「ジャニーズWEST」重岡大毅がゴールデン・プライム帯(GP帯)の連続ドラマに初主演、ヒロインに木村文乃、共演に仲野太賀、岸井ゆきのを迎え、7月期の金曜ドラマ枠にて「#家族募集します」を放送する。本作は、それぞれに悩みや秘密を抱えるシングルファーザー&マザーたちが、ひとつ屋根の下で子育てをしながら共に過ごし“家族”になっていく姿を描く、新時代のホームドラマ。主人公の赤城俊平(重岡大毅)は、ある事情で3か月前にシングルファーザーになったばかり。5歳のひとり息子の子育てに苦戦する中、偶然再会した幼馴染の小山内蒼介(仲野太賀)がお節介な思いつきでSNSに投稿した「#家族募集します」という突飛な募集に巻き込まれてしまう。蒼介は自身が働く古びたお好み焼き屋「にじや」を立て直すため、「にじや」の2階の空き物件で共同生活をして家賃収入を得ようと考えていたのだ。そんな募集に誰も乗るわけがないと呆れる俊平だったが、「#家族募集します」のSNS投稿をきっかけに、ちょっと堅物な小学校教師のシングルマザー・桃田礼(木村文乃)と、夢を追い続ける子持ちシンガーソングライター・横瀬めいく(岸井ゆきの)と出会い、大人4人+子ども3人でひとつ屋根の下で暮らすことに。性格も価値観もバラバラな7人がどのようにして“家族”になっていくのか。新しい“家族のカタチ”の物語が始まる。脚本は、ドラマ「山田太郎ものがたり」(07)や「カンナさーん!」(17)、「向かいのバズる家族」(19)などを手掛けた俳優としても知られるマギー。オリジナル脚本で、“家族とは何か”“家族といる時間の大切さ”をハートフルに描く。GP帯連ドラ初主演で父親役に初挑戦!重岡大毅重岡さんは「ジャニーズWEST」として活躍する一方で、「知らなくていいコト」「ごめんね青春!」『溺れるナイフ』をはじめ、さまざまなドラマや映画に出演。さわやかな好青年から“クズ”なキャラクターまで見事に体現する演技力が高く評価され、2019年には第17回コンフィデンスアワード・ドラマ賞で新人賞を受賞するなど、今後の活躍が期待される俳優として注目されている。そんな重岡さんが、GP帯連ドラ初主演となる今作で初の父親役に挑戦。演じる赤城俊平はある事情でシングルになったばかりで、小さな絵本出版社に勤務しながら、笑顔を絶やさず明るく子育てをすることに努めている。しかし、1人での子育ては思うようにいかないことばかり。それでも正義感の強さと子どもへの愛情の深さゆえに、辛さや心細さを1人で抱え込んでしまうという繊細な役どころだ。演技力に定評のある重岡さんは、初主演ドラマで、共同生活と子育てを通じ自らも成長していくシングルファーザー役で新境地を開拓する。本作のヒロインで、俊平たちと共に暮らすことになるシングルマザー・桃田礼を演じるのは木村文乃。シリアスからコメディ、時代劇まで多彩な役柄を演じ、途切れることなく話題作への出演が続く木村さん。「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」「七人の秘書」をはじめ数々の作品で主演も務めるなど、ドラマや映画で幅広い活躍を見せている木村さんのTBSドラマ出演は「99.9-刑事専門弁護士- SEASON ll」(2018年)以来、約3年ぶり。本作ではヒロインとして、子育て経験者なら誰もが共感する悩みや葛藤に直面する等身大のシングルマザーを演じる。性格も価値観も違う人々と共に暮らす中で、徐々に変容していく姿をどのように体現するのか、期待が高まる。そして、物語のはじまりとも言える「#家族募集します」という突飛な募集をSNSに投稿し、周囲を巻き込んでいく小山内蒼介を演じるのは仲野太賀。どんな作品の世界観にもすっと溶け込み、観る者の琴線に触れる類稀なる演技力で、数々のドラマや映画で唯一無二の存在感を放つ仲野さん。『すばらしき世界』『あの頃。』など、昨年から今年にかけて9本もの映画に出演し、待機作も多数控えるいま最も旬な俳優の1人。昨年10月期の火曜ドラマ「この恋あたためますか」では、主人公を一途に想うパティシエ・新谷誠を好演し、大きな反響を呼んだ。今作では物語を大きく動かしていくことになる、お節介だが憎めない兄貴肌の蒼介を演じる。「#家族募集します」というSNS投稿を見て、6歳の息子と共に俊平たちのもとに転がり込んでくるシングルマザー・横瀬めいく役には岸井ゆきの。第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、その演技力が高く評価されている。そんな彼女が、本作では破天荒ながら母親としての本音を率直に代弁する役どころを熱演。シンガーソングライター役としての自身初となる歌唱シーンも披露する。性格も価値観もバラバラな男女4人+子ども3人の同居生活。血は繋がっていなくても、ひとつ屋根の下で「ただいま」と「おかえり」を繰り返し、“家族”としての絆を深めていく彼ら。“こんな家族がどこかにいてもいいんじゃないか”と思えるような、心温まるホームドラマがこの夏を彩る。主演・重岡大毅コメント主演をやらせていただくことになり、とても光栄に思っています。ジャニーズWESTのメンバーも応援してくれているので、「やったるでー!」という気持ちで頑張ります。父親役は、やってみたかったのでとてもうれしいです。僕自身も子どもが好きですし、撮影の合間もたくさんコミュニケーションを取って、早く距離を縮めていきたいと思っています。初共演の木村さん、太賀くん、岸井さん、そして子どもたちも含めた7人での“同居生活”が、どんな雰囲気になるのか。その空気を肌で感じるのを、今から楽しみにしています。このドラマは、助け合って生きていこうとする登場人物たちを応援したくなる、温かい作品だと思っています。見てくださる方にもそう思っていただけるような、心温まるホームドラマをお届けします。ぜひ、お楽しみにお待ちください。木村文乃(脚本の)マギーさんが紡ぎだすお話がとても好きなので、いつか作品に出演させていただきたいと思っていました。まさかこんなに早くその願いが叶うとは思っていなかったので、とてもうれしく思っています。重岡さん、太賀さん、岸井さん、そして子どもたちと、楽しく温かい現場にしていきたいと思います。個人的には、私が演じる礼と岸井さん演じるめいくの「常識」対「非常識」のバトルがすごく楽しみです。そんな正反対の2人が少しずつ歩み寄っていったり、ひとつ屋根の下で構築されていく4人の関係に今からわくわくしています。今の大変な状況において、疲れている方もたくさんいらっしゃると思います。毎週皆さんに温かい“おかえり”と“ただいま”を届けられるよう、素敵な作品にしていければと思っていますので応援よろしくお願いします。仲野太賀今回「#家族募集します」に出演が決まって、とてもうれしく思っています。時代が進み、世の中の様相が変わってしまったように、僕たち個人の生活にも体温を感じる事が減ってしまったように思います。その中で登場人物が抱える苦悩や、この物語のもつ温もりや優しさに共感と憧れを抱きました。僕が演じる役は、ひょんな事からシェアハウスを始める男です。なんの計画性もなく、勢いと優しさだけが取り柄のような男です。しかし、そんな無邪気さが今とても輝いて見えて、是非演じたいと思いました。ひとつ屋根の下で同じような悩みを抱え、全然違うカタチをしている家族が助け合うこのドラマで、すぐそばに誰かがいる希望を感じていただければと思います! よろしくお願いします!岸井ゆきのドラマ内で歌唱するのは初めてです。今回脚本を担当されるマギーさんに、歌もギターも出来るよね! と言われてからずっと開いた口が塞がらないまま、ギターコードを練習しているところです。母親役の経験もまだ少なく、挑戦ばかりの役柄ですがすてきな共演者の方々、スタッフの方々と話し合いながら、時に甘えながら、破天荒で率直な横瀬めいくを演じたいと思います。偶然に集まった3組の親子が、“ただいま”と“おかえり”を繰り返すことで、自分の居場所を見つけ、安心して“行ってきます”が言えるような家族を、視聴者の皆さまとも一緒に育めたらうれしいです。金曜ドラマ「#家族募集します」は7月、毎週金曜22時~TBS系にて放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2021年05月16日映画コメンテーター・有村昆(44)が女性に交際を申し込んでいたと5月13日に報じられた。しかし、その口説きぶりがネットで大炎上となっている。有村は12年8月、フリーアナウンサーの丸岡いずみ(49)と結婚。そして、18年1月には代理母出産によって第一子が誕生している。そんな有村だが、『FRIDAYデジタル』によるとバーで働く女性に「キミの彼氏になりたいな ムラムラした時はいつでも呼んでくださいね!」と発言したという。さらにディナーの際には、性行為にちなんだクイズを出題。また「何もしない」と約束をしたものの、ホテルで下半身を露出。別の日には、昼間から「アヒージョって、言葉の響きがエロい」など下ネタを連発したという。出会って間もないころから、女性に下ネタで猛アタックした有村。ネットでは下品な言動の数々に、「セクハラ!」など非難の声が殺到している。《有村昆ダッセぇな。とんでもないセクハラじゃんか》《下品な下ネタ言ってくるあたり、女バカにしすぎな?》《気持ち悪…セクハラオヤジやん》《女なめすぎ》有村は同件を受けて14日、芸能活動を自粛すると発表。さらに『地方創生プログラム ONE-J』(TBSラジオ)などのレギュラー番組を降板することも明らかになっている。騒動の余波はまだまだ広がりそうだが――。はたして、自粛で禊を済ませることはできるだろうか?
2021年05月14日俳優の古川雄大が、ミュージカルコンサート『古川雄大 The Greatest Concert vol.1 -collection of musicals-』を開催することが14日、明らかになった。2007年の『テニスの王子様』でデビューし、『ファントム』(10年)、『エリザベート』ルドルフ役(12年)と順調にキャリアを重ね、2013年の『ロミオ&ジュリエット』、2015年の『黒執事』では主役、2018年には『モーツァルト!』で帝劇初主演を果たすなど、ミュージカル界に欠かせない存在となっている古川。2019年にはいつかは演じたいと目標にしていた、『エリザベート』のトート役を射止め、2020年にはNHK連続テレビ小説『エール』で朝ドラ初出演。“ミュージックティーチャー”こと御手洗清太郎役で鮮烈な印象を残し、演劇ファン以外にも広く知られるようになり、ドラマ『極主夫道』でもオタク刑事役をチャーミングに演じた。2021年春には、3年ぶりの再演となった『モーツァルト!』に出演し、東京公演の千秋楽で演出家・小池修一郎もその成長ぶりに舌を巻くほどに。芸歴15年目となる古川が、初の“ミュージカル”と銘打ってのコンサートを行う。出演作からはもちろん、出演してない作品からも様々な楽曲が披露される予定だ。大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて8月27日~29日、東京公演はTBS 赤坂ACTシアターにて8月31日~9月5日。日替わりで豪華ゲストも登場(9月4日のみゲストなし)し、山崎育三郎や、『エリザベート』で相手役を演じた花總まり、愛希れいかなどとのデュエットにも期待が高まる。他、木下晴香、黒羽麻璃央、昆夏美、廣瀬友祐、渡辺大輔らの出演を予定している。○古川雄大 コメントこの度、初めてのミュージカルコンサート『古川雄大 The Greatest Concert v ol.1 -collection of musicals-』を開催させていただきます!東京は思い入れのあるTBS 赤坂ACTシアター、大阪は初めて訪れるCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで行います。今までアーティストとしてのライブ活動の中で、オリジナル曲と共にミュージカル楽曲を披露させていただいていましたが、今回は全曲ミュージカルの楽曲でコンサート、ショーとして皆様にお届けしたいと思っております。初めての試みなので、実現に向けて期待が膨らんでいます!今、入念な打ち合わせを重ねている最中で、楽曲や構成など様々な可能性を広げながら、組み立てています。皆様に、最高のモノをお見せできるよう努めます。是非ご期待下さい!
2021年05月14日星野源のニューシングル『不思議/創造』が2021年6月23日(水)より発売される。星野源のニューシングル『不思議/創造』『不思議/創造』は、2018年にリリースされたシングル『ドラえもん』以来となるシングルパッケージ。TBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』の主題歌として先行で配信されている「不思議」と、スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソングとして2021年2月に発表された「創造」の2曲をタイトルに冠した。「うちで踊ろう(大晦日)」を新録カップリングには、「うちで踊ろう」のフルバージョンとして「第71回NHK紅白歌合戦」で披露された「うちで踊ろう(大晦日)」を新録したほか、全4曲が収録される予定だ。初回限定盤として “感謝”盤&“宴会”盤もまた初回限定盤は、120分を超える映像作品が付属する“感謝”盤と“宴会”盤の2種類が登場。“感謝”盤には、星野源初の配信ライブ『Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”』の全18曲と、当日のドキュメンタリー映像を収録。“宴会”盤には、星野源のオフィシャル・イヤーブック『YELLOW MAGAZINE 2019-2020』に付属するウェブサービス「YELLOW PASS」会員限定のオンラインイベントとして、2021年3月に開催された『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』のライブパート全編やドキュメンタリー映像を収録した。作品詳細星野源ニューシングル『不思議/創造』発売日:2021年6月23日(水)価格:・通常盤 1,300円(税込)・初回限定“感謝”盤 (CD+BD/CD+DVD) 4,500円(税込)・初回限定“宴会”盤 (CD+BD/CD+DVD) 4,500円(税込)<収録曲>01. 不思議02. 創造03. うちで踊ろう (大晦日)04. そしたら<特典ディスク>■初回限定“感謝”盤収録内容:01. Pop Virus02. 地獄でなぜ悪い03. 湯気04. ステップ05. 桜の森06. 肌07. Ain’t Nobody Know08. 折り合い09. 老夫婦10. 未来11. うちで踊ろう12. プリン13. Crazy Crazy14. SUN15. 恋16. Same Thing (feat. Superorganism)17. Hello Song18. 私・“Gratitude” Documentary■初回限定“宴会”盤収録内容:01. くだらないの中に02. Pop Virus03. 湯気04. KIDS05. 肌06. Ain’t Nobody Know07. Dead Leaf08. 乱視09. 創造10. SUN11. ドラえもん12. 桜の森・“宴会” -打ち上げ-・“宴会” Documentary
2021年05月14日映画コメンテーターの有村昆が、14日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で女性問題が報じられたことを受け、芸能活動を自粛することが同日、わかった。有村が所属する芸能事務所・ホリプロは、公式サイトを通じて「弊社所属映画コメンテーター有村昆につきまして、一部報道にありました自覚の無い軽率な行動に対し当面の間、芸能活動を自粛することに致しました」と報告。「ファンの皆様、今回の報道でご迷惑をお掛け致しました各関係者の方々には心から深くお詫び申し上げます」と謝罪した。また、ラジオ番組の降板も決定。TBSラジオ『地方創生プログラム ONE-J』は「本日発売の写真週刊誌で、番組出演者の有村昆さんに関する報道がありましたが、これを受け有村昆さんは、当番組から降板することが決定しました。番組を楽しみにして頂いているリスナーの皆様にお詫び申し上げます」、SBSラジオ『内山絵里加のふくわうち』は「本日、水曜パーソナリティーの有村昆氏が芸能活動自粛を発表したことを受け、5月19日以降における当番組の有村氏の番組降板を決定いたしました。新しいパーソナリティーにつきましては決定次第、番組内で発表します」とそれぞれ公式Twitterで伝えている。14日発売の『FRIDAY』は、有村が緊急事態宣言下の4月下旬の夜にホテルで女性と密会したことなどを報じていた。
2021年05月14日「俳句は“季語から作る”、と思い込んでいる人が多いです。だからおうちで俳句を作ろうとしても、『家の中には季語がないから作れない』と壁にぶつかるわけですよ。おうちにあるのは、“俳句のタネ”。そう考えれば、家じゅうのモノで俳句を作れるはずです」そう話すのはバラエティ番組『プレバト!!』(TBS系)のコーナー「俳句の才能査定ランキング」でおなじみの夏井いつきさん(64)。芸能人が作った俳句への、舌鋒鋭くもユーモアある添削が人気だ。『夏井いつきのおウチde俳句』(朝日出版社)の著書もある夏井さんは、「俳句作りのハードルは高くない」と優しく説いてくれた。「季語というのは、その俳句を作った人の気持ちや、そのときの情景をイメージできるようにするためのものなんです」記者が、「たとえば『春ごたつ』というのも季語としてありますよね?」と問いかけると……。「そういう季語だけをまず知ろうとするから、俳句のハードルが上がってしまうの!まずは、いちばん簡単な『〜の風』や『〜の空』から始めてみてください。そのうえで、いろんな季語を使いたいという人は、『歳時記』(季語の辞典)を手に取ってみるのもよいでしょう」たとえば、家のテーブルの上にある「砂糖とミルク一つずつ」に季語を足して俳句を完成させてみよう。「(1)『春の風砂糖とミルク一つずつ』、(2)『梅雨ぐもり砂糖とミルク一つずつ』。皆さんはこの2つの俳句を見て、どのような情景を浮かべましたか?(1)は、その人がコーヒーを飲むことを楽しみにしているような、明るい情景が浮かんでくるでしょう。反対に(2)は、家の中でひとり、寂しそうにしているイメージを持つはず。これが“季語の力”です」でも、身のまわりにあるもので季語がないかもやはり気になるところ。一般的な『歳時記』や、夏井さんの著書『夏井いつきの365日季語手帖』(レゾンクリエイト)を見てみると、5〜6月の季語として「ビール」「扇風機」「香水」「バナナ」などが挙がっている。俳句を作るさいに、これらを使ってみてもよいかもしれない。「『俳句を作ったことがない』という人はまだまだいます。でも、俳句を作ることって、そんなに難しくないことがわかったでしょう。まずはメモ帳を手に、タネ探しから!」(取材:インタビューマン山下)「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月14日次々と緊急事態宣言が発令され、第4波の中での自粛生活でストレスを抱えている人も多いはず。そんな気持ちを一句に変えて、心に安らぎを取り戻してみてはーー?「俳句は“季語から作る”、と思い込んでいる人が多いです。だからおうちで俳句を作ろうとしても、『家の中には季語がないから作れない』と壁にぶつかるわけですよ。おうちにあるのは、“俳句のタネ”。そう考えれば、家じゅうのモノで俳句を作れるはずです」そう話すのはバラエティ番組『プレバト!!』(TBS系)のコーナー「俳句の才能査定ランキング」でおなじみの夏井いつきさん(64)。芸能人が作った俳句への、舌鋒鋭くもユーモアある添削が人気だ。『夏井いつきのおウチde俳句』(朝日出版社)の著書もある夏井さんは、「俳句作りのハードルは高くない」と優しく説いてくれた。「皆さんは俳句を“文学作品”と思っているので、何かテクニックを取り入れようとか、響きのよい季語を使おうとしてしまう。でも、目に入ったものや、何げない家族との会話で俳句を作っても、立派な作品になるんですよ」まずは“俳句のタネ”を探すことから。そのためには、ボールペンとメモ帳が必須だという。「もうひとつ、俳号(俳人としてのペンネーム)を決めてみてください。俳句には、作り手の名前を添えるのが基本。本名より俳号を添えたほうが、『下手』って言われたときの傷が浅いの(笑)」俳句は基本的に、五、七、五の計十七音で構成されている。「初心者の方は、『五音の季語+十二音の俳句のタネ』という基礎の型から始めてみましょう」まずは、ノートに“俳句のタネ”を書き留め、そこから十二音を作り出してみよう。「たとえば、今日のお昼は何を食べましたか?(記者、『まだ食べていないです』と答える)『今日のお昼は食べてない』。ほら、これでもう十二音できた。おうちの中で俳句を作るとしたら、まずテーブルの上にあるモノの名前をメモしましょう。『砂糖とミルク一つずつ』とか、十二音は簡単に見つけることができるはず。自分の中から何か生み出すのは難しいです。あまり自分の脳細胞を信じないこと(笑)」まだまだ自粛生活を強いられている初夏。“巣ごもり俳句”を一句作って、自分の心を和らげてみてはどうだろう。(取材:インタビューマン山下)「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月14日5月12日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、ダウンタウン・浜田雅功(58)がふくよかな体型の後輩芸人に発した言葉が物議を醸している。この日の放送では、「お寿司の達人」と題された企画を実行。歌詞に出てきた様々な食べ物を芸人やフードファイターが曲に合わせて次々と食べていくというもので、5度目となる同番組の人気企画だ。1組目として出場したのが、U字工事・益子卓郎(42)、ワタリ119(27)、ラランド・ニシダ(26)の男性芸人チーム。流れてくる食材を益子、ワタリが次々と口に運んだこともあって、あまり食材に手を伸ばすことができないニシダ。するとVTRをスタジオで見ていた浜田が、ニシダに「ブタ!」と連呼し、さらに「右のブタ全然食わへんな!」と冗談交じりに発言した。2組目の女性芸人チームとして出場した駆け抜けて軽トラ・餅田コシヒカリ(27)にも、服装の色にちなんで「紫のブタ」と揶揄していた。企画が終わり、スタジオトークに戻ると、“豚”と連呼した浜田に相方の松本人志(57)は「一番いま、みんなが避けてる言葉をね」とコメント。おぎやはぎの小木博明(49)も「まだ時代についていけていない」「ダメですよ、ほんとそれは」と注意。そんな様子に浜田は苦笑していた。同番組の演出を手掛けるTBSの藤井健太郎氏は、同企画放送直後のTwitterで《スタジオ収録時は例の問題直後。浜田さんのやつ、結果突っ込まれ含めて面白いんですけど、マジでどういうつもりなのかなとは思いました》と投稿。続けて《もちろん、そこが凄いし面白いしスペシャルだなと思ってる上でですよ》とフォローもしていた。藤井氏が綴った「例の問題」とは、松本の「いま、みんなが避けている言葉」という発言からも推測するに、“オリンピッグ問題”のことだろう。これは今年3月に『文春オンライン』が、東京オリンピック・パラリンピックの開会式で演出統括(当時)の佐々木宏氏(67)が、渡辺直美(33)に五輪の開会式で“豚を演じさせる”という演出プランを提案していたと報じたもの。さらに佐々木氏は、開会式の演出を担うメンバーのグループLINEに「オリンピッグ=渡辺直美さん」とつづっていたともいう。この問題を受け、佐々木氏は「渡辺直美さんに対しては、大変な侮辱となる私の発案、発言と謝罪し、演出統括の座から辞意を表明した。この問題直後に“ブタ”と連呼した浜田に、《今の時代細かすぎ!バラエティはこんなので良いんだよ》《浜ちゃんはこれで良いと思います。最後の砦でいて欲しいです笑》《TVを観てる側の人間は浜ちゃんが、自分達が思っている事をストレートに言葉にしているから面白いし笑いが起きるこれがお笑いでは?》とフォローする声があがった。そのいっぽうで、疑義を唱えるファンも。《MCの浜田さんが体が大きい人に対して「デブ!」「豚!」ってヤジ飛ばしてて嫌だったな……中学時代に肥満体型&ヤンキー校だったから、体育の時とか外野から揶揄されるんじゃないかってビクビクしてたこと思い出した》《浜田みたいな人おったなー……クラスメイトとか、後輩とかに太ってる人居ると、とりあえず【ブタ】呼ばわりする人……彼はずっと変わってないんだろうなぁ》《いい加減、容姿で芸人を豚呼ばわりするのはダサいからやめようという空気にならないのかしら》
2021年05月13日雨がそぼ降る4月中旬の夜の東京・銀座。マスク姿でたたずむ大柄な男性がいた。阿部寛(56)だ。そのかたわらには、スーツを着た長澤まさみ(33)の姿も。ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)の撮影中だった。「その日は初回放送分を撮っていました。放送まで1週間と迫っていたのですが、長澤さんが最近までほかの作品を撮っていたため、特に彼女の出演シーンはギリギリの進行なんです」(ドラマ関係者)進行はギリギリでも、視聴率はぶっちぎり。初回は14.8%と今期の連続ドラマで首位に。その後も高視聴率をマークしている。「16年前の人気作の続編とあって放送前から話題でしたが、放送が始まると、日曜劇場枠ということもあり“『半沢直樹』みたい!”との声も。前作は若者向けのドラマという印象でしたが、今回は大人の視聴者層の心もつかんでいるようです」(テレビ誌ライター)前作では低偏差値で落ちこぼれの生徒たちを半年で東大に合格させた阿部演じる伝説の桜木弁護士が、16年前は生徒だった弁護士の長澤とタッグを組み、再び降臨。「長澤さんは、前作撮影時から阿部さんのことが大好き。演技に向かう真面目な姿勢を尊敬しており、“阿部さんみたいになりたい”と話しているほどです。前回の生徒役では、紗栄子さん(34)も初回に特別出演してファンを喜ばせました。さらに制作陣は、今後のスペシャルゲストとして新垣結衣さん(32)の出演の可能性を、探っているところだそうですよ」(テレビ局関係者)■男子生徒が「阿部さんがかっこよすぎる!」と心酔のワケかつての“生徒”が大物となっていることに阿部も感無量のよう。「みんなが第一線で活躍していることがうれしい、と阿部さんは話していましたね。彼らのようになってほしいと、今回の生徒役俳優たちにも期待しているようです」(前出・テレビ局関係者)そんなふうに後輩を気にかける阿部に、現場の若手俳優たちからは心酔する声が続出しているとか。「特に男子生徒役の俳優たちが、“阿部さんがかっこよすぎる!”“色気がある!”と口にしていますね」(前出・ドラマ関係者)序盤から大型バイクを乗りこなし、海に飛び込む場面もあった。「今、56歳ですからね。弱音こそ吐きませんが、3月の海に飛び込むシーンや、ケンカや派手なアクションシーンはしんどかったと思いますよ」(前出・ドラマ関係者)体を張った甲斐あっての高視聴率に制作陣は沸いているそうだが、阿部自身には視聴率よりも気になる指標があるようで……。「今は9歳と8歳になる2人の娘さんたちからの評判のほうが視聴率よりも気になるみたいです(笑)。ドラマの内容もわかる年ごろ。父親として“胸を張れる仕事をしたい”という思いもあるようですよ」(前出・テレビ局関係者)桜木の仕事ぶりを見て、2人の娘たちも東大を目指すかも!?「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月13日2021年5月現在、テレビドラマ『リコカツ』(TBS系)に出演している、俳優の北川景子さん。同ドラマのInstagramが、フォロワー数10万人を突破したことを記念して公開した写真が反響を呼んでいます。北川景子のウエディングドレス姿に「美しい」の声同月12日に、ドラマのInstagramで公開されたのは、ウエディングドレスに身を包んだ北川さんの写真。北川さんといえば、タレントで歌手のDAIGOさんと2016年に結婚式を挙げ、その際のウエディングドレス姿が「グレース・ケリーのよう」と注目を集めました。総レースの長袖にハイネックのエレガントなデザインは、桂由美さんによるもの。優雅な雰囲気が、北川さんの上品さをより一層引き立てていました。一方、『リコカツ』のInstagramで公開されたのは、腕を露出したデザインで、ヘアスタイルもカジュアルなもの。2016年の結婚式の時とはまた違う雰囲気に、「美しい」と絶賛の声が寄せられています。 この投稿をInstagramで見る 【公式】リコカツ -TBS金曜ドラマ- & リコハイ(@rikokatsu_tbs)がシェアした投稿 ドラマスタッフいわく「世に出ないのは、もったいなさすぎる」とのことで、今回、Instagramで初めて公開されたというこちらの写真。北川さんの美しい花嫁姿は反響を呼び、多くの人を夢中にさせています。・この姿が産後だなんて信じられない…!・きれいすぎる!うっとりしてしまいます。・感動で言葉を失う。2020年には、DAIGOさんとの間に第1子も誕生し、公私ともに順調そうな北川さん。ドラマの行方はもちろん、今後の北川さんの活躍からも目が離せません![文・構成/grape編集部]
2021年05月13日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」は、人気漫画『呪術廻戦』とのコラボレーション「呪術廻戦 UT」第1弾を2021年6月4日(金)より発売する。「UT」が人気漫画『呪術廻戦』とコラボ!「呪術廻戦 UT」第1弾『呪術廻戦』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数が 4,500万部を突破する芥見下々(あくたみげげ)著の漫画。同作は、TVアニメシリーズとしても2020年10月2日から放送され、MBS/TBS深夜アニメ枠歴代1位の視聴率を獲得、さらに乙骨憂太の活躍を描く『劇場版 呪術廻戦 0』の映画公開が決定するなど破竹の勢いで人気を集めている。「呪術廻戦 UT」の第1弾では、個性豊かな呪術師たちの魅力を表現する漫画イラストを使用した。主人公の虎杖悠仁をメインとしたデザインは、宿儺の手とともにプリントし、さらにバッグの首元に宿儺の模様をワンポイントとして差し込んだ。また、東京都立呪術高等専門学校にて虎杖悠仁の担任であり、最強の特級呪術師である五条悟は、佇む姿とともに虚式「茈(むらさき)」をシンプルに表現している。その他、伏黒恵と彼が操る「式神」を描いたモノトーンのデザイン、特級呪霊の真人・花御・漏瑚らをコマ割りであしらったデザインなどメンズTシャツは全7柄がラインナップ。さらに、虎杖悠仁とパンダのコミカルな描写など4柄がキッズTシャツとして登場する。なお、今後アニメ版のイラストを採用する第2弾も発売予定となっている。【詳細】「呪術廻戦 UT」第1弾発売日: 2021年6月4日(金)取り扱い店舗:全国のユニクロ店舗およびオンラインストア価格:MEN Tシャツ 7柄 1,500円、KIDS Tシャツ 4柄 990円
2021年05月13日7月期のTBS日曜劇場となる、鈴木亮平主演の本格救命医療ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」に中条あやみの出演が決定、コメントが到着した。主人公の「TOKYO MER」チーフドクター・喜多見幸太役を務めるのは鈴木さん。また、医師でありながら厚生労働省の官僚でもあり、喜多見と対立する音羽尚役で賀来賢人の出演が決定している。そして今回、中条さんが演じるのは、MERチームのメンバー・弦巻比奈(つるまき・ひな)役。心臓外科医を目指しつつもTOKYO MERを兼任させられ、日々忙殺されている研修医。心臓外科医を目指す彼女は「万全の医療体制のもとで患者とじっくり向き合う」ことが医師の仕事だと信じており、瞬間的な判断ばかりが求められる救命救急にモチベーションを見出せない。さらに、命を救うためとはいえ危険を顧みず現場でオペを強行する喜多見のやり方に反発する。だが、喜多見の凄まじいまでのオペ技術や素早い決断力、そして患者のために自らの命を懸けて事故現場に飛び込んでいく姿勢を目の当たりにし、次第に心が揺らいでいく。新人研修医である比奈の目線を通して描かれる、命に向き合う医療従事者としての使命感に注目だ。演じる中条さんは、ファッション誌「CanCam」の専属モデルとして活動する一方で、女優としても活躍。2017年公開の映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後も映画『覆面系ノイズ』や『ニセコイ』、ドラマ「閻魔堂沙羅の推理奇譚」「君と世界が終わる日に」など数々の話題作に出演している。今作では日曜劇場に初出演。また、主演の鈴木さんとは女優デビュー作である「黒の女教師」(2012年)以来、約9年ぶりの共演となっている。「初めて日曜劇場に出演できる喜びを噛みしめつつも、これから闘いが始まるんだなと実感しています」と中条さん。「これまでにも研修医役を演じたことはありましたが、本格的な医療ドラマは今回が初めてです。救命救急の医療指導も受けさせていただきました」と言い、「みんなで力を合わせて作品を作っていくんだと思うと、もっと頑張りたいというパワーが湧いてきます」と熱く語りながら「一人一人の命を救いたいという医療従事者の方々の熱い思いを大切に、素敵で熱いドラマを皆様にお届けできれば」と意気込みを明かした。日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は7月、毎週日曜21時~TBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年05月12日今冬に公開予定の映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』で、杉咲花(23)がヒロインとなる弁護士役を演じると発表された。松本潤(37)主演で、逆転不可能といわれる刑事事件に挑む人気ドラマシリーズが映画化される。4月14日に、連続テレビ小説『おちょやん』をクランクアップした杉咲。各メディアによると朝ドラ以来、彼女にとって新たな作品への挑戦になるという。公式サイトを通じて、杉咲は「もともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです。何年もかけて過ごされてきたチームの中に参加する緊張感もありますが、『99.9』という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います」と意欲。続けて「撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか?とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です。面白いシーンばかりで、次の展開がはやく観たくなるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです」と呼びかけている。’16年4月から放送スタートした、『99.9-刑事専門弁護士』シリーズ(TBS系)。初回放送から約5年が経つが、松本はチームの座長として信頼が寄せられている。「松本さんは、座長としての自覚を強く持っている方です。ドラマ撮影にあたっては弁護士の後援会の記録を読み、裁判員制度を学ぶなどして知識を深めていました。’18年1月に放送された『SEASON II』の撮影期間には、正月休みでも自ら共演者に呼び掛けて台本の読み合わせを行ったといいます。メインキャストの香川照之さん(55)からは『親友』と呼ばれるほど、全幅の信頼が置かれています。前作からのブランクを感じさせないほど、現場の雰囲気は和気あいあいとしています」(ドラマ関係者)■差し入れで杉咲を激励本シリーズ初参加となる杉咲だが、松本とは過去に“共演歴”もある。杉咲が主演を務めた’18年4月放送の『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に、『花より男子』シリーズで道明寺司役を演じた松本が登場。第1話のみの友情出演だった松本だが、そこで杉咲との信頼関係を築いていたようだ。「松本さんの登場は回想シーンで、杉咲さんとの掛け合いはありませんでした。いっぽうで松本さんは、マグロや鶏肉、玄米ご飯といった栄養たっぷりな食事をケータリングとして差し入れたのです。ロケ弁は脂っこいメニューも多いため、スタッフやキャストたちの健康を気遣ったそうです。そんな松本さんは本ドラマの打ち上げにもサプライズ参加し、スタッフやキャストを激励したといいます。松本さんの粋な心遣いに、杉咲さんは感動したそうです。『99.9』は松本さん筆頭にチームワークの取れた現場なので、杉咲さんも安心して撮影に挑めることでしょう」(テレビ局関係者)Twitterでは、杉咲と松本のタッグを喜ぶ声が広がっている。《え、あ、あ。あ、気づかなかったけど松潤と花ちゃん共演でしょ?道明寺と音ちゃんじゃん!!!!!》《花ちゃんが新しいヒロイン!!「花のち晴れ」の時からずっっと大好きだから、99.9で松潤とのタッグは嬉しすぎる!!楽しみ》
2021年05月12日10日にテニスの錦織圭選手(31)がイタリアでの試合後に、「死人が出てまでも行われることではない」と語るなど、スポーツ選手からも開催の是非を巡って議論が巻き起こっている東京オリンピック。そんななか、最大の当事者の一人である丸川珠代五輪相(50)の発言が物議を醸している。各メディアによると、11日、閣議後の定例会見で五輪開催の意義を問われ、「コロナ禍で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義がある」と語った丸川大臣。さらに、丸川大臣はこう続けたという。「国籍、人種を問わず、同じフィールドの上で、同じルールで競技を行い、特別な努力をしたそれぞれのアスリートが真剣勝負を繰り広げ、その後に努力を称え合う姿は、必ず人々にお互いを許し合い、喜びを分かち合う思いを取り戻してくれる。この東京大会は世界中の人々が新たな光を見出すきっかけになる」精神論に終始した丸川大臣だが、状況は悪化するばかりだ。11日の東京の新型コロナウイルスの新規感染者数は925人と高止まりが続き、この日の大阪府の死亡者数は過去最多となる55人を記録した。開催可否を巡る最前線にいながら丸川大臣が、“無責任”な回答をしたのは今回が初めてではない。4月23日の会見で「五輪と感染対策のどちらが優先事項か」と記者から問われた丸川大臣。すると「感染対策において一番の現場を持っているのは東京都。東京都はまさに五輪の主催者なので、どのような大会を実施すればどのような負荷が医療にかかるのか一番よくご存じ」と、東京都に“丸投げ”するような回答をしていた。この様子を報じた4月24日放送の『報道特集』(TBS系)では、フリーアナウンサーの膳場貴子(46)が「丸川大臣の答えを聞いても『えっ、本当に五輪担当大臣ですか』という印象でした」と呆れた様子を見せていた。五輪担当大臣として、具体的な答弁をせず、精神論を主張した丸川大臣の今回の発言には戦慄する声が相次いだ。《情緒や精神論じゃなくて科学で話そうぜ》《その「失われた絆」とやらは、誰が作り出したモノなのか?コロナ禍における、与党およびそれに追随する党による失政が原因ですね》《戦時中の「欲しがりません勝つまでは」よろしく「出歩きません開催するまでは」的思考なんですかねぇ》《自民党議員の口から 出るのは精神論ばかり 戦時中と同じレベル》
2021年05月12日歌手の星野源がソロデビュー11周年を迎える6月23日に、ニューシングル「不思議/創造」をリリースすることが分かった。星野がシングルをリリースするのは、2018年に大ヒットを記録した「ドラえもん」以来。「不思議」は、現在放送中のTBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(毎週火曜22:00~)主題歌として先行配信されており、オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング(5月10日付)、Billboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”で1位を獲得。「創造」はスーパーマリオブラザーズ35周年テーマソングとして2月に配信リリースされ、こちらもオリコンやビルボードランキングで1位に。そんな話題の2曲をタイトルに冠した作品となる。カップリングには昨年の外出自粛期間中に公開された「うちで踊ろう」のフルバージョンで、『第71回NHK紅白歌合戦』で初披露された「うちで踊ろう(大晦日)」を新録し、タイトル未定楽曲を含め全4曲を収める。また、毎回豪華特典が話題となる初回限定盤には“感謝”盤と“宴会”盤の2種類を用意。どちらも120分超、そしてお馴染みの副音声を加えると240分超えの映像作品が付属し、Blu-rayとDVDで発売される。“感謝”盤はソロデビュー10周年を記念し、渋谷クアトロで開催された星野源初の配信ライブ「Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”」全18曲に加え、当日のドキュメンタリーを収録。“宴会”盤は3月に「YELLOW PASS」会員限定で開催されたオンラインイベント「YELLOW PASS Live Streaming “宴会”」のライブパート全編と、このために編集された“打ち上げ”パート、ドキュメンタリーを収めた。星野はニューシングルについて「“音源”を作る面白さに、“物体”を作る面白さが加わってたまらなく楽しいです。いつものように、でも新しく。たくさん遊びながら制作していこうと思います」と語り、「ぜひ、手に取ってください」と呼びかけた。
2021年05月11日松坂桃李(32)主演の『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)で、ヒロイン役を熱演している井浦新(46)。その“憑依ぶり”が話題だ。本ドラマはNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』や『家売るオンナ』シリーズ(日本テレビ系)、『恋する母たち』(TBS系)といった話題作を手掛けてきた脚本家・大石静氏のオリジナルストーリー。麻生久美子(42)演じる人気漫画家・唯月巴の作品に夢中な青年・桃地のぞむ(松坂桃李)は、ひょんなことから巴の身の回りを世話するアルバイトになる。ある時、巴と桃地の搭乗した飛行機が事故に遭ってしまう。巴の死亡が確認されたいっぽう、彼女の魂が同乗していた清掃員のオジサン(井浦新)に憑依してしまったのだ。「井浦さんは“オジ巴”として、第2話まで麻生さんが演じていた大胆な女性役を見事に体現しています。松坂さんとの“胸キュン”な掛け合いは、視聴者の間で大好評です。井浦さんは麻生さんと『2人1役』を担っていますが、お二人はこれまでも共演経験がありました。井浦さんは今回を機に、麻生さんのクセや話し方を研究。“共演者を目標にする”という未知の領域を楽しんでいるといいます。最近では『こんな表情したらどうなるかな?』など積極的に取り組んでいるそうで、麻生さんとは演技の“パス合戦”になっているそうです」(テレビ局関係者)■「天国と地獄」の高橋一生を彷彿させる井浦が顔全体を涙で濡らしたり、大声で「ママ〜!!!」と叫んだりする喜怒哀楽の表現は「麻生久美子にしか見えない」とSNSで大反響。そんな井浦の演技は、前クールで人気を博した『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)で綾瀬はるか(36)との“入れ替わり”を好演した高橋一生(40)を「彷彿させる」といった声も上がっている。《井浦新の麻生久美子を見て、高橋一生の綾瀬はるかを思い出します》《『天国と地獄』での綾瀬はるかと高橋一生の「演技力モンスター」ぶりもすごかったけど、井浦新もすごい》《入れ替わりものって演技力が相当ないといけない気がするけど高橋一生さんや井浦新さんは流石だなぁ》今クールにもラインナップされた“入れ替わりドラマ”。その注目度が高いのは、理由があるようだ。「過去にも’03年『ぼくの魔法使い』(日本テレビ系)や’07年『パパとムスメの7日間』(TBS系)、’15年『民王』(テレビ朝日系)といったドラマが生み出されました。入れ替わった両者の立場が大きく異なるほど、インパクトの強いドラマとなります。『あのキス』の脚本を書いた大石さんは、連続ドラマの醍醐味を『結末に向かう展開への期待』と語っています。複数人の人生が交差する“入れ替わり”は、演出プランを膨らませやすく、連続ドラマとの親和性が高いといいます。最近では、漫画などを原作としたドラマが増加傾向にあります。『天国と地獄』もそうでしたが、結末がわからないオリジナルストーリーはそういったドラマとの差別化を図りやすいでしょう。予測がつかない展開に、視聴者間で考察が広がるなど興味を増す要素になっているのです」(テレビ誌ライター)先の見えない展開に、“オジ巴”はどうなっていくのだろうか?視聴者の期待が膨らむばかりだ。
2021年05月11日2話でついキスをしてしまった真柴くるみ(川口春奈)と藤野駿(横浜流星)。動揺する真柴に反して、駿はいつもと変わらない様子。そんななか、得意なはずの会社のSNS投稿でミスをしてしまい、真柴は広報課の課長・松下(飯尾和樹)から休みを言い渡されることに……。3話で二人の関係はどうなっていくでしょう?休みをとるのがヘタな真柴陽人と彩夏も、3話のキャンプでちょっといい感じに?(4話より)。©TBS彩夏(中村アン)の絵が若手の登竜門的コンクールの最終選考に残ったことをきっかけに、真柴、駿、陽人(丸山隆平)、彩夏の4人はその絵の展示と大賞発表が行われる美術館近くにキャンプに出かけます。しかし昼も夜もなく働いていた真柴にとっては、突然降って湧いた慣れない休み時間。アウトドアらしくないワンピースに身を包み、キャンプ場に行く道すがらSNSの投稿をしまくったり、後輩たちからのヘルプに対応したりと、スマホを片時も手放しません。そんななかでもなかなか仲良くなれない彩夏に歩み寄ろうとする真柴ですが、そのタイミングでまた仕事の電話がかかってきてしまい……。駿との出会いで真柴は少しずつ変化しているように見えますが、やっぱりずっとやってきた仕事への姿勢や取り組み方は、そうそう簡単には変えられないものなのかもしれません。彩夏の絵を観て感動する3人。しかし残念ながら彼女の作品は大賞には選ばれませんでした。真柴は彩夏を慰めようと声をかけますが、「あなたに何がわかるの」「不愉快」と言われてしまいます。駿がショックを受ける真柴を連れ出したのは、誰もいない山奥の温泉。駿は「デジタルデトックス!」と真柴の携帯を取り上げ電源を切ってしまい、観念した真柴も露天風呂に。ところがお風呂に入っている最中に真柴のワンピースが飛ばされてしまいます(そんなバカな!)。着替えを置いてきてしまった真柴、駿に頼んで服を買ってきてもらいますが、それがまためちゃくちゃダサいやつ……。相容れないように見える二人に芽生える友情好きになった社長のためにがむしゃらに働き、着飾り、四六時中スマホを操ってSNS投稿や仕事をしてきた真柴。生活費はバイトでまかない、恋愛も横に置いて、ただただ自分の作品のことだけを考えている彩夏。二人は相容れないタイプに思えます。けれど、真柴は彩夏の自分にはない才能を尊敬しているし、彩夏も真柴の仕事ぶりを実は認めているのです。陽人の助けもあって落ち着いた彩夏は真柴に「毎日忙しいのに、絵、観に来てくれてありがとう」と伝えます。彩夏も真柴も、それぞれにちょっと偏った生き方をしています。でも自分なりの信念があって、一生懸命に毎日を過ごしています。それをわかってくれる人がいる、それだけで自分が背負っている荷物が軽く感じるものなのかもしれません。重い水を運ぶのも、二人ならぐっと楽になるように。つい後輩の世話を焼いてしまう真柴に、昔店をやっていたときの経験から「そういうときは信じて任せる」と話したり、賞をとれなかった彩夏に対して「人の評価なんて関係ない。自分で自分に胸を張る。それでいいと思うけどね」とつぶやいたり、駿も自分の確固たる考えをもっていることが端々からわかります。告白を受けて、真柴と駿の関係は?(4話より)。©TBS突然の手つなぎ告白!さて、今回は女の友情回かな?と思ったところで、突然やってくるのがキュンキュンシーン!キャンプの夜、ふいに二人きりになった真柴と駿。久しぶりにスマホを取り出す真柴の手から「デジタルデトックス」と再びスマホを奪って手をつなぎ、「魚食べるから!」という真柴にあーんまでした駿はそのまま手を離しません。「もしかして、私のこと好きなのかもねー」「どうかなー、ちょっと待って考える。……そうだね、たぶん好きだね」甘い雰囲気じゃなく、いつもみたいな言い争いの延長線での告白。しかも真柴はすごください服のままで!1話でネイル、2話でヒール、そして3話ではおしゃれな服を脱いだ真柴。このまま駿の価値観に染まっていくのでしょうか。「相談者とは恋愛しない」と決めている陽人は相談を受けたことで真柴から身をひくことになりましたが、二人の思いにいち早く気づいていた観察者。けれども陽人に「真柴ちゃんをよろしく」と言われた時点では、駿はまだ自分の気持ちにピンと来ていない様子でした。このドラマ、毎回ラストにその1時間の裏側がちらりと明かされますが、今回の”裏側”は駿が真柴の服を買いに行った先で、お店のおばちゃんに「(あなたが服を買う相手は)好きな子ね!」と言われて自分の気持ちに気づいちゃうというもの。気づいたら言わずにはいられなかったんでしょうか。そのあたりも駿のシンプルさを表しているのかもしれません。若者たちを見守ってきた香子にも危機が……(4話より)。©TBSキャンプの夜はまんざらでもなさそうな様子でしたが、4話で真柴はこの告白をどう受け止めるのでしょう。若者たちをあたたかく見守る香子(夏川結衣)は詐欺に遭ってしまい、どうなるのかと思いきや、そこに現れたのは元夫・礼史(生瀬勝久)。香子のこれからも気になります。文・釣木文恵ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。Information脚本:金子ありさ演出:塚原あゆ子、棚澤孝義、府川亮介出演:川口春奈、横浜流星、丸山隆平、中村アン・向井理、夏川結衣他放送日:TBS系毎週火曜日夜10時〜文・釣木文恵
2021年05月11日女優の杉咲花が、松本潤主演の映画 『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(今冬公開)の新ヒロインを務めることが11日、明らかになった。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場することとなる。監督は木村ひさしが務める。杉咲が演じるのは、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果。弁護士として担当した初めての刑事事件で深山と出会い対立するが、あることがきっかけで刑事事件ルームの一員になり、0.1%の事実を求めて奮闘する。ドラマSEASONIでヒロインを演じた榮倉奈々、SEASONIIでヒロインを演じた木村文乃に続く「新たなヒロインは誰だ!?」とヒロイン予想がSNS上で白熱、数多くの考察が繰り広げられており、その行方に注目が集まっていた。杉咲は、17年に映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で銭湯を営む一家の娘役を演じ、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞。18年4月放送のTBS系ドラマ『花のち晴れ~花男NextSeason~』で、連続ドラマ初主演を果たすと、まもなく最終回を迎えるNHK連続テレビ小説『おちょやん』の主演でも話題となっている。本作が『おちょやん』後初の映画撮影で、昭和の喜劇女優から一転、令和の新米弁護士に扮することになる。杉咲自身は本作で初の弁護士役に挑戦し、松本とは映画初共演、香川とは『劇場版MOZU』(15年)以来の共演となる。劇中衣裳を身にまとった杉咲の写真も公開され、これまでシルエットだったビジュアルも塗り替わり、松本、香川との3ショットビジュアルも解禁となった。○杉咲花コメントもともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです。何年もかけて過ごされてきたチームの中に参加する緊張感もありますが、『99.9』という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います。撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか? とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です。面白いシーンばかりで、次の展開がはやく観たくなるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。(C)2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年05月11日今週最終話を迎えるNHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインを務めた杉咲花が、松本潤主演のドラマの映画化『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』に新たな風を吹き込むヒロイン役に決定。松本さん、香川照之との3ショットビジュアルも解禁となった。TBSテレビで2016年、2018年に放送され大人気を博した松本さん主演の日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」は、個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンターテインメント。先日の映画化発表時から、ドラマSEASONIでの榮倉奈々、SEASONIIでの木村文乃に続く「新たなヒロインは誰だ!?」とSNS上では予想が繰り広げられ、注目が集まっていた。杉咲花が演じるのは、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果。弁護士として担当した初めての刑事事件で深山と出会い対立するが、あることがきっかけで刑事事件ルームの一員となり、0.1%の事実を求めて奮闘する。杉咲さんは、2017年に映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で銭湯を営む一家の娘役を演じ、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞。18年4月放送のTBS系ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で連続ドラマ初主演を果たし、まもなく最終回を迎える「おちょやん」の主演でも話題となり、国民的女優としていままさに最も勢いに乗っている。本作が「おちょやん」後初の映画撮影となる杉咲さん。昭和の喜劇女優から一転、令和の新米弁護士に。弁護士役を演じるのも初めてとなる。松本さんとは映画初共演、香川さんとは『劇場版MOZU』以来の共演。これまでドラマでも松本さん演じる深山とヒロインとの絶妙な掛け合いが話題となっており、映画では果たしてどのような掛け合いが生まれるのか、そして穂乃果は斑目法律事務所にどのような影響をもたらすのか、今後発表されるストーリーも見逃せない。杉咲さんは「もともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです」と喜びを明かし、「『99.9』という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います」と意気込みをコメント。「撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか?とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です」と語る。また、穂乃果の劇中衣装を身にまとった杉咲さんが加わった3ショットビジュアルも解禁されている。『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』は冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE(仮) 2021年冬公開予定©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年05月11日「テレビのインタビューを見ましたが、事件について言い訳も多く、人ごとのような話しぶりだと思いました。正直、心底反省しているという印象はなくがっかりです」こう肩を落とすのは伊藤健太郎(23)と一緒に仕事をする予定だったあるドラマの制作関係者だ。昨年10月に道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕され、3月に不起訴処分となった伊藤。事故から半年の間、沈黙を貫いていた伊藤だが、“復帰”に向け動き始めた。伊藤は『週刊新潮』5月6日・13日号、5月1日放送の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で続けてインタビューに応じ、現在の心境を告白。事故当時、車を止めなかったことについて「なんでできなかったのか」と悔恨の念を吐露。今は、仕事関係者への謝罪行脚の日々を送っているといい、“一生かけて償っていく”と語っていた。殊勝な様子を見せる伊藤だが、前出の制作関係者はいぶかしがる。「インタビューについて、こちらへの事前報告はありませんでした。あれだけの不祥事を起こしたなら、連絡を入れるのが常識なのに……。謝罪行脚の日程も、伊藤さんのスケジュールありきで調整しているそうです」事故現場で謝るそぶりを見せなかったなど、素行の悪さも報じられた伊藤。謹慎期間中、そんな彼を更生させるべく、ある計画が進んでいたという。■寺修行提案に「そこまでする必要ないでしょ」「一気にブレークしただけに、事故当時の伊藤さんは天狗になっていました。そんな性根をたたき直すために、髪の毛もそって、人里離れた寺院で長期間、修行させるという計画が進んでいたそうです」(テレビ局関係者)インタビューでは謹慎生活中に自分を見つめ直す日々を送っていたと語った伊藤だが、生まれ変わる心づもりはなかったようだ。「伊藤さんにも計画は伝えていたそうですが、本人が『そこまでする必要ないでしょ』と拒否したといいます」(前出・テレビ局関係者)呆れた言い分で更生計画を拒絶した伊藤。さらに、苦楽をともにした“親友”にもふたたび尻拭いをさせていたという。「伊藤さんは6月からスタートする月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)に出演する予定でしたが、事故でご破算に。その流れで、北村匠海さん(23)が出演することになったそうです。北村さんと伊藤さんは10代のころからの親友。事故の数日後に公開された映画『とんかつDJアゲ太郎』でも2人は共演しており、舞台挨拶で北村さんは伊藤さんを気遣うそぶりを見せていました。またしても北村さんに迷惑をかけたことに、伊藤さんが申し訳ないと思っていることを願うばかりです……」(前出・制作関係者)前出の『ニュースキャスター』で手錠をかけられた際の心境を「夢なら覚めてくれって、ずっと思ってましたね」と語った伊藤。復帰に向けて、まず現実と向き合う必要がありそうだ――。
2021年05月10日フリーアナウンサーの鷲見玲奈が、13日発売のフィットネス総合誌『Tarzan』(マガジンハウス)810号の表紙に登場する。昨年3月にテレビ東京を退社し、フリーアナウンサーとして活動を始めた鷲見。幼少期から新体操、サッカー、ダンスなど様々なスポーツに親しんできた特技を生かし、ゴルフ番組や『炎の体育会TV』(TBS系)のレギュラーに抜擢されるなど、アナウンサーの枠を超え活動の幅を広げている。今回の『Tarzan』は「可動性UPストレッチ」特集。運動神経抜群で、トレーニングにも励んでいるという鷲見が挑戦するのは、美ボディにさらに磨きをかけるための「ヨガ・ストレッチ」だ。日頃のトレーニングの賜物といえる、スラリと引き締まったカラダを最新のヨガウエアで包み、要求されるポーズの数々をこともなげにこなしていく。実は意外なことに「カラダが硬く」「ポーズ中はとてもキツかった」というが、そんな様子は微塵も見せずに披露した美しいポーズの数々は、指導したヨガインストラクターも唸る完成度の高さ。インタビューでは、「人前に立つ仕事」ならではの、日々のカラダ作りのコツを語っている。鷲見は「ヨガは大学生の頃に通っていたジムのスタジオプログラムで少しだけ経験がありますが、今回挑戦したヨガは全く違いました。膝の角度をあと少し変える、そのあと少しが一番キツいけど、その域に挑むかどうかで伸び具合が大きく変わる。正しいやり方を忠実に実践すると体感が全く違うことを実感しました。正直、全ポーズ、キツかったです(笑)」とコメントしている。
2021年05月10日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に毎週楽しみにしていたドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「今朝もラジオの生放送を2時間やったんですけど、’80年代の曲は多いです。たまに’00年の曲をかけるときなんて、21年も前なのに『最新ヒットナンバーをかけちゃいましょう』みたいなノリになるんです(笑)。’80年代にテレビで見たアイドルの歌や振付、ドラマのセリフなんかも、ビデオ録画が簡単にはできなかった時代なのに、よく覚えていますよね。親に『テレビを近くで見ると目が悪くなる』と言われるくらい近づいて、集中して見ていたからなのかなあ」お笑いタレントのいとうあさこさん(50)は、幼いころからテレビが大好きだった。数あるドラマのなかでも、インパクトを受けたのは、大映テレビが制作するドラマ。とくに『スチュワーデス物語』(’83〜’84年・TBS系)は忘れられないという。JALが全面協力し、堀ちえみ演じる“ドジでノロマなカメ”の訓練生・松本千秋が、村沢教官(風間杜夫)に指導されながら、当時は“スチュワーデス”とよばれていたCA(旅客機の客室乗務員)になるための研修を積み、大空へ飛び立っていくーーというドラマだが、突っ込みどころ満載のキャラ設定や演出が魅力だ。カナヅチの千秋がプールでの救助訓練に失敗し、寮で特訓するシーンは脳裏に焼き付いているそう。「何を思ったか、千秋は寮の廊下で救命胴衣をつけ、バタバタと泳いでいるテイで、先に置いてある赤ちゃんが使うようなビニールプールにたどり着こうとするんです。まったく泳ぎの練習にはならないはずなのに、なぜか仲間たちからも『いいぞ、いいぞ千秋!』って声援を送られながら……(笑)」スチュワーデスには必須の英語も、千秋にとっては鬼門だった。「英語の試験で『阿波踊りはどこで見学できますか?』と質問されるんですが、あがり症の千秋はパニックになってしまう。千秋は村沢教官の『いいか、松本。人の目を見れば、だいたい何を言っているか、わかる』というアドバイスを思い出すんですが……」千秋が相手の目を見てとった行動は『わかりました。阿波踊りを踊れとおっしゃるんですね!』と、踊りだしてしまうというもの。「すっ飛んできた村沢教官は、千秋に間違いであることを教えつつ、『あの阿波踊りは素晴らしかったぞ、どこで覚えたんだ』って、やさしくフォローもするんです。“こんなの、ありえないだろう”っていう強烈なシーンは、挙げたらキリがありません」とはいうもののエンディングで、映画『フラッシュダンス』(’83年)の主題歌『ホワット・ア・フィーリング』を、麻倉未稀がカバーして歌う曲が流れると、翌週が気になって仕方なくなるほど、妙な中毒性があるのだった。「堀ちえみさんが後にインタビューで『大袈裟な演技やしゃべり方とか、これでいいのかって思っていた』って、当時を振り返っていました。でも、それこそが大映ドラマなんでしょう。“昔はよかったおばさん”にはなりたくないのに、こんな魅力的なものを出されると、昔はよかったってなっちゃいますよね。’80年代の作品って、今でもこうやって覚えていたり、楽しくしゃべったりできる熱量と、面白さが詰まっていたなあって思います」「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月10日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に毎週楽しみにしていたドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「今朝もラジオの生放送を2時間やったんですけど、’80年代の曲は多いです。たまに’00年の曲をかけるときなんて、21年も前なのに『最新ヒットナンバーをかけちゃいましょう』みたいなノリになるんです(笑)。’80年代にテレビで見たアイドルの歌や振付、ドラマのセリフなんかも、ビデオ録画が簡単にはできなかった時代なのに、よく覚えていますよね。親に『テレビを近くで見ると目が悪くなる』と言われるくらい近づいて、集中して見ていたからなのかなあ」お笑いタレントのいとうあさこさん(50)は、幼いころからテレビが大好きだった。「’70年代は、やっぱりピンク・レディー。みんながミーちゃんをやって、私は低音が魅力的なケイちゃんのマネをしていました。『8時だョ!全員集合』(’69〜’85年・TBS系)も、会場になっていた日本青年館が自宅の近くだったから、母親が応募してくれて何回か観覧を。会場に来ているコたちには志村けんさんが大人気でしたが、私は会場で『いかりやー!』って叫んでいました。AB型っていうのもあって、なんか変わってなきゃいけないみたいに思っていたのかなあ。“人と違う自分”にどこかニヤリとしていました(笑)」初めて美容室でパーマをかけたのは、聖子ちゃんカットに憧れたからだった。「パーマがかかりすぎて『ライオン丸』ってからかわれたなあ。フォトエッセイとかで見た聖子ちゃんの丸文字がかわいくて、当時はお習字に通っていたのに、丸文字の練習ばかりしていましたね。“原宿に行ったら、スカウトされる”って聞いて、自分の容姿も顧みず、竹下通りを何往復もしたり……(笑)」歌番組やバラエティで見るアイドルばかりでなく、’80年代に流行したドラマも、いまだに同年代の仲間との話題になるという。「当時のドラマソングをテーマにしたクイズで対決する番組に呼ばれたとき、“初めて(親ではなく)自分の意思で見たドラマは『あばれはっちゃく』(’79〜’85年・テレビ朝日系)でした”って話したら、スタジオでご一緒していた純烈の酒井一圭さんに『おれ、5代目だよ』って言われて、びっくりしました」数あるドラマのなかでも、インパクトを受けたのは、大映テレビが制作するドラマ。とくに『スチュワーデス物語』(’83〜’84年・TBS系)は忘れられないという。JALが全面協力し、堀ちえみ演じる“ドジでノロマなカメ”の訓練生・松本千秋が、村沢教官(風間杜夫)に指導されながら、当時は“スチュワーデス”とよばれていたCA(旅客機の客室乗務員)になるための研修を積み、大空へ飛び立っていくーーというドラマだが、突っ込みどころ満載のキャラ設定や演出が魅力だ。「そもそも千秋みたいな、こんなに何もできない人がスチュワーデスさんの学校に入れるわけがないじゃないですか(笑)。とくに記憶力がダメ。機内で提供するチーズの名前がまったく覚えられないんですから」ドラマでは村沢教官が“曲にのせたら覚えられる”と千秋に個人レッスン。『洒落男』のメロディで「オ〜レ〜はイギリス〜でいちばん、うまい〜といわれ〜るチーズ」と歌い始める。「まず、歌の1番にチーズの名前と特徴が出てこないんですよ。それで2番に入って、やっと青カビチーズとかの情報が出てくる。倣って歌う千秋を、村沢教官が『そいつはよかったな』『その調子だ』なんてほめるんですが、“このペースでは、絶対に間に合わないぞ”って、中学生の私でも突っ込んでいました」「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月10日WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』が現在、放送&配信中だ。舞台は大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期。富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる。原作は国民的作家・山崎豊子の同名小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)。これまで1974年に映画化、連続ドラマ化されたほか、2007年には『半沢直樹』などで知られるTBS系「日曜劇場」枠で連続ドラマ化され、高視聴率を記録。主演の木村拓哉演じる万俵家長男・鉄平の視点からファミリーの繁栄と崩壊が描かれた。昭和、平成と人々を引きつけた名作が、世界中が困難と向き合う令和の時代に復活を遂げるわけで、山崎豊子が放つメッセージの普遍性にあらためて注目が集まっている。山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)山崎は1924年、大阪市生まれ。京都女子大学国文科を卒業後、毎日新聞大阪本社学芸部に勤務しながら、小説の執筆を始め、1957年に『暖簾』を刊行。その翌年には『花のれん』が直木賞を受賞し、作家業に専念すると『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』など、約50年に及ぶ作家人生を通して、数々の著作がベストセラーとなった。長年、読者を魅了するのは、激動の時代を背景に繰り広げられる、壮大にして感動的な人間ドラマ。記者時代に培った取材力を武器にした徹底的なリサーチが、作品に重厚感とリアリティを与えている点も、山崎作品の人気の秘密。『華麗なる一族』では、不気味で巨大な権力機構である銀行の深層に切り込んだ。野望と愛憎が渦巻く人物相関図によって、見る角度を変えながら、何度でも楽しめるのも、今なお山崎豊子が求められる理由のひとつだ。本日5月9日に放送される第4話では、阪神銀行から融資削減をされた鉄平(向井理)が、その補填分をサブバンクの大同銀行・頭取で旧知の仲である三雲(石黒賢)に依頼。ついに念願の高炉建設の日を迎えるが、鍬入れ式に現われた鉄平の父・大介は浮かない表情を浮かべる。一方、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)と結婚し、晴れて万俵家の一員となった万樹子(吉岡里帆)は、ある日大介夫妻の寝室をのぞいてしまい、万俵家の秘密を知ってしまう……。既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。文:内田涼WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)毎週日曜 夜10時 放送・配信中WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンドWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
2021年05月09日7月のTBS新火曜ドラマは、二階堂ふみが主演する新感覚ラブコメディ「プロミス・シンデレラ」を放送することが決定。TBSのドラマに主演するのは今回が初となる。本作は、夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しになった人生崖っぷちのアラサーバツイチ女性が、お金持ちで性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、お金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていく物語。最悪の出会いを果たした2人が、互いの利害関係からゲームという形を通して、やがて強く惹かれ合っていく斬新で壮大なラブストーリーとなっている本作。連続テレビ小説「エール」で演じた主人公の妻役が記憶に新しい二階堂さんが演じるのは、男子高校生がサイコロを転がして出たお題を、自身の信念を貫くやり方でクリアしていく崖っぷち主人公・桂木早梅。本作は「マンガワン」にて連載中の同名漫画が原作となっており、オファー前から本作を読んでいたという二階堂さんは「とあるお仕事の現場で、楽屋に戻ると原作本が置いてあって、『私の好きな漫画だ!』と言ったら、マネージャーさんから、実はドラマのお話が来ているんですと(笑)。両手をあげて喜んだ記憶があります」とふり返り、「私が演じる主人公の早梅は、まっすぐな強さの中に弱さも持ち合わせていて、そのギャップがとても魅力的なキャラクターです。主人公とは実年齢が同じということもあって、これからの人生をどう生きていくのかという悩みや葛藤など、 等身大で演じることができればと思いますし、キャストやスタッフの方々と一緒にこのドラマを素晴らしいものにできたらと思っています」と意気込む。そして原作者の橘オレコは「脚本を読ませていただき、自分の描いた漫画がここまで面白くなるのかと感動しています」と絶賛し、「ワクワクしながら一視聴者として放送日を心待ちにしています!」と放送に期待を寄せた。新火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」は7月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月09日石原さとみ(34)と綾野剛(39)がダブル主演を務めているラブコメ『恋はDeepに』(日本テレビ系、水曜よる10時)。《#恋ぷに》というハッシュタグもSNSで話題となっているが、視聴率は“失速”気味だ。初回こそ視聴率10.5%を記録したが、第2話8.9%、第3話8.3%と一桁台に。5月5日に放送された第4話も視聴率は8.6%と、わずかに回復するにとどまった。(数字はビデオリサーチ調べ/関東地区)同作品は、石原演じる“魚オタク”の海洋学者・渚海音と、綾野演じる御曹司・蓮田倫太郎の運命的な恋の行方を描いている。2人に加え、今田美桜(24)ら今をときめく俳優たちが出演しているにもかかわらず、勢いを失ってしまったのはどうしてなのか。ドラマウォッチャーのさっちゃんはね♪さんは、こう分析してくれた。「みんなが見たい綾野剛さんと、倫太郎の役柄にギャップがあるのかもしれません。綾野さんといえば、昨年の大ヒットドラマ『MIU404』(TBS系)で見せた、“熱血・真っ直ぐ・いいヤツ!”というイメージが強烈に残っています。倫太郎みたいに、ツンデレなのに女々しいような役柄には、『う~ん、コレじゃない』と思う人が多いのではないでしょうか。劇中では、母を亡くしたことにまつわる記憶や、家族との確執が見え隠れしていますが、どことなく“マザコンオーラ”が倫太郎から漂ってくるのも一因かもしれません」第4話では、海音と倫太郎の関係が発展。海音が倫太郎に「私、人間じゃないの」と告白するシーンは《もしかして海音って人魚?》などさまざまな憶測を呼んだが……。「物語がファンタジー路線であるため、観ている視聴者の“等身大“に当てはまらない。ラブコメではありますが、共感しにくく、視聴者が“宙ぶらりん”になってしまっている感は否めません」第1話の無料見逃し配信は300万回をこえて、日本テレビの歴代1位の記録を出すほど話題を呼んだ『恋ぷに』。視聴率回復のカギは、綾野演じる倫太郎が握っているかも。
2021年05月07日「クセが強い」「圧が凄い」から、1周回って「可愛い」「キュンとする」といわれている金曜ドラマ「リコカツ」の永山瑛太。北川景子演じるファッション誌編集者の咲と運命的に出会い、交際ゼロ日でスピード結婚したものの、新婚早々に離婚活動=“リコカツ”をスタートさせる夫・緒原紘一を好演している。かつて、情に厚くケンカの強い探偵役を演じた「ハロー張りネズミ」(2017)でも“身体が大きくなった”と感じたが、航空自衛隊航空救難団のエース隊員としての役作りで今回はバリバリに鍛えて“仕上がって”いる永山さん。その上、絵に描いたようにカタブツな紘一のキャラクターの振り切れ具合と、低く野太い声で声高々に叫ぶ時代遅れともいえる夫婦観・家族観は、“イマドキ”な家風で育ってきた咲とあまりにも対照的で、本作のキーポイントとなっている。すべてが噛み合わない2人がなぜ結婚!?リコカツを機に本当の恋愛が始まる、ひと味違った大人のラブストーリーとなる今作。雪山で遭難した咲を航空救難団メディック(救難員)の紘一が救助したことがきっかけで、2人はいわゆる吊り橋効果のドキドキから盛り上がり、“交際ゼロ日婚”。その結婚式は、幸せそうな再現VTRから幕を開ける。だが、翌日。咲は早朝4時に起床ラッパの音で起こされ、紘一から緒原家の家訓、例えば「一、至誠に悖るなかりしか」、つまり誠実さや真心、人の道にそむくことはなかったか…などなどを唱和させられる。紘一はシンプルかつ合理的な質実剛健を好み、朝食はご飯とみそ汁、焼き魚に漬物といったザ・和食派ながら、咲はパン派で料理も得意なほうではない。ファッションやインテリア、何から何まで噛み合わない2人は、売り言葉に買い言葉で離婚を決断する。彼からすれば咲の家族は、父・武史(第4話より平田満)は広告代理店を退職し悠々自適で浮気、母・美土里(三石琴乃)は華やかなインフルエンサーとして人気を集めており、「個人主義でバラバラ」に見えている。頑張り屋で自立している咲だが、幼少の頃から容姿ばかり褒められ、地道な努力や実績をきちんと認めてくれる人は元カレ・青山貴也(高橋光臣)以外にはあまりいなかった様子。だからこそ、成果が目に見えるいまの仕事を大切にしており、28歳から33歳まで5年間交際しながら結婚に興味のなかった貴也が恋しくなってきてしまう。そんな咲にとって、紘一はこれまでに出逢ったことのないタイプだ。紘一の同僚によれば、彼は“後れてきたサムライ”。その結婚観は夫唱婦随で、「古来から男は女を守るもの、女は陰になり日向になり、あうんの呼吸で男を支える」というもの……。なのに、咲が結婚相手の決め手になったのは“外見が超一流だったから”と咲が最も気にしている容姿だったと口を滑らせている。どう考えても「可愛い」要素はないのだが、毎朝4時起きで1時間半かけて茨城の職場まで通うのは、都心の出版社に勤める咲に遠距離通勤はさせられない、もし自分の身に何かあったときのために咲の実家に近い場所を自宅に選んだという。義母・美土里からも「感動しちゃった」と言わせる優しさを、自然に持ち合わせているのが紘一だ。そして、咲が仕事で参ってしまい、大嫌いな雨の中を歩くときにはそっと傘を差し出す。「なんで離婚するのに、そこまでしてくれるの?」「まだ君の夫だ」というやりとりは彼のカタブツさの延長線であるものの、大きな傘のような包容力を感じさせた。暇さえあれば体を鍛えているだけあり、「ラルフローレン(RALPH LAUREN)」のスーツを着てもシルエットがきれいに決まり、そんなギャップもまた紘一の萌え要素となっている。“全員離婚家族”の鍵を握る、価値観のアップデート永山さん主演×離婚ものといえば、坂元裕二脚本の「最高の離婚」(2013)の濱崎光生役が思い出される。潔癖症で理屈っぽく、あまりに四角四面な性格ゆえ、妻(尾野真千子)から離婚させられた役どころだった。弁の立つ皮肉屋は、永山さん(当時は瑛太)が俳優として注目を集めるきっかけとなったドラマ「WATER BOYS」(2003)のころからお手のもの。その後も「オレンジデイズ」や「のだめカンタービレ」から大河ドラマ「西郷どん」まで、数々の話題作に出演してきたが、最新映画『HOKUSAI』では老齢の北斎に感銘を受ける武士・柳亭種彦役に、『友罪』瀬々敬久監督と再び組んだ『護られなかった者たちへ』も控えており、アーティストも、“元・少年犯”も、公務員役も演じ分けられる稀有な存在となった。今作では、「若い頃にCMでご一緒したり、イベントで豆まきをした」ことはあれど「お芝居でガッツリご一緒するのは初めて」と語る北川さんと初共演だが、息はぴったり。第3話、紘一の母・薫(宮崎美子)が働く箱根の温泉旅館のインスタをベッドに並んで覗いている姿などは、とてもリコカツ中の夫婦には見えない。離婚届を置いて家を出た、“緒原さんの奥さん”でも“紘一くんのお母さん”でもない薫の輝きぶりを目の当たりにして、その生き方を“カタブツ”紘一が認められるようになったのは、「価値観を押しつけないで」という咲との歯に衣着せぬ言い合いがあったからこそ。彼に輪をかけた“カタブツ”の父・正(酒向芳)を「夫婦で妻だけが我慢するなんておかしい」と説得しながら、紘一自身も納得していく。この素直で一本気なところは、あの光生とは大きく異なる点だろう。その上、薫を連れ帰らなかったことを正に責められたときには、今度は咲からの「まだあなたの妻だから」との言葉に励まされ、思わずぎこちないバックハグを繰り出した紘一。「まだ君の夫だ」とは逆のパターン!その場面に毎回、米津玄師の「Pale Blue」が重なるのだ。「ずっとずっと…」と切なく繰り返す米津さんの詩は、離婚を決めたはずの2人の相反する気持ちに寄り添ってしまう。効果的に起用され、楽曲とドラマ双方の大ヒットに繋がった「アンナチュラル」や「MIU404」を思い起こさせる粋な演出。これぞ“エモい”という感情が、観る者にも湧き上がる。自分を縛りつけていた価値観から、紘一、そして咲が解放されていく姿は今後も見どころとなるはず。また、それぞれ世界は違っても、仕事への情熱、使命感や達成感は互いに理解できるほどの経験値を2人は重ねている。もっとも、咲が文芸部に異動させられたことで波乱は起きていくだろう。恋愛小説家・水無月連(白洲迅)の登場に、紘一に思いを寄せる同僚の一ノ瀬純(田辺桃子)、咲の後輩・三本木なつみ(大野いと)も関わっていきそう。何より今作は、“全員離婚家族”がキャッチコピー。薫と正、美土里と武史という親世代の熟年離婚に、小学生の娘がいる咲の姉・鹿浜楓(平岩紙)だって離婚寸前っぽい!?ゴールインといわれる結婚が決して幸せになるためのゴールではないことを、そんな彼らが伝えてくれるに違いない。第4話リコカツが着実に進行中…!?紘一の実家の騒動を機に初めて気持ちが通じ合えた紘一と咲。夫婦仲良く帰宅すると、家にはなぜか咲の元カレである貴也がいた!咲の母・美土里が、弁護士である貴也に自分の離婚を相談したのがきっかけだったが、貴也はそこが元カノ・咲の新居であり、その夫がスポーツジムで仲良くなった紘一だと知り、凍り付く。そして、この一件を機に、再び咲と紘一の間に距離ができてしまう。翌日、咲は異動になった文芸部に初めて出勤し、若者に絶大な人気がある“恋愛のカリスマ”と呼ばれる小説家・水無月連の担当を命じられる。しかし、その言動は身勝手極まりないもので、異動して早々に仕事にも暗雲が立ち込めていた。一方、紘一は紘一なりの思いで、咲との離婚を真剣に考え始めていた。そんなとき、美土里が自分の誕生日パーティーを咲たちの新居で開くことを勝手に決め、知り合いに招待状を送る。そのパーティーで再び咲と紘一と貴也が顔を合わせ、さらに紘一に思いを寄せる同僚の隊員・純もやって来て…。金曜ドラマ「リコカツ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2021年05月07日山下智久や新垣結衣、小池徹平、中尾明慶、紗栄子…錚々たる顔ぶれをスター街道にのせた、阿部寛主演のドラマ「ドラゴン桜」が16年ぶりに帰ってきた。新たな「ドラゴン桜」で、阿部さん演じる桜木建二が指導したかつての東大クラスの1人であり、今回は桜木と師弟を越えたコンビを組む水野直美を演じているのが長澤まさみだ。前作を知るファンも、今回始めて触れる人も長澤さんと阿部さんの豪華共演となれば注目必至。「私にとって『ドラゴン桜』は青春が詰まった作品」と話す長澤さんは、今年3月に行われた第44回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞に輝くなど、この16年の間に俳優として目覚ましい躍進を遂げてきた。東大を目指す高校生だった“水野”が桜木のバディに今作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて2018年から連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。2005年7月期に放送された前作ドラマから15年後を描くが、いまの時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れた、ドラマオリジナルの展開が予定されている。脚本は「グランメゾン東京」のParaviオリジナルドラマ「グラグラメゾン東京~平古祥平の揺れる思い~」ほか、「漫画みたいにいかない。」「住住」「素敵な選TAXI」などを手がけてきた放送作家オークラと、阿部さんの主演映画『祈りの幕が下りる時』などの李正美が担当し、新たな風を吹かせようとしている。前作では、倒産寸前の私立龍山高校で起死回生の再建策として創設された、東大受験のための特別進学クラスの生徒だった水野。小料理屋を営む母親(美保純)は酒と男性関係にだらしがなく、彼女は軽蔑していた。自身は客からのセクハラにも遭い、進路や人生についてもどこか投げやりで希望を持てないでいた。やがて桜木との出会いで東大を目指すことになるも、母親が倒れたことで受験を断念。今作ではその後、一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得して桜木が設立した法律事務所で働いている。「東大を出たら人生が180度変わる」という桜木の教えを実践したわけだ。龍山高校の一件以降、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいた桜木だったが、2年前のある出来事がきっかけで行方不明に。それを水野は探し出し、今回の舞台となる偏差値32の龍海学園に立ち上げた東大専科へと引っ張ってくる。その中から5人を東大に合格させなければならない。「直美ちゃんが立派な大人になって」と感慨深くなる視聴者も少なくないが、桜木と水野は令和の時代の高校生にどう立ち向かっていくのか。「半沢直樹」テイストが若干加味された中、これからが見逃せない。第1話から世界トレンド1位!令和の生徒たちにも注目「本当に長く愛されている作品で『好きだった!』と今でも言われることが多く、前作から16年も経っていたという実感が私自身あまりありませんでした」とコメントしていた長澤さん。前作に出演した2005年は、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など多くの映画賞を受賞し、一躍脚光を浴びた直後のこと。それ以降も一線で活躍してきた長澤さんは、『海街diary』でカンヌの地も踏み、台湾や中国の作品にも出演、第22回上海国際映画祭に登場した際には現地のSNSでトレンド入りしたという。『キングダム』(19)で2度目の日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に輝き、続く今年は『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJP -プリンセス編-』(ともに20)の2作品で同・優秀主演女優賞にノミネート、毒親といえる母親役を熱演した前者で初の最優秀主演女優賞を獲得する。後者でも、主人公ダー子役でコメディエンヌとしての魅力を振りまき、悲しい出来事が重なったものの映画第3弾『英雄編』が来年公開予定。『プリンセス編』には「この年で『ドラゴン桜』をやるとは思わなかった…」とこぼす、匂わせ(?)セリフもあった。前作で新進の若手俳優というポジションだった長澤さんは、名実ともに日本を代表する俳優のひとりとなった。そして今作の龍海学園“東大専科”の生徒役にも次世代を背負うことになるはずの、高橋海人(King&Prince)、平手友梨奈、加藤清史郎、南沙良、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太が抜擢。さらに、2年前に桜木が表舞台を去った原因となる元生徒役に佐野勇斗、水野の1年後輩で龍山高校から東大を出た起業家に林遣都と豪華な顔ぶれが揃う。令和の時代の生徒たちは、かつてのコギャルやヤンキーとは全く異なる。物心ついたときからネットやスマホが存在するデジタルネイティブ世代であり、社会全体に停滞ムードが漂って久しいこともあって、「無関心で無気力」と桜木から言われてしまう(もちろん例外も存在するが)。長澤さん演じる水野も、前作第1話で桜木に言われて響いた「バカとブスこそ東大へ行け」という言葉を龍海学園の生徒たちにぶつけてみるが、彼らに届いている様子はない。そもそも、この発言自体、現在のコンプライアンスに照らせば問題発言に当たるだろう。第3話ではいよいよ“東大専科”の授業開始…東大合格者を見送るシンボルとして、桜木(阿部寛)が校庭に桜の木を植えた。龍海学園の龍をとって「ドラゴン桜」だ。そんな中、東大専科には天野(加藤清史郎)、菜緒(南沙良)、楓(平手友梨奈)に続いて、偏差値が学年最下位の瀬戸(高橋海人)も加わった。水野(長澤まさみ)は早速ミニテストを行うが、中学レベルの問題にも苦戦する専科メンバーに、桜木はSNSを活用した勉強法を打ち出す。一方、理事長の久美子(江口のりこ)は専科に生徒が集まり始めたことに焦っていた。もしも東大合格者が5人出たら辞任しなければならない。早めに専科をつぶそうと、対抗する難関大コースを新設し、理系トップの秀才・藤井(鈴鹿央士)を引き入れる。東大専科を見下す藤井に、桜木は「お前に東大は無理だ」と断言。反発した藤井は東大の過去問を使った「東大専科」対「難関大コース」での勝負をもちかけ、負けた方のクラスは即廃止!存続を賭けた勝負は3週間後。果たしてその行方は…?日曜劇場「ドラゴン桜」は毎週日曜日21時~TBS系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2021年05月06日賀来賢人が鈴木亮平主演の7月期日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」に出演、自身初の医師役に挑む。物語の舞台となるのは、都知事の号令で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、彼らは最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)に乗り込み、重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すこと。“一人も死者を出さないこと”が、彼らに課されたミッションとなる。今回、そんな救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の音羽尚(おとわ・なお)役で、賀来賢人の出演が決定。音羽は、厚生労働省の官僚でありながら医師でもある医系技官。若手エリート官僚として厚生労働大臣の意を受け、「TOKYO MER」に正式認可を与えないために派遣された、いわばスパイのような存在。命懸けで救命にあたるMERチームのリーダー・喜多見(鈴木亮平)に反発するという役どころだ。何よりも患者の命を優先して突っ走る喜多見と、冷静沈着でクールな音羽という対照的な2人。だが、実は音羽は「より多くの命を救うため、官僚として理想の医療を実現する」という熱い夢を持っていた。そんな2人がいつしか共鳴し、最高のバディとしてひたむきに命に向きあうようになるという。賀来さんといえば、劇場版も公開され大ヒットした「今日から俺は!!」でのコミカルなヤンキー役から、「半沢直樹」の証券会社の熱きプロパー社員役まで幅広い役を演じてきた。今作では、自身初の医師役に挑戦、専門的で高度なオペシーンにも挑んでいく。「台本を読んで、撮影がとにかく大変になるだろうなと思ったほど、スケールがとても大きい作品」と賀来さん。「脚本家の黒岩勉さんの『TOKYO MERのメンバーがヒーローに見えるような作品にしたい』というイメージを聞いて、すごくワクワクしています」と心境をコメント。「演じる音羽は、厚生労働省の官僚であり医師でもあるという複雑な役です。鈴木さん演じる喜多見とは対照的な役柄ですが、音羽には音羽なりの正義があると考えています。クールなキャラクターですが、実際のところはどうなのか、放送を楽しみにしていただければ」と期待を込めて語っている。日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は7月、毎週日曜21時~TBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年05月06日「男女の入れ替わり、またサイコパス的なキャラクターということで、難しい役に悩むことも多かったのですが、監督やスタッフの皆さんに支えられながら、あっという間に終えた感じです。ドラマに関わった皆様に感謝しています」5月3日、『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)での名演が讃えられて『第24回 日刊スポーツドラマグランプリ』で主演女優賞を受賞した綾瀬はるか(36)。同紙の取材に、彼女は冒頭のようにコメントしたという。同作は綾瀬演じる刑事・望月彩子と高橋一生(40)演じるサイコパスの殺人鬼・日高陽斗の魂が入れ替わるというストーリー。放送中から大きな話題を呼び、最終話の視聴率は20.1%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。しかしコメントにもあるように、大好評の陰で綾瀬は難役に苦戦していた。不敵な笑みを見せたり人を翻弄するような役柄に、当初は戸惑いもあったという。「綾瀬さんはこれまで天真爛漫な役を演じることが多かったのですが、ここまで色気を要求される役は初めて。『もっと色気を出さないと……』と悩み、男性から見て“いい女”に見えるよう研究したそうです」(ドラマ制作関係者)そんな彼女を支えたのが高橋だ。彼は現場で、綾瀬のよき相談相手だったという。「綾瀬さんは、時間を見つけては高橋さんに『どっちが色っぽいかな?』と上着を脱ぐ際の仕草や流し目の表情などを相談していました。高橋さんの役としての言動も常にチェックして、『この仕草って日高としての癖だよね?』など積極的に質問。高橋さんも一つ一つ丁寧に答えていましたね」(前出・ドラマ制作関係者)■『また仕事がしたいですね!』『これからも“あーちゃん”と呼んでいきます』高橋が彼女と真剣に向き合ったのは、“女優・綾瀬はるか”を尊敬していたからでもあるようだ。「綾瀬さんは女性刑事役を演じるにあたり、腹筋を割ってまで臨んでいました。お腹を見せるシーンがないにも関わらずです。そこで高橋さんは彼女の女優魂に感銘を受け、褒めちぎっていました。『普通の俳優なら“見える部分”だけ鍛えるのに、“見えない部分”にもこだわる。それは役柄としてイメージしている女性刑事が、常にトレーニングに余念がないという人物像だからなのでしょうね』と……」(テレビ局関係者)そうして綾瀬にとって、高橋は“名バディ”となった。共演したのは初めてのことだったが、現場では役名にちなんで「あーちゃん」「ひーちゃん」と呼び合うほど相思相愛の仲だったという。「ロケは朝から深夜3時まで、実に20時間近く及ぶこともありました。ハードな撮影を通して、2人は強く結束。クランクアップで綾瀬さんが『また仕事がしたいですね!』というと、高橋さんは『これからも“あーちゃん”と呼んでいきます』と笑顔を見せていたそうです」(前出・テレビ局関係者)日刊スポーツによると、綾瀬は受賞にあたり「多くの皆様に作品を楽しんでいただけたことをとてもうれしく思っています」とも語ったという。その栄誉を高橋も喜んでいることだろう。
2021年05月05日