CBTテスト会場の運営を行う有限会社ファーストステップ(所在地:東京都練馬区、代表取締役:吉本 雄一郎)は、TOEIC(R)受講生を対象とした動画講座『TOEIC(R) LR完全攻略コース』を2023年10月30日より販売開始いたします。講座詳細: PC、スマホ、タブレットでどこでも学習■『TOEIC(R) LR完全攻略コース』についてビジネス英語の基礎力向上とTOEICスコアアップを実現する最新形式に完全対応した新しいTOEIC対策eラーニングコースが登場しました。このコースは、単なるTOEICのスコアアップだけでなく、ビジネス英語スキルの向上を目指す方に最適です。3か月の動画講座講習のなかで、1か月目・3か月目の2回IPテストを受験することができます。e-ラーニングでスコアアップ動画教材でオンライン受講可総合的な英語能力の取得■講座概要タイトル : TOEIC(R) LR完全攻略コース販売開始日時: 10月30日(月) 10:00~受講費 : 35,420円(税込)お申込み : ■講師プロフィール動画解説講師:野村 知也上智大学理工学部卒業。日本IBMでの勤務を経て英語講師に転身。「エッセンス イングリッシュ スクール」等で講師を務めたのち独立。現在、TOEIC指導塾X-GATE(クロスゲート)代表。TOEIC990点、英検1級。学習者一人ひとりに合ったきめ細やかな指導とサポートが受講生から好評。著書に『頻度順1問1答 TOEIC(R) L&R テスト リーディング』(アスク出版)、『TOEIC(R) L&R TEST 長文読解問題集TARGET900』(Jリサーチ出版)など。■会社概要商号 : 有限会社ファーストステップ代表者 : 代表取締役 吉本 雄一郎所在地 : 〒178-0064 東京都練馬区南大泉4-52-19設立 : 2001年9月14日事業内容: CBT試験配信事業資本金 : 300万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月30日オンラインでTOEICを教えるサービス「TOEIC塾 on ZOOM」は、生徒の募集を2022年4月に開始いたしました。TOEIC塾 on ZOOM HP 【提供の背景】現在、オンライン英会話市場では格安で外国人が指導していることが多く、TOEICを英語で説明されても分からない、また、日本人のコーチング型のスクールでは月数十万円の月謝になってしまうという声が多数ございます。今回、当社では、日本人がリーズナブルな価格でTOEICを教えるオンラインサービスを開始いたしました。【「TOEIC塾 on ZOOM」のサービス概要】<特長>従来のオンライン英会話では外国人講師が指導していましたが、英語での説明となるので初心者には難しい面がありました。一方TOEIC塾では日本人の高得点講師がリーズナブルな価格でレッスンを提供する事を実現しました。<価格(税込)>週1回(25分) :月9,900円週5回(1回25分):月29,800円<詳細・申込> ■会社概要商号 : TOEIC塾 on ZOOM代表者 : 代表取締役 道端 伸二所在地 : 〒854-0066 長崎県諫早市久山町1142-1 ニューライフ寺地203設立 : 2022年4月事業内容: スクールURL : 【本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先】TOEIC塾 on ZOOMTel:0120-610-129 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月20日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけ!BBA塾(ばばあじゅく)」第86話。今回は、22年ぶりに再挑戦したこと。年を感じつつも、再挑戦の結果は思わぬものだったようです。★前回:「あの人と比べて私は…」落ち込んだとき心がラクになった言葉 #ときめけ!BBA塾 85——————————————————————————————————————私の仕事に英語力はまったく必要ないのですが、1年半ほど前から少しずつ英語の勉強を続けています。どのくらい上達したのか自分自身をテストしてみたいと思い、最近TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)を受験しました。「テスト」と名の付くものを受けること自体22年ぶり……。緊張するわ、パニクるわ、翌日になっても疲れているわで、散々なありさま。今回はうまくいくだろうと期待していただけに、へこみました。しかし結果はというと、まさかの得点アップ! 40歳を過ぎても何かを上達させることはできるんだなあとうれしく思いました。正直、テスト対策の勉強は、私には苦痛でした。テストで高得点を取ることを目標にすると、言語学習自体が嫌いになりそうなので、また本を読んだり、映画を見たり、おしゃべりしたり、文章を書いたり、好きなことをコツコツ楽しもうと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★ウーマンカレンダー連載マンガ著者/和田 フミ江(45歳)イラストレーター・漫画家・二児の母。女偏差値43。極度の運動不足・シミ・シワ・白髪・腰痛・片頭痛などなど問題山積みで、ネタに困る気がしない。「ステキなおばあちゃん」を目標に、これから頑張ります!
2021年08月05日大人気女性アーティストグループNiziUの生みの親、敏腕プロデューサーのJ.Y.Parkさんの「本番に強くなれる」指導法。彼が教える自己管理・練習哲学を応用すれば、オーディション以外の試験や面接にも強くなれるのでは? そこで今回は、彼の言葉にインスパイアされ、TOEIC試験で実行してみました。結果は、初テストで920点と高得点をマーク。参考書の選び方、時間配分、当日の心構えなどを、具体的に解説します。『TOEICプロジェクト』、ハジメマショウ!文・土居彩敏腕プロデューサー J.Y.Parkさんのおかげで、試験も怖くない!試験やテストがめっぽう苦手なわたし。だって赤点とったら、やっぱり凹むじゃないですか。どんな点数もこの連載のPV数ですら、できるだけ把握したくない。そんなテスト嫌いの私ですが、コロナ渦で釘付けになった、次世代ガールズグループ発掘プロジェクト『虹プロジェクト(虹プロ)』では、“試験=怖い”、“テスト=非日常”というその常識が揺らいだのです。メンタルが完全にやられそうな、高いミッションを設定されても、プレッシャーに負けず成長していくオーディション生たち。もちろん彼女たちの頑張りがあってのことですが、そこで忘れてならない立役者がオーディション選抜者兼プロデューサーのJ.Y.Parkさんです。彼女たちの心が折れないように、かつ限界値を超えられるようにと導いた彼は、数々の名言も生みました。そこに共通するメッセージは、努力は才能をしのぐということ。まさに童話の『アリとキリギリス』であり、『ウサギとカメ』です。どんな試験でも難しいオーディションでも、真実・誠実・謙虚を軸にコツコツと取り組めば、本番を楽しんで、最高の力を発揮できるというのです。そこで必要なのが、”私にはできる!”という自己効力感。自分を信じることができれば、自信と余裕が生まれる。目が輝き、プレッシャーを感じながらも本番を楽しみ、最高のパフォーマンスができる。そんな”できる!”という、自己信頼を生み出すのに必要なのは、練習量と自己管理しかないとJ.Y.Parkさんはいいます。魔法はないけど、やる気さえあれば、必ず達成できるのだと。だとしたら、このJ.Y.Parkさんの哲学を日常生活に当てはめ、試験で応用できないか? ということで、TOEICを受験してみました。ちょっとスピリチュアルな「TOEICプロジェクト」、ハジメマショウ!一発で920点突破 「TOEICプロジェクト」。1.まず相手(TOEIC)をよく知る。テレビ番組でマツコ・デラックスさんに、「(オーディションを受けた少女たちに)どうしてあんなに的確にアドバイスできるの?」と聞かれたJ.Y.Parkさん。彼は、ほめるのも、叱るのも、相手についてしっかり知っていることが一番大切だと答えます。知りもせず行う評価には、効果が全くないのだとか。ということで、まずTOEICについて愛と関心を持ちましょう。TOEICには2タイプあります。それは、リスニングと文法・読解のTOEIC L&Rと、スピーキングとライティングのTOEIC S&W。どちらか一つを選ぶなら、就活・転職の目安として役立つのは、TOEIC L&Rです。理由はシンプルに、こちらのほうがメジャーだからです。ターゲットを絞ったら、相手を知るためにまず攻略本選びを。限られた予算と時間で買うべきは、参考書よりも問題集です。本番では緊張せず、“楽しむ”ことが大事なので、試験を日常化するためにステージの場数を踏むのが有効だからです。TOEICで高スコアを上げることに焦点を絞るなら、なるべく実際のテストに近い問題集を選びましょう。そこで、外せないのは、TOEICテストを行っている、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が出している公式TOEIC問題集(模擬テスト2つ付き)。模擬テストが3つついている、アルクの『TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問』もオススメです。実際にテストを受けてみて、個人的にはアルクのほうが難解度が近いように感じました(公式問題集のほうがアルクより易しい)。この感じ方は人によって違うのかもしれません。単語帳の購入は特に必要なく、問題集を解くうちに、何度も出てくるTOEIC単語がわかってくるので、それを覚えればOK。3冊もあれば、最低模擬テストが7つこなせて、パターンがつかめるので安心です。2.練習(問題集を解くこと)を日常化する。いつも最高のパフォーマンスをするためには、日々の積み重ねを着実にするべきというのがJ.Y.Parkさん。自分ができないことは人にも強要しないという彼は、毎朝2時間筋トレ、ストレッチ、30分の音程調整のためのスケールトレーニングを欠かしません。さらにはオーディション生たちと少しでも心を通わせたいと、毎朝日本語も勉強。そこまでやる必要はありませんが、試験まで1日30分、毎日TOEICの問題集に向かいましょう。リスニング、文法、読解と新鮮に取り組めるように、最長一週間ごとに変えることをお勧めします。そして月に一度は、模擬テストをフルでやって(合計115分)、試験(TOEIC)を日常化します。大切なのは、本番で緊張してテンパらないように、TOEICを解くという非日常を日常化させること。細胞レベルまでそれを浸透させるために必要な準備期間は3か月。人間の細胞の大部分は約3か月で変わると考えられているからです。虹プロの各ミッションよりも、日数的には余裕がありますね。NiziUのマヤさんも、ダンスで軸がブレないよう、必要な筋力をつけるために、練習以外にもプランクを欠かしませんでした。彼女たちに習い、毎日30分筋トレする気分で、TOEICに向かいましょう。3か月の期限付きなら集中して頑張れるはず。もう一つ大事だと思うのは、実際にテストを受けてみてわかったことですが、公式問題集のリスニングが本テストよりも遅めだと肝に命じておくこと。1.5倍速ぐらいのイメージだったので、不安だったら、倍速で聴いて準備しておいたほうが試験当日に焦らないと思います。3.本番では力を抜いて、本領発揮。舞台に立てることに、感謝。デビュー曲「Step and a step」のレコーディング中に、NiziUメンバーのマユカさんやニナさんに「体の力を抜いて」「力みが抜けると声量が力強くなる」とアドバイスしていたJ.Y.Parkさん。テストの本番も、力を抜くことで、本領が発揮されます。私の場合、偶然にも前日に写真付きIDを無くし、「努力も試験代もパァだなぁ」といったん受験を諦めたのですが、近所のコンビニで奇跡的に見つかり、ことなきをえたというエピソードがありました。そこで、当日は「受験できただけでラッキー!」と肩の力が抜けていました。リスニングが思うより速くて焦りましたが、リラックスできていたので、うまく聞き取れなかった問題も引きずらず、「次!」とすぐ気持ちを切り替えて、次の問題に集中できたのです。とはいえ私のように、免許証を無くすという失態をしでかす必要はありません。脳が一番活性化する時間は、起床後3、4時間とも言われるので(1)、逆算して起床時間、試験時間(午前・午後という二択で午前を選択)を設定するのが、余分な力を抜いて問題に取り組むための小技です。また、試験直前まで参考書や問題集を開いている人がいますが、あれはオススメしません。新聞やテレビ、ネットに至るまで、当日は試験の前にはなるべく情報を入れないで。PCもファイルがいっぱいだと、作業が重くなりますよね。あれと同じ。会場についたら、むしろ目をつぶって深呼吸しているほうがベターです。脳のデータ負荷(認知負荷)をなるべく減らし、脳を疲れさせないことで、試験中に最大のパフォーマンスが発揮できます。最後に、J.Y.Parkさんが強調する3原則 真実・誠実・謙虚の謙虚です。コロナ渦で、試験が受けられること、それだけでありがたいですよね。免許証を見つけてくれたコンビニのお兄さんにも、フェイスシールドしながら働いてくれるTOEICの受付や面接官として働いてくださった方にも、今日試験を受けられたすべてのことに対する感謝の気持ちを持ちます。万が一望むスコアが出なくても、それは「ここをもっと良くできるよ!」という、ありがたい情報として捉えましょう。TOEIC以外にも応用できるメソッド。結果は、920点。J.Y.Parkさんからインスパイアされ実行した、この「TOEIC プロジェクト」。結果のほどは、初テストで920点(リスニング475点、文法読解445点)でした。これで文法・読解がまだ弱いという自分の伸び代が把握できたので、次の学習配分に活かすことができますね。「900点マークは、海外に住んだ経験があるからでは?」と思われるかもしれません。それは、断じてNO。私が知る単語は、心理学と仏教というかなりニッチな世界のもので、ビジネス英語はまっーたく知りませんでした。TOEIC受験にはTOEIC受験ならではのお手前があると感じ、イチから学習させていただきました。学習中は、虹プロを観ながらコツコツやって、毎日のリズムができたのもよかったです。「TOEICプロジェクト」は、他の試験や面接にも応用できると感じますので、よかったらぜひ楽しみながら取り入れてみてクダサイネ!土居彩編集者。マガジンハウスに14年間勤務し、anan編集部に所属。退職後に渡米しカリフォルニア大学バークレー校心理学部ダチャー・ケトナー博士の研究室で幸福心理学を学ぶ。帰国した現在は『東京マキワリ日記』運営。冷え性のコーヒー好き、グルテンアレルギー気味の焼き菓子ラバーです。1. 参考記事「起床直後は脳の覚醒度がピーク 優先すべき仕事の内容は?」(AERA dot.)©TPG/Gettyimages©SinArtCreative/Gettyimages©Dougal Waters/Gettyimages
2020年12月09日英語力の指標のひとつである「TOEICテスト」。第210回公開テスト(2016年5月29日実施)から、出題形式が一部変更となりました。テキストメッセージやチャットなどのコミュニケーション形式を取り入れ、より実際的な内容に変更され他のです。たしかに、FacebookなどのSNSでも海外のニュースや動画・テキストコメントがシェアされ、身近に感じることが増えましたね。でも、なぜか勉強をしているのに「英語ができるようになった!」と実感がわかない……。TOEICの点数は取れているけれど、会話ができない……。そんなこと、ありませんか?それは、学習方法に問題があるからかもしれません。そこで正しい英語の学習方法を、英会話スクールを運営する「株式会社ベストティーチャー」にうかがいました。■TOEICテストは“聞く・読む”をチェックしている英語力をつけるには、“聞く・読む・話す・書く”の4つの学習が必要となります。しかし、「“聞く・読む”だけしか勉強をされない方が多く、もったいないことをしていますよ」とベストティーチャー事務局はいいます。実はTOEICには、TOEICテスト・TOEIC S&W・TOEIC Bridgeテストの3種類があります。よく聞かれる「TOEICは何点ですか?」という質問は、“聞く・読む”を測定しているTOEICテストをさすことがほとんど。また、受験英語も“聞く・読む”を重視しているため、結果としてバランスが偏った学習になってしまうというのです。さらに、“読む・聞く・書く・話す”それぞれのスキルを個別にやろうと思う方が多いそう。それも、勉強方法として間違いとのことでした。■英語学習は“読む・聞く・書く・話す”をバランスよくでは、正しい英語の学習方法とはどうすればよいのでしょうか?それは“読む・聞く・書く・話す”を関連づけながら勉強すること。たとえば、話す練習をすることで聞く能力が上がります。「そうすれば、すべてのスキルが掛け算で伸びていきますよ」とのこと。多くの単語をやみくもにおぼえるのではなく、おぼえた単語を使って文を書く、話す、聞くと広げていくことが大切です。とくに、がんばりたいのが“話す”学習。日本人同士はあうんの呼吸、空気を読むコミュニケーションに頼りがちですが、こと英語に限ってはよい方法ではありません。発音が悪くても、文法を間違えても、とにかく発話することで英語が話せるようになっていくそうです。“読む・書く”はなんとかできる、という人は多いでしょう。“聞く・話す”の学習もプラスすれば、総合的な英語力がつきやすいということですね。ベストティーチャー事務局では、英語の4つのスキルのうち“話す”と“書く”をチェックするTOEIC S&W(TOEIC Speaking&Writing)の受験もオススメしています。■英語学習の目的は“私がやりたいこと”にしてみよう!正しい英語学習のポイントはわかりましたが、次はどうやって続けるのかが知りたいですね。ベストティーチャー事務局では、英語学習のコツに「必要性」を挙げています。必要性がなければ、どれだけストイックな方でも勉強を継続するのは難しいということ。そこで、「外資系に転職するため」「来月海外に行く予定がある」など、明確な理由をつくることが大切。自分が、なぜ英語学習をしないといけないのかをはっきりさせることだといいます。つまり、「海外旅行先でガイドブックにない楽しみ方をしたい!だから英語を勉強しよう!」という気持ちもOK。海外の通販サイトでお買い物したい、海外からの観光客に道を教えたいなど、身近なところから興味を持てると英語学習は続けやすそうですね。“読む・聞く・書く・話す”のスキルをバランスよく勉強して、本当の英語力をアップさせましょう。(文/マチコマキ) 【取材協力】※株式会社ベストティーチャー・・・マニュアル通りではなく、自分が話したい内容を英語で話せるようになるがコンセプトのオンライン英会話スクールを運営。 【参考】※株式会社ベストティーチャー※TOEIC※小学校外国語活動サイト-文部科学省
2016年06月02日TOEICの勉強を始めてはや一年。仕事が忙しいことを言い訳に、ずるずる勉強時間が減ってしまっている筆者が、思わずジャケ買いして一気読みした一冊があります。今回はその本、『40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法』(春名久史著、泰文堂)をご紹介します。■たった5週間でTOEIC930点とって通訳になった男性著者の春名さんは、40歳を超えるまでずっと定職につけず、貯金通帳の残高は8,164円。家賃2万5,000円のアパートに住むニートのような生活を送っていたそうです。本書はそんな春名さんが一念発起して、たった5週間でTOEIC930点をとって通訳に転身したサクセスストーリー。TOEICは990点が満点です。930点は同時通訳を目指せるレベル。もちろん就職でも大変有利に働く点数です。それまで書類選考すら通してもらえなかったいろんな会社が、履歴書にTOEIC930点と書くと、がらりと態度を変え、おもしろいように門戸を開いてくれたというエピソードにリアリティがありました。■当たり前のようで誰もがやってこなかったTOEIC勉強法さて、そんな春名さんがやったTOEIC勉強法は、たったひとつ。ひたすら公式問題集をやりこむ、という方法です。 単語集、文法の本も、はたまた英語の辞書も必要なし。取り組むのは公式問題集だけという徹底ぶり。「本当にそれだけで930点もとれるの?」と思うでしょうが、春名さんいわく、900点オーバーは、この方法だけでなんとかなるとのこと。ただ、ユニークなのはここからです。春名さんの勉強法、実は公式問題集を解くのではなく、「解説を読む」というところにポイントがあるのです。英語がわからないのに、問題が解けるわけがない。それよりは徹底して解説を読み込むことに時間をかけるのだという考え方。詳しいやり方は書籍を参考にしてほしいのですが、春名さんは、この方法で公式問題集5冊を10回ずつ繰り返し読んだそうです。■リスニングも聴く前に読むことでほぼ満点の点数をゲット!さらに驚くことには、リスニングですら、「解説を読んで話の内容を理解してから聴く」というアクロバティックな方法をとっていること。春名さんは結局、試験本番まで一度もヒアリングの問題を解かないまま当日を迎えたそうですが、それでもリスニングではほぼ満点に近い点数が取れたそうです。意味がわからない英語をいくら聴いても、短期間で聴き取れるようにはならないというのが、春名さんの主張です。本書には具体的に10回ずつ解説を読み込む方法や、リスニングと読み込みをどのような順番で進めるのか、また、5週間のスケジュール管理法も書かれています。いままで、なにをやってもうまく行かなかった方も、この本を参考にTOEIC高得点を目指してみませんか? 筆者も早速、公式問題集を買いました!(文/佐藤友美)【参考】※春名久史(2015)『40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法』泰文堂
2015年11月27日国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は4月7日、2014年度のTOEICテスト受験者数について発表した。TOEICテストは、1979年に開始した英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト。2014年度の受験者数は前年度を上回り、240万人を記録した。TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト(以下TOEIC S&Wテスト)は、国際的な職場環境において効果的に英語でコミュニケーションをとるために必要な「話す・書く」能力を測定するテスト。年々受験者数が増加しており、2014年度は特に前年度比63%増と過去最高の伸びとなった。受験者数は2万4,000人となっている。TOEIC Bridgeは、基礎的なコミュニケーション英語能力を評価する世界共通のテストとして、2001年より開始した。日本における2014年度の受験者数は20万5,000人。これらTOEICプログラム3テストの受験者数は合わせて約262.9万人となり、過去最高であった2013年度の実績(258.5万人)を更新した。
2015年04月08日国際ビジネスコミュニケーション協会は2月24日、第198回TOEIC公開テスト(2015年3月実施)の受験申込者が20万人を超え、単回の受験申込者が過去最多となったことを発表した。同協会によると、TOEIC公開テストのこれまでの過去最多受験申込者は、第178回(2013年3月実施)の約18万4千人だった。2015年3月実施予定の第198回ではその申込者を約2万人上回り、約20万,5000人になるという。第198回申込時のアンケート集計結果によると、職業別では、「会社員・会社役員」に続き「大学生・短大生」が7万879人で全体の34.5%、年齢別データにおいては、大学生や短大生が含まれている「20~24歳」が8万2,922人で全体の40.4%を占めた。受験理由においても、「英語力を確認したいから」に次いで、「就職活動・転職活動に必要だから」が4万8,484人で全体の23.6%を占めている。TOEIC公開テストは年10回開催しているが、そのうち3月は、例年単回あたりの受験申込者が最も多い実施回であるという。今年は就職活動の開始が3カ月後ろ倒しになったことや、英語学習熱の高まりなどが影響し、さらなる受験申込者増加につながったと考えられる。
2015年02月25日英語によるコミュニケーション能力を評価する世界共通の認定試験TOEICを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、25歳から39歳のビジネスパーソンを対象に行った「TOEIC テスト受験に関する意識・実態調査」の結果をこのほど公表した。調査は、2014年12月5~11日の間、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に住む25~39歳の公務員を含む会社員の男女400人を対象に実施。その結果、現在勤めている会社で英語を使用していると答えた人は16.5%。また、これらの人々が英語を使用してできる業務として挙げられたのは「文書・書類の作成」が65.1%で最も多く、次いで「社内でのやりとり(48.8%)、「海外に拠点のある会社とのメール」(43.9%)の順に多かった。一方、「社会人になってからも英語学習を継続しておけば良かったと思うことがある」と回答した人は、「そう思う」「ややそう思う」を合わせて全体の56.3%。しかし、この回答に反して「社会人になってからも英語学習を続けている」と答えた人は全体の19.5%にとどまった。また、回答者のうち30.8%が「TOEICテストを受けたことがある」と回答。このうち61.0%が「社会人になってから英語力が衰えた」と感じるとも回答している。国際ビジネスコミュニケーション協会では、今回の調査結果を就職以降の TOEICの受験経験別に総括。英語力の衰えを感じる割合は、継続して受験していない人では83.7%だが、継続して受験している人では48.8%に留まり、TOEICを継続的に受験している人は英語力に比較的衰えを感じていないという傾向が明らかになった。調査報告書の最後に、人間性脳科学研究所所長、武蔵野学院大学・大学院教授、北海道大学医学研究科元教授などを務める澤口俊之氏は「脳科学的に見て、英語学習の際に重要なことは、日本語を使う脳領域とは別に、英語を使う脳領域を作ることです。 大人になってから英語を学んだ人は、日本語と英語を使う際に、同じ脳領域を使っていることが多く、これが“日本語訛りの英語”の原因となっています。日本語と英語の脳領域を分けて使用することができるようになると、“日本語訛りの英語”ではなく、英語と日本語の使い分けができるようになります。英語学習を継続する中で、TOEICテストを受験して自分の実力を知ることも良いことです。 受験する人の多くがテストを受けるときに、点数の見込みを立てていると思いますが、これが脳科学的に非常に重要です。テストを受けて自分の実力を知り、予想した通りに点数が上がった場合、自分の頑張りを評価することになり、次のステップへと上がることができます」と脳科学から見た英語学習と継続の秘訣を語っている。
2015年01月29日円谷プロダクションは、同社の特撮ヒーロー「ウルトラマン」が、TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト(TOEIC SWテスト)のプロモーションに登場することを発表した。○東京メトロの駅でもポスターを掲示TOEIC SWテストは、英語でコミュニケーションし、発信していくための能力(話す力・書く力)を測定するために開発されたテスト。年々受験者数は増加し、2013年度は1万4,700人が受験した。国際ビジネスコミュニケーション協会が日本で実施・運営している。今回、同テストのプロモーションに、特撮ヒーロー「ウルトラマン」を起用した。第一弾として10月16日に特設Webサイトをオープン。10月20日からはTokyo Metro Vision(東京メトロ車両内液晶モニタ)及びYouTubeインストリーム広告での放映も開始した。東京メトロ六本木、大手町、赤坂見附、新橋、新宿の各駅には、ポスターを掲示する。動画は15秒と30秒の2種。ビジネスシーンで英語を活用したい学習者のイメージモデルとして、日本を代表するヒーロー「ウルトラマン」が登場する。動画ではスーツを着こなし、世界の都市で活躍するビジネスパーソン"ウルトラマン"を見ることができる。(C)円谷プロ
2014年10月21日2012年11月18日の日曜日、第175回 TOEIC試験を受験してきた。どうして、TOEICを受けようかと思ったのは、このコラムのネタでもある。連載第6回で申し込んでいた。しかし、試験をいざ受けるとなると真剣にならざるをえない!試験当日は、もう、とてつもなく過酷な2時間だった!何が一番過酷かといえば、休憩なしの2時間の無音状態での試験だ。これは、いくら普段の勉強でも、音楽を聴きながら、リラックスした状況で、コーヒー片手にネットを見ながら、優雅にやっていてはダメなんだと痛感した。試験のテストは、2時間、インターネットなし!音楽なし!トイレなし!休憩なし!の状況だ。当然、その静寂な中での集中トレーニングを積んでおくことの重要さが、今回受験をしてみて、一番よくわかった。考えてみると、会議で2時間なんて普通にあるが、黙々と一言も喋らず、試験をこなすという2時間は体験していない。ボクの場合は2時間黙っているということは苦行に等しい。2時間の試験は、2時間、泳いだり、2時間走り続けるのと同じで、普段から2時間を黙々と試験をこなす耐性を自分の体の中に創っておかなければならないと痛感した。ヒアリングや試験よりも、まずはこの2時間のテストに耐えられるかどうかだった。●受験票にしっかりと目を通そう!TOEICの試験を申し込むと、試験前の2週間ほど前に受験票が送られてくる。ようやくあと試験まで2週間しかないと身がその瞬間だけは引き締まるが、あれよあれよという間に試験前夜となってしまう。マークシート方式だから当然だが、鉛筆と消しゴムしか使用できない。社会人になってからは、鉛筆や消しゴムはほとんど使う必要がない。どこかにあるだろうと思ったが、結局、当日にコンビニで購入することになった…。また、写真と身分証明書(免許や保険)も必須だ。これは、なりすましで受けて高得点を取ってくれるバイトがいたからだ(笑)ボクの受けた教室でも約100名ほどいたが、2名ほど、本人確認で手こずっている人がいた。●試験会場には早めに到着しよう!試験開始は13時より。説明が12:30から開始。受付は11:30より12:30まで。試験会場をiPhoneアプリを頼りに行ったけど、最後の最後でうまく検索できない。11:45分頃到着。試験番号によって貸しホールの階が違う。あわてて試験番号を見直す。飛行機などの場合は、搭乗時間ギリギリの方が待たずに乗れるので、好きだが、TOEICの場合は、早めに行って余裕を持っておくことが大事だと思った。しかし、朝から何も食べずに15時まではきびしいので、試験会場で、シャーペンと一緒に購入してきたパンを食べていたら、怒られてしまった。食事は外で済ましておこう!年に9回行う試験だから、当然会場は貸しホールみたいな場所だから、その会場によってレギュレーションは違ってくる。満腹にしていくと、満腹中枢を刺激し眠たくなる。かといって空腹すぎるのもストレスが貯まる。ボクは、常にお腹の調子があまり良くないタイプなので、受付は早めにいって、自分の座席にとりあえずの荷物を確保し、貴重品を持って、全ての用を足しておくことをオススメしたい。会場に早く到着してから、最後の最後まで勉強するのもありだ。会場の雰囲気に慣れておくのは余裕につながるはずだ。受付は12:00くらいが一番のピークとなった。年齢層は、受験時期にもよると思うが、大学生から社会人30歳くらいまで、男女同数くらいな感じだ。日曜日なのでスーツを来ていないと、最近の社会人と大学生はまったく見分けがつかない。おそらく、ボクが最年長なのは確定(笑)●TOEIC試験の説明12:30になった…時間ピッタリに始まる!TOEICの試験でユニークだと思ったのが、解説はほとんど音声テープ(ディスク?)での解説。全国どこでも同じ条件にするからだろう。当然、ヒアリングテストがあるので、会場のスピーカーの音質なども重要だ。会場は静寂で、音声は非常にクリアだ。そういった意味ではTOEICの会場は、どの場所からもクリアに聞こえるという条件で選んでいるんだろう。会場側にとってもTOEICテストに採用されているホールだとすると付加価値が増しそうだ。TOEICもそのホールをTOEIC使用会場として、認定することをすれば双方にいい関係性が生まれるのではないだろうか?ボクが受けた場所などは、日曜日にはよく右翼の街宣車がまわっているので、その巡回がないように願った。それはそれで、TOEIC側がどんな対応をするのかが見たい気もしたがその日は静寂すぎるほど静寂だった。試験説明で、一番、気になったのが、携帯電話の音声やバイブレーションの注意だ。すべて一度、机の上に置きスイッチ類がオフになっていることを確認する。しかも、音声やバイブを鳴らせた受験者は、すぐにその場で退場となるそうだ。ひえ~!これは、思わず、電子機器類がいつも鳴っているボクとしては恐怖だった。パソコンの電源も落とし、タブレット端末も落とし、もちろんiPhoneの電源も落とし、他のストップウォッチやキッチンタイマーなど、時計もアラームが制止していることを再度確認。……それでも、まだ何か鳴りそうだ。受験生なら当たり前のことだが、会議でも携帯のバイブくらいならば、ちょうどまとめる時間あたりで、そろそろ結論をという意味で鳴らすようにしているのが日常だから、バイブやアラートが絶対に鳴らない設定するのが意外にストレスフルだった。それを考えても、早めの到着は実に正解だ。二番目に気になったのが、答案用紙も回収するという…。それは、持ち帰って出題問題集作られる権利関係もあるからだろう。しかし、その注意の中に、問題用紙にメモ書きなども一切禁止ということだ。ヒアリングの時に消去法で問題に可能性のない解答に×を入れることもできないという…。これは、やばい!何気なく、普段のようになんでもメモるクセがあるのはこういう時に活かされない。●名前もすべてマークシートで記入するとは!センター試験世代には当たり前なのかもしれないが、解答用紙の表面はすべてマークシートで記載することばかりだ。これは説明書を読んで初めて思った。念のためにコンビニで買ったシャーペンの芯は予備に一針しかない。しかも、シャーペンのお尻についているオマケの消しゴムは消しにくい…。消しゴムはちゃんと買っておくべきだった!すべて記載したつもりだったが、名前までTOSHIAKI KANDA を26文字の中から一文字づつ鉛筆で塗りつぶしていかなくてはならない…。どうして人間がこんな理不尽なことを何十年もやっているんだろうと思う。twitterアカウントやfacebookアカウントでもOKにしてほしいものだ。受験番号までも、マークシートで塗りつぶす作業をする。表面をマークシートで塗りつぶすだけで、かなりの神経をすりつぶしてしまった。●いよいよ、TOEIC試験問題が配布される!12:46説明会が終わった。前のホワイトボードに試験終了時刻「15:01」と書かれた。つまり、13:01から始まり15:01までぶっ通しの120分一本勝負の始まりだ。マークシートで塗りつぶした表面から裏面に変え、すべての参考書類、時計とシャーペン1本のみを残して、受験票の半券を回収され、答案用紙が配布される。ふくろ綴じのエロ本のようだ。しかも、日本語はどこにもない様子だ。スピーカーから今から試験開始ですとアナウンスされた。一斉に、エロ本のふくろ綴じを開ける音がした(笑)TOEICTESTのはPart 1~Part 7まである。リスニングはPart 1~Part4までで45分、リーディングは、Part 5~Part 7までで75分だ。その間に休憩がない120分だったとは…。※リスニングセクション Part 1は、写真描写問題10問 Part 2は、応答問題30問 Part 3は、会話問題30問 Part 4は、説明文問題30問 ※リーディングセクション Part 5は、短文穴埋め問題40問 Part 6は、長文穴埋め問題12問 Part 7は、読解問題48問 解説書ではよく掲載されていたが、問題のアナウンスは一回限りということ、問題にメモすら取れないということ。これは実際に試験を受けてみてはじめてわかった。もっとウェブで調べておくべきだった!●Part 1写真描写問題10問最初は白黒の写真がでているPART 1の絵解き問題。PART 1の10問は、楽しい、これなら楽勝!と思えた。想定外は音声の問題は一度きりしか読まれないことだった。ポッドキャストなどの問題では、丁寧に2度読んでくれて、日本語などのレッスンもあるのだが、TOEICのテストは国際テストなので、最初の問題からすべて英語なのだ。あっという間の10問。これは、回答文を見るとある程度想像がついた。よし、この調子でいくぞ!と思ったが…●Part 2 応答問題30問いよいよ、応答問題だ。ヒアリングしながら、質問文を横目で見ながら、応答文を選ぶ。ヒアリングには自信があったつもりだが、アメリカ英語とはアクセントが少し違うかも…しかもかなりスピードもある。質問文が気になる、解答文も目に入ってくるので気になり、ヒアリングに集中できない。最初は、なんとなく追跡できるが、いやこっちかなと迷いだすとヤバい!シャーペンのお尻の消しゴムで消し始めると、なかなか消えない……。さらに、次の問題のヒアリングが聞こえてくる。やばい。次の質問に追いつかなくなる……。消しゴムは必須だ!当たり前だが……。気分を取り直して、ヒアリングの時は目をつぶって、集中!集中!集中!と唱える。それで目を開けて質問のところを指でなぞりながら、直感でマークして追いつく。マークシートと問題番号がズレていないのかも要チェックだ。あっという間に30問終了。こりゃあ、テンションが終わりまで続くかどうか不安になる。●Part3 会話問題30問Part2よりも、会話なシーンのヒアリングなのでイメージしやすい。知らない単語もでてくるが…いや、知っていても発音される単語と一致していない可能性が高い。もう一度聞ければなぁと思うが、一度だけだ。こんなに人の会話に聞き耳を立てるのは生まれてはじめてだ。それだけでもTOEICが英語力の指標となっているのがわかる。このヒアリング問題を受験テクニックで丸暗記することはできないだろう。4つの選択肢があり、その中から選ぶ。もう、この時点で集中力が途絶えてきている。●Part 4説明文問題30問リスニングセクションの45分はまさに地獄の集中力だ。最後のパートだと思えば、ちょっと安堵の気持ちが……。いやいや、気は全く抜けない。このペースでは、ほとんど考えている暇はない。リスニングセクションで感じた事は、すべてテストは天の声に集中することだ。視点は解答用紙なのか、会場のスピーカーなのか、マークシートなのか、色々と想像する。会場を見渡せないが、目の前にいる人たちは黙々と机に視点を落としている。スピーカーを見つめているのはボクだけのようだ。人の話を聞く時に、その方向へ見ていない練習も今後は必要だ。●Part 5 短文穴埋め問題40問さぁ!いよいよリーディングセクションの開始だ。まったく休憩が入らないのがここまで大変だったとは。ここからはヒアリングと違って自分のタイミングで進行できるので、少し安心したい気分だ。しかし、リーディングだけでも、100問ある。最初にざっと試験の物量を確かめてみる。後半のPart 7はeメールのお返事やら招待状やらの、イラストつきでどうやら楽しそうだ。まずは、Part 5の穴埋め問題。ここは文法力が多いにチェックされる。参考にしたのは、小石裕子さんの「新TOEICテスト中学英文法で600点!」と、福田一さんの「中学3年間の英語を10時間で復習する本」もっとしっかり読み込んでおけばなぁ…と後悔先にたたず、文章を読み直し、消去法で考えていくがあまりにも単調でありながらも、頭が回らないので、最後に攻略するとして、次のPart 6へ。リーディングは75分間を自分で好きなように使い方をデザインできるし!●Part 6 長文穴埋め問題12問このPartは、先程のPart 5の一発問題と違って、全体の文脈から判断することができるPartだ。しかし、読解するのには時間がかかる。長文とわからない単語との間に、色々と穴が埋まっている。なんとなくの直感で判断しながら問題を勧めていった。Part 5の文法よりも、全体で何が語られているのかが理解できることが重要だ。●Part 7は、読解問題48問いよいよ、最後のPart 7の読解問題。海外とのやり取りでは、一番よくやり取りをする事例だ。ウェブのマーケティングの話から、レセプションのパーティーのお誘いの文章案についてのやり取りに至るまで。ただ、問題はここでは、辞書もないし、Google翻訳で翻訳させることもできない(笑)一問真剣に説いていたら10分近くもかかってしまった。これはまずい。ここのPartは、さらに集中力が必要だ。そう考えると、ここのPartは捨て、一問あたりの消費時間の少ないPart 5に戻り、Part 6 、そしてPart 7は、もう2列分ほど全部「B」を選択した。4択ということは、25%の確率で当たるということだ。とにかく時間がなくてもマークシートは埋めた。あっという間に時間は終了。「ペンをおいてください!」と試験官のはじめての指示がここで出た。●TOEICは受験してからが勝負だと思った!TOEICの高得点者は必ず、複数回TOEICテストを受けている理由が分かった。自分の得点よりも、まずはこの時間とこのテストの仕組みを知ることのほうが重要だ。まずは、この雰囲気に慣れることが必要だ。運転免許の試験と一緒で、教習所(TOEIC専門の学校)に通っていない人は、まずは、最初は試験会場の仕組みを理解するべきだ。ボクにとっては、まず、ネットもコーヒーも音楽もないところでテスト勉強することが重要だし、基本の文法力がまったくダメな事がものすごく理解できた。もちろん、単語力もだ。特にPart 7は日常業務でもあるので、時間内に処理できる能力をもっと上げる必要があると自己分析し、スコアが出る前に痛感することができた。さっそく、来年のTOEICテストも受けようと思う。年4回受ければ、英語のモチベーションも下がらないはずだ。むしろ、この2時間、無言で戦い続けるという、学生時代の勉強意欲を経験できたことの法が重要だ。すべての邪念をふるいはり、自分のスコアに望む。なんだか、アスリートの気分になれた。早速だが、来年の2013年1月13日(日)の第177回の試験(東京)を受けることを決定!料金は、5,565円(うち消費税等265円)リピーターは、4,950円。クリスマスの忘年会を、ひとつ参加しない料金負担だけで、自分の中のファイターな部分が目を醒ましたことを実感できる。受験勉強だけでなく、英語に対するモチベーションが確実にアップした2時間だった。しかし、こんなに、頭を使ったのは本当に何年ぶりだろう……。TOEIC公開テストは年9回、全国80都市で開催されている。人にTOEICのスコアを言う前には最低でも2回受験しておく必要があると感じた。ということでまた来週!文/Paul toshiaki kanda 神田敏晶神田敏晶 KandaNewsNettwork,Inc.代表取締役 ビデオジャーナリスト / ソーシャルメディアコンサルタント神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピューター雑誌の編集とDTP普及に携わる。その後、 マルチメディアコンテンツの企画制作・販売を経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。1999年に米国シリコンバレーに進出、SNSをテーマにしたBAR YouTubeをテーマにした飲食事業を手がけ、2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬を経験。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日■TOEICの経済効果は約1028億円2012年の11月18日(日)に行われるTOEIC試験を実際に申し込んでみた。自分の英語力をKPI化(見える化)するひとつの方法として、TOEICテストを受けてみるのはこのコラムもあることだし、いい機会だと思った。また、皆さんにもチャレンジを共有することができる。もちろん、英語のコラムを連載しながら、ひどい得点を皆さんにさらしたくないというモチベーションも働く。一方ではかなり自虐的な結果が待っているのかもしれない(笑)。むしろ、そうでもしないと英語学習のモチベーションはあがりにくいものだ。ボクにとって、このTOEICテストのスコアは、人生の行方を変えるものではない。しかし、これからの新卒採用では、TOEICのスコアが人生の行方を左右する時代になりそうな気配がしている。そもそも、TOEICとは、国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)のこと。1979年、日本経済団体連合会と通商産業省の要請に応えて公的テスト開発機関、米国ETS(Educational Testing Service)社が開発した。タイム社の極東総支配入であった北岡靖男と通産官房長の渡辺弥栄司が、文法重視ではなく実際に英語を使うためのテストとして制作を依頼したのがきっかけ。1986年、通産省の認可を受けた財団法人 国際ビジネス・コミュニケーション協会(IIBC)が運営している。コンセプトは「ビジネスの現場で必要とされるコミュニケーション英語能力を測定する、世界共通のテスト」 日本で227万人(2011年)韓国で200万人(2008年)で世界200カ国の9割を占め、受験総数は500万人(2008年)に至る。TOEICの及ぼす経済効果を、ざっとフェルミ推定で計算してみると、市場規模は約1,028億円になる。内訳は、日本だけの試験料金5,565円×227万人の単純計算で126億3,255万円。世界全体500万人では約278億2,500万円の試験料金の市場規模だ。そして、受験者全員が約5,000円の教材を購入し(+250億円)、10人に1人が英語学校などへ10万円分通ったとする(+500億円)で算出してみた。さらに、TOEICの基礎編となる「TOEIC Bridge」などが幼小中高のK12(幼稚園から高卒までの13年間)市場へ向けて普及するとさらにこの市場は拡大するだろう。■2011年大卒新入社員のTOEICスコア平均は494点2011年大卒新入社員のTOEIC平均スコアは494点だった。また、実施企業は954社、受験者数は38,473名だった。意外だったのがこのリスニング(Listening)とリーディング(Reading)のグラフの差だ。日本人はリスニングが苦手だけど、読み書きは得意との先入観を持っていたが、このグラフを見る限りでは、リスニングは得意、リーディングが不得手と見ることもできそうだ。これは、TOEICテストの特徴なのかもしれない。受験する人が、まったく初回だと、日本語が全く使用されない問題に対して不慣れな状況だったのだろう。むしろ、「英語」ではなく「English」の理解度を測るためのテストであり、世界約120カ国で使用されているため、当然日本語はない。当然ながら英訳、和訳なんて問題もない。だからこそ、日本の英語学習の効果がスコアに反映されにくいテストだ。むしろTOEICのReadingでは、中学時代の英文法をしっかり理解しているかどうかで得点の差がでる。4択問題などではそんな問題が多い。■TOEIC、英検、TOEFLその違いは?TOEICは資格試験でも採用試験でもない。しかし、その人の英語力を客観的に判断するための指標としては、わかりやすい。ポイントによるスコア制度なので、合否がなく、10点から990点までに必ず分布されるからだ。英検(文部科学省系)などの指標だと合格寸前でも合格しないことにはその級を名乗れない。英検では3級以上には面接試験があるが、TOEICには面接試験がない等、試験の仕組みが違うので、TOEICのスコアと英検を単純に比較することは難しい。しかし、英検取得者のTOEICスコアという分析では、下記などが目安になりそうだ。あくまでも目安だが。TOEIC 930英検1級 TOEIC 700英検準1級 TOEIC 570 英検2級 TOEIC 450 英検準2級 TOEIC 340英検3級 TOEIC 260英検4級 NCC総合英語学院調べTOEICのほかにTOEFL(トーフル)も有名だ。TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、1964年、英語を母国語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、TOEICと同じ、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されたテスト。主に、大学の入学前のテストとして世界標準である。ただ、大学で学ぶ外国人のためのものであり、語彙も学術に関するものが含まれるため、ビジネスを照準としたTOEICとはテストの質が異なる。留学を考えるのであればTOEFLは必須だ。■新卒採用にTOEICスコアを求める企業社内公用語を英語とした楽天の新卒でスコアは650点以上、ユニクロのファーストリテーリングの新卒700点以上となっている。続いて、ソフトバンク、武田薬品工業の新卒は730点以上、楽天の上級管理者は750点以上、NTTコミュニケーションズの新卒は850点以上、外資系のサムソンは900点以上と明確に新卒社員にTOEICスコアを数値化している企業がある。この動きは日本の企業で今後、一段と広まっていくとボクは考えている。それは日本の企業が国際化、グローバル化しないと生き残れないことがわかっているからだ。ゴールドマン・サックスのレポート「more than an Acronym (2007年3月)」によると、2050年(今から+38年後)までに世界の経済規模は現在の約3.2倍に膨らむそうだ。しかし、その時の日本は、なんと、GDP世界比率は12%から3%へと1/4にもシュリンクするそうだ。【参照】連載第3回 10年後のNipponをイメージしてビジネス英語とつきあおう!また、それだけでなく、何万人も応募してくる企業では足切りとしてのTOEIC策もあるだろう。さらに昇進試験などでは、英語とはかかわりのない企業でさえ、新卒と同じ条件を提示すればリストラ対応のリストアップにもつながる。企業に入る障壁が上がり、入ってからもますます障壁が上がる状況だ。さらに、英語の場合は使わないとすぐにサビが現れるからなおさら大変だ!当然、企業が変われば、次は大学が変わる。大学時代から日本の企業を目指すならばTOEICという選択枝に照準を合わせた英語学習が必要となるだろう。いや、むしろ大学への受験勉強が成功したら、英文法主体ではない、TOEIC対策用の授業や講義、ネイティブとの会話の機会などが重要だ。そんな意識改革からようやく、日本人の英語に対する意識が変化してくることだろう。■東大秋入学は、教育改革へとつながるのか?東京大学が9月期秋の入学を検討していることが話題になった。5年の準備期間をかけてだったが、2012年9月26日の東大総長の第二次所信である「総合的な教育改革の加速に向けて」では、「1日も早く」という言葉が新たに織り込まれた。これは大学側が国際的な入学と卒業の基準に合わせるためのものである。9月入学となれば、教授陣の移動時期にも対応できるので、海外から優秀な教授をスカウトできる可能性が高まる。もちろん、ネイティブな外国人教師も増えることだろう。また、海外からの優秀な学生を受け入れることもできる。世界215カ国の大学の約6割が9月入学を採用し、欧米の8割にいたる。すでに、12大学からなる「教育改革推進懇話会」が、東大をはじめ北海道、東北、筑波、東京工業、一橋、名古屋、京都、大阪、九州の国立大10校と、早稲田、慶応の私立大2校で構成(東大と慶応大が幹事役)。■世界の大学、入学時期(1月)シンガポール (1月下旬~2月上旬)オーストラリア、ニュージーランド (2月)ブラジル (3月)アフガニスタン、韓国、アルゼンチン (4月)日本、インドネシア、ペルー (5月)タイ (6月)フィリピン (8月)ハワイ (9月)アメリカ、イギリス、アイルランド、サウジアラビア、カナダ、 カザフスタン、中国、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、 オランダ、エジプト、香港、台湾、トルコ、メキシコ、キューバ、ロシア (10月)ナイジェリア、カンボジアこれを見る限りでも、G8の国で9月始まりでないのは日本だけなのである。これは、入学や卒業だけでなく社会に出るタイミングが主要国からズレているという見方もできる。本来、日本も9月が新学期だった時期があったのだ。1872年(明治5年)から1920年(大正9年)の48年間だ。4月入学になった原因は、国の予算会計年度と一致させたためであり、陸軍の徴兵が9月から4月へと早くなったことにも起因する。さらに、その大元である日本の会計年度は、農業国家であった日本の稲刈りの繁忙時期をはずしたことなどの影響を受けていた(笑)。すでに稲刈りも徴兵もないのだから、いつ9月に戻しても問題はないはずだ。むしろ、問題は、100年近くも4月始まりで育ってきたこの日本の文化だ。もはや、誰も日本人の9月始まりを経験していない。桜が咲くころに3学期が始まるのはピンとこないかもしれないが、これはもう慣れしかない。小学校、中学校、高等学校、大学、企業、役人、国家試験すべてが4月入学体制で動いてきた。一気に国家主導で行うのか、個別に行うのか?東大をはじめ、一流大学が変われば、受け皿となる官僚の国家試験や企業も変わるだろう。4月入社組と9月入社組とに大別するかもしれない。これは、採用活動の一極集中をさける意味でも効果的だ。就職浪人という言葉も緩和されるかもしれない。9月入社があると、海外からの外国人雇用や帰国子女たちにも活路が広がる。企業の中で一気にグローバル化していく。むしろ、日本の企業が発展するのはこの手しかないと思う。日本の文化的な背景は残しながらも、斬新な海外からの空気を取り入れるのだ。すると、英語は本当のコミニュケーションツールとなる。企業が変わり、大学が変われば、あとは簡単だ。高校、中学、小学校と順次変わる。学習指導要綱も見直され、英語嫌いを量産してきた英文法英語からようやく脱却できる時がくる。9月採用が始まり、9月入学が始まるとすると、半年間、半年早まるのか遅くなるのかが問題となる。そのたった半年でグローバルな世界とのリンクが取れるのならば、貴重な半年だと思う。■2017年、新たな外国、日本の登場東大が掲げる5年後と言えば、2017年だ。実質あと4年後となる。4年もあれば学生ならば真剣にTOEFLにトライして留学を視野に入れることもできる。入社時期が緩和されるとカナダやオーストラリアで、半年間(通常1年以内)ワーキングホリデーで語学を習得してから大学へ行く、現地で仕事を見つけるなどと、いろんな人生の選択枝が増えることだろう。日本の官僚システムである国家試験などもすべて4月入学の体制なところも影響している。しかし、どこかで調整せざるを得ないだろう。その半年のために、いろんなメリット・デメリットが協議され、国民全体がその意識に動き出す。そのような意識改革の上で政府や国がどう対応するのか、そして政党はどんな票取りのためのマニフェストを掲げるのか?教育関連ビジネスにとって、これはビッグチャンスだ。教育機関は、国際化に関心を向けるだろうし、受験のための受験勉強から本当の意味でのアカデミックな場を求め、企業側も少子化時代の優秀な人材をさらに欲する。予備校も単なる受験対策だけでなく、グローバル人材育成の素地を作る教育に目覚める。その中で「英語」は一番影響を受ける。英語によるコミュニケーション、そしてスキルやツールだけではなくグローバル人材育成の重要性がさらに重要となる。2017年、新たな外国としての日本が登場するのだ。■TOEICテストは最初の試金石にすぎない。テストの主体は受動的な「リスニング」と「リーディング」だ。英語コミュニケーションにおける、能動的な「ライティング」や「スピーキング」は残念ながらメジャーなテストではない(TOEIC スピーキングライティングテストというのがあるが…)。また、TOEICでは、過去の問題集を、かつての受験テクニックで丸暗記するだけで800点までは取得できると言われている。さらに、4択のマークシートなので、どれかにチェックを入れれば1/4の確率で250スコアは取れてしまう。必ずしもTOEICテストのスコアで英語が使えるという判定にはならない。しかしだ、今までの「英文法」というすべての学生に言語学者のような知識を求める勉強のやり方よりは実践的な事は確かだ。そのために時間を浪費してきたことを、もっとヒアリングやリーディングに置き換えることだってできる。英語を理解するための英文法を覚えるのに「関係代名詞」や「分詞構文」といった漢字を、どれだけボクたちは、覚えてきたのだろう。もうこれ以上、英語嫌いを量産する仕組みで未来の日本を苦しめるのはヤメにしたい。ということで、また来週!文/Paul toshiaki kanda 神田敏晶神田敏晶 KandaNewsNettwork,Inc.代表取締役 ビデオジャーナリスト / ソーシャルメディアコンサルタント神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピューター雑誌の編集とDTP普及に携わる。その後、 マルチメディアコンテンツの企画制作・販売を経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。1999年に米国シリコンバレーに進出、SNSをテーマにしたBAR YouTubeをテーマにした飲食事業を手がけ、2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬を経験。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日英語学習サービス「iKnow!」を運営するセレゴ・ジャパンは、「TOEIC600点を目指すユーザーの苦手英単語・熟語トップ10」を発表。データは2011年1月27日~2012年10月8日にかけて、同サービス利用者7万8,453人の回答を分析して算出した。今回、調査対象となったのは、600点向けランキングは「TOEIC 600点を目指せ!」シリーズの利用者5万2,020人。800点向けランキングは、「TOEIC 800点を狙え!」シリーズの利用者2万6,433人だった。まず、TOEIC600点を目指すユーザーが苦手な英単語・熟語の1位となったのは「cautious(慎重な)」。2位は「push for(~を得ようと努める)」、3位は「live up to(~に応える、沿う」だった。特徴的なのは、トップ10のうち、半分以上を句動詞が占めていること。また、もう一つの傾向としては、形容詞と副詞が多いことも挙げられる。同社は句動詞の習得が困難な理由について、「知っている単語が邪魔をするから」と解説している。3位の「live up to」は句動詞だが、最初に「live」の意味を考えようとすると、「~に応える、沿う)」という答えにはたどりつけないという。続いて、TOEIC800点を目指すユーザーが苦手な英単語・熟語を算出したところ、1位となったのは「pull off(~を成し遂げる、成功する)」。2位は「pass up(機会などを見送る・逃す)」、3位は「straighten out(~を解決する)」だった。こちらも「TOEIC600点を目指すユーザーが苦手な英単語・熟語」の結果同様、句動詞が約半分を占めている。しかし、学習する句動詞で使われる動詞のレベルは高くなってるという。詳細は、目標スコア別TOEIC苦手英単語・熟語ランキングで公開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日TOEIC対策の勉強法を指導するのみならず、TOEICの分析など、17年にわたり研究を行っている東洋英和女学院大学教授高橋基治さん。多くの学生に支持され、TOEICに関する著書も数多い高橋さんに、長年の研究に取り組んできたからこそ知り得るスコアアップのノウハウや、最近の傾向、効果が上がる勉強法などをお聞きしました。――長年TOEICにかかわっていますが、最近の傾向はいかがでしょうか。最近は大手薬品メーカーが新卒採用でTOEIC 730点以上の取得を義務づけたように、グローバルな企業では、かなり高いレベルのスコアを求められるようになりました。以前は就活で必要とされるのは600点でしたが、社会のニーズが730点に移行したことになります。この130点の違いは大きいですね。地方の中堅企業などでも、社員に対し高いスコアの取得を希望しています。実際に仕事で英語を使っているビジネスマンに聞くと「800点以上は必要だと思う」と言いますね。しかし実際どの程度の人が730点取得するかといえば、昨年の受験者では、比較的英語が好きな人、意欲の高い人が受験する公開テストでも730点以下が82%。8割が730点取得できていません。IPテストでは730点以下は93%。730点以上取得できているのは10人に1人いないのです。平均が400~500点ですから、600点取得できていれば、最低限の英語力があるということで履歴書に書けるでしょう。ただし、求められているハードルはもっと高いところにあることを忘れないでください。――高いスコアを目指すには、まず何が必要でしょうか。初級者の場合は、TOEICのスコアが本当に自分に必要か、点数のメリットがあるのかを考えてみましょう。「取りあえず受験」組はモチベーションの維持が難しいですし、スコアも伸びません。多いのは学生が就活を始める直前になって、周囲の友達が就活のために取ろうとしている姿を見て、「取りあえず受験」するパターンですが、これではスコアもやる気もついてきません。何点取得できればこの職業に就ける可能性が高まるとか、どうしてもグローバル企業で海外勤務を経験してみたいとか、スコアのメリットによって自分の将来像がイメージできれば、強い動機づけとなりますし、生活のなかで英語に接触する仕掛け作りもするようになります。まずは必要性、そして必要なら何点必要なのかを考え目標設定しましょう。――初級者はどのように勉強すればよいですか。全体像を知らなければなりませんから、まずは公式問題集を使い、本番のように2時間で200問解いてみます。恐らく最初は最後まで終わらないと思いますが、どの程度の問題の量があるのかを把握できますし、正答数から予想得点が出るので、自分の現在の実力、目標スコアとの差や弱点がわかります。これをやらない人が意外に多いのですが、それでは走ったこともないのにマラソンのレースに出場するようなもの。ちゃんと、一度完走してみることが大切です。それから基礎を学びましょう。多くの人は書籍を購入するのですが、買うだけでは本はスコアには貢献してくれません。一番いけないのが購入するだけで安心し、少し問題を解くだけで満足してしまうこと。これでは本を使いこなしていません。本とどうかかわるかでスコアが伸びるのです。テキストは文字の見やすさなどでなじむものを選べばいいと思いますが、初級者には文法が大事なので、TOEICに特化した中学レベルの文法の本をおすすめします。私は初級者の方には「新TOEIC(R)テスト中学英文法で600点!」というテキストを勧めていますね。これを最低3回、問題を見たら解答がすぐわかるまで徹底して取り組みます。記憶するくらい1冊を短期間に繰り返したほうがいいのです。基礎がないまま公式問題集に取り組んでも、解説の意味がわからないので、ある程度で伸び悩んでしまいます。マラソンでいえばまずはジョギングで基礎体力をつけるようなイメージです。問題と解答を覚え、どのページを開いてもわかるようになれば、次の問題集に進むのです。問題集を1回取り組んだだけでほかの情報が気になり違う教材を買い、それも数ページ解いただけでさらに違う教材を買う、ということをしがちですが、それでは教材にかけた時間とお金の無駄になります。――ほかに教材の効果的な使い方はありますか。おすすめは公式問題集を使いこなすことです。解答を確認するだけでなく、出題の文章も書いてみましょう。TOEICは使われるテーマがいつも似ているのでテーマも頭に入りますし、話の流れをつかむ力や語彙(ごい)力もつくなどさまざまな効果があります。ポイントは、まず日本語で文の意味を理解しておき、それから文の構造を意識して書くこと。これを何度も繰り返すことで、文章を自分のものにでき、語彙(ごい)力や文の構造を見抜く力がつきます。そして音読です。単語をまとまり(チャンク)でつかむことができ、文章を見たときにすぐに意味がわかるようになります。初級者は単語を左から右へ一語一語追っていることが多いんですね。だから時間がかかるし、疲れます。上級者は意味のかたまりをチャンクで追っていくので、早いし、ラクなんです。音読は、語彙(ごい)や文法を取り込め、「話す・聞く・書く・読む」の4技能も向上するという効果があります。声に出した量に比例してリーディング力がつきます。リスニングでは、似た音の識別、例えば「work」と「walk」の聞き取りでひっかかることがありますが、それも声に出すのが少ないからです。自分で言うことができれば聞き取りは容易になります。できれば音声テープと同じ速度で音読しましょう。そのためには単語と単語のつながりを言えなければならないし、消える音は消さなければなりません。英語を聞いていて速くてわからないという人は速くしゃべることもできないんです。バッテイングセンターで、球速90キロで練習している人は120キロのボールを打てないでしょう。逆に、120キロで練習している人は90キロのボールは止まってみえるかもしれません。それと同じことです。――教材の選び方にはポイントがありますか。公式問題集とTOEICに特化した教材がいいでしょう。目指すスコアにもよりますが、600点を目指すなら問題を総括している塚田幸光先生の教材がおすすめです。各パートの攻略方法が書いてあり、問題の見方を教えてくれます。公式問題集を解き、別の教材でポイントを知り、また公式問題集に向かうと、見えないところが見えてきて、勘が働くようになります。TOEICに関係のない教材を使ってもあまり効果はありません。英字新聞の時事的な記事も、800点を超えるような人には有意義ですが、TOEICはあまり時事に関係する問題は出題されないので、試験対策としては必要ないでしょう。――TOEICの問題に傾向があるということでしょうか。TOEICはテストである以上、ルールがあり、似た型・テーマが出るのがお約束なのです。ですから公式問題集を繰り返すことで、質問と選択肢を見るとどのようなパターンかわかってくるんですね。例えるなら、手品のタネ明かしと一緒です。タネを知っていれば問題の手口が容易に見えてきます。質問に「most likely」とあれば「恐らく」という意味なので「ズバッとは言いませんよ」というサインです。つまり、関係のある単語や語句を最初で言うか、それらを文全体にちりばめていますよ、という合図。文章全体を追ってようやく「ああ、ここはレストランなのか」「ホテルなのか」と場所がわかるような文章だったり、「受付係だったのか」「旅行代理店の人だったのか」と人物が特定できるということですから、こういう難しい問題に初級者は安易に手を出さない方が無難ですよね。また、「男性は何を提案していますか?」という問題の場合、「『提案』がある」のだと既に教えてくれているわけですから、「why don’t you~」や「You should」などと聞こえてきたら耳をすませればいいのです。選択肢を見ればそこに答えが書いてありますから。リスニングで質問に関連した単語が聞き取れても、選択肢にそれがない場合もあります。例えば設問文で「architect (建築家)」という単語が聞き取れたが、選択肢にその単語はなく、「building designer」に言い換えられているようなケースです。音声では「The power was out. (停電していた)」だったのが選択肢では「There was no electricity.」になっているとか。この言い換えに瞬時に気がつくかどうかが、730点を超えるか超えないかの違いです。公式問題集に取り組んでいると、こういうパターンがわかってきます。英語力があるのにスコアが伸びない人はすべての問題に同じエネルギーを注いでしまいがちですが、TOEICは難易度が一問一問違うので、難しい問題はスルーし、易しい問題を落とさないのが大切です。全問正解はしなくていいのですから。リスニングならパート1は10問のうち8問正解すればよく、パート2~4は30問中20問取れれば730点は達成できます。――英語が楽しく上達できるコツはありますか。この人のように英語が喋(しゃべ)れたらいいな、というお手本を一人見つけることです。できれば自分と同じ性別で、声質や音域が似ているといいですね。海外のスターでもYouTubeなどでいくらでもインタビュー動画などを見ることができますから、その人になった気分で同じように喋(しゃべ)る練習をするのです。そうすれば英語特有の間や、アクセント、イントネーションなどもつかめるようになります。僕は80年代に『ベストヒットUSA』で司会をしていた小林克也さんにあこがれましたね。当時、彼は洋楽最前線で、番組で欧米のヒット曲を紹介したり、マドンナなどの大物シンガーが来日するとインタビューをしたりしていました。見かけは全くの日本人なのに海外のスターとも対等に話せるほど英語が堪能なので、一時は克也さんのようなDJやナレーターを目指しました。今も、ノラ・ジョーンズなどにインタビューしてみたいですね。バンドでコピーをしていたくらいビートルズも好きだったので、ポール・マッカートニーともぜひ直接話をしてみたいです。英語ができると楽しみが広がるんですよ。――仕事で英語を使う機会のあるビジネスマンにアドバイスをお願いします。ビジネスマンはこれから英語でプレゼンをする機会が増えると思います。ですからYouTubeで、様々な分野の人物がプレゼンを行うTEDというサイトを見て練習してもいいでしょう。また、良いプレゼンの見本としてガー・レイノルズ氏もおすすめします。言葉と映像の両方を上手に使いますから、右脳と左脳の両方に入ってくるんです。TOEICで自分が必要なスコアを取得したら、あとはスコアを伸ばすことを目指すのではなく、プレゼンのスキルを磨くことが大切です。これがあれば営業スキルが上がりますし、いいプレゼンは商品だけでなく自分も売り込めます。英語でプレゼンができれば、さらに可能性が広がります。世界に自分がつながっていける。考えただけでもワクワクしませんか?■お話を伺った人高橋基治さん。サンフランシスコ大学大学院修士課程修了。東洋英和女学院大学教授。TOEICに関し、17年に渡りTOEICの研究を行い、授業のほか講演活動、著作などでTOEICの得点を引き上げる効果的な勉強法を伝授。ノウハウの豊富さと熱い指導で高い人気を誇る。■著書聞いて覚える英単語キクタンTOEFL(R) TEST イディオム編(アルク) 新TOEIC(R)テスト スーパー模試600問(アルク) TOEFL(R)テストリーディング・リスニングの解法基礎編(アルク) TOEFL(R)テストリーディング・リスニングの解法応用編(アルク) 『これ、英語でなんて言う?』(中経出版)※10月末発売予定 『TOEIC(R)テストムダな勉強はやめなさい! がんばっているのにスコアが伸びない人のための最速最短学習法』(小学館) 『TOEIC(R)テスト本番攻略模試』(学研/共著)他多数【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日英語コーチとして、これまで2,000人以上を指導してきた金井さやかさんは、海外留学経験なしに、英検1級に合格し、TOEICで990点(満点)を取得する卓越した英語力を身に付けたと言います。「RとLの区別がつくようになったのは、20代半ばを過ぎてから」という金井さんにTOEIC対策法について、また、金井さんが英語力を飛躍的に伸ばすきっかけとなった「耳読書」について、お話を伺いました。──TOEIC学習のモチベーションを保つためにはどうすればいいでしょうか。モチベーションは潮の満ち引きのように変化するもの。波があるのは当然です。それを知るだけでも少し気持ちが楽になりませんか?いつも最高の状態をキープするのは不可能で、モチベーションは落ちることがあって当たり前です。モチベーションを上げる方法はいくつかあります。まずは必要性を高めること。お尻に火がつけばやるしかありません。私のTOEIC初受験の時がまさにそうでした(笑)。また、やるべきことが絞れて、何をやらなくてもいいかがはっきりした時にもモチベーションが上がります。例えば、TOEIC受験を2カ月後に控えている人が、字幕を見ずに映画を見られるようにトレーニングする必要はありません。タスクを細分化させ、やるべきことが見えてくる──「これは必要だけど、これはやらなくていい」ということがわかってくると、自然とモチベーションが高まります。あとは、英語を自分の楽しみとリンクさせることです。「楽しむ」ことは、英語に限ったことではなく、とても本質的なこと。好きなサッカーの試合なら、時差を気にせずリアルタイムで見たいなど、好きなことや自分の興味のあることなら、眠くても、疲れていてもやめられないことってありますよね。それを英語に絡めるんです。好きなことは習慣化しやすく、苦労なく続けられるものです。──TOEIC受験のための準備期間はどのくらい必要でしょうか。「準備はずっと、対策は直前」と、私は分けて考えています。英語の勉強は一生もの。英語のプロの方であればあるほど、自分の足りないところがわかるので、英語との付き合いをやめません。毎日、英語に触れることが大切です。インターネットが発達した現在は、一昔前よりも英語の世界に触れることが習慣化しやすくなりました。ネット上には一生かかっても読み切れないほどの英語の記事が毎日、更新されていますから、興味をひかれる記事も見つかるはずです。まずは、自分の生活サイクルの中に、英語に触れることができる時間を確保するようにしましょう。新しい時間を作るというよりはスキマ時間に入れていくのがいいと思います。通勤中に、2分間、時間が空いたら、スマートフォンに同期させておいた番組をチェックしたり、15分あったらオーディオブックを聞いたりするなど、わずかな時間でもできることはたくさんあります。時間が空いたら何をやるか、あらかじめ準備しておくことも大切です。時間ができてから何をやるか考えても、考えているうちに時間は過ぎてしまいます。2分だったらこれ、15分だったらこれと、やることを決めておきましょう。私の場合、15分空いたら海外ドラマを見ます。15分で全編を見るのは不可能ですが、15分のスキマ時間が4回あれば、それで1時間になります。──具体的に、TOEIC受験の直前対策としてはどのようなことが有効でしょうか。試験直前に勉強して効果があるのは単語。リスニングと例文とともに覚えると、英語力は格段にアップします。また、基本的なことですが、自分のレベルと取りたいスコアを確認しTOEICの問題形式に目を向けること。TOEICの問題には傾向があるので、問題集などで傾向をつかみましょう。例えば、TOEICに、「専制君主」という単語はまず出てきません。問題集選びは自分のレベルに合ったものを選び、ほかの人の評価に振り回されないことを心がけてください。もし失敗しても、問題集は1冊1,500~2,000円程度。1冊くらい失敗したからといって、それで人生終わりではありません。1冊の中に、ひとつでも役に立つことが書かれていたらもうけものだと思っていいくらいの気持ちが大切です。また、自分の状態を知ることも大切です。何をどうしたくて、TOEIC対策をするのか、考えてみてください。どの程度、時間があるかもそうですし、満点を取りにいくのか、600点を取りにいくのかによって対策法は違ってきます。同じ600点を目指すにしても、リスニング300点、リーディング300点で600点を取ろうとしているのか、350点、250点で行くのかによっても対策法は異なりますが、はっきり答えられる人はなかなかいません。自分にあった問題集、自分なりの勉強法、対策法を見つけましょう。TOEICは、ロッククライミングのように一番急な斜面を登らなければだめだと思われがちですが、その前後左右にも空間は空いているんです。──これまで2,000人を超える人に英語を指導してきた金井先生から見て、TOEICのスコアが一気にアップする人の共通点はありますか。はい。迷いを断ち切って、問題集を絞り、その問題集を徹底して、3周、4周繰り返したあとに、急激にスコアを伸ばす人が多いですね。問題集は、文法だったり、単語集だったり、2週間程度で1周できるシンプルなものがいいでしょう。初回から完ぺきでなくてもいいんです。具体的な方法としては、まず1周目は、わかっていること、知っているけれどあいまいなこと、まったく知らないことを分類します。その中で、スコアアップのカギとなるのは、「知っているけれど、あいまいなこと」。単語を例にとると、見たことがあるけれど意味が思い出せず、正解を知ると、「ああ、そうか」となるものです。それを中心に勉強しましょう。まったく知らない単語は後回しで構いません。2回、3回と繰り返すうちに、初めて見た単語がやがて「知り合い」へとグレードアップしていきます。──900点以上を目指す上級者へのアドバイスをお願いします。言うならばTOEICのレベルを超えるような力で「穴」をなくしていくことです。990点(満点)を取っている人は、990点を取りに行っているのではなく、1,500点を取れるような、言うならばメーターが振りきれるような力で満点を取っているものです。そのためには大量の英語に触れること。苦行である必要はありません。ご自分の好きなことで、英語に触れればいいんです。また、中華~上級者の方には英語音声を聞いて書き取る、ディクテーションをお勧めしたいですね。頭の中で英語を再構築しなければならないので、かなり力は付きます。TOEICのリスニングセクションの、パート1から3をイメージしながら書き出してみましょう。“Have a nice day”が「ハバナイスデイ」と聞こえるリエゾン(連音)に慣れる効用もあります。パート3、4の会話やナレーションの部分を、ナレーターと同じ速さで発音してみるのもいいでしょう。900点以上の人にとってもなかなか難しくて、自分が録音したものを聞き、あまりの下手さにショックを受ける人も多いんですよ。──留学経験のない金井さんは、どのようにして英語力を伸ばしたのですか?留学経験もない、英文科卒でもない、夫も普通の日本人、父親の転勤もない──。ないない尽くしがコンプレックスでしたが、逆にそれがモチベーションになり、今では、“Where did you learn English?”と聞かれるのがおもしろくなりました。私の場合、とにかくたくさん英語を聞きましたし、英語のスピーカーが来る講演会とか、好きな映画は字幕版を見るとか、小さい習慣ですが、なるべく英語を使って人に会う機会をキャッチするように心がけました。ものおじしない人は外国人がよく集まるパーティーやバーなどに積極的に足を運んでみてはいかがでしょう?瞬発力を身に付けるためにも場数は必要です。TOEICで満点を取る人でも、瞬発力がないと、男の人の話をしていても、思わず、“she”と言ってしまうこともあります。学んだことをアウトプットする場所は、お金を使ってでも得た方がいいと思います。学びにいくのではなく、使いにいくという感覚でないともったいないです!学んでおいて、学んでおいて、スクールには使いに行くといいでしょう。──金井さんが推奨されている、「耳読書」についてくわしく教えてください。本に書かれた内容を録音したオーディオブックを聞いて、耳から読書することを、私は「耳読書」と読んでいます。私の場合、耳読書をするようになってから、約1年後に、TOEICのリスニングセクションで満点が取れるようになり、英語のある生活が楽しくなりました。ポイントは素材選び。英語を学ぶためにではなく、自分が英語で何を聞きたいかを重視して選ぶと、無理なく楽しく続けられます。日本語でも勉強するために買った本は読むのが苦痛ですが、自分がおもしろそうだと興味をひかれた本はすぐに読むでしょう?それと同じです。──オーディオブックの素材選びのポイントについて、もう少しくわしく教えてください。レベル的にはちょっと頑張って聞けるものがいいですね。欧米では、オーディオブックが発達していて、あらゆるジャンルのものが音声化されているので、選択肢はたくさんあります。『はらぺこあおむし』(The Very Hungry Caterpillar)などの絵本から始めてもいいでしょう。臨場感たっぷりに話してくれるので、大人でも楽しいですよ。絵本が幼稚に感じるなら、日本語で読んだことのある本の英語版に挑戦してみるのも手です。私にとっては、大きな飛躍のきっかけとなったのは、『ハリー・ポッター』シリーズでした。映画化される前から、私の頭の中で、ハリー・ポッターは空を飛んでいたんです(笑)。とにかく、自分が興味をひかれる、頑張らなくても楽しく続けられる素材を探すことです。パーキンソン病発病後のマイケル・J・フォックスが朗読しているものなど、政治家やスターの自伝などを著者自身が朗読しているものもあります。素材によって声が違いますから、さまざまな素材に触れているうちに、聞き取ることができる英語のストライクゾーンが広がっていくという効用もあります。──リーディングの対策法についても、教えていただけますか。耳読書で、リーディング力も上がります。TOEICのリスニング問題の文章よりも長く、早いオーディオブックの英語を前に戻らず聞き取らなければならないわけですから、処理スピードは自然と上がります。単語が2、3個わからなくても、全体像で理解する習慣も身に付きますから、英文を語順のまま、前から理解する感覚は読解にも役立ちます。英語の勉強は、複合的なものです。リスニングだけやってリスニングだけ力がつくということはありません。何かをやれば、それに引きずられるようにして、必ず総合力はついていきますので「楽しむ」気持ちを忘れずに学習に取り組んでください!金井さやかが選ぶ英語オーディオブック■お話を伺った人金井さやか氏。英語コーチ、講師トレーナー、パフォーマー(パントマイム)。留学経験なしで英語力を付け、英検1級、TOEICテスト990点(満点)を取得。日本人が弱点を克服して話せるようになるように、現在までに子どもから大人まで2,000人以上にコーチを行ってきた。現在は、子育てをしながら、英語指導、学習情報を発信。各種メディアへの寄稿も多い。■著書・国内でTOEICテスト990点―留学しなくても英語力は伸ばせる!(中経出版/1,470円) ・英語は耳読書で学べ(中経出版/1,680円) ・TOEICテスト満点コーチが教えるビジネス英語(中経出版/1,470円) ・英語の授業では教えてくれない 自分を変える英語(野村るり子・金井さやか著/講談社インターナショナル/1,260円)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日勤務先のニーズや自らのキャリア形成のため、TOEICを受け続ける人は多いでしょう。さらなるスコアアップに向けたお勧めの勉強法とは?神田外語大学で専任講師を務めるTOEIC対策のスペシャリスト神崎正哉氏に読者のレベル別に解説をしていただきました。――神崎先生は自ら運営するブログでTOEIC対策のさまざまな勉強法を紹介しています。スコアアップのために何をすべきでしょうか。TOEICに向けてとるべき対策は、その人のレベルや状況によって変わってきます。例えば『いつまでたっても400点台から抜け出せない』という方は英語の基礎力が足りないと思います。TOEICをやる前にまずは中学校レベルの基本的な文法や語彙(ごい)を固めるのがよいでしょう。同時に易し目のリスニング素材を使って、英語の音の聞き取りの練習もしてください。また、極端に点数の取れないパートがあるという人は、自分の苦手なパートのトレーニングを集中的に行って、苦手意識を克服するというのも一つの手でしょう。逆に得意なパートをさらに伸ばすという手もあります。自分の好きなパートの方が楽しんで出来るので、モチベーションも上がります。それに引っ張られて苦手なパートも伸びてくるということもあります。自分の性格に合ったやり方を選んでください。「英語は昔から得意」「英語圏の大学に留学していた」「海外勤務の経験がある」というような英語力の高い人はTOEICの問題集を解いて、問題形式になれるだけで高得点が期待できます。――では、初学者向けのお勧めのメソッドを分野別に教えてください。まず、TOEICの後半のリーディングから伺います。リーディングセクションで必要なのは語彙力、文法力、読解力です。この3つをバランスよく伸ばすようにやるのがいいですね。単語は中学3年間で学習する1,000語に加え、TOEICでよく使われる1,000語覚えることが必要です。TOEIC頻出語句の覚え方ですが、TOEIC頻出語句を集めた単語帳を使い、1日10個なり20個なり決めて、毎日コツコツ覚えていくというやり方が一般的です。またTOEICの問題を解く過程で出会った知らない単語を拾っていって覚えるというやり方もあります。『TOEICテスト新公式問題集』シリーズ(TOEICを主催するETSが作成した問題集、以下『公式問題集』)はTOEIC頻出語句の宝庫ですから、問題を解く練習をした後、英文問題中の知らない語句を覚えるようにすれば一石二鳥です。単語の覚え方ですが、単語カードを使うというのも有効な方法だと思います。表に単語や例文を書き、その裏に意味を書く。そして表の英語を見て意味が浮かぶかどうかチェックする。単語カードを使うと覚えた単語のカードは外して、覚えられていないものだけ繰り返すという調整が可能ですので、効率的な反復練習ができます。覚えて忘れて覚えて忘れて、というのを何回も繰り返すうちに記憶に定着して行きます。単語カードは持ち運びが楽なので電車の中やちょっとしたすき間時間ができた時、使えるので便利です。それから声に出して覚えるとよく記憶に残るということもあります。単語やフレーズ、例文を声に出してみてください。覚えやすいと思いますよ。あと手で書いた方が覚えられるという人もいます。試してみてださい。声に出しならがら手で書くなんていう組み合わせ方式も効果があるでしょう。自分に合ったやり方を見つけてください。どんなやり方でも大切なことは反復練習です。一度覚えても放っておくと忘れてしまいます。復習を必ずしてください。それから単語単体で覚えるのではなく、フレーズや例文で覚えるようにしてください。その方がTOEICでも役立ちますし、実際に英語を使う際も役立ちます。文法に関しては、中学英語レベルでTOEICのPart 5、6に出題される文法問題の9割以上はカバーできます。ただ、400点台の人には中学校で習う英語がきちんと身についていない場合が多いです。中学英語に不安がある人は『中学校3年間の英語を10時間でやり直す本』などを使って、中学英語がマスターできているか確認してみてください。昔、高校や大学の受験などで一生懸命勉強した経験のある方は、そういったことは必要ないでしょう。TOEICの問題をやれば昔の感覚を呼び起こせるはずです。単語学習とは違い、文法はまとまった時間を設けて一気に勉強するの可能です。――リスニングではレベルを問わず、「とにかく声に出すこと」を推奨されているそうですね。とにかく英語を聞いて、声に出してください。使う素材は何でもかまいませんがTOEICを目指して学習を進めているのであればTOEICの教材を音読の素材に使うのがよいでしょう。例えば、『公式問題集』の模擬問題を解いて、答え合わせをした後、音声CDを使って音の練習ができます。Part 1、2は文が短いので、聞いて繰り返すListen & Repeatの練習に適しています。聞こえた通りまねして声に出す練習を重ねることで英語の音のパターンを体に染み込ませることができます。英語の音のパターンがマスターできるとリスニングがしやすくなります。Part 3の会話とPart 4のトークは、暗唱の練習に使ってください。問題を解いて答え合わせをしたら、まず知らない語句や文法のチェックをして意味が理解できている状態にしてください。そして一文ずつListen & Repeatをして音を正確に出せるか確認してください。そうしたら同じ会話・トークを10回、20回、30回と繰り返して音と一緒に丸ごと覚えてください。この練習には利点がいろいろあります。まず、TOEICのPart 3,4で出題される会話・トークはパターンが決まってきます。『公式問題集』中の会話・トークをたくさん覚えていると、本番で似たような会話・トークに当たる可能性が高くなります。自分が暗唱したものを同じような会話・トークは聞いて理解するのが容易です。20~40くらい暗唱しているとかなり有利になります。また、会話・トークを暗唱して英語のデータベースが頭の中に出来ると、実際に英語を使う際にも役立ちます。特にPart 3の会話は英語圏で暮らして仕事をする人が遭遇するであろう場面設定でのものがほとんどですのでそこで使われている言い回しなど、覚えておくと実用的です。さらに会話・トークを丸ごと覚えることで『英語の回路』ができてきます。暗唱している会話・トークは意味が分かっている英語なのでいちいち日本語に訳さなくても意味が取れます。英語を英語のままで理解できるのです。そのような会話・トークが増えることで英語の感覚が身に付き、『英語の回路』が徐々にできてきます。それに合わせて総合的な英語力も伸びていくでしょう。――本番で約700点前後をマークし、さらなるスコアアップを目指す人にはどんな勉強がお勧めですか。一口に700点と言っても、そのスコアをどのように取ったかによって以後の勉強方法も違ってきます。例えばあまり勉強をせず、最初に受けた試験でそれくらいの点数が取れた方は、『公式問題集』をやって試験形式や問題の問われるポイントに慣れるだけで900点台に届くかもしれません。逆に、必死にTOEIC対策をした末にやっと700点が取れたという方は、もうTOEICの問題形式や問題パターンは熟知しているので、模擬問題を解いても大幅なスコアアップは見込めません。英語力自体を高める必要があります。そこであえてTOEICと関係のない英語に触れてはいかがでしょうか。洋画や英語のドラマ、英語ニュースなどを通して、TOEIC対策の勉強では触れる機会の少なかった本物の英語に接するのも良いかもしれません。また、英会話のレッスンを受けるというのでいいでしょう。方法は何であれ、英語力を伸ばすことが、結果的に得点アップへの近道になるはずです。――900点以上から満点を目指す!そんな方にはどんなアドバイスを与えられますか。900点以上のスコアを既に持っている方は、TOEICの対策本から学べることは少ないと思います。TOEICレベルの問題は9割以上解けるはずなので。必死にTOEIC対策をして700点台を取った方へのお話と共通しますが、TOEIC教材を使うより総合的に英語力を高める訓練が必要でしょう。もっとも、帰国子女の方などで、全くTOEIC対策をせずに900点台をマークした方は、『公式問題集』をやって問題慣れすることで満点が取れるかもしれませんが。――得点を問わず、教材選びのコツを教えてください。『公式問題集』は TOEICの主催者が作ったテキストですから、まず『ハズレ』はありません。今、Vol. 5まで出ていますが、一冊目(Vol.ナンバーなし)と2冊目(Vol. 2)はちょっと古いんで、これから買うならVol. 3、4、5がお薦めです。問題の質的には『公式問題集』が最高ですが、とはいえスコアが400点に届いていない方にとっては、レベル的に難しすぎてしまいます。そもそもTOEICは、初心者から上級者まですべてのレベルの受験者が同じ問題を解くという試験ですので、ビギナーにとっては難しすぎ、ハイレベルな方にとっては易しすぎてしまいます。ですから、本番と同じ難易度の『公式問題集』は500点以下の初級者と900点以上の上級者にはレベル的な面で合わないと思います。それでも上級者は生の素材を使ったりできるのでよいのですが、初心者は自分に合ったレベルの教材を探すのが大変かもしれません。もし現在のスコアが400点以下であればTOEIC Bridge用の教材(『TOEIC Bridge公式問題集』など)を使うのがよいでしょう。『公式問題集』以外の教材を選ぶ基準は、著者がTOEICのことをよく知っているかどうかでしょう。『著者プロフィール』を見て、その著者がTOEICを定期的に受験しているようであれば、ハズレの教材である可能性は少ないと思います。――最近、数多く開催される対策セミナーの活用法を教えてください。セミナーに行くメリットは、仲間ができてモチベーションが上がることだと思います。受講生は皆、TOEICを受けるという同じ目標を持っている。そうした人同士で直接触れ合って、情報交換などを行うことは、勉強のやる気アップに効果があります。モチベーション維持には、『TOEICブログ』を始めるのも効果があります。ブログに学習の記録やTOEICスコアなどを載せると『ブログを書かなきゃいけないから勉強しなきゃ』、『ブログに恥ずかしい試験結果を載せたくないからテストがんばろう』など自分を律することの助けになります。また、同じようにTOEICブログをやっている学習者とコメントのやり取りなどを通して繋がりができていったりもします。そうすることで学習仲間ができて、さらにモチベーションが上がります。――では最後に、TOEICに挑戦する読者にメッセージをお願いします。忘れてほしくないのは、TOEICは受験者の英語力を測る試験だということです。英語力とは無関係にスコアだけを伸ばすことも可能ですが、それではTOEICが英語の試験ではなくなってしまいます。試験対策を通して英語力そのものを身につける。TOEICとは、そういう付き合い方をしていただきたいと思います。TOEICは英語学習に対するモチベーション維持に役立ちます。例えば『今日は眠いから勉強をやめようかな』と思った時、『2週間後にTOEICがあるから、頑張ろう』というように自分を奮い立たせることができます。また結果がスコアという分かりやすい形で出ますので目標の設定もしやすいですし、目標が達成できたかどうかも一目瞭然(りょうぜん)です。英語学習に対するモチベーション維持にTOEICをうまく使ってください。そしてTOEICスコアに比例して英語力も伸ばしていってください。■お話を伺った人神田外語大学 国際コミュニケーション学科 語学専任講師。東京水産大学 (現東京海洋大学) を卒業後、渡英。ロンドンで6年間、英語を学ぶ。帰国後、英会話講師になる。2008年8月2008年8月テンプル大学大学院修士課程(英語教授法専攻)修了。TOEIC 990点の他、英検1級、国連英検特A級、Cambridge CPEなど英語に関わる多数の資格を取得。TOEIC受験者のためのブログ「TOEIC Blitz Blog」運営する。■主な著書・共著・新TOEIC TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990(講談社/1680円) ・はじめての新TOEIC TEST 完全総合対策(IBCパブリッシング/1995円) ・新TOEIC TESTパート3・4特急実力養成ドリル(朝日新聞出版/798円) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日英会話イーオンは、7月18日に同スクール17年ぶりとなる英会話書籍「イーオンのTOEICテスト満点教師11人が教える「超」勉強法」を発売した。同書は、現在全国各地のイーオンに在籍する77人のTOEICテスト満点教師の中から選ばれた11人の人気教師が、これまで授業でしか教えていなかった勉強法を公開しているという。英語に自信がない人や伸び悩んでいる人、満点を目指している人でも、レベルに関係なく活用することができる。CD付き、224ページで価格は1,500円。同スクールでは新刊書籍発売にあわせ、『イーオンに入学して、英語「超勉強法」本をもらっちゃおう』キャンペーンを実施。8月1日~10月2日までの期間に、北海道~沖縄に展開する同スクール251校において、指定のレギュラーコースに入学した高校生以上の人を対象に同書をプレゼントする(期間・エリア限定で行う「おためし英会話レッスン10回」での入学者には、おためし後に継続更新でレギュラーコースに手続きした場合にプレゼント)。また、マイナビニュース読者を対象に、同書を抽選で3名様にプレゼントする。応募は下記ボタンから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日日本でTOEICプログラム(TOEICテスト、TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト、TOEIC Bridge)を実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、個人情報取り扱いの観点からセキュリティーを強化。申し込みの処理スピードを向上するために、2013年度よりTOEIC Bridge公開テストの申し込み方法を一部変更することを発表した。同協会によると、現在の申込書による申し込み方法は第46回TOEIC Bridge公開テストで終了。変更が適用されるのは第47回(2013年6月2日)からで、それ以降はインターネット(PC)を利用しての申し込み方法となる。第47回テスト申込期間は2013年4月1日から4月30日まで。上記方法にて手続きできない場合は、同協会のカスタマーサポートまで問い合わせれば、申し込み方法について案内するとのこと。変更点については同協会の公式サイトでも案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日サラリーマン経験を経て、TOEIC専門講師として講義、執筆などの分野で活躍中のTEX加藤氏。自らを「TOEICオタク」と称する氏は、TOEICテストについて、「勉強すれば、確実に点数をアップさせることができる」と断言します。TOEICテストで13回連続990点(満点)継続中(2012年7月現在)の氏に、最近のTOEICテストの傾向やモチベーションの保ち方、効果的な勉強法について伺いました。――TEX加藤さんが考えるTOEICの魅力とはなんでしょうか。講師になってからは、受験することは仕事の一部となりました。自分のことよりも、教えている生徒さんがスコアを伸ばし、次のステップに進むことが一番うれしいですね。自動車教習所の教官と同じ感覚です(笑)。TOEICの魅力は、勉強すれば確実にスコアが伸びることにあると思います。一夜漬けでは、英語力がない段階で高得点は取ることは難しいですが、勉強すれば確実にスコアが上がります。私の指導経験では、毎日3時間勉強すると、3カ月間で約100点スコアがアップするという結果がでました。つまり、200~300時間勉強で100点もアップすることができるのです。――勉強を継続するのは簡単なことではありませんが、モチベーションを維持するためにはどうすればよいでしょうか。「半年以内に600点を取得する」などといった明確な目的を持つことです。ダイエットと同じで、モチベーションの高さはそのまま結果につながります。「私には難しすぎる」「気が進まないけれど、なんとなく頑張ってみようかな」という気持ちでは続きません。社会人にとってはTOEICで結果を残すことは、ある期間を与えられて成果を出せという「仕事」と同じです。「明日までに900点取りなさい」というのは無謀ですが、一定の期間を与えられて目標とする点数を目指すのは、決して乗り越えられない壁ではありません。また、TOEICは他人との勝負ではなく、自分との闘いです。厳しい言い方になりますが、目標を達成できないということは、仕事ができないことであり、さらに自分に負けたということです。逆に、結果を出せば、自分にとって必ずプラスになるし、目標を達成したことが、次のステップへの大きな自信にもなります。世の中には、TOEICよりも大変なことが山ほどあります。「TOEICごときに負けてはいられない、なんとかして打ち破ってやろう」くらいの気持ちで挑んでほしいですね。――最近のTOEICの傾向を教えてください。より高い英語力が求められるようになってきました。僕はTOEICに必要なスキルは、「英語力×TOEIC力×気力」だと考えていますが、その3つのスキルのなかで、英語力にかかる比重が増えています。特に、パート7の「長文読解」は、ここ1、2年で大きな変化が見られます。以前のように一部しか読まなくても解ける問題が減り、文章全体を読まないと解けない問題が多く見られるようになりました。例えば、レストランの広告に関する問題があったとします。以前は、「土曜日の開店時間は?」というような「部分読み」で解ける問題があったのですが、最近は、「これはなんのための広告ですか」といったような、読みこまなければ分からないことが問われています。――難易度が上がった長文読解には、どのような心構えで挑めばいいのでしょうか。パート7の長文読解を含むリーディングパート(パート5~7)には、75分間という時間が与えられていますが、長文読解に少なくとも50分は時間を取っておきたいですね。初めてTOEICを受ける方が陥りがちなミスが、パート5、6で30分以上時間を使ってしまうということです。これでは長文読解は終わりません。時間が足らずに、実力が発揮できないのは非常にもったいない!大学受験を経験している方は難しい問題ほど配点が高いと思いがちですが、TOEICはどの問題も配点は同じです。目標が600点なら、4割は間違えていいんです。難しい問題に粘って、時間を浪費しないようにしましょう。――TOEICの点数を効率的に伸ばすために、知っておくべきことはありますか。TOEICテストは、出題される語彙(ごい)や文法の範囲が限られています。補助教材は、TOEICに特化したものを使ったほうが効率的です。文法を例に取ると、パート5の短文穴埋め問題は、大別すると10パターンもありません。パート5の40問の設問中、語彙の問題が約15問、品詞の問題が約12問。残り13問は、前置詞、接続詞などに関するものです。単語もアカデミックなものは出てきません。とくに時間に限りのある社会人は、TOEICに特化した信頼のおける参考書を徹底的にやることをお勧めします。――点数をアップさせるための具体的な方法を教えてください。短期間で、確実にスコアを伸ばすことができるのはリスニングです。リスニングに対する苦手意識から、リーディングを中心に勉強する人が多いのですが、TOEICは、計200問中リスニング100問、リーディング100問と、非常にリスニングの比重が高いテストです。また、リスニングの英語はリーディングの英語よりも比較的簡単なので、得点が伸びやすい傾向があります。通勤電車の中では、公式問題集のリスニングのトランスクリプトを縮小コピーしたものを利用するとよいでしょう。音声をイヤホンで聞きながら繰り返し確認することができます。そして、自宅で実際に声に出して読む、さらにスマートフォンなどの録音機能を使って自分が音読・シャドーイングしたものを録音し、問題集についているCDのナレーターと比べてみる。目安としては、文章をすらすら読めるようになったらリスニングセクションで300点程度の実力が身についていると考えていいでしょう。200点台の人は、自分の音読を聞くと、あまりの下手さにがくぜんとするはずです。シャドーイングを習慣化し、ナレーターのように読めるようになるまで、何度も繰り返すことで確実にリスニングセクションのスコアは上がります。テキストを見ないで正確にシャドーイングができるようになったら400点以上のレベルです。――最後に、スコアアップを目指し、TOEICに取り組んでいる方にメッセージをお願いします。自分が成功するイメージを描いてください。達成したときに、どういうことが起きるのか。そうしたらこんなに楽しい世界が広がる、自分が変わる、と大きなプロジェクトを描いているイメージを持ってください。嫌々勉強しても、モチベーションは上がらないし辛いだけです。勉強が楽しくなるように創意工夫をしましょう。おすすめは、自分がTOEICの世界の住人になったと仮定して、問題文のシチュエーションに入っていく方法。TOEICの世界にはリストラはないし、常に昇給しているし、本を出せばベストセラーで、遅刻しても何も言われません。楽しいですよ。ただ、コピー機は毎回、故障しているか、紙切れしていますけれどね(笑)。TOEICの世界に身を置くことで、「What do you usually do in the weekends?」など、出てきた表現を使ってみたくなります。自然に生きた英語の習得にもつながりますよ。■お話を伺った人TEX加藤氏。1967年大阪府生まれ。ニックネームのTEXは、実家の愛犬の名前から取ったもの。レコード会社のプロモーター、外資系小売業のバイヤーなど、サラリーマン経験を経て、2010年にTOEIC講師に転身。現在はエッセンス イングリッシュ スクール、神田外語学院、明海大学などで、講師を務める。最新の出題傾向を把握し、反映させた授業は人気が高い。独自の視点からTOEICについて語っているブログ「TOEICオタクのブログ」は、多いときには1日1万アクセスを超える。■著書・新TOEICテストBEYOND990超上級問題+プロの極意(アルク/2,310円) ・新TOEIC TEST出る単特急金のフレーズ(朝日新聞出版/935円) ・990点満点講師はどのようにTOEICテストを解いているか(コスモピア/1,575円)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日英語学習のパイオニアでもあるアルクにて、長年にわたり教材編集に携わる大塚編集長。TOEICテスト対策のみならず、ビジネス英語において幅広い知識を持つ大塚編集長に、ズバリTOEICスコア伸ばすポイントを伺った。――TOEICテスト対策について悩む人が多いのですが……。TOEIC対策について悩む人には、2種類のタイプがあると思います。一つ目は、英語検定準1級を取得しているのに、TOEICで点数が取れないパターン。この場合、英語力はあるわけですから、TOEICの問題形式に慣れていないのが原因でしょう。二つ目は、そもそも英語力が全くないパターン。その場合、まず力をつけましょうとアドバイスします。まず、自分がどちらのタイプか判断をしないと、そもそもの攻略法の入り口から間違ってしまうのです。目標に対して今の自分は何点ぐらいなのかを冷静に判断してみてください。もちろんそのためには、まずTOEICを受験してみるのが最適でしょう。そのうえで自分に足りないのはリスニング力なのか、リーディング力なのか、それとも語彙(ごい)力なのかを把握し、弱点を埋めていくことです。――「アルクのTOEICテスト対策コース」を、どのように使えば点数は伸びますか?アルクのTOEIC対策コースには全部で7講座あり、内容によって「スタンダードコース」「テクニックコース」、さらに「スペシャルコース」とカテゴリーに分かれています。「スタンダード」は、総合的な英語力をつける内容になっています。「英語力をつけたら、自然とTOEICスコアも伸びた」という感じです。きちんと学習していただければ、それに伴ってスコアもアップするでしょう。また、最初にお話ししたように、英語検定準1級を持っているのにスコアが思わしくないような方であれば、「テクニック」が良いでしょう。『奪取550点 TOEIC(R)テスト解答テクニック講座』『奪取730点 TOEIC(R)テスト攻略プログラム』などは、ある程度英語が話せて、直近で海外赴任が決まっていて、決まった期間内にスコアを取らねばいけない方などに向いています。まさしく攻略法を磨くためのテキストです。「スペシャル」は、主に900点超レベルを念頭においている方向けです。このコースでは、実際に英語圏で生活しているかのようなタスクが用意されています。例えば、会議があるので場所を設定しろと上司から命令される、条件が提示される、それをスムーズに実行するにはどうしたらよいか、のような具体的なタスクを全て英語で行います。ですから、受講生の方のから「勉強している感じがしないまま、楽しみながら終わりました」というご感想をいただきます。もちろん、ある程度の英語力をお持ちだからだとは思いますが、文字通り「使える英語」を身につけていただいています。――社会人のための英語教材作りにおいて工夫した点を教えてください。内容はもちろん、こだわりは細部にあるのですが、実は、テキストの表紙デザインも、かなり追究して制作しています。通信講座のテキストって、タイトルが分かればいいじゃないかぐらいの表紙が多いと思います。でも、アルクの場合はビジネスマンの方も意識し、電車の中で開いても、何の本なのかすぐに分からないようなおしゃれなデザインにしています。例えば470点レベルだと、電車の中で「あの人470点レベルの教材をやっているのか」と分かるのはイヤですよね。「使いやすいテキスト」とは、そういう面も意識して作成しています。それから、楽しみながら勉強が進められることにもこだわりをおいています。誰でもモチベーションが下がってしまうときがあると思いますが、アルクの講座では、楽しんで勉強する仕掛けがたくさんあります。その一つに「アルコムワールド」という英語学習者のためのコミュニティーサイトがあるのですが、書き込みを読んでいるだけでもためになりますよ。行き詰まったときの悩みや、学習者の日記など読んでいるだけでも励みになります。登録は誰でも可能なので、英語を学習されている方は、ぜひのぞいてみてください。――上手に講座を活用する方法はありますか?まず、TOEICテストというのは英検と違って、初心者用に問題がやさしくなっているわけでもなければ、上級者用に難しくなっているわけでもありません。つまり試験本番では、スコアの高低関係なく同じテストを受験しているわけです。ですから、まずは自分の実力と「自分に何が必要なのか」を把握し、それを補強できるコースを選ぶのが良いと思います。各コースは、そのスコアを目指すにあたって一番補強すべき点に重点を置いてカリキュラムが組まれています。ですので、そこをクリア・増強するのが目標スコア到達への近道と言えます。コース名に「470点」とついていても、あくまでも目安であり「470点しか取れません」というものはなく、さらに高いスコアが取れる方が何人もいらっしゃいます。ぜひ、ご自分の補強点と目指すスコアに合ったコースをご選択ください。お電話やメールで講座選択のアドバイスもしておりますので、もし迷われたらお気軽にご連絡いただければと思います。また、WEB採点サービス「テストコ」がおすすめです。テストコでは、テストを提出するだけでなく学習管理もできるようになっています。学習プランやテスト提出日のリマインドメールも受け取れ、スケジュールを立てて学習しやすくなっています。また、従来の郵送方法ではどうしてもテスト結果がお手元に届くまでに時間がかかってしまい、「ここはどうしてAを選んだんだろう」と忘れてしまうこともあると思いますが、「テストコ」ならウェブでテストを提出すればすぐに正誤が分かるので、ご自分の記憶が新しいうちに復習ができます。一部機能は制限されますが、iPhoneやiPadからもアクセスできるようになっているので、場所を選ばずに確認ができるのも便利ですよ。さらに先ほどご紹介した、コーチやほかの学習者と話せたりするコミュニティー(=アルコムワールド)にもつながっていますので、通信講座の「孤独な戦い」というイメージはなく、もっと便利に楽しく学んでいただけると思います。――最後に、読者へメッセージをお願いします。まず、「夢を持ってほしい」と思っています。アルクが提供しているのは教材ではなく「英語力」です。だからこそ「勉強をしてください」ではなく「夢を持ってください」。英語力の先に自分は何を求めているのかというところを、常に見ていただきたいです。ぜひ、アルクで身につけた英語力という「成果」をフル活用して、夢を実現してください。個人的には、学習された方が英語力をつけて世界観を広げ、ご自身のライフスタイルをより充実させていただけたら、本当にうれしいですね。■お話を聞いた人アルク 英語教材編集部編集長 大塚智美 同社タイムマラソン編集部、留学編集部、イングリッシュジャーナル編集部などを経て現職。「英語が分かった、通じたという喜びを一人でも多くの方に」が編集信条。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日日本でTOEICプログラムを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会は、2013年度から4月の試験日程を新たに1回追加し、TOEIC公開テストを年10回実施することを発表した。2013年度は、4月、5 月、6月、7月、9月、10月、11月、12月、1月、3月の実施となる。2011年度の、同テスト総受験者数は227万人。2010年度と比較すると、約49万人(28%)増加した。このうち、公開テスト受験申込者数は、110万8000名。2010年度比で約20%増で推移している。この結果をうけ同社は、受験者の利便性の拡大を図り、英語能力の向上を支援するため、2013年度からはさらに多くの受験機会を提供することを決定した。2013年4月の公開テストは、4月14日に開催。東京、神奈川、千葉、埼玉、名古屋、京都、大阪、兵庫の8受験地で行われる。申込期間は、2013年2月18日~3月5日。受験料は5,565円。なお、公開テストスケジュールは変更されることがあるとのこと。最新の情報は公式サイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日中経出版は25日、新刊「TOEICテストにでる単600語[600点レベル]」を刊行。かわいい「萌え系」キャラクターと一緒に、楽しく効率よく英単語をマスターする新感覚のTOEIC英単語集という。定価は1,470円。同書は5年間で50回受験したカリスマTOEICブロガー・森田鉄也氏がセレクトした、TOEICテストの入口といえる600語を収録。かわいらしいキャラクターが登場する一方で、本格的な内容も持ち合わせているという。「1日12語、50日完成」のカリキュラムで無理なく続けられ、「コロケーション」で単語のつながりが有機的に身につくほか、「短文穴埋め問題」形式のミニテストを合計200問分収録。実践を交えながら英単語がマスターできる。また、読者特典(Webサイトからダウンロード)の日本語音声は、声優の上坂すみれさんが担当。学習をサポートするコメントや元気になるメッセージが送られ、これからTOEICの勉強をはじめる人への励みにもなりそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日TOEIC(R)を受験する際に、「これだけは抑えておいたほうがいい」という必須単語を集めてみました。毎日複数回更新予定ですので、気軽にチェックしてみてくださいね。Q:以下の単語について、正しい意味をA~Dより選びましょう。(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:B:より優れている意味:1【~より優れている】、勝っている(⇔be inferior to)例文:This car is far superior in performance to other cars.(この車はほかの車より性能がはるかに優れている)いかがでしたか? 単語は英語力の基礎。TOEIC(R)試験本番に向けて、少しでも多く覚えて勝利をつかみましょう!出典:「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」(テキストより抜粋)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月26日TOEIC(R)を受験する際に、「これだけは抑えておいたほうがいい」という必須単語を集めてみました。毎日複数回更新予定ですので、気軽にチェックしてみてくださいね。Q:以下の単語について、正しい意味をA~Dより選びましょう。(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:C:を設立する意味:1〔動〕【~を設立[創立]する】、~を樹立する(≒found, set up)例文:Our company was established in 1967.(私たちの会社は1967年に設立された)2〔名〕establishment:(1)設立されたもの;(the ~)体制 (2)設立いかがでしたか? 単語は英語力の基礎。TOEIC(R)試験本番に向けて、少しでも多く覚えて勝利をつかみましょう!出典:「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」(テキストより抜粋)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月26日TOEIC(R)を受験する際に、「これだけは抑えておいたほうがいい」という必須単語を集めてみました。毎日複数回更新予定ですので、気軽にチェックしてみてくださいね。Q:以下の単語について、正しい意味をA~Dより選びましょう。(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:B:さまざまな~意味:1【さまざま[いろいろ]な~】例文:The store sells a variety of goods.(その店はさまざまな商品を売っている)2〔名〕variety:(同種の物の)寄せ集めいかがでしたか? 単語は英語力の基礎。TOEIC(R)試験本番に向けて、少しでも多く覚えて勝利をつかみましょう!出典:「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」(テキストより抜粋)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月26日TOEIC(R)を受験する際に、「これだけは抑えておいたほうがいい」という必須単語を集めてみました。毎日複数回更新予定ですので、気軽にチェックしてみてくださいね。Q:以下の単語について、正しい意味をA~Dより選びましょう。(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:A:時代遅れの意味:1(1)【時代遅れの】[で](⇔up to date) (2)有効期限が切れて 〔+〕限定用法の場合は、通例out-of-dateのようにハイフンで結ばれる例文:My passport is out of date.(私のパスポートは有効期限が切れている)いかがでしたか? 単語は英語力の基礎。TOEIC(R)試験本番に向けて、少しでも多く覚えて勝利をつかみましょう!出典:「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」(テキストより抜粋)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月26日TOEIC(R)を受験する際に、「これだけは抑えておいたほうがいい」という必須単語を集めてみました。毎日複数回更新予定ですので、気軽にチェックしてみてくださいね。Q:以下の単語について、正しい意味をA~Dより選びましょう。(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:A:効果的な意味:1〔形〕【効果的な】、有効な(⇔ineffective)例文:The Internet is an effective medium for advertising.(インターネットは効果的な広告媒体だ)2〔名〕effect:(1)影響;(原因に対する)結果 (2)(~に対する)効果(on [upon] ~) (3)(~s)個人資産、身の回り品いかがでしたか? 単語は英語力の基礎。TOEIC(R)試験本番に向けて、少しでも多く覚えて勝利をつかみましょう!出典:「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」(テキストより抜粋)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日TOEIC(R)を受験する際に、「これだけは抑えておいたほうがいい」という必須単語を集めてみました。毎日複数回更新予定ですので、気軽にチェックしてみてくださいね。Q:以下の単語について、正しい意味をA~Dより選びましょう。(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:D:する目的で意味:1【~する目的で】、~するために(≒so that ~)例文:We need financial support in order that we may achieve our goals.(目標を達成するために、私たちは金銭的な支援を必要としている)いかがでしたか? 単語は英語力の基礎。TOEIC(R)試験本番に向けて、少しでも多く覚えて勝利をつかみましょう!出典:「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」(テキストより抜粋)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日TOEIC(R)を受験する際に、「これだけは抑えておいたほうがいい」という必須単語を集めてみました。毎日複数回更新予定ですので、気軽にチェックしてみてくださいね。Q:以下の単語について、正しい意味をA~Dより選びましょう。(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:C:多量の~意味:1【多量[相当量]の~】、たくさんの~(≒a large amount of)例文:We’ve spent a great deal of money on the house.(私たちはその家に多額の金を使ってきた)2〔名〕deal:量、額いかがでしたか? 単語は英語力の基礎。TOEIC(R)試験本番に向けて、少しでも多く覚えて勝利をつかみましょう!出典:「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」(テキストより抜粋)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日TOEIC(R)を受験する際に、「これだけは抑えておいたほうがいい」という必須単語を集めてみました。毎日複数回更新予定ですので、気軽にチェックしてみてくださいね。Q:以下の単語について、正しい意味をA~Dより選びましょう。(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:D:を表現する意味:1〔動〕(思想・感情など)【を表現する】 〔形〕(1)急行の、高速の (2)速達便の例文:His eyes expressed his anger.(彼の目は彼の怒りを表していた)2〔名〕expression:(1)表現 (2)言い回し (3)表情 〔形〕expressive:(1)表現[表情]に富む (2)(be expressive ofで)~を表現している、示しているいかがでしたか? 単語は英語力の基礎。TOEIC(R)試験本番に向けて、少しでも多く覚えて勝利をつかみましょう!出典:「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」(テキストより抜粋)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日