フリーアナウンサーの高島彩(45)が、自身のインスタグラムを更新した。インスタでは「本日は、ワールド極限ミステリーの収録お辞儀をしたときに顔に髪がかかるのが苦手で仕事ではほとんど髪をおろさないのですがハーフアップで少しだけおろしてみました」と髪型チェンジしたことを報告。続けて「娘の好きなポムポムプリンカラーのワンピース」と衣装も伝えた。高島と言えば1日に、肩のあたりまである髪を下ろしたスタイルで、普段とのギャップを感じさせるイメチェンショットを投稿していた。普段と違う姿の写真を再び投稿し、ネット上では「パっと見わからなかった」「別人にしか見えない」などの声があがっている。
2024年05月09日明治座創業150周年記念ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の初日公演が6日、東京・明治座で行われ、終演後に行われた取材会に、藤原紀香、剛力彩芽、高島礼子らが出席した。1981年の発表以来、爆発的な人気を博し、時を超えて令和となった今の時代も愛され続けている『CAT‘S EYE』。今回の舞台版は、明治座の創業された時代でもある明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリーとなる。主人公となる怪盗キャッツアイの3姉妹は、次女・来生瞳役を藤原紀香、長女・来生泪役を高島礼子、三女・来生愛役を剛力彩芽が演じる。初回公演を終え、剛力は「無事初日を迎えられてうれしい」と喜び、「この皆さんとできてよかったなと改めて思いました。ここからもっともっと盛り上げていけたらいいなと思います」と語った。衣装の話になると、「姉さん2人がとてもセクシーで、そこには並べない」と言い、「特に『セクシーじゃなくしてください』とか言ってないですけど、愛ちゃんらしくてうれしいなと。かわいい要素とかっこいい要素も入って、とても動きやすいですし、オレンジカラーも大好きなので、自分のテンションがすごく上がってうれしい」とお気に入りポイントを説明。さらに、「姉さん2人を見ながらいつも『あ~美しいな』と思いながら、ここを目指そうと思っています」と藤原と高島から刺激を受けているようだった。舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、東京・明治座にて3月3日まで上演。取材会には、染谷俊之、上山竜治、長谷川初範、川久保拓司、佃井皆美、新谷姫加、美弥るりかも出席した。
2024年02月06日明治座創業150周年記念ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の初日公演が6日、東京・明治座で行われ、終演後に行われた取材会に、藤原紀香、剛力彩芽、高島礼子らが出席した。1981年の発表以来、爆発的な人気を博し、時を超えて令和となった今の時代も愛され続けている『CAT‘S EYE』。今回の舞台版は、明治座の創業された時代でもある明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリーとなる。主人公となる怪盗キャッツアイの3姉妹は、次女・来生瞳役を藤原紀香、長女・来生泪役を高島礼子、三女・来生愛役を剛力彩芽が演じる。初回公演を終え、高島は「感謝しかありません。河原(雅彦)監督からたくさん指導をいただき、今までやったことのない芝居にたくさん挑戦させていただいて本当に楽しいです。やる気満々で、千秋楽までにもっと上達できるんじゃないかとワクワクしています」と声を弾ませた。胸元がざっくり開き、肩も露出した衣装で取材会に出席した高島。衣装を初めて着たときの心境を聞かれると「大変でした」と振り返り、「『胸開きすぎていませんか?』とか『肩出すんですか?』とか。今まで肩出しの露出の高い衣装をあまり着たことがないので、『できればもうちょっと上げて』とか。こんなゴージャスなウィッグも初めてなので、初めて尽くしで、自分じゃないみたいです」と照れ笑いを浮かべた。舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、東京・明治座にて3月3日まで上演。取材会には、染谷俊之、上山竜治、長谷川初範、川久保拓司、佃井皆美、新谷姫加、美弥るりかも出席した。
2024年02月06日「『めざまし』やってたときの体力で子育てしたい」高島彩さんと中野美奈子さんは、朝の情報番組『めざましテレビ』キャスターとしてタッグを組んでいた2人。高島さんが「本当に、美奈ちゃんいなかったら、無理だった」と明かすと、中野さんも「私も、彩さんいなかったら無理だった」と応じ、あつい信頼関係があるようです。現在はともにフリーアナウンサーとして活躍。高島さんは退社後の2014年に第一子、2016年に第二子を出産しており、一方の中野さんも2016年に第一子、2021年に第二子を出産して子育てに奮闘しています。井上アナが「会社員時代との違い」を尋ねると、会社員のときは細かいメールのやりとりやスケジュール管理、交通費精算などすべて自分でやっていたのが、今は事務所スタッフが代わりにやってくれるので「何もできなくなった」というお2人。しかしそのぶん「家庭に振ってる」と、家族のために時間を割けるようになったといいます。それでも育児は重労働。高島さんが「『めざまし』やってたときの体力で子育てしたいって思うことは、よくある。もう体力が、単純に衰えてるから」と嘆くと、中野さんは「子育ての、赤ちゃんの不規則な時間と、仕事の不規則な時間って、まったく別物ですよね?」と確認。高島さんも「別物だね」とキッパリ断言しました。中野さんいわく、仕事も育児も「責任感」は同じであるものの、育児は「いつ何時、泣いたり起きるか何があるかわからない」という不確定要素が大きいもの。高島さんも、「トイレ行くにもついてこられて『ママー!』みたいなのから、寝るときだってお風呂だって……日常生活が、ずっと自分が自分じゃないような時間」だと明かしました。ただ、「でもそれも、一時期なんだよね」としみじみ。そして高島さんには産後まもない時期の忘れられないエピソードがあるのだとか。それは第一子を出産した年の『FNS歌謡祭』で司会進行を務めたときのこと。まだ赤ちゃんに授乳している時期だったため、リハーサルから夜の生放送まで非常に長時間となる現場で、母乳が止まらなくなってしまったのだといいます。「授乳中だから、どんどん母乳が作られてて、だんだん張ってくるわけ。だからもう、ドレスの中でおっぱいが……」「自然現象で、どうしようもなくて。もう、スタイリストさんのところへ駆け込んで、あわてて着替えて」と振り返りながら、思わず笑ってしまう高島さん。そんなハプニングも高島さんは「いい思い出。なんかそんなふうに仕事したのって」と懐かしみ、「やっぱり、面白いか、面白くないかでいったら、面白いほうにいきたいじゃない」「私、けっこう好きなエピソード。『FNS歌謡祭』で母乳が出ました!」と笑顔で語りました。職場復帰しても母乳を続けることはできる?出産後、職場復帰するにあたって授乳を続けるか迷うお母さんは多いでしょう。「ママのお仕事の再開」は母乳をやめる大きなきっかけのひとつになっているようです。しかし必ずしも職場復帰=断乳というわけではなく、出勤前やお迎え後に自宅で母乳育児を継続している人も少なくありません。日中に赤ちゃんと離れる生活を送るようになってしばらくは、胸が張って痛みを感じることも。その場合は職場で対処する必要があるので、清潔なタオルと手指消毒用の除菌アイテムを準備しておきましょう。胸が張って痛いと感じたら、タオルを母乳の受け皿にし、消毒した手で乳房全体を包むようにして軽く母乳を搾る「圧抜き」をします。トイレの個室で行うママもいますが、更衣室や施錠できる空き室などを借りられるとより良いですね。また、不潔な状態で行うと細菌感染を起こすことがありますので、必ず清潔なタオルを使用し、清潔な手で行いましょう。参照:【助産師解説】母乳の場合の保育園準備、断乳・卒乳のタイミングは?
2024年01月09日女優の高島礼子が19日、都内で行われた明治座創業150周年記念ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の製作発表会見に、藤原紀香、剛力彩芽、染谷俊之、上山竜治、長谷川初範、新谷姫加、美弥るりか、脚本の岩崎う大(かもめんたる)、演出・共同脚本の河原雅彦氏とともに出席した。1981年の発表以来、爆発的な人気を博し、時を超えて令和となった今の時代も愛され続けている『CAT‘S EYE』。今回の舞台版は、明治座の創業された時代でもある明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリーとなる。主人公となる怪盗キャッツアイの3姉妹は、次女・来生瞳役を藤原紀香、長女・来生泪役を高島礼子、三女・来生愛役を剛力彩芽が演じる。高島は「大好きな『キャッツアイ』の泪姉さんをやらせていただくということで、ものすごく緊張していますが、楽しみにしています」と心境を述べ、「初めて共演する方がほとんどで、きっと素晴らしい刺激を受けながら、私も負けじと頑張りたいと思っています。少しでも心の中に長く生き続けるような作品になるように一生懸命頑張りたいと思います」と意気込んだ。高島と藤原はプライベートで交流はあるものの、共演は初めてだという。高島は「紀香ちゃんはすごくいい刺激をくれます」と言い、「今日も紀香ちゃん何を着るんだろうと。こんなに製作発表で悩んだのは初めてです。つい2、3日前まで全く違う衣装だったんですが、紀香ちゃんがちゃんとスタッフに衣装を報告されていて、お写真をいただいて、急きょ『これではいけない』と、思わず自前の着物を着てきました」と藤原に刺激を受けてこの日の衣装を変えたことを明かした。さらに、「いろんなことに一生懸命考えたほうがいいんだなというところを、これから芝居の面でも、紀香ちゃんはものすごくいい刺激をくれると思っています。モチベーションを上げてくれる方だなというのは以前からずっと思っていました」と続け、「だから今回本当に楽しみです。まさか妹、ありがとうございます」とうれしそうに話していた。舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、東京・明治座にて来年2月6日~3月3日に上演。
2023年12月19日女優の高島礼子さんが、同じく女優のとよた真帆さん、常盤貴子さんといっしょにランチ会をした様子を自身のInstagramに投稿しました。豪華な女子会を報告 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 高島さんは、とよたさんと常盤さんの名前、さらに「女子会ランチ」や「楽しい会話」「美味しい食事」というハッシュタグをつけて投稿。「会話が途絶えません。やっぱり楽しいですね。頼もしいとても良い刺激を受けました」と素直な気持ちを綴っています。 投稿を見たファンからは「すごいメンバー」「豪華な女子会」「超〜美女トリオ」「皆さん変わらずお綺麗」「美人3人組」などの声が集まっています。 女子会の会場となったのは、とよたさんが今年8月に開いたレストラン「ロジエ」。高島さんのInstagramに再び、とよたさんと常盤さんが登場する日が楽しみです。
2023年10月23日「私にとって晨伍(しんご)は、泣いて笑って大切に育てた、かけがえのない宝物でした」そう苦渋をにじませるのは高島淳子さん(60)。淳子さんの次男・晨伍さんは、’20年春から研修医として甲南医療センター(神戸市・以下センター)に勤務。’22年4月からは、より専門を深める“専攻医”として消化器内科で勤務していたが、同年5月17日、下宿先で自死しているところを母・淳子さんが発見した。西宮労働基準監督署は、「極度の長時間労働による過労自殺」として’23年6月5日労災認定した。晨伍さんは、自死までの3カ月間、100日連続勤務し、直前1カ月の時間外労働は、過労死ラインの2倍超の207時間にも及んでいた。《おかあさん、おとうさんの事を考えてこうならないようにしていたけれど限界です……》晨伍さんの遺書には、そんな悲痛な心境が記されている。しかし、労災認定の報道を受けて、8月17日記者会見を開いたセンターの具英成(ぐえいせい)院長の発言は、遺族の心情を再び深く傷つけた。「本人が申請していた時間外労働は月30.5時間。医師の仕事は自由度が高く、(スキルを高めるための)“自己研鑽”の時間と業務の時間を切り分けることはむずかしい。過重労働させたという認識はない」そのうえ、第三者委員会の調査結果すら開示されていないという。このままでは息子の死はムダになるーー。そう考えた淳子さんらは、病院側を刑事告訴。病院の記者会見の翌8月18日、大阪で記者会見を開き、自死までの経緯公開に踏み切った。自死に至るまでの3カ月間、晨伍さんに何があったのかーー。「晨伍は昨年2月頃から、〈休みがない。毎日5時半に起きて23時に帰る。バスもないからタクシーなんやで〉〈やることが多すぎて早く行かないと通常業務が回らない〉と、私にこぼしていました。でも、具院長は、〈コロナ禍での減収や、病院の改修費用のことも考慮して法外な残業申請をしないように〉と言及したと申していました」不運にも、消化器内科には晨伍さんの同期がいなかった。「だから気軽に相談できる相手もおらず、他の専攻医や先輩医師らは晨伍に目配りできる余裕もないほど忙殺されていたんでしょう」5月に入ってから、晨伍さんの精神状態は、ますます悪化。「下宿に様子を見に行くと、冷蔵庫にはゼリー飲料しかなく、郵便ポストもぱんぱん。初期研修医の頃は、好きな音楽を聴いたり野球観戦したりしていましたが、それもなくなり、表情は能面のようでした。そうかと思うと、〈日曜日が2回ないと通常業務が回らない。誰か助けてくれ〉〈明日になればすべて終わってほしい〉などと言って、涙を流すこともありました」親には決して泣き言を言わず、仕事に対して誠実に向き合っていた息子の豹変ぶりに驚いた淳子さんは、何度も、休職して実家へ戻るよう説得したが〈休職などしたら二度と戻れない〉と考える余裕すらない様子だったという。とどめをさしたのが学会発表のスライド作りだった。「晨伍は、〈2月、3月に続けて5月も担当にさせられた。気がかりで眠れない〉〈提出期限の前にも当直が入っているから絶対無理や。重たすぎる、重たすぎる〉と呪文のように唱えて。先輩医師にスライドを見せても批判ばかりで、〈(できないなら)白紙で出せ〉と言われたと聞いています」晨伍さんが自死する4日前には、こんな出来事もあった。「『明日、気分転換に近所の海鮮料理屋に行ってみよう』と、晨伍にメールを送ったら、〈(忙しいから)100%ムリ!〉とすぐに返信があったあと、病院のトイレから泣きながら〈吐き気が止まらない。絶対に行くのはムリ!〉と常軌を逸した様子で電話がかかってきて……」晨伍さんが自ら命を絶つ5月17日(火)の13時ごろ、淳子さんの元に晨伍さんからこんなメールが。〈先に謝っておくけど、朝に変な気を起こしかけたけど、大丈夫。起こさんようにするから安心して〉意味深な内容に胸騒ぎを覚えた淳子さんだが、何度電話してもつながらなかった。慌てて夜の高速を飛ばして下宿先に駆けつけると、玄関に靴があるのに電気は消えたまま。ウオークインクローゼットをのぞくと、変わり果てた晨伍さんの姿があったという。「なんで!しんご、なんで!と絶叫しながら心臓マッサージをしつつ通報したんですが……」死亡推定時刻は18時。晨伍さんは、この日、出勤前にも自殺未遂を図っており、首に赤い痕が付いていたのを、同科の医師が目撃していたという。「晨伍が亡くなったあと、具院長がすぐに電話をかけてきて、〈高島君は別格に優秀だったので、みんな嘱望して彼を鍛えていたんです〉とおっしゃった。私、“鍛えていた”という言葉にとても違和感を覚えて不穏な気持ちになったんです」■’24年開始の厚労省の改革にも依然問題点が全国医師ユニオンの代表で医師の植山直人さんは、「病院側は、労務管理のまずさとパワハラを隠すため、問題をすり替えようとしている」と、こう批判する。「月200時間を超える時間外労働をしなければ通常業務ができないほど“雑務”を押し付けられていた。“自己研鑽”などする余裕はほとんどなかったんです」厚労省は来年度から始まる“医師の働き方改革”に向けて取り組みを進めているが……。「厚労省は、依然として医師だけ例外的に年間1860時間まで時間外労働を認めています(一般的には年間360時間まで)。日本は世界平均と比べて医師数が少ないため、長時間労働をしないと救急を担う地域医療を守れないからです。一方、当会の調査では〈長時間労働が医療過誤の原因となっている〉と答えた医師の割合は約8割にも上っています」(植山さん)淳子さんの悲痛は計り知れない。「晨伍は生前、医師になってよかったと話していました。医師の労働環境の改善を心から願います」■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2023年09月04日「スタンドUPスタート」第8話が3月8日オンエア。戸次重幸演じる高島の苦悩とその後の活躍に「有能すぎてビビる」「大海さんにはやっぱり高島さんが必要」などの声とともに、「高島回ありがとうございました」など“高島ファン”からの声がSNSに溢れている。竜星涼さん演じる“人間投資家”が“資産は人なり”を信条に、仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、様々な事情を抱えた人々を“起業”によって新たな人生の道へ導いていく“人間再生ドラマ”となる本作。大企業・三ツ星重工社長の弟だが不正の責任を取る形で会社を去り、ファンドを立ち上げ、様々な人の起業に力を貸している三星大陽を竜星さんが演じるほか、大陽の兄で三ツ星重工代表取締役社長の三星大海には小泉孝太郎。三ツ星重工の社長室長で大海の右腕として彼を支える高島瑞貴に戸次重幸。三星兄弟の叔父で三ツ星重工副社長をしている三星義知に反町隆史。また大陽によって起業家となった小野田虎魂に吉野北人。林田利光に小手伸也。立山隼人に水沢林太郎。羽賀佳乃に山下美月。音野奈緒に安達祐実。三ツ星重工造船所跡地をネットスーパーとして再生させた武藤浩に塚地武雅。武藤とともに働く道を選んだ三ツ星重工元常務の山口浩二に高橋克実。山口と“山谷コンビ”と呼ばれていた加賀谷剛に鈴木浩介といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大海と副社長の義知から呼び出されるた高島が社長室に向かうと、そこには元経産省エネルギー庁長官で、勇退後「三ツ星エネルギー」副社長に就任した篠田博康(岩城滉一)の姿があった。その席で大海は、篠田が取締役兼社長室長に就任し「お前の席を明け渡してもらうことになる」と高島に告げる。高島に与えられた次のポストは篠田の補佐という立ち位置だった。これは義知の策略で、篠田が室長になることで会社での居場所を失った高島が辞めれば、大海は孤立するというのが義知の考えだった。自分の存在価値を否定されたように感じ荒れる高島に大陽は、無駄が嫌いな兄がどうして室長に補佐なんか置いたのか、と問いを投げかける。高島は篠田の不正を暴き室長に復帰する…というのが今回のストーリー。視聴者からは「単独で篠田の不正を見付ける高島さんが有能すぎてビビる」「大海さんにはやっぱり高島さんが必要だったね」などの声や、「高島回ありがとうございました」「高島さん回だったね!いやぁ、良き回でした」「高島さん色々詰め合わせありがとうございます」など“高島ファン”からの感謝の声などがSNSに寄せられる。また「岩城滉一と反町隆史を起用する豪華キャスト」「そういえば昔、岩城滉一と反町隆史があまりにも似てると親子説あったな」など、義知役の反町さんと篠田役の岩城さんの共演に触れたコメントも多数投稿されている。【第9話あらすじ】ワカラン社が使っている「宅・システム」を虎魂のチームが改良し、どの家電をどのくらい使ったかまで把握できる「宅・システム・メーター」を完成させる大陽は音野が管理しているシニア向けマンションでこのシステムの実証実験を行い、実用性が証明されたためベンチャーサミットでプレゼンをすることになるが、そこに義知がやってくる…。「スタンドUPスタート」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年03月09日主演の西島秀俊、三浦友和、大森南朋、斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔らが共演した『グッバイ・クルエル・ワールド』のBlu-ray&DVDが3月3日(金)に発売される。主演を務めるのは、第94回アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた映画『ドライブ・マイ・カー』での演技で、全米映画批評家協会にてアジアの俳優で初となる主演男優賞を受賞するなど、快挙を成し遂げている西島秀俊。共演にも日本映画界の重鎮から、多彩な役柄を無限に演じ分ける実力派、まだ見ぬパワーを秘めた新たな才能たちまで無敵の豪華キャストが集結。今回、Blu-ray&DVDの発売を記念し、西島さん、三浦さん、大森さん、宮沢さん、玉城さん、奥野瑛太、大森立嗣監督よりコメント映像も到着した。大森監督は『日日是好日』(18)や『MOTHER マザー』(20)を手掛けたことで知られ、脚本は『死刑にいたる病』(22)や『そこのみにて光輝く』(14)の高田亮が務めた。大森監督の生々しいまでにこだわる人物描写はそのままに、スタイリッシュな映像による銃撃戦や、さらにソウルやファンク、音楽やファッションにもこだわった、ジャンルを超えた組み合わせで“クルエル”・ワールドを魅せる。映像特典には、撮影現場の裏側に密着したここでしか観られない映像たっぷりのメイキングを収録。さらにBlu-rayのみの限定特典として、大ヒット祈願イベントや完成披露イベントなどイベント集も収録予定。豪華キャストが撮影時の想いや見どころなどを熱く語っている。『グッバイ・クルエル・ワールド』Blu-ray&DVDは3月3日(金)より発売。※レンタル同日リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年9月9日より全国にて公開(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2023年01月09日今年3月、長男・三浦祐太朗(38)に第一子が誕生し、初孫ができた三浦百恵さん(63)。`80年に芸能活動から引退、三浦友和と結婚した彼女だが、今なお注目を集め続けている。このたび本誌は、彼女の担当マネージャーを`74~`75年に務めた長谷川和正氏にインタビュー。女優・山口百恵の仕事ぶりと、三浦友和の秘話を語ってもらった。(以下、カギカッコ内は長谷川氏)「百恵で最初に思い出すのは、“赤いシリーズ”と呼ばれたドラマの第一作『赤い迷路』(’74年)に出演したときのこと。撮影が始まったある日、彼女が俺に『ちょっと……』なんて呼んできた。何かと思えば台本を取り出して『このシーン、どう思います?』って俺に聞くから『百恵が泣く場面だよな』と答えたら、百恵は『(この台本で)本当に泣ける!?』って。まだデビュー2年目の新人なのにすごいなって驚いたのを覚えているよ。一方で、そのドラマには松田優作も出ていたんだけど、たびたび演出家とぶつかって大声をあげていたんだよ。百恵はそれを見て俺に『あんなに言わなくてもいいのにね』なんてよく言っていたよ。とにかく、まだ高校生だったのに大人びていたよね」仕事で手を抜くことは決してなかったという百恵さんだが、のちに夫となる三浦友和の百恵さんに対する第一印象は「決して良くなかった」と長谷川氏は言う。「2人が共演した映画『潮騒』(’75年)のロケが三重県の神島で行われたときのこと。友和は先に撮影に入っていて、あとから百恵も現場入りした。到着した日の晩に、友和や共演者たちと飲んでいると、友和が百恵のことをよく言わないんだよ。俺がなんで?って聞くと『アイドルは嘘つきだから』なんて言う。友和は役者という意識が強かったからか、上辺を取りつくろっているように見えるアイドルが苦手だったようなんだ。『島に来たばかりで、“街の人はあったかい”とか言うけど、街の人の人情なんか分かるはずないだろう』と。酔っぱらっていたからだろうけど、俺に言うなよって思ったね(笑)」しかし、その後の2人はご存じの通り結婚し、芸能界でも“理想の夫婦”と呼ばれて久しい。「俺が担当していた頃の百恵が憧れていたのは(西城)秀樹だったんだよ。実際に仲も良かったしね。どのようにして百恵と友和が交際するようになったのかは見てないけれど、友和はとっても真面目な男だから、百恵にとっても良かったよな。もし友和と会ったら、神島での夜のことを問い詰めたいよ(笑)」
2022年12月12日第72回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門に出品され、世界が熱視線を送る三宅唱監督の最新作『ケイコ 目を澄ませて』より、岸井ゆきのと三浦友和を写した場面写真が解禁された。本作は、聴覚障がいと向き合いながら実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルに、彼女の生き方に着想を得て、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱が新たに生み出した物語。2月に開催されたベルリン国際映画祭でプレミア上映されると「すべての瞬間が心に響く」「間違いなく一見の価値あり」と熱い賛辞が次々に贈られ、その後も数多くの国際映画祭での上映が続いている。主人公・ケイコを演じた岸井さんは、厳しいトレーニングを重ねて撮影に臨み、新境地を切り開いた。ケイコの心の迷いやひたむきさ、そして美しさ。全てを内包した彼女の瞳を見つめているうちに、自然と涙が込み上げる作品となっている。この度、耳の聞こえないプロボクサーのケイコを演じた岸井さんと、その姿を見守るジムの会長を演じた三浦さんの2ショット写真が解禁となった。親子ほど年の離れている2人は、会話を多く交わさずとも、その姿勢、眼差しを通して確かな絆で結ばれている。2人でジムでミット打ちする瞬間も、河原でトレーニングに励む瞬間も、ケイコにとってはかけがえのない時間。並んで歩くふたりの写真には、キャップを被ったケイコの姿が写されているが、その赤いキャップは会長が彼女の頭に被せたもの。会長とボクサーという関係性の先にある、相棒のような空気感が漂ってくる1枚だ。撮影中、現場での三浦さんのことを岸井さんは「自分のシーンが無くても現場をそっと見守っていてくださいました。まさに会長の眼差しで」と回想する。また、「初めてお会いした時から、ケイコと会長の関係性を大事にしてくださっていると感じました」と語っている。一方、クランクインの日を思い返した三浦さんは「ジムで彼女の姿を見たときにはもうプロボクサーとしての身体に仕上がっていたんですよ」と明かした上で、「僕はそんな彼女をただ見守れば良かった。初共演でしたが、意思の疎通が暗黙の内にできたのは岸井さんの努力の賜物ですね」と岸井さんを称賛している。こうした役柄そのままの2人の関係性から、ケイコと会長の心がしっかりと通じ合っている様がスクリーンから自然と醸し出される。役を超えて共鳴し合う役者達の、繊細でありながら熱量が高い演技に注目したい。『ケイコ 目を澄ませて』は12月16日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ケイコ 目を澄ませて 2022年12月16日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2022年11月19日高分子エキストラコラーゲン(R)を使用したコラーゲンサプリメント「ミキズコラーゲン」を取り扱う株式会社トリプルサンは、女優 高島礼子と共に、「ミキズコラーゲントライアルセット」の販売を始めました。自分の美の為に、自身で創った、自然本来の形に近い高分子コラーゲンサプリメント女優 高島礼子さんもご愛飲している高分子エキストラコラーゲン(R)を使用したコラーゲンサプリ「ミキズコラーゲン」。美容研究家岡江美希が自分の美の為に、自身で創った、自然本来の形に近い高分子コラーゲンサプリメントです。今回、岡江自身の長年の友人であり、コラーゲンの愛好家でもある女優高島礼子さんと共に、このコラーゲンを広く普及させるべく、特別キャンペーンを行います。■ミキズコラーゲンの特徴*高分子エキストラコラーゲン(R)とは一般的なコラーゲンは、溶けやすいように低分子化(分子を細かく切断)されています。その為、体内での吸収は早いのですが、排出されやすく、効果を実感し辛いことも。一方、高分子エキストラコラーゲン(R)は自然本来の形に近い状態で、お湯にしか溶けないひと手間かけたコラーゲンです。ゆえに、じっくりと分解・吸収されるため、牛すじや豚足等のコラーゲンを摂取したのと同じような効果が実感できます。*コラーゲンサプリを選ぶならこれまでコラーゲンサプリを飲んで実感がなかった方から、お喜びの声が多数!しかも食品のコラーゲンと違い、一日わずか22.4kcalで脂肪分ゼロ。栄養が不足するダイエット中でもお飲みいただけます。スプーン1杯分をお湯に溶かすだけで、毎日本物のコラーゲンが摂取できる手軽さから、高島礼子さんも長年ご使用いただき、現在の麗しさを保っておられます。本キャンペーンサイトからお申し込み後、数日で商品が到着致します。高分子エキストラコラーゲン(R)をトライアルセットでお試しいただいた後、ご満足いただけましたら、本商品にて更なる美を追求していただけたらと思います。■商品概要商品名: コラーゲンサプリなら、高島礼子愛用の【ミキズコラーゲン】7日間/14日間トライアル提供開始日: 2022年10月1日(土)料金: 7日間セット/500円、14日間セット/800円申込方法: インターネットサイトより(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年10月31日「King & Prince」平野紫耀が主演する新ドラマ「クロサギ」に、三浦友和が詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫役で出演することが分かった。詐欺によって家族を失った主人公が、詐欺師を騙す詐欺師=クロサギとなって、本当の敵を探し出し打倒していく、2022年の日本を舞台に新たにドラマ化する本作。三浦さんが演じる桂木は、表向きは甘味処の店主だが、実は詐欺師たちの頂点に立つフィクサー。詐欺師に必要な情報や、詐欺の方法を売っている。平野さん演じる主人公・黒崎高志郎も桂木から詐欺の情報を買い、儲けの4割を情報料として納めている。黒崎にとっては、詐欺の師匠的な存在。一見、親子のような関係に見えるが、互いの腹の内を見せることは決してなく、一定の距離感を保っている。なぜ黒崎は、クロサギとして生きていくことになったのか、桂木が深く関わってくる。「Nのために」以来、約8年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる三浦さん。「黒崎との関係性はとても複雑だなと思います。桂木は黒崎に対して息子のような情を持っているようにも見えますが、逆に黒崎は桂木をどう見ているのかということもあります。撮影では、黒崎が桂木に対してどのようなリアクションを見せてくれるのかも楽しみですし、演じていく中で関係性も変わっていくのかなと思います。初共演となる平野くんとの撮影も、楽しみにしています」とコメントし、「“詐欺”がテーマになっていますが、その中で描かれる人間模様も見応えのある要素になっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。新金曜ドラマ「クロサギ」は10月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年09月13日西島秀俊、斎藤工、大森南朋、鶴見辰吾、三浦友和らが出演する映画『グッバイ・クルエル・ワールド』より、新たな場面写真が公開された。この度解禁となったのは、日本を代表する豪華俳優陣が集結し、観るものを狂乱の世界へと誘う場面写真。西島さん演じる元ヤクザの安西、斎藤さん演じる凶暴な男・萩原、三浦さん演じる元議員秘書で金持ちたちの転落を企てる浜田。互いに素性も知らない彼らは、一夜限りの強盗団として集まることに。家族とやり直すために金が必要だと思い、強盗計画に参加した安西。元舎弟(奥野瑛太)に足を引っ張られ、ズルズル深みにハマっていく。一方の萩原も、自分の欲望のためには躊躇なく暴力をふるう冷酷なキャラクター。そして浜田は、過去の恨みや世の中への不満から、権力者の転落を画策するも、自分の手は汚さない。そんな彼らのミッションは、ヤクザ組織の資金洗浄現場を“たたく”こと。仕事は大成功し、大金を分け合った彼らは、それぞれの人生へと帰っていくはずだったが、ヤクザ組織のオガタ(鶴見辰吾)が刑事・蜂谷(大森南朋)を雇って捜査が始められてしまう。ヤクザに弱みを握られて悪魔に魂を売った蜂谷は、強盗団にたたかれたヤクザのために犯人に迫り主人公を脅かす。オガタは組織の大金を盗まれてしまう間抜けな一面もあり…全員揃いも揃ってクズばかり。最後に笑うのは誰なのか?彼らの潰し合いに期待高まる場面写真となっている。『グッバイ・クルエル・ワールド』は9月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年9月9日より全国にて公開(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2022年08月14日2022年6月21日、俳優の高島礼子さんが自身のInstagramを更新。ギャップあふれる動画を投稿し「ギャップ萌え」「新鮮」とファンから驚く声が寄せられています。高島礼子、お笑いタレント荒川とのコラボ動画に反響動画は、お笑いコンビ『エルフ』の荒川さんとともに踊っているもの。荒川さんといえば、『ギャル芸人』として人気急上昇中のお笑いタレントであり、SNSを中心に若い世代から人気を博しています。そんな荒川さんにリードされるように、動画の中で踊る高島さんは「ついて行くのに必死」としつつも、かえって初々しさが強調されており、ファンからは「かわいい」という声も寄せられました。 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 映画『極道の妻たち』シリーズをはじめ、役柄同様、クールな印象がある高島さん。しかし、動画の中で踊る高島さんを見ていると、クールな印象がいい意味で変わります。年齢差32歳の高島さんと荒川さんの動画は反響を呼び、「これがギャップ萌えというものか…」などと、高島さんの新たな一面に絶賛の声が寄せられました。・かわいすぎて、またファンになってしまいました。・何をしてに様になっていてすごい。・一生懸命に踊る姿に、キュンです。また、同月18日には同じく荒川さんとともに、手を大きく広げる通称『eggポーズ』で撮影した写真も、高島さんは投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 華やかなギャルを意識しつつも、どこかエレガントさも残す高島さんは、「さすが」のひと言。茶目っ気あふれる高島さんに、改めて魅了されたファンは多いようです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月21日「婚約したころから、百恵さんの紹介で友和さんもウチの美容院に通うようになりました。彼女は芸能界から身を引く際、『これからも主人をよろしくお願いします』とわざわざお電話くださいました。同時に、店に来なくなりました。引退するから、ケジメをつけたんです」’78年から結婚披露宴の翌日までヘアメークを務めた司さとし氏(74)は彼女の律義さをそう証言する。今年3月に初孫が生まれた三浦百恵さん(63)は’80年の三浦友和(70)との結婚、引退以降一度も表舞台に現れないものの今も変わらぬ人気を誇っている。『スター誕生』から50年、3000号に達した本誌も注目し続ける国民的スターの軌跡を振り返る。〈登場におけるインパクトは、とても桜田淳子の比ではなく、後の百恵神話を予測させるものはほとんどなかった〉(『夢を食った男たち』/’93年6月発行)’72年、『スター誕生!』(日本テレビ系)で初めて百恵さんを見た審査員の阿久悠は、強い印象を受けなかったという。淳子は番組史上最高の573点をたたき出していたが、百恵は329点と平凡な得点での合格だった。ホリプロの音楽ディレクターとして楽曲制作に携わっていた川瀬泰雄氏(74)が第一印象を思い出す。「社内で初めて会ったとき、『地味だな』と思いました。ただ、とにかく一生懸命なコでした」’73年5月発売のデビュー曲『としごろ』はオリコン最高37位と売れなかった。所属事務所であるホリプロダクション創業者の堀威夫氏は将来的には歌手より女優として売り出そうと考えた。〈プロモーションに映画を組み込んでいたのは、デビュー当時はそれだけ歌唱力が弱かったためで、後年あれだけ歌唱力がつくとは当時、予想すらしなかった〉(『いつだって青春』/’92年11月発行)■「造花が勝手に水を吸い始め、偽物が本物に変わった」(川瀬氏)その方針が、彼女の人生を大きく左右する。’73年の『顔で笑って』、’74年の『赤い迷路』(ともにTBS系)というドラマに宇津井健の娘役で出演。そして、映画『伊豆の踊子』で友和と共演を果たす。川瀬氏は翌年、『ささやかな欲望』のレコーディングで衝撃を受けた。「歌がすごくうまくなっていて、きめ細やかな感情まで表していた。女優業で、表現の幅を広げたのでしょう。デビュー当初の曲は『こんなイメージの花がいいよね』と、きれいな造花を作る感覚でした。それが勝手に水を吸い上げ始め、偽物から本物に変わった」’76年、その花を大きく開かせる作家に巡り合う。作詞・阿木燿子、作曲・宇崎竜童の『横須賀ストーリー』で2度目のオリコン1位を獲得。このシングルは、百恵さんが「宇崎さんの曲を歌ってみたい」と希望したと伝えられている。宇崎竜童(76)は2010年に本人と再会したとき、意を決して尋ねた。「噂の真偽を聞くと、『そうです。私がお願いしたんです』と。当時17歳ですよ。セルフプロデュース力がただ者ではない。提案をレコード会社に伝えたチーフマネージャーの小田信吾さん(元ホリプロ会長)もすごい。普通のスタッフなら受け流しますよ(笑)」その後も阿木と宇崎の『夢先案内人』などが大ヒットし、歌謡界の頂点へ駆け上がっていく。’78年には、ファッション界で名を上げていた司氏をヘアメークに起用し、ビジュアルも磨かれていった。司氏は初対面で「日本の芸能界って、好きじゃないんだよな」と本音を明かし、間髪入れずにこう続けた。「もうちょっと、きちんとカットしたほうがいいんじゃない?」意外な言葉に彼女は「えっ……そうですかね」と戸惑いを見せた。「当時の芸能界は最先端のテクニックを歓迎しない保守的な傾向があったんです。とはいえ、僕も突っ張りすぎですよね(笑)。第一印象はとても悪かったはずです」それでも再び依頼が舞い込んだ。「賢くて冷静な人ですから、型にはまらないヘアスタイルにしてくれると判断したのかな。普通は10代で売れてしまうと、素直だったコもてんぐになって人の話に耳を傾けなくなるし、過度な要求をし始める。でも、彼女はまず『司さんはどう思いますか?』と聞いてくれたし、基本的に任せてくれました」■「まぶしすぎて近づけなかった」(新沼謙治)百恵さんは真摯な仕事で日々オーラをまとっていく。同じ『スタ誕』出身で’76年2月デビューの新沼謙治(66)はその輝きに圧倒された。「まぶしすぎて、近づけなかったですね。優しく話しかけてくれるんですけど、何げないフリをして『こんにちは』と言うのが精いっぱい。内心、ドキドキでしたよ(笑)」時折見せる素顔も魅力的だった。「雑誌の企画で、2人で餅つきをして百恵ちゃんが僕に『ア〜ン』する写真を撮った。あのときは照れましたね。でも、彼女も恥ずかしそうでした。ステージでは見せない、さりげないかわいらしさを感じました。『スタ誕』出身者やスタッフでハワイに行ったとき、百恵ちゃんは淳子ちゃんとか女のコ同士で話してて、男は常に眺めるしかない(笑)。電話番号の交換?とんでもないです。オーラに満ちあふれ、きちんとされていた方でした」’78年には、史上最年少の19歳で『紅白』の紅組トリを務め、『プレイバックPart2』を歌った。百恵さんは20歳を過ぎ、阿木と宇崎を「ごちそうしたい」と食事に誘った。「3人で西麻布のイタリアンに行きましたね。百恵さんはワインをテイスティングしていました。まだ成人したばかりの彼女がおごってくれたんですよ」(宇崎)人気絶頂の’80年3月7日、三浦友和との婚約を発表。10月5日、日本武道館の引退コンサートの台本の表紙には《MOMOE FINAL THIS IS MY TRIAL》と記されていた。『This is〜』は百恵さんの22枚目のアルバムの最後の曲だ。演出担当の宮下康仁氏(71)はかつて本誌の取材にこう答えている。「阿木燿子さんの詞に共感していた百恵さんは、『ひとりの女性として新しい人生を歩み始める』というメッセージを伝えたかったのだと思います」歌い終えると、ステージの中央に白いマイクを置いて立ち去った。「『宮下さんが考えたんですか』とよく聞かれるのですが、違います。僕らも驚きました。百恵さん自身の気持ちだったと思います」■「長い髪を短くした瞬間、山口百恵は三浦百恵になった」(司氏)一世一代の大舞台におけるビジュアルのポイントは“伏し目”と“かすみ草”だった。司氏が語る。「お化粧のとき、百恵さんは鏡に対して伏し目がちになる。それが、不思議な色気につながっていた。だから、ステージで照明を浴びて、少しうつむいたときに映えるメークにしました。純白の衣装に合わせた髪飾りに生花を提案しました。当時の流行では花は頭の片側だけに飾る。でも、大ぶりの花が2つ届き、周囲にかすみ草があった。とっさに両側につけ、ふだんなら添え物扱いのかすみ草を生かすアレンジにしました。表舞台から去る百恵さんの決意、ストーリーを盛り込みました」東京プリンスホテルで結婚披露宴が行われた翌日の11月20日の朝8時、司氏は2人の泊まるスイートルームを訪れた。「百恵さんに『新婚旅行の前に髪の毛をカットしてください』と頼まれていたんです。部屋に入って『本当にいいの?』と聞くと、キッパリと『はい。バッサリ切ってください』と。全身から覚悟を感じました。長い髪を短くし終えた瞬間、“山口百恵”は“三浦百恵”になったのだと思います」百恵さんはさっぱりとした表情で「じゃあ、行ってきます」と挨拶し、友和とドアを開けた。司氏はホテル最上階の部屋の窓から、2人の車が成田空港に向かう姿を見送った。余韻の残る一室で、「お幸せに」という言葉が自然と漏れた。「結婚から半年たったころ、友和さんがウチの美容院に来ました。百恵さんは『近くで買い物してたんで、寄らせていただきました』と旦那さんを迎えにきて、すっかり奥さんの顔になっていました」(司氏)婚約発表の直後、川瀬氏は「これほどの天才歌手と結婚できる器量の男がいるのか」という意味で、「クソ真面目な男との結婚はやめたほうがいいよ」と言った。すると、彼女は「あら、面白いところもあるんだから」と笑った。「百恵はその話を友和君にしたようで、ウチの家族で三浦夫妻の家を訪ねた際『川瀬さんは僕たちの結婚に反対だったんだよね!』と冗談を言われて(笑)。なんでも話をする仲よい夫婦だと思いました」前出の宮下氏も言う。「引退後、『三浦です』と言って、彼女が電話をかけてきたことがありました。僕を驚かそうと思ったのかな。女房が『三浦って人から電話よ』と言ってましたから(笑)」今年3月に長男・三浦祐太朗(38)に待望の第1子が誕生。その後、司氏の美容院に友和の予約が入った。「電話を取った家内が『おめでとうございます』と言ったら、彼は『ありがとうございます。でも、もう昔のことですから』と話したみたいです。それ以上、私たちは言及してません。過度に祝福してもらうと悪いと考えているのでしょう。百恵さんも友和さんも節度があって、常識のある社会人なんです」引退から42年間、何度となく復帰待望論が渦巻いても、彼女は決してステージに立とうとしない。「百恵は一度決めた『家庭を守る』ことにまい進した。その潔さが伝説になる。友和君もブレずに俳優を続けている。お互いに本当によい人と結婚したと思います」(川瀬氏)芸能界で燦々と輝く“ひまわり”だった百恵さんは主婦として夫を支える“かすみ草”になった。そして、今日も三浦友和という大輪の花を際立たせているーー。(取材:『女性自身』百恵さん取材班/文:岡野誠)
2022年06月04日ヘッドスパやバストケア、マツエクもあるトータルビューティーを叶えるお店やの店舗情報や求人情報を掲載するWEBサイト「駅近ドットコム」にて、岡山県 高島駅徒歩13分の『esthetic salon anthein』の情報を2022年3月29日に掲載開始いたしました。駅近ドットコム: 以下『esthetic salon anthein』の店舗および提供サービスの情報です。JR線「高島駅」より徒歩13分のところにある『esthetic salon anthein』は、肌荒れやシミといった肌悩みと本気で向き合いたい人のためのエステサロンです。フェイシャルエステはお悩みに合わせて豊富なメニューを取り揃えており、カウンセリングをもとにぴったりの施術を提案します。ヘッドスパや、バストケア、脱毛、マツエクなどのメニューもあり、女性のトータルビューティーを叶えてくれます。ブライダルメニューもあり「ドレスのラインを綺麗に出したい」「二の腕をほっそりさせたい」など要望に合わせたオーダーメイドの施術も受けられます。肌悩みをなんとかしたい女性におすすめ肌荒れやシミ、くすみ、乾燥など、お肌のお悩みは人それぞれかと思います。『esthetic salon anthein』では、それぞれの肌悩みに対してメニューが用意されており、ピンポイントに働きかけて肌悩みを改善へと導いてくれます。オプションも充実しており、プラセンタ導入や角質除去、話題のヒト幹細胞培養液導入も加えることができますよ◎とにかくメニューの種類が豊富にそろっており、「ワントーン明るい肌になりたい」「毛穴汚れをしっかり落としたい」など、幅広い要望に応えてくれるエステサロンです。ヘッドスパから脱毛までトータルビューティーが叶うサロン『esthetic salon anthein』には、フェイシャル以外にも様々なエステメニューが用意されています。ヘッドスパをはじめとして、ボディエステ、バストケア、脱毛、マツエクも1つのお店で叶っちゃいます♪特にボディエステではメスを使わない痩身と言われる「ルミセルタッチ」を導入しており、その場でサイズダウンが実感できるとあって幅広い世代の女性から人気を集めているのだとか。どれも都度払いとなっているため、試しに1回だけ体験してみたいといった方も気軽に施術を受けることができます。オーダーメイドのブライダルメニュー『esthetic salon anthein』では、花嫁さんの要望に合わせてオーダーメイドのブライダルメニューも対応してくれます♪3か月前・1か月前から行うコースメニューも用意されており、理想のお肌やボディラインづくりをサポートしてくれるので、大事な式を前により綺麗な自分になりたい!という方にはおすすめ◎「美容液がお肌に合わずに荒れてしまった」などの失敗がないように、事前にしっかりとカウンセリングやアレルギーテストも行ってくれるので安心してお願いできますね!詳細は下記よりご確認ください。HPはこちら : 店舗情報はこちら : esthetic salon anthein の店舗情報店名:esthetic salon anthein電話番号:05052683033住所:岡山県岡山市中区藤原西町1丁目6-432F-A地図 : ※店舗情報詳細は下記リンクページよりご確認ください。esthetic salon anthein (高島駅/エステ)|Find ビューティー : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月29日1月28日に70歳の誕生日を迎えた三浦友和。中国の詩人・杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」から古希とも呼ばれるが、友和は70歳にして“類稀なる”活躍を見せている。中国の歴代興行収入で5位に輝き、昨年7月に日本でも公開された大ヒット中国映画『唐人街探偵東京MISSION』にヤクザ役として出演。さらに今年公開予定の出演映画『ケイコ目を澄ませて』(監督:三宅唱)が、2月10日からドイツで開催される第72回ベルリン国際映画祭の「エンカウンターズ部門」に正式出品されることも決定したばかり。同賞は20年より新設され、もし受賞すれば日本人監督では初めての受賞となる。友和は出品に際し、「小さな作品がベルリンに旅します。監督とスタッフ、出演者。我が子の旅立ちを誇らしく送り出します。より大きく育って皆さんに見て頂けるよう願っています」とコメントしていた。72年にドラマで俳優デビューしてから今年で50年。円熟の演技で存在感を増す友和だが、そんな友和の活躍をそばで支え続ける女性が。妻の百恵さん(63)だ。70年代、山口百恵として映画『伊豆の踊り子』(74年)や『赤いシリーズ』(TBS)などで絶大な人気を誇った彼女との共演を重ねた友和。“ゴールデンコンビ”として時間をともにするうちに、2人の関係は共演者から恋人へ。人目を忍んで交際を続けていた2人だが、79年10月のコンサートで百恵さんが突如、友和との交際を宣言。翌年3月には2人で婚約発表会見を行い、百恵さんは芸能界引退も発表したのだ。同年10月5日に百恵さんは日本武道館で最後のコンサートを行い、芸能界を引退。11月19日に2人で挙式。式には豪華な芸能人の面々が列席し、報道陣も詰めかけるなど国民的関心事に。そして百恵さんは“三浦百恵”としての人生をスタートしたのだ。84年に長男の三浦祐太朗(37)、85年に次男の三浦貴大(36)が誕生し、88年には東京・国立市に建てた白亜の豪邸での生活をスタートした友和。三浦家の主として俳優活動に邁進していたが、爽やかな二枚目俳優として絶大な人気を誇った彼にも不遇の時が。そんなときも友和を支えたのは、百恵さんだった。18年、本誌のインタビューに応じた友和は当時、自宅の売却も検討したことを明かした上で、百恵さんからもらった言葉をこう明かしていた。「10万円なら10万円の、千円なら千円の生活をするだけよ」その後、苦難を乗り越え、映画『台風クラブ』や『沈まぬ太陽』、ドラマ『流星の絆』(TBS系)など数々の名作に出演し、俳優としての地位を不動のものにした友和。百恵さんとの絆も弱まるどころかますます強めていく。結婚後、”百恵さんと一回も喧嘩をしたことがない“と公言し、明治安田生命が毎年行っている「理想の有名人夫婦ランキング」では15年連続1位を獲得し、20年に殿堂入りする快挙も達成した。本誌もそんな友和と百恵さんの“夫婦団らん”現場を何度か目撃。04年7月に2人で参院選の投票所へ向かう道中、雨が振り始める。すると、友和が持っていた傘をさっとさし、百恵さんと相合い傘をしながら仲睦まじく投票所へ。17年にはデパートへ買い物に向かう姿や友和の誕生日に映画館でデートする姿なども目撃している。そのころ、自宅の同じ敷地内にある別棟に住む友和の両親の介護もしていた百恵さん。友和はそんな百恵さんへの感謝を本誌のインタビューでこう口にしていた。「2人とも認知症ではないし、トイレも自分でいけますが、要介護1ですから、妻が食事の世話をしています。ただ、塩分制限などもあるので、週3回くらいは、夕食だけ宅食を頼んだりしています。姉夫婦もちょくちょく顔を見せては世話をしてくれています。それでも妻は大変ですよ。病院は、妻が車で連れていっています。介護で自分の時間が削られるだけでもストレスになっているはずですから、ここは相性ですませず『ありがたく思っている』と、言葉に出して伝えています。なるべく妻が楽に介護できるようにしたい。それが夫の務めです。下の世話が始まったら、施設に入れることも今から考えています」百恵さんの愛を受け、友和は喜寿、傘寿になっても活躍し続けることだろう――。
2022年01月28日岸井ゆきの、三浦友和共演の三宅唱監督作『ケイコ 目を澄ませて』が、2月10日からドイツで開催される第72回ベルリン国際映画祭<エンカウンターズ部門>へ正式出品されることが決定した。本作は、元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を基に、岸井ゆきの演じる耳が聞こえないプロボクサー・ケイコと、三浦友和演じる視力を失いつつあるトレーナー・笹木の交流を描く。本作が出品される<エンカウンターズ部門>は、2020年より新設されたコンペティション。新しい視点を含む大胆な作品や革新的な監督の発掘に重きを置き、優れたインディペンデント作品や多様性のある物語が選出されている。監督を務める三宅唱は、2019年に『きみの鳥はうたえる』が第69回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品されており、監督作としては2回目のベルリン国際映画祭への出品。本作が受賞すれば同賞で初の日本人監督の受賞となる。速報と併せて場面写真も解禁。二人三脚でトレーニングに励む主人公・ケイコとジムのトレーナー・笹木を切り取り、ケイコの強いまなざしが印象的な1枚となっている。セコンドの指示もゴングの音も聞こえないケイコと、ケイコの実力と可能性を誰よりも信じる笹木。言葉を超えた2人の関係性が繊細に写し出されている。●岸井ゆきの コメント『ケイコ 目を澄ませて』がベルリン国際映画祭のエンカウンターズ部門に選出されました。映画が好きで、すがりついて、幾度となく救われてきました。その舞台に俳優として立てるということ、言葉では言い表せない熱いものがあります。ひとまず、嬉しくて嬉しくて溢れんばかりの感謝となみだ。海を越えて言語を超えて、皆様に届きますように。●三浦友和 コメント小さな作品がベルリンに旅します。監督とスタッフ、出演者。我が子の旅立ちを誇らしく送り出します。より大きく育って皆さんに見て頂けるよう願っています。●三宅唱監督 コメント国際映画祭とは、普段は異なる環境や言語で生きる人々がともに、スクリーンに映るもう一つの宇宙をはじめてみつめる、出会いや遭遇の場でもあると受け止めています。本作は製作中からたくさんの新たな出会いに恵まれました。このたび初上映となる機会に冠された「エンカウンター」という言葉に、良い縁を感じています。多くの方が、最高に素晴らしい役者たちに出会い、驚く日が楽しみです。●ベルリン国際映画祭アーティスティック・ディレクター カルロ・シャトリアン コメント三宅唱監督の新作映画は、無駄なものを削ぎ、私たちの社会の中心に横たわる何か、つまりすべての人が限界を超えてでも自分を表現できる可能性を描いた映画だと感じます。主人公・ケイコの強さと、彼女の演技の緻密さに心を動かされ、田舎ではなく都会でもない、輪郭がぼやけ始める町を舞台に繰り広げられる人間の生活や、ドラマの語り口に強く訴え掛けられ、驚かされました。『ケイコ 目を澄ませて』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ケイコ 目を澄ませて 2022年全国にて公開予定©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2022年01月20日「マリトッツォ」や「イカゲーム」など、新たなブームが次々と起こった2021年。そんななか、異例の再ブームを巻き起こしたのが山口百恵だ。三浦友和(69)との結婚を機に、80年10月に芸能界を引退し、今は三浦百恵さん(62)として生活を送っている。しかし、今年1月30日に放送された『伝説のコンサート“山口百恵 1980.10.5 日本武道館”』(NHK総合)の視聴率が、再放送ながら8.6%と高視聴率を記録。その後、Spotifyといったストリーミング配信サービスでは再生回数が急上昇、映像作品などの売上も伸びるなど、令和でも改めて“百恵人気”の凄まじさを見せつけたのだ。本誌は1972年のデビュー時から百恵さんを追いかけてきた。そこで、秘蔵写真とともに令和でも人気を博す山口百恵の魅力の秘密に迫りたい。伝説のオーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ)で20社から指名を受け、73年に女優、歌手としてデビューした百恵。意外にもデビュー直後から順調だったわけではなく、翌年発売の過激な歌詞を題材にした「青い果実」や「ひと夏の経験」のヒットで、徐々に人気を集めるように。そして、74年に主演した映画『伊豆の踊り子』で運命の出会いを果たす。それが後に夫となる三浦友和だ。2人はTBSの『赤いシリーズ』や数々の映画で“ゴールデンペア”として共演を重ねていく。その後は女優だけでなく、歌手として『横須賀ストーリー』(76年)、『プレイバックPart2』(78年)と次々に代表曲を発表し、78年の『第29回NHK紅白歌合戦』では史上初の10代にして紅組のトリを務めるまでに。まさに、一挙手一投足が社会現象となる人気ぶりだった。しかし、79年10月、日本中に衝撃の報せが。コンサート中に突如、友和との恋人宣言を発表。それからわずか5カ月後の80年3月には、会見を開き友和との婚約を発表しただけでなく、その年をもって芸能界を引退することも宣言したのだ。そして、満を持して同年10月5日に行われたのが今年再放送もされた日本武道館での引退コンサートなのだ。大勢のファンはもちろん、西城秀樹さん(63)や和田アキ子(71)といった親交のある芸能人たちも続々と駆けつけたまさに“伝説の最後”。しかし、実は直前にあるトラブルが。ファンの間では都市伝説的に語られていることだが、網羅的にベストヒットを求めたコンサートのプロデューサーと、最新アルバムの曲を中心に歌いたかった百恵さんとの間で対立が起こっていたというもの。引退コンサートの構成を担当した演出家の宮下康仁さんは、「それは事実です」と認めた上で、今年1月、本誌にこう打ち明けていた。「百恵ちゃんは、『横須賀ストーリー』より前の歌はあまり歌いたくなかったんです。ですから当初、デビュー当時の曲はまったく入っていませんでした。そこでTBS側が百恵ちゃんと親しい人を介して説得しようとしたんです。すると百恵ちゃんを『私の大事な友達をなんだと思ってるの!』と余計に怒らせてしまって。百恵ちゃんは『もう放送はいらない』とまで言ったんです。最終的に私がなんとか説得して百恵ちゃんも『わかった』ということで収まりました」そんな騒動を乗り越え、コンサートではマイクをステージ中央にゆっくりと置き、悠然と舞台から去って自ら伝説の幕を降ろした百恵。しかし引退し、山口百恵から三浦百恵さんになっても、人気は衰えるどころかますます“憧れの的”として注目を集めていく。引退後もメディアからの出演オファーが殺到し、その度に固辞してきた百恵さんだが、公の場に姿を見せたことが。その一つが、1986年に行われた原辰徳(63)の結婚式。黒のシックなドレスで式に参加した百恵さんだが、久しぶりの公の場ということもあって取材陣も殺到するなど、大賑わい。19年7月に出版されたキルト作品集『時間の花束 Bouquet du temps』(日本ヴォーグ社)は異例の20万部を突破している。プライベートではおしどり夫婦として芸能界の頂点に君臨。明治安田生命が行っている「理想の有名人夫婦」では友和とともに15年連続で1位に輝き、殿堂入りする快挙を達成していた。本誌も04年に友和と相合い傘をしながらデートする姿や、今年1月には結婚した長男・三浦祐太朗(37)を実家で温かく迎え入れる姿も目撃している。昭和、平成、令和と3世代を跨いで愛され続ける百恵さん。その伝説はまだまだ終わらなそうだーー。
2021年12月10日株式会社フィルモアファーイースト(本社所在地:東京都品川区、代表取締役:早川洋二)は、芸能活動33周年を迎えた榊原利彦主演の朗読劇『高島嘉右衛門列伝 横濱之龍神』が、横浜関内ホール・小ホールで、2021年10月26日、27日に開催されることをお知らせします。高島嘉右衛門列伝 フライヤー1昨年来、新型コロナウイルスの影響によって多くのエンタテインメント活動が延期や中止を余儀なくされましたが、今回、文化活動の継続をはかるべく、文化庁の芸術活動支援事業「AFF(ARTS for the future!)」の協力を得て公演を企画。“Fill More Far East Inc.Produce Vol.2 朗読劇『高島嘉右衛門列伝 横濱之龍神』”を上演いたします。横浜の父!高島町の名前の由来にもなったと言い伝えられており、幕末から明治にかけて活躍した実業家。横浜の埋め立てやガス灯建設などで功績を残し、一方では易(えき)の専門家として占術を自らの行動の指針とし、親交のあった多くの政治家にも助言していた人物。脚本は榊原玉記が新たに執筆。主演・演出は榊原利彦が手掛け、変革する横濱の行く末を総勢10人の役者たちが複数の人物を演じます。榊原利彦は、今年4月からは地元横浜の「マリンFM」で第1、3、5金曜日のお昼から『サカキバLIFE』のパーソナリティを担当。歯に衣着せぬ物言いがリスナーから反響を得ている。7月には国の特別史跡指定50周年と特別名勝指定30周年を迎える福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で一乗谷を舞台にした演劇「七慟伽藍(しちどうがらん)」の奉納公演が行われた。2006年より主宰・演出する劇団レッドフェイス(現・THE REDFACE)を旗揚げし、コンスタントに公演を行なっている。これまでの映画、舞台のほか今年は動画配信やラジオ番組など積極的に活動の場を広げており、今後のさらなる飛躍をどうぞご期待ください。■『高島嘉右衛門列伝 横濱之龍神』公演詳細日程:2021年10月26日(火)、27日(水)劇場:横浜関内ホール・小ホール公演開始 18:30~20:00/開場 18:00出演:榊原利彦・山口仁・串間太持・川本淳市・三井伸介河田直樹・小黒雄太・高橋孝輔・高柳さち子・西村功貴脚本:榊原玉記演出:榊原利彦【好評発売中】全席指定席 6,600円CoRich予約サイト : PassMarket 予約サイト: Fill More Far East Inc.ホームページ THE REDFACE公式ホームページ ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。■会社概要商号 :株式会社フィルモアファーイースト(Fill More Far East Inc.)代表者 :代表取締役 早川洋二所在地 :(本社)〒141-0021 東京都品川区上大崎2-15-19 アイオス目黒駅前 520号(営業所)〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町14-5 メローナ日本橋804設立 :2006年3月事業内容:音楽出版・アーティスト等の育成ならびにマネージメント 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月18日映画『唐人街探偵 東京MISSION(原題:唐人街探案3)』(7月9日公開)の公開直前イベントが24日に都内で行われ、妻夫木聡、鈴木保奈美、浅野忠信、三浦友和が登場した。同作は中国の大ヒット映画。国際的に事件を解決してきたチャイナタウンの探偵コンビ、タン・レン(ワン・バオチャン)とチン・フォン(リウ・ハオラン)が、日本の探偵・野田昊(妻夫木聡)から難事件解決への協力を依頼されて東京に飛び、東南アジアのマフィアの会長の密室殺人事件で、犯人として起訴されたヤクザの組長・渡辺勝(三浦友和)の冤罪証明に挑む。他トニー・ジャー、長澤まさみ、染谷将太、鈴木保奈美、奥田瑛二、浅野忠信、シャン・ユーシエンが出演する。作品にかけた「探偵に解決してほしいこと」をというトークテーマに、妻夫木は「本当に、コロナを解決してほしいですよね。それが1番」と言いつつ、「どうやったら宣伝で映画がヒットするのか、解決してほしいですね。方程式さえあれば毎回やるじゃないですか」と会場の笑いも誘う。鈴木は「探偵はなくしものを探してくれるかなと思うので、今朝なかった黒いスカートを探してほしいんです」と身近な悩み。「黒いシャツを着て、お気に入りの黒いスカートを履こうと思ったらどこを探してもない。そのまま上は黒いシャツで下はスカートをこれから履く状態で探して……想像しないでください! しばし探して『こんなことしてちゃいかん』と思って、別の洋服に着替えました」と明かした。浅野は「僕は探偵に依頼したことがあって。祖父がアメリカ人でちょっとした情報しかわからなくて、探偵に電話して、断られました。『無理です』と言われました」と苦笑。また三浦は「ずっとおかしいなと思ってるのは、何で、オリンピックをやる気になってるのかな、あの人達。政府関係者ですよ」とチクリ。「理由を話してくれない。ずっと謎で、理由を教えてくれ。なぜなんだろう。これを何とかしてほしいと思います」と締めくくった。
2021年06月24日女優の高島礼子(たかしま・れいこ)さんが、2020年6月3日にラジオ番組『春風亭昇太と乾貴美子のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)に出演。ドラマの撮影中に起こった恥ずかしいエピソードを語っています。 #春風亭昇太 #乾貴美子 のラジオビバリー昼ズ!!本日のゲストは #高島礼子 さん!! 高島さんが過去にやってしまった撮影現場での事件簿ベスト3とは・・・?聴き逃した人はラジコのタイムフリーで #ビバリー昼ズ pic.twitter.com/hquGAuXVCs — ラジオビバリー昼ズ (@hills1242) June 3, 2020 高島礼子、大事なシーンで赤っ恥…過去に放送されたドラマ『金田一耕助ファイルII 獄門島』(テレビ東京系)に出演していた高島礼子さん。劇中のクライマックスシーンを撮影している時、思わず赤面してしまうような恥ずかしいことが起こったといいます。泣くようなシーンで、そのシーンの撮影はピリッとしてたんですけど、私のお腹が鳴っちゃって。しかもぐぅ~とかじゃなくて、おならみたいな音が鳴って…。しかも、現場にいた共演者たちの間で音の犯人探しが勃発!同ドラマの主演俳優・上川隆也さんが「金田さんやめてくださいよ」と、同じく俳優の金田明夫さんを疑います。そこで高島礼子さんは金田明夫さんの人柄を信頼し、うまく流してくれるのではないかと期待したそうですが…。金田明夫さんって、そういう時に「あ~すいません、すいません」とかいって、明るくやり過ごしてくれそうな人なんですよ。だから「そういってくれないかな~」と期待してたんですけど、意外と険しい顔で、金田さんが「僕じゃありません」って。その後、高島礼子さんは正直に「すいません、私です」と名乗り出たそう。「もう本当に恥ずかしくて」と当時の気持ちを振り返り、終始笑いが止まらないようでした。このエピソードに、ファンは「面白い」「笑っちゃいました」と大盛り上がり。「鳴っちゃダメっていう時に鳴るよね」と共感を示す声も寄せています。・そんな大事な時に鳴らなくてもねっていう時がある!・高島礼子さんの意外な一面が知れてラッキー。面白かったです!・緊張したら、鳴りますよね。止め方が知りたいです…。ちょっぴり恥ずかしいエピソードを明かした高島礼子さん。「照れる姿もかわいらしい」と大好評だったようです。高島礼子の元夫・高知東生の現在に驚き介護中の父について語ったことは[文・構成/grape編集部]
2020年08月04日都内各地で桜が満開となった3月下旬のある日。東京・国立市にある施設へ向かっていくのは三浦友和(68)。自宅近くということもあってか、スタッフと思しき男性と歩いてやってきたようだ。高齢者の人材派遣を行っている施設だが、友和が訪れた理由について施設を利用している男性はこう語る。「施設の設立40周年の記念誌を制作しており、会長の特別対談を行うことになったそうです。そこで対談相手として長年、国立で生活している三浦さんにお願いしたといいます。三浦さんも国立に住まれてから40年近く経つこともあり、『せっかく話を頂いたのでぜひ』と快く引き受けてくださったみたいです」友和は中高時代を隣の立川市で過ごした。だが‘80年に百恵さんと結婚してからは国立市で生活するなど、この地域と深い繋がりを持つ。現在は百恵さんとともに二世帯住宅で90歳を超える両親との介護生活を続けている。それゆえ、地元への愛着はひとしおのようだ。「対談では三浦さんの中高時代の昔話や、国立との馴れ初めなどの地元話で盛り上がったそうです。三浦さんは『国立大好きですよ』と感慨深そうに話していたといいます」(前出・男性)さらに友和は地元のため、“男気”を見せた。「忙しいなか対談に参加してくれただけでなく、ノーギャラで引き受けてくださったそうなんです。三浦さんの男気に、施設の人もとても感謝していましたよ」(前出・男性)友和の”恩返し”には、地元住民も胸を撃たれたことだろう。
2020年04月03日映画『AI崩壊』(2020年1月31日公開)の完成報告会見が17日に都内で行われ、大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和、入江悠監督が登場した。同作は2030年を舞台に、天才科学者・桐生浩介(大沢)が開発したAIが突如として暴走し、日本中がパニックに陥る様子を描く。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴などの国民の個人情報を完全に掌握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始める。同作の感想を聞かれた広瀬は、「台本を読んだときに想像がつかないことが多かったんですね。現場に行っても、CGが多いのでずっとグリーンバックで、岩田さんもずっとグリーンバックに向かって喋ってたし、どうなるんだろうと思ってたんですけど、完成を見るとスケールが大きくて迫力があって、素直に『わあ、すごい』と感動してしまいました」と感想を語る。また「大先輩のみなさんとご一緒するシーンは、緊張しましたね。初日の前日は眠れなかったです」と撮影を振り返ると、バディ役の三浦は「1番一緒にいたのは広瀬くんでしたけど、初日にインフルエンザでスケジュールが変わって、最後『終わりかな』という時は、胃腸炎で……」と暴露。広瀬は人差し指で「シー!」とジェスチャーをしていたが、「めったに体調を崩さないんですけど、なぜか2カ月連続でやってしまいまして、本当にたくさんご迷惑を……」と苦笑。三浦からの「嫌いだったのかな?」という冗談に、「違います! そんなことはございません! 大好きです」と弁解する。三浦は改めて広瀬について「本当にやりやすかったですよ。年上とか、垣根を作らない、いい感じの入って来方をしてくれる女性なので、芝居もすごくやりやすかったです」と称賛していた。
2019年12月17日8月13日、川崎市にある霊園で住職の読経が響きわたっていた。この日、高島忠夫さん(享年88)の四十九日法要が営まれていたのだ。墓前で手を合わせていたのは、高嶋政宏(53)と親戚と思しき数人。弟の高嶋政伸(52)は仕事だったのか不在で、代わりに妻が参列していた。だが、忠夫さんに寄り添い続けた妻・寿美花代さん(87)の姿はなかった――。さかのぼること約2時間前。都内にある忠夫さんの自宅では、喪服を着た人たちが集まっていた。食卓を囲んでの思い出話に花が咲いたのだろう。途中、政宏が参列者にふるまうお酒を買い足しに行く一幕もあった。「自宅には、忠夫さんと仲の良かった人たちや事務所関係者が集まっていたそうです。妻の寿美さんもいたそうですが、もう高齢ですからね。この猛暑のなか、外に出るのは心配です。そのため、お墓までついて行くことは断念したのです。夫を亡くした悲しみも、まだ癒えていないのだと思います」(芸能関係者)寿美さんは忠夫さんが6月26日に亡くなった際も、ショックのあまり火葬場へ行けなかったという。当時、政宏は本誌の取材にこう語っていた。「落ち着いていたように見えた母ですが、父を失ったのはつらかったのか、火葬場には来なかったんです。『火葬場には行けない、行きたくない』と。『(亡きがらを)焼くのは、物質的なことにすぎないから。お父さんとは気持ちと気持ち、心と心がつながっているのだから、家でお父さんのことを思っている』、そんなことを言っていました」政宏はその後、母との距離をこれまで以上に縮めていたようだ。一部週刊誌で、政宏は寿美さんとの“母子同居”を告白。忠夫さんの自宅敷地内には2つの戸建てがあり、片方に寿美さんが住んでいる。そして、もう片方に政宏夫妻が暮らし始めたのだという。そんな彼はこの日も母のかわりに、最後まで切り盛りしていた。照りつける太陽のもと、読経は10分ほど続いた。日差しよけのパラソルがあるものの、かなりの気温。だが政宏は静かに目をつぶり、手を合わせている。それが終わると住職にお礼を告げ、年配の関係者らを駐車場まで連れていく。そして車に乗ると、再び寿美さんの待つ自宅へ戻っていった。大黒柱なき後も 高島家を支え続ける息子。その姿を、天国の忠夫さんは喜んでいるはずだ。
2019年08月21日高島忠夫さんが老衰のため6月26日に死去したと発表された。88歳だった。高島さんは51年に新東宝第1期ニューフェイスとなり、52年の映画「恋の応援団長」でデビュー。62年の「キングコング対ゴジラ」などの「ゴジラ」シリーズや96年の朝ドラ「ふたりっ子」(NHK総合)への出演でも知られている。また「クイズ・ドレミファドン!」(フジテレビ系)などのクイズ番組で司会を務め、「ゴールデン洋画劇場」(フジテレビ系)では映画の名解説が評判を呼んだ。私生活では63年に寿美花代(87)と結婚し、70年から96年まで料理番組「ごちそうさま」(日本テレビ系)の司会を夫婦で26年間担当した。また65年には次男・高嶋政宏(53)が、66年には三男・高嶋政伸(52)が誕生。2人はともに俳優の道を選んだため、“高島ファミリー”としてお茶の間で親しまれた。各メディアによると政宏は「母曰く最後は眠るように旅立っていった、のがせめてもの救いです」とコメントし、政伸は「穏やかな最期を迎えられましたのも、長きにわたり父、高島忠夫を応援して下さった皆様のおかげだと思います。心より感謝を申し上げます」と感謝しているという。高島さんは90年6月には本誌に登場。“高島ファミリー”の活躍ぶりに「皆さんに“息子さんがご活躍でいいですネェ”と言われるんです」「政宏も政伸も、もう最高の親孝行をしてくれています」と語っていた。公私ともに順風満帆だったが、晩年は病と闘い続けた。パーキンソン病を患い、10年には不整脈で心臓のペースメーカーを付ける手術も受けたという。98年には「うつ」を発症。その闘病記「『うつ』への復讐」はドラマ化するほどの反響を呼んだ。07年2月、本誌で高島さんと寿美はその苦しみを語っている。高島さんの「うつ」が特にひどかった当時、寿美は高島さんの自殺を恐れ「家中の刃物をすべて隠し、風呂の水は必ず抜いた」という。経済的にも追い詰められ、「お金も地獄、病も地獄」と回想。さらにこんなエピソードを明かしていた。高島さん(以下・高)「それまではお金のことは全部、ぼくと税理士さんでやってたからね」寿美(以下・寿)「どこにいくらあるかもわからない。通帳さえ見たことがなかったから」高「うつのせいなんでしょう。ボーッとした頭である日“家には一銭もお金がない”“借金がある”って突然思い込んでしまって。みんなにそう伝えてね」寿「そうそう。私も“家、売らなあかん”って本当に心配した。いまさら街角に立ってみたところで、もうどうしようもない年だし(笑)」そんな高島夫妻を助けたのはやはり“ファミリー”だった。政伸が銀行を周り「あそこの銀行に口座があった、こっちにもあった」とお金を見つけ出してくれたという。家族に支えられ、「うつ」に立ち向かった高島さん。寿美も「私自身も本当に辛い時期がありました。頑張りすぎてストレスがたまって」とサポートする苦しみを明かしていたが、離婚については「そんなこと、考えたこともないです」と語った。さらに「介護は財産だった」とも明かしている。寿「『ごちそうさま』を26年やらせていただいて、私がしゃべったのなんて数えるほど。それぐらい忠夫さんは、よくしゃべってた」高「この人、横で頷いてるだけでしたよ。それがいまや、僕の代わりに仕事して、税金のことも家のことも全部やって。ホントに感心します」寿「生まれ変わったのかもね(笑)。それぐらい、介護の経験は私のすごい財産になりましたから」高島さんが「いまの家内だったら、ぼくが死んでも平気ですよ」と話したところ、「いや、それはこたえる。やっぱり忠夫さんがいての私なんだから。1人になったら、それこそ私の方がうつになってしまうかもね」と語っていた寿美。そんな彼女を高島さんは、これからも空から見守ることだろう。
2019年06月28日俳優の高島忠夫さんが26日に老衰で亡くなったことを受け、次男で俳優の高嶋政宏、三男で俳優の高嶋政伸が28日、所属事務所を通じてコメントを発表した。忠夫さんは26日の13時1分、自宅にて息を引き取った。88歳だった。通夜・葬儀告別式については、妻で女優・寿美花代の「最期は家族で見守りたい」という希望により、27日に家族のみで密葬を執り行った。お別れ会などの予定はないという。■高嶋政宏病院からの、あと5分後にご家族集まってください!のエマージェンシーコールが頻繁にあるようになったのが2年前。その度に全身が総毛立つような感じにはなりましたが、ここ数カ月、寝たきりの状態が多くなり、呼吸も弱まり、母曰く最後は眠るように旅立っていった、のがせめてもの救いです。マスコミそして父のファンであった皆様、報告が遅くなりましたことお許しください。ありがとうございました。■高嶋政伸父は、最後まで明るく良く通る声で笑ったり、話したりしながら、大好きだったフリオの歌声に包まれて、本当に穏やかに旅立ちました。このような穏やかな最期を迎えられましたのも、長きにわたり父、高島忠夫を応援して下さった皆様のおかげだと思います。心より感謝を申し上げます。
2019年06月28日モトーラ世理奈、西島秀俊、三浦友和、西田敏行が出演する映画『風の電話』の製作が決定。4月中旬にクランクインし、2020年初春に公開される予定だ。本作は、いまは亡き大切な人と想いをつなぐ電話として、新聞やTVなど数多くの媒体で取り上げられてきた“風の電話”をモチーフにした映画。岩手県大槌町の小高い丘の上にあるこの“風の電話”は、佐々木格氏が死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから、自宅の庭に白い電話ボックスを設置し、ラインの繋がっていない黒電話を置いた。東日本大震災以降、いまは会えない家族や友人に心で話すこの“風の電話”には、3万人にものぼる人々が訪れている。映画では、ひとりの少女が広島から故郷の岩手に帰り、“風の電話”にたどり着くまでの道程を描く。そんな本作で主人公・ハルを演じるのは、モデルであり、『少女邂逅』『21世紀の女の子』など女優としても活動するモトーラ世理奈。また、ハルと行動を共にする森尾を、先日放送終了した「メゾン・ド・ポリス」でのエプロン姿が話題となり、現在放送中の「きのう何食べた?」も好評の西島秀俊。そして旅の途中で出会い、ハルに影響を与える重要な人物として、三浦友和、西田敏行が出演する。監督は、日本映画としては『H story』以来、18年ぶりにメガホンをとる諏訪敦彦。「『風の電話』は岩手県大槌町の丘にひっそりと置かれています。わかりやすい標識や、案内図はなく、『さあ、自分の力でここまでやっておいで』と私たちに旅を誘っているかのようです。熊野詣での時代から、旅は生まれ変わるための再生の行為です。私たちも傷ついた主人公ハルの魂とともに、『風の電話』を目指して旅をしてみようと思います」とコメントしている。『風の電話』は2020年初春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月11日「夫婦割で2枚、お願いします」映画館のチケット売り場で、こう口にした三浦友和(66)。隣にそっと寄り添うのは、妻の百恵さん(60)だ。友和が財布から“夫婦割”の料金2,200円を取り出しチケットを受け取ると、百恵さんと2人で館内に消えていった――。実はこの1月17日は、百恵さんの60歳の誕生日だった。「友和さんは、百恵さんの誕生日とその前日の2日間、オフを取ったそうです。かなり前からスケジュールを調整していたみたいで、この2日間をどうしても百恵さんのための特別な日にしてあげたかったのでしょう」(三浦家の知人)百恵さんにとって“60歳”という年齢には特別な意味がある、と友和は今年1月の本誌のインタビューでこう明かしている。《60歳は、妻にとっては母親が亡くなった年齢でもあります。それだけに60歳への思いが強いのか、すごく重く捉えているようです。誕生日には何かしてあげようと思っています。息子たちもそのつもりでいるようです》(19年1月1日・8日合併号)亡き母の享年と同じ年齢になる誕生日。還暦を無邪気に喜べない百恵さんを少しでも明るく祝ってあげたいと、友和はデートに連れ出したに違いない。とはいえ2,200円の映画デートは、“還暦祝い”にしてはカジュアルな気が――。「21歳の若さで結婚・引退した百恵さんは当時、『稔さん(友和の本名)と幸せな家庭を作って、普通のおばさんになりたいんです』と語っていました。それから現在に至るまでずっと“普通であることがいちばん幸せ”という強い思いがあるんです。そんな百恵さんの信念を深く理解している友和さんは、還暦祝いでもあえていつもどおりのデートにしたのでしょう。それこそ百恵さんがいちばん喜ぶことですからね」(前出・知人)特別な記念日だからといって、大々的なサプライズパーティーを用意したり、高価なプレゼントを贈ったりといった派手なことはいっさいしない。さりげなく過ごせる姿に、三浦夫妻のゆるぎない絆の強さが伝わってくる。こうした友和の気配りには、自分の両親を献身的に介護してくれる百恵さんへの感謝の気持ちがあった――。「ともに90歳を超えたご両親はいま、友和さん夫妻の自宅に同居しています。百恵さんは義父母のために介護の勉強も始め、食事や身の回りの世話などすべて百恵さんが担ってきました」(前出・知人)友和は前出のインタビューでこうも語っている。《妻は大変ですよ。病院は、妻が車で連れていっています。介護で自分の時間が削られるだけでもストレスになっているはずですから、ここは相性ですませず『ありがたく思っている』と言葉に出して伝えています》(同)誕生日や記念日などの特別な日だけではなく、友和は“何でもない日”でも百恵さんへの恩返しを忘れない。「家事や介護のストレスを少しでも和らげようと、休みの日は以前に増してデートに出かけるように心がけているようです。家にいる日も晩酌をしながら夫婦で語り合う時間は必ず作るようにしているといいます。最近2人は日本酒にハマっていて、料理上手な百恵さんがおいしいおつまみを作ってくれるのだとか。友和さんはこういうときも『いつもおいしいよ、ありがとう』とさりげなく百恵さんを褒めているそうです」(前出・知人)この日、映画を見終わり、お互いの感想を楽しそうに語り合っていた三浦夫妻。その左手薬指には、10年に1度新調するというおそろいの結婚指輪が、真冬の夕日を浴びて光っていた――。
2019年01月23日