2022年1月から新メンバーMASAKI、TAICHI、KEYの3人を加え、新体制となったダンス&ボーカルグループIVVY。そんな彼らが6月29日に新曲『BLUE DAISY』をリリース!音楽を通して、聴いている人たちに多くの幸運を運びたいというメンバーそれぞれの想いが込められた楽曲となっています。今回は、新曲やカップリング曲『Let it go』の魅力についてはもちろんのこと、新加入したメンバーについてもたっぷりとお聞きしました。進化を続けるIVVYの「今」をお届けします。すでに息はぴったり!新メンバーの魅力を語る――新体制になられてから初めてぴあに登場ということで、新しく加入されたMASAKIさん、TAICHIさん、KEYさんについて、ご紹介いただけますか?HIROTOMASAKIはとにかく歌がうまくて。僕らもオーディションで聴いたとき、正直驚いた、という感想がその時の状況に合うよね。YU-TAそうだね。HIROTOなんだこれ!って。YU-TAいい歌を歌うな、という感じでした。HIROTOで、IVVYのメンバーの中で年齢は真ん中ぐらいなのかな。TAIYUはMASAKIより年下ですし、新メンバーの中では最年長。たくましいというか、新メンバーの中でも引っ張ってくれていて、頼り甲斐があります。すぐにグループにも馴染んで、本当に新メンバーかな?昔からいたかもしれないな、というぐらいです。KENTO.i貫禄もあるよね。MASAKI――続いてTAICHIさんはいかがですか?HIROTOTAICHIは天然で可愛くて、抜けてるところ多いんですけど、彼はIVVYの中のジョーカー、切り札なんですよ。なんというか……本当に何か目に見えない力を持っているんですよね。IVVYに加入したのは運命ですし、海外でも活躍していた経歴もあって、IVVYの幅をさらに広げていく、切り札として期待しています。韓国語も堪能ですし、ラップもボーカルもダンスもって結構マルチなので、さらに新しい風を吹き込んでくれた1人でもあるかな。あと、TAIYUが同い年で。TAIYU今まで僕がずっと最年少だったんですけど、さらに下に最年少のKEYが入ってきて、同い年のメンバーも初めてなので、同じグループだけど、仲のいい友達として関わることが多いですね。いい意味でお互いなめてます(笑)。HIROTOどちらかというと、TAIYUがTAICHIにいじられてます。TAIYUいじりたいみたいなんで、いじらせてあげています!(笑)TAICHIKEY――では、KEYさんについてはいかがですか?HIROTOKEY……?YU-TAKEY?HIROTO誰ですか、それ。(笑)KEYちょっとちょっと!このくだり、もういいですよ!(笑)HIROTO……という愛されキャラで、みんなにかわいがられている最年少ですね。KEYもう、取材のたびにやっていて。これで何回目?HIROTO・YUTAはははっ!KEYいっつも「いやいやいや」って突っ込んでいます。HIROTOつかみだから。KEY大丈夫ですか?ちゃんと掴めてますかね?HIROTOKEYはまだ慣れていなくて。YU-TAめっちゃ緊張しぃだよね。KEYそうですね、あがっちゃいます。――人見知り?KEY人見知りではないですけど……。HIROTO本当に?TAIYUめちゃくちゃ人見知りやん。YU-TA仕事になるとアガっちゃうんだよね。KEYそうですね。HIROTO普段はよくしゃべるよね。でも、KEYは本当に努力家ですね。とにかく僕らに付いていこう!って影ですごく努力しているのが伝わってきます。新体制になって半年なんですけど、一番変化が見えた気がします。最初はガチガチで……それもかわいいんですけど。今は自信を持ってステージ立っているので、これからさらに期待ですね。KEYがんばります!HIROTO今後、おもしろい部分も見せていけたら。YU-TA本当はおもしろい人なんですけどね。ツッコミとして……KEYツッコミというか、ボケ数がハンパないんですよ。いろんなところから放り込まれるので、それを全部返しています。YU-TA全部打ち返してくれるからすごいですね。グループの引き出しが増えた――加入から半年経って、MASAKIさん、TAICHIさん、KEYさんが活動してきた中で入るまでとのギャップはありますか?TAICHIKENTO.iくんのギャップはすごくて。イメージ的にはやっぱドスの利いた声でラップしていて……。KENTO.i(微笑)TAICHIサングラスをかけて、カリスマラッパーみたいなんですけど、意外とプライベートで関わるとベジタリアンですし、優しいですし、ほんわかしてて。ステージとのギャップが一番ありますね。KENTO.iステージ上でやっぱり人が変わるんで、「ウラァ!」って感じなんですけど。YU-TAははは!KENTO.iオフはただのおしゃべりマン。人と話すのが好きなただのフレンドリーマンです。MASAKI身長もみんな高いので、少し圧はあると思うんですけど、意外にこの中に入ったらすごく温かい人たちっていうイメージですね。KEYKENTO.iくんもそうですけど、HIROTOくんもかなりギャップがあるな、と思いました。絶対的リーダー、と思っていたんですけど、本当はいたずら好きの悪ガキ少年って感じで。HIROTO100かゼロか、なので。仕事のとき以外は、多分一番精神年齢が低いです。――ちょっと意外です。HIROTO今はちゃんとスイッチ入れてるんですけど、切っちゃうともうダメですね。HIROTO――逆に一番、精神年齢高いのは誰ですか?YU-TA僕はもう精神年齢70ぐらいですね。――おじいちゃん……!?HIROTOそれぐらい落ち着いちゃってるってこと?YU-TAそうかな、って。TAICHIいや、みんな意外といい意味で低くない?一同(笑)KEY大人がいないですね。HIROTOみんな高くはないですけど、普段と逆になるかもしれないですね。仕事のときにしっかりしているメンバーほど、スイッチ切れると……。僕とか、YU-TAとか、KENTO.iとか。KEYそれもびっくりしました。オフになったときとの差がすごい。――7人になられてみて、新しい化学反応はもう感じていらっしゃいますか?HIROTOそうですね。グループ自体にもいろんな引き出し増えましたし、やっぱり年下3人が入ったことによってフレッシュになりましたよね。楽屋でも部活みたいな……賑やかになりました。IVVYとしてはラッパーが増えたのでスタイルもだいぶ変わっているかな、と。曲の幅も広がりますし、1曲通しても、また違った進化じゃないんですけど、メッセージ性が強くなったと思いますし、いろんな曲ができそうだなという楽しみもあります。届けたい気持ちが届いている、という実感――そんな中で、今回の新曲『BLUE DAISY』はステージでももう披露されていらっしゃいますが、実際にファンの皆さんに届けてみていかがですか?YU-TAブルーデージーの花言葉でもある、「幸福」「幸運」「協力」というコンセプト通りに今のところはパフォーマンスできてるかなと思っています。曲の表面的なキャッチーさとか、爽やかさを楽しんでもらえているのもそうなんですけど、歌詞を自分に当てはめて聴いて「涙が出ました」とか「また明日も頑張れそうです」と言っていただいたりしているので、本当に僕たちが届けたいと思っているものが届いてるな、という感覚はありますね。MASAKI初めてこの曲を披露したときはもう、お客さんもとりあえずじっと見ている方が多かったんですけど、自然と僕たちと一緒に振りをやってくれる方もいたり……。曲の印象もそうですけど、人によってそれぞれ印象の受け方も違うんだな、とそこはパフォーマンスをしながらお客さんの顔を見ていて思いました。――ラップのリリックはKENTO.iさんが書かれたということですが、込めた想いなどお聞かせいただけますか。KENTO.i新体制になってIVVYをもう1度、ほぼゼロから作り直す覚悟と、IVVYに入った新メンバーが人生を変える覚悟や不安な気持ちがあったので、自分たちを信じていこう、覚悟を決めてまた前を向いてこう、と自分たちに言い聞かせるようなラップを作りました。でも、それが聴いてくれている人たちにも刺さるようなラップができたんじゃないかな。絶対に前向きになる。何か新たなことに挑戦する人たちには特に刺さるんじゃないかと思います。――実際に披露してみてファンの方の反応はいかがでしたか。KENTO.i『BLUE DAISY』も含め、自分が作ったラップを聞いて、転職の覚悟を決めました、という声をいただいて。自分も昔、好きなアーティストさんの歌詞やリリックを聞いて、もっと頑張らなきゃなと思っていたことが、今の自分ができていることがすごく嬉しいですね。もっと気持ちを込めて、これからも書いていこう、って思いました。――素敵な話ですね。KENTO.iはい、本当に嬉しいです。KENTO.i――『BLUE DAISY』のMVについてもお聞きしたいです。どういった映像になっていますか?HIROTOとにかく綺麗な映像に仕上がってまして。初めて花びらを使ったシーンもあるんですけど、CGで入れると思っていたら実際に撮影場所で、スタッフさんがちゃんと花びらを回してくれて。結構大変そうでしたね、スタッフさんが(笑)TAIYU花びら加減でNGが出るんですよ。HIROTO綺麗に舞わないと、というところで。でもそれが絵としては、すごく綺麗なのであれはCGじゃないからこそリアルな表現になっているのかな、と思います。あと、MVにもストーリー性が隠れているんですよ。新体制になったIVVYが、全員が集まって前を向いていくっていう……。――何度も見たくなるようなMVになっているんですね。HIROTOなってます。あと人数が多いので(笑)何度も見ていただければ。TAIYUそれこそ僕は一番結構花びらに悩まされました。YU-TAそのネタ弱くない?大丈夫。TAIYU強いよ!(笑)ソロのカットで花びらが目の前に落ちてくるタイミングで僕が顔を上げて、というシーンなんですけど、タイミングが合わなくて。一番「やっちゃったな」っていうのが、表情もすごくいい感じで決まったんですけど、ダメで。なんでだろうなと思って映像を見たら僕の頭に花びらがのってて……。TAIYU――花との相性が……TAIYU悪かった、っていうちょっと弱めのエピソードで……。一同(笑)――その成功のシーンをぜひ見てほしいということで……!TAIYU2秒ぐらいですけど、見てください!(笑)HIROTOYU-TAは一番最後だったよね、撮影したの。YU-TA今回、撮影時間が長くて。3時間も寝てないような睡眠時間の中、ほぼ1日回していました。MVだと最初の方に出てくる、爽やかに上を見上げるシーンがあるんですけど、そのシーンを、夜、てっぺん回るぐらいに撮ってたんですけど、なかなかの睡魔に襲われながら気合いで撮っていたって感じですね。ただ映像を観ると、みんな当たり前にめちゃくちゃに爽やか顔してるので、さすがだなあ、と。HIROTO最年長なのに一番最後でしたからね。YU-TA最後、結構きつかったですね。TAICHI花びらのところですよね。YU-TAそうそう、そこで……TAIYU(花びらが頭に)のった?のった?YU-TAのらない……のったとしても言わないから(笑)でも本当に10テイクくらい撮りましたね。そこだけで1時間ぐらいかかったかな。秒数で言ったら5、6秒ぐらいなんですけど個人カット大変だな、って思いました。『BLUE DAISY』と『Let it go』の2曲で魅せる新しいIVVY――カップリングの『Let it go』はまたガラリとタイプが違う曲ですよね。HIROTO新体制1枚目のシングルなので『BLUE DAISY』と『Let it go』を通して、この7人のそれぞれの個性が出ればいいなということで、2曲目はこういう曲になりました。『BLUE DAISY』がIVVYらしさや爽やかな楽曲で、基本的にはボーカルが歌として引っ張っていく曲なんですけど、この『Let it go』に関してはKENTO.i、TAIYU、TAICHI、KEY、のラップをしてる4人が引っ張っていくような曲になります。だからこういった真逆な感じになったんですけど、これこそ新しいIVVYじゃないかな、と。パートの分け方だったり、ラップが4人もこの曲にはいる、だったり、パフォーマンスも今までにないような構成や振りだったり、この新体制だからできるような曲に仕上げました。――ラップを担当されているみなさんからも、それぞれお話をお聞かせください。KEY『Let it go』は曲自体もすごくいいんですけど、やっぱりパフォーマンスがすごくて。TAICHIの紹介で韓国の振付師さんに振りつけていただいたので、ぜひ楽しみにしていただけたら。TAIYU僕自身、IVVYの楽曲でここまでラップするのは、今まであまりなかったので、歌唱の面では自分として新しい挑戦ですね。それから、KEYも言ったダンスパフォーマンスの面では、K-POPがやるパフォーマンスの見せ方で。今までやってきた枠を超えた、新しい試みに挑戦したので、『Let it go』はいろんな顔を見せる楽曲になってるんじゃないかな、と思います。KENTO.i5人のときはラップ1人だったので、まずメインラッパーでKEYが入ってくれたことと、TAICHIもボーカルやりながらラップ、TAIYUも今回ラップとして参加してくれて、自分としては心強さしかなかったです。TAICHIKEYとTAIYUがハイトーンのラップで、KENTO.iくんと僕がちょっとドスの効いたローボイスでやってるんですけど、本当に4人の良さをそれぞれラップで出てるな、って思います。パフォーマンスについては、さっき言った通り僕が韓国の振付師さんに連絡して、振り付けしていただいたので、ぜひ期待して見ていただきたいです。――振り付けはTAICHIさんがお願いしたいな、という気持ちから?TAICHI元々その方に振り付けてもらいたいね、という話をしていたんですけど、『BLUE DAISY』を練習してるときにHIROTOくんが、『Let it go』を頼めないかな、って。とりあえずその場で連絡してみたんですよ。そしたらOKで、めっちゃラッキーでした。あと少し遅れていたら多分お願いできなかった。タイミングよかったですね。YU-TA――このあと、ライブやリリースイベントも控えていますが、意気込みをお聞きできれば。KEY全国ツアーで行くので、地方のごはんとか楽しみですね。HIROTOごはんかい!そこライブだろ!YU-TA会えるのが楽しみです、って言っとき?KEY地方のみなさん、待っててくれてる皆さんに会えるのがやっぱり楽しみです。HIROTO・YU-TAはははっ!――ライブは緊張しなくなってきましたか?KEY最初に比べたら徐々に慣れた、じゃないんですけど、いい意味でリラックスできるようにはなっています。TAICHI最初はやばすぎたよね。KEYずっとダンサーだったので、まずマイクを持ってステージに立つことがなかったんですよ。「これ、どうしたらいいんだ?」みたいな感じでずっと違和感があったんです。HIROTOMCのときは横並びで喋ってるんですけど、KEYだけ一番後ろに行って喋ってるんですよ。それぐらい緊張してたんですよ。まあ、そこがいいんですけどね。僕らからすると。――かわいい?HIROTOそう、かわいいですね。MASAKI全国を回れるのはすごくありがたくて。僕は広島出身なんですけど、本当に広島でライブができる機会があるのはすごく嬉しいです。地方でなかなか東京に来られない方にも会える時期だと思うので、ライブを見に来てくれた人たちを大事にして、地方でもファンになってくれる人を増やしていきたいなって思います。TAICHI全国ツアーはもちろん楽しみなんですけど、リリースイベントのいいところってやっぱり無料で新しい人に見ていただくっていうこと。いろんな地方に行って、いろんな人にIVVYを見てもらって、好きになってくれたらいいなって思います。これからのIVVYは「楽しみしかない」――『BLUE DAISY』の歌詞には「ピュア」というワードが出てきますが、ご自身で「ピュアだな」と思うところはありますか?HIROTOよくふざけてつかれた嘘とか毎回、信じますね。疑わないんですよね。嘘で言われたこともいつも「へえ、そうなんだ」って絶対信じちゃう。そういうところがバカなのかピュアなのかわからないですけど。紙一重ですね。――「これ騙されちゃったな」ということで特に印象に残っていることはありますか?HIROTOえー、 何だろう。でも、常に騙されてるかもしれないです。KENTO.iははは!HIROTOでも、よくTAIYUがそういうこと言ってるんですよね。意地悪してくるんです。TAIYUしょうもない嘘というか、本当に都市伝説のようなことを「へえ、そうなんだ」って信じちゃって、そのままもう……。HIROTO放っておくんですよ!TAIYU言わないシリーズ、意外とあるかもしれないです。――まだ信じたままの嘘もある可能性が。HIROTO全部信じてます!TAIYUそういうところがありますね。HIROTOピュアなんですよ。KEYなんてすぐ疑うじゃん。YU-TA確かにー。結構本当のこと言ってるのに、いつも疑われてる。KEY同じぐらい嘘のことこと言ってくるんで分からないんですよ。一同(笑)YU-TA狼少年みたいになっちゃって、全然信じてもらえてない。KEYいろいろ言われすぎて。どっちがどっちかわかんなくなって全部疑っちゃっています。HIROTOでもIVVYイチのピュアって言ったら、KENTO.iですよ。YU-TAいや、ほんとに。HIROTO一番ピュアです。KENTO.i多分夢の持ち方も少年のときと変わらないままです。だからよくワンピースでいうルフィとか、あとナルトみたいってよく言われますね。自分を信じてるし、それが一番強いと思ってるんですよ。そこを馬鹿にされてもなんとも思わないし、逆にお前らには分からないだろうな、ぐらいの感じなので。HIROTO口悪いな!KENTO.i昔サッカーしてたときからそうだったんで、自分の生き方、信念、プライドは絶対譲らないもの。だから、何も変わらずこれからも進んでいくっていうだけですかね。HIROTO……からの水飲む!一同(笑)HIROTO言い切った?KENTO.i言い切った(笑)――『BLUE DAISY』の花言葉に「幸福」「幸運」がありますが、自分が幸運だな、と思うことは、最近ありましたか?YU-TA太文字で書いてほしいんですけど、「この新メンバー3人に出会えたこと」。HIROTOおー!これYUTA、KENTO.i、TAIYU、HIROTOが言ってたって書いてください。YU-TA手柄持ってくやん!HIROTOシェアしましょ(笑)YU-TAでもこれ嘘じゃなくて本当で。3人に出会えたことはすごい幸運だな、と思いますね。HIROTO人生賭けてますからね。YU-TAこの船に乗ってくれたのは嬉しすぎる、本当に。HIROTO言ってみれば、新メンバーもそれが幸運だもんね。TAICHIその下に書いてほしいですね。MASAKI、TAICHI、KEYで、「このグループに入れたこと」って。フォントの大きさも倍ぐらいで。――やっぱりそこの点が、この半年で一番の「幸運」なんですね。HIROTO今めちゃくちゃ楽しいですもん、本当に。それこそ、ピュアな気持ちで生きてるよね。YU-TAうん。グループ自体にいろんなことがあって、初心に返ってプライドも捨てて、この7人でゼロからの気持ちやっていこうってなれて。いろんな面でお客さんが増えてきたり、少しずつかもしれないけど、目に見える、自分たちの努力が結果に繋がってるのが本当に楽しくて。長く続けていきたいなと思いますし、それが多分一番今幸せかな、と思います。――新しいIVVYは、一言で言うとどんなグループですか?HIROTOうーん「無限大」。可能性が本当に増えたな、と思います。海外で経験があって、歌の実力があって、ダンスとラップで引っ張ってくる最年少がいて、楽しみですね。YU-TAうん。楽しみ。HIROTOこれから新体制として出てくる新曲が果たしてどうなっていくのかも、自分たちも、すっごく楽しみです。今年の年末とかには、またどうなってるんだろうって、自分たちですら、ワクワクしちゃう。――どうなっていたいっていう目標よりも、どうなるかな?という気持ちが強いんですね。HIROTOそれぐらい自分たちでも未知。どこまででも行ける、って思いたいですし、今年だけじゃなくて、来年どうなってるんだろうってワクワクがあります。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄IVVY「BLUE DAISY」MVIVVY「BLUE DAISY」Performance Video配信先一覧:ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントIVVYのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年07月04日7人組ダンス&ボーカルグループIVVYが6月27日、SHIBUYA CLUB QUATTROにて「IVVY BLUE DAISY TOUR」ファイナル公演を行った。2022年1月に新メンバーのMASAKI、TAICHI、KEYが加わり、新生IVVYとして“第二章”をスタートさせた彼ら。個性と魅力を見せたライブの模様をレポートする。7人の個性が光る新たなIVVYのスタートライン開演時間が過ぎ、会場内の照明が消えるとペンライトの灯りがゆらめく。いよいよライブが始まる……の前に、会場内の中央にあるスクリーンにはメンバーTAIYU?いや、「“MIKE TAIYU”」による公演の注意事項VTRが流れ、空気を和ませる。オープニング映像が流れ、音の振動が直に体に伝わってくる。青を基調としたライティングがステージを彩り、高まっていくBGM。そして、IVVYのメンバー、7人がステージに立つと会場は高揚に包まれた。HIROTOの「東京ファイナル楽しんでいきましょう!」という言葉から始まったのは『AWAKE』。ステージを刺す光の波とダンスが交錯していく。伸びやかなボーカル、さらに厚みを増したラップのサウンドに会場が揺れる。「調子はどうですか!今日は最高の1日にしていきましょう!」とHIROTOが呼びかけ、まずはメンバーそれぞれが自己紹介。「この曲で会場ひとつになっていきましょう!」と『We Like Party』へ。ハンドルを回すようなドライブダンスをメンバーだけではなく、ファンも一緒に。曲中ではHIROTOとMASAKIに持ち上げられたKEYが堂々としたラップを見せる場面もあった。そして、ラップと言えば、もちろんKENTO.iの存在感は抜群。かけていたサングラスを持ち上げ、ステージセンターで重低音を響かせる。一転、『Pain』ではオレンジの照明でどこかムーディに。ハーモニーの厚さで聴かせる。ダンスもセクシーに魅せて、会場の視線はくぎ付けだ。さらに『Mirage』では全員で手を揺らし、ボルテージを上げていく。『Alice』では迫力あるダンスを見せながらも、笑顔と共に「君に魔法かけてあげよう」という歌詞のように本当に魔法をかけられていくような錯覚に陥る。「笑顔に変わる」という歌詞と共にMASAKIがはにかんだ笑顔を見せたり、ダンス中に不意に向かい合ったYU-TAとKEYが笑顔で握手をするなど、ふとしたところで和ませられる。5曲を歌い終えたところで、ステージ上にはHIROTOとYU-TA、MASAKIのボーカル組が残る。「新体制として初の全国ツアー。怪我することなく、1公演も欠けることなく今日を迎えられたことに感謝しています」とYU-TAが言うと、HIROTOも「1年間いろんなことがありました」と続ける。「個人としてもリーダーとしてすごく考える時期があった。それこそYU-TAにもすごく頼ってグループが続くかどうかということもあって。いろんな方に背中を押してもらって、夢を追い続けようということで今がある。ひとつだけ言えるとしたら、IVVYをやっててよかったです」ときっぱり。しかし、「それは自分たちの力だけではなく、会場に足を運んでくださるみなさんのおかげだと思います」と感謝の気持ちを伝えた。これからもステージに立ち続ける理由を歌にそんな「これからもステージに立ち続ける理由を歌にした曲」をメインボーカル3人で『Reason』(未発表曲)を披露。深みのあるバラードに、ファンも真剣に聴き入っているのが空気だけで伝わる。違うタイプのボーカル3人で生み出されるハーモニーは確かに新しい可能性を感じさせるもので、IVVYのこれからを楽しみにさせてくれる。それは7人揃ってのパフォーマンスでも感じられる。『Spiral』、『Freeze』、『Swallowtail』と息の合ったフォーメーションとダンスを見せ、ダイナミックなステージングで客席を魅了していく。後半になっていくにつれてパフォーマンスに力が増していくようにも見え、一瞬たりともステージから目が離せなくなっていく。同時に、メンバーそれぞれが終始楽しそうにしているのも印象的だ。IVVYの可能性という意味ではラップ面も忘れてはならない。KENTO.i、TAIYU、TAICHI、KEYが登場し『TK2』(未発表曲)を披露。先ほどまでのステージとはうってかわって、激しいダンスと重低音のラップが床から会場を揺らす。自然と、客席のノリ方も変わってくるから不思議だ。1曲前とは違うグループを観ているのではないかと思うほど。……と思いきや、続けて“MIKE TAIYU”による新作ムービーの告知映像が流れ、また違う世界観でファンを和ませてくれるから油断できない。衣装を変えたメンバーが登場するとMCでは“MIKE TAIYU”と生電話をつなぐ流れに。MCについてはいつも細かく打ち合わせているわけではないそうで、どの公演でも“生”感があるようだ。電話越しの“MIKE TAIYU”とのコール&レスポンスに会場も拍手で応えながら湧く。“電話”を終えるとホッとしたような表情で登場したTAIYUは「肩の荷が下りた」とポツリ。また、HIROTOとTAIYUのお母さんが来場しているという話題で盛り上がる場面もあり、メンバー同士のアットホームな一面を垣間見せた。そんな和やかなMCを挟み、ライブは後半戦へ。ツアータイトルでもあり、新体制で初のリリースとなる楽曲『BLUE DAISY』について「この曲で世の中、ファンのみなさんにたくさん幸せを運ぼうという想いが詰まった1曲」とHIROTO。「この先もみなさんにたくさん愛していただいて、僕たちも愛を持ってパフォーマンスしていきたい」と思いを込めて楽曲を届けた。これからもみなさんの人生に寄り添っていきたい続く『Brand New Day』では全員でクラップを響かせ、手を振り更に一体感を高めていく。しかし、『BLUE DAISY』のカップリング曲『Let it go』になると、また空気が変わる。楽曲も、ダンスもハード。赤のライティングでクールにステージを見せていく。これまで以上にパワーを増したラップが存在感を発揮し、ダンスパフォーマンスでも、また新しいIVVYの形を垣間見せた。その勢いのまま、『Swing』へ。TAIYUの「ダンスのお時間です!」という言葉に促され、会場にいる全員が一緒に踊って、楽しい!を体感。本編最後の曲となる『A:live』でも全員が体を動かし、一体感を味わった。アンコールでは、Tシャツ姿のメンバーが、15曲を歌い踊り終えたばかりとは思えないパワーで『SHOW-〜昇〜』を披露。そして、ファイナル公演ということで、メンバーが一言ずつファンに想いを伝えた。KEYは「ファイナルをたくさんの方と迎えられて幸せです。最年少ですが新生IVVYをもっと盛り上げていけるようにがんばります」と短い言葉ながらも力強く伝えた。新メンバーながら、高いポテンシャルを見せつけたTAICHIは7人揃って無事に公演を駆け抜けられたことに感謝しつつ、「2日後にもリリースがあるので『BLUE DAISY』をいっぱい聴いて愛してください」と伝えた。MASAKIは「全国を初めて回らせていただいて、たくさんの人と地方でもライブを楽しませていただきました。そこでみんなからもらったパワーをメンバーそれぞれ発揮できたんじゃないかな、と。素敵な空間で一緒に楽しんでいただけて本当に嬉しいです」とかみしめた。TAIYUは「こうして全国ツアーとリリースがかぶるということがなかなかないので本当にこの2カ月、たくさんの思い出をみなさんと作ることができました」と振り返り、改めて感謝を伝えた。KENTO.iは「ファンのみなさんのおかげでめちゃくちゃツアー楽しかったです。ファンのみなさんがいるからこだわるし、きついな、と思うこともあるけどがんばれます。僕らの大きな夢はこれからも続いていくので、必ず大きなステージにみなさんを連れていくのでこれからも期待していてください」と決意を語った。「去年から大きな壁が自分たちの目の前に現れたな、と思ったんですけど、その壁を壊してくれたのは新メンバーと、形が変わっても応援してくれているみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです」と語ったのはYU-TA。「7人となって、更なるステージを目指していろんなことに挑戦していきますし、僕たちのライブを観て、みなさんが少しでも明日また頑張ろうというそんなきっかけになれば嬉しいと思います。これからもみなさんの人生と一緒に寄り添っていく気でがんばりますので応援よろしくお願いします」と思いを伝えた。ラストはHIROTO。「もしあのとき(去年)違った選択をしていたら、いま自分はどうしていたのか、と考えることが怖いぐらい、いまこうして7人でたくさんのみなさんの前でライブができることが本当に幸せです。数あるグループの中でIVVYを好きになってくれて、IVVYを選んでくれて、夢を追いかけてくださってありがとうございます」という感謝とともに、「これからもみんなと一緒に最高の景色を見ていきたいと思います」という決意を伝えた。そしてツアーファイナル、ラストを飾った曲は「ツアーでずっと大切に届けてきた」という『With you』。心を込めて贈られた楽曲に、会場には笑顔があふれた。IVVY結成日の9月1日には7周年ライブをSHIBUYA CLUB QUATTROで行うことも発表。新生IVVYはまだ走り始めたばかり。これからどのようなグループとしての個性を見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。SET LISTM-1. AWAKEM-2. We Like PartyM-3. PainM-4. MirageM-5. AliceM-6. ReasonM-7. SpiralM-8. FreezeM-9. SwallowtailM-10. TK2M-11. BLUE DAISY《New Release》M-12. Brand New DayM-13. Let it go《New Release》M-14. SwingM-15. A:live【ENCORE】EC-1. SHOW 〜昇〜EC-2. With you取材・文:ふくだりょうこ
2022年06月30日人気・実力共にますます波に乗る、IVVY待望のNEWシングル『ALL ME』が「8/2(月)付オリコン週間シングルランキング 5位」を獲得した。今曲の世界観は、新型コロナウィルスの影響で何かと暗い世の中に、光を与える前向きなメッセージソング。自分らしく、自分を信じ、自分を好きになる……全世代に刺さる言葉が満載だ。メインボーカルの1人であるTOSHIKIの卒業シングルとなるが、“あくまで前向きな卒業”“進化への一歩”と語る彼らに、曲に対する思いと、IVVYの今後を聞いた。IVVYメンバー/HIROTO(リーダー)、YU-TA、TOSHIKI、KENTO.i、TAIYU悩みもがいたコロナ禍でも、自分たちも含めて「前向きに」と伝えたかった1曲――シングル発売としては、約1年4か月ぶりになる『ALL ME』。前向きな内容、身体が自然と動くようなサウンドで、聞いているだけで元気になります。これはやはり、昨今の暗くなりがちな世情を、応援したいという気持ちで生まれた曲なのでしょうか?HIROTOちょっと裏話から言うと、当初のデモでは恋愛ソングだったんです。歌詞も違っていて、今は「僕らしく」となっているところが「君らしく」だったりとか。でもやはり今のコロナ禍の現状とか、僕らIVVYのことで言うとTOSHIKIの卒業発表もあったりして、プロデューサーと話し合って、僕らはもちろん、聴いてくれた方が前向きになれるようなメッセージソングにしました。――コロナ禍の今と、TOSHIKIさんの卒業のWミーニングで、曲の方向転換をしたんですね。HIROTO『ALL ME』は、この世の中だからこそ、生まれた曲というか。僕たちもエンターテインメントをやっていくうえで、思い通りに活動が出来ない期間が続きました。なのでこの曲の「自分を見失わないで」「つまずいたって関係ない」等のメッセージ性の強さには、自分たちも救われている気分になります。聴いてくれる人たちにも、そういう明るい気持ちが伝わればいいな。――YU-TAさん、TAIYUさんはいかがですか?YU-TAやはり前作『WINK』から一番、世の中が変わったことと言えば、新型コロナウィルスの蔓延です。それによって、どんな人でも必ず悩みを持ったり、壁にぶち当たったりという日々を過ごしてきたと思うんですよ。僕自身も、どう動けばいいのかわからない時期がありましたし。なので、すべての人にどんな時も自分らしくいてほしいというメッセージを、この曲でしっかり伝えていきたい。これは本当に、自分を含めての話なのですが、自分という軸だけは絶対ブレてはいけない、自分を見失わないっていう心を、聴いてくださる皆さんに持っていただきたいです。TAIYU僕もホント、HIROTOさんとYU-TA君が言ってくれた感じで。新型コロナウィルスの影響で2020年~2021年は声が出せなかったり、なかなか思うようにライブができず悔しい時期を過ごして。だからこそ、自分らしさを大切にっていうテーマをかかげた『ALL ME』は、僕らが伝えられるリアルな曲になっています。大変な日々を生きている人たちの背中を、僕らが押してあげるのが、音楽の力なのかなって。また同時に、TOSHIKI君を送り出す、僕ららしい最後のシングルとしての『ALL ME』だと思います。僕たちの魅力を存分に注ぎ込んでいます。――ラップ担当のKENTO.iさんは、また別の視線があるのではないでしょうか。KENTO.i今回もラップを作らせてもらって、「僕ら繋いだあの日のステージ」っていう部分で、IVVYがメジャーデビューを決めるステージを振り返ってみました。「終わることがない絆」という部分は、TOSHIKIが卒業しても、僕らみんなの絆は終わらないっていう意味です。この後、「光り輝く栄光へ」って続くんですが、これはIVVYとTOSHIKIが目指している、明るい未来に向かっていくってことなのと同時に、新型コロナウィルスの先に見える明るい未来にもかけています。思いが伝わるといいなあ。――TOSHIKIさんは、メンバーの思いを背負って臨んだ『ALL ME』ということで、感慨もひとしおですね。TOSHIKIこういう明るい曲調で、どんなときも自分っていう人間は素晴らしい、1人ひとりが素晴らしい存在だっていう大事なことを、IVVY最後のシングルとして世の中に出せるのは、表現者としてすごくよかったと思います。サビでは「僕らしく」「本当の自分」という言葉が何回も出てきますが、キレイごとじゃなくて本来の意味で、これらが伝わればいいし、伝えられると思ってこの曲に挑みました。TOSHIKIの卒業はみんなで欲しい未来をつかむ第一歩。絆は終わらない!――TOSHIKIさんの卒業について、最後に聞こうと思っていたんですが、話題に出ているので、お伺いします。「卒業」いうワードはネガティブな印象がありますが、お話を聞いていると、決してそうではないのがわかります。TOSHKIこれまでIVVYとしてライブやイベント、YouTubeなどをやってきて、いろんな場所でいろんなIVVYを愛していただき、応援していただきました。それが急に「卒業です」という発表になって、ファンの皆さんをかなり驚かせてしまったと思うんです。でもそれも覚悟のうえで、それでもやっぱり進んでいきたい道がありました。そういう気持ちもメンバーに伝え、メンバーからも「お互いの道を進んでいこう」と背中を押してもらって、本当に前向きに、お互いに自分たちが向かいたい明るい未来に向かうための決断をしたんです。――IVVYのメンバーで、幸せでしたか?TOSHIKIもちろんです。全部好きなうえでの決断です。今までの活動の仕方では本当の意味で、IVVYが目指す場所にたどり着けないんじゃないかと自分で考えて、お互い目標に打ち込むための卒業です。HIROTOTOSHIKIとは個人としての付き合いも長いですし、グループとして6年活動して、彼自身がどんな人間かを、全部メンバーはわかったうえでの卒業です。TOSHIKIは俳優活動とグループの両立をしていましたけど、彼自身のもどかしさは伝わっていました。彼の性格上、ちょっと不器用なところもあるので、もっと集中して最高の演技を提供したいのにっていうフラストレーションがあったと思います。だから彼から卒業の話が出たときに、全員、TOSHIKIを送り出す気持ちでした。――皆さんは、TOSHIKIさんの演技の仕事を応援してらしたんですね。HIROTOはい、僕らも彼の演技は見に行っていましたから。そしてその演技で彼がすべてを物語ってくれていたというか……言葉じゃなくて。彼のもどかしさや真剣さが伝わってきていたから、彼が決めたことも納得いきましたし、「お互いに頑張ろう」っていう言葉がすぐ出てきました。――絆があるからこその理解です。HIROTOTOSHIKI自身、IVVYをすごく愛しているし、このメンバーだからこそ決断ができたと思っているんですよね。そうじゃなかったら、無理やり頑張っていたかもしれない。このメンバーだからこそ言えたんじゃないかな。僕はもともと、このIVVYというグループを作ったときに、TOSHIKIに「このIVVYで夢を広げてほしい。きっかけにしてもいいから」って伝えていました。なので実際に彼が演技をするという夢をもっと積極的に実現したいってときに、僕らがこうして送り出せるっていうことは、幸せなことです。ファンの方にはビックリさせてしまって申し訳ないのですが、僕たちは笑顔で送り出したいなと心から思っています。――これでIVVYの未来が終わるってことはないですしね。HIROTOそう、IVVYが解散するワケでもなく、TOSHIKIが芸能活動引退するワケでもありません。僕らIVVYのことで言えば、前に進んでいく姿勢をファンの方に見せたくて、新メンバーを入れるっていうことも同時発表させていただきました。それに関しても複雑な思いがある方はいると思いますが、僕ら的には意思を伝えたいというか……TOSHIKIの卒業発表だけだと、「どうするの、これから」っていうモヤモヤで終わってしまうかなと。だからオーディションの事も同時発表することで「IVVYは終わらないですよ!」っていうのを示したくて、5人で決断しました。――新たなIVVYを作ろうとしているんですね。HIROTO新生IVVYでは、今の5人が作る雰囲気は、もうないと思っています。新メンバーを入れるっていう決断に至ったのも、TOSHIKIがいない時点で今のIVVYではないので、心機一転、本当にゼロからスタートするつもりだからです。今までのIVVYは今までのIVVYでみんなの心にいてほしいけど、IVVY第2章を作らなきゃいけないっていうのが、メンバー全員の考えです。『ALL ME』のMVは5人がひたすらワチャワチャするHappyドキュメント――新曲『ALL ME』の話に戻ります。MVはどんな風になるのか、チラッと情報をお願いできますか?HIROTOMV見たらそれこそ、誰もネガティブにならないんじゃないかな。台本もなく、ただいつもの5人のふざけている感じを撮ってもらいました。ドキュメントに近い感じ。MVとして頑張ったのは、ソロカットのみです(笑)KENTO.i素の部分が出てます。HIROTO僕ら、TOSHIKIの卒業があったからって、仲がどうなるとか全くないので。それをMVで、ね。YU-TA吹き飛ばすじゃないけど。HIROTO見れば「ああ、やっぱIVVYっていいね」って言ってもらえる中身になったと、個人的には思っています。――今、すごく中身が気になります!KENTO.iこんな言い方されたらそうですよね、確かに(笑)HIROTOいや、もうパーティしています。TAIYU5人で、ひたすらお菓子とか食べててね。でもダンスシーンもあれば、ちゃんと歌っているシーンもありますから!HIROTOでも、ソロシーンだけ!TAIYUカットかかるまで、ひたすらみんなでワイワイ、ワイワイ。でもそれがすごく『ALL ME』の世界観を、映像で表現できています。――5人のシーンはワイワイ、ソロではバシッと決めている感じでしょうか?TAIYU決める感じ……?KENTO.i決めている感じではないよね。TAIYU自分らしくです。飾っていない感じ。HIROTO今回、指示と言う指示はなかったんです。台本とかもないですし。TAIYUなんか一番、自分らしく。HIROTOとにかく曲に乗って、自分らしく。クセが強い5人が集まってふざけていると、こんな感じかなって。なんか、いつもの僕らですね。――ちょっとワクワクします。IVVY – ALL ME (Music Video -Short ver.-)TAIYU初回限定盤にのBlu-rayには、メイキングも収録されてます。――前回シングル『WINK』のメイキングは、YouTubeで上がっていますね。TAIYUあ、そうですね。でも今回はパッケージとしてちゃんと初めて、メイキングが収録されました。IVVY – WINK (Music Video)IVVY – WINK (Making Movie)カップリング曲『Spiral』は各メンバーの解釈が交差する悲恋バラード――カップリング曲『Spiral』は、ちょっと悲しい恋愛の歌です。歌詞にひたったら泣いてしまいそう。HIROTOまあ、IVVYらしい歌です。――皆さんこちらは、どんな気持ちで歌っていらっしゃるのかなって。YU-TA自分は男心として歌っているので、垣間見える不器用さだったり、真っ直ぐとしか行けない、でも我に返ると振り回されている感じだったりを、イメージして歌いました。たどり着けないもどかしさとでも言うんでしょうか。――それは個人的な経験と照らし合わせて?YU-TA見てきたドラマとか、映画とかから、ニュアンスをくみ取りました。ただただ、悲しいだけじゃない歌なので、レコーディングしているときは難しいなって思いました。――TAIYUさんはいかがですか?TAIYUこの『Spiral』は、『WINK』制作時にコンペに一緒にあった曲なんです。僕はその時からこれはいつかIVVYのシングルとして披露したいって思ってて、ずっと取っておいてもらいました。だから今回、ようやく皆さんの前に披露させていただくことができて、すごく嬉しいです。――思い入れが強い!TAIYU2番はおろか1番のサビ終わりくらいまでしかできていなかった頃から、僕のお風呂ソングでした(笑)でも聞くたびに好きが増していって、2番のサビのふた回し目に「綺麗な景色」っていう表現が出てくるんですが、ここHIROTOさんのパートなんですけど、自分のあふれる思いがセリフ口調になっていくところが、特にグッときます。――イチ押しの聞き所ですね。TAIYUその後にKENTO.iさんのラップが更に弾んで、ラストのサビが来て転調して……『Spiral』は、僕らが今まで歌ってきたバラードとはひと味違う感じ方が出来る曲なので、楽しんでいただけたらと思います。――本当にこの曲がお好きなのが伝わってきます。TOSHIKIさんはいかがでしょう?TOSHIKI『Spiral』は僕らの今までの曲の中でトップなくらい好きです。――おお、TAIYUさんに負けないくらいの好きっぷり!TOSHIKIやっぱり刺さる曲です。YU-TAが言っていたように、満たされない思いが常にあって、1番から2番に進むうちにどんどん物語が埋まり、思いが膨らんで、別視点のような内容も絡んで……いろんな要素があふれ出て、最後、「全部好きだよ!」って言って転調するっていう。――ドラマチックです。TOSHIKI常に満たされない、色んなことを考え始めて色んなものが出てきて、悲劇のヒロインじゃないけど若干そういう悲しい世界が好きなんじゃないか、浸っているんじゃないかって感じです。――「悲しい世界に浸ってるんじゃないかな」って感想は冷静ですね。一歩引いて歌っている?TOSHIKIそうなんですかね、今の感想だと。――歌っているときは皆さんエモーショナルに見えますし、TOSHIKIさんは特に、高音が美しいので聴く方も引っ張られるので、冷静さにちょっと驚きました。TOSHIKI曲を初めて聞いたときに、分析じゃないですけど、やっぱり考えましたから。――HIROTOさん宜しいでしょうか。HIROTO逆に僕は曲に溺れてしまいました(笑)曲を初めて聴いたときの印象は、やっぱりこういう恋愛系バラードは、IVVYっぽいなというものです。そしていざレコーディングでブースに入って歌ってみたら、思い切り感情だけで歌ってしまって……。――HIROTOさん、熱血のイメージがあるのでこちらは納得です!HIROTO僕自身はこの3人のメインボーカルの中でも、一番感情で歌っちゃうタイプなので……でも歌った後に「あれ?なんかこの曲の解釈間違えていたかも?」って心配しました。もうちょっとサッパリ、サラッとキレイに歌うのかなって事前には考えていたんですよ、本当は。でもいざ歌うと、「ねぇ分からない」とか「知らないでしょ?」とか、セリフチックなところがあったりして、だいぶグッときてしまって。後でエンジニアさんに「大丈夫ですかね?感情入り過ぎですかね?」って訊いちゃいました。「逆にいいよ」って言っていただきました。――素敵でした。HIROTOありがとうございます(笑)この曲、そもそもトラックでも透き通ったようなキレイなイメージが、僕にはあって。音程がすごい上下して、最後転調もするんで1曲の中で、すごくドラマチックな作りになっています。――KENTO.iさんは、ラップ部分の制作秘話があれば、教えてください。KENTO.iいつもデモが来た時に歌詞を見ながら1回曲を聞いて、解釈するんです。『Spiral』はShogoさんに作詞をしていただいてますが、自分の経験と照らし合わせて、想像と現実を合わせてラップを作りました。8小節の中で「好きから抜け出せない色褪せない恋心だけは消えさせない」ってところは、韻を踏みながらこのワードが良く出てきたなと我ながら思いました(笑)――会心の出来。KENTO.iもどかしい自分と、切なさがすごく伝わるんじゃないかな。あと僕、ラップは結構感覚で書いちゃうんで、「あの日に見た景色君の横顔my memory に刻むこの melody」のところは、歌う時も吐き出すような感じで、ここの最後の思いを訴えます――ラップは感情におぼれすぎると技術がおざなりになりそうだし、かと言って韻にだけこだわるとテクニカルになりすぎるし、バランスが難しいですね。KENTO.i自分はすごく言葉を大事にしています。特にバラードは、韻を踏みながらもメッセージを送るよう心掛けていて。そうじゃないと、適当に韻だけ入れればいい作詞になってしまうし、それはアーティストとして違うなって思います。――日本語が好きで、言葉を大事にしないとできないですね。KENTO.iあ、でも。普段しゃべっている日本語はぜんぜんダメなんですよ。曲になるとまとまるんですけど。普段みんなとしゃべっているときとか、MC中はまとまらないですよ。一同(笑)――実は私、『WINK』発売時もインタビューさせていただいたんですが、そのときは皆さん、TOSHIKIさんがMCをすると一番天然だみたいなことをおっしゃっていたんです。どうですか?TOSHIKIえ?一同(笑)HIROTOこれです。こんな感じです、MC中振ると「え?」って言って、全く聞いてないんですよ。これが彼です!TAIYUホント、まんまのリアクションだった。――TOSHIKIさんはおしゃべりは上手になりましたか?HIROTOこの通りです。TOSHIKI聞いてなかった。あはは!HIROTO卒業は許したんですが、これだけは心配で。親心みたいに、1人だけどいけんのか?って。そっちの方が心配。一同(笑)IVVYが一番大切なのはファンの皆さんです。ライブでお会いしましょう!――ここまで、コロナ禍で皆さんも悩んだお話、そして新生IVVY、TOSHIKIさんの門出についてお聞きしましたが、最後にファンへのメッセージをお願いします。HIROTO僕らにとって何が一番大切かっていえばファンの方々で、ファンがあってこそのIVVYで、それは今まで忘れたことがありません。皆さんがいるからこそ、僕らは活動が出来ています。でも実は、大変な世の中になってしまい、ファンの方々と接する時間が少なくなってしまい、今まで応援してくださった方々が、どこかに行ってしまうんじゃないかという不安と、ずっと戦い続けてきました。――わかります、ファンも不安だったけど、ご本人たちも不安だった。HIROTOでもそういう中でも少しずつオンラインでライブが出来るようになったり、お客さんを減らしてライブが出来るようになったりで、目の前にファンの皆さんの顔があったときに、「ずっと待っていてくれたんだ!」というのが……言葉で言うのは簡単ですけど、感謝しきれないというか。――やっと会えた、やっと同じ時間を共有できたという喜びと感謝ですね。HIROTO去年の8月のツアーで、約半年ぶりくらいにお客さんを入れてライブしたとき、泣いてしまいました。コロナ禍になったから忘れていたことを思い出した、ということではないんです。ファンはいつだって一番大切。でも、よりありがたみを感じられたっていうのは事実で、それはメンバー全員でポジティブに捉えるようにしています。――オンラインライブも、もともと地理的なことでライブに行けないファンを中心に、すごく嬉しいことだったと思います。HIROTO確かに僕もオンラインというツールは大事だと思っています。日本だけじゃなく、世界でも応援してくださる方がいる現状、更に1人でも多くの人に僕らのライブを届ける手段としては、今後失くす必要はありません。ただ、IVVYは生のライブを大切にしているので、正直、直接観てもらえるライブを増やしていくのは絶対です。世の中にあわせて、少しでも多くお客さんを入れて、直接僕らが伝えられる場所を増やしていきたいですね。――今後のIVVYの活躍が楽しみです。HIROTOファンの方々には色んな思いをさせてしまっていますが、最終的には僕らのステージを見ていただきたいです。それで悪いと思うなら、僕らが悪いです。でも、僕らはそこで納得させる自信があります。形が変わっても、ファンの方々に応援していただけるような、恥じないようなIVVYをお見せしますので、ぜひライブに来て直接感じていただければという気持ちです。――心強い言葉に、ファンの不安も一掃されそうです。どうもありがとうございました。「ALL ME」の配信はこちらからぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントIVVYのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/鬼澤礼門、取材・文/中尾巴
2021年07月30日【音楽通信】第65回目に登場するのは、全員が180cm超えの高身長で華やかなルックスで魅了するステージが話題のダンス&ボーカルグループ、IVVY(アイビー)!【音楽通信】vol.65充実した結成5周年写真左から、TAIYU、TOSHIKI、HIROTO、YU-TA、KENTO.i。2015年に結成され、2017年にメジャーデビューした、HIROTOさん、YU-TAさん、TOSHIKIさん、KENTO.iさん、TAIYUさんからなるダンス&ボーカルグループ、IVVY。結成前も五者五様の才能を発揮していて、リーダーのHIROTOさんは高校時代にサッカー部で全国大会に出場したキャリアの持ち主で、YU-TAさんは警察官の内定をもらいながらも、アーティスト活動の道を選びました。TOSHIKIさんは消防士として東京消防庁でハードワークをこなし、KENTO.iさんは元Jリーグのジュニアユースに所属していたサッカーエリート、最年少のTAIYUさんは陸上競技で北海道3位の経歴があるんです。メンバー全員が180cm超えの高身長で華やかなルックスで魅了するステージが話題となり、2018年から2020年に発売したシングル3作品すべてがオリコン週間ランキング TOP10入りを記録しました。そんなIVVYさんが、2020年12月30日に1stアルバム『AWAKE』をリリースされるということで、メンバーのみなさんにお話をうかがいました。ーーまずはおひとりずつ自己紹介と、影響を受けた音楽から教えてください。HIROTOリーダーでボーカルのHIROTOです。親戚にバンドのFLOWさんのアルバムを借りてから、聴くだけではなく、自分でもドラムを叩きたいと思うようになり、独学でドラムを始めたことが、音楽を始めたきっかけです。歌手として活動したいと思ったのは、元EXILEさんの清木場俊介さんの歌を聴いて「歌はこんなに人の心に響くものなのか」と感動してから、歌手を目指すようになりました。YU-TAボーカルのYU-TAです。両親が音楽を好きで、いつも家で音楽が流れていた環境でした。いまでも印象深いものは、母親が大好きで聴いていた安全地帯さんです。僕が幼稚園児の頃、歌詞の意味もわからずに歌っていたりと、歌うことが好きな子どもでした。学生時代は学園祭で歌ったこともあり、素人ながら人前で歌う喜びに衝撃が走り、本格的にアーティストになりたいと決意しました。TOSHIKIボーカルのひとりでもあり、俳優「立石俊樹」としての活動もしているTOSHIKIです。影響を受けた音楽は、両親やふたりの姉が好きでよく聴いていたGLAYさん、スピッツさん、桑田佳祐さんなどの曲を物心着いた頃に聴いていました。KENTO.iラップを担当しているKENTO.iです。影響を受けたアーティストは、BIGBANGさんとiKONさんです。この2組の音楽を聴いて、実力派のアーティストになりたいと思いました。TAIYUボーカルのTAIYUです。影響を受けたのは、EXILEさん、三浦大知さん、AAAさんです。昔から音楽が好きで聴いていたのですが、映像を見て、どんどんダンスに惹かれて「僕もこんなふうに踊りたい!」と思い、ダンスを始めました。Perfumeさんや中田ヤスタカさんの音楽も好きです。テクノポップやFuture bassのような電子音がすごく好きなので、踊るときはそういう音楽をかけていることが多いですね。ーー個性豊かな5人のみなさんが、IVVYを結成したのは2015年だそうですね。HIROTO僕が“歌って踊るグループ”を作りたいと思ったことがきっかけで、当時同じボーカルレッスンを受けていたYU-TAに声をかけたのが、IVVYの始まりです。セルフプロデュースについて勉強して、すべて自分たちで始めることにしました。YU-TAHIROTOに「グループを作りたいんだ」と誘われて、そこに根拠のないワクワクがあり、即決で加入を決めたんです。その後、TOSHIKIを推薦して、初期のIVVYが始まったんです。そうやって、HIROTOが声をかけていって、いまの5人になりました。ーー2017年にメジャーデビューされましたが、デビューのことは結成当初から目標にされていたのですか。また、2020年は結成5周年ということで、振り返ってみていかがですか。HIROTOメジャーデビューは絶対叶えたい夢のひとつでした。僕が思っていたシナリオより早い段階でメジャーデビューでのリリースをすることができて、もう3年が経ちます。リリースするたび、グループとしての成長を感じています。振り返れば大変なことばかりでしたが、個人としてもグループとしても、どれも充実した5年でした。YU-TAまずは念願のメジャーデビューを迎えられたときのうれしさは計り知れないものがありました。ただ、それから2枚目のシングルリリースまでは思うような結果が出ず、もがき悩み続けて。時には十分なパフォーマンスができない環境で、ステージに立ったこともありました。でも、そんな経験があったからこそ、いまは多くの方にサポートをしていただき、恵まれすぎている環境で活動をさせていただいていることに、心から感謝しています。2020年はこの情勢下で思う通りの活動ができず、悔しい時期がありました。考える時間が多く、改めて普段の生活へのありがたさ、ファンのみなさまの存在の大きさを再確認できました。さまざまな経験は、いまとなってはプラスにとらえています。僕たちは常にみなさまの前に立って、ポジティブな存在でいるので、これからも僕たちについてきてほしいですね。TOSHIKIまだ結成5周年ではありますが、その倍は時間が経過している感覚があります。それほど毎日が自分との勝負の連続で、いまの自分を形作る大切な時間でした。KENTO.iやっとつかんだメジャーデビューからいまに至り、ずっと大きな夢を持って、日々コツコツ進んでいることに何にも変わりはありません。デビュー当時から成長している実感もありますし、これからもさらに成長していきたいです。TAIYU高い目標を持ちながらも、目の前のことをひたすら乗り越えてきたから、ここまで来られたのかなと。TOSHIKIが俳優活動をしているときは、4人での稼働も多く、特にデビュー当初は大変でしたが、5人揃ってステージに立ったときは、どのグループにも負けないという自信があります。そうしたなかで、5人の絆がより深まりましたね。念願の1st アルバムはすべてをさらけ出した1枚リーダーのHIROTO。作詞作曲も担当。1994年6月5日生まれ。180cm、B型。ーー2020年12月30日には初の1stフルアルバム『AWAKE』をリリースされます。ダンサブルな楽曲から爽やかなバラードまで、多彩な楽曲が詰まっていますね。HIROTO結成5年で念願の1st アルバムなので、すべてをさらけ出せるような1枚にしたいと思って制作しました。YU-TAまず僕たちの念願であるアルバム発売に至れたことがとてもうれしいです。今作はとにかく楽曲の振り幅が広く、IVVYのアーティスト性をふんだんに詰め込んだ1枚になりました。僕たちのアルバムが店頭に並ぶことを想像すると、まだ実感はないですが多分、泣きますね。TOSHIKIこのアルバムリリースは、アーティストを目指し始めたときのメジャーデビュー同様、目標のひとつでした。でも、先を見据えながらの活動だけではなく、まずは目の前のことと向き合う日々だったので、実は今回アルバムリリースを迎えることになっても、あまり実感は湧かなかったんです。多種多様の楽曲が収録されているのは、これまで僕らが挑戦してきた証と、これからも果敢に挑戦していく決意表明の意味もあります。KENTO.i初のアルバムということで、夢のひとつが叶ったことがシンプルにうれしいです。もちろん全部の曲のラップを作るときもそうですが、1枚目のアルバムということもあって、かなり気持ちを込めて、気合を入れて作ったので、リリックにも注目して聴いてほしいです。TAIYU「AWAKE」を含む新曲5曲に既存の未収録曲が入るなど、これからの新しいIVVYと、これまでのIVVYのすべてを詰め込んだ1枚に。新曲のジャンルもそれぞれ違って、いろいろな顔を見せるアルバムに仕上がりました。YU-TA(Vo)。九州出身、最近はピアノ弾き語りも披露。1994年1月24日生まれ。181cm、A型。ーー収録曲から、いくつかおうかがいいたします。アルバムのタイトル曲でもある1曲目「AWAKE」はハードな印象ですが、タイトルにした理由と、どのようにこの曲が生まれたのかお聞かせください。HIROTOいままでやったことのない曲調の「AWAKE」を表題曲にすることで、これから挑戦していく意思表示や決意表明ができると思いました。そして今年8月に行ったライブツアーの1曲目に披露することも先に決まっていたので、来てくださるファンのみなさんを良い意味で驚かせたい気持ちで制作しました。YU-TA「覚醒」の意味を持つ「AWAKE」は、結成5年を経て、いままでの経験とこれからの期待に対する覚醒の意味を込めて、表題にさせていただきました。TOSHIKI初のアルバムをいままでの総集編という位置づけではなく、「ここからさらに進化していくぞ」という決意表明も込めて、メンバーでこのアルバムタイトルにしました。ーー今作には新曲が5曲収録されていますが、そのなかのひとつ「軌跡」はドラマチックなナンバーですね。HIROTOもともとこの曲は新曲候補の中には入ってなかったんです。メンバーで話し合い、「どうしても1曲、自分たちで作詞作曲させてほしい」というお願いのもと、制作にとりかかりました。いま世の中が大変で、自分たちも改めていろいろなことに気づかされたからこそ、ファンのみなさんに伝えたいメッセージや、これまでのIVVY、いま、そしてこれからのIVVYをすべて曲に詰め込みました。アルバムの中で唯一、日本語タイトルにしたのも意図的で、この曲がアルバムの核のような存在になってほしいと思っています。YU-TA「軌跡」は、TOSHIKIと共作で作詞させていただきました。僕たちが音楽を好きになりアーティストを目指し始めた頃の気持ち、順調ではなく泥臭く前に進んだ時代、それからこのメンバーに出会うことができてファンのみなさんに少しずつ愛されてきた軌跡。そしてその出会いに対する感謝と、これからの希望を詩に込めさせていただきました。TOSHIKI2020年、世界的にやむを得ない状況に見舞われて、僕にとっても表現を届ける機会が奪われたことで、いままで音楽を通して届けていたものが途切れたとき、受け取る側だけでなく届ける側の僕まで元気がなくなることがありました。ですが、いまは表現を届けることの有り難みが僕にとってさらに強くなりました。そんなこれからの僕がしていきたいことを素直に歌詞にさせていただきました。KENTO.iラップは最初の4小節は自分たちの強い気持ち、後半4小節はファンのみなさんへ「決して何があってもひとりじゃない。僕らが味方」という、寄り添う言葉でラップを作りました。TAIYUこの「キセキ」はふたつ意味がありまして、IVVYがこれまで歩んできた道のりの「軌跡」を描いていること、そしてメンバー5人がこうして出逢い、共に活動できている「奇跡」。いまの僕たちをストレートに伝えている楽曲だと思います。メンバーが作詞作曲していることで、より感情がこもり、僕らにとって大切な楽曲になりました。TOSHIKI。俳優「立石俊樹」としても、舞台・ドラマを中心に活動中。1993年12月19日生まれ。181cm、O型。ーー切ない気持ちを歌い上げたリード曲「Freeze」にこめた思いも教えてください。HIROTO約1年前からキープさせていただいていた楽曲で、当時「アルバムをリリースするときはこの曲を収録したい」とメンバーで話していたので、新曲の中で最初にアルバム収録が決まっていた曲になります。そのくらいこの切ない歌詞とメロディが僕には刺さっていて、ライブでは感情があふれるほど、この楽曲の世界観に入り込んでいます。YU-TAこの楽曲のデモを聴いたとき、この曲の持つ世界観に吸い込まれたことを覚えています。切なさの中にあるもどかしい葛藤を描いていたり、悲しいだけではない真の強さがあったり、聴くほどに曲の良さに引き寄せられます。TOSHIKI世の中、自分の意思だけではどうにもならないことがあると思いますが、この曲に関しては「別れを受け入れられない。受け入れたくない。でもどうしようもなく受け入れなきゃいけない」という気持ちを表現しました。KENTO.i好きだった人の存在と背中が少しずつ離れてくという、切ない想いをラップにして作りました。ラップも聴くだけではなく、リリックをゆっくり読むだけで、また僕の伝えたい世界感が伝わるのではないかと思います。TAIYUこの曲は特に歌詞の内容が刺さる1曲。切ないメッセージと共に、その歌詞を表現するダンスにも注目してほしいです。ライブ中に想いがこみあげてきて、涙が出そうになることも(笑)。それほど歌詞に強いメッセージが込められています。ーー「WINK」は、自己最高位のオリコン週間シングルランキング6位となったシングル曲でもありますが、ご自身のまわりでも反響はありましたか。HIROTO「WINK」は今年リリースしたこともあって、自分にとっても記憶に新しい曲です。IVVYらしいさわやかなキャッチーソングで、何度も「WINK」を連呼する曲なので、まわりからの反響も高かったですね。ミュージックビデオでも、普段の仲の良いIVVYを見せることができたので、ファンのみなさんからも愛される1曲になりました。YU-TAこの楽曲は初のバラエティ番組のタイアップ曲に起用していただき、放送後によく連絡をいただきました。両親は毎週番組を録画してくれているのですが、そのことを聞いてうるっとしました。KENTO.i。スキルの高いラップが武器。1994年6月9日生まれ。182cm、AB型。TOSHIKI僕も、久しく連絡を取っていなかった同級生から連絡が来たり、行きつけの美容室の方がIVVYにハマってくれていたり、とてもうれしかったです。KENTO.i友達からも「聴いているよ!」などと反響があり、少しずつまわりに僕たちの曲が浸透している様子が伝わってきて、素直にうれしいですし、これからさらに成長して上に上がり、もっとたくさんの人を魅了したいと思いました。TAIYUさわやかなアップソングで、たくさんの方から感想をいただいています。僕は朝この曲を聴くことが多いのですが、朝や気分を上げたいときにピッタリの曲なので、より聴いていただける機会が多いのかなと。また、サビの振り付けもファンのみなさんと一緒に踊れるものとなっているので、気軽に楽しんでもらえる曲でもあります。僕らに新しいジャンルをひとつ切り拓いてくれた楽曲ですね。ーーでは「Brand New Day」はどのようなイメージでできた曲でしょうか。HIROTO2、3年前からライブで披露していた曲で、ファンの方からはリリースしていないにも関わらず、絶大な人気を誇っています。この曲を世に出すのは絶対にアルバムをリリースするときだとメンバーでは話していたので、ようやくみなさんにお届けできるという気持ちですね。IVVYでは珍しい「踊らないキャッチーソング」なので、ライブでみなさんと一緒に楽しみたいという思いから、この曲は作られました。YU-TA僕たちはダンス&ボーカルグループとして活動させていただいていますが、歌モノで踊らずに、ファンのみなさまの目をしっかり見てコミュニケーションを取れる曲を作ろうと思い、制作に至りました。TOSHIKI僕自身、なかなか前向きでいられないときに、歌に救われてきたので、僕と同じ想いをされている方がいたら、ぜひ歌で大切なことを伝えたいと思っていて。不思議なもので100のうれしいことがあっても、自分にとってひとつの嫌な出来事ですべてをダメだと思ってしまうことってあると思うんです。そんなときに「振り返れば隙間がないほどの笑顔がある」ことを思い出してほしいと思って、歌っています。すべて無駄ではないし、絶対に次が待っていますからね。KENTO.iこの曲のラップは、何があっても希望は消えることはないから前を見て進んでいこうという、すごくポジティブになるような明るい言葉で作りました。このリリックで前向きになってくれると思います。TAIYUまず、ついに音源化することがとてもうれしいです。当初は「踊らなくて、ライブ会場のみなさんが一緒に手を振ったりできるようなミディアム曲がほしいね」と話して、制作したんです。リリースイベントなどでも老若男女問わず、幅広い年齢層の方たちに気に入っていただけている楽曲。ライブではほぼ自由に歌ったり表現したりしているので、いちばん素の僕たちが出ている曲じゃないかな。TAIYU。IVVY最年少にして振り付けを数多く担当。1996年5月13日生まれ。180cm、O型。ーー現在NTT西日本エリアでCMソングとしてオンエア中の新曲「With you」は、みなさんの歌声がストレートに響き合っている楽曲ですね。HIROTOこの曲は本当に僕の中では特別。毎回ツアーやワンマンなどのライブのラストに歌う曲なんですが、ライブの最後に歌う曲として作られました。この曲も3年ほど前から歌っている曲なので、自分の中ではファンの方と一緒に歩んできた曲です。毎回、ファンひとりひとりの心に届くよう、すべてに感謝して魂だけで歌っています。YU-TA僕たちを応援してくださるみなさまがあっての僕らなので、その感謝を込めて歌わせていただいていますね。地元の長崎でもCM曲として毎日放送されていて、生まれ育った場所や家族、仲間に対する恩返しにもなった楽曲なんです。歌う際は、いつもファンのみなさまや家族の姿が思い浮かびます。TOSHIKIメジャーデビューが決まったワンマンライブからずっと歌い続けている曲なので、歌うたびにいつも応援してくださるみなさんへの感謝が深まっています。そしてこれからも歌を届けるという信念、「もっと大きなステージに連れて行く」という強い気持ちで歌わせていただています。KENTO.iこの曲のラップは、常に支えてくださるファンのみなさんへストレートに気持ちを伝えるために、わかりやすい言葉でラップを作りました。リリックにすべての気持ちを込めています。TAIYUどんなときもひとりではなく、そばにいるという思いを歌詞にのせて届けています。NTT西日本さんのCMにも起用していただき、よりたくさんの人に寄り添ってくれている曲ですね。IVVYとしてさらなる進化と飛躍をして笑顔を届けるーー音楽以外のことでは、みなさんはおうち時間をどのように過ごしていますか。現在ハマっているものやご趣味があれば教えてください。HIROTOもともと僕は作詞作曲を勉強していて、IVVY以外で楽曲提供などもしていたのですが、よりスキルを上げたかったので、家ではDTMの勉強をしていました。もっと音楽に触れて自分の感性を広げたいと思いましたし、「やっぱり僕は音楽が大好きなんだな」とつくづく感じます(笑)。あとはゲームが大好きなので、TAIYUと一緒に通話しながら、よくゲームをします。YU-TA僕は、いままでサボっていたピアノの練習をしています。TOSHIKIいまはカードゲームにハマっていますね。ただ、対戦相手がいないのでだいたいひとりでふたつのデッキを使って、ひとりで対戦していますが、たまにTAIYUに付き合ってもらうことも(笑)。KENTO.iおうち時間が増えて、普段触れてこなかった曲を聴いてみたり、YouTubeを見てみたり、新たな世界をたくさん見て聴いていろいろと研究しています。TAIYU僕は犬を飼っているのですが、今年は散歩の距離が倍くらい長くなりました(笑)。最近は犬との散歩の時間がとても落ち着くので、犬が散歩したいというよりも、僕の散歩に犬を付き合わせている感じ(笑)。あとは、部屋の模様替えをして、自分にとっていちばんしっくりくる形になって、新たな家具を加えて過ごしやすい家になりました。ーー現在は、新しい生活様式で暮らす日々となりましたが、以前はメンバー5人でどこかへおでかけになることはありましたか。HIROTO仕事以外ではなかなか一緒にどこかに行くというのはないかもしれませんね、なんせほぼ毎日一緒にいますから(笑)。IVVYはすでに家族みたいなものなので、仲が良いからこそ、プライベートまで一緒にどこかに行こうとはならないというか、恥ずかしいです(笑)。YU-TA確かに(笑)。でも以前は、みんなでディズニーシーへ遊びに行ったり、お仕事の打ち上げという名目で、ただただご飯を食べてワイワイすることはありましたね。TOSHIKIディズニーシーに5人で行ったときは、乗り物の待ち時間に“人狼ゲーム”などをして過ごして、楽しかったです。最近はなかなか日程が合わず行けませんが、また行きたい!TAIYUあのときは、男5人で無邪気な子どものように、たくさんアトラクションに乗ったね! そういえば、USJにも行きました。旅行というよりは、テーマパークに遊びに行くことが多いかも。まだまだ心は少年の5人です。KENTO.iほかにも、以前はそれこそみんなで家に集まって、鍋とかしたりしましたね(笑)。またやりたいです。ーー楽しそうですね! ところで、IVVYの楽曲にはラブソングもございますが、みなさんが思うすてきな女性像というと、どのような女性だと思われますか。HIROTOやっぱり、笑顔が大切かな。笑顔が多いほうが、男性でも女性でも、相手に見えないエネルギーを与えることができると思いますし、すてきな人の絶対条件だと思います。あと個人的には、料理ができる人はすてきですね。僕、食べることが好きなので(笑)。YU-TA僕は、何か目標があって、頑張っている方に魅力を感じますね。TOSHIKI思いやりがあって、優しい人、一生懸命な人がすてきだと思います。KENTO.iやっぱり夢を持つこと、仮に夢がなくても常に自分らしさ、自分の意志を持って日々強く生きている人は、すてきだと思います。自分もこれからも大きな夢に向かって、強く生きたいから。TAIYU相手に思いやりを持てる人、ささいなことにも気を遣える人は、すごくすてきですよね。ちょっとした行動や言葉で、人は幸せになるので。あとは、たくさん笑う人も、幸せのエネルギーがいろいろな人に伝染するので、すてきですね。ーーでは最後に、IVVYさんの今後の抱負を教えてください。HIROTOいま世の中が大変な時期で、僕らも予定していたライブが中止になって、応援してくださっているファンのみなさんに満足していただける活動ができず、悔しいです。ですが、メンバーは前向きな話し合いを繰り返し、今後のプロジェクトを考えているので、いまできることを少しずつでもしていくのはもちろん、いちばんの目標であるドームライブに向けて、来年もさらなる飛躍を目指します。YU-TA僕らの音楽を全国のみなさまに届けて、常にポジティブな存在になり続けたい。僕たちはドームツアーを回るのが目標なので、そのためにもまずは全国ツアーでみなさまのもとに会いに行きます。僕らの音楽を愛していただけるように、最高の音楽を作り続けて、このような世の中でも笑顔になれるように、これからも全力で精進していきます。TOSHIKI常に進化し続けたいです。でも、大事な部分は変わってはいけないと思っています。世の中の状況を考えると、具体的には明言できませんが、形は変わっても中身は変わらない素晴らしいものを聴いていただき、見ただけで「良い!」と思ってもらえるアーティストになっていきたいと思います。KENTO.i5大都市のツアーが東京以外中止になっているので、まずはまた最高のライブを届けに行きたいですね。めっちゃ期待していてほしいです! そして大きな夢は常にあるので、何があってもそこに向かって少しずつ進んでいって、ファンのみなさんにお会いするときに、最高の姿や最高の景色を見せていきます。TAIYU2020年はとても変化のある1年で、計画通りにいかないことも多かったですが、ファンのみなさんやスタッフのみなさんの支えのおかげで、いまも活動できています。そんな方々へ恩返しできるように、IVVYの音楽で幸せを届けていきますので、これからも応援のほどよろしくお願いします。取材後記それぞれのフィールドで才能を発揮しながらも、「IVVY」となって、さらなる可能性を広げ続けているHIROTOさん、YU-TAさん、TOSHIKIさん、KENTO.iさん、TAIYUさん。結成5周年を迎えて、これからもより強い気持ちで、ご活躍されていくことでしょう。そんなIVVYさんの1stアルバムをぜひチェックしてみてくださいね。取材、文・かわむらあみりIVVYPROFILEHIROTO、YU-TA、TOSHIKI、KENTO.i、TAIYUのメンバー全員が身長 180cm 以上という、ダンス&ボーカルグループ。高校時代、サッカー部で全国大会に出場したキャリアをもつリーダーのHIROTO。警察官の内定をもらいながらもアーティスト活動の道を選んだYU-TA。消防士として東京消防庁でハードワークをこなしてきたTOSHIKI。元Jリーグのジュニアユースに所属していたサッカーエリートのKENTO.i。陸上競技で北海道3位の経歴をもつ最年少のTAIYU。IVVY 結成前より、それぞれのフィールドで才能を輝かせてきた5人。2015年9月、HIROTOにより、グループ結成。2017年10月、シングル「Baby I’m Back」でメジャーデビュー。その高い身体能力を活かした圧倒的なダンスパフォーマンス、定評のある歌唱力と美しいコーラスワーク、スタイリッシュなファッションなど、すべてにこだわり抜いたライブ活動が話題に。2020年3月にリリースしたシングル「WINK」は、オリコン週間シングルランキング 6位を獲得。シングル3作連続オリコン週間ランキング TOP10を記録した。12月30日、1stアルバム『AWAKE』をリリース(音楽ストリーミングサービスおよび主要ダウンロードサービスも同時配信スタート)。InformationNew Release『AWAKE』(収録曲)01.AWAKE02.SHOW~昇~03.Light on fire04.Mirage05.軌跡06.First&Last07.Freeze08.WINK09.Brand New Day10.Rock city11.A:live12.With you*収録曲は全形態共通。2020年12月30日発売(通常盤)VICL-65434(CD)¥2,727(税込)*トレーディングジャケット封入(通常盤ver.全5種類のうちランダム1種)*キャンペーン応募券封入 (初回盤・通常盤共通)(初回盤)VIZL-1816(CD+Blu-ray)¥6,364(税別)[Live Blu-ray] *初回・スペシャルBOX共通。IVVY ONEMAN LIVE-AWAKE- (2020.08.08 at NAKANO SUNPLAZA)01.AWAKE02.SHOW~昇~03.Rock city04.Mirage〜MORE〜Mirage (Medley)05.Alice06.軌跡07.One love -piano ver-08.JOK3R (Dance performance)09.Higher10.Pain11.First&Last12.Freeze13.WINK14.Brand New Day15.A:live16.We like partyENCORE 01.Light on fire02.With you(5周年記念!豪華スペシャルBOX<2020セット生産限定>)NZS-821(2CD+2Blu-ray+Photobook)¥10,000(税別)[Bonus CD]01.Goddess / IVVY HIROTO02.Hands up / IVVY KENTO.i03.ONE / IVVY TOSHIKI04.歩み / IVVY YU-TA[Bonus Blu-ray]*Music Video01.First&Last02.Light on fire03.Too late04.WINK05.Alice*フォトブック仕様・豪華ブックレット。*トレーディングジャケット封入(豪華スペシャルBOX ver.合計5枚セット)*メンバー1人の直筆サインがランダム封入。メンバーの指定はできません。
2020年12月29日ダイナミックなダンスパフォーマンス、力強いラップ、声を引き立て合うコーラスが魅力の、ハイスペック・ダンス&ボーカルグループ“IVVY”。ダイナミックなパフォーマンスを身上とするライブは、「自分たちで作り上げる」ことを重視し、強いメッセージを発信している。2020年12月30日に発売するフルアルバム「AWAKE」は、結成5周年を迎える彼らのキャリア集大成。こだわりや注目のポイントについてはもちろん、メンバー同士の裏話、新型コロナウィルスの影響で、厳しい状況が続く現在の心情についてまで、赤裸々に語ってもらった。バラバラの個性の塊がIVVYなんです!ーーIVVYの過去の曲を聴くと、そのバラエティの豊かさに改めて驚いてしまいます。HIROTOそうですね、本当に幅広いジャンルの曲をやっているグループだと思います。ポップなものからヒップホップなものまで、色んな引き出しを持ち、どんな曲もこなせるようになるのが目標です。あと、メンバーで作詞作曲だったり、振付だったり、演出だったりもやっているので、世間的にはアーティスト色の強いグループと、認識されているように思います。「自分たちで作り上げる」というのが、グループの核の部分なんです。IVVYにしかできないことに、こだわっています。ーーメンバーの紹介を、他己紹介でお願いします。TAIYUではまずTAIYUからTOSHIKIくんを紹介させてもらいます!TOSHIKIくんは何と言っても、IVVYの顔!舞台でも活躍していて、音楽とは別の角度からもIVVYを引っ張ってくれています。彼の中身はですね、見ての通りちょっと足りないところもあるんですが……。一同爆笑TOSHIKI僕まだ何も言ってないし、何も見せてないから!勝手に下げない!TAIYU意外と天然な彼です。でも時には「ついて来いよ」みたいな態度をとる、大きな心と器を持っている男であり、優しい所もあります。IVVYのボーカルはHIROTOくんYU-TAくん、TOSHIKIくんの3人で声の色がまったく違うんですが、TOSHIKIくんは透き通るハイトーンボイス。声的には一番キーが高いんで、観客にIVVYの印象を残す、メインのところを歌っています。歌唱のインパクトが、大きいんです。ーー王子様のようなTOSHIKIさん、天然とは意外です。TAIYUライブのMCで、1人だけ違う世界にいることがあって。「そうだよね、TOSHIKI!」って言ったら「あっ? ああ」とか、そんな感じです。それくらいすっとぼけてて、会話が基本、成り立たないことが多いです(笑)ーーそんなTOSHIKIさんからHIROTOさんはどんな人に見えますか?TOSHIKIHIROTOがいなかったらこのグループはなかったです。今でも何か新しいことを始めるとなったら、HIROTOの第一声からです。IVVYの動いている理由や方向性を決め、引っ張って言ってくれる存在。いろんな面でリーダーシップを発揮してくれるので、素直にすごいなって思っています。ーー年が近い仲間の中で、リーダーシップを取るって大変ですよね。TOSHIKI僕も舞台をやっていて、グループをまとめる大変さを知っているんですけど、HIROTOはリハーサル中も進行を促したり、流れを作ったりしてくれて……。HIROTO他にない⁉なんかそればっかなんだけど!(笑)TOSHIKIあ、彼の歌はボーカル3人の中で一番、エネルギッシュでワイルド、パワフルな感じですね。あと僕らのファンミーティングなどイベントで流す映像はだいたいHIROTOが編集して作っています。ライブMCに加えてコンテンツの編集もやるって、マルチな才能だなって思います。ーー映像編集は独学で覚えたんですか?HIROTOそうですね、全部自分で……。ーーIVVYの核「自分たちで作り上げる」を体現していますね。そんなHIROTOさんにとって、YU-TAさんはどんな方ですか?HIROTO TOSHIKIがIVVYの顔で、僕がIVVYの心臓だとしたら、YU-TAはIVVYの足ですね!一同爆笑HIROTOいや、YU-TAがいなかったら、つまり足がなかったら、歩けないから!HIROTOTOSHIKIがIVVYの顔、僕が心臓、そしてYU-TAがいて初めてIVVYは動き出す。僕にとってYU-TAはIVVYの副リーダー的な存在。そんなポジションは正式にはないんですけど、厚い信頼を置いています。あと僕が突き進んじゃうときは、いい感じにブレーキになってくれる面もあります。ーーYU-TAさん、大人ですね。HIROTOあと本当にYU-TAはねえ、ジェントルマンなんですよ。IVVY随一の紳士。そしてライブパフォーマンスでもMCの部分でも、最後にしっかりまとめてくれる。ちょっと一歩引いて見てくれているんでしょうね、大人ですよね。パフォーマー的なことを言うと、ウィスパーボイスで低音~中音域。安定感バツグンの歌声が特徴的かな。歌うジェントルマンってことで(笑)ーーではそんな紳士なYU-TAさんからKENTO.iさんって、どんな人ですか?YU-TA彼はですね、1人だけ住む星が別です(笑)メラメラ燃える星に住んでいるヤツです。やっぱりラッパーなので、同じマイクを持っていても、やっていることが他の4人と違う。IVVYにラッパーというのは必要不可欠で、ラッパー目線から見るステージングとか、曲の方向性とか、新しい意見をくれるんです。僕らがヒップホップをできる1つの理由も、彼がいるからというのがありますし。グループに5人メンバーがいて、甘いところからちょっと辛いところまでいけるのも、ふり幅の端に彼がいるからだと思います。ーーIVVYにスパイスを利かせるのが、KENTO.iさんなのかもしれない。YU-TAそうですね。パッと見の印象っていうのもグループには大事なんですが、KENTO.iのいい意味で一癖ある感じがホント良くて。ここまでのクセがある人って、他のグループさんを見ていても、なかなかいないですから。あと彼はアドレナリン出たとき、マジでヤバイです!ーー素晴らしい評価をいただきましたね、KENTO.iさん!では最後に、KENTO.iさんから見たTAIYUさんは、どんな人ですか?KENTO.i僕とTAIYUはIVVYに新メンバーとして加入したんです。TAIYUの方が3ヵ月くらい遅かったんですが、仮にTAIYUが入ってこなかったら、IVVYはもっと固いグループだったんじゃないかな。ダンス&ボーカルグループって言っても、パフォーマンスが上手なら、もうそれでいいってことはないんですね。グループ内の関係性も大事じゃないですか。だからTAIYUの、盛り上げるのが上手で、柔らかさや面白さを提供してくれる言動は、「コイツがいてくれてよかった!」と思わせてくれます。ーーTAIYUさんが、みんなの雰囲気をやわらげる役割なんですね。KENTO.iTAIYUがいることによって中和されるというか……末っ子らしい可愛げがあるんです。普段からも、面白い記事があればLINEで送ってきたりして、「なんだよ、可愛いな」ってなるんです。まあ、そうLINEで返すと返ってこなかったりするんですけど(笑)ーー可愛いって言われて、テレちゃうんでしょうか。KENTO.iどうでしょう(笑)あと僕とTAIYUはダンスをメインでやってきたんですが、TAIYUがわかりやすく、上手に教えてくれて、ダンスの強化がされました。ーーこうして、皆さんの他己紹介を聞いていると、本当に偽りなく仲がいいなと感じます。HIROTO仲はかなりいいですね。もともと、みんな友達だったというのもあるんですけど。僕が知り合いでやっていきたくて、メンバーを集めたという経緯もあるんで。今となっては、友達どころか家族です。TAIYU狙ったワケでもないんですが、運命みたいな……。HIROTO身長とかもね、みんな似たようなものなのは偶然だし。それまでの経歴も、狙っていないのになんかピッタリでした(笑)初アルバム「AWAKE」を発表ーー結成5周年である節目の2020年、とうとう12月30日にアルバム「AWAKE」がリリースされます。このアルバムのこだわり、注目ポイントを教えてください。HIROTOIVVYとしては念願のファーストアルバムです。これまでの5年間のIVVYとこれからのIVVYの両面性を、どう集約するかに悩みました。今までやってきたIVVYらしい曲も含めながら、やったことのないタイプの曲にも挑戦しています。表題曲の「AWAKE」がまさにそうで、かなり激しいサウンドになっています。AWAKEは「覚醒」って意味なのですが、決意表明のつもりでタイトルを決めています。因みにアルバムの曲順はライブを意識していて、セットリストをみんなで相談して組みました。聴いている人が、僕らのステージを楽しんでいる感覚を持ってくれたら嬉しいです。ーー「本当に幅広いジャンルの曲をやっているグループだと思います」と先ほどおっしゃっていましたが、このアルバムを聴くとそのふり幅に驚きます。オラついたり、可愛かったり、バラードで泣かせたり……と、聴いている方は様々な感情で楽しめます。TOSHIKI「IVVYといえばこういう曲だよね」っていうより、「IVVYって何でもできるよね」っていうのが持ち味なんです。0から100までIVVYはこなせますっていうのを、伝えたいです。ーーそしてラップが入るのが、他のグループとの、差別化のキモになっています。HIROTOもともとIVVYを作るうえで、ラップを入れるっていうのが僕の中ではマストだったので、KENTO.iを新メンバーで迎えたんです。Kポップでは当たり前になっていますけど、日本のダンス&ボーカルグループで、ラッパーもいるっていうスタイルを確立させたかったんです。ーー過去のMVを見ると、皆さんのルックスもかなり変化していって。それは意図的なものなのでしょうか?KENTO.iシンプルに垢抜けただけです(笑)過去のファッションは、今見ると初々しいですね。実は1つ前のMVも見れないくらい、本人たちは恥ずかしいんですが……ただリリースのたびにどれだけ成長しているかが、過去のMVにすべて納まっています。HIROTOこれからもっともっと自分たちがカッコよくなっていくために、過去も大事にしたいね。そして新作を出すたびに、ファンの方にはアップデートされたカッコよさを感じて欲しい。ーーMVを見ると、改めてライブで見たいと思うんですよね。このアルバムのリリースに合わせて、WEBなどでファンに対してパフォーマンスを見せる予定はありますか?HIROTO今でも月に1~2回は配信でライブをやらせていただいています。もちろん、生が一番ですけど、それは状況を見て引き続き行う予定です。2020年はパフォーマンスが出来ない時期が続きましたが、今となってはそれもポジティブにとらえていますね。別に何か問題があったワケではないのですが、IVVYとして仕切り直せたというか、改めてメンバー内で将来向かう方向を、すり合わせることができたから。TAIYU準備期間みたいな感じですかね。HIROTOファンとの距離っていうことに関しても、自分たちがより上に行こうとしている中で、改めてその大切さを考えることができました。本当、会えないことがこんなに寂しいのかと思いましたし、いろんなことのありがたみが分かりました。飛躍のために、1回しっかり考える時間が持てたというのは、実は大事なことでした。ふり幅の大きな新曲5曲をメンバーが解説ーーアルバム「AWAKE」の中で、お1人ずつお気に入りの曲を教えてください。KENTO.i僕はやっぱり「Rock City」ですね。アルバムの中で一番、ヒップホップの曲なんです。ヒップホップの曲って、自分の思っていることをシンプルにリリックにできるので、気持ちが込められるんです。他の曲の場合は、第三者の目になって書くことが多いんですが、ヒップホップはそういうものに囚われない。「Rock City」の中で僕は、自分自身の今までや、これからの決意をラップにしているので、そこに注目して聴いてもらえたらすごく嬉しいです。YU-TA僕は「Freeze」です。今回のアルバムの中では、最もマイナーというか気分的には切なさが残る曲調なんですけど、ラップが入ったり、ボーカルが強く歌うところがあったりと、メリハリが効いています。切ないから常にローテンションで歌うんじゃなくて、個々のメンバーが込めた感情によって、力強さが感じられる箇所があったり、泣きたくなる箇所があったりします。僕らが大人になっていく中で、この曲も成長していくのかなと、そういう意味でも楽しみです。HIROTO僕は「軌跡」という曲ですね。この曲は僕が作曲を担当、YU-TAとTOSHIKIは作詞を担当、KENTO.iはラップを担当しています。アルバムを作るにあたって「1曲、自分たちで作らせてください」ってお願いして実現したんですが、自分たちの作った作品がアルバムに入って世に出るというのが、プレッシャーはあるけど遣り甲斐もすごくあって。僕たちからファンの方々に、伝えたいメッセージが盛り込めたし、IVVYのすべてを曲にできるありがたさをしみじみ感じました。ーーセルフプロデュースが信条のIVVYの、面目躍如ともいえる制作秘話ですね。HIROTOIVVY全員の魂のこもった1曲となって、それが皆さんの耳に届けられるというのは、心から嬉しいです。ライブで歌うと感情が深く入るので、歌というよりメッセージを話しているような感覚です。そういう1曲をみんなで作れたのは、すごいことだと思います。TOSHIKI僕が好きな曲はアルバムタイトルにもなっている「AWAKE」ですね。先ほどHIROTOが言った通り、アルバムは5年間の僕らの集約ではあるけど、それだけでは終わりたくない、殻を常に破っていきたいと思っています。「AWAKE」という歌の内容は、挑発的だったりセクシーだったりと、僕たちが今まで見せたことのない世界観に挑んでいるので、そういう意味でも、これがいいかなって。ーーTOSHIKIさんは他己紹介のところで、天然とメンバーから言われていたので、「AWAKE」を選ぶのは意外でした。「WINK」のような可愛らしい曲を選ぶのかと思っていました。TOSHIKI毎回、新曲が好きになっていく。そんなタイプなので……幸せ者です。一同(笑)ーーでは最後にTAIYUさんのお気に入りを。TAIYU「A:live」ですね。僕はIVVYのダンス担当ということで、「A:live」の振付をすべて作らせていただきました。コンセプトとしては、ファンの方々も一緒に楽しめて盛り上がれるけど、新しい自分たちも見せられる振付。僕たちのダンスのジャンル的には初めて、ロックダンスを取り入れたりとか、いろいろ挑戦した曲になりました。ーー皆さん、やっぱり新曲がお好きなんですね。YU-TAちょうど5人で5曲だし。KENTO.i新曲は好きになりますね、好きじゃないとね。>HIROTO自分たちが今、一番やりたいって思うものを新曲にしているからね。当たり前かもしれないけど。ーー新曲の中でもふり幅が大きいですよね。本当にザッツ!エンタメな気がします。ファンを乗せて、しっとりさせて、キュンキュンさせて……あらゆる感情をすべて揺さぶる感じが。TAIYU先ほどHIROTOも言っていましたが、このままライブでやってもおかしくないっていう曲順です。ーーまず「AWAKE」で助走なくブチ上がります。KENTO.iライブであれ1曲目で来たらブワーッてなるよね。TAIYUファンの方々だけじゃなく、僕らもなります。実は自身が1番上がる!ーー引いて煽る感じじゃなく?TAIYU自分たちも「よっしゃやるかーっ!」って気になります。ーー体感出ますね。TAIYU8月のワンマンの1曲目が「AWAKE」だったんですけど、僕らも久々ということで、ファンの皆さんもそれに対して上がっていたうえ、「AWAKE」かかった瞬間にスイッチが入って、目つきもギラリと変わりました。こんな僕も、ちょっとこう……(顔を作る)一同(笑)KENTO.iカッコいい!カマしてやるぞって!ーーファンとアーティストの幸せな関係ですね。KENTO.i確かにそうですね!MVでやらかす“持っている男”こぼれ話ーー次は皆さんの近況をお聞きしたいです。いきなりですが、今年あった面白いことと言えば?HIROTO毎日面白いんですよね~。TOSHIKI笑ってしかいない。HIROTO最近で言えば、「Freeze」のMV撮影をしたんですが、TAIYUが面白かった。「Freeze」はちょっと悲しい曲調で、撮影時は光と影のコントラストが強めの照明で……。TAIYUライトが照らされたり、暗くなったりの繰り返しでした。HIROTO歌わないで、動きだけっていう撮影カットがあったんですが、僕とTOSHIKIとYU-TAのボーカル3人はフル尺で自分のパートは歌い、歌わないパートはイメージで動いてって形で撮影したんです。4人目はTAIYUだったんですが、彼は2番のAメロ1カ所だけが自分のパートだったんで、スタッフさんもそこだけ流したんですよ。TAIYU僕の中では1番から流れる曲の中、少しずつ自分の中で気持ちを盛り上げていって、ラストのサビくらいで爆発した感情をぶつけてやろうとしたら、「TAIYUさん行きまーす!」の後に、2番がスッと始まって。しかもBメロ行く前に終わっちゃって「カット!」の声がかかって。HIROTOしかもそのままクランクアップ!中途半端に終わって、メチャメチャ不満そうな顔して帰ってきました(笑)結局、納得しないTAIYUが監督とかスタッフさんに頭下げて、「ラストチャンスください、お願いします」って感じで、再撮してもらったんです。TAIYU今度こそ本当に決めることになったから、ラストのサビのちょっと前くらいから、「大きいボリュームで、感情乗る感じでお願いします!」って言って気合入れて臨んだんですよ。HIROTOで、サビが流れた瞬間、彼は思い切りガンッて行ったんですけど、さっき言った通り光と影のライティングがランダムなんですよね。TAIYU以外のメンバーは撮影モニターを見ていたんですが、明るいときに「行くぞ!」って顔してて、キメているであろうときに暗くなっちゃって、もう本当、良くない顔がキレイな光に照らされてる状態(笑)KENTO.i多分、全部NGですね!まだ完成していないからわからないけど。HIROTOモニターで見ていた僕らは爆笑だったんですけど、TAIYUはやり切った顔で帰ってきて。「俺はもう、満足だ」って言ったけど、後々話したら「マジか!」って。TAIYUは仕事でもプライベートでも、オチを着ける男なんですよ!TAIYU一番油断している顔が、光に当たったみたいです……。KENTO.iあの顔は本当に面白かった。持っているんですよ、TAIYUは。YU-TA毎日、何かしらある中でやらかすTAIYUは、笑いの神がついてます(笑)僕らは常に前向き。一緒に笑い合おう!ーー皆さん、最後にファンへのメッセージをお1人ずつお願いします。KENTO.i今年、「五大都市ツアー2020」の開催が、東京公演以外中止になっちゃったんです。来年は行けなかったところに行って、パフォーマンスをしたいっていうのが、僕の中で第一にあります。あと、ファンのみんなにはこの中止をポジティブに考えてほしくって、会えない間に成長しているので、再会するときにはもっとカッコいいところを見せます!YU-TA今は世界的にも大変な世の中ではありますが、自分らは常にポジティブの鏡でいたいです。辛いときでも、僕らは常に先にいるので、ファンの方々には前向きな僕らを見て、明るい気持ちを保ってください。これからも僕らを見続けて、期待して欲しいです。ーー厳しい状況でも「期待して欲しい」と言ってくださるの、心強いです。HIROTOこういう大変な状況の中、ファンにとって僕たちが支えになりたいのも、僕たちにとってファンが支えになっているのも、両方事実です。励ましのメッセージを見ると僕らも頑張ろうって心から思いますし、こうい関係は大事にしたい。お互い支え合って困難を乗り越えて、ライブで一緒に笑い合いましょう。僕らは少しずつ前に向かっているので、どうかついてきてください。そして楽しい時間を共有しましょう。TOSHIKI2020年は特に活動したくてもできない、自粛せざるを得ない状況でした。その中で改めて、歌やダンスなどのパフォーマンスを届けるのが、僕の生きがいなんだと強く感じました。まだ具体的なことは何も言えませんが、来年もできる限り僕らが届けられるものはファンに絶やさず届け、状況が許すなら、以前のように直接パフォーマンスを楽しんでもらいたいです。ーーではオチを着ける男、TAIYUさんお願いします。TAIYU他の4人が言ってくれたように、こんな時だからこそ、僕らの音楽が支えになるように頑張りたいです。コロナの影響による自粛期間中、僕らが実感したのは、ファンの皆さんがいてくれたからこそ、前向きに活動していく気持ちになれたこと。MCでも僕は結構言っているんですが、ファンとお互いに助け合いながら共に歩いていける、そんなIVVYでありたいと思っています。どうか応援よろしくお願いいたします!ーー皆さん、気持ちが暗くなりがちなこの時期に、素敵な言葉をありがとうございました!アルバムを聴きながら、いつかライブに行ける日を楽しみにしています。IVVYメンバー全員のサイン入りチェキを2名様にプレゼント!応募の方法はぴあ音楽アカウント( @OngakuPia() )をチェック!撮影/高橋那月、取材・文/中尾巴IVVYメンバー全員のサイン入りチェキを2名様にプレゼント!応募方法ぴあ音楽編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ映画編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ音楽編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2020年1月11日(月) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。
2020年12月28日5人組ダンス&ボーカルグループ・IVVY(アイビー)が初の東名阪ツアー「IVVY ONEMAN LIVE TOUR ~Show~」を行い、4日、ファイナルとなる東京・マイナビBLITZでツアーを完走した。ライブは、全員が身長180cmオーバーでハイレベルなスポーツ経験者であるIVVYらしさ全開のダンスパフォーマンスに、各メンバーの特性を生かした初のソロパート、そして5人のコーラスワークで聴かせるバラードと、歌・ダンス共に様々なライブパフォーマンスを約2時間繰り広げた。また、会場では初のゲームタイアップとして、3周年を迎える人気の恋愛ゲームアプリ『イケメン革命◇アリスと恋の魔法』とのコラボレーションによる新曲「Alice」(「イケメン革命◇アリスと恋の魔法」3周年記念テーマソング)を発表し、アンコールでサプライズ初披露。さらに今年12月に、初の2daysライブを今秋オープンしたばかりのライブハウス「Veats shibuya」にて開催することのほか、2020年夏には東京・大阪・名古屋・福岡・札幌と、初の5都市ツアーも開催されることが発表された。本編はツアータイトルである新曲「SHOW」から始まり、ファンの歓声と共にメンバー5人とバックダンサーで会場を盛り上げ開演。「Light on fire」で得意のパフォーマンスを見せ、デビュー曲「Baby I’m Back」、ライブで人気の「pain」、バラード「One love」とつなげていった。後半も、ライブで人気の「Brand new day」やカバー曲「JOYFUL」、さらにメンバーTAIYUが“ドライブダンス”を考案した「We like party」で会場を一気に盛り上げ、「SHOW TIME」で幕を閉じた。アンコールで登場したメンバーTOSHIKIは、「今まで挫折しかけた事や前に踏み出せない自分がいた事が何度もあったけど、ファンの皆さんの言葉が励みになって今に繋がっています。みなさんとこのメンバーと一緒に、変わらずこのまま信じて突き進んでいくのでこれからもIVVYをよろしくお願いします」とファンへの思いを伝え、YU-TAは「今日発表になった来年の5大都市ツアーでは、育ててくれた街や環境に恩返しの気持ちを込めて、僕たちの音楽で勇気や希望を伝えて行きたい」と意気込みのコメント。最後にリーダーHIROTOが、「みなさんのおかげで無事ツアーを完走し、メンバーが1人も欠けずにこの5人でここまで来れたこと、本当にファンの皆さんとメンバーに愛されたなって感じています。今日は通過点です。みんなと一緒に必ず次のステップへ行き夢を叶えます。これからもIVVYの応援をよろしくお願いします!」と涙ぐみながら感謝の気持ちを熱く語り、「みなさんと一緒に夢を必ず叶えていく、そんな気持ちを込めたこの曲をみなさんも一緒に歌ってください」と、最後にメンバー全員からファンへの思いをつづったライブ最後の定番バラード「With you」を披露。メンバーもファンも待ち望んでいたマイナビ赤坂BLITZのライブ公演。メンバー、ファンのそれぞれの思いと感動に包まれながら終演を迎えた。■「IVVY ONEMAN LIVE TOUR ~Show~」セットリスト01. SHOW02. Light on fire03. Baby I’m Back04. pain05. One love06. ONE (TOSHIKIソロ)07. Run away (TAIYUダンスソロ)08. Too late09. 歩み (YU-TAソロ)10. First&Last11. goddess (HIROTOソロ)12. Hands up (KENTO.iソロ)13. Higher14. Brand new day15. mirage16. JOYFUL17. We like party18. SHOW TIMEEncoreAliceWith you
2019年10月07日