イートン エレクトロニクスは10月15日(米国時間)、Webベースの車載電子部品ソリューションポータル「Automotive Electronics Solutions(AES)」を中心とした車載電子部品向け販売強化戦略を発表した。AESは、車両のシステムやアプリケーションを選択することによって設計者が製品を把握しやすくするオンラインのガイドを目指したもので、以下のアプリケーションを取り扱う。インフォテイメント/テレマティクスエアバッグ制御ユニットパワードア、ウィンドウリフト、ミラー、シートコントロールポートパワー/USBハブエンジン始動エンジン、パワートレイン制御モジュール電子パワーステアリング/電動パーキングブレーキヘッドランプ、テールランプ、車内照明デジタル計器クラスタ最新ドライバー補助システム。なお、今回の取り組みについて同社では「新たに導入される安全規格による高性能・信頼性に対する要件の増加に応えるためであり、我々が開発した車載電子部品ソリューションは、適正なコンポーネントを選択するプロセスを直感的なものにする」とコメントしている。
2014年10月16日セイコーインスツルは7日、1987年から手がけてきた電子辞書ビジネスから、2015年3月末をもって撤退することを発表した。サポート関連については、2015年4月以降も同社CPサービスセンターにて対応していく。撤退の理由として、電子辞書の市場が成熟したことで、近年は市場の縮小傾向が続いていることを挙げる。加えて、スマートフォンやタブレットの普及によって、辞書アプリやインターネット上の辞書を利用するユーザーが増え、電子辞書の需要増を期待できないと判断した。セイコーインスツルの電子辞書は、業界で第3位のポジションを保ってきたが、シェアは1桁台と低迷。今回の事業撤退によって、30年近く続いてきた同社の電子辞書が幕を下ろすことになった。今後については、「電子辞書の事業で培った辞書コンテンツの利用ノウハウや、それらを活用した検索サービスについては、セイコーホールディングスグループ内にてビジネス展開の可能性を検討していく予定」と述べている。
2014年10月08日NTTは10月6日、シリコントランジスタ中に存在する電荷の閉じ込め状態であるトラップ準位を介した単電子転送(電子を1つずつ正確に運ぶ技術)の高速化に成功したと発表した。詳細は、英国科学誌「Nature Communications」に掲載された。今回、NTT 物性科学基礎研究所は、シリコントランジスタ中に存在する極めて微細な閉じ込め領域を持つトラップ準位を利用した、最高動作周波数3.5GHzの高速単電子転送(測定温度17K)に成功した。この単電子転送のエラー率は、電流計で計測可能な最小レベルとなる10-3以下だったという。この高速でのエラー率は、現在研究が進められている単電子転送素子の中でも極めて低い値であり、さらに、理論的予測では絶対温度10~20K、周波数1GHzでエラー率が10-8以下(電流標準としての目標値)になることが見込まれ、高い転送精度を持っている可能性も示されたとしている。同技術により、1つの方向に正確に転送された電子の流れは、精度の高い電流として取り出せるため、近年提案された電流の基本単位であるアンペアの再定義に繋がる高精度な電流源(電流標準)への応用が期待される。さらに、従来の精度を凌駕する高精度化を図ることで新しいSI単位系での電流の高精度化を実現すると、電気標準分野・計測産業分野に貢献すると考えられるとコメントしている。
2014年10月08日カシオ計算機の公式オンラインショップ「e-casio」では、電子辞書「EX-word」(エクスワード)シリーズの小学生モデル「XD-U2800」と「XD-U2000」をベースに、本体天板にオリジナルのアニマルプリントを施した特別モデルを販売している。英語学習を目的としたコンテンツ「キクタンキッズ」に登場する動物をプリントしたアイテムは、ホワイトを基調とした2種類の柄から選べるキュートなデザイン。名入れも可能なので、ギフトにも向いた1台だ。アニマル柄モデルを購入すると、特典として本体をキズから守る純正クリアカバーが付く。ラインナップと税込み価格は以下の通り。「XD-U2800」は小学校の中学年から高学年を対象にしたモデル、「XD-U2000」は低学年を対象にしたモデルだ。XD-U2800WEアニマル柄28,594円XD-U2800WEアニマル柄+名入れ29,000円XD-SU2000WEアニマル柄23,451円XD-SU2000WEアニマル柄+名入れ23,900円
2014年09月26日カシオの電子辞書「EX-word」(エクスワード)小学生モデル「XD-U2800」を購入すると、毎日小学生新聞×EX-wordコラボ版の「新聞書き写しノート」と「書き写し用ニュースブック」がもらえるキャンペーンが、この夏実施された。概要は以前ご紹介した通り。キャンペーンは好評のうちに終了したが、書き写し学習の効果は果たして!?○電子辞書を引くことで、新聞記事を"読み込める"ようになる前回の記事に出演してくれた夕野ちゃん(小5)も、30日分、頑張って書き写し学習を続けた。家族旅行の前には旅行日数分を前倒しして書き、間に合わなかった分は帰ってきてから書いて帳尻を合わせたとか(笑)。30日分続けてみて、どうだった?夕野ちゃん「記事を見ながら書き写すだけだから平気、と最初は思ったんだけど、毎日となると、実際は大変でした。記事の中に知らない言葉が出てくると、面白くないなぁ、と思っちゃうし。でも、エクスワードは引くのが簡単なので良かった。紙の辞書だったら、たぶん途中でやめてました(笑)」どんなところが勉強になったと感じる?夕野ちゃん「ニュースで使われる言葉を覚えたこと。シェールオイルとか、カリフォルニア・ニーニャとか、それまで全然知らなかったから。あと、記事の感想を書くのは、書き写しじゃないから大変でした。"すごいと思いました"って書くと、ママから"何がすごいと思ったのかを書かなくちゃ"って言われる。」「すごいと思った」というのは、記事を読んだ最初の感想としてよくあるものだ。しかし、エクスワードで用語を調べて、記事が読み込めるようになってくると、疑問の方が膨らんでくる。夕野ちゃんのノートを見ても、後ろのページに行くほど疑問(質問)的な感想が多くなっている。これは、思考のプロセスが単なる「すごい」から一歩先へと進んだ証拠だ。お母さんの明子さんは語る。明子さん「シェールオイル初商品化のニュースでは、"石油がなくなると昔から言われているのに、今までどうしてシェールオイルを掘らなかったの?"とか、中国の貿易額が世界一になったニュースの"安い給料で働き、安い商品をたくさん作っていることから輸出が増加。生活が豊になり、(略)"という部分に対して、"安い給料で働いているのに、どうして生活が豊かになるの?"などと聞かれ、私も答えに困ったりしました」そんなときは、親子で一緒に電子辞書を引いて考えたという。明子さん「書き写し教材は、子供と一緒に物事を考えるきっかけになってくれますし、もちろん、語彙や文章力を養う効果もあると思います。この教材がなくても、子ども新聞とノート、エクスワードがあればできる学習なので、今後もぜひ続けて行きたいですね。」
2014年09月26日紀伊國屋書店は5日、電子書籍アプリ「Kinoppy」のメジャーアップデートを実施し、アンドロイド端末向け「Kinoppy for Android Ver.2.0」を公開した。アップル端末向け「Kinoppy for iOS Ver.2.0」も近日中に公開し、WindowsおよびMac OSへの対応版も8月末をめどに順次公開してゆく予定という。今回のアップデートではデザインを一新。ビューア、本棚、ストアを通じ、各種機能の利用や設定を画面左右に配置したスライド式サイド・メニューから行なえるようにした。エンジン部分に新設計のHybook Systems Ver.2.0を採用。本を開くスピードやページ遷移などの操作パフォーマンスが大幅に高速化し、中でもEPUB電子書籍でのパフォーマンスが向上したという。また、ページ遷移にスクロールモードを加えたとともに、スマートフォンとタブレットでは異なっていた横置き時のビューアモードを共通化した。標準フォントに游ゴシックを追加したほか、文中につけるマーカーの色を6色へ増加。さらに見たいページに簡単にジャンプできるようページ画像の一覧モードを搭載した。このほか、紙の本を連続してめくる動作を再現した「慣性ページ送り機能」、「ページサムネイル一覧機能」、条件に適合する本を検索して自動的に本棚を作成する「スマート本棚」などの機能を追加した。決済方式については、ドコモ、au、ソフトバンク各社のキャリア決済、およびWeb Money、Bit Cashによる電子決済に新たに対応した。
2014年08月05日カシオの電子辞書「EX-word」(エクスワード)は、現在「新聞コラム書き写しノート」プレゼントキャンペーンを実施中だ。対象機種は小学生モデルの「XD-U2800」で、店頭で購入すると全員に、その場で毎日小学生新聞×EX-wordコラボ版の「新聞書き写しノート」と「書き写し用ニュースブック」がプレゼントされる(実施していない店舗も一部ある)。期間は2014年8月31日(日)までだが、「新聞書き写しノート」と「書き写し用ニュースブック」がなくなりしだい終了となる。XD-U2800をすでに購入済みの場合や通信販売などで購入した場合は、オンラインユーザー登録とオンライン応募で入手しよう。受付期間は2014年8月20日(水)正午までで、オンライン応募では「新聞書き写しノート」(毎日小学生新聞×EX-wordコラボ版ではない)の1冊のみとなる点に注意。さて、夏休み学習にピッタリなこのノートとXD-U2800を使った書き写し学習を、さっそく体験してもらったぞ!○一石二鳥どころか三鳥、四鳥の学習法!?「作文は苦手。書きたいことをどうまとめたらいいか、分からないんだもの。」そう語るのは、以前にもこのコーナーに登場してもらった夕野ちゃん(小5)。作文は、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、どのように(How)という、いわゆる「4W1H」から書き始め、あとは起承転結を意識して事実関係を追っていけば、それなりに仕上がる。……のだが、これもある程度慣れていればの話。ストーリーを伝えやすく構成するという作業は、実はなかなか難しい。その点で、新聞記事の書き取りは実に有効なトレーニングだ。「正しく伝える」という、もっともシンプルかつ重要な視点で書かれた文章を繰り返し書き写していると、文脈の流れや句読点のタイミング、接続詞の使い方など、書き方のコツがだんだん身体に染み込んでくる。実際に書き写しをやってみた夕野ちゃんも、少しコツをつかんだようだ。「作文のとき、どんなことから書き始めればいいのかが、思い浮かばなくて。でも、書き写しをしていたら、遊んだ場所の説明や日付から始めれば良いんだって分かりました。」(夕野ちゃん)ここで、今回のキャンペーン賞品を使った書き写し作業の手順をご紹介しよう。このワークフローが非常にシステマチックで感心する。まず、毎日小学生新聞から興味深いニュースを選り抜いた「書き写し用ニュースブック」を開き、ひとつの記事を選んでハサミで切り取る。切ったニュースを「新聞書き写しノート」に糊で貼り、これを見ながら、記事本文を書き写す。分からない言葉や読めない漢字があったら書き出して、エクスワードで調べる。このとき「かんたんサーチ」を使うと、複数の辞書・事典での検索結果が表示されるので、その中からもっとも参考になりそうなものを選ぶといいだろう。解説文中の赤い下線が引かれた言葉は「ジャンプサーチ」でさらに調べることができるので、記事の内容がその先の知識へと広がっていく。漢字の読みを調べるなら、「例解学習漢字事典」を使ってみよう。大きな文字入力窓に漢字を手書きして読み仮名などを検索できる。このように、書き写し学習は文章の練習だけでなく、時事や言葉の知識学習、漢字の練習もできてしまう。まさに一石二鳥どころか三鳥、四鳥の学習法なのだ。最後に、書き写した記事と調べた言葉をもとに、記事の内容について感想を書く。これも「自分の頭で考え、思ったこと、感じたことを文章で説明する」という欠かせないプロセスだ。この一連のワークフローを1日1記事分、毎日行う。小学校高学年なら、1時間もあれば終わる分量だろう。書き写し用ニュースブックと新聞書き写しノートは30日分の学習が行えるようになっている。まさに、夏休みの学習にピッタリなのだ。また、書き写し用ニュースブックだけでなく、毎日小学生新聞本紙から記事を切り抜き、書き写すのもいい。日々、最新のニュースに触れることができるし、書き写した話題をテレビのニュースなどで目にすれば、より理解や関心が深まるだろう。エクスワードで調べた言葉も、より生きて身に付くというものだ。いずれにしても、できれば、お子様がひとりで書いて終わりにせず、保護者の方も一緒に、書き写した記事について話をされるといいと思う。お子様にとって大人の視点は参考になるだろうし、何より、夏休みならではの良い親子コミュニケーションとなるはずだ。
2014年07月28日海外のユニークな商品を販売するセレクトショップMONOCO(モノコ)は、使わなくなった辞書に動物のイラストをプリントしてアートに変身させた「PopcaPopca Studio - ポスター&アート」を取り扱っている。○辞書に猫や犬などの現代アートを手描きMONOCO(モノコ)は、会員限定のショッピングサイト。商品は国際色豊かなバイヤーが厳選し、世界中のデザイナーから直接仕入れ販売している。PopcaPopca Studio - ポスター&アートは、使われなくなった辞書の1ページ1ページに現代的なPOPアートを施したもの。古くなったものや不要になったものを、より良く、価値のあるものに変身させて再利用する「アップサイクル」商品で、イラストは、デザイナーが1枚1枚手作業で描き上げた。辞書を再生利用したものであるため、同じものは存在しない希少性や、現代アートとビンテージ辞書のミスマッチ感も魅力的な商品となっている。なお、同商品は、デザイナーが1ページごと手描きでペイントするため、写真とは若干異なる場合もある。同サイトでは、ハンドペイントであること、ビンテージ辞書をアップサイクルしていることを理解した上での購入を求めている。価格は会員限定で公開。送料は無料(商品にはフレームは含まれない)。同サイトは会員限定ショッピングサイトであるため、購入するためには会員登録をする必要がある。詳細は、MONOCOで案内している。
2014年04月02日電子書店パピレスの運営するマルチデバイス対応電子書籍サイト「電子貸本Renta!」は、「Yahoo!ブックストア」とのサービス連携を2月24日よりスタートした。「Yahoo!ブックストア」は、ヤフーが子会社のGyaOと協力して運営している電子書籍サイト。今回のサービス連携によって、「Yahoo!ブックストア」のユーザーは、「Yahoo! JAPAN ID」で「電子貸本 Renta!」のレンタルコンテンツのサービスを利用することが可能となり、「電子貸本Renta!」のユーザーは、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」内の電子書籍サービス「Yahoo!ブックストア」のコンテンツのサービスを利用することができるようになる。これにより、新たに個人情報を登録することなく、安心して両サイトを楽しむことが可能に。また、掲載されている作品を相互にサイト上で紹介しあったり、利用中の電子書籍を管理する本棚を連携するなど、多彩なコンテンツに触れる機会を拡大し、利便性を向上させていく予定だという。「電子貸本Renta!」は「誰でも、手軽に、安価に」電子書籍の閲覧ができるサービス。PCからはもちろん、iPhone・iPad、au・docomo・SoftBankの各種AndroidスマートフォンおよびAndroidタブレットからも書籍閲覧が可能。コミックスや小説、写真集などのコンテンツを「いつでも・どこでも・簡単に・好きな端末で」楽しむことができる。価格設定は、48時間の閲覧100円~という「時限レンタル方式」と「無期限閲覧方式」の2つを取り入れており、「手軽にちょっと読みたい」というユーザーと「繰り返し何度でも読みたい」というユーザーのニーズに対応している。
2014年02月25日セイコーインスツルは11月27日、「DAYFILER(デイファイラー)」シリーズのカラー電子辞書「DF-X9001」と「DF-X8001」を発表した。発売は12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は、DF-X9001が50,000円前後で、DF-X8001が45,000円前後。DF-X9001は、理系の学生やビジネスマン向けのモデルで、DF-X8001は大学生や上級英語学習者向けのモデル。いずれも英語系のコンテンツが充実しており、13年ぶりに全面改訂が行われた「研究社リーダーズ英和辞典第3版」のほか、「リーダーズ英和辞典第3版」をはじめとする7つの英和・和英大辞典などが収録されている。2モデルのハードウェアは共通で、収録されているコンテンツのみが異なっている。DF-X9001には、岩波書店の「理化学辞典」、プロジェクトポトス「ビジネス技術実用英語大辞典V5英和編&和英編本体」など専門分野の用語、英文の雛形を多く収録。一方のDF-X8001では「コウビルド新英英辞典」、「ロングマン現代英英辞典」、「オックスフォード現代英英辞典」の3大学習英英辞典、資格系コンテンツを収録している。ディスプレイは5.1型の静電タッチパネル式で、表示画素数は800×480ドット。本体サイズはW146×D108×H24mmで、質量は約360gだ。電源はリチウムイオン充電池で、約5時間でフル充電され、フル充電時には約11時間の連続使用が可能だ。ユーザーメモリ領域は1GBで、microSD/SDHCメモリーカードも利用できる。PC連携機能のPASORAMA+に対応しており、PC側からDF-X9001・DF-X8001の辞書検索を行うことが可能だ。12月中旬よりスタートする新サービス「DAYFILER CLUB」に対応。DAYFILERCLUBは辞書コンテンツを中心としたダウンロードサービスだ。同社の電子辞書では従来、内容の拡張に"コンテンツカード"と呼ばれるSDメモリーカードを使用していた。DAYFILER CLUBでは、購入したコンテンツをその場でDAYFILERにダウンロードすることができ、インストールした辞書などのコンテンツは、プリインストールされているものと同じ感覚で使用することができる。2モデルともWi-Fiに対応しており、無線LAN環境が整っていれば、本体からダイレクトにDAYFILER CLUBにアクセスすることが可能だ。
2013年11月27日楽天Edyは6日、小売店や飲食店などへ電子マネー「楽天Edy」および交通系・流通系電子マネーが使えるマルチ電子マネー決済端末(以下、マルチ決済端末)の導入を開始したと発表した。電子マネー専業である楽天Edyがマルチ決済端末の導入展開を開始することで、さらなる電子マネー市場の普及と活性化を目指すとしている。楽天Edyによると、従来は、クレジットカード会社を中心にマルチ決済端末の導入展開が図られてきた。加盟店が電子マネー決済端末を導入する場合は、電子マネー事業者ごとに契約や資金の処理を行うことが必要だったが、今回は電子マネー事業者の楽天Edyが契約を一元化し、マルチ決済端末を加盟店に導入することで、「一括して各種電子マネーサービスを導入でき、資金精算においても効率化を図れる」(楽天Edy)。また、ユーザーにとっては、いつも利用する小売店や飲食店など小額決済が見込まれるさまざまな店舗で各種電子マネーを使えるようになり、「精算時にスムーズな支払いを実現できる」(同)。マルチ電子マネー決済端末対象は、「楽天Edy」、交通系電子マネー「Suica」、流通系電子マネー「nanaco」。楽天Edyでは、今後、取り扱う電子マネーの種類を拡大していく予定としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日三井住友銀行は1日、電子メールを利用したサービスを拡充し「投信eメール」の提供を開始した。三井住友銀行は2004年8月以降に、「電子メールお知らせサービス」、「外国為替相場通知メール」、「定期預金満期案内メール」など、電子メールを活用したサービスを展開しているが、このたび投資信託の基準価額などを電子メールで配信する「投信eメール」を追加した。これまでも投資信託の基準価額や分配金などの情報は、ホームページや店頭窓口などで提供していたが、1日からSMBCダイレクト(※1)を契約している顧客を対象に、顧客が選択する投資信託の基準価額情報などを顧客が知りたいタイミングで電子メールにて知らせるサービスを開始した。利用できる顧客SMBCダイレクトの契約があり、連絡用電子メールアドレスを登録している顧客申込方法SMBCダイレクト(インターネット・モバイル)から申し込み可能。同サービスの利用料は不要配信内容同行にて取扱いをしている投資信託の中から10ファンドを上限として選択し、選択した投資信託の基準価額、分配金(1万口あたり)、および外国為替相場などのマーケット指数を、毎日/毎週/毎月のいずれかのタイミングで配信する。また、選択した投資信託の基準価額について、顧客が任意に上値、下値を設定すると、基準価額がその上値、下値に到達した場合に電子メールで知らせる機能も利用できる同行では、今後とも顧客の多様なニーズに応え、きめ細やかなサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日みずほ銀行は27日、みずほ銀行を騙った不審な電子メールによる不正取引が9月25日に発生したと発表した。同行では、既にホームページや電子署名付電子メールによる顧客への注意喚起などの対策を実施しているが、9月9日から9月26日までに不審メールに関する問い合わせを60件程度受け付けているという。今回、実被害の発生も確認され、今後被害が拡大する可能性もあるため、あらためて告知している。同様の注意喚起はフィッシング対策協議会からもなされているので、以下の記事を参照。みずほ銀行をかたるフィッシングメールに注意呼びかけ同行を騙り、ネットバンキング「みずほダイレクト」の契約内容など顧客の情報を盗み取ろうとしている不審な電子メールが、同行との取引の有無に関わらず不特定多数の人達に発信されている。この電子メールに記載されているURLをクリックしたり、メールを開いただけで自動で立ち上がるページで、「みずほダイレクト」の顧客番号や暗証番号などの重要情報を入力・送信させる仕組みになっている。これらの方法により、悪意の第三者が不正に暗証番号等の情報を取得し、それを用いて不正な取引を行おうとしていることが判明している。同行では、万が一、リンク先や自動で立ち上がったページに暗証番号等の重要情報を入力してしまった場合は、速やかに銀行に連絡するよう呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日三井住友カードは3日、シンクライアント型電子マネー決済端末の販売事業者であるトランザクション・メディア・ネットワークス(以下TMN)に出資し、電子マネーアクワイアリング事業を一層拡大していくと発表した。TMNのシンクライアント型電子マネー決済端末は、各種電子マネー決済やNFCの全規格に対応しているほか、決済に関する情報が端末に残らない安全性の高いシステムである点が主な特長となっている。電子マネーの利用は着実に増加を続けており、三井住友カードではTMNのシンクライアント型決済端末の導入を推進することで、加盟店における電子マネー決済の拡充と利便性の向上を図っていく。また、三井住友カードは今後も加盟店の多様なニーズに対応するサービスの提供を検討し、加盟店の利便性向上に努めていくとしている。各種電子マネー決済に対応現在、「Suica」、「iD」、「QUICPay」の決済に対応しており、本年度内に「楽天Edy」にも対応予定NFCの全規格に対応従来の電子マネー決済端末と異なり、1台の端末において、FeliCaとTypeA、BのNFCの全規格に対応安全な情報管理決済に関する情報はセンターで管理するため、端末内に決済に関する情報が残らない安全性の高いシステムポイントなどの販促、個人認証などの多様な機能を搭載TMNのセンターシステムに各種アプリケーションを実装することで、1台の端末で決済、ポイント・電子ギフトなどの販促、個人認証などの多様なサービスの提供が可能タブレットやスマートフォンを端末として利用可能従来のPOS端末やクレジットカード端末にとどまらず、タブレットやスマートフォンを端末として活用することもでき、利用シーンやニーズに応じたサービスを提供することができる【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日バイドゥは、日本語入力システム「Baidu IME」に、「応援辞書」の提供を発表した。「Baidu IME」は「わたしスタイルIME」をコンセプトに、ユーザーの好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズできる日本語入力システムとして提供を開始、現在まで日本で約250万人のユーザーに利用されている。今回提供を開始する「応援辞書」は、応援を盛り上げる文字変換をサポートすることで、現在開催中のロンドン五輪や、サッカー、高校野球の実況などにも幅広く利用できる。例えば「おうえん」と入力すると、「(o・ω・´)oガンバ!!」や「フレー!!o(゜Д゜ )o≡o( ゜Д゜)oフレー!! 」、「どきどき」と入力すると「(゜ロ゜;))((;゜ロ゜)ドキドキ ┣¨‡┣¨‡ 」、「きたー」と入力すると「キタ━━━ヾ(@´▽@)ノ━━━!! 」などなど、多様な感情のこもった熱い応援や感動をリアルタイムに素早く文字で表現でき、臨場感が高まる。この応援辞書は今回、Android日本語入力アプリのSimejiにも搭載され、Simejiユーザーは自動的に応援辞書機能が更新され、携帯やタブレットでもメールやTwitterなどSNSで、臨場感や感動を即時に共有できる。また、Simejiで人気の4コマ漫画「マシケくん」キャラクターのかわいい応援スキンも、今回初めてIME・Simeji同時にユーザーに提供する。「応援辞書」を利用するには、こちらからダウンロード可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日昨年、2011年は「電子書籍元年だ!」という話があり、スマホの普及は本格的になるし、iPadも大ヒットするしとテレビのニュースなどでも浮かれた報道がなされていました。しかし、某専門家に言わせれば「いままで何回電子書籍元年があったよ」だそうなので、非常にまゆつばなわけです。なので、みなさんに電子書籍の購入経験を聞いてみました。さあホントに電子書籍の普及が始まったのでしょうか?調査期間:2012/2/29~2012/3/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)Q.電子書籍を購入したことがありますか?はい 8.9%いいえ 91.1%電子書籍を購入したことがある人は9%。少ないですね。では、その電子書籍をどんなマシン上で購入したかを聞いてみました。Q.その電子書籍のプラットホームはなんですか?パソコン(Windowsマシン) 43.8%スマートフォン 24.7%携帯電話 21.4%iPhone 19.1%iPad 12.4%専用電子書籍リーダー 6.7%パソコン(Mac) 2.2%有効回答数:89意外とパソコン上で電子書籍を利用している人が多いようです。昨年発表された専用電子書籍リーダーは、約7%という数字にとどまっています。では、どんなジャンルの電子書籍を購入しているのでしょうか。内容を聞いてみました。Q.購入した電子書籍の内容を教えてください(複数回答可)漫画55.1%小説36.0%趣味生活 18.0%ビジネス・教育・社会(ハウツーなど含む)18.0%雑誌11.2%ノンフィクション10.1%グラビア・写真集5.6%そのほか4.5%有効回答:89漫画が圧倒的に多く55%。続いて小説と、実際の書籍と同様な順位となりました。しかし、この漫画ですが、最新単行本などがスグに電子書籍化されることはまれです。ある程度の時間を置いたもの、あるいは原価がすでにリクープされている(回収されている)ものが電子書籍化されることが多いのです。大手出版社も、いまいまもうかってる普通の出版商売を犠牲にしてまで電子書籍に注力するわけにはいかないのが現状です。また、漫画の電子書籍売り上げランキングといったデータが多くの情報誌などで取り上げられていますが、あれもなかなかまゆつばです。というのは、圧倒的に売り上げを上げているのは、実はH系のコミックであるというデータがあります。もちろん体裁があって、なかなか公にはなりませんが、レディースコミックといった、本屋で買いにくいけれどもニーズがある漫画が売れているのが事実なのです。では、電子書籍を購入した人の満足度はどうでしょうか?Q.購入した電子書籍の満足度を教えてください。大変満足している10.1%満足している34.8%ふつう37.1%不満がある16.9%大変不満がある1.1%有効回答:89「大変満足している」と「満足している」を足すと約45%。「不満がある」と「大変不満がある」を足した「不満派」がわずか18%なので、商品としての満足度は高いと言っていいでしょう。「不満派」に何が不満なのかを聞いてみました。Q.「不満がある」、「大変に不満がある」と答えた人に質問です。不満点を教えてください。読みやすさ(視認性)68.8%誌面の大きさ(解像度)50.0%操作性37.5%価格37.5%そのほか18.8%購入方法12.5%有効回答数:16有効回答数が少ないので、何とも言えないですが、「読みやすさ」と「誌面の大きさ」は、表示部分が軽くて大きくなれば、スグ解決しそうですね。操作性はアプリ側でなんとでもなりますし。価格は出版社のさじ加減ひとつですから、「戦略価格で行くぞ!」と決めれば下がるんですけれども……。最後に 「電子書籍を購入したことのない人」に「電子書籍を購入したいか」を聞きました。Q.電子書籍を購入したいと思いますか?はい10.1%いいえ59.1%どちらでもない30.9%有効回答数:911「電子書籍を購入したことのない人」が全体の91.1%で、その中の59.1%が「電子書籍を購入したくない」と答えています。つまり、全体の53.8%の人が現在は「電子書籍を購入したくない」わけです。電子書籍元年と何度も言われ続けてこの状況なわけですが、本当の「元年」を迎えるためには、電子書籍の良さをもっとアピールされる必要がありそうです。(高橋モータース@dcp)
2012年06月08日マイナビは23日、マイナビムック『金環日食観測ガイド ~安全に観測できる日食メガネ付き~』を電子書籍化し、電子書籍販売サイト「PuBooks」にて販売を開始した。今回発売した電子書籍版では、目的別に4タイプを用意。すでに日食メガネを購入されている方に向けた電子書籍単体「金環日食観測ガイド」(350円)、日食メガネ1個がセットになった「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ1個付き~」(450円・送料込み)、デートにも活用できる日食メガネ2個付き「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ2個付き~」(650円・送料込み)、家族や仲間と楽しみたい方向けの「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ3個付き~」(850円・送料込み)がラインアップされている。同誌では、日食メガネやピンホール、太陽投影板などを使った安全な観測方法、金環日食の撮影方法、日本各地での見え方MAP、今後の日食カレンダー、流星群&星座の探し方、望遠鏡の選び方、「天地明察」インタビューなど日食についてだけではなく、天体観測を楽しむためのコンテンツを多数掲載。丁寧な解説付きで天文ビギナーにもわかりやすく、親子で楽しめる一冊だ。なお、日食メガネが付属する3製品は5月8日までの期間限定販売。日食メガネの数に限りがあるため、 なくなり次第終了となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日