男性と女性っていろいろな違いがありますよね。中でも、会話にまつわる意識には、かなりの差があるようです。もちろんそこには、脳の働きや使い方の違いが関係してきます。今回は、どのあたりがどんなふうに違うのか?という点を、くわしく解説していきましょう。◆男性はおしゃべりが大の苦手◎女性の場合一般的に女性はおしゃべりが大好き。特に用事がなくても、友達同士でカフェに行くと何時間でも話し続けられるし、その時間をすごく楽しいと感じます。おしゃべりすることで、ドーパミン(やる気や意欲と深い関係を持つ脳内物質)がたくさん分泌されるので、元気が出て、ストレス解消にもつながるんです。また、おしゃべりするのに目的を必要としないため、問題が解決しなくても問題なし。ただペチャクチャ話すだけで満足できるでしょう。◎男性の場合一方、男性は基本的に、目的なくおしゃべりをするのは大の苦手と言われています。なぜなら、男性は主に理論を司る左脳を使って会話するから。多くの情報を処理したり、文脈と関係のないことを考えたりするのに向いていないのです。きちんとしたテーマがあれば、それについて深い話をすることはできますが、左右の脳を使って、さまざまな情報を広く浅く捉えながら話す女性のおしゃべりを理解するのは苦手…。脳の違いによって得手・不得手があるということを理解しましょう。◆男性は不必要なことは話したくないみんながみんなそう、というわけではありませんが、女性ってそこまで深く考えずに、思いついた言葉をポンポン口に出す人が多いですよね。これは上述したように、左右の脳を同時に使いながら話せるからです。また、言語能力が発達していることも影響しています。しかし、男性は、頭の中で考えていることがあっても「今は話す必要がない」「不必要な情報だ」と思ったら、わざわざ言葉にすることはありません。もちろん個人差はあるので、やたらと何でも口に出す男性もいますが…。この感覚って、女性からしたらピンと来ないのではないでしょうか。男性ってすごく冷静なんだ…という感じがしますが、実は冷静というより、言葉にするのが「めんどくさい」といった感覚のようです。なお、特に日本人の男性に多いのですが、「いちいち言わなくても、わかってくれてるだろう」と自分勝手な解釈をしていることも。この微妙なすれ違いが原因でケンカするカップルは、後を絶ちません。◆男性はアドバイスしたがる生き物男性はほとんどの場合、「ただ話したいから電話した」なんてことはしないそうです。でも、女性は特別な用事がなくても電話したり、声を聞きたいと思ったりすることがあるでしょう。女性は会話すること自体を楽しめるので、話を聞いてもらえばそれで満足することが多いんですよね。そして、そういうときは基本、答えやアドバイスは望んでいません。けれども、男性は電話した理由を知りたがったり、ちょっとした愚痴なのに、深く掘り下げてアドバイスしてきたりと、余計なお世話お焼きがち。ここにも男女の脳の違いが出ています。女性の脳は共感することを優先して働きますが、男性は問題を解決することを優先して働くので、会話が噛み合わないのは仕方ないのかもしれませんね。◆男女の違いを理解して男性はこれまでの歴史の中で、常に戦うことを余儀なくされていました。脳の働きや男性ホルモンも、その行動・環境に順応して、現在のように変化してきたのでしょう。上手にコミュニケーションを取れず、腹立たしく感じることもあると思いますが、男女の違いを認識していれば、彼とのケンカはグッと減るかもしれません。男性ならではの考え方があるということを、わかってあげてくださいね。ライタープロフィールバニラメンタルセラピスト&占い師&フリーライター美容とメンタルの仕事を30年以上!現在は、経験を活かしてタロット占いとメンタルセラピーを組み合わせたメール鑑定を行いながら、フリーライターとして活動中!Twitter:バニラ@vanilla0717
2017年08月03日「子どもの“やる気”を伸ばしたい」「口うるさくなるばかりで、どうにかなるのだろうか?」と思うことはありませんか。子どもの将来を考えている親の気持ちが伝わらず、ため息が出てしまうこともあるでしょう。では、やる気を出す方法、子どもに合った勉強法にはどのようなものがあるのでしょうか。筆者の経験をもとに、未就学、小学生、中学生とそのときどきの勉強方方法を振り返ってみたいと思います。子どものやる気に火をつけよう!まず、自分自身のやる気が出るのはどんなときなのかを考えてみましょう。目標や夢を持ったとき、認められたとき、褒められたとき、人によっては悔しいときという方もいるのではないでしょうか。私の場合は、認められ、苦労したことが報われることで達成感が得られたときに、また頑張ろうと思います。子どもたちも大人と同じです。褒められることで喜び、認められることで自信がつきます。できたという喜びや目標を達成することも自信につながります。目標は小さなものでOKです。一つひとつクリアしていくことで達成感を得やすくなります。それがつぎへのやる気につながります。失敗や悔しさも大切です。その気持ちが新たなやる気に火をつけるのです。だから、大人も一緒に悔しがりましょう。共感してもらうことで、さらにやる気が出てきます。小さなことでも親子で一緒に喜び、褒めることでやる気に火をつけてあげましょう。子どもに合った勉強法とは? 子どもを知ることから始めよう!では子どもに合った勉強法とはいったいどのようなものでしょうか。■未就学児この時期は勉強法というよりは体を動かし、思いきり遊ぶことが大切です。遊びを通して体の使い方を知り、遊び方を工夫したり楽しさを広げたりしながら、さまざまなことを学んでいます。思いきり体を動かしたあとは、絵本やお絵描きなどに集中できるようになります。この時期はのびのびと遊ばせてあげましょう。■小学生小学生になると本格的に勉強が始まります。まずは、親が子どもの勉強への向き合い方を理解することが必要です。先に遊んでから宿題をする子もいるでしょうし、宿題を終わらせてから遊ぶ子、ごはん・おふろが終わり、寝る前にやる気が出る子、朝早く起きて勉強するタイプの子もいるでしょう。それぞれ子どもたちにはタイミングがあります。親のやってほしいタイミングと子どもがやる気になるタイミングが違う場合もあるのです。子どもの勉強するタイミングを探りましょう。また、声かけのタイミングや言い方もポイントです。例えば「勉強したくない」と言ったときに、「ふーん」と親に受けながされたら、そのままやらない子もいれば、反対に勉強をし始める子もいます。いつも口うるさかった親から宿題や勉強という言葉がまったく出なくなったとき、急に自発的に勉強をし始めるという子もいるかもしれません。さまざまなパターンを試し、親に言われていやなことはなにか、親のどんな態度で勉強する気になるのかを見きわめてみましょう。■中学生中学生になると部活動が始まります。また、受験へ向け本格的に受験勉強を始める子も増えてきます。身近な友だちや先輩の意識にも変化がみられるようになりますので、そんな姿に影響され、子ども自身に自覚が生まれてくるようになります。親として、子どもがやる気をなくしてしまうような言動は避けたいですが、つい口うるさく言ってしまいけんかになることや、やる気に水を差すということもあるかと思います。思春期に入り、子どもでありながらも大人の感情が芽生えていますので、自分の置かれている立場をよく理解しています。ときには言いたい気持ちをおさえ、見守ることを心がけるようにしましょう。家庭での勉強法は?■小学生・家での勉強時間は?学校から学年別の学習時間を指定されることがあります。息子の行っていた小学校は宿題も含め「学年×10+10分」でした。1年生ならば20分間の家庭学習が必要ということになります。学校により、家庭学習に対する指導はさまざまですので、小学校からのお知らせや先生からの指導などを目安に勉強時間を考えるとよいでしょう。・宿題は?息子の小学校からは、3年生までは音読の聞き手や丸つけなどを親がやるように言われていました。親にしてみると大変でしたが、一緒にやることで子どもの意欲がみられ、親子のかかわりも深まるきっかけになったのでよかったです。親子で本を読み合うという課題も年に1回ありました。お互いに読み聞かせてもよし、同じ本をそれぞれで読んで感想を話し合ってもよしというものでした。親子で本に関心を持つことで、本を読むきっかけにすることが目的でしたが、読書は文章力、読解力など国語にかかわらず、どの教科にもつながっていくことですので、ときどき、一緒に読書をする機会を設けるのもいいかもしれません。■中学生・どんな勉強の進め方?中学に入ると自分のやり方で勉強ができるようになりますが、毎日コツコツ覚えていくことが大切です。「ノートづくり=家庭学習」ではなく、ノートを元に家で復習し覚えるようにします。わからない問題があると勉強意欲がなくなってしまいがち。わからない問題をそのままにせず、次の日などに先生や友だち、先輩に教えてもらう習慣がつけられるとよいでしょう。信頼できる相手からなら素直な気持ちで教えてもらえますので、理解しやすくなります。・いつ、どこで勉強すべき?部活動で疲れ、家ではゆっくりしたいと思うこともあるでしょう。できれば朝型勉強法に変えられるといいですね。朝型にするメリットはたくさんあります。■朝方勉強法のメリット◇朝ごはんがしっかり食べられるようになる◇受験に向けて朝から頭を働かせる習慣がつくようになる◇朝は睡眠で疲れが癒されているので、復習、暗記や問題を解くには効率がよい◇学校へ行く前の限られた時間なので、集中力がつくどうしても朝は苦手という子どももいます。その場合は、その子の一番効率のよい勉強方法を理解し、否定せずに認めてあげましょう。勉強する場所についても同じです。私の息子のように、リビングなど少し騒々しいところのほうが集中できるという子もいますので、子どもが集中できるところならば、勉強部屋でもリビングでもよいでしょう。勉強法を身につけるために塾には行ったほうがいいの? 行くならいつから?塾に関してはそれぞれの家庭で考え方がさまざまあると思います。幼稚園のときから英語や勉強の塾に行っている子もいれば、塾に行ったことがないという子もいるでしょう。その子にやる気があるのかどうかが大切ですので、まずは本人の気持ちを確認することから始めましょう。塾へ行くならいつからがいいの?子ども自身にやる気がないのに塾に入れても伸び悩んでしまうでしょうし、塾に入れることが親の安心感だけになってしまうのであれば、もったいないですね。しかし、塾をきっかけにやる気を出す子もいます。どのような塾なのか、子どもに合っているのか、ということが重要になりますので、塾に入る目的や子どもの気持ちを大切にして親子で話し合いましょう。子どもにやる気があるなら、いつから始めても成果は出ます。塾ではなにを習うといいの?ある先生から聞いた話です。「理科と社会は暗記が主なので慌てなくても大丈夫。英・数・国の3教科はわからないままでいると、ついていけなくなります」子どもの不得意教科に英・数・国があるのであれば、子どもとしっかり相談し、塾を考えてみるのもいいかもしれません。子どものやる気を育てるための親の心構え勉強は、本人にやる気があることが一番大切です。子どものやる気を伸ばすことを意識しつつ、親も子どもと一緒に喜んだり、悔しがったりしましょう。もし子どもが失敗しても、一緒に悔しがってくれる人がいるだけで励みになります。子どもにとって言うべきことと見守るべきことを見きわめ、口うるさく言うことがあっても、やる気が失われることがないようにするのもポイントです。きちんと納得できる説明をするといいですよ。じつは、このように書きながら、改めて私も実感しています。
2017年05月21日私たちが常識と思っていることでも国や文化が変わると、その「当たり前」が一変することがあります。教育もそのひとつ。日本では子どもを叱るときに「言い訳しない」と怒ることが多いですよね。しかし、フランスでは「理由を述べる」ことを大切にします。フランスを訪れた日本人は、これを「言い訳」と感じ違和感を覚えます。でもそこには国による教育方法の違いがあったのです。■暗記の日本 VS 論述のフランス学力の基準として、日本の学校では「いかにたくさん覚えられるか」が大切にされがち。いっぽう、フランスでは「いかに自分の意見を伝えられるか」が重要です(もちろん自分の意見を筋道たてて伝えるためには、一定以上の知識を覚えることも必要)。フランスの中等教育修了を証明する国家試験「バカロレア」の哲学の試験を例にみてみましょう。2016年フランスではこんな問題が出題されました。・「より少なく働くことは、より良く生きることか?」(理系学生対象)・「私たちはいつも自分が望むことを知っているのか?」経済・社会学系学生対象)・「私たちの道徳信条は経験にもとづいているのか?」(人文学系学生対象)これを数時間かけて論述するのです。日本では「自分で考えて行動できない人」がしばしば問題視されますが、そんなことフランスではどこ吹く風。他人の考えがどうであれ、「自分の意見を述べる」ことで自分の主張(正当性)を展開しようと考えます。この点では、ブレがありません。■「私のせいじゃない!」は実は万能な言葉だった!?フランスのこの特徴を端的に表す場面に遭遇したときのことです。空港の出国管理ゲートに長蛇の列ができているのに、窓口はひとつ。だれかが査証に詰まると列が動かなくなり、フライトの時間がすぐそこに迫った人々はイライラした状態に…。がまんできなくなった女性が、順番を抜かして窓口に走ったことで、うしろの人は皆ブーイング。列の整理担当の係員が制止しますが、その女性は「(もし乗り遅れたら)あなたは私の飛行機代を払ってくれるの!?」と、自分の理論をまくしたて始めました。女性のあまりの剣幕にその場は一瞬静かに。いっぽうで客の視線は、横入りを許してしまった列の整理係員にも向けられます。その係員がまず発した言葉が「私のせいじゃありません」。こうした行為に対する評価はいろいろあると思いますが、フランス人の多くは、はじめに非難されそうな自分の立場への理由づけを考えることから始めます。正直、日本人の私にとってはこの状況は素直に受け入れにくいものがあります。でも文化とは、見方によってプラスにも、マイナスにも働くもの。異なる環境で育てば、相容れないことも多く出てくることでしょう。でもその多様性をさまざまな角度から捉えることにこそ異文化の面白さがあるのかもしれませんね。
2016年10月12日子どもは、親が思っている以上に賢い存在。簡単には言うことを聞いてくれないし、かと思えば、期待以上の行動をすることも! そんな我が子に認められるには、ガミガミ怒ってもダメ、やさしすぎてもダメ…。子どもの心に響く、親の振る舞いについて考えてみましょう。■こんなママにはがっかり!? リアルエピソード誰よりも大好きで大切なママは、子どもにとっては絶対的な存在。ママ自身、我が子から愛されている自負はあるはず。とはいえ、子どもの目は節穴にあらず。ママだって、理不尽なことをすればおかしいと疑うし、ウソがあれば子どもはそっぽを向いてしまうことも。ママたちが子どもからの信頼を失ったと感じたエピソードを紹介します。「散歩の約束をしていたけれど、何だか面倒くさくなって昼寝をしていました。しかも、そのことを子どもに責められ、『行くなんて言ってない!』と逆ギレ。シラをきりとおす私に、子どもは呆れ顔でした…」(30代後半)「子どもの要求に対し、『あとで』『明日』『来週やろう』などと曖昧な返事を繰りかえしていた私。あるとき動物園に行こうと誘ったら、『どうせ行く気ないんでしょ』と言われてしまいました」(40代前半)幼いからといって、わからないと思ったら大まちがい。まっすぐな眼差しで相手のことをしっかりとらえています。また、子どもにたしなめられるケースもあるようです。「いつのまにか自分の名前を書けるようになっていた娘。その字があまりに不格好だったので、『もっと上手に書けるよう練習しようね』と言ったら、『どうしてまず、すごいねって言ってくれないの?』と言われ、反省しました」(30代前半)「生理でイライラ。どうでもいいことでギャーと怒ってしまい、ハッと我に返って子どもを見ると、納得のいっていない、冷めた目をしていました」(20代後半)失った信頼を取りもどすのは大変なこと。子どもに対しては誠心誠意、真剣に向きあうといいでしょう。 ■できることからはじめる! 目指せ理想のオトナ像利害や損得など一切関係ナシ。好きか嫌いか、快か不快か…。子どもの判断は、じつにシンプルです。本能で生きる子どもにとって、信頼できるオトナは、必要なものは欠かさず与えてくれて、望みや欲求を叶えてくれる人物かもしれません。とはいえ、欲しい物をなんでも買ってくれたり、何をされても叱ったりしない、単なる都合のいい人ではありません。自分のことを全力で守ってくれて、よろこびと安心感を授けてくれる人こそが理想なのです。そんなオトナになるために、日々気をつけたいことをまとめました。・発言に一貫性を持ち、ブレない・しかることはあっても、感情に任せて怒らない・ダメなことはダメと、はっきり教える・いいことはしっかりほめる・遊ぶときは一生懸命、真剣に付きあう・できない約束はしない・いつでもどこでも温かく見守るすべて完ぺきしようとすると、ママの負担になってしまいます。上記を心に留めておいて、イライラしたときなどに、思い返すといいでしょう。■いつでも子どもに寄りそって子どもが求めているもの、子どもにとって必要なものを与えてあげることが、信頼の基盤。でも、余計な押しつけは親のエゴにもなりかねないので、気をつけましょう。毎日子どもを観察していれば、何をしようとしているのか、何を欲しているのかはっきりと見えてくるもの。何はなくともそばにいて、子どもに目をかけること。それができれば子どもは、ママを心から頼り、伸び伸び安心して暮らすことができるでしょう。
2016年09月17日子どもの性別によって、子育ての大変さに差が出るという話を聞いたことはありませんか?元気に生まれてくれさえすればいいという気持ちは当然かもしれませんが、性別による違いも少し気になることころ。実際に子育てに励む人たちのなかにも、 そのような印象を抱く人は少なくないようです。そこで今回、子どもを育てるパパママに、ずばり「男の子と女の子どちらがいいか」 ということを聞いてみましたので、その声を紹介したいと思います。●男の子の良いところ『女の子と比べると、どうしても要領が悪かったり落ち着きがなかったりするのですが、そこがかわいいというか。子どもにはいつまでも子どもらしくいてほしい と思うと、男の子の方がずっとママと一緒にいてくれそうな気がして、手をかけたくなりますね』(30代女性/ライター)『息子が大きくなって、一緒にキャッチボールしたりキャンプに行ったりするのが夢です。女の子だと大きくなったらパパとお出かけとかしてくれなくなりそうですし……』(40代男性/営業職)『息子は恋人で娘は自分の分身 って言いますけど、当たってるかも。自分に似ているからか、娘の言うことにはイラッとさせられちゃうんですよね。息子はおバカというか、何をしてもかわいいですね』(30代女性/主婦)『何を考えているか分かりやすいし、単純なところがあるから楽!女の子はませすぎててイラッとすることが多々あるかも……。』(30代女性/保育士)『一般的にはマザコン男って嫌われる対象だと思うけど、ママにとっては恋人気分が味わえて幸せですよ。いつまでも慕ってくれる男の子の方がかわいい と思います!』(30代女性/ヨガインストラクター)●女の子の良いところ『かわいい洋服を着せてお出かけできるのは女の子の特権ですよね。服を選ぶのも楽しいし、大きくなったら洋服を共有するなんてこともできそう!』(20代女性/主婦)『体力的に楽なのは女の子だと思います。やんちゃな男の子のママを見てると、うちは女の子で良かったと思いますね。精神的な成長も早いので、ワガママな言動に振り回されることも少ない んじゃないでしょうか』(30代女性/パート勤務)『女の子のかわいさは格別ですよ!あんまり良いことじゃないのかもしれないけど、全く怒れなくていつもデレデレ(笑)。娘を持つパパしか味わえない喜びだと思いますね』(30代男性/編集者)『うちは4人兄弟なのですが、他の子の面倒を見てくれるのは圧倒的に娘ですね。ませてるところもあるんだと思いますが、世話を焼きたがる んですよね。忙しいときには助かってます』(40代女性/主婦)『男の子はいつかお嫁さんのところに行ってしまいますし、ずっと仲良くいられるのはやっぱり女の子のような気がします。孫の面倒なんかも、娘の子どもの方がたくさん見られそうだし。まだまだ気が早いですけどね』(30代女性/事務職)----------やはり性別によって、子どもが小さなころからでもはっきりとした違いがあるようですね。パパかママかによってどちらの性別が好ましいかも変わってくるようで、異性の子どもをかわいく思うという声 が多い傾向にありました。「子どもが1人だけなら女の子がいい」という夫婦が7割を超えた調査結果もあるようですが、生まれてくれればみんなかわいい子どものはず。子どもが生まれるまでのあいだ、これらの声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。●文章/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年08月27日生まれ育った時代の違いから、「ゆとり世代」と「バブル世代」では、考え方に大きな違いがあると言われています。では、就職を決める際の理由に、世代の違いはあるものなのでしょうか。今回、株式会社ヴォーカーズが「『ゆとり』と『バブル』の入社理由ランキング」を発表。 「ゆとり世代」と「バブル世代」が会社を選ぶ際に、何を重視しているのか、その大きな違いが明かとなりました。■ゆとり世代の入社理由1位は「自分の成長・キャリア」ゆとり世代の入社理由で最も多かったのは「自分の成長・キャリア」。 この結果から、ゆとり世代の多くは、会社に対して自分の成長環境を求めている、ということが読み取れると思います。好景気だったバブル世代と比較すると、大企業のリストラや倒産を目の当たりにし、先行きが不透明な中で育ったゆとり世代は「若いうちからスキルを身につけ、自分の市場価値を高めたい」という意志が強いようです。また、ゆとり世代は会社選びにおいて“ネームバリュー”や“会社の規模”にとらわれなくなってきたと言われています。 「良い会社に入って、どのような人生を歩むか」という会社軸の考え方が強かったバブル世代。それに対し、ゆとり世代は「自分の人生において、この会社で何が出来るか」という自分軸の考え方に変わってきているのかもしれません。■ゆとりとバブル世代の決定的な違いこの結果を見てみると、ゆとり世代とバブル世代には決定的な違いがあるようにも思えます。それは、ゆとり世代は「ワークライフバランス」を視野入れて会社を選んでいる人が2.9%もいるということ。このワークライフバランスというのは、バブル世代には全くない考え方なのではないでしょうか。ワークライフバランスというのは、仕事とプライベートのバランスを大切にするということ。最近では、「ゆとりは上司の飲みの誘いも断る」「残業をせず、定時になったらすぐ帰る」などと言われていて、あまり良い印象を持たれていないように聞こえますが、「プライベートを大切ししたい」「仕事は仕事、プライベートはプライベート」としっかり分けている人が多いということなのです。バブル世代からしてみると「仕事を甘く見ている」などという厳しい意見が聞こえてきそうですが、これは世代性の違いなのかもしれません。また、バブル世代では7.4%を占めていた「学校推薦」も、ゆとり世代ではランキング圏外。60年代~70年代以前の大卒者は学校推薦で就職を決めるのが主流だったことからの結果かもしれませんが、学校推薦でさえ落とされてしまう現代から考えると、なんだか羨ましい気もしますね。■「人」を重視するゆとり、「会社特徴」を見るバブルゆとり世代の入社理由として、こんなコメントも見られました。 「人事担当者の方が熱心に私の話を聞いてくれて、アドバイスを送ってくれたことがきっかけです」(証券/男性) 「面接官や人事の方など、全員気さくで働きやすいと感じたから」(生命保険/女性) 「実際に働いている先輩を見て決めました」(航空/男性)インターネットの発達、SNSの普及と共に、様々なコミュニティや個々の「つながり」をもつゆとり世代。そんなゆとり世代は多くの人の意見を理解、吸収できる「共感力」が高く、物欲(モノ)よりもコミュニケーション欲(人間関係)を大事にする世代とも言われています。「面接官や人事担当の人の印象がよかった」という理由で入社を決める人も多いということから、バブル世代よりも就活における情報量が圧倒的に多いゆとり世代は、実際に会う先輩社員の生の姿に強い影響を受けるのかもしれません。これから一緒に働くであろう先輩や同僚と上手くやっていけるのか?それがゆとり世代の就職活動における大きなキーポイントとなりそうですね。
2016年08月16日何度言っても怒ってもわかってくれない息子や夫。次第に怒られ慣れしてきて、「はいはい」「また怒ってるよ」なんてあしらい出す彼らに、「これが男女の違い!?これ以上何を言ったらいいの…」なんて悩んでいませんか。夫と2人の息子と生活する筆者も同じように悩んでいましたが、効果的な叱り方を今回3つほど発見しました。(今回ご紹介するのは3歳以上の男の子になります)理屈で納得してもらう男の子は、女の子より理屈っぽいところがあります。たとえば虫を見たら「気持ち悪い」「面白い」と感覚的に話すのが女の子、手にとってアレコレ触ったり…と生態や仕組みが気になるのが男の子でしょう。実際に長男も「テレビ見るのやめて」といくら怒っても聞きませんが、「目が悪くなる」など理屈で説明を重ねると止めます。自分から「目が悪くなるのは嫌だからこれ以上やめよう」というときもあり、理屈の大切さを感じました。ただし、すぐの理解は望めません。体験の少ない子どもの場合、上記の例なら「目が悪くなると具体的にどうなるか」が実感できないからです。繰り返し何度も「なぜ悪いのか」「それをやり続けるとどうなるか」を説明し続けましょう(長いと逆効果なので端的に)。心から「カッコ悪い」と思わせる「健康への悪影響を説明しても男は禁煙しない。『タバコを吸うのはカッコ悪い』と心から思えば禁煙する」という説を以前聞いたことがあります。男性は女性よりプライドの高い生き物。「かっこいいか、カッコ悪いか」が行動を変えるところがあるのですね。たとえば「家の中でテレビばっかり見てるなんてカッコ悪いなぁ…。この前ブロックでピタゴラスイッチを真似して作ったやつすごかったよね!あの時みたいに自分で遊びを創り出すのっかっこいいし、ママも面白いよ」と言ってみましょう。これは子どもより大人向けですが、理屈で説明しても納得しない場合に使ってみましょう。冷たくするアレコレ言葉を変えてもわかってもらえないと、女性としては「これ以上何を言えばいいの!?」と戸惑います。実は「何も言わない」のが正解。これは大人、子どもともに効きます。たとえば最初に「目が悪くなるからテレビはもう止めて」と注意します。それでも聞かなければ放っておきましょう。やがてテレビを見終わり、ご飯の時間になっても反応を薄く、「あっそう」「ふ~ん」程度に対応します。これで相手は「怒らせちゃった!?」と動揺します。アレコレ言われている間は、怒られてると言っても「自分を見てもらっている安心感」があるんですね。でも突き放された途端、不安になる。不安になってはじめて怒らせた理由を考え出すので、そこでもう一度話をしましょう。ライター:宮野 茉莉子
2016年07月18日「怒る」ことと「叱る」ことは、まったく違います。子どもは怒られても、何について怒られているのか、実はわかっていません。どうしたら子どもにわかってもらえるでしょうか? 感情に任せることのない、上手な叱り方について考えていきましょう。■子どもを怒っていますか? 叱っていますか?(A)「うちの子ったら、何度言っても同じことを繰り返すし、言うことをぜんぜん聞いてくれない」。そんなママはもう、イライラは頂点に達して、大声で怒鳴りつけるばかり。スーパーでも、公園でも。そういった光景を昔から見かけることがあります。(B)いつも元気な子がしょんぼりしてうなだれていたり、はしゃいでいた子が急に何かを思い出したように神妙な態度をしてみたり。よくよく事情を聞いてみると、お母さんに叱られた…と。この違いは大きいですよね。(A)のお母さんは怒っています。(B)の子どもは叱られました。では、(A)の子どもはどうでしょうか?小さな子なら泣き叫んでしまいますし、ある程度成長し、怒られることに慣れている子なら、嵐が通り過ぎるのを待つように、黙って下を向いていたり。(B)のお母さんはどうでしょう?恐らく、けっして大声を上げることなく子どもに反省を促し、二度と間違ったことを繰り返さないようにしっかりと言い聞かせたのではないでしょうか。■怒っても子どもの心には響かない子どもは親の感情にとても敏感です。特に接触する時間、一緒に過ごす時間が長い母親に対して、その傾向が強くなります。小さな子ほど母親への依存が強いですし、その顔色をうかがって、感情を推し量る知恵も備わってきます。母親が感情をむき出しにして怒った場合、子どもは「自分が怒られている」ことよりも「母親が怒っている」ことを認識します。そうなると、なぜ怒られているのかがわからなくなってしまうのです。人は、強い怒りの感情を向けられると、パニック状態に陥ってしまいます。耳には届いていても、その言葉をなかなか理解することできません。子どもが怒られて泣くのは、怒られることが不快か、大きな声に驚いたか、怒りの矛先から逃避するかのどれかです。「怒り」を「暴力」に置き換えてみれば明らかです。しつけと称して子どもに手をあげる人がいますが、論外です。子どもは殴られたことで理解するのではありません。理解はしていないけれども、殴られたくないから言うことに従っているだけなのです。■叱っていることを理解させる叱る場合は、子どもに「どこが間違っているのか」をきちんと理解させましょう。そのとき、母も子もお互いに冷静でなければなりません。真っ直ぐに向き合って、きちんと話をするという場を設定しましょう。できれば声を低めにして、なるべくゆっくり話してみてください。そのほうが、いつもと違う状況であることを子どもが察しやすくなります。そして、しっかり話を聞こうとします。そのような状態になってから、何がいけないのか、何が間違っているのかをわかりやすく、かみ砕いた平易な言葉を使い、ゆっくりと説明していきます。ときどき質問を交え、確実に理解をしているかどうかを確認してみてください。しっかり理解してくれたと判断すれば、くどくならないように、そこで打ち切ります。ただし、十分な理解をしていないうちに途中で止めるべきではありません。わかるまで粘り強く話していくしかないのです。世の中に完ぺきな親などいません。その子が最初の子(第一子)であれば、あなたは初めて親になったのです。初心者なのですから、間違うことがあって当たり前です。思い通りにならないことなどいくらでもありますが、これから親子ともども学んでいけばよいのです。けっして子どもを怒ってはいけないのではありません。叱ることと混同しないということです。むしろ感情をぶつけ合うからこそ、親子関係が深く築かれていくものでもあるのです。(DENT.たいろう<フォークラス>)
2016年04月09日子どもの質問は突然です。しかも、結構難しいことを聞いてくるものです。ときには、聞かれたほうもその答えを知らない、わからない、なんてこともあります。そんなとき、あなたならどうしますか? 親がとるべき行動をお教えします。わからなかったら素直に「わからない」、これが正解!子どもはよく大人に「これはどうしてなの?」「なぜそうなるの?」といった質問をぶつけてきます。子どもよりは大人のほうが知識を持っていると考えがちですが、大人だって世の中のすべてのことがわかっているわけではありません。ですから当然、子どもの質問に対して答えに窮することだって起こり得るのです。そんなとき、親はどうしたらよいのか。答えはシンプルです。「わからない」。これでいいのです。親としてしっかりと答えなければならない、と考えているかもしれませんが、意外にも子どもたちは、わからないなら「わからない」と、はっきり言われたほうが良いと思っているようなのです。こんな実話があります。ある科学者が子どもたちに対する講演会に呼ばれて話をしました。その後、その会を開いた大人が、子どもたちに聞いたところ、「わかっていることと、わかっていないことをきちんと話してくれたのが良かった」と答えたそうです。その科学者は子どもたちにこんな話し方をしたのです。現在の科学ではまだ証明されておらず、はっきりとはわからないことがある、けれど、おそらくこういうことなのではないかという仮説はあるので、これからそれが正しいかどうかを調べていくのだ、と。科学でわかっていることとわかっていないこととが、子どもたちの心の中にすっと受け入れられたようですね。だから大人だって、わからないものは「わからない」と答えたっていいのです。「わからない」ことに対処する姿を見せれば、子どもは正しく育ちます「親が子どもの質問に答えられないようでは、威厳が保てないのでは?」「親は意外と何も知らない、なんて呆れられたらどうしよう」そう思うのが大人としては自然なことでしょう。特に男性は外面を気にしますから、母親よりも父親のほうがそう思う傾向にあり、子どもに対して素直に「わからない」という言葉を言うなんて、なかなかできないことが多いのです。でも、先の例を思い出してください。科学でさえもわからないのか、案外科学なんてダメだな、なんて子どもたちは思いません。だから、大人が「わからない」と言ったって、それで大人を馬鹿にしたりはしないのです。ただ、「わからない」という事態に対して大人がどう対処するかによって、子どもたちは気落ちするかもしれないし、逆に好印象を持つかもしれないということはあります。親が、何となくごまかして終わりにしようとしたり、わからないからもういいやとすぐにあきらめてしまったりしたら、子どもたちはどのように思うでしょう。少なくとも、素敵だな、とは思わないでしょうね。そのような大人の姿を見続けてきた子どもは、将来わからないことにぶつかったときに、同じようにごまかしたり逃げたりするようになるでしょう。わからないという事態に対して親がどのように行動するか、子どもたちはしっかりと見ています。そして、そんな親の行動をお手本とするのです。まさに、「子は親の背を見て育つ」ということです。「わからない」と言うのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、ごまかしたりすぐにあきらめたりする姿を見せることのほうが、ずっと恥ずかしく思えませんか? だから、子どもからの質問がわからない、答えられないと思ったら、まずは正直に「わからない」と答えましょう。その後、調べるなり考えるなりして、答えを見つけようとする姿を見せるのです。きっと子どもはそうした親の姿から、わからないと思ったらどう対処していけばよいのかを学ぶはず。子どもの先輩ともいえる親が、行動で子どもに伝える、初めての教えだと言っても過言ではないでしょう。(子育ての達人)
2016年02月26日大切なのは、テレビの戦略に振り回されないこと の続きです。前回は「テレビをはじめとした情報媒体が出す情報を鵜呑みにし、必要以上に振り回されることがないよう、子どもを見守る親としては気をつける必要がある」ということをお話ししました。今回はそれを受けて、「テレビと現実の違いを判断できる子に必要なこと」について解説します。テレビと現実を冷静に判断できる子どもに育てよう現在、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、そしてWebも含めたメディアのほとんどにおいて、広告が欠かせない存在になっていることはたしかです。テレビを見ていても、日々たくさんのCMが目に入ってきます。それらを見て、たとえば幼い子が影響され、テレビアニメのヒーロー・ヒロインのポーズをまねしたり、テレビアイドルの物まねをして歌ったりというのは、見ていてほほえましく感じられるのではないでしょうか。しかしながら、そうした幼い頃であればともかく、小学校の高学年になってまでテレビの影響をもろに受けているような子どもは少し心配だと考えられています。というのも、子どもがテレビの影響をもろに受けるということは、そうしたメディアに晒されている時間が長すぎるおそれがあるからです。それ以外にも、現在の自分に対して不満を抱いていたり、家族に愛されておらず本当の自分を認めてもらっていないと感じていたりするような場合にも、こうした傾向が見られることがあります。「ありのままの自分でいい」と認識することで、テレビと現実を区別できるようになるとはいえ、テレビをはじめとする情報媒体が出す情報に踊らされた経験がまったくないという人はいないでしょう。現代人であれば、誰しも一度ぐらいは騙された経験があるはずです。こうした情報媒体には、実際には皆が共通して持っていないようなものや概念といったものを、あたかも共有しているかのごとく見せてしまうという性質があります。そして、「多くの人々と何か1つのことを共通して持っている」という感覚は、現実の生活に充足感を持っていなかったり、心に寂しさを抱えたりしているような人間をあっさりと虜(とりこ)にする傾向が強いものです。心理学的な一例を挙げると、・自分の今のあり方にどこかで疑問を持ち、こんなはずじゃなかった感をくすぶらせている女性たちが韓流ドラマにハマる・友だち関係がうまくいかない子どもがアイドルグループにハマる・ストレスを溜めた男性たちがワールドカップの時だけ熱烈に応援運動をするといった具合です。ありのままの自分でいい、ときちんと感じていれば、子どもはこうした情報媒体からの同調圧力に引きずられることはありません。テレビの中で起きていることと現実の自分とは違っているけど、それでもいいんだとしっかりと感じることができるからです。テレビが流行をけたたましく宣伝していても、それを冷静に受け止めて、「自分には関係ない」と判断することができますし、同じぐらいの年齢の子どもがテレビで脚光を浴びているのを見ても、自分もそうなりたいと盲目的に思い込むようなこともありません。次回はいよいよ、皆さんがもっとも知りたいであろう「テレビの情報を鵜呑みにしない子に育てるにはどうしたらよいのか?」についてお話しします。(子育ての達人)
2015年12月30日京都大学は12月14日、セロトニン受容体1A遺伝子(HTR1A)の遺伝子型によってサラブレッド馬の扱いやすさに違いがあることがわかったと発表した。同成果は、同大学 文学研究科 堀裕亮 博士、藤田和生 教授および野生動物研究センター 村山美穂 教授らの研究グループによるもので、11月19日付の英科学誌「Animal Genetics」速報版に掲載された。今回の研究は、JRA 日高育成牧場で2011年~2013年に飼育され、乗り馴らしを受けたサラブレッド1歳馬167頭を対象に行われた。研究では「新しい物体・ヒトへの不安」、「新しい環境への慣れにくさ」、「大きな物体への恐怖」、「反抗的な態度」、「体を触られることへの不安」といった5つのカテゴリーの17項目について、3名の牧場職員が評定・得点化。また、これらの馬から血液を採取し、DNAを抽出してHTR1Aのタンパク質をコードする領域の配列を調べた。この結果、標的となった領域のうち、709番目の塩基に一塩基多型(Single Nucleotide Polymorphism:SNP)があり、709番目の塩基がグアニン(G)の場合とアデニン(A)の場合の2種類の対立遺伝子があることがわかった。これについて、扱いやすさとの関連を分析したところ、Aの対立遺伝子をもつ個体はもたない個体に比べて、扱いにくいことがわかった。またこの効果はオスよりもメスでより顕著に見られたという。同研究グループによると、同研究の再現性が確かめられれば、遺伝子型から個体の性質を予測し、それに合わせた飼育管理方法の開発や、乗馬・セラピーホースなどとしての適性の評価などにも応用が期待されるとしている。
2015年12月14日私たち人間は、子どものころからずっと、男女の違いを意識して暮らしてきました。男性の方が一般的に腕力が強かったり、女性は分娩の痛みにも耐えられるくらい痛みに強かったり、両者の違いは並べ出したらきりがありません。しかし病気に関しては、男性か女性かで治療の仕方が違うということはなく、がんでも心臓病でも同じ治療がされています。ところが最近の研究によって、男女の心臓は構造上の違いがあり、加齢とともにその違いが顕著になるため、治療の仕方も変えざるをえないという研究結果が出たそうです。■3,000人を調査して心臓の違いが判明この研究結果は、約10年にわたって3,000人近くの成人を調査してはじめてわかりました。研究では、心腔のひとつである左心室に焦点を当てたもの。左心室は、酸素を豊富に含んだ血液を心臓から体へと送り込むポンプの働きをしています。年を取るにつれて、左心室が血液を送る能力は低下します。しかしこの機能の低下が、性別により違うことがわかったのです。つまり男性の場合、左心室付近の心筋は年を取るにつれて、大きく肥厚していきますが、女性の場合、この心筋の大きさは変わらないか、収縮するというのです■心臓病治療を男女によって変える必要なぜ男女によって違いが起きるのかは、まだはっきりとはわかりません。しかしこの非常に興味深い男女の不一致の原因が明確になった場合、心臓病患者の治療を男女によって変える必要が生じるかもしれないと研究者たちは考えています。メリーランド州ボルチモアの名門、ジョン・ホプキンス大学医学部教授であり、同大学心臓血管研究所所長のジョアン・リマ氏は、「この研究結果により、心臓病の病態生理は男女によって違うことと、こうした生物学上の違いに注意を向けた男女それぞれの治療が必要なことが実証された」と述べました。■心臓MRI(磁気共鳴画像法)での検査この研究では、初めて長期にわたって左心室の構造や機能を観察するために、心臓MRIを使いました。ただ最近の研究では、MRIよりも超音波検査を使う方が、人間の心臓を精査できると主張する研究者たちもいます。ここでは、45才から84才までの2,935人の成人を対象に調査しました。調査に参加した時点では、その中の誰も心疾患を患っている人はいませんでした。調査の最初から最後まで、医師たちが被験者一人ひとりに心臓MRI検査を実施。MRIによって、参加者の左心室の正確な大きさと容積、重量を計りました。■左心室の重量が男性は8グラム増えるすると研究をつづける間に、男性達の左心室の重量は平均8グラム増加。それに対して、女性の場合は平均1.6グラム減りました。また容積(拍動ごとに出入りする血液の量)は、男女ともに減ることに。ただ、一度に10ミリリットル減っていた男性に対し、女性はさらに多く13ミリリットル減っていました。こうした違いは、研究者たちが被験者の体重、血圧、コレステロール値、運動、喫煙について指導した後でも起こっています。■男女によって心臓病治療を変える必要「男性と女性は、別々の理由で心疾患を起こしているかもしれない」とジョン・ホプキンス大学放射線学准教授であり、この研究の調査主任であるジョン・エング博士は述べています。この発見により、医師たちは男女別々の治療法を確立することになるかもしれません。たとえば心不全を起こした人々に対して、心臓専門医は、肥厚して硬くなった心筋を広げる薬剤を処方します。しかし女性の心筋が長い期間で縮小したり、そのままの大きさに止まったりするならば、この処置は男性ほど女性には効果がないことになります。さらにこの調査は、アテローム性動脈硬化(MESA)の多民族研究と名づけられ、長期計画で進行中です。研究者たちは引き続き、男女からさらに対象を広げ、民族の異なった7,000人近くの人々を被験者にして、これらの人々の心臓病や心不全に影響を及ぼす要因を研究する予定です。*生まれたときは同じような心臓だったのに、加齢とともに重量や働きが違ってくるとは不思議な話です。でも、それが本当なら、新たな治療法の発見となり、助かる人が増えるでしょう。医学が着実に進歩し、多くの人が健康に年を取っていける時代になっているのは喜ばしいことです。(文/スケルトンワークス)【参考】※Male and female hearts age differently, study finds-Fox News
2015年11月08日みなさん、「吹き出物」と「ニキビ」の違いってご存知ですか??その違いは年齢によって大きく分けられます。10代の思春期に、ホルモンの働きが活発になり皮脂分泌が過剰になることで発生するものが「ニキビ」「吹き出物」は“大人ニキビ”とも言われていますが、20歳超えてからできるものを指します。こちらはニキビとは違ってお肌を清潔に保つことが出来ていなかったり、食生活が乱れていたりすると肌が正常にターンオーバーできなくなり、毛穴が詰まりやすくなることでできやすくなります。10代のニキビは成長するに従ってホルモンの働きが落ち着いていくので正しくケアしていれば自然に治りますが、吹き出物は原因を改善しないと、繰り返し発生することが多く厄介です。更に新陳代謝が衰えていくとだんだん治りにくくなったり、跡が残ったりしてしまうのが特徴です。特に女性は吹き出物が出来てしまうとメイクをする時にとっても苦労しますよね…隠そうとしてファンデーションやコンシーラーを重ねてしまうと更にお肌が悪化することもあります。なるべく低刺激性の化粧品を使い、ブラシやスポンジは清潔な状態にしておきましょう。そしてお肌の乾燥を防ぐために、スキンケア商品は肌の保湿効果の高いものや、ビタミンC配合の商品を選ぶのが良いです。ビタミンCには、「皮脂を抑える働き」と「炎症を抑える働き」があります。いくらスキンケアを見直したり、食事に気を使っても治らない場合は睡眠不足が大きく関係してる場合があります。お肌のターンオーバーが最も行われやすい22時~2時の間に寝るのがオススメ。体を十分に休めることができ、ニキビの原因の一つとされるストレス解消にもつながっていきます。まずは、生活習慣全般を見直し、ストレスのない生活や規則正しい生活、健康な食生活を心がけて綺麗なお肌を目指しましょう!!
2015年08月27日お互いの事がわからず、時には激しく衝突してしまうこともある、男女の関係。お互いに無いものを持ち合い、良好な関係を築く・・・それが一番理想ですよね!衝突してしまう原因は、実は「脳の作りの違い」にあるのです。そこで今回は、男女間の脳の差違を知り、彼と仲良くやっていく方法についてご紹介いたします。■1.ついつい話しすぎてしまうのが女性女性は左脳だけでなく右脳も使って会話していると言われています。そのため、感情をもとにして話題が次々に広がっていき、取り留めがありません。楽しい気分なら、楽しかったときの事、嬉しい話題が次々に浮かんできます。不機嫌だったら、愚痴や小言などを次々と言いたくなってくるというわけです。そして、女性特有の性質として、お喋りをすることでストレスが解消できるということも挙げられます。そのため、ついつい話しすぎて男性をおいてけぼりにしてしまうのです。■2.女性の話に入っていける男性はレアキャラコミュニケーションは女性の生き甲斐とも言えるもの。もし選ぶとしたら、できるだけ女性に喋らせてくれる聞き上手な男性だと良いでしょう。一言に「聞き上手」と言っても、ただ黙っているだけではなく、適度に相槌を打ったり質問してあげられる人であることが大切。女性が最も不満を感じるのは、自分を無視したり話を聞いてくれない相手。だから、あなたに無関心な彼や、無口で会話がない彼だとストレスを感じてしまうのです。■3.男性は議論好きな反面、雑談は苦手男性が求めている会話の内容は「意思の伝達」や「問題解決の方法」。女性から見ると必要最低限で味気ないものが多いとされます。もちろん中には気さくで会話好きな男性もいますが、本能としては口数が少ないのが男性の性質だと言われています。また、男性は左脳をフルに使って話をしているため、女性よりも話の流れが飛びにくく一貫しています。そのため、会話の中身が広がらないのです。そのため、女性側があまりに取り留めない話を振りすぎると、男性の頭がパンクしてしまうという訳ですね。■4.男女が円滑にコミュニケーションをするには女性が男性に話をして欲しいと思ったら、 何か自分では解決するのが難しい質問などを振ってみるといいかもしれません。他にも、「人」の話よりも「物」の話をすることもポイント。男性は「物事」を考える事が好きだからです。一般的に、他愛無い雑談が苦手なので、女性側が話しやすいようにエスコートしてあげると話は弾むはず。お喋り・会話の経験値や技術なら、圧倒的に女性が上なので、女性が会話の主導権を握り、リードするぐらいで丁度いいのです。■おわりにもしも上手くいっているカップルが周囲にいたら、じっくり観察してみてください。複数の恋人たちを見てみると気付くはずです。仲のいい男女は、一日の会話時間が長いということに。そう、上手くいっているカップルは、コミュニケーションが円滑に進んでいるのです。逆に、冷え切ったカップルは会話がほぼありません。皆まで言わなくても・・・という日本的な考えは、実はコミュニケーションの怠慢という訳なんですね。どうぞ皆さんも相手と自分の違いをわかった上で、楽しくおしゃべりしてみて下さいね。(脇田尚揮/ライター)
2015年07月29日デジタル一眼カメラを購入する際に、ぜひとも知っておきたいのが「センサーの大きさ」です。センサーの違いがわかると、そのカメラのおおよその性格が見えてきて製品選びに役立ちます。レンズ交換式のデジタル一眼カメラに搭載されているセンサーのサイズはおおまかに分けると「マイクロフォーサーズ」「APS-C」「フルサイズ」の3種類で、それぞれに特徴があります。上図は「マイクロフォーサーズ」「APS-C」「フルサイズ」、それぞれのセンサーの大きさをまとめたものです。ちなみに、ニコンではAPS-Cを「DXフォーマット」、フルサイズを「FXフォーマット」と呼んでいます。以下、特徴を手短に並べてみましょう。マイクロフォーサーズ:センサーが小型なのでコンパクトなカメラが多いAPS-C:入門機からハイエンド機までラインナップが豊富フルサイズ:画質は最高だが、カメラ・対応レンズとも高価このようにセンサーサイズによる違いを知っていれば、コンパクトなデジタルが欲しければマイクロフォーサーズの製品から、多くの製品からチョイスしたければAPS-C、画質を求めて本気で没頭するならフルサイズ、というようにカメラ選びの大まかな指針になります。○センサーサイズで35mm判換算の焦点距離が変わるまた、センサーのサイズによってレンズの焦点距離が変わってくるのも覚えておきたいポイントです。実際には、「35mm判換算の焦点距離」が変わるのですが、レンズの数字(24mmなど)に対してマイクロフォーサーズなら2倍、APS-Cなら1.5倍~1.6倍、フルサイズならレンズ表記のままになります。たとえば、キヤノンのAPS-Cカメラ向けレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」は、そのままの数値では超広角から標準程度のレンズに見えますが、35mm判換算で表すと28.8~88mmと広角から中望遠までカバーする「標準ズームレンズ」になります。入門機のキットレンズとして付属するだけあって、使いやすい画角をしっかりサポートしているわけですね。なぜ、このように「35mm判換算」の数字を基準にしているかと言うと、もともとフィルム時代の一眼レフカメラは「35mmフィルム」を使うものがスタンダードでした。したがって、レンズの焦点距離と画角の関係も同一。その感覚を一度つかんでしまえば、「28mmならちょい広め」「200mmなら、そこそこ遠くを写せるな」といったように、焦点距離で画角をイメージしやすかったのです。そのことから現在のデジタルカメラやレンズにも、「35mm判換算」という指標がカタログに必ず記されています。35mm判換算時の焦点距離と画角の感覚は、今からでも身に付けられるので、写真を撮るとき、撮った後にチェックするとよいでしょう。
2015年03月12日「夫が、結婚しても子どもができても子どもっぽくて困る」という女性の声は、珍しくありません。子どもができてもフィギュアやゲーム、漫画にはまり続けたり、よくわからない高価なものを買ってきたり。失敗したら素直に謝ればいいものを、小学生のような言い訳をする。そんな、大人になっても子どもな感じは、女性よりも男性に多いのではないでしょうか。どうして男性は、いつまでたっても子どもっぽいのでしょうか。○幼少期が与える影響子どもっぽいということを精神年齢が低いという言葉に置き換えるとして、本当に男性のほうが女性よりも精神年齢が低いかというと、そんなことはないでしょう。とはいえ、「男性って子どもだな」と感じる女性が多いのも事実です。では一体、なぜ女性は男性を子どもっぽいと感じてしまうのか。逆にいえば、女性は男性よりも大人っぽいのか。そこには、幼少期の家庭環境が影響しているのではないでしょうか。幼少期にどのような環境に置かれていたかということは、その後の人生に大きな影響を与えます。例えば、乳幼児期の親子関係が、成人してからの恋愛スタイルに影響を与えたりするようにです。そして、今回の女性が男性を子どもっぽいと感じてしまうという問題は、幼少期のジェンダーが影響していると考えられるのです。現代でも、伝統的な性役割(男らしさ・女らしさ)を無意識の中でも意識して、それを子育てに反映させることがあります。例えば女の子の場合。「女の子なんだからお母さんのお手伝いしてね」と掃除や料理の手伝いが期待されます。つまり、女の子の場合は、「大人」とまではいわなくても、大人のように振る舞うことが期待されているわけです。そして、実際に家庭の中で女の子は幼いながらも一家の働き手として活躍します。それに対して男の子は、一家の働き手として期待されるということはあまりなく、いつでも自由に遊ぶことができたるわけです。つまり、女性のほうが早く自立することになるといえるかもしれません。それが結果として、女性は早く"大人"になり、男性はいつまでたっても"子ども"ということにつながっているのでしょう。少年の心を持った大人なのではなく、少年のままの大人が男性なのでしょうね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール平松隆円化粧心理学者 / 大学教員1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、チュラロンコーン大学講師などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。魅力や男女の恋ゴコロに関する心理に詳しい。現在は、生活の拠点をバンコクに移し、日本と往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は「化粧にみる日本文化」「黒髪と美女の日本史」(共に水曜社)など。
2015年02月18日ファミレスと高級ホテルではなぜ「雰囲気」が違うのか。そこには接客の仕方に根本的な違いがあった。覆面取材で、接客の違いを考えてみた。●典型的なサービスの違いファミレスで味わえない「雰囲気」を高級ホテルには期待したいもの。接客の違いはどこにあるだろうか。ファミレスでは、一般に席に案内する時、喫煙・禁煙を尋ね、次に店のにぎわいを演出するため、外から見える席から順に通す。その際、「こちらでお願いします」、あるいは「こちらへどうぞ」といった言葉を添えるのが一般的。高級ホテルのレストランやコーヒーショップでは、「景色のよい窓側が宜しいですか?それとも、落ち着いたコーナーが宜しいですか?」と尋ねるのが普通。ゲストに選択権を与えるわけだ。オーダーを置いていく時はどうだろうか。一般的なファミレスとは異なり、高級ホテルのレストランでは、複数のゲストに、間違いなくオーダーしたものを置いていく。その際、念のため小声で「子羊のステーキでございます」、「アンチョビのマリネでございます」といったように添える。これはキッチンからゲストの席に来るまでに、小さな紙に書いた料理、飲料と座席表を覚えてから来るからだ。ゲストどうしの楽しい会話をストップさせないことが目的とのこと。●ゲストの目的を支援する外資系ホテルなどのゲストがコーヒーショップやレストランを利用する目的には大きく2種類あると考えられる。ビジネスユースと、プライベートユースだ。例えばコーヒーショップを商談などで利用する場合、ゲストはほかの席から離れ、静かに話せる席を求める。プライベートの場合も、カップルであればほぼ同じ。ただし、友人グループなどの場合は、少々はしゃいでもOKな席を望むのではないか。こうしたことを考えて、ゲストの目的にかなう席を提案することが接客の常識。もし目的が異なる場合は、ゲストの意向に沿うように案内する。例えば、バーなどで灰皿を替えるにも、ゲストが灰皿から目を離しているタイミングを見計らってさっと替えるという。●同じ高級ホテルでもこんな違いが高級ホテルの代表といえば「ザ・リッツ・カールトン」であろう。リッツでは、館内のレストランなどの場所を尋ねると、原則、ゲストをそこまでお連れするのがマニュアルに書いてあるルール。しかし、いくら高級ホテルといえども、これを守るのは人件費という大きなコストがかかる。そのため、某高級ホテルでは、「こちらでございます」と言って、目指す方向へ3歩進むという。そのうちに、ゲストの「いえ、自分で行けます」といった言葉を期待しての発言だそうだ。同じ高級ホテルでもこうした違いがある。こうしたサービスの違いを比較してみると、面白い発見ができるかもしれない。(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)●著者プロフィールコミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。お問合せ先:info@miyamacg.com執筆協力:石井公一(いしいきみかず中小企業診断士)
2012年12月31日かくれんぼ、おままごと、縄跳び……。どこの国に行っても子どもは子ども。無邪気な遊びが大好きです。ところで、同じ「遊び」でも国によって違いはあるのでしょうか。日本に住む外国人20人に、「子どものころの遊び」について聞いてみました。■Hide and seek(かくれんぼ)日本のかくれんぼと同じ。ただ、じゃんけんポンで鬼を決めるルールがなくて、単に話し合いで決める(イギリス/男性/40代前半)遊びの定番、かくれんぼ。しかし、鬼を話し合いで決めるのは新しいですね。会話例:「ヘンリー、今日は君に鬼をお願いするよ」「えー、今日はマイクが鬼をやってよー」「嫌だよー。ヘンリーが鬼をやらないと始まらないって」「えー」……と、このように遊びが始まる前に交渉が決裂することもありそうです。■バービー人形で遊んだドラマなどで見たストーリーをバービー人形で再現していた(フランス/女性/20代後半)バービー人形はその国の人に合わせた表情や衣装で販売されていることで有名。フランス顔のお人形でドラマの再現、しかもフランス語で。それだけでオシャレ感満載です。■過家家(中国)、Choi do han(ベトナム)(おままごと)友達と2、3人で、子ども用の皿や道具で子供風の家を作って遊んだ(中国/男性/20代後半)(ベトナム/女性/20代前半)遊び方は日本と同じですが、名前の違いが面白いですね。「過家家(発音:ゴウジャアジャア)」は「カカカ」と読んでしまいたくなります。■小川の辺りとかで動物を探したり、ツリーハウスを作ったり動物を捕まえても殺さない。ツリーハウスを作ったらとりでにして、他の子どもから守る(アメリカ/女性/20代後半)大きな木の上に小さな家を作るツリーハウス。自然豊かな環境ならではの遊びですね。トム・ソーヤーみたいです。ところで、出来上がったら守りに入ってしまうのですね。それも遊びの一環?■サバー・トバーッツ(七つの石)七つの石を積み上げて、石を崩すチームと積み直すチームに分かれて対戦する。積み直すチームは崩したチームが投げるボールに当たらないように逃げながら直す(エジプト/男性/40代後半)鬼ごっこのような、ドッチボールのような。長い伝統がありそうな遊びですね。砂漠で土ぼこりをあげながら走り回る子どもたちが目に浮かびます。その他、鬼ごっこ・縄跳び・サッカーなど、日本と同じ方法で遊んでいた、という回答がありました。ちなみに、以下の国の方々から。■鬼ごっこ(タイ/女性/30代前半)(ロシア/女性/20代後半)■縄跳び(スウェーデン/女性/40代前半)(ロシア/女性/20代後半)■かくれんぼ(アルゼンチン/男性/20代後半)(スペイン/男性/20代後半)■サッカー(オランダ/男性/30代前半)(ペルー/男性/50代前半)(ウズベキスタン/男性/20代後半)何千キロメートルも離れている国でも、子どもが好きなことは似ているものですね。人類みな兄弟!とはよく言ったものです。大人になっても変わらず、みな兄弟!でいきたいものです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日