季節の変わり目は、朝スッキリ起きれないという人も多いのではないでしょうか。それは、寒暖差による自律神経の乱れや睡眠ホルモンの低下により、睡眠不足になることで起こると考えられます。今回は現役ヨガ講師の筆者が、スッキリとした寝付きや寝起きを目指す、ベッドの上でできる簡単ストレッチをご紹介します!朝のストレッチはこんなメリットがあります!自律神経を整える私たちの身体の内臓器官をスムーズに働かせてくれている「自律神経」。主に昼間に活発になる「交感神経」、そして夜に活発になる「副交感神経」、この二つのバランスを取ることが心身の健康においてとても大事なことだと言われています。夜寝ているときは副交感神経が優位に働いていますが、季節の変わり目は特に自律神経の乱れが起きやすく、朝になってもすんなり起きれなかったり、日中眠くなってしまったりと、様々な不調に繋がる原因になる可能性が。朝のストレッチで筋肉を緩める事で、交感神経のスイッチが入りやすく、自然と活動モードに導いてくれるでしょう。全身の代謝UP寝ている間に凝り固まった筋肉をほぐすことで、全身の血流を促し、体温を上昇させ、身体の基礎代謝を向上させる効果が期待できるでしょう。基礎代謝を高めることで1日のエネルギー消費量が増え、痩せやすく太りにくい体質を目指すことにも繋がるはずですよ。首肩こり、腰痛などの不調を軽減凝り固まった身体は首肩や腰に負担が起きやすく、放っておくと痛みや慢性的な不調に繋がります。ストレッチで筋肉をほぐすことで、首・肩こりや腰痛などの予防や軽減にも期待ができるでしょう。ベッドの上で簡単ストレッチそれではいくつかのストレッチを組み合わせてご紹介していきます。ぜひ覚えて毎日チャレンジしてみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり両足を揃え、手の指を組んで大きく全身を伸ばす2.膝を立て、左右にゆっくり倒す3.両手で右足(スネもしくは太もも)を抱え、左足を前に伸ばす4.右足を身体の左側に倒して捻り、右手を横に、顔を右に向ける5.反対の足も同様に行う6.足裏を合わせ、膝を外に開き、頭の上で両肘を掴む7.最後にまた両足を伸ばし手の指を組んで、大きく全身を伸ばしてストレッチ朝の目覚めは夜の眠りから!朝ストレッチだけ行うのも良いですが、更に目覚めを良くする為に、眠りの質を高めることを意識してみましょう。・朝、太陽の光を浴びて、ホルモンバランスを整えやすくする・湯船に浸かって身体を温める・室内の温度や湿度を快適な状態にする・運動を定期的に行う・寝る前もストレッチを行う・深呼吸をする無理のない範囲で、ご自身が気楽にできるものから意識して取り組んでみてくださいね。©︎Rido/Adobe Stock筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年09月19日皆さんは「睡眠不足が太る原因になるかもしれない」ということをご存じですか?実は睡眠は、ダイエットをするうえでとても重要なものと言えます。そこで今回は、現役ヨガ講師の筆者が「睡眠不足とダイエットの関係性」について解説します。薄着になる夏に向けてボディメイクをしたい、ダイエットをしたいという方は参考にしてみてくださいね!睡眠不足で太りやすくなる理由食欲を増進させる睡眠不足になると、食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌量が増え、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌量が低下すると言われています(※1)。その影響により、食べすぎや間食の増加、高カロリーな食事を欲してしまうなど、睡眠不足が原因で太りやすい体になってしまう可能性があるのです。基礎代謝量が減る睡眠中に分泌される成長ホルモンは、代謝の促進や脂肪の燃焼に関係するとされています。成長ホルモンの分泌量が少ないと、代謝量が低下して食べたものを消化しにくくなり、結果として太りやすい体になる可能性が。また、肌荒れといった美容面にも悪影響を及ぼしかねません。睡眠の質を上げるには?毎朝の目覚めがよく、日中も眠気が出ずに活発に動けるという方は、質の良い睡眠がとれていると考えられます。一方で、以下の項目のどれか1つでも当てはまる方は、睡眠の質が下がっているかもしれません。・寝つきが悪い・起きられない・睡眠時間は足りているはずなのに疲労感が抜けない・夜中に何回も起きてしまう・いびきをかくここからは、睡眠の質を上げるポイントをご紹介します。朝日を浴びる朝に太陽の光を浴びると、体内時計が正常に機能し、代謝の向上が期待できます。また、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌されることで、過食を抑えられるとも言われています。朝食を食べるダイエット中は食事量を減らしたいという意識が働きがちですが、朝食はダイエットにおいてとても大事な要素と言えます。朝ごはんを食べると基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすい状態になると言われています。さらに腸が刺激されることで、排便を促すといったデトックス効果も期待できます。体を動かす体を動かすことは睡眠の質を上げることにもつながります。激しい運動ではなく、ウォーキングやヨガ、ストレッチといった軽めの運動がおすすめです。運動によって消費カロリ-が増えるだけでなく、脂肪の消費やコレステロールの減少、代謝の向上など、たくさんの効果が期待できるとされています。規則正しい生活を心がけることが基本!健康的に、そして太りにくく痩せやすい体質を目指していくためには、睡眠の質と食事のバランス、運動の3つを意識して過ごすことが大切と言えます。ダイエットをする際は、今回お伝えした内容をぜひ役立ててくださいね!【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット睡眠と生活習慣病との深い関係©skynesher/TravelCouples/EMS-FORSTER-PRODUCTIONS/Martin Puddy/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年04月18日皆さんはこれまで「ダイエット」にどれくらいのお金や時間をかけてきましたか?ジムの月会費や健康グッズ・サプリメントなど、換算するととんでもない金額を費やしてきた方もいるのではないでしょうか。今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が”無駄遣いせずに痩せる秘訣”をご紹介してます。ぜひ参考にしてみてくださいね。結果がすぐに出るなら誰も苦労はしないダイエットは“無理なく長期的に続ける”ことが大切。しかし、長く続けるためにお金がかかるものは厳しいですよね。そこで今回は、ジムやエステ、高額な健康食品に頼らない“コスパの良いダイエット方法”をお伝えします。運動編ダイエットをするために、運動のための時間をわざわざ作る必要はありません!まずは日常的に“体に意識を向けて過ごす”ことから始めてみましょう。歩く習慣と歩き方の習慣駅まで歩く時間は、意識を変えるだけで十分なトレーニングになります。でも、姿勢が悪かったり小さな歩幅で歩くのはNG。腕をなるべく大きく振っておなかを軽く締め、お尻の筋肉を使って大股で歩いてみましょう!体の使い方をしっかりと意識して歩くだけでも運動効果が期待できますよ。階段を使うエスカレーターやエレベーターは避けて、なるべく階段を使いましょう。特にマンション住まいで階段でも上り下りできるなら、階段を使うだけで運動量が格段に上がるはず。階段を上るときも、歩くとき同様にお腹に力を入れつつお尻の筋肉を意識してみてくださいね。座り姿勢と立ち姿勢を意識するどんなときも姿勢を意識することが大切です。電車の座席やいすに座っているときは、足を揃えて膝を閉じるようにすると内ももの筋肉を鍛えることに繋がるでしょう。また、立っているときは片足に重心が偏ってしまわないように、お腹に力を入れながら足裏全体で地面を踏むように意識しましょう。座っているときも立っているときも、お腹に力を入れて体を縦に伸ばすように意識するだけで、自然と体幹部の筋肉が使われます。深呼吸をする「呼吸」を意識することも非常に大切です。深い呼吸は自律神経のバランスを整え、血流促進や代謝の向上に繋がるといわれています。起床時や就寝時、仕事中の合間の時間などで、意識的に深呼吸することから始めてみましょう。食事編食事に関しては、まず“しっかり食べること”が大前提。よくダイエットでいわれるような、糖質を大幅にカットしたり、ジュースや酵素だけで過ごすファスティングなどは、長く続けるには不向きといえます。どんな方法でも“我慢”をするやり方はかえってストレスを溜め込みやすく、ドカ食いやリバウンドにつながりやすいので注意しましょう。”ながら食べ”をやめるテレビや携帯を見ながら食事をすると、食べすぎになりやすいといわれています。しっかり食事と向き合って食べることで、噛む回数も多くなり満腹中枢が刺激され、自然と食べる量も変わってくるかもしれません。栄養バランスを考えるダイエット中は「サラダだけ食べる」「スムージー生活にする」のように極端な方法をとる方もいますが、「〇〇だけ」の食事方法はおすすめしません。健康を作る食事の基本は「タンパク質・脂質・炭水化物」をバランスよく摂取し、ビタミンやミネラルも取り入れること。偏った食事ではなく、バランスよく様々な食材を摂ることが長期的なダイエットには不可欠です。旬の食材を取り入れる“旬の食材”は、その時期の体に適した食べ物といえるでしょう。例えば、夏野菜は体を冷やすのに最適なものが多く、冬野菜は体を温めるのに適した食材が多いといわれています。食材を選ぶ際は、ぜひ意識してみてください。日記をつけてみるダイエットをする際におすすめなのが「日記をつける」こと。その日に食べたものを書くだけでも、食べすぎてないかが“見える化”できますし、無駄な出費を減らすことにもつながります。ダイエットは一日にしてならずという気持ちが大切今回ご紹介したポイントを習慣にすることで、お金をかけなくても”太りにくい体質”が目指せます。続けるうちに、体や心にも変化が訪れるでしょう。少しずつでもいいので、できることから取り入れてみてくださいね。©︎EKAKI/elise/zak/takeuchi masato/kou/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年03月18日ダイエットしても痩せにくい、姿勢が悪い、疲れやすい......。もしかしたらそれは体の「硬さ」が原因の1つかもしれません。「体が硬いのは昔から」だと諦めてしまうのはもったいない!ストレッチやヨガで体の可動域を少しでも広げてあげれば、様々な体の不調を解消する手助けになるでしょう。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、体を柔らかくするのを目指す簡単ヨガストレッチをご紹介。動画を見ながらぜひ一緒にやってみてくださいね。体が硬くなる原因骨や関節の構造上、元から可動域が狭い人もいますが、日々の生活習慣や癖などが体の硬さに関係していることも。「普段から運動を全くしない」「姿勢が悪い」「デスクワークなどで長時間同じ体勢をとっている」などが、その要因になる可能性があります。他にも自律神経のバランスが悪化していたり、ストレスを感じているときにも、筋肉が緊張して体が硬くなりやすい状態になると考えられます。体が硬いことのデメリット“体の硬さ”から体の不調に繋がることも。姿勢が悪くなるのに伴い、血液循環が悪くなりやすいのです。血液の循環が悪くなると、むくみや冷え、疲労が溜まりやすくなる傾向が。それによって“太りやすく痩せにくい”状態になる恐れがあるでしょう。さらに腰痛や肩こりの要因になる可能性もあります。体が自然と柔らかくなる!? 1日2分の簡単ヨガストレッチそれでは早速、体の柔軟性を高めて可動域を広げることを目指す「簡単ヨガストレッチ」をご紹介します!ぜひチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.足を揃えて立ち、右足を後ろに引く2.両手を上げ、吐く呼吸で左膝を曲げ、腰を落とす3.呼吸に合わせて好きな回数繰り返す4.最後に腰を落としたまま呼吸を数回入れる5.次に右膝を地面に下ろし両手は左足に乗せる6.上体をやや前に倒し足首の筋肉を緩める7.次にお尻を後ろに引き、両膝を伸ばしてお尻の高さを揃える8.両手は好きな位置へ、余裕があれば前屈する9.反対の足も同様に行う10.最後に両足を開き、足先は45度外に開く11.両手を持ち上げて、吐く息で腰を落とす12.両手を膝に置き、身体を斜めに倒して背中を伸ばす13.片方ずつ肩を身体の内側に入れ、胸を引き上げ目線を上に向ける14.好きな回数繰り返す15.ゆっくり膝を伸ばし、足先の向きを正面にする16.手の指を身体の後ろで組み肘を伸ばす17.吐く呼吸で身体を前に倒す18.太ももを引き上げ、頭頂は下に向ける19.頭が最後になるように身体を起こす全身をほぐして不調の改善を目指そう!硬くなりやすい股関節周りの筋肉や、肩こりなどの要因になりやすい肩甲骨周りの筋肉を緩めるためのストレッチをご紹介しました。ご紹介したポーズの一部でもOKなので、日常に取り入れられそうなものはぜひ挑戦してみてください。継続することで、きっと少しずつ体や心に変化が感じられるようになるはず。ご自身の体調に合わせて、無理のいない範囲で続けてみてくださいね。©PeopleImages/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年12月16日「運動をしているのに痩せない」「食事に気をつかっても体重が減らない」なんて経験はありませんか?どれだけ運動や食事を意識しても、無意識に「太りやすい習慣」を続けているとダイエットが無意味になってしまうかもしれません。そこで今回は、現役ヨガインストラクターである筆者が、痩せている人はやらないNG習慣をご紹介します!痩せている人がやらないNG習慣今の自分に当てはまるものがないか、日々の生活を振り返ってチェックしてみてくださいね。食事編早食い、ながら食べ脳が満腹と判断するのは、食べ始めから20分前後と言われています。つまり、早食いをすると満腹を感じる前に食べすぎてしまう恐れが。さらに早食いで血糖値が急激に上がり、脂肪を溜め込みやすくなる傾向もあります。また、スマホを見ながらの食事もおすすめできません。他のことに意識が集中していることも、食べすぎの原因になってしまうでしょう。食べることにしっかり意識を向けて、よく噛んで食事をすることを心がけてみましょう。過度な糖質制限、食事量の制限「食べなければ痩せる」と思う人は多いかもしれませんが、そんな簡単にはいかないもの。一時的に食べる量を極端に減らすと、脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまいます。そうすると筋肉の減った場所に脂肪がつき、リバウンドするどころか、さらに太りやすい体質になってしまう可能性があるのです。過度な糖質制限もおすすめしません。糖質は体のエネルギー源でもあるので、不足すると筋肉を分解してエネルギーとして使うように。エネルギー不足は体調を崩す原因になるので注意しましょう。まずは1日の糖質の量を見直して、摂りすぎている場合は少しずつ減らしたり、夕食だけ糖質制限したり…といったことから行ってみてください。目的なくコンビニに立ち寄るお仕事の前後や休憩中など、コンビニに寄る習慣のある人は多いかと思います。買う予定じゃなかったものをついつい買ってしまうこともあるのでは?健康面はもちろん節約の観点からも、目的なくコンビニに寄ったり、脂質や糖質が高いものを買いすぎたりしないように気をつけましょう。水分を取らない体の老廃物をしっかり排出するためには水分が必要です。こまめに水を飲む習慣をつけることで、むくみや便秘の予防、解消に繋がりやすくなるでしょう。しかし、水の代わりにお茶やジュースをたくさん飲むのはおすすめできません。水や白湯をこまめにとるように心がけましょう。生活編睡眠不足睡眠中はダイエットや美容に影響する「成長ホルモン」が分泌される時間。睡眠不足だと、食欲を増進させるホルモンの「グレリン」の分泌量が高まると考えられています。糖質や脂質が多いものを欲したり、疲労が残りやすく代謝が低下したりと、ダイエットに悪影響を及ぼしてしまうでしょう。逆に睡眠がしっかりとれていると、食欲を抑制させる「レプチン」というホルモンがきちんと分泌されるので、日常的に良質な睡眠を目指すことが大切です(※1)。全く運動をしないこれは皆さん想像がつきやすいと思いますが、運動を全くしていない人は、筋肉量が減ってしまいます。筋肉量が減ると基礎代謝が下がり、消費のエネルギーも同時に下がるので、どんどん脂肪が蓄積されやすくなるでしょう。筋肉はダイエットにとても重要であると言えます。それだけでなく、体脂肪が必要以上に増えると高血圧や動脈硬化、さらに自律神経のバランスも崩しやすくなると考えられます。普段運動をする習慣がない人でも、階段を使ったり大股で歩いたりなど、日常の動作から筋肉を使う意識を持つと良いでしょう。シャワーだけで済ます湯船をはるのが面倒な人や、時短で済ませたい人など、お風呂はシャワーだけという場合も多いのではないでしょうか。湯船でしっかり体を温めることで全身の血行が促進され、体温上昇や代謝の向上が期待できます。代謝が上がることで脂肪燃焼や、汗をかいて老廃物の排出にも繋がるでしょう。姿勢が悪い猫背や反り腰など、普段から姿勢が崩れやすい人は、ぽっこりお腹や下半身太りなどに悩む傾向があります。姿勢が悪くなると、全身の筋肉をうまく使うことができず、エネルギー消費が下がって太りやすくなってしまうのです。立っているときや座っているとき、歩いているときでも、正しい姿勢を意識してみてください。痩せやすく太りにくい体質を目指そうハードすぎるトレーニングや過度な食事制限は、体の不調を招いてしまうことも。小さいことでも積み重ねていけば、無理せず痩せやすい体を作ることができるでしょう。自分の体と相談しながら、できることから取り入れてみてくださいね。【参考】※1 睡眠と生活習慣病との深い関係©portishead1/Witthaya Prasongsin/Phiromya Intawongpan/d3sign/AndreyPopov/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年12月03日女性に多いと言われる「冷え性」。特に指先、足先だけが特に冷えやすい「末端冷え性」にお悩みの方はこれからの季節、ときに痛みを伴うほど辛く感じることもあるかもしれません。そこで今回は、現役ヨガインストラクターである筆者が、冷えが気になるときにおすすめの「座ったままできる簡単ストレッチ」をご紹介します!ぜひお試しくださいね。冷えの原因“冷え”というのは、本来働くべき体温調節機能がうまく働いていない状態のこと。冬場に体が冷えるのは当然ですが、夏場にも体が冷えやすかったり、体温は低くないのに手足、足先だけ極端に冷えてしまったりすると、「冷え性」や「末端冷え性」のケースが多いでしょう。では、どのようなことが原因で冷え性が起こりやすいのでしょうか?自律神経の乱れ体温調節機能は自律神経と深く関係しているとされます。自律神経は自分の意思と関係なく働いており、体温をコントロールする働きがあります。強いストレスや疲れ、睡眠・運動不足などで自律神経のバランスが乱れると、体温調節機能がうまく働かなくなり冷えが生じやすくなる可能性があります。運動不足私たちは体を動かすのにエネルギーを必要としますが、エネルギーを生産するには熱を生み出さなければなりません。体の熱は筋肉によって作られるので、筋肉量が増えると冷えにくくなり、反対に筋肉量が減ると熱を生み出す力が弱くなり、冷えやすくなるとされています。女性は男性に比べて筋肉量が少ない傾向にあり、体の構造の関係によっても冷え性になりやすいと言われています。またデスクワークなど長時間同じ姿勢でいることが多い方も、血の巡りが悪くなることから、心臓から遠い手足が特に冷えやすくなることも。おすすめの冷え対策ストレッチそれでは早速、冷え対策におすすめのストレッチをご紹介します。座ったままできるので、是非お仕事の合間や寝る前などに試してみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.姿勢を正して座る2.片足を前に伸ばし踵を前に押し出す3.足を前に伸ばしたまま足の甲を寝かせ、足先を遠くに伸ばす4.5〜10回ゆっくり繰り返す5.次に拳を作ってふくらはぎから太もも、お尻周りをタッピングしてほぐす6.ふくらはぎを揉んでマッサージする生活習慣から体を温めることを意識しよう普段の生活からなるべく階段を使ったり、大股で歩くようにするだけでも、生活の中で筋肉が使われやすくなります。また体を温めるものを食べたり、睡眠や入浴をしっかり取ることも、冷え対策にはとても大切ですよ。ぜひ体の内側から温めることを意識して生活してみてくださいね。©Westend61/Emilija Randjelovic/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月26日「膣トレ」とは、骨盤内にある膀胱や子宮、直腸などを支えているインナーマッスル“骨盤底筋”を鍛えること。膣トレを行うことで、尿漏れや便秘、ポッコリお腹の改善や、体幹強化なども期待できます。簡単にできるので、ぜひ今日から試してみてください!骨盤底筋を鍛えよう!お肌と同様に、年齢を重ねるごとに筋肉が衰え、様々なお悩みに繋がりやすくなります。特に出産を経験したことがある方や、尿もれや便秘にお悩みの方、ポッコリお腹を解消したい方、冷え性やむくみが気になる方は、“骨盤底筋”を鍛えることで様々な不調や悩みの解消が期待できるのです!今すぐできる膣トレの方法1.まずは姿勢を正して肩・首まわりの余計な力を抜く2.息を吸いながら骨盤の底から膣を引き上げるように意識3.引き上げたところで5秒そのままキープ4.吐く息とともに一気に力を緩める5.5〜10セット繰り返す※このときお尻や足、お腹は余計な力が入らないように注意しましょう。始めは5秒も引き上げ続けることが難しく感じるかもしれませんが、ぜひ繰り返し練習してみてくださいね。お腹痩せにも繋がるトレーニング\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり膝を立て、骨盤を地面と平行にする2.吐く息とともに骨盤を後傾させながら、尾てい骨を地面につけ、お腹を背中へ引き込む3.吸う息で骨盤を前傾させ、背中で地面を押す4.呼吸に合わせて数回繰り返す5.吐く息とともにゆっくりお尻を持ち上げる6.吸う呼吸で背骨一つ一つゆっくり地面に戻す意識で数回行う勢いよく動かすのではなく、ゆっくり丁寧に繰り返してみてください。日常から骨盤底筋を意識して過ごそうお仕事中座っているときや、電車に乗っているとき、歩いているときにも、骨盤底筋を意識してみてください。簡単トレーニングを続けることで、少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、ぜひ続けてみてくださいね。©BDLM/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月21日冬になると「むくみやすくなる」と感じることはありませんか?体が冷えると筋肉の働きが悪くなり、血行不良を招く可能性が。その結果、むくみを引き起こしやすくなるのです。そこで今回は、足のむくみが気になるときにおすすめの「簡単ヨガストレッチ」をご紹介します。ベッドの上で簡単にできるので、むくみが気になる方はぜひ毎日の習慣にしてみてください。むくみの原因とは?“むくみ”とは静脈やリンパ管の働きが悪くなり、うまく水分や老廃物が排出されず、⽪下組織に余分な⽔分が溜まった状態のこと。原因は様々ありますが、日々の生活習慣が深く関わっていることが多いとされています。・長時間同じ姿勢でいること立ち仕事やデスクワークなど長時間同じ姿勢でいることで、足の筋肉の動きが少なくなり、筋肉の収縮機能が低下します。それによって、血流不良が起こり足のむくみに繋がります。・運動不足日常的に運動量が少ない方も筋力が落ちることで、血液を心臓に戻しにくくなり、むくみやすくなる可能性が。年齢が上がるほど意識的に体を動かすことが大切です。・冷え冷えは体の不調のもと。血液やリンパの流れが滞ることで、さらに冷え性や足のむくみを引き起こします。・塩分の摂りすぎ塩分をたくさん摂ると、体は過剰に水分を欲します。塩分は水分を体内に溜め込む性質があるため、余分な水分をうまく排出できなくなり、むくみやすくなります。骨盤周りの血行促進とむくみ解消を目指す!それでは早速、むくみ解消につながるヨガストレッチをご紹介します。ベッドの上で寝たままできるので、毎日の習慣にぜひ取り入れてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり膝を立てる2.右足首を左太ももに乗せ、左足を持ち上げる3.右手を内側から、左手を外側からまわし、両手で左足を抱える4.左の膝を左の胸に寄せ、余裕があれば体を左右に揺らす5.左足を下ろし、右足をそのまま左足に絡ませ、両足を左に倒す6.右手を横に伸ばしたら、リラックス状態で数回呼吸する7.捻りをほどいて膝を立て、反対の足も同様に行う8.両手足を上に持ち上げ手首、足首を振り動かす9.膝を曲げ手で拳を作り、お尻や太もも、ふくらはぎを優しく叩く10.拳を膝裏に当て、踵を交互に動かす11.両手で両足を抱え、大きく一呼吸する12.ポーズをほどき足を伸ばしてお休みするむくみを解消してスッキリ足を作ろうむくみにくい体を作るには、積極的に階段を使うなど普段から意識的に体を動かすことが大切。また、体を冷やさないようにしたり、塩分の摂りすぎに注意したりと、日々の生活習慣から見直すことから始めてみてくださいね。©bymuratdeniz/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月20日在宅勤務でのデスクワークや長距離運転など、座りっぱなしの姿勢が長時間続くと「腰まわりが重い、痛い」という症状が出る方もいるのではないでしょうか。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、腰まわりを緩めて腰痛改善を目指す「寝たままできる簡単ストレッチ」をご紹介します。腰痛の原因はさまざま腰痛のほとんどが原因を特定しきれない「非特異的腰痛」であると言われています。これは日々の生活習慣や労働環境、普段の姿勢などからくるものが多く、運動やストレッチなどである程度軽減させることができる可能性も。コツコツ続けることが腰痛改善の近道腰痛の原因の中でもやはり大事なポイントは「姿勢」にあります。普段の姿勢で骨盤の歪みが大きいと、背骨の位置がズレて猫背に繋がったり、姿勢を支える筋肉が硬くなったりして、ボディラインの崩れにも繋がる恐れがあるのです。そのため腰痛改善を目指す方は、日常の「姿勢」から意識してみてください。普段座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢をとることが多い方は、一日のうちにストレッチや運動を取り入れることをおすすめします。逆に言うと骨盤周辺の筋肉を緩めたり、体を支える筋肉を鍛えたりすることで、姿勢の改善に繋がりやすくなります!重たい腰まわりをスッキリ緩めることができるので、ぜひ習慣化してみてくださいね。1日3分で腰痛改善を目指す簡単ヨガストレッチベッドの上でも簡単にできるストレッチを紹介していきます。寝る前や朝にやってみましょう。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり両手で膝を抱える2.右足を抱え、左足を伸ばす3.手を離して右膝を大きく3周程度回し、反対回しも行う4.右足を上に伸ばして両手で掴み、余裕があれば上体を起こす※左足は地面から浮かないようにする5.左膝を立て、右足首を左太ももに乗せ、両手で左足を抱える6.右足を左足に深くかけ、両足を体の左側へ倒す7.右手を外に開き、顔を右に向ける8.捻りをほどき反対の足も同様に行う腰痛改善だけじゃないメリットも!今回のストレッチを習慣的に行うことで、腰痛だけではなくヒップアップやぽっこりお腹の解消に繋がるなど、ボディラインを整えることにも繋がっていくでしょう。ご自身の体調に合わせて、無理なく続けてみてくださいね。©PRImageFactory/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月18日寒暖差の体調不良や疲れが出てきやすいこの時期、みなさんはどのように体をケアしていますか?マッサージや整体に通うのもいいですが、時間もお金がかかるので頻繁に通うのは難しいという人も多いのではないでしょうか。そんなときはぜひお家でしっかりセルフケアしてみてください。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、3分で簡単にできる「疲労回復ヨガ」をご紹介します。肩こりや腰痛にお悩みの方にもおすすめなので、ぜひお試しくださいね。ヨガインストラクターおすすめ疲労回復方法!なんといってもまずは「ヨガ」や「ストレッチ」、「運動」がおすすめです。季節の変わり目は自律神経も乱れやすくなると言われますが、ヨガは深い呼吸とともに体を動かすので、自律神経のバランスを整えて血行を促進させるのに効果的と言われます。習慣化することにより、普段から「疲れにくい体」を目指すことにも繋がりますよ。おすすめのヨガポーズを動画とともにご紹介しますので、ぜひ一緒にチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!【猫と牛のポーズ】1.肩下に手をつき、足の付け根の下に膝をつき四つん這いになる2.背中を真っ直ぐにし、吸う呼吸に合わせて腰と背中をゆっくり反らせながら胸を引き上げ、目線は斜め上へ3.吐く呼吸とともに背中を丸くし、お腹を背中へ押し上げ目線はおへその方へ4.3~5回程度、呼吸と動きを連動させて繰り返す【針の糸通しのポーズ】5.四つん這いに戻り左手を上げ、吐く息で右手の下から潜らせ、左の肩とこめかみを地面につく6.左手の平を上向きにし、右手を頭の先遠くにつく7.数回呼吸したら四つん這いに戻り反対も同様に行う【背中、腰、体側を伸ばすポーズ】8.次にかかとの上にお尻を乗せ、手の指先を遠く前に歩かせ頭を下げる9.背中、腰を伸ばすように呼吸を入れる10.次に両手を左斜め前へ伸ばし、身体を斜めに伸ばす11.反対も同様に、右に手を歩かせる【ダウンドックポーズ】12.お尻を持ち上げて、目線を足の方へ身体で三角形を作る13.膝を曲げ、かかとを持ち上げお腹と太ももを寄せ、余裕があれば膝を伸ばす14.ダウンドックでゆったり呼吸を繰り返す15.好きなタイミングで膝を下ろしかかとの上にお尻を乗せお休みする背骨を動かすことで自律神経の働きが整いリラックスできるので、寝付きが悪い夜や目覚めの朝にもオススメ。頭を下げることで脳もスッキリしやすくなりますよ。疲れにくい体は規則正しい生活からいくらヨガや運動をたくさんしたからと言っても、「睡眠不足」や「栄養不足」の状態だと疲労はなかなか取れません。疲れが溜まっているときこそ、栄養のある食事を意識して、夜更かしせずしっかり休息を取ることが必要不可欠でしょう。まずは今のライフスタイルを見直して、出来ることから始めてみてくださいね。©Sorrasak Jar Tinyo/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月06日寒い時期になって外に出かける機会が減ると、運動量よりもカロリー摂取量が多くなり、脂肪がつきやすくなるという悪循環が生まれてしまいます。さらにこれからの季節はクリスマスや忘年会などのイベントも控えているので、しっかり体型をキープする習慣をつけておきたいところ。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が「お腹痩せを目指す簡単エクササイズ」をご紹介します。椅子に座ったまま“ひねるだけ”の運動なので、ぜひ動画を見ながら一緒にやってみてください。冬はダイエットに最適冬は太りやすい、というイメージがある人も多いかもしれません。しかし寒い時期は体温を下がるのを保とうとするため、夏に比べてエネルギーを多く使います。そのため代謝が上がりやすく、痩せやすいといわれているのです。寒い季節こそ定期的に体を動かしたり、体を温めるような食事や生活を意識したりすることが大切。激しい運動をしなくても痩せやすく、太りにくい体を作ることができるでしょう。座ったままでOK! お腹痩せエクササイズ椅子に座ったまま、テレビを見ながらでもできるようなエクササイズをご紹介します。お腹痩せだけでなく、姿勢改善や代謝アップなども期待できる動きなので、ぜひ毎日続けてみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.骨盤を立て背骨を伸ばし、腹圧を高める。2.息を吸って、吐く息とともに体を左に捻る3.捻ったところでまた息を吸い、背中を伸ばして、吐く息で体を正面に戻す4.同じように吸う息でお腹を引き上げ、吐く息で体を右に捻る5.そこで息を吸い、吐く息で正面に戻る6.脇腹の筋肉をしっかり使う意識で、腹圧を入れたまま数回繰り返す姿勢が綺麗になると自然に痩せ体質に近付く!お腹痩せにおすすめな動きですが、姿勢を保持するためのインナーマッスルも鍛えられるので、姿勢改善も期待できます。姿勢が綺麗になると代謝が上がり、自然と痩せやすく太りにくい体質に近付くでしょう。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、無理なく続けてみてくださいね。©RyanKing999/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年10月28日季節の変わり目に、なんだか寝つきが悪かったり、スッキリ起きれなかったりと、不調を感じることはありませんか?今回は現役ヨガインストラクターの筆者が「寝起きの体を軽くする」ための簡単ヨガ習慣をご紹介します。ベッドの上でも手軽にできるので、ぜひ今日の夜から試してみてくださいね。季節の変わり目と自律神経の関係季節の変わり目というのは自律神経が乱れやすいと言われています。そもそも自律神経というのは、身体を活発に動かす「交感神経」と、リラックスモードに切り替える「副交感神経」から成り立ち、バランスをとりながら体の調子を整えています。しかし季節の変わり目など、寒暖差が激しいときや気圧が頻繁に変わることが原因で、2つのバランスが上手く保てなくなり、結果として体調が崩れてしまうことがあるようです。自律神経の不調にヨガがおすすめ!自律神経というのは、背骨と密接に関わっているとされます。背中の筋肉が硬かったり、背骨を柔軟に動かせなかったりすると、自律神経が乱れてしまう恐れが。ヨガのポーズや深い呼吸は、背骨やその周りの筋肉を意識的に使い、緩めるようにアプローチすることが可能です。ヨガによって自律神経の働きが活発になり、心身を整えてくれると言われています。今日から始められる簡単ヨガ習慣では今回は、寝る前の習慣づけに最適なヨガポーズご紹介したいと思います!簡単な動きが多いので、ぜひ動画を見ながらチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つん這いになり、吸う息で背中を反らせ吐く息で背中を丸める2.数回呼吸に合わせ繰り返す3.両手を遠くに伸ばし、額をつくか、余裕があれば顎と胸をつき、脇の下や胸の前側をストレッチする4.踵の上にお尻を乗せてお休みする5.両足を前に伸ばし左膝を立て右手で左足を抱え、吐く息で左に上半身を捻る6.上体を正面に戻してから左の膝を外に開き、左手で右足裏を外側から掴み、前屈する7.身体を起こし、右手で左の膝を押さえながら左手を身体の後ろから回し上げ、耳の横へ腕を伸ばす8.反対の足も同様に行う9.最後に両足を伸ばし前屈し身体の背面をしっかり伸ばす動画では1つのポーズの長さを短めにご紹介していますが、1ポーズごとに数呼吸入れる意識でゆったり行ってあげるのがおすすめです。規則正しい生活が自律神経を整える鍵!背骨を大きく動かすヨガの動きを紹介しましたが、自律神経を整えるためには生活を整えるのも近道です。・寝る時間、起きる時間をなるべく一定にする・栄養の高い食事を意識する・日光を浴びる・軽い運動を行う・お風呂に浸かる・ストレスを溜めないなど、生活の中で意識できる習慣は沢山あると思います。ご自身の体調に合わせて、ぜひ試してみてくださいね。©RUNSTUDIO/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年10月08日大きさや形など、自分のバストにコンプレックスを持っている方は少なくないのではないでしょうか。どちらにしても共通して意識してほしいことが「姿勢」です。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、3分以内で出来る簡単バストアップヨガを紹介します。ぜひ今日からお試しくださいね。美バストに必要なのは?コンプレックスを感じている方に多いのが、胸を隠そうとするときに起きる「猫背」です。猫背は胸が垂れる原因になるだけでなく、肩こりやぽっこりお腹などボディラインの崩れや、様々な体の不調に繋がりやすくなります。逆にいえば、猫背が改善されるだけでも、バストアップや肩こり解消、血行促進、代謝の向上、お腹や背中、全身の引き締めも期待できるでしょう。今回は、胸の周辺や背中まわりの筋肉にアプローチし、姿勢改善や左右のバランスを整える簡単ヨガを紹介します。覚えたものはぜひ毎日チャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1. 胸の前で合掌し、息を吸って両手を上げ、吐く息で手を横から回し下ろす2. 右手を後頭部に添え、吐く息で右肘を左膝へと近づける3. 数回行い反対も同様に行う4. 四つん這いになり、左手を上げ胸を開き、吐く息で右腕の下から潜らせ安定する位置を見つける5. 安定している場合は右手を持ち上げ、右手の指先を頭の延長線上に伸ばす6. 反対も同様に行う7. 四つん這いに戻りつま先を立て、お尻を持ち上げ体で三角形を作る8. 手を肩幅、足を腰幅程度に開き、背中や腰をしっかり伸ばす9. 重心を前に、お尻を下げ背中を真っ直ぐにする10. そして吐く息で膝、胸、顎の順で床に下ろす11. 両手を顔の横につき、脇を締めたまま上半身を起こす12. 足の甲でも床を押し、首を長く伸ばし呼吸する13. 次に右膝を曲げて足の甲を掴み、左手を前に伸ばし上半身を引き上げる14. 反対も同様に行う15. 両手で両足の甲を掴み、上半身、下半身を同時に引き上げる16. 数呼吸してゆっくりポーズを解く17. お尻を後ろに引き、背中、腰周りをお休みさせるヨガで得られる様々なメリット美バストを目指すのにおすすめなヨガをご紹介しましたが、ヨガを行うことで呼吸が深まってリラックスでき、筋肉も緩みやすくなります。ストレスを受けやすい方や、肩こりしやすい方にもぴったりでしょう。さらに体の姿勢を支える筋肉にもアプローチできるので、体も心も整えるのに適したツールだと思います。まずは簡単にできるポーズから続けて、変化を感じてみてくださいね。©Westend61/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年10月02日部分痩せを目指すなかでも、特に「太もも痩せしたい」という方は多いのではないでしょうか。そんなときに意識してあげたいのが「内もも(内転筋)」です。たとえば電車に乗っているときや、椅子に座っているとき、自然と膝が開いてしまう方は要注意!今回はヨガインストラクターの筆者が、一日たった30秒でできる「内ももトレーニング」をご紹介します。内転筋とは?太ももの内側にある筋肉をまとめて「内転筋群」といいます。大内転筋・長内転筋・短内転筋・薄筋・恥骨筋と5つの筋肉から構成されていますが、日常生活では使われる機会が少ないので脂肪がつきやすく、筋肉も落ちやすい傾向が。普段から意識的に使い、鍛えてあげることが大切です。太ももが太くなる原因むくみ・冷え私たちは普段重力に逆らいながら生活をしています。代謝や筋力の低下によってむくみや冷えが起きやすくなり、余分な水分や老廃物が溜まってしまいます。またデスクワークなど長時間座りっぱなしのことが多い場合は特に、むくみや冷えにお悩みの方が多いのではないでしょうか。運動不足摂取したエネルギーに対して、消費したエネルギー量が少ないと、体に脂肪がつきやすくなるでしょう。さらに内ももの筋肉が使えていないと、運動不足に加えて脂肪がつきやすくなる原因にも。骨盤の歪み骨盤が正しい位置にないと血液とリンパの流れが悪くなり、脂肪が付きやすくなる傾向が。出産や加齢による骨盤周りの筋力の低下に加えて、足を組んだり片足重心になったりと姿勢に癖がある方も要注意です。30秒で出来るワイドスクワットで簡単脚痩せ!ではここからは早速、簡単に取り組めるトレーニングを紹介していきます。使いたい筋肉に意識して行うことが大事なポイント!内ももの筋肉を使う意識でチャレンジしてみましょう。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.足を肩幅の2倍程度に開き、足先を45度外側に向ける2.両手を前に伸ばしお腹を締め、吐く息で腰を落とす3.膝はつま先の方向へ曲げていき、体は前傾しないように注意する4.余裕があれば、腰を落とす時肘を後ろへ引き、肩甲骨を寄せ上半身も一緒にアプローチ!起き上がるときは「内もも」の筋肉を引き上げる意識で、10回〜20回チャレンジしてみましょう。憧れのスッキリ内ももを目指そういかがでしたか?座っているとき膝が外に開かないよう意識したり、骨盤の歪みが起きないように姿勢を意識したりすることも重要です。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて毎日続けてみてくださいね。©Anon Krudsumlit/EyeEm/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年09月15日デスクワークが多いとお尻まわりが凝り固まり、腰痛などの症状を引き起こす可能性があります。毎日少しずつストレッチを行うことで、腰痛を解消できたら嬉しいですよね。そこで今回は、現役ヨガインストラクターでもある筆者が、たった1分でお尻周りをほぐす簡単習慣を2つご紹介します。 座ったまま簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。その腰痛、もしかしてお尻の硬さが原因かも?腰痛になる要因の1つとして考えられるのが「お尻の筋肉の凝り」です。特に、普段デスクワークで長時間座りっぱなしの方や、運動不足、姿勢が悪いと感じている方は体のバランスをとるのに大切なお尻が硬いことで腰に負担がかかりやすくなり、腰痛を引き起こしやすくなります。腰への負担は座っていても立っていてもかかるので、普段からお尻をほぐしてあげることが腰痛予防や軽減にもつながります。今回は、たった1分でできるお尻ほぐしに最適な簡単習慣をご紹介します。腰痛予防におすすめのヨガポーズをご紹介!お尻まわりの筋肉が緩むことで腰痛の予防や解消だけでなく、下半身の血行が促進され冷え性やむくみの軽減にも繋がるとされています。それではやり方をみていきましょう!\動画でトレーニングを確認!/真珠貝のポーズのやり方をチェック!1.足裏をあわせて座る2.少し前に脚を動かし、脚でひし形を作る3.骨盤を立て背骨を伸ばし、吐く呼吸で上体を前に倒す余裕があれば額をかかとの上に乗せ上半身はリラックスさせましょう。4.3~5回ほど呼吸を繰り返す牛の顔のポーズのやり方をチェック!1.すわったまま、片脚を下に、もう片方の脚を上に重ね、膝を上下に合わせる無理なく心地よいポジションで行いましょう。2.骨盤を立て背骨を伸ばし、吐く呼吸で上体を前に倒す余裕があれば顎を膝の上に乗せてみましょう。3.3~5回ほど呼吸を繰り返す4.数呼吸したあと、ゆっくりと体をおこし、脚を組み替えて同様に行う動きのポイント今回紹介した動きのポイントは5つ!効果を高めるためにも、ぜひ意識してみてくださいね。・深い呼吸を意識する・肩や首周りの余計な力を抜く・お尻周りの筋肉を意識する・脚のつけ根から体を倒す初めは深く体を倒すのが難しいかもしれませんが、続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、負荷を加えながら続けてみてください。©Peter Dazeley/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年06月27日ニオイやムレ、かゆみなどデリケートゾーンのお悩みは人それぞれ。デリケートゾーンのトラブルを避けるためには、規則正しい生活やストレスを溜めないことを意識して過ごすのはもちろん、膣内環境の乱れを整えることも大切。そこで今回は、膣内環境のバランス改善が期待できるデリケートゾーンの専用ケアアイテム「インクリア」を使ってわかったメリットやデメリットをまとめました。デリケートゾーンのpHバランスとは?みなさんは健康的だといわれている膣内のpHバランスがどれくらいか知っていますか?pHバランスとは、血液や体液について酸性とアルカリ性のバランスを保つこと。一般的に、膣分泌液はpH値が3.8~4.5で酸性に保たれているといわれています。膣内を適正な酸性の状態に保つことは、細菌の侵入、繁殖を防ぐためにも大切です。しかし、ストレスや疲労、不規則な生活によってホルモンバランスが崩れたり、弱アルカリ性であるボディソープで洗いすぎることで、膣内のpHバランスが酸性から中性、弱アルカリ性に傾くことがあり、その結果、腟内環境が乱れる恐れもあるのです。デリケートゾーンはどんなケアをしていますか?デリケートゾーンのケア方法について、なかなか人と話す機会も少ないですよね。ケアしたい気持ちはあるけれど、どうすればいいかわからないという人も多いかと思います。筆者もデリケートゾーン専用ソープを使うようになったのはここ最近です。今回試した「インクリア」は、膣内環境を酸性に保つ自浄作用をサポートして、pHバランスの改善にアプローチする膣洗浄器とのこと。善玉菌も一緒に洗い落とす可能性のあるビデとは異なり、洗浄するのではなく乳酸を補うことで膣の自浄作用をサポートし、ニオイなどの不快感を軽減してくれるそうです。「インクリア」を試してみた!「インクリア」は1回1本使いきりタイプの膣内洗浄器。乳酸を配合した少量のジェルで膣内環境を整えるというデリケートゾーン専用のケアアイテムです。使ってみると、アプリケーターは、一般的なタンポンより細い流線型のフォルムで圧迫感なくスムーズに挿入できました。タンポンと同じくらいの大きさで、ひとつひとつ個包装されているので持ち運びにも便利。ナプキンやタンポンを持ち歩くときは一緒に入れておいてもよさそうです。使用方法1.包装の上端を切り、容器を取り出します。2.キャップを指で折るようにして引き抜きます。3.体をリラックスさせた状態で、シリンジの先端から5~8cmを膣に挿入します。4.ピストンを押し、ジェルを注入します。5.容器をゆっくり抜きます。挿入後はしばらく腟内に留めておくことが効果的なよう。就寝前に使用すると、時間が経つにつれて少しずつジェルが膣から出てくるので、ナプキンやおりものシートを使用することを推奨しています。中身を出してみました。ジェルは無香、透明のジェルタイプで、量も1.7gでそんなに多くありません。筆者が膣に挿入した際は「アプリケーターの中身がちゃんと入っているのかな?」と少し不安になるほど、違和感はありませんでした。その後しばらくして、おりものシートにジェルが出ているのを確認し、ちゃんと入っていたのだと確認できました。注意事項使用時の注意事項は以下とのこと。・再使用禁止・腟内を洗浄する以外の目的で使用しない・過去にトキシックショック症候群(TSS)を発症したことがある人は使用しない。・過剰な使用は禁止(週に3~4回程度を目安に使用する)・局部に炎症、その他異常がある時は、使用前に医師に相談してから使用する。・病気が疑われるような症状がある場合には、専門医に相談してから使用する。・妊娠中に使用する場合は、主治医に相談してから使用する。使ってわかったメリット・デメリットとは?筆者が実際に使ってみてわかったメリットとデメリットを紹介します。メリット1.扱い方が簡単で、挿入しやすい。2.個包装で使い切りタイプのため衛星的。3.化粧ポーチなどにも入る大きさで、携帯にも便利。4.月経終わりの不快感が解消しやすい。5.ニオイや乾燥などの不快感が解消しやすい。デメリット1.3本入りで¥1,320、10本入りで¥3,960、30本入りで¥8,709とコストがかかる。2.挿入後、ジェルが出てくるのでおりものシートやナプキンで対応する必要がある。3.タンポンを使用したことがない人は、膣に入れるのに抵抗を感じるかもしれない。人によって効果の感じ方に違いがあると思いますが、デリケートゾーンのお悩みがある人は一度試してみるのが良いでしょう。免疫力が低下すると腟内の自浄作用が落ちて、トラブルや変化が起こりやすいとも言われています。デリケートゾーンで悩みがあるのなら、自分に合った改善方法が見つけられる良いですね。【参考】『ハナミスイ』公式サイト『ハナミスイモール』公式サイトNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年03月21日普段、“自律神経”を意識して生活することはありますか?「だるい」「眠れない」「やる気がなかなか出ない」「いつもイライラしてしまう」などの様々な心身の不調は、もしかしたら自律神経の乱れが原因かもしれません。そこで今回はヨガインストラクターでもある筆者が、自律神経のバランスを整えたいときにおすすめなヨガのポーズと呼吸法を紹介していきます。ぜひお試しくださいね!自律神経とは?自律神経とは呼吸器官や消化器官などの活動を調整する神経で、私たちの意思とは関係なく働いているもの。自律神経は交感神経と副交感神経から成り立ち、基本的には人が起きて活動しているときは交感神経、リラックスしているときや寝ている時間は副交感神経が優位になります。そして、この2つの神経がアクセルとブレーキのようにバランスをとりながら状況に応じて働いているのです。そのため、自律神経を乱れさせないためには、この2つの神経のバランスを崩さないことが重要なのです。自律神経が不調になる原因1.生活習慣睡眠不足や栄養がかたよった食生活など不規則な生活をしていると、自律神経のバランスが崩れやすくなると言われています。2.ストレスストレスを感じることで、副腎皮質ホルモンやアドレナリンが分泌されると言われています。この副腎皮質ホルモンやアドレナリンは、血圧上昇や免疫抑制などを引き起こす作用があり、交感神経を優位にする働きがあると言われているんです。そして、交感神経が優位になり続けてしまうことで、副交感神経とのバランスが崩れてしまいます。心身の不調を感じたとき、その原因が風邪や病気ではない場合はもしかしたら自律神経の乱れがあるかもしれません。そういうときは、今の生活習慣やストレスなどを、自分自身で今一度見直してみたほうがいいでしょう。自律神経のバランスを整える方法呼吸を意識して行ない、筋肉の緊張をやわらげるヨガや呼吸法は、自律神経のバランスを整えるのに有効と言えます。では、早速やり方を見ていきましょう!ストレス軽減にもオススメ!「均等呼吸法」吸う息、吐く息の呼吸の長さを一定にして、意識的に呼吸をする方法です。\動画で「均等呼吸法」にチャレンジ!/始めは4秒ずつからスタートし、慣れてきたら8秒で行ないましょう。呼吸を入れる量をコントロールしながら、無理なく行なってみてくださいね。呼吸を深める3分ヨガ肩周りや背中をほぐし、胸を開きやすくすることで呼吸が入りやすくなります。ぜひ動画を見ながら一緒にやってみてくださいね。\動画で「呼吸を深める3分ヨガ」にチャレンジ!/やり方をチェック!1.あぐらで座り、胸の前で手を合わせ、息を吸いながら腕を持ち上げる2.吐く息で手を横から開き下ろす3.数回繰り返す※肩甲骨を刺激するように腕はやや後ろに下ろしながら行なう※上半身を大きく縦に伸ばしながら深く呼吸を送る4.右手を頭の後ろにして肘を開き、左手は体のそばに置く5.吸う息で右肘を後ろに引き、胸を開く6.吐く息で右肘を左の膝に寄せお腹を縮める※右肘は外に開いたまま、右の胸を左膝に近付けるように吐く息で深く身体を捻る意識で行なう7.反対も同様に行なう8.股関節の下に膝をつき、四つん這いに戻る9.息を吸いながら、左手を持ち上げ目線を左手へ移す10.吐く息とともに、左手を右腕の下から潜らせる11.左手の平を上に向け、左の肩とこめかみをつく12.余裕があれば右手の指先を頭の先の遠くにつく※お尻を後ろに引き、肩周りや背中の筋肉を緩めるように行なう13.四つん這いに戻り、反対も同様に行なう14.息を吸いながら背中を伸ばしつま先を立てる15.吐く息でお尻を上に引き上げダウンドックポーズ16.重心を前にシフトし、ゆっくり上体を下ろす17.両手を頭の横につき、上体起こし、胸を引き上げ肩を下げ首を伸ばす18.数呼吸したらポーズを解放し、右足を曲げて右手で足の甲を掴み、左手は真っ直ぐ伸ばす19.右足の付け根から持ち上げ、左手で地面を押し胸を大きく引き上げる20.反対の足も同様に行なう21.最後に両足の足の甲を掴み、吸う息で上半身、下半身を一気に引き上げる22.数呼吸し、好きなタイミングでチャイルドポーズに戻りお休みするまとめご紹介したヨガや呼吸法以外にも、生活習慣を見直したり、ストレスが溜まらないようなライフスタイルを心がける、良質な睡眠や食事も積極的に取り入れるなど、様々な取り組みで自律神経のバランスを整えることができます。ぜひ参考にしてくださいね。©SFIO CRACHO/shutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2021年09月20日毎日マスクで過ごしていると「呼吸が浅くなった」「マスクの中で口呼吸になってしまう」と感じることはありませんか?しかし、口呼吸をしていると呼吸が浅くなったり、免疫機能が下がり病気になりやすくなるとも言われます。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が日常の呼吸を深められる「ヨガの呼吸法」をご紹介します。ぜひ習慣にしてみてくださいね。口呼吸は注意が必要!?人間は本来「鼻呼吸」が基本になりますが、鼻が詰まりやすかったり、筋肉が衰えて口が開きやすくなっているといった様々なことが原因となり、普段から「口呼吸」になる方が多いと言われています。鼻で呼吸する場合、吸った空気が鼻腔を通るときに温められ、加湿されて肺に送られます。そして、鼻毛や粘膜の表面に生えた線毛、粘液には、ほこりや細菌、ウイルスといった異物を取り除く働きがあります。ですが、口にはそういった防御機能が無いので、ウイルスが直接体に入り込みやすく、風邪やインフルエンザ、アレルギー性の疾患・気管支ぜんそくなどにかかりやすくなったり、ドライマウスや歯周病などを引き起こす恐れがあると言われています。それだけでなく、口呼吸は鼻呼吸に比べて酸素の摂取量が少なく、脳に十分な酸素がいきにくくなるため、自律神経の乱れや集中力の低下につながる可能性があります。そして口呼吸の場合、代謝が落ちエネルギーが消費されにくくなることで、痩せにくく太りやすくなるとも言われています。また、口呼吸によって顔まわりの筋肉が緩むことで、顔のたるみやイビキを引き起こしてしまう可能性も……。鼻炎などで鼻呼吸がしづらい方もいるとは思いますが、習慣や癖で口呼吸になっているのであれば、意識して鼻呼吸をするようにしてみませんか?脱・口呼吸!疲労回復にもおすすめな「完全呼吸法」とは?普段無意識で行なう呼吸を深め、鼻呼吸をマスターするためには、意識的に呼吸をすることがとても大事になります。そこでおすすめしたいのが、ヨガの呼吸法です。ヨガの呼吸法は「プラーナヤーマ」と呼ばれ、体の機能を高め、マインドを落ち着かせる、自律神経のバランスを整えるといった様々な効果が期待できるとされています。今回は何種類もある呼吸法のうち、まずは「完全呼吸法」と呼ばれるヨガの基本の呼吸法を紹介します。この呼吸法は横隔膜を上下に動かして呼吸をする「腹式呼吸」と、肋骨筋を広げたり縮めたりして呼吸をする「胸式呼吸」、そして「肩(鎖骨)呼吸」の3つを合わせた呼吸法です。動画内では音声とテキスト両方で紹介しているので、ぜひ動画の音声を聞きつつ、テキストを見ながら一緒にやってみてくださいね!\動画を見ながら「完全呼吸法」にチャレンジ!/やり方をチェック!1.まずは骨盤を立てて座る(あぐら、正座、椅子に座る状態でもOK)2.鼻から息を吸い、鼻から吐き出す呼吸を自然に繰り返す3.次に吸う呼吸でお腹を膨らませ、吐く呼吸でお腹をへこませる4.数回繰り返したら、次に吸う呼吸で胸や肋骨を上下左右に広げていき、吐く呼吸で縮ませる5.数回繰り返し、次は鎖骨や背中の方にも呼吸を入れる意識でお腹胸鎖骨(肩)の順で息を吸う鎖骨(肩)胸お腹の順で息を吐く呼吸の流れや体の動きを意識しながら数回繰り返す(3〜10呼吸目安)6.ゆっくり自然な呼吸に戻す呼吸する際のポイント今回の呼吸法のポイントは4つ!1.呼吸が丹田(へそ下の下腹部)あたりから、肺に、胸に、気管支に流れていくように呼吸の通りを確認しながら行ないましょう2.慣れてきたら吸い切った後に2~3秒程度息を止めてみましょう苦しさを感じる場合は、呼吸を止めずに行なってください。3.肩や首周りの力を抜き、リラックスした状態で行いましょう4.常に姿勢を意識し、背中が丸くならないように注意しましょう仰向けに寝た状態で行なっても大丈夫です。この呼吸法を行なうのが難しいと感じる場合は、まずは意識的に深く呼吸をすることから始めてみてください。そして口呼吸してしまっていることに気づいたタイミングで、すぐに鼻呼吸に切り替えるようにしましょう。そうすることで、少しずつ鼻で呼吸することが自然と心地よくなっていくはず。きっと続けることで体にも心にも少しずつ変化が訪れるはず。体調に合わせて自分ができる範囲でチャレンジしてみてくださいね!©Mark Nazh/shutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2021年09月08日毎年この季節になると注意喚起される「熱中症」。熱中症は最悪の場合、死に至る可能性がある怖いものです。野外で活動される方や、子ども、高齢者は特に気をつける必要があるのはもちろん、普段室内で過ごすことが多い方も要注意!そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が熱中症対策としておすすめしたいヨガの呼吸法とヨガポーズをご紹介します。ぜひお試しくださいね。熱中症のメカニズム私たちは普段体を動かしていると体内で熱が生まれ体温を上昇させます。体温が上がると、汗をかくことで体の表面から熱を逃し、自動的に体温を調整すると言われています。しかし、気温や湿度が高い環境で長時間活動したり、運動不足やストレス、自律神経の乱れなどが原因となり、体内の水分やナトリウムなどのバランスが崩れることがあります。その結果、体温調節が上手くできず、熱中症の症状を引き起こしてしまいます。特に体調が悪い時は熱中症の危険性が高まるので、バランスのよい食事や十分な睡眠をとるなどして普段から体調を整えてあげましょう。そして、体に熱が溜まらないように気温や湿度を確認し、衣服を工夫することで暑さを調整することも大事ですよ。熱中症のサイン自覚しにくいと言われる熱中症ですが、以下の症状があれば要注意です!・めまい・立ちくらみ・大量の発汗・筋肉痛・こむら返り・頭痛・嘔吐・倦怠感・集中力の低下このような症状が出たら、まずは水分や塩分を摂り、体を冷やしてあげるなどの早急な手当が必要になります。もしも、意識がもうろうとしたり、けいれんを起こしてしまう……などの症状があれば、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。体を冷やすヨガの呼吸ヨガの呼吸法は体を温めることも、冷やすこともできると言われてます。そこで今回は「熱を冷ます」「冷却」を意味するシータカーリー呼吸法とシータリー呼吸法をご紹介します!鼻から吸って鼻から吐くのがヨガの呼吸の基本ですが、シータカーリー&シータリー呼吸法は口から吸って鼻から吐きます。体の熱を冷まし、喉の渇きをやわらげ、体温調節と深く関わりのある自律神経を落ち着かせる効果もあります。では、やり方を見ていきましょう!シータカーリー呼吸法【やり方】1.上下の歯を合わせ、口を横に広げ「イ」の口をつくる2.「シー」と音がするように歯の隙間から息を吸う3.口を閉じ、1〜2秒軽く息を止める4.鼻からゆっくり息を吐くシータリー呼吸法【やり方】1.口を開けた状態で舌を出してストローのように丸める2.舌を丸めた状態で「シー」と音をたてながら息を吸う3.口を閉じ、1〜2秒軽く息を止める4.鼻からゆっくりと息を吐く自律神経を整えるヨガポーズそれでは次に、自律神経を整えるのにおすすめの「寝る前3分でできる簡単ヨガ」を紹介していきます。眼精疲労や睡眠の質を高めるとも言われる「ウサギのポーズ」や足のむくみ解消におすすめの「トカゲのポーズ」などを合わせた一連のヨガポーズになります。ぜひお試しくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.まずはかかとの上にお尻を乗せた状態で額を地面につける(チャイルドポーズ)※上半身を下半身に乗せリラックスして呼吸を行なう2.手を顔の側に置き、お尻を持ち上げ頭頂を地面につく※お尻の下に膝が来るように位置を調整する3.そこから前後に少し動かしながら頭頂を刺激する4.安定していたら手を解き体の後ろで指を絡め、腕を伸ばす※顎を軽く引き首の後ろを伸ばす5.好きなタイミングで額を地面につきチャイルドポーズでお休みする6.四つん這いに戻り、左足を左手の横に置き、右足を後ろに引き膝を真下に下ろす7.背中を真っ直ぐにしたら目線を前に向ける8.腰を落として余裕があれば肩の下に肘をつく※痛みがあれば手を肩下についたまま呼吸を繰り返す9.次に左手を腰に当て息を吸いながら背中を伸ばし、吐く息で左に上半身を捻る10.左の肩甲骨を寄せ、身体の中心から捻りを深める11.捻りを解き四つん這いに戻り、反対の足も同様に行なう12.最後に足を前に膝を緩めてつま先を上に向けて座る13.坐骨を安定させ骨盤を立て、息を吸いながら両手を伸ばして背中を真っ直ぐにする14.吐く息で身体を前に倒し上半身を下半身に預けるようにリラックスした呼吸を行なう15.吸う呼吸で腕を持ち上げながら体を起こし、吐く息で胸の前で手を合わせたらポーズを解放する大切なのは生活習慣!ヨガの呼吸法や動きを紹介していきましたが、熱中症の予防として一番大切なのは「生活習慣」になります。・こまめな水分補給・気温や湿度に応じた衣服や部屋の温度調節・エアコンや扇風機などを我慢しない・休息・睡眠をとる・定期的な運動を行う・無理をしないこと・体調管理をする・栄養を意識した食事などを普段から意識することが熱中症予防の基本となります。心配な方は経口補水液や塩分が取れる飴などを持ち歩くのもおすすめですよ。ぜひ毎日の習慣を見直すことで、熱中症や夏バテ知らずの丈夫で元気な体を作りましょう!©Oscar Wong/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2021年08月16日どんどん気温が上がり、もうすぐ真夏の時期がやってきます。その結果、冷房を強めに設定したり、冷たい物を食べることが多くなり、“体の外側は暑いのに内側は冷えきっている……”という状態になっている人も少なくないでしょう。特に、夏は暑いので体を動かすのも少し億劫な時期になりますが、内側から体を冷やさないためにも入浴や運動を定期的に行なって血行をよくすることも大事です。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「エアコンの冷え対策におすすめの1日1分でできる簡単習慣」をご紹介します!マットや道具は必要のない動きなので、ぜひお気軽にお試しください。冷え性の原因は?エアコンがついてる部屋に長時間いると、最初は良くても少しずつ「肌寒い……」と感じてきますよね。その間、実感はなくても体には大きなストレスがかかっていると言われています。本来ならば自律神経の「副交感神経」の働きで暑いときは自動的に体内の熱を排出するのですが、体が冷えたままの状態でいると自律神経の「交感神経」の働きが優位になり、体温を逃さないようにと血管を収縮させようとします。それが続くと少しずつ自律神経がダメージを受け、通常の体温調節が自身の身体でできなくなり、年中冷えに悩まされる可能性もあるようです。そうなる前に、室内の温度調節や、体を冷やさない対策を取ってあげることが大切ですよ。冷え対策で気をつけたいこと体を必要以上に冷やさないために、下記の5つのポイントに気を付けてみてください。1.エアコンの温度は25~28度の間で設定し、寒さを感じない温度かつ外気温との差が大きすぎない温度に設定すること。2.オフィスなどの温度調整ができないところでは、首、足首、手首、腹部を温められるような腹巻やレッグウォーマーなどを使って体をなるべく冷やさないこと。3.体を冷やすような食べ物だけでなく、体を温める食べ物も積極的に摂ることでバランスの良い食事を意識する。4.シャワーだけでなく週に何度かは湯船に入って入浴する。※少し低めの温度でゆっくり時間をかけてあげたほうが湯冷めしにくいと言われています。5.定期的に運動を行なう。特におうち時間が増えて運動不足の方は、ウォーキングや階段の登り降りだけでもいいので体を動かす習慣を意識しましょう。これを機に体を冷やさないこと、そして血行を悪くさせないような生活を心がけてみましょう。おすすめの簡単エクササイズそれでは、これから冷え対策におすすめの「たった1分でできる簡単エクササイズ」を紹介していきます!肩甲骨まわりの筋肉を大きく動かすことで上半身の血行を促進させながら、足の筋肉もしっかりと使い全身をバランスよく動かすことができる動きです。それではやり方を見ていきましょう!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.足を閉じて立つ2.右足を大きく後ろに引き、骨盤を平行に水平に保つ3.息を吸いながら両手を持ち上げる4.吐く呼吸で左膝を曲げながら腰を落とす5.左のかかとの上に膝が来る位置に合わせる6.吐く息で肘を横に引きながら肩甲骨を寄せる7.吸う呼吸で腕を伸ばし、また吐く呼吸で肘を引く8.3~5回程度、呼吸に合わせて繰り返す9.下半身はそのままの状態で、体の後ろで指を組み肘を伸ばす10.数回呼吸したら、足を前に戻し反対も同様に行なう動きのポイント今回のトレーニングのポイントは6つ!トレーニングの効果を高めるためにも、ぜひ意識してみてくださいね。1.ゆっくりと丁寧な動作を心がける2.深い呼吸を意識する3.肩や首に余計な力が入らないように意識する4.肩甲骨を大きく動かす5.お腹を締めて行なう6.後ろの足の膝をしっかりと伸ばすいかがでしたか?余裕がある日には、お休みを入れながら2~3セットほどチャレンジしてみてくださいね。続けることで、体にも心にも少しずつ変化がでてくるはず。自分の体調と相談しながら、できる範囲で継続してみてください。©buritora/shutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2021年08月03日