5月といえば、遠足や運動会が行なわれる時期です。これらの行事に共通するのは「お弁当」ですが、ある程度大きくなっていれば問題ないものの、1歳児のお弁当作りには注意点も。そこで、先輩ママたちが実践していた「7つの工夫」を紹介します。1●お弁当箱の大きさは300~400mlが目安そもそも、お弁当箱の大きさはどれくらいのものにすればいいのか…。特に初めての子どもだとあまりピンときませんよね。一般的に、3~5歳の子どもには400ml程度のお弁当箱がちょうどいいとされていて、1歳児はそれよりも若干少なめが◎。とはいえ、食欲は子どもによって異なるので、自分の子どもはどれくらい食べるかを考慮して選ぶといいかもしれません。お弁当箱は、容量が100ml刻みで売られているので、調整はしやすいはずですよ。2●ひと口サイズが基本1歳児のお弁当作りのキホンの“キ”といえば、ひと口サイズにすること。きょうだいがいると、上の子たちに合わせてしまいがちですが、喉に詰まらせてしまう可能性もあるので、なるべく小さめに作ることを心がけているママは多いのだとか。3●つまようじやピックは使わない最近では、100円ショップなどにもかわいいお弁当ピックがたくさんあるから、お弁当の彩りとして使っているママも多いのではないでしょうか?しかし、1歳児のお弁当ではNG。先がとがったつまようじやピックは、子どもにとっては危険物に…。年齢的にも、まだ「つかみ食べ」を覚えて間もないくらいなので、つまようじやピックを使わなくてもつかみやすい大きさ、形にするのが◎。4●すきまうめ食材にも気を付けて!プチトマトやうずらの卵など、お弁当のすきまうめにピッタリの食材にも要注意。丸い食材は、噛まずにスルっと入ってしまうこともあるので、意外と危ないそうです。入れるにしても、半分に切るなどしてからのほうが安心ですよ。5●おにぎりはぎゅっとしすぎないのがコツお弁当の定番で、つかみ食べもしやすい「おにぎり」は、握る時にあまり力を入れすぎないのがコツ!ごはんは冷めるとかたくなるので、軽く握る程度でも意外とまとまるのだとか。6●衛生管理は「ゼリー」で!だんだん気温も高くなってきて、やっぱり心配なのは「食中毒」や「食材の傷み」。保冷剤を入れることで対策をとるママは多いものですが、相手はまだ1歳の子ども。保冷剤を口にしてしまうことも考えられるので、凍らせた子ども用の「ひと口ゼリー」を保冷剤代わりにするというママは多い様子。お弁当を食べるころには解凍されて、デザートとしてもピッタリですね。7●お弁当には「好きなもの」を詰め込む野菜を多めに入れるなど、栄養バランスを考えておかずを作っているママは多いはず。たしかに、バランスの良い食事や好き嫌いがないようにすることは大切ですが、1歳児の食事は、「食事の楽しさを学ぶ」機会でもあります。子どもは極端なところがあるから、一度食事が楽しいと思えないとまったく食事をしようとしなくなるなどもありますよね。そんな事態を避けるため、「お弁当には好きな物だけを詰め込んで、バランスの良い食事や好き嫌いの克服は家で」といったように臨機応変に対応するママも散見されました。「おいしく食べてほしい」という気持ちを込めて作るお弁当。しかしそれだけでなく、「安全に食べてほしい」という気持ちも大切なことと言えそうです。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年05月12日「赤ちゃん、見ててあげる!」って知り合いのママに気安く声をかけてしまい、結果赤ちゃんがギャン泣きしてしまい気まずい思いをしたことのある方も多いのでは? 赤ちゃんはママと他人がわかるようになって喜ばしいこと…というのはわかりますが、正直、赤ちゃんに泣かれてしまうといオロオロしてしまいますよね。0歳児なめてました…っ!運動会のときに一緒に応援していたママ友さんが0歳の子を連れてきていたんです。(もうすぐ1歳くらい)その子を預かったときの話。なんやかんやで双子を育ててきたから、ちょっとやそっとの子ぐらい余裕で大丈夫って思ってたけど…すみません、全然違いました。ものすごい勢いで突っぱねるから落としそうになるし、こっちも必死で支える支える…!あぁ…赤ちゃんってこんなだった…。そして、私みたいな知らないおばちゃんにいきなり抱かれても困るよねぇ~~。子育ての大変さをほんのつかの間だったけど思い出した出来事でした(汗)赤ちゃん育ててるみなさま、お疲れさまです!
2018年05月05日魔の2歳児でイヤイヤ期だった時期を過ぎ、ようやく会話でコミュニケーションが取れるようになってくると、やってくるのが反抗期。これまでは、ただイヤなことがあると泣きわめくだけだったのが、こちらの言ったことを理解した上で反抗するようになるので、さらに厄介なことに。反抗期に突入した子どもをみて「成長してくれているんだな」と理解していても、イライラすることもあります。世のママたちは、反抗期の子どもたちにどう接しているのでしょうか?ママたちの声を調べてみると…。叱るより褒める多くのママたちに共通しているのが、「大きな声で叱ってばかりいると、子どもが慣れてしまう」という意見。大声で叱られることに慣れてしまうと、「次は暴力しか残されていない」という厳しい忠告もあったり…。叱られた子どもは、叱られたことに注意が行き、その内容まで理解することは難しいようです。なので、できないときに叱るのではなく、できたときにしっかり褒めてあげることが大事だと考えるそう。我が子を他人の子どもだと思う?「叱るよりも褒めることが大事」とはいえ、育児はそう簡単ではありません。感情的に子どもを怒ってしまうことがあるなら、他人の子どもと接していると考えるのもひとつの方法だといいます。というのも、自分の子どもに対して、“怒鳴ったり”、“お尻ペンペン”をしてしまう人でも、他人の子どもに対しては、ほとんどしないはず。そこで、自分の子どもに対してカッとしてしまったときは、他人の子どもを預かっていると思い、衝動を抑える方法が有効だというアドバイスもあります。それでも怒ってしまったときには、冷静になぜ怒ったのかを伝えてあげると良いようです。怒られて泣いてしまったなら、ギュッと抱きしめて、怒ってしまったことを謝り、子どもが落ち着いてから、ゆっくりとやさしい言葉で、怒った理由を教えてあげましょう。イヤなことは楽しいことに置き換える反抗期の子どもは、なんでも「嫌い」、「イヤ」と、ママの提案を拒絶したりすることがあります。例えば、「お風呂に入ろう?」と誘っても「入りたくない!」と反抗する子ども…。でも、そんな子でも、親がやっているお風呂掃除には興味があったりします。そこで、石鹸をつけたスポンジを渡して、一緒にお風呂掃除ごっこをして、楽しい気持ちのままお風呂に入れてあげればOK。ほかには、着替えをしない場合は、「10数えるうちに着替えないと、こちょこちょだよ~」といった感じに、カウントダウンをしてゲーム感を出してあげるなど、嫌いなことを無理にさせるのではなく、楽しくできるように親が工夫してあげるのも大事なポイントなのだとか。3歳になると会話もかなり理解できるようになり、わざと親が言ったことと反対のことをして遊んだり、厄介度は2歳の頃よりさらに高くなります。無理に親がしてほしいことを強制するのではなく、すすんで自分からできるように誘導してあげたいですね。(文・姉崎マリオ)
2018年04月17日「クラシックの演奏会には0歳児は入れない」が常識。しかし、これを覆すコンサートがある。東京交響楽団が2007年より開催している「キッズプログラム ~0歳からのオーケストラ~ズーラシアンブラス meets東京交響楽団」だ。【チケット情報はこちら】小さいこどもがいるクラシック・ファンにとっての悩みは「生でクラシック音楽を聴きたくても、こどもが小さくて行けない」、託児サービスのあるコンサートは増えているものの、「せっかくコンサートホールまで一緒にきたのだから親子でクラシック音楽を楽しみたい」といった要望はいままで数多く聞かれてきた。0歳から入場できるコンサートと言えば、童謡やアニメの音楽などをピアノや小編成のアンサンブル、歌のおねえさん・おにいさんと一緒というものが多く、今までコンサートホールでクラシック音楽を聴いてきた層には物足りなく感じる方もいたことだろう。その中でこの東京交響楽団とこどもたちを魅了する動物たちの金管五重奏団「ズーラシアンブラス」が出演するこのコンサートはその路線とは一線を画し、今年はワーグナー:『ローエングリン』第3幕への前奏曲や、ボロディン:ダッタン人の踊りなど、およそこども向けコンサートには演奏されないような多彩なオーケストラの曲がプログラミングされ、本格的なクラシックの名曲をこどもと一緒に楽しめるようになっている。また、このコンサートは見た目の演出にも工夫があり、コンサートの中で“フルオーケストラ” “ズーラシアンブラスと東京交響楽団のアンサンブルとのお楽しみコーナー”、“オーケストラの中にズーラシアンブラスのメンバーが入って一緒に演奏する”など場面展開があり、こどもたちが飽きないよう構成されている。全体の時間も休憩なしの約70分。休憩時間でこどもたちが走り回る心配もなく、むしろ集中して聴ける時間と言えよう。小さいこどもを連れての外出の際に心配になるのはベビーカーやおむつなどの問題だが、これについても「ベビーカー置き場」、「おむつ交換室」、「授乳室」などを会場に準備するなどしっかりと配慮がなされ安心できる。会場となるミューザ川崎シンフォニーホールはJR川崎駅中央西口から直結で大人の足で3分程度。また2月に川崎駅のエキナカがオープン。ラゾーナ川崎とともにコンサート前後のアクテビティも楽しめそうだ。実はこのコンサート、小さなこどものいる楽団員もできることなら客席で自分のこどもと一緒に聴きたいと思うほど充実した内容だそうだ。プロの音楽家がそう思うのだから、小さな頃から本格的なクラシックで音楽デビューなど情操教育にもきっと良いに違いない。公演は4月8日(日)神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールにて。チケット発売中。
2018年03月05日こんにちは! 内野こめこです。0歳の次男シンのことを可愛いがっている、4歳の長男コウですが、シンが母の髪をつかんだとか、何か痛いことなどをしたときに、コウが「こらー!」としかり始めます。(母のために怒ってくれること自体は「ありがとうねー」とコウに御礼を言いつつ、「でもまあ悪気はないんだよ」とか「ちょっと遊びたくなったんだね」とフォローしてます)…が、別にそんなことで怒らんでも…と思うことで「こらー!」と言い出したり、別に何でもない時でも突然「こらーシンー!」と遊びで怒ったふりをしだしたりもするので、シンには全く効果がなくなっているような!?(笑)■揺れる気持ちこの時もむしろお兄ちゃんが遊んでくれてると喜んでいるようだったので、ついついアテレコしてしまいました…。怖い顔するのは本当に怒ってるときやシンが危ないことしたときとかにしてね、とコウには言ってるんですがなぜそうしたほうがいいのかは、まだ4歳には分からないか…(苦笑)内野こめこ著 『うちのこざんまい コウくん、お兄ちゃんになる!』 (KADOKAWA/1100円+税)次回の更新は8月31日です。お楽しみに!
2017年08月24日こんにちは。イラストレーターの栗生です。1歳児ってなんとなくマイペースで生きているイメージだったんですが、わが家の1歳児が明らかに周囲の反応を見てネタをやっているように思えて仕方ないので、今回はその話について書きたいと思います。ネタその1「腹見せ興行」誰かがお風呂に入っていると必ずやるのがこちら。以前、まんまるなお腹を家族で笑いながら愛でたのがきっかけだと思います。この歳で笑いを取った時の快感を知ってしまったというのでしょうか。何度も見せに来て、そのたびに他の家族に強制退場させられるという芸が仕上がってしまいました。ネタその2 「流行りのネタ」これは集団生活をしている子どもに顕著かもしれません。2016年冬、保育園にてわが子が仕込まれた芸は「アイハバ?」「ペン!(天高く拳を突き上げる)」「ペッペッペー」(トレンディエンジェルのネタ)でした。パ行は1歳児でも発音しやすいので、まだうまくしゃべれない園児への浸透力もバッチリです。ネタその3「いないいない変顔」保育士さんにウケたネタらしく、これもまたお風呂に入っている家族に披露しにいきます。どうもお風呂は新しいネタを見せるところらしいのです…。保育園に迎えに行くと、毎日のように保育士さんに「おもしろくて笑っちゃいました~」と言われる(お世辞かもしれないけど…)1歳児。次はどんなネタを披露してくれるのか楽しみです。
2017年02月06日2歳に近づいてくるころからはじまる「アレやだ」「コレもいやだ」「やだ・やだ・やだ」のイヤイヤ期。第一次反抗期といわれることもある2歳児は“魔の2歳児”とも呼ばれています。まさにイヤイヤ期真っ盛りのお子さんをもつ方もこれから始まるイヤイヤ期にドキドキしている方も必見の、2歳児のイヤイヤ期を上手に乗り越えるためのコツを6つご紹介します。2歳児のイヤイヤ期とは? 子どもは、2歳前後から、「○○しようね」と促しても「イヤだ」と自己主張するようになってきます。それまでは、素直にママやパパなど周りの大人の言うことを聞いていたのに、反抗しているような様子を見せてくるのが、イヤイヤ期と呼ばれる状態です。▼なんでも自分でやりたがるまだうまく自分でできないことでも、自分でやりたがるようになります。たとえば、“靴下を履く”“お茶をコップに注ぐ”など、これまで大人がやってあげていたようなことを「自分でやる!」と主張しはじめるのはイヤイヤ期の大きな特徴です。主張はするものの、まだまだできないことも多いため、挑戦したもののうまくいかずにイライラして泣いたり、暴れたりします。それでも、自分でやらないと気が済まないのが2歳頃のイヤイヤ期なのです。▼まずイヤがるママやパパから何か提案されると、本当はやりたいことであったとしても、まずは「イヤ」と否定してしまうのもこの時期の特徴です。「お散歩に行こう」「ヤダ」、「ごはん食べようか」「イヤ」と何を聞いても、最初に返ってくる答えは「ヤダ」や「イヤ」なので、一緒にいて疲れてしまうというママやパパも多いのではないでしょうか。「イヤ」と言ったものの、本当はやりたかったことである可能性も高いため少し経ってから「やっぱり行く/やる」と言い出すこともしばしば起こります。そんなときにも「そういう時期だから仕方ない」と割り切った対処法にするようにしましょう。▼夜泣きをすることも授乳することもほとんどなくなり、離乳している子も多い2歳のイヤイヤ期に突然夜泣きがはじまることがあります。2歳過ぎからはじまる夜泣きは、怖い夢を見たり、昼間にあったことを思い出していたりすることが理由だと言われています。特にイヤイヤ期は、日中に「イヤイヤ!」と激しく興奮したことで、夜中にその気持ちを思い出して泣いてしまい、夜泣きしやすくなる時期です。ひどいときには、一度起こして「大丈夫だよ」と安心させてあげると収まることがあるため、試してみてくださいね。▼イヤイヤ期って結局どんなものなの? 早い子で1歳半頃からその兆候が見られるようになってくることがありますが、2歳を過ぎ2語文(2つの単語を組み合わせること)以上の長い文を話せるようになってくると、より主張する機会が増えてきます。それは、それまで「こうしたい」という自我がなかったり、自分の思いを言葉で表現したりできなかった状態から、「ぼく/わたしは、こうしたい」という思いが芽生え、言葉で言い表せられるようになってきた証拠でもあります。イヤイヤ期の様子を“魔の2歳児”と表現し、「言うことを聞かなくなる手のかかる時期」だとする見方も多くありますが、これは“自我の芽生え”という大事な成長過程のひとつです。「イヤイヤ」が出てきたら「自我が芽生えてきたな」「順調に成長している証だ」と考えて受け止めてあげましょう。イヤイヤ期はいつから始まっていつ終わるのかイヤイヤ期は「この日からはじまって、○週間で終わる」という決まった期間はありません。個人差も大きいため、同じ兄弟でもイヤイヤ期があっとう間に終わってしまう子もいれば、「まだ終わらないの」と長く感じてしまう子もいます。一般的に、自我が芽生え、言葉が出てくる2歳頃からはじまり、3〜4歳頃にかけて徐々に収まっていくといわれています。終わるタイミングも、ある日突然「イヤイヤ」と言わなくなるのではなく、徐々に自分でできることが増えていき、自分の思いとそのときしなければならないことの折り合いを心のなかでつけることができるようになっていくことで、少しずつ変化が現れるようになっていきます。「いつかはイヤイヤとの格闘も終わる」と気長に構えておくと、ママやパパの気持ちもラクになっていきます。それまでは、コツを押さえた対処法で乗り切るようにしましょう。2歳児のイヤイヤ期にしつけは必要? 「2歳児のイヤイヤ期でのしつけがその後にかかってくる」と言われることもありますが、2歳の自己主張をすべてわがままと捉えて叱ってしまうと、ママやパパも疲れてしまいます。家庭のルールを決め、主張している内容によって必要なときにはしつけをするスタイルを取れるように、まずはママとパパとで話し合っておくのがおすすめです。具体的には、「自分で何かしたい」という欲求から、大人がやってあげようとしたことを「自分でやる」と主張しているときにはできるだけ聞いてあげるようにしても、夜寝る時間になっても「○○したいから寝ない」という主張を通そうとするのは「いけない」こととして言い聞かせるようにするなどです。イヤイヤ期の自己主張は、成長の過程においては重要なポイントとなるものです。ただのわがままなのか、成長のために必要な自己主張なのかの判断は難しいところもありますが、「言うことを聞かせたいのは、ママやパパの思い通りにしたいからではないか」「家のルールに沿えていないことなのか」を常に意識しながら対応し、必要なときにしつけをするようにしていきましょう。2歳児のイヤイヤ期に上手に対応する6つのコツ2歳児のイヤイヤ期にも上手に対応するためのコツを押さえておくことで、ママやパパも笑顔で気持ちよく過ごすことができるようになっていきます。まずは、そのコツを知り対処法を変えてみるようにしましょう。1.時間に余裕をもつと心のゆとりが生まれる イヤイヤ期に、大人がイライラさせられてしまう原因のひとつが“時間”です。特に朝は、サッと準備をして家を出たいのに「靴下や靴を自分で履きたい!」と主張し、やってあげようとするとイヤイヤされてしまうと、待っている間中、大人はイライラしてしまいます。このイライラを解決するコツは大人が“時間に余裕をもつこと”です。家を出るには15分かかると見込んで計画を立てておけば、スムーズに準備ができて5分で出られたらラッキーと思えるようになります。さまざまな場面で想定の倍以上の時間がかかると予想し行動していると、大人がイライラしてしまう回数も減っていき、心のゆとりができるため笑顔で対応してあげることができます。イヤイヤ期には、とにかく時間に余裕をもてるようにすることを最優先にして考えておくのがおすすめです。2.“急がばまわれ”で気の済むまでまずやらせる 急いでいるときほど、「自分でやる!」と言われても「時間がないからママ/パパがやるね」と、自分でやらせずに手を出したくなってしまいます。自分でやりたいと思っているのに、手を出されると子どもは泣いて暴れることもありますよね。結局、やってあげることもできず時間だけがどんどん過ぎてしまったり、無理やりやってあげてしまったことでその後ずっと子どもが不機嫌になっていつもならできることもできなくなったりというパターンも多く見られます。急いでいるときに、「自分で」と主張されたら、まずは気の済むまでやらせてみましょう。まだ自分でうまくできないことであっても、まずはやりたいという気持ちを受け入れてやらせてあげ、途中で「手伝ってもいい?」と声をかけてから手をだすようにします。子どもが自分から「ママやパパにやってもらいたい」という気持ちになるよう、うまくできなくてイライラしてきそうなタイミングを見計らうのがコツです。 “急がば回れ”と心でつぶやきながら、まずは見守るようにしてみましょう。3.選択肢を提示して”選ばせる”「○○して」と声をかけると「イヤだ」という答えが返ってきてしまいます。そのため、何かをやらせたいときには、「自分でやるのと、ママ/パパがやってあげるの、どっちがいい?」と視点を“すべきこと”をするかしないか、ではなく“だれがやるのか”に変えた質問するようにしましょう。イヤイヤ期の子どもにとって大切なことは「自分で選んだ」という事実です。「○○しなさい」「ママ/パパがやってあげる」と伝えてしまうと、「イヤだ/いいよ」の2択から選ぶことになってしまい、多くの子どもは「イヤ」を選んでしまいます。ところが「自分でやるか、やってもらうか」の2択を提示されると、“自分でママやパパにやってもらうことを選んだ”ことに満足してくれるため、無理やりやってあげようとするよりも、スムーズに受け入れてくれることも多くなるのです。選択肢はどちらも“やってほしいこと”にするか、“自分でやるかやってもらうか”にしておくと失敗せずに促すことができます。4.イライラしたら深呼吸あれこれ対策をたてていても、イヤイヤ期にはどうしてもイライラしてしまうものです。特にひどいイヤイヤ状態に陥って、どこでも寝そべってイヤイヤしてしまうようなときには、イライラも増していきます。イヤイヤ期の子どもと接していて、イライラしてしまったときにはまず深呼吸をするようにしましょう。特に、鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出す深呼吸方法がおすすめです。子どもが危なくない状況であれば目を閉じて深呼吸するのも効果的です。5.多少泣かせてもひとりになって落ち着く時間をつくる家のなかでイヤイヤされてイライラして怒ってしまいそうになったときには、多少泣かせたままにしても、トイレや別の部屋に行って、ひとりになる時間をもちましょう。何十分も離れてしまうのは危険ですが、5分程度であれば安全性を確保している部屋に置いておいても大丈夫です。思わず手が出そうになってしまったときにも落ち着く時間をもつことは効果的です。息が詰まりそうだと感じたときには、別室でひとりになるようにしましょう。6.イヤイヤは大事な成長過程だと理解するイヤイヤ期は、心の成長にとってとても大事な成長過程のひとつです。自己主張をし、自分でやろうとする気持ちが育ってきた証拠でもあり、“自分の気持ちとすべきこととの折り合いをどうつけていくか”や“我慢を覚える”ということにもつながっていきます。イヤイヤ期真っ盛りには、とにかく早く終わってほしいと願うものですが、面倒な時期ではなく、子どもの成長を強く感じられる期間だと考えを変えて対応するようにしてみましょう。イヤイヤしている姿を見て、「自己主張できるようになってきたなんて順調に成長しているな」と思えるようになったら、ママやパパにとってもこの時期が楽しいものとなっていくはずですよ。イヤイヤ期にパパにしてほしいこと子どもと接している時間はママのほうが長いというケースも多く、イヤイヤ期に対応するのもママであることは多いものです。何もかもが一筋縄ではいかないイヤイヤ期には、ママもイライラしたり、フツウに過ごすだけでもぐったり疲れてしまったりします。そんなときに、パパにしてほしいことは「大変だということを理解する」「ママと話し合って家庭のルールを認識しておく」の2つです。まずは、どうしてママがそこまで疲れているのかイヤイヤ期の大変さを理解してあげましょう。子どもと一緒に過ごすことで大変さを知ることもできますが、まずはママの話を聞いてあげるのがおすすめです。日々どんな大変なことがあったのかを聞いておくことで、子どもの姿をイメージしやすくなります。話を聞くときにはアドバイスしようとするよりも、ただママの話を聞いてあげるようにすることもポイントです。また、ママを休ませてあげたいと子どもと一緒に過ごすときに、パパがママとは違った対応をしてしまうと子どもは「どちらが正しいのか」がわからず混乱してしまうことがあります。ママと話し合って家庭のルールを把握し、イヤイヤ期の接し方を身につけておきましょう。2歳児なのにイヤイヤ期がない!? 2歳を過ぎてしばらく経ってもイヤイヤ期が一向にやってこないように思える子もなかにはいます。「イヤイヤ期がなくていい子だな」と思っていたら自己主張がうまくできない子だったということもあるため、まったくないときには注意して見てあげることも必要です。しかし、なかには、ママやパパの自然な対応が子どもに合っていて、自己主張はしっかりしているものの、いわゆるイヤイヤ期と言われる状態になっていなかったり、それをイヤイヤ期だと認識していなかったりするケースも見られます。イヤイヤ期は、絶対あるものでも必ず大変になるものでもありません。「イヤイヤ期がないかも?」と思ったときには、「自分はこうしたい」「自分でやってみたい」という自我がしっかり芽生えているかを見てあげ、問題なく成長している様子が見られれば心配ありません。「ないと思っていたら突然はじまった」ということもあるので、「そのうちはじまるかもしれない」とおおらかな気持ちで構えておくことをおすすめします。イヤイヤ期の子どもと接していると、イライラしたり、つい叱りすぎてしまったりとママやパパも疲れてしまいがちです。今回ご紹介した6つのコツを押さえて上手に乗り越えて、家族みんな笑顔で過ごせるようにしていきましょう!<参考>『乳児保育の実践と子育て支援』榊原洋一・今井和子編著/ミネルヴァ書房/2007年4月20日初版第4刷発行
2017年02月01日こんにちは、イラストレーターの栗生ゑゐこです。「魔の2歳」という言葉があるように、イヤイヤ期と言えば2歳児の印象が強いですよね。しかし、赤子の面影を残す1歳児もその片鱗をチラつかせつつあり、なかなか油断なりません。今回は、わが家で観測された1歳児のイヤイヤポーズをご紹介いたします。1歳児のイヤイヤその1 伸びちぢみする小さい子が、抱っこされたくないときにこんな姿勢をとることはありませんか? わが子は湯船から出されたくないとき、全身をまっすぐにし、こんなイヤイヤ体勢をとります。あまりにも体がまっすぐになるので笑っていたら、どうやら味を占めたらしく、2回目以降はわざとやっているフシがあります。もはや様式美ですね。着地は体を「く」の字に折りたたんで抵抗するか、バレエダンサーのようにつま先を伸ばし、そのまま床に置かれないような工夫を施したりしています。そこそこ重量があるので、いつか腰がやられそうでドキドキしています。1歳児のイヤイヤその2 反り返る自転車や車のチャイルドシート、飲食店のベビーチェアの上で見られるイヤイヤポーズ。「バネが入っているのかな?」と思うほど勢いよく反り返るのですが、時間が差し迫っている時などにこれが始まると「…チッ!」と心の中で舌打ちしてしまう私がいます。1歳児のイヤイヤその3 全力死守先が尖っているペンのような、持って欲しくないものを取り上げようとすると全力で死守しようとします。取り上げようとしていることを気づかれたり、もみ合いになるとかえって危ないので、刺激しないよう優しく説得しつつ、油断した瞬間さっと取り上げます。人質をとって立て篭り中の犯人にスピーカーで語りかける母親と、裏から突撃する機動隊を頭に思い描きつつ…。1歳児のイヤイヤその4 横になるこちらはイヤイヤ期のお手本のようなごろ寝ポーズ。仰向けのまま上方へずりあがってみたり、もも上げ運動のように両足をバッタンバッタンさせるなどのアレンジを観測したこともあります。面白いのが、「えーん えーん」とわざとらしい泣き声をあげながら親の様子をチラチラとうかがっている時。バリエーション豊かなイヤイヤフォームに1歳児の成長を感じずにはおれません。イヤイヤは子どもの成長の証。とは言え、実際接する人間としては「そんな悠長なこと言っていられないわ!」という場合がほとんどです。じっくり鑑賞できるくらいの余裕を持ちたいなと思うこのごろです。
2017年01月18日みなさま、新年あけましておめでとうございます。二児の母、イラストレーターの栗生でございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。年初めの今回は「ここが謎だよ1歳児スペシャル」をお送りしたいと思います。イチから育ててみて初めて知る幼子の生態や行動。この数年、私は毎日それを実感しています。ちなみに上のイラストはみかんを両手で握りつぶす1歳児。服についた汁はもう取れません…。本日の元旦号は、このみかんを握りつぶすように「なんなのこの行動は…」と、ある意味感じいった1歳児の行動を、一部ですがご紹介いたします。ここが謎だよ1 次の行動が読めない次の行動が読めないのは幼児全般に言えることですが、1歳児の行動は輪をかけて読めません。先日などは歩行途中で立ち止まり、突然糸巻き巻きをキメていました。他にもいきなり座り込みを始め、アリや落ち葉の観察を行うなど、1歳児の自由度の高さには定評があります。危険な行動は阻止しないといけませんが、そうでないものはエラーを起こしまくるからくり人形を見ているようでかわいらしい。1歳児の重要な萌えポイントとして、わたくしは「謎かわいい」という概念を提唱したいです。ここが謎だよ2 靴を左右反対に履く1歳8-9ヶ月頃を過ぎたあたりから、意識高くなんでも「ジブンデ!」とやりたがるようになった幼子。かなりの確率で靴を履けるようになりましたが、玄関で「デチタ!!(できた)」と万歳しているので見に行ったら、必ず左右逆に履いているのが謎です。ちなみに、あらかじめ逆に置いておくとどうなるか試してみたところ、逆のまま履いていました。何故なんだ。そして、現在「履きたくない期」が到来中です。ここが謎だよ3 口に食べ物を詰め込みすぎる食欲旺盛な我が家の1歳児は、小さく刻んだ食べ物を拒否します。必ずより大きい方、より多い方を食べようとします。そして「ちょっとずつ食べようねー」「一個ずつねー」「よく噛もうねー」などの声掛けにうなずきつつも、隙あらば口いっぱいに詰め込もうとして油断がなりません。ご飯の早い段階で(食べているものを)強制撤去する毎日です。ここが謎だよ4 お風呂のお湯を飲むお風呂やシャワーのお湯で濡れたガーゼをチューチューすることに全力を注ぐ1歳児。ちなみに姉4歳も「見ないで!」などと言いながら風呂桶のお湯を飲んでいます。風呂のお湯の何がそんなに幼子らを惹きつけるのでしょうか。このほかにも「どんぐりをしまいこむ」「土下座したまま寝る」など、1歳児の気になる行動はたくさんありますが、それはまた別の機会にご報告させてください。それではまた次回!
2017年01月01日初めましての方もお久しぶりの方もこんにちは。4歳ともうすぐ2歳になる姉妹を持つ、イラストレーターの栗生と申します。このたびウーマンエキサイトさんにて、わが家の1歳児および姉妹の観察記を描かせていただくことになりました。赤子をリリースした当初は「0歳のお世話大変だけど、存在が最高…むしろ崇高…0歳マヂ天使…」てな感じでしたが、2年目の今年は「1歳わけわからなすぎるけど、そこが最高…マヂ神ってる…」と、より高次のハイテンションに突入した感がありました。この人間界2年目選手の謎カワな記録を、イラストともにしたためてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。さて、今回はわが1歳児の謎の言葉について紹介したいと思います。ちょうど「 子どもの言い間違い 」という連載も始まったところですが、子どもが発する言葉のパワーはすごいですね。中でも、話し始めたばかりの1~2歳児のおしゃべりは、言い間違いというよりは言えてないだけだったりしますが、日本語周辺に広がる知られざる世界を感じさせます。1歳児の謎の言葉1 母音が怪しい系「チョントチョン」「チュントゥチュン」なんのことかわかりますでしょうか。ヒントはシーズン物。そうです。「サンタさん」なのです。母音がはっきりしないため、このように聞こえることがあります。同じ雰囲気の言葉に「オンポンモン」などがあります。1歳児の謎の言葉2 「バブー」の進化系「バブン」「ブッバ」「バーブ」なんのことかわかりますでしょうか。正解は、「バブン」→「ボタン」「ブッバ」→「ブドウ」「バーブ」→「ボール」です。親でも言葉だけではわかりません。幼子を取り巻く状況から初めてわかる言葉です。1歳児の謎の言葉3 増殖系「オテテテ」「コッチモモモ」手を拭いて欲しい時、そして反対側の手も拭いて欲しい時、このように言います。明らかに増えている文字があります。簡略化ではなく、むしろ複雑になる1歳児の言語。私はこれが好きで、耳から幸せを注入してもらっている気分になります。1歳児の謎の言葉4 入れ替わる系「チョコ」→「コチョ」「カンパーイ」→「パンカーイ」など。幼児の言い間違いの代表格と言えるのではないでしょうか。この件については今度「子どもの言い間違い」の方で紹介したいと思います。いかがでしたか? みなさんも「1歳児の謎の言葉」をご存じでしたらぜひ教えてくださいね。
2016年12月22日【ママからのご相談】0歳児のママです。母子手帳と一緒に、地域の子育て支援センターの案内をもらいました。赤ちゃんの首も座ったし、そろそろお出かけにも積極的になってみようかなと思っているのですが、そういう場所ってどんな感じなんですか?●A. 子育て支援センターを賢く利用すれば、メリットがたくさんです!こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。子育て支援センターとは、各自治体によって運営されている、赤ちゃんとママのための広場です。子育てサロン、子育て広場など、赤ちゃん広場などさまざまな呼び方があり、なんとデビューできるのは最短1か月検診後!公園デビューよりも早くから、赤ちゃんを連れて安心して遊びに行ける場所として、また、核家族社会において、ママが“孤育て” をしないよう手助けをしてくれる心強い見方です。今回は、そんな子育て支援センター を利用するメリットをお教えします。●(1)安心して赤ちゃんを遊ばせることができる赤ちゃんや未就園児のための施設なのでおもちゃや絵本が豊富。どこもおむつ替えシートや子どもトイレがしっかり完備されており、赤ちゃん連れでも安心して利用できます 。月齢によって利用日や利用時間帯が分けられているところもあるなど、ママたちが安心して赤ちゃんを遊ばせることができるようにさまざまな工夫がされています。●(2)地域に知り合いができる夫の仕事の都合などで縁もゆかりもない地域で子育てする場合、地域に知り合いが一人もいない、というのはかなりつらいもの。しかし、こういった赤ちゃんの集まる場所に通うことでたくさん知り合いができます。支援センターを運営してくれている人たちや、ママ友さん、イベントを開いてくれている人たちなど、子どもを通していろいろな人と顔見知りになれます 。たとえ子育てをする場所が自分の地元であっても、同じ年頃の子どもを持つママたちと知り合いになれることはとても大切。タイムリーな育児の悩みやストレスを共有し、発散につなげることができます。●(3)地域の情報・子育ての情報が得られる子育て支援ひろばでは、地域のイベントや、サークル活動などの情報交換が盛んに行われています。ママヨガやリトミックなどのイベント活動がポスターで紹介されていたり、実際にそのひろばで定期的に行われていたりします。また地域の人たちと知り合いになることで、よりローカルな情報を手に入れることができます 。どこのスーパーが良いよ、なんて話題から、おすすめの小児科、いずれ直面する保育園選びや幼稚園選びの問題に至るまで、勇気をもって話しかけてみれば気さくに話を交わすことができるママが多いですよ。利用施設によっては保育園が併設されていたりして、保育士の先生や栄養士の先生、看護師の資格を持つ養護の先生などに育児の相談をできる場合もあります。実際に私自身も子どもの食物アレルギーについて、ずいぶん給食室の先生からアドバイスをもらいました。----------子育て支援センターは、厚生労働省が行う子育て支援拠点事業に基づき運営されています。どの施設もママたちに気軽に利用してもらい、子育ての助けを真剣に考えてくれている施設ばかり。また、地域にいくつもそういった施設があるので自分に合うところを見つけるのもおすすめです。どんどん利用して、楽しく子育てできたらステキですね。【参考リンク】・子ども・子育て支援 | 厚生労働省()●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)
2016年05月25日子どもが生まれて間もない頃、言葉が話せない息子との遊び方に悩まされる時期がありました。そんなときに私が助けられたのが「絵本」です。おすすめの3冊とともに、0歳児へ絵本を読み聞かせるときのコツや、1冊の絵本を通じて感じる子どもの成長を紹介します。■赤ちゃん絵本の定番「いないいないばあ」『 いないいないばあ(松谷みよ子あかちゃんの本) 』(文・松谷みよ子、絵・瀬川康男/童心社)発売から48年、約560万部を超える日本で最も売れている絵本のひとつ。クマやネコ、ネズミなどの動物が「いないいないばあ」をするシンプルな絵本です。私は、息子が生後2ヶ月の頃からこの絵本を読み聞かせていました。2ヶ月くらいの赤ちゃんは、まだ寝たきりの体制なので、自分も子どもの横に寝そべって読んでいました。前評判では「赤ちゃんが笑う!」と聞いていたのですが、うちの息子ももれなく「キャッキャ」と声を出して笑っていました。絵本のリズム感が楽しかったようです。私と主人は、笑わせるのに必死になって動物ごとに「いないいないばあ」の声色を変えたりしていました。2歳になった今では、自分で絵本をめくるようになりました。まだ、字は読めないのですが、単純な言葉の繰り返しなので内容を覚えているようで、ページをめくりながら「いない~いない~ばあ!」と言っては、手を叩いて喜んでいます。■いろいろな動物の赤ちゃんが登場する「たまごのあかちゃん」『 たまごのあかちゃん 』(文・神沢利子、絵・柳生弦一郎/福音館書店)「たまごの中でかくれんぼしている赤ちゃんはだあれ? 出ておいでよ」と呼びかけると、たまごの中からさまざまな赤ちゃんが出てきます。リズムの良い繰り返しの文章と、かわいくて味のある動物の絵、さまざまな鳴き声が特徴の絵本です。この絵本は、息子が生後3ヶ月ごろ、保育士の友人にプレゼントしてもらった絵本です。友人の子どもたち(当時2歳と3歳)も大好きで、何度も図書館で借りてきたと言っていました。キャッキャと笑うような絵本ではないのですが、うちの息子も「読んで~」と絵本を持ってくるときに、この絵本を抱えている確率が高いように感じます。絵にハッキリした色を多く使っているので、子どもの目にも見やすいようです。また、リズム感の良い言葉の繰り返しは、読む側としてもとても読みやすいです。 赤ちゃんのときの反応は、じっと絵本を見つめている、という感じで「興味深いのかしら」という印象でした。1歳半ごろになると、たまごから出てきたあかちゃんに「こんちゃ~(こんにちは)」とペコっと頭を下げて挨拶をするようになりました。また、2歳になった現在ではたまごの数を数えたり、「ピッピ」など鳴き声を真似たりするようにもなりました。何度も読んでいるうちに、たまごから動物が生まれるという自然の摂理を学べたり、ページごとに異なるたまごの数を数えたりと、子どもの成長を促してくれる要素がたくさん詰まった絵本だなと、あらためてよさを実感するようになりました。■体を動かして遊べる絵本「だるまさん」シリーズ『 だるまさんが 』(作・かがくい ひろし/ブロンズ新社)今、とても売れている赤ちゃん絵本のひとつです。『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3冊でシリーズ展開しています。内容は、愛嬌のあるだるまさんが、転んだり、伸びたり、おならをしたりするもので、とてもコミカルで微笑ましい、かわいい絵本です。最初に『だるまさんが』を読んであげたのは、息子が生後3~4ヶ月の頃でした。首がすわり始めて、少しの時間ならお座りができたので、膝に座らせて「だ~る~ま~さ~ん~が~」のリズムに合わせて横に揺れながら読んでいました。絵本に喜んでいたのが、膝の上でゆらゆらすることに喜んでいたのかはわかりませんが、その反応がとても良くて、ゲラゲラ笑ってくれていました。1歳を過ぎた頃から、さらに『だるまさんが』を大好きになった息子。だるまさんの真似をして、転んだり、伸びたりしながら絵本遊びを楽しんでいます。また、『だるまさんと』の真似をして「ギュッ」と抱きついてくれたりするので、母親にとってもキュンとくる絵本です。現在2歳の息子は、0歳のときに初めて手にした絵本を今でも喜んで読んでいます。子どもへの誕生日プレゼントや友人への出産祝いに、かわいい絵本を贈ってみてはいかがでしょうか。(あまみや<OFFICE-SANGA>)
2016年04月28日デジタルブティックはこのほど、妊娠・出産・育児情報サイト「ベビカム」にて、「0歳児向けの絵本」についてのアンケートを実施し、結果を公表した。同調査は1月13日~19日、妊活中、妊娠中、育児中の「ベビカム」の会員593名を対象に実施。おすすめの「0歳児向けの絵本」について、書名(タイトル)、出版社名、著者名を自由回答形式で聞いた。評価基準としては、「子どもの食いつき」「話の内容」「絵の魅力」「登場人物・キャラクターの魅力」「読み聞かせやすさ」「本のつくり(しかけ、大きさなど)」という6つの指標を設定。それぞれ5段階で評価をたずねた。1位は、18%の支持を集めた『いないいないばあ』(松谷みよこ作・瀬川康男絵:童心社)となった。0歳児が好みやすい「いないいないばあ」遊びが題材で、親子2代にわたって愛読しているという人も多い。自由回答では、「自分も子どもの頃読んでもらっていたので懐かしい。絵にインパクトがあり小さな子でもわかりやすい」(37歳女性、子ども0歳)、「見せるだけで、子どもが笑う。鉄板の絵本です。いちばん最初に持ってきて、読んで欲しいとせがみます。色々な絵本の中で、いちばん月齢が小さいときから反応してました」(35歳女性、子ども1歳)などのコメントが寄せられた。2位となった『だるまさんが』(かがくいひろし作:ブロンズ新社)は、だるまさんのユーモラスな動きが魅力だという。擬音も盛り込まれ、小さな子どもも楽しめる作品となっている。寄せられたコメントには、「だるまさんが、の後、どうなるのかな? と子どもがわくわくしている様子がわかり、親子で楽しめる絵本」(36歳女性、子ども0歳、4歳)、「子どもと一緒に体をゆらしながら、リズムに合わせて本を読み聞かせられる。また、『ぺこ』『ぎゅっ』など子どもがまねをするようになった」(39歳女性、子ども0歳)、などがあった。また、同じシリーズの絵本『だるまさんの』も10位に入っており、人気の高さがうかがえる結果となった。また、3位には『はらぺこあおむし』(エリック・カール作:偕成社)がランクイン。カラフルな絵が特徴で、絵本自体にも、ページに穴が空いているなどの仕掛けが施されている。回答者からの声としては、「数の練習ができる、穴が空いているので触りたがる、色味がハッキリしている、はらぺこあおむしの歌があるので読み聞かせだけでなく歌を歌いながら見せることができる、あおむしの誕生から成長のようすがわかる」(32歳女性、子ども0歳)、「色が鮮やかで、ぬいぐるみなども販売されており、連動させて読み聞かせできる」(37歳女性、子ども0歳)などが挙げられた。以下、4位『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ作:偕成社)、第5位『いっしょにあそぼ しましまぐるぐる』(柏原晃夫作:学習研究社)となった。ランキングの詳細は、公式サイトでも公開されている。
2016年02月03日書店員さんに聞くクリスマスに贈りたい絵本 ~0歳・1歳児向け~ の続きです12月に入ったら、クリスマスまであと少し! クリスマスプレゼント選びで迷っているのなら、絵本はいかがでしょうか? 二子玉川 蔦屋家電 住(あそび・絵本)コンシェルジュの小川 舞さんに、2歳~3歳児にピッタリの「クリスマスに贈りたい絵本」を選んでもらいました。2歳・3歳児への絵本選びのポイント「2歳~3歳児は、自我が芽生えてきて、お母さんとのコミュニケーションも楽しくなってくる時期。リズムのある言葉を、お母さんの声で聴かせてあげたいですね。また、『クリスマス』が少しわかり始めるので、クリスマスっぽい絵本も選んでみました」(小川さん)2歳・3歳におすすめの絵本 その1『わらう』「9月に発売された比較的新しい本なのに、もう増刷されています」と小川さん。帯に切り抜ける「ひげ」がついていて、その「ひげ」をつけて、絵本を読んであげると、親子のコミュニケーションが一層盛り上がること間違いなし。本のタイトル通り、親子でウフフと笑い合いながら読んで欲しい本です。『 わらう 』さこ ももみ(著)2歳・3歳におすすめの絵本 その2『ゆうびんやのくまさん』『パンやのくまさん』『うえきやさんのくまさん』などの、くまさんシリーズの中の1冊。ゆうびんやのくまさんが、ていねいに仕事をこなす様子が描かれている。クリスマス・イブの日のお話なので、窓からクリスマスツリーが見えたり、くまさんの帽子にひいらぎがついていたりと、クリスマス気分を盛り上げてくれます。『 ゆうびんやのくまさん 』フィービ・ウォージントン(著)/まさきるりこ(訳)2歳・3歳におすすめの絵本 その3『ハリーのクリスマス』ハリーが主人公のシリーズの中の1冊。こねこのハリーとお母さんは、サンタさんにクリスマスプレゼントをお願いすることに。サンタさんや、お母さんの話し方が優しくて、子どもに読み聞かせてあげるのにピッタリです。『 ハリーのクリスマス 』メアリー・チャルマーズ(著)/おびか ゆうこ(訳)皆さんもこの冬、子どもと一緒にお気に入りの1冊を見つけてみてはいかがだろうか。取材協力:● 二子玉川 蔦屋家電 〒158-0094 東京都世田谷区玉川1丁目14番1号二子玉川ライズ S.C. テラスマーケットtel. 03-5491-8550蔦屋家電は「ライフスタイルを買う家電店」。BOOK&Cafeのような空間で、家電だけでなく、生活を楽しく刺激的にしてくれるインテリアや本、雑貨などを販売している。(楢戸ひかる)
2015年12月16日12月に入ったら、クリスマスまであと少し! クリスマスプレゼント選びで迷っているのなら、絵本はいかがでしょうか? 二子玉川 蔦屋家電・住(あそび・絵本)コンシェルジュの小川 舞さんに、0歳~1歳児にピッタリの「クリスマスに贈りたい絵本」を選んでもらいました。0歳・1歳児への絵本選びのポイント「0歳~1歳児は、自分の手で触ったり、いじったりと感覚を楽しみたい時期。そんな欲求を満たしてあげるために、厚紙でできた仕掛け絵本はいかがでしょうか? 薄い紙の絵本だと破いてしまったり、紙で手をケガしてしまったりする可能性もあるますからね」(小川さん)0歳・1歳におすすめの絵本 その1『GUESS! WHO』ディズニーランドの「It’s a Small World」の世界観が1冊の本に。ページを開くと、紙でできた飛び出す仕掛けがある。洋書だが、英語は、ごくごく簡単なもの。色使いがキレイなのでページをめくっているだけで楽しい気分に。『 GUESS! WHO 』0歳・1歳におすすめの絵本 その2『かがみのえほんプレゼントセット(全2冊・特製ケース入り)』鏡のように反射する銀色の紙が貼られた絵本。絵本を開くと、ページの絵がお互いに写りこむ。鏡を効果的に使うことで、三次元空間ができあがり驚くほど立体的に見える。「きょうのおやつは?」と「ふしぎなにじ」の2冊セットで、特製ケースに入っているのでプレゼントにピッタリ。『 かがみのえほんプレゼントセット(全2冊・特製ケース入り) 』わたなべちなつ(著)0歳・1歳におすすめの絵本・その3『Curious George Pat-A-Cake』(おさるのジョージパペット絵本)おさるのジョージのパペットがついた絵本。本の裏側からパペットに手を入れて、動かす仕組み。すべてのページの真ん中がくり貫いてあり、パペットを動かしながらお話しをすることができる。こちらも洋書だが、簡単な英語なので、本を読むというよりもパペットを使っての親子のコミュニケーションを楽しもう。『 Curious George Pat-A-Cake 』(おさるのジョージパペット絵本)蔦屋家電って、何?ところで。小川さんが勤務する、「二子玉川 蔦屋家電って何?」と思った方もいるのでは? 「蔦屋家電とは、『ライフスタイルを買う家電店』です」(小川さん)。BOOK&Cafeのような空間で、家電だけでなく、生活を楽しく刺激的にしてくれるインテリアや本、雑貨などを販売している。取材協力:● 二子玉川 蔦屋家電 〒158-0094 東京都世田谷区玉川1丁目14番1号二子玉川ライズ S.C. テラスマーケットtel. 03-5491-8550(楢戸ひかる)
2015年12月15日普通に生活していれば、「0」を目にしないことはありません。ではみなさんは、「0」という数字がない世界を想像できますか?私たちにとっては信じられないことですが、「0」という概念は、古代数学者たちが悩みに悩み、他の数字のあとに発見した概念だったのです。「0」という数字の歴史に迫ってみましょう。■「0」の始まりは空位を表す記号「なにもない」ということを表す「0」ですが、最初に使われたのは数字の桁を埋めるためでした。大きい数字を表すとき、その位に数字がなければ「0」を書きますよね。たとえば「103」という数を表したい場合、「13」と書いてしまっては違う数になってしまいます。この空いた位を埋めるために使われたのが「0」の始まりだと言われています。「0」が使われる前は、空いた位を空欄にするなどで表記していたようですが、やはり間違いが多く不便だったようです。そこで空いた位に書く記号として「0」が使われ始めたのです。古代中国やバビロニア、インドなど、さまざまな国で使われていました。■計算における「0」の発見とは?では「1-1=0」といった計算で使われる「0」が発見されたのはいつごろなのでしょうか?計算における「0」という概念が発見されたのは、1300~1400年ほど前のインドだと考えられています。誰がどのように発見したのかは明らかになっていませんが、7世紀初頭の書物に「0」を使った計算式が登場します。ここでは「a+0=a」「a-0=a」など、ある数に0を足したり引いたりしても答えは変わらないことや、ある数に0をかけると必ず0になることなどが書かれています。いまでは当たりまえの数式ですが、「0」という概念がなかった時代に、わざわざ答えが変わらない計算式を考案したというのは、よほど頭の柔らかい人たちだったんでしょうね。現在もインド人は数字に強いことで知られていますが、十分に納得できます。✳︎考えてみれば、「なにもない」ことを字に書いて表すというのは不思議なことです。「0」のない生活など考えられませんが、「0」を使うようになるまでにはさまざまな人の試行錯誤があったのですね。「0」を書くとき、そのドラマに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。(文/スケルトンワークス)【参考】※ゼロの起源とその発見-寺下寛子
2015年11月27日この連載では、保育園は0歳児時点での入園が有利と説明してきましたが、様々な事情で1歳になってからの入園を希望するママが多いのも事実。そこで今回は、1歳児クラスへの入園について解説していきます。2歳児クラスなど上のクラスへの入園を希望される方にもほぼ共通して言えることなので参考にしてください。○1歳入園が激戦と言われる理由連載第12回でも触れたように、保育園側は在園児童の進級を優先します。そのため、1歳児クラスで新規児童の募集人数はかなり少なくなります。都内の一般的な規模の認可園における1歳児クラスの募集人数は、肌感覚ですが1施設3~5人程度というところが多いのではないでしょうか。その枠に対して1年~1年半育休をとって復帰する方々が一斉に応募するわけですから、当然ながら需給はひっ迫します。とはいえ、「できれば1年くらいは育休を取りたい」と考えるママも多く、そんな中で1歳児入園を目指すにはどうすれば良いのでしょうか。○1歳児入園で注目すべきポイント0歳児クラスがある認可園の場合、1歳児クラスの定員の大部分を進級児童が占めてしまいますが、中には0歳児クラスのない認可園もあります。「1歳園」などと呼ばれたりしますが、1歳児~5歳児クラスで構成される園の場合には、1歳児クラスの募集枠が定員分フルオープンになるので比較的入りやすいと言えます。また、新設される園についても全クラスの募集枠がフルオープンなので、1歳園と同様に狙いめと言えます。上記のように比較的入りやすそうな園をピックアップしたら、あとは0歳児クラスへの申し込みテクと同様に(連載第12回参照)自分の指数と過去指数を比較して申し込む園を絞っていきます。手元の保育園リストの中に1歳園が漏れなくリストアップされているか(登園可能圏内の園のみでOK)を確認したら、自分の指数と園の過去指数を見比べて判断します。自分の指数より低い過去指数の園と新設園から先に申込書に書き込みましょう。新設園を除くと、ここまでの段階で自分の指数よりも低い過去指数を持つ園が見当たらない人も多いでしょう。その場合は、自分の指数に少しでも近い過去指数の園を選別して、指数の近い順に申込書に書き込みましょう。指数以外の判断材料(納税額、在住期間など自治体によって様々。詳しくは連載第11回を参照)についても情報が得られれば、それも加味して決めるのがベターです。また、1年近く育休を取る中で保活を進める皆さんは、育休の延長期限や上司と取り決めた復帰時期が迫っていることもあり、「絶対に保育園に入れなくては! 」とプレッシャーを感じてつらくなる人が多いように思います。そんな風に焦ったり不安になったりする気持ちを上手にコントロールすることも、保活においては大切なことです。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立てた理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2015年08月19日m0n0wallプロジェクトの開発者であるManuel Kasper氏は2月15日(現地時間)、「m0n0wall - End of the m0n0wall project」において、m0n0wallプロジェクトの活動を公式に終了すると発表した。12年間に及ぶm0n0wallプロジェクトはこれで活動終了となり、メーリングリストおよびフォーラムは今月末に停止される。すでに公開されているコンテンツなどはアクセスできる状態にしておくと説明されている。m0n0wall(モノウォール)はFreeBSDベースのルータ/ファイアウォール・ソリューション。インストール後は、Webブラウザから各種設定が可能で、簡単に構築できることで人気があった。m0n0wallはpfSenseをはじめ、FreeNASやAskoziaPBXなどのソフトウェア・アプライアンスのベースとして採用され、その他のプロジェクトに影響を与えてきた。Kasper氏はm0n0wallをベースまたはシードとして採用した最新のプロジェクトとして「OPNsense」を紹介。OPNsenseはm0n0wallのオープンソース精神を継承しつつ、将来へ向かって技術開発を継続することを目的としており、2015年版m0n0wallと言えるという。Kasper氏はすべてのm0n0wallユーザへ、OPNsenseを試してみること、そして可能であれば支援してほしいことを説明している。加えて、これまでプロジェクトを支援してくれたユーザに感謝するとともに、m0n0wallプロジェクトは終了するがm0n0wallのオープンソース精神は登場したさまざまなプロジェクトの中で生き続けると確信していると、締めくくっている。
2015年02月16日子どもの成長の速度や経ていく過程は千差万別。成長速度は、もともと持っている気質にもよりますが、性格や周囲の環境による影響が大きいといわれています。ここでは、 0歳児編 、 1歳児編 、 2歳児編 に続き、3歳児の一般的な成長段階に照らし合わせて、親や周囲が促せるサポートや遊び方をご紹介します。■3歳児の遊び<この頃の特長>・体や手足の動きがますます活発になり、手先もだんだん器用になってくる・言葉が著しく発達し、「大きい⇔小さい」「長い⇔短い」などの違いがわかるようになったり、名前や年齢の質問に答えられるようになったりする・友だちとの関わりが増え、社会性が身についてくる・「欲しい」「買いたい」という欲求に対して、言い聞かせが通用するようになってくる・やってよいことと悪いことの区別がだんだんつくようになり、悪いと思うことはやらないようになってくる・自分で靴を履いたり、自分で洋服を着たりなど、自立した行動が目立つようになる3歳は、子どもが自分でできることも増えてくる時期なので、生活リズムや習慣を身につけるには良いタイミングです。親の真似をしたい時期でもあるので、ママがお手本を見せてあげながら、手洗いやお片付けなどの習慣を身につけていきましょう。特に、箸の練習やはさみ、子ども包丁などにも挑戦させて、なるべく手先を使うようにすることが、この時期の子どもにとって大切なことだといわれています。遊びの要素を取り入れながら、いろいろな経験をさせてあげましょう。そして、子どもの「やりたい」「やってみたい」という気持ちを認め、選択が必要な時はなるべく子どもに選ばせるようにしていくとよいでしょう。子どもにとっては、親が自分の意見を聞いてくれたことで、「自分を認めてくれた」という自己肯定感が育ちます。その結果、自信を持っていろんなことに興味を抱き、自分のしたいことを主張できる、理解能力の高い子どもになる確率が高まっていくでしょう。<3歳児の遊び例>(1)ジェスチャーゲームその名の通り、子どもと大人が順番に身振り手振り(ジェスチャー)をして、それが何かを当てるゲームです。子どもにとっては表現力を身につける練習になりますし、答えを知ることで語彙力を増やすことにもつながります。最初のうちは、「食べ物」や「スーパーに売っているもの」とテーマを限定し、「オレンジ色で」「丸くて」「食べるとちょっとすっぱくておいしい」など、ジェスチャーと言葉を交えながら行ってもよいでしょう。ちなみに答えは、おわかりの通り「みかん」です。(2)宝さがしゲームママやパパが紙に絵を描き、それを子どもにはさみで切ってもらいます。切ったものを、子どもが目をつぶっている間に部屋のどこかにテープで貼ります。それを探してもらうゲームです。我が家の長女は、3歳の時、「きんぎょがにげた」という絵本が好きでした。ですから、紙をきんぎょ型に切って、「きんぎょがにげた! 探そう!」と、絵本に関連付けて楽しみました。(3)保育園や幼稚園でも大人気! ごっこ遊び3歳児はごっこ遊びが大好きです。定番はやはりお店屋さんごっこ。お財布やお金を紙とはさみで手作りして、リアリティを出すとさらにGOOD! おもちゃやぬいぐるみ、お菓子などを並べれば、すぐにお店屋さんができます。店員さん役は子どもに任せて、パパやママはお客さんになるとよいでしょう。「いくらですか?」「10円です」「100円でいいですか?」「なら1円でいいです」という、おもしろい会話が生まれることもあります。たまには、リアルな食材でサンドイッチ屋さんやハンバーガー屋さんをやってみては? 具材をテーブルに並べ、注文して子どもに作ってもらいます。「これがおすすめですよ~」と、注文したものと違う具材のものができたりもしますが(笑)、お手伝いや食育に繋がる部分もあるのでおすすめです! 3歳を過ぎると、できることの幅がグンと広がります。親子でコミュニケーションを楽しみながら、よりリアリティを追求した遊びを楽しんでくださいね。
2014年12月16日子どもの成長の速度や経ていく過程は千差万別。成長速度は、もともと持っている気質にもよりますが、性格や周囲の環境による影響が大きいといわれています。ここでは、 0歳児編 、 1歳児編 に続き、2歳児の一般的な成長段階に照らし合わせて、親や周囲が促せるサポートや遊び方をご紹介します。■2歳~2歳5ヵ月頃の遊び<この頃の特長>・自分でやる!という気持ちや自己主張が一層強くなる・できないこともやりたがり、できないと癇癪(かんしゃく)を起こすことも・大人の世界に憧れ、まねをするようになる・大人のまねっこから生活習慣の自立が進む・2つ以上の事柄をつなげてするようになり、言葉の面では2語文を話す<2歳~2歳5ヵ月頃の遊び例>2歳前半の子どもは、まねっこからさまざまなことを習得します。お手本をしっかり見せ、生活体験と結び付ける遊びをしましょう。気持ちの面では、子どもの「自分でやる!」という気持ちをなるべく尊重し、助けを求めるまで手を差し伸べない心の余裕をママやパパが持つことがポイントです。なかなか難しいところですが、子どもが頑張っていると思って、親も頑張りましょう。そして、親が手を差し伸べてあげる場合も、子どもが「できた!」と達成感を感じることのできる部分は、しっかり残しておいてあげましょう。そんな時期におすすめなのは、「ごっこ遊び」。友だち同士でも、お店屋さんごっこなどを楽しみだす時期ですね。(1)おままごとママになりきって料理をつくったり、赤ちゃんの面倒をみたりと、面白いように普段の自分のママを再現して楽しんでいます。よくママが作ってくれている料理を提供したり、時には「●●ちゃん、早く食べなさい」なんて口ぐせをまねしたりすることもあるようです。おままごとは、身近な人(=ママ)の真似をする→再現する、人とやり取りをする、小さな道具を使うことで手先が器用になるなど、たくさんのメリットがある遊びです。「おままごとは女の子が遊ぶもの」と思っている親御さん! 男の子にもぜひ、おままごとを楽しませてあげてくださいね。(2)こぶた・たぬき・きつね・ねこ「♪こぶた~ たぬき~ きつね~ ねこ~」という歌を聞いたことがありませんか? ジェスチャーでその動物になりきる歌遊びです。実は、この歌遊びの重要なポイントが「まねる」→「再現する」こと。動物を見て、観察して、動きに反映する…なかなか脳を使います。そして、たとえば、たぬきはぽんぽこぽんとお腹を叩くジェスチャーをする→動物(物事)を特長的に捉える感覚を身に着ける、というちょっと高度な技術も備わった遊びなので、子どもと一緒にするにはおすすめです。実際に動物園でいろいろな動物の動きを確認して、親子でまねっこ動物園を開くのも楽しいでしょう。■2歳6ヵ月~3歳までの遊び<この頃の特長>・俗にいう「イヤイヤ期」のピークで、自己の存在主張が激しくなる・失敗を繰り返しながらも、いろいろなことができるようになってくる・「大きい・小さい」「長い・短い」といった比較や、色の区別もわかるようになる・「なぜ?」「どうして?」といった疑問や問いかけをしてくる<2歳6ヵ月~3歳までの遊び例>「 子供の運動神経は伸ばせる!? 運動能力を高める育て方 」にも書きましたが、2歳という年齢は子どもの運動能力が飛躍的に上がる時期。公園の遊具を使ったり、ボールを使ったりしながら、「走る」「のぼる」「おりる」「投げる」「蹴る」などの遊びを通して、さまざまな運動体験をさせてあげましょう。同時に、「なぜ?」「どうして?」といった問いかけが多くなるように、たくさんの疑問を抱く時期でもあります。子どもからそうした問いかけがあった時は、正解かどうかにこだわらず、きちんと答えてあげることが大切です。(1)風船でキャッチボール(投げる・蹴る)子どもが大好きな風船で投げる・蹴る、相手からもらうという経験をさせてあげましょう。自分で投げたり、蹴ったりしたものが戻ってくるというのは楽しいコミュニケーションにも繋がります。風船なら、外でも家の中でも気軽にキャッチボールができますね。(2)かくれんぼ家族でかくれんぼをしたり、人形やおもちゃを隠して探すゲームをしたりしてみましょう。「どこに隠そうか? 隠れようか?」と考えたり、隠れた人やものを探したりすることは、一生懸命頭を使うので、脳にもとてもよい刺激になります。見つかった時や見つけた時の気持ちのたかぶりもよい経験になるでしょう。懐中電灯を持たせるとより臨場感が出て、楽しめそうですね。遊びは、楽しみながらいろんな能力や感覚を養っていくもの。まずは親子で楽しくコミュニケーションしながら遊びましょう。
2014年11月25日子どもの成長の速度や経ていく過程は千差万別。成長速度は、もともと持っている気質にもよりますが、性格や周囲の環境による影響が大きいといわれています。ここでは、 前回の0歳児編 に続き、1歳児の一般的な成長段階に照らし合わせて、親や周囲が促せるサポートや遊び方をご紹介します。■歩きはじめの頃(1歳~1歳5ヶ月くらい)の遊び<歩き始めの頃の特長>・簡単な言葉の意味はわかり、自分も要求や気持ちを伝えたい欲求が生まれている・頭の中でたくさんの言葉を蓄えはじめる・重心を足の裏に移し、つかまり立ち→歩くようになる・くの字型だった足の形がだんだんまっすぐになる・尻もちをたくさんつくことでゆっくりしゃがむことができるようになる・ひざの曲げ伸ばし感覚を知り、地面に対し垂直の重心を身につける →まっすぐ立つ(足首・背骨・背筋が連動)<歩きはじめの頃の遊び例>子どもが理解できる簡単な言葉でのやり取りを楽しみながら、新しく何かができた時(たとえば、1歩を踏み出して歩けた時)は、たっぷりほめてあげましょう。ひとり歩きは偶然と本人の勇気が必要。なかなか最初の1歩が出なかったり、家の中や建物の中では歩くのに外のアスファルトの上では歩こうとしなかったり、というケースもよくあります。そのため、この時期は「上手なあんよを促す遊び」がおすすめです。(1)あんよはじょうず昔からある遊びなのでご存じの方も多いと思います。子どもと向かい合って立ち、両手を持って「♪あんよはじょうず~♪あんよはじょうず~」と言いながら一緒に歩いていきます。「おもちゃのところまでいってみようか?」などと目標を決めてあげると、なおよいでしょう。「じょうず」という褒め言葉も入っているので、子どももなんだか嬉しくなるはずです。(2)ペンギンさんママが子どもの後ろに立ち、ママの足の甲部分に子どもの足を乗せます。そして、ママが子どもの手をそれぞれ持ち「ペンギンさん、ペンギンさん」と言いながら歩いていきます。ペンギンのところを、子どもの好きな動物に変えてもいいですね。■1歳6ヵ月~の遊び<1歳6カ月の頃の特長>・個性が育つ・生まれ持った気質と環境により、性格がかたまってくる・個人差があるが、言葉を発するようになる・歩くことがだいぶ上手になり、でこぼこ道や坂道、階段など歩きにくいところにチャレンジしたくなる・「何かをつまむ」など、細かい手の動きもできるようになる・絵を描く・積み木で形を作るなど、その場にない物を記憶から引き出し、イメージして形作る遊びができるようになる<1歳6ヵ月頃からの子どもと遊び例>個性がはっきり出てくる時期なので、それぞれの個性を大切にしつつ、ダイナミックな動きを取り入れて、楽しさや嬉しさをたくさん引き出してあげるようにしましょう。(1)飛行機ブーン子どもの体を飛行機に見立て、腹ばいになった子どもの上半身とひざのあたりを支えるように抱きかかえます。そして、「飛行機出発しま~す! どこへ行きますか?」といった言葉のやり取りをしながら、「ブーン」と左右に大きく動かしてあげましょう。ママでは体力的に大変なことが多いので、パパにやってもらうとよいでしょう。(2)積み木を積む→壊す→積むだんだん手先が器用になり、細かいものも指先でつまむことができるようになってくるので、積み木遊びはおすすめです。いろいろな形の積み木を組み合わせて積んでいくことは脳の活性化にも繋がりますし、さらに積んだ積み木をダイナミックにガラガラ倒すこともやってみるとよいでしょう。形あるものが壊れることを体感できるとともに、一気に崩れ落ちるさまを見ると、子どもは大喜びするはずです。今回は1歳児のおすすめの遊びをご紹介しました。子どもの成長を促す遊びを通じて、親子のコミュニケーションをたくさん育んでくださいね。
2014年10月06日妊娠中のママや第1子を出産した直後のママにとって、子どもがこれからどのように成長していくのかは、まさに未知の領域。そのため、どれくらいの時期に、どんなコミュニケーションがとれるようになるのか、あらかじめ知っておけると助かりますよね。そこで、子どもの一般的な成長段階における特長と、それに照らし合わせてママや周囲が促せるサポートのうち、おもに遊び方についてご紹介します。今回は0歳児の月齢別おすすめの遊び方をご紹介します。時期については大まかに分けていますので、お子さんの成長に合わせて参考にしてくださいね。■ねんねの頃(目安:生後2~5ヵ月)の遊び【ねんねの頃の赤ちゃんの特長】・快・不快に加え、悲しみという感情が加わる・「クー」や「アー」などのなん語を発する・一方にしか向けなかった首を反対側にも向けられるようになる(真ん中で物を捉える→首すわり)・手足を動かすようになり、触る・舐めるという行為をする・興味がある対象物に手を伸ばしたり、物を探したり自発的な行動をする【ねんねの頃の赤ちゃんとの遊び例】この時期は、手足を中心にしてたくさん体を動かす遊び方がおススメです。左右均等に動けるようになってくるのでバランスよく動かしてあげるのもポイントです! ★握りおもちゃだんだんと握る力も出てくる頃なので、たくさんおもちゃを握らせてあげましょう。時にはおもちゃを左右に動かして、「こっちだよ!」「そっちだよ!」と視線をたくさん動かしてあげるのもよいでしょう。★手足を持ってごろん♪左手・左足、右手・右足をペアに持って「ごろ~ん、ごろ~ん」とゆっくり語りかけながら動かしてあげましょう。★手遊び歌・ふれあい遊び歌体をたくさん触って、赤ちゃん自身が自分の体を知るコミュニケーション遊びで、歌いながら、手足を動かしたり、赤ちゃんの体に触れます。パパにもおすすめです。有名な歌に、「きゅうりができた」や 「おふねをこいで」などがあり、インターネットで検索すると動画でみることができます。■お座りの頃(目安:生後6~8ヵ月)の特徴と遊び【お座りの頃の赤ちゃんの特長】・寝返りで姿勢を変える方法を身につける・好奇心が一層広がる・離乳食により舌や顎の発達が促され、声のバラエティが広がる・気持ちを周りに伝える・ママを呼ぶなどコミュニケーションを取ることが楽しくなる・バランス感覚が養われ、安定したお座りができるようになってくる【お座りの頃の赤ちゃんとの遊び例】★ジェスチャー遊びコミュニケーションをとることが楽しくなってきているので、ぬいぐるみを使うとよいです。ぬいぐるみが「○○ちゃんこんにちは」と言いながら視界に現れ、「○○ちゃんバイバイ」と言いながら視界から消える遊びです。シチュエーションを理解したり、真似たりすることを覚えていきます。★ゆらゆらボートパパやママが両足を伸ばして床に座り、ひざの上に赤ちゃんを座らせて、体を支えながら、前後左右に軽く揺らします。動かしながら「ゆらゆら~♪」などと声掛けるとよいでしょう。お座り姿勢の安定を促します。■ハイハイの頃(目安:生後7~11ヵ月)の特徴と遊び【ハイハイの頃の赤ちゃんの特長】・言葉に意味があること、気持ちを言葉で伝える楽しさを知っている・ママやパパと同じ物を見て気持ちや言葉を共有するようになる・好きなものに触ったり、お気に入りのものを探索したりといった好奇心の広がりが、体を移動して取りに行くという行動に現れる→ずりばい・ハイハイへ【ハイハイの頃の赤ちゃんとの遊び例】★ハイハイのお手伝い ハイハイを促す遊びとしてもおススメです。ハイハイを促すために、ハイハイをしようとしている赤ちゃんの両足を持ち交互に動かして、足の動かし方を教えながら、上手にハイハイできるように手助けをしましょう。その際に、ハイハイが上手にできるように、背中がまるまらないよう背中を伸ばしてあげるのがコツです。最初は、足を持って背中を伸ばしてあげながら、手の力だけで少しずつ進ませてあげましょう。赤ちゃんが大好きな歌を歌ったり、音楽を流したりすると赤ちゃんも楽しく運動できます。★くぐってハイハイハイハイができるようになったら、トンネルなどをくぐらせてあげると赤ちゃんも大喜びします。薄い布地でトンネルを作ってもよいですし、最近では赤ちゃん用のプレイトンネルなども手軽に購入することができます。大人も同じようにハイハイをして、鬼ごっこや追いかけごっこをするのもいいですね。成長の速度や過程は、お子さんによって千差万別です。もともと持っている性質もある程度関係しますが、それよりも性格や周囲の環境によるものが大きいといわれています。お子さんの成長を促すような遊びをしながら、親子コミュニケーションをたくさん育んでくださいね。
2014年09月27日賃貸物件を探していると、敷金0、礼金0という、いわゆる「ゼロゼロ物件」というお得なものがあります。借り手にとっては助かる話なのですが、これらゼロゼロ物件は貸主にとってはお得なのでしょうか? 不動産屋さんに聞いてみました。――敷金0、礼金0の賃貸物件がありますが、あれはどういう仕組みになっているのでしょうか。簡単に言いますと、早く借りる人を見つけたいという、スピード重視の設定になっているんですね。――それでもうかるんでしょうか。敷金0、礼金0に設定している大家さんは、複数の物件を持っている人が多いです。例えば、1LDKで85,000円の物件があったとしましょう。大抵2年で契約更新ですから、そこで得られる売り上げは85,000円×24(カ月)=204万円。原状回復費用がざっくり35万円として169万円です。1年では845,5000円。こういった物件を10軒持っていれば年間845万円になります。――不動産収入はスゴイものですね。うらやましい。借り主が見つからないと、これがただの皮算用になってしまうわけです。礼金、敷金などがネックになって借り手が見つからないのは時間のムダですよね。ですから礼金、敷金をなしにして借りやすくした方が得、という考え方なんですよ。――借り手を探すのは難しいものですか?はっきり言って最近は供給過多の傾向があります。やや賃貸物件がだぶついているというのが本当のところです。ですから、借り手を早く捕まえないといけないんですよ。――なるほど。不動産屋さん的にはどうなんでしょうか。敷金0、礼金0の賃貸物件でも仲介手数料が1カ月分というのは変わりませんから、大家さんがいいのであれば、不動産屋的にも特に申し上げることはないですよ(笑)。――仲介手数料が0.5カ月分という不動産屋さんもあるみたいですが?それはもう会社の方針ですね(笑)。借りる人は安い方がいいわけなので、それは0.5カ月の方がいいでしょう。早く借り手が見つかると大家さんにも喜ばれますから、その会社の実績となって、任せたいという大家さんが増える効果があるかもしれません。――なるほど。数で売り上げを上げていくわけですね。最近は空室が増えているので、優先的に案内してもらうため、大家さんが不動産屋さんに広告料というカタチでお金を支払うケースもあります。その分で売り上げを上げることもありますね。(高橋モータース@dcp)
2012年08月11日日本公文教育研究会は、家庭での「歯みがきと絵本」についてのアンケート調査を実施。約7割の家庭で0歳児から歯みがきをスタートしていることが分かった。この調査は、日本公文教育研究所が運営する、子育て・絵本をテーマにしたコミュニティーサイト「ミーテ」会員を対象に行われたもの。405名の回答者を集計したところ、「お子さまのはじめての歯みがきはいつ頃ですか?」という質問に対し、0歳1カ月~0歳6カ月と答えた人は19.0%。0歳7カ月~1歳0カ月と答えた人は51.5%で、計70.5%の子どもが0歳児から歯みがきを行っていた。また、初めての歯みがきをどこでしたかを聞いたところ、リビングと答えた人が70.3%と圧倒的に多く、次いで洗面所が7.1%、風呂が3.7%という結果だった。また「現在、お子さまは1日何回歯みがきをしていますか?」という問いでは、2回と答えた人が39.7%ともっとも多く、1回の32.6%を上回った。3回以上磨いている人は15.8%だった。いつ磨くかの調査では、複数回答730件中、就寝前という答えが32.4%ともっとも多く、次いで朝食後が26.1%、夕食後が14.5%だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日まだ言葉もあまり覚えていないし十分おしゃべりもできない0~2歳児。それでも「読み聞かせ」をするといいらしい、と聞いてやってみると、たしかに子どもは笑ったりおとなしくなったりするものだ。本当に話を理解しているのだろうか? 不思議だ。 Baby Kumon公式サイト ●使う脳の部分が大人とは違う!東京医科歯科大学院泰羅雅登教授によると、やっぱり「脳の司令塔」とも呼ばれる前頭葉の前頭前野は、まだまだ活動していないよう。前頭前野は思考や行動を司る、もっとも高次な中枢部分。そこが活動していないのに、どうして子どもは読み聞かせで表情が変わるのだろうか?実は、そのとき脳の中で働くのは「大脳辺緑系」なんだとか。喜怒哀楽などの感情や情動を司る部分で、まさに「心の脳」とも言える場所。脳は使わないと発達しない。読み聞かせを受け、大脳辺縁系が働き、情動がわきおこる。この繰り返しで、うれしい、楽しい、こわい、悲しい、などの感情がますます豊かに育っていくというわけ。●その他「読み聞かせ」のメリットとは?「読み聞かせ」のメリットは他にもあるのだろうか?子育てを科学する共同研究班は、歌や読み聞かせこそが、子育てに最も大切な「親子の絆」を育みやすいと発表している。「親子のきずな」を育み、学びの土台をつくる目的で、6月からあたらしくスタートする教育サービスが「Baby Kumon」。0~2歳台の子ども・お母さん向けに全国8000のKUMONの教室でまずはスタートする予定だ。歌と読み聞かせを中心に、親子のやりとりを家庭で楽しむ「Baby Kumonセット」を使いながら、月に1回教室でくもんの先生からサポートを受けられるサービス。先生は子育てのことを一緒に考え、子どもの成長を一緒に見つめる存在。事前のモニター活動でも、子どものいいところを見つけて、たくさん褒めてくれると好評だ。心の豊かな子どもに育ち、親子の絆が深まり、何よりお母さんにとっても楽しく取り組めるのが、歌と読み聞かせ。心強い先生のサポートを受けながら、お子さんと一緒に実践してはいかが?お問い合わせ : Baby Kumon公式サイト
2012年05月23日日本公文教育研究会は、0歳~2歳の乳幼児と母親向けの新しい教育サービス「Baby Kumon(ベビークモン)」を、この6月より全国約8,000の公文式教室で開始する。日本公文教育研究会が大学教授等と共同して行った研究によると、0歳児~2歳児を中心とした乳幼児期に母親が行う「歌いかけ」「読み聞かせ」が、母子関係の構築と子どもの発達に寄与することが確認された。「歌いかけ」は母親と子どもとの交流に特に強く結びついて、主に「親子のきずな」を継続して発展させる役割を持ち、「読み聞かせ」は親子の情緒的な交流から、やがて物事を知る手段になるという。この研究は各種のシンポジウムや日本子育て学会、日本発達心理学会等でも発表されている。Baby Kumonは「親子のきずなをはぐくみ、まなびの土台をつくる」をコンセプトに、歌と読み聞かせを中心とした親子のやりとりを家庭で楽しむための新教育サービス。絵本や歌本、CDなど各種教材を使い、子どもの発達に合わせた親子のコミュニケーションを行える。さらに、公文式教室でくもんの先生のサポートを毎月1回受ける「Baby Kumonタイム」も設定される。受講料は月額2,100円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日待機児童0を実現する会は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の0~5歳児を持ち、子どもを保育園に通わせている、または通わせたいと思っている母親1,000人を対象に、保育園や保育園入園活動についての調査を行った。現在、全国の待機児童は2万人以上いるといわれ、多くの母親が保育園入園のためにさまざまな努力を行っている。また保育園に入園できないことで、就業や生活への影響も高い。同調査は母親の保育園入園活動(以下、保活)、保育園入園に対する考え方、保育園入園による生活への影響、保育園への要望などをさぐり、厳しいと言われる「保活」の実態を把握するために実施したもの。保育園入所希望者は約9割が「保活」をしていた調査では、子どもが保育園に入園している、または入園を希望している母親の93.2%が何らかの「保活」(保育園に入園するための活動)を行っていたことがわかった。トップ3の活動は、「役所に行って情報を収集」(64.3%)「インターネットで情報を収集」(61.7%)「保育園の見学」(51.4%)の順。また、3割の母親(30.1%)が「役所に行って入園を嘆願」していることが明らかとなった。保育園探しは妊娠中~子どもが2カ月になる前から開始保育園入園活動をいつから開始したかという質問では、25.5%が「妊娠中」または「子どもが2カ月になる前」に開始したと回答。さらに世帯年収が1,000万円以上になると36.7%が「妊娠中」または「子どもが2カ月になる前」に開始開始していることがわかった。年収が高いと入園に不利なため、子どもの首が据わらないうちから活動する状況が伺える。保育園への要望は、「病児保育を」がトップ保育園への要望についての質問では「病児(病後児)保育もしてほしい」と答える母親が53.9%。以下、「英語や音楽など保育以外の教育もしてほしい(40.6%)」「保育時間の延長に電話1本で対応してほしい(31.8%)」と続く。休日保育や遅い時間までの保育を希望する母親も3割おり、保育園にフレキシブルな時間対応を望んでいることがわかる。「保活」や「保育園入園」によって生活に影響が出た母親は8割25.0%の母親が「時短勤務に変えた」(正社員では4割)、正社員では4人に1人が「育児休暇を早めに切り上げた」と回答。「雇用形態を変えた」(契約・派遣社員、アルバイト・パートでは約3割)、「自宅から遠い園にしか入れず送迎が負担」と答えている母親も14.5%いることがわかった。産前産後休、育児休暇などさまざまな法制度が整ってはいるが、それらが充分に活用されていない状況にあることが伺える。※同調査は2011年10月11日~13日、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の0~5歳児を持ち、子どもを保育園に通わせている、または通わせたいと思っている母親1,000人を対象に、にインターネットで実施。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日