2021年4月23日に放送されたバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に、俳優の北川景子さんが出演。番組では、街ゆく人から北川さんに対する疑問を募集したところ、プライベートにまつわる質問が、数多く寄せられました。その中で「夫との家事分担はどうしているか?」という質問が上がった時のこと。北川さんの夫といえば、明るい人柄が人気なミュージシャンのDAIGOさんです。北川さんは、夫婦間での家事分担について、次のように語っています。結婚当初は「全部私がやりたい」と思って気負っていたんですが、今は気付いたほうが気付いたことをやる。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用1児の母親として、子育てに奮闘している北川さん。出産した当初は、1時間おきに夜泣きする子供をあやすため、まったく睡眠時間がとれない日々が続いたこともあったそうです。慣れない子育てと仕事の両立は、想像以上に大変でしょう。そこで、番組のMCを務めるタレントの中居正広さんに「夫と家事の分担はどうしているの?」と、改めて聞かれた北川さんは…。そうですね。「やっといて」とかいわなくても、私のほうが帰るのが遅い時とか、洗濯物をたたんでくれてたりとか。「ありがたい」と思って…。帰って、もうお風呂がためてあったとか。お風呂を洗っておいてくれていたとか、そういうのはすごい嬉しいですね。その気持ちもすごい嬉しい。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用北川さんが仕事で帰宅時間が遅い時などは、いわずともDAIGOさんが積極的に家事をしているのだとか。DAIGOさんの行動に対し、感謝の気持ちを述べた北川さんは「その分、自分が家にいる時は、全力で家事をするようにしている」と考えを述べました。北川さんが明かした、夫婦でのやり取りについて、ネット上ではさまざまなコメントが上がっています。・うらやましい…。DAIGOさん、完璧かよ。・夫婦円満な様子が伝わってくるエピソードだなあ。・家事は気付いた方がやる方式で、片方に負担が寄らないのは、お互いのスキルが一致してるからだね。・素敵すぎる。「して当たり前」ではなく、お互いに感謝の気持ちを伝え合うって大事だなと思った。家庭を切り盛りする中で、日々こなさなくてはならない家事はたくさんあります。中には『名もなき家事』と呼ばれるような、細かい作業も発生するため、誰か1人に負担が寄ってしまうと、ストレスをためこむ場合も…。一緒に生活する相手のことを思いやり、支え合えるような関係が理想ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月24日2021年4月1日に結婚した、お笑いタレントの有吉弘行さんとフリーアナウンサーの夏目三久さん。同月24日、2人は出会いのきっかけとなったバラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)に出演しました。番組で共演している、タレントのマツコ・デラックスさんがウエディングドレス姿で登場すると、2人は爆笑。有吉さんは「『新婚さんいらっしゃい!』みたい」と照れつつも「この度結婚いたしました」と報告しています。マツコさんは2人の結婚を報道で知ったことについて、「有吉さんはシャイボーイだから」といいつつ、「いってほしかった…」とつぶやいていました。夏目アナは秋に引退の意向その理由は?マツコさんに、今後の仕事について聞かれた夏目さんは「この仕事から離れようかなと思います」と宣言。夫である有吉さんと相談した上で、秋頃に芸能界を引退することを決めたそうです。「えー!大丈夫?我慢できるタイプ?」と、夏目さんの引退に驚くマツコさん。有吉さんは今回の決断をした理由について、次のように話しました。みんなの話を聞くと、離婚の理由って「すれ違い」か「価値観の違い」じゃない。価値観のほうは無理だとしても、すれ違いだけつぶしとくかみたいな。マツコ&有吉 かりそめ天国ーより引用フリーアナウンサーとして朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系)の司会をはじめ、数々の番組に出演してきた、夏目さん。それをすべて辞めるという決断は相当大きなものでしょう。マツコさんに「仕事をしていない自分を想像できる?」と聞かれると、夏目さんは自身の想いをこう語っています。今はそんなに想像できていないですけど、ちょっとゆっくりさせていただいて。表に出ることの緊張感や重責を少しは分かっているつもりなので、微力ながら少し安らげる場所を作れればいいのかなと思っています。マツコ&有吉 かりそめ天国ーより引用夏目さんは、自身も芸能界で長らく活躍し、その苦労を理解しているからこそ、「夫に安らげる場所を作りたい」という想いが強くあったのかもしれません。結婚後、2人が夫婦そろってテレビに出演するのは初めてのこと。ネット上では、放送を見た人たちからたくさんのコメントが寄せられていました。・じんとした。辞めてしまうのはもったいない気もするけど…。2人が幸せならいいですね!・有吉さんの「すれ違いだけはつぶしておく」といういい方が素敵。これからも応援します。・ちゃんと話し合って決めたという感じが伝わりました。引退は残念だけど、祝福します!「残り少ないので、1日1日誠実にお仕事をしていければと思っています」と話していた夏目さん。夏目さんの姿をテレビで見られなくなると思うとさびしいですが、忙しい日々を送っていた分、落ち着いた場所で新たな幸せを築いていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月24日米津玄師が、TBS系金曜ドラマ『リコカツ』主題歌として書き下ろした「Pale Blue」を6月16日(水)にリリースすることが決定した。「Pale Blue」を表題曲としたニューシングルは、カップリングに日本テレビ『news zero』のテーマ曲として放送中の「ゆめうつつ」、新曲「死神」を加えた全3曲が収録される。パッケージは、「パズル盤」「リボン盤」「通常盤」の3形態となっており、「パズル盤」は、ジャケットがパズルとして分解された状態で、青いクリアケースに閉じ込められたオブジェ仕様。「リボン盤」は、7inchサイズの紙ジャケをリボンでとめた、贈り物のような仕様となっており、リボン盤のみに付属するDVDには、「感電」MV(奥山由之監督)、「カムパネルラ」MV(山田智和監督)、「カナリヤ」MV(是枝裕和監督)のほか、昨年8月に開催され大きな話題となった全世界バーチャルライブ「米津玄師 2020 Event / STRAY SHEEP in FORTNITE」より、「感電」「迷える羊」のフルと、スポットが収録される。こちらのライブ映像は、スポットでも使用されたパーティーロイヤルモニター内の貴重な映像だ。「Pale Blue」は、4月16日(金)の『リコカツ』初回放送で解禁されると、物語のラストを締めくくる儚い歌声と楽曲に話題が沸騰。放送終了後にはSNS上で「#リコカツ」が世界のトレンドで1位を獲得し、大きな反響をもたらした。『リコカツ』第2話は、本日4月23日(金) 22:00より放送。ドラマの展開とともに、早くも大きな話題となっている「Pale Blue」が物語をどう彩っていくか、ぜひ期待してほしい。【リリース情報】米津玄師 11th Single 「Pale Blue」発売日:2021年6月16日(水)<商品形態>パズル盤(初回限定):パズル型ジャケット+CD 2,000円+税 / SECL-2670~71リボン盤(初回限定):7inch紙ジャケ+CD+DVD 1,800円+税 / SECL-2672~73通常盤:CD 1,100円+税 / SECL-2674<収録内容>-CD-(全形態共通)01. Pale Blue(TBS系金曜ドラマ『リコカツ』主題歌)02. ゆめうつつ(日本テレビ系『news zero』テーマ曲)03. 死神-DVD-(「リボン盤(初回限定)」のみに収録)01.「感電」 Music Video02.「カムパネルラ」 Music Video03.「カナリヤ」 Music Video米津玄師 2020 Event / STRAY SHEEP in FORTNITE04.感電05.迷える羊06.SPOT<購入者店舗特典>共通特典あり・内容未定【ドラマ作品概要】TBS系金曜ドラマ『リコカツ』放送日:毎週金曜22:00~22:54
2021年04月23日柳楽優弥と田中泯で、葛飾北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』。この度、老齢の北斎の描く作品に共感する、江戸随一の人気戯作者・柳亭種彦役を演じた永山瑛太の場面写真が到着。武士でありながら独創的な作品を生み出し続けた柳亭種彦の一面をとらえている。紫式部の「源氏物語」をなぞり、江戸城の大奥を表現したとされる「偐紫田舎源氏」を代表作に持つ戯作者・柳亭種彦。本作では、表現者たちの創作の自由が幕府によって厳しく抑え込まれていた時代に、芸術を取り締まる立場である武士の家系に生まれながらも身分を隠し、優れた文才で一気に人気となった作家として描かれる。北斎の老年期において欠かすことのできない非常に重要な人物であり、己の創作意欲を止められないその生き様に北斎は共鳴し、幾度となくタッグを組み北斎の盟友とも呼べる存在。生まれた時から定められた自らの運命に抗いながら、己の人生をかけて信念を貫き通す、その堅固な意志は静かながらも熱く沸々と湧き上がる強い思い。その感情を胸に抱きながら、覚悟をもってひたむきに突き進む人物、柳亭種彦を永山さんが迫力の演技で魅せる。永山さんは『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ディア・ドクター』、『余命1ヶ月の花嫁』などで着実に注目を集め、TVシリーズ&映画『まほろ駅前』シリーズ、『ミックス。』からNHK大河ドラマ「西郷どん」、『友罪』などまで数多くの話題作に出演。幅広い役どころを演じ、高い演技力が評価されている。また、4月16日より放送中のTVドラマ「リコカツ」(TBSテレビ系)にも出演しており、これまでにあまりなかった肉体派で、厳格な家庭に育った堅物ぶりから生まれるコミカルさが早くも話題を呼んでいる。今回、そんな永山さんが演じる、北斎(田中泯)にとってキーパーソンとなる柳亭種彦の姿が収められた場面写真が到着。江戸後期、表現に対する取り締まりが強化され、多くの絵師や戯作者が処罰される中、武士である種彦も執筆活動を続けるか否か悩み始めることに。種彦は、浮世絵を描くことに強い執着を持つ北斎に相談することで、納得のいく答えを探す。場面写真には、思い悩んでいた種彦が力強いまなざしで何か覚悟を決めたかのような表情をする姿が切り取られており、気迫が満ちあふれる1枚に。そして、種彦と北斎、2人の信頼関係や盟友ぶりが垣間見える場面写真も。種彦を良きパートナーとして信頼し、自身の天望を語りかける北斎とその北斎の飽くなき探究心と生涯通して絵を描き続ける覚悟や生き様に感銘を受け、尊敬の眼差しで北斎を見る姿が写し出されている。大きな困難を乗り越えた北斎は「冨嶽三十六景」の数々と「神奈川沖浪裏」を見事に描き出す。多くの人が「冨嶽三十六景」を買い求める中、種彦も北斎の力作を目にし、その鬼気迫る作品群から長年タッグを組んできた北斎のまだ見ぬ才能と情熱に衝撃を受ける種彦の姿も収められている。『HOKUSAI』は5月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2021年5月28日(金)より全国にて公開。©2020 HOKUSAI MOVIE
2021年04月23日伝説のグループ・サウンズ“ザ・タイガース”からロック・バンド“PYG”を経て、1971年11月1日発売のシングル「君をのせて」でのソロ・デビューから50年目となる2021年。1973年から1990年の間にTBSテレビに出演し、放送された沢田研二の音楽番組映像を厳選・集大成した奇跡の7枚組DVD BOXが発売される。すべての映像にデジタル・レストアと音声リマスタリングを施し、『8時だヨ!全員集合』『ザ・ベストテン』などの大人気番組から、『セブンスターショー』『キラリ・熱熱CLUB』などに出演したレア映像、そしてこれまでどの歌手でも商品化されたことのなかった『日本レコード大賞』の映像が、このDVD BOXで初めてパッケージとして発売。そしてこの度、発売に先行してトレイラー映像第4弾として、様々なロック番組から「酒場でDABADA」「ポラロイドGIRL」「KI・MA・GU・RE」「a・b・c……i love you」「単純な永遠」を歌唱する約3分の貴重な映像が公開された。いよいよ発売は来週4月28日(水)。トレイラー映像を視聴しながら、発売を心待ちにしてほしい。【『沢田研二 TBS PREMIUM COLLECTION』トレイラー映像 Vol.4「on TV & inロックな番組」trailer内容】1「酒場でDABADA」1986.11.07放送(32秒)2「ポラロイドGIRL」1989.10.02放送 (44秒)3「KI・MA・GU・RE」1989.12.20放送 (32秒)4「a・b・c……I love you」1990.08.06放送(24秒)5「単純な永遠」1990.08.06放送(29秒)trailer time 2分41秒【リリース情報】「沢田研二 TBS PREMIUM COLLECTION」発売日:2021年4月28日(水)予定仕様:DVD7枚組価格:30,000円(税別)/ 33,000円(税込)発売元:TBS / 発売協力:TBSグロウディア / 販売元:ユニバーサル ミュージック<収録内容>●DISC1『in 8時だヨ!全員集合』約84分「危険なふたり」「胸いっぱいの悲しみ」「立ちどまるなふりむくな」他●DISC2 『on TV』約70分「白い部屋」「巴里にひとり」「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」「さよならをいう気もない」「ある青春」他●DISC3『inセブンスターショー』約72分「立ちどまるなふりむくな」「フランチェスカの鐘」「モナリザの微笑」他●DISC4『inザ・ベストテンⅠ』約76分「憎みきれないろくでなし」「サムライ」「ダーリング」「ヤマトより愛をこめて」他●DISC5『inザ・べストテンⅡ』約72分「恋のバット・チューニング」「酒場でDABADA」「渚のラブレター」他●DISC6『 inロックな番組』約74分番組『15th NEW YEAR ROCK FESTIVAL ’87-88』より「流されて」番組『ライブG』より「DAYS 彼は眠れない」「ポラロイドGIRL」他番組『音楽派トゥギャザー』より「あなたに今夜はワインをふりかけ」他番組『キラリ・熱熱CLUB』より:「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」「KI・MA・GU・RE」他番組『メジャーステージ』より「abc…i love you」「ジェラシーが濡れて」他●DISC7『awarded 日本レコード大賞』約40分「許されない愛」「危険なふたり」「追憶」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「LOVE(抱きしめたい)」「カサブランカ・ダンディ」「酒場でDABADA」「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」「きめてやる今夜」トータル収録:約488分 / 全63曲+メドレー +5曲 150テイク(※メドレー個別カウント)
2021年04月23日アイドルグループ・関ジャニ∞のニューシングル「ひとりにしないよ」の発売日が6月23日に決定し、詳細と新アーティスト写真が公開された。カップリング曲には「サタデーソング」や「ブリュレ -Re:9EST edition-」が収録される。「ひとりにしないよ」は、メンバーの横山裕が連ドラ初主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『コタローは1人暮らし』(24日スタート 毎週土曜23:30~)の主題歌となっている。同ドラマは、累計部数100万部を突破した津村マミ氏の同名人気コミックが原作で、自堕落な日々を送る売れない漫画家・狩野進(横山)の部屋に、1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)が引っ越してきたことから始まるハートフル・コメディー。同曲は、音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』(毎週日曜23:00~※一部地域除く)でメンバーと交流のある丸谷マナブ氏がドラマのために書き下ろした。何かと生きづらいことの多い日々の中で、「ひとりじゃないよ」と励ますのではなく、「ひとりにしないよ」と相手を思いやる歌詞が、狩野とコタローの関係を彷彿とさせる、軽快で心温まる楽曲だ。初回限定盤Aと通常盤には、丸山隆平がMCをつとめるMBS・TBS系情報番組『サタデープラス』(毎週土曜7:30~)のテーマソングとして3日からオンエア中の「サタデーソング」を収録。“土曜の朝をポジティブに過ごせる歌に”をテーマに、丸山が中心となってメンバーが楽曲選定を行い、タイトルも丸山が考案。バンド演奏をイメージして作られたポジティブ・ロックソングとなっている。さらに初回限定盤Bには、2009年に発売したアルバム『PUZZLE』の収録曲でありながら、今年2月にテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜21:00~)でも披露された人気曲「ブリュレ」を、5人バージョンでシングル曲以外をレコーディングする新たな企画“-Re:9EST edition(リクエスト・エディション)-”としてセルフリメイク。また、DVDにはツアーでお馴染みのワンハーフサイズにて初めて制作された「ブリュレ -Re:9EST edition-」ミュージッククリップ(ワンハーフサイズ)が。そのほか、初回限定盤Aには「ひとりにしないよ」のミュージッククリップ&メイキング&ソロアングルを収めたDVDと、3面6P歌詞カードA、約4年ぶりとなるフォトブック(32P予定)を同梱。初回限定盤BのDVDには企画映像「クリームシチューが出来るまで」が、通常盤CDにはカップリング曲として「クリームシチュー」「罪と夏 -Re:8EST edition-」が収められる。
2021年04月23日優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’20/第26回AMDアワード」の授賞式が21日、都内で開催され、年間コンテンツ賞「優秀賞」受賞の10作品の中から、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(集英社・アニプレックス・ユーフォーテーブル)が大賞/総務大臣賞に輝いた。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の選考理由は「興行成績の記録を塗り替え、現在も上映中。アニメならではの構図やアクション、感情を掻き立てる音楽、個性的な登場人物で原作の魅力を爆発させた。世代を超えて人々の心をつかみ、多くの観客が映画館に足を運んでいる。企画、制作、宣伝すべてにわたる先進性と完成度を高く評価」とのこと。また、「AMD理事長賞」は、『あつまれ どうぶつの森』(任天堂)と「日曜劇場『半沢直樹』」(TBSテレビ)に決定。『半沢直樹』の表彰では、主演の堺雅人と福澤克雄監督が登壇した。なお、『あつまれ どうぶつの森』は、「『どうぶつの森』シリーズ7作品となるNintendo Switch用タイトル。コロナ禍に伴いリアルなコミュニケーションが急激に制限される中、気ままな無人島生活をゲーム上に展開し、幅広いユーザー層に『癒やし』を提供しながら、新しいバーチャルなコミュニケーションツールとしても人気を博した」と評価。『半沢直樹』は、「新型コロナ感染拡大により困難な制作状況のなか、内容もスケールアップして話題をさらった。政財界を巻き込む『1000倍返し』の爽快感は強烈で、社会現象に。視聴率は最終回で32.7%、総合視聴率は44.1%と年間及び令和最高を記録。さらに、タイムシフト視聴を加えた『全話総合到達人数』は驚異の7408万人と、この時代だからこその強い共感を多くの方から得た制作者と出演者の強靭な熱意を讃えたい」との理由で選出された。なお、年間コンテンツ賞「優秀賞」受賞10作品にはそのほか、 「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」(Evolving G)、劇団ノーミーツ(Meets)、小惑星探査機「はやぶさ2」(宇宙航空研究開発機構)、Zoom(Zoom Video Communications, Inc.)、ポカリNEO合唱2020(大塚製薬/電通)、YOASOBI(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、radiko(radiko)が選出されていた。
2021年04月21日川口春奈が主演、横浜流星が共演するTBS火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」が4月20日放送開始。横浜さんはじめ向井理、丸山隆平ら俳優陣に数多くの反応が集まるなか、横浜さん演じる駿のキッチンカーに“メロンパン号”を連想する視聴者が続出している。本作は綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とシェアハウスで暮らしながら恋をしたり、友情を深める中で“着飾る”という鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリーで、「恋はつづくよどこまでも」の脚本家、金子ありさが手掛ける完全オリジナルストーリーとなる。インテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス)の広報で、葉山社長に憧れ入社。7年間想いを寄せる葉山のため“憧れの存在”であり続けようと背伸びする日々を送る真柴くるみに川口さん。オンとオフをきちんと分ける生活を送る超マイペースなミニマリスト。こだわりのカレー1品で勝負しているキッチンカー「Fuji Bal」(フジバル)の店主をしている藤野駿に横浜さん。2人をはじめ、くるみがあこがれる「el Arco Iris」元代表取締役社長の葉山祥吾に向井さん。24時間悩み相談を請け負うオンラインカウンセラーの寺井陽人に丸山さん。現代アートの絵画やオブジェを作るアーティストの卵、羽瀬彩夏に中村アン。真柴の後輩社員・茅野七海に山下美月(乃木坂46)。大卒入社1年目の新人社員・秋葉亮に高橋文哉。売れっ子フードスタイリストで留学のため空く自宅をくるみや駿らに貸す早乙女香子に夏川結衣といったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではインフルエンサーとしても活躍するくるみがマンションの契約更新を忘れていたせいで部屋を追い出され、唯一の女友達である香子の計らいで彼女のマンションに住まわせてもらうことになるのだが、マンションには駿、陽人、彩夏らも同居。年齢も職種もバラバラの5人でルームシェアがスタートする…というストーリーが展開。SNSでは「川口春奈ちゃんも横浜流星くんも向井理さん素敵すぎ」「川口春奈ちゃん山本美月ちゃん横浜流星くん向井理さん高橋文哉くん、、、好きが詰まってる」など豪華なキャスト陣に話題が集中。また駿のキッチンカー「Fuji Bal」に「キッチンカーが完全にメロンパン号なのよ」「キッチンカーがほぼメロンパン号」「言われてみれば流星くんのキッチンカー、メロンパン号」などの声が続出。放送後には“メロンパン号”がトレンド入り、「トレンドにメロンパン号いる」「やっぱ皆メロンパン号と思っていたか」など、Twitterにはトレンドを見た視聴者からのコメントも続々と投稿されている。(笠緒)
2021年04月21日上白石萌音×玉森裕太にキュンキュンした『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』のあとに始まるのは、『着飾る恋には理由があって』。川口春奈、横浜流星、丸山隆平……とキャスティングを見ただけでわくわくします。TBS火10ドラマにまたしてもこころを根こそぎもっていかれるのか?今夜の放送の前に、見どころを解説します。脚本は『恋つづ』の金子ありさ主人公の真柴くるみ(川口春奈)は、アクシデントをきっかけに料理人、藤野駿(横浜流星)と出会う。©TBS川口春奈主演の『着飾る恋には理由があって』が本日20日夜10時からスタートします。『逃げるは恥だが役に立つ』や『カルテット』、『義母と娘のブルース』など、名作ドラマをいくつも生み出してきたTBS火曜22時枠。そんななか、2020年1月期に放送された『恋はつづくよどこまでも』で佐藤健×上白石萌音による少女マンガさながらの恋愛模様に夢中になる人が続出。以来、『この恋あたためますか』、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』など、TBS火曜22時枠はキュンキュンがあふれんばかりの恋愛ドラマが定番になりつつあります。『着飾る恋には理由があって』は、『恋つづ』の金子ありさによる脚本。中谷美紀のコメディエンヌぶりが印象深い『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』、禁断の恋に迷い悩む有村架純の姿が胸をしめつける『中学聖日記』と同じく、金子脚本×新井順子プロデューサー×塚原あゆ子監督のタッグが満を持して生み出すオリジナル作品です。横浜流星、丸山隆平、向井理、豪華男性キャスト!主人公は、きれいに着飾ることを自身のアイデンティティとしていた真柴くるみ(川口春奈)。仕事はインテリアメーカーの広報。SNSのフォロワーがたくさんいるインフルエンサーでもあります。いつも誰かの目を意識して背伸びしている彼女が、ひょんなことから年齢も仕事もさまざまな4人とともにルームシェアをすることに。自分の好きなときだけキッチンカーでバルを営業する料理人である藤野俊(横浜流星)は、マイペースなミニマリスト。自分とは違う価値観を持った人と暮らすうち、くるみはどう変わっていくのか、そして俊との関係はどうなっていくのか……。横浜流星演じる藤野駿は、シンプルな生活を追求する超マイペースな性格らしい。©TBSくるみが働く会社の社長を演じる向井理、くるみや俊とともにルームシェアをするオンラインカウンセラー・寺井役の丸山隆平と、主人公を取り囲む男性キャストも気になるところ。藤野駿のはとこで、オンラインカウンセラーとして悩み相談を請け負っている関西人・寺井陽人(丸山隆平)。©TBS「インフルエンサーとミニマリスト」なんてまさに現代を映し出すようなキャラクターですが、実際のところ、私たちは新たな概念であればあるほど、その対象を類型的なイメージに当てはめてしまいがち。けれど、それで理解したことにしてしまったら、そこからは何も生まれません。『着飾る恋には理由があって』というタイトルが指す、その理由とは何なのでしょう?くるみがさまざまな価値観に出会うのと同じように、私たちもこのドラマを通じて新しい価値観を知ることができるかもしれません。文・釣木文恵ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。Information脚本:金子ありさ演出:塚原あゆ子、棚澤孝義、府川亮介出演:川口春奈、横浜流星、丸山隆平、中村アン、向井理 他放送日:TBS系毎週火曜日夜10時〜文・釣木文恵
2021年04月20日2021年4月14日に、44歳の誕生日を迎えた、お笑いコンビ『南海キャンディーズ』の山里亮太さん。同月13日に放送されたラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ)で、ラジオパーソナリティを務める赤江珠緒アナウンサーから、誕生日プレゼントに砥石をもらいました。1週間が経った同月20日、山里さんは砥石の使い心地について、同ラジオ番組で感想を述べています。どうやら山里さんは、赤江アナウンサーからもらった砥石を、妻であり俳優の蒼井優さんと一緒に使ったそうです。赤江アナウンサーからのプレゼントを、山里夫婦が使ったら…同月19日の夜、仕事が終わって帰宅した山里さんに対し、蒼井さんはこんな話を切り出したといいます。奥さんが「明日たまむすびじゃん」って。「ああそうだよ」「いやいや、大丈夫?研いでないじゃん」って。「研いでないって?」「包丁、包丁!」って。「せっかくもらってね、翌週に研いでないってね、赤江さんもさびしいよ?」って。たまむすびーより引用蒼井さんは、プレゼントしてくれた赤江アナウンサーの気持ちを考えて、砥石を使ってみることを提案したのです。しかし、その時点で23時を回っていたため、山里さんは「こんな時間に包丁を研ぐなんて、山に迷って入ってきた人を食うヤツじゃん。やまんばの時間帯だよ」とツッコミを入れます。結局「明日の放送で、研いだことを赤江さんに伝えたほうがいいと思うよ」という蒼井さんの意見に従い、2人は夜中に包丁を研いでみることにしました。蒼井さんが見つけた、職人が包丁の研ぎ方をレクチャーする動画を見ながら、夫婦で肩を並べてチャレンジすること40分…。深夜1時前に、ボロボロだった包丁の刃先は、見違えるほどきれいに生まれ変わったのです。「すごいきれいになったね」って。「これで明日赤江さんに、昨日、砥石使ったよ!よかったよって伝えられるわ」なんていったら、(蒼井さんが)「ねえ、切れ味試してないよ」って。「いや、そうだけどさ…1時だよ!?」って。「でも、研いで、絶対赤江さんは聞いてくれる。どうだった?って」。たまむすびーより引用「研いだ包丁の使い心地も、赤江アナウンサーに伝えたほうがいい」という蒼井さん。そこで、冷蔵庫にあった野菜の中から、山里さんは長ネギを、蒼井さんは白菜を手に取り、包丁の切れ味を試しました。最初に切れ味を試したのは、山里さんです。蒼井さんに「どう?」と尋ねられて…。「俺、一番やっちゃいけないことなんだけど、ビフォアー試してないわ」って。「ウソぉ」って。この包丁が(研ぐ前から)切れてたかどうかが分かんない。でも切るじゃない。すごいのよ!サクサク切れる。横見たら、奥さんも「えっ、すっごい切れる、これ!」って。白菜、半玉ざっくざく切ってんの。まな板の上にね、大量に切った長ネギと白菜があって。奥さんがいうんだよね。「今からこれどうしよう?」って。たまむすびーより引用深夜1時半を回っていたものの、2人は切った野菜を使って味噌汁を作ったのだとか。山里さんは「素人でもよく切れる」と、赤江アナウンサーからもらった砥石を絶賛しました。深夜に繰り広げられた、夫婦のゆかいなやり取りに、ネット上ではクスッとする人が続出。・この夫婦、最高。もはやコンビみたいで面白い。・なんてかわいいエピソード!山ちゃんを諭す蒼井さんの図が、ほほ笑ましくて好き。・蒼井さん、すごくいい子だなあ。山ちゃんの口から語られる蒼井さんは、いい意味でイメージと違う。深夜遅くに、台所で夫婦そろって包丁を研いだり、野菜を切ったりしている姿を想像すると、ほほ笑ましいですね。赤江アナウンサーからもらった砥石は、山里夫婦のキッチンで、今後もたくさん活躍することでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年04月20日●「振られる側を演じたからこそ」気づけた重圧今、「報われない、当て馬役」と聞くと真っ先に思い浮かぶのは、間宮祥太朗の名ではないだろうか。3月に最終回を迎えたドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)、前クールの『#リモラブ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)、さらに遡ると2018年のNHK朝の連続小説『半分、青い。』でも結果的にヒロインとはうまくいかない役を演じていた。報われない役が続くがどう捉えているのか。直筆エッセイ&フォトブック『色』(ワニブックス)も注目を集めている間宮を直撃すると、そこには“報われない役だからこそ”見える景色があった。「報われない役が続きますね」。そうド直球の質問を投げると、ふっと笑みを浮かべ、「だって、報われないんですもん!俳優は脚本の流れには逆らえない。俺がどれだけ報われたくて動いても、報われないものは報われないという現実を痛感したという感じです」と苦笑い。“役だから”と割り切っている一方で「ドラマで最終回の1話前くらいになると『おお、幸せそうでいいなぁ~』と思って見ていましたね。『お幸せに~』みたいな(笑)」と少し羨ましい気持ちもあるようだ。立て続けに当て馬を演じたことで、「また報われない系?」「間宮さん報われて」など同情の声も相次いだが、『ボス恋』の中沢役も『#リモラブ』の五文字役も、視聴者から愛される人気キャラに。SNS上では「私は中沢パイセンが好きです」「私は五文字派です」といった声が相次いだ。そして、間宮自身、二番手だからこそ気付いたことがあるという。「ヒロインと結ばれる役を演じる難しさもあるんだろうなと思いました。結ばれるからこそ、結末に説得力を持たせないといけない。なので、“最終的に選ばれなくてはいけない責任”もあるんじゃないかと。“こっち側”にはそういう責任はないですから(笑)。でも、それに気づけたのは振られるほうのアングルを演じたからこそですね。あと、ラブコメだと、視聴者はヒロインに感情移入してヒロインをフィルターにドラマを見るので魅力的に映り続けなければいけない。そういうプレッシャーがあるのかな」重圧に気づくもヒーロー役への思いが枯れたわけではない。報われる役を演じたい?と問うと「もちろん、ありますよ!」と即答し、「役者を続けることはパラレルワールドで生きているようなもの。演技をやっていれば俺が幸せになれる世界線もきっとある。その時が来れば『俺だって幸せだよ!』と言いたいですね(笑)」●直筆エッセイで「内面的な潜在意識を理解できた」報われない役で話題をさらった間宮だが、月刊誌『プラスアクト』(ワニブックス)にて直筆エッセイの連載が開始されるやいなや「字がきれい!」とその達筆さにも注目が集まった。美文字の理由は「字がきれいに書けないと大人になって恥ずかしい思いをするよ」という祖母の教えで、「小さい時から反復して字を書かされていた」からだ。「それが結果的によかったですね」と感慨深く振り返る。同誌での連載は「色」をテーマとした直筆エッセイ。例えば「金色」を取り上げた回では金色と聞いて思い浮かべたことや、「金剛力士に似ていると言われたことがある」というエピソード、そして好きな海外俳優を綴っており、色だけに囚われない自身にまつわる様々な事柄を文字に起こしている。連載を経て「自分の中に濃く残っているものが浮き彫りになりました。何気ない思い出や生活している中で意識していない感覚みたいなものを掘り起こして文章として成立させる作業だったから、自分の内面的な潜在意識を理解できた」と充実の表情。また「文章を脱線させるのが好き。1つのテーマを与えられてそこから自分なりに派生させていく作業は楽しかったです。人生も思わぬ方向にズレていくほうがいい。脱線した先で道草を食べるのが好きなんですよ。それが文章にも表れているのかな」と話す。これまで掲載された直筆エッセイに加え、撮り下ろし写真とインタビューを収録したオールカラー208ページにわたる『色』(発売中)。自分と向き合った本が1冊にまとまり、「サイン以外で文字を書く機会がほとんどない。直筆の連載はすごくいい機会をいただいた。やっぱり書くことはいいなぁ」としみじみと感謝した。●「いつ若手俳優という認識が外れてもいいように」大河ドラマ初出演となった『麒麟がくる』では、主人公・明智光秀(長谷川博己)のいとこ・左馬助という重要な役どころを熱演。続々と話題作に出演し、今年7月には人気マンガ原作の映画『東京リベンジャーズ』の公開が控えるなどこれからも話題が絶えなそう。順調に思える俳優人生だが、本人は「いつまで若手俳優でいられるかわからない。いつの日か若手俳優だと思われなくなる」と自分自身に警鐘を鳴らす。「演じる役も、求められる芝居スキル、存在感も変わってくるだろうし。そこにこっちから照準を合わせにいくわけではないですが、いつ若手俳優という認識が外れてもいいように地肩は作っておきたい」。ヘアメイク:三宅茜スタイリスト:津野真吾(impiger)衣装:TUNAGI JAPAN、LIDNM、BRAND SELECT
2021年04月20日「同世代のスターの中でも、明菜ちゃんは別格中の別格。彼女が今、表舞台で活躍していないことが残念で仕方ないよ!」食事の席で田原俊彦(60)は熱く語り続けた――。田原と仕事関係者たちが食事をともにしたのは2月下旬だったという。田原をよく知る芸能関係者はこう語る。「その席で中森明菜さん(55)のことが話題になったのですが、それでトシちゃんにスイッチが入ってしまって……。ついには『俺がこれから明菜ちゃんに電話をかけるよ!』と言いだしたそうです」明菜と田原は同じアイドル全盛の時代を生きてきた“戦友同士”だ。「`80年代は『ザ・ベストテン』『夜のヒットスタジオ』など大人気の歌番組が多数あり、トップアイドルたちは毎日のように収録で顔を合わせていました」(’80年代に詳しいライター)トップアイドルとして’80年代を駆け抜けた2人はお互いにシンパシーを感じていたのだろう。その交流は途切れ途切れながらもずっと続いていたようだ。’17年2月には田原が『爆報!THEフライデー』(TBS系)で、明菜から『トシ、元気?いつも見ているから』という内容の留守電が入っていたことを明かした。そんな2人の現在の活動状況は対照的といえる。「田原は今年2月に還暦を迎えましたが、4月25日には60歳アニバーサリーライブを開催予定。いまなお精力的に活動中です。しかし、明菜は今年5月からデビュー40年目に入りますが、’17年以降、表舞台から退いたままです」(音楽関係者)前出の芸能関係者は、「体調が悪いとはいえ、トシちゃんとしては明菜さんが不遇の日々を送っていることが許しがたい気持ちもあったのでしょう。食事の席での会話がきっかけとなり、明菜さんへの思いがあふれ出したようで、トシちゃんが『明菜ちゃんに電話をかけて復帰するように言うよ』と……。突然の宣言に同席者たちが驚くなか『俺なら口説けるから!』と自信を持っていたそうです」仕事関係者たちが見守るなか発信ボタンを押す田原。だが30秒後、「あれ、出ないね」と、バツが悪そうにポツリ……。同席者らは押し黙るしかなかった。「結局その食事が終わるまで、明菜さんから返信はなかったそうです」(前出・芸能関係者)明菜がまさかのガン無視!?だが、その後に折り返しがあった可能性もある。本誌が田原の所属事務所に問い合わせてみると、明菜に電話をかけたことは認めたものの、「(明菜さんからの)電話はありませんでした」そう答えた。古い友人からの電話にも応答しないとは、明菜の体調はそれほど悪いのか?田原の思いが通じ、歌姫が表舞台に舞い戻る日は来るのか――。「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月19日4月3日より大阪、名古屋と上演してきたBroadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』の東京公演がTBS 赤坂 ACT シアターにて4月17日に開幕。『ハミルトン』で全世界に新風を贈ったブロ-ドウェイの異端児リン=マニュエル・ミランダが原案・作詞・作曲を手掛けた出世作「イン・ザ・ハイツ」。ラップ、サルサ、ヒップホップと魅力溢れるラテンのリズムに乗せて多くの観客を魅了するエネルギッシュなミュージカル作品で、日本版の上演は初演以来約7 年ぶりとなる。Wキャストで初演に引き続き主人公のウスナビを演じるMicro[Def Tech]は、「今回、本当にまったく違うものに生まれ変わっています。サウンドもそうですし、中身もすべて刷新して、これが本当の『イン・ザ・ハイツ』だと僕は確信しています」と自信をみせる。「セリフの中でもスペイン語がかなり足され、内容を含めて、より本国の『イン・ザ・ハイツ』を届けられる」と、初演から変わった点を述べた。物語のもう一人の主人公であるウスナビの幼馴染・ベニーをW キャストで演じるのは、林翔太と東啓介。劇中楽曲にラップが多いことについて、林は「櫻井翔くんとか、自然と先輩のラップ映像を観ちゃいましたね」と、ジャニーズ事務所の先輩のラップを気にかけていたことを明かしつつ、「Microさんから最初に『自分の声でラップを録音して、それをオリジナルのテンポよりも速いテンポで聴いて練習すると覚えやすいよ』とアドバイスしてもらったので実践していました」と語り、 他にも家でラップのように発声練習をしていた様子を報道陣に披露した。一方、東は「シンプルに音楽を楽しむことであったり、台本に書かれている伝えたいものを素直に表現することが大事なのかなと思っていて。ラップの表現は海外のアーティストの方を見たり、本家の音楽をたくさん聴いたり、自分なりに解釈しながらやっていました」と振り返った。また、毎公演全楽曲を楽しみにしているというソニー役の阪本奨悟は、「今回、生のバンドが入ってお届けしているんですけど、全曲が良いバランスで絶妙に照らし合っているというか、作品のカラーが濃く出ているので楽しみにしていただきたいです」と本作ならではの演出についても触れた。上演は4月28日(水)まで、東京・TBS赤坂ACTシアターにて。取材・文・撮影:能一ナオ公演情報Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』原案・作詞・作曲:リン=マニュエル・ミランダ脚本:キアラ・アレグリア・ウデス演出・振付:TETSUHARU翻訳・訳詞:吉川徹歌詞:KREVA音楽監督:岩崎 廉出演:Micro、平間壮一(Wキャスト) / 林翔太、東啓介 (Wキャスト) / 田村芽実 / 石田ニコル / 阪本奨悟 / エリアンナ / 青野紗穂 / エリック・フクサキ / 山野光 / 戸井勝海 / 未来優希 / 田中利花 / 他上演中~2021年4月28日(水)会場:東京・TBS赤坂ACTシアター
2021年04月19日アイドルグループ・AKB48の柏木由紀が14日、公式YouTubeチャンネル『ゆきりんワールド』に出演。「【質問回答】ファンの方が目の前でBANされました。」と題した動画内で、これまでで一番緊張した出来事を語った。「緊張したこと」について聞かれ、「私が一番緊張したのは……」と情報番組『ひるおび!』(TBS系)の出演時を振り返った柏木。テレビ出演に慣れていないころ、“史上初の女子高生お天気お姉さん”としてお天気コーナーに出演したそうで、「(原稿を)全部覚えなきゃいけないの。めちゃくちゃ緊張した。何回も何回も練習するけど緊張する。まだまだAKB48が知られてないときに、田舎から出てきたばかりの私が……。超緊張しました」と振り返った。その後は経験を重ね、「間違えるかもとか、できないかも、失敗するかもって思うと、相当そっちに持ってかれるんです。失敗したことが頭に浮かんだら、それがそのまま出ちゃう」ということを学んだそう。「大丈夫! できる! 落ち着きましょうって、頭でずっと指示を送るの。これが今のところ一番効く。歌番組とかで1人で歌うときは、大丈夫でしょうって思いながら。今のところのベストはそれです」と、緊張への対処法を明かしていた。
2021年04月19日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に胸をときめかせた映画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「’80年代は『不良少女とよばれて』(’84年・TBS系)、『ポニーテールはふり向かない』(’85〜’86年・TBS系)など、出演した大映テレビ制作のドラマがすごくヒットしたから、5年ほど女優業にどっぷりつかっていました。当時の“大映ドラマ”の放映はたいてい半年間だったのですが、撮影期間は7カ月ほど。現在のようなデジタル機材ではなく、フィルムで1カットずつ撮影していくので、すごく時間がかかるんですね。撮影現場に泊まり込みたいって思うくらい、家に帰っても寝るだけの生活でした。それだけに撮影がすべて終了し、次回作が始まるまでのオフは貴重で、1人で新宿に出ては映画館をハシゴ。とくに好きだったのがハリウッド映画でした」’80年代にすでに女優として活動していた伊藤かずえさん(54)。東映児童研修所に入ったことが、キャリアのスタートだ。「あまり人としゃべらない子どもだったから、母親が心配したんですね。小学生時代はエキストラばかりで、オーディションに受かることもありませんでしたが……」映画『花街の母』(’79年)でデビューし、中学時代は『水戸黄門』(第12部・’81〜’82年・TBS系)にレギュラー出演。平日に、しかも京都での撮影だったため、学校を休むのは日常的だった。「新幹線での移動中は、ウォークマンでカルチャー・クラブとかの曲を聴きながら眠ったり、セリフを覚えたりする時間。まだ中学生だから、台本に読めない字もあったりして、辞書を引いたり、母親に聞いてみたりしていました」このころ、約2万人が参加したオーディションを勝ち抜いて、映画『燃える勇者』(’81年)で、真田広之の相手役となるヒロインの座を射止めた。「有名なタレントさんもいたから、3次審査くらいになると、心の中では“もう、どうせ(結果は)決まってるんだろうな、裏で”って思って(笑)。だから選ばれたときはびっくりしちゃって」その翌年には、アイドルデビュー。小泉今日子、中森明菜、早見優らと同期の“花の82年組”だ。「レコード会社からオファーがあったんですが、デビュー曲が暗い歌で、全然ヒットしませんでした」だが、’83年の『高校聖夫婦』(TBS系)以降、次々と出演することになる大映ドラマの反響はかなり大きかった。「当時、アイドルはデパートの屋上広場などで歌う“営業”が多くて、全国を回っていました。アイドルとしては無名でしたが、大映ドラマを見た人が会場に集まるようになって。池袋のサンシャイン広場で営業したときは、スタッフさんから『中森明菜さんが来たときと同じくらい、人が集まりました』って驚かれました」それほど大映ドラマは、’80年代カルチャーの代表格だ。「大きな特徴は、演出やセリフ、話の展開が突拍子もなく、劇画チックなところ。たとえば『不良少女とよばれて』では、ケンカをするシーンで『生き残ったほうが、くたばった奴の骨壺を蹴飛ばすまでさ』なんていうセリフも。“十代の女の子が言う!?”って思うけど、すっごいセンスですよね(笑)」伊藤さんといえば、『スクール☆ウォーズ』(’84〜’85年・TBS系)で「馬上から失礼します」と馬に乗って登場するシーンも伝説的だ。「実話に基づいた作品なのに、私の役だけが架空の人物なんで、脚本家さんが私で遊んでいました」撮影に追われた日々、唯一の息抜きとなり、ストレスを発散させてくれたのが、ハリウッド映画だったという。「『セント・エルモス・ファイアー』(’86年)みたいな青春群像劇も好き。『アウトサイダー』(’83年)のマット・ディロンもかっこよかったなあ。『リーサル・ウェポン(’87年)は難しいことを考えず、単純に楽しめました。映画館には1人でふらっと見に行くことが多くて、1日休みだと2〜3本、ハシゴしていましたね』「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月19日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に胸をときめかせた映画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「’80年代は『不良少女とよばれて』(’84年・TBS系)、『ポニーテールはふり向かない』(’85〜’86年・TBS系)など、出演した大映テレビ制作のドラマがすごくヒットしたから、5年ほど女優業にどっぷりつかっていました。当時の“大映ドラマ”の放映はたいてい半年間だったのですが、撮影期間は7カ月ほど。現在のようなデジタル機材ではなく、フィルムで1カットずつ撮影していくので、すごく時間がかかるんですね。撮影現場に泊まり込みたいって思うくらい、家に帰っても寝るだけの生活でした。それだけに撮影がすべて終了し、次回作が始まるまでのオフは貴重で、1人で新宿に出ては映画館をハシゴ。とくに好きだったのがハリウッド映画でした」そう話すのは女優の伊藤かずえさん(54)。映画『花街の母』(’79年)でデビューし、中学時代は『水戸黄門』(第12部・’81〜’82年・TBS系)にレギュラー出演。このころ、約2万人が参加したオーディションを勝ち抜いて、映画『燃える勇者』(’81年)で、真田広之の相手役となるヒロインの座を射止めた。その翌年には、アイドルデビュー。小泉今日子、中森明菜、早見優らと同期の“花の82年組”だ。「当時、アイドルはデパートの屋上広場などで歌う“営業”が多くて、全国を回っていました。アイドルとしては無名でしたが、大映ドラマを見た人が会場に集まるようになって。池袋のサンシャイン広場で営業したときは、スタッフさんから『中森明菜さんが来たときと同じくらい、人が集まりました』って驚かれました」それほど大映ドラマは、’80年代カルチャーの代表格だ。撮影に追われた日々、唯一の息抜きとなり、ストレスを発散させてくれたのが、ハリウッド映画だったという。「『セント・エルモス・ファイアー』(’86年)みたいな青春群像劇も好き。『アウトサイダー』(’83年)のマット・ディロンもかっこよかったなあ。『リーサル・ウェポン(’87年)は難しいことを考えず、単純に楽しめました。映画館には1人でふらっと見に行くことが多くて、1日休みだと2〜3本、ハシゴしていましたね』『フラッシュダンス』(’83年)、『トップガン』(’86年)などヒット作はほぼ制覇したなかで、もっとも印象に残っているのが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(’85年)だという。「なんといってもタイムトラベルする面白さ!パート3まであったけど、最初が最高の出来だったな。タイムトラベルして過去に介入することで、どんどん時空が歪んでいって、2つの未来が出現したり、主人公をいじめる悪役のビフが、成功してビルを建てちゃったり……、パート2以降は話がややこしくなるじゃないですか(笑)」そうした複雑さがあるが、張り巡らされた伏線はエンディングまでにきっちり回収されるから、観賞後はスッキリ感で満たされる。それを味わいたくて、映画館には2度も足を運んだ。「2回目は『ポニーテールはふり向かない』で共演した坂上忍くんと一緒に行ったんですよ。あんなにワクワクする映画ってなかったので、誰かと共有したくて、映画好きな忍くんを誘ったんです」ところが、あまりに好きすぎて、坂上の逆鱗に触れることにーー。「私が親切のつもりで『ここ、あとで重要だから覚えておいて』って、いちいち説明しちゃったんです。終わった瞬間に『お前とは二度と映画を見に行かない』って、すっごいキレられました(笑)。忍くんは、そのときのことをすっかり忘れていますけど」いまでも映画は大好きだが、コロナ禍で思うように外出できず、自宅でサブスクの動画配信サービスを利用しているという。「“1カ月1,000円以内で、こんなに見られるんだ”って驚きます。最近は海外ドラマにもハマって、明け方まで見てしまうこともありますが、やっぱり映画館の大きなスクリーンは恋しいですね」「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月19日名だたる刀剣が戦士の姿になり、歴史を守るため過去へと遡り戦う。PCブラウザ&スマホ向けゲームが原案の舞台『刀剣乱舞』(以下、刀ステ)の最新作「无伝夕紅(むでんゆうくれ)の士(さむらい)-大坂夏の陣-」は、戦国時代の終焉を告げる大坂夏の陣を背景にした、壮大な歴史劇。刀ステの初演立ち上げから本作に関わり、共演経験も多い三日月宗近(みかづき むねちか)役の鈴木拡樹さんと鶴丸国永(つるまる くになが)役の染谷俊之さんのおふたりにコミュニケーションについて聞きました。Q 自分はコミュニケーション上手だと思いますか?鈴木:僕、コミュニケーション下手なほうなんだよね。初対面の人とか構えちゃうんで。染谷:えっ、そうなんですか?刀ステみたいに経験者が多い現場に初めて参加するとなると、やっぱり稽古初日は緊張するじゃないですか。拡樹くんってそういう人の存在にいち早く気づいて、自分からイタズラしたりイジったりしてコミュニケーションをとろうとされてますよね。そういう姿を見るたびに、優しさだなぁって思ってました。鈴木:たまにつまらないボケをしてることがあるけど…(苦笑)。染谷:そこも含めて優しさです。鈴木:僕なりの近づき方なんだよね。ただ、こっちから先行してコミュニケーションをとろうと頑張るのはいいんだけど、結構失敗することが多くて…。染谷:どんな失敗するんです?鈴木:たとえば、共通点を必死に探ろうとして、空回る。染谷:一個も見つけられなかった時の絶望感たるや…(笑)。鈴木:そうそう。ようやく見つけた話題が、本当にどうでもいいことだったりするんだよね。「靴のブランド一緒だね」とか(笑)。向こうも必死に話を合わせようとしてくれたりするんだけど、どう考えてもこれ以上は広がらないわけじゃない?自分でもしゃべりながら、この話題でどうやって話を繋げていこうと思っていたんだろうってなるのよ。でも、もはや後戻りができなくなってて…。染谷:あ~、ありますね。鈴木:それで急に、自己紹介を兼ねた挨拶を付け加えてみたり。染谷:気遣いは伝わりますよね。Q 現場のコミュニケーションで大事にしていることはありますか?染谷:僕の場合、第一印象ってすごい大事だと思っているんで、そこはかなり意識するようにしていますね。第一印象が悪いと、そこからイメージを覆していくのが大変じゃないですか。ただ、へんに良く見せよう良く見せようと頑張ってしまうと、逆に失敗しちゃうんで、できるだけ悪く見えないように、と思ってる。鈴木:それ、ベストアンサーだね。僕が思うに、染ちゃんは現場での居方で、周りを引っ張ってくタイプだと思う。毎回、いろんなアイデアを持って稽古場に来ていて、相手が仕掛けてくるたびに違う球を返してくるじゃない?それを楽しみにしてる人は多いし、後輩たちもそんな染ちゃんに注目して見てるし。いると、すごくみんなの刺激になってくれる存在。染谷:嬉しいです。でもそれを言ったら拡樹くんこそ…です。稽古初日には、当たり前のように自分の役を準備されてきてますよね。尊敬するし、自分の座長公演の時は、拡樹くんならどうするかを想像して動いていたりします。あと僕が考えるのは、その現場での自分の立ち位置かな。座長なら座長なりの、後輩なら後輩なりの居方ってあるじゃないですか。鈴木:確かに。立場だけじゃなく、チームのバランス感みたいなものも結構見てるかもしれない。自分が座長だとしたら、共演者の中に僕の苦手分野を補ってくれる人がいるかどうかを考えたり。全部をその人に頼るわけにはいかないけれど、信頼して任せることで、チームがうまく回ることも多いから。Qリモートでのやり取りなどで心がけていることはありますか?染谷:去年からリモートでの打ち合わせとか取材とか、急激に増えましたけど、あの中での会話ってコツがいりますよね。タイムラグがあったりもするから、相手が話し終わってから1テンポ置いて話すようにしないと、声がかぶっちゃったり。僕は苦手なほうなんですけど、たまにすごくうまい人、いますよね。拡樹くん、うまそう!鈴木:うまいかはわからないけど、映像でコメント撮りとかする時も、編集点を作りやすいように、相手が話し終えてから、少し間を置いて話し始めるようにするじゃないですか。あれもスキルが必要だから、僕らは少し慣れているぶん、やりやすいのかもしれない。染谷:あとリモートならではのことで言うと、大人数で打ち合わせをしている時って話し始めるタイミングが難しいじゃないですか。そういう時は、発言したいと思ったらまず「はい!」って手を挙げてからしゃべり始めるとスムーズですよね。それはリモートならではのポイントだと思う。鈴木:そうなんだ…。僕も一応、リモートの経験はあるんだけど、なんなら、自分では繋ぎ方すらわからないからね。染谷:そうなんですね。鈴木:繋げないうえに音声が届かなくて、「ミュートを解除してください」って言われて、「えっと…ミュートって?」ってなってましたから。染谷:そういうところも拡樹くんぽくてかわいいです(笑)。鈴木:そうかなぁ。周りのみなさんには迷惑かけてますけど。Q “生の舞台”に立つ俳優として、生の魅力をどこに感じていますか?染谷:こういうご時世になってみて、あらためて舞台に立てるって当たり前のことじゃなかったんだなって思います。鈴木:生の舞台の魅力…。ものすごい単純な言葉で言うと、元気になれるんですよね。染谷:うん。わかります!鈴木:僕は舞台に立つ時に、生だからこそ伝わる躍動感とか息遣いまでを観てくださる方に届けたいっていう気持ちがあって、自分としてもそこがこだわりだったりするんだよね。最近は公演の生配信も増えているし、DVDで観てくださる方も増えていて、それはそれで便利だしありがたいことだとは思ってる。ただ、やっぱり生でしか伝わらないものもあって…。ほんといまは難しい時代だよね。染谷:僕、リモートで朗読劇をやらせていただいたんですけど、経験してみて、いかにお客さんのリアクションが大事だったかを実感したんですよ。あれ、スベったかも?とか思っても、リアクションがないとわからないから不安で。鈴木:演劇には、空気感を共有してる者同士だからこそ通じ合うものってありますからね。とくに笑いって、その場の空気で面白くなるってこと多いし。染谷:そうなんですよね。本当に公演って、お客さんと一緒に作り上げていくものなんだなって、身に染みて感じています。鈴木:映像だと、家でくつろぎながらとかスマホをいじりながらでも観られる。それをわざわざ時間を使って劇場に足を運んで観てくださる方がいるって、本当にありがたいなと思います。TBS開局70周年記念舞台『刀剣乱舞』无伝夕紅(むでんゆうくれ)の士(さむらい)-大坂夏の陣-上演中~6月27日(日)IHIステージアラウンド東京原案/「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)脚本・演出/末満健一出演/鈴木拡樹、高本学、三津谷亮、北村諒、和田雅成、近藤頌利、熊谷魁人、染谷俊之ほか一般1万6000円サイドシート1万6000円すずき・ひろき1985年6月4日生まれ、大阪府出身。舞台を中心に、近年はWOWOW『2.5次元男子推しTV』でMCを務めるほかドラマや映画などでも活躍。8月にはミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に出演。カーディガン¥46,200(キャバン 代官山)Tシャツ¥14,300パンツ¥30,800(共にカベル/HEMT PR)そめや・としゆき1987年12月17日生まれ、神奈川県出身。俳優として幅広く活躍するほか、アニメや映画吹き替えで声優としても活躍中。近作にドラマ『FAKE MOTION』など。出演映画『ナポレオンと私』は近日公開予定。カーディガン¥57,200(トゥモローランド トリコ/トゥモローランド TEL:0120・983・522)Tシャツ¥19,800パンツ¥39,600(共にキャバン 代官山)※『anan』2021年4月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・AKI(鈴木さん)中元美佳(染谷さん)取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年04月18日Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』東京公演の公開ゲネプロが17日に東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、Micro[Def Tech]、平間壮一、林翔太、東啓介、田村芽実、石田ニコル、阪本奨悟が取材に応じた。同作は『Hamilton』で全世界に新風を贈ったブロ-ドウェイの異端児、リン=マニュエル・ミランダが原案・作詞・作曲を手掛けた出世作。オフ・ブロードウェイからオン・ブロードウェイに上り詰めると、すぐに観客や批評家達を虜にし、2008年のトニー賞をはじめ数々の演劇賞を受賞した。ラップ、サルサ、ヒップホップと魅力的なラテンのリズムにのせて、マンハッタン北西部の移民が多く住む町・ワシントンハイツの人々を描いたミュージカルで、ジョン・M・チュウ監督による映画も2021年に公開を予定しており、今回初演以来7年ぶりとなる日本版の公演となる。ヘアサロンで働きながらハイツの外の世界に憧れている女性・ヴァネッサを演じた石田。道を歩けば男性達からナンパされ、主人公・ウスナビ(Micro、平間)からも想いを寄せられるヴァネッサはクラブでも様々な男性からダンスを申し込まれる。石田は真っ赤なミニスカートを美しく翻し、妖艶なダンスを披露。また、力強い声で切ないヴァネッサの心情を歌い上げた。今回が4回目の舞台出演となった石田は「本当に、このヴァネッサをさせていただくということはプレッシャーでしたし、シナリオもWキャストで学ぶことが多く、初挑戦のことがたくさんある」と心境を明かす。「毎回毎回違う新しい新鮮な感覚で『イン・ザ・ハイツ』の中で生きていけることが嬉しいので、改めてミュージカルも楽しいなと思うことが出来ました」と、魅力を語った。
2021年04月17日客席が360度回転するIHIステージアラウンド東京で、大坂の陣を題材に冬の陣と夏の陣の2作品を連続上演中の舞台『刀剣乱舞』(以下、刀ステ)。公演数も劇場のスケールもこれまでで最大の規模となる今公演。大好評のうちに閉幕した冬の陣に続き「无伝夕紅(むでんゆうくれ)の士(さむらい)-大坂夏の陣-」がスタート。中心を担うのは、三日月宗近(みかづき むねちか)役の鈴木拡樹さんと鶴丸国永(つるまる くになが)役の染谷俊之さん。今作にかける、おふたりの思いとは――。鈴木:最初に染ちゃんと共演した時は、お互い役の所属する学校が違ってたから、顔は見知ってるんだけど話す機会はそんなにない、みたいな感じだったんだよね。染谷:そうでした。でも、その時から拡樹くんは気さくに話しかけてくださったりと優しくて、いまも変わらずずっと素敵な先輩です。鈴木:ありがとう。僕がその時思ったのは、染ちゃんってすごく器用な人だなってこと。お芝居に関してもだけど、自転車競技の作品でハンドル以外を体で表現しなきゃいけないんだけど、初日の時点で呑み込んでたのがすごいなと。染谷:全然ですよ。周りは経験者ばかりのなかで僕ときたむー(北村諒さん)が初合流だったんだけど、きたむーが抜群に器用だから、じつはめちゃくちゃ焦ってました。鈴木:そうは見えなかったな。あと染ちゃんのモノを作る姿勢も尊敬してる。毎回、面白い発想を持ってくる姿勢が嬉しいし、一緒にやれてよかったなと思う。染谷:僕からしたら、拡樹くんは、いつ会っても変わらないのがすごいです。穏やかで優しくて、ずっと“仏”。僕も、拡樹くんの背中を見て学ばせてもらっているところは多いですよ。鈴木:(笑)。個人的には、三日月宗近と鶴丸国永としての絡みも結構好きだったりする。この二振りが揃うと、ほかの刀剣男士を置いてけぼりにするような独特の空気を作れるから。染谷:僕もふたりで絡むシーンは、楽しいです。鈴木:僕ら、刀ステには初演の立ち上げから携わってるじゃない?立ち上げに関われるのはどんな作品でも嬉しいけど、刀ステは最初から続編をやろうという意思のもとでやっていたのもあって、やり甲斐はあったよね。でもだからといって守りに入りすぎたりせず、お客さんの想像の先へ逸脱する瞬間があったりもして…。染谷:ただ最初は役の手がかりになる素材が少なかったから、そこはすごく苦労しました。鈴木:その一方で、歴史を遡っていく話だからそこは調べればいくらでも資料が出てくるっていう…。染谷:確かにそうですね。鈴木:三日月宗近に関しては、最初から謎多きキャラクターとして出てきているでしょ?そのおかげで戦う時とのギャップを出しやすい役ではあったかな。染谷:二振りともタイプは違えど、飄々としてますよね。鈴木:だけどいざ戦いとなると、どちらもキレまくっていて、刃物である鋭さをそこに垣間見ることができる。あと、思い悩む刀剣男士が多いなか、この二振りはどこか達観したところがあるから立ち位置としても面白くて。染谷:お客さんには、どっちかがいると安心って思ってもらえたら嬉しいですよね。僕はそれ、三日月宗近に対して思ってるんですけど、そういうキャラクターをちゃんと拡樹くんが存在感で体現してくれているのがすごいなと。鈴木:鶴丸国永はシリアスな展開の中に真逆のテンションを放り込んできたりするでしょ。そこは三日月宗近ではできないから、すごく興味深いキャラクターだなって。染谷:刀ステが面白いのは、他の2.5次元作品とは違って決まったストーリーがないことだと思うんです。毎回僕らも、この話がどう展開していくかわからないから、台本を読むのが楽しみで。鈴木:うん。あと、長くシリーズが続いているぶん、より深く作品の世界観やキャラクターを描いていけるのもいいよね。第1作から5年を経て、それがさらに膨らんでいってるし。ちなみに今回の夏の陣は、前作の冬の陣から始まってしまった歴史改変を刀剣男士たちがどうやって回収していくかが見どころになってくるんだと思うんだけど、なんか…あったかい話だよね。染谷:確かに。史実では実在しない真田十勇士が登場するし、驚く展開もあるけれど、観終わった後は爽快感に包まれると思います。鈴木:三日月宗近としては3年前の「悲伝 結いの目の不如帰(ほととぎす)」で、あるひとつの終着点を描いたこともあって、次に刀ステに出られるとしても随分先になるだろうと思ってたんだよね。でも思っていたより早く出られて嬉しくて。染谷:久々に戻ってきた刀ステはどうです?鈴木:自分が出てない公演も観客として観てはいて、気持ちのうえでは途切れたことがなかったので、そのままの熱で取り組めてるんじゃないかな。染谷:前作のバトンをしっかり受け継げたらと思っているし、お客さんには余計な心配をすることなく楽しんでいただきたいですね。鈴木:公演時期が梅雨時にもかかってくるし、観た方の心が晴れたらいいなと思います。TBS開局70周年記念舞台『刀剣乱舞』无伝夕紅(むでんゆうくれ)の士(さむらい)-大坂夏の陣-上演中~6月27日(日)IHIステージアラウンド東京原案/「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)脚本・演出/末満健一出演/鈴木拡樹、高本学、三津谷亮、北村諒、和田雅成、近藤頌利、熊谷魁人、染谷俊之ほか一般1万6000円サイドシート1万6000円すずき・ひろき1985年6月4日生まれ、大阪府出身。舞台を中心に、近年はWOWOW『2.5次元男子推しTV』でMCを務めるほかドラマや映画などでも活躍。8月にはミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に出演。コート¥60,500スウェット¥20,900(共にタクタク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)パンツ¥30,800(カベル/HEMT PR TEL:03・6721・0882)靴¥27,500(スペース クラフト/HEMT PR)そめや・としゆき1987年12月17日生まれ、神奈川県出身。俳優として幅広く活躍するほか、アニメや映画吹き替えで声優としても活躍中。近作にドラマ『FAKE MOTION』など。出演映画『ナポレオンと私』は近日公開予定。コート¥12,100シャツ¥6,600(共にアバハウス/HEMT PR)パンツ¥39,600(キャバン 代官山 TEL:03・5489・5101)ミュール¥22,000(スペース クラフト/HEMT PR)※『anan』2021年4月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・AKI(鈴木さん)中元美佳(染谷さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年04月17日2021年4月16日からスタートした、テレビドラマ『リコカツ』(TBS系)。交際0日で結婚した夫婦の役を、俳優の北川景子さんと、同じく俳優の永山瑛太さんが演じています。夫婦が結婚早々離婚に向けて動き出すという、異色のラブストーリーは、大きな反響を呼びました。北川景子さん主演の『リコカツ』に、夫のDAIGOが反応北川さんといえば、プライベートではミュージシャンのDAIGOさんと、おしどり夫婦として有名ですよね。放送終了後、DAIGOさんはTwitterを更新。妻が出演する『リコカツ』を見た感想をつづりました。リコカツめちゃくちゃ面白い!でもリアルでリコカツはしたくない!笑いろいろ勉強になるなあ。米津さんのPale Blueもめちゃくちゃ良い咲さんも紘一さんも最高!第二話も楽しみ! #リコカツ #リコカツ — DAIGO (@Daigo19780408) April 16, 2021 DAIGOさんは「めちゃくちゃ面白い」と絶賛しつつ、「でもリアルでリコカツはしたくない」と、笑いを交えて素直な気持ちを吐露。放送されたドラマの内容は、DAIGOさんにとって、いろいろと考えるきっかけになったようです。投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。・やっぱり、リアルタイムで見ていたんですね!さすがです。・DAIGOさんの、北川さんへの愛が伝わってきます。・1話目、面白かったです!いろいろと勉強になりました。・リコカツはしないでくださいね!ずっと仲よしな夫婦でいてほしいです。ちなみに、妻の北川さんは、ドラマの放送開始前に出演したバラエティ番組で、夫婦関係について「尊敬できるところはたくさんある。今のところリコカツはしていない」と話しています。「結婚生活はどう?」と聞かれた北川景子『ナイスな返答』で、笑いを誘う夫婦ともに『リコカツ』は考えていないとのこと。北川さんが出演するテレビドラマを楽しんで視聴していることからも、DAIGOさんが妻を大好きな気持ちが伝わってきますね。円満な夫婦関係には、お互いに対する尊敬や愛情が不可欠なのだと気付かされます。[文・構成/grape編集部]
2021年04月17日気がつけば季節は春満開!時短営業などの影響は美容院にも及んだこともあり、なかなか髪を切れなかった人も多かったはず。しかし今、その反動かのようにショートヘアにチャレンジするブームが芸能界にも到来中!?女優たちの最新ヘアスタイルと、この春挑戦したい“似合わせショート”をかなえる秘訣を要チェックーー♪【中村アン(33)】20日スタートの新ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)に出演する中村アン。「ボーイッシュなイメージの役柄と、自らの切りたいというタイミングが重なり、思い切って決断しました」とのこと。ハンサムヘアがお似合い。【浜辺美波(20)】ロッテ「グリーンガム」の新CMに登場した浜辺美波。ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)での外はねボブスタイルから気分新たにイメチェンです!爽やかショートがみずみずしい初摘みミントのイメージとピッタリ。【志田未来(27)】「髪を切る夢を見るくらい楽しみだった」という彼女、ショートカットは実に5年ぶり。約25cmを切り、これまででいちばん短い髪形に「頭が軽い!」と大満足。全貌はYouTube「Ken Net Channel」にて公開中なので必見です!■ヘアメークアップアーティストの川村友子さんが指南!40代からの“似合わせショート”の作り方自粛の反動にくわえて、年齢を重ねることで長年のロングヘアから、ショートヘアに挑戦されるという方は多いですね。せっかくショートにするなら、直線的なカッコいいボブや、重めバングス×サイド耳上カットなど、思い切るのがオススメ。首回りがすっきりすることで、グッと大人の色気が引き立ちますよ。“似合わせ”のキモは前髪と襟足のバランス。ショートからボブの間で、骨格に合ったちょうどいい長さを美容師さんに相談してみて。またショートヘアで大事なのはリップラインの位置なので、施術前に一瞬だけマスクを外して確認してもらうのも手です。(川村さん)「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月17日女性が抱えるモヤモヤを、書いて、しゃべって、痛快に言語化してくれるジェーン・スーさん。読者世代の先を歩く女性として、楽しいこともそうじゃない現実も、飾り立てず教えてくれた。胸がすくジェーン・スーさんのエッセイのなかでも、自身の家族について洗いざらい綴った『生きるとか死ぬとか父親とか』は、少々異質な存在といえる。そのドラマ化にあたって思うことや、父親との現在の関係、新たな扉を開いてしまった感のあるポッドキャスト番組『OVER THE SUN』と、落ちてしまった沼の話まで。滞った日常の風通しをよくしてくれる、スーさんの言葉をどうぞ。――スーさんのエッセイは、過去にも『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』がドラマになっています。『生きるとか死ぬとか父親とか』は、よりプライベートな内容といえますが、ドラマ化についてはどんなお気持ちですか?スー:エッセイ自体は父と私の月報みたいなエピソードの羅列で、ドラマになりそうな起承転結はないんです。なのでうちの家族をそのまま再現したというより、似た家の話としてもっと豊かにストーリーを作ってくださっています。ただまあ、ラジオのシーンなど創作の部分も現実に即していたりして、構造としては非常にややこしいフィクションではあるんですけど。エッセイとはまた違う魅力の作品になっていると思います。――キャスティングでは、スーさん化した吉田羊さんが話題です。スー:以前から、私の最上位変換が吉田羊さんだと言われることがあって、ゲラゲラ笑っていたんですけど、まさか向こうからこちらに寄せてくださるとは(笑)。現実とフィクションの境目がますますわかんなくなって、面白いことになぜか今、私のほうが偽者みたいに見えちゃってますからね。――お父さん役はいかがですか?スー:父は國村隼さんの持ってらっしゃる厳格さとか真面目さがまったくない人なので、どうなるのかなと思ったんですけど、適当な感じというか、抜けた感じが出ていて、やっぱり役者さんってすごいなと思いました。吉田さんと私も、隣に並ぶとまったく似てないんですよ。にもかかわらず、雰囲気として似ているように見えてくる。役者さんの力ですよね。――ドラマ版は、ラジオパーソナリティとしての一面がフィーチャーされているのが特徴的です。お悩み相談コーナーで取り上げられる悩みと、ドラマのなかで起こる出来事がリンクする面白さも。スー:トキコの番組のパートナーになるアナウンサーや、ディレクターも出てきますしね。お悩み相談のセリフについては、私だったらたぶんこういう言い方をするなどと意見をして、監修させてもらったのもありがたかったです。――親の人生や、親との関係をどう受け止めるかについても考えさせられます。この本を書くことによって、お父さんとの関係にその後、変化はありましたか?スー:私の場合、書くことが自己セラピーになっている部分が大きいので、自分の中で詰まっていたボトルネックがなくなり、父との関係はたぶん以前より良好になりました。今はさらに時期が進んで介護未満という段階になっていて、新しい連載を始めています。――「マイ・フェア・ダディ!」ですね。お父さんのことを再び書こうと思ったのはなぜでしょう。スー:『生きるとか~』が、親子という関係を情緒がどう捉えるかっていうところだとすれば、「マイ・フェア~」はもっとプラクティカルというか、老いていく親に対して現実に何をしなければいけないかを書きたいと思っています。いい意味でシステマティックにやっていかないと、感情的に引っ張られてしまうので。前の本よりは実用書に近いかもしれません。――読んでいて参考になります。ちなみに『生きるとか~』をお父さんは読まれたのでしょうか?スー:読んだと本人は言ってますけど、たぶん読んでないと思います。周りの人にも配ってるらしいんですけど、本当に読んでいたら配んないと思うんだけどな、普通。――たしかに(笑)。スーさんは書くという目的がありましたが、親がどんな人生を送って何を思っていたのか、興味があっても聞く機会のない人も多いと思います。スー:親子の話というか、父として娘にっていうスタンスだとつまんないんです。ただ、父になる前や夫になる前の話はすごく楽しかったので、そっちをメインに聞いていくと、父親っていうひとつのタグしか付いていなかった人間に、いろんなタグが付いてきて、面白くなるんじゃないかなと思います。ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』は、主人公の蒲原トキコが奔放な父・蒲原哲也に、エッセイ執筆のために家族の思い出を聞く物語。20年前に亡くなった母との出会い、全財産の喪失、ほかの女性の影など悲喜こもごもの記憶を通して、家族の愛憎を描く。テレビ東京系列「ドラマ24」枠で、毎週金曜24時12分~放送中。ジェーン・スー1973年生まれ。東京都出身。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』で第31回講談社エッセイ賞を受賞。新潮社のPR誌『波』で「マイ・フェア・ダディ!介護未満の父に娘ができること」を連載中。TBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』、ポッドキャスト番組『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』のMCを担当。※『anan』2021年4月21日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年04月16日「ダー子さん、休憩に入ります!」「ボクちゃんさん、来てください!」東京近郊にある海に面したリゾート施設に、スタッフの声が響き渡った。4月初旬にもかかわらず、強い日差しが降りそそぐ撮影現場。「ダー子」は、長澤まさみ(33)主演『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)で彼女が演じている詐欺師の名だ。長澤、そして「ボクちゃん」こと東出昌大(33)らが出演する『コンフィデンスマンJP』の映画第3弾『英雄編』の収録が始まっていたのだ。「敵に囲まれ、手錠をかけられた東出さんらがと立ちつくすなかで、その状況を打破しようと、長澤さんがその敵に銃を向けるシーンの撮影でした」(映画関係者)多くの外国人エキストラが参加するなか、激しいアクションシーンが展開されていた。「このシリーズは’18年4月期の連ドラから始まり、香港を舞台にした翌年公開の映画『ロマンス編』は興行収入約30億円。第2弾『プリンセス編』はマレーシアで撮影され、前作を超える興行収入約35億円の大ヒットとなりました。マルタ島が舞台の第3弾も現地ロケが大々的に敢行される予定だったのですが、コロナ禍で断念。国内撮影に変更せざるをえなかったのです」(前出・映画関係者)長澤も当初は海外ロケを楽しみにしていたようだったが……。「長澤さんは同じくコロナ禍で撮影延期となった今春の連ドラ『ドラゴン桜』(TBS系)続編にも出演します。撮影が掛け持ちになったこともあり、国内ロケが前提となりました」(前出・映画関係者)当初、この『英雄編』にもレギュラー出演していた三浦春馬さん(享年30)と竹内結子さん(享年40)が出演予定だったという。「2人は天才詐欺師として生き続けている設定のままで、長澤さんや東出さんらが2人を回想するシーンもあるようです。制約が多い厳しい現場ではありますが、天国のお2人が見ても楽しんでいただける作品になるよう、現場一丸となって、全力でいどんでいます」(別の映画関係者)今作では地中海の風景を描くため、撮影隊はその雰囲気に最も近い撮影場所を調べあげたという。「外国人エキストラも多数出演しますが、この状況下では限度が。そのため、日本人エキストラに金髪や茶髪のかつらを使用して撮影を試みるといった苦労もあったそうです」(前出・映画関係者)一見、怪しげに映る現場だが、撮影隊の知恵の結晶なのだろう。本誌が目撃したこの日の撮影も、本番が終わると長澤やスタッフに笑顔が戻り、撮影チームの温かさが感じられた。第3弾が“の功名”となることを願うばかりだ。「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月16日’64年のドラマ版『愛と死をみつめて』(TBS系)に始まり、数々の名作ドラマを残して、この世を去った脚本家の橋田壽賀子さん(享年95)。生涯“女性”を描き続けた姿を本誌秘蔵写真で振り返るーー。【’68年】朝ドラ初のカラー作品『あしたこそ』主演の藤田弓子と43歳の橋田さん。【’81年】大河ドラマ『おんな太閤記』放送を機に、橋田さんを本誌が密着取材。【’83年】国民的ドラマ『おしん』はアニメ版も制作。泉ピン子、小林綾子と。【’84年】『大家族』(TBS系)では3世代で同居する家族の嫁姑問題を描いた。【’85年】大河ドラマ『いのち』の制作発表会で主演の三田佳子と仲よく歩く姿。【’88年】大河ドラマ『春日局』の撮影現場で佐久間良子と語らう橋田さん。【’90年】この年から始まった『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)は’19年まで新作を放送。【’93年】『渡る世間は鬼ばかり』のメンバーで「橋田ファミリーの会」を開催。【’93年】第1回橋田賞の受賞パーティで“両手に少年隊”の橋田さん。【’10年】『渡る世間は鬼ばかり』の最終シリーズの制作発表会。【’18年】第26回橋田賞の授賞式にて。新人賞の有村架純、竹内涼真の姿も。「『なんで“うちの家”のことをそんなによく知っているんですか?』と、(視聴者から)よく言われるの」と、テレビ番組のインタビューで語っていた橋田さん。「それはひとえに、ご自身の日常や経験、思いをドラマに込められてきたからでしょう。毎朝、新聞の投稿欄をじっくり読み、庶民の暮らしを脚本に生かすことでも知られていました。有名な長ゼリフは、家事に勤しむ女性たちにも、ドラマを耳で理解してもらうため。『二流で結構!』との自負もおありだったと聞きます」そう、ドラマウオッチャーの田幸和歌子さんは語る。社会情勢をドラマに反映しながら、その時代時代を生きる女性のリアルな姿を描いてきた。「女性脚本家の先駆者である橋田さんが、草分けとなったことも多いんです。たとえば大河ドラマ『おんな太閤記』では、戦国ものを女性、庶民の視点で描き“戦国ホームドラマ”と呼ばれました。“嫁姑問題”や“夫がマザコン”という設定を取り入れたのも橋田さんが元祖。そこには“妻”としての経験が投影されています。『おしん』の嫁いびりは、おのおのの世代の正義と正義の衝突として、また『渡る世間は鬼ばかり』では、岡倉家の5人の女性を通して、家庭の崩壊や、さまざまな結婚のあり方が、描かれました。つねに、命の尊さと、女性の強さ、自立を描いてきた橋田さんは、まさに日本のドラマの母といえます」コロナ禍の今を生きる女性たちを、橋田さんなら、どのように描いたであろう。「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月16日「13日から始まった西川貴教さんと霜降り明星さんMCの新番組『オトラクション』の初回は19時からのゴールデン2時間特番でしたが、視聴率は3.7%と惨敗。局内ではため息が漏れています」(TBS関係者)この「オトラクション」(TBS系)は公式HPによれば、《サウンド、メロディ、リズムなど、「音」をテーマにしたアトラクションを使ってチームバトル!デジタルゲームの世界に入り込み、歌って!踊って!豪華ゲストが笑ったり焦ったりしながら、勝利を目指す音感バラエティ!》。昨年の8月と今年の2月に特番として放送されたのち、火曜19時台として今回、“満を持して”レギュラー進出したのだが……。「実は、今年の2月25日に、同じく19時から2時間スペシャルで放送された特番は、ゴールデン帯にもかかわらず、個人視聴率2.1%、世代視聴率は3.3%と大コケでした。ですから、今回の初回の視聴率に対して『やっぱりね』という声が多いんです」(前出・TBS関係者)一般的には、高視聴率を記録した特番がレギュラー番組となるものだが、今回のレギュラー化は事情が異なるようだ。「新番組を作るときには多額な制作費がかかります。特に『オトラクション』は制作費が美術だけで推定4,000万円弱。全体の制作費を合わせると巨額の制作費を費やしたことになります。現在はどのテレビ局も制作費削減が強いられているなか、すでにレギュラー番組化を見据えて進行していただけに、2回目の特番の視聴率が悪かったからと言って、そこで終わらすというわけにはいかなかったんです。スタッフからも悲鳴の声が上がっています。しかし、低視聴率がこのまま続けば早期打ち切りは逃れられないでしょう」(番組関係者)奇跡のV字回復で、勝利のファンファーレが鳴り響くことを願うばかりだ。
2021年04月16日3月下旬の雨上がりの平日、都内にある商業施設の前に向井理(39)の姿が。大通り沿いということもあり、向かいの施設からも女性たちの熱い視線が注がれていた。「4月から始まる川口春奈さん(26)主演の連ドラ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の撮影です。川口さんと横浜流星さん(24)が、ルームシェアを契機にひとつ屋根の下での共同生活を始める物語です。向井さんは、川口さんが勤めるインテリアメーカーの社長で、彼女からひそかに思いを寄せられるという役どころです」(ドラマ関係者)向井といえば2010年のNHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』でヒロインの夫役で出演して大ブレーク。「それから数年はおもに主演としてドラマや映画に登場しましたが、近年では助演としての活躍が光るようになっています。特に今年1月に放送されたドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)では本人役で登場。自分の出演作を『バズらせたい!』と意気込み、『半沢直樹』(TBS系)や『ドクターX』(テレビ朝日系)の名ぜりふを入れたはじけた演技で“二枚目キャラ崩壊”と話題になりました」(テレビ局関係者)彼が主演作にこだわらなくなった理由は2つあるという。「結婚が大きな転機だったようです。仕事と家庭生活を両立するため、時間の拘束が長くなる主演作は慎重に選ぶようになったとも聞いています」(制作関係者)向井は’14年12月に国仲涼子(41)と結婚。5歳の男児と’18年に第2子を授かった。「向井さんは学生時代にサッカー部で、息子さんに教えていたそうです。最近、息子さんがサッカー教室にも通うようになり、その送迎は向井さんの担当だそうです。料理も得意で、奥さんが忙しいときは率先して台所に。丁寧にだしをとった大根の煮物やブリの照り焼きが定番の献立だとか。栄養に偏りが出ないよう、野菜が苦手な子供たちのために、すりおろして味噌汁に入れるようにしていると聞きました」(夫妻の知人)2点目は向井が来年40代を迎えることだという。「もともと向井さんは“攻める”より“受ける”芝居が好きで、40代を見据え、記憶に残る脇役を演じることに興味があるそうです」(前出・制作関係者)向井はインタビューでもこう語っている。《実際、そこにその人が存在していることで話が成立するんだったら、それでいいと思うし。だから理想は笠智衆さんだって僕はずっと思っているんですよね。『寅さん』のように振り向いて『おう』って言うだけで映画が終わるっていう(笑)》(『cinemacafe.net』’19年6月19日付)“令和の笠智衆さん”を目指す向井の今後の出演作に期待♪「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月16日秋元康氏が企画&原作を手がけ、アイドルグループ・SixTONESのジェシーが主演を務める舞台『スタンディングオベーション』が、8月に東京・TBS赤坂ACTシアター、9月に京都・京都劇場で上演されることが15日、わかった。秋元康氏とSixTONESのジェシー『あなたの番です』(日本テレビ・2019)で一級のサスペンスドラマを、『共演NG』(テレビ東京・2020)で芸能界のタブーを逆手に取った傑作コメディを立ち上げた秋元氏。数多くの名曲を世に送り出してきたヒットメイカーとしてはもちろん、ストーリーテラーとしても高い評価を受けている秋元氏が、演劇において新たな話題作を世に放つ。秋元にしか発想し得ない、笑いから始まり最後は感動を覚える、“誰も体験したことのない”コメディが誕生する。主演は、SixTONES のジェシー。2020年にSixTONESのメンバーとしてデビューして以来、アーティスト活動に留まらず、CMやバラエティ番組など幅広く活躍するジェシーの、デビュー後初となる舞台出演であり、グループの枠を飛び出し単独初主演・初座長公演となる。秋元氏とは2012年に放送され、秋元氏が原作を手掛けた『私立バカレア高校』(日本テレビ)に出演して以来の共作。その初座長ジェシーがどのような役を演じるかについてはまだ明かされていないが、そこにも秋元らしい“仕掛け”があり、劇中の登場人物としてのみならず、演じるジェシー本人にとっても挑戦となる設定となっている。秋元氏とジェシーのコメントは以下の通り。■秋元康TBSのライブエンタテインメント局から、「新しい舞台を企画してもらえませんか?」と依頼された時に、まず、思い浮かんだのは、「スタンディングオベーション」という言葉でした。舞台の素晴らしいパフォーマンスに対して観客が立ち上がり惜しみない拍手を送る、言わば、舞台に携わった出演者、スタッフ、全ての関係者への偽りのない評価です。舞台を作る時、誰もがこのスタンディングオベーションが自然に沸き起こるような作品にしようと思うのです。そもそも、この「スタンディングオベーション」という習慣はいつから始まったのか? そのお話は、劇場でまたゆっくり説明させていただくとして、その企画を進めているうちに、素敵な知らせが入って来ました。なんと、主演に SixTONES のジェシーが決まったとのこと。イメージにぴったりです。だって、スタンディングオベーションを受けている出演者の真ん中にジェシーがいたら、絵になりますよね。是非、劇場にスタンディングオベーションをしに来てください。■ジェシー(SixTONES)出演が決まって嬉しいですし、びっくりしました。舞台はジャニーさんが作られた作品にしか出たことがなく、外部の作品は初めて。しかも座長公演。なので、どうなるか分からないですし、プレッシャーに弱いのでずっと緊張していますが、やれることを頑張るしかないです。秋元康さんとは、2012年のジュニア時代に秋元さん原作のドラマ(「私立バカレア高校」)に出演させていただき、そこからご縁が始まっていると思うとすごく感慨深いです。面白い作品もたくさん作られている中で、僕が座長として生ものの舞台で作品をご一緒出来ることがとても嬉しいです。コロナ禍で大変な状況ですが、自分自身も楽しみながら、お客様には作品に集中して笑っていただけたら嬉しい。ジェシーだけに盛り上げる自信(じぇしん)あります!(笑)
2021年04月16日新垣結衣(32)が22年に放送されるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演すると明らかになった。大河初出演となる新垣が演じるのは、主演・小栗旬(38)演じる北条義時の初恋の人・八重だ。NHKの公式サイトによると、新垣は「辛い宿命を抱えながらも心に宿した愛を生涯失うことがなかった、ある意味では秘めた強さを持った女性なのではないかと想像します。諸説ある中、断片的ではありますが八重の人生を知ったとき微かに胸が震えるような気がしました」とコメント。また大河ドラマと脚本家・三谷幸喜氏(59)の作品に初出演することについて、「全て楽しみながら真摯に向き合っていけたらと思います」と意欲を見せている。今年1月2日に放送された『逃げるは恥だが役に立つガンバレ人類!新春スペシャル!!』(TBS系)でも、6年ぶりの“みくり”を演じて話題を集めた新垣。いっぽう出演ドラマが決定するたびに大々的に取り上げられる新垣だが、出演作品はそう多くはない。「新垣さんは18年放送の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)に出演して以来、ドラマから遠ざかっていました。しかし昨年、ムロツヨシさん(45)主演の『親バカ青春白書』(日本テレビ系)に登場。新垣さんは助演として、亡くなった妻役を好演しました。主演級である新垣さんですが、“充電期間”の間に『役者としてはマイペースにやっていきたい』と考えるようになったそうです。出演作品が少ないのも、そういった意向が反映されているのでしょう。しかしその希少性が、逆に彼女への注目度を高めることになっています」(芸能関係者)“充電期間”を経て、再び役者として動き始めた新垣。『テレビブロス』19年4月号では、方向性についてこう語っていた。《これまでありがたいことに主役とかヒロインばかりをやらせていただいていたので、今後は脇で支えるような役にももっと挑戦してみたいかも》「脇で支えるような役にももっと挑戦してみたい」ーー。そんな選択によって、むしろ注目度が増した新垣。その起用は、大河ドラマの制作サイドにも恩恵をもたらすことになりそうだ。「三谷さんは新垣さんの役柄について、『スリリングなキャラクターになっています』とほのめかしていました。すでにSNSでは、『大河はあまり見たことないけどガッキー出るならみたい』といった期待の声も上がっています。ただでさえ小栗さん主演で注目度が高いなかで、そこに助演として新垣さんのような主演級が起用できれば“鬼に金棒”。ニュースとして扱われる機会も倍増するので、話題性の面でも相乗効果をもたらしてくれます。特に新垣さんのドラマ出演は“レア”とされています。そのため、視聴率アップや新たな視聴者獲得も見込めるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)“最強の助演”としてキャスティングされたガッキーが、作品を盛り立ててくれそうだ。
2021年04月15日「数あるオファーの中から次の出演作をじっくり選んできた二階堂さんですが、7月クールのTBSドラマで“初”の主演が決まりました。これまでも民放ドラマの主演はありましたが、すべてダブル主演作。今作は初の単独主演でひねくれ男子高校生と恋に落ちるバツイチ女性を演じます」(テレビ関係)こう語るのはテレビ局関係者。平均視聴率20%越えと好評だった朝ドラ『エール』(NHK)でヒロインを務めた二階堂ふみ(26)の待望の次回作が決定した。11月27日の『エール』終了後は、大晦日の『第71回NHK紅白歌合戦』で紅組司会を務め、高い司会力が各界から絶賛されたことも記憶に新しい二階堂。その後、しばらく表舞台からは遠ざかり、4月9日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で久しぶりのテレビ出演を果たした彼女だが、女優復帰作に選んだのは“人気漫画の実写ドラマ“だという。「『プロミス・シンデレラ』という漫画の実写ドラマで、二階堂さんは主演として内定しているそうです。『恋はつづくよどこまでも』や『この恋あたためますか』を放送したTBS火曜22時枠の連続ドラマで、意外にも二階堂さんが連ドラで単独主演する初めての作品になるといいます」(前出・テレビ局関係者)ウェブ漫画配信サイト『裏サンデー』で配信中の『プロミス・シンデレラ』。二階堂が演じるのは不倫した夫から離婚を切り出され、路上生活を強いられることになった専業主婦・早梅。そんな早梅のもとに現れた性格のねじ曲がったお金持ちな高校生・壱成の豪邸でひょうんなことから居候生活を始める異色のラブコメディーだ。窪田正孝(32)を支えた『エール』での好演も、主婦役の決め手となったようだ。「配信されるたびランキング上位に入り、SNS上でも“バツイチアラサー女子と男子高校生”のハッシュタグが盛り上がる若者に大人気の作品。元専業主婦の役ですが、朝ドラでの演技も高く評価されていたといいます。近年TBSは今回放送される火曜22時枠に若い視聴者を取り込もうと“旬”な俳優をキャスティングしています。壱成役には、人気急上昇中の二世俳優がキャスティングされており、そのほかにも女性人気抜群のイケメン俳優が名前を連ねているそうです」(前出・テレビ局関係者)二階堂にとっても“新境地”を開く作品となりそうだ――。
2021年04月14日「橋田さんの納骨式は4月9日に、愛媛県今治市内のお寺で執り行われました。このお寺には彼女のご両親も眠っています。遺骨は熱海の自宅からバスで現地に向かったのです。橋田文化財団のスタッフ、地元で交流のあった人たち、そして泉ピン子らが付き添いました……」そう語るのは、テレビプロデューサーの石井ふく子さん(94)。石井さんは4月4日に急性リンパ腫で逝去した橋田壽賀子さん(享年95)とは、公私にわたり親しく交流してきた“盟友”だ。橋田さんの逝去は多くの人々に衝撃を与えた。彼女を“ママ”と慕い続けた泉ピン子(73)は本誌にこう語っている。「ママはたった一人の恩師であり、泉ピン子を見いだしてくれた恩人です。いまは何だか夢の中にいるみたいです。気も張っていて、ママがいなくなったなんて思えない。しばらくは何げなく電話をかけようとして、ふといないことに気づく、そんな日々が続くと思います」石井ふく子さんも毎日1時間以上、橋田さんと電話をするのが日課になっていたという。「秋には『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)の新作も放送予定で、7月には稽古に入ることになっていました。病院にお見舞いに行ったときや電話で、橋田さんは新作の構想を話してくれました。コロナ禍のためにストレスがたまった家族たちの物語です。軋轢がありながらも、『結末はハッピーエンドになる構成にしましょう』と、橋田さんは言っていたのです。最後の電話でも『渡鬼(の脚本)は大丈夫だから』と……」■「不倫と殺しだけは書くな」生涯守った夫の教え70年以上に及ぶ脚本家生活の中で多くの名作を遺した橋田さん。石井さんは、そのなかでも“最高傑作”は、’79年に放送されたスペシャルドラマ『女たちの忠臣蔵「いのち燃ゆる時」』(TBS系)だと考えている。「TBSから『戦争ドラマを作ってほしい』という依頼があったのですが、私も橋田さんも戦争を体験しているので、『戦争をテーマにしたドラマを作るのは耐えられない』と、お断りし、その代わりのように2人で作ったのが『女たちの忠臣蔵』です。赤穂四十七士の討ち入りの陰には、女性たちの犠牲があったことを描いています。当時の資料も乏しいなか、橋田さんはそれぞれ境遇や家庭環境が異なる女性たちの視点からなるドラマを書き上げたのです」戦国時代が舞台となったNHK大河ドラマ『おんな太閤記』でさえ、合戦シーンを脚本に書こうとしなかったという橋田さん。ホームドラマ一筋を通した理由については、インタビューでこう語っている。《亡くなった夫(元TBSプロデューサーの岩崎嘉一氏)にも、「不倫と殺しだけは書くな」と言われていたんです。それで仕事ができなくなったら脚本家を辞めろとまで。現代のドラマは、不倫と人殺しを封じられたら、なかなか書けませんよね。でも、夫の遺言だからしょうがないんです(笑)》(『家の光』’15年5月号)橋田さんは「松竹」社員時代の習慣で、いつもできあがった脚本に赤いリボンを巻いて愛用のデスクの上に置いていた。毎回締切りに遅れたことがなかったが、石井さんによれば、たった一度だけ弱音をもらしたという。それは夫となった岩崎嘉一さんへの“恋煩い”だったのだ。「『私、シナリオが書けなくなった。まだ一行も書いていない』と、言うのです。理由を尋ねると、『好きな人ができて、その人のことが頭にチラチラして、書くことに身が入らない』と……。相手を尋ねると、私の(TBSでの)同僚の岩崎さんでした。仲を取り持ってあげたいと考え、岩崎さんに『橋田壽賀子というシナリオライターのこと知ってる?』と、聞くと、『そういえば、そんな名前聞いたことあるなぁ』と言うので、橋田さんの気持ちと電話番号を伝えたのです。後日、交際がスタートしたと聞いたときは、うれしかったですね」(石井さん)橋田さんは両親を早く亡くし、兄弟姉妹もおらず、家族というものに憧れていたという。だが、新婚生活はけっして甘いものではなかったようだ。橋田さんは当時の思い出を本誌に冗談交じりにこう語っていた。《結婚してお姑さんや小姑たち――“家族”ができたときに、つくづく「家族というのは気を使わなければいけないし大変だ」と思いました。こうした思いはすべてドラマになって、しっかり儲けさせていただきました(笑)》(本誌’15年7月7・14日合併号)慣れない人間関係に悩みながらも、家族に尽くそうと努めていた橋田さん。その在りし日の姿について、泉ピン子は次のように語った。「私がママからよく言われたのは『一に家庭、二に仕事』。かいがいしく家事をこなす姿が印象的でした。まだご主人がご存命のとき、自宅に伺うと、『ピン子にうまいものを食わしてやれ』『布団をしいてやれ』……、何を言われても返事は『はい』だけ。それでもいつもママは家庭のことをいちばんに考えていましたね」■死別後は、夫の写真とおしゃべりしていた超売れっ子作家でありながらも“仕事より家族”というモットーを貫いたのは、夫への深い感謝があったからだという。《天涯孤独で家族を知らなかった私がホームドラマ作家といわれる作品を書けるようになったのも、嘉一と結婚したおかげであった。また、嘉一は優秀なテレビ人間で、嘉一のテレビに対する感覚を、私はいつの間にか門前の小僧のように、覚えていった》(自伝『夫婦は一生懸命』光文社)夫が肺がんのために逝去したのは’89年。だがそれから30年余り、嘉一さんは遺された橋田さんの心の支えであり続けたのだ。《私は、よく壁にかけてある嘉一の写真とおしゃべりする。嘉一が気に入らないとわかっているようなことをしてしまった日は、笑顔のはずの嘉一が、ムッとしていたり……(中略)今夜もまたおしゃべりをしよう。嘉一は、ほんとうに、まだ生きているのである。私が生きている限り、私のそばで生き続けてくれるだろう》(『夫婦は一生懸命』)“こういう話を書いたら彼が褒めてくれるかな”、そんな自問は創作意欲の原動力だった。「橋田さんは東京の病院に入院していたときも、ずっと『熱海の家に帰りたい』と、言っていました。きっと岩崎さんとの思い出がたくさん残る場所に早く戻りたかったのでしょう」(石井さん)体調が一時安定し、橋田さんが亡き夫が待つわが家へようやく帰宅できたのは、逝去の前日。脚本家として、そして妻として全力を尽くしきった生涯だった。「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月14日