「西島さんが今回の収録現場に入るやいなや、内野さんに近づき、耳元で『本当はケンジなんだろ?』とささやいてきたそうです。内野さんはこらえきれず笑っていましたね」(ドラマ関係者)8月19日に放送されたNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』での内野聖陽(52)と西島秀俊(50)の“再共演”が話題を呼んでいる。「この日はほぼ15分、ヒロイン・百音(清原果耶)が勤める気象情報会社の上司役の西島さんが百音の父を演じる内野さんに心のうちを打ち明ける放送回でした。2人は2年前のW主演連ドラ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)では、同性カップル役を好演。内野さんが陽気な美容師・ケンジ、西島さんが倹約家で几帳面な弁護士・シロさんに扮し、深夜ドラマながら大きな話題になりました。その“名コンビ”の再共演だけにネット上では《朝から号泣》《神回だ!》といった書き込みが殺到したのです」(NHK関係者)当初は、2人の共演シーンは予定されていなかったという。「『おかえりモネ』も『何食べ』も人気脚本家・安達奈緒子さんが手がけています。とはいえ、世界観が異なるため朝ドラでの“再共演”は考えていなかったようですが、キャスト発表後、『何食べ』ファンからのラブコールが殺到したこともあり、今回の共演につながったようです」(前出・NHK関係者)内野が7月17日放送の『土曜スタジオパーク』(NHK)に出演した際、西島はビデオメッセージを寄せ、こう語っていた。「内野さんと共演していると、感動するんですよね。これはやっぱり、僕にとっては特別な人で。ほかの役者さんも皆さん、内野さんと共演していると自然と感情が揺れると思うんですけど、僕はやっぱり特別ですね。内野さんと共演していると、なんかもう涙がこぼれて仕方がないという……」内野に“魂で演技する”と最高の賛辞を送った西島だが、2人の付き合いは決して長い訳ではない。■本誌は今年5月、内野が実母をサポートする現場を目撃「’19年4月から放送が始まった『何食べ』がクランクインしたのは同年3月。キャリアの長い西島さんと内野さんですが、意外にもこれが初共演だったんです。内野さんはマネージャーから恋人役が西島さんだと聞いたとき、とてもワクワクして『やりたい!』と興奮し、共演を心待ちにしていたといいます。いざ現場で対面すると、お互い最初から“フィーリングが合う”と意気投合していましたね」(テレビ東京関係者)役者として波長が合った2人だが、私生活でも当時、同じ“家族の悩み”を抱えていたという。「西島さんの70代後半のお母さまが消化器系の病気で闘病生活に入っていたのです。都内の複数の病院に手術の相談をして、家族会議の結果、ある病院で手術を受けたのですが……」(西島家の知人)一時的に回復したものの、結局再入院。西島も多忙ななか病院に足を運び、母を支えていたという。「西島さんは『何食べ』の収録に全力投球しながら、休みの日の合間にはお母さまの介護をサポートしていたといいます。いっぽうの内野さんも、ご自宅近くで一人暮らしされているお母さまの足が不自由になったということで、定期的に介護しながら収録に臨んでいらっしゃったんです」(前出・ドラマ関係者)内野の80代実母は4〜5年ほど前から自宅から車で数分のマンションで独居生活を送っている。本誌は今年5月、車で母を自宅に連れてきた内野を目撃している。親子水入らずで夕食を共にした後、内野は母を近所のマンションへと送っていった。「彼の実家は寺院で、当然、後を継いでくれると思っていたお母さんは、一人息子である内野さんが役者の道を選んだことに複雑な思いもあったようです。『おかえりモネ』でも寺を継ぐことに否定的な百音の友人へ、百音の父親役の内野さんが『俺はお前の味方だ』と力強く応援する、私生活とリンクするようなシーンがありました」(前出・ドラマ関係者)杖をついている母の車の乗り降りを手伝ったり、腕を貸して共に歩いたりする姿からは、内野の年老いた母への深い愛情と“贖罪の思い”が伝わってきたーー。■西島&内野の輪に、山本耕史も加わって「西島さんと内野さんは『何食べ』の収録の合間に肉親の介護を行っていたことを知って、お互いの悩みを共有したといいます」(前出・ドラマ関係者)西島も“母への愛情”は、内野に勝るとも劣らない。1浪して横浜国立大学に入学したものの、自ら結成したバンドに没頭し、中退。その際、嘆きつつも最後は背中を押してくれたのが、ほかならぬ実母だったという。「西島さんは、お母さまが無謀ともいえる芸能界への挑戦を許し、励ましてくれたことを一時も忘れず、感謝していたといいます」(前出・西島家の知人)その最愛の母が、病いに倒れ入院。ドラマ収録の合間を縫って、介護に駆け付けていた西島だが、『何食べ』のクランクアップ後、’19年11月に亡くなったという。「悲嘆にくれる西島さんを、内野さんは優しく励ましたといいます。内野さんのお母さまはいまも存命ですが、いまや2人はプライベートなことまで腹を割って話せる公私にわたっての盟友なんです」(前出・ドラマ関係者)2人の原点ともいえる『きのう何食べた?』。その劇場版が今年11月に公開される。「京都が舞台で南禅寺など名所をラブラブで巡る2人の旅の模様が見られます。撮影現場では、西島さんも内野さんも抱きつかんばかりに喜び合っていましたね。共演の山本耕史さんも『ついにお2人と仲よくなれた!』とうれしそうに話していました。『何食べ』の輪はさらに広がりそうです」(前出・テレビ東京関係者)実母の介護で共闘し、苦楽を共にした2人は、これからも“特別な関係”であり続けることだろう。
2021年08月26日現在、主演映画『ドライブ・マイ・カー』が公開中、この秋からは主演ドラマ「真犯人フラグ」の放送も控える西島秀俊が、松本潤主演映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』に参加していることが明らかに。ほかにも、蒔田彩珠、道枝駿佑(なにわ男子)ら7名の出演が発表された。個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながらも、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント「99.9-刑事専門弁護士-」。今作は、松本さん演じる超型破りな弁護士・深山大翔、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田篤弘のコンビに加え、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果が参加、0.1%の事実を求めて奮闘する。そこで西島秀俊が演じるのは、深山たちが挑む事件に深く関わる謎の弁護士・南雲恭平。一見善良そうな南雲だが、敵か味方か、詳細はベールに包まれたままだ。今回撮影に参加してみて、西島さんは「斑目法律事務所の皆さんが自由なアドリブでどんどんシーンを作り上げていく様子に驚きました」とふり返り、「見応えのあるストーリ―展開に加え、見終わった後に心が温まる要素もたくさん詰まった映画になっています」と本作をアピールした。なお、松本さんとは今回が映画初共演となる。また、南雲の娘で天才ピアニスト・南雲エリを、『朝が来る』や『DIVOC-12』、連続テレビ小説「おかえりモネ」ではヒロインの妹役を演じている蒔田彩珠。事件が起きた村で深山たちが出会う青年・重盛守を、「なにわ男子」としてのCDデビューを控える道枝駿佑が演じる。ほかにも、守の父・重盛寿一役に高橋克実、同じく村の住人・太田保役にベンガル、山本貴信役に渋川清彦、穂乃果(杉咲さん)の祖父であり大手自動車会社会長・若月昭三役に石橋蓮司と、豪華実力派キャストが集結した。キャストコメント■西島秀俊ドラマの出演者の方々から「99.9」の撮影現場の素晴らしさを聞いていたので、今回参加することがとても楽しみでした。実際の撮影では、斑目法律事務所の皆さんが自由なアドリブでどんどんシーンを作り上げていく様子に驚きました。これは「99.9」ならではの魅力ですし、何よりキャストとスタッフの皆さんが全力でより良い作品を作ろうとしていることが伝わってくる現場でした。見応えのあるストーリ―展開に加え、見終わった後に心が温まる要素もたくさん詰まった映画になっています。あらゆる年代の皆さんが楽しめる映画になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。■道枝駿佑今回「99.9」という作品に携わらせていただくことが出来てすごく嬉しいです!ドラマを1から見直しまして、斑目法律事務所の方々のお芝居を見ていると、この作品に自分が出るのかと思いとても刺激を受けました!実際の撮影では、松本くんはお芝居にストイックで勉強になるところがたくさんあり、僕も、そんな松本くんのお芝居を見て、自分のお芝居はあれで良かったのかなと自問自答し、もっと勉強して成長したいと思いました。大きいスクリーンで斑目法律事務所の方々のテンポの良いお芝居を楽しんでいただきつつ、僕がどう事件に関わっていくのか推理しながら見て頂けると嬉しいです!■蒔田彩珠「99.9」は、松本さんや香川さんら斑目法律事務所の方達のユニークなやりとりがとても面白くて、重くなりそうな題材も、そのポップさで楽しませてくれる印象を一視聴者としては思っていました。そんな作品に今回参加することが出来て本当に嬉しいです!実際の撮影でも共演者の皆さんが本当に面白くて、セリフも撮影中に生まれていき、その場で作品を作りあげていくことが私自身初めての経験だったので、とても新鮮でした。そんな皆さんに必死に付いていこうと頑張ったので、ぜひ完成した映画を楽しみにしていただけると嬉しいです。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は冬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年冬、公開予定©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年08月24日『偶然と想像』(今冬公開予定)がベルリン国際映画祭審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞し、いま世界が、最も注目を寄せている濱口竜介監督が村上春樹の短編集『女のいない男たち』収録の同名短編小説を映画化。7月のカンヌ国際映画祭で、邦画初となる脚本賞をはじめ4冠に輝いた『ドライブ・マイ・カー』で主人公を演じる西島秀俊さんは、濱口作品に魅入られた一人だ。この撮影中は、とにかくテキストまみれでした(笑)。「出演している俳優さんが他の作品では見たことのない演技をしているので、演じる側の感情を大事にする演出方法をかなり研究されている方だなと。そして、脚本の力、映像の力が作品を重ねるごとに強くなっているように感じます。『寝ても覚めても』に関しては監督としての総合力が素晴らしく、いま世界で起きていることがちゃんと映り込んでいる。凄まじい才能が日本に現れたなと」村上春樹の小説と濱口監督の映像は、どんな共鳴を見せたのだろう。「どんなに完璧な夫婦でも、人間としてわかり合えている二人でも、どうしてもわからない部分はある。そういう原作の核にあるものが、濱口さんの視点と重なっているなと。濱口作品は、登場人物にも観客にも“この人はこういう人”として見えている姿が何かの瞬間に一気に変貌する。人は底知れないものだというリアリティが根底にあるから、観る者をドキドキさせるんでしょうね」役者自身の中で起きる嘘のない感情がカメラに記録される濱口作品においては、感情を乗せずに脚本を読み上げる稽古、“本読み”が鍵となる。「このキャラクターだったらどう答えるかという質問を自分たちで考えたり、脚本にはないシーンを仮定してやったりもしましたが、この撮影中は、とにかくテキストまみれでした(笑)。空き時間は全部本読みで、録音をホテルに帰って聴く。感情を込めないという意味で、句読点のひとつまで間を厳密に潰していく。そのプロセスのなかで、共演者の方々の声を聴いているとだんだん気持ちよくなってきて、彼らのことが好きになるというか。だから、本読みが楽しくて。その時間をみんなが待っているくらい、豊かな作業でした」その作業を何度も繰り返した後に自由に演じると、そこに説明のできない何かが確実に生まれる。「あのプロセスはいまだによくわからないんですけど、本番で初めて相手の感情が目の前に表れると、初めて見る人が出てきたみたいで感動的で、びっくりする。頭に相手の台詞が完全に入っていると余計なことを考えずに済むという理屈を超えた、不思議な作用があって。ちょっと魔法みたいなものにかかるんです」人間が根底に抱える、わかり合えなさ。その先を、コロナの前後をまたぎ撮影された本作はどう描くのか。「以前と以後で人生が完全に断絶した出来事が実際に起きていましたが、絶望の先に行くために必要なのは、やっぱり言葉なんじゃないかな。だから登場人物は話し合う。濱口さんもそれができるのかを考えながら、それでも乗り越えてほしいという希望を持って撮っていたと思います」『ドライブ・マイ・カー』写舞台俳優で演出家の家福悠介は、妻がある秘密を残したまま他界してから、喪失感を抱えながら生きている。2年後、演劇祭のために向かった広島で、寡黙な専属ドライバーみさきと出会う。8月20日より全国公開。©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会にしじま・ひでとし1971年3月29日生まれ、東京都出身。’94年、『居酒屋ゆうれい』で映画初出演。声優を務めた『劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ』が10月15日、映画『劇場版 きのう何食べた?』が11月3日公開予定。※『anan』2021年8月25日号より。写真・小川久志スタイリスト・カワサキタカフミヘア&メイク・亀田 雅インタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年08月22日映画『ドライブ・マイ・カー』(8月20日公開)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、西島秀俊、岡田将生、濱口竜介監督が登場した。同作は村上春樹の同名短編小説に惚れ込んだ濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優・家福と、寡黙な専属ドライバー・みさきという孤独な2人が、愛車サーブを通して出会い、一筋の希望にたどり着くまでを描く。同作は第74回カンヌ国際映画祭で日本映画として初となる脚本賞を受賞し、この日はトロフィーも登場。興味津々の西島と岡田に、濱口監督は「意外とちっちゃいでしょう」と語りかける。賞をもらったことについて、濱口監督は「世界最高峰の映画祭で賞を獲るようなことが、まさかあると思っていなくて、とても幸運なこと。やっぱりまず村上春樹さんの物語というものがベースにあって、自分も(大江)崇允さんと一緒に今までにないような脚本を書けたという感覚があって。ただ、映画を見て脚本賞をいただけたということで、特に役者の言葉がそのまま映画になっているような作品なので、役者さん全員に送られた賞なんじゃないかと思っています」と感謝。「役者さんこそが物語ということを思いながら作っていたので、脚本賞という、物語全体に与えられる賞は本当にありがたいことだと思っています」と心境を明かした。実際にトロフィーを目にした西島は「あんまり見れてないんです。さっき見かけたら『ダメ』って言われて……」と貴重なものだけに止められた様子で、苦笑する。「日本で1個しかないんですよね。どっかに出たら……オークションに出したら(バレる)」と周囲を笑わせ、監督から「出しません」と否定されていた。また、西島は今回共演した岡田について「本当に純粋な人で。本人を前にしてあれだけど、もうなんかこんな世界にいて大丈夫なのかな? という……色々大人がいっぱいいる世界で、こんな純粋な人がいて大丈夫なんだろうかって思うぐらい」と表し、岡田は「僕、もう32歳なんですよ!」とツッコミ。西島は「心配になるよ、本当に。すごく純粋なので。もちろん経験を積んで充分大人で、タフな男性ですけど、繊細で脆い部分というのを常に感じるので、そこはもうずっと持ちながら強くなっていって、両方持っててもらえると、いちファンとしてはすごくなんか幸せかな」と語った。
2021年08月20日第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で日本映画史上初となる脚本賞ほか全4冠に輝いた濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』。北米プレミアとなる第46回トロント国際映画祭、および第69回サン・セバスチャン国際映画祭への正式出品も決定するなど、世界から大きな注目を集めている本作のメイキング画像が一挙公開、併せて濱口監督からのコメントも到着した。>>『ドライブ・マイ・カー』あらすじ&キャストはこちらから解禁された画像は、濱口竜介監督が直接キャストの面々に演出している姿が印象的なショットが多数。舞台上やオーディション会場のシーンなどで、濱口監督の話に熱心に耳を傾けている主演・西島秀俊の姿が収められたメイキング写真からは、“俳優であり演出家”という2つの側面を持つ家福という役に向き合う様子がうかがえる。濱口監督も「演出家の役として目の前で起きていることを本当に楽しんでいて、一緒に演じる側はすごく楽だっただろうという気がします。画面のなかで実際に、演出家のようにいていただいたと思います」と西島さんの現場での佇まいとその演技に絶賛を贈る。さらには韓国、台湾、フィリピンなどの国からオーディションで選ばれた海外キャストたちによる多言語劇シーンのメイキング写真も。様々な国のキャストたちと心を通わせながら本作を作り上げている舞台裏が収められた。また、家福の専属ドライバーみさき役を演じた三浦透子は、本作のために免許を取得。実際に自身で運転するシーンも多く、真っ赤なサーブ900の前で監督から演出を受ける姿も印象的。「運転も特訓していただいて、とても素晴らしく映画のなかに存在してくれていると思います」と、三浦さんについても監督は語っている。『ドライブ・マイ・カー』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年08月14日8月20日公開の映画『ドライブ・マイ・カー』のプレミア上映イベントが12日、都内で行われ、西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、岡田将生、濱口竜介監督が出席した。主演に西島秀俊を迎えた本作は、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督の最新作。先月開催された第74回カンヌ国際映画祭では脚本賞ほか全4冠を受賞するなど、公開前から大きな話題を集めている。カンヌ国際映画祭受賞後初めて開催された本作のイベントに、主演の西島らキャスト陣と濱口監督が勢揃い。西島は「濱口監督がものすごい監督だと前の作品から感じていましたが、今年は特にすごくて、これからどんどんすごいことになるんだろうなと思っています」と濱口監督の手腕を褒め称え、「この映画は深い絶望や苦しみを抱えた人間がどうやって立ち直っていくのかという映画です。それが身近な人じゃなくて遠くに見える人とコミュニケーションを取っていくことで乗り越えていきます。もしかしたら今の時代にすごく合っているというか、皆さんが求めている映画だと思います。是非劇場に足を運んで観ていただけると、何かを感じていただけると思います」とアピールした。シーンとしては長回しで撮影した岡田との車内のシーンが印象に残ったという西島。「本当に今すごいことが起こっていると感じましたね。今までの映画の中で岡田くんのあの演技はベストの一つだと思いますし、凄まじい演技を目の前で見られました。この映画の中でも岡田くんの演技は突出してすごい演技だと個人的に思いますし、見る度にすごいものを見ているんだと感じました」と絶賛し、岡田は「心が豊かになればなるほど怖くなっていく自分がいて、それを全て見つめてくれた西島さんがいて成立しました。今まで撮影した作品の中でも忘れられないもので、死ぬまでずっと頭の中に残っているシーンだと思っています」と振り返った。イベントの翌々日(8月15日)は岡田の32歳となる誕生日。イベントの最後にフラワーケーキを贈呈された岡田に西島は「お誕生日おめでとうございます。(車内でのシーンは)キャリアの中でもベストの演技の一つだと思います。でも岡田くんはもっとこれからすごい俳優さんになっていくと思うので、これを超える演技を僕はスクリーンやテレビで観ていきたいと思います。イチファンとして応援してますよ」とエール。西島の温かい言葉に岡田は照れながらも「本当にありがとうございます。あのシーンは自分でもびっくりしました。そのシーンを超えるお芝居を死ぬまでに西島さんに見せようと思います」と西島に約束していた。映画『ドライブ・マイ・カー』は、8月20日より全国公開。
2021年08月13日西島秀俊主演のドラマ「真犯人フラグ」が、10月期、そして来年1月期と、日本テレビ系日曜ドラマ枠にて“2クール連続”で放送されることが決定。宮沢りえと芳根京子が共演することも分かった。本作は、ある日、妻と子どもたちが消え、取り残された“悲劇の夫”が、たったひとつのSNS投稿をきっかけに、日本中が注目する“疑惑の夫”になってしまい、社会的に追い詰められながらも、真実を暴く壮絶な戦いに挑んでいく、秋元康が企画・原案を手掛け、「あなたの番です」の制作スタッフが仕掛ける、予測不能のノンストップ考察ミステリー。伏線と謎が張り巡らされ、毎話、怒濤の展開を繰り広げる。今回、日本テレビ連続ドラマ初主演となる西島さんが演じるのは、家族が失踪したことで、日本中の注目を浴びる“疑惑の男”になってしまう主人公・相良凌介。「ミステリーであり、家族愛や友情についてのヒューマンドラマであり、そしてコメディでもあります」と本作について語った西島さんは、「結末はあえて聞いていません。共演者全員、それぞれに必要な情報しか与えられていないようです。何が起きて、誰が怪しいのか。僕も皆さんと一緒に考察していきたいと思います」とコメント。そんな凌介の妻で、突然、子どもと共に姿を消しまう真帆を演じるのは、民放連続ドラマへの出演は「一番大切な人は誰ですか?」以来、17年ぶりとなる宮沢さん。凌介を叱咤激励しながら真実を暴いていく“相棒”となる部下・二宮瑞穂を芳根さんが演じる。「企画書の段階でこんなにわくわくすることはないなと思い、早く犯人が知りたい!とのめり込んで読んでしまいました」と物語に引き込まれたと語る宮沢さんも、「実は、結末はまだ知らないんです。この作品に関われて、視聴者の方より少し早く真相を知る特権があるので、とても楽しみにしています」と心境を語っている。一方、「あなたの番です」が好きだったという芳根さんは「そのチームで作る作品に参加させていただくことが本当に嬉しいです」と参加を喜び、「私が演じる二宮瑞穂という女性は、西島さん演じる相良課長と同じ部署で働く部下なんですが、課長は少しおっとりしていて抜けているところがある男性なので、そこをビシバシ引っ張って、一緒に真犯人を探しに行きます」と役どころを説明した。「真犯人フラグ」あらすじ相良凌介(西島秀俊)は、中堅の運送会社に勤める平凡なサラリーマンで、おっとりしていてお人好し。明るくチャーミングな妻の真帆(宮沢りえ)は、スーパーでパートをしながら家計を支えるしっかり者。仲良し夫婦の2人には、高校生の娘と小学生の息子がおり、郊外に念願のマイホームを建設中だ。ある日、妻と子どもたちが忽然と姿を消した。何の手がかりも掴めない中、失踪が明るみに出たことで、一気に世間の注目を浴びる凌介。しかし、とあるSNSの投稿で、“悲劇の夫”から一転、“疑惑の夫”に。家族を殺害した“真犯人フラグ”を立てられながらも、頼れる部下・二宮瑞穂(芳根京子)の助けを借り、真実を暴く戦いに挑んでいく。新日曜ドラマ「真犯人フラグ」は2021年10月期・2022年1月期、日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月12日俳優の西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める、劇場版『きのう何食べた?』(11月3日公開)の主題歌及び予告映像が4日、明らかになった。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックを実写化。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。この度、本作の主題歌を今年デビュー30周年を迎えたスピッツが担当することが決定。1991年にメジャーデビューして以降、数々のCMやドラマ、映画のタイアップ曲を手がけ、2019年にはNHK連続テレビ小説『なつぞら』の主題歌も担当するなど、全世代から愛される国民的ロックバンド・スピッツが、本作のために新曲「大好物」を書き下ろした。スピッツが、映画の主題歌を担当するのは『先生!、、、好きになってもいいですか?』(2017年)以来、約4年ぶり。また、スピッツは過去に西島秀俊出演作品、TVドラマ『僕とスターの99日』(2011年)の主題歌を担当し、西島はスピッツの楽曲をモチーフに描かれたSPITZ SONG MOVIE「海でのはなし。」(2006年)や、スピッツのアルバム「CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection」「CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection」(2006年)のTVCMに出演したこともあり、今回で4度目のタッグとなった。スピッツが歌う主題歌「大好物」を使用した最新予告映像も解禁。映像は「俺もう死んでもいい...」というほど満ち足りた表情で、シロさん(西島)との京都旅行を満喫するケンジ(内野)の様子から始まる。しかし幸せあふれる当たり前の日常から一変、甘いだけではない生活がチラつき始める。ケンジの「分かんないけどさ、誰かの嬉しいことってやっぱり嬉しいじゃない?」というセリフに重なるように、スピッツが歌う「大好物」が流れると、『何食べ』らしい、ほろ苦くもあたたかいシーンが展開。最後にはおいしそうな料理が並ぶ食卓を囲むシロさん&ケンジ、小日向(山本耕史)&航(磯村勇斗)のカップルの姿もあり、癒やされる映像となっている。○スピッツ 草野マサムネ コメント様々な人生の歩み方、新しい家族のあり方、色んな愛の形など、多くの事を問いかけてくれる実は真面目な物語なんですけど、まずとにかく面白いです! アハハと笑わされた後、え? ここで? という場面にふと目頭が熱くなってたりします。なので今回、曲の依頼をいただいたら盛り上がっちゃって、ツルツルっと出来上がったのがこの「大好物」です。なんだか縁を感じています。レシピをメモりたくなる美味しそうなシロさんの手料理を堪能した後、シメのデザートにスピッツの曲も楽しんでいただけたら幸いです。○西島秀俊 コメントこの映画の主題歌をスピッツさんが担当すると聞いて驚きと嬉しさで飛び上がりました。スピッツさんの楽曲はいつも作品の世界観に優しく寄り添い、観る者の想像力を大きく膨らませてくれます。本当に素晴らしい曲です。この曲を聴いて皆さんあたたかい気持ちで映画館を出られると思います。そしてこの曲を聴く度に、映画『きのう何食べた?』の様々なシーンを思い出して頂けたら幸いです。○瀬戸麻理子プロデューサー コメント当たり前に思えたことが当たり前にできない今ですが、だからこそ、この映画を観た後に「大切な人とご飯が食べたい」という気持ちを持ち帰って欲しい、そんな温かな気持ちにさせてくれる主題歌を映画のラストに聴かせたい、という想いがありました。スピッツさんの紡ぐ、心に灯がともるような歌声や歌詞やメロディが作品の世界観に交わることでその想いが叶うのではないか、と主題歌をお願いするのはスピッツさんしかあり得ないという強い想いでオファーさせて頂きました。草野さんの歌声に柔らかく包み込まれ、大切な誰かを想う、そんな時間を映画館で皆さんに共有して欲しいと願っています。(C)2021劇場版「きのう何食べた?」製作委員会 (C)よしながふみ/講談社
2021年08月04日西島秀俊、内野聖陽、山本耕史、磯村勇斗らドラマ版のキャストが続投し、新たに「SixTONES」松村北斗が加わった劇場版『きのう何食べた?』。この度、本作の主題歌が「スピッツ」の新曲「大好物」に決定し、楽曲を使用した最新映像と、最新ポスタービジュアルも到着した。1991年にメジャーデビューし、今年デビュー30周年を迎えた国民的ロックバンド「スピッツ」。今回本作の主題歌となる「大好物」は、本作のために書き下ろされた新曲だ。本作で描かれる日常の風景が浮かぶような、穏やかなメロディーと、登場人物の繊細な心情を表すような歌詞で、観終わった後の気持ちに心地よく寄り添ってくれること間違いなしの楽曲となっている。近年では、連続テレビ小説「なつぞら」の主題歌担当が記憶に新しいが、映画主題歌担当は『先生!、、、好きになってもいいですか?』以来、約4年ぶり。過去に西島さん出演作品「僕とスターの99日」の主題歌を担当し、「スピッツ」の楽曲をモチーフに描いたSPITZ SONG MOVIE「海でのはなし。」や、アルバム「CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection」「CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection」のTVCMに西島さんが出演したこともあり、今回で4度目のタッグとなった。「スピッツ」草野マサムネは本作について「とにかく面白いです!アハハと笑わされた後、え?ここで?という場面にふと目頭が熱くなってたりします」と語り、「なので今回、曲の依頼をいただいたら盛り上がっちゃって、ツルツルっと出来上がったのがこの『大好物』です。なんだか縁を感じています。レシピをメモりたくなる美味しそうなシロさんの手料理を堪能した後、シメのデザートにスピッツの曲も楽しんでいただけたら幸いです」とコメント。「この映画の主題歌をスピッツさんが担当すると聞いて驚きと嬉しさで飛び上がりました」と喜んだ西島さんは、「本当に素晴らしい曲です。この曲を聴いて皆さんあたたかい気持ちで映画館を出られると思います。そしてこの曲を聴く度に、映画『きのう何食べた?』の様々なシーンを思い出して頂けたら幸いです」と呼びかけている。また、主題歌「大好物」を使用した映像では、シロさんとケンジの京都旅行のシーンからスタートし、幸せあふれる日常が映し出されるも、ケンジと青年(松村さん)が仲良さそうに歩いているのを目撃してしまうシロさん。ほろ苦くもあたたかいシーンが展開され、最後には美味しそうな料理が並ぶ食卓を、シロさん&ケンジ、小日向(山本さん)&航(磯村さん)のカップルが囲む姿も登場している。劇場版『きのう何食べた?』は11月3日(水・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「きのう何食べた?」 2021年11月3日より全国東宝系にて公開©2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会
2021年08月04日スピッツの新曲「大好物」が、西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める劇場版『きのう何食べた?』の主題歌に決定した。スピッツが映画主題歌を担当するのは2017年公開の『先生!、、、好きになってもいいですか?』以来約4年ぶり。主題歌アーティストを決めるにあたり「当たり前に思えたことが当たり前にできない今だからこそ、この映画を観た後に『大切な人とご飯が食べたい』という気持ちを持ち帰って欲しい、そんな温かな気持ちにさせてくれる主題歌を映画のラストに聴かせたい」という兼ねてからの制作陣の熱い想いを受け、今回のタッグが実現した。同映画のために書き下ろされた「大好物」は、『きのう何食べた?』で描かれている日常の風景が浮かぶような穏やかなメロディーと登場人物の繊細な心情を表すような歌詞で、映画を観終わった後の気持ちに心地よく寄り添ってくれるような楽曲となっている。合わせてYouTubeでは同曲を使用した最新予告映像も公開されている。なおスピッツと西島秀俊は今回で4回目のタッグとなり、過去には西島秀俊出演のドラマ『僕とスターの99日』の主題歌をスピッツが担当し、西島秀俊はスピッツの楽曲をモチーフに描かれた映画『海でのはなし。』や、スピッツのアルバム『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection』『CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection』のTVCMに出演している。劇場版『きのう何食べた?』は、2019年4月クールにテレビ東京系列にて放送されたドラマを映画化したもので、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称:シロさん)役の西島秀俊、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称:ケンジ)役の内野聖陽をはじめとし、小日向大策役の山本耕史、小日向の恋人・ジルベールこと井上航役の磯村勇斗など、個性豊かな人気キャラクターたちが全員総出演する。さらに劇場版からの新キャストとして、SixTONESの松村北斗がケンジと同じ美容室に勤めるイケメン美容師・田渕剛役として出演することが発表されている。■草野マサムネ コメント様々な人生の歩み方、新しい家族のあり方、色んな愛の形など、多くの事を問いかけてくれる実は真面目な物語なんですけど、まずとにかく面白いです!アハハと笑わされた後、え?ここで?という場面にふと目頭が熱くなってたりします。なので今回、曲の依頼をいただいたら盛り上がっちゃって、ツルツルっと出来上がったのがこの「大好物」です。なんだか縁を感じています。レシピをメモりたくなる美味しそうなシロさんの手料理を堪能した後、シメのデザートにスピッツの曲も楽しんでいただけたら幸いです。■西島秀俊 コメントこの映画の主題歌をスピッツさんが担当すると聞いて驚きと嬉しさで飛び上がりました。スピッツさんの楽曲はいつも作品の世界観に優しく寄り添い、観る者の想像力を大きく膨らませてくれます。本当に素晴らしい曲です。この曲を聴いて皆さんあたたかい気持ちで映画館を出られると思います。そしてこの曲を聴く度に、映画「きのう何食べた?」の様々なシーンを思い出して頂けたら幸いです。■瀬戸麻理子プロデューサー コメント当たり前に思えたことが当たり前にできない今ですが、だからこそ、この映画を観た後に「大切な人と ご飯が食べたい」という気持ちを持ち帰って欲しい、そんな温かな気持ちにさせてくれる主題歌を映画のラストに聴かせたい、という想いがありました。スピッツさんの紡ぐ、心に灯がともるような歌声や歌詞やメロディが作品の世界観に交わることでその想いが叶うのではないか、と主題歌をお願いするのはスピッツさんしかあり得ないという強い想いでオファーさせて頂きました。草野さんの歌声に柔らかく包み込まれ、大切な誰かを想う、そんな時間を映画館で皆さんに共有して 欲しいと願っています。劇場版『きのう何食べた?』予告映像<作品情報>劇場版『きのう何食べた?』11月3日(水・祝)公開劇場版『きのう何食べた?』ポスター画像(C)2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会 (C)よしながふみ/講談社出演:西島秀俊 / 内野聖陽 / 山本耕史 / 磯村勇斗 / マキタスポーツ / 松村北斗(SixTONES) / 田中美佐子(友情出演) / 田山涼成 / 梶芽衣子原作:よしながふみ『きのう何食べた?』(講談社「モーニング」連載中)監督:中江和仁映画公式サイト:公式Twitter:公式Instagram:関連リンクSPITZ OFFICIAL WEB SITE: mobile(スマートフォン専用):
2021年08月04日西島秀俊主演「シェフは名探偵」の最終回となる第9話が8月2日放送。濱田岳演じる高築、神尾佑演じる志村、石井杏奈演じる金子らが演じる“再現コント”に数多くの反応が集まるとともに、三舟と父・英雄の再会ラストにも感動の声が寄せられている。近藤史恵による人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」、「マカロンはマカロン」をドラマ化した本作。三舟を西島さんが演じたほか、1年ぶりに「パ・マル」を訪れたにも関わらず前回と同じメニューを注文した、その記憶力をかわれ、三舟からギャルソンにスカウトされた高築智行に濱田岳。高級ホテルのメインダイニングで働いていた頃に三舟にピンチを救われ、彼を慕い「パ・マル」のスーシェフになった志村洋二には神尾佑。ワイン好きが高じ「パ・マル」のソムリエになった俳句好きの金子ゆきに石井杏奈。「パ・マル」をはじめ何軒もの飲食店を手広く展開する若き青年実業家だが、一見すると実業家には見えない風貌の小倉大輔に佐藤寛太といったキャストが出演してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。探し続けてきた父が生きていたことが判明したものの、再会は叶わなかった三舟に新たな悲劇が起きる。父の英雄が手作りし、三舟が子どもの頃から愛用してきた思い出のスツールが壊れ、それを高築が捨ててしまったのだ。スツールが捨てられたことを知った三舟は激しく焦り、集積所に向かって走り出す。その様子を見た高築はスツール探しに奔走する。一方、英雄の代理で三舟に会いにきた安倍実花(奥貫薫)から予約の連絡が。フランス料理が食べられない安倍は「フランス料理と和解」するために来店したと話す…というのが最終回のストーリー。志村や金子も手伝って探したスツールだが、修理されてアンティークショップで売られており無事発見される。スツール発見の報告をするため深夜の店に現れた志村は、一緒にいた高築と金子にスツール回収の模様を“再現”するよう指示。「パ・マル」の店内で“コント”が繰り広げられる。このシーンに「スツールを見付けるまでの再現コント、たまらない」「この素敵な三文芝居!」「志村さんが無限に可愛い」「三舟シェフ若干引いてるじゃんwwww」「三船シェフの迷惑そうななんとも言えない顔www」などの反応が。そして後半では三舟と英雄が再会。若かりし頃の三舟の料理を食べた英雄が口にした「パ・マル(悪くない)」という言葉だが、実はフランスでは「悪くない」どころか「とてもいい」という意味だった。そして再び三舟の料理を口にした英雄は「パ・マル」と口にし「素晴らしい。私なんかとっくに超えてるよ」と三舟の腕を賞賛する。「悪くないって褒め言葉だったのねお父さん不器用なりの愛情表現だったのか」「やっと素直に話せるように。不器用で時間がかかったね…」「シェフの父が息子の料理を評したパ・マル(悪くない)が実は素晴らしいを意味していたというラストも暖か」など、三舟と英雄が再会するラストにも感動のコメントが寄せられている。(笠緒)
2021年08月03日西島秀俊主演「シェフは名探偵」第8話が7月26日オンエア。神尾佑演じる志村のギャグとノリツッコミに視聴者が盛り上がるなか、西島さんと山本耕史の共演にも「きのう何食べた?を思い出す」など多くの反応が集まっている。西島さん演じる「ビストロ・パ・マル」のシェフ、三舟忍が、名探偵のように訪れた客の悩みや抱えている問題を見抜いて解決していく…というストーリーが展開する本作。三舟から優れた記憶力をかわれ「ビストロ・パ・マル」のギャルソンになった高築智行に濱田岳。高級ホテルのメインダイニングから「パ・マル」のスーシェフになった志村洋二に神尾さん。「パ・マル」のソムリエ、金子ゆきに石井杏奈。三舟の父を探している探偵の上原美里に橋本マナミ。「パ・マル」のオーナーで何軒も店を経営する青年実業家の小倉大輔に佐藤寛太といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美里が三舟の父・英雄を見つけ出す。そして迎えた再会の日、英雄は現れず、代わりに代理として安倍実花(奥貫薫)が「パ・マル」にやってくる。実花は英雄が秩父で無農薬農業をしていると言い、「会うつもりはない」という英雄からの伝言を伝える。それを聞いた三舟も「父にはわかったと伝えてください」と答える。大輔がパン屋を開店することになり、三舟がメニュー考案を手伝うことになる。「パ・マル」にパンのサンプルを持ってきた店長の斎木(近藤笑菜)と副店長の中江(さとうほなみ)は店に出す商品のラインナップで対立。メロンパンやパン・オ・レを出すことを拒む中江だが、実は出店予定の場所の裏には昔ながらのパン屋があって、中江はそこの娘だった。一方、「パ・マル」には大野和真(山本耕史)が来店。イタリア帰りの大野は中江が試作したプラリーヌ入りブリオッシュに目を留めるのだが、大野はイタリアで出会ったパン屋をやっている女性に恋をしたのだが、彼女は突然パン屋を閉店。別れ際にブリオッシュを渡し、そのまま行方知れずになったのだという…というのが今回のおはなし。以前にも同じ苗字ということで志村けんのギャグを披露していた志村だが、今回も「ちょっとだけよ」など志村さんのギャグが登場。さらに高築がプラリーヌをフラフープと聞き間違えると、「大きな輪っか…くねくね…くねくね…」と“ノリツッコミ”。視聴者からは「ボケやノリツッコミ多いドラマながら今回一段とネタの宝庫だった」「ノリツッコミしてくれる志村さんやさしい」「スーシェフのノリツッコミ。ありがとうw」などの声が。またゲスト出演した山本さんが演じた大野にも「ちょいとクセ強めで良いわ~笑」「山本耕史さんのクセの強さよ」といった反応が上がるとともに、「西島秀俊と山本耕史の並びを見てると「きのう何食べた?」かと思った」「西島さん、山本さんっつったらきのう何食べた?を思い出すな…」など西島さんと山本さんが共演した「きのう何食べた?」を思い出した視聴者からの声も多数寄せられている。(笠緒)
2021年07月27日電子版を含み累計発行部数765万部を突破したよしながふみによる人気漫画を、西島秀俊・内野聖陽のダブル主演でドラマ化した『きのう何食べた?』(テレビ東京系)がファン待望の映画化。11月3日(水・祝)に公開される。この度、本作でシロさんとケンジが出かける「京都旅行」スチールが公開された。2019年4月クールにテレビ東京系列にて放送されるや、Twitterの世界トレンド1位となり、さらに見逃し配信の再生数が全12話100万回再生を超えて、歴代最高記録を次々と更新。深夜ドラマ枠としては異例の大ヒットとなり、最終回放送終了後には“何食べロス”となる人々が続出するほど人気を集めた『きのう何食べた?』の劇場版。料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)役の西島秀俊、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)役の内野聖陽をはじめとし、小日向大策役の山本耕史、小日向の恋人・ジルベールこと井上航役の磯村勇斗など、個性豊かな人気キャラクターたちが全員総出演する。さらに、監督・中江和仁(『嘘を愛する女』)と脚本・安達奈緒子(『劇場版コードブルー』)のタッグも続投。「チーム何食べ」が再集結し、劇場版でも、ほろ苦くもあたたかい毎日と日々の食卓の物語を丁寧に描く。先日、劇場版からの新キャストとして、SixTONESの松村北斗がケンジと同じ美容室に勤めるイケメン美容師・田渕剛役として出演していることが発表されるとたちまち話題に。そしてこの度、ふたりきりの京都旅行を楽しむシロさんとケンジの姿が微笑ましすぎる「京都旅行」スチール4点を一挙公開。映画化発表の際に、原作者・よしながふみがコメントした、「深夜に放送された30分ドラマのささやかで幸せそうなシロさんとケンジの世界観はそのままに、ごほうびのように素晴らしい景色の中でふたりが佇む美しい映像をスクリーンで観られたら素敵だなあと思っております」という思いに、しっかりと寄り添う、南禅寺や八坂通りをはじめとした京都定番の観光名所を楽しそうに連れ立って歩く姿や、趣のある旅館で美味しそうな食事を前に微笑む姿が印象的なスチールとなっている。ふたりきりの京都旅行を満喫するシロさんとケンジの幸せそうで微笑ましい様子に、癒されること間違いなしだ。さらに、「冒頭映像ではふたりが旅行している様子を描いており、OPのために周ったロケ地も多いので、本当にふたりと一緒に旅行している気分が味わえると思います。2人がどこを歩いていたのかチェックしながら観てもらうのも楽しいと思います」と、本作の瀬戸プロデューサーからのコメントも到着。また、「何食べ」ファンの皆様や、「何食べ」が気になっている方が、もっと映画公開が楽しみになること間違いなしな、「きのう何食べた?」ドラマ振り返り企画、「#何食べフライデー」が、7月23日(金)20:00より、毎週金曜日に開催決定した。ドラマのお料理シーンやオフショット、撮影の裏話などを公式SNSで発信する。「何食べ」ファン垂涎間違いなしの企画となっているので、ぜひ公式SNS をチェックしてほしい。劇場版『きのう何食べた?』11月3日(火・祝)公開
2021年07月21日俳優の西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める、劇場版『きのう何食べた?』(11月3日公開)の場面写真が21日、公開された。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックを実写化。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。今回公開されたのは、2人きりの京都旅行を楽しむ「京都旅行」の場面写真。先日、ティザー映像が解禁された際、「え、京都旅行編なの!? 楽しみすぎる」「映画、早く観に行きたい…!」など、原作の8巻で描かれた非常に人気の高い「京都旅行編」の映画化を楽しみにする声が上がっていた。映画化発表の際に、原作者・よしなががコメントした、「深夜に放送された30分ドラマのささやかで幸せそうなシロさんとケンジの世界観はそのままに、ごほうびのように素晴らしい景色の中で2人が佇む美しい映像をスクリーンで観られたら素敵だなあと思っております」という思いに寄り添うように、南禅寺や八坂通りをはじめとした京都定番の観光名所を楽しそうに連れ立って歩く姿や、趣のある旅館で美味しそうな食事を前に微笑む姿が印象的なスチールとなっている。瀬戸麻理子プロデューサーは「冒頭映像では2人が旅行している様子を描いており、OPのために周ったロケ地も多いので、本当にふたりと一緒に旅行している気分が味わえると思います。2人がどこを歩いていたのかチェックしながら観てもらうのも楽しいと思います」とコメント。京都の美しい自然や街並みに佇み、京都旅行をしている気持ちになれるような、ワクワクと多幸感がたっぷりと詰まっている。また『きのう何食べた?』ドラマ振り返り企画「#何食べフライデー」が、23日20時より、毎週金曜日に開催される。ドラマの料理シーンやオフショット、撮影の裏話などを公式SNSで発信していく。(C)2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会
2021年07月21日西島秀俊主演「シェフは名探偵」の7話が7月19日放送。西島さん演じる三舟が語った言葉に「名言来た!」「いいことを言うな」と共感の声が続々。また三舟と志村の“友情エピソード”にも「最高に胸熱」など感動の声が送られている。累計発行部数29万超えの近藤史恵による人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」、「マカロンはマカロン」をドラマ化。出演は小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフで、訪れた客の悩みや抱えている問題を解決していく名探偵でもある三舟忍役に西島さん。三舟からギャルソンにスカウトされた高築智行に濱田岳。高級ホテルのメインダイニングから、スーシェフ(副料理長)になった志村洋二に神尾佑。俳句好きでもあるソムリエの金子ゆきには石井杏奈。三舟の父を探す探偵の上原美里には橋本マナミといったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は山下嗣麻子(宮下かな子)が持ち込みワインの相談で来店。来店の際、彼女の友人たちは一足早く来店し、嗣麻子の悪口を言っていた。彼女の友人の1人、遥香(鞘師里保)は会計時、次に嗣麻子が来店した際に抜栓料を教えてあげて欲しいと言うのだが、その直後発言を撤回する。嗣麻子はいじめられていた遥香を救った昔からの友人。遥香は半年ほど前に今の友人に嗣麻子を紹介。その友人たちはお嬢様である嗣麻子の高級ワインが目当てで食事会を開いたり、気づかれないよう食事代を多く払わせたりしていた。遥香は今の友人たちから嗣麻子を守りたかったが、友人たちに仲間外れにされるのが怖くて言いなりになっていた。結局遥香は今の友人たちと距離を置き、嗣麻子との友情を守っていく…という展開。仲直りした2人は、遥香の持ち込みワインを一緒に飲むことに。「高級ワインではないけど」という遥香に三舟は「どんなワインを飲むかではなく、誰と飲むかはとても大事」と語る…「名言来た!」「三船シェフはいいことを言うな」「テーブルワインでもおいしいよね、楽しい人となら」など共感の声が続々と投稿される。高築が忘れ物を取りに店に戻ると、三舟と志村が2人で大量の弁当作りをしている。志村の地元が水害に遭い、避難所生活をしている被災者のために何かしようという三舟の提案で、弁当を届けることにしたのだという。志村は「夜中に2人で調理をしていると思い出す」と言い、ホテルで働いていた頃大量のサラダをこぼしてしまい、志村のピンチを察した三舟がホテルに駆けつけ、2人で一から作り直したエピソードを語る。志村が三舟と志村の“友情”に「三舟シェフと志村さんの友情シーンが最高に胸熱」「今日は友人がテーマだったのかな。なんかホロってきましたね」などの声も送られている。(笠緒)
2021年07月20日主演に西島秀俊を迎え、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』より本ビジュアルが解禁された。現在開催中のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に、日本映画として唯一出品されている本作。ワールドプレミアとなった公式上映後は「悲しみと再生について描いた、深い感動の物語!(Variety)」「濱口監督は、世界的な才能の持ち主であることを証明した(Little White Lies)」など海外メディアから賞賛のレビューが寄せられた。またScreen International誌が掲載する批評家たちによる「星取表」では、4点満点中3.5点というハイスコアでトップを独走。最高賞を競うコンペティション部門での受賞も期待されるなど、新たなる傑作として大きな注目を集めている。この度解禁された本ビジュアルでは、主人公・家福(西島秀俊)と、彼の専属ドライバーを務めるみさき(三浦透子)、キーパーソンである俳優・高槻(岡田将生)の3人が、家福の愛車である真紅の“サーブ 900”を背に、それぞれ想いを秘めた表情で真っ直ぐな視線をこちらに向けている。そして、「この運命から、目を逸らさない―。」と添えられたキャッチコピーは、3人がこれから辿る想像もつかない運命や葛藤を想起させ、そこから目を逸らさずに対峙する展開を予感させる。これまで圧倒的な脚本力と豊かな映画表現で、人間の多面性や複雑な感情をあぶりだしてきた濱口監督。そんな彼は原作の精神を受け継ぎながら、どのような物語を紡ぐのか。本作の公開に、期待が高まる。『ドライブ・マイ・カー』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年07月15日カンヌ国際映画祭コンペティション部門に日本映画として唯一出品され注目を集めている、村上春樹の小説を原作とした西島秀俊主演映画『ドライブ・マイ・カー』より、90秒の予告編が公開された。演出家で俳優の家福(西島さん)と、脚本家の妻・音(霧島れいか)が、愛車のサーブでドライブするシーンから始まる今回の予告編。音が何かを打ち明けようとしている様子や、「奥様にはいつもお世話になっています」と言う俳優・高槻(岡田将生)を家福が笑顔で迎え入れる日常が映し出される中、突然、音がこの世から去ってしまう。秘密を残して。そして、寡黙なドライバーみさき(三浦透子)との出会い、演劇のオーディションでは高槻と再会し、2人との時間を経て、音から聴くことができなかった秘密や喪失と向き合うことになる。さらに、「ごまかさないでください」「嘘を言っているようには聞こえませんでした。それが真実かどうかは分からないけど」といった印象的なセリフ、舞台上での銃声やカセットテープなど印象的なショットが続き、その後展開される重厚な人間ドラマが見え隠れし、家福が辿る葛藤と波乱の運命を予期させるようだ。『ドライブ・マイ・カー』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年07月10日映画『ドライブ・マイ・カー』(8月20日公開)の壮行会イベントが4日に都内で行われ、西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、濱口竜介監督が登場した。同作は村上春樹の同名短編小説に惚れ込んだ濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優・家福と、寡黙な専属ドライバー・みさきという孤独な2人が、愛車サーブを通して出会い、一筋の希望にたどり着くまでを描く。6日より開催される第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定し、最高賞・パルムドールを競う同部門への出品は日本映画としては唯一という快挙を成し遂げた同作。濱口監督は「発表の時も嬉しかったが、今日改めて喜びを感じました。自分でも嬉しく、誇らしいです」と率直な心境を吐露する。西島は「世界が注目していて、これからもっと大きく飛躍していく監督と一緒に仕事が出きて光栄で嬉しい。一俳優として素晴らしい体験ができました。カンヌでは世界中の人に作品を観て欲しい」、三浦は「今回海外キャストの方とも初めて仕事をして、特別な体験をしました。海外の多くの方に観て頂けることも有り難い気持ちでいっぱいです」、霧島は「日本から素晴らしい作品が生まれたんだと、心が震えました」とそれぞれ喜びを語った。完成した作品を観た感想を聞かれ、西島は「架空の登場人物のなかに“真実”と思える部分が描かれているので、観ている人の心に突き刺さる。今の日本人の心も映していると思うし、それは海外の人が今観たい日本だと思う」と、魅力を表す。一方で2時59分という上映時間にも触れ「監督から、『3時間切ったよ!』と言われたが2時間59分だったんです。ただ、没頭して観られるのであっという間に感じると思う。体感的には1時間半ぐらいかな」と笑顔を見せた。トークも盛り上がる中、カンヌ国際映画祭に濱口監督、三浦透子、霧島れいかが本作を代表して参加する事が発表された。残念ながら都合が合わなかった西島より、カンヌに出発する3人に「世界中の人の反応が知りたい、意外な反応なども含めどうだったか是非聞かせてほしい」とメッセージが送られる。それを受け監督は「西島さんと一緒に参加できないことは本当に残念。本当に西島さんあっての映画なので、日本にこんな素晴らしい俳優がいるんだという事を世界に広めたい」と世界に向けて意気込んだ。イベントの後半質疑応答の時間では会場の記者より、村上春樹にどのように本作の魅力を伝えるかを問われ、西島は「個人的に高校生の時からずっとファンだったので今回の話を聞いた時、どうしても自分で演じたいと思った。毎日全身全霊込めて演じたので、観て頂けたらとても嬉しいです」と回答。村上は、本作を公開後に観る予定だそうで、濱口監督も「そのように言って頂いたことは大変有難い。感想は誰よりも気になるし、楽しみ。どこかで感想が聞けたらこんな嬉しいことはないです」と笑顔で答えた。
2021年07月04日村上春樹による短編小説を映画化した『ドライブ・マイ・カー』の第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品を祝す“壮行会”イベントが7月4日、都内で行われ、主演の西島秀俊をはじめ、三浦透子、霧島れいか、濱口竜介監督が出席した。同部門への日本映画の出品は、今年は本作が唯一となる快挙。レオス・カラックス、ウェス・アンダーソン、フランソワ・オゾンらの新作とともに、最高賞にあたるパルムドールを競う。コロナ禍で昨年は中止となったため、審査員長は昨年決まっていたスパイク・リーが担当する。6日から開幕し、三浦、霧島、濱口監督の現地入りが決定しており、“留守番”となる西島は「できれば行きたかったですね…。世界中から観客がやって来る映画祭ですし、意外な反応もあると思うので、ぜひそれを聞きたいです」と無念の表情で、エールを送った。濱口監督は「帰国後の隔離などもあり…、こればっかりは残念でさみしいですね。ぜひ一緒に行きたかった」とこちらも残念そうな様子。「すばらしいものが映っている映画だと思っているので、(コンペに)選ばれたという結果はうれしく、誇らしく思います。特に西島さんは出ずっぱりで、出演していないシーンはほぼない。西島さんあっての映画。日本にすばらしい俳優がいるんだと現地でも示したい」と意気込みを明かした。三浦は「私にとっても特別な経験でしたが、海外の人に見てもらえる機会は心からうれしい。初めてのカンヌなので、目に焼け付けたいです。レッドカーペットのドレスですが?何を着るかは決まっていますが、今は秘密です」と声を弾ませ、霧島も「見終わって心が震えた。こんなすばらしい作品が日本から生まれたんだと知ってもらえるので、ワクワクしかない」と現地入りに期待を寄せていた。原作に惚れ込み、自ら脚本も手掛けた濱口監督は、第71階カンヌ映画祭のコンペティション部門に選出された『寝ても覚めても』、ベルリン映画祭で銀熊賞受賞を果たした短編集『偶然と想像』、脚本を手がけた『スパイの妻』がヴェネチア映画祭銀獅子賞に輝くなど、国際的な舞台でその名を轟かせている注目の俊英だ。西島は「世界が注目し、これからもっと大きくなる濱口監督の作品に参加させていただき、光栄ですし、いち俳優として、すばらしい経験をさせてもらった」と振り返り、「フィクションなので架空の人物が、架空の人生を生きていますが、そこには真実が映っていて、見ている側に突き刺さる」。濱口監督といえば、過去には上映時間が5時間を超える大作も手がけており「その監督から『3時間を切りました』って言われて、聞いたら2時間59分で(笑)。でも、見るとあっという間。真実が映っていて、観客自身が没頭できるからだと思います。感覚的には1時間半です」とアピールしていた。主人公である演出家の家福(西島)は愛する妻(霧島)と満ち足りた日々を送っていたが、その妻は秘密を残して突然この世を去ってしまう。2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦)と出会った。そして行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごすなかであることに気付かされていく。濱口監督によると、原作者の村上春樹氏は「恐らく映画はご覧になっていない」といい、「試写会の日程をご案内したが『地元の映画館で拝見します』とのことで、個人的な体験として楽しみたいということだと受け取っている。もちろん、どうお感じになるか、誰よりも気にしているし、楽しみ。ご覧いただき、感想を聞く機会があれば、ありがたい」と神妙な面持ち。映画化に際し、原作からの改変も含めて伝えたといい「その上で、許諾のお返事だけをいただいた」と経緯を説明していた。取材・文・写真=内田涼『ドライブ・マイ・カー』8月20日(金)公開
2021年07月04日西島秀俊主演、濱田岳、神尾佑らも共演する「シェフは名探偵」の4話が6月28日放送。ゲスト出演した青柳翔に「西島さんとのやりとりが見れて嬉しかった」など西島さんとの共演を喜ぶ声が寄せられている。本作は累計発行部数29万超の人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」、「マカロンはマカロン」のドラマ化作品。キャストは冷静沈着、穏やかでお節介焼き。訪れた客の悩みや抱えている問題を解決していく“名探偵”シェフの三舟忍役に西島さん。三舟がシェフを務めるフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のギャルソン、高築智行に濱田岳。スーシェフ(副料理長)の志村洋二に神尾佑。ソムリエの金子ゆきに石井杏奈。三舟と親しげな関係の謎の美女、上原美里に橋本マナミ。「ビストロ・パ・マル」のオーナー、小倉大輔に「劇団EXILE」佐藤寛太といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。三舟がフランスから帰国後、働いた店の見習いだった南野が来店。近くにオーナーシェフとして店を出したという南野を三舟は祝福するが、帰り際、南野は高築に「ここには負けない料理を提供しますよ。料理人としてのプライドです」と言い残す。その後「ビストロ・パ・マル」の悪評がネットに投稿され、怒り心頭の志村が反論しようとするが三舟は「その人はそう思ったんだろ」といたって冷静。そこにこれから来店する客から電話があり、ヴィーガン用の食事を用意して欲しいと言われる。別の日には三舟がリヨン時代、同じ店で修行していた羽田野鈴子が来店。経営者になった羽田野は自分の店のパティシエ・岸部彩香を連れており、彼女は強めの香水をつけ濃いメイクをしている。羽田野は岸部に店では香水やメイクをつけないよう告げるが、その直後岸部と連絡が取れなくなる。岸部はトランスジェンダーで、香水もメイクも女性としての実感を得るためのものだったのかも、と三舟は推理する…というストーリーが展開。終盤で金子が同性愛者だということが判明。冒頭で羽田野と岸部の様子を見て「カップルでは?」と推察する場面があり、それに対して「最初にカップルかもしれないって言ってたのはそういうことだったのか」といったコメントが寄せられる。一方、南野役で出演した青柳翔には「翔くんと西島さんとのやりとりが見れて嬉しかった」と、西島さんとの共演を喜ぶ声が。橋本さん演じる美里の正体が探偵で、三舟の失踪した父親を探していることには「えっ、あの人は探偵なの( ºΔº )」「全然予想してなかった」など驚きの声も寄せられている。(笠緒)
2021年06月29日西島秀俊主演「シェフは名探偵」の3話が6月21日オンエア。“失恋”した三舟の落ち込みぶりに「可愛かった」「お茶目な感じに癒される」などの声が送られる一方、神尾佑演じる志村の“志村けんネタ”にも多くの反応が寄せられている。本作は近藤史恵による累計発行部数29万超えの人気小説シリーズのドラマ化作品。小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」でシェフをしている、冷静沈着で穏やかだが実はお節介焼きで、悩みや問題を抱えた客をカウンターに招きそれを解決していく名探偵でもある三舟忍に西島さん。記憶力の良さを三舟に見いだされ、ギャルソンとしてスカウトされる高築智行に濱田岳。妻がシャンソン歌手をしているスーシェフ(副料理長)・志村洋二に神尾佑。ソムリエの金子ゆきには石井杏奈。「ビストロ・パ・マル」のオーナーをしている小倉大輔に「劇団EXILE」佐藤寛太。三舟となにやら深い関係がありそうな謎の人物・上原美里には橋本マナミといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「ビストロ・パ・マル」に新城鈴加(映美くらら)が訪れメニューにないブイヤベースを注文する。メニューにないと断ろうとする智行だが、その時鈴加を見た三舟は驚いたような驚いた顔をして持っていたボウルを落とし、さらに「1人分ぐらいなら」とオーダーを受ける。それからたびたび来店してはブイヤベースを注文する鈴加。彼女が来店すると三舟の表情も明るくなる。そんな折、三舟と金子の会話を聞いた智行は、三舟が鈴加のことを好きなのだと確信する。鈴加は別の店のシェフで、三舟のブイヤベースの味を盗もうと店に通い詰めていたが、そのうち三舟のことが好きになっていた。しかし同時に自分の店のオーナーからもプロポーズされていた…というのが今回のおはなし。三舟から告白された瞬間、驚いた表情を見せる智行、志村、金子。続いて三舟も「えっ?」と困惑した顔を見せるのだが、その表情に「告白された時の西島さんの顔wwwwww可愛すぎるwww」「三舟シェフが告白された瞬間の3人の「えっ!」と一瞬遅れのシェフの「えっ」面白かったわぁ!」といった反応が。鈴加の告白を「天秤にかけられるのは好きじゃない」と断る三舟だが、自身も落ち込んでしまい、その後店でも失敗続き…そんな三舟に「相当ダメージ受けてる」「失恋したショックでワチャワチャしちゃう三船シェフ可愛かった」「三舟さんのお茶目な感じに癒される」などの声も。また今回は、志村と妻の麻美(シルビア・グラブ)との夫婦ゲンカのシーンでお互いに“アイーン”のポーズをしたり、その後智行から気遣いの言葉をかけられ「大丈夫だぁ」と返すなど、志村が“志村けん”のギャグを連想させるポーズやセリフを発する場面も。「神尾佑さん演じる志村さんが可愛すぎる。イメージにない役で新鮮」「志村さん同士のアイーン合戦w」「志村後ろとかアイーンとか大丈夫だぁとかほぼアドリブ?」「そこここにギャグが散りばめられててクスッとしてしまう」など、こちらにも数多くの反応が寄せられている。(笠緒)
2021年06月22日西島秀俊主演、濱田岳、神尾佑、石井杏奈らが共演する「シェフは名探偵」の2話が6月14日放送。石井さん演じる金子のツッコミに「良い突っ込み」などの声が上がるとともに、三舟のヴァン・ショーには「必殺技」という反応も多数寄せられている。累計発行部数29万超の人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」、「マカロンはマカロン」を、ドラマプレミア23枠でドラマ化する本作。冷静沈着そして穏やか、一見何を考えているかわからないが実はお節介焼きで、訪れた客の悩みや抱えている問題を解決していく名探偵でもあるフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ、三舟忍役に西島さん。三舟にその記憶力を見初められギャルソンをすることになる高築智行を濱田さんが、スーシェフ(副料理長)をしている志村洋二を神尾さんが、ソムリエの金子ゆきを石井杏奈が、「ビストロ・パ・マル」のオーナーでもある青年実業家の小倉大輔を「劇団EXILE」佐藤寛太がそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「パ・マル」に常連客・御木本遥から予約の連絡が入る。メインは“ガチョウのコンフィのカスレ”希望とのことで、同席する人気エッセイスト・寺門小雪のリクエストらしい。小雪のエッセイによれば、パリにいた頃、小雪は当時の恋人・アンリから「財布を落として小雪の誕生日を祝うお金がない」と言われ、100ユーロ貸す。そのお金で「おいしい料理とワインを用意して」と伝えるも、翌日アンリは誕生日ディナーだといってガチョウのカスレを振る舞う。「これは特別なガチョウなんだ」というアンリに、小雪は“100ユーロも貸して安いガチョウだなんて”と失望。さらにその日が誕生日の1日前だったこともあり、小雪はアンリのもとを去ったという。小雪に2種類のカスレを提供する三舟。2皿目のカスレがアンリのカスレと同じ味であることに小雪は驚く。三舟はアンリが誕生日当日にフォアグラを出すつもりだったのではと話す…というのが今回のストーリー。1皿目のカスレの作り方を自慢げに説明する志村だが、金子から2皿目がどんなカスレか聞かれ「実は俺も知らない」と解答。そこに「知らねえのかよ」と“即ツッコミ”を入れる金子。そのテンポ感に「良い突っ込み」「すっごくかゆいところに手が届く石井杏奈さんのリアクション」「石井ちゃんの味が良すぎるwww」などの声が。「石井杏奈ちゃん、金子ゆき役ピッタリだー」と石井さんに賞賛の声が送られる。その後、小雪のもとにアンリから連絡が来て、再会する予定だということが明かされる。その場面で前回に続きヴァン・ショーが出されるのだが、このシーンに「きたよきたよ!ヴァンショー」「ヴァンショーキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!」などの反応が。「ヴァン・ショーのことは、三舟シェフの必殺技みたいなものだと思ってる」「シェフの必殺技、ヴァン・ショー!」などといった声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年06月15日ストレスMAXなこのごろ……でも、元気をくれるのがやっぱりスター!そんなスターたちの、’21年上半期「芸能ハプニング」10選を紹介ーー。■King&Prince・岸優太(25)/気合の書き初めも、名前の漢字が間違ってない!?1月2日、舞台『DREAM BOYS』公演後の会見で、巨大書き初め&新年の抱負をカッコよく披露した岸。しかし、“牛”年だからかな?「岸」の“干”が突き出しちゃった(笑)。■渡辺えり(66)/慣れないアクリル板に激突!1月7日に行われた、舞台『喜劇お染与太郎珍道中』の製作発表で珍事!うっかりアクリル板にぶつかった渡辺に、八嶋智人が「喜劇でしょ!」とツッコみ、爆笑の会場。■満島真之介(32)、染谷将太(28)、矢本悠馬(30)/休養中の志尊淳パネルも一緒にご退場3月30日に行われた「モンスターストライク」新CM発表会。急性心筋炎でパネル出席の志尊に、「ソーシャルディスタンス気にしなくていい!」と満島が密着♪最後は仲よく退場。■西島秀俊(50)/アクリル越しが基本のご時世、今日の相手はミイラ!?4月15日に行われた「ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展」の東京展オープニングイベントに登場。「正直怖い」「ミイラになりたくない」などの発言で笑いを誘った。■TOKIO/新社長は緊張しすぎ!?副社長2人がツッコミ4月21日「うどんで日本を元気にプロジェクト」の記者会見で初めて「株式会社 TOKIO」の社長として登壇し緊張する城島を、「社長になった途端かまない!」と早速いじる国分&松岡。■柳沢慎吾(59)、井上咲楽(21)/お約束のシンゴちゃん劇場に若者たじたじ5月12日、映画『アオラレ』公開記念トークショーで『俺、飛沫芸能人だから』と“全開”マシンガントークの柳沢。元気キャラの井上だが「私もいくつになっても元気でいたい……」とさすがにパワー負け。■吉永小百合(76)/壇上での貧血トラブルに神対応!5月22日、映画『いのちの停車場』公開記念舞台あいさつでみなみらんぼう氏が突然絶句。今回初の医師役を演じた吉永が異変に気づき、水を取りに舞台を走った!■アリーナ・ザギトワ(19)/飼い犬マサルのバッジが転んじゃった5月25日、日露友好の特別プログラムを披露したフィギュアスケーターのザギトワ。演技後の会見で「ロシアと日本のかけ橋に」と熱い思いを語ると、秋田犬の愛犬・マサルのバッジもうなずいた!?■浅田美代子(65)/恩人・樹木希林さんの着物に涙も映画『朝が来る』で「日本映画批評家大賞」の助演女優賞を受賞した浅田。5月31日の授賞式では、「希林さんに河瀬(直美)監督との縁をつないでもらった。長い間やってきて初めての賞でうれしい」と語り、形見の着物で登場。■BOYS AND MEN・小林豊(32)、由紀さおり(72)/40歳差のエスコートはうれし恥ずかし!?6月2日の映画『ブルーヘブンを君に』の公開直前イベントで、「由紀さんに“孫みたいに”甘えてしまった(笑)」と告白した小林だったが、会場ではスマートにエスコート!
2021年06月15日2019年4月から放送されたテレビドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)。俳優の西島秀俊さんと内野聖陽さんがダブル主演で、人気漫画『きのう何食べた?』をドラマ化した作品です。見逃し配信の再生数は全12話で100万回再生されるなど、深夜ドラマ枠としては異例の大ヒットとなっていました。そんな人気の高さから2020年の元日には正月スペシャルドラマも放送。さらに、2021年11月には映画化されることが決まりました!西島秀俊さん演じる筧史朗 『シロさん』 と、内野聖陽さん演じる矢吹賢二『ケンジ』が京都旅行をすることから話は始まります。旅行中に史朗からショックな話を切り出されてしまう、賢二。この京都旅行をきっかけに、お互いに心の内を明かすことができなくなってしまうのです。ある日、史朗は偶然、商店街を歩く賢二を目撃します。しかし、その横には見知らぬ若いイケメンの姿がありました。今後の人生を揺るがす、物語の行く末はいかに…。イケメン美容師の田渕剛役を演じるのは、アイドルグループ『SixTONES』の松村北斗さん。ドラマプロデューサーによると、松村北斗さんは「ここ数年で一番気になっていた若手の役者さん」だったといいます。レギュラーメンバーに加え、松村北斗さん演じる田渕がどのようにかかわってくるのかが楽しみですね!劇場版『きのう何食べた?』は11月3日公開予定です。[文・構成/grape編集部]
2021年06月11日西島秀俊を主演に迎え、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品が決定した本作から、新たな場面写真19点が一挙解禁となった。この度、新たに公開された劇中写真からは、演出家としてデスクで考え事をしている一方、舞台俳優として付け髭にジャケットというスタイルで戯曲を演じる様子など、主人公の家福(西島秀俊)の様々な側面が垣間見える。さらには、家福の愛車である真紅の「サーブ」をめぐる場面写真も。キーパーソンである俳優の高槻(岡田将生)が意味深な表情で車内を覗き込むショット。車を運転する専属ドライバーのみさき(三浦透子)、さらには、どこか気がかりな表情で運転席の家福と会話をする妻の音(霧島れいか)の姿なども収められた。また、海辺が印象的な美しいロケーションを切り取った場面写真も公開。妻との記憶が刻まれた車に乗った孤独な2人が辿りつく場所とは…?物語が少しずつ見えてくる写真ばかりとなっている。『ドライブ・マイ・カー』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年06月10日俳優の西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める、劇場版『きのう何食べた?』(11月3日公開)の追加キャスト、ティザービジュアル、ティザー映像が9日、明らかになった。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックを実写化。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。この度、劇場版からの新キャストとして、シロさんとケンジの仲を揺るがすイケメン美容師・田渕剛役に、SixTONESの松村北斗が決定した。松村が演じるのは、誰に対してもズケズケと思ったことを言ってしまう口の悪さはあるものの、さっぱりとした性格で、コミュニケーション能力が高いイケメン美容師。ケンジと同じ美容室に勤めており、仕事帰りのシロさんが、仲睦まじい様子で並んで歩く2人の姿を目撃してしまうという、ケンジとの関係性が気になる役どころとなっている。さらに、ティザービジュアル(2種)&本編を使用したティザー映像も解禁。ドラマのオープニングを彷彿とさせるような「食卓版」と、もう一つの舞台・キッチンで、慣れた様子で包丁を握るシロさんと鍋を抱えるケンジがチャーミングな「キッチン版」の2種類で、食を通じて描かれる2人の世界を垣間見るような、あたたかさを感じるビジュアルとなっている。同じく解禁となったティザー30秒映像では、「2人きりの京都旅行」や「恋のライバル登場!?」といったキーワードも登場し、原作でも人気の高いエピソードが劇場版で描かれることが明らかになる一方、ドラマからの雰囲気そのまま、スーパーでの半額表記にはしゃぐシロさんとケンジの姿も収められた。○松村北斗 コメント元々ドラマを見ていたので「どこに入る隙があるんだ!?」というのが第一印象でした。ドラマの時にメインのキャラクターは出揃っていて、チーム感もすごく感じていたので、正直戸惑いもあり、緊張が走ったのを覚えています。田渕のような人って、いそうだけど実はいない人だなと思っていて、田渕のようになりたい人、知り合いたいと思う人がたくさんいるような、とても魅力的なキャラクターだと感じました。原作ですでに知ってくださっている方には、僕の性格を汲むと到底結びつくような役柄ではないと思いつつ、実は、僕自身、自分の芝居に対する考え方や壁も含めて、大事なものが詰まっているのが田渕をやらせていただいた期間です。内野聖陽さんとの共演もとても刺激的でした。僕自身「お芝居を頑張りたい、上手くなりたい」という思いが、逆に自分をがんじがらめにしてしまっていて、家で台本をすごく読み込んで練習して、自分の中で正解を作りすぎて動けなくなっているということを、内野さんに、的確に見抜かれて…。その後控室でその考えをなくすようなトレーニングを一緒にやって頂いて、そこから台本の読み方だったり、家でやる役作りが変わりました。この出会いは、この先僕がお芝居を続けるにおいて、すごく大切な出会いだったと感じています。田渕という役をやれた期間は、自分にとってものすごく大事なので、1ミリでも、僕が田渕をやったということがこの作品に良く作用するといいなと願うばかりです。○瀬戸麻理子プロデューサー コメント田渕くんという原作の人気キャラクターは、絶対に「ここぞ!」という場面で登場させたい、と連ドラのときからよしなが先生や脚本の安達さんにも相談していました。松村北斗さんはここ数年で一番気になっていた若手の役者さんで、その透明感と唯一無二の存在感が田渕くんにぴったりだと思い、オファーしました。“ゴシップ好きで誰に対しても思ったことを素直に言ってしまうけれど、何故か嫌われない”という難しい役柄なのですが、松村さんはしっかり期待に応えてくれました。現場では内野さんと待ち時間も熱心に演技について語り合っていたのが印象的でした。そんな松村さん演じる田渕くんのお披露目の瞬間がいよいよやってきました!『何食べ』ファミリーの秘密兵器にご期待ください!(C)2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会
2021年06月09日「SixTONES」の松村北斗が、西島秀俊と内野聖陽がW主演する劇場版『きのう何食べた?』に出演することが決定。ティザービジュアルと本編映像も公開された。西島さん演じる料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・シロさん、その恋人で人当たりの良い美容師、内野さん演じるケンジをはじめ、小日向大策役の山本耕史、恋人・ジルベールこと井上航役の磯村勇斗など、ドラマから個性豊かな人気キャラクターが総出演し、劇場版でも2LDK男2人暮らしのほろ苦くもあたたかい毎日と日々の食卓の物語を丁寧に描いていく。今回新キャラクターとして出演が決定したのは、『ライアー×ライアー』「パーフェクトワールド」「レッドアイズ 監視捜査班」など、近年俳優としても注目される松村さん。誰に対してもズケズケと思ったことを言ってしまう口の悪さはあるものの、さっぱりとした性格でコミュニケーション能力が高い美容師・田渕剛を演じる。ケンジと同じ美容室に勤めており、仕事帰りのシロさんが、そんな仲睦まじい様子で並んで歩く2人の姿を目撃してしまう…。元々、ドラマを観ていたという松村さんは「『どこに入る隙があるんだ!?』というのが第一印象でした。ドラマの時にメインのキャラクターは出揃っていて、チーム感もすごく感じていたので、正直戸惑いもあり、緊張が走ったのを覚えています」と参加決定時をふり返り、「原作ですでに知ってくださっている方には、僕の性格を汲むと到底結びつくような役柄ではないと思いつつ、実は、僕自身、自分の芝居に対する考え方や壁も含めて、大事なものが詰まっているのが田渕をやらせていただいた期間です」とコメント。また、内野さんとの共演は刺激的だったそうで「僕自身『お芝居を頑張りたい、上手くなりたい』という思いが、逆に自分をがんじがらめにしてしまっていて、家で台本をすごく読み込んで練習して、自分の中で正解を作りすぎて動けなくなっているということを、内野さんに、的確に見抜かれて…。その後控室でその考えをなくすようなトレーニングを一緒にやって頂いて、そこから台本の読み方だったり、家でやる役作りが変わりました。この出会いは、この先僕がお芝居を続けるにおいて、すごく大切な出会いだったと感じています」と語っている。さらに、本作のティザー映像も到着。原作でも人気の高いエピソードが劇場版で描かれることが明らかになり、シロさんとケンジがスーパーでの半額表記にはしゃぐ、ほっこりシーンも見られる。ティザービジュアルは2種類が公開。ドラマのオープニングを彷彿とさせるような“食卓版”と、キッチンで包丁を握るシロさんと、鍋を抱えるケンジが写る“キッチン版”となっており、どちらもあたたかさを感じるビジュアルが完成した。劇場版『きのう何食べた?』は11月3日(水・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「きのう何食べた?」 2021年11月3日より全国東宝系にて公開©2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会
2021年06月09日西島秀俊主演、濱口竜介監督最新映画『ドライブ・マイ・カー』(8月20日公開)が、第74回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門に正式出品されることが3日、明らかになった。同作は村上春樹の同名短編小説に惚れ込んだ濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優・家福と、寡黙な専属ドライバー・みさきという孤独な2人が、愛車サーブを通して出会い、一筋の希望にたどり着くまでを描く。今回、世界三大映画祭のひとつカンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを競う部門として最も注目が集まる「コンペティション部門」に正式出品が決定した同作。同部門には毎年世界中の大御所監督たちが名を連ね、これまで是枝裕和、ケン・ローチ、ジム・ジャームッシュ、グザヴィエ・ドランなど世界の名だたる巨匠・名匠たちの作品が出品されてきた。2019年にはポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールに輝き、その後アカデミー賞も獲得するなど日本でも大きな話題となった。同部門の対象賞は、最高賞のパルムドール、グランプリ、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞、審査員賞となる。濱口監督にとっては、商業長編デビュー作『寝ても覚めても』(18年)に続く、2度目の同部門出品という異例の快挙となった。加えてこれまで、第71回ベルリン国際映画祭で短編集『偶然と想像』(21年)が銀熊賞受賞、脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻』(20)が第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞するなど、世界三大映画祭を席巻し、大きな注目を集めている。また、併せて本作の上映尺が2時間59分であることも解禁。想像し得ないラストへと導く本作について「心に直接響く、感動的なこの作品を国際マーケットでシェアできることが待ちきれない!」と惚れ込み、海外セールスを担当するのは世界的セールスカンパニーThe Match Factoryで、これまで、カウリスマキ、アピチャッポンなどの名匠を数多く手掛けてきた。更には、グザヴィエ・ドラン、ダルデンヌ兄弟作品などを配給してきたDiaphanaによるフランス公開も決定。海外でも熱烈なファンが多い村上春樹作品を原作とした濱口監督最新作には既に熱い視線が向けられており、今年のカンヌの“台風の目”として期待が高まっている。○濱口竜介監督 コメント先日完成を迎えた映画『ドライブ・マイ・カー』が、第74回カンヌ国際映画祭オフィシャルコンペティションに選出されました。歴史あるこの映画祭で、多くの観客がこの映画と初めて出会うことを想像して湧き上がるような興奮を感じています。この映画に写った素晴らしい俳優たちの演技を、そこから世界に向けて示せることにワクワクします。この映画に携わったすべてのキャスト・スタッフ、そして原作者の村上春樹さんにこの場を借りて、心からの御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。未だコロナ禍の困難な状況下ではありますがカンヌの地を、ともにこの映画を作った仲間たちと踏むことができたらこの上なく幸せなことです。今は上映のその時を心待ちにするばかりです。○西島秀俊 コメント濱口監督は、恋人や友人同士の心の機微を厳しく、美しく描いてきました。今作品、村上春樹さん原作の映画『ドライブ・マイ・カー』では家族について、そしてより遠い人との関係について描いています。絶望の果てに人は再生出来るのか。撮影をしながら監督はずっと問い続けていたと思います。監督が人間について深く思考し愛情を注いだ『ドライブ・マイ・カー』のカンヌ映画祭コンペ部門選出を心から嬉しく思います。濱口監督、おめでとうございます。沢山の皆さんに観て頂けることを祈っております。○三浦透子 コメント沢山の方の目に触れる大きな機会をいただけたこと、本当に嬉しく思います。心から尊敬できるスタッフ・キャストの皆さまと一緒に仕事ができて、本当に幸せな時間でした。改めて、『ドライブ・マイ・カー』という作品に参加させていただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。海の向こうの方々にどんな風に届くのか、今からとても楽しみです。○岡田将生 コメントこんな嬉しいニュースはありません。キャスト、スタッフは監督が作った脚本に真摯に取り組み、改めて映画の力を感じた気がします。海外のキャストとも映画祭の話をしていたので、まさかまさかで、、この話を聞いたときは時間が止まってしまいました。僕自身この映画を見て心が震えました。この映画に参加できて幸せ者です。海外の方々にもこの映画の素晴らしさが伝わることを願っています。○霧島れいか コメントこの作品に出会い、参加できたことに心から感謝しています。私にとって宝物のような作品です。そしてこの素晴らしい知らせを受け、監督はじめキャスト、スタッフの皆様の顔を思い浮かべながら喜びで胸が熱くなりました。全員の心が真っ直ぐ込められたこの映画をたくさんの方々に観て頂けることが大変嬉しく、こんなに幸せなことはありません。改めて濱口監督おめでとうございます。(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年06月03日村上春樹の短編小説を西島秀俊主演で映画化した『ドライブ・マイ・カー』が、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ正式出品されることが決定した。7月6日より開催される、世界三大映画祭のひとつ「カンヌ国際映画祭」。今回本作が出品される“コンペティション部門”は、最高賞パルムドールを競う部門として最も注目が集まる。2019年には、ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールに輝き、その後、アカデミー賞も獲得するなど大きな話題となった。濱口竜介監督にとっては、商業長編デビュー作『寝ても覚めても』に続く、2度目の同部門出品という異例の快挙。「歴史あるこの映画祭で、多くの観客がこの映画と初めて出会うことを想像して湧き上がるような興奮を感じています。この映画に写った素晴らしい俳優たちの演技を、そこから世界に向けて示せることにワクワクします」と喜びを語っている。また、主演の西島さんは「監督が人間について深く思考し愛情を注いだ『ドライブ・マイ・カー』のカンヌ映画祭コンペ部門選出を心から嬉しく思います。濱口監督、おめでとうございます。沢山の皆さんに観て頂けることを祈っております」と祝福。共演の三浦透子は「海の向こうの方々にどんな風に届くのか、今からとても楽しみです」と海外の観客の反応に期待を寄せ、岡田将生も「僕自身この映画を見て心が震えました。この映画に参加できて幸せ者です。海外の方々にもこの映画の素晴らしさが伝わることを願っています」とコメント。霧島れいかは「全員の心が真っ直ぐ込められたこの映画をたくさんの方々に観て頂けることが大変嬉しく、こんなに幸せなことはありません」と喜び、「改めて濱口監督おめでとうございます」とメッセージを送った。さらに本作の上映尺が2時間59分(179分)であることも判明。海外セールスを担当するのは、カウリスマキ、アピチャッポンなどの名匠を数多く手掛けてきた世界的セールスカンパニーThe Match Factory。グザヴィエ・ドラン、ダルデンヌ兄弟作品などを配給してきたDiaphanaによるフランス公開も決定し、すでに本作は海外から熱い視線が向けられている。『ドライブ・マイ・カー』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年06月03日綾瀬はるかが元特殊工作員、西島秀俊が公安エリートを演じ、2017年に放送された大ヒットドラマの劇場版『奥様は、取り扱い注意』が、8月18日(金)よりBlu-ray&DVDリリースされることが決定した。綾瀬さんが「元特殊工作員」という秘密を持った新米主婦を演じ、悪者を次々倒す迫力のアクションと、西島さんが演じる夫の正体が徐々に明らかになっていく(実は「公安」の人間)というスリリングな展開、そしてお互いに嘘をつき真実を隠しながらも愛し合う夫婦の物語として話題となった本作。平穏な幸せだけを求めスキルを封印したはずの主人公が、近所で起こる様々な事件を無視することができずに苦しむ人たちを救い出す物語は、力強くてキュートで、かつ、かっこいい新たなヒーローとして、幅広い世代から支持を集めた。綾瀬さん本人による並外れたアクションも大きな話題を集めたドラマが、そしてあの最強夫婦が、ストーリーもアクションも何もかもが大幅にスケールアップして映画化。スクリーンでも、綾瀬さんのかつてない超絶アクションシーンは必見。強すぎるワケあり最強夫婦の葛藤と夫婦愛、ド迫力のアクション。果たして、“史上最強の夫婦喧嘩”の結末と、2人の愛の行方は見逃せない。Blu-ray/DVD豪華版にはメイキング、豪華座談会、完成披露報告会見、公開記念舞台挨拶など特典映像を収録し、カラーブックレットも封入される。劇場版『奥様は、取り扱い注意』はBlu-ray&DVDは8月18日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:奥様は、取り扱い注意 2021年3月19日より全国にて公開©2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会
2021年06月01日