ビューティ情報『がん治療中もキレイを諦めない! 女性がん患者を支えるアピアランスケアとは』

2017年2月17日 12:00

がん治療中もキレイを諦めない! 女性がん患者を支えるアピアランスケアとは

特に化学療法による副作用は、体調面での変化だけでなく、外見の変化が起こる人も少なくない。

メディカルメイクアップアソシエーションが実施した調査によると、がん化学療法経験者で外見に変化が生じた人は81.2%。「脱毛(頭皮)」(58.3%)、「脱毛(まつげ、まゆ)」(35.5%)をはじめ、「皮膚の変色 / 色素沈着」「むくみ」「爪の変形」「肌の乾燥・荒れ」の経験者も約3割で並んだ。

土井医師は、化学療法時の肌ケアとして、主に次のような生活指導を行っている。

■生活指導

・保湿
・水仕事、長時間歩行、ジョギングなどの禁止
・入浴(こすらず泡をのせて洗う)
・かゆくてもかかない、かゆいときは冷やしてたたく
・柔らかい衣服で刺激を避ける

このほか、爪の変形・変色のケア、口内炎や味覚障害のケアなど、QOLを下げないための方法を患者に指導する土井医師。がん患者を支えるのは、医師や検査技師、ナースなどの医療従事者だけだと思われがちだが、エステシャン・アロマセラピスト・美容師などによる「アピアランスケア」も重要だと説く。「がん治療を続けるために、そしてモチベーションを維持して治療の効果を上げるためにも、身だしなみは大切です。

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