アイドルグループ・NGT48の中井りかが『週刊文春』に男性ファンとの半同棲を報じられたことを受け、同グループ劇場支配人の今村悦朗氏が17日、公式ブログで謝罪した。NGT48の中井りか中井は、16日に愛知・ナゴヤドームで行われた「第10回AKB48世界選抜総選挙」開票イベントで、『週刊文春』の直撃取材を受けたことを告白。「アイドルだっていろいろあるんだよ!」と言い放った。今村氏は、「名古屋での総選挙を終えて」と題してブログを更新し、総選挙の振り返りやファンへの感謝の思いをつづった後、「また、中井りかがお騒がせをいたしまして、大変申し訳ございませんでした。支配人としてお詫び申し上げます。48グループの一員としての自覚を持って行動するよう、強く反省を促して参ります」と謝罪した。大胆な発言から“炎上アイドル”とも言われている中井。総選挙後、ツイッターでは「腹減ったわい」とつぶやき、翌17日には「腹ぐらい減ってもいいだろうが(笑)(笑)が第一声の朝ですおはようございます」とツイートしていた。
2018年06月18日SKE48の須田亜香里が、16日にナゴヤドームで行われた開票イベント「第10回AKB48世界選抜総選挙」で15万4,011票を獲得し、自己最高の2位になった。2011年の36位から毎年順位を上げ続け、2015年には18位に落ちたが、2016年は7位、2017年は6位と着実にトップの座に近づいていた。今年は1位を目標に掲げていたが、マイクの前に立った須田は、「ありがとうございます。本当に私が一番ビックリしています」と晴れやかな笑顔で語り始めた。バラエティ番組をはじめ、多くのメディアで見掛けることが多くなった須田。「この1年、私は皆さんにいただいた順位を活かしながら、なぜこのルックスでここまで上がってきたんだという世間の皆さんの疑問を糧にたくさんのメディアに出演させてもらいました」と自虐を交えながらそのことに触れ、「テレビだったり、雑誌だったり、本当にラッキーなヤツだなと私は思います」と恵まれた境遇を噛みしめる。一方で、「でも、そのメディアに出演させていただく中で、感じたこと、気づいたことがあります。それは世間のみなさんは、私たちが思っている以上に48グループに興味がないということです」という危機感も。「こんなにもみなさんが熱く応援してくれるのに、こんな私でも見てくれる心の清い人たちがいるのに、何でこんなにも伝わらないんだろうともどかくして」とファン以外との温度差を感じたという。さらに、「良い順位で番組の方に興味を持ってもらっても、その中では『あなたは何ができますか?』『何を伝えられますか?』というのを常に問いかけられて、求められます。その連続でしかも私の8年以上のこのグループでのストーリーは10秒のダイジェストにまとめられ、本当にまだまだだなと思います」という苦い記憶も。そんな弱音を吐きながらも、「今こそメンバー一人ひとりが自分の武器、自分自身をもっと武器にして個性を出して行って、48グループの旗を掲げて戦って行く時だと思います」と熱い思いを伝え、「メンバー一人ひとり、自分の個性を出すことを恐れずに、弱いところを恐れずに、頑張って行けたらいいなと思います。本当にありがとうございます!」と締めくくった。
2018年06月16日NGT48の荻野由佳が、16日にナゴヤドームで行われた開票イベント「第10回AKB48世界選抜総選挙」で8万1,629票を獲得し、昨年の5位から1つ順位を上げて4位にランクイン。速報は1位だった。スピーチでは、アイドルとしての熱い思いを涙ながらに語った。2016年の95位から大躍進した荻野だったが、周囲からは「順位と私自身の結果が伴っていないんじゃないか」という声も聞こえてきたのだそう。「48グループの中ではまだまだ新人の方だったので、そう思われてしまうのも仕方ない」と受け止めていたが、「『5位なんだね。やっぱりすごいんだね』と思ってもらえる人になりたい」と心に決め、「100点のことはできなかったかもしれません。でも、この1年間は100%で毎日取り組んできたつもりです」と振り返った。また、昨年以上の結果を残せたことに「私にとってはすごく夢のようです。震えが止まらないです」と気持ちの整理がつかないようだが、「全盛期のAKB48と言われていたあの時代を、恐縮ですが私が作っていきたいと思いました!」と力強く宣言。会場が大歓声に包まれる中、「私はまだまだ未熟者です。先輩に比べたら何か秀でているところもありませんし、パフォーマンスも歌もダンスも上手なわけではないです。だから、比べられてしまうところもたくさんあると思います」と客観視し、「それでもみなさんから票という愛という種にいっぱい汗をかいて大きな花を咲かせて、いつか『やっぱりAKB48グループ最高だね』と言ってもらえるグループに作っていきたいと思います」と意気込んでいた。
2018年06月16日アイドルグループ・AKB48の53枚目のシングルの選抜メンバーを決める「第10回AKB48世界選抜総選挙」の開票イベントが16日、愛知・ナゴヤドームで行われ、SKE48の松井珠理奈が女王に輝いた。今年はAKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48に加え、タイ・バンコクのBNK48と台湾・台北のTPE48も参加し、史上最多の339人が立候補。昨年3連覇を果たし、4度1位を獲得した指原莉乃(HKT48)が出馬せず、そのほかの歴代女王は全員卒業しているため、誰が優勝しても“初女王”だった。悲願の女王の座を獲得した松井は、唯一の10年連続選抜入りという偉業も達成。続く2位はSKE48の須田亜香里と、地元開催となったSKE48が、ワンツーフィニッシュを決めた。そして、昨年3連覇を果たした指原莉乃に続いてHKT48の4連覇は目指していた宮脇が3位に。速報1位だったNGT48の荻野由佳は4位となった。「第10回AKB48世界選抜総選挙」の全順位は以下の通り。≪選抜メンバー≫1位松井珠理奈(SKE48 Team S)194,453票2位須田亜香里(SKE48 Team E)154,011票3位宮脇咲良(HKT48 Team KIV)141,106票4位荻野由佳(NGT48 Team NIII)81,629票5位岡田奈々(AKB48 Team 4)75,067票6位横山由依(AKB48 Team A)67,465票7位武藤十夢(AKB48 Team K)62,611票8位大場美奈(SKE48 Team KII)53,998票9位矢吹奈子(HKT48 Team H)51,620票10位田中美久(HKT48 Team H)50,175票11位惣田紗莉渚(SKE48 Team KII)48,671票12位高橋朱里(AKB48 Team B)48,100票13位向井地美音(AKB48 Team A)47,485票14位吉田朱里(NMB48 Team M)46,837票15位古畑奈和(SKE48 Team KII)45,688票16位本間日陽(NGT48 Team NIII)39,241票≪アンダーガールズ≫第17位松村香織(SKE48 Team KII)38,399票第18位高柳明音(SKE48 Team KII)37,773票第19位小嶋真子(AKB48 Team K)36,127票第20位白間美瑠(NMB48 Team M)33,970票第21位奈良未遥(NGT48 研究生)33,962票第22位岩立沙穂(AKB48 Team B)33,863票第23位太田夢莉(NMB48 Team BII)33,012票第24位西潟茉莉奈(NGT48 Team NIII)32,096票第25位小栗有以(AKB48 Team 8)31,359票第26位田島芽瑠(HKT48 Team H)31,111票第27位北川綾巴(SKE48 Team S)30,249票第28位荒井優希(SKE48 Team KII)29,713票第29位菅原茉椰(SKE48 Team E)29,413票第30位加藤美南(NGT48 Team NIII)29,305票第31位福岡聖菜(AKB48 Team B)29,235票第32位峯岸みなみ(AKB48 Team K)29,020票≪ネクストガールズ≫33位谷口めぐ(AKB48 Team B)28,024票34位小畑優奈(SKE48 Team KII)27,648票35位江籠裕奈(SKE48 Team KII)27,607票36位加藤玲奈(AKB48 Team A)26,710票37位中井りか(NGT48 Team NIII)26,701票38位大西桃香(AKB48 Team 8)26,363票39位チャープラン(BNK48 Team BIII)26,202票40位渕上舞(HKT48 Team KIV)25,977票41位川本紗矢(AKB48 Team 4)25,458票42位内山命(SKE48 Team KII)25,261票43位西村菜那子(NGT48 研究生)25,244票44位佐々木優佳里(AKB48 Team B)25,045票45位末永桜花(SKE48 Team E)24,940票46位熊崎晴香(SKE48 Team E)24,331票47位坂口渚沙(AKB48 Team 8)24,298票48位朝長美桜(HKT48 Team KIV)24,272票≪フューチャーガールズ≫第49位倉野尾成美(AKB48 Team 8)24,228票第50位小田彩加(HKT48 Team TII)23,754票第51位竹内彩姫(SKE48 Team KII)23,373票第52位込山榛香(AKB48 Team K)22,662票第53位太野彩香(NGT48 Team NIII)22,292票第54位内木志(NMB48 Team N)22,102票第55位松岡菜摘(HKT48 Team H)22,050票第56位一色嶺奈(SKE48 Team S)21,910票第57位渋谷凪咲(NMB48 Team M)21,818票第58位岡部麟(AKB48 Team 8)21,798票第59位鎌田菜月(SKE48 Team E)21,606票第60位小田えりな(AKB48 Team 8)21,519票第61位駒田京伽(HKT48 Team H)21,437票第62位太田奈緒(AKB48 Team 8)21,416票第63位田中菜津美(HKT48 Team H)21,387票第64位中村歩加(NGT48 研究生)21,332票≪アップカミングガールズ≫第65位後藤萌咲(AKB48 Team A)21,323票第66位松岡はな(HKT48 Team TII)21,196票第67位高倉萌香(NGT48 Team NIII)21,182票第68位高畑結希(SKE48 Team E)21,082票第69位小熊倫実(NGT48 Team NIII)20,913票第70位山口真帆(NGT48 Team NIII)20,654票第71位本村碧唯(HKT48 Team KIV)20,321票第72位ミュージック(BNK48 Team BIII)20,106票第73位秋吉優花(HKT48 Team H)19,371票第74位瀧野由美子(STU48)19,341票第75位久保怜音(AKB48 Team B)19,009票第76位日高優月(SKE48 Team KII)18,818票第77位長谷川玲奈(NGT48 Team NIII)18,563票第78位岡田美紅(SKE48 研究生)18,377票第79位城恵理子(NMB48 Team BII)18,359票第80位青木詩織(SKE48 Team KII)18,265票≪第10回世界選抜総選挙記念枠≫第81位植木南央(HKT48 Team KIV)18,062票第82位本田仁美(AKB48 Team 8)17,656票第83位豊永阿紀(HKT48 Team H)17,558票第84位運上弘菜(HKT48 Team KIV)17,557票第85位下野由貴(HKT48 Team KIV)17,351票第86位加藤夕夏(NMB48 Team M)17,277票第87位坂本愛玲菜(HKT48 Team TII)17,258票第88位大森美優(AKB48 Team 4)17,067票第89位谷真理佳(SKE48 Team E)17,027票第90位村瀬紗英(NMB48 Team BII)16,594票第91位山田野絵(NGT48 Team NIII)15,699票第92位山内瑞葵(AKB48 Team 4)15,619票第93位水野愛理(SKE48 Team KII)15,618票第94位篠崎彩奈(AKB48 Team A)15,574票第95位山田菜々美(AKB48 Team 8)15,174票第96位栗原紗英(HKT48 Team TII)15,149票第97位馬嘉伶(AKB48 Team 4)15,107票第98位上西怜(NMB48 Team BII)14,985票第99位石田千穂(STU48)14,537票第100位 大家志津香(AKB48 Team B)14,488票
2018年06月16日元NMB48の須藤凜々花が、13日深夜に放送されたニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』(25:00~27:00)に生出演し、昨年のAKB48選抜総選挙での結婚宣言を振り返った。須藤凜々花今回、『AKB48のオールナイトニッポン~総選挙直前、クセがすごい緊急対談SP~』と題して放送。パーソナリティをNGT48・中井りかが担当し、SPゲストとして須藤とお笑いコンビ・千鳥のノブが出演した。昨年6月に行われたAKB48選抜総選挙のスピーチで結婚宣言して世間をざわつかせ、今年4月13日にゴールインした須藤は、総選挙の前日の心境について「全然ためらいはなかったです。どういう風に言おう、どうやったら伝わるかなって考えていました」と語った。そして、ファンに対する思いを聞かれると「握手会も大好きでしたし、総選挙も大好きでしたし、ファンの人ともDMでしゃべっているくらい好きなんです」と言い、「応援してくれているから逆に搾取されるだけじゃ嫌だなと思って。総選挙って見せ物。いい意味で残酷ショーだけどそれだけじゃ終わらないのがAKB。そこを踏み台に自分の夢を実現するかの戦い。だから逆にファンの方の愛を無駄にしたくない。きれいごとって言われるかもしれないんですけど」と総選挙への思いを語った。結婚宣言に対するファンの反応については「“おめでとう”が0.5割で、あとは“おいおい”」と明かし、「最後の握手会はお酒を飲んで臨みました」とぶっちゃけ。さらに「その期間は常にリュックを背負って、中に教科書を入れていつ刺されてもいいように」と警戒していたという。また、祝福してくれた0.5割のファンについて「今でもその人たちはいてくれる。7人くらい。“7人の侍”と呼んでいます。感謝しかないです」と語った。
2018年06月14日元NMB48の須藤凜々花が、13日深夜に放送されたニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』(25:00~27:00)に生出演し、濃厚キスエピソードなど大胆発言を連発した。須藤凜々花今回、『AKB48のオールナイトニッポン~総選挙直前、クセがすごい緊急対談SP~』と題して放送。パーソナリティをNGT48・中井りかが担当し、SPゲストとして須藤とお笑いコンビ・千鳥のノブが出演した。昨年6月に行われたAKB48選抜総選挙のスピーチで結婚宣言して世間をざわつかせ、今年4月13日にゴールインした須藤は、「付き合った時点で報告しろよ。なぜ結婚まで隠してたんだ」という番組に寄せられた質問に対し、「超迷ったんですよ。片思いの時点で『好きな人できました』って言っちゃおうかなと」と打ち明けた。続けて、「でも、そんなこと言ったら相手が重いじゃないですか。この恋は諦めたくないと思ってずっと片思いして、付き合う事になって、でも、ファンの人もいるしどうしようどうしようってなって、とてつもない二択を迫られた。仕事もプライベートもどっちも大事で、どっちに優劣をつけるのがひどいと思ったんですよ」と葛藤を明かし、「そうしたらもっとひどいこと(総選挙での結婚発表)をしちゃった」と話した。だが、「チューは報告したつもりだったんです」と、自身の哲学書の文庫版のあとがきでキスを匂わせていたと言い、「伝えたかったんです」と説明。そして、「全然燃えないっすよ、こそこそする恋愛なんてクソですよ」と語り、「今、堂々と観覧車でするベロチューは最高ですよ。それが幸せなんですよ」と濃厚キスエピソードが飛び出し、中井とノブを驚かせた。須藤は「結婚のあいさつに行ったんですよ、彼の実家に。彼が昔行っていたデパートの屋上に無料で乗れる観覧車があるから行こうって。そこで人目を気にせず手をつなげるってこんなに幸せなのかって」とシチュエーションを説明。ノブに「ベロチューまで言わなくていい。キス」と言われると、「すいません、これからはキッスで」と返した。
2018年06月14日13日深夜に放送されるニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』(25:00~)の出演者が12日、明らかになった。単独パーソナリティをNGT48・中井りかが担当し、SPゲストとして元NMB48・須藤凜々花、お笑いコンビ・千鳥のノブが出演する。中井りか -ニッポン放送提供中井は先月、オールナイトニッポンで単独パーソナリティに初挑戦し、先週6日の放送でも再び単独パーソナリティを務めた。過去の放送では、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と軽妙なやり取りを見せていたが、今回の放送にはノブが出演する。またノブの他にも、昨年の選抜総選挙での「結婚発言」が物議を醸した須藤凜々花が久しぶりにオールナイトニッポンに生登場。NMB48卒業してから初の出演となる彼女が、選抜総選挙の開催直前にどのような発言をするのか注目が集まる。中井と須藤の緊急対談をノブはどのように見届けるのか、『AKB48のオールナイトニッポン~総選挙直前、クセがすごい緊急対談SP~』と題して放送される。
2018年06月12日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その6月10日(日)今夜放送回のゲストに「TOKIO」の長瀬智也、「NGT48」の中井りからがゲスト出演し、MCの宮迫博之らと様々なトークを繰り広げる。今回は「今だから話せる!あの時だけはヤバかった」スペシャルと題してお届け。宮迫さんのアシスタントMCとして日本テレビアナウンサー・徳島えりか、長瀬さんと中井さんのほか、小倉一郎、神田愛花、磯野貴理子、後藤輝基、東野幸治、渡部建らがパネラーで参加。番組が誇る最強弁護士軍団として北村晴男、菊地幸夫、本村健太郎が出演する。今夜のゲストの長瀬さんは、主演最新作となる映画『空飛ぶタイヤ』が6月15日(金)より全国にて公開される。原作は、ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」の池井戸潤。1台のトレーラーが起こした事故により1人の主婦が亡くなる。事故を起こした運送会社の社長・赤松徳郎(長瀬さん)は警察で「突然タイヤが外れた」という信じられないことを聞き、世間やマスコミからバッシングをされる毎日のなか、車両の構造そのものに欠陥があるのではないかと気づき、製造元のホープ自動車へ再調査を要求。それをうけたホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)や、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)も独自の調査をそれぞれ開始、突き止めた先にあった真実は大企業の“リコール隠し”だった――。男たちは大企業にどう立ち向かっていくのか!?長瀬さん、ディーンさん、高橋さんのほか深田恭子、ムロツヨシ、中村蒼、佐々木蔵之介、渡辺大といったバラエティに富んだオールスターキャストが揃った。一方、「NGT48」の中井さんは所属グループを含む「48グループ」による「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」が6月16日(土)にナゴヤドームで開催される。「行列のできる法律相談所」は6月10日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年06月10日お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信が、6日深夜放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/25:00~)に出演する。三四郎の小宮浩信 -ニッポン放送提供小宮は先月にも、パーソナリティを務めたNGT48・中井りかのスペシャルパートナーとして、同番組に出演していた。放送では16日に開催される「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」を前に、選挙速報で上位に食い込んだメンバーが生登場。須田亜香里・向井地美音・武藤十夢に加えて、先月に小宮と共演した中井も出演する。また11日から14日までのニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~)には、AKBグループメンバーが連日登場。11日に峯岸みなみ・須田、12日に岡田奈々・川上礼奈、13日に向井地・松岡菜摘、14日に横山由依・荻野由佳が出演し、パーソナリティ・吉田尚記アナのアシスタントを中井が務める。
2018年06月06日5月29日に投票が始まった「第10回AKB48世界選抜総選挙」(6月16日、ナゴヤドームで開票)の速報結果が30日に発表された。 1位は昨年の速報に続き新潟が拠点のNGT48の荻野由佳(19)が“2連覇”。2位は開催地の愛知・ナゴヤドームが地元でのSKE48・松井珠理奈(21)、3位にはHKT48の宮脇咲良(20)が入った。 「荻野さんは昨年自ら速報史上最多記録を樹立。5万5,061票を4,000票以上も上回る、ぶっちぎりの1位となりました。しかし若いメンバーのファンは“先行型”で、速報で票を投じる傾向。いっぽうベテランメンバーのファンは、最終結果に向けての“追い込み型”での投票が目立つといいます。若手メンバーは速報の順位が良かったからといって浮かれているわけにはいかないようです」(芸能記者) そんななか速報で1位から120位まで発表されたメンバーのうち圏外だったのが、AKB48で唯一の1期生となった峯岸みなみ(25)。だが昨年以上の“ごぼう抜き”を見せるかが期待されているというのだ。 「昨年は圏外から最終的に19位までランクインしました。仮に速報で101位だとすると82人抜き。今年は120位に入っていなかったので、仮に121位だったとして昨年と同じ19位ならば102人抜きというすさまじい追い込みということに。ファンの頑張り次第で実現できる可能性があるので、ほかのメンバーからしたら脅威のはずです」(前出・芸能記者) 自身のSNSを中心に、選挙戦に力を注ぐ峯岸。大いに総選挙を盛り上げてくれそうだ。
2018年06月01日「第10回AKB48世界選抜総選挙」の速報結果が30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で発表され、NGT48の荻野由佳が2年連続で速報1位スタートを切った。2位はSKE48の松井珠理奈、3位はHKT48の宮脇咲良と続いた。29日10時から投票受付が開始され、1日経った時点での投票結果が速報として発表された。AKB48劇場の公演の最後に速報順位が発表され、その模様を全国の姉妹グループの劇場や各都市のライブビューイングで生中継。メンバーやファンが固唾をのんで、120位からの発表を見守った。(開票イベントでは100位から発表)昨年の速報同様に1位で名前を呼ばれた荻野はうれし泣き。しかし最後のあいさつで開票イベントの開催日である6月16日を18日と言い間違えてしまい、メンバーから一斉にツッコまれて笑顔を見せた。荻野は「今年の総選挙の速報は正直とても怖かったんですけど、今年もこうして1位いただけてすごくすごく嬉しいです」と喜び、「でも、もう泣かないって決めました。みんなに強い姿を見せられるように泣かずに頑張りたいと思います」と泣かない宣言。「(開催地の)名古屋がホームのSKE48さんに負けないようにNGT48もどんどん攻めていきたいと思いますし、私自身もこのまま1番を狙わせていただきたいなと思います。最後まで応援をよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。なお、 投票は6月15日15時で締め切られ、翌16日に愛知・ナゴヤドームにて開票イベントが行われる。開票イベントに先立ち、コンサートが10時半から開演し、さらに9時半からオープニングアクトイベントが開催される。速報2位のSKE48・松井珠理奈速報3位のHKT48・宮脇咲良(C)AKS
2018年05月31日23日深夜放送のニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』(毎週水曜 25:00~)に、AKB48の各チームキャプテンと総監督が集結する。横山由依6月16日には愛知・ナゴヤドームで「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」が開催される。今年は海外グループが参加し、3連覇を成し遂げた指原莉乃を筆頭に柏木由紀、山本彩ら上位メンバーが不出馬を発表するなど、話題を呼んでいる。それに先立ち、番組にはAKB48グループ総選挙の横山由依、チームKキャプテン・込山榛香、チーム4キャプテン・村山彩希、チームAキャプテン・岡部麟が出演する。今年の選挙や若手メンバーについてのトークを展開していく。また『AKB48のオールナイトニッポン』は、9日深夜放送回でNGT48の中井りかが、16日深夜放送回で指原が単独パーソナリティを務め、反響を呼んでいた。
2018年05月23日アイドルグループ・HKT48の指原莉乃が、16日深夜放送のニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』(25:00~)にて、3年半ぶりとなる単独パーソナリティを務める。指原莉乃先週の放送ではNGT48の中井りかが自身初の単独パーソナリティを担当し、スペシャルパートナーとして三四郎・小宮浩信が出演した。指原が単独パーソナリティを務める今回は、スペシャルパートナーとして、三四郎の相田周二が登場する。先週、相田は小宮のみが出演したことを受け、Twitterで「AKBのオールナイトニッポンを中井りかさんが1人でやるのですが、ゲストに小宮が青春高校繋がりで出るみたいです………呼べや!!秋元先生!!相田もいます!!」とアピールしていた。相田の他にも、指原と親交のあるリリー・フランキーもスペシャルゲストとして登場する。また本日は指原がプロデューサーを務める女性アイドルユニット・=LOVE(イコールラブ)の3枚目のシングル「手遅れcaution」の発売日にあたり、それに関連した発言も注目される。
2018年05月16日テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが、9日深夜放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/25:00~)に番組途中から出演した。佐久間宣行プロデューサーこの日の『AKB48のオールナイトニッポン』は、アイドルグループ・NGT48の中井りかがパーソナリティを務め、三四郎・小宮浩信が、スペシャルパートナーとして出演。番組の中盤、「中井りかが本当に今後のオールナイトニッポンを背負う逸材なのか」を聞くため、完全アポなしで"偉い人"に電話する流れに。AKB48グループ・プロデューサーの秋元康氏にはつながらなかったものの、中井と小宮が出演するバラエティ番組『青春高校3年C組』(テレビ東京/毎週月曜~金曜 17:30~)を手掛ける佐久間Pには電話がつながった。「ちょっと待ってくれよ。いやいや、聞いてたけどさ。これ本当にガチなんだね、知らない番号からかかってきた」と驚いた様子で電話を受けた佐久間Pだったが、小宮の「寝てないんだったら、今スタジオに来てほしいですね」という問いかけに応じ、番組終盤から登場した。佐久間Pが『オールナイトニッポン』放送中に呼び出されて"乱入"するのは、『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』(13年~16年)以来となる。佐久間Pは自身のTwitter上で、「あー、アルコ&ピースのオールナイト以来の呼び出し……」「なんでニッポン放送、俺の携帯番号知ってんだよ……」と愚痴っていたものの、番組で小宮やリスナーから「出たがり」とイジられ、「でもそこは否定しない」と応じる場面も。番組最後までトークを繰り広げた佐久間Pは、出演後にTwitter上で「ニッポン放送に30分の滞在……中井りかは凄いですね……」と感想を漏らしていた。
2018年05月10日アイドルグループ・NGT48の中井りかが、9日深夜放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/25:00~)にて、単独パーソナリティを初めて務める。NGT48の中井りか -ニッポン放送提供同番組で単独のパーソナリティを務めるのは、高橋みなみ・指原莉乃・大島優子・松井玲奈に続く5人目となる抜擢。AKB48グループ・プロデューサーの秋元康氏と『AKB48のオールナイトニッポン』番組プロデューサーがミーティングした際、「AKB48グループの中から次世代のラジオパーソナリティを発掘したい。その上で中井りかは、単独パーソナリティでもできる逸材。今後のオールナイトニッポンを背負う逸材」と考えが一致し、決定した。テレビ東京の『青春高校3年C組』(4月2日スタート 毎週月曜~金曜 17:30~)では、副担任としてサブMCを務めている中井。この番組で共演し、『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週金曜 27:00~)でもパーソナリティを務める三四郎・小宮浩信が、番組のスペシャルパートナーとして中井をサポートしていく。
2018年05月09日7月に舞台「新・幕末純情伝」FAKE NEWSが上演される。「新・幕末純情伝」は“新撰組の沖田総司が実は女だった”という、つかこうへいのユニークな着想のもと、1989年の初演以来上演され続ける人気作。今回は、つかの生誕70年を記念し、縁の深い紀伊國屋ホールにて上演。命日である7月10日(火)には特別公演も行われる。演出は河毛俊作。広末涼子や石原さとみ、昨年と一昨年には松井玲奈と、錚々たる顔ぶれが演じてきた主人公・沖田総司役に抜擢された北原里英に話を聞いた。4月18日に卒業公演を行ったばかりの元NGT48キャプテン・北原。初の本格舞台出演、そして舞台初主演への挑戦は「今まではAKB48グループが好きな方の前に立つことが多かったので、この舞台で私のことを全く知らない方、舞台が好きな方の目に触れると思うと、やはり緊張はあります」と明かしつつ、「もともとお芝居がしたくてこの世界に入ってきたので、こうやって舞台に挑戦できることが嬉しいです。もちろん不安もありますが、やはり嬉しさのほうが大きい」と笑顔。その作品が「新・幕末純情伝」であることは「最近では(同じAKB48グループ卒業生の)松井玲奈ちゃんが出演していましたし、たくさんの女優さんが出演してこられた作品なので、こういうインタビューでも“負けたくないですか?”とか聞かれるのかなと思っているのですが(笑)、それより自分にしかできない『新・幕末純情伝』ができればいいなと思っています。もちろん今まで続いてきたものも大切にしつつですが、作品ファンの方にも“また違うよさがある”と思ってもらえるように挑戦していきたいです」。ビジュアル撮影では「儚く、強く」をイメージしたといい、「どこか儚さ、切なさもある物語だと感じているので、自分もその世界に入り込んでいけたら」と北原。男として育てられた女性・沖田総司を演じることについては「今までは女性として、特にかわいく生きなければいけない仕事だったので、まず、男として育てられた沖田総司を舞台上で生きられることがすごく楽しみです。難しい感情の多い役なので、本番が始まってからお客さんに気付かされる部分も多いだろうなとも思っています」。共通点は「全然ない」と笑い、「まず何かを背負って生きてきてない。明るく幸せに生きてきたので(笑)。そこは全然違いますよね。ただ、お芝居で別人の人生を歩むのはすごく楽しいです」。北原の初挑戦、どのような姿が観られるのか期待したい。公演は7月7日(土)から30日(月)まで東京・紀伊国屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2018年05月09日アイドルグループ・AKB48(NGT48兼任)の柏木由紀が25日、都内で行われたランジェリーブランドRavijour(ラヴィジュール)「新プロジェクト展開&アンバサダー就任」記者会見に出席した。Ravijour(ラヴィジュール)「新プロジェクト展開&アンバサダー就任」記者会見に出席した柏木由紀今年で15周年を迎えるランジェリーブランドのラヴィジュールは、ブランドパーパスでも「Upgrade」とともに、女の子から大人の女性への成長をテーマにした新プロジェクトを始動。それに伴い、同プロジェクトのアンバサダーに柏木由紀が就任した。同ブランドの新商品を身に着けて登場した柏木。「とても重要な役割を任され、すごく緊張しつつも嬉しく思っています。世の中の女性の憧れというよりは、皆さんと一緒に成長していく気持ちでアンバサダーを務められたらと思っています」と意気込み、同プロジェクトのテーマでもある「大人への女性」については「AKB48の中でも最年長になって今年で28歳になりますから、大人への女性への切り替えをしていきたい時期なのでそのコンセプトに共感しますし、下着を選ぶ時はテンションも上がります」と感想を。同イベントや撮影で着用した同ブランドの新商品は「コンセプトにあってファッション性のある下着が多いですよね。カタログを見てワクワクしました」と気に入った様子だった。普段の下着を選ぶポイントとして「色や形を問わず、日によって気分が変わります。白やピンクといった可愛いものから赤や黒など、朝の気分で選んでますよ」とコメント。その柏木は、6月16日にナゴヤドームで開催される「選抜総選挙」に不出馬表明しているが、選抜総選挙の質問を向けられると「今回は1位になったことがあるメンバーがいないので、誰がなってもすごく話題になると思います。去年の速報で1位になった荻野由佳ちゃんもいるので、NGT48のメンバーがたくさんランクインするんじゃないかと期待を込めながら応援したいですね」とエール。その総選挙で「どんな下着を着ていた?」という報道陣の問いには「仕事の時なのでベージュです(笑)。透けたら怒られるのでベージュでした。今思えば、勝負下着をつけていたら1位になっていたかもしれませんね(笑)」と苦笑いを浮かべながら残念がっていた。
2018年04月25日アイドルグループNGT48の北原里英が、11日深夜に放送される『AKB48のオールナイトニッポン』(毎週水曜 25:00~)に出演することが決定。14日の卒業コンサートでグループを卒業する北原にとっては、グループ卒業前最後の出演となる。この日の放送は『AKB48のオールナイトニッポン~NGT48スペシャル~』と題し、北原の他にもNGT48の荻野由佳、中井りか、本間日陽が登場する。北原は『AKB48のオールナイトニッポン』がスタートした10年4月の初回放送から出演しており、大家志津香に次ぐ歴代2位の出演回数を誇る。14年11月の放送内で自身の主演映画の制作が発表されたり、15年春には新潟移籍直前の想いを放送で語った北原。「卒業を発表してからの一瞬一瞬がとても貴重で、グループの活動が今まで以上に楽しくて。『まだ続けていたい』と思うことが、最近多いですね」とも過去のインタビューで語っていた北原が、最後の出演となる『AKB48のオールナイトニッポン』で何を語るかにも注目が集まる。
2018年04月10日番組MCを中居正広が、アシスタントを渡辺麻友が務める音楽番組「UTAGE!」の半年ぶり8回目となるスペシャルが3月29日(木)今夜TBS系で放送される。今回は総勢32名のアーティストによる一夜限りのコラボが実現。世代を超えた感動を全国にお届けする。2014年にTBS系で放送され、レギュラー放送終了後もこれまで計7回ゴールデンタイムでスペシャルを放送し、いずれも高視聴率を獲得してきた本番組。8回目となる今夜は2万件を超えるリクエストから選りすぐりの楽曲を全力でお届けするべく、出演アーティストたちが老いも若きもこの一夜に全力で挑戦する。「春の名曲をピアノで弾いて欲しい!」という視聴者からのリクエストに答えようと「舞祭組」の千賀健永は、ピアノで国民的な春の名曲「いい日旅立ち」に挑戦。かつて番組内の企画でピアノに初挑戦した際は、譜面が読めないため指の動きを丸暗記した千賀さん。今回も同様の方法で憶えようとするのだが、難易度の高い指使いと名曲を弾くプレッシャーのため本番1週間前ギリギリのタイミングで「無理だと思います」と本音を口に。そんななか「いい日旅立ち」の作詞作曲を手がけた谷村新司からのアドバイスが千賀さんを救う…果たして演奏は上手く行ったのか?また「春の名曲を歌って欲しい」というリクエストには、まさかの中居正広がサプライズ参戦。さらに「舞祭組」を誰よりも愛し応援している熱狂的なファンの“するめさん”が「舞祭組」のステージに登場、初めて5人で一緒に踊る。今回も進行DJはIVAN。出演アーティストは梅沢富美男、「AKB48/NGT48」柏木由紀、KABA.ちゃん、「CHEMISTRY」川畑要、「HKT48」指原莉乃、島津亜矢、島袋寛子、瀬川瑛子、高橋愛、貴水博之、武田鉄矢、TEE、「舞祭組」、BENI、松本明子、松本伊代、三浦祐太朗、「AKB48」峯岸みなみ、「NMB48」山本彩、Little Glee Monster。スペシャルゲストとして加山雄三、谷村新司を迎える。(笠緒)
2018年03月29日4月に映画『クソ野郎と美しき世界』の公開を控える香取慎吾が、3月23日(金)発売の「JUNON」5月号の巻頭に登場!さらにほかにも、小関裕太、犬飼貴丈、竹内涼真らいま注目の俳優も登場している。「新しい地図」を立ち上げた稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾が出演する『クソ野郎と美しき世界』は、『ピアニストを撃つな!』(園子温監督)、『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』(山内ケンジ監督)、『光へ、航る』(太田光監督)、『新しい詩(うた)』(児玉裕一監督)と、4人の監督が4つの物語を演出する短編オムニバス構成の映画。本誌では、映画に絡めて香取さんにこんな質問を。「自分を”クソ野郎”と思うことは?」――香取さんは、「絵を描いたりするときとかもそうなんですけど、夜型というか朝まで起きてるんですよ。それが最近変わってきて。夜けっこう早めに眠くなって寝ちゃうみたいな」「それで、夜中の1時くらいから一睡もしないで次の日を迎えるっていう、へんなクソ野郎です(笑)」との回答が。「制服美男子に告白されまくり」特集には、『曇天に笑う』や主演作『わたしに××しなさい!』の公開を控える小関裕太、ミュージカル「刀剣乱舞」の高野洸、「仮面ライダービルド」の犬飼貴丈、『宇田川町で待っててよ。』の横田龍儀、ドラマや映画・舞台と幅広く活動する佐伯大地が制服・ユニフォームに身を包み、妄想フォトコミックで登場。美男子に告白されまくるという女の子の夢を全力で叶える!また5人組男性アイドルグループ「MAG!C☆PRINCE」は、「もしマジプリが、本気(マジ)の不良(ワル)で女の子を口説いたら」というテーマで登場し、不良な制服と着こなしと共に、「不良になりきった告白セリフと最近の不良エピソード」を披露。さらに、制服特集ということで、「NGT48」荻野由佳が学ランで登場する。そして、AbemaTVドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ」で共演する三浦翔平と宇野実彩子(「AAA」)の夢の2ショットも実現。「社会人としてたくさんのことを乗り越えているおふたりからエールをください」というお願いに、「頑張らないとダメだけど、つまづいても意外と何とかなるよ!」(三浦さん)、「いっぱい揉まれて失敗して、傷ついてもいいんじゃないかな。若いときは頑張れちゃうものです。だから頑張って!」(宇野さん)とそれぞれメッセージを寄せた。そのほか、竹内涼真、宮野真守、吉沢亮、「超特急」などなど今号も“美男子”がたくさん登場する。「JUNON」5月号は3月23日(金)発売。(cinemacafe.net)
2018年03月16日AKB48の向井地美音が、今月10日に行われた「AKB48グループセンター試験」で1位に輝いた。15日、動画配信サービス・SHOWROOMの『AKB48グループセンター試験 メンバー結果発表』(21:00~)で発表された。向井地美音向井地は、2位の柏木由紀、岩立沙穂と22点の大差をつけ、ぶっちぎりの157点で1位に。「AKB48に入ったときから、AKB48愛を持ってることをずっと言ってきたので、センター試験くらいは自分の力で取りたいと思っていた。AKB48愛を証明できて良かった」と”グループ愛”を見せた。試験内容は、歴史や楽曲・メンバーについての110問で、日本国内6グループと海外3グループ、あわせて463名が受験。得点上位16人のメンバーは「特別選抜」として楽曲をリリースすることができる。センターは、1位の向井地が勝ち取った。「AKB48グループセンター試験」特別選抜は以下の通り。1位向井地美音(AKB48)157点2位岩立沙穂(AKB48)、柏木由紀(AKB48/NGT48)135点4位村雲颯香(NGT48)、渕上舞(HKT48)128点6位福岡聖菜(AKB48)127点7位日下部愛菜(NGT48)121点8位川本紗矢(AKB48)、荒井優希(SKE48)、佐々木優佳里(AKB48)、横山由依(AKB48)119点12位小田えりな(AKB48)117点13位坂口理子(HKT48)115点14位都築里香(SKE48)、指原莉乃(HKT48)114点16位入山杏奈(AKB48)113点
2018年03月16日漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が増える中、独自に生み出す世界観で「絶対に観客の心をつかむ」という揺るぎのない気概をもって、映画制作に挑む人々を取材するインタビュー連載「オリジナル映画の担い手たち」。第1回は、NGT48・北原里英主演の映画『サニー/32』(全国公開中)を手掛けた白石和彌監督の映画魂に迫る。ノンフィクションベストセラー小説を原作とした映画『凶悪』で第37回日本アカデミー賞の優秀監督賞をはじめ、映画賞を総ナメした白石監督。「原作モノ」の魅力と強みを誰よりも知る一方、オリジナルへの熱き思いを日々たぎらせてきた。そんな白石監督にある日、「北原主演で映画を撮ってほしい」という話が舞い込む。『凶悪』でタッグを組んだ脚本家・高橋泉と話し合いを重ねて生まれた完全オリジナル脚本の映画が『サニー/32』だ。北原が演じるのは、仕事も私生活も冴えない毎日を送る中学校教師・藤井赤理。『凶悪』でも観客を震え上がらせたピエール瀧とリリー・フランキー演じる"凶悪コンビ"は、ネット上で「犯罪史上、もっともかわいい殺人犯」として神格化された少女"サニー"の狂信的信者という役どころ。24歳の誕生日を迎えた赤理を誘拐し、冬山に監禁してしまう。この狂気的なストーリー展開の中には、白石監督の熱き情熱が注ぎ込まれていた。○秋元康との話し合いから生まれたもの――オリジナル映画を手掛けた方々を取材する連載企画、その記念すべき第1回でのご登場となります。強烈なインパクトを残す作品でした。おもねっては作ってないですからね(笑)。よろしくお願いします。――秋元康さんとも会われたそうですね。秋元さんはおそらく常に頭の中にいろいろな断片がある方で、その時も完全に固まった構想があるわけでもなくて、いろいろなアイデアを出してくださいました。でも、必ずそれを採用して欲しいというわけでもなくて。そのほかには具体的な作品名を出されてイメージのすり合わせをして、雑談に近い打ち合わせでした。――その話し合いの中で、『サニー/32』の"種"となる部分はあったのでしょうか。秋元さんはホラー作品を数多く手掛けていて、アイドルがホラー映えすることもおそらく分かっていらっしゃった。そんなこともお話をして、「極限の状況であれば人は変わる」という話になりました。僕も同じことを思っていたので、そこは起点になっています。尋常じゃない環境に北原さんを連れていけば、そのあたりが引き出せるだろうと予想はしていました。――確かに尋常じゃなかった(笑)。とんでもないロケーションですよね。ご本人にもインタビューしたんですが、とにかく必死だったそうです。生き残ることに必死にならなければいけなかった。撮影なのに(笑)。それほど過酷な環境でした。――最初に話をされた時に、監督から「何も準備しなくていい」と言われたことに驚いたそうですよ。「雪の中を裸足で歩く練習をしといてください」「2階から飛び降りる準備も」と事前に言ったところでね(笑)。とはいえ、安全を確保した環境でしか撮るつもりはなかったので、普段はアイドル活動に邁進している彼女にそのままの姿で来てもらって、「こんなことやらされるんだ……」という表情を切り取っていった方が絶対に面白くなる。半分はドキュメンタリーみたいなものです。――彼女の反応はいかがでしたか?徐々に自我がなくなって(笑)。最初はちょっと心配でしたが、それを乗り越えてから表情もより出てくるようになりました。――北原さんはこれから女優として生きていく決意をされています。その可能性を感じる部分はありましたか。芯に「やりたい」という思いと根性を非常に強く持っている方です。本人と話すと、ネガティブな発言が多いんですけど、女優に関してはそういう「食いつき」があった。今後、女優をやっていく上で、「あの時、これを経験したから」とたぶん思うはずです。その"はなむけ"は作ってあげたいなと思っていました。○役者の才能と"シン・ゴジラ"的進化――監督は門脇麦さんを「パワーファイター」と表現されています。北原さんとの共演シーンは1階と2階で中継するような環境で撮影したそうですね。北原さんに「パワーファイター」の刺激を与える、そういう計算もあったのでしょうか。別々に撮ってもあのシーンは成立しません。そこだけはこだわって中継して撮ることにしました。それはそれでシステムを作るのが結構大変で。投写してやっているので、1~2時間復旧に時間がかかったこともありました。――門脇さんは監督にとってどんな女優ですか?北原さんと同じように「女優になりたい」という時期があって、腹をくくってここまで来たと思います。いろいろな役が来て、それでも貪欲に日々何かを糧にしてどんどん大きくなっている感じ。『シン・ゴジラ』の進化のような(笑)。――その秘めた部分は北原さんにも?もちろん。役者って、実は「天才肌」ってなかなかいないんですよ。
2018年03月05日●『サニー/32』への思いと女優の一歩“偶像”を追い求める自分に「卒業」という区切りをつけ、第2の人生へと踏み出す人々を取材する連載「アイドルたちの転身」。第1回は、2018年春を目処にアイドルを卒業する北原里英(26)に前編・後編にわたって話を聞く。アイドルとしての10年を振り返り、胸の内を明かす北原。AKB48が国民的アイドルグループへと成長する中、どのような思いで女優への夢をいだきつづけていたのか。後編では心の葛藤に耳を傾けながら、主演映画『サニー/32』(2月17日公開)を経て女優へと転身しようとする姿を追う(前編:北原里英、人生で初めて聞こえた「集中力が切れる音」 秋元康に導かれて)。○「声優になりたい」友人の夢に刺激されて――この業界に入る前から女優に憧れていたんですか?女優になるために、これまで数々のオーディションを受けてきましたが、唯一合格したのがAKB48でした。――何がきっかけで女優に憧れるようになったんでしょうか?小学生の時に友だちの中で一人「声優になりたい」と言った子がいて、その時に初めて「芸能もなりたい仕事の1つなんだ」と実感しました。その頃から、友だちとふざけて寸劇をするのが大好きでした。それを誰かに見てもらうのが楽しくてしょうがなかったんです。――まさに女優は天職ですね。そうですね。実際にある作品をパロディ再現して、友だちを笑わせるのが好きでした。大人の恋愛ドラマも再現していましたね。――ずいぶんとオトナな中学生ですね(笑)。そんなことないですよ(笑)! その頃から誰かに憧れてというよりは、漠然と「楽しいから仕事にしたい」と。そうやってふざけている時間が幸せでした。○AKB48加入後も女優に憧れ――AKB48に加入すると予想を超える出来事が次々と起きて、応援してくれる人の数も日に日に増えていったと思います。環境が激変する中でも、女優への思いを抱き続けられたのは、なぜだと思いますか? すごくステキなことですよね。ありがとうございます。ドラマや映画を観るのが何よりも好きでしたし『マジすか学園』(テレビ東京系・10年~)で演技に触れる機会があってすごく楽しかったです。撮影現場は、私にとって「憧れの場所」でもありました。――いろいろな取材記事を読んできたのですが、いつもご自身を冷静に客観視していらっしゃるように感じます。それはこの業界で揉まれたから?わりと小さい頃からそうだったと思いますが、上京してますますそうなったのかもしれません。性格が変わったと自分でも思います。――以前、『ジョーカーゲーム』(12年)のインタビューで、中学生の時に知り合った決断力のある親友の話をしてくださいました。「その子のようになりたくて自分を変える努力をしました」と。今でも交流はありますよ。この間、結婚式にも出席してきました(笑)。正月に帰ると毎年会っていて、関係性は今も変わっていません。――そんな北原さんも昨年、卒業を決断されました。自身が変わることを心に決めて上京してから10年。変われたと思いますか?変わったとは思います。本当に良くも変わったし、悪く変わった部分もあるのかもしれません。卒業は久しぶりの大きな決断でした。震えましたね(笑)。○卒業発表後の本音――映画化決定時には、「この作品で新しい一歩を」というコメントも。覚悟を決めて挑みました。「絶対に人生を代表する一本にするぞ」という強い思いというか。――いつから女優のことが書いてあるんだろうとブログを遡ってみたんですが、2010年6月23日に投稿した「しあわせいっぱい!」には生誕祭の報告と共に、「本当はわたしは女優になるのが夢なのでその夢が叶うよう頑張ります」とつづられていました。おそらく、「女優になりたい」という目標を初めて人前で話したような気がします。アイドル活動以外の目標を初めて言う機会、それが自分の生誕祭だったのだと思います。――卒業を発表した今の気持ちは? きっといろいろな感情があると思います。卒業を発表してからの一瞬一瞬がとても貴重で、グループの活動が今まで以上に楽しくて。「まだ続けていたい」と思うことが、最近多いですね。――やり残したことがあると。やり残したことはありませんが、「貢献したい」という気持ち。NGT48もこれからです。「COUNTDOWN JAPAN」への出演だったり、NGT48にとってうれしいことが決まるのを体験していると、2018年はもっと楽しいんだろうなぁって。それを体験できないのは少しだけ悔しいです(笑)。でも、まだまだやりたい時に卒業できるのも、とても幸せなことだと思います。■プロフィール北原里英1991年6月24日生まれ。愛知県出身。A型。2007年に5期生としてAKB48に加入。2008年に10thシングル「大声ダイヤモンド」で初めて選抜入りを果たし、2012年から2013年まではSKE48を兼任。2015年からNGT48に移籍してキャプテンを務め、2017年8月に新潟歴史博物館で行われたNGT48のイベントで2018年春を目処に卒業することを発表した。『マジすか学園』シリーズのほか、『ろくでなしBLUES』(11)、『家族ゲーム』(13)、『みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~』(15)などのドラマに出演。映画では2012年の『ジョーカーゲーム』で初主演を務めている。●【プレゼント】北原里英さんサイン入りチェキ<応募〆:2月26日>北原里英のサイン入りチェキを2名様にプレゼントします。■応募期間:2018年2月21日から2018年2月26日23:59まで■内容:北原里英サイン入りチェキプレゼント■当選人数:2名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート。当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2018年02月21日なんて危険なキャスティングなのだろうか?それが白石和彌監督作品の映画『サニー/32』(2月9日新潟・長岡先行公開/2月17日全国公開)の出演者を知った時の第一印象だ。同級生をカッターナイフで刺殺し、「犯罪史上、最も可愛い殺人犯」とネット上で神格化されてしまった当時11歳の少女“サニー”。事件から14年目に人気アイドルグループNGT48の北原里英演じる中学校教師・藤井赤理が、24歳の誕生日に拉致監禁されてしまう。彼女を“大人になったサニー”と信じ込み襲う2人組には、白石作品の『凶悪』でいつ何時誰にでもぶっこんじゃう最凶コンビが話題となったピエール瀧とリリー・フランキーが再タッグを組んでいる。さらにこれに加えて、“ネット上に現れた二人目のサニー”として、白石監督いわく「真のパワーファイター」で知られる女優・門脇麦をぶつけてくるわけだ。AKB48でデビューして、現在はNGT48チームN IIIのキャプテンを務める、いかにも王道アイドル的な風貌とキャラクターを持つ“きたりえ”こと北原里英は、アイドルグループという幻想溢れるファンタジーの世界観の中で戦い続けてきた。対する門脇は時に一糸まとわぬ体当たり演技も辞さない若手女優界随一のガチンコファイターである。「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いか決めたらええんや!」と言ったのは全盛期の前田敦子ではなく前田日明だったが、まさに北原がプロレスラーなら、門脇は総合格闘家みたいなものだ。年齢もわずか1歳差と同世代で、このマッチアップは危険すぎる。一歩間違えば、まったく噛み合ないドラゴンストップ必至の潰し合いになってしまう。果たして、映画として成立するのだろうか?結果的に大成功である。『サニー/32』は危険な賭けに勝った。ただ、もし全編を通して北原と門脇がシュートマッチでやり合っていたら観客の神経も疲れ果ててしまったと思う。そこで緩衝材としての役割を果たすのが、ピエール瀧とリリー・フランキーの日本映画界が誇る悪役コンビだ。物語序盤は豪雪地帯の閉じられた部屋で監禁される藤井に対する、凶暴な中年男性の柏原勲(ピエール瀧)と小田武(リリー・フランキー)を中心としたグループのサニーへの歪んだ愛情を軸に進む。ここで、柏原や小田を滑稽だと笑うのは簡単だが、何かを好きになるという行為は、多かれ少なかれ“過剰すぎる片想い”である。握手会で会うアイドル、球場でサインを貰うプロ野球選手、ただそれだけの行為でファンは幸せな気分になれる。しかし、そこからさらに踏み込んで、自分だけは彼女のことを分かっているとか、これだけ好きで時間とカネを注ぎ込んでいるのになんで応援しているチームは勝ってくれないのか……なんて思い出したら、それはファンではなく、ストーカーへの危険な第一歩だ。物語中盤で柏原グループのサニーに対するその一方的な片想いが揺らぐ瞬間がある。24歳の女教師・藤井に対しての、「この娘は本物のサニーなのか?」という疑惑である。突如ネット上に現れた“二人目のサニー”門脇麦の圧倒的な存在感の前にリアリティを失う藤井赤理。そうして、北原里英と門脇麦のシュートマッチ……いやピエール瀧とリリー・フランキーも交えた何でもありのバトルロイヤルのゴングが打ち鳴らされる。国民的アイドル、新進気鋭の女優、ミュージシャン、イラストレーター兼作家とそれぞれ異なるバックボーンを持った俳優陣が『サニー/32』というひとつのリングでやり合う。いったい誰が誰と戦っているのか、物語はどこへ着地するのか、観客は一瞬たりとも目が離せない。ちなみにあるシーンの感情を解放した門脇麦が、“涙のカリスマ”こと往年の大仁田厚に見えたことも付け加えておこう。4月の卒業公演をもってNGT48を卒業する北原里英だが、この映画は“きたりえ”の向こう側の世界へ飛び込む意志と覚悟を感じさせてくれる作品だった。アイドルから、女優へ。いつの時代も、女優はリアルとファンタジーの狭間に存在するのである。(C)2018『サニー/32』製作委員会
2018年02月17日●「『凶悪』のような映画に出たい」主演抜てきの経緯“偶像”を追い求める自分に「卒業」という区切りをつけ、第2の人生へと踏み出す人々を取材する連載「アイドルたちの転身」。第1回は、2007年に5期生としてAKB48に加入し、SKE48の兼任、NGT48への移籍などでAKB48グループを引っ張り、2018年春を目処に卒業する北原里英(26)に前編・後編にわたって話を聞く。アイドルとして駆け抜けた10年。AKB48グループのプロデューサー・秋元康氏の「どんな映画に出たいの?」という問い掛けが、運命を大きく変える。女優に憧れ続けた先にあった白石和彌監督作『サニー/32』(2月9日新潟・長岡先行公開/2月17日全国公開 新潟・東京の各会場にて公開初日舞台あいさつ開催予定)での主演抜てき。劇中ではピエール瀧とリリー・フランキー演じる”『凶悪』コンビ”に拉致され、「犯罪史上最もかわいい殺人犯」に祭り上げられる。夢への扉は開かれた。その第一歩は決して容易いものではなかったが、「白石監督の背中」「先輩役者の助言と共演者の支え」「気絶と隣り合わせの集中力」によって、力強く歩み始めている。○白石和彌「挑戦してみないと分からない」――白石監督といえば、いま勢いのある監督の一人です。これまで『日本で一番悪い奴ら』、『彼女がその名を知らない鳥たち』で取材させていただきました。『凶悪』を観て衝撃を受けて以来、大好きな監督です。大ファンという気持ちで臨ませてもらったので、クランクインする前は「憧れの白石監督と仕事をする」という緊張感もありました。――『凶悪』の影響なのか、大変恐ろしい監督だと思い込んでいました。思いますよね(笑)。でも、実際はとても優しい方なんです。過酷なシーンほど楽しそうに撮られていますが(笑)。本当に信頼できる方で、現場では自ら率先してスタンドインをやられるんです。「この方についていこう」と思うきっかけがありました。雪の中で車に追われて逃げるシーンは、臨場感たっぷりに撮るにはどうしたらいいかスタッフの皆さんが打ち合わせをされていて、ソリで滑る案が出たものの、不可能ではないかという雰囲気になりました。その時に白石監督が口にしたのは、「挑戦してみないと分からない。挑戦せずに『できない』とか『やらない』はありえない」。そのチャレンジ精神がすばらしくて、その言葉を聞いた時に、そういった姿勢だからこそ信頼されているのだなと思いましたし、自分にもチャレンジ精神がもっと必要だと感じました。――過酷な現場での精神的な柱も担っているわけですね。本当にスタッフさん全員が白石さんのことを好きだと分かるというか。「白石さんのもとで良い作品を作る」という気持ちを感じる現場だったので、私もその一員として全力で挑みました。――それも大きなプレッシャーですね。私で監督の評判を下げるわけにいきませんから。でも、次に『孤狼の血』が控えているので、少しだけ安心していました(笑)。○秋元康「どんな映画に出たいの?」――映画化が発表された当時、「震えるほどうれしい気持ち」とコメントを出されていましたね。そのような言葉を選んだのは、先ほどおっしゃっていたような監督への憧れから?そうですね、白石監督と一緒に仕事ができるということもありますし、『凶悪』コンビである(ピエール)瀧さんとリリー(・フランキー)さんとの共演も、私の妄想かと思うほど夢の空間でした。映画の話は、2014年のオールナイトニッポンがきっかけでした。放送中に秋元(康)さんからメールを通じてサプライズ発表がありました。その中で、私のサプライズが主演映画だったんです。発表されたことがいつの間にか流れてしまうことも稀にあるので、半信半疑の状態で。なかなかトントン拍子では進まなかったのですが、秋元さんから「北原はどんな映画に出たいの?」と聞かれたことがあり、その頃観た映画の中で一番印象的だった「『凶悪』のような映画に出たいです」と話しました。あの発言がまさかこんなことになるなんて……。そんな運を持っていた自分を褒めたいと思います(笑)。――強運で射止めた役だったわけですね。感情の起伏が激しい難役でした。すごく不安でした。『日本で一番悪い奴ら』の試写会が初対面だったのですが、そこで「何か準備していくものありますか?」と聞くと、「何もないです」と(笑)。すごくあっさりされていたのですが、「寒さは平気ですか?」と気遣ってくださいました。準備をしないのは心細かったですが、白石さんがどっしりと構えていらっしゃったので、「大丈夫かも……」と何となく安心したのを覚えています。――自主的に何か準備をされたことは?普段から声を荒らげたりすることはないので(笑)、まずは声を出さなくてはいけないと思い、防音のカラオケに行って声を出す練習をしました。一人でセリフを言ってみたり、声を張ってみたり。そうやって、現場に入る前の方が追い込まれていたように思います。秋元さんからお話を頂いてからインするまで、その間は「いずれ来るもの」と頭の片隅にあったのですが、いざ撮影がはじまると「準備期間あんなにあったのに!」と焦ってしまって(笑)。●「ほとんど記憶がない状態」体験して思うこと――ギリギリで焦る気持ちはすごく分かります(笑)。もうそうなったら腹を括るしかないですよね。はい(笑)。一人で練習していた時に、先輩に話を聞いてもらったことがありまして「そんなに練習しなくていい。現場で柔軟に対応できなくなってしまうから、そんなに固めなくていいと思うよ」と言われて。その言葉にすごく救われました。お芝居の中で涙を流すのが苦手だという話をしたら、その方が「自分も泣けなかったことがあるから大丈夫」「引きの時は泣けたのに、寄りで泣けなかった(笑)」と、実体験をふまえて教えてくださって、すごく悔しい思いをされたそうです。「でも、人生ってそういうものじゃない?」という言葉にとても納得しました。これだけ経験がある方でもそういうことがあるのなら……もちろん自分もそういうことがあっていいわけではないですがとにかくその言葉に救われて、とても気持ちが楽になりました。それまですごく追い込まれていたんですよね。――そうやって覚悟の上で挑んだ作品だったわけですが、とんでもないシーンの連続でしたね。そうですね(笑)、多くのシーンで皆さんに助けていただきました。はじめは現場の空気に圧倒されましたが、それまでイメージできなかったものが現場に入ったことで解消されましたね。――”凶悪コンビ”はいかがでしたか?『凶悪』の役のイメージがあり、恐い方々なのかな……と思っていましたがとても優しくて。今作のお2人の役柄は確かに恐ろしいですが、誰もが抱える悩みや弱さを持つ愛すべきキャラクターです。クライマックスに向けて、怖さだけじゃなく、愛おしさが募っていく印象でした。○共演者と"しりとり"する理由――ネット上に現れた2人目のサニーを演じたのが門脇麦さん。スクリーン越しというちょっと特殊な共演になりましたね。撮影現場の1階と2階で実際に中継しています。同じ建物内にはいるものの、映像を通じての掛け合い。その環境を作ってくださったおかげで気持ちを込めることができました。私にとっては「普段から出演作を観ていた憧れの人」。そんな門脇さんと共演するという緊張をあまり感じなかったのは、その撮影環境のおかげだったと思います。空き時間に共演者のみなさんとずっとしりとりをしていたのですけど、麦ちゃんも参加してくれました。――きっかけは誰だったんですか?もともとは私です。相手の考えていることだったり、言葉の守備範囲みたいなセンスが分かるので好きなんです(笑)。最初はリリーさんを誘いました。5文字しりとりだったのですが、みなさんご存知の通り聡明な方というか、選ぶ言葉が深い。そういう方としりとりをすると、自分では思いもよらないような単語も飛び出します。――映画と真逆の和気藹々とした雰囲気ですね(笑)。そうなんですよ。現場は明るく楽しかったのですが、それが逆に怖くなっていったというか。劇中でも、暴力に対するイメージが麻痺していく様は、映画とリンクしていたと思います。――中盤には人格が大きく転換する場面がありました。かなりのエネルギーを要したのでは?あのシーンだけで丸一日かかり、人生で初めて「集中力が切れる音」を感じました。「みんなが私をサニーと呼ぶならサニー」という一連のやりとりの最後のセリフまでが丸一日だったのですが、その直前で切れちゃって。そのセリフの時には、ほとんど記憶がない状態でした。――以前から女優を夢見ていたと思いますが、そういう消耗は心地良いものですか? 今振り返ると。やっぱりお芝居が好きだと思いました。自分のやりたいことはこれだなと。■プロフィール北原里英1991年6月24日生まれ。愛知県出身。A型。2007年に5期生としてAKB48に加入。2008年に10thシングル「大声ダイヤモンド」で初めて選抜入りを果たし、2012年から2013年まではSKE48を兼任。2015年からNGT48に移籍してキャプテンを務め、2017年8月に新潟歴史博物館みなとぴあで行われたNGT48のイベントで2018年春を目処に卒業することを発表した。『マジすか学園』シリーズのほか、『ろくでなしBLUES』(11)、『家族ゲーム』(13)、『みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~』(15)などのドラマに出演。映画では2012年の『ジョーカーゲーム』で初主演を務めている。(C)2018『サニー/32』製作委員会
2018年02月04日1月19日と20日、TOKYO DOME CITY HALLでAKB48グループのイベント「リクエストアワー セットリストベスト100 2018」が開催された。ファンがAKB48グループの1,078の楽曲のなかから好きな曲を投票し、上位100曲をメンバーがパフォーマンスする毎年恒例のイベント(略してリクアワ)。 今年のリクアワは、NGT48の強さがきわだつ結果となった。投票対象の27曲が全てランクインし、ベスト10に絞っても、1・3・5・7・9位がNGT曲。シングル曲だけではなく、NGT48のオリジナルでない劇場公演曲(もとはAKB48チームサプライズの曲)や、「overture」まで入っている。1位は荻野由佳(18)がセンターの、NGT48セカンドシングル「世界はどこまで青空なのか?」だった。 予想を上回る“NGT圧勝”の結果に、メンバーもファンも衝撃を隠せなかった。HKT48の指原莉乃(25)は「新潟歌いすぎじゃない?単独コンサートかよ」と発言。ネット上では、他グループのファンから「NGT全曲ランクインは強すぎる」「新潟に石油王でもいるとしか思えない」などと、驚きの声が。 そして、21日には「第10回AKB選抜総選挙」の開催が発表された。AKB48公式ファンクラブ「二本柱の会」に入会した人は、リクアワにも総選挙にも投票できる仕組み。そのため、「リクアワで圧勝した今年は、NGT48は総選挙でさらに上位に入るのでは」と予想するファンもいる。 前回のリクアワの第1位はNGT48の「Maxとき315号」。約5か月後の総選挙では、荻野が速報で第1位、本番で第5位にランクイン。NGT48は荻野含めて選抜に3人を送り込み、衝撃を与えた。 総選挙三連覇の指原は、「出馬は前回が最後」と公言しており、前回2位の渡辺麻友(23)は年末にグループを卒業。AKB48柏木由紀(26)やNMB48山本彩(24)は昨年、選挙を辞退しており、今年出馬するかは不明だ。今回の総選挙が開催されれば、SKE48松井珠理奈(20)とHKT48宮脇咲良(19)の一騎打ちが目玉になるとの予想もあったが、NGT勢がさらに上を行く可能性も出てきた。 昨年は元NMB48須藤凜々花(21)の結婚宣言が話題をさらったAKB選抜総選挙。今年は純粋にイベントの内容を楽しみたいものだ。
2018年01月24日AKB48グループメンバーの入山杏奈(AKB48)、古畑奈和(SKE48)、山本彩(NMB48)、太田夢莉(NMB48)、朝長美桜(HKT48)、萩野由佳(NGT48)が出演するグアム政府観光局の新CMが、22日より放送開始となった。同CMは、先日グアムの"公式インスタグアマー"に任命されたAKB48グループのメンバーが、気軽に行けるインスタ映えスポットとしてのグアムを楽しく巡るという内容。メンバーの素顔をとらえている。CMは「インスタグアム」編(30秒)、「インスタグアム・ビーチヨガ」編(15秒)、「インスタグアム・ハンバーガー」編(15秒)の3種類。「インスタグアム・ハンバーガー」編では、海ではしゃいでいる姿やハンバーガーを頬張る姿、水着姿で自撮りしている姿などが見られる。今回の撮影の合間にメンバーたちが実際に撮影したインスタ写真は、グアム政府観光局の公式インスタグラム(@visitguam_jp)で、1月22日より毎週公開される。また、AKB48グループ選抜メンバー16人によるグアムスペシャルライブが4月21日に開催されることが決定。スペシャル特典付オフィシャルツアー、ライブ鑑賞付ツアーも用意しているという。参加メンバー、ツアーの詳細は後日発表、発売開始とのこと。
2018年01月22日2月9日より新潟・長岡先行公開、2月17日より全国公開される映画『サニー/32』の完成披露イベントが18日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の北原里英をはじめ、ピエール瀧、門脇麦、リリー・フランキー、白石和彌監督が出席した。映画『サニー/32』の完成披露イベントに出席した北原里英今年の春にアイドルグループ・NGT48からの卒業を発表している北原里英が主演を務めた本作。仕事も私生活も振るわない中学校教師の藤井赤理(北原)が、犯罪史上最も可愛い11歳の"サニー"と呼ばれる殺人犯の狂信的な信者(ピエール瀧とリリー・フランキー)に拉致される。新潟の雪深い山麓にある廃屋に監禁された赤理は、陸の孤島と化した豪雪地帯の監禁部屋から脱出を試みる、というストーリーだ。NGT48の卒業を発表してから初めての主演映画となる北原。「脚本を読んだ時は自分にできるか不安で、現場に入るまで緊張してましたが、入ってからは皆さんに引っ張っていただいて"サニー"の世界に連れてってもらった感じです」と共演者に感謝しつつ、「白石監督の大ファンだったので、ご一緒できてうれしかったし、凶悪コンビの瀧さんやリリーさんともご一緒できて楽しみでワクワクしつつ緊張した感じでした」と撮影前の心境を吐露した。北原は、昨年2月に行われた雪深い新潟の山中で、極寒の中、薄着で撮影に臨んだという。そんな彼女についてリリー・フランキーが「スタントの人がやるところを全部やってましたから。雪の中をあんな格好で歩いているのは逃げ出した風俗嬢みたいでしたね」と独特の言い回しで北原を褒め、ピエール瀧も「トム・クルーズか北原里英ですよ。監督に言われたことを『はい!』と言ってやって見せるところは、覚悟みたいなものを感じましたね」と大絶賛。当の北原は「私も初めて寒くて泣きました。思わず白石監督のことを無視しちゃいましたね」と精神的にも応えたことを明かした。劇中ではピエール瀧とリリー・フランキーに監禁される北原。ピエール瀧に舐められたり殴られるシーンにも果敢にチャレンジしている。ピエール瀧が「実際に平手で入っちゃった時もあり、(ファンから)『瀧め!』と思われるのは仕方ありませんが、顔を舐めたりしているので『北原さんってどんな味でした?』と言われるのが一番ヤバイと思いました。味を聞きに来るファンもいるんじゃないかと(笑)」と戦々恐々。一方の北原は「舐められたり殴られたりするのが気にならないぐらい他が辛かったので、舐められたことへの抵抗はありませんでした」と女優魂を見せていた。映画『サニー/32』は、2月9日より新潟・長岡先行公開、2月17日より全国公開。
2018年01月19日●朝ドラ『わろてんか』でも注目の高橋一生&松坂桃李2017年の邦画は、16年のアニメーション映画『君の名は。』や特撮映画『シン・ゴジラ』のように巨弾ヒットがなかったとはいえ、オリジナルも原作ものも幅広く楽しめた。とりわけ年々、アクション満載の少年漫画の実写化が増えていて、実写化不可能かと思っていた作品が続々実写化され、技術のクオリティの上昇を実感する。引き続き、2018年も少年漫画の実写化はあとを絶たない。それと、ラブ満載の少女漫画の実写化も堅調だ。このように原作の内容ももちろん大事だが、その登場人物を誰がやるかで映画の価値は大きく左右する。ここでは、2018年の映画を、活躍を期待したい俳優別で紹介してみたい。○高橋一生…献身が誰よりも似合った俳優、今年はどうなるテレビドラマ『カルテット』(TBS)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)、朝ドラ『わろてんか』(NHK)、月9『民衆の敵』(フジテレビ)と注目作に出続けた2017年。『直虎』も『わろてんか』もどちらも主人公を陰ながら支える役だった。『民衆の敵』もそうといえばそう。そこにプラスして、世襲政治家一家の一員でありながら裏の生活を送るミステリアスな面も描かれ、やたら色っぽいシャワーシーンなどのサービスシーンも付与されていた。身を挺して主人公を支えたり、肉体を晒したり、実力派の中堅俳優にしてはずいぶんとがんばっているなあと、人気商売の大変さを思う。そんな高橋一生は、18年、映画で活躍。現在わかっている範囲で、3本の映画に出演する。まず、1月20日公開の『嘘を愛する女』(中江和仁監督)は、高橋一生のやや影のある魅力が大いに生かせそうな作品で、経歴をすべて偽って、長澤まさみ演じるヒロインと同棲していた謎の男の役。病気入院して経歴詐称がわかり、ヒロインは男の本当の姿を知ろうとする。高橋一生(の演じる役)はきっと痛々しいまでに何かを背負っているのだろうと、見る前から震える。続く、2月3日公開の『blank13』(齊藤工監督)では、高橋と同じく女性の性的な眼差しにさらされることを厭わないかのように、肉体を晒す役の多い斎藤工が監督となって、高橋を撮ることに。実話をベースにした家族の話で、高橋演じる主人公が、13年前に失踪した父と再会するも、すでに父は余命3カ月。半年後、父の葬儀の参列者から父にまつわるエピソードを聞くことで父の謎がわかっていく。斎藤と高橋、ものづくりが好きそうなふたりのタッグは期待できそう。少し間を開けて、6月15日公開の『空飛ぶタイヤ』(本木克英監督)はベストセラー作家・池井戸潤作品の初映画化。脱輪事故をきっかけに企業のリコール隠しが発覚。主演は長瀬智也。車の整備不良を疑われるも、車両の欠陥に気づき、製造会社に再調査を要求する。高橋は、製造会社の経営に疑問をもって独自に調査する銀行員を演じる。ディーン・フジオカが、製造会社の戦略課家長役で出演。それぞれの思惑が交錯する硬派な企業ものになりそうだ。○松坂桃李…背徳感を醸し続ける異色な存在朝ドラ『わろてんか』で松坂桃李が演じている日本一の席主を目指す男・藤吉は、視聴者からツッコみの的になっている。朝ドラヒロインの夫は、ヒロインを頑張らせる起爆剤としてダメ男に設定されることが多く、そのダメさが愛されるものなのだが、松坂の演技があまりにリアルで、どう見ていいのか困ってしまう。元々、松坂は、映画『エイプリルフールズ』(15年)や『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)で女性を自分の都合のいいように扱うために嘘も厭わないゲス男を迫真で演じており、朝ドラのような、ソフトなダメ男よりも、ハードなダメ男のほうが演技力を発揮できるのではないか。その点、2018年は、映画で思う存分、背徳感を醸してくれそうだ。2月1日公開『不能犯』(白石晃士監督)は、“見つめるだけで相手を死に追いやる”ため罪に問われない、おそるべき人物を演じる。彼はその能力を使って、殺人依頼を引き受けていく。集英社『グランドジャンプ』に連載された漫画の映画化で、宣伝美術のニヤリと笑った松坂桃李の顔がおそろしすぎるほど。4月公開の『娼年』(三浦大輔監督)はかなりの問題作。石田衣良の小説が原作で、娼婦ならぬ娼年として、お仕事として次々と女性とカラダを重ねながら、それぞれの心に触れていく物語。16年に、松坂主演、三浦演出で舞台化されたとき、その過激な内容でセンセーショナルを巻き起こした。映画もR 18になっていて、どれだけエロティックなものになるのか気になる。5月12日公開予定の『孤狼の血』(白石和彌監督)は、柚月裕子の小説を原作にした骨太なハードボイルド。広島を舞台に、暴力団の犯罪とそれを追う警察との仁義なき戦いが描かれる。松坂の役は呉原東署・捜査2課・暴力団係・大上班のメンバーで巡査。型破りな大上(役所広司)の行動に戸惑いながらも成長していく新人刑事だが、白石監督の『日本で一番悪い奴ら』のように朱に交われば赤くなるパターンだろうかと今からドキドキだ。●吉沢亮&福士蒼汰&菅田将暉の活躍と注目作品は○吉沢亮…漫画の名著に挑む2009年のデビュー以来、イケメン俳優が群雄割拠するなか、着々と力をつけている注目株。17年、これに出ると、若い俳優は弾けると言われている福田雄一作品に出演(『銀魂』の沖田総悟役)し、瞬発的な面白さを追求したことで、ひとかわ剥けた感がある。いまや、顔がいいこと以外で何かプラスアルファがないとサヴァイブできない芸能界。沖田役によって、かっこよさと面白さを両方身につけて最強に近づいたところで、18年は、漫画界のレジェンド級作品に2本も主演する。2月16日公開『リバーズ・エッジ』(行定勲監督)は、カリスマ漫画家・岡崎京子の名作。深くて重くて苦い物語で、吉沢の役は、学校でイジメられているゲイの少年。河原でみつけた死体を大事に隠している。いじめられているところを助けてくれた少女(二階堂ふみ)と心を通わせていく。とにかく、吉沢が、岡崎京子の絵にそっくり。漫画原作多々ある中なんでも似せればいいってものではないけれど、この場合の“似ている”はかなりポイントが高い。4月27日公開『ママレード・ボーイ』(廣木隆一監督)は少女漫画の王道。お互いの両親の離婚&再婚によって家族として同居することになった主人公たちが恋するようになって……いろいろな障害などありながら、この恋がどうなっていくのか。吉沢が公式サイトで「今までにも少女漫画原作の作品には出させて頂いたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや、根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たなと」と語るように、徹底的に少女漫画の王子様を演じてほしい。○福士蒼汰…アクション全開英語が得意な若手知性派俳優である福士蒼汰ではあるが、特撮ヒーロードラマ『仮面ライダーフォーゼ』ではリーゼントでヤンキー高校生という異色なライダーを演じていた。そのとき、脚本を書いていた中島かずきが座付き作家をつとめている劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人 Season月 <上弦の月>』にて主役の捨之介を演じて、かっこいいアクションを披露している福士。2018年は、アクション全開の少年漫画原作に2作も主演する。3月21日公開『曇天に笑う』(本広克行監督)は、ときは明治維新後、場所は滋賀県大津。人々に災いをもたらす大蛇の力を阻止しようとする雲神社を代々継ぐ曇家3兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視率いる直属部隊・犲(やまいぬ)と、政府の転覆を企む忍者集団・風魔一族が、三つ巴の戦いを繰り広げる。福士が演じるのは三兄弟の長男で、強いだけでなく、底抜けに明るい男として、華やかなアクションを見せてくれそうだ。次男は中山優馬が演じる。夏公開の『BLEACH』(佐藤信介監督)は悪霊退治をする死神になってしまった高校生を演じる。予告映像では、大きな“刀斬魄刀”をもっていて、これを振るうダイナミックなアクションが見られそうだ。そして、もう一作、アクションものではないが、5月4日公開、東野圭吾原作の大型ミステリー『ラプラスの魔女』(櫻井翔主演 三池崇史監督)にも出演する。二面性のある芝居に定評がある福士だが、三池は「剥き出しの福士蒼汰が人類の明日を憂う」とコメントしているので、今回はストレートに迫ってくるのかも。楽しみだ。○菅田将暉…少年漫画から少女漫画まで自由自在NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で直虎の後を継ぎ、井伊家の当主となる大役を堂々演じきった菅田将暉。少年漫画の主人公のように血気盛んな演技をする一方で、映画『あゝ荒野』、『火花』、舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』など文学的な作品にも多く出演し、幅の広さを見せた。18年も、17年に大ヒットした『銀魂』の続編が控えているほか、少女漫画『となりの怪物くん』に出演と、少年ギャグ漫画から胸キュン少女漫画まで、まるで別人かと思わせてくれるはず。4月27日公開『となりの怪物くん』(月川翔監督)は、勉強ばかりで情緒のないヒロイン(土屋太鳳)と、頭はいいが問題児の少年(菅田将暉)、友だちがいないふたりが出会い恋をして変わっていく物語。菅田にとってこれが最後の制服になるらしいので、その勇姿は見逃せない。夏休み公開予定『銀魂 パート2(仮)』(福田雄一監督)では、パート1で、主人公・銀時(小栗旬)と行動を共にする志村新八役を、菅田将暉だとわからないくらい漫画にそっくりに演じて、映画のクオリティーを底上げしていた。いまのところ、詳細がほとんど伝わってきていないが、パート2でも、ぜひ、楽しませていただきたい。ほかにも、阿部サダヲが吉岡里帆と主演する『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(三木聡監督)や、NGT48の北原里英が過激な表現に挑む『サニー/32』(白石和彌監督)、土曜ドラマ『アシガール』が良くて、いまやショートカット美少女といえば、という黒島結菜が主演する『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』(篠原哲雄監督)、木村拓哉と二宮和也の共演はやっぱり気になる『検察側の罪人』(原田眞人監督)などなど、俳優たちの活躍しそうな映画が目白押し。このなかで、期待の3作を選ぶとしたら、あの名作漫画をどう実写化してくれるかとにかく気になる『リバーズ・エッジ』、ガツンと重くて満足感ありそうな『孤狼の血』、吉岡里帆と阿部サダヲと三木聡がきっとやらかしてくれそうな『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の3作。18年も映画館に通いつめたい。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年01月09日アイドルグループ・AKB48グループの成人式が8日、東京・神田明神で行われ、AKB48の向井地美音、SKE48の熊崎晴香、NMB48(AKB48兼任)の白間美瑠、HKT48(AKB48兼任)の宮脇咲良、STU48(AKB48兼任)の岡田奈々(AKB48兼任)らが出席した。毎年成人の日に行われるAKB48グループ、恒例の成人式イベント。2018年に新成人となるのは、AKB48から向井地美音、湯本亜美、加藤玲奈、飯野雅、北澤早紀、小嶋真子、高橋朱里、村山彩希、大西桃香、小田えりな、佐藤栞、清水麻璃亜、髙橋彩音、廣瀬なつき、舞木香純、稲垣香織、SKE48から日高優月、熊崎晴香、佐藤佳穂、岡田美紅、NMB48から古賀成美、内木志、加藤夕夏、白間美瑠(AKB48兼任)、石塚朱莉、HKT48から神志那結衣、植木南央、熊沢世莉奈、冨吉明日香、宮脇咲良(AKB48兼任)、本村碧唯、森保まどか、NGT48から太野彩香、中井りか、村雲颯香、奈良未遥、西村菜那子、宮島亜弥、STU48から岡田奈々(AKB48兼任)、瀧野由美子、森香の合計41人。多くのファンが詰めかけた中、欠席した冨吉明日香以外の40人が晴れ着姿で登場し、アキバの守護神である神田明神で盛大な成人式を執り行った。成人式後に報道陣の取材に応じた40人のメンバーたち。向井地が「今まで先輩メンバーの方々が神田明神で行った成人式を後輩として見てきましたが、ついに私たちの世代の番が来たかという感じで、やっと大人になったと実感しました」と感慨深げ。報道陣からの「何世代?」という質問に宮脇は「今年の成人メンバーはどのグループも才能があって未来のあるメンバーばかり。全盛期をこのメンバーで作りたいと思います。みんなで"黄金世代"と呼ばれるように頑張りたいですね」と意気込み、3月19日で20歳を迎えて嗜むこともできるお酒の話題になると「一番最初にさっしー(指原莉乃)と乾杯したいと思います。さっしーは強すぎますが、私も鹿児島の女なので強いんじゃないかな。さっしーと対決したいです」と指原に対抗意識を燃やしていた。過去最多の41人が新成人となるAKB48グループ。かつて20歳だった前田敦子や渡辺麻友が選抜総選挙で1位を獲得したが、今年の総選挙で上位が予想される宮脇は「本格的に1位を狙いたいと思ったのは今年が初めてだと思います。さっしーも1位になったのが4位で、私も去年は4位。いろんなジンクスにあやかって1位を目指したいでsね」と色気を見せれば、誕生祭の時にNMB48のセンターを務めた白間も「私も1位を狙いたいです!」と意欲。そんな2人のやり取りを目の当たりにした向井地は「まずは神セブンを目標に」と謙遜するも「この世代で1位を目指したら面白いですよね。大波乱の総選挙にしたいと思います」と新成人となる40人に"黄金世代"としての決起を促した。
2018年01月08日