今回アンジー読者のみなさまにご紹介するアイテムは、日本古来から使われていた顔料をもとにつくられた天然素材の「胡粉ネイル」です。“胡粉(ごふん)”とは顔料のひとつで、古くから日本画や京人形の顔料として使われてきたそうです。ホタテの貝殻を天日に晒し風化したのち砕いて粉末にしたもので、炭素カルシウムを主成分とした体にやさしく環境にもやさしい素材。ネイル特有の臭いが苦手な人や爪への負担をかけたくない人はもちろん、妊娠中の方や日常のネイルがNGな飲食業や医療業の人たちだって特別な日にはオシャレをしたい♪そんな画期的なネイルを開発した会社は、創業260年の歴史をもつ京都の日本画用絵具専門店として知られる上羽絵惣(うえばそう)。「ぬくもりと職人の五感」をスローガンに掲げているだけあって、熟練の職人の方々が伝統的な製法でひとつひとつ丁寧に手作りしたものだというのも納得。私自身もリピーターとして胡粉ネイルを愛用しているからこそ言えることは、天然素材を生かしたクオリティの高さや粋なパッケージデザインなど、すべてにおいての抜かりのない、作り手の気持ちが伝わる素晴らしい商品です!(左より:紅朱色(せんこうしゅ)、鶯緑(うぐいすみどり)、金雲母撫子(きららなでしこ)、胡粉(ごふん)、京紅(きょうくれない)胡粉ネイルの魅力とは?水溶液を使用していることで刺激臭がない。ネイルを落とす際に除光液が不要。天然素材で爪への負担がない。速効性&通気性に優れている。貝殻に含まれる真珠層の自然な輝き。お子さまも安心して使用できる成分。「胡粉ネイル」の特徴は匂いの原因となる酢酸エチルやアセトンなどの有機溶剤を使用しないで作られた水溶性ネイルであることです。ネイルを使用する際にツンとする刺激臭がなく、オフは胡粉ネイル専用アルコール除去液を使用しても市販の除菌用アルコールでも簡単に落とせます。いかがでしたか?天然素材の胡粉を生かしたおしゃれなネイル。夏に向けて大活躍するペディキュアのコレクションに取り入れたくなる豊富なカラーバリエーションをはじめ、和の心を感じる美しいカラーネーミングにパッケージデザインが何ともいい味をだしていますよね。自分へのプレゼントはもちろん、海外のお友達への贈り物などにも喜ばれること間違いなし♪※参考&Photo by 上羽絵惣(うえばそう)HPimage photo by Pinterest
2014年06月02日ホテル日航プリンセス京都は、本年10月に開業8周年を迎える感謝キャンペーンの第一弾として、1751年創業の日本画用絵具メーカー「上羽絵惣(うえばえそう)」とタイアップし、同社が開発した「胡粉(ごふん)ネイル」のホテル日航プリンセス京都・限定カラー「乙女」(おとめ)を、物産店「和小路」(1階)にて販売を開始した。「胡粉ネイル」は、「人に優しい」をコンセプトに開発。従来のマニキュアと異なり有機溶剤を使用せず、また落とす際にもアルコールで簡単に取れる。除光液を使う必要のない、つめに優しい天然素材のネイルとなっている。ホテル日航プリンセス京都では、販売当初より胡粉ネイルの開発コンセプトと品質に注目し、初の取扱店となった。「胡粉ネイル」のホテルオリジナル限定商品である「乙女」は、同ホテルの名に冠された「プリンセス」をテーマとして制作を依頼。幸福・愛情の象徴とされるピンクをベースに、高貴なイメージとされる紫と穢(けが)れのない白を掛け合わせて、品のあるプリンセスカラーを表現している。また、単色でも美しい発色だが、同じく上羽絵惣の「金雲母(きんうんも)」(金ラメ入り・クリア)を重ねて装うことで、真珠のような雲母の光沢とティアラをイメージさせる金色のキラキラ感が、ゴージャスな雰囲気を醸し出す。今回は、それぞれ1本ずつをオリジナルパッケージにセットして、2,600円での販売となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日