PR:アンファー株式会社
プレイヤーとしてさまざまなステージで表現活動を続けている夏木マリさん。そして編集者としてジャンルを超えて事象を編み、多くの人々に伝え続けている軍地彩弓さん。
スタイルのある大人の女性ふたりが考える髪とは?人生とは?
初対面から仕事に対する姿勢に共感しあったというお二人に、いろいろなお話を伺いしました。
表現者にとってのファッション、そしてヘアスタイル
軍地:マリさんとは、私がドラマ「ファーストクラス」のファッション監修に関わらせていただいたときにご一緒したのが初でしたよね。
夏木:ファッションデザイナーの矢野竜子役でがっつりと3ヶ月ご一緒させていただいて。
軍地:あのドラマはファッションショーも本物の演出家が入って、かなりいろいろなシーンがリアルに描けていたと思うのですけれど、中でも私が印象深かったのは、マリさんの役作り。
夏木:いつも何かの役と巡り合うと、その人がどんな人なのかバックボーンから何から何まで徹底的に考え抜くようにしているの。あのときはファッション業界のゴットマザー的な役だったから、それこそ軍地さんと顔を合わせてはファッション談義ばかり(笑)。
軍地:衣装合わせでもマリさんは「黒は黒でもコム・デ・ギャルソンの、あの世界観が滲み出てくるようなものがいいんじゃないか」とか、「年齢やキャリアを重ねている女性だから小物はこういうものが相応しいんじゃないか」とか、いろいろこだわってくださっていましたよね。
夏木:軍地さんは、ファッション業界のプロだから、本当にいろいろ教えてくださって。私もすごく勉強になったし、楽しい出会いでしたよね。
軍地:マリさん、普段はどんなスタイルがお好きなんですか?
夏木:Tシャツにデニム! 髪は、ここのところ家政婦の役が続いた反動で、役が終わった途端にブロンドに戻したの(笑)。ブロンドのほうが洋服が映える気がして。
軍地:マリさんみたいに大人の女性になっても攻めているのって、やっぱりかっこいいですよね。年を重ねると新しいものを取り入れることが減る人がどうしても多くなってしまうから。
夏木:人生一度きりなんだから、洋服もヘアスタイルも楽しみたいの。私は仕事柄、役に合わせなければならないという制約があるけれど、だからこそ、ファッションもヘアスタイルもすごく重要だって思っているの。
プレイヤーにとってのヘアスタイルとは?
軍地:マリさんは、役作りとヘアスタイルには、どんな関係があると考えていらっしゃるんですか?
夏木:役作りは例えば、50才の働く女性の役だったら、子どもがいるのかいないのか、独身なのかパートナーがいるのかいないのか?などの設定をきちんと解釈して、そこから本当に細かいところまで具体的に想像していくの。この人は、ラーメンを食べるときに味噌や豚骨じゃなくて塩を選ぶタイプだなとか、若い頃にビートルズを聴いて育ったな、とか。
軍地:ラーメンの味まで?(笑)細かい!
夏木:そういう履歴書を作り上げていきながら、文字で書かれている人物像に肉付けをしていくの。たとえば旅が多ければ、その人は合理的に髪はショートヘアだろうなとか、そうやって作り上げていく感じ。
ヘアスタイルは、その人がどういう人なのかを語る上で、伝える上で、とても重要だと思う。
軍地:メイクは毎日、簡単に変えられるけれど、ヘアスタイルは一般的にそんなに頻繁に変えないですものね。
夏木:人はライフスタイルに合ったヘアスタイルをしているもの。それは職業だったり、性格だったり、生い立ちだったり、いろいろなことが影響していると思うけれど、そういうことがヘアスタイルには出てしまうものだから。
こだわりのヘアスタイルを維持するためのケアとは?
軍地:髪のためにしていることってありますか?
夏木:ここ数年は、月1回ぐらいのペースでヘアサロンで頭皮チェックをしているの。もともと、毛量も多いほうだし、髪のトラブルってそんなに感じたことがなかったのだけれど、30代の頃だったかな? フケがすごくて、髪に触れるたびに白いものが降ってくるような感じのときがあって。
軍地:女性って年齢によって、肌も髪もカラダもいろいろなことが変わりますよね。気持ちは若いつもりでいても、ある日、突然、衰えていることを自覚させられたり。最近は、いろいろな研究で、女性ホルモンが関係しているってことがわかってきたみたいですけれど、20代をピークに女性ホルモンって減り続けていく一方なんですって。
夏木:今思えばね、いろいろなストレスが重なって免疫力が落ちていて、地肌が乾燥していたのかもなって思うけれど、そのときはわからないのよね。
軍地:そうなんですよね。女性ホルモンが減っていったり、ホルモンバランスが崩れているのも、何か症状が出てから、ハタと考えさせられる感じ。スキンケアも同じですが、自分に合った頭皮ケアを見つけるのが何より大事ですよね。
⇒老けない人のヒミツは「顔」より「頭皮」にあった!!>>>