トロンプルイユや抽象的な柄などデザイン性の高いウェアから上質な素材を使った小物まで、存在感のあるアイテムが勢ぞろい。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!職人がていねいに手刺繍をしたシリアルナンバー入りのニット。トロンプルイユが目を引くハイネックニットは、カシミアとラムの混紡糸を使用。軽くて暖かい優れものです。¥77,000(グリードインターナショナル/グリードインターナショナル トウキョウストア TEL:03・6721・1310)スマホを使う時にストレスのないフィンガーレスタイプのグローブ。滑らかで肌当たりのいいカシミアを100%使った上質な逸品。ニュアンスのあるブルーグリーンが爽やか。¥14,300(ジョンストンズ オブ エルガン/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店 TEL:03・5774・1030)ベルベットの上品な輝きと深い緑が足元をエレガントに見せる。デザインのポイントでもあるワンストラップは、甲部分はもちろん、かかとに回して履くこともできる。繊細なナローリボンが、可憐なテイストをプラス。¥37,400(スペルタ/フラッパーズ TEL:03・5456・6866)イタリアのテキスタイルデザイナー、ブルーノ・ボジアの抽象画をオン。ニュージーランドウールのリブパンツにシルクスクリーンプリントをしたパンツ。ウエストはゴムははきやすく、サイドシームにはポケットがあり。¥28,600(アニュアル/MNインターファッション TEL:03・6771・9760)※『anan』2023年11月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政文・重信 綾(by anan編集部)
2023年11月03日そろそろ婚活を視野に入れたアラサー女性は、合コンなどの出会いの場にも積極的。とくに男性陣のスペックが高く、良い人であった場合は、必ず次のデートに繋げたいところですよね。そこで今回は、ハイスペ男性を惹きつける!合コンで差がつくファッションスタイルをご紹介します。控えめキレイ系は色合いで優しく華やかにハイスペックと呼ばれる男性が本命にしたいと思う女性の特徴は、清潔感があり、知性・教養を感じさせるルックス。それでいて、奇をてらわない柔和な雰囲気がある女性に惹かれやすいようです。とくに高学歴出身で、そのまま大手企業に就職した男性は、野心家な一面もありながら基本的には安定志向。彼女には、自身のプライベートを支える存在として安心できる要素を求めます。なので、初対面から個性が強すぎるファッションで臨むと、彼女ではなく友達枠に入ってしまうかも…!着こなしは、王道のコンサバスタイルをベースに整えましょう。アンパイとされるコンサバスタイルでライバルと差をつけるなら、勝負のかけどころはカラーコーディネート。モテ要素のピンクはあえて避けて、知性を感じる淡いブルーやシャンパンゴールド、ベージュといったニュアンスカラーを上手に組み合わせて。あえてマニッシュな着こなしで高嶺の花を表現社会的地位も高いハイスペック男性は、女性にモテるということを自覚している人も多いです。いわゆる自信家であり、可愛い女性を手に入れることもそう難しくはない。とくに高収入かつルックスも良い男性は、本命枠の女性に対してステイタスだけでなく精神面の強さを求める傾向に。こういった自信家タイプのハイスペ男性には、守ってあげたくなるような雰囲気よりも、難攻不落な自立系女子を彷彿とさせるスタイルで勝負をかけてみるのも良さそうです。合コンといえば、ふわふわのニットにスカートやワンピースといったモテ服が王道なところなので、あえてマニッシュなパンツのセットアップを採用してみては?ですが、ただお堅いだけだと近寄り難いので、インナーは女性らしさを感じさせるリブニットなどでフェミニンな要素をプラス。実際は話したら気さくといった、ギャップを作り出すこともできます。自分のキャラに合ったスタイルで勝負をかける今回ご紹介した2タイプのコーデは、一見すると真逆の要素ですが、どちらもハイスペ男性にとって好印象となる着こなしです。あとは、ご自分の顔立ちの雰囲気や性格によりマッチするのはどちらの方向かで、スタイリングを自分らしくアレンジしていくと良いでしょう。ふだんから聞き上手で優しいと言われる方は、ご自身に似合うコンサバコーデを追求して。反対に話し上手、誰とでも仲良くなれるタイプは強気な良い女風コーデに身をまとうと良いギャップを作れるのでおすすめ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。イラスト・文 角 佑宇子
2023年11月03日ボリュームのあるもこもことしたシルエットが目を惹くダウンや中綿を取り入れたアイテムたちをセレクト。防寒対策にも役立つ、これからの季節の強い味方です。遊び心を感じるギンガムチェック柄。スポーティな印象のアノラックに、チェックがキュートなエッセンスを加えた一枚。ジャケット¥45,100(ザ ベリーウォーム/リディア TEL:03・3797・3200)スカート¥29,700(ハクジ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)ベルトまでパフィーなキルティングバッグ。ふっくらとしたボリューム感とビビッドなピンクが抜群の存在感を放つ。開口部はジップ仕様で使いやすい。バッグ¥28,600ニット¥49,500スカート¥49,500(以上マリメッコ/ルック ブティック事業部 TEL:03・6439・1647)寒い冬も頭はあったか。ふかふかの耳当て付き。表面にはアウトドア用品によく使われる耐久性の高いリップストップ生地、裏面にはフリースを採用したキャップ。ダウンとフェザー入りで、頭から顔まわりまで優しく包む。¥7,150(グラミチ×タイオン/インス TEL:0120・900・736)ステッチが作り出す繊細なニュアンス。Aラインシルエットが美しい、キルティング素材のフレアスカート。中綿が入っていて暖かく、上品な雰囲気も漂う。¥36,300(セラー ドアー/ユナイテッドアローズ 渋谷シンクス ウィメンズストア TEL:03・6418・5927)プルオーバー¥24,200(ハクジ/ブランドニュース)靴¥84,700(カチム TEL:03・6303・4622)※『anan』2023年11月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政ヘア&メイク・北 一騎(Permanent)モデル・NON(LIGHT management)文・重信 綾(by anan編集部)
2023年11月02日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はインフルエンサーが愛用する帽子を特集します。異なるスタイルやデザインの帽子を選ぶことで、個性を際立たせ、スタイリッシュな印象を作り出すことができます。ファッションのポイントとしてハットはファッションのアウトフィットを完成させる要素として使われ、全体のスタイルを引き立てる役割を果たします。こちらのスタイルも、色の統一感がぴったり合ったハットが魅力的。自分のスタイルや好みに合わせて、ハットを取り入れてファッションを楽しんでいるよう。ベレー帽がとってもエレガントベレー帽はシンプルなデザインながら、エレガントな魅力をもつ帽子のひとつ。その形状と質感は、洗練された印象を与えます。こちらのファッションも、ベレー帽があるのとないのでは、印象が大きく異なります。レザーキャップが上品でかっこいいカジュアルでカッコよく見えるキャップ、素材とカラーでとっても上品でおしゃれなアイテムに変身しています!トレンチコートとの相性もとってもよく、かっこいいだけではないスタイルの完成。クラシックでタイムレスな中折れ帽中折れ帽は長い歴史をもつクラシックなスタイルの帽子であり、そのため時代を超えて受け入れられています。このかたのように、全身ブラックスタイルでも、違和感なく品格ある雰囲気を作り出しています。そのタイムレスなデザインは、年齢を問わず多くの人に愛用されています。ハットは個性を表現する方法インパクトあるデニムロングコートに合わせたステッチ入りのブラックハット。彼女らしいミステリアスな印象を、さらにハットが演出してくれているよう。ここまできたら、単なるハットではなく、ファッションの重要なアイテムのひとつですよね。番外編・こんな可愛いハットまで!?色からデザインまで超個性的なこのかたの帽子。インパクト重視なら、このように変わったデザインもあり!?帽子はファッションや機能性で多くの魅力をもっており、その多様なスタイルとデザインから、さまざまなシーンや季節に適したものを見つけることができます。また個人の個性に合わせてスタイルを完成することができます。自分のスタイルや好みに合わせて、帽子を取り入れてファッションを楽しんでみてください。写真、文・平野秀美
2023年10月29日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は各国のファッションウィークで発見したオシャレなイケメンたちのスタイルをご紹介いたします。実はヨーロッパでは人気のスタイリング!ニット帽にフードニット帽とフードは、ファッショナブルでユニークな組み合わせ。これらを組み合わせることで、個性的でおしゃれな印象を与えることができます。寒いヨーロッパでは人気のスタイリングで、フードは首元や顔を覆うことで風や寒さから守ってくれるため、寒い季節には特に便利です。カップルでリンクしたファッションオシャレで人気のカップルインフルエンサーの登場。今回は男性のファッションにクローズアップします。ユニークなジャケットが目を惹きますが、実は重ね着がとっても参考になります。Tシャツにニットと普通っぽいのに、オーバーサイズのTシャツでルーズ感を出しながらかっちりしたジャケットを合わせてスタイリッシュに見せています。ロングレザージャケットロングレザージャケットはそのデザインとレザーの質感により、洗練されたスタイルに見せてくれます。ばっちりと決まったアウターの中は、ゆるく重ね着したTシャツ。また写真では見えませんが、実はデニムスカートを着用しているんですね。男性でもロングスカートをカッコよく着こなしているなんて、素敵!インパクトあるヘアスタイルとトップスシックにブラックスタイルで決めていますが、ポイントで印象的なトップスの柄と、彼らしさを表現しているヘアスタイルが似合っているイケメンスタイル。サングラスのデザインも全体とぴったり合ってますよね!個性を発揮したオリジナルスタイル上から下まで彼らしさを存分に表現した、個性的なファッション。ヘアカラーからボトムスまで、パワーと明るさを感じさせてくれます。このような柄パンツや明るめのヘアーカラーってオシャレに見えますね!ビシッと決まったスーツスタイル通常、スーツはジャケットとボトムスが同じ色や生地で揃えられますが、上下で色違いのスーツは他と一線を画すユニークなスタイリングです。特に対照的な色を使用しているので、陽気で楽しい雰囲気を醸し出すことができます。ちらりと見えるTatooがまたかっこいい!ブラックでビシッと決めてブラックはカラダをシャープに見せる効果があります。全身ブラックのスタイルは、スリムで引き締まった印象を与え、体型を強調するのに適しています。またブラックはシックで洗練されたカラーなので、全身ブラックのスタイルは一貫性のある印象を与えます。この方もかなり洗練された印象です。いかがでしたでしょうか?今回はイケメンのスタイリッシュなファッションをご紹介いたしました。ファッショナブルだからこそイケメンに見えるのかもしれません。オシャレは自分も楽しみ、そして好印象を与えることができます。ぜひスタイリングの参考になれば幸いです。写真、文・平野秀美
2023年10月28日高い機能性とデザインを両立したアイテムが続々と登場。日本初上陸となるブランドはじめ、今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!ダウンの新ブランドがローンチ。目の覚めるようなブルーが美しい。ミニマルな印象に仕上げたノーカラーダウンジャケットは、首元がすっきりしているので、タートルネックやストールなどを合わせやすい。ポリエステル素材で軽やか。¥74,800(ミフューinfo@miffew.com)ウェアラブルヒーターを搭載!デザイン性と機能性を両立。ふくらはぎやお尻など冷えやすい部分に軽量のヒーターユニットを備えたワイドパンツ。USB‐Aアダプターを手持ちのバッテリーにつなぐと使用可能に。温度は4段階調節できる。¥44,900(ティーチinfo@teechi.jp)半月型がポイントの使いやすいマルチケースに新色がお目見え。上質なキップレザーの表面に「シボ」と呼ばれるシワ模様を施したマルチケースに、新色となる赤が登場。鮮やかな発色は見るたびに元気に。W13×H8×マチ1cm¥39,600(エポイ/エポイ 本店 TEL:03・5843・1621)ステンドグラスから着想を得たアシンメトリーなデザイン。深みのあるマラカイトと、きらめくラボグロウンダイヤモンドのコントラストが印象的なリングは、どこかクラシカルなムードが漂う。甲府の職人の手で一つずつ作られている。¥58,300(プライマルsupport@primal.com)柔らかくて暖かな大判ストールはコート代わりやブランケットにも。イタリアの伝統技法にこだわったブランドが日本初上陸。ピュアバージンウールを100%使用した一枚で、幅の異なるボーダー柄が特徴的。180×60cm¥31,900(ラゴモーロ/ユーロファッションジャパン TEL:03・5422・3273)※『anan』2023年11月1日号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政文・重信 綾(by anan編集部)
2023年10月27日エレガンスさや洗練された印象はそのままに、サイズ感やディテールで今の空気感を取り入れたツイードアイテムが集合!小物からセットアップまで、気になるものにトライ。ラフなムードとシックな魅力が同居。4種類の糸を織り交ぜたナチュラルな風合いのボーダー柄ベスト。大きめのメタルボタンがポイントに。¥36,300(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店 TEL:03・5774・1030)プルオーバー¥24,200(ハクジ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)加えるだけで明るい顔まわりに。ウール混のツイード素材を使ったカチューシャ。15mmと幅が細いので、カジュアルにつけられる。ラフなコーディネートとも相性よし。¥7,700(シャポー ド オー/シャポード オー 東急プラザ銀座店 TEL:03・6280・6576)トライバルなムードが目を惹くネオツイード。ドロップショルダーが特徴的な、デッドストックや生産過程で余った高級ヤーンを使用したウールジャケットは、羽織るだけでコーディネートがアップデートされる一着。マスタードカラーをベースに、カラフルながらシックな仕上がりに。随所に施されたフリンジや、色みが切り替わった袖口がひと味をプラス。ジャケット¥84,700ワンピース¥72,600(共にYanYan/LYDIA TEL:03・3797・3200)靴¥74,800(カチム TEL:03・6303・4622)ソックスはスタイリスト私物トラッドな雰囲気を感じるボクシーなシルエット。温かみのあるウール混ツイード地のチェック柄。袖の内側は別布で切り替えのアクセントを。ジャケット¥71,500(フミエタナカ/ドール TEL:03・4361・8240)パンツ¥50,600(カレンテージ/メルローズ TEL:03・6682・0054)フロントのレイヤードデザインがアクセント。ボリュームたっぷりのパンツはショート丈アイテムに合わせたい。パンツ¥47,300(グリードインターナショナル/グリードインターナショナルトウキョウストア TEL:03・6721・1310)ニット¥28,600(イウエン マトフ/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)※『anan』2023年11月1日号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政ヘア&メイク・北 一騎(Permanent)モデル・NON(LIGHT management)文・重信 綾(by anan編集部)
2023年10月26日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。ここ最近グレーカラーが人気急上昇しています。今回はヨーロッパのストリートスナップで発見したお洒落なグレースタイルをご紹介いたします。異なるグレーを上手にシックに着こなす斬新な着こなしをしているこちらのスタイルは、スーツスタイルですが全体的に個性的!あまり見ないデザインのショートジャケットは、深めのズボンと相性抜群。さらに、異なるグレーカラーを上手に着こなすために、柄のあるデザインとシンプルなボトムスを選んでいるのでしょうか。とにかく、かなり斬新でお洒落上級者です!グレーと相性の良いイエローとロンドンで最近よく見かけるのが、このボンバージャケットとデニムのスタイル。ちなみにどちらもグレー系の色をピックアップしていて、最近のトレンドにあったスタイルです。また、トップスに選んでいるイエローは、グレーとの相性抜群!暗すぎないパワフルなスタイルに仕上がってます。グレーデニムワンピース!一瞬でひと目惚れした、このグレーのデニムワンピース。デニム素材は着づらい印象もありますが、こちらは最近流行りの袖部分がちょっぴり余裕のあるバルーンタイプ。またグレーのデニムにぴったりな淡いピンクを小物に選んだあたりも、センスの良さが光ります。カジュアルにもグレーを取り入れて大人気モデルもグレーを愛用中。グレーはブラックよりも雰囲気が柔らかく見えるので、特にカジュアルスタイルには重宝します。冬もグレーが人気の兆しグレーはシックで洗練された外見に仕上げてくれます。中立な色調のため、クラシックやモダンなスタイルの両方に合わせやすく、多くの人にとって魅力を感じるカラーとして、注目されています。こちらのスタイルも、今年の冬にぴったりなジャケットとスカートのセット。グレーだからこそ、重すぎない雰囲気が魅力的!仕事やカジュアルの両方に適しているグレーグレーはフォーマルな場面でもカジュアルな場面でも違和感なく着用できるため、多くの人々に選ばれています。オフィスでのビジネスカジュアルな服装から、週末のフォーマルスタイルまで、幅広い状況で利用できます。この方のように、ニットでゆったりとしたデザインのセットアップも、グレーだからこその落ち着いた雰囲気を感じさせてくれます。グレーはその多目的性と洗練された魅力から、多くの人々に愛され、冬のファッショントレンドにおいても人気がある色と言えます。この冬は特に注目してみてください!写真、文・平野秀美
2023年10月22日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は今トレンドな、透け感のあるふんわりスカートの着こなしスナップをご紹介いたします。イベントや普段使いにピッタリ赤は情熱的な色で、パーティーやイベントなどでも目立ちます。普段使いとしても、以前よりよく見かけるようになった赤。このようにニットベストに合わせると、よりカジュアルに着こなせて参考になります。清楚なホワイトでカジュアルにこちらは逆に真っ白で色を抑えたスタイル。ホワイトは色を合わせやすいですが、このようなふんわりしたスカートの場合、可愛く見えすぎることもあります。合わせるアイテムをブラックや落ち着いた色にして大人っぽく着こなしているようです。豹柄が珍しいスカート!攻めるような個性的な豹柄を、大胆にもスカートに持ってきているこちらのスタイル。強力なインパクトを与えてくれるので、あえて他の部分はシンプルに。豹柄とブラックとの相性は抜群です。珍しい蛍光イエロー透け感がセクシーながら、印象的な色で個性を表現しているよう。トップスにも同じ色を持ってきているので(ワンピ?)、全体のバランスも抜群。魅力があって素敵です!淡いピンクベージュで大人可愛く落ち着いたかわいらしい色、ピンクベージュ。ブラウン系やアイボリー系との相性が抜群ですが、このかたはあえて濃いめのデニムでかっこよさを強調しています。デニムは、かわいすぎないように、より大人っぽく着こなすためのアイテムとして持ってこいです。いかがでしたでしょうか?日本でも人気ですが、海外でも最近、透け感あるふんわりしたスカートがとても人気です。可愛らしさとセクシーさをもち合わせたデザインなので、ぜひ今後パーティーやデートなどのファッションとして、参考にしてみてください。写真、文・平野秀美
2023年10月21日秋冬のコーディネートに遊び心を吹き込んでくれる装飾的な服やアイキャッチーな小物が集結。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!スポーティでロマンティック!NY発の注目ブランドから。背面にまで、リボンのあしらいが。チュールやサテンなど、さまざまな素材を使っているのも特徴的。甘さと洗練が同居した、アイスブルーの色みも魅力。ベスト¥91,125(サンディー リアン/リディア TEL:03・3797・3200)スカジャンの老舗に別注して1940年代のデザインを完全復刻。愛嬌のあるピンクの龍が視線を奪う。刺繍だけでなく、襟やカフスの形などディテールまでヴィンテージのデザインを忠実に再現。¥52,800(テーラー東洋×ビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿 TEL:03・5770・5550)キャンディの包み紙から着想したころんとした形が愛らしい。淡いイエローのベロアも心惹かれるポイント。小ぶりながらもふっくらとした形状で、収納力は見た目以上。色違いでテラコッタ、カーキも。バッグ W28×H18cm¥20,900(パピルス/トゥモローランド TEL:0120・983・511)上質なレザーと手仕事にこだわる、シューズブランドが始動。たっぷりとファーを添えた後ろ姿が印象的なパンプス。洗練されたシルエットで、個性的ながらも品よく履ける。なめらかな牛革の風合いも持ち味。ヒール高5.5cm¥50,600(オッカ/プライムビアンカ TEL:03・6427・4984)※『anan』2023年10月25日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年10月20日スタイリングが無難になりがちな秋冬に、頼りになるのがアニマル柄。クールな雰囲気があるので、装いの引き締め役としても取り入れたい。主役級アウターからスパイスになる小物まで、心くすぐるアイテムをご紹介!柄や素材のミックスで奥行きのある一足に。レザーやニットなど異素材使いが特徴的なスニーカーは、ダルメシアン柄がアクセント。ボリュームのある底は、見た目に反して軽やか。クッション性もあり、弾むような履き心地。ソール高5.5cm¥20,900(ベジ TEL:03・5829・6249)シャツ¥48,400(ジェーン スミス/ RHC ロンハーマン TEL:0120・008・752)ネックレス¥28,600(グレイ)辛口なプリントを気負いなくさらりと。落ち感のあるサテン生地のシャツは、胸元が開いた抜け感のあるシルエット。レオパード柄をゆるりと着るのが新鮮。スウェーデン発ブランドから。シャツ¥9,350(ジーナ トリコ/サスティナブル ケイスリー)パンツ¥27,500(ジーヴィージーヴィー/ケイスリーオフィス)シューズ¥35,200(カンペール/カンペールジャパン TEL:03・5412・1844)アニマル柄のアウターで、装いをブラッシュアップ。オレンジ×ブラックで表現した個性的なゼブラ柄のコート。ベーシックなチェスター型なので、キャッチーながらも大人っぽく着られる。起毛感があり暖かく、軽い着心地も嬉しい。コート¥43,900(デシグアル/デシグアル 東京 銀座中央通り TEL:03・6264・5431)トップス¥12,100(クークー/エストネーション TEL:0120・503・971)ふわふわの質感も装いの鮮度を上げる鍵。大きめの形とフェイクファーが存在感大。トップの傾きは自分好みにアレンジを。ベレー¥9,900(カンゴール/カンゴール ヘッドウェア TEL:03・6805・1272)※『anan』2023年10月25日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美ヘア&メイク・淡路美里(POIL)モデル・藤田エミリ(Image)文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年10月19日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は街中の誰もがおしゃれに着こなしているコペンハーゲンの人々をスナップ。なかでも勉強になるおしゃれデニムの着こなし方法を紹介いたします。珍しいデニムロングワンピース長めの丈が印象深いデニムのワンピース。この日はとても寒い日でしたので、アウターに濃いめのネイビーロングジャケットでキリッとした雰囲気に。しかしデニムがいい感じにカジュアル感を出していて、硬すぎず緩すぎない雰囲気を楽しんでいます。とことんデニム!あまり見かけないデニムのトップスはとてもセクシーですね。またロングコートもデニムで決めています。残念ながら少ししか見えませんが、実はサンダルまでデニム素材で揃えている、とことんデニムで決めている彼女。合わせカラーはキレイ目なホワイトにしていて、デニムの存在感が際立ちます。定番ネイビーデニム!ネイビーのデニムは、シンプルで多目的なアイテムであり、様々なスタイルに合わせることができます。彼女の場合は、デニムとデニムの組み合わせでバッチリ決めています。また、デニムのフィットは非常に重要です。大きめを選ぶとカジュアル感が増えますが、自分の体型に合ったフィットデニムを選ぶことで、すっきりとしたキレイめスタイルになります。お好みのスタイルに合わせて選びましょう。大胆なデニムのオープンスカートスタイリッシュなデニムスカートは幅広いスタイルを楽しめるアイテムです。なかでも、彼女のスカートはとても個性的で自分を表現するのにバッチリ!特にデニムは柔らかく、伸縮性があるので着心地が非常に快適で、長時間の着用に適しています。スカートのみならずジャケットも合わせていて素敵。パッチワーク風のデザインがオシャレ度を倍増させているようです。雰囲気ある肩出しデニムこちらもなかなか見かけることのない、デニムのトップス。肩出しスタイルのデニムは、今まで見たことがないかもしれないほど、結構レアなデザインかもしれません。そんなトップスに合わせて全体をカラーコーディネイトし、雰囲気が合うハットを小物として使っているところが、おしゃれ度高いです。個性的なジャケットマリメッコのヴィンテージの生地をワンピースにしたという彼女は、さすがお洒落さん!デニムジャケットだって普通のものではありません。ひと手間加わったデザインされたデニムジャケットが、マリメッコの強烈な個性の柄とカラーにピッタリ。本日はコペンハーゲンで見つけたデニムの達人たちをご紹介いたしました。日本ではあまり見ることのできない個性的なデニムも、海外では普通に愛用されているのが魅力的でした。写真、文・平野秀美
2023年10月15日おしゃれもキレイ磨きもパートナーとシェアすれば、楽しみが2倍に増えるし、絆も深まる!10月27日公開の『こいびとのみつけかた』で主役を務めた倉悠貴さんとヒロインの芋生悠さんもその魅力を実感。SHARE FASHIONオーバーサイズの洋服を着たり、メンズライクなものをミックスしたり。おしゃれな女性には、メンズアイテムを上手に取り入れている人が多い。「特にシャツやタートルネックニットなどのベーシックなアイテムは、メンズのほうがオーソドックスなシルエットで着回しやすい。彼とシェアするのにもおすすめです」と語るのはスタイリストの伊藤信子さん。しかも、最近はジェンダーフリーなブランドが続々と誕生。人気ブランドでも、男女問わず着られるデザインが充実している。「パートナーとの共有アイテムを探すのにぴったり。相談しながら、一緒に買い物する時間も楽しいもの。洋服のシェアはハードルが高いという人は、バッグなど小物なら取り入れやすいはず」Item01GENDER FREEおしゃれの幅を広げる!多様性の時代のいま、おしゃれは男女の垣根を越えて自由な発想で楽しむものに。彼のお気に入りの服を借りてオーバーサイズで着てみると新鮮な着こなしが発見できるはず。グレーを基調にカラフルなダウンベストを利かせた二人の着こなし。「ダウンベストは『オーラリー』、シャツは『アワワコール』、スウェットは『ヤエカ』…メンズアイテムはシンプルだけど形がキレイ。女性が大きめで着てもかわいいバランスになります」(伊藤信子さん)倉さん・ダウンベスト¥68,200(オーラリー TEL:03・6427・7141)シャツ¥14,300(アワワコール/ワコールお客様センター TEL:0120・307・056)パンツ¥33,000(コンテンポ/ヤエカ ホームストア TEL:03・6277・1371)スニーカー¥27,500(コンバース×エフシーイー(R)/エフシーイーフラッグシップストアトウキョウ TEL:03・6452・5867)芋生さん・ダウンベスト(メンズアイテム)¥68,200スカート¥48,400(共にオーラリー)スウェット¥27,500(ヤエカ/ヤエカ アパートメント ストア TEL:03・5708・5586)スニーカー¥27,500(コンバース×エフシーイー/エフシーイーフラッグシップストアトウキョウ)Item02TURTLENECK KNIT一枚でも、インに重ねても。彼はジャストサイズですっきりと着ているシンプルなタートルネックニット。彼女が着ると、袖も裾も長めで首まわりもゆるめ…。だけど、そのゆったり感がニュアンスを作る。「タートルネックニットをシェアするなら、ベーシックなグレーの上質なハイゲージタイプを。一枚で着てもサマになるし、上からシャツやアウターを重ねてもいい」。彼女が着ている、モードなラッフルスカートとカジュアルなジップアップベストのつなぎ役としても大活躍。シェアしたタートルネックニット¥59,400(ボーディ/アルファ PR TEL:03・5413・3546)芋生さん・フリースベスト¥28,600(マイ/ワンエルディーケー アパートメンツ TEL:03・5728・7140)スカート¥47,300(フミエタナカ/ドール TEL:03・4361・8240)ブーツ¥40,700(カンペール/カンペールジャパン TEL:03・5412・1844)Item03SHIRT仕立てのいい一枚をさらりと。シルエットやデザイン、ディテールにさりげないこだわりがちりばめられたメンズのシャツ。女の子があえて大きめサイズで着こなすとこなれたムードに。ドレスシャツを基にデザインされたメンズのチェックのシャツ。「上質でやわらかい起毛素材は、落ち感がキレイで女性も着こなしやすい」。そんな仕立てのいいシャツを、彼はスウェットパンツでラフに、彼女はフェミニンなトップスにさらりと羽織ってコーディネート。シェアしたシャツ¥48,400(マナベ/HEMT PR TEL:03・6721・0882)倉さん・中に着たTシャツ¥3,520(ゴート/ヤギ TEL:03・3667・4888)パンツ¥30,800(サノバチーズ TEL:03・6427・1986)スニーカー¥22,000(ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室 TEL:0120・857・120)その他はスタイリスト私物芋生さん・トップス¥13,200(ブラック バイ マウジー/バロックジャパンリミテッド TEL:03・6730・9191)サロペットスカート¥40,700(フィーニー TEL:03・6407・8503)伊藤信子さんスタイリスト。ファッション誌やカタログ、広告を中心に活躍。ジャンルやテイストをミックスした独自のスタイリングや世界観は、ファッション関係者のみならず、俳優やモデルにもファンが多い。くら・ゆうき1999年12月19日生まれ、大阪府出身。2019年デビュー。ドラマ、映画に多数出演。今秋以降も主演映画『OUT』(11/17公開)、出演映画『市子』(12/8公開)などが続々。いもう・はるか1997年12月18日生まれ、熊本県出身。2015年デビュー。出演映画『朝がくるとむなしくなる』(12/1公開)や、11/3より配信のドラマ『EVOL』(DMMTV)が控えている。※『anan』2023年10月18日号より。写真・大辻隆広スタイリスト・伊藤信子野崎未菜美(プロップ)ヘア&メイク・NOBUKIYO(倉さん)TSUKI(芋生さん)構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年10月15日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。パリのファッションウイークでは早くもニーハイやロングブーツをよく見かけました。そんな今年の流行りのフットウェア、ブーツを一挙大公開!ジバンシィのワイドロングブーツこちらはジバンシィのショーの前に撮影した、人気インフルエンサーたち。どちらも同じブーツだったのです。今年は、足にフィットするタイプではなく、ワイドで一見長靴のように見えるロングブーツが人気になるのかも!?ワイドブーツはトレンディー感100%こちらも似たようなタイプのブーツですが、くしゃっとなったブーツがトレンディー感満載。こちらもワイドなタイプのブーツに仕上がっています。今年の流行り間違いなし!定番スウェードのニーハイ安定した人気のスウェードのニーハイ。どの色がいいかはお好みによって異なるので、ぜひお好きな色を選んでください。このかたのように、ブラック系の服装にもホワイト系の服装にも合わせやすいブラウンは、ブーツにはもってこいの人気カラーです。ハイヒールでニーハイ!?かなり高めの太めヒール、さらにニーハイだけあって、脚長効果は抜群!さらにライトグレーの色は明るい印象を与えてくれるので、ブラックや色が濃いものとは異なり、全体的に軽やかな雰囲気を出してくれます。王道のブラウン、ロングブーツこちらはオレンジ系にも見えるブラウンロングブーツ。個性的なデザインのヒールもあれば、ピンヒールタイプもあるんですね。右側のかたのように、ロングブーツの中にレッグウォーマー的なものをプラスするだけで、見た目が一瞬でカジュアルになりますね。とても参考になる着こなしかたです。スタイリッシュなホワイトブーツホワイトのブーツは、他のカラーと比べて洗練された印象を与えます。清潔感があり、その明るい色合いで、パッと目をひくパープルのドレスとピッタリ!フェミニンなワンピースやスカートと合わせて、甘辛ミックスのスタイルを楽しむことができます。ニーハイブーツやロングブーツは、ミニスカート、ショートドレス、スキニージーンズなど、さまざまなファッションアイテムと合わせてスタイリングできます。特に寒い季節には、レギンスやタイツとの組み合わせも人気ですので、これからの季節は、さらに目が離せないアイテムになりそうです。ぜひ参考にしてみてください。写真、文・平野秀美
2023年10月14日残暑も一段落して、ようやく秋らしさを感じられる今日この頃。せっかくだから、シーズナルなファッションを楽しみたい!今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!これぞフレンチガーリー!ぎっしりスパンコールにうっとり!さまざまな方向から縫い付けられることによって光り方も楽しめるスパンコールのボディ。肩にかければ存在感抜群のリボンがキュート。バッグ W24.5×H16×マチ13cm¥8,400(ビビィsupport@bibiy.store)花に織り込まれた糸が輝く、上質なファブリックを纏う一着。今季のブラウスのトレンドであるフレアシルエット、胸下のタック、パフスリーブすべてを網羅。フラワーだけでなく葉の刺繍も美しい。トップス¥64,900(ルール ロジェット/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)A/Wシーズンでもミニ丈は外せない!カラーと素材が上級者感を演出。歴史あるイタリアブランド『アトモファクトリー』から、超クロップド丈のベストが登場。もこもこの深紅をコーディネートに取り入れて季節を先取り。¥28,600(アトモファクトリー/エストネーション TEL:0120・503・971)今季外せないストラップシューズは手作業で作られた品を。オレンジとベルベットの親和性が愛おしく、秋のコーディネートの差し色として取り入れたい一足。ストラップシューズ¥18,700(シューシャ/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店 TEL:03・5774・1030)※『anan』2023年10月18日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美(by anan編集部)
2023年10月13日光の当たり方でさまざまな表情を見せてくれる素材、ベロア。今季は大ぶりのプリントやカジュアルデザインもお目見えし、ラグジュアリーなだけじゃない、遊び心も楽しめるアイテムに。真剣な眼差しの猫に周囲の視線も釘付け!バンドTシャツを彷彿とさせる、個性派Tシャツ。体のラインに沿うデザインで、ビビッドなレッドとブルーのコントラストも美しい。トップス¥29,700(ヨウヘイ オオノ TEL:03・5760・6039)デニムパンツ¥11,550(ジーナ トリコ/サスティナブル ケイスリー)シルエットも美しい、着回し力抜群のベスト。これからの季節に、シャツなどと合わせても。ベスト¥30,800(エストネーション)ネクタイ¥42,900(キャサリン オスティ) 共にエストネーション TEL:0120・503・971アシンメトリーな身頃で、エレガントな印象に。脱色して柄を出す特殊な技法を使い“木の陰”を表現したファブリックと、深いグリーンがスタイルを引き立ててくれる。同柄のドレスもあり。トップス¥46,200 パンツ¥38,500(共にラム・シェ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)素材の違いを活かした花たゆたうワンピース。大ぶりな花柄のフロッキープリントが目を惹く一着。首まわりはベルベット調生地で、素材感を楽しみたい秋冬ファッションにぴったり。ワンピース¥79,200イヤリング¥22,000(共にフミエタナカ/ドール TEL:03・4361・8240)スニーカー¥28,600(カンペール/カンペールジャパン TEL:03・5412・1844)※『anan』2023年10月18日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美ヘア&メイク・淡路美里(POIL)モデル・藤田エミリ(ボン イマージュ)(by anan編集部)
2023年10月12日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はパリコレ期間中に見つけた、簡単にオシャレに見える着こなし術をご紹介いたします。カジュアルとエレガンスの融合ロングワンピースは女性らしさやエレガンスを演出しますが、デニムと組み合わせることでカジュアルなアクセントが加わり、コーディネートに深みが出ているようです。光沢感あるアイボリーがより品格があって素敵!また、春や秋など、気温の変わりやすい季節に、ロングワンピースとデニムの組み合わせは暖かさとスタイルのバランスを保ちつつ、季節の変わり目のファッションを楽しむことができます。クラシックでモダンなスタイルの組み合わせタートルネックは首元をすっきりと見せ、プリーツスカートは腰からのAラインで女性らしいシルエットを演出してくれます。この組み合わせは常に洗練されており、シンプルでありながら上品な印象を与えます。さらに愛らしい淡いイエローが、より雰囲気を優しく鮮やかなものにしてくれているようです。ぜひ真似してみたいカラーのひとつ。脚長効果あり!デニムセットショートデニムで脚を露出させ、ロングブーツがさらに脚を長く見せる効果を発揮してくれています。また、朝晩の気温差がある季節には、ショートデニムとロングブーツの組み合わせは、暑すぎず寒すぎない絶妙なバランスを取るのに適しているんですね。ベストな組み合わせ!ブラックトップスとホワイトのワイドパンツという組み合わせは、そのクリーンかつシンプルな配色とシルエットにより、多くのファッション愛好者から支持されています。こちらのかたを例にとると、ブラックトップスはスリムに見せる効果があり、ホワイトのワイドパンツが体のバランスをとる役割を果たします。これにより、体型を美しく見せることができます。どちらもスタイリッシュでトレンディー私はどちらのかたも、とってもトレンディーで秋に向けたファッションど真ん中だと思うのですが、どちらがお好きでしょうか?左のかたは、ショートドレスにはロングブーツで脚長効果を発揮。まだ暑いパリの秋の日にぴったりな、肌の露出が多めのスタイル。また右のかたは秋まっしぐらのカラートーンがなんとも落ち着いていて大人っぽい雰囲気。ラフに見えるパンツにぺたんこパンプスは、左のかたとは真逆の組み合わせですが、どちらもトレンド感があって素敵!最近よく見かけるブラックデニムロンドンのZARAのショーケースでも、ちょうど今、ブラックデニムをメインに打ち出しているところです。ブラックはベーシックカラーのひとつであり、ほとんどすべての色やデザインと相性が良いため、さまざまなアイテムとのコーディネートが容易なのが魅力的。そんな中でも彼女のスタイルは、オーバーサイズのジャケットにビシッと決まった全体ブラックスタイルが、とってもトレンディーでセンスを感じさせてくれます。いかがでしたでしょうか?今回は比較的カジュアルでも品のあるスタイルをピックアップしてみました。着こなしかたや重ね着方法はとても参考になるものが多い印象です。参考になれば嬉しい限りです!写真、文・平野秀美
2023年10月09日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポート。今回は今週まで開催されていたパリコレで見つけた、かっこいいヘアスタイルをご紹介いたします。超クールでかっこいい!ブロンドヘアがよりカッコよく見えるのかもしれませんが、綺麗に揃ったボブヘアはスタイルとバッチリ似合っていてかっこいい。このスタイルは、どんな顔型でも真似できそうですよね。かなり個性的なショートヘアユニークなヘアスタイルですが、かなり個性的でファッショナブルに見える!ヘアスタイルだけでお洒落に見えてしまうなんて凄いですよね。これくらい大胆にパッツンと短い前髪カットも勇気がいりそうですが、本当トレンドが感あって素敵。ウェイブが可愛いやっぱり今年はカラーアップしたウェイブ感もいいですよね。比較的真似できそうなスタイルなので、ちょっと印象を変えてみたいなというかたにおすすめ。長さはもっと短くても長くてもお洒落。こんな髪色も真似したい!全身ブラックスタイルでカッコよく決まった彼女の一番のポイントは、やはりピンクのベリーショートヘアではないでしょうか。数回脱色しないと、ここまで鮮やかな色はでなさそうですが、一度はやってみたいヘアースタイルです。アイシャドウの色もバッグとお揃いのかわいいブルーで魅力的。ベリーショートは、その人の顔立ちや骨格を強調するため、自分に似合うスタイルを見つけると、非常に個性的で魅力的な印象を与えることができそうです。ベリーショートでカッコよく真っ赤なリップとオールブラックのコーデでカッコよく決めた彼女にピッタリなベリーショート。上記のかたも同じベリーショートですが、髪色が違うだけで、これだけ雰囲気が異なるんですね!ベリーショートはスッキリとして、首や顔周りが見えやすくなるため、清潔感や爽快感があります。特に暑い季節には涼しげな印象を与えることができます。前髪ぱっつんボブは服を選ばない前髪ぱっつんのボブヘアは、多くの女性たちに愛される定番の髪型ですよね。ファッションやメイクとの相性も良く、モードなスタイルからカジュアルまで、幅広いコーディネートに合わせやすいのも大きな魅力です。彼女のように、個性的なスタイルにもバッチリ似合うヘアースタイル。いかがでしたか?今季のパリコレではショートカットヘアやボブヘアをよく見かけたような印象です。10月に入りこれから徐々に寒くなりますが、参考になるヘアースタイルがあれば幸いです。写真、文・平野秀美
2023年10月07日カシミアのニットやダウンジャケットなど、冬の到来が待ち遠しくなるような新作が続々。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!季節感も遊び心もたっぷりなスキーヤー柄に一目惚れ!スキーヤーの刺繍を全面にあしらった『スリーピー ジョーンズ』の新作パジャマ。コットン100%のさらりとしたテクスチャーが快適な眠りをお約束。¥33,000(THE MOTT HOUSE TOKYO TEL:03・6325・2593)『ハイランド200』の新柄ニットキャップが到着。イギリスのニットブランド『ハイランド2000』のニット帽。2つの柄を組み合わせた存在感ある仕上がりでシンプルな装いの利かせ役に。ウール100%で暖かさも格別。¥6,380(メイデン・カンパニー TEL:03・5410・9777)周囲の視線をキャッチする大胆な犬ぞり柄が新登場。日本のユニセックスブランド『ヘリル』の新作。最高峰のカシミアを使い、確かな技術を持つ国内工場で仕上げられたニットは、一度袖を通したら手放せない極上のしなやかさ。¥121,000(にしのや TEL:03・6434・0983)『バトルレイク アウトドアーズ』のコットンキャンバスシリーズに注目!新作デイパックは、得意のナイロンではなく、くたっとした質感のコットンキャンバス。アーカイブのタグもポイント。W30×H41×マチ14cm¥26,400(バトルレイク アウトドアーズ/メイデン・カンパニー)機能的なディテールを詰め込んだ『ダナー』とのコラボシューズ。『ダナー』の名作モデルをハイブリッド仕様に再構築したトレッキングブーツ。ゴアテックスとビブラムソールを搭載。¥33,000(エフシーイー(R)/エフシーイーフラッグシップストアトウキョウ TEL:03・6452・5867)※『anan』2023年10月11日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実文・恒木綾子(by anan編集部)
2023年10月05日今シーズンは、コーディネートに悩むことなく、旬のスタイルが即完成する万能セットアップが大豊作。それぞれ単品でも使えるので、着こなしの幅もぐっとアップ!オーバーサイズのケープコートを主役に。上質なコットンシルク素材。コート¥162,800パンツ¥61,600(共にトゥジュー/トゥジュー 代官山ストア TEL:03・5939・8090)タートルネックトップス¥20,900(アルモリュクス/アルモリュクス中目黒店 TEL:03・6433・7458)シャツ¥19,800(オーシバル/ビショップ TEL:03・5775・3266)ブーツ¥68,200(サンダース/グラストンベリーショールーム TEL:03・6231・0213)フレアスカートで辛さを程よくセーブ。ヴィンテージのような風合いが漂うスエードのセットアップ。コンパクトなジャケットとフレアスカートのバランス感が絶妙。ジャケット¥137,500スカート¥71,500(共にエー レザー/エー ブティック TEL:070・3223・7530)アランニットでプレッピーな雰囲気に。ボレロとミニスカートの組み合わせも新鮮。ボレロ¥33,000スカート¥35,200(共にジェーンスミス)ネックレス¥13,200(マリハ) 以上シップス インフォメーションセンター TEL:0120・444・099シャツ¥41,800(トゥジュー/トゥジュー 代官山ストア)シンプルなデザインにディテールで遊びをプラス。きちんと感のあるネイビーのセットアップ。ベーシックなデザインながら、大きなボタンや折り返しの袖がさりげないアクセントに。ジャケット¥63,800パンツ¥38,500(共にアナトミカ/アナトミカ 東京 TEL:070・3144・0378)タートルネックニット¥40,700(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03・5784・1238)靴¥46,200(パラブーツ×ビームス ボーイ/ビームスボーイ 原宿 TEL:03・5770・5550)美しい光沢を持つストライプ柄が印象的。作務衣から着想を得たシャツは、重ねた身頃をサイドで結ぶユニークなデザイン。パンツも裾に紐があしらわれていて、さまざまなシルエットを楽しめる。シャツ¥41,800パンツ¥30,800(共にフィーニー TEL:03・6407・8503)※『anan』2023年10月11日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実ヘア&メイク・上川タカエ(mod’s hair)モデル・香耶バロウズ(TOMORROW TOKYO)文・恒木綾子(by anan編集部)
2023年10月04日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は海外で見つけた個性的なバッグにクローズアップしてみます。フリンジがかわいい!彼女のファッションカラーとピッタリとマッチしたバッグは、フリンジがバッグより長くついた個性的なデザイン。バッグというよりはアクセサリーの一部として見たほうが正しいかもしれません。もふもふとした可愛いクラッチ犬のようにもふもふとして丸っこいクラッチは、Tシャツやデニムなどのシンプルなスタイルにピッタリ!ファッションのメインポイントのように目を引きます。強烈な個性を発揮するバッグさて、こちらはなんとも不思議なバッグというかアクセサリーというか。確かに中にモノを入れているようなのですが、彼女の服装とのマッチポイントが全くないからこそ、印象的でありアクセサリーの役割をしているように感じるバッグです。超ミニショルダーバッグ未だに人気の超ミニシリーズ。こちらは人気の『BOYY』というブランドのショルダーバッグ。携帯すら入らないサイズですが、のリップやカードは入るくらい。ネックレスのように愛用できそう。円形の個性的なレザーバッグレザーバッグでそれほど見たことがない円形のバッグ。ある程度の荷物は入りそうですし、品もあって素敵!いかがでしたでしょうか?世の中にはいろんなデザインのバッグが存在するんですね。バッグはひとつのアクセサリーとして今や愛用されています。ぜひ今後のファッションアイテムに、自分らしいバッグをチョイスしてみてください。写真・文 平野秀美
2023年10月01日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は先週開催されたロンドンファッションウィークでもよく見かけたホワイトをメインに使ったファッションをピックアップしています。ホワイトファッションがあふれていたロンドンファッションウィークホワイトは着こなしやすい!かわいらしい彼女のふんわりスカートが魅力的なスタイル。白とダークグリーンのベストの相性も抜群!ホワイトは、どんな色とも相性が良く、コーディネートの幅が広がるんですね。シンプルで着やすさ抜群!今回ご紹介する2種類のシャツタイプのワンピースのうちのひとつ。どちらもとてもシンプルでありながらもインパクトがあり、主張が強くなりすぎないのが特徴。こちらのシャツは胸元のちょっとしたデザインと、腰上がりの広がったシルエットが魅力的でインパクト大。こちらのシャツワンピースは、長めで清潔感を感じさせる軽やかなデザイン。どんな小物や色にも合わせやすそう。季節問わず愛用できるホワイト白は四季を通して着用可能で、他のアイテムや色次第で、季節感を持たせることができるのが魅力ですよね。こちらはシンプルにスニーカーやメガネもホワイトで統一しながらも、ふんわりとしたワンピースにぴったりな、淡いグリーンのショルダーバッグをチョイス。優しい雰囲気を上手に演出しています。ホワイトはフォーマル対応も抜群!ホワイトはフォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使える汎用性があるのも特徴的。大胆な肌の露出も、いやらしくなく上品に見せてくれるのが魅力。高級感も感じさせてくれるホワイトは高級感があり、エレガントな印象を与えてくれます。個性的で大胆なデザインでも、エレガントに見せてくれる!視覚効果も抜群!ホワイトは光を反射し、着痩せ効果や肌の透明感をアップさせる効果もあるんだとか。自分の体にあったドレスを上手に着ることで、その効果は最大限に発揮されそうです。いかがでしたでしょうか?ホワイトシャツワンピース、ふんわりワンピース、パーティドレスなど、さまざまなファッションでホワイトは取り入れられています。夏以降もホワイトは安定した人気。ぜひ今後のファッションに活用してみて下さい。写真・文 平野秀美
2023年09月30日コラボレーションモデルや人気シリーズの新色など、秋のお買い物リストに即追加したいスペシャルなアイテムが続々。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!オールドスタイルのキャップをコーディネートのハズし役に。大人気だった『COOPERSTOWN×HIGH! STANDARD』のコラボキャップが、進化して再登場。コットンツイルと芯なしバイザーの組み合わせでガシガシ洗えるのも。¥9,350(ハイ!スタンダード TEL:03・3464・2109)『シップス』の新レーベル、「ナインケース」がデビュー!プレッピー、アイビー、トラッドの要素をモダンにブラッシュアップし、毎シーズン9つのスタイリングを提案。ピンクのスウェットは、その好例。¥19,910(シップス インフォメーションセンター TEL:0120・444・099)大人気の定番トートバッグに爽やかな新色が仲間入り。丈夫なキャンバス素材と大容量サイズで旅行にも活躍。好きな英字を刺繍できるサービスも。約W43×H38×マチ19cm¥10,890(エル・エル・ビーン/エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター TEL:0422・79・9131)鯖江発『キングスター』とのコラボレーションサングラスが新着。1960年代の時代背景から着想を得た大ぶりなフォルムに、FTのロゴが煌めくデザイン。テンプルの内側や鼻パッドにもロゴを刻むなど、細部にまでこだわりが光る。¥42,900(フミエタナカ/ドール TEL:03・4361・8240)※『anan』2023年10月4日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実文・恒木綾子(by anan編集部)
2023年09月29日ダークグリーンやバーガンディ、マスタードなど、着こなしに季節感を運んでくれるくすみカラーに注目。落ち着いたトーンで色物初心者でも取り入れやすさ。ワントーンコーデでオータムカラーを楽しむ。ダークグリーンで統一したコーディネートは、チェックのパンツやボーダーのトップスでメリハリをプラス。パンツ¥28,600(マスター&コー/マッハ55リミテッド TEL:03・5846・9535)シャツ¥19,800(インディア インダストリー/ビショップ TEL:03・5775・3266)タートルトップス¥8,250(レイ ビームス/レイ ビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)肩に巻いたニットパーカ¥143,000(ボーディ/アルファ PR TEL:03・5413・3546)スニーカー¥6,050(バンズ/ビームス ボーイ 原宿 TEL:03・5770・5550)光沢のある糸を使ったアイコニックなロゴが魅力。裏起毛で暖かな着心地。スウェットプルオーバー¥15,180(ジムフレックス/ビショップ)ニットキャップ¥11,000(アンドワンダー TEL:03・5787・3460)デニムパンツ¥14,300(リー/エドウイン・カスタマーサービス TEL:0120・008・503)シャツ¥23,100(ブルー ブルー ジャパン/OKURA TEL:03・3461・8511)ニュアンスのあるミックスカラーがキュート。表面を起毛させたウール100%のシャギーニットベスト。よく見ると、複数の色糸を編み込んだミックスカラーでシンプルになりすぎないのが嬉しい。ベスト¥27,500(Shetland Woollen Co/グラストンベリーショールーム TEL:03・6231・0213)ピアス¥7,480(シャルマン プリュネル/シップス インフォメーションセンター TEL:0120・444・099)キャンバススニーカーもブラウンならシックな印象。メイド・イン・久留米のシューズブランド『ムーンスター』のスニーカー。レザーライクなシューレースとブラウンのツートーンカラーで、カジュアル感をセーブ。¥12,100(ムーンスター カスタマーセンター TEL:0800・800・1792)※『anan』2023年10月4日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実ヘア&メイク・上川タカエ(mod’s hair)モデル・香耶バロウズ(TOMORROW TOKYO)文・恒木綾子(by anan編集部)
2023年09月28日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は気軽なパーティなどにピッタリなスタイルをピックアップしてみました。急なお呼ばれでも、これを参考にすれば安心してファッションを楽しめそうです。上品ブルーで美人スタイル清潔感溢れる淡いブルーはとても上品。ちょっとしたパーティにピッタリな珍しいふわふわの素材と肩出しスタイル。肩出しは女性らしさを強調し、一気に華やかなスタイルにもなります。派手にするのは一部だけ!?さて、とても参考になるこちらの着こなしかた。シャツやバッグなどはシンプルで、どんな時でも着ていけるようなデザインですが、スカートだけは思いっきりパーティ仕様。このように、ファッションの一部だけでも思いっきり派手にするだけで、ちょっとしたイベントなどに行くには十分なスタイルに早変わり!自分らしさを知っておくモダンでもとても落ち着いた雰囲気のこのスタイル。深めのグリーンが印象深く、素材が上品なロングワンピース。バッグもクラッチではなくあえてハンドバッグにすることで、他のかたとの差別化を図っています。ポイントでインパクトを!こちらはオシャレで可愛らしいトップスが印象的!さらにトップスがショート丈というところが、さらに全体のバランスをスタイリッシュにしてくれています。大きな花が咲いたようなシャツと、ネイビーロングスカート、彼女の長めなボブヘアがぴったり!色の使い方がパーフェクト!鮮やかなタイダイ風のショートパンツセットアップスタイル。白と相性も抜群!特に淡いピンクのサングラスは、単体として印象を高めていてスタイリッシュ。パーティでは厚底やヒールといった高めのシューズでよりスタイルの良さをアピールするのも良し!いかがでしたでしょうか?結婚式やパーティなどにお呼ばれされて、何を着ていけばいいか困ることってありますよね。そんな時に、色の使いかたや着こなしかた、小物の使いかたとして参考になれば幸いです。写真、文・平野秀美
2023年09月24日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は、2023年9月15日から開催されたロンドンファッションウィークで出会った、イケメンたちのスタイルをピックアップして紹介します。シックでシンプルに双子のインフルエンサーのおふたり。素足はもちろんソックス無し!イケメンのかたはかなりの確率で無ソックスなのですかね。それにしても、シンプルながらもセクシーさを感じさせてくれるスタイリッシュな着こなしです。イケメンはタンクトップ愛用率高い!?無地でシンプルなボトムスにタンクトップ。小物やジュエリーを上手に取り入れている、ファッションウィーク中では珍しく消極的な印象のシンプルさ。タンクトップが彼らしさを発揮しているのかも。色を統一して軽やかなコーデこちらも引き続きタンクトップ。最近本当によく見かけるワイドパンツに、個性的な小物を使用したすっきりとしたスタイル。ネイビー系の色で統一しているところが、全体をより軽やかに見せてくれています。イケメンのキュートな瞬間さて、こちらはロングヘアがトレードマークの彼のスタイル。一見デニムにジャケットと普通な印象です。しかし、高めのヒールのアンクルブーツに浅めのニット帽が彼らしさを強調してます。仕草も何気にキュートに見えるのは私だけでしょうか?シンプルなのに印象的なスタイルこちらもキュートさなら負けていません!笑顔がとっても素敵な彼は、ベレー帽にラウンド型のサングラスを愛用。色のバランスがとっても印象的です。鮮やかなグリーンのベレー帽が全体をインパクトあるスタイルへと導いてくれています。このように、何か1つでも印象の強い色を使うことで、シンプルなスタイルだって一瞬でインパクトある着こなしに変身するんですね。イケメンは全身バーバリーもお手のもの!こちらはバーバリーショーの後。バーバリーチェックが印象深い全身お揃いのカラーで着こなしてくれたイケメン。ホワイト×ブルーのバーバリーチェックのスタイルこちらも鮮やかなブルーとホワイトがとっても印象深いバーバリーチェックを全身に纏ったイケメン!なんでしょう、この上品でいて印象深いファッションは!いかがでしたでしょうか?今回はほんの一部でしたが、ロンドンファッションウィークのイケメンスタイルをご紹介いたしました。これからミラノとパリとファッションウィークはまだまだ続きますので、引き続きイケメンハンティングしていきたいと思います。写真、文・平野秀美
2023年09月23日職人技が光るレザーシューズや、魅力的な別注バッグなど、秋冬のファッションを彩るアイテムが続々と到着。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!ニットで編まれたリボンがクラシカルなムードを演出。モヘアとウールをブレンドした、やわらかで上質な手触りのニットキャップ。後ろ中心にスリットが入っていて、シルエットの調整がしやすいのも高ポイント。¥25,300(エントワフェイン TEL:03・6821・1952)人気の別注ショルダーバッグにシックな2トーンカラーがお目見え。撥水性とタフさが自慢のキャンバスバッグ。2WAY仕様で使い勝手も。W29.3×H24.5×マチ10.5cm¥12,100(アミアカルバ フォー ピルグリム サーフ+サプライ/ピルグリム サーフ+サプライ TEL:03・5459・1690)どことなくレトロなフラワーモチーフに夢中!アクリル素材で作られた透明感のある見た目が美しいヘアクリップ。派手すぎない落ち着いたカラーリングは、秋冬の装いにも好相性。各¥5,500(バレット・スタジオ/モットハウス・トーキョー TEL:03・6325・2593)履きこむほどに味わいが生まれるオイルドレザーのシューズ。NY州にあるオーロラ村の工房で、職人によりひとつひとつ丁寧にハンドメイドされている「オーロラシューズ」。丸みのあるつま先のデザインが愛らしい。¥37,400(オーロラシューズ/ピルグリム サーフ+サプライ)※『anan』2023年9月27日号より。写真・多田 寛スタイリスト・宇都宮千明文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2023年09月20日昨年からトレンド継続中のジップアップアイテムが豊富に登場。ジップを開いてインナーをのぞかせたり、襟を作るアレンジをしたり、多彩な表情を楽しんで。首まわりの印象もぐっと今年らしく!上質な素材感が大人っぽいMA‐1。ゆったりとしたドルマンスリーブが特徴で、フェミニンなアイテムにもマッチ。全3色。アウター¥75,900(エムティーモデリスト/リガ インターナショナル ジャパン TEL:03・5962・7596)スカート¥132,000(オーラリー TEL:03・6427・7141)旬のスタイルを完成させる小物使いに注目。着用するとフロントジップのハイネックニットを着ているように見えるネックウォーマー。ふっくらやわらかいアクリル素材で防寒対策にも。他にブラックもあり。¥5,500(レイ ビームス/レイ ビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)秋冬の装いに映えるロイヤルブルーが美しい。希少なフレンチメリノウールを使用したリブニットは、サイドジップがこなれた印象。ニット¥47,300(オーラリー)イヤカフ¥24,200(アン バイ トモヨ ヨシダ/アン・デザインズ)滑らかな起毛感がやみつきの一着。デッドストックのアンゴラビーバー起毛素材を使用。プルオーバー¥61,600(ユニオンランチ/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)スカート¥57,200(エムティーモデリスト/リガ インターナショナル ジャパン)ネックレス¥28,600(エリウ/トゥモローランド TEL:0120・983・511)シューズ¥61,600(マメ クロゴウチ/マメ クロゴウチ オンラインストア)※『anan』2023年9月27日号より。写真・多田 寛スタイリスト・宇都宮千明ヘア&メイク・外山友香(mod’s hair)モデル・ミンキ文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2023年09月20日世界中に名を馳せる、モード界の帝王イヴ・サンローラン。1958年にクリスチャン・ディオールのデザイナーとしてデビューしてから引退までの約40年間、世界のファッションシーンをリードし続けた彼の偉業をたどる大規模回顧展「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が始まる。本展ではイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、約半世紀にわたる彼の足跡を、110体のルックや、アクセサリー、ドローイング、写真を含む約300点で紹介する。「モードの帝王」と呼ばれた男の偉業を知る、没後、日本初の大回顧展。カクテル・ドレス-ピート・モンドリアンへのオマージュ1965年秋冬オートクチュールコレクション©Yves Saint Laurent©Alexandre Guirkinger幼い頃から絵を描くことが好きだったイヴ・サンローランは、絵本の装丁や挿絵を手掛けた後、1953年、17歳でパリに渡り、コンクールのドレス部門で入賞したことをきっかけに、クリスチャン・ディオールのアシスタントに。1957年にディオールが急逝した後、彼はチーフデザイナーに抜擢され、ディオールの新しい顔として成功を収める。1961年に彼は自身のオートクチュールメゾン「イヴ・サンローラン」を設立。翌年に発表されたコレクションでは、船乗りの作業着に着想を得たピーコートなどを発表し、大きな注目と称賛を浴びた。以来、彼は美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立。モード界を席巻し続けた。全12章で構成された本展の中でも、特に注目したいのはサンローランの代名詞的存在となったマスキュリンスタイルだ。彼はタキシードやジャンプスーツ、サファリ・ルック、トレンチコートなど紳士服をヒントに、その快適さ、実用性を兼ね備えつつ、シンプルで優雅な女性らしいシルエットを生み出していった。単なる流行の服ではなく、当時の社会問題までも糧に、美しい作品へと昇華させてしまうのがイヴ・サンローランの先進性。服装によるジェンダー問題が叫ばれる現代だからこそ、なぜ今、彼の仕事が見直されているのか、本展を見ればよくわかる。【Check 1】紳士服からヒントを得た、新たな女性服のスタイル。イヴ・サンローランは、1960年代にパンツスタイルを自身のデザインに積極的に取り入れた。当時パンツスタイルはまだ男性のものという認識が根強かったが、服装が持つジェンダー意識を超越してデザインすることで、時代が求める新たな女性らしさ、エレガンスを生み出した。この頃、彼がプレタポルテ(既製服)へ参入したこともあり、サンローランが提案したスタイルは急速に拡大。他にもピーコート、パンツスーツ、トレンチコート、タキシードなど、紳士服を女性向けに改良したほか、ボーダーや紺のブレザー、ネイビールックなども女性らしくアレンジ。現代ではすっかり女性の定番アイテムとなっているこれらの服は、サンローランの普遍性を物語っている。ファースト・サファリ・ジャケット1968年春夏オートクチュールコレクション©Yves Saint Laurent©Sophie Carreイヴニング・アンサンブル1984年秋冬オートクチュールコレクション©Yves Saint Laurent©Nicolas Matheus【Check 2】芸術、歴史への愛を反映したルック。イヴ・サンローランはモンドリアン・ルックに代表されるような美術作品とファッションの融合を提案することで、伝統的なオートクチュールモードの世界に新風を吹き込んだ。また彼は読書や美術品の収集によって想像し、モロッコ、アフリカ、ロシア、スペイン、アジアなど遠い土地のイメージをデザインに織り込む。鮮やかな色彩や独特な形で表現された異国情緒は、サンローラン作品にとって不可欠な要素となっていった。アンサンブル1989年春夏オートクチュールコレクション©Yves Saint Laurent©Alexandre Guirkingerイヴニング・ガウン1995年秋冬オートクチュールコレクション©Yves Saint Laurent©Alexandre Guirkinger【Check 3】生涯をかけた舞台衣装。少年時代から演劇や舞台など生きた芸術に夢中だったイヴ・サンローランは、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画『昼顔』やジャン・コクトーの演劇『双頭の鷲』、ローラン・プティが芸術監督を務めたミュージックホールなど、生涯を通して様々な演劇や映画の衣装を手掛けた。衣装に刺繍やフェザー、金&銀細工など豪華な素材を施し、色彩を駆使したのが特徴。展示されたスケッチを見れば彼の画家としての才能にも驚くはずだ。ジャケット1977年に行われたジジ・ジャンメールのショー『ローラン・プティのショーに登場するジジ』のためのデザイン©Yves Saint Laurent©Sophie Carre女王のドレス(第1幕)1978年に行われた演劇『双頭の鷲』のジュヌヴィエーヴ・パージュのためのデザイン©Yves Saint Laurent©Sophie CarreWho’s Yves Saint Laurent?イヴ・サンローラン1936年、フランス領アルジェリア・オラン生まれ。保険会社で働くフランス人の中産階級の家庭に生まれる。25歳の時にパートナーであるピエール・ベルジェと共に自身のメゾンを立ち上げてから、経営はベルジェが、創作はサンローランが担う共同体制でブランドを運営。2002年、引退を発表。ポンピドゥー・センターで最後のショーを開催。’08年、ガンで死去。享年71歳。オフィスでのイヴ・サンローラン、パリのマルソー大通り5番地のスタジオにて、1986年©Droits reserves「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」国立新美術館 企画展示室1E東京都港区六本木7‐22‐29月20日(水)~12月11日(月)10時~18時(金・土曜~20時、入場は閉館の30分前まで)火曜休一般2300円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2023年9月20日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2023年09月18日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はコペンハーゲンファッションウィークで撮影した写真の中から、印象的なカラフルなスタイルをご紹介いたします。独特な色を大胆に使う!コペンハーゲンは、北欧の中でも独特なファッションセンスで知られています。統一感のない色でもこんな感じで着こなせちゃうのはさすが!ピンクとグリーンだけでなく、イエローが入ることで、3つのカラーが調和しているように感じます。完全に異なる柄とカラーを楽しむアンバランスに見えがちな柄×柄のスタイルでも、合わせてみると意外と面白い組み合わせだったりするんですね。こちらはインパクト大の組み合わせが印象に残るスタイル。好き嫌いはあると思いますが、こういう全く異なる柄や色でも、上手にスタイリッシュに着こなしてるのはさすがです!個性豊かな色たちの共演!こちらは目を奪われる爽やかなブルーが印象的なファッション。オレンジとホワイトがブルーに魅力を吹きこむかのように、お互いのカラーが存在感を増しているようです。縦ラインのアウターも個性的で印象深い!カラフルなStine Goyaのトレンチコート!ここまできたら、思いっきりカラフルにカラーを楽しんでいるよう。クラッチバッグのグリーンもスカートの濃いピンクも、全てトレンチコートとの組み合わせが似合っています。どんな色の小物でも合わせやすいそうです!色のトーンが違うカラーマッチこちらは濃いレッドのニットが目をひく中で、淡いシルキーなライトブルーがさらに上品にインパクトを強調していて、とても面白い組み合わせです。色のトーンが異なるカラーを一緒に使うのは、なかなか難しいのですが、こちらはお洒落に着こなしています。かなりの上級者スタイル!やっぱり人気のレッド!実は最近、レッドを使用したスタイルをよく見かけるのですが、今回のコペンハーゲンでも、数多くのレッドを使ったファッションを見ることができました。中でも印象深かったこちらをピックアップ。レッドのブーツ自体が稀な印象ですが、ブーツにぴったりのTシャツや小物に合わせて、きらびやかなミニスカートがバランス良いですよね。今回はカラーを上手に使ったスナップを6選ご紹介しました。みなさんお洒落に着こなしていて、色の組み合わせに悩んだらぜひ参考にしてみてください!写真、文・平野秀美
2023年09月17日