そもそも「体脂肪」とは?
お腹まわりについた脂肪を落とす方法についてお伝えする前に、まずは「体脂肪」について触れておきたいと思います。
体脂肪とは、文字通り「カラダに蓄えられた脂肪のこと」を言います。
体脂肪には、使われずに余ってしまったエネルギーを「中性脂肪」として脂肪細胞に貯蔵するほか、外部からの衝撃から身を守ったり体温を保持したりする働きがあります。
体脂肪は、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2つに分類されます。
皮下脂肪は皮下組織にみられる脂肪のことで、お腹以外にもお尻や太ももにつきやすく、落としにくいという特徴があります。お腹に皮下脂肪がついているかどうかは、下の写真のようにお腹をつまんでみることで把握することができます。
出典:byBirth
一方、内臓脂肪は内臓まわりに存在する脂肪のことで、皮下脂肪と比べて落としやすいのですが、ため込み過ぎてしまうと生活習慣病を引き起こしやすくなってしまいますので注意が必要です。
健康的とされる体脂肪率の目安は、女性の場合は20~29%、男性の場合は10~19%と言われています。
そのためお腹まわりに脂肪がついている場合は、お腹を十分につまむことができたり、体脂肪率が30%(男性の場合は20%)