森永乳業のインスタントクリーミングパウダー「Creap 50th Anniversary プレス発表会」が9月29日、東京ミッドタウン・アトリウムにて行われ、CMキャラクターの菅野美穂が登場した。菅野美穂のほかの写真鮮やかな赤色のワンピースで登場した菅野は「50年もの長い間、愛される続けているクリープの記念すべき日に立ち会えて光栄です。私もクリープのように長く愛される女優を頑張って目指したいなと思います」とコメント。イベントでは、約1万個のコーヒーカップで菅野を描いた巨大ドットアートが初お披露目された。「1万個のコーヒーカップは凄い量ですね。私もあとで上から写真に撮りたいです!」と嬉しそうな笑顔をみせた。クリープの思い出について聞かれると「小さい頃に、おやつ代わりになめてました(笑)。父がコーヒー好きだったので、子供心にコーヒーに憧れて凄くたくさんクリープを入れてもらって、真似して飲んでました」とエピソードを披露。そして、10月1日の「コーヒーの日」にちなんで、好きなコーヒータイムの過ごし方については「朝起きたときにコーヒーを入れるのが習慣。ドラマのときにはコーヒーにクリープを入れて飲むとホッとできます。シャキッと頑張りたいときや、元気を出したいときにもコーヒーとクリープで一息ついてます」と語った。巨大ドットアートは、10月2日(日)まで東京ミッドタウン・アトリウムにて展示される。また、10月1日(土)から菅野美穂セレクトのオリジナルアートカップが5000名に当たるキャンペーンがスタート。新CMも同日よりオンエアされる。
2011年09月30日映画『ジーン・ワルツ』の協力サポーターとしても話題になっている「En女医会」。このサークルは、現役医師として仕事をまっとうしながらもプライベートも楽しもう(エンジョイしよう)という女性医師たちが集まり、互いの仕事の悩みを相談したり、お洒落や美容について情報交換したりする場。最近OLの間で増えているいわゆる女子会の医療版だが、楽しむことはもちろん「社会とつながっていけるような仲間でありたい」とボランティア活動にも積極的なのが「En女医会」の特徴だ。そこで、実際にどんな活動をしているのか、1月末に帝国ホテルで開催された第13回「En女医会」を取材した。サークル発端のきっかけとなったのは、2008年の1月に行なわれた美人女医が登場するテレビ番組の収録。そこで意気投合した数名が食事会を開き、徐々にメンバーが増え、現在の「En女医会」に発展。会長である杉本由佳さんを筆頭に、現在は約60人以上の現役女医さんが参加している。第13回目となるこの日は約30名が初参加で、70名近くの女医さんが一堂に会した。ケーキとお茶を囲んで繰り広げられるのは、様々な情報交換と女子トーク。初参加の人に向けて副会長の林幸枝さんは、命と向き合う病院を離れるからこそ「楽しまないと意味がない」とサークルの主旨を説明し、また楽しみながらも「なぜ自分は医師になったのか?という問題定義を自分自身に投げかける場であってほしい」と想いを伝えた。今回は特別ゲストとして『ジーン・ワルツ』の主演女優・菅野美穂さんと映画の原作者である海堂尊さんも参加。ミニトークショーも開催された。女医さんのなかにはすでに映画を鑑賞している人も多く、映画のなかで冷静沈着な女性医師・曾根崎理恵を演じた菅野さんには、女医を演じたことで女医に体するイメージがどう変化したのかという質問が投げかけられた。菅野さんは「優しくてほわっとしているイメージを持っていましたが、原作の小説を読んで、曾根崎先生は毎日命と向き合っているからこそ冷静で感情に流されないストッパーを持っているんだと感じました。お医者さんは本当に凄い、尊敬します、格好良いです!そして、みなさん美人ですね!」と、同性として憧れるとコメント。たしかに、どの女医さんのメイクも髪型も洋服も素敵だ。菅野さんが「En女医会」のメンバーと出会い「いまの働く女性というのは、仕事があって、家庭があって、その先に趣味があってこそ素敵な女性だと言える、そう思いました」と気づきがあったように、女性の生き方のヒントが「En女医会」には詰まっていた。また、その他の「En女医会」の活動としては、現在スペシャルオリンピックスにドクターとして参加しているほかフリーマーケットを開催し、「ピンクリボン」、「国境なき医師団」、「ユニセフ」などへの寄付などを行っている。より一層ボランティア活動に力を入れていきたいという今後の「En女医会」に期待したい。(text:Rie Shintani)特集「『ジーン・ワルツ』 現場が伝える女性の『生き方』&『働き方』」■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:菅野美穂「シビアな面を知り、改めて赤ちゃんを産みたいと思った」天才医師が新医療の闇に迫る『ジーン・ワルツ』オリジナルバッグを5名様にプレゼント菅野美穂インタビュー“天才女医”から見つめる、女性の生き方『ジーン・ワルツ』海堂尊インタビュー納得の出来に原作者も「危険な映画(笑)」菅野美穂「ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出す」
2011年02月10日映画『ジーン・ワルツ』(大谷健太郎監督)の初日舞台挨拶が2月5日(土)、東京・銀座の丸の内TOEI1で行われ、主演の菅野美穂、共演の田辺誠一、原作者の作家で病理医の海堂尊氏らが出席した。大学病院を舞台に顕微授精のスペシャリストの産婦人科医、曾根崎理恵(菅野さん)の国家の医療体制に反発する戦いを通じ、代理母出産など日本の産婦人科医療の現実を描く医療ミステリー。命を扱ったデリケートなテーマに菅野さんは「いま30代で、いつか母親になりたいと思っている。こういうタイミングで、こういう映画に参加させていただき幸運でした」と深い関心を持って捉えた様子。「出産のいいところだけ見て夢のように産みたいと思っていましたが、産科医療がどれだけ大変か、胎児が10か月体内にいる間にどういうことが起こりうるかシビアな面も知って、だからこそ赤ちゃんを抱っこできる喜びを知り得るとわかった。改めて赤ちゃんを産みたいと思いました」と強い母親願望を口にした。一方の田辺さんは、大学病院で理恵の上司にあたるエリート医師役。劇中では、さまざまな事情を抱えながら出産に立ち向かおうとする女性たちが登場しており「いろいろな生き方の女性を見て、女性は命がけで“命”を産むんだと、感動しました」としみじみ。また長年の不妊治療の末に39歳で妊娠をした荒木浩子役の南果歩は、出産シーンをふり返り「美術さんが新生児ロボっていうのを作ってくれて、何体かあったんですが、やっぱりウチの子が一番かわいい!と思って、親バカでした」と実生活でも母親だけに出産に思い入れもひとしおの様子で、観客の笑いを誘った。『ジーン・ワルツ』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)特集「『ジーン・ワルツ』 現場が伝える女性の『生き方』&『働き方』」■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:天才医師が新医療の闇に迫る『ジーン・ワルツ』オリジナルバッグを5名様にプレゼント菅野美穂インタビュー“天才女医”から見つめる、女性の生き方『ジーン・ワルツ』海堂尊インタビュー納得の出来に原作者も「危険な映画(笑)」菅野美穂「ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出す」就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑
2011年02月07日思わず支えたくなるような純粋無垢な女性から、目的のためには手段を選ばない悪女まで、女優・菅野美穂の演技には毎度驚かされる。そんな彼女が『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』などの映像化で知られる医療ミステリー作家・海堂尊の新シリーズ『ジーン・ワルツ』の映画化で演じるのは、クール・ウィッチ(冷徹な魔女)と言われ、権力に屈しない行動力を持つ、産婦人科医であり顕微授精のスペシャリスト・曾根崎理恵だ。“史上最強の女医”を演じたことで彼女自身の人生はどう変化したのか――。曾根崎の芯の強さに「羨ましい」「原作の曾根崎先生は、どこまでもクール。内側にある情熱はポーカーフェイスで一切表面に出さず、水も漏らさないような計画を立てる完璧な女性。そういう女性を私が演じるってどうなんだろう…という不安はありました。でも、映画の台本を読んで、彼女の揺らぎとか葛藤を膨らませていることに気がついて、私の役割は原作の曾根崎先生と映像化にあたっての曾根崎先生のニュアンス、その両方を繋ぎ合わせることだと思ったんです」と語るように、信念を貫きながらも揺れ動く心情を丁寧に表現している。菅野さんが20代の頃からカメレオン女優と言われるゆえんはそこにある。物語の舞台となるのは、とある理由で閉院間近となったマリアクリニック。曾根崎と彼女がサポートする4人の妊婦それぞれの出産に至るまでが描かれ、多くの女性は出産について深く考えさせられる。もちろん菅野さんもそのひとりだ。作品から受けた衝撃を「頭をガツンと叩かれたようだった」と説明する。「いままでは、赤ちゃんを産むことに関してどこか夢見がちだったというか、早いか遅いかの違いはあっても、いずれ母親になるだろうと思っていたんです。けれど、そうではなかった。現代の女性にとっては、産む人生も産まない人生も選択できる。赤ちゃんを産むにしても、十月十日の間にどれだけ大変なことが待っているのか──その大変さを知り、その先にあるであろう自分の赤ちゃんを抱くことの喜びを考えることができた。いまは夢見がちではなく、現実的な大変さも含めて、いつか赤ちゃんを産みたいと思っています」。また、今回は菅野さんをはじめ浅丘ルリ子、南果歩、風吹ジュン、白石美帆、桐谷美玲など女性キャストが多かったこともあり、現場でも出産トークが繰り広げられた。「風吹さんが現場にお茶のセットを持ってきて中国茶を入れてくださったんです。そのお茶を飲みながら、出産のときはね…と話をしたこともありますね」。監督の実体験から演技のヒントを得るそして、和気あいあいとしたオフタイムの雰囲気とは一変、劇中で曾根崎が代理出産という大胆な計画を遂行するために、上司である帝華大学准教授の清川と火花を散らし、繊細さと強さを武器に清川を振りまわす一幕も。菅野さんはそんな曾根崎を「羨ましい」、「あっぱれな女性」と称える。「曾根崎先生のやろうとしていること、言っていることは正しいけれど、拳をあげた瞬間に意味が変わることってありますよね?でも、彼女の場合は正々堂々と正義をきっちり貫き通している。もちろん、その自信の裏には努力があるわけですが、私は彼女ほど自分に自信を持てないし、嫌われたらどうしよう?って考えてしまう。ほんとにあっぱれな女性ですよね」。クール・ウィッチと呼ばれながらも同性から頼られるキャラクターでいられるのは、彼女に観客が希望を託したいと願うからなのかもしれない。続けて、何日もかけて撮影したという、曾根崎と清川が一緒に手術を行うシーンが印象深く記憶に刻まれているとふり返る。「赤ちゃんが生まれるだけでなく、曾根崎先生と清川先生の本音がぶつかるシーンでもあって、さらに帝王切開の術式を手際よく演じなければならなくて…いろいろなものがギュウギュウに詰まっているシーンでした。私自身は子供を産んだ経験がないので分からないことだらけだったんですが、この作品の撮影に入る前に大谷監督はイクメンをされていたので、監督の(実体験からくる)何気ない言葉の一つ一つが演技につながりました。何よりも“映画を観たあとにあったかい気持ちになれる、そういう映画にしたい”という監督の言葉が支えになりましたね」。「私もいつか赤ちゃんを産みたい」と菅野さんが熱い思いを胸に刻んだように、多くの女性が曾根崎先生のような産婦人科医の下で、出産したいと思うことだろう。温かな気持ちを抱きながら──。(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)特集「『ジーン・ワルツ』 現場が伝える女性の『生き方』&『働き方』」■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:『ジーン・ワルツ』海堂尊インタビュー納得の出来に原作者も「危険な映画(笑)」菅野美穂「ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出す」就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑矢田亜希子クリスマスにプレゼントもらう予定アリ矢田亜希子インタビュー「いまだからできる」母親役で見せた強さ
2011年02月03日『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』といった医療ミステリー映画の原作者であり、作家デビューわずか5年たらずでスター作家の地位を確立した海堂尊。彼の小説の面白さは、なんと言っても外科医を経て現在は病理医という“現役の医師”であるからこその豊富な医学知識と医療行政への鋭い指摘にあり、新作が発表されるたびに注目を浴びている。そして、海堂氏にとって9作目となる「ジーン・ワルツ」は菅野美穂の主演で3作目の映画化となった。産婦人科医療を舞台にしたドラマティックな物語がスクリーンに登場する。分からないからこそ描ける女性の心理「『ジーン・ワルツ』で書きたかったのは、いまの産婦人科医療や妊娠に関する問題点。それらを1冊の本にしてみたかったんです。(自分自身が医師なので)本物の素材(医療)を使ってはいますが、あくまでも小説の肝はエンターテイメントだと思っていて。いつもエンターテイメント性100%の小説を書いているつもりです。社会的に訴えたいテーマがあるわけではないんですよ。だから僕の小説にはこうすべきだという結論はないんですよね…」と語るように、映画『ジーン・ワルツ』にも明確な答えは用意されていない。あえて答えを用意しないことで生まれる余韻――それが海堂作品の面白さのひとつと言える。しかしながら、不妊治療を軸としたこの物語には、刑事告発された産婦人科医や代理出産など様々な問題が提示され、特に女性は「もしも自分だったらどうするのか?」と深く考えることだろう。不定愁訴外来の田口と厚生労働省の白鳥コンビが医療現場の事件を解き明かしていく「チーム・バチスタの栄光」から連なるシリーズとは異なり、本作の主人公は顕微授精のスペシャリスト曾根崎理恵。彼女と彼女がサポートする4人の妊婦たちの出産までの十月十日の物語が綴られる。女性の様々な心情が丁寧にかつミステリアスに描かれるのだが、それを男性が書いているのは興味深い。なぜ、あそこまでリアルに女性の心理を描けるのか?「分からないから、なんじゃないですかね。妊娠が女性にどういう感情をもたらしているのかは、(僕の)想像でしかなくて、それがあたっているかどうかも分からないけれど、バイスタンダー(傍観者)として女性の妊娠を見ていると、心情の起伏とか疾風怒濤とか、普通ではないんだなという認識はあります。女性を分かっていたらもっとモテていると思うし(笑)」。女性のことはよく分からないと照れくさそうに笑いながら、キャラクターを生み出す瞬間の話題へ。「実は、小説を書く際に詳しい人物設定をしないんです。最初に決めるのは、性別と年齢と少しの要望――ハンサムか美女かというくらいで、あとは物語を転がしていくうちにキャラクターの属性が出てくる。僕自身が書いてはいるんですが、言うことを聞かない連中(キャラクター)ばかりなので。特に“バチスタ”シリーズの白鳥はね(苦笑)。でも、キャラクターが自然に流れていくのが一番いいんですよ」。“菅野版”曾根崎理恵に絶賛映像化にあたっては一切口を出さないという海堂さんだが、撮影現場を見ることは「大好き!」だと声を弾ませる。「映画の現場では当たり前のことであっても、素人から見ると好奇心を持つことが多いですからね。特に今回は美人な女優さんが多くて!」とテンションが上がり、曾根崎を演じる菅野さんについては「しっかりと(映画としての)人物像が確立されていた」と絶賛。完成した映画については「ありきたりですが、感動しました…」と語り出す。「自分が書いた作品であるのに、自分が作ったものが基になっているというのが信じられないという感じでしたね。僕は小説を書くときも映画を観るときも解析はしないんです。ただ自分の価値判断の基準としては、観ているときに作品に集中できて気持ちが動くこと、終わった後に明るい気持ちになれること。その2つを基準にしている。そういう意味ではものすごくいい映画だなと。あと、男は映画を見て泣いちゃいけないって決めているんですが、この映画はかなり危険な映画ですね(笑)」。その言葉からは、原作者の涙腺がゆるむほどの出来、納得の映画化であったことが伝わってくる。自分が書いた小説を1冊でいいから出したい、本屋の片隅に自分の書いた本が1冊並んだら嬉しい――そんな幼い頃からの夢を実現させ、いまやベストセラー作家の仲間入りを果たしている海堂さんに、生命誕生を描いている『ジーン・ワルツ』にちなんで、最後にこんな質問を投げかけてみた。もしも生まれ変わるとしたら?その答えは?「ずるい答えかもしれないけれど、生まれ変わりたいとは思わないですね。いまこうして生きていることが奇跡で、思うようにいかないことも多々あるけれど、こういう生き方(いまのような生き方)をするしかないと思う。だから“もしも”という設定の小説は、僕は書かないだろうし…」。何とも海堂さんらしい答えだ。ちなみに、彼の「生きていることが奇跡」という“奇跡”という言葉は、曾根崎が原作でも映画でも発している言葉でもある。自分の小説に結論はないと前置きした海堂さんだが、もしかすると“奇跡”を知ること=いまを生きることを伝えたかったのかもしれない。(photo/text:Rie Shintani)特集「『ジーン・ワルツ』 現場が伝える女性の『生き方』&『働き方』」■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:菅野美穂「ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出す」就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑矢田亜希子クリスマスにプレゼントもらう予定アリ矢田亜希子インタビュー「いまだからできる」母親役で見せた強さ矢田亜希子、出産後初の5年ぶり主演ドラマで母親役!出産シーンでは思い重ね涙
2011年01月31日海堂尊原作の同名医療サスペンスを映画化した『ジーン・ワルツ』の完成披露試写会が1月30日(日)、東京・千代田区の帝国ホテルで開催され、主演を務める菅野美穂をはじめ、白石美帆、桐谷美玲、片瀬那奈、南果歩という日本を代表する豪華女優陣が勢揃い。原作者の海堂氏、そしてメガホンを取る大谷健太郎監督と共に本作の完成を報告した。主人公は顕微授精のスペシャリストで“遺伝子(ジーン)の女神”の異名を持つ天才医師・曾根崎理恵(菅野さん)。医療の最高峰である帝華大学病院で働く彼女が院長代理を務める廃院寸前の小さな産婦人科医院「マリアクリニック」には、禁断の“治療”が行われているとうわさが囁かれていた。真相を確かめるべく、同僚のエリート医師・清川吾郎(田辺誠一)は理恵の周辺を探り始めるが…。映画化もされた「チーム・バチスタの栄光」で華々しい作家デビューを飾った現役医師の海堂氏が、日本の産婦人科医療の現実を描く原作が菅野さん主演で映画化された。菅野さんは「クールでポーカーフェイスな役柄。普段の自分とは違うので頑張りました。参加できて光栄ですし、女性が多い現場で楽しかった」と“美の競演”が実現した現場にニンマリ。海堂氏も「全ての登場人物が予想以上に美しくなった。こんなにたくさんの美女に囲まれるのはこれが最後だと思うので、人生の短い頂点として楽しみたい(笑)」と映画の出来栄えはもちろん、華やかな雰囲気にご満悦だった。難病を抱える子供を持った母親を演じる白石さんは「妊娠も出産も経験したことはありませんが、いつか自分の身にも起こりうること。女性目線で心の痛み、命の奇跡を実感した。自分が出産するときに、もう一回この映画を観たい」と母性に目覚めた様子。南さんは不妊治療を経て、自然分娩を希望する女性を熱演し「自然だけでは立ち行かない現実がある。医療があったからこそ生まれた命もあるはずだし、自然志向に偏り過ぎる風潮に一石を投じる作品になれば」と自身の経験を踏まえて、真摯にコメント。さらに「今後ないとは思うが、子供を産むときは菅野さんにとり上げてほしい」とアピールする場面も。この日、客席には夫で俳優の渡辺謙の姿もあった。自称・ヤンキー妊婦役の桐谷さんが役作りの参考にしたのは「八王子のヤンキーです。監督が参考にしろって(笑)」。先輩女優との共演に、「みなさん優しかったし、女優としてたくさん勉強することができた」とふり返り、「命を扱った作品。ぜひ同世代に観てもらえば」と語った。そしてジャーナリストを演じる片瀬さんは「一般的にジャーナリストは客観的に情報を伝える仕事だが、テーマがテーマだけに、女性としての感情を抑えずに、女性目線で伝えたい気持ちを優先させた。生きることの素晴らしさ、女性のすごさを感じてほしい」とこちらも“女性が主役”と熱弁した。母性がテーマの本作に、菅野さんも「改めて母親になりたいと実感しました…なかなかなれませんけど(笑)」と少々自虐的に語ったほか、帝王切開の施術シーンを演じる際、資料DVDを見たといい「それ以来、ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出しちゃうんですよ!」と珍発言も飛び出した。この日は、会見当日にあたる1月30日が「女性医師の日」に制定されたことを記念し、なんと65名の女医が菅野さんらと写真撮影に臨んだ。「うわぁ、圧巻ですね。みなさんお美しい」と菅野さん。主題歌「こたえ」を歌う小田和正からビデオメッセージが届くと、「普段は自分の演技に反省しながら、映画を観るんですが、小田さんの主題歌を聞いた瞬間、自分でも感動してしまい、涙が出ました。優しい気持ちになれる曲」と感謝感激していた。『ジーン・ワルツ』は2月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑矢田亜希子クリスマスにプレゼントもらう予定アリ矢田亜希子、出産後初の5年ぶり主演ドラマで母親役!出産シーンでは思い重ね涙
2011年01月30日ロングヘア、ショートカット、パーマ、スポーツ刈り、ボブヘア……。髪型は、その人の印象を決め、異性にアピールするポイント。そんな髪型を左右する美容院という場所へ、皆さんはどんな気持ちで足を運んでいますか? そこは、あなたにとってのオアシスですか?それとも戦場ですか?美容院での髪型オーダーについて、皆さんのアンケートを元に考えてみました。調査期間:2010/11/2~2010/11/8アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 603件(ウェブログイン式)Q. 美容院で、美容師さんに髪型のオーダーをするとき、緊張しますか?緊張する(36%)緊張しない(64%)3~4割の皆さんが緊張されているようです。緊張しない人には愚問だったかもしれませんが、緊張する人にとっては笑えない切実な理由があるのです。その理由を教えてもらいました。「オーダーした髪型が似合わねーよ!と思われていたら嫌だから」(23歳/女性)「こんなやつが何を言ってんだと思われそうだから」(31歳/男性)「うまく伝わっているか心配だから」(24歳/女性)「美容師と話すのが得意ではないから」(26歳/女性)「ヘアモデルの顔と自分のブサイクな顔を比較されると思うと恥ずかしい」(27歳/女性)「美容師が美人だから」(29歳/男性)理由としてもっとも多かったのが、オーダーした髪型が美容師から「似合わない」と思われるかもしれないという不安によるものでした。美容院というオシャレな空間に美容師というオシャレな人間。まさにそんな美容師は、オシャレ鬼に金棒状態です。緊張から来る被害妄想で卑屈なマインドになってしまうのも仕方ありません。私も卑屈になるタイプで、目の前の鏡すら直視できません。次に多かったのが、美容師にオーダーした髪型が「うまく伝わっているかどうか心配だから」という理由でした。髪型にこだわりがあればあるほど、そんな緊張も多いようです。続いて、ズバリ、こんな質問をしてみました。Q. 美容院に、なりたいヘアスタイルの有名人の写真を持って行ったことはありますか?ある(12%)ない(88%)これはとても勇気のいる行動です。緊張する人にとってみれば、美容師さんの態度次第では一生立ち直れないトラウマになってしまいそうです。では、勇敢な皆さんはいったいどんな芸能人の髪型をオーダーしたのでしょうか?「ある」と答えた人に、その芸能人を教えてもらいました。・「深田恭子」(26歳/女性)・「田中美保」(29歳/女性)・「菅野美穂」(24歳/女性)・「鈴木亜美」(26歳/女性)・「堂本光一」(23歳/女性)※敬称略芸能人の写真を持っていったのは、女性ばかり。意外だったのは、「堂本光一」さんの写真を選んだ女性がいるという事実でした。美系な顔立ちの男性タレントの髪型にあこがれる女性もいらっしゃるようです。最後に、髪型のオーダーの仕方を教えてもらいました。・「いつもと同じように」(22歳/女性)・「伸びてきたんで整えてください」(26歳/女性)・「2カ月伸びた分ぐらい切ってください」(24歳/男性)・「かわいいイメージで」(25歳/女性)・「普通の男性の髪型で」(25歳/男性)・「雑誌を見ながらある程度の雰囲気を決め、後は美容師さんにおまかせ」(23歳/女性)・「自分の髪質や顔型の嫌な所を言って、それをカバーできるような髪型にしてくださいと言う」(23歳/女性)・「できるだけ格好よくない芸能人を引き合いにだす」(31歳/男性)・「(美容師が女性の場合)あなたがほれちゃう感じで」(34歳/男性)オーダーで緊張しちゃう小心者のアナタから、大胆なアナタまで参考にできるオーダーがあるかもしれません。緊張する人には、美容院での緊張感から解き放たれて、美容師さんと笑って過ごせる日が訪れることを祈っています。そして、どうか私にも訪れますように。(フルタジュン/劇団フルタ丸×プレスラボ)【関連リンク】【Q&A】くせ毛を直すために美容院に行きたいのですが……【コラム】20代が散髪・美容院にかけるお金は男性「5,000円以下」が80%以上、女性「5,000円以上」が80%以上【コラム】あの気まずい空気を何とかしたい!美容院での会話の極意とは?
2010年12月18日矢田亜希子が5年ぶりの主演ドラマとなる携帯配信作品「空にいちばん近い幸せ〜映画『ジーン・ワルツ』 ANOTHER STORY〜」で母親役に初めて挑戦することが明らかになった。本作はKDDIがauユーザー向けに配信する「LISMOドラマ」の第19弾に当たる作品で、タイトルにもあるように、来年2月に公開される映画『ジーン・ワルツ』から派生した物語。『ジーン・ワルツ』は『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』などの原作者として知られる海堂尊の小説を映画化したミステリー作品。出産にまつわる禁断の治療法を通して現代の産科医療の闇に切り込んでおり、菅野美穂が主人公の天才女医を演じている。この『ジーン・ワルツ』のスタッフが「医学・医療の視点だけでなく、母親、家族の目線から『ジーン・ワルツ』の感動をドラマにしたい」と考え、今回のアナザー・ストーリー「空にいちばん近い幸せ」が誕生した。矢田さんは、強く望まれながらも、この世に生を享けることができなかった命と向き合い、家族と共に悲しみを乗り越える砂羽(さわ)を演じている。砂羽の夫役を演じるのは「TEAM NACS」の安田顕。『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』の永田琴監督が演出、脚本を手掛ける。矢田さんからは今回の決定に際し「本作のテーマでもある“子供が普通に生まれてくること、生命の誕生の奇跡”は私自身が妊娠していたときに考えていたことでした。妊娠したときは自分の子供に会えるのが本当に楽しみでした。その一方で、ちゃんと出産ができるのか?子供を育てることができるのか?という不安もありました。私が演じた砂羽にもその両方の気持ちがしっかりと描かれていて、すんなりと砂羽に共感することができました。母親役も初めてですし、出産シーンを演じたのも初めてでした。自分がまた出産している気になってしまいました。砂羽は出産直後に最愛の息子を失うという辛い思いをします。そのシーンは、私も本当に辛くなって涙が止まらなくなってしまいました。自分の子供が健康で、毎日、成長していること、そして自分がいま、生きていること。そのこと自体が奇跡だと、その奇跡に感謝しなければと改めて思わせてくれる作品です」とのコメントを寄せてくれた。“母親”矢田亜希子の表情に注目の「空にいちばん近い幸せ〜映画『ジーン・ワルツ』ANOTHER STORY〜」は12月3日(金)より配信開始(全5回)。映画『ジーン・ワルツ』は2011年2月5日(土)より全国にて公開。LISMOドラマ公式サイト:■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会
2010年10月28日映画『パーマネント野ばら』(吉田大八監督)の初日舞台あいさつが5月22日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の菅野美穂、共演の江口洋介、小池栄子らが顔を揃えた。母と娘のなおこ(菅野さん)が営む小さな美容室に集う大人の女性たちが抱える恋とそれにまつわる悲しみを描く物語で、原作は漫画家、西原理恵子の同名作品(新潮社刊)。8年ぶりに映画主演した菅野さんは、江口さん演じる高校教師を恋人に持つ役どころ。「江口さんがもう本当に素敵で、栄子ちゃんと『江口さん、カッコイイよね』って言ってたんです。ね!」と小池さんに語りかけ、小池さんも「言ってたね」とガールズトーク。「そしたら水が落ちてきて、バチが当たったのかな?って」と観客の笑いを誘った。江口さんは「監督から『理想の男でお願いします』って言われ、理想の男って?どういうポジションで演じればいいのかな?と思いながらやっていました」と自信なさげだった。一方、母親役の夏木マリは、菅野さんについて「普段から、なおこになっていて本当に演技が上手で、改めて天才だなと思いました」と大絶賛。菅野さんは「いえいえ、そんなことないです」と喜びと照れが入り混じったような笑顔を見せた。放蕩者のなおこの父親役は宇崎竜童で「人生が真夜中のスナックみたいな、訳のわからない人。監督の指示を聞いて一生懸命やりました」と苦笑い。MCから「でも素敵でしたよね」と褒められると、「本当?あんなダメな男とばかり付き合ったら、みんなダメになっちゃうでしょ」と自分の役にダメ出しし、会場を沸かせていた。『パーマネント野ばら』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会■関連記事:初恋に別れに遠距離恋愛…忘れられない恋の投稿エピソードを大公開!西原理恵子がモデルデビュー?『パーマネント野ばら』の意外なシーンで…夏木&菅野がさばけた恋愛指南「だめんずとは行くだけ行ってグチャグチャに」菅野美穂×夏木マリトーク付『パーマネント野ばら』女性限定試写会に40組80名様ご招待菅野美穂ら女優陣があの言葉を連発?原作者・西原理恵子「下品ですみません(笑)」
2010年05月22日いくつになっても恋に悩み、恋に励まされ、恋に生きるのが“女の子”というもの。菅野美穂の8年ぶりの主演映画『パーマネント野ばら』は、まさにそんな女たちの姿を描いた作品である。山あいに佇む小さな美容室「パーマネント野ばら」は、恋バナで盛り上がる、まさに女たちの“ザンゲ室”!優しくて、情けなくて、どうしようもない女たちがもがきながら、一生懸命に生きる姿は、あなたの中にきっとある“恋に恋する気持ち”をもう一度呼び起こしてくれるはず。そこで、シネマカフェでは女性読者を対象に、あなたの忘れられない恋のエピソードを募集。映画の公開を前に、そのエピソードの一部を大公開!寄せられた「忘れられない恋のエピソード」のうち、目を引くのがやはり“初恋”に関するエピソード。「高校生のときの初恋。この恋で初めての失恋も味わったこともあって、当時流行っていたJ-POPを聴くたび、よく思い出します」(30代・女性)、「子供の頃(小学生高学年)からいまでも好きな男の人がいます。一番最初に好きになった異性なので、忘れることは一生ないと思います」(40代・女性)、「初めてつき合った人との恋!人生でもうないってほど、泣きました」(30代・女性)など、うまくいった恋、実らなかった恋も含め、誰にでも訪れる初めての恋には強い思い入れが。そして、初恋と並んで多くのコメントが寄せられたのが別れや、思いが届かなかった恋に関するエピソード。「10年以上付き合っていたのに別れてしまった思い出」(40代・女性)、「電話で別れ話をして、そのままになってしまった恋がいまだに忘れられません」(20代・女性)、「高校時代、ずっと好きだった人がいて、いつも遠くから見ていた。卒業式の日に気持ちを伝えようか迷い、結局おずおずと帰ってしまった」(20代・女性)、「結婚の直前に別れた恋。泣く泣く別れました」(20代・女性)。たとえいま、幸せであったとしても、かつてのうまくいかなかった恋はいつまでも忘れられないもの…。それ以外で意外と(?)多かったのは、遠距離恋愛に関するエピソード。中には「イギリスと日本で遠距離恋愛をしていて、年に数回しか会えなかったが、すごく燃えた恋だった」(30代・女性)など海を越えての恋も。とはいえ「遠距離のときはすごくうまくいってたのに、その後、一緒に住んだらあっさり破局した」(30代・女性)といった声もちらほら…。そのほか「互いに好きだったのに、そうとは知らずに2人とも片想いでいた10代の恋」(20代・女性)、「妻子ある男性との3年におよぶ恋」(30代・女性)など胸がきゅん!となるような恋の話も。ちなみに、投稿総数は1,200超で、「忘れられない恋の思い出がある?」という質問に対し、そもそも「はい」と回答した人が約700人。「いいえ」と答えた人は約500人ということで、意外と「いいえ」が多い気も…。映画を観たら、忘れたつもりで胸の奥底にしまったままになっていた恋の思い出が蘇るかも?『パーマネント野ばら』は5月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会■関連記事:西原理恵子がモデルデビュー?『パーマネント野ばら』の意外なシーンで…夏木&菅野がさばけた恋愛指南「だめんずとは行くだけ行ってグチャグチャに」菅野美穂×夏木マリトーク付『パーマネント野ばら』女性限定試写会に40組80名様ご招待菅野美穂ら女優陣があの言葉を連発?原作者・西原理恵子「下品ですみません(笑)」菅野美穂8年ぶりの主演作『パーマネント野ばら』先行試写会に5組10名様ご招待
2010年05月21日漫画家の西原理恵子が、自作を原作とする映画『パーマネント野ばら』の劇中の意外なシーンに出演していることが明らかになった。本作は、海辺の街にひっそりと佇む美容室「パーマネント野ばら」に集う女たち、そして主人公の女性の恋模様を描いた作品。菅野美穂が8年ぶりに映画主演を果たしたことでも注目を集めている。西原さんの作品は、これまでいくつも映画化されてきたが、これらの作品に西原さん自身が何らかの形で、カメオ出演していることはファンにとっては周知の事実。本作ではいったいどのシーンに出ているのか?と気になるところだが、今回ばかりは分からないという人も多いのでは?それもそのはず!先に答えを明かすと、西原さんが出ているのは美容室「パーマネント野ばら」にあるヘアカタログの中。劇中、パンチパーマの女性が美容室を訪れ、恋をしたことを理由に「ヘアスタイルを変えたい」と申し出るのだが、その女性客が手にしているカタログの中で、様々なヘアスタイルを披露するモデルが、全て西原さんなのである。このたび、その写真もあわせて公開された。西原さんは、自身が出演しているこの「美人ヘア・カタログ」を大層気に入っているそう。撮影用とはいえ、一見、本人と気づかないほど堂々としたモデルっぷりを見せている。気づいた人は思わず笑ってしまうこと間違いなし。巨匠アルフレッド・ヒッチコックばりにカメオ出演に闘志を燃やし続ける(?)西原さん渾身の「美人ヘア・カタログ」にもご注目あれ!『パーマネント野ばら』は5月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会■関連記事:夏木&菅野がさばけた恋愛指南「だめんずとは行くだけ行ってグチャグチャに」菅野美穂×夏木マリトーク付『パーマネント野ばら』女性限定試写会に40組80名様ご招待菅野美穂ら女優陣があの言葉を連発?原作者・西原理恵子「下品ですみません(笑)」菅野美穂8年ぶりの主演作『パーマネント野ばら』先行試写会に5組10名様ご招待2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント
2010年05月19日映画『パーマネント野ばら』のガールズトークイベントが5月10日(月)、東京・スペースFS汐留で行われ、主演の菅野美穂と共演の夏木マリが恋愛指南役を務めた。劇中で恋の話をする女性たちのたまり場となっているパーマ屋を営む母娘を演じることから、女性限定で集まった観客からの恋の悩み相談に次々と回答。婚活はした方がいい?との相談に、夏木さんは「それはナシ、婚活って言葉嫌い。なんで活動しなきゃいけないの?その人その人の適齢期があるわけだから。私なんか2年後に還暦なんですけど、人生折り返してちょっとしたところでパートナーと出会っちゃた訳ですよ」とバッサリ。「あせるとブスになるじゃない。1人のときは自分磨きの時間でしょ。女性ってふくよかさが大切だから。菅野さんみたいに旅行行くとか」と“名言”付きのアドバイス。1人旅をしたばかりという菅野さんは「キューバ行ってきました。いいですよ〜音楽にあふれていて」と報告しつつ、「夏木さんの話を聞いていると大切な1人と出会えばいいって気になります。そっか。婚活はしなくていいんですね」と納得した様子だった。さらに、“だめんず”にハマっている自分にいいのか?と迷うという悩みに、夏木さんは「徹底的に付き合ってボロボロになればいい。恋の勉強だから。行くところまで行ってグチャグチャになって、お金も時間もいっぱい使ったわ、次はもっといい女になろってなれれば」と、さばけた姐さんぶり。菅野さんも「そっか、嫌になるまでとことん付き合わないと、別れられないですものねー。3年後に笑い話になればいいですよね」と大賛成だった。『パーマネント野ばら』は5月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会■関連記事:菅野美穂×夏木マリトーク付『パーマネント野ばら』女性限定試写会に40組80名様ご招待菅野美穂ら女優陣があの言葉を連発?原作者・西原理恵子「下品ですみません(笑)」菅野美穂8年ぶりの主演作『パーマネント野ばら』先行試写会に5組10名様ご招待2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント
2010年05月10日菅野美穂にとって『Dolls』以来8年ぶりの主演作となる『パーマネント野ばら』の完成披露試写会が3月25日(木)に都内で開催された。菅野さんを始め共演の小池栄子、池脇千鶴、監督の吉田大八による舞台挨拶が行われ、原作者の漫画家・西原理恵子もゲストで登場し大きな盛り上がりを見せた。春らしい薄い黄色のワンピース姿で登場した菅野さん。約1か月にわたって、西原さんの出身地である高知県で行われた撮影を「合宿のようでした」と表し「撮影後にごはんを食べるにしても、何となくみんなで集まってしまう感じで(笑)。夏木(マリ)さんにみんな食事に連れて行ってもらったりもしましたし、いつもと違うコミュニケーションの取り方で、役作りににも影響がありました。みんなが順番に東京に帰ってしまうのが本当に寂しくて…。引き止めたんですが置いてかれました(苦笑)」とふり返った。小池さんも懐かしそうに「地元のお母さんたちが毎日、食事を作ってくださって、カツオとキビナゴ(地元特産の魚)は毎日食べましたね。地元のイタリア料理屋さんのシェフがカツオバーガーを差し入れしてくれたり」とおいしい思い出を明かした。池脇さんも「みんなでカツオ食べに行きましたね」と語り、小池さんが「塩ダレがおいしかった!」と頷いたが、菅野さんは「塩ダレ?記憶にない…」と天然っぷりを見せつけ会場の笑いを誘った。ちなみに監督は、菅野さんのように食べたことを忘れたのではなく、そもそも「誘われなかった」のだそう…。続いて原作者の西原さんも登場し、登壇陣に花束を手渡した。西原さんは映画化について「感激です。漫画描いてて良かった!」と喜びを語りつつ、劇中、女性陣が男性器を指す言葉を連発するとあって「下品でごめんなさい!」と頭を下げた。西原さんはさらに「女ってかわいらしくて、下品で、アタマ悪くて、でもアタマ良くて…映画はそれをそのまま出してくれた。おばさんたちは喜ぶでしょうけど、男性はこれ観てどう思うのかな?というのも気になります」とも。続いて西原さんが語った菅野さんら3人の演技評に会場は爆笑!「菅野さんからは、なおこの脆くて危うい感じが出てるし、小池さんが演じたみっちゃんは高知の女の代表ですが、よく似合ってる。池脇さんはムカつく、殴りたくなるタイプの女の雰囲気がよく出てるんです(笑)」。この褒め言葉には池脇さんも思わず苦笑?菅野さんは最後に「女同士でホンネを言うときは結構あけすけで、男性が『えっ!?』って思うような部分もあるんです。女のそういうところを愛している映画です」とアピールし、会場は拍手に包まれた。『パーマネント野ばら』は5月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会■関連記事:菅野美穂8年ぶりの主演作『パーマネント野ばら』先行試写会に5組10名様ご招待2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント
2010年03月26日『座頭市』のラストシーンが与えたインパクトは圧倒的!天は二物を与えず――とは言うものの、漫才を究めたお笑い界の星、ビートたけしがメガホンを取ったら世界に名だたる巨匠へと大変身してしまったのは現実のお話。後輩たちの中にも、監督・北野が切り開いた道を歩みだす芸人がちらほらと出始めています。話題作も続々と誕生している芸人監督作品のなかで、あなたにとってのNo.1はどの作品?20代を中心とした女性630名に、好きなお笑い芸人が監督の映画を尋ねてみました。>>女性編も見るQ:お笑い芸人が監督した映画で好きな映画はどれですか?(単一回答)1位『座頭市』(北野武)22.4%2位『ドロップ』(品川ヒロシ)10.5%3位『菊次郎の夏』(北野武)7.5%4位『Dolls』(北野武)5.9%5位『キッズ・リターン』(北野武)3.6%■『座頭市』で思い出に残っているシーンとは……・「最後の、キャストがみんなで踊っているシーンは何か異様だけどインパクトがあって印象に残っている」(27歳/倉庫/事務)・「複数の敵相手に、一人で斬りかかるシーンは恐ろしさもあるけど、芸術的だと思った」(25歳/金融/金融系専門職)・「兄弟の弟役で出ていた八乙女くんが、女物の着物を着ているシーンがあるが、さすが女形だなと思った」(27歳/IT/SE)■『ドロップ』で思い出に残っているシーンとは……・「笑いあり、感動ありで面白かった。けんかシーンは痛々しかったが、卒業式に嫌々出席するシーンなど、何だか青春って感じでよかった」(28歳/人材紹介/経営・コンサルタント)・「水嶋ヒロがかっこよかったこと」(25歳/飲食/サービス)・「仲間の大切さを感じた」(23歳/金融/営業)■『菊次郎の夏』で思い出に残っているシーンとは……・「久石譲の音楽がすごく印象的。北野作品にしてはめずらしく暴力シーンもなくて、作品全体ののんびり感がなんか好きです」(27歳/メーカー/プログラマー)・「音楽と青い空が本当に合っていて懐かしい気持ちになった」(28歳/不動産/総務)・「母親に対する息子の感情が照れくさいながらリアルで印象的だった」(30歳/小売/人事)■『Dolls』で思い出に残っているシーンとは……・「真っ赤なもみじや落ち葉を背景にして菅野美穂と西島さんが歩いているシーン」(24歳/IT/SE)・「菅野美穂さんの演じた刹那(せつな)的な女性がとても印象に残っているし、全体的に映像が美しくてひきつけられた」(23歳/教育関連/サービス)・「色彩がすごくきれいだった。赤い糸を結んで、線路を歩いているシーンが特にきれいで好き」(24歳/学生)■『キッズ・リターン』で思い出に残っているシーンとは……・「主役二人が自転車に乗って、校庭を回るシーンがキレイ」(27歳/小売/販売)・「がんばっているのにどんどん堕落していく主人公と、主人公に合わせていくだけなのにどんどん昇りつめてゆくその友人の対比が切ない」(29歳/金融/クリエイティブ)・「北野監督の今までの作品とは違って青春映画だったので新鮮だった。武さんって繊細な心の持ち主だなと改めて感じた」(31歳以上/人材派遣)総評好きなお笑い芸人監督作品は、北野武監督の『座頭市』が2位以下を大きく引き離し、圧倒的な1位となりました。『座頭市』で多くの人から評価されたのは、なんといってもラストのダンスシーン。北野映画のイメージを変えるほど、強烈なインパクトがあったというコメントもありました。品川ヒロシ監督の処女作で青春映画の『ドロップ』は、大健闘の2位にランクイン。今後の監督としての活躍にも注目です。お笑いで鍛えた感性が映画にも活かされた名作が、これからも続々と誕生することを期待したいですね。(文・高木亮介)調査時期:2010年1月29日~2月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性630名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】意外なラストに驚いた映画ランキング【女性編】頭が良さそうなお笑い芸人ランキング>>試写会も当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック完全版(画像などあり)を見る
2010年02月21日先日より公開され、大ヒットを記録している『サヨナライツカ』主演の中山美穂による凱旋舞台挨拶が2月6日(土)と7日(日)の2日間にわたって東京、名古屋、大阪、福岡で行われた。途中、共演の西島秀俊も加わって開催されてきたが、最終回となる7日(日)の夜の東京・丸の内TOEI2での回では、中山さんが感激のあまり涙を見せる一幕も!この日の中山さんの衣裳は、劇中、沓子(中山さん)が、初めて豊(西島さん)の部屋を訪れる際に着ていたもの。元々、中山さんの私物だったということだが、中山さん曰く「友人のデザイナーのところで見つけたもので、きれいに透けて、脱ぎやすくて(笑)、あのシーンにぴったりだと思って監督に提案したら気に入ってくれたんです」とのこと。西島さんにそのシーンの思い出を尋ねると「あのシーンは緊張しました。僕は普段、緊張することはないんですが、あのシーンに関しては『カット!』という声が掛かったときに、手が震えていたのを覚えています」と明かした。ちなみにこの日も「舞台袖で、美穂さんがこの衣裳で現れたとき、緊張しました。いまも緊張してます…セクシーで素敵ですよね」と少し照れくさそうに語った。これに、中山さんも「ありがとうございます」と笑顔で返した。この日は、観客から2人に質問する時間も設けられたが、最初の質問は男性の観客で「僕はいま、彼女がいるんですが、それと別に忘れられない女性がいます。どうしたらいいんでしょうか?」という悩みの相談。中山さんはちょっと困った顔をしつつも「そうですね…。大切な思い出としてずっと胸にしまっておくとか…。いまの彼女と別れて、(その女性のところに)帰るというのもありますが…。迷いますよね。頑張ってください!」と励ましの(?)言葉を贈った。一方の西島さんは「困りますよね(苦笑)」と同調しつつ「いいんじゃないですか、忘れられない人がいるということは。(想いを)大切に持っていていいと思います」とのお答え。続いての質問は女性から。「自分にも付き合ってる人がいて、別れるつもりはないんですが、それでもほかの人を好きになってしまうことがあります。(これと同じような状況の)劇中の沓子と豊は幸せだったのでしょうか?」という深〜い質問。中山さんは「想いが深ければ深いほど、その想いに忠実であるなら幸せだと思います。人を好きになるということは幸せなこと。それだけは否定してほしくないです」と答えた。西島さんも「豊と沓子がいきなり恋に落ちるのは、互いを理解し合っていたから。豊は、ほかの人には見せないけれど、虚無感を抱えていて、沓子はそれをすぐに理解した。理解し合う2人だったからこそ恋に落ちた」とさすがの解説で会場を唸らせた。この日は凱旋舞台挨拶を記念して、くす玉が用意された。2人が引っ張り、くす玉が割れると、会場からは大きな拍手がわき起こったが、中山さんはこれに感極まって思わず涙!すると、西島さんがすかさずハンカチを差し出し、客席からは一層大きな拍手と歓声が。中山さんは「年をとったのか…涙もろくてしょうがない」と涙交じりに笑顔を浮かべ歓声に応えた。そして「末永くこの映画をみなさんの胸の中で育ててください。私も、25年後に観てどう感じるのか楽しみにしています」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂がフランスから緊急帰国!『サヨナライツカ』日本横断凱旋舞台挨拶が決定中山美穂、ファンの「おかえり」に笑顔西島秀俊は劇中の浮気に「しょうがない」連発【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ
2010年02月07日先日公開され、10億超えも視野に入る大ヒットスタートを切った『サヨナライツカ』。この大ヒットを受けて、本作で12年ぶりの映画復帰を果たした中山美穂が、現在の住まいであるフランスから緊急帰国し、2月6日(土)、7日(日)の2日間で東京、名古屋、大阪、福岡の4都市8か所にて開催される大ヒット御礼凱旋舞台挨拶に出席することが急遽決まった。興行面での好調のみならず、本作は様々な映画サイトでのアクセス数、話題度で1位を獲得。加えて中島美嘉による主題歌「ALWAYS」も各チャートで1位、中山さんの夫である辻仁成の原作小説も紀伊国屋文庫本週刊ベストセラーを始め各ランキングで1位を記録するなど、“社会現象”という言葉が決して大げさではない盛り上がりを見せている。これを受けて、中山さんが再びフランスから帰国することが決定!今週末の2月6日(土)、7日(日)の2日間で東京、名古屋、大阪、福岡の4都市、8つの劇場で行われる舞台挨拶に登壇することになった。フランスから日本、さらに各都市をめぐる総移動距離は推定22,200キロ!およそ3,000人の観客動員が見込まれるこちらの舞台挨拶だが、実施の詳細については2月1日(月)の23:00ごろ、公式サイト上で発表されるとのこと。公開初日の舞台挨拶では、ファンから「おかえり!」という言葉と大声援で迎えられ、感無量といった面持ちで「海外映画なのに、日本のみなさんにいち早く届けられることが本当に嬉しい」と喜びを語っていた中山さん。今回の舞台挨拶ではどのような言葉をファンに向けて発するのか?『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。『サヨナライツカ』映画公式サイト■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、ファンの「おかえり」に笑顔西島秀俊は劇中の浮気に「しょうがない」連発【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」
2010年02月01日韓国のトップ俳優、チョン・ウソンからまもなく公開を迎える『サヨナライツカ』を絶賛する応援メッセージが到着した。辻仁成の同名小説を原作に、辻さんの妻である中山美穂が12年ぶりに映画主演を果たした作品として注目を浴びる本作。なにゆえ、韓国の名優からメッセージが到着が届いたのか?本作でメガホンを取ったのは韓国の名匠イ・ジェハン。ジェハン監督の名を韓国のみならず日本にも知らしめ、いまなお日本国内で上映された韓国映画の中で歴代1位の興行記録を持っているのがウソンが主演を務めた『私の頭の中の消しゴム』なのである。韓国ではウソンのみならず、ジェハン監督の次回作へ出演予定のクォン・サンウや、昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得し日本でも人気の「Big Bang」のT.O.Pや俳優のチャ・スンウォンらが、映画の完成をいまいまかと待ちわびていたとか。また、今回のメッセージ発表とあわせて、ウソンの3月の来日も決定。3月27日(土)には単独来日イベントが開催されることも決まった。ウソンは『サヨナライツカ』について「完成前に、編集室で少し拝見する機会があったのですが、イ・ジェハン監督のオリジナリティあふれる映像美がとても素晴らしかったです!映像の一部を観ただけで、さらに先を観たくなる、気になる映画でした」と手放しで絶賛。続けて「韓国でも、『私の頭の中の消しゴム』以来、みなが待ち焦がれていたイ・ジェハン監督の作品!監督が時間をかけて温めてきた大切な映画です。日本のみなさまには、とても感動的で素敵な時間を過ごしていただけると思います。映画の成功を願うとともに、祝福いたします」とのコメントを寄せてくれた。2010年の初泣きはこの映画?『サヨナライツカ』は1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。チョン・ウソンイベント 情報日時:3月27日(土)14:00開場/15:00開演場所:日比谷公会堂チョン・ウソン公式サイト:■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待中山美穂、久々にファンの前へ!石田ゆり子と舞台上で西島秀俊の取り合い?中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2010年01月08日中山美穂の12年ぶりの映画主演作となる『サヨナライツカ』の完成記者会見が10月27日(火)に開かれ、中山さんと共演の西島秀俊、石田ゆり子にメガホンを握った韓国人監督のイ・ジェハンが出席した。映画は辻仁成の小説を原作に、25年にもわたる男女の愛を描いており、中山さんは自由奔放な女・沓子を、西島さんは沓子と燃えるような恋に落ちる豊を、そして石田さんは豊の貞淑なる婚約者・光子を演じている。左肩を大胆に出したシックなドレスで登場した中山さん。「現場では不思議とブランクを感じなかったんですが、いま、この瞬間、(会見への出席が)すごく久しぶりだな、という気がしてすごく緊張してます」と語った。そんな彼女に質疑応答では質問が集中!12年ぶりに映画に出演する気になったきっかけを尋ねられると「以前からこの作品を映画化するというお話は伺ってました。沓子という女性に魅力を感じていましたが、まさか自分が演じるなんて思ってもみなかったです。ただ、監督からお話をいただいて、眠っていた感情が甦って、どうしても演じたい…沓子のような自由奔放な女性の役をやりたいって思ったんです」と語った。相手役の西島さんは撮影をふり返り「一番大変だったのは、監督がシーンごとに説明をしてくださるんですが、そこで要求される感情がひとつじゃないんです。喜びと悲しみとあきらめと…という感じで。全シーンがそうで、それを表現できるまでOKを出さないんです。辛く、やりがいのある現場でした」と充実した表情を見せた。が…一方で中山さんは「私には、大きな注文はなかったです。(厳しい要求を受ける)西島さんにちょっと嫉妬しました」といたずらっぽく笑った。石田さんは自身の役について「武家の妻のようですね。家庭を守り、夫を支えるのが自分のやるべきことであるという揺るぎない気持ちを持っている女性です。私なりに、彼女の美学を考えて演じました。監督には『優しく、やわらかく、包み込むように』という注文をいただきました」と説明した。劇中では2人の全く違うタイプの女性の間で揺れ動く男を演じた西島さんだが、個人的にはどちらに惹かれるか?という質問に西島さんはかなり困った表情。「両方が一番いいんですが…(苦笑)。豊が揺れ動く気持ちがよく分かります。僕が豊の立場でも揺れると思います。そうですね…映画を観ていただいてそれぞれに感じていただければ…」と何とか逃げ切った。逆に女性陣2人に沓子と光子、どちらに魅力や共感を感じるか?と尋ねると、石田さんは「本来、全ての女性は沓子と光子の2人の部分を少なからず持っていると思います。気持ちの上で、この2人は表裏一体なのかな、と。でも完成した映画を観たら『沓子、魅力的だな…。男ならこっちを選ぶかな』と正直、思いました(笑)」と明かした。中山さんもこれにうなずき、「光子には共感しますし、沓子のような女性への憧れの気持ちもあります」と答えた。さらに、中山さんには(現在、住まいのある)パリでの7年の生活が何か影響を与えたことは?という質問が投げかけられたが「ブランクが明けて、演じる上で、このブランクの間に変わった部分が演技ににじみ出ればいいな、という思いでした。ただ、自分の中で(ブランクが)どのように影響したか、ということは私にも分かりません」という答えが返ってきた。『私の頭の中の消しゴム』を手がけた鬼才として日本でも人気の高いイ・ジェハン監督は「原作を読んで、光子が書く詩に感動し、“岐路”というワードを見たときにこれを映画化したいと思いました。別れたくても別れられない、2人の胸の痛みを映像にしたかったんです」と作品に込めた思いを明かした。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月27日大ヒット映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハンの熱烈なラブコールにより、中山美穂が12年ぶりに完全女優復帰!中山さんの夫である辻仁成による小説を原作に、切ない永遠の愛を描いた『サヨナライツカ』が2010年1月23日(土)に公開されることが決定した。待望のスクリーン復帰を前に、中山さんがその変わらぬ美貌を放つ、本作の作品画像が初披露された。本作で中山さんが演じる主人公・沓子(とうこ)は、「愛することがすべて」と思っている自由奔放で欲望に忠実な女性。バンコク、東京、ニューヨークと、25年の時を超えて交わされる、恋人・豊(西島秀俊)との切ない恋愛模様が描かれる。日本アカデミー賞優秀主演女優賞に輝いた『東京日和』(’97)以来12年ぶりの映画主演となる中山さんは、作品をふり返り「この物語は二人(豊、沓子)の出会いによって始まりますが、私が演じさせていただいたということも大きな出会いになりました。出会うということには、計り知れない可能性が秘められていて、想像もつかない未来が訪れたり、自分を成長させてくれます。『いつか』のために『いま』が用意されている。そのことをこの作品を通してずっと考えていました」とコメント。さらに、「沓子は、愛すること、愛したこと、すべてを体当たりで受け止めようとする彼女に、真の女性像を見たような気がした。彼女が泣いたり笑ったりするたびに、演じている私が壊れてしまうのではないかと思うときも」と、体当たりで演じあげたことをうかがわせる。12年ぶりの主演ということに加え、中山さんはイ・ジェハン監督のもと、韓国語、タイ語、英語が飛び交う現場を経験したが、「必ずまた一緒に作りたい!もう二度と仕事をしたくない!こんな極端な思いをしたのは初めて。それほど監督もスタッフも私も、特別な時間を共に過ごしたのだと思う。笑ったり泣いたり怒ったり、励ましたり励まされたり。演じるということ以外にもたくさんの愛情があふれた現場だった」と充実した日々をふり返る。念願のタッグとなったイ・ジェハン監督も、「美穂さんから感情を準備するために多くの質問を受け、よく話し合った。現場で演技について話すときは、信頼が積み重なれば重なるほど、目を見ただけで、何が言いたいか分かるようになった」と深い信頼を感じさせるコメント。中山さん渾身の演技に注目の『サヨナライツカ』。公開は、2010年1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2009年09月24日女性にとって「同性間の人間関係」とはなかなか複雑なモノですが、その相手が職場の上司であればなおのこと。「100%尊敬できつつ、気も許せて、頼もしくありつつ、優しさも人一倍で……」そんな理想の上司像を、女優さんでたとえると?20代のビジネスウーマンは、強さと美しさを兼ね備えたこの方たちを「理想の上司像」として選びました!Q、上司になって欲しい女優は誰ですか?1位天海祐希27%2位真矢みき16%3位篠原涼子7%4位江角マキコ6%5位黒木瞳5%5位松嶋菜々子5%■天海祐希こそ理想の上司!その理由は……・「ドラマ『BOSS』や『離婚弁護士』で演じた、さばさばしつつも人情味ある、頼れる上司のイメージが魅力的だと思いました」(25歳/医療/総務)・「さばさばしているところ、声のトーン、身長すべてがかっこいいところ。宝塚で男役トップを長く務めていたという点からも、責任感が強く面倒見が良さそうな感じがする」(24歳/生保/総務)・「とにかくかっこよいし、女性特有の嫌な部分がなさそう。頭もよく頼りになりそう。女性らしい色気や身のこなしはちゃんとあるので、そういうところも参考になりそう」(26歳/建築/財務)・「凛としてるカッコよさと、ちょっとおとぼけの両立」(23歳/金融/秘書・アシスタント)■真矢みきこそ理想の上司!その理由は……・「頭がキレそう。宝塚にいたし、面倒見もよさそう」(25歳/食品/バイヤー)・「さばさばした雰囲気、仕事ができそうなオーラ、しかも美しい」(24歳/金融/営業)・「美人で男前」(25歳/生保/金融系専門職)■篠原涼子こそ理想の上司!その理由は……・「凛々しい、しっかりもの。ドラマ『ハケンの品格』で演じていた“大前春子さん”のイメージ」(28歳/IT/SE)・「ドラマ『アンフェア』の篠原涼子がかっこよくて憧れる。もし自分が警察で働いていたら上司になってほしい」(25歳/食品/作業工員)■江角マキコこそ理想の上司!その理由は……・「自分を正しく導いてくれそうだし、納得のいく叱り方でしっかりと成長させてくれそう」(22歳/商社/秘書・アシスタント)・「バラエティ番組『ぐるナイ』の『ゴチになります!』のコーナーで、意外と親分肌で面倒見が良さそうだと感じたから」(28歳/学校/人事)■黒木瞳こそ理想の上司!その理由は……・「上品、人の話をよく聞いてくれそう」(26歳/金属/財務)・「すべてにおいて美しい。はっきりしていそうだし、冷静そう」(27歳/精密機器/研究開発)■松嶋菜々子こそ理想の上司!その理由は……・「びしっとした大人の女性の風格」(27歳/小売/販売)・「家庭と仕事の両立ができてるし、仕事もトップクラス」(24歳/人材派遣/営業)■その他、個性派も!?上司になって欲しい女優たち・久本雅美「明るくて面白くて、明るい職場になりそうだから」(22歳/自動車関連/秘書・アシスタント)・仲間由紀恵「ドラマ『ごくせん』のヤンクミみたいな感じの上司がいたら面白そうだから」(26歳/小売/販売)・藤原紀香「姉御肌で引っ張っていってくれそう」(26歳/旅行/販売)・菅野美穂「ユニークで、気取らなそうだから」(26歳/化学/財務)・柳原可奈子「人を真似るのが上手いから、上手に他人の意見も取り入れて良い企画を考えてくれそう」(25歳/医薬品/営業)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月08日