クレヴィスはこのほど、年末年始に全国各地で開催される岩合光昭氏の写真展情報を発表した。「写真展『岩合光昭の世界ネコ歩き』」は、NHK BSプレミアムの番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』の写真展で、年末年始は「東武百貨店 船橋店」(千葉県船橋市・~12月30日)、「名古屋三越 栄店」(愛知県名古屋市・12月26日~2016年1月11日)にて開催される。岩合氏がヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジアなど世界15地域で出会った猫の写真作品を中心に、番組未公開映像を加えたおよそ200点で構成する。なお、「名古屋三越」では12月26日と2016年1月6日の各11:00および14:00にギャラリートークとサイン会も行う。岩合氏の最新の写真展となる「岩合光昭写真展『ふるさとのねこ』」は、「そごう大宮店」(埼玉県さいたま市・2016年1月1日~11日)で開催。2016年1月2日・5日の各11:00と14:00には、ギャラリートークとサイン会が行われる。青森県津軽地方で、同氏が1年かけて子猫と人との暮らしを撮影した作品を展示する。来場者が累計100万人を突破したという「岩合光昭写真展『ねこ』」は、「小田急百貨店新宿店」(東京都新宿区・12月27日~2016年1月6日)と「京阪百貨店守口店」(大阪府守口市・12月23日~2016年1月5日)、「あわぎんホール 徳島県郷土文化会館」(徳島県徳島市・~12月27日)、「テレピアホール」(愛知県名古屋市・~12月23日)で開催。「小田急百貨店新宿店」では12月29日・30日の各11:00・14:00に、「京阪百貨店守口店」では12月24日・25日の各11:00・14:00にギャラリートークとサイン会を行う。「岩合光昭写真展『ねこ歩き』」は、「東急百貨店吉祥寺店」(東京都武蔵野市・12月27日~2016年1月6日)と「一畑百貨店 松江店」(島根県松江市・12月27日~2016年1月12日)にて開催。「東急百貨店吉祥寺店」では12月28日、「一畑百貨店 松江店」では12月27日の各11:00・14:00にギャラリートークとサイン会を開くとのこと。約50点の作品で構成された「岩合光昭ミニ写真展『ねこのとけい』」は、「岡島百貨店」(山梨県甲府市・12月27日~2016年1月19日)で開催される。なお、今後の写真展会期情報はクレヴィスの公式サイトにて随時公開されるとのこと。
2015年12月21日茨城県大洗町は東京から約100km、太平洋に面した海のリゾートだ。2014年の観光入込客数は430万人、夏には海水浴で39万人を集めている。また、年間16万人が利用する「大洗温泉」、そして、11月に映画化もされたTVアニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台としても脚光を浴びている。だが、大洗にはこれ以外にも知る人ぞ知る絶景と冬の美食グルメがある。今回はまだまだ知られていない、そんな大洗の魅力を紹介しよう。○大洗海岸の夜明けは2つのシンボルとともに大洗海岸には、日本最大のマンボウ専用水槽や50種以上のサメの飼育などで年間100万人超の入館者を集める「アクアワールド大洗水族館」や、パワースポットとして知られる大洗磯前神社の「神磯(かみいそ)の鳥居」、地上60mの「マリンタワー」や太平洋を臨む「リゾートアウトレット」など人気観光施設が集積している。その「神磯の鳥居」から徒歩3分のところには、ここ大洗でしか見られないもうひとつの観るべき絶景がある。その絶景は、大洗海岸に立つ旧大洗岬灯台と灯台に打ち寄せる波が描き出すの景色。日の出の時刻、波はキラキラと金色に輝き、オレンジに染まった空に浮かぶ灯台のシルエットは絵葉書のように美しい。一方、夜になると灯台はライトアップされ、打ち寄せる波を纏って闇に一際白く浮かび上がり、この世のものとは思えない光景を見せる。神磯の鳥居のすぐそばにある旧大洗岬灯台は、長く地元漁業関係者の山じめ(操業時の目標物)となってきたが、その役割を終え、2005年国から大洗町へ払い下げられた。実は灯台は役目を終えた際、取り壊しの話があったが、大洗町や灯台の目の前に立つ「大洗ホテル」が保存を呼びかけ、観光灯台として残されることになった。○海岸の美景を部屋のお風呂から楽しむ役目を終えた灯台にもう灯は灯らないが、大洗ホテルでは灯台に毎夜屋上からスポットを当て照らし続けている。大洗ホテルの歴史は古く、創業は昭和15年(1940)。社訓に「おもてなしと地域貢献」を掲げて70年以上、大洗のリゾートの魅力づくりに取り組んできた。大洗ホテルは温泉ではないが、最上階の9階には太平洋を臨む展望大浴場を有し、2011年にはカフェラウンジやガーデンテラスを改装。一部客室にオーシャンビューバルコニーと半露天風呂を備え、より優雅に海のリゾートライフを楽しめるようになった。ホテル内に海を望むプールもあるため、夏場は海水浴目的のファミリー層の利用も多い。料理は地元茨城の食材にこだわったものが多い。夕食はハーフバイキング方式で、席に着くとすでにお造りなど、数種の料理が用意されており、落ち着いて食事ができる。バイキングコーナーにはバリエーション豊かな料理が並び、和洋菓子、フルーツ、アイスなどのスイーツも充実している。こうした施設やサービスの充実により首都圏はもちろん、高速道路の開通に伴い長野、山梨からの客も増えている。○今が旬のあんこうを茨城発祥のあんこう鍋で一方、長野に行くと冬はあんこうを食べに茨城に行くという声をよく聞くが、茨城であんこうが食べられることを知る人はまだ少ない。あんこうの見た目はグロテスクだが、味は「東のあんこう、西のふぐ」と称される美食グルメだ。その身は脂肪が少なく、コラーゲンたっぷりなのに低カロリーで、美容と健康にも良い。あんこうは11~3月がシーズンだが、肝が肥大する12~2月が一番おいしいとされる。あん肝は「海のフォアグラ」と呼ばれ珍重されるが、実はあんこうは骨以外の全ての部位が食べられ、それを通称「あんこうの七つ道具」という。「あんこう鍋」はこの七つ道具、身、肝、ひれ、えら、皮、ぬの(卵巣)、胃袋、それぞれの味わいや食感を楽しむことができる。料理法はそれぞれの店や宿で異なり、食べ比べも楽しんでほしいが、今回紹介した大洗ホテルでは、あんこうの季節、毎夕ロビーであんこうのつるし切りの実演も行っている。元旦には大洗磯前神社の神職が御祭神降臨の地である神磯(かみいそ)に降り立ち、太平洋に昇る初日の出を奉拝する姿が見られる。神磯の鳥居の先には大洗神社へと続く道が伸びており、正面大鳥居をくぐり石段を登りつめると神社が見えてくる。神磯の鳥居に昇る日の出を見た後は神社本殿へとお参りし、清々しい大洗の朝を満喫してほしい。絶景にパワースポットに加え、夏はマリンリゾート、冬はあんこう鍋と大洗の楽しみは尽きない。※記事中の情報は2015年12月のもの○筆者プロフィール: 水津陽子フォーティR&C代表、経営コンサルタント。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、企画コンサルティング、調査研究、執筆等を行っている。著書に『日本人がだけが知らないニッポンの観光地』(日経BP社)等がある。
2015年12月21日茨城県北芸術祭実行委員会は、2016年秋に茨城県北6市町で開催される国際芸術祭「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」への出展作品(7作品)を発表した。今回発表されたのは、同委員会が主催したアートハッカソン「KENPOKU Art Hack Day」で選出された3チームによる作品。それに加え、2015年に国内で開催された3つのハッカソン(「3331α Art Hack Day」、「CREATIVE HACK AWARD」、「Bio Art Hackathon」)と連携し、合計7作品を展示する。「KENPOKU Art Hack Day」から選出されたのは、茨城県の名産品である納豆からバイオ技術でバクテリア分解可能な樹脂を作り出し、それで造形物を作るプロジェクト「Vide Infra」、日鉱記念館の展示資料から着想を得、当時の炭鉱の互助制度「山中友子」の調査資料を日立多賀に展示し、同地域の人々と交流するコミュニティ型プロジェクト「A Wonder Lasts but Nine Days ~友子の噂~」、ガラスの椀の中にシャボン玉を吹くと内部空間の中空に浮遊し、制止した美しい姿を見せる「干渉する浮遊体」。作品の詳細な内容や参加作家、審査員のコメントは同芸術祭のWebサイトを参照してほしい。なお、茨城県北芸術祭は、岡倉天心・横山大観らが芸術創作活動の拠点とした五浦海岸や、クリストのアンブレラ・プロジェクトで世界の注目を集めた里山をはじめ、茨城県北地域がもつ地域資源の潜在的な魅力を、アートの力を介して引き出すことを目的として開催されるアートイベント。開催テーマは「海か、山か、芸術か?(Sea, Mountains, Art!)」。総合ディレクターを森美術館の南條史生館長が務める。○茨城県北芸術祭【会期】2016年9月17日~11月20日[65日間]【開催市町】茨城県北地域6市町(日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町)【参加予定アーティスト】ソンミン・アン、ザドック・ベン=デイヴィッド、オロン・カッツ、ティファニー・チュン、ハンス・ペーター・クーン、テア・マキパー、森山茜、落合陽一、チームラボ、米谷健+ジュリア、BCLほか【テーマソング制作】やくしまるえつこ【キュレーター】四方幸子(東京造形大学・多摩美術大学客員教授)【アソシエイト・キュレーター】金澤韻(インディペンデント・キュレーター)【クリエイティブ・ディレクター】谷川じゅんじ(JTQ株式会社代表)【コミュニケーション・ディレクター】林千晶(株式会社ロフトワーク代表取締役)【作品数】約80点(プロジェクトを含む うち海外からのアーティスト約半数を予定)【主催】茨城県北芸術祭実行委員会会長:橋本昌茨城県知事【助成】国際交流基金、各国在日大使館等(予定)【協力】東京藝術大学、筑波大学、茨城大学、シラパコーン大学(タイ、国立芸術大学デンパサール校(インドネシア)、ラサール芸術大学(シンガポール)、デラサール大学(フィリピン)、アーカスプロジェクト実行委員会(予定)
2015年12月18日猫好きの間ではあまりに有名な写真家岩合光昭さん。私も何度か写真展に行きました。岩合さんは動物写真家なので猫以外の作品もたくさんありますが、特に猫、そしてネコ科に思い入れが強いそうです。岩合さんの写真展の動画版とも言えるのがこの番組「世界ネコ歩き」です。各地の風景と共に地元の猫を同時に楽しめる番組。人気が出ないわけがありません。その人気は人間だけでなく猫にも及び、 猫視聴率ナンバーワンとも言われています。飼い主さんと一緒に画面に夢中になる日本の猫達。この番組は、なぜ猫を惹きつけるのでしょうか。○まさに猫目線まず、(岩合さんの作品を見たことがある方はご存知だと思いますが)、まさに猫の目線に立ってカメラを回しています。そしてカメラワークも猫の動きに合わせています。これが、猫を惹きつける理由の1つです。当然ですが、他の旅番組でここまで猫目線の番組はありません。番組の中では、岩合さんが地面に寝っ転がって撮影する姿を見ることもできます。日本の猫達も猫目線で世界を旅している気分になっているのでしょう。「まるで冒険している気分だにゃ」とワクワクしているのかもしれません。○猫がいる場所=猫が好きな場所第二に、猫が好きな場所が映るということが理由として挙げられます。見晴らしの良い高い所や、自分は隠れることができるけど猫からは視野が確保できるような場所を猫は好みます。そして、猫が好きな場所というのは世界共通なようで、このような場所にいる猫が番組内でよく登場します(岩合さんは、多くの経験からどんな場所に猫が隠れているのか知っているのでしょう)。番組を見ている日本の猫たちは、「あー、良い休憩場所だにゃ」と羨ましく思っているのかもしれません。○ストーリー性がある世界ネコ歩きの中では、1つの画面の中に複数の猫が同時に登場することもあります。猫が鳴くと人間向けに「オス猫が好意を持っているようです」などの解説が入りますが、猫は猫語がわかりますので画面の中で繰り広げられるストーリーを把握しています。日頃人間のドラマばかり流されている猫からすると「この番組はストーリーわかるにゃ」といったところでしょうか。猫に野次馬根性があるかわかりませんが、室内に住んでいる猫にとって猫同士のドラマを見るのも良い刺激になるのでしょう。○まとめ「世界ネコ歩き」はある意味猫の密着ドキュメンタリー番組ですので、猫が夢中になるのも当然のことかもしれません。現在月に1本のペースで新作が放送されているようです。私もこの番組のファンで新しい地域の猫に会えるのを楽しみにしています。■著者プロフィール山本宗伸獣医師。Syu Syu CAT Clinicで副院長を務め、現在マンハッタン猫専門病院で研修中。2016年春、猫の病院 Tokyo Cat Specialistsを開院予定。猫に関する謎を掘り下げるブログnekopediaも時々更新。
2015年12月16日メガネスーパーはこのほど、ドライブスルー形式によるコンタクトレンズ販売店「メガネスーパーコンタクト ドライブスルー」を「日立田尻店」(茨城県日立市)にオープンさせた。同社では、6月に東京都八王子市にコンタクトレンズ専門店「メガネスーパーコンタクト京王八王子ショッピングセンター店」をオープン。省スペース出店によるきめ細かいサービスや、運営コスト抑制による高収益型店舗の展開を行っている。このほど展開を開始したドライブスルー店舗は、既存店に新たに追加展開を行うもの。ドライブスルー形式で、処方せん不要の商品販売を、スピーディーかつ簡便に行う。取扱品目は、使い捨てコンタクトレンズ(クリアレンズ、カラーコンタクト、サークルレンズ)、コンタクトレンズケア用品・付属品。同社コールセンターへの事前連絡により注文レンズを用意して来店を待つというシステムで、同社ECサイトで購入した商品の受取にも活用できる。同社はドライブスルー店舗のメリットについて、「利用者が車から降りることなく購入できるという点に加え、顧客番号確認での購入履歴判別によるスピーディーな商品提供ができる」という点も挙げている。また、店舗在庫の最適化も図ることもできるという。同社は、今回オープンした店舗の販売ノウハウを元に、今後ほかの広域商圏への迅速な展開も図っていく、としている。
2015年12月01日秋田県と茨城県は11月14日と15日に、代々木公園イベント広場(東京都渋谷区)にて茨城県との共催で「秋田・茨城 発酵食イベント"納豆フェスタ"」を開催する。○納豆をキーワードにお国自慢秋田県の食文化は、素朴さと多様性に富み、米や麹などを用いた「発酵食品」が多いことも特徴の一つとされている。県内では日本酒や味噌、醤油のほか、納豆、漬物、しょっつるなど、発酵技術を利用した食品が古くから作られてきた。同イベントは、同県の発酵食品を周知させたいという思いから開催される。1回目の今回は「納豆」がテーマ。全国的に納豆ブランドを誇示する茨城県との共催となる。会場には飲食ブースを設営。また、両県の観光・文化・音楽も体験することができるという。飲食ブースでは、両県の納豆を体感することができる。また。秋田名物の納豆汁の提供も予定。さらに、日本酒、漬物や味噌などの発酵食品を楽しむことができる。ステージプログラムでは、14日の12時から13時まで、秋田県出身のタレント・加藤夏希をゲストに迎えたトークライブ「納豆と美人のおいしい関係」を実施。また、期間中は同県の新PRキャラクターをお披露目するほか、"ご当地アイドル"によるライブ、和太鼓の演奏、なまはげの練り歩きなどが開催される。会場は、東京都渋谷区の代々木公園イベント広場。開催時間は、14日が10時から18時、15日は16時まで。入場は無料となる。
2015年11月02日16年9月17日から11月20日の65日間、茨城県北地域の海と山を舞台に、新たな芸術祭「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」が開催されることが決定した。開催地となるのは、日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町の全6市町。総合ディレクターには、森美術館館長の南條史生が就任し、キュレーターは、「札幌国際芸術祭」でアソシエイト・キュレーターを務めた四方幸子、アソシエイトキュレーターはインディペンデント・キュレーターの金澤韻、クリエイティブディレクターは谷川じゅんじが務める。茨城県の北部は、海と山が織り成す豊かな自然に恵まれる一方で、江戸時代の末期に開かれた炭鉱、その後に発展した日立銅鉱山を始めとする工業・産業で日本経済の成長を支えてきた深い歴史も持つ。また、かつて五浦海岸は、文人・岡倉天心や、美術家・横山大観らが活動の拠点としていた地であり、91年にはアーティスト・クリストによる傘を1,340本並べた「アンブレラ・プロジェクト」が常陸太田を中心に行われ、世界の注目を集めた近代美術の発展地でもある。さらに、県内には様々な研究機関が所在し、85年には科学万博も開催されるなど、科学技術の礎を築いた地とも言える。そんな多様性を持つ茨城県北で行われる「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」は、“自然と対話するアート”、“科学技術を利用した先進的なアート”にフォーカスし、アートと科学技術の実験を通して、豊か自然に新たな創造の息吹を吹き込む革新的な芸術祭となる。開催地となる全6市町は、山間部のグリーン、海浜部のブルーの本芸術祭のキーカラーにより大きく2つに分けられる。総合ディレクターの南條氏によると、そこには、「『今日は山側に行って、明日は海側に行ってみよう』などという楽しみ方をしてもらいたい」という思いが込められているようだ。参加アーティストは、チームラボ、ザドック・ベン=ディヴィッド、ソンミン・アン、オロン・カッツ、ティファニー・チュン、テア・マキパー、ハンス・ペーター・クーン、森山茜、落合陽一、米谷健+ジュリアを始め、プロジェクトを含む約80作品が出展。その内半数が海外のアーティストを予定している。南條氏は「過去2年間、芸術祭に参加したことがないアーティストに出展してもらいたい」と話している。チームラボは、茨城県天心記念五浦美術館を会場に、“日本画”をテーマにした新たな作品を発表する。“現代の魔法使い”と呼ばれる落合陽一は、物理、計算機科学、アートを融合させた作品を、フィンランドのアーティスト、テア・マキパーは社会環境のリサーチに基づく屋外プロジェクトを予定。また、芸術祭のテーマソングは、やくしまるえつこが担当し、バイオテクノロジーを駆使した楽曲が制作される予定となっている。他にも、住民、来訪者、アーティストなど様々な人々を巻き込み新しい芸術表現を生み出すことを試みる参加型プログラム「アートハッカソン」や、筑波大学を始めとする県内諸大学や地域に根付く伝統工芸、産業との連携プロジェクト、外国人アーティストの滞在プログラム「アーカス」の協働など、地域に根差した創作活動を経て新しいアートの可能性を模索していく。南條氏は「自然、科学技術、人間性の統合を可能にするのはアートである。茨城県北が持つ美しい自然や、歴史遺産を継承し続けることももちろん重要だが、新しいものを作ることで初めて伝統が生きる。この芸術祭は、海と山の自然、生活に彩られた町の中に“驚きと感動”を誘う最先端の芸術作品を招聘し、地域に根差した“今ここ”でなければ生まれてこない独自の芸術祭としていきたい」と意気込みを語った。【イベント情報】「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」会場:茨城県地域6市町(日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町)会期:2016年9月17日~11月20日
2015年10月05日茨城県つくば市の研究学園駅前公園で10月10日~12日、「つくばラーメンフェスタ2015」が開催される。○茨城&全国のラーメンを一度に堪能同イベントでは県内外から集まった合計12店舗のラーメン店が、各店自慢の味を提供する。茨城県からは「活龍×龍介」、「喜元門×喜乃壺×華丸」、「ドラゴンラーメン×麺堂稲葉」、「マルキン本舗×たちばな」、「小五郎×ごう家」、「麺屋むじゃき×龍のひげ×味箪笥」の6店が出店する。また、県外からは「麺屋 宗」、「ど・みそ」(ともに東京都)、「新旬屋 麺」(山形県)、「福島ラーメン組獅子奮迅隊」(福島県)、「えびすこ」(富山県)、「無鉄砲×がむしゃら」(奈良県)の6店が参加し、塩、味噌、豚骨醤油、山形鶏中華、福島鶏白湯など、さまざまなラーメンを味わうことができる。期間中は、地元保育園・幼稚園の児童やプロがパフォーマンスを行うステージイベントも用意されている。開催時間は10時~19時、ラーメン食券の前売り券は1杯750円となる。
2015年10月02日茨城県は9月11日、9月10日に発生した茨城県内大雨災害の影響により、9月13日に開催を予定していた「筑波山がまレース 2015」を中止にすることを発表した。つくば市内では避難勧告が発令され、災害対策本部が立ち上がり、現在も多くの人が避難している。また、隣市である常総市においては鬼怒川氾濫により未曾有の大災害となっており、多くの人が被災し、つくば市の避難所へも避難している状況となっている。そこで同イベントの実行委員会は、被災者の状況等を鑑みるとこのような中で開催すべきではないと判断した。合わせて、「楽しみにしておられた方も多いと存じますが、甚大な災害発生の状況下ですので、何卒、ご理解のほどお願い申しあげます。最後に、災害に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます」とコメントしている。
2015年09月11日スカイマークは9月1日、茨城県水戸市を中心に路線バスを運行する茨城交通との共同企画として、茨城県における当社の利用促進のPRを目的にスカイマークのラッピングをした路線バス2台を運行することを発表した。同ラッピングは茨城交通による無償提供であり、このほど1台目が完成し、9月1日より運行を開始した。2台目は10月に完成予定で、これらのバスは水戸市内を中心に周辺自治体を走行する。今回のラッピングに対しスカイマークは、「茨城空港は北関東における重要なマーケットであり、これからもより多くのお客様にご利用いただけるよう、地元企業及び関係機関のご協力のもと、茨城空港の利用促進を図ってまいります」とコメントしている。
2015年09月02日茨城空港の“位置”について考えてみたい。位置というのは、「東京から中途半端に遠い」という地理的な問題もあれば、およそ100ある日本全国の空港における位置、「首都圏第三の空港」という目線でみる位置もある。さらには自衛隊と共用する「国が管理するローカル空港」という目線も、茨城空港問題に関しては重要になってくるだろう。いま、この文章を読んでくださっている方々の中で、茨城空港を利用したことがある人ははたしてどれくらいいるだろうか。国土交通省の資料によると、茨城空港の国内線・国際線合わせた乗降客数は開港1年目(2009年3月開港なので1年目を2009年度1カ月分+2010年度1年分と考えた)が21万人で、5年目の2014年度は54万人。数字上はおおむね右肩上がりでしっかりと伸びている。空港別乗降客数でも42位(2014年度)と、全国におよそ100ある空港の中では中位のやや上。けっして悪すぎる数字ではない。もちろん開港前に国土交通省が見積もった需要予測は開港初年度81万人、5年後100万人達成と描いていたので甘すぎたことは間違いないが、それは神戸空港などほかの空港でも普通にみられる日本の航空行政の実情でもある。茨城空港がつくられた理由は、航空自由化を背景とした「首都圏第三空港の必要性」と「空港空白地帯への対応」の2点が柱とされている。前者は海外から日本へやってくる、いわゆる“インバウンド”の増加に対する施策、後者は羽田へ行くにも成田へ行くにも遠い北関東(茨城・栃木・群馬)における初の空港整備が眼目だった。現在、インバウンドを官民合わせて推進していることは事実であるし、一方で茨城空港開港まで北関東が空港空白地帯であったことも間違いのない事実である。とはいえ、茨城空港がこの2つの大きな役割をきっちり果たせるほどの器になるには、そもそもの現実に大きな問題があった。それはやはり「そうはいっても茨城空港は相対的に不利な場所にある」という地理的な大問題である。羽田があり、成田がある。インバウンドの流れは東京へやってくることが主流である現状からみると、茨城空港も、東京とのアクセスの利便性はどうしたって考慮されなければならない。同時に、北関東の拠点として考えるならば、茨城県内はもちろん栃木・群馬からのアクセスもきちんと考えるべきなのは当然のことだ。残念ながら茨城空港は、そのどちらも満たしていない。もちろんアクセスは単に場所の問題ではなく、交通網の整備が大きいのだが、茨城空港は地理的位置も、交通網上の位置も、実に厳しいといわざるをえない。県庁所在地・水戸からのバスは40分。お世辞にも近いとはいいがたい。つくばから約1時間、県北からは1時間半~2時間という地域もザラだ。隣県も、宇都宮が自家用車で1時間、前橋・高崎は2時間前後かかる。一方、首都圏第三の空港として東京からのアクセスはどうかというと、こちらは東京駅からバスで定刻1時間40分。道が少々混んでいたら2時間はかかってしまう。航空券を持っていれば500円とワンコインになるのはうれしいが、時間的にはかなりの余裕が必要だ。それに加えて今年6月、圏央道の神崎IC~大栄JCTが開通した。これにより常磐自動車道と東関東自動車道が結び付けられ、茨城県内はもとより北関東各地から成田空港へのアクセスが容易になった。成田まで行けば、行く先も、価格的にも選択肢が広がる。つまり茨城空港は、地理、アクセス面、さらにLCC(格安航空会社)がほとんど就航していないため価格面でも強みのない状態となっている。その不利は、残念ながら開港当初よりさらに増してしまったのが現状なのである。○民間の知恵にかかる茨城空港の今後茨城空港は、航空自衛隊百里基地の一部を“間借り”する形で2010年3月11日(2009年度の年度末)に開港した。正式には百里飛行場といい、防衛省と航空自衛隊が管理者となっている。民間利用の目的でイチから新設された空港ではなく、当然、国の防衛の論理も大きく作用する。日本には自衛隊と民間が共用する空港が数多く存在している。北海道の新千歳空港や石川の小松空港なども自衛隊との共用空港である。こうした空港は通常、管制業務や空港整備といった航空系事業を国(防衛省・自衛隊)が行っている。民間が担うのは、旅客ターミナルの管理運営といった非航空系事業である。実は茨城空港、この非航空系事業の部分では開港以来基本的に黒字となっている。「茨城空港=赤字」というイメージが強いが、航空利用と直接関係のないイベントなどを催し、ターミナル運営は、一応、黒字なのである。ただし、空港全体からみれば非航空系事業が占める割合は小さく、航空系事業の赤字が大きい(茨城空港の2013年度の非航空系事業の経常損益は約1400万円の黒字だが、対して航空系事業は約2億5000万円の赤字)。加えてほかの国管理地方空港でも非航空系事業は黒字が出ているのが一般的だから、たいして威張れるものでもない。逆にみれば、国が受け持つ航空系事業は多くの空港が赤字を出しているので、茨城空港だけが突出して悪いわけでもないのである。だから国は、たぶん、何も気にしていないと思える。茨城空港がとくに悪くいわれるのは、首都圏第三空港・北関東拠点空港という大きな目標がありながら就航路線が増えず、マスコミなどは叩きやすかった側面が大きいはずだ。現在、定期便は国内線が新千歳・神戸・福岡・那覇の4路線で、国際線が中国の2路線のみ(アシアナ航空のソウル線は運休中)。しかも国内線は今年1月に経営破綻したスカイマークが運航するものだから、今後の再建計画いかんによっては減便・運休も十分考えられる。2014年度の国内線・国際線合わせた空港別着陸回数の順位(国土交通省発表)をみると、茨城空港は年間2948回で全国55位、日平均着陸回数は9回にとどまっている。1位の羽田や2位の成田と比べるのは酷だが、参考までに羽田は21万6625回(日平均594回)、2位成田は11万4821回(同315回)。やはり路線不足に悩む神戸空港(1万4020回・39回)にも大きく水をあけられている。叩くか叩かないかは別として、茨城空港の路線があまりに少ない現状では、大目標のどちらも達成できないということは指摘しておくべきだろう。では、茨城空港活性化の糸口はないのか?「茨城空港をLCCの拠点に」という声は以前から強いが、すぐ近くの成田空港は2015年4月にLCC向けの第3ターミナルをオープン。圏央道の開通もあってさまざまな地域からのアクセスが便利になった。成田がLCC対応を充実させている現状では、明るい見通しは持ちづらい。成田に対して圧倒的に有利なLCC誘致が成功すればいいのだが、日本には海外のように巨大ネットワークを持つLCCがまだ存在しておらず、いざ誕生したとしても茨城を拠点としてもらうには相当な営業努力が求められるだろう。となれば、茨城空港の周辺住民がいかに空港を活用するかしか解決の道はないのだが……それも県民の9割以上が「利用したことがない」という状況(2013年度県政世論調査)では、急激な旅客需要の創造は無理がある。滑走路強度の問題から貨物用空港となることはできず、プライベートジェット向け空港とするのも調布飛行場のあの事故のあとでは厳しいだろう。「中国人に頼れ」という声も聞こえてくるが、はたして中国人の爆買いツアーなるものがいつまで続くのか、中国経済の状況をみても、不透明といわざるをえない。このように、茨城空港の現状と将来を冷静に、客観的にみると、まさに八方ふさがりとしかいえない。起死回生の打開策など考えにくいだろう。残念ながら、これが茨城空港の問題である。しかも茨城空港“特有”の問題ではなく、日本の多くの地方空港が抱える大問題なのだということを、日本人は改めて胸に刻むべきだ。国はどうするか? 国としては、自衛隊共用空港は所詮、防衛のための基地である。防衛には金がかかるものだから、おそらく多少の赤字などなんとも思わないのだろう。繰り返すが、国はたぶん何も気にしてはいない。しかし空港がそこに存在する以上、なんとかうまく運営し、うまく活用するしかないではないか。欧米の大都市では、3つ以上の空港で機能分担し、中心部から50km以上離れた空港も珍しくはない。2020年の東京五輪を起爆剤に観光促進が功を奏し、今後も日本へのインバウンド増が続くのだとしたら、多くの旅行客の目的地となる東京首都圏に空港が3つあること自体はけっして悪いことではないだろう。むしろ、羽田と成田の発着枠に限界がある現在、うまく機能分担すれば、強みとしてアピールできる可能性も高い。茨城空港をより有効に、“おもしろく”できるかどうかは、結局のところ民間の知恵と努力にかかっている。民間でどうにかできるところはどうにかして、どうにかできないところは国や自治体、大企業を焚きつける。エアアジアやライアンエアーのような、茨城発の強力なLCCが誕生すれば、日本の首都圏第三空港としての強みはさらに大きくなるだろう。ほかの地方空港にも増して、茨城空港の位置はきわめて重要だ。茨城空港のこれから3年、5年が、将来の日本の空を占っているといっても過言ではないのである。
2015年08月31日山田洋次監督最新作『母と暮せば』のクランクアップ報告会見が終戦記念日が迫る8月12日(水)に開催され、山田監督に主演の吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信が出席した。故・井上ひさしが生前、「父と暮せば」「木の上の軍隊」に続く戦争三部作の最後の作品と自ら位置付けるも実現しなかった原案を、井上さんの娘から伝え聞いた山田監督が映画化。長崎で助産婦として暮らす伸子の前に3年前の原爆で死んだはずの息子の浩二が現れる。その日から時々、伸子の前に浩二は姿を見せるようになるが…。撮影は長崎でも行われ、先日9日の長崎の原爆の日には平和祈念式典に山田監督と吉永さんが出席した。山田監督は猛暑の中、執り行われた式典について、70年前に思いをはせ「五千度で焼かれて黒こげになった肉親を捜す作業はどれだけつらかったことか…」と語り、改めて今年、この映画が公開となることに「(戦後)70年という年にこの作品を作り上げたことは意義のあることだと思っています」とうなずいた。吉永さんは「若い人の中に戦争のことも原爆のことも知らないという人が増えていると聞いています。浅野さん、二宮さん、黒木さんの世代、10代の人たちにもこの映画を見てもらい、あのときに起こったことやこれからどんな風に未来に向かって歩いていくのかを考えてもらえたら、こんな嬉しいことはありません」と語った。吉永さんにとっては5年ぶり5度目の山田作品出演となったが「今回が一番、監督の情熱を感じました。鬼気迫ると言うと語弊がありますが怖いほどで、1カットカット、心からの演出をされていました」と述懐する。また息子役を演じた二宮さんの演技に関して「軽やかに演じていて助けられた」とも。2人は互いに「小百合さん」「和也さん」と名前で呼び合っているそうだが、二宮さんは「ドキドキしちゃいます。親や身内にも呼ばれたことがなく、僕にとって“初めての人”になりました」とニッコリ。吉永さんは「どうお呼びしていいか分からずにいたらスッと『小百合さん』と呼んでいただき嬉しくて感激しました。撮影期間中は本当のお母様よりも長く一緒に過ごしておりましたが、(撮影後に)TVなどを見ていると危険なことをやっていたりして『大丈夫かしら?うちの息子は…』と思ったりしています(笑)」と仲睦まじい様子をうかがわせていた。山田監督は劇中での2人について「(二宮さんは)亡霊だから触れない」と説明。「2回だけ触れる回想シーンがあって、泣き伏すんですが、触れるのはこの時だけなので『思い切って抱きしめてほしい』と言いました」と明かした。山田監督は改めて、戦後70年を経て戦争を体験した人たちが次々と亡くなっていることに触れ「そういう人たちがどんどん亡くなっている時だからこそ、記憶を伝えていかなくては」と語り、吉永さんも「語り継ぐことの大切さを感じています。私たちにできることは続けていくこと」と固い決意を口にした。『母と暮せば』は12月12日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月12日茨城県つくば市のつくばセンター広場で7月24日から26日、「つくばクラフトビアフェスト2015」が開催される。○ステージイベントでは音楽ライブも同イベントでは、反射炉ビヤ「太郎左衛門」「頼朝」、日本クラフトビール「Far Yeast 東京ブロンド」「Far Yeast東京ホワイト」、猪苗代地ビール「ピルスナー」「ヴァイツェン」、下妻ビール「ゴールデンピルスナー」「ホワイトヴァイツェン」、伊勢角屋麦酒「ペールエール」「ブラウンエール」など、多数のクラフトビールを味わえる。また、つくば産ヤーコンのスパイス炒めとつくばの野菜をそえた「つくばカレー」、筑波山で語り継がれている「福来みかん」を使用した「筑波福来みかん氷り」、ハワイの「ガーリックシュリンプ」、バニラなどをのせた「ビールフロート」などのフードも提供する。ステージイベントには、沖縄の伝統芸能であるエイサーをベースに空手の形を取り入れたパフォーマンスを披露する「琉球國祭り太鼓 茨城支部」(24日・18時から)をはじめ、女優・歌手・MCなど多方面で活躍している山田麻里子さん(25日・13時30分から)や、3年前に金管アンサンブル団体として発足した「T-BEC」(26日・13時30分)など、多数のミュージシャンが出演する。開催時間は、24日14時から21時、25日・26日11時から21時となる。
2015年07月16日NHK BSプレミアムは7月31日の21時より、「岩合光昭の世界ネコ歩き」を放送する。今回の「岩合光昭の世界ネコ歩き」の舞台はスペインのマドリード。情熱の国として知られるスペインに暮らす猫たちに、岩合さんが迫るという。フラメンコの響きを楽しむ猫、暑い日差しを避けて木陰でシエスタする猫などなど、スペインらしい猫たちを見ることができる。語りはおなじみ、相武紗季さん。(画像と本文は関係ありません)
2015年07月09日日本を代表する富士山。高さだけでなく、その美しさから大人気。富士山の高さは3,776メートル。みなさんご存知の通り、日本一の山です。ところで、富士山というと五合目とか六合目とか言いますが、一合目の高さは、どのくらいだと思いますか?実は、この高さにちょっとした不思議が隠されているのです。さっそく、超ややこしい、この富士山の“合目”についてお話したいと思います。■一合目は意外と高い!高さが3,776メートルですから、一合目は377メートルな気がしますよね。いいえ、意外なことに全く違うのです!富士山は登山道が4つあります。そのため、それぞれの道によって異なるのですが、たとえば吉田口ルートでは一合目が1,520メートルなんです。高さでいえば、山全体の4割あたりが一合目ですね。一方、御殿場口ルートでは、それよりも低い1,440メートル地点がもう五合目。半分もいってなくて、残り2,300メートル以上あってもそこが5合目になります。つまり、吉田口一合目より御殿場口五合目の方が低いんです。だから御殿場口の五合目から斜め上に進むと、吉田口の一合目に着くという現象が起きます。五合目から登って、一合目に逆戻りですから、もしそんなことをしたら、さぞ登山者はビックリ&ガックリでしょう。とはいえ、そもそも方角と道が全く異なります。よって、そんな体験をする登山者はいないと思いますが、あえてやればそうなってしまうのです。■山の合目は定義がない富士山の不思議は、これだけではありません。富士宮口ルートにも登場してもらいましょう。五合目、そして六合目と普通に登っていきます。そして次は新七合目に着きますよね。その次は八合目だと思いきや、なんと現れるのは元祖七合目。元祖とか新とか、何が何だか分かりません。一合目が1,520メートルもある吉田口ですが、八合目付近に宿屋が8軒あります。それぞれが「我こそは八合目」と名乗っているので、標高というと3,020メートルから3,400メートルまで全部が八合目です。こうなると、もう無法地帯ですね。なぜこんなことになるのかというと、合目というのは、特に決まった基準がなく、自由につけていいから。それで、二個も三個も同じ合目ができる現象が起きます。数字というのは到達の目安にもなりますけど、人間の道具でもあるということを改めて感じますね。(文/シール坊)
2015年06月17日リビタはこのほど、一棟丸ごとリノベーションマンションとして元企業社宅を再生させた「リアージュつくば春日」(茨城県つくば市)内に、MUJI HOUSEとともに考えたコンセプトルームの公開を開始した。○生活に合わせて変え続けられる家建築・不動産の分野から住まいを提案しているリビタと、衣食住の多岐に渡る分野で暮らしを提案している無印良品の住空間事業を担うMUJI HOUSE。両社が、"不動産"と"プロダクト"の垣根を越えた住まいのカタチを考えた。同ルームに込められたテーマは。無印良品が提案する新しい住空間の考え方である「MUJI INFILL 0(ムジインフィルゼロ)」。目に見えない構造やインフラなど必要なものは整え、内装はつくり込みすぎず、住まい手が編集する余白を残した住まいとなる。一見何もない空間だが、未来を自由に描けるキャンバスとしての素材に目を配った。一例として、家族構成が夫婦2人の場合にはリビング・ダイニングに贅沢な広さを確保したプランを用意。将来子供が生まれ家族が増えたときには、育児スペースを確保できるプランに。さらに、子供の成長に合わせ勉強に集中できる部屋を家具でつくることも可能なプランを提案する。同ルームの特徴として、専有面積約100平米を間仕切りのないワンルームで設計したことがあげられる。キッチンは、家の中央に配置。玄関には広い土間を設置。浴室まで太陽の光が届くサンルーム兼洗面室。空間はインテリアで仕切っている。同物件の概要は、既存建物完成年月が、平成3年2月築。総戸数は54戸。構造と規模は、鉄筋コンクリート造、地上14階、地下1階。面積帯は、82.21平米~120.87平米。同コンセプトルームの専有面積は、99.76平米となる。
2015年06月16日NHK BSプレミアムは6月27日の22時より、「岩合光昭の世界ネコ歩き」を放送する。今回の「岩合光昭の世界ネコ歩き」の舞台はアメリカ南部の都市・ニューオーリンズ。ジャズの街として知られるニューオーリンズで、音楽に囲まれて暮らす猫たちを密着取材したという。番組の語りを務めるのは相武紗季。(画像と本文は関係ありません)
2015年06月09日クリーク・アンド・リバーのアーキテクト・エージェンシーはこのほど、茨城県古河市にて、高齢者向け賃貸マンションを「ゴルファーズ・マンション(仮称)」にリノベーションする、と発表した。○マンション内でもゴルフを楽しめる同物件は、全国賃貸管理ビジネス協会と提携した、「建築士と創る賃貸物件:3+(ミタス)・プロジェクト」企画案件の受注第1号。プロジェクトでは、複数の建築士によるコンペを実施し、企画プランを決定。同様に施工会社もコンペ形式で選定することでコストの最適化を図れることが特徴となる。また、建築士が設計監理を行うことで、競争力・収益力に優れたより品質の高い賃貸物件を実現するという。今回同社がプロデュースする「ゴルファーズ・マンション」は、3つの設計プランの中から選ばれた、国内でも例の少ないゴルフ好きのためのマンション。茨城県古河市の高齢者向け賃貸マンションをリノベーションする。同エリアは、車で1時間圏内に25カ所以上のゴルフ場がひしめき合い、周辺にはゴルフショップや練習場なども多く点在するゴルファーにとってのメッカだ。同物件には、ゴルファーのための設備をふんだんに設置。マンション内でもゴルフを存分に楽しむことができる。約2,200平米の土地に建つ2階建ての建物には21戸の部屋があり、「パターラウンジ」「バンカー練習場」「ゴルフシミュレーター」などの共用練習設備を設置予定。1階南側の部屋の庭には、住人専用の「鳥かご練習場」、ラウンジには「大型スクリーン」のあるコミュニティスペースも設け、腕を磨きながら、新しいゴルフ仲間を作ることもできるマンションとして生まれ変わる。設計は、スタジオ・エイチ・プラスが行い、2015年9月の完成を予定している。
2015年06月08日関東地方の中でも北部に位置する栃木県・群馬県・茨城県。今回は茨城県出身のマイナビニュース会員90名に、栃木県か群馬県のどちらかに移住するとしたらどちらを選ぶか聞いてみた。Q.栃木県か群馬県のどちらかに移住するとしたらどちらを選びますか1位 栃木県 62.2%2位 群馬県 37.8%■栃木県派・「隣だから」(23歳男性 / 運輸・倉庫 / 専門職)・「餃子が好き」(30歳男性 / 電力・ガス・石油 / 技術職)・「イチゴが食べたいから」(29歳女性 / ホテル・旅行・アミューズメント / 販売職・サービス系)・「交通が便利なので」(27歳女性 / 小売店 / 営業職)・「新幹線あるので東北に行きやすい」(33歳女性 / 医療・福祉 / 専門職)・「群馬は山しかない」(28歳女性 / 食品・飲料 / 技術職)・「都市としても機能しているから」(30歳女性 / 食品・飲料 / 販売職・サービス系)■群馬県派・「県民性が穏やかそうだから」(22歳男性 / 情報・IT / 技術職)・「温泉が好き」(20歳女性 / 人材派遣・人材紹介 / 営業職)・「温泉が多く、泉質もいい」(32歳男性 / 金融・証券 / 事務系専門職)・「果物がおいしいから」(32歳女性 / 建設・土木 / 技術職)・「栃木よりはマシ」(27歳男性 / 建設・土木 / 事務系専門職)・「自然が多い」(25歳女性 / 小売店 / 営業職)■総評茨城県出身者に聞いてみたところ、約6割が栃木県、約4割が群馬県に移住すると回答。栃木県がやや優勢、という結果になった。「栃木県派」の中には、「隣だから」「隣県だから」という意見がいくつか見られた。茨城県からの移動のしやすさも評価されたようだ。「餃子が好き」「イチゴが食べたいから」など特産品や名物の存在を挙げる人も。「新幹線あるので東北に行きやすい」など、交通の便の良さについてコメントしている人もいた。「群馬県派」では、「県民性が穏やかそうだから」という声が聞かれたほか、「温泉が好き」「温泉が多く、泉質もいい」など豊かな温泉資源に触れるコメントも。そのほか、「自然が多い」「果物がおいしいから」など、自然の恵みの豊かさに触れる人もいた。同じ北関東に位置する茨城県だからこそ、見えてくる両県の特徴もあるようだ。調査時期: 2015年4月20日~2015年5月6日調査対象: マイナビニュース会員(茨城県出身者限定)調査数: 90名調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像と本文は関係ありません。当記事で掲載している意見はあくまで個人的なものであり、県民性や地域性には個人差があります
2015年06月06日クレヴィスは6月1日まで、写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」を日本橋三越本店で開催している。「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、NHK BSプレミアムで放送されている人気番組。今回の写真展では、岩合氏が世界15地域で出会ったネコたちの写真作品が展示されている。出展地域は、パリ、プロバンス、ベルギー、ノルウェー、シチリア、クロアチア、エーゲ海の島々、ブルガリア、イスタンブール、マラケシュ、キーウエスト、ウルグアイ、ハワイ、台湾、沖縄(以上、15地域)。展示作品は約200点、映像は2本を予定。入場料は、一般・大学生が800円、高校生・中学生が600円(いずれも税込み)、小学生以下は無料。東京都内の渋谷ヒカリエや、恵比寿など、様々な場所で開催されてきた岩合さんの写真展。今回も早速足を運んでみた。○トークショーに参加写真展初日の午前11時。トークショーが始まった。岩合先生ご本人が来場されるということで、多くの方がつめよせている。せっかくなので、筆者も館内のお写真を楽しむ前にトークショーを聞かせていただくことにした。○岩合先生のトークショー「皆さんこんにちは、岩合光昭です。本日は足をお運びいただきありがとうございます。番組のスタッフに『こんなに長く続く番組だと思ってなかった』なんて言われちゃってますが(笑)、本当にこの「世界ネコ歩き」という番組を続けることができて感謝しています。番組を見てくださる皆さんに、そして猫たちに感謝したいなと思います。猫はとても真面目にこの番組を見てくれるんですね。背中をまっすぐにして、テレビを真剣に見て。で、ご主人はひっくりかえって撮影なんかしてて(笑)。中にはクレームなんかもきますね。どういうクレームかというと、『うちには猫が5匹いて、5匹が横一列に並んで番組を見ているからテレビを見られない』っていう楽しいクレームですね(笑)。先日NHKテレビの方もいらっしゃって、『どうしてこんなに魅力ある番組が作れるのか』と聞かれたんですが、やっぱりこう……一本一本、皆様の琴線に触れるようなシーンがどこかに含まれているんじゃないのかなぁと思っています。そうしたシーンを探すために、毎月毎月、約10日間のロケに出ています。琴線に触れるシーンを探すために、撮影をしてるんじゃないかなと思います。番組は59分なんですけれど、実際には50時間ぐらいの録画をして、それを59分に編集するんですね。一本一本、真剣に番組を作っています。4月と5月は、津軽の放送をしまして、とっても評判がよかったです。僕の映像よりも宮崎あおいさんのナレーションの方が評判がよかったぐらいで(笑)。りんご農家の作業小屋にいた『ことら』というメス猫がいるんですね。この子がお母さんになりまして。農家のご主人が『生まれましたよ』ってニコニコ言うもんで、僕たちうれしすぎて全員で小屋に入っちゃったんですね。赤ちゃんを産んだばかりなのでお母さんはピリピリしている。やっぱりお母さんに『ハァァァー』って怒られちゃって。猫に怒られることほど苦痛なことはありません(笑)。で、いったんみんなで外に出ました。すぐに撮影を始めることはしないんですね。子猫の撮影をするときは、絶対に母親の許可が必要です。子猫だけを撮っていると、子猫の表情が固いんですね。まず、お母さんである『ことら』の許可を取ります。『ことら良くやったよねぇ』『いいお母さんになるよねぇ』って話しかけて。もちろんこの時、カメラは向けないです。30分ぐらいは立ち話しましたかね。そしたら彼女の背中が段々柔らかくなってくるんです。すると、おっぱいを子猫に飲ませるシーンを見せてくれたんですね。こうして、彼女の許可を得ることができたわけです。うまくおっぱい飲めない子もいてミルクをポタポタこぼしちゃってる子もいました(笑)。毎日毎日撮影してましたが、ある日、子猫の目がぱっちりと開くんです。これがまた感動なんですね。まるで自分が父親になったような気分で(笑)。撮影が終わって一カ月後にまた『ことら』の元へ行きました。子猫たちは大きく成長していまして。生後1カ月の子猫って、『こんなに可愛い生き物が世の中にいるのか!』と思うくらい可愛いんですね。ところがお母さんのことらがいない。探してみると、小屋の影で恥ずかしそうにしている。『ことらどうしたの? 恥ずかしそうにして』って声をかけるんですが僕に何か言いたげな顔をしてるんですね。それで顔を乗せて、『ことら』って声をかけたら彼女が言ったような気がするんですよ。『お父さんどこいってたの!?』って(笑)。でも、そのくらい意思の疎通ができるんですね、猫って。互いのやり取りがあって、初めて撮影をすることができます。毎回毎回猫が言ってくることをうまくつかみ取ることが必要で、そのために10日間も撮影にかかってるんですね。猫を撮ることによってその場所に暮らす人々と、彼らの生活が見えてきます。また、ヨーロッパの冷たい石造りの町でも、猫がたった一匹いるだけで、ポッと温かくなるような気がするんですね。やっぱり猫の存在ってすごいなぁと思います。僕は標語のようにいつもいつも言ってます。『猫が幸せになれば人が幸せになる、そして地球が幸せになる』って。最近本気でそう思っています(笑)。猫にどんどん街づくりをお願いしたらいいんじゃないかと思います。本当に今日はこんなにたくさんの方々に来ていただいて、ありがとうございました」(岩合先生のトークショーより)○岩合先生にインタビュー「世界ネコ歩き」の番組の裏側を語ってくれた岩合先生。楽しくトークショーを拝聴した後は、先生ご自身にインタビューする機会を頂いたので、「猫の撮り方」について質問してみた。インタビューの前に、先生と名刺交換をさせていただいたのだが、その際筆者の「愛猫名刺」を渡すと大変喜んでくださった。――はじめまして、いつも楽しく「世界ネコ歩き」を愛猫たちと一緒に拝見しております。今回は、岩合先生に「猫の撮り方」についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。よろしくお願いします。――先ほどのトークショーで、「猫が番組に夢中になりすぎて……」という楽しいクレームがあるということでしたが、我が家の猫たちもこの「世界ネコ歩き」が大好きです(笑)。ぐっすりと眠っていたのに、番組が始まると途端に画面の前へ移動しています。本当にありがとうございます(笑)。「世界ネコ歩き」は猫視聴率ナンバーワンの番組とも言われてまして。猫たちに見てもらえるのがとても嬉しいです。――先ほど写真展、楽しく拝見してきました。パネルの前に立つと、確かに静止画なのですが、何というかこう……自分の顔にふわっと風が当たる感じのする写真だなと思いました。このような、「ヌケが良い」お写真を撮るために、どのようなことをしていらっしゃいますか?「ヌケが良い」写真を撮るために、僕は細心の注意を払っているのでそう言っていただけて嬉しいです。一番注意しているのは、やはり、「舞台」を選ぶことですね。猫は俳優。写真は舞台。猫だけを見ていても良い写真は撮れなくて、舞台を選ぶことも重要だと思っています。よくあるんですよね、猫はとても良いけど、場所がイマイチだったりということは(笑)。猫を通して、その国らしさ、その地域らしさを見てくれる人に伝えられるような、そんな舞台を選ぶようにしています。――先生のお写真は、どれもこれも「色気がある」と感じさせられます。このような色気のあるお写真を何故撮ることができるのでしょうか?それは大変嬉しいです(笑)。ありがとうございます。やっぱり、猫の一瞬を切り取るために最大限の集中力を発揮しているからだと思います。猫って、一瞬一瞬を力強く生きているじゃないですか。その一瞬を切り取ることに集中します。猫が輝く瞬間を引き出したい。そういう思いで写真を撮っています。それは、別に起きているときだけではありません。寝ている時だって猫が輝く瞬間はあるんですね。あとは、本人は隠れているつもりなのにこちらからは丸見えだったりする瞬間とか(笑)。「色気のある」写真を撮るには、「猫らしさ」を求めることも重要なのではと思っています。――なるほど。とても勉強になります。今回の写真展の中で、特に撮るのが難しかった作品があったら教えてください。サーフィンをする猫の撮影は難しかったですね。余りに波が強いと猫が気の毒そうに見えてしまいますし……。TVで映すものは映像なので連続で撮影しますが、写真は一瞬を切り取るのでなかなか難しかったです。また、冬に撮影した沖縄の猫も難しかったです。猫が立体的に見える光が来るであろう時間を選び、その光が来るのを待っていたんですが、本当に一瞬でしたね。その一瞬を収めたのがこの沖縄の猫の写真です。会場でご覧いただけます。――先生は撮影中、猫にどんなことを話しかけてますか?やっぱり褒め言葉ですね(笑)。「美人だねぇ」「可愛いねぇ」「いい子だねぇ」とこんな感じで。――「世界ネコ歩き」の番組内に音声として入っている先生のセリフそのままですね……!そうです(笑)。あれは別に台本があってセリフを言っているわけではなく、僕が撮影している最中に語りかけている声が入っているだけなんです。――番組もそうですし、お写真もそうなんですが、猫を撮影するためには「撮る側が緊張しない」ということがとても重要なことのように思えます。先生は、猫の撮影の際に緊張しないためにどんなことに注意してますか?一番注意しているのは、動きですね。猫って、人間のすばやい動きが苦手なので。例えば撮影中、何かを取りたくてもパッと取ったら駄目ですね。でも、人間が猫に気を使っているということそのものを悟られても駄目なんですね。動きが速すぎてもゆっくりすぎてもいけない。難しいですが大切なことです。――ありがとうございます。先生は、誰に何を伝えたくてお写真を撮ってらっしゃるのでしょうか?世界中の人に、一人でも多く猫のことを知ってほしくて、猫の味方になってほしくて写真を撮っています。今回の写真展でもサイン会を行ったんですが、その際に僕の写真から猫を好きになったという方もいて、そういうお声を聞くと本当に嬉しくなります。一度猫の魅力を知ってしまうと、底なし沼のようにハマりますからね(笑)。――今回、会場では色んなお客さんから「自分もこんなふうに撮ってみたい!」という声が挙がっていました。愛猫家の皆さんが、自分の愛猫を撮影する際に注意すべきことを教えてください。まず、使用するカメラは何でも良いです。ケータイでもデジカメでも。あんまり大きくない方が良いですね。猫に威圧感を与えないので。それと、購入したカメラは常に猫の目に届く範囲に置くと良いです。「私に危害を加えるものではない」と猫が理解してくれるので。撮影する際は、「欲張らない」ことも大切ですね。どうしても愛猫家の皆さんはいろいろなものを撮りたがってしまいます。あれもこれも欲張り、何となく撮った写真って、例えば友人などに見せたときに「何が撮りたかったの?」と言われてしまう写真になっちゃうんですね。写真は引き算とよく言われます。余計なものは片付けるようにして、例えばシンプルな背景になる壁とかカーテンを使うのも良いでしょう。「ここが可愛い!」と頭に置いて撮影すると、とびきり良い写真が撮れると思います。ファインダーをのぞき、画面の中にある何を撮りたいか、意識するんですね。ただ、その際「顔が可愛い!」とアップの写真ばかり撮るのはもったいないです。猫の写真、見せていただくこともあるんですが、アップの写真が非常に多いんですね。猫それぞれで、魅力が違います。猫の動きをよく観察すると、魅力が見えてきます。「この瞬間の足の動きが良い!」といった具合に。猫の魅力は、人間の側が決め付けるものではありません。猫に寄り添うようにして、猫の魅力を発掘するんですね。――これから猫の写真を撮る方たちに一言お願いいたしますどうか、猫が嫌がることをしないでください。猫たちは、一見自由に見えてとても傷つきやすいので……。――これから写真展に来る方たちに一言お願いいたします皆さんの、お気に入りの一枚を是非決めてみてください。きっと楽しいと思います(笑)。写真展の会場から出てくる人たちを見ていると、みんな笑顔なんですね。つくづく、猫は人を幸せにするんだなと思いました。――ありがとうございました!○写真集もある!なお、写真集「岩合光昭の世界ネコ歩き」も販売中だ。番組で撮影された209点を完全収録。128ページで、価格は1,728円(税込み)。写真展の会場でも販売されているので、是非お手にとってみてはいかがだろうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年05月22日NHK BSプレミアムは4月29日と5月7日に、「岩合光昭の世界ネコ歩き」を放送する。今回の「岩合光昭の世界ネコ歩き」はスペシャル版で、「津軽の四季」がテーマ。4月29日に前編、5月7日に後編がオンエアされる。時間はいずれも21時から。世界的動物カメラマンである岩合光昭が、一年をかけて撮影した津軽のネコ達の姿を見ることができるという。番組の語りを務めるのは宮﨑あおい。(画像と本文は関係ありません)
2015年04月17日クレヴィスは3月、写真集「岩合光昭の世界ネコ歩き」を発売する。あわせて4月~6月にかけて、阪急うめだ本店、日本橋三越本店にて、写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」を開催する。写真集「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、NHK BSプレミアムで放送した人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」で撮影した209点を完全収録したもの。今回、同作の発売とともに、岩合氏がヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジアなど世界15地域で出会ったネコたちの写真作品を中心に、番組未公開映像を加えた作品を展示する写真展も開催する。出展地域は、パリ、プロバンス、ベルギー、ノルウェー、シチリア、クロアチア、エーゲ海の島々、ブルガリア、イスタンブール、マラケシュ、キーウエスト、ウルグアイ、ハワイ、台湾、沖縄(以上、15地域)。展示作品は約200点、映像は2本を予定している。阪急うめだ本店では、4月15日~5月11日、日本橋三越本店では5月20日~6月1日。以下 札幌、福岡、宇都宮、船橋、名古屋などでも開催予定とのこと。
2015年03月20日「百合」という言葉をきいてわかる若い人は、あまりいないかもしれませんね。百合とは、女性の同性愛、またはそれに近い友愛のこと。男性同士のそれを、いまではボーイズ・ラブとよぶことから、最近ではガールズ・ラブとよばれたりすることもあるようです。そんな百合に萌える男性たちが少なからず、いるようです。どうして男性たちは、百合に萌えるのでしょうか。○女性たちがBLにはまる理由以前、「女性たちはボーイズラブにはまるのか」について解説しました。そのときは、物語のカレは、あくまで物語のカノジョ(べつの女性)のことをみているに過ぎず、自分のことをみてくれているわけではない。それに対して、ボーイズラブには女性が登場しないため、自分が誰かの代わりという錯覚が起ここらない。また、女性が登場しないボーイズラブであれば、主人公のカノジョとして自分が性的に汚されることもなく、客観的に傍観できる。ということを理由としてあげました。○多様で多層な愛情表現では、男性と百合との場合は、どうなのか。もちろん理由は単純ではないでしょう。まず一つは、男女の恋愛のようにベットをともにすることが、ゴールではないということが挙げられるかもしれません。どうしても、現実もそうであるように、ベットをともにするというゴールに向かって物語が展開するのが男女の恋愛です。主人公の男女以外の存在は、主人公たちを嫉妬や浮気に翻弄させますよね。ですが、百合の場合は必ずしも肉体的なつながりがゴールではなく、精神的なことに重きを置いているように感じます。通常の男女の物語以上に愛情表現が多様で多層なところに、男性は萌えているのではないでしょうか。○性に対するファンタジーまた、これは性的なことで通じるものがあるのですが、アダルトビデオなどで、レズビアンものが好きな男性がいると思います。じつは、男優との絡みがいらないのではないかという男性もけっこういるんです。男性を撮さないでくれと。つまり、ファンタジーとしてセックスを疑似体験している映像のなかで、男性が登場することが生々しさを生んでいる。女性がボーイズラブに求めていた主人公のカノジョとして自分が性的に汚されることもなく、客観的に傍観できるということにも通じるのですが、自分がその女性と交わりたいのに、別の男性が登場すると交われなくなる。つまり、男性の場合は自分を登場人物に置き換えるのではなく、自分自身をそのままそこに登場させたいんです。ですから、自分以外のよけいな男性を登場させたくない。だったらむしろ、レズビアンや百合のほうが楽しめるというわけなんです。男性が百合に萌えるのは、性に対するファンタジーなのかもしれません。※写真と本文は関係ありません○著者プロフィール平松隆円化粧心理学者 / 大学教員1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、チュラロンコーン大学講師などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。魅力や男女の恋ゴコロに関する心理にも詳しい。現在は、生活の拠点をバンコクに移し、日本と往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は『化粧にみる日本文化』『黒髪と美女の日本史』『邪推するよそおい』など。
2015年02月25日いばらき美菜部は2月14日のバレンタインデー当日、東京都中央区銀座「スワンカフェ 銀座店」で茨城県のオリジナル品種の苺「いばらキッス」の販売を行う。○茨城県のオリジナル品種「いばらキッス」をバレンタイン仕様にラッピングいばらき美菜部は、茨城県の農産物の素晴らしさを全国にPRしていきたいという想いで2012年6月に立ち上がったコミュニティ。都内在勤・在住で茨城出身の働く女性を中心に組織され、茨城の「食」を応援・PRしている。今回は、2月14日のバレンタインデー当日に、バレンタインにピッタリな名前をもった苺、茨城県のオリジナル品種である「いばらキッス」をバレンタイン仕様にラッピング。個数限定で「スワンカフェ 銀座店」の店頭で販売する。「フレッシュな苺だからこそ、その日のうちに食べてほしい」という気持ちを込め、バレンタイン当日に販売するという。価格は500円(税込)を予定している。開催日時は、2月14日 12時~16時で、完売次第終了。場所は、「スワンカフェ 銀座店」(東京都中央区銀座 2-12-16)。※情報は掲載時のもの
2015年02月11日グリーンふるさと振興機構は2015年1月24日・25日および2月7日・8日、茨城県北部地域の食材を紹介する「KENPOKU 食 LIVE」を「茨城マルシェ」(東京・銀座)と「イオンモールつくば」(茨城・つくば市)にて開催する。同イベントでは、「あんこう鍋」や「常陸秋そば」の試食コーナーや、地酒の「利き酒」コーナーなどを設置し、同地域の食材を味わえる。なお、「あんこう鍋」の試食のみ100円(税込)での提供で、地酒や「常陸秋そば」の試飲・試食は無料。イベント当日は、あんこうの「吊るし切り」や「常陸秋そば」のそば打ち実演と試食会などのパフォーマンスも行う。また、久慈川水系の水から作った地酒も提供する。日本酒ならではの包容力のある味わいは「あんこう鍋」「常陸秋そば」とも絶好の組み合わせとのこと。2月7日・8日にはお笑い芸人のアントキの猪木さんも登場するという。なお、1月24日・25日には「茨城マルシェ」で、2月7日・8日には「イオンモールつくば」にて開催する。
2015年01月05日「アクアワールド茨城県大洗水族館」では、サケの卵を展示中だ。「アクアワールド茨城県大洗水族館」では、同館の自然体験塾「カムバックサーモン」のために用意されたサケの卵を展示している。「カムバックサーモン」は、サケを受精卵から稚魚まで約4ヶ月間育て、春にまた同じ場所で放流する同水族館の人気講座。サケの受精卵は1ヵ月ほどで発眼卵となり、卵の中に眼が確認できるようになる。卵は水温8度の環境で育てられ、約2か月後に腹部に栄養豊富な卵黄を持った状態で子どもがふ化する。「アクアワールド茨城県大洗水族館」は、ひたちなか海浜鉄道那 珂湊駅よりバスで7分もしくは大洗鹿島線 大洗駅よりバスで15分。入園料金は、大人1,850円、小・中学生930円、幼児(3歳以上)310円、2歳以下は無料。営業時間等詳細は、「アクアワールド茨城県大洗水族館」ホームページにて。
2014年12月19日ファミリーマートとワンダーコーポレーションは27日、茨城県ひたちなか市に、コンビニとエンタテインメント専門店の一体型店舗「ファミリーマートTSUTAYA那珂湊店」をオープンした。○ファミマとTSUTAYAが一体化同店は、両社が事業基盤の強化を目的とし、経営資源や経営ノウハウを相互に有効活用した新たなビジネスモデルの構築に向けて締結した包括契約の一環となるもの。「WonderGOO」「TSUTAYA」などとの一体型店舗の展開をはじめ、ワンダーコーポレーションが展開する店舗敷地内へのファミリーマート店舗の共同出店、グループ企業を通じた新たなエンタテインメント事業の創出などを共同で実施していくという。第1号店となる同店は、ワンダーコーポレーションが展開するブランドである「TSUTAYA」ブランドで出店。音楽ソフト・映像ソフトのレンタルおよび書籍や雑誌の販売を行うTSUTAYAエリアと、コンビニエンスストアエリアを一体化させた店舗となる。双方のエリアには間仕切りがなく、来店客は自由に店内を行き来できるとともに、カウンタータイプとテーブルタイプのイートインコーナーを設置する。場所は茨城県ひたちなか市田中後20-6。24時間営業。駐車場計60台。開店は27日10時。※情報は掲載時のもの
2014年11月28日茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」(東京都中央区)と、東京都内で営業するそば処8店舗は11月17日、「常陸秋そばフェア」を開催する。実施期間は11月30日まで。「常陸秋そば」は、1978年に「茨城ならではのブランドを作ろう」と茨城県農業試験場(現:茨城県農業研究所)が新品種の育成を開始し、3年あまりの歳月をかけて開発したそば。粒ぞろいのよさはもちろん、香りの高さと甘みに優れているのが特徴だという。現在では、全国のそば職人やそば通からも高い支持を得ている。「常陸秋そば使用店」として認証されている店舗は県内外に179軒。しかしそのほとんどが茨城県内にあるため、県外では、なかなか食べる機会がない。そこで、「新そば」が登場するのに合わせ、多くの人々に常陸秋そばを味わってもらおうと同フェアを開催する。フェア開催中、参加店舗では、茨城県産「常陸秋そば」の新そばを使用したメニューを提供する。1日50食限定で、価格、メニューは、各店舗によって異なる。アンテナショップ「茨城マルシェ」では、茨城名物「つけけんちん常陸秋そば」を756円(税込)の特別価格で提供する。その他の参加店舗は、「手打ちそばバル 蕎麦人sobatto」(千代田区)、「ゆう庵」(港区)、「芳とも庵」(新宿区)、「紀庵」(文京区)、「手打ちそば 上野 心洗庵」(台東区)、「はなみずき」(台東区)、「五大」(世田谷区)、「そば光林」(杉並区)。
2014年11月11日吉永小百合が主演を務めた映画『ふしぎな岬の物語』の舞台あいさつが15日、千葉・USシネマ木更津で開催され、女優人生で初めて映画の企画を手がけた吉永小百合と成島出監督、スペシャルゲストとして実在の喫茶店「音楽と珈琲の店 岬」の店主・玉木節子さんが登壇した。同映画は、作家・森沢明夫の小説『虹の岬の喫茶店』が原作。モチーフとなった喫茶店「音楽と珈琲の店 岬」が実在する千葉県明鐘岬を中心に、館山ファミリーパークや和田浦漁港、大多喜町・大多喜駅、上総中野駅、勝浦漁港、千葉市ブルーフィールドなどでロケーションを敢行。舞台あいさつが行われたUSシネマ木更津は、「音楽と珈琲の店 岬」から最も近い映画館となる。舞台あいさつでは撮影時のエピソードや交流の様子はもちろん、同作品を生み出した「音楽と珈琲の店 岬」の魅力についてもトークが繰り広げられた。玉木さんが同店で提供しているコーヒーを吉永と成島監督にプレゼントする場面もあり、優しさとコーヒーの香りに包まれたイベントとなった。吉永は「色々な意味で千葉との繋がりができて嬉しいです」と話し、「コーヒーの淹れ方をマスターして毎日淹れていて、今朝も淹れてきましたが、淹れる時に、心の底から『おいしくなあれ』と願うとおいしくなるものですね。節子さんとは、お会いした時からずーっと友達だったという感じがしました」と続けた。成島監督は千葉県の茂原に15年以上住んでいることから、外房で映画が撮れた喜びを表した。「撮影中は、吉永さんの淹れるコーヒーを飲み、撮影終わりは節子さんの淹れたコーヒーを夕日を見ながら飲むという幸せな生活をしていました。吉永さんがこの映画に入る前に『旅人の心のオアシスになればいいね』とおっしゃっていたんですが、まさに岬の喫茶店は今そういう風になっていて嬉しいですね」とコメント。玉木さんは「今も岬に来る方は『小百合さんはどこに座られたの?』とあらゆるところに座られるの。岬は小百合さんの匂いでいっぱいです」と反響エピソードを明かし、「今もお客さまと話すとき、海を見ている時、コーヒーを淹れている時、常に小百合さんが寄り添っているような気持ちを感じて生きています。小百合さんが中に入っちゃったような! 双子の気持ちがよくわかりましたね」と語った。(C)2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会
2014年10月16日最近、猫のある「不思議な行動」が注目を浴びています。それがテレビにくぎ付けになっている、猫の行動。そんなに夢中になって、猫が何を見ているのかというと岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」という番組を見ているのだそうです。それは一体なぜ?■猫も楽しめるNHKの猫番組「世界ネコ歩き」NHKの番組を紹介するHP上で、実際に「ネコも楽しめるネコ番組」というお触れ書きまでついている、岩合光昭の「世界ネコ歩き」。このお触れ書き通り、実際に夢中になっている猫が、各家庭で続出しているとか。今までゆっくり寝ていたであろう、洗濯かごの中できちんとお座りして見ていたり。中にはテレビにしがみつくようにして、マジマジと「世界ネコ歩き」を眺める猫ちゃんもいます。■岩合光昭の「世界ネコ歩き」って、どんな番組?岩合光昭さんは、ナショナルジオグラフィック誌の表紙を飾ったことがあるほどの、有名な動物写真家です。写真界の芥川賞とも呼ばれる、木村伊兵衛写真賞を受賞する等、立派な経歴を持っています。もしや猫もそのすばらしい腕前を知って…?と思いきや、猫が人間の肩書になんて興味を持つはずもありません。「世界のネコ歩き」には、猫も夢中になってしまう、ある岩合さんのこだわりが隠されているのです。■猫目線で猫を撮る、それが「世界ネコ歩き」「世界ネコ歩き」の番組においては、岩合さんは2つの鉄則を持っているそうです。その1つが「猫目線で、猫を撮る」ということ。2つめは人の生活感と美しい背景を撮ることです。そうすることによって、そこでしか見られない世界の猫の暮らしと、そこで暮らす人間の雰囲気とがよりあらわになるのだそうです。そして、なぜ猫が夢中になるかというと、やっぱり一番の秘密は「猫目線カメラ」にありそうです。猫目線のカメラで街を撮ったり、猫を撮ったりしているため、猫自身がちょっとした小旅行気分を味わえる作りになっているのでしょう。そしてネコが「世界ネコ歩き」に夢中になってしまうのは、岩合さんが作り出す猫目線が、猫から見て、かなりリアルなのだという証でもあるのかもしれません。岩合さんが作り上げる猫目線から見た猫の世界は、人間だけでなく、猫にとってもこの上なくおもしろい世界なようです。ぜひご自宅の猫ちゃんと一緒に、一度楽しんでみてくださいね。(画像提供元:うだま)
2014年09月29日