2016年2月19日 07:00|ウーマンエキサイト

冬でも日焼け止めは必要? 意外と知らない正しい紫外線対策

紫外線による老化は加齢とともに加速し、30代以降シミ、しわ、たるみがぐっと身近になります。

目次

・知っておきたい2種類の紫外線
・しわ、たるみの大敵は紫外線「A波」
・冬でも必要な紫外線対策
・日常の何気ない癖にも要注意


太陽の光を浴びた女性

(c)Spectral-Design - Fotolia.com



では紫外線の何が、どのように体に影響するのでしょうか。正しい対策方法とは?

将来の美肌のために、今からできることがあります。

■知っておきたい2種類の紫外線

紫外線は波長によってUVA(A波)、UVB(B波)、UVC(C波)に分けられ、そのうち私たちに影響を与えるのは、A波とB波の2種類です。

A波は物質を通過しやすく、かなりの量が地表に届きます。雲などの影響を受けにくいため、曇りの日も注意が必要。

一方B波は大気層(オゾンなど)で吸収され、太陽から届く紫外線の約1割と少なめですが、肌への作用が強く、夏には短時間でも日焼けによる炎症反応を引き起こします。

また、炎症やシミの原因となるだけでなく、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、体に強く影響をおよぼします。


■しわ、たるみの大敵は紫外線「A波」

地上に届く紫外線の約9割を占めるA波。雲や窓ガラスも通り抜けて肌に届き、蓄積的なダメージを肌に与えます。

B波のような急激なダメージではない分、浴びているという自覚を持ちにくいため、注意が必要です。

A波はB波よりも深く、肌の奥にある真皮にまで侵入して、肌のハリや弾力を失わせ、光老化を引き起こします。

A波は、ハリや弾力の源となるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出す細胞を傷つけるのです。

また、すでにできているメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用もあります。


■冬でも必要な紫外線対策

すでに述べたように、A波は雲だけでなくガラスも通過するので、家にいても油断はできません。

朝起きて洗顔したら、すぐに紫外線防止効果のある乳液を塗る、下地を塗るといった対策を行いましょう。

冬になると、紫外線が大気層を通過する距離が長くなるため、B波は夏のおよそ5分の1にまで減ります。

ところがA波は夏の半分程度になるくらいで、あまり減りません。そのため、冬でも十分な紫外線対策を行う必要があるのです。

最近冬にも日傘をさす人が増えてきたのは、このような事実が知られるようになってきたからかもしれません。UVケアは夏が近づいたら、では遅いのです。

■日常の何気ない癖にも要注意

日焼け止めだけつけたという日でも、就寝までにはクレンジングと洗顔を行ってきちんと日焼け止めを落としましょう。


日焼け止めのオイルやクリームの成分が肌に残ったままにしてしまうと、吹き出物や肌荒れなど、トラブルの原因になる場合があります。


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