「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」が3月2日(木)に北海道夕張市で開幕。開会式を前に行われた歓迎セレモニーでは、審査員を務める武田梨奈、初の長編監督作が上映される斎藤工らゲストが雪上のレッドカーペットに登場し、約200名の市民の歓声を浴びた。2014年に新進俳優に贈られる「ニューウェーブアワード」を受賞するなど、既に同映画祭の“常連”となっている武田さんは今回、歴代最年少審査員(インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門)として凱旋!沿道からの「梨奈ちゃん!」という声援に笑顔を浮かべていた。今年のニューウェーブアワードに輝いた足立梨花、駿河太郎は、初めて映画祭を訪れるゲストにも「おかえりなさい!」と声を掛けるゆうばり流の熱い歓迎に笑顔で手をふっていた。そんな多彩なゲストの中でも、特に子ども連れの若いお母さんたちを中心に、ひときわ熱烈な黄色い声援を浴びていたのが斎藤さん。過去には出演作や監督短編作を携えて同映画祭の舞台挨拶に登壇したことや審査員を務めたが、今回はいまをときめく高橋一生らをキャストに迎えた初の長編監督作『blank13』を携え来場。同作に出演している村上淳と共にレッドカーペットを歩いた。斎藤さんの姿を見た市民の間からは黄色い歓声が。斎藤さんと言えば、昨年末に出演したバラエティ番組「絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」(日本テレビ系)で“サンシャイン斎藤”として、体を張ったネタと「ジャスティス!」の決めぜりふで大きな話題を呼んだが、斎藤さんをひと目見ようと沿道で待つ市民からはまさかの「ジャスティス!」という声もちらほら…!続いて同日夜に開催された開会式で、ニューウェーブアワードの授賞式に登壇した駿河さんは「(受賞の)お話を聞いて、僕は今年39歳になるので“ニューウェーブ”ということで、嬉しい半面、僕でいいんかな?という気もしました(笑)」と語り笑いを誘う。さらに「映画が好きで、俳優を始めたのは遅いけど、お芝居を楽しく感じながら仕事させていただいているので、そんなときにこうして、目に見える賞がいただけて嬉しい」と喜びを語った。足立さんは「映画祭で賞をいただくのが初めてで、緊張してたんですが、ここに着いてたくさんの方に『おかえりなさい』と言っていただき、緊張が解けました」とニッコリ。足立さん、駿河さん共に今年の映画祭では出演作の上映はないが、来年以降の自分の出演作品を携えての再訪を誓っていた。また、同部門クリエイター部門は、国内外で活躍するアニメーション監督の静野孔文が受賞した。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭は3月6日(月)まで開催。全84作品が上映される。協力:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会(text:cinemacafe.net)
2017年03月02日「好きな人からはいつも友達としてみられてしまう・・・」そんな悩みを抱えている女性もいるのではないでしょうか?仲のいい男の子はいても、恋愛対象としてみてもらえないと「私ってそんなに女として魅力がない?」なんて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。一方で、男友達からもラブコールの絶えないモテ女子もいます。彼女たちは決して美人というわけではありません。実は彼女たち、男性たちをドキッとさせる「ラブムード」の作り方がうまいのです。ここでは、モテ女子たちにラブムード作りのコツを聞いてみました。■■すべての男性を坂口健太郎だと思って振舞う「相手によって態度を変える女の子はモテない。私は、タイプな人にもそうじゃない人にも平等に振舞うようになってから、急にモテだした。恋愛対象になりたいなら、まずは自分からどんな男性にも坂口健太郎だと思って対応することが大事!」(20代/IT)非モテ女子にありがちなのが、自分のタイプの男性にしか女を見せないパターンです。ほかの男性には適当に接している姿、実は好きな彼にもバレています・・・!男性すべてを坂口健太郎、もしくは斎藤工、もしくは高橋一生だと思えば、つねに100%のかわいい自分で振る舞えるはずです。タイプでない人にも同じように男性として接することで、女としての魅力にも磨きがかかり、ラブムードのスイッチが入りやすくなります。■■プライベートな話をする「いいなと思った男性の前では、結構プライベートなところも突っ込んじゃいます。もちろん自分の話もするし、相手の話も聞きます。“元カノはどんな子だったの?”とか“どんな子と付き合いたい?”とか。自分が異性として接していることが伝われば、相手からも異性として接してもらえますよ」(20代/学生)なかなか聞きにくいプライベートの話。共有すればするほど仲良くなれます。ここで大切なのは、プライベートのなかでも「恋愛」の話をすること。好きなタイプや、こんな人と付き合いたいなどの話を共有することで、相手からも友達以上に異性として見てもらえるでしょう。■■2人きりの世界に持ち込む「友達のモテ子をみていたら、男性と2人の世界に持ち込むのがうまいな~って。それから私も飲み会では、気に行った男性と2人の世界に持ち込むように頑張ってます。共通点を見つけて盛り上がるのがコツ」(20代/学生)モテ女子は、相手に特別感を与えることが上手です。「私にとってあなたは特別♡」と思わせるように、2人の世界にぐいぐいと引っ張っていくには、「共通点を見つける」のが最短ルート。笑顔で共通の話題を盛り込めば、付き合いたい女性のポジションに食い込むことができるでしょう。ほかにも、「秘密を共有する」などもおすすめです。■■上手に突っ込んでじゃれあう「男性に上手に突っ込める子ってモテてるなぁって。一見友達みたいなんだけど、ボディタッチもしつつじゃれあう感じで振舞っていると、男友達からも女として見てもらえるんですよね。やっぱりボディタッチは大切!」(20代/広告代理店)男性が理想とする彼女とのやりとりは、「もうやだ~」というじゃれあいです。そのためにも、ボディタッチ込みで上手に突っ込むように特訓しましょう。また、男性から突っ込ませるように上手にボケることやスキを作ることも大切です。■おわりにラブムードを作りだすのが上手な女子は、男性からモテます。ルックスの良しあし以上に効果があるので、いつも友達として見られてしまうと悩んでいる人はぜひ意識してみてくださいね。(小林リズム/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月01日突然ですが、みなさん、血は足りていますか?本日発売の『anan』(マガジンハウス)を見て鼻血が止まらない!なんて女子も多いんじゃないかと。だってあの高橋一生さんがヌードグラビアに初挑戦したわけですから。甘く濃厚なキスシーンにベッドシーン!これはたまらん…!■高橋一生ブーム、到来!さて、『おんな城主 直虎』(NHK)、『カルテット』(TBS系)と人気ドラマへの出演が相次ぐ、実力派俳優の高橋さん。その昔『耳をすませば』の聖司くんの声を演じたことでも知られています。以前から映画やドラマ、舞台に数多く出演していましたが(『キル・ビルvol.1』とか!)ここに来て、塩顔男子ブームも相まってか一気にブレイクした感じですよね。ほどよいイケメンだし、カメレオン俳優と呼ばれるほどに演技力が高いし、声もステキだし…と魅力満載ですが、もともとの印象としては知る人ぞ知るタイプの役者さん。まさかこんなにキャーキャー言われる日が来るなんて!と本人も周囲もびっくりしているのではないでしょうか。■高橋一生が持って生まれた星は?いい意味で地味なイケメンである高橋さんは、なぜ今、ここまで世の女性たちに愛されているのでしょう。彼はどんな星の下に生まれたのか…150以上ある星相タイプで性格・相性・運勢が詳しくわかる島田秀平さん監修の占いサイト『星相』で占ってみました。高橋 一生(1980年12月9日生まれ)現在36歳。高橋さんの「基本性格(星相)」は…なんだか不思議な星が並びました。【二重人格】に【大岡越前】?どういうこと??それぞれの星を見ていくと…■【二重人格星】両極端な二面性あり?性質の中で最も強い星は【二重人格星】でした。この星相を持つ人は「両極端な二面性を持っているのが特徴」なのだそう。「とてもまじめに仕事をする」けど「心の奥底では野心がメラメラと燃えたぎっている」…クールで知的なイメージなのに、内に熱いものを隠し持っているの?と思うとドキドキしますね。“取扱い説明書”としては「両極端なので、急にキャラが変わったと感じても慌てないで」とのこと。カメレオン俳優と呼ばれているのは、この星を持っているからこそなのかも?【カリスマ星】30代でブレイクする運命だった?何十年にひとりの逸材となりうる可能性を秘めている【カリスマ星】の持ち主でもあるそうです。・長いものには巻かれない反発心があるため、若い頃はなかなか脚光を浴びない場合がある・独創性を生かして、マスコミやアートの世界で大成功する可能性も!これってズバリ高橋さんのことを言っているように感じます。20代の頃はなかなかオーディションに受からず、役をもらえても理想とはかけ離れたものばかりでいら立っていたという彼。そこでテレビではなく舞台で地道に実力をつけた結果、30代半ばにして特別な輝きを放つ俳優へ…。今や「ゾッとするほど演技がうまい」と評される、唯一無二の存在へと脱皮しましたよね。ちなみに、この星を持つ人が「結婚に求めていること」は・古い結婚の形には違和感があるので、夫婦が対等の立場でいたい・事実婚や別姓でも構わないと思っている過去に熱愛報道が出た女優の尾野真千子さん、田中麗奈さんはいずれもその後、別の方と結婚したわけですが。もしかしたら彼のクールな結婚観を知って「私は普通の結婚のほうがいいな」と思ったのかも。そして今、高橋さんは「結婚願望がない」と公言しているそうな。それが元カノたちの影響なのか、複雑な家庭環境(父親が3人で異父兄弟が4人)によるものなのかは不明ですが。■高橋一生は内面も超イケメン!その他に気になる星は【スター星】【大岡越前星】【スーパーマン星】などなど。【スター星】最強の運気を持っている星相。でもその運の良さにあぐらをかくことなく、謙虚でまじめ、日夜努力することを惜しまない。【大岡越前星】物事を広い視野で捉えることができ常識もわきまえている。年齢に関係なく、多くの人に尊敬の気持ちを抱かせる器の大きな人。【スーパーマン星】誠実で常に一所懸命。専門分野をとことん追求することを好む。子どものように純粋な気持ちで取り組む姿は、多くの人に好かれる要素となる。どの星を見てもイメージ通り。今回のグラビア撮影もお芝居同様、真心を込めて“官能的な高橋一生”を演じきったんだろうなと思うと、鼻血だけでなく目から汁が…。それにしても、見た目のみならず内面も本当にイケメン!こりゃモテるだろうなと思うのに、結婚願望がないなんてもったいない話ですよね。■高橋一生は傷つきやすい?そんな高橋さん、実は【二丁目星】という星も持っています。この星の持ち主はデリケートで裏切られるとひどく傷つき、しばらく立ち直れないのだとか。そこから考えると、結婚願望がないのは、やっぱり過去の恋の影響なのかも。同棲中の彼女が妻子ある男性と不倫旅行をするって相当キツいですし。とはいえ【二丁目星】を持つ人は、決して相手を恨まず、最終的にはつらく悲しい出来事さえキレイな思い出に変えてしまうのだそうです。だからもしカノジョと現場で再会しても、さびしげな笑顔を見せるだけで、露骨に避けたり嫌味を言ったりはしないんだろうな。なんか…なんか、想像するだけで切なくなってくる…!高橋一生が結婚しない理由はこれ?最後に生まれ持った星の強弱を見てみましょう。高橋さんは「仕事」が突出していますね。そして「恋愛」は“弱点以外の星相を持っていない”ことが判明。ええっ!?あ…だから恋愛が上手くいかない&結婚にも興味を持てないのか。過去のインタビューでも「今は恋愛より仕事」と言ってたし。ファン心理としては、これはかなりうれしいですよね。でも、いつまでも一人でいるのも心配になっちゃう?いつか高橋さんのもとに、仕事と同じくらい、いえ、それ以上に運命を感じる相手が現れたらいいのですが。でも、もし電撃結婚とかしたら、「一生ロス」で日本中の女性が仕事を休んじゃうんだろうな…。監修者紹介島田秀平お笑い芸人。2002年、お笑い芸人のかたわら“原宿の母”に弟子入りし、“代々木の甥”を襲名。歌謡界の大御所、お笑い、俳優、アイドル、モデル、政治家、ミュージシャン、アナウンサーなどの手相を片っ端から鑑定し、独自の「島田流手相術」を完成させる。「モテ線」「エロ線」「ギャンブル線」「あげまん線」等、誰もがわかりやすいネーミングが各界で話題を呼び、テレビ雑誌で幅広く活躍中。近年では、新たな誕生日占いを習得しテレビ雑誌で紹介している。
2017年03月01日長澤まさみと高橋一生という、人気・実力ともに日本を代表する俳優2人が、映像配信サービス「dTV」の新CMにて夫婦役で共演決定。東京と宇宙ステーション…遠く離れた場所で暮らす夫婦が映像作品を通じて互いに心を通わせ合う心温まるストーリーとなっており、本日2月15日(水)より放送開始される。長澤さんが演じるのは、宇宙飛行士になる夢を実現させて宇宙ステーションに滞在する妻。そして東京の街で働きながら妻の帰りを待つ夫を高橋さんが演じ、遠く離れて暮らす夫婦の物語を描く。本CMの大きな見どころの一つは、長澤さんが初めて挑んだ宇宙飛行士役。長澤さん自身も驚くほど、精巧で本格的な宇宙ステーションのセットの中で、無重力空間を浮遊する様を表現するため、8時間を超えるワイヤー撮影に挑戦。そんな慣れない環境の中でも、遠く離れた夫を想う、心の機微を、繊細に表現しており、タブレットを片手に、まるで本当に宇宙空間にいるかのように体を360度回転させるなど、体当たりで演じきっている。演じる上で意識した点について長澤さんは、「ある夫婦のごく普通の、普遍的な日常を描いているストーリーなので、今回高橋さんと一緒に撮影をすることは出来ませんでしたが、旦那さんを想い浮かべながら、そしてこういう夫婦はどんな感じなんだろうと想像し、夫婦としての思いやりを上手く出せたらなと思いながら演じました」とコメント。またワイヤー撮影については、「体をつられて無重力空間にいるという設定はとても大変でした。無重力に見えるように、体の動きを作らなければならなかったので、中々ハードな撮影でした(笑)」と語っている。一方、高橋さんは「セットもとても作りこまれていて、作品の中に没入できるようなアイテムがたくさんありました。奥さんが宇宙飛行士なので、宇宙に関する本や辞典だったりが部屋の中にたくさんあって、離れた場所で待つ寂しさを感じることができたと思います」と、細部にまでこだわりが見られるCMとなっていると話している。さらにテーマ曲として、世界的トップアーティストであるブルーノ・マーズの「Talking To The Moon」を起用。楽曲が持つ歌詞の世界観ともシンクロし、物語により一層深みをもたらしている。dTV 新CM「ふたりをつなぐ物語」篇は2月15日(水)より放送開始。(cinemacafe.net)
2017年02月15日女優・長澤まさみと俳優・高橋一生の出演するdTVの新CM「ふたりをつなぐ物語」編が、15日より放送される。CMでは、宇宙飛行士として宇宙ステーションに滞在する妻の長澤と、東京の街で働きながら妻の帰りを待つ夫の高橋が、チャットで会話をしながら同じ作品をdTVで観ることによって心を通わせる。長澤は宇宙ステーションのセットの中で、ワイヤー撮影に挑んだ。長澤は、「体をつられて無重力空間にいるという設定はとても大変でした。無重力に見えるように、体の動きを作らなければならなかったので、中々ハードな撮影でした」と苦笑。「ただ、衣装やセットも含めて、世界観が非常に作り込まれていたので、すんなり状況を受け入れて入り込むことができたかなと思います」と撮影を振り返った。8時間を超える撮影が終わると、「無事、地球に戻ってこれました」という一言で周囲を和ませた。一方、”地球で待つ夫”役の高橋は、長澤の3日前に極寒の中で早朝から交差点で撮影。さらに自宅の寝室、屋上、リビングと次々と場所を移して撮影を行った。長澤とは別々の撮影となったが、高橋は「奥さんが宇宙飛行士なので、宇宙に関する本や辞典だったりが部屋の中にたくさんあって、離れた場所で待つ寂しさを感じることができたと思います」とセットの作り込みに感心していた。
2017年02月15日羽海野チカ原作の国民的人気コミックを、現在放送中のアニメ化に続き、神木隆之介主演で実写化する『3月のライオン』。この度、神木さんと高橋一生が共演したシーンを収めた写真が到着した。桐山零(神木隆之介)は、17歳の将棋のプロ棋士。幼い頃に交通事故で家族を亡くし、父の友人の棋士の家に引き取られるが、そこでも居場所を見つける事ができず、今は東京の下町で一人暮らしながら、孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていた。しかし史上5人目の中学生プロ棋士になったほど、将棋では天才的な強さに恵まれる零は、同じ下町に住む川本三姉妹との出会いや、ライバル棋士たちとの闘いによって、本物の愛を見つけていく――。現在、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や「カルテット」に出演し、話題を集めている俳優・高橋さん。1990年に映画初出演して以来、子役から俳優としての道を歩み続け、数々の映画、TVドラマ、舞台に出演。大ヒット映画『シン・ゴジラ』でも存在感を発揮していたが、今回本作で演じているのは、神木さん演じる桐山零が通う高校の担任教師・林田高志。林田先生は先生らしくない軽いキャラにみえるが、1年遅れで編入し学校に馴染めず友達もいない零を気にかける役どころ。いつも一人屋上で昼休みを過ごす零のところに、林田先生はカップラーメンを抱えて現れ、時には先生と生徒という垣根を越え、本音トークで相談にのることも。そんな林田先生のことを零は、時に面倒そうな素振りを見せつつ、心の底では頼りにしているのだ。そしてこのほど到着したのが、そんな2人の関係性を切り取った、学校屋上での昼休みシーン。林田先生の登場シーンついて大友啓史監督は、「映画全体の緩急で言うと“暖”のシーンですが、そういうときにこういう言い方をされると救われるよね、という微妙なニュアンスを、うまく表現してくれている。彼に演じてもらうことで、とても豊かなシーンになったと感じています」と絶賛している。『3月のライオン』前編は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(cinemacafe.net)
2017年02月07日神木隆之介主演の映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の場面写真が7日、公開となった。同作は、漫画家・羽海野チカによる同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。今回明かされたのは、神木演じる主人公・零と、高橋一生演じる高校教師・林田が屋上で話をする2ショットシーン。いつも一人で屋上にいる零を気にかける林田が、カップラーメンを抱えて現れ、本音トークで話しかけるシーンとなる。メガホンを取る大友啓史監督は、「林田先生が登場するシーンは映画全体の緩急で言うと”緩”のシーン」と林田の役割を説明。「そういう時にこういう言い方をされると救われるよね、という微妙なニュアンスを、うまく表現してくれている。彼に演じてもらうことで、とても豊かなシーンになったと感じています」と、高橋の演技を称賛した。
2017年02月07日松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平演じる4人が冬の軽井沢で織りなすひと冬の物語、ドラマ「カルテット」の第4話が2月7日(火)今夜放送。前回は満島さん演じるすずめの過去が明らかになったが、今回はついに高橋一生演じる諭高の衝撃の過去が明らかとなるようだ。「東京ラブストーリー」のほか「Mother」「最高の離婚」「Woman」など数々の伝説となるドラマを生みだしてきた脚本家・坂元裕二が、冬の軽井沢を舞台に巻き起こる大人たちの人間ドラマを描く本作。松さんが「カルテット」の第一ヴァイオリン奏者・巻真紀(まきまき)を、満島さんがチェリストの世吹すずめを、高橋さんがヴィオラ奏者・家森諭高を、松田さんが第2ヴァイオリン奏者の別府司による“カルテット”を中心に物語は展開。また4人が演奏する軽井沢のライブレストラン「ノクターン」の従業員で元地下アイドルの来杉有朱を吉岡里帆が、レストランのオーナーシェフ・谷村大二郎を「サンドウィッチマン」富澤たけしが、大二郎の妻で共同経営者の多可美を八木亜希子が、真紀の母・巻鏡子をもたいまさこが、諭高を追う半田温志をラッパーで俳優のMummy-Dが、同じく諭高を追う墨田新太郎を藤原季節がそれぞれ演じ、そのほか高橋源一郎、前田旺志郎、岩瀬寛子、中村優子らも共演する。これまでの展開で“カルテット”の4人にはそれぞれ背負った“過去”や“秘密”がある様子。前回の放送ではすずめが母を幼少期に失ったことや父親の詐欺、すずめ自身もそれに関わっていた辛い過去が明かされた。また諭高も半田や墨田に追われており、真紀と母・鏡子の間にも何かがある様子。そして4人の“過去”とともにそれぞれの恋の物語も動き始め、そちらも気になるところ。今夜放送の第4話では別荘で“ゴミ出し問題”が勃発。真紀、すずめ、諭高…と順番でゴミを出そうと提案する司だが、3人は聞く耳を持たない。そこへ諭高を追っていた半田と墨田が訪ねてきてある写真を見せ「この女の行方を話せ」と問い詰めるが、諭高は「知らない」の一点張り。諦めた半田は“人質”として諭高のヴィオラを持ち去る。諭高から語られた写真の女性(高橋メアリージュン)との関係とは…。また、椎名林檎さんが書き下ろした楽曲を、松さんと満島さん、高橋さん、松田さんがドラマ限定で組んだユニット「Doughnuts Hole」が歌い、放送開始以来、大きな話題を呼んでいる「おとなの掟」ののフルバージョンが、2月7日(火)より配信開始。大人の魅力たっぷりの主題歌にも注目だ「カルテット」第4話は2月7日(火)22時~TBSにて放送。(笠緒)
2017年02月07日主演に松たか子、共演に満島ひかり、高橋一生、松田龍平らを迎え“夢が叶わなかった”4人のひと冬の共同生活を描くTBS系火曜ドラマ「カルテット」が1月17日(火)今夜から放送開始となる。初回15分拡大。ある日、4人は“偶然”出会った。女ふたり、男ふたり、全員30代。4人は、夢が叶わなかった人たちである。人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。彼らは“カルテット”を組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――。「東京ラブストーリー」をはじめ「Mother」「最高の離婚」「Woman」など伝説的ヒット作の数々を手がけた脚本家である坂元裕二が、冬の軽井沢を舞台に巻き起こる大人たちの人間ドラマを描く完全オリジナル作品。「カルテット」の第一ヴァイオリン奏者・巻真紀(まき まき)には、「HERO」シリーズや映画『告白』などで知られ本作が5年ぶりの連ドラ出演となる松さん。チェリストの世吹すずめにはアーティストから女優へと活躍の場を広げ、NHKドラマ「トットてれび」での黒柳徹子役や映画『悪人』での演技も印象的な満島さん。ヴィオラ奏者・家森諭高にはドラマ「民王」や「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、昨年大ヒットした『シン・ゴジラ』などで注目される高橋さん。第2ヴァイオリン奏者の別府司には『舟を編む』や『ぼくのおじさん』など数々の映画やドラマに出演、今作がTBSドラマ初出演となる松田さん。この4人を取り巻く人々として、カルテットの4人が訪れるライブレストランの従業員で元地下アイドルという来杉有朱に吉岡里帆、さらに八木亜希子、富澤たけし(サンドウィッチマン)らも出演。主題歌には椎名林檎の書き下ろし楽曲「おとなの掟」が起用。この楽曲を松さん、満島さん、高橋さん、松田さんの4人がドラマ限定ユニット「Doughnuts Hole」で歌唱する。主題歌に合わせて特別に撮り下ろされたエンディング映像にも注目だ。第1話は軽井沢にやってきた4人がライブレストランで演奏しようという話になるが、その店では“余命9か月”のピアニスト・ベンジャミン瀧田がレギュラー演奏していた。そこで真紀は突拍子もないことを言い出す…というストーリー。イッセー尾形がベンジャミン瀧田を演じてゲスト出演する。「カルテット」は1月17日(火)22時~TBSにて放送。初回15分拡大。(笠緒)
2017年01月17日1月17日よりTBS系でスタートする連続ドラマ『カルテット』(毎週火曜 22:00~ ※初回は15分拡大)の特別試写会&舞台あいさつが行われ、松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平が出席した。フジテレビ系のドラマ『東京ラブストーリー』(1991年)や日本テレビ系のドラマ『Mother』(2010年)などヒット作を手掛けた脚本家・坂元裕二のオリジナル作品となる同ドラマ。軽井沢を舞台に、偶然出会った男女4人がカルテットを組み、共同生活を送りながら人間ドラマが繰り広げられる、というストーリーだ。松たか子は「緊張と緩さが微妙に見え隠れして、毎日がドラマなんだと自分にふと返ってくるというか、突き刺さる感じで楽しいんですけどちょっと怖いドラマです」と同ドラマの魅力について説明。その松は同ドラマでバイオリンを演奏するが、「初めてなので日々努力していますが、監督さんと楽器の先生にお任せしています。でも出来るだけのことはしたいと思っているので頑張ってはいます。でも、バイオリンが私を認めてくれない感じですね」と苦労しているようだったが、松田から「松さんがメキメキと腕をあげています。それが僕の日々のストレスというかプレッシャーを受けていますね」と絶賛されていた。この日登場した4人の出演者が軽井沢の別荘で共同生活を送るという同ドラマにちなみ、「自分以外の3人の意外な一面は?」という質問に松田が「松さんは意外じゃないかもしれないんですけど、バイオリンを真剣になりすぎるとアゴが出るんです」と回答。それを受けた松は「色んな人に注意されて(笑)。でもいいんです!」と開き直り、逆に松田の意外な一面を「龍平くんはフルーツを盛り付けるのが好きなんです。私はただ食べているけど『ちゃんと盛り付けて食べるとより美味しんですよ』と龍平くんから言われて反省しました。ちゃんとしていて意外でしたね」と明かしていた。
2017年01月10日俳優の松田龍平が1月9日(月・祝)、都内で行われた連続ドラマ「カルテット」舞台挨拶に登壇し、いつも通りのゆるい龍平ワールド全開に、松たか子と満島ひかりに対するクレームエピソードを披露して会場を沸かせた。この日は、高橋一生も来場した。冬の軽井沢を舞台にした本作は、偶然の出会いからカルテットを組むことになった、30代・男女4人の交流を、恋、涙、笑い、秘密、嘘を織り交ぜて描く大人のラブサスペンス。リーダー的存在の第2ヴァイオリン奏者・別府司役の松田さんは、「僕自身、リーダーはあまりやりたくないタイプなので、そういう意味では新鮮」と本役を楽しんでいる様子。しかし不満もあるようで、初めて触るヴァイオリン演奏に苦戦している中、第一ヴァイオリン担当の巻真紀役の松さんが「メキメキ腕をあげて、もう本当に引けるんじゃないかというくらい上手くなっていて、それが僕の日々のストレス。プレッシャーを与え続けられている」とクレーム発言。さらに、マイペースなチェリスト・世吹すずめ役の満島さんにもクレームが投げかけられたよう。満島さんは「私はすごく面倒くさい人なので、皆さんが優しいから頑張ってやれています。こだわりを持つし、面倒くさいし…」と自虐的に自分の性格を明かし、「『もう一回(演奏を)やりたいです』って、みんなはやりたくないかもしれないのに何回も言って…」と撮影時のエピソードを申し訳なさそうに述懐。そんな満島さんを、松さんと高橋さんは「そんなことないです」と優しくフォローするが、松田さんは「僕は一回、『(もう)芝居やりましょう』って言っちゃいました」とぶっちゃけ。満島さんも「松田さんからは『もういいんじゃない?ストイックにならなくても』と言われています…」とうなだれ、笑いを誘った。連続ドラマ「カルテット」は1月17日(火)22時~TBS系にて放送。(初回15分拡大)(text:cinemacafe.net)
2017年01月09日1月8日(NHK総合 毎週日曜 20:00~ほか)からスタートするNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』は、戦国時代において女性でありながら「直虎」という男の名前を名乗り家督を継ぎ、厳しい戦国の世を生き抜いた井伊家の当主・井伊直虎の激動の人生を描いた作品である。己の知恵と勇気を駆使し、そして仲間たちと力を合わせて国を守り、発展への礎を築いた主人公・井伊直虎を演じる柴咲コウに話を聞いた。――まずは主役として起用された感想を聞かせて下さい。自分が大河ドラマの主演として出られるとは全く考えていなかったので、素晴らしい機会を与えられたなという気持ちでした。森下佳子さんの台本が面白くて、努力せずに言葉が入ってくる感じがありますし、自分と同じ年代であまり歴史モノに興味のない人にも受け入れてもらえるような予感がしています。――実際に撮影に入ってみていかがでしょう。最初の1週間くらいは猫かぶっているタイプなですけど、時間がたつにつれ素が出てきてます。やっぱり、ずっと気は張ってられないんですよね。本番にすべてを注ぎたいと思うので、そのほかの時間はリラックスするよう心掛けています。自分の役をまっとうするということが今一番やらなければいけないことなので、もう少し時間が経てば周りが見えてくるのではないかと思っています。――今回、演じられる直虎の魅力についてはどう思いますか?その場で沸いた直感だけで勝負しているのではなく、話しながら行動しながら考えている部分があって。そういった機転が利いているところが、その後、城主になるだけの人物なんだなと感じています。その根底にあるのは"思いやり"だと思うんです。自分がどう生きるか、どう潤うかというより、周りがどう潤って豊かになっていくか、という思いやり。そういうところがすごく魅力的ですね。――柴咲さん自身と直虎の共通点は。わりと多いと思います。まず考えないで一歩踏み出してしまうところとか。たとえば政次(高橋一生)のように虎視眈々というか、表情に表さずに物事をやり遂げていくとか、目標を立てて水面下で行動していくとかそういうタイプでは決してないですね。それに、国を守ろう、地域を守ろうとなったら第一に自分を犠牲にしてまでもみんなのために、みたいなところも気持ち的にはあるので、そこを直虎がどう乗り越えていくのか興味を持っているところです。――ひとつの役を長く演じていく上で、心がけたいことや大切にしたいことは?仕方ないと思いますが、撮影が続いていくと中だるみが生じたりするので、必ず本番前にそれをリセットして、毎回初心、毎回初めて物語を読んだ時の気持ちで役を体現していきたいです。とにかく中途半端でなく、毎回本気でセリフを話し、表情をつけていきたいですね。――信長や秀吉、家康などの武将たちが活躍する戦国ドラマとは違い、井伊家の視点で描かれることについてはどう思いますか。戦国時代において実際に大きな力を持っていたのは限られた人たちだったからこそ、そういう人たちの物語に憧れや魅力を感じると思うんです。でも、小さいからこそ芽生える辛さだったりとか、課題だったりとか、乗り越えていかなければいけない壁だとか、現代に生きる自分たちにも当てはまることがたくさんあると思います。直虎が女性として城主を務めていく中で、女性の社会進出が活性化されていると言われながらも実際には多様化していないという矛盾を抱えている今の社会においても、共感していただける部分は多いのかなと思います。――女性でありながら「直虎」という名前を名乗り、領主として生きた彼女の行動にはどのような思いが込められていると思いますか。ドラマの中でどのように描かれるのかまだ分かりませんが、(後の井伊直政の幼名である)虎松(菅田将暉)の「虎」なんですよね。自分と深い絆のある直親(三浦春馬)の子の名前から取っている、それがすべてを物語っていると思います。――と、いいますと?「彼の魂を宿して生きていく」という言葉がセリフにもあるんですけど、それは、形としては伴侶やパートナーとして生きられなかったけども、軽い意味でなく彼の魂を引き継いで自分が生きてつないでいくんだ、架け橋になっていくんだという意気込みというか宣言だと思うんです。――現代とは比べものにならないくらい男性社会だった戦国時代において、きっと並々ならぬ決意だったと思います。女性の幸せについて、家庭に入ることなのかなとかいろいろと考えると、そういったものをすべて取っ払って城主として生きていくことを決めた彼女の行動には、ものすごい覚悟を感じました。
2017年01月06日多部未華子が1年半ぶりにドラマ主演、高橋一生、大政絢、志尊淳、田中要次らをキャストに迎えたクリスマススペシャルドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」が12月20日(火)今夜、放送となる。本作で多部さんが演じるのは恋愛シミュレーションゲームプランナーの白野莉子。物語は現実の男にまったく期待せず、「現実の男がふがいないから、こっちが自家栽培しているんだろうが!」と、理想と妄想に満ちた恋愛シナリオをせっせと書いている莉子が、高橋さん演じる黒川壮一郎が社長を務めるアプリ会社「TIMEIS(タイムイズ)」から新しい恋愛ゲームの制作を依頼されることから始まる。ルックス、キャリア、すべてにおいてハイスペックながら、女心が致命的に理解できない残念男子の黒川に企画会議で侮辱された莉子は、一歩も引き下がらず大喧嘩になるが、ある日、部下への片思いに悩む黒川から「恋愛のレクチャーをしてくれ」と恋愛指南を頼まれ勢いで引き受けることに。莉子の奮闘の甲斐あって黒川と桃瀬は急速に接近していくが、いつしか莉子も黒川に惹かれている自分に気付く…というストーリーだ。多部さんと高橋さんのほか、黒川が恋する部下の桃瀬はるかを大政さんが、黒川の会社「TIMEIS」の社員で桃瀬の同僚、緑谷拓を志尊さんが、ブックカフェマスターの灰原源次郎を田中さんがそれぞれ演じるほか、山田裕貴、忍成修吾らも出演する。また「リアル・クローズ」「1リットルの涙」などの大島里美が脚本を手がけ、「SP」シリーズや「BORDER」「安堂ロイド」などの波多野貴文が演出を担当する。放送を控え出演している山田さんは「皆さんちょいと早いクリスマスキュンキュンしてくださいなー」とツイート。志尊さんも「クリスマスにぴったりな王道ラブコメディ作品です!これを見て素敵なクリスマスを過ごしてくださいな」と投稿。また予告映像を見た視聴者からは「わた恋予告の多部ちゃん、全部が可愛すぎる」「高橋一生も志尊淳もでるなんて最高じゃない?今夜9時楽しみや」など放送を期待する声も寄せられている。クリスマススペシャルドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」は12月20日(火)21時~カンテレ・フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年12月20日●噴水への落下シーン「我ながらうまくできました(笑)」昨年のドラマ『民王』(テレビ朝日)で、クールにツッコミを決める有能な秘書役が当たり、一躍、人気俳優への仲間入りを果たした高橋一生。今年は1月から連続ドラマに出ずっぱりで、さらなる飛躍の年となった。そんな高橋が、この1年を締めくくる作品として出演するのが、きょう20日(21:00~22:48)に放送されるスペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(関西テレビ・フジテレビ系)。初めて演じるという"王道のラブストーリー"で、女心が致命的に理解できない残念系男子・黒川壮一郎という役柄に挑むが、意外にも自身と「似てるんじゃないか」と印象を語る。大人気の俳優が、"残念系男子"にカテゴライズされるという、にわかに信じがたいこの自己分析の背景は何か。本人を直撃した――。――今回演じられる黒川が、ご自身と似ているとコメントされていましたが、どんなところがそう感じたのですか?女性に年齢のことをお伺いすることって、失礼に当たることもあると思います。僕、そういうことをあまり気にしなくて、悪気なく「いくつなんですか?」って聞いちゃったりするんです(笑)。あとになって「そういえば失礼だったな…」と思うことも多々あったりして。黒川は"脳みそ技術屋"の性格だと思って演じたんですが、あることに自分の興味が向いてしまうと、周りのことが見えなくなってしまう部分が、自分と似てるのかなと思いました。――劇中では、スマホの恋愛ゲームを楽しむ女子を指して「ブスかバカだ」と毒を吐くセリフもありましたが、性格が似てるとおっしゃっても、さすがに心を痛めながら放ったセリフだったのでは?あのシーンは、自分の会社を守るため、事業を失敗できないことを社員に伝える場面。ハッキリ伝えるために、わりと辛辣(しんらつ)な言葉を使うというのは、わりと僕にもあるので、いじわるで言っているつもりは全くありませんでした。黒川は、分かりやすく伝えるために厳しい言葉を選んでしまうので、そういうところも含めて、往々にして不器用に見えるように演じさせていただいたつもりです。――このシーンは、黒川と主演の多部未華子さん演じる白野莉子の出会いのシーンでもありますが、撮影に8時間もかかったそうですね。僕は、作品をある程度ガッチリと作り込んでいく中で、予想だにしないことが起きるのを待てる現場というのが、ある種幸せだと思っていて、このシーンの現場は、そういうことを待ってくださったという部分もあったので、8時間たっても、気づいたらそれくらいかかってたなという感じでした。――高橋さんのイメージとして、コメディ要素のある作品だと、冷静な"ツッコミ"役という印象があったのですが、今作ではある種"ボケ"役ですよね。僕のイメージがわりとツッコミで定着し始めていたので、それを変えてくださったと思います。でも、プロデューサーや脚本の大島里美さんは「当て書きです」と言ってくださって、不思議な思いもありますが、見る人によって、僕のやらせていただける役の可能性がまだ広いんだなと思うと、それはすごくありがたく感じます。ボケもできるしツッコミもできるというのが、やっぱり役者として理想形ではあると思うので。――"ボケ"的なシーンの1つに、噴水に落ちてしまう場面もありました。一発OKだったと伺いましたが、見事な落ちっぷりだったと思います(笑)いろんな動きを想定してやらせていただいて、わりと自分は体をコントロールするのが不得意ではないので、我ながらうまいこと落ちることができました(笑)――ロケでしたから、水に落ちて寒さも大変だったのではないでしょうか?その日はすごく暖かかったんですけれど、噴水の場所は思い切り日陰にあって、やっぱり寒かったです(笑)●女性の鼻が赤くなるのが「なんかセクシー」――劇中では「王子様系」「オレ様系」「甘えん坊系」といった、さまざまな性格を演じられる場面もありましたが、それぞれ演じ分けてみて、いかがでしたか?「王子様系」は、とても曖昧な位置づけにいるなと思いましたが、「甘えん坊系」は黒川の性格から距離があるので、わりと振り切れて演じられました。「オレ様系」も振り幅が大きくて分かりやすかったのですが、黒川は元が「オレ様系」に見えがちだったりするので、そこの差異をどこまで付けられるかというのは、ある程度意識しました。――それぞれのキャラが登場するのはワンシーンではありますが、役づくりなどはされたんですか?僕は脚本が全てだと思っていて、自分が役を作っているという認識はあまりないんです。その本に対してまっすぐに取り組んでいくということをやっていれば、見てくださっている方たちが、その役に落とし込んでくれると思うんです。あんまり役者が役を作り込んでしまうと、キャラクターがガチガチになってしまうと思っていて、僕は今「何もしない運動」という期間に入ってるんです。――「何もしない運動」ですか??はい。何かをするのに姑息に見えてしまわないように、あえて何もしないという運動を起こしてる最中なんです(笑)。何もしないって言うことはすごく大事なことで、「芝居」という言葉も「ただ芝の上に居る」と捉えていて、今回はいろんなキャラクターを演じさせていただけた中でこの運動が実践できたのは、いい機会だったかなと思います。――今作はクリスマスの恋愛ドラマということで、胸キュンシーンも随所にありますが、高橋さんがキュンとした女性陣のしぐさなどはありますか?本番のシーンではなくて、しぐさでもないんですが、撮影の最中に、多部未華子さんや大政絢さんが、寒さで鼻が赤くなるっていうのが、萌えました(笑)。「うわ~、鼻真っ赤じゃん! 何寒そうにしてんの!?」みたいな(笑)。僕はならないんですが、鼻が赤くなるって、なんかセクシーかなと。――物語では、恋愛指南を受ける黒川ですが、高橋さんが実践できそうな技はありましたか?ドラマなので誇張している部分はあるんですが、僕がやるとしたら……まず壁ドンは理解できないです。僕が女性でやられたら「怖い怖い! やめてやめて!」って言っちゃいますから(笑)。でも、心を許している人であれば、頭をなでられるというのは、ちょっとヤバいかもしれないです。もう36歳になると、あまりなでてくれる人もいないんで、グッときちゃうかもしれないです。――志尊淳さんが先日取材を受けてくれた際、高橋さんとドライブに行ったり、鍋会に誘われたりして「ラブラブなんです」と言っていたのですが、後輩の俳優さんには、皆さんそうやってかわいがっているんですか?相手の人柄によります。すごく「こうしてあげたい、ああしてあげたい」と思う人もいれば、結構突き放すことが面白かったりする人もいるし(笑)。この歳になると、一緒にお仕事をさせていただく後輩の人が増えてきて、「一生さん、一生さん」って頼られると僕、長男なので、弟にできなかったことをしてあげたくなったりもして。ご飯を作ってあげたりとか。――撮影中に誕生日を迎えられて、志尊さんからはバナナの抱きまくらをもらったそうですね。はい、愛用してます。だいたいうちの犬がひっかいてるんで、ある一部分がすでに毛玉化してますけれど(笑)――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。最後に、ドラマの見どころを伺わせてください。ストレートなことって、突き抜けると遠回りをしてない分、メッセージ性としては伝わりやすいと思うんです。今回僕は、結構恥ずかしいしぐさやセリフがあるんですが、その恥ずかしいことをあえてストレートにやることによる"直進性"というのは、お芝居の基本だと思っていて、それによって見てくださっている方に届くものだと信じているんです。これって、実生活でも大切なときがあって、例えば「君が好きだ」って告白することもそうかなと。周囲からいろいろ言われる世の中かと思いますが、それこそ恋愛ゲームのように「こうしなきゃダメ」みたいなルートを辿るだけなのは悲しいことだと思うので、このドラマを見て、自分は自分でいいじゃんと肯定することの大切さが伝わって、その先にキュンキュンして楽しんでいただけたらと思います。●高橋一生(たかはし・いっせい)1980年12月9日生まれ、東京都出身。最近の主な出演作にドラマ『民王』(テレビ朝日)、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ)、『僕のヤバイ妻』(関西テレビ)、『グ・ラ・メ!~総理の料理番』(テレビ朝日)、『プリンセスメゾン』(BSプレミアム)、映画『シン・ゴジラ』など。2017年は、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』、TBS『カルテット』、映画『3月のライオン』などが控える。衣装:ニット(comm. arch. / Joe Mc)、パンツ(Vincent et Mireille / ST&DARD MADE.)、シューズ(42ND ROYAL HIGHLAND / sierradux+ 代官山)
2016年12月20日女優の大政絢が17日、都内で関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(20日21:00~22:48)の取材に応じ、スカート姿で寒さを我慢するOLに感心した。このドラマは、主演の多部未華子演じる現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋一生)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれてしまうストーリー。大政は、社長の黒川に思いを寄せるアプリ会社の社員・桃瀬はるか役を演じる。OL衣装でスカート姿での撮影が多かったという大政は「今のOLさんって、結構寒さを我慢してオシャレを第一にしている人が多いので、とにかく寒かったのが大変でした」と苦労を吐露。それでも「クリスマスドラマなので、すてきな場所にいろいろ行けて、今までないくらいイルミネーションも見れましたし、クリスマスツリーにすごい反応しちゃったり、キラキラドキドキ感を味わえたのは幸せでした」と、一足早くシーズンを堪能したようだ。プライベートでは、芸能界に入ってから、「クリスマスなんてあったっけ?くらいの気分で過ごしていました」という大政だが、今作の撮影で「誰よりもクリスマスを満喫できたんじゃないかっていう幸福感があります」と充実の表情。演じる側だけでなく、視聴者側にとっても「今までにない最高のクリスマスドラマができたんじゃないかと思います」と胸を張った。一方、同席した、アプリ会社の最年少役員で、白野にひかれていく緑谷拓役を演じる志尊淳は、ここ5年ほど親友の男性と2人でクリスマスを過ごしているそうで、「クリスマスなんてなくなればいいのにと思っていました」とアンチ思考だったのが、「このドラマをきっかけに変わりました」と改心。「ドラマを見て、クリスマスに向けて楽しんでいただけたら」と呼びかけた。
2016年12月18日俳優の志尊淳が17日、都内で関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(20日21:00~22:48)の取材に応じ、共演する高橋一生との"ラブラブ"ぶりを明かした。このドラマは、主演の多部未華子演じる現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれてしまうストーリー。志尊は、黒川が経営するアプリ会社の最年少役員で、白野にひかれていく緑谷拓役を演じる。撮影では、女性に対して、年下でありながら役員として上の立場で振る舞うことのさじ加減に苦労したそうだが、以前にも共演機会のある高橋と「ずっと"ラブラブ"してたのが楽しかったです」と発言。社長と役員という関係上から、演技について話し合うのはもちろんだが、「本当に他愛もないプライベートの話をしていました」と振り返った。取材に同席した、黒川が思いを寄せるアプリ会社の部下・桃瀬はるか役を演じる大政絢は、志尊と高橋が番組SNS用の写真撮影をしている姿を見て「この2人デキてるの?っていうくらいの近さでした」と、その"ラブラブ"ぶりを報告。「2人が以前も共演してるのを知らなかったので、『何でこんなに距離感が近いんだろう? 私、この現場になじめるかな?』って思いました」と、不安を感じるほどだったそうだ。そんな志尊と高橋はプライベートでも遊ぶ仲だそう。高橋は、行ってみたい店を予約してくれていたり、撮影が早く終わるとドライブに連れて行ってくれたり、おすすめスポットを教えてくれたりしてくれるそうで、志尊は「もう完璧なんです! 高橋さんとのクリスマスだったら、僕は受け身で女性の気分を味わいたいです」と理想を語った。一方の大政は、高橋について「俺様キャラや甘えん坊キャラ、王子様キャラと、普段見せたことのない、いろんなキャラを見せてくれます。本当にすばらしく演じ分けていたので、一生さんが誰だかよく分からなくなりました(笑)」と、七色のキャラクターに感心。中でも、"甘えん坊"キャラは「なかなか演じられないと思うので、すてきでした」と見どころを語った。高橋からクリスマスの鍋会に誘われているという志尊は「めっちゃ楽しみです。おもてなしされて『これヤバイな』と思ったら、メモして取り入れたいと思います」とワクワクが止まらない様子。だが、今作では多部の魅力にひかれていくキャラクターで、「見つめられる瞬間や、告白してリアクションを待つ瞬間は本当にドキドキしました」と、撮影を振り返る。多部をお姫様抱っこするシーンもあるが、「絶対に落とせないプレッシャーとスタッフさんからの圧がすごくて…」と苦笑いしながら、「貴重な経験をさせていただきました」と、かみしめていた。
2016年12月17日多部さんが現実の恋に臆病な“恋愛自家栽培”女子を、高橋さんが女心を全く理解できない“残念男子”を熱演するクリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」がクランクアップ!主要キャスト陣からコメントが到着した。多部さん演じる恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子は、現実の男には全く期待をしていない。そんな莉子が出会ったのはルックス、キャリアなどすべてにおいてハイスペックながら、女心だけが致命的に分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋さん)。莉子は、片想いに悩む黒川に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川に惹かれていく…という切なくもハッピーなラブストーリーとなる本作。主要キャストが揃ってオールアップしたこの日、多部さん演じる莉子と高橋さん演じる黒川が、黒川の会社で出会いバトルを繰り広げるという、本作冒頭の肝となるシーンが撮影された。大政絢や志尊淳らも参加して撮影されたこのシーンは、本作の中でもかなり重要なシーンとあって、およそ8時間かけじっくり撮影が行われていた。そして撮影終了後、監督から多部さん、高橋さん、大政さん、志尊さん、東加奈子、朝倉えりかへひとりひとり花束が贈呈。1か月に及ぶ撮影をふり返り、多部さんは「お疲れ様でした。今回は寒い中、時間がない中、皆さん大変だったと思うんですが、いい経験をさせてもらいました。ラブストーリーで慣れないことばかりだったので、すみませんでした(笑)ゆっくり休んでください。お疲れ様でした!」と周りをねぎらうコメント。高橋さんも「ここまでこれたのは本当に皆さんのおかげだと思っております。また皆さんとご一緒できるように、かすまないようにやっていきたいなと思っております。本当にありがとうございました!」と抱負と感謝を述べた。大政さんは「素敵なクリスマスの思い出ができました。本当にみなさんありがとうございました!」とコメント。志尊さんは「ありがとうございました。みなさんのお力添えに感謝の毎日でした。出来上がりを楽しみにしております!」と期待を寄せた。クリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」は12月20日(火)21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月14日女優の多部未華子と俳優の高橋一生が共演する関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(20日21:00~22:48)がこのほど、都内でクランクアップを迎えた。多部演じる現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋一生)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれている自分に気づくという同作。この日の撮影は、莉子と黒川がバトルを繰り広げるという、番組冒頭のキモとなるシーンで、大政絢や志尊淳ら主要キャストも参加して、約8時間にわたって行われた。こうして1カ月にわたる撮影が終了。花束を受け取った多部は「今回は寒い中、時間がない中、皆さん大変だったと思うんですが、いい経験をさせてもらいました。ラブストーリーで慣れないことばかりだったので、すみませんでした(笑)」となぜか謝罪しながら、「ゆっくり休んでください。お疲れさまでした!」と、座長としてねぎらった。高橋は「また皆さんとご一緒できるように、かすまないようにやっていきたいなと思っております」とコメント。大政は「素敵なクリスマスの思い出ができました。本当にみなさんありがとうございました!」、志尊は「みなさんのお力添えに感謝の毎日でした。出来上がりを楽しみにしております!」とそれぞれあいさつした。
2016年12月14日多部未華子を始め、高橋一生、大政絢、志尊淳らが出演するクリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」。この度収録現場にて、12月9日(金)に誕生日を迎える高橋さんのバースデーサプライズが行われた。多部さんが現実の恋に臆病な“恋愛自家栽培”女子を、高橋さんが女心を全く理解できない残念男子を熱演する本作。多部さん演じる恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子は、現実の男には全く期待をしていない。そんな白野が出会ったのはルックス、キャリアなどすべてにおいてハイスペックながら、女心だけが致命的に分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋さん)。白野は、片想いに悩む黒川に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川に惹かれていく…という切なくもハッピーなラブストーリー。この日、収録現場で行われていたのはドラマ冒頭シーンの撮影。その撮影直後、スタッフから「今月9日は、高橋一生さんのバースデーでーす!」の掛け声と共に、高橋さんの似顔絵が描かれたケーキが登場!高橋さんは少し照れながらもローソクの火を吹き消すと、共演の多部さん、大政さん、志尊さんからスペシャルプレゼントが。多部さんと大政さんからプレゼントされたのは、目覚まし時計。実はこれ、ただの目覚まし時計ではなく、多部さんから「この再生ボタンを押してみてください」と促されボタンを押してみると、なんと3人から高橋さんへのスペシャルメッセージが!あまりの意外さに喜びを隠せない高橋さん。続いて志尊さんからプレゼントされたのは、バナナのキャラクターの抱き枕。これには高橋さんも思わず苦笑い!?そんなサプライズに高橋さんは、「あー嬉しい!ほんと嬉しい!抱き枕で寝て、目覚ましで起きるということですね(笑)」と喜び、「36歳になるんですけど、いままで以上、ではなくて、いままで通りに(笑)お芝居を楽しくやっていけたらなと思っています」と気持ちを新たにしていた。クリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」は12月20日(火)21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月09日俳優の高橋一生がこのほど、関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(20日21:00~22:48)の撮影現場で、バースデーサプライズを受けた。きょう9日に誕生日を迎えた高橋。冒頭シーンの撮影直後、スタッフから「今月9日は、高橋一生さんのバースデーでーす!」の掛け声とともに、高橋の似顔絵が描かれたケーキが運び込まれた。高橋が少し照れながらローソクの火を吹き消すと、主演の多部未華子と共演の大政絢から目覚まし時計をプレゼント。多部が「この再生ボタンを押してみてください」と促されて押してみると、多部、大政、志尊淳から高橋へのメッセージが吹き込まれていた。そして志尊からは、バナナのキャラクターの抱き枕をプレゼントされ、高橋は「あーうれしい!ほんとうれしい! 抱き枕で寝て、目覚ましで起きるということですね(笑)」と喜びながら、「36歳になるんですけど、今まで以上、ではなくて、今まで通りに(笑)お芝居を楽しくやっていけたらなと思っています」と決意を語った。このドラマは、多部演じる現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋一生)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれている自分に気づくというストーリー。大政と志尊は、黒川の部下役で出演する。
2016年12月09日俳優の山田裕貴と忍成修吾が、関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(20日21:00~22:48)に出演することが2日、明らかになった。このドラマは、主演の多部未華子演じる、現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋一生)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれている自分に気づくというストーリー。山田は、白野の高校時代の彼氏・長谷川祐介役で登場。白野の恋愛観に大きく影響を与えた、女心の分からない人物で、「大いに嫌ってもらって(笑)」と苦笑いする。今回はクリスマスドラマだが、自身の思い出は「学生ながら頑張ってお小遣いを貯め、クリスマスプレゼントにピンキーリングを買ったけど、その日にフラれました」と、ほろ苦いもの。そのピンキーリングは「自分の部屋の窓から投げました(笑)」と、今では面白エピソードにカウントしているようだ。一方の忍成は、白野が黒川に恋愛指南するときに紹介するトレンディドラマ『東京とラブの真ん中で』の主役・ケンジ役で登場。こちらのクリスマスの思い出は「一人暮らしを始めてから何年かたった頃、ふと両親とクリスマスを過ごしてみたくなり実家に戻りました」といい、「地元にあった大型スーパーのカルフールに行って買い物をしたりして、意外と楽しかったのを覚えています」と話している。
2016年12月02日TBSは火曜ドラマ「カルテット」を2017年1月より放送することを発表した。主演は松たか子、共演には満島ひかり、高橋一生、松田龍平。ある日、4人は“偶然”出会った。女ふたり、男ふたり、全員30代。4人は、夢が叶わなかった人たちである。人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――。本作は、「Mother」(日本テレビ)、「最高の離婚」(フジテレビ)、「Woman」(日本テレビ)など、数々のヒット作を手がけた坂元裕二氏の完全オリジナル脚本。冬の軽井沢を舞台に巻き起こる大人のラブストーリーとヒューマンサスペンスを描く。主人公の巻真紀(まき まき)を演じるのは、日曜劇場「運命の人」(TBS)以来、実に5年ぶりの連続ドラマ出演となる松さん。カルテットの中で第一ヴァイオリンを担当している真紀は、家庭があるため普段は都内で生活し、週末だけ演奏のために軽井沢に通っている。極端なネガティブ思考で自ら主張することは少なく、ほかのメンバーたちより一歩引いた存在。しかし、時に核心に触れる発言をするなど、とらえどころのない人物。また、チェリスト・世吹すずめ(せぶき すずめ)役には、満島さん。すずめは、無職のため司の祖父が所有する軽井沢の別荘に住みついている。基本的に寝て過ごしていることが多いが、ひとたびチェロを手に取ると人が変わる。常にマイペースでのんびりしているが、カルテットに加わったのにはある目的があり…。さらに、ヴィオラ奏者・家森諭高(いえもり ゆたか)役に映画『シン・ゴジラ』での好演も記憶に新しい高橋さん。諭高は、妙に理屈っぽく、自己のこだわり満載の一風変わったキャラクター。そして、真紀と同じくヴァイオリン担当の第2ヴァイオリン奏者・別府司(べっぷ つかさ)役に、現在公開中の主演映画『ぼくのおじさん』をはじめ、数々の映画やドラマに出演する松田さん。松田さんがTBSドラマに出演するのはこれが初のこと。音楽一家に生まれ、ドーナツ会社に勤めながらヴァイオリンを弾いている司。4人の中で唯一、冷静にほかの人物とコミュニケーションを取ることができるリーダー的な存在。カルテットの活動の拠点として祖父が所有する別荘を提供する。一見、何不自由ない生活を送っているように見える司にも、誰にも言えない秘密があった・・・。以下、キャストコメント。■松たか子コメントラブ・サスペンス、ラブ・サスペンス、ラブ・サスペンス・・・、と繰り返しつぶやいていると、何だかにやにやしてしまう、若干自覚のない私ですが、こんなに魅力的なスタッフ・キャストとこの冬を過ごせるのが、本当に楽しみです。頑張ります! 是非ご覧くださいませ。■満島ひかりコメントプロデューサーの佐野さんが「いつか坂元さんの脚本で一緒にドラマを作るのが夢です」と語ってくれたのは4年ほど前のこと。松さんとのタイミングを合わせて、松田さんや高橋さんがやってきて、楽しくなりそうだワクワクするなと思っていたら、“弦楽四重奏”ですとっ!私はチェロ弾きの役ですが、正直大変です。あと3年は練習したいし、どんなことになるのか未知です。ですが、ドラマを見た方が何だか癒される作品になるといいなと思います。だいすきな坂元さんの脚本と面白い先輩たちに囲まれて、始まる前の今がいちばん幸せかもしれません。■高橋一生コメントオファーをいただいたときは「やったー!」という思いでした。僕が演じる諭高という役は、一般的に言うといわゆる変わった男なのですが、彼の中にルールがあって、そのルールに沿っているだけ。「変人なんだ」というカテゴリーには飛ばないように演じようと思います。なによりせっかくこのような4人が集ったので、変に頭の中で役作りをせず、みなさんの出方や現場の雰囲気を見て役に入り込んでいければなと思います。台本を読み、人間というのはかくも滑稽で、かくも愛しいんだなというのを非常に感じました。画面を通して、「人間ってとても愛すべき存在なんだ」とみなさんに思っていただけるとうれしいです。■松田龍平コメントちょっと変わった3人と弦楽四重奏をはじめることになりました。何かと秘密がありそうな4人が、これからどんなカルテットになって行くのか楽しみです。ヴァイオリンは初めてなので頑張ります。美しい冬の軽井沢を舞台に、軽妙なやりとりにクスッと笑い、予期せぬ展開にハラハラしながらも人生の真実に触れて驚かされる…。4人の実力派俳優陣と、人間ドラマの名手である脚本家・坂元裕二による豪華コラボレーションの本作。放送を楽しみに待ちたい。火曜ドラマ「カルテット」は2017年1月より毎週火曜午後10時~TBS系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年11月30日女優の松たか子が、2017年1月スタートのTBS系ドラマ『カルテット』(毎週火曜22:00~22:54)で5年ぶりに連続ドラマ主演を務めることが29日、明らかになった。満島ひかり、高橋一生、松田龍平と共演する。同ドラマは、『Mother』(日本テレビ)、『最高の離婚』(フジテレビ)、『Woman』(日本テレビ)など、数々のヒット作を手がけた脚本家・坂元裕二による完全オリジナル作品。冬の軽井沢を舞台に巻き起こる大人たちの人間ドラマを描く。"偶然"出会った30代の男女4人がカルテット(弦楽四重奏)を組み、軽井沢で共同生活を送ることになるが、その"偶然"には大きな秘密が隠されていた。主人公の巻真紀を演じるのは、2012年放送の日曜劇場『運命の人』(同局)以来、5年ぶりの連続ドラマ出演となる松たか子。カルテットの中で第一ヴァイオリンを担当している真紀は、家庭があるため普段は都内で生活し、週末だけ演奏のために軽井沢に通っている。そして、チェリスト・世吹すずめ役に満島ひかり、ヴィオラ奏者・家森諭高役に高橋一生、第2ヴァイオリン奏者・別府司役に松田龍平が決定した。松は「ラブ・サスペンス、ラブ・サスペンス…と繰り返しつぶやいていると、何だかにやにやしてしまう、若干自覚のない私ですが、こんなに魅力的なスタッフ・キャストとこの冬を過ごせるのが、本当に楽しみです」と期待。満島は「私はチェロ弾きの役ですが、正直大変です。あと3年は練習したいし、どんなことになるのか未知です。ですが、ドラマを見た方が何だか癒やされる作品になるといいなと思います」と打ち明けつつ、「だいすきな坂元さんの脚本と面白い先輩たちに囲まれて、始まる前の今が一番幸せかもしれません」と喜んでいる。高橋も「オファーをいただいたときは『やったー!』という思いでした」と喜び、「せっかくこのような4人が集まったので、変に頭の中で役作りをせず、みなさんの出方や現場の雰囲気を見て役に入り込んでいければなと思います」とコメント。松田は「何かと秘密がありそうな4人が、これからどんなカルテットになって行くのか楽しみです。ヴァイオリンは初めてなので頑張ります」と意気込んでいる。(C)TBS
2016年11月30日クリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」(関西テレビ・フジテレビ系)が12月20日(火)の21時から放送予定。ヒロインを演じる多部未華子が報道陣の取材に応じ、クリスマスの思い出や恋愛観について明かした。多部さんが演じる恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子(27)は、現実の男には全く期待をしていない。そんな白野が出会ったのはルックス、キャリアなどすべてにおいてハイスペックながら、女心だけが致命的に分からない残念男子・黒川壮一郎(35/高橋一生)。白野は、片想いに悩む黒川に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川に惹かれていく、切なくもハッピーなラブストーリー。脚本を読んで「王道のラブコメディだなと思いました」という多部さんは、白野のキャラクターについて尋ねられると、「(白野は)女の子が本当に求める理想の明確なビジョンを持っているので、恋愛ゲームのシナリオを書ける人ですが、(私自身は)そんなに夢を見るものかなと思いました。ですが、現実にいないような人を求める気持ちは分かります」と素直は心境を明かした。「(白野は)内心は乙女で、恋愛に対する夢は大きいです。恋愛と自分の生活は別と考えているのですが、ふたを開けてみると、ピュアに恋愛をしたいと思っている子」とも。白野と黒川は当初は気が合わず思いついたことを遠慮なしに言い合うが、「黒川さんのことを『あれ、好きかも?』と気づいてからのメリハリがうまく付けられたらいいなと思います」と目を輝かせた。「何とも思っていない異性を恋愛する気持ちで見るという“変わり目”って、自分の感覚ではあるのですが、それが映像になったときに、どう映ればいいかなと考えています」と演じる上で意識しているポイントを言葉にした。「クリスマスなので、恋愛をしたいという気持ちがある人や、その気持ちを忘れてしまっている人も“キュンキュン”できる王道の恋愛ストーリーです。主人公の気持ちに共感しながら、コメディなので楽しく笑いながら観てほしいなと思います」とメッセージを送った。取材では、多部さんがクリスマスの思い出や恋愛観を語る一幕もあった。クリスマスは1年で最も好きな日だそうで、「ハロウィンが終わったらすぐにクリスマスソングを聴くくらい超楽しみです。やることは、家でチキンを食べるくらいしかないのですが」と笑顔を弾けさせた。多部さんは小さなころからサンタクロースの存在を信じていたそうだ。しかし、小学5年生のクリスマスの際、「すごく欲しいものをサンタさんにお願いしていたら、売り切れだったのかな、サンタさんから手紙が来ました。私がすごく気に入っていた便箋に、思いっきり父親の字で『(後日に)お父さんに買ってもらってね』みたいな、ものすごく現実的なことが書いてあったのです」という苦い(?)思い出も明かした。恋愛に関心のない男女が増えているとも言われていることについては、「自分のやりたいことがあってそっちに没頭していて、という以外なら恋愛はした方がいいと思うのに」と首をかしげた。そんな多部さんは「キュンとする瞬間」を質問されると、「しぐさはあまりなくて、たまたま近くにいたとか、たまたま同じ本を読んでいたとか、好きな映画が一緒だったとか、そういう偶然が重なるときの方がキュンとします」とにっこり。ヒロインの白野は高校時代に好きな男の子にポエムを送り続けたという過去を持つが、多部さんは「手紙を書くのは好きです。ラブレターっていいと思います」と笑顔。続けて、「次に恋愛をするとき、告白しようと思う瞬間があったら手紙を書いてみようかな」と。照れ隠しからか「すごく気持ち悪いですよね(笑)」と自分で自分にツッコミを入れたが、“夜に書いた手紙は出すな”、“手紙は朝に書いた方がよい”などといわれていることが話題にあがると、「夜に手紙を書いて、朝に見直して、もう一回、朝に書き直して、渡す!」と、すっかり“ラブレターでの告白”に乗り気だった。クリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」は12月20日(火)21時~関西テレビ・フジテレビ系で放送予定。(竹内みちまろ)
2016年11月21日女優の多部未華子が、関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(12月20日21:00~22:48)で主演を務めることになり、このほど、都内で取材に応じた。このドラマは、現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子(多部)が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋一生)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれている自分に気づくというストーリー。大島里美のオリジナル脚本を、波多野貴文の演出で描くラブコメディとなる。「王道のラブコメディだなと思いました。そういうラブストーリーは好きなので」という多部だが、実生活で"キュン"とすることはあまりないそう。今回の撮影でも、高橋が「俺の女に手を出すな!」と言うシーンがあるが、「私、結構笑っちゃうんですよね(笑)」と冷めて見てしまうそうで、「すごい仲のいい友達に、そういうシーンが大好きな子がいるので、このドラマを見たら『良かった!』と言ってくれると思います」と、期待を示した。そんな多部が、"キュン"となるのは、具体的な男性のしぐさではなく「たまたま近くにいたとか、同じ本を読んでいたとか、偶然が重なったときです」と告白。思いを伝えるのに、手紙を書くこともあるそうで、「ラブレターっていいと思うんですよね。次に告白しようと思ったら、手紙を書いてみようなかな」と力説しかけたが、「すごく気持ち悪いですよね…(笑)」と、思わず吹き出してしまっていた。今回はクリスマスを舞台にした作品だが、「街の雰囲気も含めて、1年で一番好きな日。ハロウィンが終わったらすぐクリスマスソングを聞くくらい、超楽しみなんです」とお気に入りの季節。小学5年生くらいまで、サンタクロースの存在を信じていたそうだが、「私がすっごい気に入っていた便せんに、思いっきり父親の字で『売り切れだったから、お父さんに買ってもらってね』と現実的なことが書いてあったのが、サンタさんがいないんだなと悟った瞬間でした」と、苦い思い出を振り返った。また、共演する高橋一生については「段取りも完璧で、監督の要望にもすんなりと応えていらして、自分でもプランを練ってらっしゃるんだなというのが、リハーサルの段階から分かったので、マジメな方」という印象。恋愛に鈍感な黒川のキャラクターを「初日から恋愛に鈍感な男性になりきっていらしたので、私自身も安心できるし、すごく刺激的ですね」と信頼を寄せていた。
2016年11月21日俳優の高橋一生が、関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(12月20日21:00~22:48)に出演。女心の分からない役に、自分と「似ているんじゃないですかね」と感想を語った。このドラマは、主演の多部未華子演じる現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれている自分に気づくというストーリー。高橋は脚本を読んで、「まさに王道というか、今までトレンディなもので培われてきたあらゆるラブコメディを踏襲している本だなと思いました」と印象を語る。王道のラブストーリーを演じるのは、意外にも初めてだという。今作は、女心が分からないという役どころだが、自身と演じる黒川は「似ているんじゃないですかね」と感想。具体的に「鈍感なところとか、デリカシーが無いところとか(笑)。男女問わず結構失礼なこと言っちゃったりして、後でこういう意味にもとらえられるのかみたいなことを気づいたりするんです」と経験を語り、「黒川の気持ちは分からなくもないです。僕も"残念系男子"にカテゴライズされると思います(笑)」と苦笑いした。今回はクリスマスを舞台にした作品だが、盛り上がった後の静けさが好きだという高橋。母親に「サンタは職業で免許制だからいっぱいいる」と言われていたことから、サンタクロースの存在は、小学校4年生くらいまで信じていたと振り返った。また、今作については「クリスマスに合わせたドタバタな感じや、かわいらしい感じなど、いろんな感情を持ってもらって、楽しめるドラマになっていると思います」とアピール。「自分にあてはめながら、こんなクリスマスあったらいいなと思ってもらえたらうれしいです」と楽しみ方を紹介している。
2016年11月21日鳥、猫、狼。高橋一生さんの佇まいに感じるのは、そんな動物たちに例えられそうな、あらゆるしがらみからの自由さ。どんな役柄もこなす演技力の秘密は“手放す”ことにあるようです。自ら運転する車で、スタジオに現れた高橋一生さん。10歳で子役として活動をスタートし、キャリアは20年を超える。印象的なのは、周囲の喧騒をまるで意に介さないような涼しげな佇まい。不思議なほどにフラットな存在の正体を、少しでも知りたいと思った。***――車、お好きなんですか?高橋:ええ、大好きです。去年だけでもう2台も乗り換えてしまって、「これはマズイ」と自分でも思っているんですが(苦笑)。――今回、anan本誌で掲載している「大人の男」特集は、ちょうど35歳が最年少なんです。高橋:そうですね。もうそんなふうに言われてもおかしくない年になりました。――よく言われませんか?高橋:確かに、言われます。学生の頃から「老成してるね」といろんな人に言われてきたので、やっと年齢が追い付いてきた感じがします。むしろ最近は、どんどん子どもっぽくなっているかもしれません。――どんなところが?高橋:前はもっと、思慮深くというか、思ったことも簡単には口に出さないようにしていたんですが、それじゃ精神衛生的にも良くないし、相手にも気を使わせてしまうなと思って。最近は素直に生きるという運動期間に入っています(笑)。――そう思われたのには、何かきっかけがあったのですか?高橋:僕が好きな大人の男たちって、だいたい子どもっぽいんです。ダダをこねたり、文句言ってみたり。でも、そのことをすごくやわらかく伝えることができる人たち。ちょうどこのあいだ、小林薫さんと二人でごはんに行ったら、「とてもかわいいな」と思って。ある瞬間にその人の本質みたいなものがポロッとこぼれる瞬間はセクシーだし、物事を俯瞰で見られているぶん優しくなれるんじゃないかと。――そんな大人に自分もなりたいと思いますか?高橋:あくまで僕なりに解釈して、ということですが。20代の頃は、それこそ「誰かになりたい」と思っていた時期もありました。でもそれは不可能なことだし、唯一、“僕だけが僕になれる”ということにも気がついたんです。この年になると、結局、何をやろうが自分になってしまうものかなと。――役者としても、ありのままの自分を受け入れていると。高橋:「演技」ということについて言えば、演じる技としてのものをどんどん手放してきているような気がします。演技という言葉が嫌いなのもあるかもしれませんが、演技の上手い下手というのは僕にはわかりません。見る人によっては0点だし、見る人によっては100点という世界なので、小手先になるくらいなら、いっそやめてしまおうと。――最近では、映画『シン・ゴジラ』での演技がとても印象的でした。役柄ごとにまったく違う表情に見えるのが、高橋さんの不思議な魅力とも思っているのですが。高橋:そう言っていただけるのは、本当に役者冥利につきます。僕はできれば高橋一生という存在を消したいというか、役の中に隠れて芝居をしたいと思っているんです。だから時々、演じていると自分でも役との境目がわからなくなったりもして。でも『シン・ゴジラ』に関して言えば、あれは庵野(秀明)さんの力が大きかったです。――“いい大人”の一例ですよね。高橋:かっこいいですよね。飄々としていて。自分の欲しい画が撮れるまでは絶対に曲げないですし、どこか大人の壮大なplayを見ている感じがして、僕自身も楽しめました。印象的だったのは、ゴジラの対策本部のシーンで、僕が「うわ~やべ~」とパニックになるシーン。「こんなのアリかよ!」なんて台詞、台本にはありませんでした。現場レベルで話し合っているうちに、予想外の動き方をしている自分がとにかく新鮮でした。要は、普段なら自分の十八番に行きがちなところを、そっと外してくれる人が、ある岐路にはいるということ。そう思うと、年をとるのも案外楽しいものです。――まもなく36歳になるわけですが、今後についての具体的なイメージはあるのでしょうか。高橋:ぶっちゃけると僕、35歳くらいで死ぬと思っていたんですよ(笑)。35歳までは、「こういう感じでいくんだろうな」というのがある程度見えていたけれど、それ以降のことはどうしても想定できなくて。だから、これからはまったく未知の領域になるわけです。特別な野心を抱くわけでもなく、流れに身を任せていきたいと思っています。――そういうフラットな姿勢が、独特の透明感に繋がっているのかもしれませんね。高橋:年々、執着はなくなってきているかもしれない。それこそ“そんなに差はない”のだから。女性だって同じですよね。どんどんスッピンに近づくというか、飾らないことの美しさに気がつけると思うんです。そうやって内面から滲んでくるものを武器にできると、自然と色気も出てくるはず。…とはいえ、意地張って頑張りすぎている女性を見ても、それはそれで「かわいいな」って思いますが(笑)。◇たかはし・いっせい1980年生まれ、東京都出身。NHK BSプレミアムで放送中のドラマ『プリンセスメゾン』に出演。2017年はNHK大河ドラマへの出演も決まっている。◇ニット¥58,000(サイ/マスターピースショールームTEL:03・5468・3931)パンツ¥15,000(アダム エロペ/アダム エ ロペTEL:0120・298・133)※『anan』2016年11月16日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・秋山貴紀ヘア&メイク・大和田一美(APREA)インタビュー、文・瀬尾麻美
2016年11月10日柴咲コウを主演に迎え、豪華キャスト共演で贈る来年1月放送予定の大河ドラマ「おんな城主 直虎」。本日10月7日(金)、浜松市にて本作のロケ取材会が行われ、井伊直虎役の柴咲さん始め、井伊直親役の三浦春馬、小野政次役の高橋一生、井伊直平役の前田吟が登場した。永禄8年、ついに次郎法師が「直虎」と名乗って城主の座についた。しかし家臣団は失望の色を隠せない。女に何ができるものか。「最後までやり通す覚悟があるか」とけん制する家臣たちの言葉に、生来の負けん気が頭をもたげる。 持ち前の機転と交渉力で今川に女が城主になることを認めさせた直虎は、続いて復興政策を進める。 戦乱で疲弊した村から年貢を取るには、安定した収入を生み出す産業が必要。一歩一歩自分の足で確かめ、自ら汗を流して働く直虎に、家臣たちの見る目が少しずつ変わっていく。一方直虎は、ひ弱な虎松を寺で教育しようとして虎松の母と激しく対立する。しかし直虎の思いが虎松の負けん気に火をつけ、虎松自ら寺にやって来る。家中の子どもたちと共に学び、その絆が将来彼を支えることに。 ところが今川氏の凋落は、遠江を新たな戦乱に巻き込んでいく。北から甲斐の武田信玄が、西から三河の徳川家康が井伊領を虎視眈々とねらう中、直虎は城主としての真価を問われる。この絶体絶命のピンチをどう生き延びるのか?井伊直虎一世一代の作戦が始まる――!今回収録されたのは、2017年2月19日(日)放送予定の第7回でのシーン。今川家による井伊家領地の初めての検地。直親(三浦春馬)は、直平(前田吟)の領地・川名の“隠し里”を検地帳に記載せず、隠し通すことに決める。もしもの時に井伊の民を守るため最後の砦としてとっておきたかったからだ。しかし、今川家の目付も担っている政次(高橋一生)には、隠していることが今川家にばれた時にその立場が危うくなることを心配して、その事実を伝える。一方、直親に頼まれ次郎(柴咲コウ)は、検地が円滑にいくよう検地役人について情報収集していた。そして、やってきた検地当日。検地役人が隠し里の入り口を見つけてしまい…という場面だ。先月9月6日のスタジオクランクイン後、衣装姿初お披露目の場となった今回。会見では、幼い頃から夏休みは静岡の知り合いの家過ごしていて、縁がある場所だという柴咲さんは「いまこうやって撮影して、土地の人と交流を持ったり、顔を見て応援していますって言われると、それが励みになって、1月から放送が始まるというのを再認識して、集中して撮影に臨もうという意欲が湧いてくる」と決意を新たにしたよう。直虎のいいなずけを演じる三浦さんは「この大自然を背負いながら、こうして芝居ができることを、本当にうれしく思っています。スタジオに入ってからも、こんな自然の中で育った直親、そののびのびとした芝居を、現場の中で届けられたら」とコメント。 井伊家筆頭家老役の高橋さんも「こんなところでお芝居をさせていただけるなんていうのはもう、本当に芝居のスイッチがとても入りやすい」「もうワクワクして、撮影がとても楽しい」と意欲的な姿勢をみせた。さらに、直虎の曽祖父役の前田さんは「今回は浜松での1年間だということで、僕はあの、前半だけですけど、若手の素晴らしい演技者と一緒にできることが本当にうれしくて、なるべく最後まで倒れないように頑張りたいと思います」と意気込んだ。「おんな城主 直虎」は2017年1月8日(日)よりNHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年10月07日『シン・ゴジラ』の発声可能上映会が9月15日(木)の夜に開催され、上映後には映画の中でも高い人気を誇る“巨災対”のメンバーを演じた松尾諭、市川実日子、高橋一生に庵野秀明総監督が舞台挨拶に登壇。さらにサプライズで主演の長谷川博己も乱入し、会場は熱狂に包まれた。こちらは上映中、声を出して反応したり、応援したり、サイリウムを振る、手拍子、コスプレなど、普段は禁止されている行為が許可された上映会で、『シン・ゴジラ』で行われるのは実に3回目。この日も、ゴジラ対策に奔走する「巨災対」の面々や自衛隊員、政治家、そしてゴジラに対し、上映中から熱い声援が送られていた。上映後の舞台挨拶では司会進行を「保守第一党政調副会長」の泉ちゃんこと泉修一を演じた松尾さんが務め、熱烈な声援に迎えられると、客席に向け、すっかりお馴染みになった名セリフをパロディ化した「まずは君たちが落ち着け!」でさらに会場をわかせる。続いて登場した市川さんも「環境省環境局・野生生物自然補佐、のちに課長代理・尾頭ヒロミです」と自己紹介し、喝采を浴びる。さらにリクエストに応えて「しかしパターソン特使、上陸したゴジラは当時の推定体重をはるかに上回っています!」とセリフを披露。尾頭と並ぶ人気者・安田を演じた高橋さんは発声可能舞台挨拶は初参戦!会場の熱狂に驚きつつも「文部科学省研究振興局基礎研究振興課長・安田龍彦です!」と挨拶し、尾頭に向けて放つ「ごめんなさい」を披露し、会場はまた大歓声に包まれた。そして庵野コールを浴びながら登場した庵野監督。観客からの質問を募るコーナーでは、なぜか市川さんが果敢に手を挙げて「庵野監督に質問です。続き(続編)はあるんですか?」と確信を突く質問をするが、監督は「決めるのは東宝。東宝に聞いて(笑)」とかわす。松尾さんが、思わせぶりに庵野さんを「歩くトップシークレット」と語ると、客席からは「まさかの『シン・エヴァ』?」との声が…。庵野監督は「頑張ります。いや、もう頑張ってますんで」とすでに『エヴァンゲリヲン』新作の製作に着手していることをにおわせる発言で、会場は大興奮に包まれた。そして舞台挨拶の途中で、劇中の「「いないものをあてにするな!いまは残ったものだけでやれることをやるだけだ!」というセリフと共にサプライズで長谷川さんが乱入!まさかの矢口蘭堂の降臨に会場のボルテージはMAXに!市川さんと高橋さんが、劇中の「あれだけのエネルギー、まさか核分裂?」「冗談キツイですよ、尾頭さん」という掛け合いで会場の興奮ぶりを表現し、大爆笑がわき起こった。ちなみに続編への意欲について長谷川さんも「ぜひやりたい!」とノリノリ。庵野監督は「僕はもういいです」と消極的だったが、果たして今後、新たな展開はあるのか…?『シン・ゴジラ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月16日フリーアナウンサーの高橋真麻さん(34)が、騒動の渦中にある高畑淳子さん(61)に対して放った言葉が話題を呼んでいます。8月30日放送の『バイキング』(フジテレビ系)の中で、真麻さんは淳子さんの会見について『一生お母さんはお母さんだよと言ってあげられることに、優しすぎるなと。うちだったらあり得ない』とコメント。さらに、『芸能界は親が表に出る仕事なので、(何かを犯すと)より迷惑がかかる。その気持ちを持っていないといけないと、小さい頃からすりこみしていかないといけない』と発言しました。同月29日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ系)では『親にも一部責任があるのかなと思いますけど』と、高畑裕太容疑者(22)への教育不足があったのではないかと指摘しています。この真麻さんの発言を受け、ネット上では賛同の声が多く上がっています。●高橋真麻の「うちならあり得ない」発言に賛同の声が続出『その通り。高畑淳子は甘すぎるよ。普通なら親子の縁を切るぐらいの罪でしょ』『高畑淳子を見てると、やっぱり教育が悪かったんだと思わざるを得ない。物事の善悪を十分に教えてあげられなかったんだろう』『真麻ちゃんは自分も同じ2世タレントだから、今回の件を誰よりも重く受け止めてる。母親の責任に言及したのはえらい』『成人したら親に責任ないとは言うけど……あの会見を見たら完全にそうとも言えない気がする』『普通あのタイミングの会見で、被害者への謝罪以外の言葉を口にしないでしょ。よりにもよって息子を擁護するような発言はあり得ない』『高橋真麻この発言で「お前が言うな」とか叩かれてるけど、同じ2世タレントとしてこの発言をしたのは相当覚悟あってのことだと思う』『ほんとにこれ。しつけは小さいうちからコツコツ積み重ねるもの。それをしなかったからこういうことになったんだよ』『同じ芸能界にいて、親に責任があるとは言いづらかっただろうけどよくぞ言ってくれた』などなど、ネット上では真麻さんの発言に賛同する人が続出しています。高畑裕太容疑者(22)と同様に、自身も同じ2世タレントである真麻さんですが、その分、今回の高畑容疑者の犯した罪の重さを誰よりも痛感しているのかもしれませんね。【画像出典元リンク】・高畑淳子オフィシャルブログ「Atsuko’s Tsureduregusa」Powered by Ameba/(文/パピマミ編集部)
2016年08月31日