ブロガー・イケダハヤト氏との出会いをきっかけに高知へ移住したフリーライターの小野好美さん。生まれ育った東京から、“消耗しない土地”高知に至るまでの軌跡を全4回にわたり、おひとりさま目線でお伝えしていきます。第2回となる今回は、イケハヤ氏も舌を巻くハイパー高知女子との出会いによって小野さんの運命がさらに加速していきます…!ホームレス状態突入まで残り10日…居場所探し&逃避ツアーへ(c)小野好美新しい部屋のあてもなく、住んでいる下北沢の部屋を解約するという暴挙に出た私は、いよいよ契約終了が10日後に迫った2014年7月のある日、四国に向かいました。完全なる背水の陣。いま思うと本当にどうかしていますが、世界的ベストセラー作家となった片づけコンサルタントの“こんまり”こと近藤麻理恵さんも著書『人生がときめく片づけの魔法』のなかで繰り返し、〈まずは「捨てる」を終わらせる〉〈「捨てる」作業が終わるまでは、収納について考えてはいけない〉とメッセージしています。これを「新しい居場所で人生をときめかせたいなら、今の生活、そして部屋を片づけるのが先決。手放せば、入ってくるさ、そのスペースにいいものがッ」とムリヤリ拡大解釈。取り急ぎ飛行機に乗ったのでした。もはや東京にときめきを感じなかった私は、高知に加え、移住候補地としてボンヤリと良いイメージがあった福岡に狙いを定め、同じく「最近、自然が足りてない派」の友人とまずは四国へ。ちゃっかり道後温泉などの観光を楽しんだ後は、いよいよ高知へ向かいます。そこでは、同行の友人の友人宅に2日間泊めてもらうことになっていました。その「友人の友人」こそが今回の旅の、そして私の居場所探しのキーパーソンとなる、“かなちゃん”その人でした。20代にして3件の不動産管理&1店舗の経営をする女性“かなちゃん”(c)小野好美かなちゃんは高知の自然をこよなく愛する、小柄でかわいらしい女性。なのですが、その見た目からは想像できない経歴にまずは舌を巻くことになります。聞けば彼女は不動産を3棟管理。さらに別の1軒を店舗として経営。この不動産投資家のような華麗なキャリアを現行で築いているというではありませんか。なんでも、まだ二十歳そこそこの時に「ここに住みたい!」と感じる空き家と出会ったかなちゃんは、近所に聞き込みをしてオーナーを突き止め、遠方に住んでいるオーナーと電話交渉。その結果、空き家に住む権利を手に入れることにめでたく成功したのです。さらには隣続きの3軒すべての管理まで任されるというサプライズ付き。会ったこともない人から電話だけで空き家を手に入れ、別の物件の管理をも任されてしまう…彼女の魅力とか才能、キャラクターが炸裂しているとしか言いようがありません。そんな訳でかなちゃんは1軒は店舗として人に貸し(当時はスペイン人がそこでスペイン料理屋をしていました)もう1軒は下宿として賃貸に。築20年は下らない母屋は、友人たちと思い切りリノベーションしてモロッコ風のハイセンスな家に生まれ変わらせ、かなちゃんと愛猫の住まいに。ロミロミなどのマッサージを生業とする彼女は、この3棟とは別にさらに店舗を1軒借り、緑あふれるサロンに改装。そこで働いているのです。休みの日は居心地のいい母屋で料理をしたり、ピアノを弾いたり、ヨガをしたり、飲み会を開いたり、外のスペースでハーブを育てたり。そして海や川で泳ぎ、キャンプをして…かなちゃんの暮らしはとにかく豊かです。部屋や店舗を人に貸しているというと、不労所得、家賃収入というイメージが湧きますが、彼女はあくまで自分の理想とする住まいを実現化した結果、オーナーの信用を得て他の物件も任されているだけ。お金への執着はまったくありません。「貯金は1万円くらいかな~でも欲しいものってなんかまわりまわって手に入ったりするよね」と笑っています。「え、そんな生き方があるの…?しかも30歳そこそこの女の子がそんな風にしているんだ。いいんだ、別に貯金なくっても…お金のことで不安に陥っていたなんて、なんて視野が狭かったんだろう!」私がそう思ったのは言うまでもありません。行政をも上回る?高知女子の“草の根”アテンド力は半端じゃない(c)小野好美そんなかなちゃんの生き方にクラクラする間もなく、彼女はサクサクと、人工物がほとんどない美しいビーチ、“仁淀(によど)ブルー”の呼び声高い清流・仁淀川へと連れて行ってくれます。とれとれで味の濃い魚貝と野菜、米をこれでもか、と使って調理してくれる多国籍料理のレストラン(しかも値段がびっくりするほど安い)で夕食をとりながら、私は思いました。スーパーに行けば全国の、さらには海外の食材が並んでいる東京。だけど遠くからやってきた食材たちは、あかあかと照らされた陳列棚で皆一様に疲れて見える。今の私に必要なのは、遠路はるばる運ばれてきた色とりどりの食材じゃなくて、生きていて滋味に満ちた、地の食材なんだ。高知の力強い日差し、透き通る海、そこで培われた食材。そして明るくてパワフルで、でも肩の力が抜けている地元の人たち。そのエネルギーは、都市生活に蔓延している、豊かでイケている暮らしのイメージと、実際の自分との乖離に疲弊してしぼんでいた私の細胞を、惜しみなく潤わせ、膨らませてくれたのです。それまでは、イケハヤさんのブログにより「移住支援が充実している」「家賃が手頃」といったハード面での魅力を感じていた高知。そこへ来てさらに地元民・かなちゃんのアテンドによって、高知の魅力は、私のなかで動かしがたいものになっていきました。もうダメだ、陥落だ。これで高知に恋に落ちないほうがどうかしているよ。ちなみにかなちゃんの周りには、そんな彼女の高知アテンダントに魅せられて他県から移住してきた友人が何人かいるのだとか。行政の移住促進事業とは別に、すごい確率で移住促進に成功している個人がいるなんて…。後で分かったことですが、高知はもてなしを大切にする県民性もあり、こうした“個人移住促進課”の人は他にもそこここにいるのです。完全に高知に心と胃袋を掴まれた私にかなちゃんがダメ押しで言いました。「よしみちゃん、本当に高知に移住したいんだったら、1か月くらいウチにおってもええで」その言葉を胸に、私と友人は九州に渡り福岡県の糸島などを観光(糸島も素晴しかった!)。一週間の観光&移住候補地視察ツアーは幕を閉じました。部屋の解約日まで、あと5日。カウントダウンは迫っていました。***ちなみに、高知旅行の最終日にはイケダハヤトさん一家とお茶をしました。東京のイベントで一度移住のお話を聞いていましたが、さらに詳しく伺いたかったのでアポイントを取ったのです。しかし私の移住がどうとかの前に、同席したかなちゃんの生き方の格好良さにイケハヤ夫妻もガツンとやられたようで、このような記事が生まれていました。・「東京から高知に移住して2ヶ月が経ちました!妻に話を聞いてみたよ」-まだ東京で消耗してるの?・「仁淀川で獲れたて!天然の「手長海老」を生きたまま揚げてみた #移住日記 vol.41」-まだ東京で消耗してるの?(続く)Text/ 小野好美
2015年11月09日2015年11月15日に高知県で行われる「高知県知事選挙」の選挙啓発イメージキャラクターとして、『戦国BASARA』の長曾我部元親の起用が決定した。地方自治体との協力を推進してきた『戦国BASARA』。今回の高知県知事選挙においては、県知事選挙の周知や若者層の投票率の向上を図るため、坂本龍馬に次ぐ高知県のシンボルであり、ゲームキャラクターとしても人気の高い「長曾我部元親」を採用し、高知県内で幅広くアピールする。具体的には、県内全域での選挙ポスターのほか、テレビCM、ラジオ、新聞、路面電車のラッピングなど、多媒体へ精力的に告知される予定だ。なお、2009年に実施された宮城県知事選挙では同ゲームキャラクターの「伊達政宗」を選挙啓発ポスターに起用することで、若年層に訴求し、投票率アップに貢献している。(C)CAPCOM CO., LTD. 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
2015年10月19日高知県地産外商公社は9月3日、「高知家 ALL STARS PV発表会・スターグラス贈呈式」を開催した。「高知家」は、2013年から実施されている高知県のPRキャンペーン。2015年度のキャンペーン「高知家 ALL STARS『みんなぁがスターやき』」では、高知県の「スター」として一般公募した高知県民を中心に宣伝・広報を展開している。このたび東京都で行われた発表会では、「高知家 ALL STARS」の新プロモーションビデオが公開された。また、高知県知事の尾崎正直氏のほか、投票で選ばれた5人の"スター"も登場。"高知家の娘"としてゲストに迎えられた女優の広末涼子さんが、5人のスターに「高知家 ALL STARS」の証である星をかたどったサングラス"スターグラス"を贈呈する贈呈式も行われた。○「人々こそが高知県の魅力」尾崎氏は「高知家 ALL STARS」について、「高知県は、温かい人柄の人々こそが最大の魅力。県民1人ひとりに高知県の魅力を語ってもらうことほど強力なPRはないと考えている」と、その魅力についてアピールした。続いて公開された新プロモーションビデオ「高知家 ALL STARS『みんなぁがスターやき』」では、ニラを遠くへ飛ばす「ニラキングスター」や、女子学生3人組の「高知のことが好きやきスター」など、スターグラスをつけたスターたちが続々登場。思い思いに高知県の魅力を語っていた。ちなみに、スターの募集は4月に開始し、8月末の時点で1,200人を超えるスターが登録されているという。○広末涼子さんもスターに首ったけ!?プロモーションビデオの放映後には、ゲストとして広末涼子さんが登場。自身も高知県の出身である広末さんは高知県のスターについて「一般公募とは思えないキャラクターの濃さで、特別すぎないスペシャリティが愛おしいです」と語った。広末さんに続いて、スターの中から投票で選ばれたという5人の高知県民も登壇。「フリースタイルバスケットボールスター」ZEROさん、「7代目マンジョンジロースター」土肥 京一さん、「高知のトマト畑に生息するエンターテイメントスター」とまっくまさん、「よさこいおもてなしスター」でっきーさん、「はりまや橋盛り上げスター」とさけんぴさんと、ゆるキャラも含めた個性豊かな面々がそろった。広末さんからスターグラスを贈呈された5人は、それぞれがそれぞれのスタイルでパフォーマンスを実施。「7代目マンジョンジロースター」の土肥さんはカツオのたたき、「高知のトマト畑に生息するエンターテイメントスター」のとまっくまさんはフルーツトマトを広末さんにふるまい、「よさこいおもてなしスター」でっきーさんは、広末さんや他のスターも巻き込んでよさこい節の踊りを披露した。最後に広末さんは、「まだまだスターを募集しています! 」とアピール。尾崎氏と共に、高知県のPRに取り組んでいく姿勢を示した。
2015年09月03日NTTデータ四国は7月31日、災害発生時に住民に対して緊急情報を確実に伝えるための「防災情報伝達システム」を高知県宿毛市から7月1日に受託し、開発に着手したと発表した。同社は2016年4月の正式稼動開始に向けて取り組むと共に、同システムの四国における他自治体での採用を目指す。「防災情報伝達システム」は、自治体が一度の操作で、かつさまざまな伝達手段により、緊急防災情報等を住民に一斉に伝達することを可能とするシステム。これまで災害時の情報伝達手段としては防災行政無線が主な手段として導入されてきたが、激しい雨や雷が屋外スピーカーからの避難の呼びかけを掻き消し、住民に勧告が届かなかったなどの課題が明らかになっているという。また、携帯電話やスマートフォン、タブレットなど情報端末の進化・普及に伴い、これらを利用した新しい伝送手段も求められているとのこと。このような背景のもとで宿毛市は、現在稼動中の防災行政無線設備の老朽化によるデジタル化への移行時期を迎えていたが、アナログ式の防災無線が未整備のエリアへの対応を含め、デジタル防災行政無線で整備すると高コストになってしまう課題があったという。同市はこれらの課題を解決するため、新たな住民の安心・安全を支えるインフラとして「防災情報伝達システム」を構築することにし、そのシステムとしてNTTデータ四国が提案した、NTTデータの「減災コミュニケーションシステム」を利用するシステムを採用、構築を開始した。同システムは、伝達手段の多様化・冗長化に対応する。具体的には、住民向けの情報発信と同時に消防団の召集にも利用できるよう、従来の屋外スピーカーからの拡声放送に加え、住民所有のスマートフォンや携帯電話などの端末、その他受信装置と連携し、多様な手段により一括して情報を伝達する。個人への情報伝達は、住民が所有するスマートフォンに専用アプリ(goo防災アプリ)をダウンロードして利用することで、防災情報などの受信端末として機能する。従来、防災行政無線を利用するには、自治体は自営で送信局・中継局・無線設備を構築・運用する必要があった。同システムでは、屋外子局への通信に既存のインフラである携帯電話網を活用することで、新たな通信網を構築する必要が無く短期間でのシステム構築および低コスト化を実現するという。また、回線逼迫時にも輻輳が起こりにくい通信網を利用することで、万一の災害時にも遅延の無い確実な情報伝達を実現するとしている。さらに双方向通信により、庁舎から装置の動作状態や伝達状況の遠隔監視を実現するという。同社は同システムに関して、防災情報伝達に限らず、被災後の避難所開設から復旧支援など、多様な情報の収集機能の強化・補完を図れるシステムへの発展を目指す。
2015年08月03日夏の風物詩といえば、お祭り。今年も各地でさまざまなお祭りが開催されています。今回は、都心にいながらも地方の魅力を感じられるお祭りを3つご紹介します。忙しくてなかなか現地まで見に行けないという方、必見です!■沖縄が新宿に! 「新宿エイサーまつり 2015」2002年に第1回が開催され、以降毎年7月の最終土曜日に開催されるエイサー祭り。年々来場者が増え、昨年は120万人にも及びました。ちなみにエイサーとは、旧盆の最終日に行われる、祖先をあの世へ送り出す念仏踊りのこと。沖縄のお盆は、旧暦の7月13日~15日の3日間で行われます。初日に祖霊をむかえ入れ、最終日に送り出すためににぎやかに踊られるのがエイサーというわけです。今年は26団体が、新宿大通りをメインに、歌舞伎町や西口などを踊り歩きます。サブ会場のモア4番街では出店が並び、新宿アルタスタジオでは、沖縄ショートフィルムの上映会を実施。ちなみに7月24日(金)~26日(日)は、近くの大久保公園で沖縄グルメフェスタが開催中! この期間に遊びに行けば、さらに沖縄気分を味わえそう!【開催日時】2015年7月25日(土)12:00~20:00(小雨決行)【開催場所】新宿大通り、歌舞伎町、西口など【オープニングアクト】12:00~12:30 ※沖縄出身のHYのライブもあり【オフィシャルサイト】 ■徳島が高円寺に! 「第59回東京高円寺阿波おどり」「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」のかけ声で有名な徳島県の阿波おどり。しかし! 今年で59回目を迎える東京・高円寺の阿波おどりもなかなか見応えがあります。のべ164連が参加し、JR高円寺駅・東京メトロ新高円寺駅周辺商店街および高南通りを、8の字を書くように踊り歩きます。開催時間は短めなので、見逃すことがないようにしたいところ。出店などのイベントブースは、「高円寺北口広場」「中央公園」「セシオン杉並」に設けられる予定。昨年の来場者は、2日間で100万人でした。ちなみに、土曜日・日曜日のJR中央線は高円寺駅には停車しません。JRの電車で行く場合は、総武線で!【開催日時】2015年8月29日(土)、30日(日)両日ともに17:00~20:00【開催場所】JR高円寺駅・東京メトロ新高円寺駅周辺商店街および高南通り【オフィシャルサイト】 ■高知が原宿に! 「明治神宮奉納 原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2015」2001年から高知のよさこい祭りの伝統を守りつつ、明治神宮奉納祭りとして毎年8月の最終土日に開催しているスーパーよさこい。今年で15回目の開催になります。「よさこい」とは土佐弁で「夜に来てください」という意味を表します。自由度の高いお祭りで、曲の一部に武政英策氏作曲“よさこい鳴子踊り”のフレーズを使用すれば、アレンジは何でもOK。衣装の色やデザインも自由です。ただ欠かせないのが鳴子。阿波踊りが素手で踊るのに対抗し、楽器を使っての踊りが考えだされたといいます。101チームが踊り歩き、昨年は85万人の来場者でした。また8月28日~30日は、全国からの選りすぐりのうどん16店舗が出店し、自慢の味を競い合う「うどん天下一決定戦2015」も開催。おいしいうどんを食べながら、鑑賞するのが良さそうです。【開催日時】2015年8月29日(土)10:00~20:00、30日(日)10:00~17:30【開催場所】原宿表参道/明治神宮/代々木公園/NHK前ケヤキ並木通り【オフィシャルサイト】 行きたいところはありましたか? 友だちと行っても、デートで行っても、家族と行ってもよし。お祭りを楽しみつつ、地方の魅力に触れてみてください!※「第59回東京高円寺阿波おどり」「明治神宮奉納 原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2015」の開催日時に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2015年7月24日18時10分)
2015年07月23日高知出身の4人組ガールズロックバンドの2ndミニアルバム。自らを「超絶無名バンド」と名乗っていますが、そのサウンドは単音のリフをうまく活用することで、クセのある中毒性の高い音楽を作り上げるという、しっかりとした世界観を構築しています。sympathyのメンバーは、ヴォーカル&ギターの柴田ゆうさん、ギターの田口かやなさん、ベースの今井なつきさん、ドラムの門舛ともかさんという4人。高校の部活で結成されたバンドで、初ライブを行ったコンテストでたまたま優勝してしまったという幸運の持ち主でもあります。「揺れるロックを推進したい」というだけあり、『トランス状態』に収録されている楽曲はノリの良さを重視し、年頃の女性らしいリリックが同世代の共感(sympathy)を呼びそうです。まだまだ「超絶無名バンド」かもしれませんが、すぐにそのキャッチフレーズは不要になりそうな存在感があります。sympathy、このバンド名を覚えておいて損はありません。リリース情報:『トランス状態/sympathy』(2015.7.15発売/¥1800(tax out)/NCS10097)
2015年07月07日旅行好きの女子なら、ちょっとスペシャルな旅をしてみたいはず。そんな女子に向けて、高知県が架空の旅行会社「高知家 エクストリーム トラベル社」を設立。高知県の知られざる魅力を広めています。6月3日に都内で行われた設立記者発表会には、高知県の尾崎正直知事らとともに、人気ブロガーのはあちゅうさんが登場しました。架空とは言え、JTBなどとタッグを組んで企画される“極限=エクストリーム”の旅は実際に参加することもできます。第一弾は、路面電車を貸し切り居酒屋にして土佐の食とお酒を満喫できるツアー「路面電車で土佐の宴を!」や、「土佐のお座敷遊びを極める!」といった、地元の人が実際に楽しんでいるディープな高知を味わえる企画が用意されています。尾崎知事は、「ウェブ上の皆さんの意見を採り入れ、どんどん進化させていきたい」とアピールしました。このサービスの開始を記念して、東京で活躍する人気ブロガー9名を高知に招待する「エクストリームブロガーサービス」も開催され、はあちゅうさんも参加することに。はあちゅうさんは、「高知はすごく行きたかった。美肌にいいものがいっぱいあるというので、体験できるのが楽しみ」とにっこり。さらに、「高知にはゆずで有名な馬路村という村があるんです。肌にいい(海洋深層水を使った)タラソテラピーも楽しみ!」と笑顔で話し、「本場のカツオのたたきを食べてみたいです」と期待に胸を膨らませていました。会場には、“日本一のフリー写真素材”で知られる大川竜弥さんや、YouTubeでの活躍で知られる芸人の藤原麻里菜さんらも登場しました。また、土佐芸妓のかつをさんによるお座敷遊びの実現も。かつをさんの三味線に合わせ、高知の地酒を「10秒で5合(一升瓶の半分)飲む」という酒宴も大盛り上がり。イケメンの尾崎知事も「飲んだら一発で友達」と笑顔で高知の“おもてなし”の心を伝えました。「エクストリーム トラベル社」という名前の由来は、高知の魅力を「新しく開拓したかった」という尾崎知事の言葉に表れています。尾崎知事は、「旅行商品になっていない、地元の人が楽しんでいるものを発信することで、高知に来たことがない人に来てほしい。(同サービスは)高知にふさわしいやり方。もっとエクストリームなものを開拓できると思う」と展望を語り、「こじゃんと面白いき、みんなぁ来てよ」と土佐弁で呼びかけました。きっと誰もが新鮮な体験ができる「高知家 エクストリーム トラベル社」を、ぜひ利用してみては? ・高知家 エクストリーム トラベル社 公式サイト
2015年06月09日著名ブロガーのイケダハヤトさんが移住したことも話題となり、いま何かと注目度が増している「高知」。その高知県の赤岡町で、“豪快!”という言葉が似合う「どろめ祭り」が今年も4月26日に開催されます。“どろめ”とはイワシの稚魚のことで、これを肴にお酒を飲むのが地元の飲み助たちの定番スタイル。このどろめ祭りは、大漁と海の安全を願うお祭りで、メインイベントはなんといっても「大杯飲み干し大会」。日本酒を飲み干す時間とその飲みっぷりを競うというシンプルかつなんとも豪快な大会なのです。ゴールデンウィークのお出かけ先がまだ決まっていないという方におすすめ! 見どころをご紹介します。地元の人いわく、このお祭りが始まったのは、地酒「豊能梅(とよのうめ)」がひときわおいしくできあがった年に、どろめを肴にして、浜辺でそのお酒をみんなで飲んだのがきっかけだとか。そんなささやかな宴が、いまや高知県外の出場者もいるくらい日本中に知られ、今年で58回目になります。ちなみに男女あわせて25名の出場者は抽選で決まります。メイン会場である赤岡町の浜辺は、見物者で例年大賑わい。沿道の屋台では、名物の「どろめ」はもちろん、「芋天」や「中日そば」など、地元のB級グルメが味わえます。入場はもちろん無料ですが、特等席で見学するなら、どろめやどろめ汁、お酒2合がついた、お祭りが満喫できるテント席2500円がおすすめ。席に限りがありますのでご予約はお早めに。大会に使われるこの漆塗りの大杯に、女性は5合(0.9リットル)、男性は1升(1.8リットル)が注がれます。あとは思いっきり飲むだけです。飲み始めると、観客から歓声が沸き上がります。ちなみに優勝者の平均タイムは、女性で10.8秒、男性で12.5秒というから驚き! でも、これまで救急車のお世話になった人はいないとか。倒れないかと、見ているこちらが心配になってきます。高知の人はみなさん気さくで、見物していると「どっからきた?」なんて話しかけられ、初めて知り合った人たちが一緒に乾杯している場面があちこちで見られます。話が盛り上がり、地元の人しか知らない穴場スポットを教えてもらえることも!ちなみに、赤岡町の三大奇祭の二つめは7月の「絵金祭り」。幕末から明治にかけて活躍した絵師、金蔵(通称:絵金)の芝居屏風絵を民家の軒先に飾り、ろうそくの炎だけで見るという斬新な展示方法です。歴史を感じさせる古い蔵が点在する道をそぞろ歩くと、絵金の時代にタイムトリップした気分に。三つ目の奇祭は「冬の夏祭り」。冬なのに夏!? この理由は、どろめ祭りに行った際に地元の人に聞いてみてはいかがでしょうか?・どろめ祭り 詳細ページ
2015年04月10日高知銀行は、同行とATMの利用について提携しているセブン銀行のATMについて、同行のキャッシュカードを持っている顧客の利便性向上を図るため、6日からATMの利用手数料を一部無料化するとともに、取扱時間帯を拡大すると発表した。これにより、セブンイレブン、イトーヨーカドーなどに設置している全国20,000台以上のセブン銀行のATMで、上記サービスを利用できることになる。なお、平日日中の「お引出し」、ならびに平日・土・日・祝日の「お預入れ」(終日)の利用手数料を「無料化」する金融機関は、高知県では同行が初めてだという。○取扱時間帯の拡大:土日祝日の稼働開始時刻午前9時を午前8時とする利用できるサービスは、「お引出し」「お預入れ」「残高照会」。同行のATMで、セブン銀行のキャッシュカードは利用できない。
2015年03月05日高知県高知市の高知県立県民文化ホール、ザ・クラウンパレスホテル新阪急高知、得月楼、須崎市の須崎市深浦漁港などで、多くの漫画家たちが集合する「全国漫画家大会議2015 inまんが王国・土佐」が行われる。開催日は2月21日、22日の2日間。○さいとう・たかをや、ちばてつやなど、豪華な顔ぶれ同イベントでは、21人の漫画家と中川翔子さん、水木一郎氏、堀江美都子さん、影山ヒロノブ氏をゲストに迎え、トークショーや講演、ミニライブなどさまざまな催しが行われる。参加する漫画家は、『ゴルゴ13』で知られるさいとう・たかを氏、『あしたのジョー』のちばてつや氏、『釣りバカ日誌』の北見けんいち氏、やささき十三氏、『GTO』の藤沢とおる氏、『包丁人味平』のビッグ錠氏、『アリエスの乙女たち』の里中満智子さん、『毎日かあさん』の西原理恵子さんなど。21日には、オープニングに先立って、北見けんいち氏、やささき十三氏、うえやまとち氏と釣りを楽しめる「釣り好き漫画家との交流イベント」を実施する。高知県立県民文化ホールでは12時~13時まで、オープニングを開催。その後、13時30分~15時まで「世界へ飛び出せ! まんが王国ニッポンの未来を語る!」と題したトークショーと、中川翔子さんのミニライブが行われる。そのほか、15時30分~17時30分まで、ザ・クラウンパレスホテル新阪急高知で「高知家の食卓をマンガで語れ!」、18時~20時には得月楼において「夜さ濃いトークショー」も開催される。22日は、高知県立県民文化ホールにおいて、10時~12時20分まで、ちばてつや氏、里中満智子さんによる事前応募作品への公開アドバイスや、魚戸おさむ氏、安倍夜郎氏がプロの漫画家の技術と発想について講義する「本日開校!まんが大学」を実施。「編集者が明かす売れる漫画家への道」、「日本職業漫画家選手権漫画家甲子園」に続いて、16時からアニソン界のカリスマと言われる「アニソンBIG3」水木一郎氏、堀江美都子さん、影山ヒロノブ氏による「まんが王国・土佐スーパーステージ」が行われ、イベントのフィナーレを飾る。
2015年02月20日夜景観光コンベンションビューローはこのほど、日本を代表する夜の城郭として「大阪城」「高知城」「高田城」の三施設を「日本三大夜城」に認定したことを発表した。○約4,300名の「夜景鑑賞士」が決定同団体によると、これまで国内において「三大夜景」「三大夜桜」などは見られたが、夜の城を取り上げた「三大夜城」はなかったという。そこで高い夜景情報とネットワークを有する同団体が、昼間の姿とは異なる魅力を放つ夜の城をテーマに「日本三大夜城」を認定した。まず、全国約4,300名の「夜景鑑賞士」から夜城の人気投票を実施。その結果を踏まえて現地調査を行い、「オリジナリティある演出」「特徴を活かした夜間照明の活用」「夜景観光地としての魅力を発揮していること」といった6つの認定検証項目に基づき、審査を実施した。その審査の結果、「大阪城」「高知城」「高田城」の三施設が「日本三大夜城」に決定した。「大阪城」(大阪府大阪市)は、大阪城公園中心部に位置する大阪のランドマーク。1997年から行われている現行の照明デザインは、日没直後の一部点灯からフル点灯、そして夜が更(ふ)けるのにあわせて天守閣の窓明かりを残しつつ段階的に消灯していくといった、時間ごとに変化する演出が特徴だという。「高知城」(高知県高知市)は城のライトアップはもちろん、四季を通じた積極的な夜間イベントの実施が評価された。春は桜のライトアップ、夏には風鈴とカラーキャンドルのコラボレーション、秋はろうそくの灯り、冬は本丸や二ノ丸に対して様々なイルミネーションを行っている。「高田城」(新潟県上越市)は、城のライトアップと夜桜との景観美が魅力。「高田城百万人観桜会」では、約3,000個のぼんぼりが灯される。ぼんぼりの灯りが堀の水面に映え、その美しい光景を求めて全国から多くの人が訪れる。桜並木のトンネルをライトアップした 「さくらロード」も人気名所のひとつだという。
2014年11月17日高知県地産外商公社はこのほど、特命課長カツオ人間を主人公にした高知県PR動画の第2弾「カツオ人間・ザ・ムービー2『カツオただいま出張中。』」を公開した。カツオ人間は、高知県土佐沖出身という設定で、2011年、2012年まるごと高知のPR大使を経て、2013年には高知県地産外商公社特命課長に就任。このほど公開された動画は同タイトル第1話「ふるさとのお茶」となっており、以降の公開スケジュールは10月26日に第2話、11月2日に第3話、11月9日に第4話、11月16日に第5話となっている。いずれも20時公開予定。公開は「カツオ人間・ザ・ムービー2『カツオただいま出張中。』」サイトにて。
2014年10月20日高知県と鳥取県は12日と13日に、東京都千代田区のベルサール秋葉原で「高知×鳥取 まんが王国会議2014 in Akiba」を開催する。○岩手県がゲストとして参加、各県のグルメも展開同イベントは、共に"まんが"をテーマに県の知名度向上や観光客誘致に積極的に取り組んでいることから、高知県と鳥取県が互いに協力し合うことで生まれた催し。昨年の開催時と同様、今年も高知と鳥取の両県知事が参加する。さらに今年は、「まんがをテーマに県の知名度向上に取り組む新たな県」として、岩手県がゲスト参加を表明。岩手県知事を含めた3県知事に加えて、応援団として「AKB48 Team 8」から、廣瀬なつき(高知県出身)、中野郁海(鳥取県出身)、佐藤七海(岩手県出身)らも参加。まんが王国会議親善大使である浜田ブリトニーとともに、13日の12時30分から一時間半のトークセッションを行う予定になっている。また、13日の11時~11時30分には地元で活躍するご当地アイドルのステージを展開。高知県からはご当地アイドルはちきんガールズが、鳥取県からはまんが王国とっとりPRのため県内外で活躍するアイドルユニットChelip(チェリップ)が出演する。まんが以外にも、両日各県の魅力が楽しめる物産展や地元のグルメを用意しているという。開催日時は10月12日~13日、11時~17時。会場は東京都千代田区外神田3-12-8 ベルサール秋葉原。
2014年10月03日日本各地にはいろいろ個性的な名前が付いた駅があるが、それらの中でも特にユニークなものが高知県にある。それが、漫才のネタにも使われたことがあるという、いつも謝っている「後免(ごめん)駅」である。ごめん駅は高知県南国市にあり、JR四国と土佐くろしお鉄道が乗り入れている。JR四国の列車は特急も含めて全て停車するため、県下主要駅のひとつと言ってもいいだろう。また、土佐くろしお鉄道に関しても、高知県南東部に向かうごめん・なはり線の始発駅という重要な役割を果たしている。「ごめん」という駅名は1959年、合併によって南国市となった旧後免町からとられている。その後免について南国市観光協会の岩村大志さんは、「かつて土佐藩の奉行で地域の発展に貢献した野中兼山という人物が、諸役を免じたことから付けられたものです」と説明する。実は、旧後免町は「アンパンマン」で知られる絵本作家・漫画家のやなせたかしさんが若かりし頃に過ごした地でもある(現在の南国市立後免野田小学校出身)。そうした縁から、ごめん駅にはやなせさんがデザインした「ごめん えきお君」がいる(衣装は奈半利(なはり)駅のキャラクター「なは りこちゃん」とおそろい)。さらに、その「ごめん えきお君」の隣には、ベンチと一体になったアンパンマンの石像と「ごめん駅でごめん」の歌碑も設けられている。さらに、ごめん・なはり線の各駅には、同じくやなせさんがデザインしたイメージキャラクターが設置されている。加えて、駅前にある「南国市御免町商店街」には、地域の活性化を図って、アンパンマンやばいきんまん、ドキンちゃんといった人気キャラクターたちの石像が7体置かれた「やなせたかしロード」まで設けられている。一駅東隣には、土佐くろしお鉄道の駅で土佐電気鉄道後免線の電停もある「後免町駅」があって、ここにもやなせさんがデザインした「ごめん まちこさん」がいる。この駅はやなせさんの発案により、「ごめん駅」と対になるように2004年に“ありがとう駅”という愛称まで付けられている。高知平野が開ける場所に位置している南国市は、海の幸・山の幸に恵まれ、おいしい地酒などもあるが、有名なのが「しょうが」と「しゃも鍋」だ。特にしょうがは旧後免町付近でよくとれることもあって、「ごめんしょうが飴」というオリジナルスイーツも作られ、土産品としても人気が高い。一方、「しゃも鍋」は、龍馬が最後に食べ損ねたものとして知られている。「平成22年秋から、南国市内10カ所の飲食店でシャモ鍋をはじめ、シャモ肉を使った多彩な料理が食べられるようになりました」(岩村さん)。南国市へ行ったら、坂本龍馬ゆかりのシャモ鍋を楽しんでみてはいかがかな!?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日高知県香南市にある「高知県立のいち動物公園」は、10月2日に生まれた「ブチハイエナ」の飼育日記を、同園公式ホームページで公開している。同園では、2010年12月からアフリカに生息するハイエナの一種ブチハイエナの、「ブッチー」(オス)と、「エナ」(メス)を飼育。公開されているのは、この2頭の間に生まれた子どもの「飼育日記」で、「エナ」の陣痛が始まった10月1日から、子どもが生後56日目となる11月27日までの親子の様子が公開されている。生後56日目の日記では、子どもがエサを食べる様子を紹介。アゴの力はすでにブチハイエナの片りんを見せており、骨にかみついたら放さないという。また、馬肉や鶏肉はほとんど食べず、豚の骨にのみ執着しており、小さな歯でガリガリとかじる様子は、同ページに掲載されている動画でも見ることができる。なお、現在同園ではブチハイエナの親子を公開中。驚かせると巣穴である屋内展示場と寝室に戻ってしまうため、あまり大きな音をたてずに見てほしいとのこと。詳細は、同園公式ホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日セブン銀行は14日、高知銀行と2013年春ごろよりATMの利用提携を実施すると発表した。このたびの提携により、高知銀行のキャッシュカードを持っている顧客は、セブン-イレブン、イトーヨーカドーなどに設置してある全国のセブン銀行ATMで、入出金などのサービスが利用できるようになる。セブン銀行ATMは、2012年11月末現在、47都道府県に合計1万7579台設置されている。高知銀行との提携に関する具体的なサービス内容、手数料などについては、詳細が決まり次第あらためて告知される。なお、セブン銀行のキャッシュカードは高知銀行のATMでは利用できない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日11月15日は坂本龍馬の生誕日。そこで11月を「龍馬月間」と題し、高知駅南口に隣接する“こうち旅広場”にて、様々なイベントが開催される。「こうち旅広場」には、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で使用された坂本龍馬の生家セット「『龍馬伝』幕末志士社中」を設置。また、高知県の観光情報を提供する「高知観光情報発信館とさてらす」など、土佐・高知の魅力をPRする施設が登場する。11月の龍馬月間の前半(11月3日~11日)は、新企画の「こうち旅広場フラワーウィーク」で高知を代表する花々が会場を彩る。グロリオサ、ブルースター、トルコキキョウなどを使ったオブジェ展や花の販売、リースや寄せ植え園芸教室などを予定している。11月15日の坂本龍馬の誕生日には、「龍馬生誕祝い」を開催。龍馬が愛したと言われるしゃも鍋やバースデーカステラを振る舞う。また、11月18日には、龍馬や龍馬に関連する人物に仮装する「恒例!!第3回なりきり龍馬仮装コンテスト」を実施する(コンテストの参加には事前エントリーが必要)。11月23日には、「勤皇感謝の日」を開催。ご当地アイドル“土佐おもてなし勤王党”の坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎、岡田以蔵、岩崎弥太郎、瓦版屋りょうの6名が登場。特別ステージや撮影会を実施する。また、「『龍馬伝』幕末志士社中」来場した人には、様々なプレゼントを用意している。「『龍馬伝』幕末志士社中」の入場料金は、大人500円、小中学生250円、シニア(65歳以上)250円。イベントの詳細はよさこいネットでも案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日9月29日(土)と30日(日)の2日間、「月の名所」として全国的に知られている高知県桂浜公園で、仲秋の名月を龍馬とともに眺めるイベント「桂浜観月会」が開催される。今年は”灯り咲く、月夜の浜とデジタル絵巻”をテーマに、「デジタル掛け軸(D-KLive)」と土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)作家による灯火などで、いつもとは違った月の名所・桂浜を演出する。29日にはオープニングセレモニーを行い、18時00分~18時30分、オープニングアクトに日本でも数少ない実力派のスティールパンユニット「COSMO’S」を迎えてのライブ演奏。「COSMO’S」は、スティールパンバンド「SUPERHAPPYBROTHERS」の馬詰氏と、アンビエンスバンド「SPIRITUALBOOSTER」の田村氏のツーピースユニット。カリブの楽器スティールパンの音色とアンビエント(環境音楽)と表現される電子音楽が桂浜の自然と絶妙に融合し、会場を緩やかに盛り上げる。30日の演奏は19時30分~20時00分。桂浜の龍王岬では、今年の「桂浜観月会」のハイライトの一つである、世界的なデジタルアーティストの長谷川章氏よる「デジタル掛け軸」。100万枚のデジタル映像をランダムに組み合わせ、プロジェクターで雄大な自然に映写して幻想的な空間を作り上げるの空間照明アートで、今回は龍王岬をライトアップし、昼間の姿とは一変させる。公開時間は29日、30日ともに、18時00分~21時00分。そして、月夜の桂浜を中心に桂浜公園を彩る、土佐典具帖紙アート「hamadawashi」によるアート照明”waka”と”CUBE”。「hamadawashi」は、人間国宝に指定された手すき和紙職人、祖父浜田幸雄氏の後継者、四代目浜田洋直氏と、弟・治氏による土佐典具帖紙アートのブランド。ちなみに土佐典具帖紙は「カゲロウの羽」とも表現され、厚さ0.03ミリと世界一薄くて強い手漉き和紙(国の重要無形文化財)だ。公開時間は29日、30日ともに、18時00分~21時00分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日土佐藩主に献上した氷の貯蔵庫「氷室」を、高知県にある単独の山としては最も高い「手箱山」 (1806.2m)の山頂付近に再現し、氷の切り出しから献上までを再現した小さな時代絵巻「氷室まつり」が7月15日(日)に開催される。1600年代前半、土佐十万石二代目藩主・山内忠義公の時代まで、毎年旧暦6月1日、予土国境付近、本川村の手箱山(1,806m)山中に雪屋(氷室)から、氷を取り出して壺に納め夜間の早飛脚で献上した。はたして、南国土佐で氷を貯蔵し、真夏に遠く離れた高知の藩主の元に届けることは可能なのか。この手箱山の氷室伝説ロマンに魅せられた「越裏門(えりもん)・寺川地区村おこし協議会」の人々がこの歴史の謎を解明すべく、1999年の厳冬期に氷室を史実に基づき再現し、その年の7月19日に氷を高知県庁まで運び感動を呼んだという。翌年から現在に至るまで、7月の第2日曜日に氷室びらきを行い、手箱山の麓の高知県吾川郡いの町越裏門地区で盛大に行われているのが「氷室まつり」だ。今年22回目となる「氷室まつり」は、7月17日午前11時より開催。早朝から登山隊が手箱山に登り、2月に氷室に詰めた天然の氷を掘り出し、会場の来場者にふるまうという。「氷室の氷掘り出し」を見学する希望者は出発の午前6時30分までに裏門公民館か、7時に大瀧の滝に集合とのこと。当日は同町で氷の残量当てクイズ、和太鼓演奏(吾北一番風・本川若衆太鼓)、吉野川源流水族館、ウチョウ蘭展、餅つき&餅投げ、丸太切り競争、宝探し、あめご釣り掘り&掴み取り、本川神楽(国指定重要無形民俗文化財)など多彩なイベントも用意されている。なお、メインのイベント会場では、しし肉、牛肉、野菜のバーベキュー(前売り1セット3,000円)に舌鼓を打つことができ、また、この本川地区の特産である、キジ汁や本じゃが、山菜なども販売されるとのことだ。高知県の奥深い山中の小さな村・本川村で行われる「氷室まつり」。自然界からの贈り物・氷が主役の祭に参加し、歴史ロマンを体感するとともに、ひんやり納涼気分を楽しんでみてはいかがだろう。;;link;/ccareer/level1/yoko/2012/06/post1917.html/news/2012/07/11/014/index.html/ccobs/news/clicccar/2012/01/post1215.htmlよさこいネットいの町観光協会【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日