2014年12月5日 07:00|ウーマンエキサイト

お肌の基本! 正しい洗顔方法を知ってウルウル肌を手に入れよう!

■2.夜の洗顔時間は短時間で。ゴシゴシ洗い、顏磨きクロスはNGお肌はいつも弱酸性に保たれています。それは、お肌の上1平方センチメートルに存在する約100万個もの常在菌のおかげ。代表的な常在菌が表皮ブドウ球菌という善玉菌。

この常在菌達が天然の保湿因子(NMF)を作って、皮膚を潤わせているのです。そして悪い菌が近づこうとすると弱酸性の遊離脂肪酸を分泌して撃退、表皮の環境を守ってくれているのです。

ところが、石けんなどの泡はアルカリ性でできている物が殆ど。洗顔の石けん成分がお肌に長く乗っているとお肌はアルカリ性に傾いてしまいます。


アルカリ性にお肌が傾くとアクネ菌などの悪玉菌が繁殖しやすい環境になり、お肌も乾燥肌、敏感肌になりがちです。洗顔をしたり、お風呂に入ったりするとこの常在菌達は洗い流され90%以上いなくなってしまいますが、約15分でお肌は弱酸性に戻り、常在菌達も12時間後には元通りになっています。

ところが、何度もゴシゴシ洗顔したり、常に合成界面活性剤入りの強い洗顔フォームで洗っていると常在菌はなかなか元に戻ってくれず、お肌もアルカリ性に常に傾いてしまいます。アルカリ性のお肌は細菌感染を起こしやすくなります。

お肌を守ってくれる常在菌達の住みやすい環境を作るにはクレンジングの後の洗顔に必要以上に強いゴシゴシ洗いや、 長時間の泡洗顔は不要です。クレンジング剤の残りを優しく落とす様にさっと洗うだけで十分です。

■3.すすぎの温度は人肌より少しぬるめ、すすぎ回数30回以上を目指しましょうもう一つ洗顔で大事なのが、泡をすすぐときの温度とその回数。冬の寒いときなどは少し熱めの温度ですすぎたいと思うかもしれませんが、熱いお湯は必要以上に大事な皮脂を落としてしまいます。
すすぎの温度は人肌よりも少し冷たいかな、と思う程度がちょうど良いです。

そして、洗顔後アルカリ性に傾いたお肌を中性のお水で素早く中和させお肌を早く弱酸性に戻す為にもすすぎ回数は多目に30回くらいを目安に行うと良いでしょう。

泡が取れたらそれでおしまいではなく、お肌に残っているアルカリ性成分が残らないような気持ちですすぎます。額の生え際、耳の上などはすすぎ残しが多い所ですので、何度もすすぎましょう。

以上、余分な皮脂や汚れだけを落とし、潤いを保つ基本の洗顔方法を守って、お肌のバリア機能を高めてあげましょう。

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