで、公開になった映像も緊迫感のある内容になっている。予告編映像本作は、赤堀監督が2013年に自ら作・演出を務めた舞台を基に描いた衝撃作。気づかないうちに家族を抑圧する父(三浦)と、精神を病んだ母(南果歩)、リストラされたことを家族に言い出せずにいる兄(新井浩文)、無差別殺傷事件を起こして死刑囚になった弟(若葉竜也)の一家を主人公に、理想の家族を求めるも崩壊へと突き進んでいく一家のドラマを壮絶なタッチで描く。このほど公開になった予告編では、三浦演じる父・葛城清の鋭い表情が印象的なカットから始まり、不安や緊張、行き詰まりを感じて逃げ場をなくした家族の顔が次々に映し出される。そして“家族という名の地獄”から抜け出せない一家の不安や怒りが爆発。赤堀監督はこれまでも、様々な作品で、人間がもっとも見せたくない感情や姿を何とか周囲に知られまい、見せないようにと右往左往する姿を描いており、このほど公開になった予告編も、怒号の飛び交う中に人間の“もろさ”が垣間見える瞬間が描かれている。『葛城事件』6月18日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
2016年03月23日三部けいの人気マンガを実写映画化した『僕だけがいない街』の初日舞台あいさつが3月19日に、東京・新宿ピカデリーで行われ、藤原竜也、有村架純、及川光博、鈴木梨央、中川翼、石田ゆり子、平川雄一朗監督が出席した。『僕だけがいない街』初日舞台あいさつ/その他の写真身の周りで事件や事故が起こる気配を察知すると、自分の意思とは関係なくその数分前に戻り、悲劇を食い止めるまで何度でも繰り返す…。そんな“リバイバル”と呼ばれる特殊現象に見舞われる主人公が、過去に起こった連続誘拐殺人事件の真相を探る異色ミステリー。舞台あいさつでは、劇中で漫画家を演じた藤原が、映画のポスタービジュアルを即興で直筆することに。だが、出来ばえは微妙の一言で「うまいです。こんな絵、僕には描けません」(翼くん)、「とてもうまいと思います」(梨央ちゃん)と子役に気を使わせる結果となった。そんな藤原は、「架純ちゃんとの撮影が雨で3日ストップしたり、そのしわ寄せで、台風が直撃した日に石田さんとの共演シーンを撮ったり…。天気には泣かされました」と自身の“雨男ぶり”に苦笑い。あげく「実はお二人のどちらかが、雨女じゃないですか?」と有村と石田に責任を押し付け、笑いを誘っていた。主人公に寄り添うヒロインを演じた有村は、「すごく難しい役どころ。相手への好奇心はあるけど、うっとうしく見えないように意識した」と役作りを振り返った。また、石田は藤原演じる主人公の母親を演じ、「(年齢的に)腑に落ちない。役柄そのものはとても素敵で、演じられる幸せを感じた」と複雑な表情を浮かべていた。『僕だけがいない街』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年03月19日映画『僕だけがいない街』が3月19日(土)に公開を迎え、主演の藤原竜也をはじめ、有村架純、石田ゆり子、及川光博、鈴木梨央、中川翼、平川雄一朗監督が舞台挨拶に登壇。漫画家役の藤原さんは、観客の前で映画のポスタービジュアルの再現に挑戦したが…。三部けいの大人気漫画を映画化。“リバイバル”と呼ばれる過去への逆戻り現象に巻き込まれた主人公が、過去でのある殺人事件と現代において自分が濡れ衣を着せられた母親の刺殺事件の真実を追いかける。この日は、あいにくの天気となったが、会場には多くの観客が詰めかけた。石田さんは「竜也くんが雨男だから」と語り、藤原さんが慌てて「違うんですよ!」と弁明するも、本作は撮影段階からかなり、雨には悩まされてきたよう…。藤原さんは「架純ちゃんとのシーンで、雨のせいで3日も撮影が飛んで、後半でスケジュールがいっぱいいっぱいになりまして…」と苦笑。さらに「ゆり子さんとのシーンは東京に台風が上陸した日に撮ってます」と明かし「(雨男は)僕なのか…?」と首をかしげる。有村さんと石田さんは「私は違います!」とキッパリと否定したが、及川さんは「実は私も雨男です。コンサートはたいてい雨」と申し訳なさそうに語り、会場は笑いに包まれた。翼くんは、リバイバルして時間をさかのぼった主人公の悟(藤原さん)の少年時代の姿を演じているが、姿は子どもで中身は現代の大人の悟という難しい役どころ。担任教師役を演じた及川さんは「翼とはよく現場で芝居の話をしました」と明かし「翼はつらかったと思います。見た目は子ども、中身は大人って、コナンくんか!名探偵なのか!」とツッコミ。翼くんは「つらいときもありました。とても難しい役で、監督が何度も追い込んで撮ってくれて助けてもらいました」と明かした。撮影中やプロモーションでのエピソードを尋ねられると、有村さんは「竜也さんが似顔絵を描いてくれたんですが、あまりに独創的で…」と明かす。「うまいの?」という及川さんの質問に言葉を濁し「1本の線で描いてるんです」と説明。この日は、藤原“画伯”の画力を確かめるべく、ポスタービジュアルから藤原さんと有村さんの写真だけが抜かれたものが用意され、そこに藤原さんが2人の姿を描くという試みが行われた。藤原さんは描き終わると「これ、事故ですよ、事故。先に言っておきます。失礼しました」と語るが、いったいどんな絵を描いたのか…?公開されると客席は微妙な静けさで共演陣も絶句…。翼くん、梨央ちゃん、石田さんは、それぞれ藤原さんを見ずに「う、うまいと思います」と語ったが、及川さんが「芸能界に流され過ぎ!ダメでしょ、これは」とツッコミ。最後の写真撮影でも、この藤原さんの“作品”を入れての撮影が行われ、藤原さんは「これ、いりますか…?」と苦笑していた。『僕だけがいない街』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月19日スポーツ、演劇、音楽、学術など、ありとあらゆる分野の第一線で活躍する人物にスポットを当て、その人の魅力に迫るテレビドキュメンタリー番組「情熱大陸」。3月20日(日)放送回には、いま最も注目を集める新世代スター俳優・菅田将暉が登場。『明烏 あけがらす』でタッグを組んだ福田雄一監督が密着取材を敢行し、彼の知られざる素顔を追う。菅田さんは、1993年大阪府生まれ。2008年第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリスト12人に選出され、2009年に「仮面ライダーW」で連続テレビドラマ初出演にして初主演という華々しい俳優デビューを飾る。以来ドラマ・映画へ多数出演し、2013年映画『共喰い』で日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞。2016年には、有村架純、土屋太鳳、柄本佑といった同じく次世代若手俳優らと共にエランドール新人賞を受賞。今年はすでに公開された映画も含め9本の出演が予定され、4月期スタートの福山雅治主演月9ドラマ「ラヴソング」への出演も決定。ドラマに映画に雑誌に、さらにはTVCMと…顔を見ない日はない、いまをときめく売れっ子俳優だ。演出家やプロデューサーから熱いラブコールが途切れないその理由は、端正なルックスにもかかわらずどんなおかしな役にも挑戦する演技への欲の深さだろう。まさに変幻自在、観る者の期待を良い意味で裏切り続ける23歳の素顔を明かすべく、今回は、『女子ーズ』『HK 変態仮面』などの映画監督として知られ、「コドモ警察」「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」の脚本家でもある福田監督が密着取材を敢行。もともと福田作品の大ファンだという菅田さんは、昨年、福田監督作品『明烏 あけがらす』に出演しシチュエーションコメディの新境地を開いた実績がある。果たして「情熱大陸」ではどんな駆け引きが繰り広げられるのか?福田監督は、菅田さんについてこう語る。「菅田くんはとにかく真面目。若いのに遊びにも行かず、演技のことばかり考えている。あの世代にはそういうタイプが多く、少し上の小栗旬たちのように朝まで飲んで騒いで喧嘩して、みたいなことはしない。今回ドキュメンタリーの取材の中で、遊びに誘って人生の楽しさを教えながら素顔を撮りたい」。福田監督にとっても初のドキュメンタリー挑戦となる本放送。番組内では、ムロツヨシら福田組常連俳優との飲み会や、親友の若手俳優である太賀と若葉竜也とのバンド練習、そして趣味の洋服作りの様子を映し出すという。変幻自在に幅広い役を演じる菅田さんが、どんな素顔を見せるのか、期待して待ちたい。菅田さんが出演する「情熱大陸」897話は、3月20日(日)23時よりTBSにて放送。「情熱大陸」は毎週日曜日23時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日SMAPの香取慎吾とアンタッチャブル・山崎弘也がゲストと共に様々な街をロケするバラエティー番組「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)が藤原竜也をゲストに迎え、16日(水)今夜放送となる。今回のロケ地は、住みたい街&住んで良かった街として人気の中野。事前に1,000人に街頭インタビューを行い、そこから選ばれた気になるスポットなどに香取さん、山崎さん、藤原さんらが突撃ロケを敢行する。今回が番組初登場となる藤原さんだが、過去には大河ドラマ「新選組!」で香取さんと共演。いまでも藤原さんは香取さんをドラマの役の通称である“局長”と呼ぶことが多く、ドラマでの関係性同様に香取さんが藤原さんに指図する場面も注目だ。100円でナポリタンが食べられる激安店や、記者が張り込みしている漢方店、大きなステンドグラスがある大豪邸など中野の“ナゾ”にせまる一行の奮闘に注目したい。「おじゃMAP!!」は毎週水曜19時~放送。(笠緒)
2016年03月16日藤原竜也主演の映画『僕だけがいない街』(3月19日公開)のメイキング映像が15日、公開された。「日本一の絶叫! が、出来あがるまで」と題し、藤原が絶叫するシーンのメイキングがおさめられている。同作は藤原演じる主人公・藤沼悟が、<リバイバル>という時間が巻き戻る現象にあい、小学生までさかのぼって殺人事件の解決を目指すSFミステリー。藤原はこれまでに出演した映画の中でも、事件に巻き込まれる役となることが多く、度々絶叫を披露している。「俳優・藤原竜也はつらい目に巻き込まれると映画がヒットする」「絶叫が日本一似合う」と話題になることも多い。今回藤原が絶叫するのは、石田ゆり子演じる母親・佐知子が、悟の自宅で何者かに殺されたシーン。メイキングでは、監督から「泣くぐらい後悔した方がいい」「悟の優しさや、母の大事さがわかる」と絶叫について指示を受ける様子や、石田が「泣きそうになっちゃった」とコメントする姿を見ることができる。(C) 2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
2016年02月15日藤原竜也が主演を務める映画『僕だけがいない街』のメイキング映像が公開された。様々な役で孤独と悲痛な叫びを見せつけてきた藤原が、愛する人を思う“叫び”を作り上げていく映像だ。メイキング映像本作は、時間が何度も巻き戻る“再上映(リバイバル)”という現象に見舞われた主人公・悟が、小学生の過去と29歳の現在を行き来しながら、18年前に起きた誘拐事件の謎を解き明かしていく姿を描いたミステリー。『ツナグ』の平川雄一朗が監督を務め、有村架純がヒロイン・愛梨役で共演する。このほど公開された映像は、何者かに刺し殺された藤原演じる悟の母・佐知子に悟が駆け寄るシーンだ。物語が進む中で重要になる“母への思い”をとらえた場面だが、藤原は平川監督と話し合いを重ね、突然の母の死に戸惑い、悲しむ悟の感情を丁寧に作り上げていく。そんな藤原の迫真の演技に、佐知子を演じた石田ゆり子は「泣きそうになった」と絶賛。映像の後半には、震えながら何度も「母さん!」と叫ぶ悟の姿が映し出されている。“絶叫が日本一似合う”と言われるほど、壮絶な運命を背負った役どころが多かった藤原。『カイジ』シリーズでは借金まみれの青年を、『藁の楯 わらのたて』では10億円の懸賞金をかけられた凶悪犯を、『るろうに剣心』シリーズでは全身包帯の最狂の剣士・志々雄真実を演じるなど、それぞれ悲痛な叫びを見せてきた。本作でも悟は母を失う悲しい運命を背負っているが、これまでとは異なる“愛する人を思う叫び”が印象的だ。本作は“このマンガがすごい!”に3年連続ランクインするなど、多くのファンを獲得している三部けいの同名漫画を原作にした作品。過去の自分と対峙しながら現在の自分を見つめ直し、大切な人の愛情に気づいていく悟の成長ドラマも描かれ、ただのミステリーに収まらない感動的な展開にも期待が高まる。『僕だけがいない街』3月19(土)全国ロードショー
2016年02月15日女優の田中麗奈が、俳優・三浦友和主演の映画『葛城事件』(今夏公開)に出演することが26日、発表された。原作は、2013年に劇団・THE SHAMPOO HATによって公演された同名舞台。同劇団の発起人で全作品の作、演出、出演を担当してきた赤堀雅秋氏がメガホンを取る。主人公は、三浦演じる葛城一家の父親・清。ある日、21歳の息子・稔(若葉竜也)が無差別殺人事件を起こし、死刑宣告を受けたことをきっかけに、崩壊していく家族を通して人が持つぶざまさや滑稽さ、残酷さなどを映し出す。三浦や若葉のほか、母親役の南果歩、兄役の新井浩文らが出演する。田中が演じるのは、死刑囚となってしまった稔と獄中結婚する死刑反対派の女性・星野順子。そのキャラクター性を前に田中は、「何を考えているのかわからない、理解できない、率直に言ってどうしようかという不安がありました」と正直に吐露する。しかし、赤堀監督と実際に話を重ねた結果、「迷わずに演じていけました」と自信を持つことができたという。その上で星野のことを「(星野は)迷いがない女性」と表現。「周囲から見たら奇妙でおぞましいかも知れませんが、自分の信念を貫き、自分の世界を持った人だと思い演じました」と振り返る。一方の赤堀監督は田中が出演する、とある場面の非常に長尺のセリフを撮影するにあたって、20を超えるテイクを重ねた際に、「決して苦労自慢をしたいわけではなく、もちろん田中さんが悪いわけでもなく、OKテイクを撮り終えた時、結局それだけの長くて苦しい道のりがわれわれには必要だったのかな」という思いに達したと回顧。その経験を経て、「心の底から田中麗奈さんがこの役で良かったと思ってます」と満足気に話した。(C)2016「葛城事件」製作委員会
2016年01月26日2012年に堺雅人、山田孝之らで映画化された『その夜の侍』を手掛けた赤堀雅秋監督の待望の2作目となる『葛城事件』。この度、三浦友和を主演に迎えて贈る本作の新たなるキャストとして、死刑反対を唱え獄中結婚をする女性役に田中麗奈が出演することが明らかとなった。美しい妻を得て、子宝にも恵まれ、がむしゃらに働いてマイホームを持ち、理想の家族を作れたと思っていた葛城清(三浦友和)。21歳になった次男・稔(若葉竜也)は無差別殺人事件を起こし、8人を殺傷した罪で死刑囚となった。なぜ息子はこんなことをしでかしてしまったのか。モンスターに育ててしまったのは自分なのか。凄惨な事件を起こす前に、自らの手で息子の息の根を止めるべきだったのか。理想通りに行かず粗暴になる清。会社をリストラされ孤立する長男・保(新井浩文)。妻・伸子(南果歩)は次第に精神のバランスを崩し廃人のようになっていく。さらに、死刑制度反対の立場から稔と獄中結婚をする女・星野(田中麗奈)が登場するが…。本作は、2013年に劇団「THE SHAMPOO HAT」で公演され、新井浩文らの客演で話題を呼んだ同名舞台を、新たに改稿し映画化したもの。登場人物は、どの人物も自己矛盾を起こしており、多面的で複雑な感情を合わせ持っている。また葛藤を抱えながらも、それでも生きていく、その姿を丁寧に描き出している映画となっている。劇団「THE SHAMPOO HAT」の旗揚げ以来、全作品の作・演出・出演を担当してきた赤堀監督。監督デビュー作『その夜の侍』は、「モントリオール世界映画祭」「ロンドン映画祭」などに正式出品されるなど国内外で高い評価を得ている。死刑囚・稔の父で本作の主人公の葛城清役を演じるのは、幅広い演技に定評のある日本を代表する俳優のひとり三浦さん。「清役は三浦さん以外に考えられない」という監督からの熱望を受け今回の主演が決定。そして、清の妻・伸子役には『不機嫌な果実』や連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、「ようこそ、わが家へ」など数々の映画やドラマに出演する南さん、兄役には舞台版「葛城事件」で稔役を演じた新井さん、稔役にはオーディションで選ばれた新鋭・若葉さんが出演。葛城家の人々に加え、今回新たに決定したのが、『GTO』、『はつ恋』、「猟奇的な彼女」、などに出演する田中さん。本作では、死刑反対を唱え、稔と獄中結婚をする女性・星野役に挑戦している。そんな難しい役どころに挑んだ田中さんは「今回演じた星野順子という女性は、何を考えているのか分からない、理解できない、率直に言ってどうしようかという不安がありました。監督とお会いしてお話させて頂いてから演じる決意ができました」と最初は不安を捨てきれなかったと語る。また「赤堀監督は細やかで的確に指示を下さり、“見てもらえている”という安心感もありましたし、楽しかったです」とコメントを寄せた。一方田中さんについて赤堀監督は「ある長い場面の長い長いセリフ、粘って粘って20数テイク重ねました。OKテイクを撮り終えたとき、結局それだけの長くて苦しい道程が我々には必要だったのかなと思いました。心の底から田中麗奈さんがこの役で良かったと思ってます」と撮影でのエピソードも語った。『葛城事件』は初夏、新宿バルト9ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年01月26日12月3日、東京・銀河劇場で藤原竜也主演の舞台『とりあえず、お父さん』が開幕した。同作は、世界中で愛されるイギリスの喜劇作家アラン・エイクボーンが1965年に発表した4人芝居。エイクボーン初の大ヒットとして、その名を世に知らしめた作品(原題『Relatively Speaking』)だ。舞台『とりあえず、お父さん』チケット情報登場人物は、グレッグ(藤原竜也)とジニィ(本仮屋ユイカ)の若いカップルと、シーラ(浅野ゆう子)とフィリップ(柄本明)の熟年夫婦という4人。勘違いが勘違いを呼ぶシチュエーション・コメディとなっており、藤原にとって海外戯曲のコメディは初挑戦だ。その演出を手掛けるのは、翻訳ものコメディの演出家としても高い評価を得る綾田俊樹。来年結成40周年を迎える劇団「東京乾電池」を共に結成した柄本を綾田が演出するのも見どころのひとつだ。舞台は、ジニィの部屋で朝を迎えシーツにくるまるグレッグと、シャワーを浴びるジニィから始まる。ふたりは出会って1か月の恋人同士。ふざけたり、甘えたり、すねたり……恋愛初期ならではのやりとりは甘さたっぷりで微笑ましい。ジニィと結婚したくてたまらないグレッグだが、気になるのは彼女の元恋人。年上で既婚者だったという元恋人の痕跡は、ジニィの部屋のそこかしこから見つかるが、ジニィに問い詰めてもうまくかわされてしまう。そんな中、ジニィは「実家に行く」と出かけることに。両親に挨拶したいグレッグは、ジニィに秘密で後を追う。同じ頃、ジニィの目的地ではフィリップとシーラ夫妻が探り合いを繰り広げていた。シーラが若い男と付き合っているのではないかと疑うフィリップ。グレッグとジニィのかわいらしいやりとりに比べ、ふたりの掛け合いにはそこはかとなく重みがあり、妻にやり込められるフィリップには滑稽さが漂う。しかしそのフィリップこそがジニィの元恋人であり、いつまでも未練たらたら花やチョコレートを送り付けている男だった。そんなふたりのもとに、ジニィより先にグレッグが到着してしまう。グレッグは夫妻をジニィの両親だと思い込むが……というところからこの舞台の真髄ともいえる部分に突入する。中でも、藤原と柄本がお互いのことを勘違いしたまま対決するシーンは見どころのひとつ。切羽詰まった空気になればなるほど、おとぼけ感が漂い、思わずププッと笑ってしまう。そこには男性の単純さや女性のしたたかさも描かれているが、4人の姿がとても愛らしく、にくめない。年末年始の楽しみにピッタリの作品だ。公演は、12月23日(水・祝)までの東京・銀河劇場を皮切りに、1月には富山、熊本、福岡、大阪、愛知を巡演する。取材・文中川實穗
2015年12月07日2016年、『64 -ロクヨン-』前後編の公開も控える三浦友和が、堺雅人、山田孝之、新井浩文、綾野剛共演で話題を呼んだ『その夜の侍』(’12)の赤堀雅秋監督・脚本の最新作『葛城事件』に主演。無差別殺人事件を起こした加害者の父親を演じることが分かった。劇団「THE SHAMPOO HAT」の旗揚げ以来、全作品の作・演出・出演を担当してきた赤堀雅秋が、『その夜の侍』に続いてメガホンをとるのは、人が持つ心の闇を照らし出す意欲作。無差別殺人事件を起こした加害者、その父、母、兄、そして加害者と獄中結婚をした女という、衝撃の家族模様を描く。父親の代からの小さな金物屋を営み、がむしゃらに働いてマイホームを持ち、理想の家族を作れたと思っていた葛城清(三浦友和)。だが、21歳になった次男・稔(若葉竜也)は無差別殺人事件を起こし、8人を殺傷した罪で死刑囚となった。次第に粗暴になっていく清。会社をリストラされ孤立する長男・保(新井浩文)。妻・伸子(南果歩)は次第に精神のバランスを崩し、廃人のようになっていく。さらに、死刑制度反対の立場から稔と獄中結婚をする女・星野が登場するが…。俳優でもある赤堀監督が描く世界観は「赤堀ワールド」と呼ばれ、人間の本質ともいえる無様さや滑稽さ、残酷さや狂気までをあぶり出し、観る者に突きつける。2012年には「THE SHAMPOO HAT」の舞台を映画化した『その夜の侍』で監督デビューを果たし、同年の新藤兼人賞金賞、ヨコハマ映画祭「森田芳光メモリアル新人監督賞」を受賞した。本作『葛城事件』もまた、2013年にで公演された同名舞台であり、今回の映画化にあたり、新たに改稿。死刑囚・稔の父親で主人公の葛城清を演じるのは、青春スターを経て、善人から悪役、コミカルな役など硬軟幅広くこなせる日本を代表する俳優の三浦さん。「清役は三浦さん以外に考えられない」という監督からの熱望を受け、今回の主演が決まった。清の妻で徐々に精神を病んでいく稔の母親・伸子役に南果歩、兄の保役には、舞台版で稔役を演じた新井さん、通り魔的に8人を殺傷してしまう稔役はオーディションで選ばれた新鋭、若葉竜也と実力派俳優が集結し、それぞれが問題を抱えながらいつの間にか歯車が狂ってしまった家族を演じている。「この役をほかの人が演じるということを想像したくなかった」という三浦さんは、「(清という人物は)ありがちな父親像ですね、特別な人格でもない。ちょっと間違えるとこういうかたちになるだろうし、少しだけ歯車が狂ってしまった、そういう家庭です」と自身の役柄を説明。「赤堀監督はものすごく想いが強いです。貪欲ですし、現場でも何度もテイクを重ねて、後で『何回もすみません』と謝りに来てくれましたが、現場で躊躇しない監督の姿が好きでした。それに答えられたかどうかは分かりませんが、素敵な監督でした」とふり返ってコメント。一方の赤堀監督は、「この物語は、対岸の火事ではなく、我々の地続きにある。ある家族の話。無様に、愚かに、それでも必死に生きる人間の姿。観客の心を強く揺さぶる作品になるという自負があります。極めておこがましい言い草ですが、これは三浦友和さんの代表作になると、僕自身は勝手にそう思ってます。強くそう思ってます」と言葉に力を込めた。また、南さんも「葛城家のなかで過ごす時間は、息をするのも辛くなる場面が沢山ありました。“家族”という、一番身近な人間関係をどう作っていくかという部分では、家族の危うさや、恐ろしさ、やるせなさ、そしてそこにある人肌を感じながら、『身近にいる家族とは一体何なのか』ということをずっと考え続けた」という。そして、舞台版では稔役、映画ではその兄を演じることになった新井さんは、「舞台とは別の役をもらって演じる。俳優っぽいなーと思ってました」とコメント。無差別殺人の加害者という難役に抜擢された若葉さんは、「こんなにも不器用で、目を背けたくなるほど生々しく、笑ってしまうほどカッコ悪い人間達。圧倒的な脚本の面白さに興奮しました。『OK!』と監督が声をあげるテイクは必ず、“記憶がすっ飛んでいる”という不思議体験もしました」と明かしている。壮絶でありながら、もしかしたら私たちの隣に存在するかもしれない、ある家族の物語。人間の本質を突きつける本作を見逃さないで。『葛城事件』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月12日藤原竜也が体当たりで挑んだ新境地開拓ムービー『探検隊の栄光』の予告編が、このほど公開となった。落ち目の俳優となった杉崎(藤原竜也)が、俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー(ユースケ・サンタマリア)、大雑把に進めていくディレクター(小澤征悦)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳(岡安章介「ななめ45°」)ら番組スタッフのチームワークもバラバラで、行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え“真剣”に番組作りに挑んでいく…。藤原さんが“記憶がぶっ飛ぶ”ほどが命がけで挑んだという本作。藤原さん率いる個性豊かな探検隊メンバーに、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中要次、川村陽介、岡安章介(ななめ45°)、そして本作の紅一点として映画初出演となる佐野ひなこら豪華キャストが集結し、主題歌を「ウルフルズ」が担当する。このほど公開となった予告編では、役者陣の体当たり演技がユーモアたっぷりに描かれている。藤原さん演じる杉崎が秘境の地で挑むジャイアント・アリゲーターとの死闘や、断崖絶壁で隊員の手を命がけで握る決死の姿…と思いきや、カメラの裏側で繰り広げられる“まさかの撮影方法”に戸惑う杉崎隊長の表情など、本作のユーモラスな雰囲気が存分に感じ取れる映像に仕上がっている。藤原さんと、ユースケさん演じるテキトーに撮影を進めていくプロデューサーや、小澤さん演じるディレクターとの掛け合いなど、役者陣の軽妙なやりとりにもクスリとさせられる。そして予告編最後、まるで素の藤原さんから発せられたような「キツイ!(笑)」の一言がなんとも印象的だ。過酷な撮影をこなすうちに、いつしかモノ作りへの熱い気持ちが芽生えた杉崎隊長と隊員たちに、突然おとずれた撮影中止のピンチ…果たして番組は無事完成するのか?まずはこちらの映像から、探検隊の珍道中をご覧あれ。『探検隊の栄光』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探検隊の栄光 2015年10月16年より全国にて公開(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会(C) 荒木源/小学館
2015年08月12日三部けいの大人気コミック『僕だけがいない街』が、藤原竜也主演で映画化され、来年春に公開されることが決定した。有村架純がヒロイン役を演じる。その他の情報『僕だけがいない街』は、“マンガ大賞”や“このマンガがすごい!”にランキングするなど、人気だけでなく評価も高い作品だ。売れない漫画家の主人公・藤沼悟が、自身の意図とは関係なく時空移動=タイムリープする現象を体験する中で、18年前の小学生の頃に起きた児童連続誘拐事件の真犯人と何者かに殺された母を救うため、過去と現在に起きた事件の謎を解こうと奔走するミステリー作品。同じ時間を繰り返す中で少しずつ判明していく真実、その中で精神的に追いつめられていく主人公、過去の事件に隠された謎、塗り替えられていく過去……緻密に構成された原作は多くの読者を魅了しているが、作者の三部けいは「『僕だけがいない街』コミックス発売後、初めて頂いた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、『僕だけがいない街』がどんな成長を遂げるの か、とても楽しみです!」とコメント。主演の藤原は「“時間を行き来する”特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、今から考え始めています。また、大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、今の自分にとって大きな刺激になると思います」、悟のバイト先の同僚・片桐愛梨を演じる有村は「原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います」と語っている。他にも石田ゆり子が悟の母を、及川光博が悟の小学校時代の担任教師・八代学を演じることが発表された。『想いのこし』『ツナグ』の平川雄一朗が監督を務める本作は、2016年春にワーナー・ブラザース映画の配給で全国公開される。『僕だけがいない街』2016年春、全国ロードショー
2015年07月24日ポケモン映画最新作『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ』の公開アフレコが6月8日に、都内で行われ、ゲスト声優の藤原竜也(バルザ役)をはじめ、山寺宏一(ときはなたれしフーパ役)、中川翔子(メアリ役)、篠原信一(ヒポポタス役)、山本美月(同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』のナレーション)が出席した。その他の写真サトシやピカチュウたちが“あらゆるものを取り出すことができるリング”を持つポケモンのフーパと出会い、砂漠の街デセルシティを守るための冒険と戦いを繰り広げるシリーズ18作目。藤原がアニメ声優を務めるのは、『借りぐらしのアリエッティ』以来5年ぶり。フーパと密接な関係にある兄妹の兄バルザを演じ、「光栄ですが、自分でいいのかなと最初は戸惑いもありました」と心境を語った。アフレコが始まると、砂漠で出会うポケモンのヒポポタスを演じる篠原が、藤原の台詞を横取りし、“主役”バルザになりきる一幕もあり、「バルザ役の篠原です」(篠原)、「ちょっと待ってくださいよ~」(藤原)と火花を散らした。山寺はポケモン映画に18年連続の出演を果たし、「毎回、違う役どころなので、常に新しい作品に出演させてもらっている感覚」。一方、9年連続の出演となった中川は「ポケモンは世界中に、笑顔と夢と勇気を発信し続ける素晴らしい文化!」と猛スピードでポケモン愛を熱弁した。また、短編のナレーターを務めた山本は、「お子さんとポケモンの世界をつなぐ架け橋になれれば。画面の向こう側にいる子どもたちを想像しながら、アフレコに臨んだ」と話した。『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ』同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』7月18日(土)日本全国おでましロードショー!取材・文・写真:内田 涼
2015年06月08日俳優の藤原竜也が主演する映画『探検隊の栄光』(2015年秋公開)の主題歌に、ウルフルズの「ボンツビワイワイ」が選ばれたことが25日、わかった。同曲は、9月9日に発売されるウルフルズのニューアルバム『ボンツビワイワイ』に収録。4年半の活動休止を経て昨年より再始動した同グループにとって、待望の一枚となる。曲中では、トータス松本のパワフルなボーカルが発揮されており、制作サイドは「劇中の熱い探検家たちと、ウルフルズの"ソウルフル"な競演にぜひご期待ください」とコメントを寄せている。映画は、『ちょんまげぷりん』などで知られる作家・荒木源による同名小説が原作。落ち目の俳優・杉崎(藤原)が、俳優人生を賭けて、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え、"真剣"に番組作りに向き合うようになる。共演には、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサーをユースケ・サンタマリア、大ざっぱなディレクター役を小澤征悦、職人かたぎのカメラマンを田中要次が演じる。ほかにも、川村陽介や佐野ひなこら若手が参加。『グッモーエビアン!』(2012年)や『猫なんかよんでもこない。』(2016年公開予定)の山本透監督がメガホンをとる。(C)2015「探検隊の栄光」製作委員会
2015年05月25日映画『明烏 あけがらす』の初日舞台あいさつが16日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストの菅田将暉、城田優、若葉竜也、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文、ムロツヨシが出席した。福田雄一監督が手掛けた本作は、最下位ホストの12時間を描くシチュエーションコメディ。ホストクラブ「明烏」で働くナオキ(菅田)は、借金の返済金1,000万円が用意できたことを祝い、同僚たちと宴会を開く。しかし、目覚めた時に金は無く――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の菅田は、「見ての通り、素敵な大人たちや先輩たちに囲まれて作った作品。見てくれてありがとうございます」と笑顔であいさつ。一方、「アドリブばかりで面白かった!」と福田監督に絶賛された城田は、「台本読んでないみたいじゃん!『チャラくてバカで鬱陶しくやって』と言われたので」と苦笑い。あるシーンでは、菅田にアドリブでビンタされたそうで、「なかなか先輩役者を叩けないよね。すごいよ」とつぶやくと、菅田は、「だって、本番でアドリブ足すんだもん!こっちも足さないと」と言い張っていた。また、毎度おなじみのフリートークで繰り広げられる、福田監督の舞台あいさつ。この日も、役作りでボブにした菅田の髪型に、「今、そんな髪型なの!?」(ムロ)、「あなたもちょっと……」(福田監督)と突っ込むなど、丁々発止のやり取りに会場は爆笑。さらに、観客と共に鑑賞していたというムロが、「かっきー(柿澤)がウンコ漏らしてたのすごいウケてたよ」と報告して福田監督と盛り上がる中、新井は、「両脇しゃべり過ぎじゃない?」と一喝し、「ムロさんが福田さんの作品に出過ぎてて、ホモだと思ってた」と含み笑いしていた。
2015年05月17日映画『明烏 あけがらす』の初日舞台挨拶が5月16日(土)、ホスト役で共演した菅田将暉と城田優が出席。菅田さんが城田さんをビンタするシーンについて、城田さんが「あれはアドリブ。なかなか先輩は叩けないと思うけど(笑)、すばらしい対応力」と暴露した。菅田さんが、ドラマ「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコ」シリーズや『HK 変態仮面』で知られる福田監督と初タッグを組み、借金返済のタイムリミットに追い詰められるホスト役をコミカルに演じる本作。菅田さんは「城田さんもアドリブの量がすごかった。こちらもアドリブで応えないと、採算が合わない!」と本音をポツリ。メガホンをとる福田雄一監督も「城田くんはアドリブばっかり!」と明かした。当の城田さんは「まるで僕が台本を読んでいないみたいじゃないですか…。ちゃんと、監督には相談もしましたし」と釈明に躍起だった。東京・新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶には、菅田さん&城田さん、福田監督に加えて、共演する若葉竜也、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文、ムロツヨシが勢ぞろい。このメンバーとあれば、一般的な舞台挨拶に収まるはずもなく、「その髪型、好みでやってるの?」(ムロさん)、「役づくりだよね?」(福田監督)、「…役づくりです」(菅田さん)と菅田さんの髪型をイジったり、この場にいない佐藤二朗について、福田監督が「いま、二朗が出ている月9ドラマは(佐藤さんの)役づくりがスベッてる」と欠席裁判を始めたりと終始、脱線気味だった。『明烏 あけがらす』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:明烏あけがらす 2015年5月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2015「明烏」製作委員会
2015年05月16日「KAT-TUN」の上田竜也や、「テラスハウス」で話題となった“てっちゃん”こと菅谷哲也らが、4月7日(火)放送のTBS「全世界極限」の記者会見に登場。100時間サバイバルに挑戦した上田さんは「負けるわけにはいかない」と語った。本作は、無人島や砂漠、ジャングル、極寒地といった過酷地帯で水分確保、食糧調達、危険生物の回避、シェルターの建設などサバイバル・テクニックを駆使し100時間を生き延びることに挑戦するドキュメントバラエティ。今回、ボクシングで鍛えた肉体を武器に、氷河、吹雪が一面を覆うマイナス50度のカナダ・ポンドインレットに向かった上田さんは、「ビックリはしましたけど、寒さとの1対1の戦いだと聞いて負けるわけにはいかないと闘争心がメラメラと燃えてきました。絶対にクリアしてやろうという気持ちになりましたね」とオファーを受けたときの心境を語った。一方、俳優として活躍する菅谷さんは、オマーンの灼熱砂漠へ。「水を求めて高さ200m級、傾斜40度以上もある砂丘をたくさん歩き回ったんですけど、50度もあって灼熱でした。砂丘を乗り越えなくてはいけないので、自分との戦いでした」と苦労を明かした。また今回は、前回ジャングルでのチャレンジに見事クリアした百獣の王・武井壮と「ペナルティ」のワッキーが参戦。ミクロネシアの無人島や危険生物密集地帯・ベネズエラのジャングル・ロスジャノスにそれぞれ挑んだ。そして最後に菅谷さんがロケ中に食したというサソリが会場に運ばれ、胴体を食べたワッキーさんは会場を一時退出する事態が…。上田さん、武井さんはハサミの部分を食べ「美味しい!」と絶賛していた。「全世界極限」は4月7日(火)19時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月06日俳優の菅田将暉が主演を務める、福田雄一監督最新作『明烏 あけがらす』(5月16日公開)の予告編が27日、公開された。全カット初公開の映像となる。予告編は、借金返済期限が迫った最下位ホストのナオキ(菅田)が返済金1000万円を用意できたことに大喜びし、余った金で宴会を開く提案をする場面から始まる。しかし、それは夢だったようで、絶対絶命の状況に陥ったナオキ。ホストクラブの仲間たちはまったく頼りにならず、途方に暮れてしまう。動画には、チャラいホスト・アオイ役の城田優、真面目ホスト・ノリオ役の若葉竜也、無銭飲食をした客・明子を演じる吉岡里帆、ホストクラブ「明烏 あけがらす」の切り札・レイ役の柿澤勇人、ナンバー1ホストのヒロ・松下優也、そして店長のアキラ役・ムロツヨシ、ナオキの親父・五郎役の佐藤二朗らが登場。「女、ババアはダマしても仲間だけは裏切らない」「子どもが食べてる途中でしょうがー!」などの衝撃のセリフとともにホストたちが躍動し、「どうする? ねぇ、どうしよう…」「一緒に死ぬか…」と追い込まれたナオキが頭を抱えながら目を見開き「うわー!」と絶叫する場面も収められている。後半には、福田監督作品常連の個性派・ムロツヨシらしさを存分に味わえるやりとりも。「去る者は追わずだ。とっとと行け」とクールに振る舞うものの、No.1ホストのヒロに「なら行きます」とすげなくされると、ウソ泣きしてしまう店長・アキラ(ムロ)。ヒロに「今軽く泣きませんでした?」とツッコまれると、「泣いてないよ、全然泣いてない」と強がるが、また去られようとするとまた駄々をこねだす。そしてとどまると、さらにかっこつけるというコミカルなやりとりを繰り広げる。本作は、『明烏』『品川心中』などの、古典落語の演目をベースに物語を構築。ドラマ『アオイホノオ』『勇者ヨシヒコ』シリーズや、映画『HK/変態仮面』(2013年)『女子ーズ』(2014年)などで独自の世界観を見せてきた福田監督がメガホンをとり、福田組初参加にして主演を務める菅田をはじめ、福田監督がオーディションで即決したという吉岡など話題の若手が顔をそろえている。(C)2015「明烏」製作委員会
2015年03月27日