女優の深田恭子が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第42回日本アカデミー賞の授賞式に出席。その模様は同日21時から日本テレビ系で放送され、ネット上では深田の艶やかな衣装が話題になった。深田は、『空飛ぶタイヤ』で赤松徳郎(長瀬智也)の妻役を演じ、優秀助演女優賞を受賞。同賞は初で、過去には『下妻物語』(04年)で優秀主演女優賞、『死者の学園祭』(00年)で新人俳優賞を受けている。司会・西田敏行とのやりとりでは、「男性陣がそれぞれが正義を持って戦っていて、みんなが自分のことだけを考えているわけじゃないという本当に心苦しさはありました」と胸の内を明かし、「旦那さんの後姿がすごく物悲しく、切なく、そして力強く」と長瀬の演じる姿を絶賛していた。深いスリットからの美脚と、谷間もあらわなセクシー衣装でレッドカーペットに登場した深田。抜群のスタイルを惜しげもなく披露し、ツイッター上では「今夜の最優秀ドレス賞を差し上げるべき」「圧倒的な凄さ」「峰不二子みたい」「セクシーすぎ」「綺麗」「とてもお似合い」「女神みたい」のほか、「ドロンジョ様」と『ヤッターマン』(09)でのドロンジョを思い出す声もあった。
2019年03月02日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、優秀助演男優賞を受賞したディーン・フジオカが登場した。長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』の演技で評価を受けたディーン。司会の西田敏行からは「非の打ち所がない、完璧だ」と絶賛され、「やめてください。いきなり穴が開いて落ちるとかじゃないですか?」と照れる。演じた役については、「バディものにも見えるかもしれないし、ライバルにも見えるかもしれないし、長瀬さんと複雑な関係で」と表し、「すごく、人間ぽいなと思いながら演じさせていただきました。こうありたいという姿と、こうなっちゃうよなというところを、リアルに心揺れ動く感。演じててすごく光栄でした」と振り返った。長瀬との共演については「すごい楽しかったですね。今回初めましてだったんですけど、音楽の話で盛り上がったり」と明かす。長瀬からは旅行プランも提示されたそうで、「普段何してるのか、という話から、『日常から飛び出す方法がある』みたいな。いろんな話を教えていただきましたね。日本の芸能界のいろんな話とか。また長瀬さんとも機会があったら、ぜひいいなと思います」と語った。
2019年03月01日女優の深田恭子が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第42回日本アカデミー賞の授賞式に出席。『空飛ぶタイヤ』で優秀助演女優賞を受賞し、TOKIO・長瀬智也との共演エピソードを語った。深田は、「男性陣がそれぞれが正義を持って戦っていて、みんなが自分のことだけを考えているわけじゃないという本当に心苦しさはありました」と胸の内を明かし、「そのがんばっている男性陣の姿がとても力強く、すてきでした」と同作の魅力を伝えた。さらに、「特に長瀬智也さん演じる旦那さんの後姿がすごく物悲しく、切なく、そして力強く」と長瀬の演じる姿を回顧。「合間は長瀬さんと子役の子と3人で仲良くお話をさせていただいて。長瀬さんと私は本当に共演回数が多くてちょっとお久しぶりだったんですけど、私の撮影期間は短かったのですが、すごく濃厚な時間を過ごさせていただきました」と感謝しながら振り返っていた。
2019年03月01日「TOKIO」城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が毎回ゲストを迎え、様々なゲームやトークを展開するフジテレビ系「TOKIOカケル」の2月20日(水)今夜放送回に女優の二階堂ふみが出演。大好評「ネコ好き対決」で二階堂さんと長瀬さんのネコ好き勝負が繰り広げられる!沖縄で12歳の時にスカウトされ「ニコラ」モデルに。モデルとして活動するなかで『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』に主演したことで女優としての才能にも熱い注目が集まることに。『ヒミズ』『悪の教典』『地獄でなぜ悪い』『ほとりの朔子』『私の男』など次々と主演、ヒロイン作が公開され、アカデミー賞やブルーリボン賞などの映画賞にも輝き、『オオカミ少女と黒王子』といった“胸キュン”モノや「フランケンシュタインの恋」のようなファンタジックなラブコメなどにも進出。強い個性と親しみやすさを兼ね備えた女優へと成長。昨年も大河「西郷どん」や「この世界の片隅に」『リバーズ・エッジ』『いぬやしき』とバラエティに富んだ作品で多くの観客を魅了した二階堂さん。そんな二階堂さんを迎えてお送りする今夜の本番組は、大好評につき3回目となる「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」をお届け。猫が大好きという二階堂さんと「TOKIO」イチの猫好きの長瀬さん、どっちがより猫好きかの勝負をお楽しみに。お馴染みの企画「23区23時のオンナたち」では葛飾区の女性たちに話を聞く。今夜のゲスト、二階堂さんがGACKTとW主演する映画『翔んで埼玉』は2月22日(金)より全国公開。「パタリロ!」などの魔夜峰央による原作をベースに、埼玉県人が東京都民からひどい迫害を受けていた――埼玉を徹底的にディスる原作の軸はそのまま、“埼玉の対抗組織・千葉”や“高みの見物・神奈川”“秘境・群馬”ほか茨城、栃木など関東一円を巻き込んだストーリーにスケールアップ。二階堂さん、GACKTさんのほか島崎遥香、成田凌、間宮祥太朗、加藤諒、ブラザートム、麻生久美子、中尾彬、武田久美子、竹中直人、京本政樹らが共演する。「TOKIOカケル」は2月20日(水)23時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年02月20日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が13日、都内で行われたユニリーバ『CLEAR』の新CM発表会に登場した。同社では、5年ぶりに大型リニューアルを実施した同商品の新CMを18日より放映する。CMキャラクターに就任した長瀬に、ユニリーバ・ジャパンの中川晋太郎氏は、バレンタインにシャンプーを贈る"バレシャン"を提案。「バレンタインにはあまり縁がない」と恐縮する長瀬は、「シャンプーだと間接的でフランクに渡せる」と同意し、「常識にとらわれず、輝き続けてください」というメッセージを発表した。メッセージの真意を問われた長瀬は「ぶっちゃけ、CMのキャッチフレーズなんですよね。僕自身は常識人だと思ってるんですけど……僕、そんなに非常識に見えますかね?」と苦笑。「でもいいキャッチフレーズですね。僕も常に仕事をしていて、すごく心がけている言葉」と明かす。また、バレンタインの思い出を聞かれた長瀬は「今となってはジャニーズで、チョコレートをもらってたんじゃないかと言われるんですけどね、実際のところ、モテない男だったんすね。気持ち悪いと思われてるんじゃないかな、くらいの」と意外な過去を告白する。「そんな中、1人だけ、チョコレートをくれた同級生がいて、きっとその子も変わり者だったんでしょうね。大人になってから、そういう人が、すごく大事な存在だなと気づかされました」と振り返った。普段のヘアケアについては「男ってそこまで髪の毛のケアについては頑張ることはないと思うし、どちらかと言ったらそういう感じ。普段はキャップ被ったりするんで」と自身について触れつつ、「そろそろ40という年にもなったので、匂い的なものも気になったりするじゃないですか。ケアもしなきゃいけないんじゃないかな」と気にする。「常識を破ってる感覚は全くないんですよね」という長瀬だが、「気にしないで前に突き進んだことが、常識にとらわれず何か新しいものに向かってるというのは、一つの正解なんじゃないかな」と持論を展開。「芝居にしても、いわゆるジャニーズがやるような作品を全くやらないできてしまったことは、考え方によっては常識を破ってしまったのかな。でも、こんな奴が1人くらいいてもいいじゃないですか」と語った。
2019年02月13日2月10日、元SMAPの木村拓哉(46)がパーソナリティーを務めるラジオ番組『木村拓哉 Flow 』(TOKYO FM)で、意外な事実が発覚し反響を呼んでいる。番組のマンスリーゲストとしてTOKIOの長瀬智也(40)が出演。木村も先日ゲスト出演した『ザ!鉄腕!DASH!!』の話から、TOKIOのリーダー城島の話題に及んだ。長瀬が「うちのリーダーと木村くんの絡みって、僕自身もあまり見たことがない」と話し出すと、木村は「そう?」と言いながら、合宿所時代の城島とのエピソードを披露。長瀬は「きっとね、ファンの方とかリスナーの方は、“え! 意外!”と思う方は多いと思いますけどね」と話し、さらに「木村くんが、『茂くん』っていう風に呼ぶのも」と木村の城島への呼び方について驚いた。2歳年上だという城島のことを木村は「『城島くん』って、あんまり言わないかな? 俺は『茂くん』って言う」と明かすと、長瀬は「素敵だなって思いますね」と感嘆した。「今年の衝撃は、木村拓哉が城島茂を『茂くん』呼びしていたこと」「キムタクがリーダーのことを茂くんって言ってるの面白い。 城島じゃないのが面白い」と城島への呼び方に驚きの声が上がっていた。
2019年02月10日木村拓哉(46)が1月20日「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)に出演。千葉県の香取市を訪れ、地元の香取さんと交流したことがネットで大きな反響を呼んでいる。捨てられる食材を集めて調理する人気コーナー「0円食堂」に登場した木村。国分太一(44)と長瀬智也(40)とともに千葉県香取市を訪れた。たまたま道の駅で見つけた卵の生産者「香取加藤農場」を探して、木村はキッチンカーを運転した。木村が訪問すると、そこにいた女性は驚きを隠せない様子。木村がすかさず「加藤さん?」と質問すると「香取です」と女性は返した。「昔、香取がやってたんですけど……」と自身の父親が養鶏をしていたという“香取さん”。今は加藤さんに“貸している状態”とその名称について説明した。香取さんと遭遇し、“3つの卵”をもらった木村――。しかし、奇跡はそれだけではない。同日の昼、木村は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(TOKYO FM)に出演。そこではゲスト出演していたLOVE PSYCHEDELICOにちなんで、なんとSMAP時代に提供された楽曲「This is love」を流していたのだ!木村は「『Flow』では初ですね」としつつも「それでは、この曲いきましょうか。SMAPで『This is love』!」と曲紹介をした。さらに同じ日の朝に香取慎吾(41)はブログを更新していたが、なんと卵についての記事を投稿・その記事では、“2つの卵”が描かれているイラストをアップしていた。またそれだけでなく新しい地図の公式サイトにある「今日のぷっくりニュース」コーナーでは、木村の主演する「マスカレード・ホテル」の半券が投稿されていた。そして最後に大きな奇跡が。各メディアによると「ザ!鉄腕!DASH!!」の20日放送回は、平均視聴率が18.6%を記録。昨年最後のレギュラー放送だった12月23日放送回の13.6%を大きく上回ったという。こうした奇跡の連続に、TwitterではSMAPファンが感激の声が上がっている。《たくさんの奇跡が生まれたSMAPタマゴ記念日 ってことですね》《涙で、なかなか家事が進まない》《色々ありすぎて追いつかないから今日はSMAPの日でいい???》
2019年01月21日アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人と女優の中条あやみが10日、東京・CROCKET MIMIC TOKYOで行われたW主演映画『ニセコイ』(12月21日公開)の公開直前イベントに登場した。同作は『少年ジャンプ』にて2016年まで連載され、シリーズ累計1,200万部を突破したラブコメ漫画を実写化。極道一家の一人息子・一条楽(中島)と、ギャング組織の一人娘・桐崎千棘(中条)が、お互いの組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人=ニセコイ”を強制的に演じさせられることから始まるラブコメディとなる。作品のタイトルにちなみ、ものまね芸人が集結し、マイコーりょう(マイケル・ジャクソン)、カマダセイコ(松田聖子)、ツートン青木(古畑任三郎)、針谷紀久子(レディ・ガガ)が次々と登場。さらに中条が登場し、「鶏を愛する中島健人」というお題で、リアルな鶏の鳴き声と「鶏、お前は僕たちの雨にそのようなプレシャスなエッグを生んでくれるんだね! セクシーサンキュー!」とSexy語を披露する。最後に登場した中島は「東山紀之さんがナレーションを務める番組に、なぜかゲストで来たDAIGOさんとTOKIO 長瀬智也さん」という設定で、「『ニセコイ』の宣伝をするDAIGO&長瀬に東山が戦力外通告をする」という内容を演じた。中島はこの人物チョイスに、「3人とも僕の大好きな方々です。東山さんと長瀬くんに関しては、ものまねをさせていただくというメールを送れてないので、このイベントが終わったらすぐ送ります。じゃないと、やべえと思うので」と焦っている様子。しかし中条が「長瀬さんうまかった」褒めると、中島は長瀬のものまねで「ありがとう、超嬉しい、めっちゃ嬉しいわ! 国分(太一)くんも言ってたわ!」とノリノリで応じ、その場の対応力も抜群だった。また中条は、中島のものまねのポイントを「溢れ出るセクシーさができたらいいなと思って、髪の毛をかき上げてみたり」と解説していた。「今後どういうモノマネが僕に合うか」という中島からの質問に、カマダが「聖子ちゃんとかやられた方がよろしいんじゃないかと」とアドバイスすると、中島「そうねえ」と早速女性の声で応じる。さらにマイコーからはマイケルのものまねを勧められ、「振り切ることが大事」というアドバイスに、中島は「ポーオ!」と叫んでその場を押し切った。また、イベントでは中島と中条が足つぼを受け、マッサージされていない「ニセのリアクション」をしているのはどちらか、モノマネスターたちが当てることに。中島が悶絶してマッサージ師にファイティングポーズをとると、会場からは悲鳴が上がる。しかし実は中島のリアクションこそが"ニセモノ"で、ものまねスターも騙される事態に。中島は「『ニセコイ』のおかげで、いい感じにバレないようになったのかなと思いました」と喜んでいた。
2018年12月10日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーがゲストとトークやゲームで盛り上がる「TOKIOカケル」の11月28日(水)放送回に女優・有村架純がゲスト出演。今回は猫好きな有村さんを迎え「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」第2弾をお送りする。本番組は「TOKIO」の4人が毎回登場するゲストとオリジナルゲームやトークを展開、ゲストの意外な“素顔”を浮き彫りにしていくトークや、様々な新企画も好評だ。今回ゲストで出演する有村さんは『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』で映画初主演、2013年に放送された連続テレビ小説「あまちゃん」で小泉今日子が演じた天野春子の若かりし頃を演じ注目を集めると『映画 ビリギャル』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で月9ヒロインを務め、翌2017年放送の「ひよっこ」ではヒロインに抜擢。さらに『3月のライオン』『ナラタージュ』などもヒットさせるなど若手女優の中でも目を見張る活躍ぶりをみせている。そんな有村さんを迎えて送るのは、大好評につき2回目となる「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」。猫が大好きだという有村さんと、同じく「TOKIO」イチの猫好きである長瀬さんの、どちらがより猫が好きか勝負する。さらにおなじみ「23区23時のオンナたち」では足立区の女性たちに話を聞いていく。放送中の「中学聖日記」も好評のなか、有村さんの映画最新作となる『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が11月30日(金)より全国公開される。『RAILWAYS』シリーズ最新作となり、「スターマン・この星の恋」でも共演した國村隼と再共演にしてW主演を務める本作。有村さんが夫の故郷・鹿児島で鉄道運転士を目指す奥薗晶を、夫・修平を青木崇高が、晶の義父・節夫を國村さんがそれぞれ演じ、夫が亡くなった晶が連れ子・駿也(歸山竜成)と共に鹿児島の節夫の元で共に暮らすなかで、新しい「家族」を作ろうと必死に前を向いて生きようとする姿を描いていく。有村さんの猫好きぶりも楽しめる「TOKIOカケル」は11月28日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月28日年内で表舞台を退き、プロデュース業などに専念する滝沢秀明が、12月19日(水)放送の「TOKIOカケル」にゲスト出演。フジテレビトークバラエティー最後の出演となる。滝沢さんが「TOKIOカケル」に出演するのは、今回が6回目となり、前身である「メントレG」「5LDK」から数えると8回目。ラストは「タッキーと最後だから語り尽くそうSP!」と題し、フジテレビに残された数々の滝沢さんの貴重な映像と共に、「滝沢ヒストリー」を徹底紹介。「TOKIO」メンバーとの懐かしい思い出話が語られる。先日行われた収録では、滝沢さんと「TOKIO」4人のメンバーが対面し、冒頭は国分太一から「フジテレビのいろいろな番組からオファーがあった中、タッキーが選んでくれたのはこの番組でした!」との紹介されると、メンバー一同大喜び。また長瀬智也は「タッキーを泣かせますよ、僕」と宣言するも、滝沢さんは「僕、テレビやステージで泣いたことがないんですよ。泣かないんです」とクールに対応。番組最後には、「TOKIO」ひとりひとりから、滝沢さんへの熱いメッセージが贈られるが、そんな贈る言葉に滝沢さんの反応は…?収録を終え、「すごく楽しかった」と語る滝沢さんは、「最後の出演をご一緒させていただく方がTOKIOという先輩だったことがとても良かったと思います。(城島)リーダー以外はみなさんプライベートでお会いしたことがあって(笑)、これからはリーダーとも会う機会を作りたいですね(笑)」とコメント。また「なかなか自分の口から、視聴者の方やファンの皆さんに言葉で伝える機会がなかったんですが、今回この番組を通じて自分の今の思い、今後に向けての思いが伝わればいいなと思います」と願いを込めた。一方、滝沢さんとの思い出について聞かれた松岡昌宏は、「滝沢がデビュー前の13~4歳の頃に初めて会ったんですけど、その時の彼がこういう風になるとは思いませんでしたね。滝沢はすごくいい時代を作ったと思います。だからこれからはもっといい時代を作ってほしいです」とふり返りつつ、今後の活動へ期待を語る。また国分さんも「滝沢には会うたびに“今度飯食おうね”ってよく言っているんですが、前にこの番組で“太一君はいつも飯行こうねって言ってくれるけど全然連れてってくれない”って言われて、じゃあこの放送までに絶対に行こうって、ずっとスケジュールを調整してきたんですけど、結局お昼しか時間が合わなくて、昼ご飯を個室で食べたという(笑)」と滝沢さんとのエピソードを明かし、「さっきも“飯食いに行こうね”って言いまして、約束を守るようにしなきゃなって思います」と話している。「TOKIOカケル」は12月19日(水)23時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年11月28日天然女子は男性ウケが良さそうですが、あまりにも狙いすぎた言動は見破られるだけ。場合によっては「ぶりっ子していて痛いなぁ……」なんて思われてしまうかも。そこで今回は「愛され『天然女子』の特徴」についてご紹介します。■ 1、ツッコみやすい雰囲気・「俺がツッコんでも絶対笑ってくれるのがわかっているから、職場でもその子ばかり話しかけてしまう」(35歳/保険)たとえば知らない話をされたとして、「私だって知ってるよ!」と返したとします。そこで相手から何もツッコミがなければ「ただの知ったかぶり」で終わってしまいますよね。でも「嘘つけ~!」「本当は知らないくせに~!」など、何らかのツッコミがあれば、会話は良い方向へとつながっていきます。このようにモテる天然女子は、ツッコミやすかったり、いじられキャラであることが多いです。まずは相手との距離感を上手に図って、お互いに馴染みやすい空気を作ることが大切でしょう。■ 2、人が傷つくことを言わない・「ちょっと天然でモテる女子がいるんですが、多分他人を利用してまで目立ちたがらないところが良いんだと思う」(28歳/営業)なぜか「天然は何を言っても許される!」と思っている人っていますよね。たとえば男性の仕事の話を、「全然聞いていなかった~」と天然ぶって会話を終了させようとするとか。でもこれって天然というより、ただの失礼な人ですよね?逆に普段は抜けているのに、一生懸命話を聞こうとする、もしくは相手に寄り添った意見を言える人には好感を持ちます。天然をはき違えないようにしたいものですね。■ 3、ユーモアがある・「滝沢カレンまでは行かないけれど、言い回しや目の付け所が人とは違う子がいます。話もたまに違う方向へ飛んでいくけれど、それが新鮮で面白い」(31歳/接客)そのほかにも芸能人だと綾瀬はるかさんや長瀬智也さん、最近では平野紫耀さんなどが天然として有名ですよね。天然な人って、他人とは違う着眼点があって本当に面白いもの。さらに普段は癒し系なのに、思い切りがあると「この子もしかして天然!?」と興味を持ってもらえます。ただしここで注意したいのが、先ほども言ったように「人を傷つけない」こと。良かれと思って他人をネタにしたり、友達にさりげないマウンティングをしてしまうと、笑えない冗談へと発展してしまいます。あくまで周りに害がないユーモアを身に着けるべきでしょう。■ おわりにいるだけで安心できるような、温かみのある雰囲気を出すことが大前提。その上で「どうしたら周囲に楽しんでもらえるかな」「自分の強みって何だろう」と考えてみると良いかも。その個性が案外面白いと感じてもらえ、モテへとつながっていくかもしれませんよ。(和/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年11月24日主演の長瀬智也を始め、ディーン・フジオカ、高橋一生ら日本を代表する総勢40名以上の豪華キャストが集った『空飛ぶタイヤ』。そのBlu-ray&DVDが2019年1月9日(水)に発売&レンタル開始となることに併せ、豪華版Blu-ray&DVDに収録される特典映像のダイジェストが公開された。原作は、累計発行部数185万部の池井戸潤による大ベストセラー。長瀬さんほか40名以上の豪華キャストが集結した映画は、動員数140万人を突破する大ヒットとなった。今回届いた映像には、主人公の運送会社社長・赤松役の長瀬さん、ホープ自動車・沢田役のディーンさん、ホープ銀行の井崎・高橋さんが自身の役どころについて語るインタビューや、ほかのキャストたちの撮影の裏側が見れるメイキングなどが収録。長瀬さんが本作を「その時代の誰かに響いてくれていたら嬉しいなと思う」と語る、大ヒット御礼舞台挨拶の模様など各種イベント映像集も収められている。さらに「サザンオールスターズ」による主題歌を使用したスペシャルムービートレーラーや未公開シーン集の一部も公開。本編では語られなかったキャラクターの様子が描かれる未公開シーン集に、どんなシーンが収録されているのかが楽しみな内容となっている。なお、初回限定生産の豪華版には特典映像のほか、特製アウターケース、ブックレット、先着購入特典のオリジナルBIGしおり3種セット(※豪華版のみ対象、なくなり次第終了)が付属する。『空飛ぶタイヤ』Blu-ray&DVDは2019年1月9日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年11月07日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』のBlu-ray&DVD(2019年1月9日発売)の、特典映像ダイジェストが7日、公開された。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。動員数140万人突破という大ヒットとなった同作。公開された映像には、長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生が自身の役どころについて語るインタビューや、他キャストの撮影の裏側が見れるメイキング、長瀬が同作を「その時代の誰かに響いてくれていたら嬉しいなと思う」と語る、大ヒット御礼舞台挨拶の模様など各種イベントの模様が収められている。更に、サザンオールスターズによる主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」を使用したスペシャルムービートレーラーや、未公開シーン集の一部も公開。本編では語られな かったキャラクターの様子は、豪華版Blu-ray&DVDに収録される。「初回限定生産」豪華版には特典映像のほか、外装・封入特典の特製アウターケース、ブックレット、先着購入特典のオリジナルBIGしおり3種セット(※豪華版のみ対象、なくなり次第終了)が付く。
2018年11月07日「TOKIO」城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が毎回ゲストを迎え、様々なゲームやトークを展開するフジテレビ系「TOKIOカケル」。その10月31日(水)今夜放送回に女優の長澤まさみがゲスト出演。9年ぶりに登場した長澤さんは「TOKIO」メンバーとどんなトークを展開するのか!?第5回「東宝シンデレラ」グランプリに選ばれ芸能界入りした長澤さんは、映画初主演作『ロボコン』でいきなりの日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞すると、翌年公開され大ヒットした『世界の中心で、愛をさけぶ』で同賞の最優秀助演女優賞、話題賞に、さらに『涙そうそう』では優秀主演女優賞に輝き、ドラマ「セーラー服と機関銃」では担当した主題歌もヒットに導くなど、人気実力ともに高い評価を受け、日本映画界を代表する存在に。その後再びアカデミー賞に輝いた『モテキ』ではこれまでのイメージを打ち破る大人の女優としての魅力を発揮、近年では『海街diary』から『銀魂』「コンフィデンスマンJP」などバラエティに富んだ作品に出演。表現の幅を広げ続けている。本番組には実に9年ぶりのゲスト出演となる長澤さんを迎えて今夜お送りする企画は「長澤まさみの生まれて初めて聞かれました」。これは「TOKIO」の4人が事前にゲストがいままで聞かれたことがないであろう質問をカードに記入して、長澤さんがそれらのカードを1枚ずつ引いて書かれている質問に答えていくというもの。一切NGなしで回答する長澤さんに注目!木村拓哉との共演で東野圭吾の小説を映画化する『マスカレード・ホテル』が2019年1月18日(金)より全国東宝系にて公開されるほか、「コンフィデンスマンJP」の映画版も来年公開されるなど、今後も多数の作品が控えている長澤さんだが、舞台「メタルマクベス disc3」が11月9日(金)からIHIステージアラウンド東京にて上演される。同作は劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んで、シェイクスピア作品をロックバンドの生演奏で綴っていくという舞台。7月の「disc1」、9月の「disc2」に続き3部作のトリを飾るのが今作「disc3」となり、長澤さんはランダムスター夫人役で出演。主演は浦井健治、共演には高杉真宙、柳下大らを迎える。「TOKIOカケル」は10月31日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年10月31日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーがゲストを招いてトークやゲームを繰り広げる「TOKIOカケル」。その10月24日(水)今夜放送回に映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』から女優の波瑠、俳優の西島秀俊がゲスト出演する。セブンティーンモデルとして活動しながら女優としても様々な作品に出演。連続テレビ小説「あさが来た」でヒロイン・白岡あさ役に抜擢されブレイク。今年も「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」「未解決の女 警視庁文書捜査官」「サバイバル・ウェディング」と毎クールにわたるドラマ出演に映画『コーヒーが冷めないうちに』の公開と大活躍の波瑠さん。アイドル俳優から連続テレビ小説「純情きらり」や映画『CUT』などを経て大人の俳優へと脱却。ハードな魅力全開の『MOZU』シリーズや『クリーピー 偽りの隣人』「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などから連続テレビ小説「とと姉ちゃん」まであらゆる役柄を演じ分ける実力派俳優の西島さん。今回2人を迎えて行う企画は「これって許せる?許せない?」。これは誰の周りにも1人や2人はいそうな“やらかしちゃう”友達、その行動の“何が許せないのか”を根掘り葉掘り聞いていくというもの。波瑠さん、西島さんの怒りポイントとは!?またお馴染みの企画「23区23時のオンナたち」は台東区編。恋に仕事に悩む台東区女子たちにスタジオはどんな反応をみせるのか?オンエアをお楽しみに。今回のゲスト、波瑠さんと西島さんが出演する映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は、人気作家・小森陽一の「オズの世界」を原作に熊本県のグリーンランドリゾート全面協力のもと、ありそうでなかった“遊園地”という夢と笑顔を与える仕事の裏側を描くお仕事エンターテインメント。夢と希望にあふれて、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職したものの、地方の遊園地グリーンランドに配属される波平久瑠美を波瑠さんが演じ、グリーンランドで数々の企画を成功させ“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦を西島さんが演じる。また放送中の「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」も好評の中村倫也、連続テレビ小説「あまちゃん」などの橋本愛のほか岡山天音、深水元基、濱田マリ、柄本明らも出演する。『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は10月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。「TOKIOカケル」は10月24日(水)今夜23時~フジテレビで放送。(笠緒)
2018年10月24日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーとゲストがトークで盛り上がるフジテレビ系「TOKIOカケル」。9月26日(水)今夜の放送に歌手のきゃりーぱみゅぱみゅがゲスト出演する。読者モデルとしてそのセンスが注目され、「Perfume」などを手掛ける音楽プロデューサー・中田ヤスタカのプロデュースで2011年にメジャーデビューすると、「つけまつける」「ファッションモンスター」「にんじゃりばんばん」などリリースする曲がいずれも大ヒット。印象的なフレーズのサウンドと独自の世界観を持ったMV、なによりそのファッションが日本のみならず世界でも多くのファンを虜にしてきたきゃりーさん。今回きゃりーさんをゲストに迎えて行う企画は、「きゃりーさんがどんなことを“しなさそう”か」を街角インタビューしその実態に迫る「きゃりーぱみゅぱみゅのしなさそうトーク」。世間の人々はきゃりーさんがどんなことを“しない”と考えているのか?また恒例の「きゃりーの大好物ベスト10」も発表。きゃりーさんの好きな食べ物はいったい何か、「TOKIO」メンバーときゃりーさんが展開するトークをお楽しみに。きゃりーさんは9月26日(水)本日、4年ぶり4作目となるオリジナルアルバム『じゃぱみゅ』をリリースする。「最&高」「原宿いやほい」「きみのみかた」などの人気曲のほか、彼女のサウンドをプロデュースしてきた中田さんのユニット「CAPSULE」が2001年にリリースした「恋ノ花」のカバーなど全10曲を収録。初回限定盤にはスペシャルフォトブックと、2017年に開催された「KPP JAPAN IYAHOI TOUR 2017」最終日の東京NHKホールライブ23曲を収録した超豪華DVDも。またきゃりーさんが主題歌「キズナミ」を歌う劇場アニメ『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』が10月5日(金)より全国にて公開。同作は大人気スマホゲーム「モンスターストライク」を窪田正孝、広瀬アリスなどを声優に迎えアニメ映画化する作品で、カナタ(窪田さん)とソラ(広瀬さん)が仲間たちと、闇の力で世界を意のままに操ろうとするセンジュから世界を救うため世界の命運をかけた闘いに立ち向かう物語が描かれる。「TOKIOカケル」は9月26日(水)23:35~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年09月26日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務める日本テレビ系「おしゃれイズム」。その9月23日(日)放送回のゲストに俳優の野村周平が出演。また結成20周年を迎えたお笑いトリオ「森三中」も登場し、秋の1時間スペシャルとしてお届けする。アミューズ全国オーディションから芸能界入りし、『ちはやふる』シリーズで広瀬すず演じる主人公の幼なじみ・真島太一役を演じたほか「好きな人がいること」で山崎賢人、三浦翔平の弟役を演じ注目されると、主演作『森山中教習所』や『ミュージアム』などが立て続けに公開。その後も『サクラダリセット』や『帝一の國』から『ラブ×ドック』など青春モノからシリアスな作品まで幅広く演じる演技力とワイルドながら爽やかさも兼ね備えた魅力で人気となった野村さん。今回はBMXやスケートボード、スノーボードなどのエクストリームスポーツが大好きだという野村さんのアクティブな休日に密着。サーキットでドリフトに挑戦したり豪華プレゼントで親孝行など、ドラマや映画とは一味違った野村さんの素顔を存分に紹介する。また仲良しだという「TOKIO」長瀬智也にまつわるトークも。そして結成20周年の「森三中」は日本テレビに残る貴重な映像でこれまでの活躍をふり返る。お笑いウルトラクイズの過激映像や黒沢かずこの即興ダンスが生まれた瞬間に「イッテQ」のコスプレ映像まで、この20年の軌跡から3人が選んだ映像とは!?今夜のゲスト、野村さんの主演映画最新作となる『純平、考え直せ』は現在公開中。原作は直木賞作家・奥田英朗の同名小説で、野村さんが演じるのは新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平、21歳。いつか「一人前の男」になることを夢見ながら組の雑用に追われる日々を送る純平だが、ある日“鉄砲玉”になることを命じられる。偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)につい“鉄砲玉”になることを洩らすと、加奈は「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」とSNSに相談。加奈の想いとネットの無責任な声援に純平の決意が揺らぎ始め…。さらに11月には三上延の人気シリーズを実写映画化する『ビブリア古書堂の事件手帖』にも出演する野村さん。今後の活躍がますます楽しみだ。「おしゃれイズム」は9月23日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ビブリア古書堂の事件手帖 2018年11月1日より全国にて公開© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会純平、考え直せ 2018年9月22日より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開Ⓒ2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズ
2018年09月23日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーがゲストとトークやゲームで盛り上がる「TOKIOカケル」。その9月12日(水)今夜放送回に、放送中のドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」で主演を務める女優の吉岡里帆がゲスト出演する。京都と東京を往復しながらレッスンに励み、「ももいろクローバーZ」や芳根京子らと共演した『幕が上がる』や、連続テレビ小説「あさが来た」「死幣ーDEATH CASHー」などへの出演などを経て2017年、松たか子らと共演した「カルテット」での元地下アイドル役で一気に注目を浴び、「ごめん、愛してる」のヒロインに抜擢され、「きみが心に棲みついた」で連続ドラマ初主演するなど一躍人気女優の仲間入りを果たした吉岡さん。今回はそんな吉岡さんを招いて「本当にあった元カレのお母さんの怖い話」という企画をお届け。世の女性たちの「いままで元カレのお母さんにされた背筋も凍るような恐ろしい体験談」を街角インタビュー調査、吉岡さんには女性の立場で実際にあった怖い話を聞いてもらうというもの。さらに無類の猫好きだという吉岡さんと、「TOKIO」イチの猫好きである長瀬さんが「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」で勝負する。今夜のゲストの吉岡さんが主演を務める「健康で文化的な最低限度の生活」も9月18日(火)の放送でついに最終回。「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の柏木ハルコによる同名漫画をドラマ化した同作。物語は安定を求めて公務員になった平凡な主人公・義経えみる(吉岡さん)が、いきなり“生活保護受給者”を支援するケースワーカーとして働くことになり、生活保護現場の壮絶な現実に直面。大いに戸惑いながらも一念発起、持ち前のひた向きさで、受給者たちひとりひとりの人生に向き合い、寄り添い、自立への道筋を見つけ出すために奮闘。いつしか彼らの希望の光になっていく…というパワフルなヒューマンお仕事ドラマ。井浦新、川栄李奈、山田裕貴、田中圭、遠藤憲一ら個性的な俳優陣も共演している。えみると育児放棄の母との全面対決が描かれる最終回は18日(火)21時~フジテレビ系で放送される。「TOKIOカケル」は9月12日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年09月12日DASH村を筆頭に、毎回アイドルとは思えないチャレンジに挑戦するTOKIO。そんなTOKIOが9月9日に放送された「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)でカレー作りのために、スパイスの栽培を始めると発表しTwitterが大騒然!《TOKIOはカレーのスパイスを作る所からやるのかよ……》《TOKIOがインドカレーをスパイスから作る!って言ってるから配合を自分で決めるのかな?と思ったらスパイスを育てるところからだった》《TOKIOがカレーを作るってことはスパイスから作るってことだったね。。。米も小麦もあるから、野菜もあるし。そだ、スパイスがたりない》「俺たちのDASHカレー」と題し理想的なカレー作りを目指しているTOKIO。ひとまずカレーの本場インドへと飛びだった長瀬智也(39)は、一般家庭のキッチンへ。カレー作りを見学するなか、長瀬はカレーに投入されるスパイスの名前を次から次に即答!その詳しさにインド人ママも思わず「あなたカレー屋さん?」とビックリの様子だったが同じくネットでも《TOKIOの長瀬っていう農家さん本当凄いな》《TOKIOにカレー屋の属性が追加された瞬間である》《その人アイドルなんですよ》といった声が上がった。そしてカレーにはスパイスが重要だと改めて認識した長瀬はスパイスの栽培を決定。「本格的なスパイス作りは初めて」ということで早速スパイス農場の見学へと向かったが、現地の農家からも「お前物好きだなぁ」と思わず困惑の声が。そして「俺ん家だよ」とレンガや布でできた家に案内されたところで「続きは次週」とのテロップが――。4月に放送された同企画ではカレー肉にこだわるあまり「豚も育てる勢いでやらないと」といった声もメンバーから上がっていたTOKIO。いっぽうで《この調子だと次は土から作らなくては》《カレー絶対すぐできない》といった声も上がっているが、はたして……?
2018年09月10日アイドルグループ・TOKIOの城島茂、長瀬智也が7日、都内で行われた「フォートナイト×TOKIO」CMプレス発表会に出席した。アメリカのゲーム会社であるEpic Gamesは、昨年7月より世界中で大人気のバトルゲーム『フォートナイト』を配信中。そんな同ゲームのイメージキャラクターにTOKIOを起用した新CM「しナイト」編が8月10日から全国で放映を開始し、TOKIOの4人がゲーム内のキャラクターに扮したコスプレ姿で同ゲームを楽しむという内容となっている。CMで着用したというキャラクターのコスプレ姿で登場した城島と長瀬。城島が「普段なかなかこういう格好はできないので楽しいですよ」と感想を。この日初めて報道陣に披露された同CMについて城島が「他のバージョンもありますが、自分たちが現場でゲームをやりながらカメラを回してもらいました。メンバー4人が揃うと子どもみたいに楽しんでゲームをしていたので、その楽しさが伝わっていると思います。自分たちが楽しんでいないと画面に出ませんからね」と自信を見せ、長瀬も「みんな弾けてましたよ。踊りもさせてもらいましたが、ジャニーズとかでも見なようなダンスで、頭のリミッターをカットしてみんなやっていた感じが面白かったです」と満足げだった。CMでTOKIOの4人が披露したエモートダンス。先のロシアW杯で、フランス代表のアントワーヌ・グリーズマンやイングランド代表のジェシー・リンガードがゴールを決めた時に同ダンスを踊って大きな話題を集めた。城島が「僕は結構肩を上げなくてはいけなかったんですが、左肩は上がるんですけど右肩が上がりにくくて(笑)。(スタッフから)もっと上げろと言われてそれが大変でした(笑)」と苦笑い。そんな城島に対して長瀬は「(城島は)今年で48歳で、五十肩だからね。でも、すごく頑張っていましたよ」と褒め称えながら、「我々も昔は踊っていたので、懐かしさもありました。一人ひとりバラバラでしたが、個性もあって面白かったです」と笑顔を見せていた。
2018年08月07日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーたちによるゲストとのトークバラエティ「TOKIOカケル」。その7月18日(水)今夜放送回に今クールの月9「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」に主演している俳優の沢村一樹がゲスト出演する。モデルとしてデビューし「浅見光彦シリーズ」の浅見光彦役や「ショムニ」シリーズなどで俳優としてのキャリアを積んでいくなかで、“下ネタキャラ”がバラエティでも人気に。その後は「DOCTORS~最強の名医~」シリーズや一昨年放送の「レンタル救世主」、連続テレビ小説「ひよっこ」、そして放送中の大河「西郷どん」等数々の作品でさらに役者としての幅を広げてきた沢村さん。今回沢村さんを迎えて行うのは「沢村さんがどんなことを“しなさそう”か」を街角インタビューしその実態に迫る「沢村一樹のしなさそうトーク」と、「23時に世の中の女性たちはいったい何をしているのか?」をまとめたVTRを見ながら沢村さんとTOKIOメンバーがトークを繰り広げる「23区23時のオンナたち」の2つの企画。バラエティでも独特のキャラで楽しませてくれる沢村さんだけに、TOKIOとの“男子トーク”に期待だ。今夜のゲスト、沢村さん主演の「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」は、“未解決事件”“潜入捜査”をテーマに上戸彩演じる新米女性刑事・桜木泉の活躍と成長を描いた人気シリーズの最新シーズンとなり、今回は沢村さん演じる元公安のエリート刑事・井沢範人が主人公となって物語が展開。未来の犯罪を予測して捜査する“ミハンシステム”を駆使する「未然犯罪捜査班」チームの活躍が描かれる。前シリーズ最終話に登場した「関ジャニ∞」横山裕が元特殊捜査班の山内徹役で続投。ドSな元生活安全課の婦警・小田切唯を本田翼が、過去の事件資料をデータ入力し続けている資料課の南彦太郎を柄本時生が、挙動不審で「すみません」が口癖の田村薫を平田満が、“ミハンシステム”を公に認めさせ法制化させようとするエリート警視庁キャリアの東堂定春を伊藤淳史が演じている。前作までの主人公・桜木泉が亡くなるという衝撃展開に加え、2話では無罪となった政治家が何者かに転落死させられるラストと、視聴者も話題騒然となっている同作をお見逃しなく。「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送中。「TOKIOカケル」は7月18日(水)今夜23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年07月18日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)が、興行収入15億円を突破したことが17日、わかった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。6月15日より公開し、7月16日で興行収入15億2,637万400円、動員数123万5,781人を記録した。7月17日時点で、Yahoo!映画レビューでは4,06点(5点満点)を獲得し、SNSでは「息つく暇もない程引き込まれる」「配役が気持ちいい程ドンピシャ」「弱い者が強大な敵に立ち向かう姿は応援せずにいられない」など、共感の輪・口コミが広がる。今夏もさらなるロングランを期待させる大ヒットとなっている。また、サザンオールスターズが同作のために書き下ろした主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」は、13日にフルバージョンのミュージックビデオが解禁され、公開から4日目にして再生回数80万回近くを獲得。サザンオールスターズ史上初の全編アニメーションで表現された世界観は、現代社会の光と闇を描き、矛盾を感じつつストレスを抱えながらも社会で働くすべての闘う戦士たちへの讃歌となっている。さらに20日にはテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜20:00〜)で、8月1日発売のアルバム『海のOh, Yeah!!』収録曲から「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」「壮年JUMP」を披露する。
2018年07月17日現在公開中の映画『空飛ぶタイヤ』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月26日(火)、新宿ピカデリーにて行われ、主演の「TOKIO」長瀬智也、ディーン・フジオカ、本木克英監督が登壇。また、サプライズで長瀬さんと本木監督が劇場入り口にて、来場者の“お出迎え”も行い、観客絶叫となっていた。本作は、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」などで知られる池井戸潤の初となる映画化作品。主演の長瀬さんを始め、ディーンさん、高橋一生ら日本を代表する豪華キャストが集結していることでも話題だ。6月15日に公開を迎えた本作は、3日間の累計興行収入3.4億超の大ヒットスタートとなり、観終わった観客からは「見応え抜群!あっというまの2時間」「勇気と元気をもらった」など絶賛の声が寄せられている。そんな公開前から熱い注目を集めていた本作。舞台挨拶では冒頭、長瀬さんが「多くの方々が大ヒットを喜んでいます。多くの方々に作品を観ていただけて嬉しく思います。みなさんのSNS活動のおかげです」と感謝を伝え、ディーンさんも「大ヒット御礼ということでめでたいです!こういう形で皆さんとお祝いできるのはとても貴重な体験。背中を押すような作品に参加出来て光栄」と笑顔で語った。また今回長瀬さんは、舞台挨拶前に劇場入り口で“初のお出迎え”&“大入り袋の手渡し”のサプライズを実施。このことについて長瀬さんは、「お客様の中には僕と気づかれていない方もいらっしゃった」と会場を笑わせつつ、「初めてのことなので、大入り袋を手渡すときに笑顔にキュンとなるのがうれしい」と感想を語る。するとすかさず、ディーンさんが「僕も間に合っていれば、長瀬さんの顔でキュンとできたのに」と悔しがる一幕も。そして、映画レビューサイトや映画評論家たちから、それぞれ新境地と思える役柄と絶賛の声が相次ぐ現状に、ディーンさんは「信念を貫く姿に明日頑張ろうという反応がうれしい。フーテンみたいな人生を送ってきたので、ちゃんとサラリーマンとして定職につく役柄なので、人間ってどんな環境においても揺れるし、消えない正義感や信念がある。車線変更している沢田が人間らしい。自分が演技をする中でいい経験をさせていただいた」と言うと、長瀬さんも「そういう言葉をいただけるのはうれしい。作品に携われてよかったと思う瞬間」「自分の中で新境地ということはなく、この作品でどうできるか。今年40歳になって、初めは社長という役柄が想像できなかったが、やるべきことをしっかりやったことがそういう風に伝わったのかなと思う」とコメント。最後には「この先に残っていくこの作品は僕とっても大切なもの。この作品を観てくれる方にとっても大切な作品になってくれると嬉しいです」とメッセージを寄せ、大歓声に包まれながら舞台挨拶は幕を閉じた。『空飛ぶタイヤ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年06月27日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が26日に都内で行われ、長瀬智也、ディーン・フジオカ、本木克英監督が登場した。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。公開10日間で動員65万人、興行収入は8億円を突破と、まさに「大ヒット」中の同作。ヒットを記念して、スクリーン入り口では、長瀬と本木監督が観客にサプライズで大入袋を配布した。まさか2人がいるとは思っていない観客は、長瀬の姿が見えると「うそ!」「ヤバイヤバイ!!」「すごくない!?」と絶叫、驚きすぎてしゃがみこんでしまう人もいた。一方で、長瀬に気づかずに袋だけを受け取ってしまい、本木監督に促され「ええっ!?」と漫画のように驚きを見せる人や、振り返って改めて驚く人も。長瀬はそんな観客にも「後で行くから!」と気さくに声を掛ける。握手を求める人も多かったために、スタッフが思わず「お触り禁止です!」と言うと、そのフレーズが気に入ったようで、自ら「お触り禁止! あとでゆっくりね!」と声をかけるなど、"神対応"を見せた。舞台挨拶では、「手渡す時に笑顔になると、キュンとしますね」と振り返った長瀬。スケジュールがギリギリで参加できなかったというディーンは「僕も、もう少し早く来れば長瀬さんからもらえたわけですね。キュンとできたのに」と羨ましがり、長瀬から「一緒に配ろうよ!」とつっこまれていた。作品のヒットについて、長瀬は「いろんな会社の人が喜んでいてよかった」と照れ笑い。「やれるべき事だけをやったつもりでしたが、ちゃんと観てくださってるんだなと伝わったんで、感謝しています」と語る。ディーンも、「だいぶフーテンみたいな人生を送ってきたので、大企業でちゃんとした社会の中で定職についているキャラクターを演じさせてもらえたことが、すごい意外だった」と振り返り、「人間は揺れてしまうけど、自分の中で消えない正義感や信念もある。車線変更を繰り返している沢田はすごく人間らしい。自分が演技をやらせていただく中で、すごくいい経験をさせてもらったと思います」と演じた役への思いを明かした。間近で長瀬とディーンを観た観客は興奮冷めやらぬ様子で、あちこちから「ディーン!」「智也!!」と声援が上がると、長瀬は周囲の女性観客に「まだ独身でございます」とアピールしていた。
2018年06月26日池井戸潤原作にハズレなしとばかりにヒットしている映画『空飛ぶタイヤ』。トラックの脱輪事故が整備不足によるものではないかと追い詰められた中小運送会社の社長・赤松がその判断に疑問を感じ、独自の調査を行うと意外な事実が浮かび上がってくる。それは大手企業の進退を揺るがすものだったため、様々な妨害を受けながらも、中小企業が歴然と力に差のある大手企業に真実を求めて敢然と立ち向かっていく。池井戸ものといえば、『半沢直樹』や『下町ロケット』『陸王』などに代表される、真面目に生きている人間が報われる勧善懲悪ストーリー。『空飛ぶタイヤ』も期待に違わず勇気がもらえる。その勇気を担う主人公・赤松を演じるのは長瀬智也だ。○外見はかっこよすぎるが、内面を近づけた長瀬だがしかし、原作を先に読むと勇気よりまず疑問が沸いてくる。赤松が登場するときの描写を引用してみよう。「(前略)ずんぐりした赤松の姿が浮かんでくる。若いつもりがいつのまにか四十を過ぎ、髪も薄くなって疲れきり、脂の浮いた額が光っていた。認めたくないが、どっから見てもオヤジだ。しかもいまの赤松は、控えめにいっても、かなりしょぼいオヤジだった(後略)。長瀬智也も今年40歳になるので年齢的にはちょうどいいが、風貌の描写のギャップに驚いた。驚き過ぎて、原作者インタビューの機会に恵まれた際、「赤松の風貌の描写と映画で赤松を演じている長瀬智也さんにはだいぶギャップがある気がしたのですが、いかがですか?」と質問したら、「確かに原作より長瀬さんは格段にかっこいいですが(笑)、ストレスが溜まっている感じの演技をされていて、赤松になりきっていると感じました」と回答された。映画の赤松はずんぐりしてないし髪も薄くないし脂も浮いてないししょぼくない。でも長瀬はまぎれもなく赤松だ。役にアプローチするとき見た目から寄せていく方法もあるが、『空飛ぶタイヤ』で長瀬は役の内面にアプローチしたのだろう。責任感や信念の強さで中小企業のヒーローとなり、こんな人の下で働きたいと思う赤松になっていた。○つながりを感じさせる演技そもそも長瀬智也はこのテの役が似合う。まっ先に思い浮かぶのは、彼の代表作のひとつ『池袋ウエストゲートパーク』(00年)。長瀬は池袋をホームグラウンドにして仲間と共にそこで起こる事件を解決していく青年マコトを演じた。地元や仲間を大事にして、大切なもののためならとことん体を張る。傷ついても傷ついてもくらいついていく、言葉は悪いが熱血馬鹿な感じが魅力的だった。その後『クローズZERO』シリーズ(07〜)や『HiGH&LOW』シリーズ(15〜)などヤンキー系エンタメが大ヒットしていくが、『IWGP』はその前身といってもいいだろう。また、2014年には「マイルドヤンキー」という用語が生まれ、ヤンキー系エンタメはガチからマイルドまで裾野が広がっていく。『IWGP』のあと長瀬が主演した医者もの『ハンドク!!!』(01)は、池袋のチーマーがブラック・ジャックに憧れて医者になるという話だった。その後、数々の作品を経て、マイルドヤンキーエンタメの可能性を拓いた長瀬が到達したのは、池井戸潤ものだった。池袋でチーマーだった男が、原作いわく“土臭い”運送会社の社長になって、古参の従業員から若手社員までその生活の面倒を親身に見ている。そんな履歴書の妄想をひとしきり楽しませてもらえるほど、本質(絆、仲間、真実、正義みたいなこと)は近いものがあるような気がする。○後輩にもキャラクターの系譜長瀬の面白いところは、TOKIOでは最年少の弟キャラにもかかわらず、俳優として出るときは後輩の面倒見のいいアニキキャラであるところだ。『ハンドク!!!』では同じジャニーズ事務所の二宮和也がチーマー時代の弟分として出演していた。『空飛ぶタイヤ』にはジャニーズ事務所の後輩・阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)が若手整備士・門田役で出演している。長瀬は、阿部扮する金髪のいまどきの若者・門田に手を焼きつつ、気にかける大人としての役割を担う。門田は大人から見たら理解に苦しむところもあって、当初は脱輪事故も彼の整備ミスなのでは? という疑惑も持ち上がる。出番はそれほど多いわけではないが重要な役だ。大人からはちょい悪に見える青少年の意外な面という点において、門田は長瀬が得意としてきたキャラクターの系譜でもある。阿部は、「若いつもりがいつのまにか四十を過ぎ」というネガティブな感じではなく、いい感じのおじさんになった先輩・長瀬の背中を、初めての映画出演で見る幸運に恵まれたといえるだろう。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP 』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2018年06月24日TOKIOの長瀬智也が主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の脚本家・林民夫が、同作についてコメントを寄せた。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。SNSでは「組織と闘う一人の男の葛藤、勇姿が描かれていた。痺れました。 久しぶりに飽きない2時間だった」「高い技術と誇りを持って立ち向かっていくプロのおっさん達の姿は、本当にかっこよくて惚れる」とクチコミが広まり、現在大ヒット中の同作。矢島孝プロデューサーも「キャスティングよりもまずは脚本だと思った」と語る通り、丁寧ながらもテンポの良い展開で、濃い2時間となっている。今回は、気になる部分について林がメールで回答を寄せた。○アメリカのネットドラマをイメージ――池井戸作品初の映画化作品である『空飛ぶタイヤ』の脚本依頼があった際、どのような印象を受けましたか?読み始めたらぐいぐいと引き込まれ、一気読みしました。社会派でありながらエンターテインメントとして成立しているのが素晴らしいと思いました。初めての映画化だったのはその時は知りませんでした。この作品にとってどうか、この物語にとってどうか、ということを最優先事項に考えました。――脚本を執筆するうえで意識したことや、苦労された点は何でしょうか?2時間におさめることです。まず、タイヤの脱輪事故から始まる、ある種の巻き込まれ型の物語としてとらえました。脱輪事故がなければ、主人公の赤松は別の人生を歩んでいたはずだからです。だから脱輪事故を冒頭早い段階で起こし、赤松がどういう人間であるかということを、それに対処する行動で描いていきました。他の登場人物も同じで、自分語りを極力排し、非常時に対する行動、リアクションで人間を描きました。アメリカのネットドラマのように、背景をあまり描かず、物語で転がしていくイメージです。ある状況に対し、怒るのか、あきらめるのか、自分を守るのかで、人間が現れてくると思ったのです。観客の想像力を信じ、行間を駆使し、時には台詞のないリアクションで人間を描くという方法です。それでも登場人物があまりに多く、2時間ではおさまりきりません。赤松とホープ自動車の狩野(岸部一徳)は最後まで会うことはありません。最終的な闘いは刑事の高幡と狩野です。別軸で闘っていた井崎(高橋一生)を赤松は存在すら知りません。でもそれこそが巨大な敵と闘うリアリティにあふれていて、赤松にとって本当の敵は、顔が見えないのです。主人公なんだから赤松と狩野が最後は直接対決しよう、などという物語のための決着は最初から考えませんでした。敵は顔が見えないけれども、どこかで顔の見えない誰かが自分なりの方法で共に闘ってくれているシーンが物語を豊かにしてくれていると思いました。多くの登場人物がこの物語には必要なのです。必要ならば描いていくしかありません。シークエンスでいろんな人物をさばきながら、うねるように観客を巻き込むことだけを考えました。それでも脚本は140枚近くになり、本木監督の職人ような的確な演出がなければ2時間ではおさまらなかったでしょう。○原作の精神に則ったラストシーン――原作では描かれなかったラストシーンを入れたのはなぜでしょうか?赤松がホープ自動車の人間で接するのはほぼ沢田(ディーン・フジオカ)だけです。彼には最初、沢田=ホープ自動車に見えている。でも沢田は単なる一社員で、しかも会社の中でこの事故に関して一番動いてくれているのが彼なんです。それを知らない赤松は、沢田に怒りをぶつける。その2人の関係が僕には、すごく面白かった。だから2人を軸に物語を考えていきました。最初は沢田は電話にもでない。沢田は実在してるのかとさえ赤松は思う。ロビーですれ違う。電話で初めて話す。そして直接会う。1億円の補償金を境に2人の人生は別方向に歩みだす。子供の文集を切っ掛けに再び邂逅する。そんな2人のある種のバディものととらえて、彼らがときには争い、最後は一瞬心を通い合わせて別れていく姿を縦軸に描いていきました。別軸の井崎には「人、1人が死んだんですよ。どうしてそんな会社を助けなくちゃいけないんですか」という直接的な台詞を一言だけ言わせていますが、つまりはそういう話なのではないかと思ったのです。すべてが解決しても命は戻ってこない。人、1人が死んでいる。そのことを痛感している2人がいる。だからあのラストシーンが必要だと考えました。原作の精神と同じだと思います。――完成した作品をご覧になった感想や、長瀬さん、ディーンさん、高橋さんたちの演技はいかがだったでしょうか?素晴らしかったです。長瀬さんは台詞を言っていない時の苦悩の表情も素敵です。父親のあとを継ぎ、10年苦労してきた社長に本当に見えました。おさえた演技もとても魅力的です。ディーンさんは、大企業の社員、一筋縄ではいかない世界を、巧妙に自らの立場を保持しながら、正義のためにも立ち上がる、という難しい、ある意味人間らしい役を繊細に演じていただきました。沢田のどこへ行くのかわからない行動が、物語のいいフックになっていると思います。井崎が唯一会社で私的な言葉を吐くのが「人、1人が死んだ」という台詞です。そこの高橋さんは特に素晴らしかった。高橋さんは自分の演技を見てくれというような過剰な芝居をしないのに、存在感のある、好きなタイプの役者さんです。――最後に本作を手掛けた脚本家として、作品の見どころを教えてください。池井戸さんの原作。長瀬さんの主演。サザンオールスターズの主題歌。本木監督の演出。どんなきっかけでもいいから、劇場に足を運んで観てもらいたいです。1人でも多くのみなさまに観てもらうことを願っています。■林民夫1966年、神奈川県出身。『ルート225』(06)で劇場用映画を初執筆。以後『フィッシュストーリー』(09)、ゴールデンスランバー』(10)、『白ゆき姫殺人事件』(14)、『予告犯』(15)などで、中村監督作品を執筆。その他の作品に『藁の楯 わらのたて』(13/三池崇史監督)、『永遠の0』(13)、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17)、『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(17)、舞台TEAM NACS本公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」(18)など。
2018年06月23日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)が、公開から3日間で累計興収約3.4億円の大ヒットスタートを切った。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。平日の金曜初日にも関わらず、初日は約7,000万円の大入りに。土日も好調に数字を重ね、3日間の累計興収で約3.4億円(3億3,534万8,800円)、動員26万6,810名の大ヒットスタートを切った。週末興行ランキングでは新作の1位を記録しており、最終興収20億円超となる見込みのペースとなっている。主題歌のサザンオールスターズ「闘う戦士(もの)たちに愛をこめて」も、 15日に配信開始されると、各配信サイトのリアルタイム・デイリーランキング1位を席巻した。また原作も映画化発表前が120万部のところ、映画化発表後から65万部増刷、累計発行部数185万部を突破するなど、大きな話題を呼んでいる。観客の男女比は6:4、メインターゲットである40代以上のカップルをボリュームゾーンに20代後半~シニアまで幅広い層が来場。内容も高評価となっており、Yahoo!映画レビューで4.13点、ぴあ映画初日満足度92.1点を記録した。SNSでは「組織と闘う一人の男の葛藤、勇姿が描かれていた。痺れました。 久しぶりに飽きない2時間だった」「高い技術と誇りを持って立ち向かっていくプロのおっさん達の姿は、本当にかっこよくて惚れる」等とクチコミが波及している。○3日間の動き6月15日:動員 5万8,179名、興収 6,963万4,000円6月16日:動員 11万1,358名、興収 1億4,106万1,000円6月17日:動員 9万7,273名、興収 1億2,465万3,800円
2018年06月18日長瀬智也、78年生まれ。ディーン・フジオカ、80年生まれ。高橋一生、80年生まれ。共に30代後半の同世代にして、それぞれ第一線で活躍する三者が『空飛ぶタイヤ』で共演を果たした。ただし、「お久しぶりです」と言いながら、以前の共演ドラマ「ハンドク!!!」以来十数年ぶりの再会を喜んだのは長瀬さんと高橋さん。実は「はじめまして」なのは、ディーンさんと高橋さん。長瀬さんとディーンさんは撮影現場で顔を合わせているが、3人が揃うのは初めて。「共演者として3人で並べるのがいいですよね。十数年前と全く変わらない一生くんに会えたし、ディーンくんもそう。同世代として、活躍は見ていますから」と、長瀬さんがうれしそうに語る。撮影現場で3人が揃わなかったのには理由がある。池井戸潤の同名小説を映画化した『空飛ぶタイヤ』は、それぞれの立場で戦う者を描いた群像劇だからだ。1台のトレーラーが起こした脱輪事故をきっかけに、トレーラーを所有する運送会社の社長・赤松(長瀬さん)、トレーラーの製造元である大手自動車会社の社員・沢田(ディーンさん)、ある疑念の目を沢田の会社に向けるエリート銀行員・井崎(高橋さん)の物語が展開する。事故はなぜ起きたのか。その原因を突き止めたい赤松は調査を開始。彼の戦いは沢田や井崎にも波及するのだが、「僕は赤松のがむしゃらな戦い方が好きなんです」と長瀬さん。小さな運送会社の正義感溢れる社長について語る。「見ていて苦しいし、切ないし、救われてほしいとも思います。僕は演じる身として、そんな赤松が動物になっている瞬間を表現したかった。苦しみもがいていて、その場をしのぐしかなくて、格好つける暇なんてない彼の計算じゃない部分の心情に、僕自身もぐっときましたから」。そんな赤松と対峙する沢田を、「すごく人間的」と言い表すのはディーンさん。自社の闇に気づき始める沢田に理解を示す。「出世欲がないわけではないし、事故に対して悲しみを感じていないわけでもない。企業に生きる人間だけど、そのルールに反発する気持ちもある。ずっと車線変更を続けているんですよね。そんな沢田が赤松から、決断のパスをもらう。損得じゃないところからこみ上げる直感みたいな正義と、社会のルールや理性がクロスするところ。そこにいた彼が前に進もうとする。すごく生々しいですよね」。「それぞれの正しさがあり、その正しさが衝突し合うことで争いや対立が生まれてしまうるんでしょう」と三者の思いに向き合う高橋さんは、自身の立場で大企業の闇に迫る井崎の戦いをこう語る。「どこか自分にとって気持ち悪いと感じる部分がある、だからこそ何とかしたい。そういった感情を胸に奔走する人たちの物語であり、井崎もその1人なんです。上に歯向かうことになるかもしれないけれど、自分の中で何かが気持ち悪いから暴きたい、正しさを追求したい。なぜそうしたいのか?彼自身にも分かっていない部分はあったと思います」。それぞれの正義、それぞれの戦いがあり、人は正義を巡る戦いと無縁ではいられない。それは、3人の実人生にも言えることだ。「僕の正義は、すごくシンプルです」と、長瀬さんが口を開く。「いいものを作りたい。ただ、それだけ。でも、シンプルでいることが一番難しくもあるし、いいものを作るだけじゃ駄目なときもある。大人になるって、そういうことを知っていくことでもあるんですよね。自分の正義はもちろん、人の正義も理解できてしまうから苦しい。『うんうん、分かるんだよ』って」。「うんうん、分かるんだよ」と言いながら豪快に泣き真似をする長瀬さんに対し、「その通り過ぎて突き刺さりますね」と苦笑するディーンさん。高橋さんも「完全に同意です」と大きくうなずく。「それぞれの事情がありますから。たぶん20代前半のときには想像できなかったことを、いまなら『僕がこの人ならどうだろう?』と想像できてしまう。そうやって、対人関係も錬成されていくんでしょうけれど」。「みんな闘っているんです。そこが自分自身にもリンクするから、パワーが宿る。演じるって、そういうことですよね。説得力はごまかせない」と再び役に立ち戻り、自身の闘いから赤松の闘いに昇華させたものについて話す長瀬さん。等身大の赤松を演じられたのは、やはり40代を迎える自身の“いま”によるところも大きいようだ。もっとも、「『40歳になるから』とか、そういった気持ちはない」と言うが。「プロフィール上、その年齢になるだけ。体の変化はあるし、4Kも怖いけど(笑)。ただ1つ言えるのは、お芝居も音楽も年齢を重ねてからの方が楽しいということ。表現が豊富になってきているのは感じます。今日はどれをチョイスしようかなって、洋服を毎日選ぶ気持ちと似ているかもしれない」。長瀬さんを追う形で、ディーンさんと高橋さんも年齢を重ねる。「このまま楽しみ続けたいだけですね」と、まずはディーンさん。「役者の活動に限定して言うなら、求めてもらって全力でお手伝いをする立場。求められないと始まらないし、ただのエゴになってしまいます。そういった奇跡的なバランスあっての楽しみであり、クリエーションなんですよね。それが続くといいなと思いますし、仕事に対してパッションを持ちながら、家族に対してどう責任を果たすかの問題もある。その両立も重要です」。ディーンさんの言葉に続く形で、高橋さんが最後にこう締めくくる。「全くその通りで、年齢を重ねるほど、どんどん人間的なところに寄っていかないと、アウトプットもできなくなってきますから。何気ない生活が、これからもっと大事になってくると思います」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年06月18日●ちょっと変わったバディ物にしたい自身の作品がベストセラーになるだけでなく、映像化により数々のヒットドラマを生み出す小説家・池井戸潤の作品が初映画化となった『空飛ぶタイヤ』(公開中)。大企業のリコール隠しに挑む赤松社長を長瀬智也が演じ、2018年の注目作となっている。長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生と主役級俳優が3人並んだポスターはスタイリッシュながら迫力を見せ、さらに深田恭子、笹野高史、岸部一徳、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、ムロツヨシ、中村蒼等豪華メインキャストが並ぶ。他、佐々木蔵之介、柄本明、浅利陽介、谷村美月、六角精児、大倉孝二……などなど、細部まで実力派で固められたキャスティングについて、矢島孝プロデューサーに話を聞いた。○熱さとクールさの対比――今回主役の長瀬智也さん、原作のイメージからしてもかなりかっこいい人選だったなと思いましたが、どういう風に決まったんですか?原作の赤松はもう少しもっさりした雰囲気なんですけど、キャスティング時に1度原作の描写を忘れて、ストーリーだけ考えて頭に浮かんできたのが長瀬さんだったんです。社員に慕われる感じ、社長だけど兄貴分みたいな感じが、非常に良かったと思います。長瀬さんとディーンさんが決まった時に、作品全体のイメージが決まりました。――池井戸先生も「かっこよすぎた」と褒めてました(笑)。今まで社会派の作品に出演されていたイメージはないですよね。初めてだと思います。だから、撮影前にいろいろと、赤松像に対しての打ち合わせ行いました。長瀬さんはドラマ版を観ていたので、「映画なり、自分なりの赤松をどう作るか」という思いがものすごくあったみたいです。本木監督と、脚本の林民夫さんと一緒にかなり深い打ち合わせをしましたが、長瀬さんが「僕がやる意味をもたせたい。新しい赤松像を作りたい」と語っている姿が、そのまま赤松だったんですよ(笑)。だから、その時点でもう、いけるなと思っていました。――ホープ自動車の沢田役のディーン・フジオカさんはいかがでしたか?大企業のオフィスに、スーツを着て座っていたらかっこいいだろうな、と頭に浮かびました。それと、長瀬さんと並んだ時の対比ですね。強い熱さと、クールな感じの対比。今回はとにかく、組み合わせが一番大事でした。登場人物も多いので、誰が誰だかわからなくならないように、赤松運送の色、ホープ自動車の色、ホープ銀行の色を想像しながら、キャスティングしていきました。――原作よりも、2人が会うシーンががっつり増えていますよね。群像劇ではありつつも、あの2人のちょっと変わったバディ物というか。2人が人生の中ですれ違った瞬間を描いた作品になるといいよね、と監督たちと話していました。――ディーンさんの人間くささが出ているところが意外というか、素敵な役でした。一番、人間くさい役になりましたよね。世間の人たちも見ると「わかる」と思っていただけると思います。原作では奥さんがいて、家で悩みを吐露したりもしているんですけど、今回離婚経験のある一人暮らしという設定になったのは、本木監督のアイディアです。ムロ(ツヨシ)さんの「ご祝儀返せよ」というセリフまわしもうまいですよね(笑)。関係性が伝わってきます。●ムロツヨシの髪型に懸念が…○高橋一生の深みに期待――高橋一生さんは、池井戸作品でも3度目となりますね。高橋さんには、銀行側の目線で、物語の重要な場面をキュッと締めていただきました。他の池井戸さんのドラマに出てらっしゃるということは頭にあったんですけど、それとは関係なく、少ない出番で深みの出る俳優さんにお願いしたいと思っていました。正義感のなかに、銀行としてのこの物語への関わり方を自然体で表現していただけたと思います。――キャスティングや、撮影で苦労したところはどのようなところだったんですか?スーツ姿の登場人物が多いので、例えば長瀬さんの赤松は「運送会社の社長」をイメージしたときに完全な細身シルエットではない方がいいとか、キャラクターに合わせて衣裳も考えました。岸部(一徳)さんやムロさんの髪型は、メイク部さんが提案してくれて。寺脇(康文)さんのリーゼント姿も、スタイリッシュではない刑事にしたかったので良かったと思います。――ムロさんの髪型の苦労とは……?最初、ちょっと膨らみすぎてるんじゃないかと思って、「これ、大丈夫なの?」と言ってしまいました(笑)。でも実際に動いてみると「こういう人いるよね」という感じで、良いキャラクターになったと思います。――小池栄子さんの演じる記者の榎本は、原作では男性の役でしたね。やっぱり女性が少ない作品なので、増やしたいというところはありました。ビジネスウーマンで少し色気のあるような感じを出していただけました。小池さんと深田恭子さんという2人の女性の役で、生き方の違う女性像が表現できればと思いました。原作では赤松家のストーリーもかなりなボリュームで描かれているのですが、映画では省かざるをえませんでした。短い家庭のシーンながらも、深田さんの存在感で外側にある物語を想像させることはできたんじゃないか、と思いました。実はかなり強い女性ですよね。○舞台からオーディションに――赤松運送の門田役の阿部顕嵐さんは、けっこう抜擢感があるなと思いましたが、どのように決定されたんですか?ジャニーズさんの舞台を拝見していて、オーディションに来ていただきました。オーディションではいくつかセリフをしゃべってもらったんですけど、台詞の裏の意味をちゃんと感じさせる言い回しができたので、これは賭けてみようかな、と思いました。実際完成作を観ると、目が良かったんですよね。最初はすごく緊張していたんですけど、だんだんと撮影現場の雰囲気に溶け込んでいきました。本当にいいお芝居をしていただけたと思います。――プロデューサーの方って、けっこう皆さん舞台を観ていらっしゃるんですね。映画とちょっと違う面が見えるので、舞台はなるべく観るようにしていますね。舞台で面白いと思った方とは、どんどんお仕事をご一緒したいと思います。――阿部さんからは、矢島プロデューサーに向けて「もし演じるならどの役がいいか」という斬新な質問を預かっていまして。私がですか!? そうですね……岸部さんの役をやってみたいですね。上司にこういう人がいたら、怖いだろうなと思います(笑)。そういう、迫力のある役をやってみたいです。――撮影現場で、印象的だったのはどんなシーンですか?佐々木蔵之介さんのシーンはものすごく印象的でした。『超高速!参勤交代』でご一緒しているので、衣装合わせも無しに撮影当日でということになりました。方言のテープなども事前にお渡しはしていたんですが、現場に行った時にはもう、役に入り込んで、できていた。すごいなと思いました。――池井戸先生も、佐々木さんの場面は印象的だったとおっしゃってました。キーになる場面で、佐々木さんが見せる、ちょっと人生から外れてしまった、死んだような目。あれはなかなかできないですよね。――これだけのキャストが出ているのがすごいですが、まとめる方の苦労はあったんですか?キャスティング終わってしまったら現場にお願いするしかないので、基本的には監督にお任せしていました。ただ俳優さんのクランクイン&クランクアップには立ち会わなければならないんですが、スケジュールを見たら「毎日!」と驚きました(笑)。そんな珍しい作品ですし、それだけ豪華なキャストが数多く出ているので、ぜひ期待していただければと思います。※映画『空飛ぶタイヤ』特集はこちら!■矢島孝プロデューサーこれまでの主な担当作品に『鴨川ホルモー』『東京家族』『超高速!参勤交代』『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』など。(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年06月17日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の公開記念舞台挨拶が16日に都内で行われ、長瀬智也(TOKIO)、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、六角精児、本木克英監督が登場した。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。70名近くの豪華キャストが集結した同作に、本木監督は「撮影が終わってから1年間、本当に大丈夫だろうかと、ヒヤヒヤしていました。ところが、誰一人問題を起こすことなくこの日を迎えられて、本当に嬉しいと思っています!」と感無量の様子。この言葉に、長瀬は苦笑のような複雑な笑みを浮かべ、頷いていた。さらに本木監督が「企画当初は非常に難しい問題を扱ってるし、話は重いし、やめたほうがいいんじゃないの大変だったんです。まさかこんな風に初日が迎えられるとは」と明かすと、長瀬は「問題もなく!」と苦笑しながら公開を喜ぶ。舞台挨拶の最後には、本木監督から長瀬にサプライズで手紙が贈られた。本木監督は「そもそもこの映画は、あなたが赤松徳郎を引き受けてくれたから出来上がったのだと思います」と感謝。「重く厳しい題材であることと、70名あまりの登場人物が入り乱れ、ともすれば複雑になったまま終わってしまう可能性もあったため、あなたがもしエキセントリックなキャラクターで主役・赤松徳郎をとらえているなら、私は監督を断ろうと思っていました」と告白する。「浅はかな先入観はすぐに吹き飛ばされた」という監督。「常に映画全体を繊細に考える、主役とはかくあってほしいと感心するばかりでした」と長瀬との撮影の日々を振り返る。「撮影の最終日、『これでしばらくアイドルに戻ります』と現場を笑わせて去って行きました。今、私は思います。あなたはもうアイドルに戻らなくていい。俳優・長瀬智也が次はどんな役柄に挑戦するのか、次が見たい。心からそう思います」と熱い言葉を贈った。長瀬は「心に響くものがありました」と監督の言葉に感動。「思ったことは素直に言っちゃうので、失礼なことも多々あったかなという反省はあるんですけど、監督の器の大きさと、キャリアもありますし、思いがあったからこそ、思いっきりできた」と改めて感謝の気持ちを表した。
2018年06月16日