宮部みゆきの長編ベストセラーの映画化となる『ソロモンの偽証』の製作製作報告会見が11月12日(水)、都内で開催され、主演の藤野涼子を始めとする10代キャストに佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、尾野真千子に成島出監督、原作者の宮部さんが出席した。宮部さんが構想15年、執筆に9年をかけた集大成とも言える長編ミステリーの映画化のため成島監督を始めとする『八日目の蝉』チームが再結集。ある雪の日に起きた中学生の飛び降り事件――。当初は自殺で処理されたが、実は他殺であるという告発があり、そこからクラスメイトの中学生たちによる前代未聞の“裁判”の開廷に至るが…。中学生キャスト33人はオーディションで決定。1万人を超える応募があり、書類選考、面接を経て、さらにはワークショップまで開催し、異例とも言える半年もの期間をかけて選び抜かれた。藤野さんは、自身が演じた役名の“藤野涼子”をそのまま女優としての名前とし、本作でデビューを果たしたが「自分の中で『ソロモンの偽証』に出て、藤野涼子という役をもらって、その感情を忘れたくないから」と理由を説明する。原作者の宮部さんは、“藤野涼子”という名前を女優名として使いたいという申し出を「二つ返事で」了承したとのこと。「私は(原作を)毎月少しずつ書いてきたけど、原作は字で書いているだけ。いま、その登場人物たちが目の前に座っていて、夏にロケ現場にお邪魔した時と比べても背も伸びて、顔つきもしっかりしてきて成長しているのを感じています。私には子どもはいないし、『作家にとっては作品が子ども』とも言われますが、いま、自分にはこんな子どもたちがいたんだという気持ちです。名前でよければどんどん使って下さいという思いで、申し出をいただいたときは『書いてよかった』と思いました。作家冥利に尽きます」と“名付け親”としての思いを口にした。藤野さんはオーディションに受かった瞬間について「知らせを聞いて、喜びの感情よりも緊張に見舞われました。『こんな大役を務められるのか?』という不安と、『なぜ演技経験のない自分が?』という疑問が浮かびました」と正直な思いを吐露。演じる上では「涼子は人のことを考えて行動する子なので、自分も中学生キャストのみんなが現場で何を考えているのか?考えて行動しようと心掛けた」とふり返る。母親役を演じた夏川さんは「久しぶりに会って、後姿を見て頼もしく思っています」と“娘”の成長に目を細めていた。このほか、中学生キャストでは『渇き。』でいじめられっこの“ボク”を演じて注目を集めた清水尋也、お笑いコンビ「まえだまえだ」の兄で是枝裕和監督の『奇跡』で主演を務めた前田航基らも出演。成島監督は、若きキャスト陣について「この子たちは“芝居”をしていない」とあくまで役として自然に現場にいたと強調。「痛々しいくらい純粋で、この子たちと心中しようと思った」と本作にかけた思いを語った。『ソロモンの偽証』前篇・事件は2015年3月7日(土)、後篇・裁判は4月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月12日ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作と謳われる同名小説を、『八日目の蝉』の成島出監督が映画化する『ソロモンの偽証』。このほど、学校を舞台にしたミステリー作品となる本作ならではの、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を想起させる第一弾ポスタービジュアルが解禁となった。物語は、クリスマスの朝、雪の校庭に転落した男子生徒の死から始まる。警察は自殺と判断するも、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発された容疑者はクラスメイト。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画、そして犠牲者が一人、また一人。隠された真実を暴くため、“学校内裁判”が開廷される…。先日、1万人規模のオーディションを経て主演に選ばれた新星女優“藤野涼子”が役名と同じ名前でデビューすることでも注目を集めている本作。今回、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に見立てて描かれた、第一弾ポスター。イエスの「この中の誰かが私を裏切る」という一言によって動揺する使徒たちの様子が、クラスメイトの謎の転落死をきっかけにざわめき立つ中学生たちの姿と重ねた作りとなっている。このビジュアルと併せて配給元の松竹は、この宗教画のようなポスターに隠されたメッセージを解説した資料を配布。主人公・藤野涼子の前に置かれた天秤は“正義”の象徴であり、死の真相を暴こうとする彼女の決意を表しているそう。そのほか、本作の鍵を握る重要人物3人もご紹介。■役名:柏木卓也(演:望月歩)/位置:左端役どころ:校庭で死体となって発見される男子生徒。解説:「最後の晩餐」における使徒・バルトロマイの位置で、イエスの言葉を聞き取ろうと立ち上がっている。ダ・ヴィンチ自身を描いているという説もあり、本ビジュアルでは、自らの死がきっかけでざわめくクラスメイトたちを俯瞰している様子を表現している。■役名:神原和彦(演:板垣瑞生)/左から5番目役どころ:他校生。柏木卓也の友人として登場する男子生徒。「最後の晩餐」における使徒・ヨハネの位置。その正体は謎に包まれており、他校生にも関わらずひとり、この事件に関わろうとする神原のミステリアスな人物像と対応している。■役名:三宅樹理(演:石井杏奈)/左から7番目役どころ:容姿にコンプレックスを持ち、陰鬱で攻撃的な性格の女子生徒。「最後の晩餐」における使徒・トマスの位置。裏切り者がいることを使徒に告げたイエスに対して、「裏切り者は1人だけですか」と激しく問い詰める。彼女は、事件の真相を知る人物なのか…?そんな一方で、「最後の晩餐」との大きな違いも。「最後の晩餐」ではイエスと12人の使徒の計“13”人が描かれているが、本ビジュアルに登場しているのは“12”名の中学生。居るべき場所に存在しないのは誰なのか?そして、そこに込められた意図とは?ベールが少しづつ脱がされていくものの、その度に謎を深めていく本作。ちなみに、兄弟子役として人気を博した「まえだまえだ」の兄・前田航基が、かなりポッチャリした姿で左から4番目の位置に描かれていたりと、よくよく見てみると本作の“謎”以外の部分でも存分に楽しめる仕上がりとなっているこのポスターをよく眺めてみては?『ソロモンの偽証』<前篇・事件>は2015年3月7日(土)より、<後篇・裁判>は2015年4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月05日『八日目の蝉』の成島出が監督を務め、宮部みゆきのミステリー巨編を2部作で完全映画化する『ソロモンの偽証』。これまで佐々木蔵之介、永作博美、尾野真千子、黒木華ら“大人”キャストのみが明かされていたが、ついに主演の藤野涼子(役柄同名)を始めとする、中学生キャスト12人が発表に!さらに、前篇、後篇それぞれのタイトルと公開日も決定した。クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。その死は、校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、そして犠牲者がひとり、またひとりと増えていく。何が嘘で、何が本当なのか?保身しか考えない教師たちに見切りをつけた、ひとりの女子生徒、藤野涼子によって、ついに“校内裁判”が開廷されることに――。校内裁判を行う中学生たちを演じるのは、1万人にも及ぶ候補者の中からオーディションで選ばれた33人。佐々木さん、永作さんら日本を代表する豪華俳優陣と真っ白な新鋭たちとのぶつかり合いは、スクリーンに想像を絶する化学反応を巻き起こす。その中で主人公・藤野涼子役を演じる新人は、役名をそのまま芸名に、つまり“藤野涼子”という名の女優として本作で映画デビュー。役名でのデビューは、故・三國連太郎(木下恵介監督『善魔』の役名 より)を始めとする、往来の映画俳優たちを想起させ、早くも期待を高めている。2000年生まれの藤野さんは、自殺した(?)柏木卓也の死体の第一発見者であり、学校内裁判の提案者となる主人公に。本格的な演技は初挑戦でありながら、初主演を務めている。 また、他校生だが、柏木卓也の友人として裁判に参加する神原和彦役には、板垣瑞生。『闇金ウシジマくん Part2』で映画デビューし、12月13日公開の『アオハライド』では東出昌大演じる馬渕洸の中学生時代を熱演する。物語の鍵を握る三宅樹理役には、「E-girls」のメンバー・石井杏奈、 彼女をいじめる問題児、大出俊次役には『渇き。』のボク役で注目を集めた清水尋也、樹理と友達の浅井松子役に映画初出演の富田望生。さらに柏木卓也の死体の第一発見者、野田健一役には是枝裕和監督作『奇跡』で主演を務めた「まえだまえだ」の前田航基、そして、不登校の状態が続いていた矢先、裏庭で死体となって発見される柏木卓也を、NHK大河ドラマ「平清盛」で平資盛の幼少期を熱演し、『おおかみこどもの雨と雪』では声の出演を務めた望月歩が抜擢されている。そのほかクラスメイトには、西村成忠(井上康夫役)、西畑澪花(倉田まり子役)、若林時英(向坂行夫役)、加藤幹夫(橋田祐太郎役)、 石川新太(井口充役)ら、映画初出演者を含む、まさに等身大の新鋭たちが勢ぞろい。もう大人たちに任せておけない――前代未聞の校内裁判の行方が、ますます楽しみになってきた。『ソロモンの偽証』<前篇・事件>は2015年3月7日(土)より、<後篇・裁判>は2015年4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日小説は約12万部、コミックスも累計30万部を突破した宮木あや子による原作を、安達祐実・主演で映画化した『花宵道中』が、いよいよ11月8日(土)より劇場公開となる。第27回東京国際映画祭でアジアン・プレミアを迎える本作は、芸能生活30周年を迎えた安達さんが、キャリアのすべてを注ぎ、一途な恋を貫く吉原遊女を演じた渾身作。そんな本作をいち早く鑑賞した各界の多彩な著名人たちから、コメントが到着!安達さんが初のヌードを披露していることから、「具が大きいのかなー」という事務所の後輩・鳥居みゆきの過激発言(!?)が飛び出したものの、いずれもがっちりと女性陣の心をつかみ、現代最高峰の女優のひとりとなったことを裏づける絶賛の声が相次いでいる。江戸時代末期の新吉原。囚われの身ながらも地道に働き、間もなく年季明けを迎えようとしていた人気女郎・朝霧(安達祐実)は、縁日で半次郎(淵上泰史)という青年と出会う。彼との思いがけない出会いは、やがて彼女の運命をさらに壮絶なものへと変えていく――。同名の原作小説は、第5回「女による女のためのR-18文学賞」で大賞、読者賞をW受賞し、コミック化も大反響を呼んだベストセラー小説。遊女たちの甘美で美しくも、哀しく切ない生き様を、赤裸々かつ繊細な筆致で描き、逃れられない宿命を背負った主人公・朝霧の生き方には共感する女性が続出した。主演を務めた安達さんは、キャリア30周年の節目に艶やかな演技で肌を露わに熱演し、新境地を開拓。相手役を淵上泰史、妹女郎役を小篠恵奈が務めるほか、三津谷葉子、多岐川華子、立花彩野ら若手女優陣が彩りを添え、高岡早紀、友近、津田寛治ら個性派共演陣が脇を固めている。■コメント一覧■假屋崎省吾/華道家一世一代の恋の花を咲かせいさぎよく散った吉原遊女。これほどまでに哀しく美しく妖艶な安達祐実の凛とした女優魂に目をみはるばかりである。鳥居みゆき/芸人ヌードがあると聞いていたので、「具が大きいのかなあー」と過去のCMを思い出し下心満開でしたが、実際観ると、これはエロの映画じゃないと思い反省しました。良い映画です。内田春菊/漫画家・俳優既に遠いものとなった、どうしようもない運命と、悲しみの中から生まれる官能を体験できる作品です。ハッピーな話ではありませんが、共感し、同情の涙を流すことが出来る、まさに女性のための映画。スガ シカオ/シンガーソングライター『花宵道中』、安達祐実さんの本気が伝わる素晴らしい映画でした。最後のセリフ、相当心つかまれましたよ。豊島監督の繊細な演出も素晴らしかったです。「CLAMP」/女性創作集団原作ファンとして映像化されると知って喜びつつも、どんな風になるのだろうと少しだけ不安でしたが、まさに杞憂でした。女性にこそみて欲しい、本当に儚くて美しくて、でも力強い恋物語です。内舘牧子/脚本家どんなに幸せな楽しいシーンでも、目の奥に悲しみをたたえている安達祐実に感服した。ホリエアツシ「ストレイテナー」/ミュージシャン遊女朝霧の凛とした生き様、安達祐実が見せる艶美な表情と、押し殺す感情の移ろいに、心を締め付けられた。静かに、優しく描き出される愛の悲劇に、江戸時代、吉原の背景がエキゾチックに見えてくるのが不思議だ。三味線を弾くシーンがとても印象的だった。ドーキンズ英里奈/タレント朝霧の表情・声を感じて伝わる、悲しくも美しい愛の儚さ、人の儚さが心に響きました。全身全霊で愛することって、こんなに綺麗なんだなぁと感じました。ヴィーナス・カワムラユキ/DJ Bar「しぶや花魁」コンセプト・プロデューサー女なら人生という花宵道中に花を咲かせてみたい。時代を越えて女が男を真剣に愛するという事の美しさと強さ、そして儚さを感じさせてくれる作品。姫野カオルコ/小説家「幼児のころに吉原に売られ、身を売ることしか教えられなかった」というヒロインを、安達祐実が演じる…これはもう幼児のころから祐実ちゃんを見てきた国民には、胸に迫るものがあるのではないだろうか?清川あさみ/アーティスト妖艶さと、無垢さを兼ね揃えた安達祐実の美しさは素晴らしい。すぐにでも美女採集したくなりました。神田サオリ/踊絵師安達祐実さんの引力。瞳に 肌に ゆびさきに。押しとどめても滲みあふれる色が満ちて、引力。何故こんなにも胸がさわぐのか。それはきっと私の中にも同じ朱色が満ちているから。観ている間中、脳天をそっと触れられて ふるえるように花が咲きました。『花宵道中』は11月8日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日(画像はプレスリリースより)アスリート部門では浅田真央さん、アナウンサー部門では水ト麻美さんポーラ・オルビスグループのオルビスは、すっぴん美肌の鍵を握るHSPを配合した次世代スキンケア「ORBIS=U(オルビスユー)」の購入顧客数40万人突破を記念し、全国の20代~50代男女1000名を対象に「すっぴんに関する意識調査」(調査期間:2014年6月10日~11日)を実施し、その結果を発表した。調査結果によると、すっぴんがキレイそうな女性の著名人を、アスリート、芸人、コメンテーター、アナウンサー、ブロガーの部門ごとに聞いたところ、アスリート部門では浅田真央さん、芸人部門では鳥居みゆきさん、コメンテーター部門では眞鍋かをりさん、アナウンサー部門では水ト麻美さん、ブロガー部門ではローラさんが1位に。「ローラ」さんが、419票と各部門を通じて最も票を集めた。女性のすっぴん、男性の半数が幻滅の経験ありまた、男性を対象に、女性のすっぴんをみて幻滅したことがあるか聞いたところ、半数(50.4%)から「経験あり」の声が。どのような点に幻滅したかを聞いたところ、トップは意外にも「肌のくすみ」が40.1%と、「眉の薄さ」(38.1%)や「目の大きさの違い」(34.1%)を上回る結果になったという。アイメイクが進化する昨今、すっぴん顔とメイク顔で「目の大きさが違う」のは、いわば想定内で、女性が思っている以上に、素肌の粗がみられていると思った方がく、「すっぴん美肌へ向けたケアがマナーといえそう」としている。【参考】・オルビスプレスリリース(@Press)
2014年06月26日「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで知られる、北海道帯広市内にある旧広尾線・幸福駅では、今夏から、幸福駅の新キャラクター「駅神・みゆき&めぐみ」の公式オリジナルグッズを販売している。また、11月12日には、札幌や首都圏、関西圏のアニメショップでも取り扱いを開始した。同キャラクターは、NHKの番組「新日本紀行」が巻き起こした「幸福駅ブーム」が40周年を迎えるにあたり、北海道出身・在住のイラストレーター、原画家の「みけおう」氏が作成した、幸福駅と愛国駅のPRキャラクター。同地に住む「駅神様」という設定で、公式ホームページの「ブログ」を通じてPRに携わっており、”みゆき”は幸福駅周辺、”めぐみ”は愛国駅周辺を担当している。販売されているのは、”みゆき”、”めぐみ”それぞれのイラストがはいった「ミニお守り」や、幸福キップをモチーフとした「キップ型ハガキ」など。また、「幸福駅お守り」や「うちわ」など、”みゆき”と”めぐみ”が共演しているグッズもある。そのほか、一部店舗にて、同駅以外では初となる、「幸福キップ」の販売も行っているとのこと。なお、取り扱い中のショップは、札幌エリアでは「ゲーマーズ札幌店」、「アニメイト(札幌店、新千歳空港店を含む一部店舗)」、首都圏では「ボークス秋葉原(ホビー天国)」、「AKIHABARAゲーマーズ本店」、「アニメイト(秋葉原店、新宿店を含む一部店舗)」、関西圏では「ホビースクエア京都」、「ボークス大阪ショールーム」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日人気バトル・アクションシリーズ最新作『バイオハザードV:リトリビューション』がついに完成し、9月3日(月)、東京・六本木ヒルズアリーナで開催されたワールド・プレミアで世界最速の“お披露目”が実現。会場にはシリーズの顔である主演のミラ・ジョヴォヴィッチを始め、ポール・W・S・アンダーソン監督と前作に続き出演する中島美嘉が駆けつけ、約1,000人のファンから熱狂的に迎え入れられた。「コンバンワ、トウキョウ!来日するたびに“故郷”に帰ってきた感覚になるの」(ミラ)、「みなさんが知っている通り、『バイオハザード』は日本生まれのゲーム。だからこの作品を世界で最初に、日本のファンのみんなに観てもらえるのはとても光栄」(アンダーソン監督)と昨年10月の東京国際映画祭以来、約1年ぶりの“帰還”に夫婦そろって喜びを語った。ミラがこの日着用していたのは、人気ブランド「エリン・フェザーストン」の黒いビスチェトップス。気品あふれるデザインとシャープなシルエットは、美貌と強さを兼ね備えたミラにピッタリだった。ウィルスが蔓延しほとんどの人間がアンデッド(ゾンビ)になってしまった近未来を舞台に、ミラ演じる主人公・アリスが人類滅亡を企んだ人物を追いかけて東京、ニューヨーク、モスクワと世界を股にかけた戦いに身を投じる。アリスの過去と、いままでの真実を覆す驚愕の新事実が明らかになるシリーズ最重要作だ。シリーズを追うごとに、演技やアクションのハードルが上がっていると言い、ミラは「夫は私をイジメるのが好きなの…」とファンを前に、ジョーク交じりで夫をチクリ。一方、アンダーソン監督は「ミラをイジメる気分?夢が叶ったって感じかな」とこちらも負けていない。そんな2人が「作品の見どころは?」と質問されると、「アリスと美嘉が演じるアンデッドとの戦い」だと断言。「天使の歌声を持った小鳥のような美嘉が、現場では『アクション!』の声と同時に戦士に変身するのよ」(ミラ)、「前作での美嘉のアンデッドぶりが素晴らしかったから、もう一度出演をお願いしたんだ」(アンダーソン監督)と大絶賛だ。一方、中島さんは照れくさそうな表情を見せたが、アンダーソン監督が「次もイジメることになるかも」と次回作への出演を匂わせると、「楽しみにしています」と決意を新たにしていた。この日はしぶとく生き延びている“アンデッド芸人”のダンディ坂野、小島よしお、鳥居みゆきがゾンビメイクで登場。ミラは小島さんの姿に「海パンをはいたゾンビは初めて!」と大爆笑していた。『バイオハザードV:リトリビューション』は9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:バイオハザードV:リトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年09月03日幸福駅(北海道)の公式ホームページ「幸福駅発」は22日、観光PRのための新キャラクター「みゆき&めぐみ」を公開した。ブログ「みゆきの幸福日記」もスタートしている。39年前、NHKの番組『新日本紀行』で放送されたのをきっかけに、幸福駅(旧国鉄広尾線)は全国的にその名を知られるようになり、「愛国から幸福行き」のきっぷが爆発的に売れるなど、同じ広尾線の愛国駅とともに一大ブームを巻き起こした。その後、広尾線は廃線となったが、幸福駅と愛国駅は駅名の縁起の良さから観光地として存続し、現在も国内・国外を問わず多くの観光客が訪れる。「みゆき&めぐみ」は、来年でブーム40周年を迎えるにあたり、幸福駅と愛国駅のPRキャラクターとして制作されたもので、北海道出身・在住のイラストレーターであり原画家の「みけおう」さんがデザインした。ともに当地に住む「駅神様」という設定だ。「みゆき」は幸福駅周辺を担当する新米の駅神様で、慎重すぎる性格でおとなしく見られがち。しかし一度決めたらやり抜く芯の強さも持っている。得意の歌と癒しのチカラで、駅を訪れる人々を幸せに導く。一方、「めぐみ」は愛国駅周辺を担当する駅神様。社交的で活発な性格で、人と人を結びつけるのが大好きだが、たまに早とちりしてしまうことも。恋愛占いが得意で、人々に愛を広めていく。2人は「幸福駅発」や「みゆきの幸福日記」などを通じ、幸福駅と愛国駅のPRを行う。7月中旬より、幸福駅のお土産店にて公式グッズも発売予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日11月19日(土)・赤坂ACTシアター。いよいよ中島みゆき夜会VOL.17「2/2」の幕が開いた。コンサート、演劇、ミュージカルといった枠を超えた「言葉の実験劇場」として1989年からスタートした「夜会」も、回を重ねるごとに進化、深化を遂げ、今回で実に17回目。「2/2」は、1995年の「夜会 VOL.7」、1997年の「夜会 VOL.9」に続いて3回目の上演となる。自身初の長編小説としても発刊され、のちに2005年には映画化も実現した「夜会」の代表作のひとつだ。中島みゆき夜会VOL.17の公演情報「多重人格」をテーマに、主人公・莉花が、恋人・圭との関係を構築していく中で、自分の中のもうひとりの存在に気づき葛藤していくストーリーの骨格はそのままに、設定、構成、演出、舞台装置に至るまで大きな改訂が施されている。新曲も多数用意され、これまでの「2/2」で、すでにお馴染みの曲にも歌詞やアレンジに大きな手が加えられていた。舞台設定のひとつ、ベトナムの風景を具現化する美術は圧巻だ。キャストの植野葉子、香坂千晶、コビヤマ洋一の繊細にしてときに大胆な演技が秀逸。曲が披露され台詞のないシーンでも実に情感的な表情としぐさで物語の深みを演出することにひと役買っている。そしてなにより中島みゆき自身の存在感に圧倒された。複雑で難しい深層心理をうまく描きながら、演技と歌で唯一無二の緊張感を届けてくれた。終盤の圧倒的な歌唱は、観る者の身動きさえ許さないほどの迫力だ。音楽監督・瀬尾一三を筆頭に、小林信吾(key)、島村英二(ds)、富倉安生(b)、杉本和世(vo)など、中島みゆきのレコーディングやコンサート・ツアーでもお馴染みの、日本を代表する凄腕ミュージシャンたちが奏でるサウンドも実に贅沢だった。これまでの上演を観た人にも、そして初めて「夜会」を体験する人にも、ぜひとも堪能してもらいたいステージだ。今後、東京は12月19日(月)まで全23公演。年を明けて2012年2月5日(日)から2月21日(火)まで大阪・イオン化粧品シアターBRAVA!に場所を移して13公演が予定されている。リリースされたばかりのニュー・アルバム『荒野より』を「夜会」観賞前に聴いておくと、より楽しめそうだ。中島みゆき・夜会VOL.17『2/2』は、赤坂ACTシアターにて12月19日(月)まで上演中。チケットは好評発売中。
2011年11月21日「オールナイトニッポン」で福山雅治、中島みゆきが夢の共演歌手の中島みゆき(59)が「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」に22日、ゲスト出演決定!!放送開始45周年を迎えた「オールナイトニッポン」だが中島は1979年から87年まで、月曜日深夜を担当。また、福山は92~94年は同じ月曜深夜を担当し、2000年から現在の時間帯に移り、時には下ネタをまじえた軽快なトークで人気パーソナリティーの仲間入りを果たした。福山が番組中に生歌をうたう「魂のリクエスト」のコーナーで、中島のヒット曲「時代」「糸」「化粧」などを披露。さらに2002年には、フジテレビ系「福山エンヂニヤリング」の企画で中島の応援ソング「ファイト!」をカバーし、2006年6月に発売の中島のトリビュート・アルバム「元気ですか」に収録されるなど二人の縁は深い。さらに、その後、一夜限りで復活した「中島みゆきのオールナイトニッポン」に福山がコメント出演した際に「実はみゆきさんとはお会いして、ちゃんとお話をさせていただいたことがないんです。僕の『ファイト!』のカバーはどうすかね?お会いできるんでしょうか?その日を楽しみにしています」と対面を熱望していた。サンスポ・コムより)福山の5年越しのラブコールが22日に実る「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」の22日放送で、中島が新曲「荒野より」を発売(26日)するタイミングで5年越しのラブ・コールの“夢”が実現する。当日は二人のトークを中心に、リスナーからのメールも募集する予定だ。歴代のオールナイトニッポンパーソナリティの中で、男性・女性のそれぞれ人気No.1に輝いた2人の競演が、どんなトークを交わすのか、待ち遠しく楽しみだ。「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」10月22日(土)、23:30~25:00 OA、放送局:ニッポン放送。また、1999年に放送されたシリーズドラマ「古畑任三郎」に福山が出演した作品が10月25日(金)フジテレビチャンネルα再放送枠14時から放送予定だ。元の記事を読む
2011年10月17日韓国出身の6人組ダンスボーカルグループ、超新星が8月13日、神奈川・パシフィコ横浜展示ホールで日本デビュー2周年記念イベントを開催、2作目となる主演映画『僕たちのアフタースクール』の公開決定を発表した。超新星の公演チケット情報同イベントは、8月10日に2枚同時でリリースしたシングル『君だけは離さない』『メキ☆ラブ』購入者を対象に約1万5000人のファンを招待した。メンバーは黄色い歓声を浴びながら『君だけは離さない』を熱唱。その後、映画の衣装である制服姿で再登場すると、ユナクは「ファンの前で、こんなに恥ずかしいのは初めて!(学生服なんて)だいぶ長い間着ていないから……」と動揺を隠せず、しどろもどろで、客席を爆笑させた。同作は、韓国から日本の高校に来た6人のイケメン留学生が、日本人の仲間とともに、恩人の経営するクラブを再建し、借金返済に尽力するという青春ストーリー。それぞれが持ち味をいかし、「イメージを変身させて臨んでいる」(ユナク)という。スタイリストと相談し、キャップにブーツスタイルを選んだというグァンスは、「似合ってますか?」と問いかけると、ユナクが「一番似合ってるよ。ヤンキーみたいでいいじゃん」と笑わせた。ステージで、ひとりで歌うシーンがあるというソンモは、「(今まで)ひとりで歌うことはなかったので、寂しかった」と話し、ジヒョクは「セリフが長くて大変。日本の学生ドラマや映、バラエティ番組を観て研究した」と撮影での苦労を明かした。予告編が公開されると、グァンスが最後のチークダンスを見どころに挙げ、「ちゃんと観ると、メンバーが女の子とデートするときに、どんな男になるかわかります(笑)。それぞれの魅力を探してみて」とアピールすると、場内は騒然。すかさず一斉に「一番、お前がヤバいから!」と反撃して、笑いを誘った。イベント後の会見では、2年間の活動を振り返り、グァンスは「ファンとの距離が近くなって、家族みたい」とコメント。ゴニルは「日本語でこんな風にしゃべれることがびっくり」と感慨深い様子で、ユナクも「僕もびっくり。(会見は)韓国語でも大変なのに、今は6人がこうして話せることが嬉しい。日本で活動してよかった」と笑顔を見せ、ジヒョクは「僕は最近(日本語が)ペラペラ!」と笑わせた。目標については、ジヒョクが「オリコンで1位」を挙げると、すかさずユナクが「マンスリー(月間)で」と補足。ゴニルが「ドームでライブがしたい」と語り、ユナクは、「正直に言って、紅白に出たいです!2分30秒でもいいです」と意気込んだ。『僕たちのアフタースクール』は11月5日(土)より角川シネマ新宿・TOHOシネマズ六本木他全国劇場にて公開予定。超新星の他、大政絢、別所哲也、鳥居みゆき、叶姉妹らが出演する。
2011年08月15日K-POPグループ「超新星」主演の映画『僕たちのアフタースクール』が公開されることになり、メンバー6人は高校生を演じることが明らかに!8月13日(土)、およそ15,000人のファンを集めて開催されたイベントで正式に発表された。デビュー2周年を記念し、最新シングル「君だけは離さない」、「メキ☆ラブ」を購入したファンを招待し“超新星☆博2〜超☆夏祭り〜”を開催。第1部ではメンバー6人が超新星にまつわるクイズに挑戦するなど、ファンとの交流を楽しんだ。さらに6人は「君だけは離さない」を熱唱し、会場は徐々にヒートアップ。その後“重大発表”と称して、メンバーは衣裳の高校の制服姿で再登場し、客席からは大声援が上がった。映画で、6人は日本の高校にやってきた留学生を演じ、借金まみれのクラブを経営する。1週間で900万円を返済すべくあの手この手で客を集めようとするのだが…。26歳のユナクは制服姿に「こんなに恥ずかしいのは初めて」と照れ笑い。一方、グァンスは周囲からの「似合う、似合う」という声にノリノリ。「わがままな男の役なので」とキャップを後ろ向きに被ってファンの声援に応えていた。ソンモは、ステージでひとりで歌うシーンがあるが「いままでひとりで歌ったことないので寂しかったです」と明かした。完成したばかりという予告編映像も流されたが、6人が女の子と親密な雰囲気でチークダンスを踊るシーンでは客席のあちこちから悲鳴が…。グァンスは「このシーンをよく見れば、メンバーが女の子とデートするとき、どんな顔になるか分かると思います」と解説。すかさずほかのメンバーから「お前の顔が一番ヤバいだろ!」とツッコミを食らっていた。6人のほか、学校ではあか抜けない印象ながら、実はバリバリのオシャレ少女で6人のクラブ経営を助けてくれる真希に大政絢、さらにクラブの客として鳥居みゆきや叶姉妹も出演。『僕たちのアフタースクール』は11月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:僕たちのアフタースクール 2011年11月5日より全国にて公開
2011年08月15日20代男性の考える恋愛上手な女性お笑い芸人、1位はやっぱりあの人もはやネタやトークの面白さだけでなく、恋愛・結婚などのプライベートについてもお茶の間の話題になっているお笑い芸人たち。「え!?この人が!?」と思ってしまうような意外な芸人に恋愛の噂が流れたり、結婚したりと日々世間を賑わせています。さて、そんな恋多き(?)芸人たちの中でも「この人は恋愛が上手そう」と20代男性が思う女性お笑い芸人は、一体誰なのでしょうか?197名の男性が答えてくれました。>>女性編も見るQ.恋愛が上手だと思う女性お笑い芸人を教えてください(複数回答・敬称略)1位友近11.7%2位青木さやか7.1%2位シルク7.1%2位鳥居みゆき7.1%5位中島知子(オセロ)6.6%5位松嶋尚美(オセロ)6.6%5位柳原可奈子6.6%■友近さんのココが恋愛上手そう!・「気が利きそうだし、いい奥さんになりそうな雰囲気だから」(28歳/金融/金融系専門職)・「マメな感じがするから」(23歳/学校/その他)・「恋愛に関しては、いい女を演じてくれそう」(23歳/広告/営業)■青木さやかさんのココが恋愛上手そう!・「しゃべりが上手だし、家事もテキパキとこなしそう」(25歳/ソフトウェア/設計)・「テレビ番組で、恋愛相談へのアドバイスがうまかったから」(29歳/学校/その他)■シルクさんのココが恋愛上手そう!・「テレビで恋愛に関する武勇伝が放送されているのを見たから」(24歳/医療/サービス)・「あの年齢であんなテクを持っていたら、相当の恋愛上手なはず」(25歳/メンテナンス/営業)■鳥居みゆきさんのココが恋愛上手そう!・「テレビでは素の自分をほとんど出さないあたり、賢そうで恋愛上手に違いない」(26歳/広告/営業)・「なんだかんだ言って結婚しているから」(28歳/IT/営業)■中島知子さん(オセロ)のココが恋愛上手そう!・「周りの空気を読むのがうまそうで、それが恋愛にも生かされていそう」(25歳/化学/研究開発)・「浮き名を流しているイメージがある」(25歳/建築/総務)■松嶋尚美さん(オセロ)のココが恋愛上手そう!・「テレビでは気が強そうだけど、ギャップがあって普段は優しそう」(26歳/食品/営業)・「きれいだから」(28歳/ソフトウェア/プログラマー)■柳原可奈子さんのココが恋愛上手そう!・「かわいいし、話し上手なので恋愛経験が豊富そう」(27歳/食品/営業)・「モテそうな感じがするから」(26歳/証券/営業)総評多くの女性芸人の名前が上がり、意見が分かれる結果となりましたが、1位に選ばれたのは『2010年よしもとべっぴん芸人ランキング』でも見事1位に選ばれた友近さん。長年付き合っていた男性芸人との破局が報じられたこともある彼女ですが、「気が利きそう」、「マメな感じがする」といった、見た目だけでなく内面についても良いイメージを持たれていることが、1位の決め手になったようです。そのほかには、テレビなどで恋愛に関する話題を語る機会の多い女性芸人がランクインしていましたが、ちょっと意外だったのが鳥居みゆきさん。エキセントリックな芸風にも関わらず、「ちゃっかり結婚しているから」というところが主な理由でした。笑いを追求しながら、きちんと恋愛しているイメージもある女性お笑い芸人こそ、実はホンモノの恋愛上手と言えるのかもしれない。そう感じたランキングでした。(文・山本奈緒絵)調査時期:2010年7月30日~8月9日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性197名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク結婚や恋愛に関するその他のコンテンツはコチラでCHECK!!【男性編】フェロモンを感じる芸能人ランキングハチミツ二郎さん『モテ☆メタボ』に学ぶ、「モテ」のこつとは!?完全版(画像などあり)を見る
2010年09月11日芸人の鳥居みゆきが、自身が出演し携帯放送局BeeTVにて配信されたお笑い番組「鳥居ようちえん」のDVD発売記念イベントに出席。番組同様に先生として園児に限定夏休み補習授業を行った。今回発売されるのは「鳥居ようちえん入園編」、「鳥居ようちえん卒園編」の2タイトル。鳥居さんは園児相手でもキャラを崩すことなく、幼稚園の歌のお姉さんに扮して放送コードギリギリの“授業”を展開する。この日のイベントでも鳥居さんは、DVDの買い方からや道徳を“鳥居流”で子供たちに伝授し、会場を笑いに包んだ。イベント終了後に報道陣の取材に応じた鳥居さん。授業の感想を尋ねられると「子供たちの出来は、0点!!」となぜか先に子供たちにダメ出し。さらに「子供嫌いを克服するためにこの番組始めたけど、やっぱり私は子供はいらない。池上(彰)先生より良いこと教えたと思います」と自身については大甘採点で報道陣の笑いを誘った。さらに、久々に子供たちに会っての印象は?との質問に「久々に会ったら髪を切ったりしていて、『これから子役の仕事をガンガン取るぞ』感が出ていて、何かむかついた」とほぼ暴言。自身について、金髪にした理由を尋ねられると「菊地凛子に憧れて。嘘です。金髪にしたけど、スーパーサイヤ人にはなれませんでした」と意味不明ながらもやや口調はトーンダウン。だが、DVDの出来映えについて自己採点を求めると「まだ見ていないんで100点!!見たらきっと4点だな。…5点中ね。このDVDと今日のイベントで私が言いたかったことが分かる?『ストップ! 少子化!!』です」と力強く語り、最後も「もしDVDを買って、中にDVDではなくハムが入っていたら、おいしくいただいて下さい」というメッセージで締めた。「鳥居ようちえん入園編」、「鳥居ようちえん卒園編」DVDは共に発売中。■関連作品:非女子図鑑 2009年5月30日より渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて順次公開© 「非女子図鑑」製作委員会■関連記事:『非女子図鑑』の成功を解明!NCW映画プロデューサー特別セミナーに5名様ご招待渋谷隠れ家カフェにて“非女子メニュー”展開中!『非女子図鑑』鑑賞券を5組10名様にプレゼント
2010年08月25日当サイトをくまなくチェックしていただいている人はひょっとするとご存じかもしれませんが、僕は知る人ぞ知るエレベーターマニアでして、去る2008年には全国各地のエレベーターを紹介した「エレベスト」という本を出版しました。この本が縁で、日本が世界に誇るエレベーター製造会社の一つである日本オーチス・エレベータさんより連絡がありまして、社内報で「エレベーター好きの人」と取り上げていただいてからというもの、何かとよくしていただいております。で、実はこのたび「梅田さん、千葉県の芝山という町に、完成前のエレベーターを試験運転するためのエレベーターの試験塔があるんですが、よければ見学しませんか?」とのお話をいただきまして、さっそく二つ返事で芝山町に向かったのでありました。これが試験塔です。それにしてもデカい!車がミニカーみたい!このオーチス芝山テストタワーは高さ154.2メートルで、東京タワー(333メートル)の半分近くの高さの塔が突如千葉の田園地帯にあると説明すれば大きさがわかりやすいだろうか。なんでこんなデカいタワーが必要だったんですか?ひょっとして見栄ですか?「いやいや(笑)。最近は国内外問わず巨大な高層ビルが増えていますよね。安全なエレベーターを供給するためには、実際に据え付ける高層ビルと同様の施設で試験を行う必要があります。ですので、実際の高層ビルでの実験を想定して、このような高さの試験塔が必要だったわけです」(オーチス技術研究所所長・土肥さん)なるほど、そういうわけですね。ということは、この塔のなかでは、完成間近のエレベーターが上下しているわけですね。そりゃ見たいです。ではさっそくなかに……。と思いきや、ショールームを見学できるとのことで、試験塔の前に見てみることになりました。ショールームにあったのは、最新の技術を駆使したエレベーターの数々。頭頂部にあるベルトをたたくと自動的に防犯ベルが鳴る装置を導入したエレベーターは、痴漢防止などに役立ちそう。そのほか、気象庁との協力で、海上などで地震があると、到着までの数十秒前に、「あと○秒で地震がやってきます」と警告が鳴るエレベーターも。そして、いちばん気になった新製品がこちら。最近、駅のホームや大きなビルの入り口で見かけるAEDが備え付けられたエレベーター。AED付きのエレベーターAEDとは、万が一倒れた人が居た場合、救急車が到着するまでの間、医者でなくても心臓マッサージの応急処置ができる装置。救急車が到着する前にこの装置を使うことによって、倒れた人の生存の可能性が上がると言われています。で、このAED。かなり高額らしく、本来はビルの各階に備え付けたいけど難しいです。そこで、エレベーターの中にあれば、緊急時にエレベーターを呼び出せば一発でAEDを最寄りの階まで運ぶことができるというものです。もちろん緊急呼び出しボタンを押せば、乗客を運ぶよりも人命救助が最優先され、カゴは呼び出し階にすぐさま向かうという仕組み。うーん、世のため人のためにさまざまな商品を開発しているんですねー。というわけで、人に優しい未来型エレベーターを堪能したところで、いよいよ試験塔の内部に潜入します。ここからは、専用のヘルメット&ゴーグル装着です。わくわくしてきました。(写真中央)オーチス技術研究所所長の土肥さん。(写真右)筆者。見学者はみんなヘルメット&ゴーグル必須。芝山の試験塔は、全部で11機のエレベーターを同時に試験できます。実際の高層ビル内を円滑に運転するため、かなりのスピードでエレベーターは上下しますが、そのスピードに耐えられるようなエレベーターでなければ、当然商品にはなりません。なので、何度も実験が行われます。実験には、平常時の運転から、地震を想定した場合、火事などで高熱になった場合なども想定され、すべてのチェックを通り抜けたものが、初めてわれわれが乗っているエレベーターになるわけです。高速で動くエレベーターを撮影するポイントもありますが、なかなか速度が速くてうまく撮影することができません。代わりと言ってはなんですが、カゴを支えているロープを巻き上げる機械「巻上機」をご覧ください。これ、端に写っている換気扇のサイズから、それほど大きくないものだと分かると思いますが、技術革新でかなり小さくなったんです。本来はエレベーターの巻き上げ機だけで、ビルの1室が消えてしまうような代物だったんですよ。ラストは何と日本オーチスエレベータさんの制服を着させてもらって撮影。「梅田さん、オーチスの制服似合いますね~」「あ、ありがとうございます」「これ、差し上げますので持って帰ってください!」「えー、良いんですか!」と、いうわけでいただいたOTISさんの制服は今日も僕のデスクチェアーにかかっています。いつかこの制服を着てエレベーターの据え付け工事にいくことを夢見て。日本オーチス・エレベータさん、ありがとうございました。(梅田カズヒコ/プレスラボ)【関連リンク】日本オーチス・エレベータマイナビ2011日本オーチス・エレベータの就職情報。求む!未来のエレベーターを作る技術者10月10日公開予定の『悪夢のエレベーター』と鳥居みゆきを見た!エレベーターを題材にしたこんな映画もあります。面白いよ
2009年10月01日『悪夢のエレベーター』という小説を読んだことがあるだろうか。この出版不況のなか何と、26万部も売れたという木下半太さんによる人気小説。これが映画化されるそうだ。これを書いている私、梅田カズヒコは『エレベスト』という本を執筆したのだが、"エレベーターつながり"ということで、ぜひ試写会に来てください、というので試写会にやってくる鳥居みゆきさん見たさに行ってみることにした。都内のスタジオの『エレベーター』を貸し切って行われた試写会は、現役のエレベーターガールさん4人にエレベーターの中で映画を試写してもらうというむちゃな企画。しかし、なんだか1人のエレベーターガールさんが挙動不審。映画鑑賞後に発表されましたが、どうやら、エレベーターガールの格好をしたタレントの鳥居みゆきさんだったようです。エレガに扮(ふん)したタレントの鳥居みゆきさん(写真右下)MCの方がエレベーター内の試写会について感想を聞くと、『女4人でエレベーターに閉じ込められてまさに悪夢でした!』と答える鳥居さん。会場は大爆笑。試写会も、映画の内容と同様の"どんでん返し"に会場は大盛り上がりでフラッシュが飛び交いました。さらにMCの方との掛け合いは続きます。MCの方:「映画の根底のテーマは愛ですが鳥居さんが愛を感じるのは?」鳥居:「普段あんまり感じないけど、この前、親ツバメがカラスに襲われながら小ツバメに餌をあげようとしている姿を見て愛を感じました」MC:「この映画はいくつかのウソも物語のポイントとなっていますが、鳥居さんが最近ついたウソなどありますか?」鳥居:「さっきのツバメのくだりがウソです」鳥居さんの不思議な会話に会場は大爆笑。いやー、タレントさんってここ一番でちゃんと場を盛り上げるからすごいですね。僕にはできません。最後は鳥居さんとエレベーターガールさんで記念撮影。以下、試写会を見た僕のまじめな感想文です。****どんでん返しに次ぐどんでん返しである。小説『悪夢のエレベーター』を読んだ人なら、そのストーリーテリングの面白さは理解していただけただろう。一方で、このよくできた小説を映画化するにあたって幾分の興味と不安もある。この物語のほとんどが、閉じ込められたエレベーターのなかが舞台である。映画にするには少し画(え)が寂しくはないか。単調にならないか。映画化はある意味、簡単だが、ある意味で非常に難しい。そんな作品を監督の堀部圭亮さん(かつては勝俣州和さんと、お笑いコンビ「K2」の相方として名をはせ、最近は『タモリ倶楽部』などに出演する傍ら、放送作家や俳優として活動している人と言えばわかりやすいか)は、初監督とは思えない出来でうまく調理していた。小説『悪夢のエレベーター』を読んでトリコになった人は、ぜひ映画も見比べてほしい。具体的なストーリーはあまり言えないが、小説との相違点として、冒頭にある短いメッセージ映像が挿入されている。人生についてのメッセージ。これは本編に登場する4人に向けられたメッセージである。偶然閉じ込められた4人には、人には言えないある秘密を抱えていた。物語の途中、それぞれの深い悩みをさらけ出し、一瞬だけ無関係な4人に信頼関係が結ばれそうになる瞬間がある。月並みだが、僕はあの瞬間が好きだ。あの4人はまさしく僕らそのものだ。小心者で、腹を探り合って、大きな秘密は誰にでも言えないでいる。そのくせ、本当は誰かに自分の悩みを聞いてほしい……。この作品が支持されているのは、出演するメンバーのそういったある意味自分勝手な(そして人間らしい)一面を織り込んでいる点にあると思う。どんでん返しだけでも、ストーリー的に秀逸なのに、そこに描かれる人間の弱さ。その点を、僕は支持したい。一方で、視聴者とのその共有が、一気に裏切られる後半がやってくるのだが。(おっとこの先はネタバレになるので書けない)エンタメと思わせつつ、わりとハードボイルドよ。****というわけで、見に行ってみましょう。ちなみに、エレベーター好きから一言。エレベーターは突然落下したりはしません。楽しい乗り物です。(梅田カズヒコ/プレスラボ)【関連リンク】映画「悪夢のエレベーター」オフィシャルサイト息をも尽かさぬ展開。佐津川愛美さんの隠れ悪女ぶりにも注目。演技うまいエレベーターでこっそりキス!?4人に1人が社内恋愛経験アリ!その話、もうちょっと詳しく聞かせてください!!
2009年09月15日