2022年4月15日 16:00
タンクトップからハミ出る「脇肉」と“サヨナラ”できる3つのエクササイズとは?
を行っていきます。猫背の姿勢というのは、「胸椎」という背骨上部が強く後弯して肩甲骨が外側に開いた状態なので、肩甲骨を内側に寄せる筋肉である「肩甲骨内転筋群」の筋力が弱くなってしまうからです。
更に、脇肉を解消させるには、「大胸筋を強化するエクササイズ」も合わせて行うようにします。大胸筋を鍛えておくことで胸全体を引き上げることができ、それが脇のたるみの解消につながると考えられるからです。
1.肩甲骨内転筋エクササイズ
出典:byBirth
マットの上でうつ伏せになり、両腕を肩のライン上に広げて親指側を天井に向けます。胸を床から離し、その体勢のまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げていき、上げ切ったところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら床に触れる手前まで下ろす(写真下)という動作を繰り返すことで、肩甲骨内転筋群を強化することができます。15~20回を、1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。
ポイント及び注意すべき点
あくまでも肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げていくようにしましょう。これが肩甲骨内転筋群に効かせるポイントです。
上体を起こし過ぎてしまうと、肩甲骨内転筋群ではなく腰の筋肉に効いてしまい、場合によっては腰への負担が大きくなってしまいます。