千葉県館山市にある須藤牧場で働く、すどうくん(@ohgoodraiding)さんは、動物たちの日常を撮った画像や動画を撮影しています。ある日、ウマが干し草を食べていると、ちゃっかり横から盗み食いをする邪魔者が入ってきたとか。その時の動画をTwitterに投稿したところ、反響が上がっています。「かわいい!」という声が相次いだ、小さな邪魔者とは…。ウッマのごはん食べてる pic.twitter.com/x9ByevDWBP — すどうくん (@ohgoodraiding) March 14, 2021 ウマの食事を邪魔していたのは、子ヤギのマーブル!ワンパクなマーブルは横から草をついばむだけでなく、ついには干し草の上に飛び乗って、我が物顔で食べ始めてしまいます。よく見ると、もう1頭の子ヤギ、バニラも横から草を食べていました。2頭に食事を取られても、ウマは「仕方ないなあ」という表情で、諦めて受け入れているようですね。投稿を見た人たちからは、たくさんのコメントが寄せられています。・かわいい~!怒らないウマが寛大ですね。・ウマ、子ヤギたちに遠慮して端のほうを食べていて、優しいです。・なんだこのかわいすぎる生きものは…。永遠と見ていられます。元気な子ヤギたちと優しいウマの映像は、多くの人の心を癒したことでしょう。『ヤギ写真集2 バニラとマーブル』が発売中!子ヤギのバニラとマーブルは、生後1か月になるとのこと。2頭のかわいらしい姿をたくさん見られる『ヤギ写真集2 バニラとマーブル』も発売しています。気になる人は、ぜひチェックしてみてください!バニラとマーブルが生まれてもうすぐ1か月!生後1か月までの写真を写真集にします!!!かわいいやつ!!!20日までの注文数でとりあえず発注します!!!よろしくお願いします!!ヤギ写真集2 バニラとマーブル | ヤギまみれ #booth_pm — すどうくん (@ohgoodraiding) March 15, 2021 [文・構成/grape編集部]
2021年03月16日高校生VS戦国武士という“異色”のアクションを描くエンタメ超大作『ブレイブ ‐群青戦記-』。この度、新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之、渡邊圭祐、本広克行監督が出演した特番映像がWEBにて解禁された。キャスト&スタッフが、映画の魅力と撮影の舞台裏を語り尽くすスペシャル番組。ここでしか観られない貴重なメイキング映像や出演者も驚きの新事実など、見どころたっぷりな内容で一部の地上波で先んじて公開されている。ほかにも作品・役どころのポイントや、“鳴かぬなら殺してしまえホトトギス”の織田信長そのものの気迫だった松山ケンイチをふり返る渡辺さん、そして鈴木さんが「グッと来た」と語る、新田さん演じる蒼役と徳川家康役の三浦春馬さんとの撮影をふり返って語る場面も。様々な部活動が活躍するところにかけて、“戦うならどの部活がいいか?”や、何でも出来てしまうイメージの“新田さんが出来ないこと”など作品に紐づけたトークも満載。映像後半には本広監督から「〇〇はほとんどアドリブだった」とまさかの事実が明かされ、新田さんも思わず「鳥肌立っちゃった!!」と興奮を隠せない様子を見せている。『ブレイブ -群青戦記-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレイブ ‐群青戦記‐ 2021年3月12日より全国にて公開©2021「ブレイブ ‐群青戦記‐」製作委員会©笠原真樹/集英社
2021年03月15日俳優の新田真剣佑が主演を務める、映画『ブレイブ -群青戦記-』(公開中)の特番映像が15日に公開された。同作は笠原真樹による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写化作。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。この度、新田真剣佑・山崎紘菜・鈴木伸之・渡邊圭祐・本広克行監督が出演した特番映像をWEBで公開。貴重なメイキング映像や出演者も驚きの新事実などが納められている。他にも「作品・役どころのポイント」や「松山ケンイチ・三浦春馬の印象」といった王道トーク、様々な部活動が活躍するところにかけて「戦うならどの部活がいいか?」や何でも出来てしまうイメージの「新田が出来ないこと」など作品に紐づけたトークも満載となっている。映像後半には本広監督から「〇〇はほとんどアドリブだった」とまさかの事実が明かされ、新田も思わず「鳥肌立っちゃった!!」と興奮を隠せない様子だった。
2021年03月15日●「制服を着られるうちは…」 抵抗感は共演者の年齢次第20代後半になっても高校生役のオファーが続き、どの役も生き生きと力強く演じている劇団EXILEの鈴木伸之(28)。『今日から俺は!!』シリーズでは開久高校の番長・片桐智司、映画『時々もみじ色』(2019)では高校生ボクサー、そして、12日公開の映画『ブレイブ -群青戦記-』では、剣道部の主将を演じた。鈴木にインタビューし、高校生役を演じる心境や『ブレイブ』の撮影エピソードなどを聞いた。笠原真樹氏による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』を実写化した本作は、いつも通りの日常を過ごす高校生たちがある日突然、学校まるごと戦国時代にタイムスリップし、「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を生かして戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す物語。主人公・西野蒼を新田真剣佑、蒼の幼なじみであるヒロイン・瀬野遥を山崎紘菜、徳川家康を故・三浦春馬さん、織田信長を松山ケンイチ、蒼の幼なじみで剣道部の主将・松本考太を鈴木が演じた。――まず、『ブレイブ -群青戦記-』出演が決まったときの心境をお聞かせください。とても豪華なキャストで、台本もエンターテインメントが詰まった内容だったので、どんな撮影になるんだろうなと、すごくワクワクしたのを覚えています。――主人公・蒼の幼なじみで剣道部の主将・松本考太を演じられましたが、ご自身との共通点はありましたか?考太はリーダーシップがあって、みんなをまとめる生徒会長であり、剣道部の部長でもあるという人物です。僕はみんなをまとめるタイプではありませんが、考太はすごくまっすぐなキャラクターだったので、そこは少し似ているかなと思います。――鈴木さんは高校生役が多いですよね。そうなんです。学生モノが多くて、また制服を着るんだなと(笑)。でも、近い将来、制服が着られなくなる日が来るので、着られるうちはまだ着ていてもいいのかなと思っています!――抵抗を感じることはありますか?共演者の年齢によるなと思っていて、周りがすごく若いと「やばいぞ」という風になりますし、周りの年齢も僕くらいの年齢だと「大丈夫かな」と思ったり、全体のバランスでいけるかいけないか、自分の中で判断しています(笑)――今回は大丈夫でしたか?僕より年齢が上の方もいましたし、大丈夫でした!――役作りで苦労したことを教えてください。初めて剣道に挑戦したので、剣道のアクションは一番苦労しました。でも、苦労したというより楽しかった印象が強いです。――どれくらい剣道の練習をされましたか?アクション稽古はすごく多くて、袴をはいて、木刀・竹刀の素振りからはじめて、立ち回りをして、というのを週に3回くらいやっていました。2カ月くらい練習したと思います。――剣道シーンで特に意識したことを教えてください。YouTubeで高校生の剣道の試合をたくさん見たのですが、立ち姿がすごくきれいで、背筋がピンと伸びているような印象があったので、そこはすごく意識しました。●新田真剣佑の役との向き合い方に刺激「勉強になった」――現場の雰囲気はどんな感じでしたか?すごく楽しい現場で、出演者同士が打ち解けるのも早くて、毎回現場に行くのが楽しみでした。自然とそれぞれが役として現場に行き、その中で笑いが起きたり、真剣にお芝居と向き合ったり、撮影期間はすごく楽しかったです。――主演の新田さんとの共演はいかがでしたか?以前から知り合いではありましたが、仕事で一緒になるのは初めてで、仲良くなれました。幼なじみの役どころで、とにかくコミュニケーションをとって、なるべく近くで話すように心がけていたので、映像でいい感じに映っているのではないかなと思います。――新田さんから刺激を受けたことはありましたか?自分の中でやりたいお芝居が明確に決まっている印象で、どっしり自分の役と向き合っているイメージがあったので、そういったところはすごく勉強になりました。――三浦さんとの共演の感想もお聞かせください。印象的だったシーンはたくさんありますが、三浦さんの立ち姿と剣さばきが素晴らしく、そして、自分の役柄を生きているという感じがすごくしました。近い距離で共演させていただき、すごく大きく見えました。――本作において注目してほしいポイントを教えてください。この作品は、タイムスリップしてしまった強豪スポーツ高校のみんなで一致団結して時代に立ち向かっていく物語です。完成した映像を見たとき、仲間のために戦う姿が一人ひとり輝いて見える作品だなと感じました。人が人を思いやるような、すごく背中を押してくれる映画になっているので、みんなの輝かしいシーンを大きなスクリーンで見ていただきたいです。――新型コロナウイルスで大変な状況が続いており、一つの作品が公開される重みなども感じていらっしゃるのかなと思いますが、いかがでしょうか?そうですね。コロナの影響でストップしてしまう作品もありますし、難しい世の中になっていますが、みんなで一生懸命撮っているので本当に多くの方に見ていただきたいです。そして、音楽や映画、ドラマなどのエンターテインメントは、必ずどこかで誰かの力になっていると信じて頑張りたいと思っています。――今後の活動への意気込みもお聞かせください。僕は、いただいた役を一生懸命やることが大事だと思っています。先々のことを考えていた時期もありましたが、目の前のことを一生懸命やっていくことが大きいことにつながっていくと思うので、これからもいただいた役を一生懸命やっていきたいです。■鈴木伸之1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、数々のドラマや映画、舞台に出演。主な出演作は、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、『GTO』(12)、『あなたのことはそれほど』(17)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(18)、『今日から俺は!!』(18)、『私たちはどうかしている』(20)、映画『桐島、部活やめるってよ』(12)、『アラグレ』(13)、『東京喰種トーキョーグール』(17)、『リベンジgirl』(17)、『今日から俺は!!劇場版』(20)など。『HiGH&LOW』シリーズや『PRINCE OF LEGEND』にも出演。現在、主演ドラマ『お茶にごす。』(2021年テレビ東京系にて放送予定)が現在Amazon Prime Videoにて全12話配信中。また、映画『東京リベンジャーズ』(7月公開)も控えている。
2021年03月13日シネマカフェでは「あなたにとって語りたくなる青春映画は?」というテーマで読者アンケートを実施。すると、ちょっぴりほろ苦くて甘酸っぱい…だけでなく、その年頃ならではの情熱やひたむきさ、葛藤などを感じさせる映画とともに、様々な青春時代の思い出が寄せられた。その中から10作品をご紹介!1度しかない、あの夏を思い出す…『スタンド・バイ・ミー』(’86)1950年代末のオレゴン州の小さな町・キャッスルロック。ある夏の日、それぞれ心に傷を抱えた4人の少年、ゴーディ、クリス、テディ、バーンは行方不明になった少年の死体を見つけて“英雄”になるため、死体探しの旅に出る――。夭逝したリバー・フェニックスや「24」キーファー・サザーランドも出演。「主人公の置かれている状況や環境が当時の自分と同じで、共感したのを覚えている」運命は変えられる!?『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(’85)高校生のマーティが親友の科学者ドクの作ったタイムマシン“デロリアン”で30年前の世界へタイムスリップ!だが、恋に落ちるはずだった両親の運命を変えてしまったマーティは、自分の存在が消えかけてしまう。両親の運命を修正し、無事、元の時間に戻れるのか!?PART3まで作られた大ヒット作。「まさに見た当時、自分も高校生で、キュートなマイケル・J・フォックスに夢中になりました。デロリアン号で時空を移動し現実と、両親の時代、はたまた未来、 西部開拓時代へと…ワクワクしました! 今でも変わらず1番好きな映画」“好き”は止められない!『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』(’86)失業中の父と暮らすアンディは、“ピンクが大好き”な成績抜群の高校生。裕福とはかけ離れた暮らしでも、古着や小物を工夫しながらおしゃれを楽しんでいる。そんな彼女にハンサムでリッチなブレーンがデートを申し込んできて…。80年代を代表するジョン・ヒューズ製作・脚本の青春映画。「ファッションに興味を持ち始めた10代前半の頃に、近所のレンタルビデオショップに置いてあり、ラベルに惹かれ手に取ったのが視聴のきっかけ」高校の仲良し5人組が社会に出たら…『子猫をお願い』(’01)高校を卒業し、それぞれ別々の道を歩み出した仲良し5人組。卒業から1年が過ぎても時々集まっていたが、証券会社の契約社員となったヘジュ、家業を手伝いながら気ままに暮らすテヒ、祖父母と3人暮らしのジヨンら、社会それぞれの環境や立場の違いから次第に距離が開き始め…。ペ・ドゥナ、イ・ヨウォンらが共演、女性監督チョン・ジェウンがメガホン。「当時、空港ができたばかりの仁川(インチョン)の変わりゆく姿とすぐには変わることのできない姿が、社会に出てバラバラになり、チグハグになった主人公たちと重なります」青春は永遠…『君に届け』(’10)高校1年生の黒沼爽子は、その見た目から“貞子”と呼ばれ、クラスからは浮いた存在でいた。そんな爽子にとって、明るくて誰にでもフレンドリーなクラスメイトの風早翔太は尊敬と憧れの存在。風早のおかげで友達もできたが…。原作ファンも納得するキャスティングが話題に。「愛情と友情、笑いと涙に溢れてる作品だから。そして、三浦春馬さんが演じた風早くんは爽やか過ぎたし、多部未華子さんの爽子も可愛過ぎたし、共演の皆さんもとてもとても良かったから、大好きな青春映画になりました!」一途な情熱がぶつかり合う『ちはやふる』シリーズ(’16~’18)綾瀬千早、綿谷新、真島太一の3人は幼なじみ。家の事情で故郷の福井に戻った新と、かるたを続けていれば再会できると信じる千早は、高校に入ると“競技かるた部”を創設、太一を含めた部員5人で全国大会を目指して猛練習を始める――。広瀬すずの映画初主演作。「豪華キャストの皆さんで作り上げられた3部作での作品であり、私自身高校時代、週6で部活に打ち込んでいたので、『ちはやふる』のように部活動に打ち込み仲間とぶつかりながらもお互いを大切に思う姿が、これぞ!青春でした!」やりたいことなら続けてみる『スウィングガールズ』(’04)東北地方のとある片田舎の高校。夏休みのある日、数学の補習をサボりたい鈴木友子ら13人の女子生徒たちは、ブラスバンド部1年生・拓雄の声かけで、食あたりで倒れた部員の代わりにビッグバンドジャズに挑戦することに――。「私にとって今も昔も憧れの青春が描かれているからです。この映画を観たのはちょうど来年から高校生になる頃で『高校生になったら私も部活に入って、仲間たちとこんな青春を送ることができたらいいな』なんて思っていました。『Sing, Sing, Sing』の場面は何度観ても飽きません!」ハーフタイム・ショーの“花形”になるために『ドラムライン』(’02)N.Y.のハーレム育ちの青年デヴォンはドラムの才能が認められ、奨学金を得て大学に入学、名門マーチング・バンドに入る。入部早々鮮やかなテクニックを見せつけ周囲を圧倒するが、才能に溺れた言動で上級生と対立してしまう――。アメフトなどスポーツ競技のハーフタイムを彩るマーチング・バンドが舞台。「好きだったダンス&ボーカルグループの子にDVDをプレゼントした映画。その子から『映画見たよ!留学したくなっちゃったよー』と言われたのが思い出です。実際には留学せずにグループに留まってくれました。息子と同じくらいの子とこんな会話を楽しめたこと、今もいい思い出です」のぼり続ける真っ直ぐさが眩しい『のぼる小寺さん』(’20)クライミング部に所属している小寺さんは、大好きなボルダリングに一直線。その隣で練習する卓球部の近藤は、小寺さんからなぜか目が離せず、いつしか惹かれていくように。そんな小寺を見つめているのは近藤だけではなく…。元「モーニング娘。」工藤遥が映画初主演でボルダリングに挑戦。「一生懸命ボルダリングと向き合う小寺さんに同級生がどんどん魅了されて、自分も何かに真剣に向き合ってみようとする、とても爽やかで清々しい青春映画です」初めてできた“仲間”といえる存在『弱虫ペダル』(’20)運動が苦手で友達がいない、アニメ好きの高校生・小野田坂道は、あることをきっかけに自転車競技部に入部、思わぬ才能を発揮する。初めてできた“仲間”のために、自分の限界や壁を超え、レースで共に走る喜びを見出していく――。「King & Prince」永瀬廉主演で大人気スポーツ青春漫画を実写化。「自分のため、ではなく誰かのために努力し続ける主人公の健気さが“こんな学生時代を送りたかった”と思わせてくれた」「あの瞬間は自分にとっての青春だった」という思い出はありますか?「大好きなふたつ上の先輩に告白したけれど、あえなく玉砕。でも、その時の映像は今でも頭の中のメモリーに残っています。まさしく青春でした」「高校時代に友人の家に泊まりに行った時、深夜に皆で散歩に出たこと。誰もいない世界で 自分達の笑い声と足音と息遣いだけが響いていて。街灯と雨上がりの道路の匂いと一緒にあの時の映像を思い出します」「高校卒業後、地元の音楽好きが集まるクラブに通い始めて、それまで勉強ばかりだった自分が、社会に足を踏み入れた瞬間でした」「友達と大好きなパフォーマンスを見に行った時、 オタク友情はパワフルです!」「高校生の頃、部活が終わった後にずっと部室で部活メンバーとおしゃべりしていた瞬間。勉強・家族との悩み・好きなアニメなど色んなことを時間を気にせずに話していた。今でも時折思い出す青春の時間」「部活動の仲間とお互いに思っていることを話し合って、最後までやり抜けたときの達成感と感動は青春以外の何ものでもありませんでした!」いずれも、“あの頃”を思い出させてくれる瑞々しい青春映画ばかり。人気俳優たちが部活動に一途に打ち込む“ザ・青春”ともいえる作品から、いまはなかなか会うことのできない友達を思い出すような郷愁を誘う作品、自分の体験に重ねた作品も。「あの瞬間が青春だった」という思い出を教えてくれた読者のコメントからも、そんな時代の記憶が蘇ってくるかのよう。昨年からのコロナ禍で、そうした思い出を作る機会も限られるなか、青春映画を通じて改めて追体験してみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:スタンド・バイ・ミー 1987年4月より公開© 1986 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVEDバック・トゥ・ザ・フューチャー 1985年12月7日より公開君に届け 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010映画「君に届け」製作委員会 © 椎名軽穂/集英社ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開© 2016 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開© 2016 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社のぼる小寺さん 2020年7月3日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開Ⓒ2020「のぼる小寺さん」製作委員会Ⓒ珈琲/講談社弱虫ペダル 2020年8月14日より全国にて公開(C)2020「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008
2021年03月12日戦国時代にタイムスリップした高校生アスリートたちが戦国武将と戦うという奇想天外なストーリーの漫画『群青戦記』。2013年から2017年まで週刊ヤングジャンプで連載され人気を博した作品が映画『ブレイブー群青戦記ー』という名で実写化、2021年3月12日に上映される。国内映画初主演の新田真剣佑を筆頭に多くの人気俳優が出演する本作から、作中最もミステリアスな人物と言っても過言ではないキャラクター「不破瑠衣」を演じる俳優・渡邊圭祐さんにインタビュー。『仮面ライダージオウ』でウォズ役を演じて以降、人気ドラマ『恋はつづくよどこまでも』や『MIU404』など多くの作品に出演している渡邊さん。『ブレイブ-群青戦記-』ではキーパーソンとなる役を演じている。ご自身が演じる不破の印象や同じ年代のキャストが多いという撮影現場について語ってもらった。大人になって忘れていたことを思い出す映画『ブレイブ ー群青戦記ー』――映画『ブレイブ ー群青戦記ー(以下、ブレイブ)』のお話をいただいた際、作品に対してどのような印象を受けましたか?オファーのお話をいただいた際に企画書を読んで、とてもぶっ飛んだ設定だなと思いましたね(笑)。高校生アスリートが戦国時代にタイムスリップして戦国武将と戦うなんて……。これまでに見たことのない戦い方も面白いですよね。時代劇は鎧と刀、弓矢、銃などが主流ですけど、『ブレイブ』は野球やボクシング、アメフトで戦うのも新しいなと感じました。だけど、そういうぶっ飛んでいる設定だけじゃなくて、心揺さぶられる瞬間もあります。出来上がった映像を見たとき、僕が想像していた以上に強いメッセージ性を感じました。――どんなメッセージ性を感じましたか?大人になると見えるものが広がってきて、先のことを考えて行動するようになるんですよね。明日は朝から仕事だから響かないように行動しないと…とか考えるようになっていて。それが大人になるってことだと思います。一方で、高校生の頃はそんなことを考えていなかったなって。明日の授業のことなんか考えずに部活や課題、学祭の準備に取り組んでいましたし。『ブレイブ』は目の前のことに変な雑念なしに行動していくことの大切さ、後先考えていることで失ってしまっている時間や得るものに気づける映画だと思います。僕自身、後先考えずに行動する思い切りの良さは仕事面でも必要ということに気づけました。頭が真っ白になるほどの気迫を感じた、松山ケンイチの芝居――今回渡邊さんが演じられた不破瑠衣は、主人公たちより先に戦国時代へタイムスリップし、歴史の操作を目論むキャラクターです。最初に抱いた不破の印象はいかがでしたか?世の中の全てをくだらないと思っている人間で、パッと見は相当な“悪”です。『ブレイブ』の中でも唯一の悪と言っていいくらいの悪だと感じました。でもいざ演じてみると、彼の行動は不破本人からしたら正義だと気づいたんです。はたから見たら悪であることに変わりはないけれど、彼自身は自分が正しいと思うことを選択して行動している。見る角度によってこんなにも見え方が変わるのかと。すごくおもしろい人間だと思います。――歴史モノの作品に出演されること、不破のような“悪”のキャラクターを演じること、どちらも初挑戦だと思います。『ブレイブ』で不破を演じる際、難しさは感じましたか?本当に初めて尽くしだったので難しさを感じる以上に楽しく刺激的な日々でしたね。甲冑を着るのも槍を振り回すのも馬に乗ってアクションをするのも初めてで。タイムスリップもしたことないし……それはみんなしたことないか(笑)。――(笑)。同じ世代の役者がいっぱいいて楽しさもあり、松山ケンイチさん(織田信長役)や三浦春馬さん(徳川家康)のように人として厚みのある方たちから刺激をもらいました。とてもありがたい存在でしたね。――ご自身が演じられた中で印象に残っているシーンはありますか?全てが印象に残っていますけど、一番は織田信長演じる松山ケンイチさんとのシーンですね。信長に不破の思惑がバレいるのではないかと感じるシーンで顔の距離がとても近い瞬間があるんです。少しでも動いたら自分の考えていることが全部バレてしまうのではないかと思うほど、目の動きさえ許されない状況に陥って、瞬きもできなければ言葉なんて出てこない。頭が真っ白になるとはこういうことか、と思わされるくらい信長の気迫を見せつけられました。――あのシーンは見ている側もドキドキします……。松山さんの信長はやり過ぎなくらい怖かった(笑)。松山さんご自身はとても良い人なんですけど、『ブレイブ』の中での信長という役にとてもピッタリで。めちゃくちゃ不気味で何を考えているか分からないし、一緒に演技をしているとすごく汗が出てくる。エネルギーを吸い取られる感覚がありました。不破として恐怖を感じたと共に、お芝居の可能性の広がりを感じて楽しかったですね。一番実りのある時間でした。あと、馬に乗って登場するシーンがあるのですが、撮影中は馬がすごい暴れていて(笑)。映画では微動だにせず乗っているように上手く切り取られていたので、映画ってすごい!と思ったシーンでした。――不破や今お話された織田信長以外に渡邊さんが魅力的に感じるキャラクターはいますか?相良煉(演:福山翔大)と成瀬勇太(演:飯島寛騎)の組み合わせは関係性がすごく魅力的だと思います。もちろん主人公の西野蒼(演:新田真剣佑)や松本考太(演:鈴木伸之)も魅力的ですけど、物語が進むにつれて関係性が変化していく相良と成瀬の関係性は見ていてワクワクしました。健康管理に徹底した環境。ご飯で士気を高める撮影現場――本広克行監督とは初めてご一緒されていますが、撮影時の本広克行監督とのエピソードがありましたら教えてください。本広監督はとにかく飯にこだわる人で。「現場の士気は飯にある」という方なんですよ。だから、昼も夜も弁当は極力なしでケータリングを入れてくださって。キャスト、スタッフさん全員がテンションの高い状態で撮影に臨む現場でした。弁当が出たときは本広監督の機嫌が悪いときなので(笑)、そういう分かりやすく人間味のあるところも素敵な監督だと感じます。――ご飯のこだわりは演じる上で力になっていると感じましたか?ご飯からいい状態で撮影に臨めたと思います。アクションが特殊で体力的にもしんどいことの多い現場だったので。本当にいろんな種類のケータリングがあって、おかわりも自由でしたし、アメフト部の人達は喜んで食べていました(笑)。あと、整体師さんも現場に入っていたんですよ。僕以外のみんなはアスリートのプロフェッショナルという役どころだったので、より良いアクションができるようにと空き時間に体のケアができて。充実した環境でしたね。――渡邊さんも整体師さんにマッサージしてもらったのでしょうか?一回だけ使いました。僕の衣装、とてもこだわってつくっていただいた衣装で。京都から布を取り寄せて、甲冑も本格的なものを付けていて、不破の妖艶な雰囲気を衣装からつくり込んでくれたんです。同時に一人で着れないし脱げないくらいすごく着込んでいたのですが、最初は重いとかあまり感じずに着ていたんですよ。でも、一度せっかくならと整体を受けたら「よくこれで歩けていたね」と言われて(笑)。すごい凝り固まっていたんでしょうね。鍼も打ってくれて、施術が終わった後はめちゃめちゃ体が軽く楽になりました。そしたら、そのあと衣装を着るのがキツくて……一度楽を知ってしまったから、甘えが出てきてしまった。受けない方が良かったのかもと思いましたね(笑)。――後悔するほど効果があったんですね(笑)。本広監督の演技指導の面ではいかがでしょうか?ご飯に関して以外は、自由にやらせてくれました。本広監督の求めることも少し言われるけど、基本的には僕ら演者のことを第一に考えてくれる監督でした。撮りたい演技よりも僕らのやりたい演技をやらせてくれる。すごくありがたかったです。――キャスト同士の仲はいかがでしたか?キャスト同士の仲も現場の雰囲気もすごく良かったですよ。主演のマッケン(西野蒼役、新田真剣佑)がつくったキャストの空気感を壊さないように、スタッフのみなさんも意識してくださって。高校生役だから役がノってくるとはしゃぎ過ぎてしまう部分があって、そういうときに軽く「やり過ぎだよ」とスタッフの方に言われることもありました(笑)。学祭でどれだけふざけて楽しめるかって醍醐味だと思うんですけど、そういう空気をキャストだけではなくスタッフのみなさんも含めて全員でつくっていけたと思います。渡邊圭祐に聞く、4つの「もし〇〇だったら」――ここからは映画『ブレイブ』と関連する「もし〇〇だったら」という質問を4問お伺いしていきます!1問目、もし『ブレイブ』の世界に行ったら味方につけたい部活は何ですか?科学部ですね。頭を使えば近距離でも長距離でも戦うことができる。現代人が勝つには科学を使わないとと思います。――2問目、もし『ブレイブ』の世界に行ったら渡邊さん自身はどのようなスキルで敵と戦いますか?うーん……(少し考え込む)。僕自身、学生時代はバスケ部だったんですけど、アメフトのように接触プレーもしないし、野球・サッカー・バレーのようにボールを強く放つこともしないから、できることがないかもしれない……。なので、上手く科学部側に回りたいですね(笑)。――演技のスキルも活かせそうですが……。歴史に詳しくないから暗躍できなさそう(笑)。懐に入るのは得意なので、どうにかして武将側に入る生き方をするくらいですかね。――3問目、もしタイムスリップできるとしたらどの時代に行って、何をしたいですか?自分の生まれる少し前、30~35年前くらいかな。自分と同い年くらいの両親とお酒を飲みたいですね。当時どんな考え方をしていたのか、自分とどれだけ似ているのか知りたい。時代は違えど、自分と通ずる部分があるのか、ちょっと気になります。――4問目、もし戦国時代に行けるとしたら行ってみたいと思いますか?思います。戦国時代じゃなくてもいいのですが、ネットのない時代に行きたいですね。今っていろいろなものが発達し過ぎた結果、全てを見られている感覚になるというか。それがたまに面倒に思うことがあるんですよ。窮屈さを感じるというか。なので、そういうものがない時代に行きたいなって。もちろん行ったら行ったで、ほかの部分で大変なことはたくさんあると思いますけどね(笑)。――ありがとうございます! それでは最後に映画『ブレイブ』をご覧になる方たちに向けてメッセージをお願いします。高校生だからこそもどかしく感じる部分もありますが、何かしらの刺激を受けていただけると思いますし、高校生たちの熱量を見ていろいろと大切なことに気がつける映画だと思います。万全の対策をして、ぜひ劇場に足を運んでください。渡邊圭祐さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=25da821e-4a74-474f-9b25-7b44351b244d&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/友野雄、取材・文/阿部裕華
2021年03月10日突然、戦国時代にタイムスリップした高校生たちを描く映画『ブレイブ -群青戦記-』より、高校生たちが織田信長に挑む新スポット映像が3種一挙に公開された。まず1本目は、新田真剣佑扮する主人公・西野蒼が、徳川家康(三浦春馬)と出会うシーンから始まる<ドラマ篇>。「仲間を救いだしたい」と嘆く蒼に、家康は「ならばその道を進め」と力強く鼓舞する。家康に導かれ「俺たちなら絶対に出来る!」と心に決める蒼。2人の関係を詰め込んだ映像だ。続いては、<部活全開編>。タイムスリップした高校生たちは、現代ではスポーツの名門校で活躍中の高校生アスリート。そんな彼らが、弓道、剣道、ボクシング、野球など、様々な部活で培った身体能力を活かして、織田信長(松山ケンイチ)に挑んでいく様子が垣間見える。そして最後は<出陣篇>。蒼の幼なじみで本作のヒロイン・瀬野遥(山崎紘菜)の叫ぶ姿、蒼が弓を放つ姿など、必死に戦国武将たちに立ち向かおうとする場面が映し出されている。『ブレイブ -群青戦記-』は3月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレイブ ‐群青戦記‐ 2021年3月12日より全国にて公開©2021「ブレイブ ‐群青戦記‐」製作委員会©笠原真樹/集英社
2021年03月01日3月12日(金)に公開となる映画『ブレイブ ‐群青戦記-』の新スポット映像3種が一挙公開となった。本作は、集英社「週刊ヤングジャンプ」で、異色の【部活×青春×歴史】作品として熱狂的なファンを獲得した人気コミック『群青戦記 グンジョーセンキ』を実写映画化したエンタメ超大作。戦国時代にタイムスリップした高校生アスリートたちが、仲間を守るために生死を賭けた戦いの中で成長していく結束力のドラマと、いまだ見たことのない高校生VS戦国武士という異色のアクションを描く。主人公・西野蒼役を演じるのは、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、多くの映像作品でその存在感を発揮する若き才能・新田真剣佑。主人公を導くことになる徳川家康役には三浦春馬。さらに、主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長役には、松山ケンイチ。また蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥役を山崎紘菜が演じる。また本作の監督は、『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で今なお破られぬ実写邦画興行収入の歴代1位を獲得。そして近作ではアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズをテレビアニメから劇場版まで総監督として務めて大ヒットシリーズに導き、実写作品でも『亜人』など多くの話題作を送り出している巨匠・本広克行が務める。今回公開されたのは、本作で時空を超えた高校生たちが織田信長に挑む、迫力ある新スポット映像3種。「ドラマ篇」の映像は、自分に自信が持てない蒼が、タイムスリップした先で徳川家康に出会うシーンから始まる。「仲間を救いだしたい」と囚われた仲間たちを想い嘆く蒼に、「ならばその道を進めと」力強く鼓舞する家康。そして家康に導かれ「俺たちなら絶対に出来る!」と心に決める蒼と、「頼むぞ」という家康の言葉。15秒という短い映像の中に、蒼と家康の関係が詰め込まれた目が離せない展開となっている。「部活全開篇」では、高校生アスリートたちが弓道・剣道・空手・ラグビー・ボクシング・野球・科学など、さまざまな「部活で培った身体能力」を活かして、戦国武将の織田信長に挑んでいく様子が。さらに「出陣篇」では、蒼の幼馴染の遥の叫ぶ姿に決死の表情で弓を放つ蒼の姿など、必死に戦国武将たちに立ち向かおうとする姿が映し出される。それぞれに違った魅力が詰まった3種類のスポット映像を見て、『ブレイブ -群青戦記-』の公開を心待ちにしてほしい。映画『ブレイブ -群青戦記-』スポット映像●ドラマ篇●部活全開篇●出陣篇『ブレイブ -群青戦記-』3月12日(金)より公開
2021年03月01日俳優の新田真剣佑が主演を務める、映画『ブレイブ -群青戦記-』(2021年3月12日公開)の場面写真が27日に公開された。同作は笠原真樹による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写化作。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。新田が演じるのは、弓道部所属で驚異的なポテンシャルを持つが、引っ込み思案で歴史オタクの主人公・西野蒼。主人公を導くことになる松平元康(後の徳川家康)役として、故・三浦春馬さんが出演し、主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長を松山ケンイチ、蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥を山崎紘菜、蒼の幼馴染で剣道部の主将・松本考太役に鈴木伸之(劇団EXILE)、頭脳明晰な科学部の吉元萬次郎を濱田龍臣が演じている。今回公開された画像では、濱田は子犬の様にショボンとした可愛い表情とポーズ、新田と鈴木はリラックスした笑顔、山崎はカメラマンの前でおどけた仕草で笑いかけるなど、戦国時代で織田信長軍と戦うという緊迫感溢れる本編とは打って変わって、全員リラックスしたあざとかわいい表情に。撮影の合間にキャスト達がこうした表情を見せられるのは、本広克行監督の演出術によるもので、食事に徹底的にこだわり、温かいケータリングを用意し、きちんと食事休憩もとっていたという。撮影している内容も環境もハードでありながら、キャストが茶目っ気溢れる表情を見せたり、自然と笑顔になったりしていた現場の様子が伝わってくる写真となっている。
2021年02月27日俳優の新田真剣佑ら、映画『ブレイブ -群青戦記-』(3月12日公開)の出演者陣が23日、Twitter及びInstagramに作品のオフショットを投稿した。同作は笠原真樹による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写化作。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。キャスト陣は「#WeAreBrave」のハッシュタグで、自身の1枚を投稿。主演の新田は「『一所懸命』想いを繋げ。」という言葉とともに、松平元康(徳川家康)役で出演している故・三浦春馬さんと抱き合うショットをアップし、「泣いてしまう」「素敵な2人」「春馬君を思う気持ちが伝わってくる」と感動の声が続々と寄せられている。新田の他、山崎紘菜、鈴木伸之、渡邊圭祐、濱田龍臣、鈴木仁、 飯島寛騎、福山翔大、水谷果穂、宮下かな子、市川知宏、高橋光臣、長田拓郎、足立英、草野大成、大地伸永、田川隼嗣、池田純矢、本広克行監督、奥住英明アクション監督が各自の1枚をアップ。作品の公式Twitterでは「#候補1千枚以上」と膨大なオフショットの中から選ばれた写真であることを示し、「緊急事態宣言下、完成披露試写会の実施は叶いませんでしたが、3/12(金)『#ブレイブ群青戦記 』映画公開に向けて、一所懸命に頑張ります!」とコメントを寄せた。
2021年02月23日戦国時代を舞台にした青春映画『ブレイブ ‐群青戦記‐』のヒット祈願イベントが2月11日、東京・上野東照宮で行われ、本作が初の単独主演作となる新田真剣佑、共演する山崎紘菜、鈴木伸之(劇団EXILE)、渡邊圭祐、メガホンをとった本広克行監督が出席した。笠原真樹の人気コミック『群青戦記グンジョーセンキ』を実写映画化。ある日突然、校舎まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまったスポーツ名門校の生徒たちが、“部活で培った身体能力”と“歴史を知る現代人の知識”を駆使し、戦乱を生き延びようと奮闘する。本作では三浦春馬さんが武将・松平元康(のちの徳川家康)を演じており、家康公を祀り、勝利の神様としても知られる上野東照宮がヒット祈願の会場に選ばれた。本殿での祈祷を終えた新田は「(自身が演じた高校生)蒼にとっても、僕にとっても家康はとても大きな存在なので、この場でこういうイベントができてうれしい」と感激しきり。自身を戦国武将に例えると「家康タイプ。(ホトトギスを)無理やり泣かせるのはかわいそうですし、待ちます」と分析。共演陣は「意外!織田信長に似ていると思う」(山崎)、「まっけんは確かに家康タイプ。どっしりしていて、常に落ち着いて行動している」(鈴木)と新田の印象を語った。文武問わず各分野に長けた高校生たちの戦いぶりについて、新田は「見ていて飽きない、日本版の『アベンジャーズ』。鈴木伸之さんが先頭に立つアイアンマンなんです。本当にかっこいい」。この発言に、当の鈴木は「めっちゃ、うれしい!」と大喜びし、「誰かのために行動し、決断する登場人物の姿がまぶしくて、涙がこぼれそうなシーンも多々あった。現代に生きる皆さんに共感してもらえるメッセージがある」とアピールしていた。山崎も「一生懸命に頑張る登場人物がキラキラしていてかっこいい。自信や夢をもつのが難しい状況だからこそ、明日へのパワーをもらえるはず」。渡邉は「役柄の個性が際立っている」とキャラクターの魅力を熱弁した。また、本広監督は「撮影中はこういう状況(コロナ禍)になるとは思っていなかったが、すべてがスケジュール通りで、公開も延期されることなく作品が生まれたことに、考えるところがありますね」と感慨深げ。イベントの締めくくりとして、出席者がおみくじを引くと、新田が見事“大吉”を引き当て「うれしいなあ!」と映画のヒットに期待を寄せていた。取材・文・写真:内田涼『ブレイブ -群青戦記-』3月12日(金)より公開
2021年02月11日2021年2月11日、芸能事務所の『株式会社 アミューズ』が、昨年亡くなった三浦春馬さんになりますし、第三者が楽曲を配信しているとし、注意喚起を行いました。現在Apple Music、Amazon Musicなどの音楽配信サイトにて三浦春馬名義で「Night」という楽曲が配信されております。こちらの楽曲は、三浦春馬及び当社、所属レーベルであるA-Sketchは一切関与しておらず、第三者による「なりすまし行為」です。現在、両サイトには登録を取り下げていただくよう申請中ではありますが、ファンの皆様におかれましては、三浦春馬の作品としてダウンロード等されないよう、くれぐれもご注意ください。株式会社 アミューズーより引用俳優としてだけでなく、2019年に『Fight for your heart』で歌手デビューも果たしていた三浦さん。2020年、三浦さんが亡くなった後にリリースされた『Night Diver』は、生前最後の曲として音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でミュージックビデオが放送され、大きな反響を呼びました。今回の、第三者によるなりすまし行為は、ファンだけでなく三浦さん自身をも傷付ける行為。アミューズの注意喚起はニュースでも取り上げられ、「許せない」との声が寄せられています。・これ以上、春馬さんを利用しないで。・人の弱みに付け込むなんて最低。・三浦春馬さんの尊厳を傷付けないでください。2021年1月には、バンド『東京事変』になりすました偽の楽曲が配信されているとし話題になりました。問題発覚後、数時間後には削除されており、今回の三浦さんになりすました楽曲もすぐに対処されることでしょう。しかし、楽曲が配信されたこと以上の問題は、なりすまし行為を働く人がいるということ。三浦さんの名をかたり、他者を騙す行為は、故人を冒涜しているようなものであり、本来、あってはなりません。大切な人を失い、悲しむ人をさらに追い詰める行為は控えてほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2021年02月11日「本当に、いい映画だったよ。ストーリーもいいし、春馬の姿も見ることができて……。思わず映画館で泣いちゃってさ」三浦春馬さん(享年30)の実父・Aさんが、少し興奮した口調で知人たちにそう語ったのは、昨年12月中旬のこと。昨年7月に急逝した春馬さんの遺作映画『天外者』。その公開初日にAさんは見に行ったのだ。『天外者』は「第94回キネマ旬報ベスト・テン」で「読者選出日本映画ベスト・テン第1位」となった。2月4日に行われた表彰式で、田中光敏監督はこう語ったという。「これは春馬くんにもらった賞。春馬くんの思いがたくさんの人たちに届いた。そう思っています」感動・安らぎ・優しさ……、俳優として、そして1人の人間として、春馬さんは多くの人々に“贈り物”を届け続けた。もちろん前出の実父・Aさんも、それを受け取った1人だろう。そのAさんの突然の逝去を本誌が知ったのは、表彰式の数日前。63歳だったという。Aさんは春馬さんが生まれ育った地である茨城県に住んでいた。Aさんの知人はこう語る。「Aさんが最後に目撃されたのは1月15日未明です。前夜、いきつけの飲食店に現れたのです。しかし朝の3時ごろ、『気分が悪くなった』と、帰宅し、その後、連絡が途絶えてしまいました。店では親しく話す仲とはいえ、Aさんの自宅の住所を知る者はいませんでした。Aさんは’17年に心臓を悪くしてペースメーカーを入れる手術を受けていたのです。そのときに医師から『余命は1年ぐらい』と、宣告されたそうです。本人も『俺はいつ死ぬかわからないから』と、よく言っていましたので、連絡が取れなくなったことを、仲間たちはとても心配していました。実は帰宅した直後に亡くなったということを聞いたのは、1月下旬です。こんなに急にAさんがいなくなってしまったことに、私も愕然として……。でも余命1年と宣告されてから3年以上も頑張ったのですからね。きっと春馬くんの存在が支えになっていたのだと思います」■「英国留学を切り上げて会いに来てくれた」春馬さんの両親は彼が幼いころに離婚し、実父・Aさんは家を出た。さらに’17年ごろ、春馬さんは実母とも距離をとるようになったという。「携帯電話の番号も変えて、お母さんからは連絡が取れないようにしたといいます。“絶縁”した理由については“母からたびたび無心されていた”“仕事や恋愛の問題で衝突した”などと報じられていました」(芸能関係者)実母との絶縁と入れ替わるように、春馬さんが復活させたのは実父との交流だった。昨年12月、本誌の取材に対し、Aさんは息子との関係などについて、こう語っていた。「“長い間絶縁していて、20年ぶりに再会した”とも報じられていますが、彼が芸能界デビューした後は、ときどき連絡はもらっていました。春馬の活躍ぶりはずっと楽しみでしたし、私の生きがいでもありました。実際に会うようになったのは3年前(※’17年)ですね。そのとき春馬はロンドンに留学中でした。でも私が心臓の手術を受けるということ、私の命が長くないということを、人づてに聞いたそうです。それで留学を切り上げて、入院先の病院に会いにきてくれたのです。手術がうまくいって元気になった後には、いっしょに食事をしたり、酒も飲んだりするようになりました」Aさんは、それほど飲まなかったようだが、息子が楽しそうにお酒を飲む姿を眺めることは、無上の喜びだったのだ。「春馬もけっこう酒量は多かったですが、そんなに酔っ払うタイプではないし、飲んだ後は、きちんと電車で東京に帰っていきましたよ。ふだんはLINEとかで連絡を取り合っていて、実は亡くなる2週間前にもメッセージをやりとりしていました。近いうちにこちら(茨城県)に来るから、と言っていたのに……。それが最後のやりとりになってしまいました」父子の会話のなかで、実母についての話題が出ることもあったという。「この数年、(春馬は)母とは折り合いが悪く、本人も悩んでいるようでした。いくら母と子といっても、お金のことやら何やらで、もめていると聞いて、私も心配はしていたのですが……」Aさんは、本誌の取材の最後にこんな言葉を言い残していた。「これからの私は“春馬のいない残された時間”を、ただ生きていくだけです」“春馬のいない時間”は、Aさんにとって意味のないものだったのだろうか。春馬さんが急逝してから半年、そして本誌が取材してからわずか1カ月で、Aさんは天国に旅立っていったのだ。■生前のAさんが漏らしていた遺産相続問題の心労前出のAさんの知人によれば、「会えないときも、心臓病という持病を抱えていたお父さんのことが心配だったのでしょう。春馬くんは亡くなる2カ月前にも、かつて仕事でお世話になったという長崎県の旅館に依頼して、Aさんやその知り合いたちに、現地の特産品を送っていたのです。産みたての卵、天然真鯛の真子煮、鯛の塩辛……、“皆さんコロナ禍で大変でしょうから”という心遣いで、Aさんはもちろん、みんな感激していました。そんな優しい息子さんが突然亡くなってしまったのですからね。春馬くんが亡くなってから、Aさんはみるみる元気を失ってしまいました。もともと大病をしたのに、あまり健康に気を使わないタイプだったのですが、さらにその傾向に拍車がかかってしまったように見えました。いま考えれば、春馬さんの遺産相続問題も心労になっていたのかもしれません。『弁護士さんを入れて話し合っているんだけど、いろいろ大変なんだよ』そんなことをポツリと漏らしたこともあったのです」春馬さんの個人事務所を誰が引き継ぐかという問題もあり、遺産相続の話し合いは長期化していたようだ。『週刊文春』’20年12月31日・’21年1月7日合併号には、実母の代理人弁護士のコメントも記載されていた。《(個人事務所については)二一年三月までに株の評価額の算定をした上で新代表者を決めることになります。(中略)動産や権利関係の整理、テレビ局との契約書との確認作業も必要で、通常の遺産相続より長期化する見込みです》生前、本誌には「私自身は息子の遺産をまったく当てにしていません」とも語っていたAさんだが、そんな遺産相続問題の渦中に急逝してしまったのだ。■密葬も参列者は1人だけ。伯父が明かした最期Aさんの訃報を受け、駆けつけてきたのは兄のBさんだった。春馬さんにとっては“伯父”にあたる人物だ。中部地方に住むBさんは本誌に次のように語った。「1月15日、病院から私に連絡が来て、弟が他界したことを知りました。アパートから救急搬送されて、その先の病院で亡くなったそうです。アパートはワンルームで、彼は1人で暮らしていました。もともと心臓も悪かったし、何度も手術は受けていました。体調が急変したようで、本当に残念です。すぐに病院を訪れ、遺体を確認した後、17日に荼毘に付しました。密葬?そうですね、でも弟はずいぶん前に離婚していますし、身寄りもいませんから、火葬に立ち会ったのも私1人だけでした」Aさんにも心残りはあったかもしれない。前述の本誌取材に、次のようにも明かしていたからだ。「いまの私の願いは、春馬の墓がどこかに建てられて参ることができるようになること。そして、コロナのために延期になってしまいましたが、仲よくしてくださった方やファンの方のためにも偲ぶ会が開催されること、その2つだけ……」結局、Aさんが生きているうちに、それらの願いがかなうことはなかった。だがBさんは弟の逝去についてこう漏らした。「私が春馬に最後に会ったのは3年ほど前です。私にとっても“自慢の甥”でしたが、弟にとってはさらに“自慢の息子”だったのです。確かに63歳での他界は早すぎます。でも……、弟は春馬のような息子を持てて、いい人生だったと思いますよ」病院で息を引き取るとき、Aさんのまぶたの裏に浮かんだのは、最愛の息子・春馬さんのあの優しい笑顔だったのだろうか。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月09日「原因を追究したとしても、もう息子は戻りません……。これからの私は“春馬のいない残された時間”を、ただ生きていくだけです」昨年12月、三浦春馬さん逝去後の心境を本誌にそう語っていた実父・Aさん(63)。だがその1カ月後、Aさんも急逝していたことが本紙の取材で分かった。「Aさんが最後に目撃されたのは1月15日未明です。前夜、いきつけの飲食店に現れたのです。しかし朝の3時ごろ、『気分が悪くなった』と帰宅し、その後、連絡が途絶えてしまったのです。帰宅した直後に亡くなったということを聞いたのは、1月下旬のことでした。こんなに急にAさんがいなくなってしまったことに愕然として……」(Aさんの知人)実はAさんは’17年に心臓にペースメーカーを入れる手術を受けており、その入院を機に息子である春馬さんの交流も復活していた。「手術がうまくいって元気になった後には、いっしょに食事をしたり、酒も飲んだりするようになりました」本誌にそうも語っていたAさん。だが昨年7月の愛息との別れからわずか半年後、Aさんもまた天国に旅立っていったのだ。取材を進めるとAさんの兄であるBさん、つまり春馬さんの“伯父”にあたる人物が密葬の喪主を務めたと判明した。Bさんは本誌に、次のように語った。「1月15日、病院から私に連絡が来て、弟が他界したことを知りました。アパートから救急搬送されて、その先の病院で亡くなったそうです」2月9日(火)発売の「女性自身」では春馬さんとAさんの交流秘話、春馬さん逝去後のAさんの失意の日々、そして伯父が明かしたAさんの最期などについて伝えている。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月08日人気漫画「群青戦記 グンジョーセンキ」を、新田真剣佑主演で実写化する『ブレイブ -群青戦記-』より、部活ユニフォームに鎧を纏う個性あふれる姿が切り取られた場面写真が一挙公開された。高校生アスリートたちが、仲間を守るために生死を賭けた戦いの中で成長していく結束力のドラマと、高校生vs戦国武士という異色のアクションを熱く描く本作。今回到着した場面写真では、突如、現代から戦国時代へタイムスリップした高校生たちが、部活ユニフォームと鎧をミックスさせた装いで、戦いに向け精悍な顔つきを見せる。松山ケンイチ扮する織田信長の軍に囚われた仲間を救うべく、それぞれの部活の特性を活かして戦っていく彼ら。燃え上がる玉をバットで打つ様子や、空手部の相良煉(福山翔大)とフェンシング部の成瀬勇太(飯島寛騎)が背中合わせに構える場面も登場。また、蒼(新田さん)たちより先にタイムスリップしている不破瑠衣(渡邊圭祐)の黒い鎧と仮面を着けた姿、鋭い眼光を見せる信長、徳川家康(三浦春馬)の場面写真も公開された。『ブレイブ -群青戦記-』は3月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレイブ ‐群青戦記‐ 2021年3月12日より全国にて公開©2021「ブレイブ ‐群青戦記‐」製作委員会©笠原真樹/集英社
2021年02月08日3月12日(金)公開の新田真剣佑主演映画『ブレイブ ‐群青戦記-』の新場面写真が公開となった。本作は『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載された笠原真樹による人気コミック『群青戦記 グンジョーセンキ』を実写化した【部活×青春×歴史】のエンタメ超大作。現代から戦国時代へタイムスリップしたスポーツ強豪校の高校生アスリートたちが仲間を守るため、戦国武士との戦いに身を投じていく。そんな異色の人間ドラマを描く本作の主人公・西野蒼役を演じるのは、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、数々の映像作品で活躍する新田真剣佑。彼を導く徳川家康役に三浦春馬さん、主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長役に松山ケンイチ、蒼を支える幼なじみのヒロイン・瀬野遥役に山崎紘菜など、華やかな面々が名を連ねる。また、本作の監督を『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で実写邦画興行収入の歴代1位を獲得し、近年ではアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズを総監督として大ヒットに導いた巨匠・本広克行が務めた。今回公開となった場面写真では、現代から戦国時代へタイムスリップした高校生たちが部活ユニフォームと鎧をミックスさせた装いで戦いに向けた精悍な顔つきをしている。彼らは織田信長(松山ケンイチ)の軍に囚われた仲間を救うため、各々の部活の特性を活かして戦う。そのアクションは勿論、鎧とユニフォームが絶妙に混じりあった衣裳にも注目してほしい。また主人公・蒼(新田)たちに先駆けて戦国時代にタイムスリップした高校生・不破瑠衣(渡邊圭祐)が黒い鎧と仮面を身にまとう姿や、鋭い眼光を見せる織田信長、徳川家康(三浦春馬)の場面写真も併せて公開となっている。彼らが高校生アスリートたちとどう関わっていくのだろうか。残り約1か月となった本作の公開を引き続き期待しよう。『ブレイブ -群青戦記-』3月12日(金)より公開
2021年02月08日松岡茉優主演で2020年9~10月に放送されたTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」のBlu-ray&DVD-BOXの発売に先駆け、特典映像からインタビューやメイキングなどの一部を含むスペシャルPVが公開された。本作は、1円まで清く正しく美しく。モノや恋に一途で、全て計算通りの“清貧女子”九鬼玲子を松岡さんが演じ、お金を使うことになんの迷いもなく、予定は未定な“浪費男子”の猿渡慶太を三浦春馬、玲子の初恋相手・早乙女健を三浦翔平、慶太の同僚で“ドケチ節約男子”板垣純を北村匠海が演じた。今回解禁された約2分の映像には、本編シーンはもちろん、メイキング、豪華キャスト陣のインタビューに、松岡さんと三浦さんの独占2ショットインタビューも。そして、「これからの人生の誇りになる」と語る、クランクアップ時の松岡さんの姿なども収められ、これらの特典映像は170分以上にも及ぶボリュームとなっている。「おカネの切れ目が恋のはじまり」Blu-ray&DVD-BOXは3月5日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2021年02月05日3月からようやく撮影がスタートする長澤まさみ(33)の主演映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』。’18年の連続ドラマから始まり、’19年には映画化。昨年公開した映画第2弾の『プリンセス編』は興行収入30億円を超える大ヒットとなった。実は準備稿ではあるものの、今回の『英雄編』台本の出演者欄に竹内結子さん(享年40)と三浦春馬さん(享年30)の名前が載っていたというのだ。ファンたちにとっては、まさに“奇跡の映画”となるはず。その陰には、長澤の熱い思いがあったという。「彼女はずっと、竹内さんや三浦さんとの“再共演”を熱望していたんです。竹内さんとの初共演は’03年公開の映画『黄泉がえり』。そのときにデビュー間もなかった長澤さんに主演の竹内さんが優しく接してくれたそうです。以来、彼女にとっては竹内さんがずっと“憧れの女性”になっていたといいます。映画化の際に、共演を熱望したのも長澤さんでした。また三浦さんについても、長澤さんが当初から猛プッシュしていました。実はもともと、三浦さんは2作目までしか出演しない予定だったのです。しかし、彼女は三浦さんを『撮影初日からまぶしくて。いまだかつて、この作品にこんなまぶしい人がいただろうかというぐらい』と絶賛。結果、3作目では主要キャストになることが決定していました。そんな2人が亡くなった後、長澤さんは『このシリーズはもう終わらせたい……』と漏らすほどショックを受けていました。ただいっぽうで、この作品が“2人との最後の接点”でもあったということ。そう思い直したことで、改めて“再共演”したいという意向を抱くようになったといいます」(芸能関係者)さらに長澤だけでなく、スタッフたちも『もう一度だけ2人の共演を実現させたい!』と奔走していた。「コロナ禍に加えて脚本がすべて白紙になったことで、調整は困難を極めました。しかし1月に入ってからもスタッフが海外に飛ぶなど、実現に向けて動き始めています。すべては、2人との“共演作”を最高のものにしたいからです。この映画に関わっている人たちはみんな、竹内さんと三浦さんが今でも欠かせない存在であると思っています。だからこそ、もう一度出演させることによって『彼らは作品の中で生きている』というメッセージを伝えたいそうです」(前出・芸能関係者)公開は来年を予定。再びファンの心を揺さぶる作品となりそうだ。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月26日「年明けから緊急事態宣言が発出されるなか、『コロナ禍で本当に撮影できるのか』と不安の声も上がっていました。しかし、ようやく3月半ばから4月にかけて撮影がスタートすることで決定したそうです。そしてまだ準備稿段階なのですが、台本にはしっかりと“あの2人の名前”が載っていたんです!」(テレビ局関係者)先週号の本誌で今年の春にクランクインが予定されていることを報じた、長澤まさみ(33)の主演映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』。’18年の連続ドラマから始まり、’19年には映画化。昨年公開した映画第2弾の『プリンセス編』は興行収入30億円を超える大ヒットとなった。そんな人気シリーズの映画化第3弾とあって早くも注目を集めているが、実は準備稿の出演者欄に竹内結子さん(享年40)と三浦春馬さん(享年30)の名前が載っていたというのだ。「竹内さんが演じたのは、主人公のダー子が尊敬する美しき詐欺師のスタア。そして三浦さんは、天才恋愛詐欺師のジェシーを演じていました。映画版から登場した2人の演技は、1作目も2作目も大好評。そのため当初、3作目は竹内さんと三浦さんにスポットライトを当てるような作品にする予定だったんです。しかしメーンキャストになるはずだった2人が亡くなられたことで、計画は頓挫。脚本も白紙に戻ってしまい、イチから書き直しせざるをえない状態になっていました。そんな経緯があったため、キャストもスタッフも今回の“再共演”を聞いて大喜びでした。具体的には、1作目と2作目の製作時に撮っていた2人の映像や写真をうまく使って構成することになりそうです。まだ公開されていない未公開映像やカットもあるので、新しいジェシーとスタアが見られることになるでしょう」(前出・テレビ局関係者)三浦さん演じるジェシーは、映画1作目から話題だった。当時からネット上で『色気がすごい!』と絶賛の声が続出し、作品のヒットを後押ししていた。「天才恋愛詐欺師という役柄もあって、三浦さんは大人の色気を漂わせて熱演。細マッチョなボディとセクシーなしぐさで女性客を魅了していました。『プリンセス編』の興行収入が30億円を突破したのも、彼の功績は決して少なくなかったといわれています。今回も限られたシーンでの出演にはなるでしょうが、それでも影響力は大きいでしょう」(前出・テレビ局関係者)『英雄編』で、三浦さんと竹内さんは天才詐欺師として輝かしい姿のまま描かれることになるという。「準備稿に書かれていたのはメーンキャストである長澤さんと東出昌大さん(32)、小日向文世さん(67)らが思い思いに語るという内容です。三浦さんについては『いまごろ、ジェシーはどこで何をしているのかな……』『きっと、どこかで女をはべらせているんじゃないの?』などと回想。竹内さんについてもやっぱり同じで、『スタアはきっと、また大がかりな仕掛けを準備しているんだろうね……』と語るシーンでした。重要な場面に竹内さんと三浦さんについて触れるセリフを用意することで、今作でも2人の存在感は際立つことになるのではないでしょうか」(製作関係者)「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月26日現在、木曜22:30から放送されている『世界はほしいモノにあふれてる ~旅するバイヤー極上リスト~』(NHK総合)。昨年10月8日の放送回から鈴木亮平(37)が三浦春馬さん(享年30)の後任として、MCを引き継いだ。そして今年1月で3カ月が経った。物腰柔らかな口調で、世界遺産検定1級をもつほど博識な鈴木。そんな彼が番組内で、三浦さんに触れる一幕があった。1月21日の放送回では、ポルトガルの国民食と呼ばれる “バカリャウ”(塩漬けしたタラの干物)の缶詰を紹介。スタジオで試食する際、鈴木は「春馬くんもめちゃくちゃ好きだったんですよね?」とさりげなくJUJUに語りかけたのだ。すると彼女も、「そうですね、春馬くんも私も」と回想していた。このやりとりに、Twitterでは反響が続々と広がった。《鈴木亮平さんは、常に春馬君ファンのせかほし視聴者の事を想ってくれている気がしますさりげなく春馬君の名前を出してくれる心遣いがたまらなく温かい》《バカリャウの時の会話で突然しかも自然に名前が出てくるとドキッとすると同時に温かい気持ちになり素敵な番組だなぁと思う亮平さんとJUJUさんのせかほし》《亮平さんが引き継いでくれて良かったなって改めて思った》昨年9月11日、「せかほし」のMCに起用されたことをブログで報告した鈴木。彼にとって三浦さんは、《とっても大切な友人》だったという。鈴木は《彼が愛し、作り上げてきたこの素晴らしい番組を大事に受け継いでいくことが、彼が彼らしく、真っ直ぐに生きてきた証になると信じました》と、思いをつづった。そして、《いつか彼に再会した時、『亮平さん!良かったですよー!』とあの笑顔で言ってもらえるよう、自分にできる最善を尽くさせていただく所存です》と決意を記していた。「鈴木さんは世界遺産への造詣が深く、三浦さんは日本の文化や伝統、歴史などを学んでいました。その熱量は、どちらも書籍を出すほど。また三浦さんは一昨年、メディアのインタビューで『世界の遺産や風習を知りたい!』と興味津々。『日常会話くらいはできるように』と、英語の勉強も続けていました。そんな彼らは役作りにもストイックで研究熱心。2人で同じ師匠のもとに、殺陣を習いに通っていたこともありました。鈴木さんが《大切な友達》と呼ぶように、たくさん通じ合うところがあったのでしょう」(芸能関係者)そんな鈴木は、「せかほし」で春馬さんの遺志をしっかり受け継いでいるようだ。「JUJUさんとコミカルな掛け合いを楽しむなど、番組に馴染んでいるようです。三浦さんは生前、“ホームグラウンド”と呼ぶほどスタッフや番組を愛していました。残されたJUJUさんやスタッフたちの思いを、鈴木さんはよく理解しているのでしょう。番組で紹介される土地や人々、さまざまな“モノ”に敬意を持って接しています。三浦さんの後任として、まさに適任といえるでしょう」(テレビ局関係者)きっと三浦さんも、“せかほしファミリー”を天国から見守っていることだろうーー。
2021年01月24日2021年1月21日、俳優の城田優さんがInstagramを更新。海と夕焼けを撮影した動画を投稿しました。城田さんは動画を撮影している時には気にしなかったものの、後から見直したときに謎の緑の光が映り込んでいることに気付いたといいます。 この投稿をInstagramで見る 城田優 Yu Shirota(@yu_shirota)がシェアした投稿 城田さんは、名前は出さなかったものの2020年7月に亡くなった俳優の三浦春馬さんと親友だったことから「会いに来てくれたのかな」と、示唆するようなコメントをしました。やっぱ海だよね☺︎#波の音で癒されて下さい #夕日も最高 #所で緑の玉はいったい #撮ってる時は気付かなかった #あやつが会いに来てくれたのかな?#imissyouyu_shirotaーより引用おそらくカメラのレンズが反射してできた光だと考えられますが、真相は分かりません。投稿には、城さんに共感する声などたくさんのコメントが寄せられています。・サーフィンが好きだったからな…。会いに来てくれたのかもね。・海は癒されますね。素敵な動画をありがとう。・きっとそうですよ。彼も海が好きだったから。ずっとそばにいると思う。城田さんがシェアした動画は、多くの人の心を癒してくれたようですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月22日三浦春馬さん(享年30)が出演した18年の映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」。同作が1月16日、テレビ東京などで放送された。同作は「今日から俺は!!劇場版」や「新解釈・三國志」など人気映画を手掛けてきた福田雄一監督(52)による作品。興行収入は37億円。そんなメガヒット作品で、三浦さんは特殊警察・真選組の参謀である伊東鴨太郎を演じている。今回、地上波初放送だった「銀魂2」。ネットでも大きな反響を呼び、《春馬さん、とてもとてもクールで素敵でした》《春馬くんの鴨太郎はかっこよくて美しい》《春馬君はやっぱり素敵でした》と三浦さんを讃える声が上がっている。「銀魂2」で初めて福田組に参加することとなった三浦さん。その喜びはひとしおだったようだ。「三浦さんはかねてから福田監督と『何か一緒にできたらいいね』と話していたため、『やっと仕事できる!』と大喜び。衣装合わせの段階から2人は細かく意見交換をしていました。監督はハッキリした性格なので、『こうしてほしい』ときちんと伝えてくれる。そのことも、三浦さんは嬉しかったそうです。さらに主演は、彼が憧れの人と公言していた小栗旬さん(38)です。2人が共演するのは約10年ぶりで、撮影が終わった後も『今度は舞台で共演できたら!』と語っていました」(制作関係者)念願の福田組作品を、慕っていた兄貴分とともに作り上げるーー。三浦さんにとって、「銀魂2」は意義深い経験となったことだろう。さらに同作には、三浦さんの提案した演出が採用されているという。「鴨太郎が人を斬ったあとにスカーフで血を拭い、それを投げるというシーンがあるのですが、これは三浦さんが考案したものなんです。三浦さんは妥協を許さない俳優で、作品にかける熱量も相当なもの。撮影前日に急遽提案があり、監督やスタッフらと話し合いこのシーンは生まれました。ですから、三浦さんにとって特に思い入れのあるシーンだったようです」(前出・制作関係者)『銀魂2』には小栗のほかにも菅田将暉(27)や橋本環奈(21)、柳楽優弥(30)や窪田正孝(32)、吉沢亮(26)といった豪華役者陣が勢ぞろい。そして、笑いあり涙ありのお祭り映画となっている。「三浦さんは『この映画は日本を元気にする』と期待を込めて語っていました。いまはコロナ禍で、つらいニュースが続いています。そんななかで放送された同作は、多くの人々を元気づけたことでしょう」(映画誌記者)きっと天国で三浦さんは、映画を楽しむファンを温かく見守っていたことだろう。
2021年01月18日「“受難続き”で続編製作を危ぶむ声もありましたが映画第3弾が、早ければ今春からクランクイン予定です」(芸能関係者)連続ドラマから始まった長澤まさみ(33)主演の『コンフィデンスマンJP』。’19年と’20年には映画が公開され、特に’20年の『プリンセス編』は興行収入30億円超えの大ヒット。しかしその裏で……。「公開直前に出演者の三浦春馬さん(享年30)が、2カ月後には竹内結子さん(享年40)が亡くなるという悲しい出来事がありました」(前出・芸能関係者)三浦さん、竹内さんは、第3弾にも出演するはずだったという。「2人の逝去によって、脚本にも変更が出たと聞いています」そう話すのは映画関係者。また撮影地も製作陣の悩みの種で……。「コロナ禍のため海外、国内どちらで撮るのか議論になっていました。結果、“海外ロケ敢行”の方向で製作側は意思を固め、実現に向けて調整中だそう。1月上旬からスタッフが海外に飛び、撮影場所を探していると聞いています」『コンフィデンスマンJP』の製作陣が海外にこだわるワケとは。「映画版第1弾は香港、第2弾はマレーシアが舞台。毎回、詐欺師が大富豪を華麗にだまして金を巻き上げるさまが痛快なエンタメ作品で、豪華なキャスト陣や海外ならではのド派手さが、映画版が支持を受けてきた大きな理由。あの世界観を作り出すうえで“海外ロケは不可欠”という判断なのでしょう」(前出・映画関係者)ロケ地の候補として名前が挙がっているのが、あのリゾート地だ。「最有力候補は、地中海のマルタ島だそうです」(前出・映画関係者)マルタ島は、真っ青な海に加え、大聖堂などの歴史ある建物が並ぶ街並みや古代の神殿といった世界遺産を擁する美しく神秘的な土地。「1月中旬現在、日本からマルタ共和国への渡航は、72時間以内に発行されたPCR検査による陰性証明書を提出すれば入国可能で、14日間の待機措置もない。“入国しやすい国”といえるでしょう。撮影を敢行するかどうかは、今後の感染拡大状況などを鑑みて流動的に対応することにはなるのでしょうが……」(前出・映画関係者)製作するフジテレビにマルタ島での撮影などについて問い合わせると、「映画製作の詳細についてはお答えしておりません」との回答。迫るクランクイン。仲間の死に落ち込んでいた時期があった長澤だが、前出の映画関係者によると、「今は気持ちを切り替えて第3弾の撮影に前向きだと聞いています」三浦さんも竹内さんも同シリーズの出演を楽しんでいたという。撮影実現の暁には、長澤がマルタの地で天国の2人に思いをはせ、祈りをささげることだろう――。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月18日今年6月~7月に、東京・Bunkamuraシアターコクーンと京都・京都劇場にて、COCOON PRODUCTION 2021 DISCOVER WORLD THEATRE vol.10『夜への長い旅路』が上演されることが決定した。“アメリカ近代劇の父”と称される劇作家ユージン・オニールの遺作で、オニール自身の青春時代における凄惨な家族の姿を描いた自伝劇と言われている『夜への長い旅路』。彼の死後、妻によって発表され、オニール4度目のピュリッツァー賞を獲得した。戯曲冒頭に付けられた妻への献辞の中で、オニールは本作を「血と涙で綴られた、古い悲しみの劇」と記している。悲劇的な家族の歴史を、人間の真実を突く普遍のドラマに昇華させ、自らの人生に“赦し”を与えたオニールの代表作を、今回は人間を深く見つめ、物語を繊細に紡ぎだすことで定評のあるフィリップ・ブリーンが演出。さらにブリーンに厚い信頼を寄せる大竹しのぶ、4年ぶりの舞台出演となる大倉忠義、初舞台に挑む杉野遥亮、フィリップとは初タッグとなる池田成志が集結し、オニールの最高傑作に挑む。舞台はオニール家をほぼ忠実に再現したとされるタイロン家の、夏のある一日。池田演じる俳優のタイロンが持つ別荘の居間で、家族が朝食後の団欒を楽しんでいる。しかし、その会話から徐々に家族全体を覆う闇が明らかに。大竹演じる母メアリーはモルヒネ中毒に冒されて常に精神が不安定。大倉演じる長男ジェイミーはアルコールに溺れ、杉野演じる次男エドマンドは結核を患っている。さらに、タイロン自身も金銭に対しいて異常な執着を持っているのだ。オニール自身が投影されたエドマンドの視点のみならず、母・父・兄、家族4人の個々の内面が深く掘り下げられ、それぞれの抱える哀切や怒り、後悔や絶望、そして家族間の愛憎、確執が、巧みな会話の応酬で見事に表出される家庭劇『夜への長い旅路』。詳細は後日発表されるので、続報に注目してほしい。◆大竹しのぶユージン・オニールの作品は『喪服の似合うエレクトラ』(04年上演)以来、二度目の挑戦です。今回も精神を病みそうな作品で(笑)、“頬に手を触れる”とか“肩にかける”といった繊細なト書きの一つ一つに、孤独と愛があふれていると感じます。演出のフィリップがその意味を全部わかるように説明してくれると思うので、とても寂しいお話だけど、すごく幸せな舞台になると思います。フィリップの稽古場は、他の方へのノートを聞くだけでも鳥肌が立つくらい、本当に発見が多くて楽しいです。どんな道を通ってもいつかは到達点に辿り着ける、そう信じて皆で旅をしているような感覚。今回も役者4人とフィリップで、濃密な旅に出かけることになるだろうと楽しみにしています。家族のスリリングな会話劇から、今、その場で起こっている現実、愛や人生を目の当たりにしていただきたい。何か大きなものをズシッと受け止めた…、そんな感触を与えられる舞台を目指したいと思います。◆大倉忠義以前から、大竹しのぶさんに「一緒に舞台をやりたいね」とお声をかけていただいていたんです。今回やっと実現する!と思って、詳しい話を聞く前に「やります!」と即答し、後になって作品の内容や演出の方についての情報を知って、これはものすごいハードルだぞ…と若干ひるみました(笑)。でも映像にはなかなかない、演劇だからこそ出来る内容だと思うし、この作品にどっぷり浸かることで、自身のレベルアップにつなげていかなくてはと。しのぶさんと同じ舞台に立ちたい人は山ほどいると思うので、こんな素敵な場所に誘っていただけて、本当にありがたいなと思います。今、多くの方が辛い状況にいると思います。芝居のテーマは重いかもしれないけれど、始まりから終わりまで、辛い現実をちょっとでも忘れて没入できる…、そんな体験をしていただけたら嬉しいですね。皆さんに豊かな時間を提供できるよう、頑張りたいと思います。◆杉野遥亮いつかは舞台をやりたいと思っていたので、今回の機会に感謝し、すごくワクワクしています。同世代の俳優仲間に初舞台をシアターコクーンで…と話したら「え〜!」、しかも大竹しのぶさんと…「ええ〜!」さらに演出の方がイギリス人で…「えええ〜!」というもっともな反応が(笑)。とにかくコトが大きすぎて、一周回って逆にフラットな気持ちになってきました。何も出来ないんだから怖がることもない、頑張るしかない。わからないことは「わからない」と言って、迷わずに聞いていこうと思っています。作品は難しいけれど、このコロナ禍で僕も家族について見つめ直すところがありました。自分たちが楽しくいられる空間って何だろう、自分らしく生きるには…と考えた時にこのお話を読んで、けっしてかけ離れた物語じゃない、共感できるものは確かにあるなと感じて。今はとにかく、嘘や後悔なく一生懸命生きることをこの作品への準備と考えて、日々を過ごしていこうと思っています。◆池田成志大竹しのぶさんと舞台を…と声をかけていただき、嬉しさと同時に怖いなという気持ちがありました。本当に豹変してしまう、スゴい役者さんですからね。で、どんな作品?と思ったら、これまた非常に深い、それぞれが鬱屈を抱える家族のお話で。コロナ禍の今、こんな重い話を〜と思うかもしれませんが、僕は、演劇は多様であるべきだと思っています。僕自身、昨年末はとっても下品な明るい芝居をしていたけれど(笑)、今度は180度違う舞台に参加できる。その幸せを噛み締めて挑みたいですね。演出のフィリップさんについては、彼の作品に2度出演している三浦春馬君とお仕事でご一緒した時に「どんな人?」と聞いたことがあって。「メチャいい人ですよ!」ってすごく信頼していましたね。きっと舞台に対して誠実な人だろうからとても楽しみです。6月に社会がどうなっているかはわからないけれど、僕らはしっかり準備をしてお客様をお待ちします。劇場にいるあいだだけはコロナのことは忘れていただきたい。そんな時間をお届けできればと思っています。【公演概要】COCOON PRODUCTION 2021 DISCOVER WORLD THEATRE vol.10『夜への長い旅路』作:ユージン・オニール演出:フィリップ・ブリーン翻訳・台本:木内宏昌美術・衣裳:マックス・ジョーンズ出演:大竹しのぶ、大倉忠義、杉野遥亮、池田成志企画・製作:Bunkamura●東京公演:2021年6月 / Bunkamuraシアターコクーン●京都公演:2021年7月 / 京都劇場※詳細は後日発表公式サイト:
2021年01月18日COCOON PRODUCTION 2021 DISCOVER WORLD THEATRE vol.10『夜への長い旅路』の上演が決定し、大竹しのぶ、大倉忠義、杉野遥亮、池田成志が出演することが18日、明らかになった。同作はノーベル文学賞受賞、ピュリッツァー賞4回受賞などの輝かしい足跡を誇り、“アメリカ近代劇の父”と称される劇作家、ユージン・オニールが凄惨な家族の姿を描いた自伝劇。彼の死後、妻によって発表され、4度目のピュリッツァー賞を獲得し、アメリカ最高の作家とされるオニールの評価を決定付けた。戯曲冒頭に付けられた妻への献辞の中で、オニールは本作を「血と涙で綴られた、古い悲しみの劇」と記す。悲劇的な家族の歴史を人間の真実を突く普遍のドラマに昇華させ、自らの人生に“赦し”を与えたオニールの代表作で、世界中で繰り返し上演されている。シアターコクーンでの舞台作りは5作目となるイギリス演劇界のトップランナー、フィリップ・ブリーンが演出を手掛ける。モルヒネ中毒に冒されて常に精神が不安定な母メアリーに大竹しのぶ、アルコールに溺れ父親の脛をかじって放蕩を繰り返す長男ジェイミーに大倉忠義、結核を患っている次男エドマンドに舞台初挑戦の杉野遥亮、アイルランド系移民で、金銭に対して異常な執着を持つ俳優の父ジェイムズ・タイロンに池田成志と豪華キャストが揃った。6月に東京・Bunkamuraシアターコクーン、7月に京都・京都劇場の上演を予定している。○大竹しのぶ コメントユージン・オニールの作品は『喪服の似合うエレクトラ』(04年上演)以来、二度目の挑戦です。今回も精神を病みそうな作品で(笑)、“頬に手を触れる”とか“肩にかける”といった繊細なト書きの一つ一つに、孤独と愛があふれていると感じます。演出のフィリップがその意味を全部わかるように説明してくれると思うので、とても寂しいお話だけど、すごく幸せな舞台になると思います。フィリップの稽古場は、他の方へのノートを聞くだけでも鳥肌が立つくらい、本当に発見が多くて楽しいです。どんな道を通ってもいつかは到達点に辿り着ける、そう信じて皆で旅をしているような感覚。今回も役者4人とフィリップで、濃密な旅に出かけることになるだろうと楽しみにしています。家族のスリリングな会話劇から、今、その場で起こっている現実、愛や人生を目の当たりにしていただきたい。何か大きなものをズシッと受け止めた…、そんな感触を与えられる舞台を目指したいと思います。○大倉忠義 コメント以前から、大竹しのぶさんに「一緒に舞台をやりたいね」とお声をかけていただいていたんです。今回やっと実現する! と思って、詳しい話を聞く前に「やります!」と即答し、後になって作品の内容や演出の方についての情報を知って、これはものすごいハードルだぞ…と若干ひるみました(笑)。でも映像にはなかなかない、演劇だからこそ出来る内容だと思うし、この作品にどっぷり浸かることで、自身のレベルアップにつなげていかなくてはと。しのぶさんと同じ舞台に立ちたい人は山ほどいると思うので、こんな素敵な場所に誘っていただけて、本当にありがたいなと思います。今、多くの方が辛い状況にいると思います。芝居のテーマは重いかもしれないけれど、始まりから終わりまで、辛い現実をちょっとでも忘れて没入できる…、そんな体験をしていただけたら嬉しいですね。皆さんに豊かな時間を提供できるよう、頑張りたいと思います。○杉野遥亮 コメントいつかは舞台をやりたいと思っていたので、今回の機会に感謝し、すごくワクワクしています。同世代の俳優仲間に初舞台をシアターコクーンで…と話したら「え〜!」、しかも大竹しのぶさんと…「ええ〜!」さらに演出の方がイギリス人で…「えええ〜!」というもっともな反応が(笑)。とにかくコトが大きすぎて、一周回って逆にフラットな気持ちになってきました。何も出来ないんだから怖がることもない、頑張るしかない。わからないことは「わからない」と言って、迷わずに聞いていこうと思っています。作品は難しいけれど、このコロナ禍で僕も家族について見つめ直すところがありました。自分たちが楽しくいられる空間って何だろう、自分らしく生きるには…と考えた時にこのお話を読んで、けっしてかけ離れた物語じゃない、共感できるものは確かにあるなと感じて。今はとにかく、嘘や後悔なく一生懸命生きることをこの作品への準備と考えて、日々を過ごしていこうと思っています。○池田成志 コメント大竹しのぶさんと舞台を…と声をかけていただき、嬉しさと同時に怖いなという気持ちがありました。本当に豹変してしまう、スゴい役者さんですからね。で、どんな作品?と思ったら、これまた非常に深い、それぞれが鬱屈を抱える家族のお話で。コロナ禍の今、こんな重い話を〜と思うかもしれませんが、僕は、演劇は多様であるべきだと思っています。僕自身、昨年末はとっても下品な明るい芝居をしていたけれど(笑)、今度は180度違う舞台に参加できる。その幸せを噛み締めて挑みたいですね。演出のフィリップさんについては、彼の作品に2度出演している三浦春馬君とお仕事でご一緒した時に「どんな人?」と聞いたことがあって。「メチャいい人ですよ!」ってすごく信頼していましたね。きっと舞台に対して誠実な人だろうからとても楽しみです。6月に社会がどうなっているかはわからないけれど、僕らはしっかり準備をしてお客様をお待ちします。劇場にいるあいだだけはコロナのことは忘れていただきたい。そんな時間をお届けできればと思っています。○あらすじ1912年、夏のある日の朝。俳優ジェイムズ・タイロンの別荘の居間で、家族が朝食後の団欒を楽しんでいる。しかしその会話から徐々に明らかになるのは、彼らの実像、家族を覆う暗い陰である。父ジェイムズは異常な吝嗇家であり、母メアリーは麻薬の常習者、長男ジェイミーは酒と女にだらしない放蕩息子で、次男エドマンドは肺を病んでいる。メアリーは昔、幼い息子ユージンを亡くしたことで罪の意識にさいなまれていた。その後にエドマンドを出産し、産後の病気をきっかけにモルヒネ中毒に陥ってしまったのだ。家族の確執が次第にあぶり出されていく中、再びモルヒネに手を出したメアリーが幻覚に襲われ始めて……。
2021年01月18日俳優の橋本環奈さんが2021年1月16日に自身のTwitterを更新。2020年7月に逝去した、俳優の三浦春馬さんとの写真を公開し、ファンから感謝の声が上がりました。橋本環奈「写真も思い出もたくさん」橋本さんは、2018年に公開された映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』に出演。ほかの出演者とともに撮ったオフショット写真を公開し「懐かしい」と、撮影当時のことを振り返りました。 #銀魂2 掟は破るためにこそある懐かしい。。写真いっぱいあって思い出も沢山 #銀魂ザファイナル 早く観に行きたい! pic.twitter.com/Y6r3QTopXh — 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) January 16, 2021 俳優の小栗旬さんや菅田将暉さんとの写真とともに、三浦春馬さんとのツーショットも。橋本さんは「写真もいっぱいあって、思い出もたくさん」とコメントしています。また、2021年1月16日には、テレビ東京などが同作品を地上波で初放送。放送の最後には「三浦春馬さんに心より哀悼の意を表します」というテロップを表示されました。橋本さんの投稿に、ファンからはさまざまな声が寄せられています。・三浦くんとのツーショット、ありがとうございます!三浦くんが、みんなの記憶の中で生きているんだと感じられました。・地上波で見返して、哀悼のテロップでまた泣きました。仲間との絆は永久不滅ですね。・3枚目の写真に泣きました。思い出を大切にしてくれてありがとう。・何度も劇場に観に行った、とても大好きな映画です!橋本さんの、作品や仲間への想いは、多くのファンに感動を与えたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年01月17日’19年の取材時に「2020年は破綻と崩壊の年になる」と、コロナ禍による混沌を予言するかのように警鐘を鳴らした江原啓之さん。その混迷の先にたどり着いた’21年はどんな年になるのか。どう生きれば、幸せをつかめるのか。気になる問いに、優しくほほ笑みながら答え始めた江原さん。迷えるいま、必要な言葉がここにありますーー。苦難の連続だった’20年を振り返ると、数々の悲しいニュースが思い浮かぶ。なかでも、新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70)や岡江久美子さん(享年63)ら有名人の訃報は日本中に悲しみをもたらした。「確かに、あまりにやるせない出来事でした。ただ、それでも悲しむだけではなく、そこから何を学ぶかが大切。病気の残酷さを前に、私たちはウイルスとどう向き合うべきか明らかになりました。まずは医療崩壊を防ぐために、個々ができることをする。感染しない、させないためにマスクをつける。その際、『自分と家族さえ守ればそれでよい』という利他愛のない尺度は最も恥ずべきもの。『誰かの大切な人を守る』という、共感力と利他愛を尺度とした行動を選択することが大切です」また、昨年は東出昌大(32)、渡部建(48)、瀬戸大也選手(26)といった有名人の不倫が次々と報じられ、そのたびにネットを中心に激しいバッシングが巻き起こった。「彼らの行動に問題があることは明白ですが、私が憂うのは“一億総モラハラ時代”とでもいうべき世間の風潮です。自分のことは棚に上げ、正義を振りかざし、相手が立ち上がれないほど叩くネットの世界の住人は、想像力が欠如した不幸な人たち。もし、そんなバッシングにより自死を考えるほど悩んでいる人がいるとしたら、“放念”することの大切さを伝えたい。だって、幸せな人は意地悪しませんから。ネットにそんな書き込みをするような不幸せな人には関わらなくていいのです」そして、三浦春馬さん(享年30)、竹内結子さん(享年40)らの命を絶ったニュースも、世間に大きな衝撃を与えた。このことについて問うと、江原さんはひと呼吸置き、静かに語り始めた。「『彼らはなぜ死を選んだのか』と釈然としない思いを抱え、自らのたましいを悪いほうへ向けてしまう人もいると思います。そうした方々のためにあえて言いますが、私は『お2人はつらくて追い詰められて死を選んだのではない』と思うのです。何が原因とか誰が悪いとかではない。一生懸命に生きている人ほど、魔が差すことがあるものなのです。くたくたに疲れ、自分を見失い、“もういいかな”とふと思った瞬間に思ってもみない行動に出てしまう。他人や社会に対して常に誠実であろうとするあまりに起きてしまった不幸であり、逆に言えば、お2人の誠実なお人柄が私には強く印象に残りました。いずれにせよ、混沌のなかでは“もういいかな”は連鎖しやすい。責任感が強く、ひとりで抱え込んでしまいがちな方は、特に深刻な状況に陥りやすい。アメリカのようにもっと気楽にカウンセリングを受けられる環境づくりも必要だと思います」「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月16日“目玉不在”の下馬評を覆し、見事2年ぶりに40%超えを記録した『第71回NHK紅白歌合戦』。本誌は例年行われているリハーサル取材に参加できなかったが、驚きの舞台裏を今年も独占入手した!デビュー17年目での初出場となったJUJU(44)は、亡き“盟友”への思いを胸にステージに立っていた。「リハーサルではかなり緊張していた様子でした。本番では目を潤ませながら熱唱していましたが、NHKの番組で共演していた三浦春馬さん(享年30)のことがこみあげてきたのでしょう」その年を代表するアーティストが選出される紅白のトリ。紅組は11月の落馬トラブルによるケガを乗り越えたMISIA(42)が見事、大トリの大役を務めたが、白組には“幻の構想”があったという。「曲順が発表される数日前までは、氷川きよしさん(43)をトリにする案がありました。氷川さんは19年の紅白では『きよし“くん”にサヨナラ』と語り、今回も白→赤→ゴールドの衣装に早着替えしたジェンダーレスな活躍を続けています。NHKとしては、同じくLGBTQを象徴するレインボーフラッグを過去の紅白でも掲げたMISIAさんと、氷川さんをトリにすることで、“新時代の紅白像を打ち出す”という構想もあったそうです」(前出・NHK関係者)「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月04日偉大なスターたちの訃報に、日本中に衝撃が走った2020年。思い出されるのは、決して色あせない数々の功績と、人々に元気を与えてくれた笑顔。そんな故人の在りし日の姿に、心からの哀悼の意を表してーー。■宍戸錠さん(享年86・俳優・1月18日没)■野村克也さん(享年84・プロ野球選手、監督・2月11日没)■大林宣彦さん(享年82・映画監督・4月10日没)■三浦春馬さん(享年30・俳優・7月18日没)子役デビュー後、’07年、映画『恋空』でブレーク。当時17歳で本誌に登場した際は「写真を撮られるのは苦手」とシャイな一面も見せた。■山本寛斎さん(享年76・ファッションデザイナー・7月21日没)■弘田三枝子さん(享年73・歌手・7月21日没)■渡哲也さん(享年78・俳優・8月10日没)’74年、肋膜炎などで約8カ月の入院生活を経て、俊子夫人とのツーショット。その後も病いと闘いながら俳優業を研さんした。当時32歳。■宅八郎さん(享年57・コラムニスト・8月11日没)■内海桂子さん(享年97・芸人・8月22日没)最高齢の現役芸人として長年、東京演芸界を牽いた内海さん。’18年、戌年の年女企画では、96歳で犬の着ぐるみ姿を披露してくれた。■岸部四郎さん(享年71・タレント、俳優・8月28日没)■竹内結子さん(享年40・俳優・9月27日没)’02年、月9初主演となった『ランチの女王』の会見。主役級イケメンがそろうラブコメディでヒロインを好演した。当時22歳。■高田賢三さん(享年81・ファッションデザイナー・10月4日没)■小松政夫さん(享年78・コメディアン・12月7日没)■織田無道さん(享年68・タレント・12月9日没)■浅香光代さん(享年92・俳優・12月13日没)みなさまの安らかなるご冥福を心よりお祈りいたします。「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
2020年12月31日三浦春馬さん(享年30)最後の主演作『天外者(てんがらもん)』(現在公開中)。本作は、日本の未来を切り開いた五代友厚の物語で、日本のために激動の時代を駆け抜けた五代友厚、坂本龍馬(三浦翔平)、岩崎弥太郎(西川貴教)らの偉人と、女性たちの青春群像劇だ。時代ごとに成熟していく多彩な役柄ーーその才能は、誰もが憧れ認めるものだった。衝撃の急逝から5カ月。別れを惜しむ声はいまだやまない。そんな三浦さんを偲んで、本誌記者が回想……“大河ドラマ取材での好青年の横顔”。「『天外者』は三浦春馬さんの魅力が詰まった作品です。美しい立ち回りに、体躯を生かした走り、和装はもちろん洋装となったあとのさらなるりりしさ。そして、五代友厚が憑依したかのような渾身のお芝居。さまざまな準備をして撮影に臨まれたのだろうと想像はできても、今となっては確認することができません」(本誌記者・以下同)記者が三浦さんに取材したのは大河ドラマ『おんな城主 直虎』のときだった。「多くの媒体が集まり限られた時間の取材でも気づかいのできる人でした。台本を読んでいる体(てい)で撮りたいとお願いすると台本に目を落としながら『こんなセリフあったっけ!?』、そう言って私たちを笑わせ、スタジオの隅にあった道具を生かした撮影では『この撮影のために置かれていたかのような感じですね』とあの笑顔で。こちらを気づかい、気さくに話しかけてくれる姿は性格のよい好青年そのものでした」その後の三浦さんは、ドラマの主演、番組MC、舞台再演、アーティストデビュー……と破竹の勢いで活躍。「それだけに突然の訃報は信じがたいものでした。いまだ三浦さんの不在に喪失感を抱え、胸を痛める多くの人たちがいます。が、悲しみを抱えるいっぽうで、稀有なスター性を持つ人だからこその影響力に、やはり、三浦春馬ってすごいよなと改めて感じたりもします」ドラマや映画以外にもuno(ウーノ)のCMでの可憐な雰囲気、タウンワークのCMでの歌声、FNS歌謡祭でのキレのあるダンス……と溌溂とした姿が浮かんでくる。「まさに第一線でずっと活躍を続けてこられました。三浦さん、表現者としていつも最高のパフォーマンスで楽しませてくれ本当にありがとうございました。その功績に感謝と敬意を表したいと思います。だからこそ心安らかに穏やかでいてください。三浦さんの美しい輝きと多くの作品は人々の中に生き続け、語り継がれていきます」「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月23日