女優・松岡茉優が出演するファッションブランド「ROPÉ PICNIC(ロペ ピクニック)」のウェブ動画が、11月15日(木)より公開。本動画では、松岡さんが槇原敬之の名曲「どんなときも。」を歌い上げている。■PVみたいなウェブ動画「どんなときも。 song by 松岡茉優」本動画で松岡さんは、失恋から立ち直る女性の姿を好演。仕事をしていても、帰り道でも、楽しかった“あの頃”に思いを馳せる姿や、家で映画を観て気持ちを紛らわそうとするも、寂しさが消えず涙してしまう切ない姿が映し出される。そして、「どんなときも。」の歌詞にのせながら、彼との別れを経験した女性が少しずつ自分と向き合い、前に進んでいき、ラストは笑顔で締めくくられる。塞ぎ込んだり、迷ったり、前向きな気持ちになったりと、松岡さんの繊細な演技、そして繊細な歌声に注目だ。■松岡茉優、落ち込むのは「毎日」!? <インタビュームービー>ウェブ動画と併せて、撮影の裏話などを話すインタビュー動画も公開。今回の撮影で難しかった点については、「このお洋服が一番よく見えるのはどうかなと考えるのは難しかったです。見ていただいた方に、『この服欲しい』とか『この服真似したい』って思ってもらえるような角度とか、触れている感じを心掛けました」とコメント。また、名曲「どんなときも。」をカバーしたことについては、「歌わせてもらって『すみません、ありがとうございます』という気持ち」と話し、「もし槇原さんが聞く機会があったら、まあまあ良かったよくらいに思ってもらえるように、歌の上手さは歌手さんではないから出来ないんですけど、俳優として“歌の心”みたいなところを理解したいなと努めました」と込めた思いを明かした。さらに、インタビューでは「割と毎日落ち込んでますけどね」と笑顔を見せた松岡さん。「特に、仕事で自分に納得できなかったり、言わなければいいこと言ってしまったなあというときとか」と意外な告白も。そして「最初は色々あって落ち込んでいる女の子が、だんだんと元気になっていく時間になっておりますので、落ち込んだことがあったりとか、仕事の休憩時間とか、リフレッシュに時間を使ってもらえたら嬉しいなと思います」とメッセージを寄せている。■レコーディング風景も! <メイキングムービー>さらに、撮影現場での様子、レコーディング風景も捉えたメイキング動画も公開されている。松岡さんの声を収録する様子、ドラマができるまでの過程はこちらからのぞいてみて。ロペピクニック ウェブ動画「どんなときも。 song by 松岡茉優」は現在公開中。(cinemacafe.net)
2018年11月15日女優の松岡茉優が3日、東京国際フォーラムで行われた第31回東京国際映画祭のクロージング・トークに、同映画祭のアンバサダーとして登場した。松岡は、今年のクロ―ジング作品に選出された『GODZILLA 星を喰う者』(11月9日公開)のワールドプレミア上映の前に登場。両腕、胸元、背中がシースルーになった白いドレスで上品に肌見せした。そして、「レッドカーペットをトップバッターとして歩かせていただいたり、海外のメディアの方にも取材していただいたり、とても充実した10日間でした」と振り返り、「大好きな大好きな映画祭なので終わってしまうのが寂しいですが、最後の上映も盛り上がっていけたらと思っています」と話した。昨年の同映画祭では、主演映画『勝手にふるえてろ』が観客賞に輝き、さらに、宝石の原石(ジェムストーン)のような輝きを放つ若手俳優を表彰する昨年新設された「東京ジェムストーン賞」も受賞。そして、今年はアンバサダーの大役を務めたが、「たくさん素敵な経験をさせていただきました」と感謝し、「昨年東京ジェムストーン賞をいただいて、第1回目をもらった身として賞を華やかにするために頑張っていきたい」と誓った。また、「この10日間、アンバサダーとして出させていただきながら、新作映画『蜜蜂と遠雷』を撮っていました。その現場でも、『この映画も東京国際映画祭に来られるような作品にしようね』とみんなで励まし合っています」と同映画祭を目標にしていることを明かし、「来年も、再来年も携わってけるような映画人になっていきたい」と決意を新たにしていた。
2018年11月03日第31回東京国際映画祭(TIFF)が25日に開幕し、東京・六本木ヒルズアリーナでレッドカーペットイベントを開催。アンバサダーを務める女優の松岡茉優がトップバッターを飾った。松岡は、ピンクのロングドレスで登場。「本日はたくさんの方が来てくださり、ありがとうございます」と笑顔であいさつした。そして、「東京国際映画祭の会場は、普段はショッピングだったり、もちろん映画館もありますし、老若男女いろんな方が訪れる素敵な場所。そこが、たくさんの国からたくさんの素晴らしい映画が届く、そして発信する場所になるのが私はとても大好きで、毎年楽しみにしています。そんな大好きな映画祭のアンバサダーに選ばれてとても光栄です」と同映画祭への思いを語り、「とてもとても楽しい時間にいたしましょう」と呼びかけた。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。31回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催する。映画祭の顔となる「コンペティション部門」では、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出。日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれた。
2018年10月25日モデルの瑛茉ジャスミンが23日、東京・豊洲PITで開催された女性ファッション誌『ViVi』主催のガールズイベント「ViVi Night in TOKYO 2018 HALLOWEEN PARTY」に出演した。瑛茉は、オープニングの「ViViオリジナルファッションショー」に、胸元が開いたデザインのトラ柄の超ミニワンピース姿で登場。ミニスカートとニーハイソックスの間の太ももの“絶対領域”をあらわにランウェイを歩いた。先端では、観客を誘惑するようなセクシーポーズを披露。後ろ姿を見せると、美背中を大胆に露出したデザインが明らかになり、背中からも色気を放って観客を魅了した。「ViVi Night in TOKYO」は、毎年恒例の『ViVi』主催のファッションイベント。今年は「NEON」をドレスコードに、専属モデルによるファッションショーをはじめ、ゲストによるライブパフォーマンスなどを開催。MCはお笑いコンビ・ゆにばーすのはらと川瀬名人が務めた。
2018年10月24日これまでTVドラマの中で数々の名台詞が生まれていますが、その中でも私たちの世代で「カンチ!セックスしよう!」はあまりにも有名です。その『東京ラブストーリー』が27年の時を経て、ただいま再放送中。このコラムが更新される日には最終回が放送予定のはず。ネットでは若者たちが「ツッコミどころ満載すぎて、ありえない」と言っていますが、携帯電話もSNSもないんだから仕方ないじゃない!良き時代ですよ!と私は完全に年寄りサイドの意見です。まあ、私用で会社に電話をかけすぎだとは思うけど。再放送が始まって最初の方は懐かしいなあと胸をきゅんきゅんさせながら見ていたのですが、物語が進んでいくうちに私は重大な事実に気づいてしまったのです。それは第7話の放送でリカが言った台詞で確実なものになりました。リカはカンチに会社を休んで彼の実家の愛媛に行こうと誘います。「そんなの無理だよ」と言うカンチにリカは「私はカンチに無理して欲しいの」と言いました。ああ、やっぱり!私がうまく恋愛をできないのは、無意識のうちに「恋愛とは赤名リカのようにするものである」が刷り込まれ、そしてそれを実行しているからなんだ!リカが夜中にカンチに電話をかけます。「もしもーし!あれ、寝てた?」迷惑そうなカンチにお構いなしで話を続けるリカ。こ、これ…、私じゃん…。「24時間好きって言ってて!仕事してても、友だちと遊んでてもカンチの心全部で好きって言ってて!」すごい勝手…、これも、私だ…。「私はカンチが全部だよ!」すごい重い…、完全に私だ…。実際に私は元カレに言われたことがあるのです。「繭子ちゃんって、リアル赤名リカだよね」と。その当時は、完全に誉め言葉だと思っていたのですが、今こうしてドラマを見ていると、赤名リカから鈴木保奈美さんの可愛さを奪ったら何も残らないじゃないかというぐらいヤバい女だということに気づきました。「無理しないでいいからね」と世間一般の優しい彼女が声をかける中、「私はカンチに無理して欲しいの」と堂々と言うリカ。すごくわかる。私は、相手が無理をしてくれることが愛情だって思っているから。例え寝ていても私のことが好きだったら夜中に電話がかかってきても嬉しいはずだから。24時間好きって言ってくれるのが恋人だと思っているから。あー、いかりや長介さんの「だめだこりゃ」の声がどこからか聞こえてきます。でも今さら、軌道修正なんてできないよ。トホホだよ。(これも赤名リカの台詞)となると、これはもう「赤名リカみたいな女を探している」という男性と出会うしかありません。読者の皆様のまわりにもそんな男性がいらっしゃいましたら、ぜひご一報を!夜の公園で大声で「セックスしよ!」と叫んで通報されるかもしれませんが、それでも良いという方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報を!
2018年10月18日女優の松岡茉優が、第31回東京国際映画祭(10月25日~11月3日)のアンバサダーに決定し25日、都内で行われたラインナップ発表記者会見に出席。今月15日に亡くなった女優・樹木希林さんへの思いを語った。映画『万引き家族』で樹木さんと共演した松岡は「樹木さんとの思い出は、それはそれは宝物なんですが、悲しいなっていう気持ちはあまりなくて、映画を見て下さった方はご存知かなと思うんですが、一度映画の中でお別れをしているんですけど、そこでありがとうもたくさん言えたし、さようならのつもりはないけど…私にとっては二度目のお別れのような気がしています」と心境を告白。続けて、「樹木さんと同じ時代に生まれて樹木の作品をたくさん見られる時代に生まれて、そして私が若い世代として新しい世代につないでいく役目としては、同じ時代に生まれたんだということを誇りに思って、さらに勉強して、樹木さんのようになりたいし、樹木さんを生で見た人間として次の世代の人に渡せるような存在になりたいと強く決意しています」と語った。また、司会の笠井信輔アナウンサーから「樹木さんがアンバサダー就任を聞いたらなんて言うでしょうね?」と聞かれると、「『また髪型とかこだわるんでしょ?』って言うかな。私がみてくれを気にしていることをいつも言ってくださっていたので。『若い人は気にするわね』って」と笑顔で返答。そして、「去年はレッドカーペット歩くと言われてどんなドレスを着ようかな、髪の毛どうしようかな、とかいっぱい考えてしまって、あまりレッドカーペット自体を楽しめなかったなと反省しています」と昨年の東京国際映画祭を振り返り、「今年はもちろん見た目にはこだわりますが、アンバサダーとして、いろんな国から来てくれているマスコミの方や映画ファンの方とお話しする時間を楽しみたいと思っていますし、そういう風に思えたのも樹木さんとの共演のおかげだなと思っています」と感謝した。会見には、ゲストとして松岡のほか、コンペティション部門出品作品である『半世界』の阪本順治監督、『愛がなんだ』の今泉力哉監督と主演の岸井ゆきの、アニメーション特集『アニメーション監督湯浅政明の世界』より湯浅政明監督が登壇。司会は笠井信輔アナウンサーが務めた。
2018年09月25日モデルの瑛茉ジャスミンが1日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第27回 東京ガールズコレクション 2018 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。瑛茉は、「GYDA」ステージで、デニムにシースルーのトップスというファッションで美ボディを大胆に露出。セクシーな胸元や引き締まったウエストで観客を魅了し、ランウェイの先端では色気あふれるポーズを披露した。そして戻る際に、軽く羽織っていたシャツを脱いで美背中全開に。後ろ姿でも観客の視線を釘づけにした。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。27回目となる今回は「FOREVER GIRLS(女の子の“カワイイ”は永遠!)」をテーマに、女の子の“好き”を詰め込み、未来へ続くTOKYOの最先端トレンドを発信。ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,700人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2018年09月02日モデル・女優として活躍する山田優とその親友・西山茉希が8月31日(金)今夜オンエアのフジテレビ系「ダウンタウンなう」に出演。山田さんと夫・小栗旬の“夫婦の真相”が赤裸々告白されるほか、人気アーティスト「HY」の仲宗根泉もゲスト出演する。3人は「ダウンタウン」浜田雅功、松本人志に坂上忍を加えた3人が、豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気の企画「本音でハシゴ酒」に出演。3人の飲み仲間として「AKB48」峯岸みなみとモデル・藤田ニコルも出演する。山田さんといえば雑誌「CanCam」専属モデルとしてブレイク、当時は同世代を中心として絶大な人気を誇り、同時に女優として「華麗なる一族」や「貧乏男子 ボンビーメン」「正義の味方」などに出演。「貧乏男子」で共演した小栗さんと2012年に結婚、2児の母としての顔も持つ。そして西山さんも「CanCam」モデルとして注目を集めると、「検事・鬼島平八郎」「リバウンド」などで女優としても活動。俳優の早乙女太一と2013年に結婚、2児の母として子育てと共にモデル活動にも邁進している。今回は結婚7年目を迎えた山田さんが小栗さんとの出会いからプロポーズ、さらには結婚前に「もう無理」と別れていたという衝撃事実まで赤裸々告白。そこに親友の西山さんが合流、山田・小栗夫妻の素顔や修羅場を暴露する。また“恋愛の神様”として人気の「HY」仲宗根泉は、バンドメンバーや親友・青山テルマからその“超恋愛体質”っぷりを暴露され、過去のダメ男に怒りを爆発させる。今回のゲストの山田さんは9月1日(土)から上演されるミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」に出演。1940年代後半のハリウッドを舞台に、ハードボイルドのシナリオを描くためにハリウッドへやってきた脚本家が執筆に四苦八苦する中でシナリオの世界と現実に起こる出来事に混乱し、様々な事件が巻き起こるというもので、山田孝之、渡辺麻友、瀬奈じゅん、木南晴夏、佐藤二朗らも出演。仲宗根さんの「HY」は、ファン投票で選ばれた楽曲を中心にセレクトされた名曲をセルフカバーしたセルフカバーベストアルバム「STORY~HY BEST~」が好評発売中。「ダウンタウンなう」は8月31日(金)21:55~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年08月31日音楽フェス「SOUL CAMP」が、今年は伊勢丹新宿店本館にて開催される。会期は9月12日から17日まで。「SOUL CAMP」は2015年より開催されている、海外のブラックミュージックを代表する豪華アーティストのライブや、ストリートペインティング、フードサービスが人気を集めている音楽フェス。今年は「SOUL CAMP 2018 @ISETAN」として伊勢丹新宿店で、アーティストやDJによるライブ、グラフィックアーティストによるライブペインティングに加え、フェスファッション、フェス飯などが展開される。会期初日の12日と、週末15、16日には、会場内のステージにてアーティストやDJによるライブパフォーマンスを開催。DJライブの行われるステージエリアでは、12日にBUDAMUNK、15日にDJ IZOH、MURO、DJ SARASA、DJ NOBU a.k.a. BOMBRUSH! 、DJ KOCO a.k.a. SHIMOKITA、DJ MITSU THE BEATSのパフォーマンスが、16日にDJ HAJIME、DJ HASEBE、DJ WATARAI、DJ YANATAKE、Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORY、DJ KOMORI、BULLのパフォーマンスが予定されている。MUROさらに見どころとなるのが、総勢9名のグラフィックアーティストによるライブペインティング。12日には、アーティストとしてアトモスの主催する「atmos con」へも出演した西山茉希、MUROや卍LINE a.k.a. 窪塚洋介などのアートワークを手がけるNOVOLを始め、ESOW、“YOHAKU”洋伯、LY、Hirottonが参加予定。15日には水曜日のカンパネラなどのジャケットを手がける上岡拓也、香取慎吾が発足させたプロジェクト「NAKAMA de ART」へ参加したことも記憶に新しいHideyuki Katsumataや、TM Paintが参加する。西山茉希食欲を満たすフェス飯には、オーナー横町健が都内に4店舗を展開するanea cafeが、このイベントのためにプロデュースした限定メニューが登場。濃厚チリビーンズとドイツ産のソーセージを挟んでチーズをトッピングしたビールと相性抜群のホットドッグや、ふわとろ仕上げの同店人気のオムビーフストロガノフ、12種のスパイスをブレンドしたカリッと食感がたまらないフライドチキンがラインアップする。「ふわとろ卵のオムビーフストロガノフ」税込1,080円 / 1人前他にも、グッズエリアで展開されるアトランタ出身3人組ラップグループ・ミーゴス(MIGOS)から、2018年春に発売されたニュー・アルバム「カルチャーII」のオフィシャルマーチコレクションが登場。日本新発売のTシャツ2型やパーカやキャップなど全14型が発売される他、音楽レーベル兼レコードショップ・ジャジースポート(JAZZY SPORT)、初日にライブを行うブダモンク(BUDAMUNK)、2017-18年秋冬にローンチしたブランド・ノーネーム(no_name)とのコラボレーションによる伊勢丹新宿店限定アイテムも展開される。出演アーティストの詳細やタイムテーブル、グッズやフードなどの情報は伊勢丹新宿店Webガイド()にて公開中。合わせてチェックを。【イベント情報】SOUL CAMP 2018 @ISETAN会期:9月12日~9月17日(最終日は18:00終了)会場:伊勢丹新宿店本館6階=催物場最終更新: 8月28日
2018年08月28日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、サブMCを川栄李奈が担当するトークバラエティー「A-Studio」の8月24日(金)今夜の放送回に、モデル・女優として活躍する山田優がゲスト出演。親交の深い鶴瓶さんとのトークで見えてくる山田さんの素顔とは!?沖縄アクターズスクールでのグループ活動を経て、雑誌「CanCam」専属モデルとなり、一躍同世代のファッションリーダーとなると、女優としても「正義の味方」「メイちゃんの執事」などに出演、大きな注目を浴びる。「貧乏男子 ボンビーメン」で共演した小栗旬と結婚。小栗さん主演の『ルパン三世』では夫婦共演を果たしたほか、『新宿スワン』シリーズなど精力的に活動する山田さん。番組MCの鶴瓶さんは山田さんと小栗さんの結婚の証人を務めた関係。親交も深い鶴瓶さんが山田親太朗ら2人の弟や、大親友でもある西山茉希など関係者に極秘取材。西山さんが語る山田さんの素顔、私生活とは!?映画、ドラマにCMなど多方面で活躍する山田さんだが、9月1日(土)から上演されるミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」に出演。本作は、トニー賞6部門、オリヴィエ賞2部門受賞を誇る話題沸騰のサスペンス・コメディ・ミュージカルで、1940年代後半のハリウッドを舞台に、ハードボイルドのシナリオを描くためにハリウッドへやってきた脚本家が執筆に四苦八苦する中でシナリオの世界と現実に起こる出来事に混乱し、様々な事件が巻き起こるというストーリー。作家スタイン役を柿澤勇人、彼のシナリオの世界に生きる私立探偵ストーン役を山田孝之が演じるほか、ミュージカル「アメリ」の主演を務めるなど活動の幅を広げる渡辺麻友や元宝塚歌劇団月組トップスターの瀬奈じゅん、「海月姫」や放送中の「ハゲタカ」など数々の作品に出演する木南晴夏、『銀魂』「勇者ヨシヒコ」シリーズの佐藤二朗らが出演。山田さんはストーンのかつての恋人の歌手・ボビーを演じる。また演出・上演台本を『斉木楠雄のΨ難』や『50回目のファーストキス』などの福田雄一が務めている。ミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」は9月1日(土)~17日(月・祝)、東京・新国立劇場 中劇場にて上演。「A-Studio」は8月24日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年08月24日日本は残念ながらベスト16で敗退してしまいましたね。予選リーグは一試合も見ていなかったのですが、ベルギー戦は3時に起床して観戦しました。日本が2点リードした時にはマイスイートフレンチボーイフレンドのオスカルから「Woooh Japan!」とメールがきて私も「Unbelievable!」と返信したのですが、最終的にはGoogle翻訳を使って「C’est dommage.(残念です)」と送り、向こうからは「それは残酷だ」という微妙な日本語メールがきました。以前、彼から「よく寝ろ」というメールがきたこともあるので翻訳アプリというのは信頼できません。でも、こうしてメールができるきっかけになるW杯ってやはり素晴らしいものですね。4年前のブラジルW杯の時、とあるサッカー番組のゲストに呼ばれ、そこで「試合観戦時は母親、もしくは彼女目線で見てみる」と言ったところ、司会の勝村政信さんに「病院に行って下さい」と言われてしまったのですが、今回のW杯でもそれは変わらず。例えばフランス代表の若きエース、エムバペを見ながら「生まれた時はあんなに身体が弱かったのに、立派になって…」と母親っぽいことをつぶやいてみたりします。ちなみにエムバペが幼少期に身体が弱かったかどうかは知りません。でもやっぱり楽しいのは彼女目線。調子が悪い選手を見て「昨日、電話でケンカしちゃったせいかなあ…」と考えてみたり、ゴールをした後のパフォーマンスを「あ!私と約束したポーズだ!」と思い込んでみたり。うん、やっぱり病院に行った方が良いのかもしれない。でも自分の恋人がW杯で活躍するなんて、女として最高だろうなと思います。南アフリカW杯、優勝したスペインのGKのカシージャスが試合後にインタビューを受けました。インタビューをするのは恋人のサラ。「今の気持ちは?」「とても嬉しいです」そんな普通のやり取りを始めますが、カシージャスは仕事を続けようとするサラを遮り、彼女を抱き寄せキスをしました。この動画の再生回数のうち、1万回は私です。何度見ても胸キュン!とある占いサイトの2018下半期の星座別恋愛運ランキング、私のみずがめ座が最下位だろうが、そんなことにはめげません。もう少し続くW杯期間中、選手の彼女目線で幸せのイメージトレーニングをして、現実の幸せを掴みたいと思います!
2018年07月28日W杯が始まりましたね!夜な夜なイケメンチェックに勤しむために寝不足気味の西山繭子です。私の一番は、もちろんダビド・シルバです。彼といつ何時出会っても良いようにスペイン語学校に通い、当時彼がいたバレンシアへの旅を画策していたところ、シルバはマンチェスター・シティに移籍。ああ、じゃあそっちにってことでマンチェスターに短期留学をしました。我ながら、すばらしき行動力。まあ当然ながらマンチェスターで偶然シルバに会えることはなく、結局のところオスカルというフランス人青年と仲良くなって帰国したんですけどね。そのオスカルも大のサッカー好きということで、W杯が始まってからは頻繁にメールをしています。しかし私が「一人でW杯を見にフランスに行ってから、もう20年かあ」と言うと「僕は子どもだったから、あまりよく覚えていな…。ああ!でも、もちろんフランスが優勝したのは嬉しかったよ!」と気を遣うオスカル。20歳の私が自分で稼いだお金で異国の地を一人旅している時に、オスカルはその異国の幼稚園でフランスパンをしゃぶっていたわけですから、仕方がないですね。今回のロシアW杯では現役時代を知っている選手が監督になっていたりもします。デンマークGKのシュマイケルなんて「まだ現役なの!?」と思ったら、息子でした。ひえー。こうして歳をとっていくのだなあ。先日も25歳の男の子に「西山さんは、今までいつが一番楽しかったですか?」と訊かれ、こいつ何で今だって思ってないんだよと不服に感じつつも「今も昔もそれぞれ楽しいよ」と大人の返答をしました。そう、それなりに楽しいことがたくさんある。さすがに若い頃と比べて体力がなくなり、昨日もがっつり鍼治療を受けていましたが、W杯でイケメンにときめく恋心は衰えておりません。私にとって、このW杯イヤーというのは、いつも人生の転機になるようなことが起こる年なのです。2018年の上半期も終わろうとしていますが、下半期に期待!ヴィッセル神戸に移籍したイニエスタに近づき、シルバを紹介してもらうのもありだな、などと40歳になっても小学生並みにポジティブな妄想ができる私にはまだ未来があるのです。
2018年07月14日ガラス作家、西山芳浩氏の個展開催決定! 石川県・金沢市にてガラスを制作される西山芳浩氏。 宙吹き、そして自身で作製した型にはめて成型する型吹きを駆使し、尽きることのない創作意欲で多種多様な作品を世に送り出している、非常に人気の高いガラス作家です。 今回の個展では、洗練さを増し磨きをかけた定番作品から新作まで、豊富なバリエーションでお楽しみいただけます。 作品だけじゃない楽しみ方 今回は、作品を見るだけではなく、こちらの画面でガラス作品がどのように作られていくのか、製作風景をご覧ください。 あの美しい作品が、こうやって出来上がっていくのか・・とワクワクしてしまいますね。 夏の風物詩を感じに行こう こちらの個展は、7月7日(土)〜16日(月・祝)の開催。また、14日(土)からはWEB SHOPでも個展開催です。 場所:BLOOM&BRANCH AOYAMA / 〒107-0062 東京都港区南青山5-10-5 第1九曜ビル101TEL:03-6892-2014営業時間:11時〜20時/BLOOM&BRANCH AOYAMA ぜひ、平成最後の夏、夏の風物詩とも呼ばれる西山芳浩氏の作品を楽しまれてみませんか?
2018年07月05日私は中高大10年間を女子校で過ごしました。仲良しの同級生たちとは12歳からの付き合いで、お互いのあんなことやこんなこと、何でも知っている関係。一番気の置けない仲間であります。それぞれ仕事を頑張っていたり、子どもがいたりで頻繁には会えませんが年に数回は集まっています。先日も今年初の会合がありました。今回のメンバーは総勢12名で、そのうち独身は6名。世間では40歳女性の独身の割合は19%だそうです。それに比べると、この会合の独身率50%という数値はもう致命的。しかも全員彼氏すらいない。あ、でも40歳独身で彼氏がいる方が珍しいのかもしれませんね。しかし今回驚いたのは、私以外のみんながマッチングアプリなるものを使っていることでした。ネットで誰かと知り合うということは、どんな呼称であろうと私にとっては『出会い系』であり、犯罪の温床というイメージしかないのです。それをみんなが普通に使って、しかも実際にデートまでしているというのだから、もう繭子びっくり。では実際に使ってみてどうかと尋ねたところ、45歳というわりには老けているなと思ったら本当は54歳だったとか、待ち合わせに指定された店をネットで調べたら『コスパ抜群!』と書いてあった上に割り勘だったとか、実はうつ病だという長文メールが送られてきたりとか、何だか良い話は一つも聞こえてこない。それでも、みんな次こそはという希望をもって、そのアプリで自分に合う相手を探しているそうです。それと同時に結婚相談所に登録したり、街コンに参加したりとみんなは結婚するための努力を怠っていない。それに比べて私は「恋したーい、結婚したーい」と言っているだけで何の努力もしていないではないか。ああ、これは本格的にまずいぞ。でも友だちが結婚相談所で「デブとハゲだったら、どっちがいいですか?」と訊かれ「どっちもイヤです」と言ったところ「そのお考えでは無理です。もう40歳ですから」と厳しく諭されたと知って、心底恐ろしくなりました。私の結婚相手って、もうデブかハゲの二択なの?みんなに「でも私の周りにデブでもハゲでもない独身男子もいるけどなあ」と言うと「その人たち、40代のばばあには興味ないから」と釘をさされしょんぼり。厳しい現実を突きつけられたアラフォーの会でありました。しかしその夜、パリにいるフランス人青年オスカル(26歳)から「Hey, My sweetie Mayuko」とメールが届き、やっぱりまだまだ甘い恋がしたいと思ってしまう40歳なのでありました。Written by 西山繭子
2018年06月10日5月15日に本誌が報じた松岡茉優(23)の事務所移籍について、さまざまな反響が巻き起こっている。 松岡は昨年、所属していた「ヒラタオフィス」から「ヒラタインターナショナル」に移籍。両者は同系列だが、仕事の方針が異なるという。 19歳のころ、「FRIDAY」に俳優とのツーショットを撮影された松岡。公共機関のCM出演が決まっていたが、この件により同CM出演はご破算に。当時のマネージャーは激怒し、数時間にわたり罵倒。マネージャーが変わった後も、松岡のパワハラへのトラウマが消えることはなかったという。 同じく宮崎あおい(32)と多部未華子(29)も先に「ヒラタインターナショナル」へ移籍していたことを、本誌は4月に報じている。宮崎もまた、松岡と同じく「ヒラタオフィス」の“人間関係”を理由に移籍したという。 今年1月に移籍を果たした松岡だけでなく、宮崎と多部の移籍も公表されていなかった。しかし本誌が10日に問い合わせた直後、両事務所のHPが更新。3人の移籍が初めて公表される運びとなった。 15日、ヒラタオフィスの公式サイトには「エンターテインメント界へのさらなる寄与とグループの発展を目的」とした組織再編と共に、3人の移籍を改めて報告。そして、こう呼びかけている。 「これを機にグループ全社社員一同、社業の新たな発展に努力して参ります所存ですので、今後とも変わらぬご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます」 だが、ネットでは松岡を心配する声が上がっている。 《体調悪かったの、原因これかな?大好きだから、のびのび仕事して欲しいよ》《芝居大好きな茉優ちゃんがそこまで言ったのだったら相当辛かったんだろうな》《こんなことがあったなんて茉優ちゃん辛かったろうな……》 そして新たな門出を迎える3人へのエールも。 《事務所変わったと言っても、大きく変わるんじゃないからね。普通に今まで通り応援するよ》《何があっても大丈夫!むしろこの3人で映画撮ってほしい》《松岡茉優が移籍したヒラタインターナショナル、在籍してる女優がたった3人だけっぽいんだけど、この3人で天下取れますぜ》
2018年05月15日「初主演映画の『勝手にふるえてろ』の演技も好評で、日本映画プロフェッショナル大賞も受賞した松岡茉優(23)ですが、“先輩女優”たちに続いて所属事務所を移籍しました」(芸能プロダクション関係者) 松岡といえば、映画『ちはやふる』やドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)にも出演した若手有望株だ。 この芸能プロダクション関係者が“先輩女優”と呼ぶのは、宮崎あおい(32)や多部未華子(29)のこと。彼女たちは昨年、長年所属していた『ヒラタオフィス』から『ヒラタインターナショナル』に移籍している。松岡もその後を追うように、ヒラタインターナショナルに移籍したのだ。関係者が続ける。 「ヒラタオフィスとヒラタインターナショナルは、系列としては同じということになっていますが、仕事の方針はかなり異なります。宮崎は今年3月にヒラタオフィスの新社長に就任したA氏に昔から不信感を持っており、移籍を決めました。松岡の移籍理由も同じような“人間関係”ですね」 問題が発生したのは3年前だという。発端は当時19歳だった松岡が写真週刊誌『FRIDAY』に、俳優とのツーショットを撮影されたことだった。 「掲載されたのは自転車に二人乗りしている写真でした。間が悪いことに松岡は当時、ある公共機関のCM出演が決まっていたのです。しかしその二人乗り写真が問題となり、CM出演はご破算になってしまいました。そのことに彼女のマネージャーだったB氏は激怒し、数時間にわたって罵倒し続けたそうです」 彼女も売出し中の大事な時期にとった自分の軽率な行動については反省していたそうだが、B氏の数時間もの罵倒による精神的ショックは大きかったという。B氏がマネージャーから外れた後も、松岡のパワハラ・トラウマは消えることはなかった。そして昨年12月、ヒラタオフィスの当時の社長のもとを母といっしょに訪れ、嘆願したという。 「ほかの事務所に移らせてください。無理なら、女優を辞めてもかまいません」 結局今年1月に彼女は移籍を果たしたが、その事実はずっと公表されていなかった。 「看板女優が3人も移籍するのは大ごとで、ほかの所属タレントたちへの説明も必要ですが、それが進んでいなかったのです」(前出・関係者) だが本誌が5月10日に松岡の移籍について問い合わせた直後、両事務所のHPが更新。初めて移籍が公表されることになった。 5月9日放送のバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では楽し気にトークも披露していた松岡。しかし、その笑顔の陰で“女優人生の転機”もむかえていたのだ。
2018年05月15日先日、エド・シーランのコンサートに行ってきました。たった一人で、そしてギター1本で観客を総立ちにさせる天才、エド・シーラン。武道館でバンドをしたがえないコンサートを観たのって初めてです。いやはや、感動。私はコンサートに行くとだいたい感極まって泣いてしまいます。安定の情緒不安定。今回も『Shape of you』という曲で号泣してしまいまいした。なぜなら、この曲はマンチェスターのクラブでオスカル(知らない人はバックナンバー読んでちょ)と踊りまくった思い出の曲だからです。ただ、それを思い出して泣いたわけではなく、その大好きな思い出の曲を目の前でエド・シーランが歌っていることが幸せすぎて泣いたのです。歌にはそれだけの大きな力があります。そして記憶を鮮やかに呼び起こす力もあります。例えばCHEMISTRYの『PIECES OF A DREAM』を聴くと、三宿の交差点の手前で、運転していた彼がブチ切れて車から降り、助手席に置き去りにされた私が後ろから鳴り響くクラクションに焦りながら運転席に移動して、馬鹿デカいレンジローバーを死にそうになりながら運転して帰ったことを思い出します。その時、カーステレオにこのCDが入っていて、延々とリピートされていたのです。「ハンパ~な夢の、ひと欠片が~」とひたすら耳にしながら必死に運転した思い出。ただ喧嘩の理由はまったく憶えていません。はたまたZIGGYの『GLORIA』を聴くと、スイスの高速道路をドライブ中、オービスにひっかかりテンションがた落ちの彼に対して「ねえ!今撮られた写真、欲しい!スイス警察に言ってもらえないの?だって、旅行の記念になるじゃん!」と言って、さらにテンションを下げたことを思い出します。曲調とはうってかわって、車の外は雪景色でありました。いやー、歌の力って偉大だわ。今回のエド・シーランのコンサートで私の目の前に若いカップルがおりました。2人は『Thinking out loud』でぐっと肩を寄せ合いました。彼氏が彼女の耳元で何かを囁き、彼女は嬉しそうに彼の首筋に顔を埋めました。ああ、2人にとってこの曲が思い出になるんだなあ。結婚式とかでかけちゃったりするんだろうな。なんて素敵なんだろう。でも、ちょっと待って。若いからその前にきっと別れるよね。うん、そうだよ。そうそう幸せになんてなれないから。世の中、そんなに甘くないから。てか、そういうの家でやってくれない?2人がくっつくからエドが見えづらいんですけど?ああ!こんなことを考えているうちは恋の神様がやって来ない!気をつけなければ。私もいつか誰かとエド・シーランの『Perfect』を思い出ソングにしたいものであります。
2018年05月10日「TOKIO」メンバーがゲストとトークを繰り広げる「TOKIOカケル」の5月9日(水)今夜放送回は、ゲストに映画『万引き家族』に出演する女優の安藤サクラと松岡茉優の2人を迎える。果たして、安藤さんと松岡さんはTOKIOとどんなトークを繰り広げるのか…!?安藤さんといえば、父親は俳優の奥田瑛二、母親はエッセイストの安藤加津、姉は映画監督の安藤桃子というクリエイティブな一家で育ち、『愛のむきだし』などで頭角を現すと『かぞくのくに』で第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を、『愛と誠』『その夜の侍』で同助演女優賞をW受賞、さらに各賞を総ナメ。『0.5ミリ』『百年の恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど実力派として高く評価され、秋スタートの連続テレビ小説「まんぷく」では朝ドラ初の“ママさんヒロイン”として主演を務める予定となっている。一方、松岡さんは朝の番組「おはスタ」でおはガールとして活動したのち、連続テレビ小説「あまちゃん」への出演から一気に知名度アップ。シリーズ化された人気ドラマ「コウノドリ」や大河ドラマ「真田丸」、「関ジャニ∞」錦戸亮演じる仕事ができない夫の妻を演じた「ウチの夫は仕事ができない」などのドラマから、若手俳優が集結した『ストレイヤーズ・クロニクル』、『ちはやふる』シリーズなどの映画まで多数の作品で活躍している。2人をゲストに迎えた今回は「23区23時のオンナたち世田谷編」などをお届け。「23時に世の中の女性たちはいったい何をしているのか?」をまとめたVTRを見ながら安藤さんと松岡さんがTOKIOと繰り広げる楽しいトークに注目だ。なお、『万引き家族』はリリー・フランキーが主演、安藤さん、松岡さんのほか樹木希林、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴、柄本明らが出演。『三度目の殺人』『そして父になる』の是枝裕和監督がメガホンを取った。再開発が進むなか、ポツンと残された古い住宅街。日雇い仕事の父・治(リリーさん)と息子の祥太(城桧吏)は“親子”ならではの連携プレーで万引きに精を出している。その帰り道、団地の廊下で凍えている幼い女の子・ゆり(佐々木みゆ)を目にした治は思わず家に連れて帰ってしまう。突然、子どもを連れてきた夫に腹をたてる母の信代(安藤さん)だったが、体じゅう傷だらけのゆりの境遇を察し、面倒をみることに。祖母・初枝(樹木さん)の年金を頼りに暮らすその一家は、風俗のバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡さん)、そして新しい家族のゆりも加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていくが、ある事件をきっかけに家族の隠された秘密が明らかになっていく――。映画『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。「TOKIOカケル」は5月9日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年05月09日前回のコラムでも書きましたが、一つの恋みたいなものが終わりめっぽう暇になった私。1週間のうち少なくとも7日は家にいるようになりました。うん、毎日だな。先日はテレビでやっていた『昨日の夜は』という20年以上前の恋愛映画を観ました。『ゴースト』に引き続き、デミ・ムーア祭りです。元旦那のブルース・ウィルスもナカトミビルの中で喜んでいることでしょう。ネタが古くてわからない人はごめんなさい。この映画はワンナイト・ラブから始まった男女の物語です。今、これを書くためにワンナイト・ラブなんて言葉はもう使わないのか?とネット検索したところ、アメリカでは今じゃハーフナイト・ラブの時代だそうです。さすがアメリカ、トランプが大統領に選ばれる国。この映画、船が沈没したりバスが暴走したりといった大きな事件は起きません。すごく普通なのです。その普通さにおける男女のリアルさたるや!昔の映画ですが、男と女ってのはずっと同じことを繰り返しているのですね。一夜だけの関係で終わらせるつもりが、恋に落ちた2人。ラブラブもマックスモードに。すると、ここで出てくるのがやっぱり「一緒に暮らそう」なのです。私はこれまで同棲したことがありません。したいと思ったことはありますよ。でも「一緒に住みたいなあ」と言うと、みんな「え!?」みたいな反応になり、なんだかんだで断られるというパターン。私の友人にすぐに同棲をする人がいるのですが、彼いわく「だって、好きだったらずっと一緒にいたくなっちゃうじゃん」らしい。ってことは、みんな私のことをそんなに好きじゃなかったということなのだろうか…。深く考えるのはよそう。映画の中で同棲を始めた2人、まずはお互いの荷物の多さにうんざり。もうこのシーンを見ただけで、私には無理だなと思いました。私は物に執着がありません。だから物をたくさん持っている人と一緒に暮らしたら息苦しくなってしまう。案の定、映画の中で2人は喧嘩。でもセックスして仲直り。そりゃ同棲してたらしまくるよね。同棲の醍醐味ってそれしかないもんね。(たぶん間違ってる)この映画、公開当時は激しいベッドシーンで話題になったそうです。でも、それがまた喧嘩の原因になってしまう。もともとワンナイト・ラブから始まった2人なので、お互いが「自分の時みたいに、すぐ誰とでも寝るんだろ」と常に疑心暗鬼。ヤらせなかったらヤらせないで「俺(私)のこと好きじゃないの?」ってなるし、ヤらせたらヤらせたで「そうやって誰とでもするの?」ってなるし、もうどっちやねん!面倒くさいわ!Grapps読者の皆さんより少し、いやだいぶ年上の私からアドバイスをしますと、よく耳にする名言と一緒で『やった後悔より、やらなかった後悔』ですよ。何だか良いこと言っている風になってますけど、下世話な話だということをお忘れなく!
2018年04月24日モデルの瑛茉ジャスミンが23日、東京・Zepp DiverCityで開催された女性ファッション誌『ViVi』主催のガールズイベント「ViVi Night in TOKYO 2018 KIRA KIRA PARTY」に出演した。瑛茉ジャスミン瑛茉は、最初のステージ「オープニングViViオリジナルファッションショー」で、シルバーのビキニに、シルバーのチェーンをつなげたワンピースを重ねたコーデを披露。美ボディが透けて見える大胆なセクシー衣装で色気を放ちながらランウェイを歩き、観客の視線を釘付けにした。「ViVi Night in TOKYO」は、毎年恒例の『ViVi』主催のファッションイベント。今年は「キラキラルック」をドレスコードに、専属モデルによるファッションショーをはじめ、ゲストによるライブパフォーマンスなどを開催した。MCは同誌専属モデルでもあるカズニョロこと小籔千豊が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月24日前回のコラムを読んでくれた女友達からメールがありました。「××くんと離れちゃったの?こんなに優しくて美人の繭子さんを理解できないなんて、どこに目がついてるのかね⁉さっさと忘れましょう!」私はサバサバ系とは真逆の人間である根っからのジメジメ系なので、連絡を断ってからも未練がましく彼のSNSを毎日チェック。「ここ誰と行ったんだろう?」「これ誰に撮ってもらったんだろう?」うんうん、我ながら安定のジメジメ系。しかし彼女からのメールで、ここで立ち止まっている場合じゃないわなと目が覚めました。ああ、持つべきものは女友達。ちなみに彼女は独身アラフィフです。類は友を呼びまくる。しかしこの数ヵ月、彼いわく「付き合ってない」とのことでしたが、お互いの家が近いということもあり、何だかんだ週2、3回は会っていたので、いきなり暇になりました。もともと一人でいる時間が好きなので、寂しいといった感情はないのですが、とにかく暇。もちろん時間はいくらでも有効に使えます。しかし、ここしばらく風来坊な彼のためにいつでもスタンバイOKな都合のイイ女だったので、ちょっと自分だけのためにだらだらしようと怠けております。昨夜は仕事が終わって帰宅してから、ノンアルコールビールを飲みながら『ゴーストニューヨークの幻』を観ました。大ヒット映画ですが、ちゃんと観たのは初めてです。姉に「あの陶芸のシーン、男の方がまだ死んでない時なんだよ」と報告すると「え!そうなの!?」と驚いていました。私同様、映画を観ずに同じ勘違いをしている人が世界に1万人はいると思います。しかしまあ、当時のデミ・ムーアの可愛さたるや!完全に感化された私は、次のバレエのコンクールが終わったら、ゴースト時代のデミ・ムーア風ショート・カットにしようと思っています。そして陶芸を始めます。うん、一人になって夢は広がるばかり。ああ、もうここまできたら彼のSNSを見ても心が揺れたりしないはず!うん、絶対に大丈夫!陶芸始めるし!とか言いつつ実際のところ、ただ単に見たいだけ。だってジメジメ系ですから!(開き直る)新しく更新していた写真は、鏡の前に佇む彼の姿。どうやら新しい洋服を買ったらしい。ハッシュタグには『♯たった一つの世界観♯自分らしさ♯かぶらない』とありました。すごいな、読んでるこっちが赤面するわ。そしてお洒落に疎い私は聞いたこともないブランドだったのでネットで調べたみたところ、彼が購入したコートは20万円以上するシロモノで、EXILEのみなさんも愛用しているものでした。全然かぶってるじゃん!冷静に考えれば考えるほど、彼のどこが良かったのかわからなくなります。♯でもそれが♯恋ってやつ♯なのですねWritten by 西山繭子
2018年04月08日本日の東京の最高気温は18度のぽかぽか陽気。近所の梅も綺麗に咲いていて、春はもうすぐそこといった感じですが、西山繭子の恋模様は真冬どころか氷河期の真っ只中であります。なぜなら、この連載でも何度か登場した(第七十回目参照)町工場の優柔不断な社長みたいな人にとうとう愛想をつかされてしまったからです。彼と知り合ったのは半年ほど前でしょうか。私は好きになったら猪突猛進、一心不乱の狂喜乱舞なので「付き合おうよ!付き合おうよ!」とぐいぐいおしていたのですが、ここでも書いたように彼は「不安要素が多すぎるから、もう少し様子を見たい」と言って拒んでいました。考えたら、この時点でありえないですよね。私のことを本当に好きだったら『彼女』として独占したいと思うわけで。でも私は一度好きになったら、その人がどんなに性格が悪かろうと、浮気しようと、貧乏だろうと、嫌いになることができないので、しばらく辛い日々が続いておりました。まず彼は、私からの電話には絶対に出ませんでした。彼からの連絡を待つしかないので、会えるのは彼がふと気が向いた時。一度「ちゃんと予定を決めて会おうよ」と言うと「俺、予定とか決めるの好きじゃない人間なんだよね」とさらり。どんな人間よ、それ。私の誕生日には「その日は地元から友だちが来るから、前日にでも軽くメシ行こうよ」と言っていました。さすがに私の40歳の誕生日を「軽く」祝われたらたまらんなと思ったので、お断りしました。さすがにまずいと思ったのか「今度、お祝いしなきゃね」と言うので、私が「じゃあ、行ったことがないから、××に行ってみたい」と激安居酒屋の名前を挙げると「そんなところでいいの?」と彼は笑いました。でも結局、そんなところさえ連れて行ってくれませんでした。彼は38歳ですが、定職についていません。それなのに家の一部屋はクローゼット代わりにしていて、ブランド物の服や靴がずらり。100万円以上するエルメスのバッグを見た時には、何だか背筋が凍りつきました。人に買ってもらっていても、自分で買っていても、どちらにしてもドン引きだなと。ここまで読んで「彼のどこが良かったの?」と思う読者の方がほとんどでありましょう。私だって、そう思いますよ!しかもこんな男にフラれてるし!フラれた理由は「西山さんは性格が悪すぎる」だそうです。確かに、それは否定できない。彼といるとイライラすることが多くて、悪態をつきまくっていました。彼に対して優しくできなかったってことは、私も彼のことを本当に好きじゃなかったのかなとも思います。久しぶりの恋っぽい雰囲気にしがみついていただけなのかもしれませんね。Written by 西山繭子
2018年03月22日女優の松岡茉優が14日、都内で行われたアフラック「生きるためのがん保険 Days1」新商品発表会に、嵐の櫻井翔、俳優の西島秀俊、お笑い芸人の渡辺直美と共に出席し、バレンタインのエピソードを語った。この日がホワイトデーということで、司会進行役のフリーアナウンサー・徳光和夫が女性陣にホワイトデーのエピソードを質問。松岡は「ホワイトデーは返ってきてないんですけど」と前置きしてから、「バレンタインデーって恋心ももちろん素敵だなと思うんですけど、日頃伝えられない感謝を伝える日でもあるかなと思っていまして、今年は妹と一緒に父と母に手作りのチョコを焼きました! カップケーキとクッキーを」と家族のほんわかエピソードを披露した。すると徳光が「あっそうなんだ。差し障りのない…」とツッコみ、松岡は「すいません! いま大事な時期で、若手女優なんで!」とすぐに反応。2人のやりとりに笑いが起こった。また、徳光は「お返ししていいのかどうかわからない人からもらったんですけどね。マツコ・デラックスとミッツ・マングローブ」と自身のエピソードも話して笑いを誘った。渡辺は「なんの思い出もないなー。あげるタイプの人間じゃなかったので」と言い、「唯一、小学校のときの思い出で、同級生の男の子にチョコレートをあげて、ホワイトデーにお返しをくれたんです。開けたらふりかけが入っていて、斬新なお返しと思って。ふりかけ食べようかなと思ったら、また男の子がきて『ごめん間違えた』って言ってアメをくれたんです」と唯一のエピソードを明かした。
2018年03月14日モデルの瑛茉ジャスミンがDJデビューし、DJ/プロデューサー・MATZと共にCDをリリースすることがこのほど、明らかになった。3月31日に横浜アリーナで開催される日本最大級のファッションイベント「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション2018 SPRING/SUMMER」(TGC)の公式のコンピレーション・アルバムの発売が決定した。過去には、2週連続でiTunes総合チャート1位を獲得している大ヒットシリーズの新作は、世界最高峰のEDMフェスに10代で出演し、勢いのある20歳のDJ/プロデューサー・MATZ(マッツ)と、ファッショニスタに支持を得る『ViVi』専属モデルの瑛茉ジャスミンによるDJ MIX。大ヒット曲と定番ヒット曲を集めた内容になっている。MATZ vs Emma Jasmineによる『This Is IT Supported by TGC』は、3月28日にCD・デジタル同時発売。
2018年02月24日滋賀県東近江市の湖東記念病院で’03年5月、72歳の男性患者Tさんが死亡。看護助手をしていた西山美香さん(38)が取調べ中に自白し逮捕された。美香さんは拘置所に入ってから一転、犯行を否認。獄中からの手紙で両親に訴え続けた。無罪を勝ち取るため、裁判・再審請求で負け続けてもあきらめなかった。 獄中の美香さんと両親との手紙のやりとりは350通余り。美香さんが両親に宛てた手紙には、両親への気遣いと、冤罪で自由を奪われた苦しい胸のうちが綴られている。 《私は殺ろしていません。これだけは胸を張って言えることです》 《お父さんやお母さんが外で一生けんめい無罪をうったえてくれているので私もここで一生けんめいがんばります》 《私は自分が無罪でなにもやっていないことをまげようとは思っていません》(以下《》内は美香さんの手紙) ’17年8月24日、午前10時。和歌山刑務所。懲役12年、勾留されてからの1年を含め13年ぶりに美香さんは出所した。しかし、出所してもなお、西山親子の闘いは続く。昨年12月、裁判のやり直しを求める再審請求が大阪高裁で認められたが、検察が、これを不服として特別抗告。再審の行方は不透明だからだ。 ’03年5月22日未明。美香さんが当時、看護助手として勤めていた湖東記念病院に入院中の男性患者Tさん(当時72)が、心肺停止の状態で発見された。Tさんは植物状態で人工呼吸器を着けていたが、発見した看護師のAさんは、「人工呼吸器のチューブが外れていた」と報告。 警察は、この日当直だった看護師のAさんや、看護助手の美香さんが、「チューブが外れれば鳴るはずのアラームに気づかなかった」“業務上過失致死”の疑いで、事情聴取を進めていった。 取調べの途中で、看護師Aさんは、「チューブは外れていたかどうかわからない」と供述を変えた。 しかし、取調べを担当していたY刑事は、「(チューブは外れていて)アラームは鳴っていたはずだ」と、看護師や美香さんらに、強引な取調べを重ねた。のちに獄中から弁護士に宛てた美香さんの手紙にはこう綴られている。 《なっていいひん(いない)もん(を)なったとは言えんと抵抗しましたが(Y刑事が)机をバンとしたりイスをけるマネをしたり……》 事件から1年後の’04年5月、美香さんは、「アラームは鳴っていた」と供述を変えてしまう。すると、Y刑事の態度がコロッと変わった。 《(鳴っていたと言ったら)急に優しくなって、Y刑事のプライベートなこととかいろいろ聞いて私のことを信用していろんな話も聞いてくれてすごくうれしかった》 刑事は美香さんが、幼いころから優秀な兄にコンプレックスを持っていたことを知ると、「西山さんは、むしろかしこいコ」などと言葉巧みに美香さんの気をひき、意に沿う供述を引き出そうとした。 供述心理学者の鑑定で人に迎合しやすい傾向があるとされた美香さんは、Y刑事に優しくされて舞い上がり、好意を寄せてしまう。 しかし、「アラームは鳴っていた」という美香さんの供述のせいで、看護師Aさんへの取調べが厳しさを増したことを知った美香さんは、「私のせいだ……」と自らを責めた。 なんとか供述を取り消してもらおうと、「実は鳴っていません」と書いた手紙を警察署に持っていったが、取り合ってもらえない。 「(アラームが鳴っていたのなら)チューブが外れていたはず」と、問うY刑事に、「私がチューブを抜きました」と“自白”をしてしまったのだ。 「病院の待遇に不満を持った美香さんが、病院を困らせてやろうと、入院患者Tさんの人工呼吸器のチューブを外した」というストーリーが出来上がった。 ’04年7月6日、美香さんは殺人罪で大津警察署に逮捕される。27日、殺人罪で起訴。’04年9月、第1回公判開始。美香さんは容疑を否認。「Y刑事に好意を持ち、気に入られようとウソの自白をした」と無罪を主張した。 しかし、’05年11月、大津地裁は懲役12年の判決。控訴するも、’06年10月大阪高裁は、棄却。残るは、最高裁への上告だけだったが、美香さんの訴えが最高裁に届くことはなかった。「捜査段階の自白は自発的で信用できる」として、’07年9月、最高裁は上告を棄却。懲役12年が確定したのだ。 このころ美香さんは、「やってないのに、なんで刑務所におらんとアカンのや!」と、ホチキスの針を飲んで自殺を図ったり、頭を刑務所の壁に打ち付けたりして自暴自棄になることもあった。 《最後まであきらめずに闘いたいけど、もう上告までいったらこの先戦えることはないと思います。(中略)私は人との接し方がわからないし、自分に自信がありません。すぐに涙がでるし……(後略)》 美香さんの無実の罪を晴らすまで、両親はあきらめるわけにはいかなかった。すぐに新たな弁護士を探し、’10年9月、裁判のやり直しを求める再審請求を行った。だが、懸命に闘う西山親子の前に、突きつけられる現実は厳しいものだった。 ’11年、3月30日、大津地裁第1次再審請求棄却。5月23日、大阪高裁即時抗告棄却。8月24日、最高裁特別抗告棄却。 《早くお父さんとお母さんと一緒にご飯が食べたいです》 《このごろすごく家が恋しく思って泣けてきます》 美香さんの両親は、第2次再審請求に向けて力になってくれる弁護士を探し始めた。しかし、自白を覆すための弁護を引き受けてくれる弁護士は、なかなか見つからない。最後に訪ねたのが、現在、弁護団長を務める元裁判官の井戸謙一氏だった。井戸弁護士は、当時をこう振り返る。 「私も最初はむずかしいと思いました。でも、記録を読み込むと、警察の捜査に都合がいいように、供述を変えさせられていた。美香さんは“無実”だという確信を持つようになりました。だからお引き受けしたんです」(井戸弁護士) 井戸弁護士という心強い味方を得て行われた第2次再審請求。新証拠として提出したのが、「死亡した患者Tさんは“自然死”だった」という専門家の意見書だった。 「平常時は、血中のカリウム濃度は3.4~5.1ミリモル/リットルあるのですが、亡くなったTさんの死後の解剖記録によると、1.5ミリモル/リットルと異常に低く、致死性不整脈による“自然死”だった可能性が出てきたのです」(井戸弁護士) そもそも、“事件”ですらなかった――。しかし、再審への扉はなかなか開かない。’15年9月、第2次再審請求は大津地裁で棄却。美香さんらは大阪高裁に即時抗告。美香さんは’17年8月24日、罪が晴れないまま満期出所。 そうして迎えた大阪高裁での審判の日。手応えは感じていた。高裁の裁判官が、「患者Tさんの死因が“自然死”だったという詳しい証拠を提出するように」と事前に求めていたからだ。 出所から5カ月たった昨年12月20日。美香さんは決定を聞くために、ひとりで大阪高裁に向かった。「アカンかったら3回目の再審請求をしたらいいんや」と、不安を打ち消すように、そう自分に言い聞かせた。 “本件について再審を開始する” 通知を受け取った美香さんは、反射的に「えっ!ほんまに?」と声を上げた。勝ち取ることが困難な再審決定。そんな“開かずの扉”が開いた瞬間だった。美香さんは、その場に泣き崩れた。 無罪が出たら、美香さんにはやりたいことがたくさんある。 「調理の仕事に就きたいんです。食べるのが好きだから、将来は自分の店も持ちたい。それに、お世話になった人たちへの恩返し。中学時代の先生や支える会の人たち。私は井戸先生に救ってもらったから、井戸先生が弁護をしている原発事故で苦しんでる子どもたちの支援もしたい」(美香さん)
2018年02月11日’17年8月24日、午前10時。和歌山刑務所前。白髪の交じった髪をひとつに結び、格子柄のスーツを着た西山美香さん(38)を、晩夏の太陽がじりじりと照らしつけていた。 懲役12年、勾留されてからの1年を含め13年ぶりの出所。美香さんは緊張した面持ちで、父・輝男さん(75)と、車いすに乗った母・令子さん(67)とともに、裏門を出た。 門の外で待たせていたタクシーに乗り込むと、足の悪い令子さんは、涙ながらに「ホンマよかったなぁ」と、娘に語りかけるのが精いっぱいだった。 「出所できたのは、ほんとうにうれしいです。でも、まだ罪は背負ったまま。無罪を勝ち取るまでがんばります」 タクシーで向かった集会で、支援者にそう謝意を述べた美香さん。しっかりした話しぶりにほっとして見守る輝男さんと令子さん。両親の額に刻まれたシワには、娘の大事な時間が“冤罪”によって奪われた悔しさが刻み込まれていた。無罪を勝ち取るまでこれから長く続く苦悩を思ってか、2人に笑顔はなかった。 滋賀県東近江市の湖東記念病院で’03年5月、72歳の男性患者が死亡。看護助手をしていた美香さんが取調べ中に自白し逮捕された。美香さんは拘置所に入ってから一転、犯行を否認。獄中からの手紙で両親に訴え続けた。 《お父さんやお母さんが外で一生けんめい無罪をうったえてくれているので私もここで一生けんめいがんばります》 《私は自分が無罪でなにもやっていないことをまげようとは思っていません》 獄中から美香さんが両親に宛てた手紙には、両親への気遣いと、冤罪で自由を奪われた苦しい胸のうちが綴られていた。西山親子は、無罪を勝ち取るため、裁判・再審請求で負け続けてもあきらめなかった。 しかし、出所してもなお、西山親子の闘いは続く。昨年12月、裁判のやり直しを求める再審請求が大阪高裁で認められたが、検察が、これを不服として特別抗告。再審の行方は不透明だからだ。 美香さんの逮捕は、家族にとって地獄の始まりだった。 「美香が逮捕されたと聞いて、もう頭が真っ白になりました。まさか、信じられない。あの子は、そんなことできる子やないんです。どうやって助けたらいいのか。そればかり考えていました」(令子さん) ’04年7月6日、美香さんは殺人罪で大津警察署に逮捕される。27日、殺人罪で起訴。’04年9月、第1回公判開始。美香さんは容疑を否認。「刑事に好意を持ち、気に入られようとウソの自白をした」と無罪を主張した。 しかし、’05年11月、大津地裁は懲役12年の判決。控訴するも、’06年10月大阪高裁は、棄却。残るは、最高裁への上告だけだった。このころ、美香さんと輝男さんは、大事な約束を交わしていた。 「美香とは早くから相談してました。何回棄却されても最後まで闘おう、と。『やった』と認めたら、早く出られることもあるらしいですけど、美香は『私は無実や、それを曲げようとは思わない』と。私も、そんなまちがったことはすすめなかったんです」(輝男さん) 裁判を闘うには、多額の弁護士費用がかかる。すでに年金生活に入っていた輝男さんにとって、そのお金を工面することは容易ではなかった。それでも「娘の無実を証明してなんとか早く出してやりたい」という一心で、何度も弁護士のところに相談に行った。 だが、こうした西山親子の訴えが最高裁に届くことはなかった。「捜査段階の自白は自発的で信用できる」として、’07年9月、最高裁は上告を棄却。懲役12年が確定したのだ。美香さんの無実の罪を晴らすまで、両親はあきらめるわけにはいかなかった。すぐに新たな弁護士を探し、’10年9月、裁判のやり直しを求める再審請求を行った。 このころ、両親の疲労はピークに達していた。力尽きたかのように令子さんが脳梗塞で倒れる。病院に運ばれた令子さんは右半身がまひし、言葉も十分に話せなくなった。輝男さんは、病気のことを美香さんに言うと心配すると思い、なかなか告げられなかったという。 「美香の面会に行っても、『お母さんは用事があるから』と」(輝男さん) しかし、いつまでも隠し通せるものではなかった。お母さんは脳梗塞だ、と伝えると美香さんは、「こんなことになったのは、私のせいや……」とうろたえ、刑務所の作業も手に付かない状態になる。 「いまでも美香は、私がこんな体になったのは自分のせいやと言うんです。誰のせいでもないのに……」(令子さん) 令子さんは、美香さんにそんな気持ちを伝えたい一心で、動くほうの左手で、美香さんに手紙を書いた。 「よく読めなかったんですけど。それを見たとき、生きててくれただけよかった。私も負けていられへん、って思ったんです」(美香さん) 娘のためにも、ここでくたばるわけにはいかん――。令子さんは、つらいリハビリに耐え、1年あまりで言葉を取り戻し、まひが残る右手で文字も書けるようになった。だが、懸命に闘う西山親子の前に、突きつけられる現実は厳しいものだった。 ’11年、3月30日、大津地裁第1次再審請求棄却。5月23日、大阪高裁即時抗告棄却。8月24日、最高裁特別抗告棄却。 輝男さんは、「最後まで闘おう」と誓った美香さんとの約束を果たすため、第2次再審請求に向けて力になってくれる弁護士を探し始めた。しかし、自白を覆すための弁護を引き受けてくれる弁護士は、なかなか見つからない。最後に訪ねたのが、現在、弁護団長を務める元裁判官の井戸謙一氏だった。井戸弁護士は、当時をこう振り返る。 「私も最初はむずかしいと思いました。でも、記録を読み込むと、警察の捜査に都合がいいように、供述を変えさせられていた。美香さんは“無実”だという確信を持つようになりました。だからお引き受けしたんです」(井戸弁護士) 井戸弁護士という心強い味方を得て行われた第2次再審請求。しかし、再審への扉はなかなか開かない。’15年9月、第2次再審請求は大津地裁で棄却。美香さんらは大阪高裁に即時抗告。美香さんは’17年8月24日、罪が晴れないまま満期出所した。 そうして迎えた昨年12月20日、大阪高裁での審判の日。“本件について再審を開始する”という通知を受け取った美香さんは、その場に泣き崩れた。勝ち取ることが困難な再審決定。そんな“開かずの扉”が開いた瞬間だった。再審決定の通知を聞いた両親の心境はどうだったのか。 「ビックリしました。うれしかったですけどダメやったらまた、お父さんがどれほど怒るかわからへんと思ったら、そっちの方が心配でした」(令子さん) 両親の願いはたったひとつ。一日も早く“無罪”が確定し、美香さんが幸せになってくれることだ。 「私らも、これから年をとっていくし、いつまで生きていられるかわかりません。だから、美香を支えてくれる人が見つかればいいなと思ってるんです」(令子さん) そして、輝男さんもこう語る。 「ふつうに結婚して主婦になってほしい。ただそれだけです。罪を晴らさんとむずかしいかもしれへんけど……」(輝男さん) 娘の花嫁姿を見たい。両親の希望も膨らむが、たとえ、最高裁で再審が再び認められたとしても、無罪を勝ち取るまでの道のりは気の遠くなるような長さだ。 しかし、13年間“冤罪”と闘い続けた西山親子の止まっていた時間は“無罪”という名のゴールに向けて確実に動きだしている。
2018年02月11日あけましておめでとうございます!2018年こそ恋を成就させたい西山です。(毎年言っている気がする)昨年末のコラムで恋をしていると書きましたが、その恋は一応継続中であります。と言ってもほぼ片思いのようなもので、私が「付き合おうよ!ねえねえ!付き合おうよ!」とゴリゴリ押しても、向こうは相変わらず「不安要素がまだ多くて決断できない」と町工場の優柔不断な社長みたいなことを言ってくるのです。もう、決断できない間に倒産しちゃうわよ!と私としては思うのですが、彼いわく「今までもじっくり考えてから決めてきた」らしい。うーん、あまりにも自分と違いすぎて理解できない。私の恋愛は、出会った瞬間にアリ・ナシが分かれます。もう、これは本当に一瞬で。かといって容姿に恋をするわけじゃないので、一目惚れとは少し違う。こんなことを書くと痴女かと思われそうですが、アリ・ナシの境目って、その人とセックスできるかできないか、したいと思うかどうかなんですよね。それを会った瞬間に分別するって、もう己の動物っぷりにびっくりなんですが、狼に育てられた私としてはごくごく自然なこと。性的な魅力を感じるって男女間では大切なことだと思います。しかし私の場合、問題なのはそのアリ・ナシが絶対に覆らないこと。一度ナシと思ったら、命を助けられてもナシのままだし、逆にアリだと思ったらどんなに性格が悪くてもアリのまま。その旨を町工場の優柔不断な社長(片思い中の彼のことね)に話すと「そんなんだったから今までうまくいかなかったんでしょ?」と的を得たご意見。「だからちゃんと考えてから付き合わなきゃいけないんだ」と。うーん。でもそれって、自分を査定されている感じがして何だか面白くない。彼の家でブータレながらそんなことを話していた時、つけっぱなしのテレビに美味しそうなアイスクリームが映っているのが見えました。私が「あー、雪見だいふく食べたくなっちゃったー」とブータレたまま言うと、彼が「買ってくるよ」とすっとコンビニへ。買ってきてもらった雪見だいふくをもぐもぐしながら「優しい子だねえ」と褒めると、彼は顔色を変えることなく「だって、俺が買ってくるまで食べたい!食べたい!って言い続けるでしょ?」とな。やっだー、私の性格、ちゃんとわかってんじゃん!彼が買ってきてくれた雪見だいふくを食べながら、私は幸せな気分に浸っていたのですが、今振り返ってみると、またまた不安要素を増やしてしまったなあと思うのです。Written by 西山繭子
2018年01月25日気づけば年の瀬。歳をとるごとに、どんどん一年が短くなっているので、もしかしたら365日ないんじゃないのと疑っている西山です。今年も恋をしたんだかしてないんだか、よくわからないけれど、クリスマスも大晦日も一人ってことは間違いなく成就はしていないということです。そして気づけば、三十代のカウントダウンが始まりました。1月21日で、私は40歳になります。ひえー!子どもの頃に想像していた40歳と全然違う!寒くて布団から出たくなくて、無理な態勢でテレビのリモコンに手をのばして背中を痛める40歳になるなんて思ってもいなかった!そして40歳なんて、もう女としてはとっくに終了していて、恋なんてしないものだと思っていた!とっくに終了している説は真実かもしれませんが、そんなつまらない説には目をつぶり、私は40歳になっても恋をする気マンマンであります。だってこの連載が続く限り、私には『恋をする』という使命があるのです。いや、ウソ。連載のためではなくて、自分のため。だって恋をしている方が人生は張り合いが出るから。デートに向けて可愛い洋服を買ってみたり、もっと綺麗になれるようにメイクを変えてみたり、おっぱいが大きくなるようにクラランスの美容液でケアしたり、おっぱいが大きくなるように腕立て伏せをしたり、おっぱいが大きくなるように豆乳を飲んだり。(おっぱいへの執念がハンパない)毎日の努力は大変だけど、恋をした時の綺麗になりたいという想いは必ず実を結びます。だって数日前、久しぶりに会った3歳の甥っ子に「あれ?まーたん、おっぱい大きくなった?」と言われたので。ちなみに甥っ子はそのあと私に「パンはパンでも食べられないフライパンは?」というかなり難しいなぞなぞを出してきました。その甥っ子の「いとこが欲しい」というシビアな願いを叶えるためにも、これまで以上に恋をしていく所存であります。ちなみに今はですね、はい、していますよ、恋。ただ先日、その人と付き合う付き合わないの話になった時、「不安要素が多すぎるから、もう少し様子を見させて欲しい」と告げられました。んー、相変わらず雲行きの怪しい恋ばかりしているなあ。まあ、そんなことにめげる私じゃないけどね!Grapps読者のみなさん、2018年もたくさん恋をしていきましょう!Written by 西山繭子
2017年12月30日東京・中目黒のみどり荘ギャラリーにて、北海道上川郡東川町に在住している木彫り作家、西山忠男のおそらく人生最後となる個展「OWL」が、12月16日から24日まで開催される。兵庫生まれの西山忠男は現在、満80歳。青年期は東京の浅草でアクセサリーのデザイナーとしてサラリーマン生活を送っていたが、とあることから逃げるようにして北海道の阿寒に移住し、木彫り作家としての活動をスタートさせる。以後30年もの間その土地に住まいを持ち、根を張っていたアイヌ民族との交流を深め、彼らにあらゆることを伝授してきた。阿寒を離れた後は札幌や富良野を転々とし、ギャラリーやレストラン、ホテル経営など様々なビジネスに着手し、成功を収める。現在の住まいがある東川町の北海道道1160号沿いに居を構えてからは「ふくろうの店」という、ふくろうを象った木彫り作品などを展開するお店を開き、生活を営んでいる。今回の展示はフリーランスの写真家、安永ケンタウロスが家族と共に東川町に移住したことに端を発する。ある時「誰にも見せていないんだが、感想を聞かせて欲しい」と西山忠男が彼に見せたのが、今回の個展で最もフィーチャーするゴミと化した古い鍬の鉄部分を燭台に仕立てたもの。その佇まいに安永が感銘を受け「もっと多くの方に見てもらいたい、触れてもらいたい」という想いが生まれ、今回の展示が実現した。展示されるのは、その燭台の実物数点とそれを写した安永ケンタウロスの写真50点、並びに西山忠男が木を彫り、つくり続けているふくろうたち。燭台に表れている西山忠男のラディカルな姿勢は、北海道の牧歌的な穏やかさとは真逆をいく、現代の日本の消費主義に反発しているように思える。貴重なこの機会に是非、彼の作品に触れてみては。【イベント情報】OWL Exhibition会期:12月16日~12月24日会場:みどり荘 中目黒ギャラリー住所:東京都目黒区中目黒1-4-4 1F時間:11:00〜20:00
2017年12月17日先日、この連載を読んでくださっている方にはおなじみのオスカルから久しぶりにメールがきました。オスカルを知らない方のためにさくっと説明しますと、彼は私がこの春にマンチェスターで通っていた語学学校のクラスメイトであります。25歳のハンサムなフランス人青年。メールには近況報告が書いてあったのですが、そこには「I found a job as a lawyer in the French Federation of ××」とありました。え?lawyer?14歳年下のオスカルは私から見るととっても頼りなくて、社会性も身についていなくて、正直、この子ちゃんと仕事に就けるのだろうかと心配していました。そのアンドレ…じゃなくてオスカルがlawyer!?確かに本の話をしていた時「あまり小説は読まないなあ。法律関係の本ばっかり」と言っていました。その時は、何カッコつけてんだよと流してしまいましたが、ちゃんとお勉強していたのね。ちなみに日本ではlawyer=弁護士と捉えられがちですが、イギリスでは法律に関わる仕事をしている人を総称してlawyerと呼ぶようなので、オスカルが法廷で「裁判長、シュルブプレ!」と言っているわけではありません。しかしまあ若者の失業率が高いフランスで良い仕事に就けたオスカルは優秀であります。何よりも素晴らしいのは、彼が仕事のためにパリに引っ越したこと!メールにも「パリで繭子のことを待っているよ」と書いてありました。久々の甘いメールに、おばさん胸きゅん。オスカルとはしばらく連絡をとっていませんでしたが、これを機にまたメールをするようになりました。そんなある日、いつもはメールのオスカルから突然テレビ電話の着信。何事かと思って出ると、液晶の向こうにはシャンゼリゼ通りのイルミネーションが輝いていました。「ハーイ、繭子!シャンゼリゼだよ!元気出た?」数日前に送ったメールで、私はオスカルに最近何をやってもうまくいかないと愚痴モード。そして「ニュースで見たけど、シャンゼリゼのイルミネーションが始まったんだね」と書いていました。そんな私にオスカルからのプレゼント。ああ、マンチェスターのハンバーガー屋に行っても、カレー屋に行っても、メニューが決められず一番上に書いてあるのを指さしていたオスカルが何だか大人になっちゃった。「一緒に見たいから、早くおいで!」というオスカルに頷きながらも、もう寒いのがイヤで次の外国はオーストラリアの予定だよとは言えない14歳年上のお姉さんなのでした。Written by 西山繭子
2017年12月08日