夜景観光コンベンションビューローはこのほど、日本を代表する夜の城郭として「大阪城」「高知城」「高田城」の三施設を「日本三大夜城」に認定したことを発表した。○約4,300名の「夜景鑑賞士」が決定同団体によると、これまで国内において「三大夜景」「三大夜桜」などは見られたが、夜の城を取り上げた「三大夜城」はなかったという。そこで高い夜景情報とネットワークを有する同団体が、昼間の姿とは異なる魅力を放つ夜の城をテーマに「日本三大夜城」を認定した。まず、全国約4,300名の「夜景鑑賞士」から夜城の人気投票を実施。その結果を踏まえて現地調査を行い、「オリジナリティある演出」「特徴を活かした夜間照明の活用」「夜景観光地としての魅力を発揮していること」といった6つの認定検証項目に基づき、審査を実施した。その審査の結果、「大阪城」「高知城」「高田城」の三施設が「日本三大夜城」に決定した。「大阪城」(大阪府大阪市)は、大阪城公園中心部に位置する大阪のランドマーク。1997年から行われている現行の照明デザインは、日没直後の一部点灯からフル点灯、そして夜が更(ふ)けるのにあわせて天守閣の窓明かりを残しつつ段階的に消灯していくといった、時間ごとに変化する演出が特徴だという。「高知城」(高知県高知市)は城のライトアップはもちろん、四季を通じた積極的な夜間イベントの実施が評価された。春は桜のライトアップ、夏には風鈴とカラーキャンドルのコラボレーション、秋はろうそくの灯り、冬は本丸や二ノ丸に対して様々なイルミネーションを行っている。「高田城」(新潟県上越市)は、城のライトアップと夜桜との景観美が魅力。「高田城百万人観桜会」では、約3,000個のぼんぼりが灯される。ぼんぼりの灯りが堀の水面に映え、その美しい光景を求めて全国から多くの人が訪れる。桜並木のトンネルをライトアップした 「さくらロード」も人気名所のひとつだという。
2014年11月17日高知県地産外商公社はこのほど、特命課長カツオ人間を主人公にした高知県PR動画の第2弾「カツオ人間・ザ・ムービー2『カツオただいま出張中。』」を公開した。カツオ人間は、高知県土佐沖出身という設定で、2011年、2012年まるごと高知のPR大使を経て、2013年には高知県地産外商公社特命課長に就任。このほど公開された動画は同タイトル第1話「ふるさとのお茶」となっており、以降の公開スケジュールは10月26日に第2話、11月2日に第3話、11月9日に第4話、11月16日に第5話となっている。いずれも20時公開予定。公開は「カツオ人間・ザ・ムービー2『カツオただいま出張中。』」サイトにて。
2014年10月20日高知県と鳥取県は12日と13日に、東京都千代田区のベルサール秋葉原で「高知×鳥取 まんが王国会議2014 in Akiba」を開催する。○岩手県がゲストとして参加、各県のグルメも展開同イベントは、共に"まんが"をテーマに県の知名度向上や観光客誘致に積極的に取り組んでいることから、高知県と鳥取県が互いに協力し合うことで生まれた催し。昨年の開催時と同様、今年も高知と鳥取の両県知事が参加する。さらに今年は、「まんがをテーマに県の知名度向上に取り組む新たな県」として、岩手県がゲスト参加を表明。岩手県知事を含めた3県知事に加えて、応援団として「AKB48 Team 8」から、廣瀬なつき(高知県出身)、中野郁海(鳥取県出身)、佐藤七海(岩手県出身)らも参加。まんが王国会議親善大使である浜田ブリトニーとともに、13日の12時30分から一時間半のトークセッションを行う予定になっている。また、13日の11時~11時30分には地元で活躍するご当地アイドルのステージを展開。高知県からはご当地アイドルはちきんガールズが、鳥取県からはまんが王国とっとりPRのため県内外で活躍するアイドルユニットChelip(チェリップ)が出演する。まんが以外にも、両日各県の魅力が楽しめる物産展や地元のグルメを用意しているという。開催日時は10月12日~13日、11時~17時。会場は東京都千代田区外神田3-12-8 ベルサール秋葉原。
2014年10月03日日本各地にはいろいろ個性的な名前が付いた駅があるが、それらの中でも特にユニークなものが高知県にある。それが、漫才のネタにも使われたことがあるという、いつも謝っている「後免(ごめん)駅」である。ごめん駅は高知県南国市にあり、JR四国と土佐くろしお鉄道が乗り入れている。JR四国の列車は特急も含めて全て停車するため、県下主要駅のひとつと言ってもいいだろう。また、土佐くろしお鉄道に関しても、高知県南東部に向かうごめん・なはり線の始発駅という重要な役割を果たしている。「ごめん」という駅名は1959年、合併によって南国市となった旧後免町からとられている。その後免について南国市観光協会の岩村大志さんは、「かつて土佐藩の奉行で地域の発展に貢献した野中兼山という人物が、諸役を免じたことから付けられたものです」と説明する。実は、旧後免町は「アンパンマン」で知られる絵本作家・漫画家のやなせたかしさんが若かりし頃に過ごした地でもある(現在の南国市立後免野田小学校出身)。そうした縁から、ごめん駅にはやなせさんがデザインした「ごめん えきお君」がいる(衣装は奈半利(なはり)駅のキャラクター「なは りこちゃん」とおそろい)。さらに、その「ごめん えきお君」の隣には、ベンチと一体になったアンパンマンの石像と「ごめん駅でごめん」の歌碑も設けられている。さらに、ごめん・なはり線の各駅には、同じくやなせさんがデザインしたイメージキャラクターが設置されている。加えて、駅前にある「南国市御免町商店街」には、地域の活性化を図って、アンパンマンやばいきんまん、ドキンちゃんといった人気キャラクターたちの石像が7体置かれた「やなせたかしロード」まで設けられている。一駅東隣には、土佐くろしお鉄道の駅で土佐電気鉄道後免線の電停もある「後免町駅」があって、ここにもやなせさんがデザインした「ごめん まちこさん」がいる。この駅はやなせさんの発案により、「ごめん駅」と対になるように2004年に“ありがとう駅”という愛称まで付けられている。高知平野が開ける場所に位置している南国市は、海の幸・山の幸に恵まれ、おいしい地酒などもあるが、有名なのが「しょうが」と「しゃも鍋」だ。特にしょうがは旧後免町付近でよくとれることもあって、「ごめんしょうが飴」というオリジナルスイーツも作られ、土産品としても人気が高い。一方、「しゃも鍋」は、龍馬が最後に食べ損ねたものとして知られている。「平成22年秋から、南国市内10カ所の飲食店でシャモ鍋をはじめ、シャモ肉を使った多彩な料理が食べられるようになりました」(岩村さん)。南国市へ行ったら、坂本龍馬ゆかりのシャモ鍋を楽しんでみてはいかがかな!?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日高知県香南市にある「高知県立のいち動物公園」は、10月2日に生まれた「ブチハイエナ」の飼育日記を、同園公式ホームページで公開している。同園では、2010年12月からアフリカに生息するハイエナの一種ブチハイエナの、「ブッチー」(オス)と、「エナ」(メス)を飼育。公開されているのは、この2頭の間に生まれた子どもの「飼育日記」で、「エナ」の陣痛が始まった10月1日から、子どもが生後56日目となる11月27日までの親子の様子が公開されている。生後56日目の日記では、子どもがエサを食べる様子を紹介。アゴの力はすでにブチハイエナの片りんを見せており、骨にかみついたら放さないという。また、馬肉や鶏肉はほとんど食べず、豚の骨にのみ執着しており、小さな歯でガリガリとかじる様子は、同ページに掲載されている動画でも見ることができる。なお、現在同園ではブチハイエナの親子を公開中。驚かせると巣穴である屋内展示場と寝室に戻ってしまうため、あまり大きな音をたてずに見てほしいとのこと。詳細は、同園公式ホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日セブン銀行は14日、高知銀行と2013年春ごろよりATMの利用提携を実施すると発表した。このたびの提携により、高知銀行のキャッシュカードを持っている顧客は、セブン-イレブン、イトーヨーカドーなどに設置してある全国のセブン銀行ATMで、入出金などのサービスが利用できるようになる。セブン銀行ATMは、2012年11月末現在、47都道府県に合計1万7579台設置されている。高知銀行との提携に関する具体的なサービス内容、手数料などについては、詳細が決まり次第あらためて告知される。なお、セブン銀行のキャッシュカードは高知銀行のATMでは利用できない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日11月15日は坂本龍馬の生誕日。そこで11月を「龍馬月間」と題し、高知駅南口に隣接する“こうち旅広場”にて、様々なイベントが開催される。「こうち旅広場」には、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で使用された坂本龍馬の生家セット「『龍馬伝』幕末志士社中」を設置。また、高知県の観光情報を提供する「高知観光情報発信館とさてらす」など、土佐・高知の魅力をPRする施設が登場する。11月の龍馬月間の前半(11月3日~11日)は、新企画の「こうち旅広場フラワーウィーク」で高知を代表する花々が会場を彩る。グロリオサ、ブルースター、トルコキキョウなどを使ったオブジェ展や花の販売、リースや寄せ植え園芸教室などを予定している。11月15日の坂本龍馬の誕生日には、「龍馬生誕祝い」を開催。龍馬が愛したと言われるしゃも鍋やバースデーカステラを振る舞う。また、11月18日には、龍馬や龍馬に関連する人物に仮装する「恒例!!第3回なりきり龍馬仮装コンテスト」を実施する(コンテストの参加には事前エントリーが必要)。11月23日には、「勤皇感謝の日」を開催。ご当地アイドル“土佐おもてなし勤王党”の坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎、岡田以蔵、岩崎弥太郎、瓦版屋りょうの6名が登場。特別ステージや撮影会を実施する。また、「『龍馬伝』幕末志士社中」来場した人には、様々なプレゼントを用意している。「『龍馬伝』幕末志士社中」の入場料金は、大人500円、小中学生250円、シニア(65歳以上)250円。イベントの詳細はよさこいネットでも案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日9月29日(土)と30日(日)の2日間、「月の名所」として全国的に知られている高知県桂浜公園で、仲秋の名月を龍馬とともに眺めるイベント「桂浜観月会」が開催される。今年は”灯り咲く、月夜の浜とデジタル絵巻”をテーマに、「デジタル掛け軸(D-KLive)」と土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)作家による灯火などで、いつもとは違った月の名所・桂浜を演出する。29日にはオープニングセレモニーを行い、18時00分~18時30分、オープニングアクトに日本でも数少ない実力派のスティールパンユニット「COSMO’S」を迎えてのライブ演奏。「COSMO’S」は、スティールパンバンド「SUPERHAPPYBROTHERS」の馬詰氏と、アンビエンスバンド「SPIRITUALBOOSTER」の田村氏のツーピースユニット。カリブの楽器スティールパンの音色とアンビエント(環境音楽)と表現される電子音楽が桂浜の自然と絶妙に融合し、会場を緩やかに盛り上げる。30日の演奏は19時30分~20時00分。桂浜の龍王岬では、今年の「桂浜観月会」のハイライトの一つである、世界的なデジタルアーティストの長谷川章氏よる「デジタル掛け軸」。100万枚のデジタル映像をランダムに組み合わせ、プロジェクターで雄大な自然に映写して幻想的な空間を作り上げるの空間照明アートで、今回は龍王岬をライトアップし、昼間の姿とは一変させる。公開時間は29日、30日ともに、18時00分~21時00分。そして、月夜の桂浜を中心に桂浜公園を彩る、土佐典具帖紙アート「hamadawashi」によるアート照明”waka”と”CUBE”。「hamadawashi」は、人間国宝に指定された手すき和紙職人、祖父浜田幸雄氏の後継者、四代目浜田洋直氏と、弟・治氏による土佐典具帖紙アートのブランド。ちなみに土佐典具帖紙は「カゲロウの羽」とも表現され、厚さ0.03ミリと世界一薄くて強い手漉き和紙(国の重要無形文化財)だ。公開時間は29日、30日ともに、18時00分~21時00分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日土佐藩主に献上した氷の貯蔵庫「氷室」を、高知県にある単独の山としては最も高い「手箱山」 (1806.2m)の山頂付近に再現し、氷の切り出しから献上までを再現した小さな時代絵巻「氷室まつり」が7月15日(日)に開催される。1600年代前半、土佐十万石二代目藩主・山内忠義公の時代まで、毎年旧暦6月1日、予土国境付近、本川村の手箱山(1,806m)山中に雪屋(氷室)から、氷を取り出して壺に納め夜間の早飛脚で献上した。はたして、南国土佐で氷を貯蔵し、真夏に遠く離れた高知の藩主の元に届けることは可能なのか。この手箱山の氷室伝説ロマンに魅せられた「越裏門(えりもん)・寺川地区村おこし協議会」の人々がこの歴史の謎を解明すべく、1999年の厳冬期に氷室を史実に基づき再現し、その年の7月19日に氷を高知県庁まで運び感動を呼んだという。翌年から現在に至るまで、7月の第2日曜日に氷室びらきを行い、手箱山の麓の高知県吾川郡いの町越裏門地区で盛大に行われているのが「氷室まつり」だ。今年22回目となる「氷室まつり」は、7月17日午前11時より開催。早朝から登山隊が手箱山に登り、2月に氷室に詰めた天然の氷を掘り出し、会場の来場者にふるまうという。「氷室の氷掘り出し」を見学する希望者は出発の午前6時30分までに裏門公民館か、7時に大瀧の滝に集合とのこと。当日は同町で氷の残量当てクイズ、和太鼓演奏(吾北一番風・本川若衆太鼓)、吉野川源流水族館、ウチョウ蘭展、餅つき&餅投げ、丸太切り競争、宝探し、あめご釣り掘り&掴み取り、本川神楽(国指定重要無形民俗文化財)など多彩なイベントも用意されている。なお、メインのイベント会場では、しし肉、牛肉、野菜のバーベキュー(前売り1セット3,000円)に舌鼓を打つことができ、また、この本川地区の特産である、キジ汁や本じゃが、山菜なども販売されるとのことだ。高知県の奥深い山中の小さな村・本川村で行われる「氷室まつり」。自然界からの贈り物・氷が主役の祭に参加し、歴史ロマンを体感するとともに、ひんやり納涼気分を楽しんでみてはいかがだろう。;;link;/ccareer/level1/yoko/2012/06/post1917.html/news/2012/07/11/014/index.html/ccobs/news/clicccar/2012/01/post1215.htmlよさこいネットいの町観光協会【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日