長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げ、菅田将暉が主演を務める映画『キャラクター』が現在公開されている。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)がある日殺人事件を目撃し、犯人をキャラクター化してサスペンス漫画を描いたことから物語が展開していくダークエンターテインメントサスペンス映画で、SEKAI NO OWARIのボーカリスト・Fukaseが殺人鬼役で俳優に初挑戦することも話題を呼んでいる。Fukaseが演じる殺人鬼・両角は、山城が目撃した事件の真犯人で、山城の前に突然現れ、漫画に描かれた殺人事件を自身で再現したことを伝えるなど、異常者である。人なつっこさの中にどこか不気味さをのぞかせるキャラクターがはまり役となっているが、Fukase本人は演じるために役者としての基礎訓練を積んで挑んだという。今回はFukaseにインタビューし、役にかける思いや、音楽活動と俳優業の関係についても話を聞いた。○■こんなに優しいのに「ぴったり!」という反応――初めて映画『キャラクター』出演のお話を受けた時はどんな気持ちでしたか?三段階ぐらいあって、最初は「ついに殺人鬼役が来たか」と(笑)。そういう雰囲気を醸し出していると内外から言われ続けて、「どういう意味なんだ」と思ってたんですけど、「ついに来たな」いうのが最初の感想です。次に、資料を受け取って「映画かあ。そんなのもやっちゃう人生なんだ」なんて思い、家に帰って飲んだ酒はうまかったんですけど、さらに一夜明けて冷静になってみて「無理じゃない?」と思って……。相手は菅田君だし、すごく大きい規模の映画だろうし、迷惑をかけてしまう、と考える冷静な朝が訪れ、はっきり「断ろう」という気持ちになりました。その三段階を経て、断るつもりでプロデューサーにお会いしたんですが「撮影まで1年半くらいありますけど」と言われ、「なるほど期間があるのか……」と思ってしまったんです。ほぼほぼドアを閉めかけたんですけど、足がガッと入ってきて「どうですかね」と言われたような状態。演技の先生に1年半で僕がこの役をできるのか聞いてみたいというところから、スタートしました。その時点でもまだ「やる」とはハッキリ言ってなかったんですけど、いつの間にかマネージャーに「Fukaseさん、今断ったら事故ります」と言われて、「これはやられたなあ」と(笑)――では、1年半かけて役作りをされたような形なんですか?両角という役に真正面から向き合ったのは、本当に最後の1カ月か2カ月ぐらいです。というのもなかなか確定版の台本があがってこなかったのもあって(笑)。役者としてのワークショップを行っていました。事務所の一角を自分の部屋に見立てた台詞のないアドリブみたいな所から初めて、自分でシチュエーションを考えたり、いろんなことをやらせていただきました。役者さんがどういうメカニズムで役に向き合っていくか論理的に話してくださる先生だったので、ノートに取りながら勉強して、家で宿題をこなして、という感じでした。――アーティストとしては最近は明るい曲が多いと思いますが、何かご自身の心境の変化などはあったんですか?新しいアルバム『scent of memory』(7月7日発売)の曲は明るいなあと自分でも思っていますけど、この状況下で誰のことも悪く言いたくないというか、自分たちのスタイルじゃない、という気持ちです。ただ、過去最強にとがってる曲も入っています。このご時世なので、全体的に前向きな曲が多い中で、その曲があるだけでひっくり返るくらい。僕の人生のルーツを歌っている曲で、どちらかというと、素の自分の言葉遣いのまま出している曲です。とにかく口が悪い(笑)――殺人鬼役を演じる上で、素の自分を役作りに生かしたところはあったんですか?そこは、全然ですよ! 僕、超優しいですからね! 本当に!(笑) 監督と最初に話した時に「芝居をしたことがないから無理です」と言ったら「いや、そのままでいいんで」と言われて、「いいわけないだろ、なんだそれ!」と思いました(笑)。 山道で両角が、事件に巻き込む家族の車に乗せてもらうシーンは、あんまり狂気じみてるとそもそも車に乗せてもらえないから、普段の僕の優しいところを出しましたね。――では、ファンの方は普段の優しいFukaseさんを知ってるから、殺人鬼役にびっくりしてしまうかも…?全然びっくりしてなかったですよ……。こんなに優しいのに「ぴったり!」という反応だったから、意味がわからない! 家族にも「ぴったり」と言われましたからね(笑)――作品を観てちょっとドキドキしてたんですけど、こうしてお会いすると「ちゃんと普通の方だ」と安心しました。絶対にそういう勘違いを生むと思うんですけど、もう、そういうギャグにしていこうと思っています。怖がる小学生とか、全力で怖がらせてやりたいです!(笑)○■レッスンにも来ようとしていた神木隆之介――それだけ良い演技だったということだと思います。役者に挑戦することについて、メンバーの反応などはいかがでしたか?メンバーはもともと「やった方がいい」と言ってくれていたので、ゴリ押ししてくれました。幸か不幸か、コロナでドームツアーが中止になったので、映画に集中できたということもあって。本来はドームツアーをやりながらの撮影だったので、もしそのままやっていたら、10周年なのに殺人鬼みたいなドームツアーになってたかもしれない(笑)。だから僕が役者をやって音楽がおろそかになったことも全然なくて、「今日はこういうシーンを撮ったよ」ということを終わった後に必ず報告するから、メンバーも毎回楽しみにしてくれていました。「今日は菅田君とかなり近い距離で撮影したよ」「菅田くんの匂いが取れないんだよ」とか(笑)。菅田くん、ほのかないい匂いがするんですよ。変な夢を見そうだなと思ったのを覚えています。――そういう話もずっと共有してたというのはすごいですね。特にSaoriは作家なのでそういう出来事に対して前のめりに興味があるし、Nakajinもミュージシャン然とした人間だから、自分たちのボーカルが殺人鬼役をやるということに興味を示してくれた。ピエロのやつ(DJ LOVE)は……血も涙もないので、多分何も思ってない(笑)。何も言わなければたぶん映画も見に来ない、あいつは! 「見た?」っと聞いたら慌てて見に行くと思う(笑)。よくも悪くも初心を忘れない、デビューしたてのまま、そういうやつなんです。――例えば周りで、役者のお友達からの反応などもありましたか?神木(隆之介)くんからは電話も来ましたし、メールでも長文で思うことを色々書いてくれて。1番最初に相談して1番背中を押してくれたのが神木くんだったから、”神”にそうやって言われたら「やるしかないな」と思いますよね。僕が映画デビューした暁には「インスタのプロフィール欄に『神木隆之介の1番弟子』って書いていい?」と言ってたんですけど、まだ書いてないです(笑)。公開したら名乗ろうかなあ。――登場人物が豪華です。豪華ですよね。自分でも「初めてやるくせに、なんか生意気じゃない?」とは思いました(笑)。神木くんは、僕がレッスンしてたところ、山城役として来ようとしてくれていて、スケジュールがちょうど合わなくて実現しなかったんですけど、逆にビビりました。予定が合わなくてちょっと良かったなと思ったくらい。役者の方って、僕が台本を持ってると「持ってるんだったら、一緒に読み合わせする?」とかけっこう軽く言ってくるんです。「無理無理無理無理、ミュージシャンだって簡単にセッションするって言わないよ!」という感じでした。――今回、菅田さんとガッツリ組んでのお芝居になりましたが、どのような印象でしたか?「どっしりした人だな」と思いました。映画の終盤、山城が両角を挑発するような感じで椅子にどかっと座るシーンがあるんですけど、そこは本来の菅田くんぽい。こっちが殺人鬼なのに山城に主導権を握られるシーンで、その瞬間に自分も本当に「なんでお前が」という気持ちになったから、椅子に座った瞬間に大きく構えた人間性が出るんだとびっくりしました。今回、自分が初めて役者をやることも知っててくれたので、僕がやりやすいようにしてくださったから、器の大きい方だなという印象がありました。――今後、俳優としての活動には興味を持たれましたか?自分は初めてなのに素晴らしい役をいただいて、何だかおこがましいと思っているんですが、やっぱり撮影現場がすごく楽しかったんです。今日はキャンプ場、今日はぐちゃぐちゃの両角の家、今日はスーパー、と色々な所に撮影で行って、控室とかも独特だし、すごく面白くて。もちろん面白いだけで続けたとは思っていないし、無責任なことはできないんですけども、この先ももし自分に合うような役があれば……僕としては「もう2度とやらない」みたいなことは全然思ってなくて、むしろすごく楽しかったという気持ちが強いです。――逆に今回の経験が、音楽活動にフィードバックされることもありますか?全然、あります。この間酔っぱらいすぎて、鏡を見ながら、1つの楽曲で自分の歌い手としてのキャラクターを変えて歌うということをやっていたんです。例えば「毎日疲れているサラリーマンとして歌う」とか「殺人鬼として歌う」とか、自分でいっぱいキャラクターを考えて、それぞれ歌い方の表情を変えて、悲しいキャラでは歌いながら泣いたりして。楽しかったんですけど、マジで人に見られたくない(笑)。今までの場合は、自分の中ではどういう楽曲かが決まっていたんですが、今回両角を演じて、自分と監督の思っているものが違ってすり合わせていかなきゃいけない部分もあったので、その経験があって「自分が思い描いているものじゃない感じで歌ってみよう」とか、「自分のイメージとは違うんだけど、ここはあえて笑顔で歌ってみよう」とか、バリエーションも生まれてきたのかな。自分の先入観だけで曲を歌わなくなり、今後もすごく幅が広がると思いました。■Fukase1985年10月13日東京都生まれ。全国ツアーでは約30万人にもおよぶ動員数を誇るSEKAI NO OWARI。音楽シーンに突如現れ、「セカオワ現象」と呼ばれるほど加速度的なスピード感で認知を拡大し、日本を代表するグループとなった。SEKAI NO OWARIのボーカリストであるFukaseは、数々の楽曲・世界観を創造し、その歌声は幅広いファン層を魅了する。彼の鋭い感性と才能はあらゆる面で発揮され、特にファッションにおいては独自のスタイルを確立。国内外のファッション誌にも度々登場し、その存在感は新しいトレンドを作っていく存在となっている。近年では、単独でのCM出演や、独特なタッチで描かれる絵画にも注目が集まるなど、多方面から高い評価を受けている。
2021年06月18日クルージング船「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」が、2021年7月10日(土)、長崎・ハウステンボスに就航。ブッフェ・フリードリンク付きのクルージングイベント「サンセットディナークルーズ」が、7・8月の金・土曜日に開催される。クルージング船「マリエラ」が就航博多湾クルーズで長年親しまれたクルージング船の「マリエラ」が、「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」へと生まれ変わる。「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」は、最大約200名が乗船できる3階建てのクルージング船。開放的なテラスやバーカウンターを備えた展望デッキ、ウェディングにも使用できる宴会場が備わっており、ハウステンボスから大村湾を巡るクルージングを季節ごとに運航することになる。船からは、ハウステンボスに広がるヨーロッパのような街並みや、世界最大級のイルミネーションなどを望むことが可能。開放的なデッキテラスで、爽やかな潮風を感じながら、忘れられないひと時を過ごすことができる。ブッフェ&フリードリンク付きディナークルージング7・8月の金・土曜日は、ホテルシェフこだわりのディナーブッフェ&フリードリンクと共に、夏の夕暮れを優雅に楽しむことができるクルージングイベント「サンセットディナークルーズ」を開催。アニバーサリーケーキや花束を手配してもらうことも可能なので、誕生日や記念日など、特別な日のお祝いにもぴったりだ。7・8月は、天文のエキスパートによる星空ガイドも実施されるので、参加してみるのも良いかもしれない。花火大会を船上から楽しむことができる「花火観覧クルーズ」も、8月7日(土)から15日(日)まで期間限定開催。開放的なテラスや展望デッキから、迫力あふれる花火を眺めることができる。今後は、ビールやワインが楽しめるクルージングイベントや、船上デザートブッフェなども展開予定。また、オフィシャルホテル「ホテルヨーロッパ」ではクルージング付きプランの販売も行う。【詳細】「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」就航日:2021年7月10日(土)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町■サンセットディナークルーズ開催日程:7・8月の金・土曜日開催 ※8月7日(土)・13日(金)・14日(土)を除く料金:大人7,000円、65歳以上6,000円、4歳~小学生3,500円(サービス料込み)サービス:ブッフェ・フリードリンク付集合場所:ハーバータウン マリンターミナルスケジュール:金曜18:00受付・乗船開始、18:30出港、21:00帰港土曜18:00受付・乗船開始、18:30出港、20:30帰港■花火観覧クルーズ開催期間:8月7日(土)~15日(日)料金:大人8,000円、65歳以上6,500円、4歳~小学生4,000円(サービス料込み)サービス:ブッフェ・フリードリンク付集合場所:ハーバータウン マリンターミナルスケジュール:18:30受付・乗船開始、19:00出港、20:30~20:45花火打上、21:00帰港■オフィシャルホテル「ホテルヨーロッパ」宿泊付きプラン8月7日(土)~15日(日) 花火観覧クルーズ:1泊44,300円から7・8月の金・土曜日 サンセットクルーズ:1泊36,200円から(2名1室 ヨーロッパデザイナールーム スタンダードツインの場合/朝食付)【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2021年06月13日映画『キャラクター』(6月11日公開)に出演する、4人組バンド・SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseのメイキング画像、場面写真が13日に、公開された。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。今回公開されたのは、本作で映画デビューを飾り、殺人鬼という難役に挑んだFukaseがクランクアップ後に殺人鬼・両角から自身に戻った瞬間を捉えたメイキングカットや、両角がアパートの窓際で漫画「34(さんじゅうし)」を読む新カット。メイキングカットでは、1カ月半に及ぶ撮影のクランクアップを迎えた後に、役作りのために伸ばしていた爪を切っているFukaseの姿が納められている。その手には絵具や血のりが色濃く残っており、両角は絵を描くという設定から、着ているジャージには絵具と混ざって血も付いている。その狂気を表すため、Fukaseは伸びた爪や汚れた手など細部にまでこだわり、両角という“キャラクター”を作り上げていた。「その爪、自前だったんですね」と驚くスタッフに、「血のりとか爪の中に入っちゃってて、取れないんですよ」とニッコリ笑いかけるFukase。「でも、これが厄落としだと思うんですよ。両角でなくなっていく瞬間」と、感慨深い表情を見せる。クランクアップの際には、涙も出そうになったという。主演の菅田将暉も「両角は本当にFukaseさんしかいなかったですね」とFukaseを絶賛し、「なんと言っても今回はFukaseさんの映画ですから。Fukaseさんをどうやって映画に引っ張り出そうかみたいな気持ちと言いますか。どうやって暴れてもらおうかみたいな、個人的な目標もあったりしましたね。初日からいきなり6時間くらい待って、肩しか映らないとかもあったので、大変だったとも思うし、幻滅されたところもきっといっぱいあったと思うんですけど」と、壮絶な裏話も明かした。
2021年06月13日6月11日公開の映画『キャラクター』。『20世紀少年』『MASTERキートン』など漫画家・浦沢直樹の作品のストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて構想した企画がついに実写映画化を果たす。売れない漫画家が偶然殺人犯と遭遇するところから始まる完全オリジナルストーリーだ。本作で俳優デビューを果たすのはSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。劇中ひときわ目を惹く不気味さと美しさをはらんだ物語のキーパーソン、殺人犯の両角を見事に演じている。しかし、本作のオファーを受けた際には多くの迷い・葛藤があったと言う。気づいたら両角になるしかなかったーー本作で演技初挑戦のFukaseさん。オファーが来た際、率直にどのようなお気持ちだったのか教えてください。オファーの資料をいただいたとき、ちょうどレコーディング中だったんです。概要とざっくりとしたキャストが書かれた紙の資料をマネージャーからサッと渡されて。頭の中からレコーディングの中身が飛んじゃって、マネージャーに対して「知らせるタイミング、ブスだなぁ……」と思ったんですけど(笑)、オファーが来た日は殺人鬼役か~!と気持ち的にすごく楽しかったですね。外国人の方とかとシェアハウスをしているので、家に帰ってお酒を飲みながら「殺人鬼役だって! ついに来ちゃったよ!」と面白がって話していました。ーー楽しかったんですね。でも、オファーを受けた次の日の朝「これ無理じゃない?相手役、菅田将暉なんだけど……」「冷静に考えたら、芝居したことないじゃん」と(笑)。そこでお断りしようと思いました。僕自身、映画がとても好きなので、自分が未熟なことによって作品が不完全になったり完成度が下がったりするのがどうしても許せなかったんです。とはいえ、お断りするにしても直接理由をお伝えした方がいいだろうと、プロデューサーの村瀬(健)さんにお会いしに行きました。そしたら「できるできる!」と強引に心のドアをねじ開けられ。おだてりゃ木に登る精神だったんでしょうね、僕はまんまとおだてに乗せられてしまいました……。いやでも、直前まで出るかは迷ってはいましたよ。ーー当初抱いた気持ちは変わらなかったと。作品が良くないものになるなら僕じゃない方がいいという気持ちは変わらないですね。撮影が始まるまで1年半くらいの期間があると言われたから、一旦演技のレッスンをしてくださる先生に話しを聞こうと。1年半でこういう役を演じられるようになるのでしょうかと相談したら、「とりあえずやってみましょう」と何の保障もないコメントをいただき、とりあえずレッスンを受けることに(笑)。最新の台本がずっと来なくて両角というキャラクターが分からない中、役者さんがゼロから演技を学ぶようなレッスンを続けていて。殺人鬼役のレッスンではなかったため、レッスンを開始してからも本当に大丈夫なのかなと不安を募らせていました。それで、マネージャーに「本当に俺で大丈夫かな?」と相談したら「今断ったら事故るので無理です」と言われ、気づいたら両角になるしかなかった(笑)。完全に罠にはめられましたね……。ーー断れない状況になっていたんですね(笑)。こうなったらやってやろう!と腹をくくってからはすごく楽しめました。監督(永井聡)とも村瀬さんともマネージャーともたくさん話しをして、それでも僕を映画に出すと決めてくださった。どう思われようと何を言われようと責任はあなたたちにある!と(笑)。ダメでも僕のせいではない!……とまでは言わなかったですけど、定期的に演技のワークショップに通い、宿題もこなし、お芝居と真摯に向き合えたと自信を持って言えるくらい僕ができることは全部やりました。それで撮影前ラストの1~2ヶ月で両角という役に向き合って、すごく集中して初めての役づくりをやらせていただきましたね。神木隆之介からのアドバイスが役づくりのヒントにーーどのように「両角」という殺人鬼のキャラクターをつくり上げていかれたのでしょうか。オリジナルストーリーということもあり、完璧に「両角」のキャラクターを把握している人がいない状態でした。漠然としているからこそ縛りがなくて、どう演じてもいいんですよ。台本にはセリフが書かれているだけで、立ち振る舞い・行動・仕草などの指定は一切ない。非常に困りました(笑)。なので、みんなの持つ漠然とした両角の像をもとに、みんなで一緒につくり上げていきましたね。ーー漠然とした両角のイメージをFukaseさんご自身はどう定着させていきましたか?僕が役者をやることに対して最初に背中を押してくれたのが神木隆之介という男でした。役に対してもいろいろ考えてくれて、その中で彼が言った「Fukaseくんは優しい殺人鬼が似合うよ」という言葉がすごく印象的だったんです。ーー「優しい殺人鬼」……?僕も初めは優しい殺人鬼って何?と思いました。優しいやつは殺人しないだろ!と。一方で言ってることはわかるなと思い、当時渡されていた未完成の台本に書かれているセリフをとりあえず優しい声で喋ってみようと。その喋っている声を自分で聞いて過ごす日々を続けました。この声のイメージからまずは両角の喋り方を決めたんです。そこからどんどん両角の人間が自分の中でつくり上げられていきました。ーー声からキャラクターの理解を深めていったんですね。両角は快楽殺人犯のように殺人をして興奮する人間ではありません。基本的にフィクションで描かれる殺人鬼って人が悶え苦しむのを見て喜びや興奮を覚える快楽殺人犯が多いと思うのですが、台本に書かれていた両角にはそういった要素が全く出てこなかった。参考にできるものは一切ないと考え、自分の優しい声をキーワードにちょっとずつ肉付けしていきました。初めてのことなのでこれが本当に正しいやり方かは分からないですけど、自分の中では役を掴みやすかったです。ーーキャラクターを掴んでいく中で両角というキャラクターに対して共感できる点はありましたか?最初は正直、両角は自分の目的のために命を奪う人間で最強のエゴイストだから共感できるところがないなと。それで演技レッスンの先生に相談したら「Fukaseさんの小さい頃に戻って、幸せだった嬉しかった大切な思い出、大切な人・もの、それこそ音楽とかいろんなものを一個ずつ頭の中から消し去ってください」と言われたんです。かなりメンタルにきそうな作業だなと思いながらも3日くらいかけて一個ずつ消していきました。そしたら自分も大切なものがなければ、こういう人間になっている可能性があったと気づいた。誰しもが加害者になり得るとは昔から思ってはいましたけど、それが腑に落ちたというか。いろんな良い出会いをして僕には守るもの・大切なものがあって、社会のルールへ則るために法律を犯さない生き方をしているだけで、それら全部がなくなったら僕は両角のような人間になる可能性もあったんじゃないかと。ある種のパラレルワールドだと思いました。大切な人・ものに一個も出会わない人生を歩んでしまったもう一人の自分のような感覚で両角と共鳴し合っていきました。ーー表情や挙動などの細かい演技はそういった共鳴によるものも大きかったのでしょうか。どうなんでしょうね……。ただ、自分で意識して演じていたわけでも、監督やプロデューサーから「こうしてほしい」と言われたわけでもなく、勝手にあの表情や挙動になっていたんですよね。初めて菅田くん演じる両角と対峙するシーンの撮影で、みなさんに「今のよかったよ!」と言われて。自分では何かしていました?という感じでした。でもプレイバックを見てみたら、何かしてんな!と(笑)。それは自分の喋っている声やセリフの内容に自然と引っ張られて、そういう挙動や表情になったのだと思います。ーーそれはもはや才能ですよね……。やめてください、そんなこと言わないで!(笑)映画が公開したら、映画のレビューサイトでは、僕の演技に対する優しい優しい星5を期待しています……!「人を殺すって二日寝込むくらい疲れるんです」ーー演技初挑戦で殺人鬼役という大変な役柄を演じられていますが、中でも特にきつかった・大変だったことを教えてください。人を殺すシーンの演技をした次の日は、全身筋肉痛で体が全く動かなくなって大変でした。人を刺すシーンはアクションを教えてくれる専門チームの方たちが指導してくださって。最初のアクション指導のときに「そんな力じゃここまで刺さらないっすよ!」「人間の肉ってもっと固いんですよ!?」と言われて、なんでそんなこと知っているのだろう……この人たち何者なんだろう……目も超怖いし……とビクビクしていたんですけど(笑)。ーーあはは(笑)。とにかくアクションに対する熱量が高く真摯な方たちで。指導の通り思いっきり動作を入れないと本当に刺しているように見えなかった。指導の成果が出せたときは「Fukaseさん、今のばっちりでした。あれだったらちゃんと刺さっています!」と言っていただき、僕もありがとうございます……!ってなりましたね(笑)。ーーそれだけ力を入れるから全身筋肉痛になるんですね。すごく疲れますよ。「人を殺すって二日間寝込むくらい疲れるんだよ」という両角のセリフがあるんですけど、本当にその通りでした。あのセリフも最後に渡された台本では「一日寝込むくらい疲れるんだよ」と書き直されていて、何で書き直んですか!?と監督に聞きに行きましたからね。4人殺したら絶対二日は寝込む!何なら三日でもいい!一日寝込むなんてただの風邪じゃないですか!と言いに行った結果、「それなら二日でいいよ」とセリフを変更してもらいました(笑)。ーーFukaseさんの意見が組み込まれたセリフだったんですね。共演者の方との印象的なエピソードはありますか?撮影中、菅田くんと高畑(充希)さんと一緒の楽屋の日があって、僕の入りが最後だったんです。慣れない撮影現場で、初めての合同楽屋だったから入っていいのかすら分からず、スタッフの方に入っていいか聞いて「役者なので入って大丈夫ですよ」と言われ(笑)、めちゃめちゃ緊張しながら入ったんですよ。そしたら、このあと割と緊迫したシーンを撮影するにも関わらず、二人とも実家の正月の四日目くらいのすごく緩やかなテンションで。俺、肩に力入り過ぎているな……と思いましたね。ーー楽屋ではどんなお話をされていたんですか?二人は大阪出身だから「大阪の人が東京に上京して感じたあるあるネタ」をずっと話していて。「東京は会話にオチがなくていいんや。今日、天気いいですねみたいな話しでもいいんや」「分かる分かる!」みたいな。なんでこんなに緩い話しをしているんだろうと思いました(笑)。きっと僕がガチガチに緊張していたので、緊張しないようにしてくださったんだろうなと。僕も途中からめちゃくちゃ穏やかになって、しょうもないFukaseと殺人鬼の両角を行ったり来たりすることができました。きっと菅田くんは僕のことをしょうもない人間だと思っているはずです。ーー役と自分をパッと切り替えられるものなのでしょうか。割と切り替えられるタイプだったんですよね。シェアハウスをしているので、役が決まったとき同居人が真っ先に「撮影期間中、殺人鬼のお前が毎日家に帰ってくるってこと?それマジで怖い……」と気にしていて。僕もたしかにその可能性はあるかもと思っていたんですけど、いざ撮影期間に入ってみたら幸か不幸かスイッチを切り替えられました。いろいろ調べてみると、役に入り込み過ぎる人は自分のセリフを自分が思っている言葉だと脳が勝手に認識してしまうからだと。でも僕はそんなこともなく、撮影するとなったらパッとスイッチがオンになった。ある時は、撮影の待ち時間に菅田くんと、お互い血だらけの姿でしりとりをした後、シリアスなシーンの撮影をするとか。本屋で撮影したときは、二人で「好きな女の子がどの本を手に取ったらグッときます?」「俺はこれ~」「キャンプ飯とかいいっすね!」と緩い会話をした後に、ガチギレの演技のシーンを撮影するとか(笑)。意外と切り替えられるもんなんだなと思いました。ーーすごい……。たぶん僕は気持ちからスイッチをオンにしていくというよりも呼吸からスイッチを入れています。というのも、菅田くんってカメラが回り始めてから演技を始めるまでに呼吸の仕方が変わるんですよ。本人は全く気づかなかったと言っていましたけど、僕はそれを見て呼吸を変えて感情を入れていくっていいなと思い、実践していました。それとこの前どなたかも言っていたのですが、芝居は音楽と逆なんですよ。音楽の場合は本番が始まると歓声が上がるから音でスイッチをオンにしていくけど、演技の場合は本番が始まると静寂になるから音が消えた瞬間オンにしていく。音が消えたら両角になると意識したら、すごく切り替えやすかったですね。憧れのキャラクターは『GTO』の鬼塚英吉ーー菅田さん演じる売れない漫画家・山城圭吾が、一家殺人の事件現場でFukaseさん演じる殺人犯・両角を見てしまい、その顔を“キャラクター”化して描いた漫画が大ヒットしてしまうというストーリーの本作。漫画が大きなキーワードの一つになっていますが、Fukaseさん漫画はお好きですか?すごく好きです。漫画はかなり読んでいると思います。ーー最近読んだ漫画で面白かった作品を教えてください。『BEASTARS』ですね。(SEKAI NO OWARIの)メンバー全員読んでいて、僕が一番最後に読み始めたんですよ。ずっと読もうと思っていたのですが、最初読み始めたときに脳みそが疲れすぎていたのか世界観が全く入ってこなく、一度断念していて。最近になってすごくインプット欲が増してきたので読んだらなんだこれ……!と思いました。こんなに世界観を緻密につくり込めるのか!どういう脳みそしているんだろう!って。作者の板垣(巴留)さんは天才としか言いようがないです。まだ途中までしか読んでいませんけど、泣けますね……。ーー漫画のキャラクターで憧れのキャラクター、なってみたいキャラクターはいますか?『GTO』の鬼塚英吉です。『湘南純愛組!』からずっと好きで、僕の人生の師みたいな人。中学生のときにアニメの『GTO』を見ていて、漫画は親父が買っているのを読んでいました。親父もメジャーどころからマイナーなものまで漫画をたくさん読んでいて、仕事用カバンにいつも漫画を入れていたので、それで『GTO』を読み始めたんですよ。僕は当時学校に行っていなかったから、鬼塚英吉を自分の先生として読んでいましたね。やり方はめちゃくちゃだけど、ちゃんと愛があって筋が通っている。僕自身が蒲田のチンピラだったので(笑)、人生において「筋が通っていること」は一番重要で。憧れのキャラクターといったら鬼塚英吉ですね。アドリブに注目して見てほしいーーSEKAI NO OWARIのみなさんはFukaseさんの本作の出演について何か仰っていましたか?実は僕自身が演技やお芝居に興味を持ったのではなく、「演技やお芝居はきっとライブのパフォーマンスや表情に生かされるだろうから、絶対やった方がいい」とうちのメンバーからの意見もあり、みんながそう言うなら……と出演を決めた部分が大きいです。ーー実際に撮影を終えてみて、パフォーマンスやアーティスト活動で影響を感じることはありましたか?表情から歌っていくことはすごくたくさんあるので、表現方法としてとても参考になっている部分はありますね。ライブで殺人鬼の顔をして歌える曲も何曲かあるので、そういう曲ではすぐに殺人鬼の顔ができるなと思います(笑)。先ほど呼吸の仕方からスイッチを入れていくとお話ししましたけど、音楽でもそれを取り入れていて。実際、この前出演したテレビ番組で、呼吸から歌詞の主人公に気持ちを切り替えてみたら、すごく評判が良かった。「やった!」と思いました(笑)。ーーそれでは最後に完成された本作を見て改めて思うこと、ご自身のシーンの中で「ここに注目してほしい!」という見どころポイントをぜひ教えてください。完成された映像を見たとき、僕が映っているところ以外は全部カッコいいなと(笑)。キャストのみなさんもカッコいいですし、映像もスタイリッシュで、こんな作品に出られてすごく嬉しいと純粋に思っています。初芝居にも関わらずポスターにこんなにも大きく載っていて大丈夫なのだろうかと心配ですが、僕なりに一生懸命頑張りました。完全オリジナルストーリーでどうなるか予想のつかない展開も魅力なので、そこも楽しんでいただけたらと思います。また、自分のシーンを直視できず薄目でぼんやり見ていたので、その中での見どころになってしまうのですが(笑)。僕がアドリブで入れたセリフがかなり活かされています。殺す前から殺した後のセリフは結構アドリブを言っているので、そこは注目して見てほしいです。「やっぱりFukaseって本当にヤバいやつじゃん」と思われるかもしれないので、複雑な気持ちなんですけどね。世間的にヤバいと思っている人が半分くらいいそうですが、僕は人を殺したこともなければ、そんな人間ではありません! すべて演技ですからね! 「Fukaseはとっても優しい人間だ」ということは理解した上で見てほしいなと思います(笑)。Fukaseさんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=32ae1d88-0fa9-4445-a282-3580472e0571&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/奥田耕平、取材・文/阿部裕華
2021年06月11日映画『キャラクター』の本編映像が公開された。本作は、『20世紀少年』ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げたダークエンタテインメント。もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描く。主人公・山城圭吾を演じるのは、若手屈指の演技派俳優として活躍が目覚しい菅田将暉。人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。アーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美しさで熱演。さらには、小栗旬、高畑充希、中村獅童と豪華キャストが集結した。公開された映像は、Fukaseの記念すべき“映画初セリフ”を収めた本編映像。約1年半もの間、芝居のワークショップに通い、演技の勉強を重ねてきたFukaseが、天才的な殺人鬼・両角というキャラクターとして、劇中でも、撮影現場としても、初めてセリフを発するシーンの貴重な映像となっている。本作でFukaseが演じる両角は、神出鬼没な上に犯行の目的や身元など、全てが謎に包まれたキャラクター。リアルな悪役が描けずに苦悩する漫画家・山城と犯行後に事件現場で遭遇し、その顔を見た山城が、両角を基に殺人鬼を主人公にした漫画を描いたことをきっかけに、両角の行動はエスカレート。山城の前に突然現れ、山城が漫画で描いた事件を自らがリアルに再現したと告げ、さらには山城の漫画を自身との‟共作”と言い出すなど、暴走していく。映像では、そんな美しくも異質な存在である両角の<異常者>としての片鱗を垣間見ることができる。とある山中を歩いている両角に対し、そばを通り抜けた車の運転席の男性が「大丈夫ですか?」と声をかける。不気味な笑みを浮かべながら「大丈夫じゃないです」と答える両角。これが俳優Fukaseの映画初セリフで、普段のFukaseの話し声よりも少し高めに聞こえる声色が、美しさの中に秘めた不気味さをより感じさせる。そのあとに続くシーンでは、人の話を遮るように「乗せてもらっていいですか?」と頼み、この後に何か恐ろしい事件が起こるのでは?という予感に背筋が凍る思いを抱かせる。車に乗り込むと、男の子が読んでいた漫画雑誌『ライジングサン』で連載中の「34(さんじゅうし)」に登場する殺人鬼ダガーが自分に似ていないか?と自ら話しかけ、「ザクッ!ビシャッ!ギャアァ!って感じで…」と漫画で描かれている擬音語を使い、いかにダガーが格好いいかをアピールする。その両角の表情は恍惚にふけっており、それまでの物腰の柔らかな口調とは裏腹な狂気が感じられる。主演の菅田も「シンプルに一役者として対峙するのがすごく楽しかったです。両角はFukaseさんしかいなかったですね」と絶賛のコメントを寄せた。『キャラクター』6月11日(金)公開
2021年06月10日6月11日(金)より公開となる映画『キャラクター』で主演を務める菅田将暉のオフィシャルインタビューが到着した。本作は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント。『20世紀少年』ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げた企画を元に、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を描く。主人公の主人公・山城圭吾を演じるのは若手屈指の演技派俳優・菅田将暉。そして、山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARI のボーカル・Fukaseが演じる。そのほか、小栗旬、高畑充希、中村獅童と超豪華キャストが集結した。そんな豪華キャスト・スタッフが集結した本作で主演を務める菅田にインタビューを実施。映画の完成後、菅田が本作に込める思いについて語った貴重なインタビューが公開となった。映画・ドラマ・音楽、その他様々な場で躍進し、人々を魅了し続ける菅田。俳優として数々の役柄をこなしてきた印象だが、本作で演じるのは漫画家で、意外にも本作のようなミステリーやサイコホラー要素が入ったジャンルは初めてだという。昨年1度目の緊急事態宣言解除後、菅田自身最初の映画の撮影となり、コロナ禍では緊張感がある現場で、菅田は山城という漫画家を悩みながら演じたと話していた。完成した作品を見た菅田は、改めて振り返る。「山城は、良くある映画の主人公っぽくない主人公。地味だし、自分から派手な動きをしない。だからこそ、そんな人物を中心にいろんな物事が目まぐるしく動いていく。自分が関わっていないシーンがとてつもなくカッコ良かったし、ワクワクしました」。加えて、「今回は、引き算の芝居に徹底しようと思ってやってたんですよ。漫画家として1個夢を諦めたあとの徒労感の中に生きていて、それでも自分が真摯に向き合えて表現できるのは漫画だけ、というキャラクターだったので」と山城を演じるにあたってのアプローチの仕方について話した。撮影時にも「アイデンティティが足りないことで悩む山城のように、【面白くいたい】、【より充実していたい】という欲が人間にはあるから、人に甘えられなく、どんどん孤独になっていく。観てくれた人の中にもそういうことを考える人がいっぱいいると思うので、そこが伝わればいいかなと思いました」と話していたが、「行き切れない人間は、劣等感があると思うんです。だからこそ山城のように、『自分にはそこがないんだな』と思っていた人間が行き切っちゃう瞬間、ドライな怖さというのが、山城を演じているなかであって。これは今までにないな、それがうまいこと伝わっていたらいいなというのが願いでしたね」と、根底にあるメッセージにも触れた菅田。自分自身が発信者である時代において、あらゆる場面で“個性(キャラクター)”が求められるが、そのような時代の中で「人からつまらないって言われようと、生きてさえいればいいと思うんです」と菅田は述べており、この菅田の言葉に救われる人も数多くいるのではないだろうか。菅田が伝えたかったメッセージを届けるため、新たなアプローチで挑んだ映画『キャラクター』がついに6月11日(金)に公開を迎える。『キャラクター』6月11日(金)より公開
2021年06月08日企画展「『五島百景』完成記念 山本二三展 the BEST」が、長崎県美術館にて、2021年9月5日(日)まで開催される。アニメ美術監督・背景画家 山本二三の展覧会長崎・五島出身の山本二三は、作品の世界観を支える背景画を数多く手掛けてきたアニメーション美術監督・背景画家。アニメ界の“レジェンド”としても知られ、これまでに高畑勲や宮崎駿、細田守、新海誠といった名だたる監督たちの作品で背景美術を担当した。本展覧会では、初公開作品を含む代表作の数々によって、山本二三作品の魅力を余すところなく紹介する。「天空の城ラピュタ」「時をかける少女」などの背景画会場では、スタジオジブリの名作「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」をはじめ、「火垂るの墓」「時をかける少女」「天気の子」といった日本を代表するアニメーション作品の背景画を用意。“二三雲”と呼ばれる湧き立つような雲や生き生きとした草花など、架空の風景をリアルに描いた山本二三の作品を間近で鑑賞できる。「五島百景」も一挙公開さらに、山本二三が2010年よりライフワークとして取り組み、2021年に完成させた「五島百景」の作品も展示。五島列島の雄大な自然や人々の営みの風景を描いた100点にも及ぶ作品を一挙公開する。展覧会概要「五島百景」完成記念 山本二三展 the BEST会期:2021年8月1日(日)~9月5日(日) 会期中無休開館時間:10:00~20:00(最終入場19:30)※8月23日(月)〜9月12日(日)の期間は10:00〜18:00に短縮(最終入場17:30)会場:長崎県美術館 企画展示室住所:長崎県長崎市出島町2-1入場料:<前売り券(全日)>一般 1,100円、高校・大学・70歳以上 700円、小中学生 500円、先行ペア券 1,800円※一般2枚セット。6月30日(水)まで販売。<当日券(平日)>一般 1,200円、高校・大学・70歳以上 800円、小中学生 600円< 当日券(土日祝)>一般 1,300円、高校・大学・70歳以上 900円、小中学生 700円※すべて税込価格。※小学生未満無料。※15名以上の団体、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は前売り料金。※1枚につき1名1回限り有効。※本展観覧券で「コレクション展」にも入場可。※当日券は美術館およびローソンチケット・ローソン各店でのみ販売。■前売り券販売期間:5月29日(土)~7月31日(土)販売所:・長崎県美術館※5月31日(月)まで臨時休館中のため、6月1日(火)以降販売開始。・ローソンチケット・ローソン各店(Lコード:87000)■早割チケット「先行ペア券」販売期間:5月29日(土)~6月30日(水)販売所:ローソンチケット・ローソン各店でのみ販売(Lコード:87000)
2021年06月04日映画『キャラクター』の原案者・長崎尚志さんに聞く作品が生まれるとき。心を掴む魅力的なストーリーやキャラクターは、どんなふうに生み出されるのか。稀代のストーリーテラーが明かす、創作の秘密を明かします。浦沢直樹さんとの大ヒット漫画『MASTERキートン』や『20世紀少年』をはじめ、漫画や映画の原作を数多く手がけてきた長崎尚志さん。その長崎さんが原案・脚本を担当したのが、映画『キャラクター』だ。企画から完成まで約10年。書き上げたシナリオはゆうに20稿あるという。まさに渾身の一作だ。「映画化を待たされ続けたので、ずっと疑心暗鬼でした。本当に映画になるんだと喜んだのは、撮影がクランクインしたと聞いたときでしたね(笑)」『キャラクター』は、相対するふたりの青年の運命が、衝撃的な形で交錯する物語だ。冴えない漫画家アシスタントの山城圭吾は、一家4人の殺人事件に遭遇、犯人の顔も目撃してしまう。そしてその犯人をモデルに冷酷な殺人鬼“ダガー”が犯行を繰り返すサスペンス漫画『34(さんじゅうし)』を描き、一躍人気を獲得。一方で、刑事の清田俊介は、連続して起きた惨殺事件が漫画の内容と酷似していることに気づき、捜査していく。そんなある日、山城の前に現れた青年は両角と名乗り、「『34』で描かれた事件を再現しておきました」と告げる。「才能がいまひとつの漫画家が、人間離れした殺人鬼と出会ってしまったら、どんな行動を取るか。もともとのアイデアはそれでした。ただ僕の場合はキャラクター作りも『こういう設定で、こういうシーンで、自分ならどう行動するだろう』というのが軸になるんです。そんな中で、登場人物たちがどう化学変化を起こしていくかが肝だと思います。実際、そうした論理からしか、物語は生まれないと思っています」長崎さんは、キャリアを通して、山城のような漫画家志望の青年をごまんと見てきた。「僕自身もそうなんですが、漫画界は、煮え切らないヤツの集まりです(笑)。漫画家や漫画編集者、あるいは漫画家になりたいとあがいているような人は、『そんな自分はどこかダメなんじゃないか』と思いながら生きている。気が弱くて、そのくせ、わずかしかない長所に強烈な自信を持っている。そういう偏った人間が多いですよね。一方、両角のような超人的な殺人鬼というのは、人類の歴史にときどき現れ、恐怖が入り交じった中で語り継がれています。そういった知識や情報は、その人物造型の参考にはしますが、結局は、自分自身と照らし合わせながら肉付けしていく感じです」さまざまなアイデアをうまく化学変化させたい。執筆の仕事は基本的にはひとり作業だ。しかし映画の場合は、監督やプロデューサー、俳優との共同作業になってくる。そうした過程において、どんなところに悩むのだろうか。「この映画の場合は、永井聡監督が『こう変えていいか』などマメに聞いてくれたので、原案者としては、物語をより理解してもらえるよう書き換えたところもあります。表現者同士、解釈が多少ずれるのはしょうがないし、そこが面白いとも思っていますね。漫画と違って、僕の担当者は面白いアイデアを出す人も多かったし、映画は特に、いろんな部品が合わさって変化していく分、発見もありました。たとえば両角のキャラクターは、僕の中ではもっと大柄な男のイメージだったんです。最初に浮かんだのは、『ヒッチャー』という古い映画で怪物的殺人鬼を演じていたルトガー・ハウアーみたいな。だから圧倒的に殺人者が強くて漫画家は弱い、そんな感じでストーリーを作っていたので、SEKAI NO OWARIのFukaseさんがあの役を引き受けるなんて予想もしていなかったんです。ただ、MVなどいろいろな映像を見ていると、表情が多彩でちょっとヤバい顔もする人なんだとわかった。そこから、彼を思い浮かべて当て書きしました」もともと映画化が動き始めるまでに、作品をめぐるやりとりを、関係者の間で無限に繰り返してきたという。「勝手にいじられたりするのがイヤなたちなので、この脚本は『こうしたら満足か?』と挑戦状を叩きつける気持ちで先回りして変えていきました。山城と夏美という恋人との関係も、結婚していたりしていなかったり版ごとにいろいろです。ひとつの話を変奏していくことは、僕にとってはそう大変でもないんですね。つらそうなふりはしますけど(笑)」ちなみに、発売中の『キャラクター』のノベライズ版もコミカライズ版も、映画とは違う結末に仕上げたという驚異のストーリーテラー。「特に小説版では、山城、両角、清田という3人の視点が入れ替わりながら、映画では語られなかった背景や動機なども全部明かしています。山城はどういう理由で漫画家を目指したのかや、両角はどういう家庭で育ったのか、清田はなぜこの事件を執拗に追うのか。そういった部分がわかると、映画もより楽しんでもらえるのではないかと思います」自分を楽しませることを忘れちゃいけない。ところで、長崎さんにとって、作品を書くモチベーションが上がるのはどんなキャラクターなのだろう。「僕自身は、いじいじした弱虫が変貌していくのが好みなんです。その対抗で、すべてにおいてすごい能力や魅力を備えた超然とした人にも憧れる。そうした二人が相まみえる物語がいちばん好きで、これまで作ってきた作品もそういうのが多いです。もともとエンタメは作るも見るも、人がどう言おうが、自分が面白いと思うことがいちばん大事じゃないかなと思います」コロナ禍になって、エンタメの可能性はむしろ広がった部分もある、と長崎さんは言う。「僕が若いころの読者やマニアは、読むモノも観るモノも当たって砕けろというか、評判なんか気にせずに自分で選んでいき、いいも悪いも自分でジャッジしていました。しかし、それがいつからか、グルメにしてもエンタメにしてもガイドブックの言うなりになっている人が増えた気がしていました。外出自粛期間などの影響なのか、時間がある分、自分の感性で探し出して見始めてくれてるんですよね。それは面白い現象だなと思っています」ながさき・たかし作家、マンガ原作者・編集者。マンガ雑誌編集長を経て2001年に独立。原作者としてはリチャード・ウー名義でも活躍。「醍醐真司シリーズ」など小説も手がけ、好評発売中のノベライズ版『キャラクター』も発表。『キャラクター』画力はあるが、悪人が描けずにくすぶる漫画家アシスタント・山城(菅田)は、殺人現場に遭遇し、殺人鬼・両角(Fukase)を目撃する。両角をキャラクターにした漫画で、山城は人気漫画家となるが、作品と酷似した殺人事件が次々と起こり…。6月11日公開。※『anan』2021年6月2日号より。写真・内田絋倫(The VOICE)取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年05月27日ミッフィーの誕生日を祝うイベント「ミッフィーマンス」が、長崎・ハウステンボスで開催される。期間は2021年6月1日(火)から6月30日(水)まで。ミッフィーのバースデーイベント「ミッフィーマンス」は、ミッフィーの誕生月である6月に、ハウステンボスで毎年開催しているバースデーイベントだ。ハウステンボスは、前身となる旧「長崎オランダ村」時代に、ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナと交流をスタート。今もなお、オランダへの敬意をこめて、ミッフィーの本国での呼び名である“ナインチェ”の愛称を使い続けており、グッズショップ「ナインチェ」や「ナインチェ・カフェ」を展開している。2021年の「ミッフィーマンス」では、ハウステンボスでしか手に入れることのできない限定グッズや、この時期だけの限定メニューなどを用意。毎日開催のワークショップや2日間限定の「ミッフィーのお誕生会」といったイベントを楽しむこともできる。限定ぬいぐるみや新作キーチェーン世界最大級の品数を誇るミッフィーグッズの専門店「ナインチェ」では、花かごを持った限定ぬいぐるみ「ブルームミッフィー ぬいぐるみ」や、人気民族衣装モチーフの新作マスコットチェーン「カントリーナインチェ マスコットキーチェーン」などを用意。オランダ・ジャストダッチ社製の手編みミッフィーや、ギフトにもおすすめの金平糖缶なども揃う。お誕生日パンケーキ「ナインチェ・カフェ」では、期間限定パンケーキを提供。ミッフィーのフェイスモチーフが愛らしい「ミッフィーのお誕生日ケーキセット」と「はちみつレモンのお誕生日ケーキセット」を味わうことができる。2日間限定「ミッフィーのお誕生会」イベントもミッフィーの素焼きに絵付けする「素焼き絵付け体験」や、トートバッグに自分好みの色を塗る「トートバッグワークショップ」など、毎日開催されるイベントにも注目。また、6月19日(土)・20(日)には、ミッフィーグッズが当たるじゃんけん大会などを実施する「ミッフィーのお誕生会」に参加することも可能だ。【詳細】「ミッフィーマンス」開催期間:2021年6月1日(火)~6月30日(水)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町営業時間:9:00~21:00(最終入場20:00)※営業時間は変更になる場合がある。最新の情報は公式サイトにて確認。チケット:1DAYパスポート 大人7,000円、中人6,000円、小人4,600円、未就学児3,500円、おもいやり5,000円、3歳以下は無料※チケット詳細は公式サイトにて確認。グッズ例:ブルームミッフィー ぬいぐるみ 3,800円(税込)、カントリーナインチェ マスコットキーチェーン 1,900円(税込)メニュー例:ミッフィーのお誕生日ケーキセット ドリンク付き1,500円(税込)、単品1,200円(税込)【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110Ilustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2021 www.miffy.com
2021年05月23日4人組バンド・SEKAI NO OWARIのメンバーが、ボーカル・Fukaseが出演する映画『キャラクター』(6月11日公開)の撮影現場に訪問していたことが19日、明らかになった。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。Fukaseは本作への出演をオファーされた際、当初は断るつもりだったという。しかしプロデューサーの熱い思いが届き、「事前に演技の勉強をする」ことを条件に出演を決意、ワークショップに参加するなど約1年半の期間をかけて準備してきた。当初、映画出演をためらっていたFukaseは、メンバーのSaoriにも相談し、「(映画に出ることで)これからの音楽活動にもきっといい影響があるはずだから挑戦してみたら?」とSaoriが背中を押してくれたと明かしている。そんなFukaseの『キャラクター』撮影現場に、SEKAI NO OWARIのメンバーが訪問していたことが明らかになった。プロデューサーに促されてセットの中まで進んだNakajin、Saori、そしてDJ LOVEは多くのスタッフによって映画が作られていることに驚きを隠せず、広いセットのあちこちに目を配らせていた。そんな3人に気づいたFukaseはすぐにメンバーの元へ。血だらけの特殊メイクを施されたFukaseの姿にSaoriは「すごいね!」と興奮気味の様子で、メンバーが訪問していることに気づいて挨拶にやってきた主演の菅田に、Saoriは「(Fukaseは)いつも撮影が終わったら、こんなシーンを撮った、と報告があるんです」と明かしていた。Fukaseが「こんな家族みたいな感じの訪問になって……」と照れながら話すと、菅田も「たしかに家族感ありますね(笑)」とSEKAI NO OWARIならではのメンバーの仲の良さを目の当たりに。さらに菅田に促されて山城のアトリエのセットの中まで足を踏み入れた3人は、細かなセットの小道具や美術に感動した様子で、劇中の漫画「34」などの美術を手に興味津々、Fukaseや菅田らの説明に耳を傾けていた。○Saori コメント・Fukaseさんが役者にチャレンジする事に対してどう思いましたか?ステージに立っている姿を見て、この人なら役者の挑戦も出来るのではないかと思いました。また、役者の世界で得た事をバンドにも生かしてくれるとも思ったので、私自身の楽しみもあり、「絶対やってみなよ!」と後押ししました。・実際に現場でFukaseさん(の芝居)をご覧になった印象殺人鬼の顔をしているFukaseを見ると、「あ、これからバンドが大変な状況になる顔だ」と本能的に思ってしまい、色んな意味で鳥肌が立ちました。・役者としてのFukaseさんへのメッセージ「貴方ならきっと出来る」とは言ったものの、本当に役者の世界に飛び込んでいくFukaseの姿を見て感動していました。バンドがどんなに忙しくなっても朝から芝居の練習をし、役への理解を深めようとしていた所は、やると決めたら中途半端にしはしない、根っからの真面目さが出ていると思います。「自分も頑張ろう!」と思いました。側で見ていて刺激的でした。
2021年05月19日映画『キャラクター』(6月11日公開)の完成披露報告回が27日に都内で行われ、菅田将暉、Fukase、小栗旬、高畑充希、中村獅童、長崎尚志、永井聡監督が登場した。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。刑事役の小栗は「台本の読み合わせをする日があったんですよ。終わったら監督が『もう少しかっこいい小栗さんがいいですね』と言うので、そっか、そうやって言われたからちょっとかっこつけないと」と、振り返る。「全力でかっこつけたら……かっこいいんですよ」と自画自賛し、周囲を笑わせていた。永井監督は「当て書きで小栗さんを想像して書いてたので、お芝居を見たら想像よりちょっとかっこ悪いなと思って、『俺の小栗旬はもっとかっこいい』と。『もっとかっこいい小栗旬を撮りたい』と言いました」と率直すぎる言葉。獅童は17年ぶりの共演となる小栗について「本当にかっこよすぎて、勉強になりました。『かっこつけてくれ』と言われてかっこつけられるのがすごいし、『去り際にクールに笑って欲しい』というリクエストがあって、応えたら、現場の女性スタッフがみんな『かっこいい~』と言う声が聞こえたんですよね」と絶賛する。「うらやましいなと思ったし、見習わないといけないなと思ったし……どうですかね」と自身の方向性に迷った様子を見せると、小栗は「激シブでしたよ」と先輩刑事役の獅童を讃えた。菅田は「こんな大先輩達2人なので、今日もすごい並びじゃないですか。後ろを向くのが怖いんですよ。金剛力士像みたいな2人が鎮座してて」と喩える。「後輩としてはたくさん甘えましたし、現場でいろんなお話をできたことが一番幸せなことだなと思いました。歌舞伎もお誘いいただいて見に行かせていただいたりとか」と先輩達に感謝していた。
2021年04月27日映画『キャラクター』(6月11日公開)の完成披露報告回が27日に都内で行われ、菅田将暉、Fukase、小栗旬、高畑充希、中村獅童、長崎尚志、永井聡監督が登場した。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。Fukaseは俳優デビューとなり、菅田は「いっこいっこすごく丁寧に考えてるんだなというのが新鮮でしたね。殺人鬼の役作りで、プライベートで包丁売り場に行って、包丁が売っている前で台詞の練習してたと言うんですよ」と明かす。Fukaseは「そういう練習もしましたけど、もしこれで捕まったら『映画の練習をしてました』と言わなきゃいけないから、変なプロモーションになっちゃうと思って」と弁解するも、「1回鮮魚売り場に戻って、包丁売り場に戻ってというのを繰り返しました」と十分怪しい行動をとっていたという。菅田は「ハッとしましたね。何周も回って忘れてたことだなと思いました」とそんな行動も讃えていた。撮影について、Fukaseは「それはもう、めちゃくちゃ緊張しましたし、最初に顔を突き合わせて台詞を言うときは『体って震えるんだ』と思って……」と振り返る。「最初に震えたのは、本読みと言って、キャストの皆さんが集まって台本を読むとき。体が震えちゃったのを隠すために、『なんかこの部屋、寒くないですか』と言ったら誰も聞いてくれなくて、あったかくもしてくれないままそのまま本読みしてました」と苦笑する。菅田が「そんな緊張している感じにはみえなかったですけどね。挙動みたいなものも役作りの一環に見えたし、不気味さのプレイでやってるものかなと思って」と感想を言うと、Fukaseは「そんな不気味でした? それはただ震えてただけです」と告白した。「こういう現場が初めてだったのでとにかく不安だった」というFukase。「1番の不安は、菅田君に話かけていいのかがわからなくて。万が一、僕が『昨日、何食べました?』みたいなどうでもいい話を振って『僕たちそういう間柄の役じゃないですよね』と言われたら立ち直れない」と主張する。「遠くの方からスタッフさんに話しかけていいか聞いて、遠くの方から『やりやすいようにしてください』と言われたので、話しかけました。重大なミッションだったのでなんとか乗り越えました」と意外な一面を見せた。さらにFukaseは「色んなシーンを重ねていく内に、菅田君の呼吸がちょっと変わると気付いて。カメラが回ってシーンが始まるまでの間に呼吸で感情を作ってるのかなと思ったので、それから歌番組で歌を歌わせていただく時に、その主人公の感情になるために、歌が始まる5秒前から呼吸を変えるようにしたら、すごく評判が良くなったので、すごくいいものを間近で盗むことが出来たと思います」と菅田の演技を歌にも生かしたという。菅田は「感受性が豊かすぎて褒めてくれる」と驚いていた。
2021年04月27日俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『キャラクター』(6月11日公開)の劇中シーン画像が16日に公開された。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。今回解禁となった劇中シーン画像では、殺人鬼・両角が自室で漫画雑誌を手に取る姿が描かれている。壁面にはおどろおどろしいスマイルマークが描かれているが、実はFukase本人が手掛けた油絵。元々制作される予定ではなかったのだが、Fukase自ら役作りの一環で描いた小さな油絵を、本作でメガホンを取った永井監督が気に入り、劇中で使用する事を提案した。喜んだのもつかの間、2メートル四方で描き直してほしいという無茶ぶりにFukaseは「でかすぎだろ」と思わず突っ込んでしまったという。普段からFukaseが絵を描く時に着ている絵の具まみれのジャージを見た永井監督がインスピレーションを受けて、ほぼそのまま劇中衣装のイメージに採用、両角が“絵を描く”という設定もここから加わった。残暑厳しい中で倉庫を貸し切り、撮休日に丸1日を費やして仕上げた渾身の作品は圧巻の仕上がりに。全体が赤で統一され、スマイルマークが並んだデザインは、血を連想させるような深紅の赤色と、幾重にも塗り重ねられた痕跡が殺人鬼両角の狂気と重なり、より不気味な印象を醸し出している。○Fukaseコメント僕は油絵を素手で描きます。そして、絵を描くときには「お気に入りの服」を着ると決めていて、最後にはその服ごと作品にしようと思うぐらいに着倒しています。描いている時は集中力を切らさないよう、着ている服で手を拭くのでどんどん絵の具が服についていく……そんなジャージを見た監督が「これ、いいね」と言ってくださって、劇中でもその服をイメージした衣装を着ることになりました。殺人鬼の衝動を理解するために描いた小さな絵が始まりです。その絵を監督に見せたところ、「映画で使おう」と提案されて、喜んでいたら「2メートル×2メートルで描き直して」と言われ……それは、でかすぎだろって思いました(笑)。両角というキャラクターになって描いたので、理屈があるわけでもなく、降りてきたという感覚です。描くならこれだ! と決まっていて、迷わず色を重ねていきました。両角が持っている凶悪さ、気持ち悪さ、不気味さと、そして少しだけある人懐っこい雰囲気が表現できたと感じています。
2021年04月16日6月11日(金)に公開される映画『キャラクター』の中で、狂気の殺人鬼役・両角(もろずみ)を演じるFukaseが自ら手がけた巨大油絵が映る劇中シーン画像が公開された。本作はもしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物=キャラクターそれぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント。『20世紀少年』『MASTER キートン』をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて、練りに練り上げた企画がついに実写映画としてそのベールを脱ぐ。スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾(やましろけいご)を演じるのは、若手屈指の演技派俳優として活躍が目覚しい菅田将暉。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(もろずみ)を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARI のボーカル・Fukase。アーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美しさで熱演する。今回公開となった劇中シーン画像では、Fukase演じる両角が自室で漫画雑誌を手に取る姿が描かれている。スマイルマークが描かれているおどろおどろしい壁面こそ、実はFukaseが手がけた油絵。元々制作される予定ではなかったのだが、Fukase自ら役作りの一環で描いた小さな油絵を、本作でメガホンを取った永井監督が気に入り、劇中で使用する事を提案。喜んだのもつかの間、2メートル四方で描き直してほしいという無茶ぶりにFukaseは「でかすぎだろ」と思わず突っ込んでしまったという。また普段からFukaseが絵を描く時に着ている絵の具まみれのジャージを見た永井監督がインスピレーションを受けて、ほぼそのまま劇中衣装のイメージに採用。両角が“絵を描く”という設定もここから加わった。Fukaseはこの絵を「両角というキャラクターになって描いたので、理屈があるわけでもなく、降りてきたという感覚で描いた」と話す。また「描くならこれだ!と決まっていて、迷わず色を重ねていきました。両角が持っている凶悪さ、気持ち悪さ、不気味さと、そして少しだけある人懐っこい雰囲気が表現できたと感じています」と自ら手がけた絵画への思いを語った。残暑厳しい本作の撮影シーズンの真っ只中、倉庫を貸し切り、撮休日に丸1日を費やして仕上げた渾身の作品は迫力満点、圧巻の仕上がりとなった。全体が赤で統一され、スマイルマークが並んだデザインは、血を連想させるような深紅の赤色と、幾重にも塗り重ねられた痕跡が殺人鬼両角の狂気と重なり、より不気味な印象を醸し出す。劇中の雰囲気と相反するスマイルに隠された意味とは?公開された巨大絵画とともに、劇場で全容を確認したくなる内容となっている。■Fukase(両角役)僕は油絵を素手で描きます。そして、絵を描くときには「お気に入りの服」を着ると決めていて、最後にはその服ごと作品にしようと思うぐらいに着倒しています。描いている時は集中力を切らさないよう、着ている服で手を拭くのでどんどん絵の具が服についていく……そんなジャージを見た監督が「これ、いいね」と言ってくださって、劇中でもその服をイメージした衣装を着ることになりました。殺人鬼の衝動を理解するために描いた小さな絵が始まりです。その絵を監督に見せたところ、「映画で使おう」と提案されて、喜んでいたら「2メートル×2メートルで描き直して」と言われ……それは、でかすぎだろって思いました(笑)。両角というキャラクターになって描いたので、理屈があるわけでもなく、降りてきたという感覚です。描くならこれだ!と決まっていて、迷わず色を重ねていきました。両角が持っている凶悪さ、気持ち悪さ、不気味さと、そして少しだけある人懐っこい雰囲気が表現できたと感じています。映画『キャラクター』6月11日(金)より公開
2021年04月16日俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『キャラクター』(6月11日公開)の本ポスタービジュアルが19日に公開された。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。映画化発表と菅田とFukaseの共演、小栗旬、高畑充希、中村獅童の出演、さらには特報映像が解禁(Twitter&Youtube合計再生数469万回超え)されるなど、映画の情報が明らかになるたびに大きな話題を呼んでいたが、ついに本ポスタービジュアルが公開された。正義なのか悪なのか判断のつかない表情で正面を見つめる山城、憂色を浮かべた表情をした清田(小栗)、真壁(獅童)、夏美(高畑)たちの姿、そして彼らを飲み込むほどの存在として「絶対的な悪」=殺人鬼・両角の横顔が大きく配されたビジュアルとなっている。漫画のペンで描かれたようなタッチも施されており、映画と同様に狂気とスタイリッシュさを併せ持ったデザインが完成した。また、公開日が6月11日に決定したことも明らかになった。
2021年03月19日菅田将暉主演で、「20世紀少年」のストーリー共同制作者・長崎尚志による完全オリジナルストーリーを映画化する『キャラクター』が2021年6月に公開決定。「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが演技初挑戦で共演する。もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイディアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメントとなる本作。浦沢直樹作品のストーリー共同制作者として知られる長崎氏と、『告白』『君の名は。』など実写からアニメーションまで大ヒット映画を企画してきた川村元気、そして『信長協奏曲』『約束のネバーランド』など話題作を生み続けるプロデューサー・村瀬健というヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて、練りに練り上げた企画の実写映画化。スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾を演じるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめとする各映画賞を総なめし、活躍が目覚しい菅田将暉。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。そんな山城と出会い、運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(モロズミ)を演じるのは、本作が俳優デビューとなる「SEKAI NO OWARI」のFukaseさん。2021年に10周年のアニバーサリーを迎える「SEKAI NO OWARI」のボーカルとしてアーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美で熱演。『世界から猫が消えたなら』や『帝一の國』、『恋は雨上がりのように』など、精緻な人間模様を描くことに定評がある永井聡が監督としてメガホンを取る。■菅田将暉「キャラクターとは“個性”でありその人の“生き様”」主演を務める菅田さんは、本作出演に際して『帝一の國』永井監督との再タッグに心躍る一方で、「悩みながらの現場だった」とふり返る。「オリジナル脚本で【キャラクター】という題材。キャラクターとは“個性”でありその人の“生き様”。今とても重要なテーマだと思い向き合った」と本作撮影に臨んだ気持ちを明かす。一方、本作が俳優としての初芝居となるFukaseさんも「オファーを頂いた時は正直とても悩みました」と出演に向けての思いを吐露、狂気に満ちた殺人鬼という難役に1年間以上の長い時間をかけて準備して挑戦したという。俳優としてはもちろん、自ら作詞作曲も手掛け音楽アーティストとしても活躍する菅田さんは、本作で俳優デビューを飾るFukaseさんとの共演について、「現場での佇まいが俳優部すぎて驚きました」と言い、「物作りと向き合うFukaseさんはとてもかっこよく、少し儚げで美しかった」とコメント、映画と音楽のまさにトップランナーである2人の夢の競演となる。■原案者も絶賛「非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアル」そして完全オリジナルストーリーを構築した原案・脚本の長崎氏は撮影現場で菅田さんの姿を見かけて「20代の浦沢直樹氏に似ている」と驚いたそう。菅田さんから漫画家の動作を学んだと聞き、「才能のある役者は乗り移るのだろうか」と、菅田さんの役作りに圧倒された様子。また「天使のような声を持つ少年というイメージ」を持っていたFukaseさんが殺人犯・両角を演じると聞き、最初は理解できなかったという。「だが、映像を観て納得した。非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせている」とFukaseさんの起用に太鼓判を押している。『キャラクター』は2021年6月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月08日俳優の菅田将暉が、映画『キャラクター』(2021年6月公開)主演を務めることが8日、明らかになった。SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが共演し、俳優デビューとなる。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。主演の菅田は、お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を演じ、俳優デビューとなるFukaseは山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じる。『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』『恋は雨上がりのように』の永井聡監督がメガホンを取る。そして完全オリジナルストーリーを構築した原案・脚本の長崎は撮影現場で菅田の姿を見かけて「20代の浦沢直樹氏に似ている」と驚いたそう。菅田から漫画家の動作を学んだと聞き、「才能のある役者は乗り移るのだろうか」と、菅田の役作りに圧倒された様子だ。また「天使のような声を持つ少年というイメージ」を持っていたFukaseが殺人犯・両角を演じると聞き、最初は理解できなかったという。「だが、映像を観て納得した。非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせている」とFukaseの起用に太鼓判を押している。9月1日にクランクインし、関東近郊で撮影の後10月20日にクランクアップした。○菅田将暉 コメント映画『キャラクター』。久々の永井組に心躍りました。が、前回よりも悩みながらの現場でした。オリジナル脚本で「キャラクター」という題材。キャラクターとは「個性」でありその人の「生き様」。今とても重要なテーマだと思い向き合っていきました。そんな中、SEKAI NO OWARIのFukaseさんが出演します。現場での佇まいが俳優部すぎて驚きました。初映画だと聞いてましたが、全然そんな感じはなく、むしろ学ぶところだらけでした。そしてやっぱり物作りと向き合うFukaseさんはとてもかっこよく、少し儚げで美しかったです。きっとびっくりすると思います。僕自身完成が楽しみです。○Fukase(SEKAI NO OWARI) コメントオファーを頂いた時は正直とても悩みました。果たして自分に務まるのか、ご迷惑をかけてしまうのではないかと。しかし、1年間以上の長い時間をかけて準備することができたので、撮影が始まると程よい緊張感の中非常に楽しく過ごさせて頂いてクランクアップを迎えた時には涙が溢れそうになりました。○原案・脚本:長崎尚志 コメントこの映画の実現には、実に十年を費やした。設定はあまり変わっていないが、最初の原案の主人公は女刑事だった。手直しを加え続けたが、プロジェクト自体がなかなか進まない。そろそろ小説にでも切り替えようと考えていた矢先、本気で映画化を考えるとの連絡。半信半疑だった。本当なんだと思ったのは、撮影が始まってからだった。菅田将暉さんは主人公のイメージ通りと、はなから満足していたが、撮影現場でまさかの驚きがあった。なんと20代の浦沢直樹氏に似ている……聞けばマンガ家の動作を学ぼうと『漫勉』を研究したとか。だからなのか? 才能のある役者は乗り移るのだろうか。両角役がFukaseさんと告げられた時は、正直理解不能だった。彼のイメージは、天使のような声を持つ少年。え、その人が殺人鬼?だが映像を観て納得した。非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせている。(C)2021映画「キャラクター」製作委員会
2020年12月08日『20世紀少年』や浦沢直樹作品を数多く手がけるストーリー共同制作者・長崎尚志と、『告白』『君の名は。』をはじめ実写からアニメーションまで幅広い大ヒット映画を企画した川村元気、『信長協奏曲』『約束のネバーランド』などの話題作を生み出してきたプロデューサーの村瀬健が10年の歳月をかけ、温めてきた企画が映画『キャラクター』として2021年6月に実写映画化されることが決定した。本作は、「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??」というアイデアを基に作り上げたダークエンタテインメント。主人公の山城圭吾はある日、スケッチに向かった先で一家殺人現場に遭遇し、犯人を目撃してしまう。あろうことか警察の取り調べで「犯人の顔を見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画『34(さんじゅうし)』を描き始めた山城。同作が異例の大ヒットとなる中、物語を模した事件が次々と発生し、ある日山城の前に犯人のを名乗る男・両角(もろずみ)が現れるーー。主人公の山城を演じるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめとする各映画賞を総なめし、俳優として活躍する一方でアーティストとしても名高い菅田将暉。菅田は本作でお人好しで人の悪を描けず苦労する漫画家が、犯人を目撃したことで運命に翻弄されていく姿を繊細に演じる。さらに、山城の運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。独特の存在感でアーティストとして多くの人を魅了してきたFukaseが、謎に包まれた両角を熱演する姿に注目だ。監督は『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』の永井聡。本作で完全オリジナルストーリーを構築した原案・脚本担当の長崎は、「『キャラクター』は、創作者の心の闇を描いた作品だ。だがそれ以上に、展開の読めないドキドキ感ーー観る人の想像を超えるエンターテインメントであることを約束しよう!」と本作の魅力を熱く語っている。<コメント>山城圭吾(やましろ・けいご)役:菅田将暉映画『キャラクター』。久々の永井組に心躍りました。が、前回よりも悩みながらの現場でした。オリジナル脚本で「キャラクター」という題材。キャラクターとは「個性」でありその人の「生き様」。今とても重要なテーマだと思い向き合っていきました。そんな中、SEKAI NO OWARIのFukaseさんが出演します。現場での佇まいが俳優部すぎて驚きました。初映画だと聞いてましたが、全然そんな感じはなく、むしろ学ぶところだらけでした。そしてやっぱり物作りと向き合うFukaseさんはとてもかっこよく、少し儚げで美しかったです。きっとびっくりすると思います。僕自身完成が楽しみです。両角(もろずみ)役:Fukase(SEKAI NO OWARI)オファーを頂いた時は正直とても悩みました。果たして自分に務まるのか、ご迷惑をかけてしまうのではないかと。しかし、1年間以上の長い時間をかけて準備することができたので、撮影が始まると程よい緊張感の中非常に楽しく過ごさせて頂いてクランクアップを迎えた時には涙が溢れそうになりました。原案・脚本:長崎尚志この映画の実現には、実に十年を費やした。設定はあまり変わっていないが、最初の原案の主人公は女刑事だった。手直しを加え続けたが、プロジェクト自体がなかなか進まない。そろそろ小説にでも切り替えようと考えていた矢先、本気で映画化を考えるとの連絡。半信半疑だった。本当なんだと思ったのは、撮影が始まってからだった。菅田将暉さんは主人公のイメージ通りと、はなから満足していたが、撮影現場でまさかの驚きがあった。なんと二十代の浦沢直樹氏に似ている……聞けばマンガ家の動作を学ぼうと『漫勉』を研究したとか。だからなのか?才能のある役者は乗り移るのだろうか。両角役がFukaseさんと告げられた時は、正直理解不能だった。彼のイメージは、天使のような声を持つ少年。え、その人が殺人鬼?だが映像を観て納得した。非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせている。『キャラクター』は、創作者の心の闇を描いた作品だ。だがそれ以上に、展開の読めないドキドキ感ーー観る人の想像を超えるエンターテインメントであることを約束しよう!『キャラクター』ティザービジュアル『キャラクター』2021年6月公開
2020年12月08日YouTuberの方が恐れるくらい人気のある仲里依紗さんのYouTubeチャンネル『仲里依紗です。』に初めて女優さんが登場しました。ゲストは同じ長崎出身の川口春奈さん。長崎県民の2人で長崎弁かるたを行っています。かるたの前に仲里依紗さんの私服に着替えている川口春奈さんの可愛さにもびっくりです。どんな服でも似合ってしまう川口さん。さすが女優さんですね。長崎弁かるたを始める2人ですが、意外と難しい長崎弁が続きます。地域や年齢によっても使う方言が色々と違うよう。そして、かるたのやり方にも悪戦苦闘しながら進む2人のグダグダな感じも必見です。普段使う長崎弁がなかなかかみ合わない2人。五島出身の川口さんと東彼杵出身の仲さんで使う長崎弁がかなり違うよう。2人の本気の長崎弁となかなかかみ合わない2人の会話についつい笑ってしまいます。長崎弁かるたは「8割分からない!」とのことで、一旦辞めてしまう2人。その後、長崎弁で話し始める仲さんと川口さん。仲さんのマシンガントークには字幕なしでは分かりません。まるで外国語です。女優さんたちが地元の言葉でプライベートな話をしているところはなかなか見られないですよね!ぜひ動画をご覧ください。この状況が落ち着いたら、長崎にも行きたいという話に。長崎出身の2人による長崎案内動画、ぜひ見てみたいですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月27日長崎・ハウステンボスで、「ハウステンボス ハロウィーン」が開催。期間は2020年10月31日(土)まで。数千個のカボチャランタンに包まれる「ハロウィーンナイトウォーク」長崎・ハウステンボスにどこを切り取ってもフォトジェニックな「ハロウィーンナイトウォーク」が登場。洋館や風車が並ぶ本場ヨーロッパのような街並みの中で、大きさや顔の表情など多種多様な数千個の"カボチャのランタン"が幻想的な光を放つ。オレンジ色にあたたかく光る"かぼちゃの合唱団"が歌うプロジェクションマッピングが楽しめるコーナーも用意されている他、巨大な"ジャックオーランタン"の中に入って写真が撮れるスポットなど、夜だけでなく、昼間でも写真映えするハロウィン限定のフォトスポットを多数用意。家族でのお出かけでも楽しめそうだ。カボチャ型のハンバーガーや"おばけ"がのったピザハロウィン限定グルメも多数登場。"ジャックオーランタン"がトマトやチーズをサンドする「パンプキンバーガー」や、帽子をかぶったおばけやコウモリがトッピングされた「おばけマルゲリータとかぼちゃのハロウィーンピザ」、不気味でポップな雰囲気の目玉をモチーフにしたアイスなど、思わず写真を撮りたくなるグルメも見逃せない。10月31日(土)には「ハロウィーン仮装コンテスト」が開催される。ハロウィン一色に染まったハウステンボスで、思い思いの仮装をして参加をすれば、一味違った写真が撮れそうだ。【詳細】ハウステンボス ハロウィーン期間:2020年9月1日(火)~10月31日(土)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1■イベント例・「ハロウィーン仮装コンテスト」開催日:2020年10月31日(土)受付時間:14:30~15:20開催時間:15:30より約1時間※コンテストに参加するには2020年10月24日(土)までに事前申し込みが必要【お問合せ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL 0570-064-110
2020年10月08日全国で、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染した人やその家族、また、コロナウイルスに立ち向かう医療従事者などへの誹謗中傷が相次いでいます。2020年8月26日、長崎県はコロナウイルスに関する誹謗中傷を受けた被害者のため、『新型コロナウイルス感染症関連人権相談窓口』を開設しました。長崎県、30万円を限度に法的措置を支援長崎県のウェブサイトによると、相談窓口では誹謗中傷に関する解決に向けたアドバイスをするほか、法的措置をとる際、30万円を限度に県が被害者を支援するとのことです。相談員が、解決に向けたアドバイスや、内容に応じて関係機関等へ対応を依頼します。誹謗中傷等への法的措置など法律相談を希望される方には、弁護士による相談も受けられます。(1案件につき5万円まで相談料無料)※単価:30分 5千円さらに、SNSなどインターネット上での誹謗中傷等の投稿の削除や必要な調査(投稿者情報の開示請求等)を弁護士に依頼された場合、その経費の1/2(30万円を限度)を県が支援します。※インターネット以外の誹謗中傷等も対象に含みます。長崎県庁ホームページーより引用ネットパトロールも実施!悪質な投稿を県で保存長崎県によると、担当職員がネットパトロールも実施しているとのこと。悪質と思われる投稿を発見次第、県の担当職員が投稿の画像を保存しています。誹謗中傷に関する投稿の削除依頼をする際や、訴訟を起こす場合、該当する画像を県で保存できていれば、被害者に提供するとのこと。ただ、県庁ですべての誹謗中傷についての投稿を発見できるわけではないので、「ご自身でも被害対策として、書き込みの画像保存や電話の録音、張り紙の保存などをしておきましょう」と呼びかけています。誹謗中傷に対し、長崎県からのお願い長崎県は、コロナウイルス感染者へ誹謗中傷をする人に対し、このように訴えました。【長崎県からのお願い】感染者や医療従事者そのご家族の方などへの誹謗中傷等は、感染された方が行動歴を隠したりすることを助長し、さらなる感染拡大を招いてしまいます。また、医療体制の崩壊にもつながりかねません。お互いを思いやる心を持って、冷静な行動をお願いします。長崎県庁ホームページーより引用長崎県の取り組みには、たくさんの称賛の声が上がっています。・窓口ができてよかった。私の住んでいる地域では感染した家族が、誹謗中傷によって引越しせざるを得ない事態に。もっと早くからこの窓口があってもよかったと思う。・素晴らしい取り組みだ。いい仕事をするね、長崎県。全国で実施してほしい。・誹謗中傷相談窓口が開設されざるを得ないほど、悩まされている人が多いんだろうね…。相談窓口が抑止力になるといいな。長崎県が呼びかけているように、お互いを思いやる気持ちを忘れずに、冷静な行動を心掛けてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月27日音楽イベント「アイランド フェスティバル 2020 イン ナガサキ(i+Land FESTIVAL 2020 in NAGASAKI」が、長崎・伊王島「アイランド ナガサキ(i+Land nagasaki)」にて、2020年5月9日(土)に開催される予定だったが中止が決定した。リゾートで楽しむ新音楽イベント「アイランド フェスティバル」「アイランド フェスティバル」は、2020年が初開催となる新たな音楽イベント。長崎市内から車で約30分とアクセスが良いビーチスポット・伊王島を舞台に、アーティストたちが奏でる音楽をゆっくりと楽しむことが出来る。会場となるのは、伊王島のリゾート施設「アイランド ナガサキ(i+Land nagasaki)」内の特設会場。約10,000㎡の広大な芝生エリアを囲むように、3つの宿泊施設、天然温泉、スパ施設、レストランなどを完備したモダンな施設の中で、心の底からリラックスできる時間と空間を演出する。OAU、ストレイテナー、フジファブリックらが出演第1回となる今回は、1ステージ制で1つのアーティストをゆっくりと楽しめるタイムテーブルを設定。ステージにはOAU(OVER GROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)、ストレイテナー、フジファブリック、ASIAN KUNG-FU GENERATION、ハルカトミユキ Triad、レキシが出演予定だ。【詳細】<中止>アイランド フェスティバル 2020 イン ナガサキ開催日:2020年5月9日(土)開催時間:開場 12:00/開演 13:30(予定)会場:「アイランド ナガサキ」特設会場住所:長崎県長崎市伊王島町1丁目3277-7料金:スタンディング 7,900円、駐車券 2,000円※出演者変更による払い戻し不可。※小学生以上要チケット。※駐車券は枚数限定で販売。規定数に達し次第販売終了。<出演アーティスト>OAU(OVER GROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)、ストレイテナー、フジファブリック、ASIAN KUNG-FU GENERATION、ハルカトミユキ Triad、レキシ<チケット情報>・オフィシャル2次先行受付期間:3月16日(月)12:00~3月27日(金)23:59・auスマートパスプレミアム会員およびuP!!!ライブパスPlusプラン加入者先行受付受付期間:3月16日(月)12:00~3月27日(金)23:59・一般発売発売日:3月28日(土)
2020年02月17日長崎県美術館にて「デザインあ展 in NAGASAKI」が2020年4月11日(土)から6月14日(日)まで開催されます。「デザインあ展 in NAGASAKI」は子どもたちの突飛なデザイン的思考を育てるNHK・E テレの人気番組「デザインあ」のコンセプトを体験型に落とし込んだ人気の企画展です。日常や身のまわりに潜む数多くのデザインを体験を通して見つけてみませんか?「あ!」を感じる、見つける、楽しむ「デザインあ展」「デザインあ展in NAGASAKI」では、番組で伝え続けてきた「身のまわりに意識を向け、どのような問題があるかを探り出し、よりよい状況を生み出す」という、“みる”“考える”“つくる”といった一連の思考力と感性=「デザインマインド」を、みて、体験することができます。日常に潜む身近なデザインと概念私たちの日常や身のまわりには数多くのデザインがあること、そして意識しないと気付かないデザインの力、デザイン的なものの考え方を、楽しみながら身近に感じられるこのイベントでは、きっと「あ!」という発見があるはず。何気ない風景から多くのことを学べるようになるきっかけになるかもしれません。3つの部屋で切り取るモノ、コト、概念展覧会は大きく3つのセクションで構成されています。これらを通して、モノやコト、概念といったテーマを掘り下げていきます。観察のへや「観察のへや」では、「お弁当」「マーク」「容器」「からだ」「なまえ」といった身近な5つのテーマを取りあげて紹介します。例えば、「お弁当」をテーマにした展示では、巨大お弁当のごはんの中央から自らの頭を出して梅干しの気持ちになれたり、トイレのマークを抽象的なものから具体的な人物像へと変化させたり。それぞれのテーマが、デザインによってどのように私たちとつながっているのか。ユニークな体験型作品を通して“みて”“考えて”“つくって”デザインを楽しめます。体感のへやダイナミックな映像と音に360゜囲まれて、からだ全体でデザインを感じる「体感のへや」。番組オリジナルソング「『あ』のテーマ」「森羅万象」から、「解散!」「ガマンぎりぎりライン」といった人気コーナーまで、展示室の四方の壁面いっぱいの映像に包み込まれます。概念のへや「概念のへや」では、「空間」「時間」「しくみ」の3つのテーマをピックアップし、場や時の流れ、人の動きを、デザインを通してどのように感じているのかについて考えます。体験型作品など、「デザインあ展」ならではの展示を通してデザインのはたらきを模索してみましょう。開催概要デザインあ展 in NAGASAKI会期:2020年4月11日(土)~6月14日(日)開館時間:10:00~20:00(最終入場 19:30)会場:長崎県美術館 企画展示室休館日:4月13日(月)、27日(月)、5月11日(月)、25日(月)、6月8日(月)観覧料:大人(大学生以上) 1,400円(前売り券 1,200円)、小中高生 700円(前売り券 500円)※小学生未満無料※15 名以上の団体、障がい者手帳等(*)保持者と介護者1名までは前売り料金※本券1枚につき1名1回限り有効※本券で長崎県美術館「コレクション展」にも入場可※前売券販売期間:3月1日(日)~4月10日(金)*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証イベント情報イベント名:デザインあ展 in NAGASAKI催行期間:2020年04月11日 〜 2020年06月14日住所:〒850-0862長崎県長崎市出島町2番1号電話番号:095-833-2110
2020年02月16日長崎市幸町の新たなまちづくり「長崎スタジアムシティプロジェクト」が、長崎・幸町工場跡地にてスタート。新サッカースタジアムをはじめ、アリーナ、ホテル、ショッピングモール、オフィスエリアを内包する複合的な施設が開業する。開業は2024年秋を予定。V・ファーレン長崎の新本拠地を核とする「長崎スタジアムシティプロジェクト」「長崎スタジアムシティプロジェクト」ではプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」の新たな本拠地となるサッカースタジアムを核に、アリーナ、商業施設、オフィス、駐車場を整備しまちづくりを進めていく。「長崎スタジアムシティプロジェクト」の中心となるのが、新サッカースタジアム「ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク(PEACE STADIUM Connected by SoftBank)」。それを取り囲むようにして、「スタジアムシティホテル長崎(STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI)」、商業棟の「スタジアムシティサウス(STADIUM CITY SOUTH)」、オフィス棟の「スタジアムシティノース(STADIUM CITY NORTH)」が建設される。“日本一ピッチに近い”新サッカースタジアム「ピース スタジアム」新サッカースタジアム「ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク」は、約20,000席もの客席を完備する、臨場感あふれるスタジアムだ。前の人とかぶらない視角を確保しながらも“日本一ピッチに近い”のがポイントで、ピッチまで最短約5mの距離から試合観戦を楽しむことができる。スタジアム内ピッチサイドには、選手が入場する様子から、ピッチの上で熱気あふれるプレーまで、選手と同じ目線で試合観戦できる「プレイヤー席」など、VIPシートを設置し、多様な観戦スタイルを楽しめる仕様に。ピッチを望む開放的なフードホールや、ビール片手にチームを応援できるブルワリーカフェなども併設する。客室から試合観戦できる日本初スタジアムビューホテル「スタジアムシティホテル長崎」は、スタジアムに隣接し、日本初のスタジアムビューホテルとして誕生。スタジアム側に位置する客室は窓が広く開く仕様となっており、VIP用観戦ルームとして使用できる。また、一部の客室は、サッカー試合観戦時はボックス席へと変化を遂げる特殊仕様に。スタジアムに泊まっているかのような“特別感”を味わうことが可能だ。尚、客室はスタジアムビュールームに加え、長崎の山々の風景を眼前に堪能できるマウンテンビュールームも用意する。スタジアムビューを楽しむプールや連動イベント客室だけでなく、ホテル内の様々なところでイベントの雰囲気に浸ることができる。外の光を浴びながらスタジアムビューを楽しめるプールや、スタジアムの熱を感じながら利用できるサウナを整備。また、隣接したスタジアムやアリーナで開催される試合やイベントと連動した演出を、ホテル館内でも実施する。例えばサッカーの試合が行われているときには、相手のアウェイチーム本拠地の料理をブッフェスタイルで楽しめる。本格イタリアン「リストランテアルポルト」などレストランも充実「スタジアムシティホテル長崎」施設内には、レストランも展開する。7階には、日本のイタリア料理の火付け役とも言われている片岡護がオーナーシェフを務める「リストランテアルポルト」が、長崎初出店。長崎の景色とともに、本格イタリアンを楽しめる。また、最上階には、堀江貴文とシェフ・浜田寿人が手掛ける会員制和牛専門店「ワギュウマフィア(WAGYUMAFIA)」が九州初出店。1つ約1万円の「和牛カツサンド」など、目を引く和牛料理を提供予定だ。スタジアムと回遊可能な商業施設「スタジアムシティサウス」は、長崎初となるショップやレストラン、世界初となるサッカースタジアム併設の温浴施設、実際に触って楽しめる体験型店舗など、バラエティー豊かな約90店舗が出店するショッピングモール。長崎の地元ならではの魅力を伝えるセレクトショップや、ご当地の味を気軽に楽しめる名店街もオープンするほか、日本初となるスタジアム上空を通るジップラインも展開する。長崎県初となるスノーピーク直営店×カフェ店舗これら出店店舗の中には、スノーピーク(Snow Peak)にとって長崎県初となる直営店とカフェ店舗も開業。直営店では、テントやシェルターなどのキャンプギアから、都会でもアウトドアでも使えるアパレル、そしてバックなどのアクセサリーまで幅広いラインナップを用意するほか、店舗限定アイテムの販売も予定している。一方カフェ店舗では、自然の恵みや人とのつながりを感じられるフードやドリンクを提供する見込みだ。約6,000席を誇る新アリーナ「ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク」に隣接する形で、新アリーナもオープン。プロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」のホームアリーナでアルとともに、音楽コンサートやイベント会場としての機能も兼ね備えた可変型アリーナとなっており、約6,000席の客席を完備している。通路にはゆとりを持たせ、クッション性の高い座席パッドを使うなど、観戦しやすい設計になっているのも魅力だ。また、スタジアムと同様に、コート・ベンチに近く躍動感ある試合観戦が可能な「エキサイティングヴェルカシート」「エキサイティングシート」を備える他、コース料理を楽しみながら、個室からバスケ観戦できる「VIP BOX」も展開する。アリーナには、チームの練習風景をガラス越しに見ることができるクラブハウスを併設し、選手との距離を身近に感じられるようになっている。また、屋上では、フットサルコートや3×3コートをオープンスペースとして開放する。施設詳細長崎スタジアムシティプロジェクト開業時期:2024年秋所在地:長崎県長崎市幸町(長崎駅徒歩10分)用途:サッカースタジアム、アリーナ、商業施設、オフィス、駐車場面積:74,752.78㎡
2019年12月26日ホテル「ヒルトン長崎」が、2021年11月1日(月)に開業。長崎駅直結のホテル「ヒルトン長崎」「ヒルトン長崎」は、2022年秋に開業を予定している西九州新幹線の長崎駅西口直結のホテル。「ヒルトン長崎」と同じ時期に開業した長崎市の大型MICE施設「出島メッセ長崎」と隣接するほか、周辺にはグラバー園、大浦天主堂、稲佐山など観光スポットも多数存在し、観光アクセスにも適している。全200室の客室や伝統工芸品を使ったアートワーク地上11階建ての施設内には、全200室の客室をはじめフィットネスジム、温浴施設、バンケット(宴会場)、チャペルなどを用意。波佐見焼や長崎ハタなど伝統工芸品や地元の素材を使ったアートワーク、航海をテーマとした青いインテリアなども設置し、海に囲まれた長崎の豊かな歴史と文化を館内でも感じられる空間に仕上げた。コーヒー&スイーツ「ディ・バート」また、「ヒルトン長崎」内ではレストランやカフェも充実のラインナップで展開。テイクアウトとイートインの両方で利用できるカフェスペース「ディ・バート」は、フロントロビーと同じフロアにオープン。パティシエが丁寧に仕上げたマカロンや焼き菓子など上品な味わいのスイーツが揃う。列車の待合や友人との待ち合わせで喫茶利用するのもおすすめだ。オールデイダイニングレストラン「ディ・バート」オールデイダイニングレストラン「ディ・バート」では、ライブキッチンと40種以上のバラエティ豊かなビュッフェ料理やアラカルトの料理を用意。季節やテーマに合わせた肉料理、長崎で水揚げされた新鮮な魚介類を使用した料理を味わえる。チャイニーズレストラン「福海楼」「福海楼(ふくかいろう)」は、オールデイダイニングレストラン「ディ・バート」内にあるチャイニーズレストラン。長崎の新鮮素材を活かした中国料理を、若手新鋭シェフがモダンにアレンジして提供する。ラウンジ&バーや日本料理もそのほか、観光の合間の休憩時間に利用したいラウンジ&バー「セブンシーズ」や、鉄板焼き・天ぷら・寿司といった上質な日本料理を提供する「瓊鶴海(たまつるみ)」も用意する。【詳細】ヒルトン長崎開業日:2021年11月1日(月)所在地:長崎県長崎市尾上町4-2延床面積:20,300 ㎡建物規模:地上 11 階客室数:200 室付帯施設:レストラン・フィットネスジム・温泉施設・バンケット・チャペル等チェックイン:15:00チェックアウト:11:00宿泊料金:1室 24,120円~(1室2名利用時)※曜日やシーズンによって異なる【予約・問い合わせ先】TEL:095-829-5111
2019年12月20日渡辺おさむのスイーツデコアート展「お菓子の美術館」が、長崎・ハウステンボスにて、2020年1月17日(金)から3月2日(月)まで開催される。スイーツを樹脂で表現する現代アート渡辺おさむは、本物そっくりのクリームやキャンディ、フルーツを用いて様々なスイーツデコアートを制作する現代美術作家。樹脂を用いて様々なものにお菓子のデコレーションを施している。「パレス ハウステンボス」にアート200点以上が集結スイーツデコアート展「お菓子の美術館」では、オランダの宮殿をモチーフにした会場「パレス ハウステンボス」に、200点以上のアート作品を集結させる。全長約2mのお菓子のユニコーンをはじめ、オランダにまつわるゴッホやフェルメールのデコレーションアートも展示。展示は、オランダの絢爛豪華な宮殿を忠実に再現した内装を生かしたものであり、お菓子の美術館、お菓子の晩餐会、お菓子の森、スイーツアクアリウムなど11のエリアで構成。会場内は全て写真撮影が可能で、各所にフォトスポットが設置されているのも嬉しい。ワークショップも開催また1月17日(金)から1月19日(日)の3日間は、渡辺おさむ本人によるワークショップも開催。実際の作品にも使用している材料で自分だけのオリジナルクッキーチャームを作ることができる。【詳細】渡辺おさむのスイーツデコアート展「お菓子の美術館」会期:2020年1月17日(金)~3月2日(月)会期中無休会場:パレス ハウステンボス(長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1)時間:ハウステンボス営業時間に準ずる。入館料:パスポート対象 ※ハウステンボスのパスポート持参者のみ入場可能。詳細はハウステンボスホームページを確認。■ワークショップ「渡辺おさむとクッキーチャームを作ろう!」開催日:1月17日(金) (1)11:00~12:00 (2)15:00~16:001月18日(土) (1)11:00~12:00 (2)15:00~16:001月19日(日) (1)11:00~12:00※各日所要時間約30分、各日各回先着20名参加費:1,000円(税込)申し込み方法:各日随時会場にて受付。
2019年12月13日“港町” 長崎にふさわしく港を望む場所に、ガラス張りの開放的な建物が静かに建っています。晴れた日には海や空とともにキラキラと景色に溶け込む姿は、すっかり地域の顔。今回は、子どもとアートの接点としての役割も担う、「長崎県美術館」をご紹介します。コンセプトは「呼吸する美術館」長崎県美術館は、2005年4月に開館しました。基本理念に「継承・交流・創造」とあるように、周囲と交流・影響し合いながら、未来に向けて豊かな感性と想像力を育み、成長し続ける「呼吸する美術館」を目指しています。古きを継承し、新しいチャレンジを忘れない理念実現には、子どもたちの関わりも不可欠。そのため、子ども参加のイベントも定期的に企画されています。所蔵美術品としては、外交官須磨弥吉郎氏から寄贈されたコレクションをベースにしたスペイン美術が充実していて秀逸です。それに加え、長崎ゆかりの作品コレクションに、「新たな長崎文化を創造する」という確かな視点を感じます。自然に溶け込む開放的な建物建物の設計は世界的建築家・隈研吾氏によるもの。設計コンセプトは、「風・光・水、そして大地に根ざす緑」。隣接する長崎水辺の森公園をはじめとする豊かな周辺環境を大きくとらえ、時間や季節などにより常に変化する周りの自然も、大切なパーツとして建築に活かされています。【建築の特徴1:開く⇄守る】建物は、運河を挟んで、西側の「ギャラリー棟」と東側の「美術館棟」のふたつの棟に別れています。ギャラリー棟は、県民ギャラリーやアトリエなど、訪問者が利用できる “開かれた” スペース。美術館棟は作品の収蔵場所でもあり、展覧会が開かれるなど美術館本来の役割を “守る” スペースです。その相互の共存と相乗効果を、建築で実現しようと設計されています。【建築の特徴2:緑の連続と回遊性】隣接する長崎水辺の森公園の一部として成り立つように、美術館周辺の植栽、屋上の緑化で公園からの緑のつながりを実現しています。特に、屋上公園には彫刻も置かれ、アートと海を望むすばらしい眺望をたくさんの人が楽しめるよう、美術館の外からのアクセスも設けられています。長崎港から上がる花火も見ることができるそう。自由な動線は、美術館というよりは、まさに “公園の一部”。中と外を気ままに行き来できる回遊性に、新しい美術館の息吹を感じます。独自のスタイルを意識した開放的な美術館は、昔の “かたい” イメージを一掃する、気楽に足を運びたくなる明るい空間となっています。伝統を守る常設展、多彩な企画展スペイン美術と地元長崎ゆかりのアートに独自性を追求する美術館ですが、伝統を守るコンセプトの常設展の一方、企画展のセレクションは多彩です。たとえば、夏は夏休み中の子どもを意識した展覧会が組まれることが多く、2018年には「魔法の美術館:リミックス」と題して、デジタルとアートを融合したイリュージョンのような、体験できる参加型展覧会として人気でした。2019年は「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理〜」を開催。こちらも、来場者が “探偵手帳” に沿って、コナンの推理や科学捜査をなぞりながら真相解明をしていくという、ワクワク体験型の特別展です。(※会期2019年6月29日〜9月1日)そのほかにも、『ジョジョの奇妙な冒険』が幅広い年代に人気の漫画家・荒木飛呂彦氏による「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」(※会期2020年1月25日〜3月29日)、永遠の妖精と呼ばれた奇跡の女優・オードリー・ヘプバーンの写真展(※会期2019年10月4日〜10月27日)など、ジャンルにとらわれない自由な構成は、さまざまな人の興味を惹きつけています。「こどもアートクラブ」「ウィークエンドミュージアム」また、“未来に開かれた美術館” として、子ども向けの楽しいイベントも定期的に行われています。こどもアートクラブ毎年6回の活動の中で、所蔵美術品や企画展の作品を活用して、アートのさまざまな鑑賞体験や表現方法を楽しめます。小学1〜6年生が対象です。本物を身近に感じながら、さまざまなアート体験ができるのは、とても貴重な機会になりそうですね。参加してみたい方は、年一度の締切を忘れないよう要チェックです。定員:30名参加料:3,000円(全6回材料費込)申込締切:毎年5月20日前後■2019年度の内容例「企画展のバックヤードツアー」「素材と向き合う コラージュ遊び」「カメラ オブスキュラをつくろう」「画家の気分で書いてみよう」「影絵インスタレーション」「やってみよう銅版画」 ウィークエンドミュージアム月に一度の週末にアトリエで行なわれるワークショップで、事前申込なしで大人も子ども参加できる気軽なイベントです。グリーティングカードやお手軽プチ版画、ハロウィンマスクなど、作品づくりを楽しめるイベント、親子で参加するのにぴったりですね。スケジュールは美術館のホームページをご覧ください。開催時間:前期(6~10月) 土曜日|16:30~19:00日曜日|10:00~12:0013:30~16:00後期(1~3月) 土曜日|16:00~18:30日曜日|10:00~12:0013:30~16:00参加費:ひとり100円そのほかにも、学校向けのプログラムとして、対話型鑑賞法を実践する「おしゃべり鑑賞」や「表現プログラム」では作品制作を指導するなど、子どもたちの表現力やコミュニケーション力を高める機会も積極的に提供されています。***ご紹介したもの以外にも、さまざまなワークショップやコンサートなどが繰り広げられる季節ごとの魅力的なイベントや、地元大学によるライブ演奏も行なわれています。天井が高く総ガラス張りの開放感あるエントランスは本当に気持ちがよく、中と外が一体化したような空間は、公園遊びの延長で自然と幅広いアートと戯れられる最高の環境です。日常に溶け込む美術館は、子どもとアートの距離を確実に縮めてくれそうですね。『長崎県美術館』長崎県長崎市出島町2-1開館時間:10:00~20:00休館日:第2・第4月曜日(休日、祝日の場合は火曜日が休館) 年末年始※事業により変更になる場合があります入館料:無料※企画展・コレクション展は別途料金が必要です(参考)長崎県美術館
2019年07月04日「ゆり祭」が、2019年6月22日(土)から7月15日(月・祝)までの期間、長崎・ハウステンボスにて開催される。2019年の「ゆり祭」のテーマは“シンデレラ”。場内では“シンデレラ”の名シーンをゆりを使って表現したスポットを展開する。注目は、宮殿「パレス ハウステンボス」に設置される、シンデレラが美しく変身して舞踏会に参加するまでのシーンをゆりで表現した「ゆりの舞踏会」。宮殿内を進むごとに、物語をイメージしたゆりのアートと共にストーリーが展開される。また、ゆりの香りに包まれる「アムステルダム広場」には、「ゆりの馬車」が新登場。白いゆりに囲まれた馬車で、“お姫様”になった気分を味わいながら美しい写真を撮ることが可能だ。さらに、ハウステンボス公式ホテル「ホテルヨーロッパ」には、シンデレラをモチーフにしたゆりのアート作品を展示。クラシカルな空間「アンカーズラウンジ」で一休みしながらの鑑賞もおすすめだ。【詳細】ゆり祭開催期間:2019年6月22日(土)~7月15日(月・祝)会場:ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内TEL:0570-064-110
2019年06月01日対岸から見える朝日がパワースポットとして大人気「ホテル南風楼」(長崎県島原市)が2019年7月中旬に「オーシャンズチャペル結 YUI」をグランドオープンします。株式会社ホテル南風楼が運営する「ホテル南風楼」は、島原鉄道「島鉄本社前」から徒歩3分。郷土色豊かな会席料理と多彩な温泉が特徴で、島原随一の源泉かけ流し露天風呂からは島原湾と1000坪の庭園という景観を楽しめます。非日常感あふれるリゾートウエディング今回グランドオープンする「オーシャンズチャペル結 YUI」は、180度海を見渡せる完全独立型のチャペル。まるで海に浮かんでいるような非日常感あふれるリゾートウェディングをかなえることが可能です。建物外観は新生活への出航を意味するクルーズ船をイメージ。最大80人が参列可能な場内は、白と木目が基調の落ち着いたテイストでまとめられ、やさしい温もりが感じられる空間となっています。「オーシャンズチャペル結 YUI」ではグランドオープンを記念して、通常15万円のチャペル式(挙式料・音響関係・式場装花・結婚証明書)を無料で提供。2019年8月から9月の申し込みが対象で、先着10人(※)限定の特典となります。「ホテル南風楼」では2019年6月16日にブライダルフェアを開催。館内見学や婚礼メニュー(10000円相当)の無料試食、経験豊富なプランナーによる相談会などが実施されます。※適用期間・人数などの条件があります。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ホテル南風楼のプレスリリース/@Press※株式会社ホテル南風楼
2019年05月23日8月25日(日)に長崎市稲佐山公園野外ステージで開催される野外ロックフェス、Sky Jamboree 2019。今年で21回目を迎える同フェスの全出演者が発表された。【チケット情報はこちら】既に発表済みのストレイテナー、ORANGE RANGE、THE ORAL CIGARETTES、GLIM SPANKY、tetoの5組に加え、東京スカパラダイスオーケストラ、10-FEET、MAN WITH A MISSION、SUPER BEAVER、HEY-SMITH、LAMP IN TERRENの6組の出演が決定。チケットの一般発売は6月22日(土)10時より開始。また一般発売に先駆けて、エフエム長崎にて先行を実施。5月17日(金)16時放送のエフエム長崎『Fly-Day Wonder3』及び5月18日(土)10時から5月23日(木)23時59分までSkyJamboreeオフィシャルwebサイトにて受付。■Sky Jamboree 2019 ~one pray in nagasaki~日時:8月25日(日) 開場10:00 / 開演 11:00会場:長崎市稲佐山公園野外ステージ ※雨天決行(荒天の場合は中止)出演:東京スカパラダイスオーケストラ / 10-FEET / ストレイテナー / ORANGE RANGE / MAN WITH A MISSION / SUPER BEAVER / HEY-SMITH / THE ORAL CIGARETTES / GLIM SPANKY / teto / LAMP IN TERREN
2019年05月16日